JPH0850213A - 集積型光カップラ及びその使用方法 - Google Patents

集積型光カップラ及びその使用方法

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JPH0850213A
JPH0850213A JP6205998A JP20599894A JPH0850213A JP H0850213 A JPH0850213 A JP H0850213A JP 6205998 A JP6205998 A JP 6205998A JP 20599894 A JP20599894 A JP 20599894A JP H0850213 A JPH0850213 A JP H0850213A
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coupler
optical
waveguide
integrated optical
layer
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JP6205998A
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Mitsutoshi Hasegawa
光利 長谷川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 集積化が容易で、プロセスが容易であり、信
頼性、再現性、歩留りに優れた集積型光カップラであ
る。 【構成】 半導体基板5上に構成されたチャンネル導波
路構造に光波の分岐・結合を行なう為のカップラ部3が
構成されている。カップラ部3の導波路層7bは、カッ
プラ部以外の導波路層7aに比べ、導波路の層方向の界
分布が拡がって形成されている。これにより、カップラ
2形成の際のプロセスの自由度が広がり、光波分岐比、
結合効率の制御が容易になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光通信の分野に必要と
される光電子集積回路などに用いられる光半導体素子、
特に集積型カップラおよびその使用法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、交差する光導波路の分岐、結合を
行なう為に、図17、図18に示す様に、導波路110
2の交差部に微細なスリット1101を層方向に形成
し、光の透過、反射を制御するカップラを構成すること
が提案されている。こうした集積カップラの試作例とし
て、十字型の分岐干渉型のレーザが報告されている(例
えば、J.Saltzman et.al.“Cros
s coupled cavity semicond
uctor laser”,Appl.Phys.Le
tt.52,10,pp.767〜769(March
1988)参照)。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記従来例では、カップラとなるスリット1101の先端
部を活性層1105の中央に設定し、光導波光の層方向
の界分布1107を分割することにより、光導波光の結
合効率、分岐比の制御を行うのであるが、加工深さの有
効範囲が活性層1105の厚さで決まり、その有効範囲
が狭い(通常、半導体レーザの場合、活性層は0.1μ
m以下)。また、スリット1101はエッチングによっ
て形成するので、活性層1105の層方向中央付近に制
御するのは困難で、即ち分割比(透過/反射の比)を制
御するのは困難で、再現性、歩留りが悪かった。
【0004】従って、本発明の目的は、上記の課題に鑑
み、波面分割型カップラ形成の際の加工深さ、加工位置
のプロセス有効範囲、プロセスの自由度を広げ、且つ分
岐比、結合効率の制御を容易にし、信頼性、再現性及び
歩留りに優れる集積型光カップラ及びその使用法を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の集積型光カップラでは、チャンネル導波路構造に光
波の分岐・結合を行なう為のカップラ部が構成され、例
えば、カップラ部の導波路層(コア層)が層方向に広が
って(厚く)形成されて波面分割型の分岐・結合を行な
う。
【0006】この様に光カップラ部の導波路層が広がっ
ていることにより、光カップラ部で光波の界分布は広が
り、カップラ部を構成するスリット、エッチング部など
の加工深さのプロセス有効範囲が広くなり制御も容易に
なる。
【0007】より一般的には、本発明の集積型光カップ
ラは、半導体基板上に構成されたチャンネル導波路構造
に光波の分岐・結合を行なう為のカップラ部が構成され
ており、該カップラ部の導波路層は、カップラ部以外の
導波路層に比べ、導波路の層方向の界分布が広がって形
成されていることを特徴とする。
【0008】より具体的には、導波路の層方向の界分布
を広げるために、前記カップラ部の導波路層厚はカップ
ラ部以外の導波路層厚に比べ厚く形成されていたり、前
記カップラ部は埋め込み構造で形成され、該カップラ部
の導波路層はカップラ部以外の導波路層と異なっていた
り、前記カップラ部の導波路層のエネルギーギャップの
値は、カップラ部以外の導波路層のエネルギーギャップ
以上であったりする(エネルギーギャップが大きくなれ
ば屈折率が小さくなり導波路の層方向の界分布が広が
る)。
【0009】更に、前記カップラ部は、微細なスリット
溝が形成されていたり、チャンネル光導波路構造は、層
方向に活性層を含んだり、チャンネル光導波路構造は複
数形成されて交差部を有し、交差部中に光カップラが構
成されて光波の分岐・結合を行なったり、チャンネル光
導波路構造の交差部はX字型、T字型等であったり、光
カップラによるチャンネル光導波路構造間の結合によっ
て複合の共振器が形成されていたりする。
【0010】また、前記チャンネル導波路構造が、前記
カップラ部を成す交差部位を含んで複数形成され、その
うち1組は光増幅領域となり、他の1組は送信部と受信
部の少なくとも一方に接続される様に構成され、分岐、
合流、増幅機能を示す光ノードを構成していたりする。
【0011】本発明の集積型光カップラを用いる光送受
信機では、端末装置からの信号をもとに発光デバイスを
駆動し、光信号を出力させる機能と光検出部からの電気
信号を再生中継して、端末装置へ送る機能を持つ制御部
と、電気信号にしたがって光信号を発生する発光デバイ
スから出力された光信号を増幅する半導体光増幅器と、
光信号を電気信号に変換する光検出部と、光検出部へ入
力される光信号を増幅する半導体光増幅器と、前記集積
型光カップラから構成されることを特徴とする。
【0012】更に、本発明の集積型光カップラを用いる
光バス型LANでは、前記の種々の態様の集積型光カッ
プラ、前記光送受信機をそれぞれ少なくとも1つ含むこ
とを特徴とする。
【0013】
【実施例】図1は、本発明による第1の実施例のデバイ
スの上面図であり、同図において、1はリッジ導波路、
2はカップラとなる微細スリット、3はスリット2の形
成されたカップラ部である。
【0014】図2は図1のA−A´断面図(左右方向に
伸びる導波路1に沿った断面)であり、同図において、
4、10は上下面に形成されたAu電極、5はn−Ga
As基板、6a、6bはn−AlGaAsクラッド層、
7a、7bはGaAs活性層、8a、8bはp−AlG
aAsクラッド層、9はp−GaAsキャップ層であ
る。図2に示す様に、スリット2の加工先端は層方向の
界分布11bの中央付近までとし(即ち、界分布11b
の中心が位置する活性層7b部分まで)、積層方向の波
面分割を行なっている。
【0015】この様に、カップラ部3の導波路層7bを
厚くすることにより、スリット2の加工深さの有広範囲
が広くなり、且つカップラ部3での界分布11bが、カ
ップラ部3にに入る前の界分布11aよりブロードにな
っている為、分岐比の制御が容易となる。この様なスリ
ット2の形成には、集束イオンビーム(FIB)による
エッチング、反応性イオンビーム(RIB)によるエッ
チングなどの微細加工技術が利用できる。
【0016】図3と図4は、第1実施例のカップラを複
合共振器の一種である干渉分岐型レーザの構成に用いた
適用例を示す。十字に交差するリッジ型導波路1が形成
され、夫々の導波路1の外側の導波路端1aはへき開面
で形成されるミラーとなっている。リッジ上部には電極
4が、図3に斜線部で示すパターンで形成され、活性層
7bへの電流注入を可能としている。図4には、図3の
C−C´線に沿ったリッジ部の断面構造が示されている
(図2の符号と同一のものは同一の部位を示す)。
【0017】図3のデバイスは、縦方向と横方向の共振
器がカップラ2を介して相互に結合している構成となっ
ている為、複合の共振器型のレーザを形成し、発振スペ
クトルの単一縦モード化及び安定化を図ることが出来
る。
【0018】次に、本例の作製プロセスを説明する。先
ず、n−GaAs基板5に分子線エピタキシー法(MB
E法)等でn−クラッド層6aからキャップ層9までエ
ピ成長を行なう。次に、スパッタ蒸着等によりSiO
膜を全面に堆積した後、フォトリソグラフィーとエッチ
ングによりカップラ部3となる部分のみをRIBEによ
り基板5付近まで加工する。更に、リッジ上部に残って
いるSiO膜をマスクとして、LPE法等でカップラ
部3のエッチングされた部分に高抵抗のn−AlGaA
s6b、導波路層GaAs7b、p−AlGaAs8b
を選択成長して平坦化する。
【0019】更に、フォトリソグラフィーによりリッジ
導波路パターン(十字パターン)を形成し、RIBEに
より、リッジ導波路1を加工する。更に、SiO膜1
2を全面に堆積し、リッジ上部のp−GaAsキャッ
プ層9の頭出しを行う。最後に、基板5の研磨を行なっ
て上下両面にオーミック電極となるAu膜4、10を蒸
着し、コンタクトを取る為アロイ処理を行なう。カップ
ラ部3へのカップラ2の形成は、FIBEによりエッチ
ング加工して行う。イオンとしてはGa+ビームを用い
加速は40keVとした。最後に、4端面1aのへき開
を行ない、ステムに実装し電極4のワイヤボンディング
を施して完成する。
【0020】図5は、第1実施例のカップラを送受信部
を内蔵する光増幅器に応用した例を示す。縦方向のリッ
ジ部は、電流注入を行ない光アンプ部14、15を形成
する。また、入出力端面にはAR(無反射)コート1
8、19が施されている。入力してきた波長λ1の光は
ARコート18を通って導波路1に入り、光アンプ部1
4で光増幅されてカップラ2に達する。ここで、その光
パワーの一部は反射されて受信部17のフォトダイオー
ドによって検出され、また他部はカップラ2を透過して
更に光アンプ部15で光増幅を受け出力側に達する。
【0021】一方、送信部16は分布帰還型(DFB)
構造から成るレーザを構成し、波長λ2の光波をカップ
ラ2を介して出力側へ送出する。この様に、カップラ2
を含む集積化の構造により、入力信号の検波、送出、及
び自局信号の送出が可能な機能的集積光ノードを実現す
ることができる。
【0022】図6は本発明による第2の実施例を示す。
本実施例では、スリット22は導波路1の伝搬方向に対
して垂直な面を形成し、反射及び透過の比率を制御して
いる。第2実施例のデバイス構成は、図3の応用例と同
じく、複合共振器型のレーザとなり、安定した単一縦モ
ードを維持することが可能となる。すなわち、へき開面
24、25とカップラ22とから成る2つの共振器D、
Eの複合となり、共振器の長さを微調することにより両
者のリップル間隔が異なりビート周波数を小さくするこ
とが出来る為、複合共振器として発振可能なスペクトル
間隔を大きくし安定縦モードを達成できる。
【0023】上記実施例においては、カップラとして、
層方向の界分布の中央付近で分割するタイプの波面分割
分岐型のカップラについて述べたが、本発明は界分布の
下まで深く加工したタイプのカップラにも適用出来るこ
とは勿論である。
【0024】図7と図8はこうしたタイプの第3実施例
を示し、この第3実施例では、第1、第2実施例で分岐
比を制御するのに層方向の界分布を波面分割(層方向波
面分割と称する)すべくスリットの加工深さを界分布の
中央に設定していたのに対して、水平方向の界分布の波
面分割(水平方向波面分割と称する)を行なう為に平坦
部に形成されたスリット28の深さは導波路1の下部に
達するまで深くし、スリット28の水平方向の加工長さ
を界分布の中央Gに設定している。
【0025】図7のF−F´断面図である図8に示す通
り、スリット28の加工深さは層方向界分布(斜線部で
示す)の下部に達するまで深くなっている。図8におい
て、図2と同じ符号で示す部分は同一機能部を示す。
【0026】図9は第4実施例を示す。第4実施例は本
発明を受信部を併設した光ノードに応用した例である。
図10と図11は図9のA−A´断面図、B−B´断面
図を夫々示す。
【0027】図9において、29はFIBEで形成され
た全反射ミラー(45°ミラー)であるスリット溝(集
積カップラ部32を構成する)であり、30a、30b
は電流注入によってゲインを有する光アンプを具備する
増幅領域、31は逆バイアス印加により動作する光検出
器を具備する光検出領域である。38a、38bは端面
に形成された反射防止(AR)コートであり、Al23
+ZrO2をエレクトロンビーム(EB)蒸着によって
堆積している。39は導波路である。
【0028】導波路39は上面にT字型に形成されたも
ので、その中心から上下方向の導波路部分は増幅領域3
0a、30bとされ、左方向は光検出領域31とされて
いる。スリット溝29は、その長手方向が、上述したT
字型の導波路39の各長手方向に対して45°傾斜し、
右上および右下端より中央部まで伸びたものとなってい
て、導波路39の略中央部分に設けられている。これに
より、導波路39の中央部分は破線にて示した集積カッ
プラ部32とされる。
【0029】次に、第4実施例のプロセス手順を説明す
る。先ず、図10と図11から分かる様に、n型GaA
s基板41上に、MBE法により、順次、バッファ層と
してのn型GaAs42を1μm厚で、クラッド層とし
てのn型Al0.4Ga0.6As43aを1.5μm厚で形
成した。次に、ノンドープGaAs(100Å厚)、A
0.2Ga0.8As(30Å厚)を4回繰り返し積層し最
後にGaAsを100Å厚で積層し、多重量子井戸構造
の活性層44aを形成し、その上にクラッド層としての
p型Al0.4Ga0.6As45aを1.5μm厚で、キャ
ップ層としてのGaAs46を0.5μm厚で形成し
た。
【0030】続いて、全面にSiO2膜(厚さ2000
Å)をスパッタ法によって形成した後、フォトリソグラ
フィー工程と4.0PaのCF4ガス雰囲気でのRIE
(反応性イオンエッチング)により、所望のカップラ部
32のみのSiO2を除去し、ここのマスクを通して塩
素ガス雰囲気のRIBE法によりバッファ層42の下
0.2μmまでエッチングする。更に、このマスクを用
いてCBE法で順次、クラッド層としてのn型Al0.4
Ga0.6As43bを2.5μm厚で、導波路としてノ
ンドープGaAs44bを0.5μm厚で、次にクラッ
ド層としてのp型Al0.4Ga0.6As45bを1.5μ
m厚で形成した。
【0031】続いて、この半導体レーザウェハ上に、フ
ォトリソグラフィー工程により、幅3μmの所望のT字
型のマスクパターン(導波路39のパターン)を形成
し、このマスクを通して塩素ガス雰囲気のRIBE法に
より活性層44aの手前0.2μmまでエッチングし、
リッジ部を形成して横方向の閉じ込めを行なうストライ
プ構造とした。
【0032】続いて、このリッジが形成されたレーザウ
ェハ上に、SiNから成る絶縁膜47(厚さ1200
Å)をプラズマCVD法によって形成し、SiN絶縁膜
47上にレジストを約1.0μmスピンコートした。そ
の後、4PaのO2雰囲気でのRIE(反応性イオンエ
ッチング)法によって、リッジの頂き部に成膜されたレ
ジストのみを除去し、リッジの頂き部のSiN絶縁膜4
7を露出させ、更に4PaのCF4ガス雰囲気でのRI
E法を実施してリッジの頂き部の露出したSiN絶縁膜
を選択的にエッチングした。その後、残存しているレジ
ストを4PaのO2雰囲気でのRIE法により除去し
た。
【0033】次いで、リッジの頂き部に形成された表面
酸化膜を塩酸によってウェットエッチングし電流注入窓
とし、続いて、上部電極としてCr−Auオーミック用
電極48を真空蒸着法で形成し、GaAs基板41をラ
ッピングで100μmの厚さまで削った後にn型用オー
ミック用電極49としてAuGe−Au電極を蒸着し
た。そして、p型、n型の電極のオーミックコンタクト
をとる為の熱処理を行ない、リッジ型光半導体素子とし
た。
【0034】更に、加速電圧40keVのGa+イオン
を用いたFIB法によるエッチングにより、カップラ部
32のリッジ部にスリット溝29を図11に示す態様で
形成した。スリット溝29は上述した如く深さは活性層
44bより1μm深く、且つ溝の傾斜角度は85°以上
になる様にした。
【0035】最後に、共振面をへき開により形成し、E
B(エレクトロンビーム)蒸着によってAl23+Zr
2を蒸着しARコート38a、38bとし、スクライ
ブで分離し、電極48、49はワイヤーボンディングに
より取り出した。
【0036】次に、動作について説明する。入射した光
波33は、増幅領域30aにて増幅された入射波34と
して集積カップラ部32に入射し、透過波36と反射波
35に分離される。反射波35は入射波33の光検出領
域31にて光電変換され、光波33中の信号成分をモニ
ターすることが行なわれる。一方、透過波36は増幅領
域30bにて更に増幅され、出射光37として出力され
る。
【0037】カップラ部32の損失及び端面結合損失を
補填する形で増幅領域30a、30bの光増幅率(ゲイ
ン)を設定すれば、見掛け上、損失のない受光用光ノー
ドとして機能し多段化接続が可能となる。
【0038】なお、以上の説明においては、受信のみを
行なうものとして説明したが、送信部、受信部を併設さ
せれば送受信可能な光ノードの実現が可能となり、この
様に構成しても当然よい。
【0039】図12は本発明の第5実施例を示し、図1
3は図12のカップラ部のA−A´断面図である。本実
施例は本発明を双方向型の光ノードに応用した例であ
る。
【0040】本実施例では、バスライン方向に配置され
て光増幅部80a、80bが形成され、受信部、送信部
への分岐導波路82、83がバスライン方向の導波路8
4と交差している。分岐カップラ部88は、交差部にス
リット溝81を形成することによって、光波の分岐・結
合を行なっている。分岐結合の比率は、導波路の光電磁
界分布と溝81の長さ、深さなどを制御(位置制御)す
ることによって、調整することができる。本実施例のス
リット溝81は、前記第1実施例と同様の構成で実現で
きる。
【0041】尚、図12において、85aはバスライン
を成すファイバ91の端面が当接するARコート、85
bはバスラインを成すファイバ92の端面が当接するA
Rコート、85cは受信部側のファイバ94が当接する
ARコート、85dは送信部側のファイバ95が当接す
るARコートであり、図13において、図11の符号と
同一の符号で示すものは図11の部位と同じものであ
る。
【0042】第5実施例の動作を説明する。光ファイバ
91、ARコート85aを介して入射した光波は、増幅
部80aで増幅された入射波として集積カップラ部88
に入り、まず反射・透過する双方向型のスリット溝81
により、光波は左側の受信部への導波路82に入る光波
と上側の増幅部80bに入る光波と右側の送信部への導
波路83に入る光波(これは不図示のアイソレータによ
って遮断され、送信部の周波数安定化が図られる)とに
分岐される。
【0043】上記分岐光波のうち、導波路82、ファイ
バ94を経て受信部に入る光波はそこで信号が検出さ
れ、増幅部80bへ入った光波はそこで更に増幅されて
ファイバ92へと出力される。逆からARコート85b
を介して入射した光波についても、上と同じ処理を受け
る。一方、送信部からファイバ95、導波路83を介し
てカップラ部88に入る光波はスリット溝81によって
透過、反射され、導波路82に入る光波と増幅部80
a、80bへと入る光波に分岐される。
【0044】導波路82とファイバ94を介して受信部
に入る光波はそこで信号成分がモニタされ、増幅部80
a、80bへと入る光波は、夫々、そこで増幅されてフ
ァイバ91、92へと出力される。
【0045】ところで、以上の実施例においては、レー
ザ構造の共振面をへき開によって形成した例を示した
が、RIBE法、反応性イオンエッチング等のドライエ
ッチング等のエッチングによって形成されるエッチング
端面を用いてもよい。
【0046】また、以上の実施例においては、活性領域
をMQW(多重量子井戸構造)で形成したが、本発明は
これに限定されるものではなく、DH(ダブルヘテロ)
構造、SQW(単一量子井戸)構造などであってもよ
い。
【0047】また、以上の実施例においては、GaAs
系を用いたリッジウェーブ型構造を例にとって述べた
が、BH(埋め込みヘトロストライプ)構造、CPS構
造(チャネル基板プレーナストライプ)、電流光の狭窄
の為の吸収層を活性層近くに設けた構造等の屈折率導波
型のレーザ構造も有効である。ストライプ電極型やプロ
トンボンバード型などの利得導波型レーザなどに対して
も有効である。
【0048】更に加えて、半導体レーザの材料はGaA
s・AlGaAs系の他、InP・InGaAsP系、
AlGaInP系等の材料に対しても同様に当てはまる
のは言うまでもない。
【0049】図14に上記実施例に示した集積型光カッ
プラをバス型光LANに用いた場合の第6実施例を示し
た。
【0050】図14において、101は本発明の光カッ
プラ(上記実施例で説明済み)、105は光トランシー
バー、106は端末装置、102は半導体光増幅器、1
04は光ファイバーである(第4実施例を用いた場合は
半導体光増幅器102は必要に応じて設置すればよ
い)。
【0051】光トランシーバー105は、例えば図15
のような構成になっている。図15において、121は
制御回路、120は半導体レーザ、123は光検出器、
111は本発明の光カップラ、122は半導体光増幅器
である(本発明の第4実施例を光カップラを用いた場合
は光カップラと光増幅器と光検出器は集積されているの
で、光増幅器と光検出器は必要に応じて設置すればよ
い)。
【0052】バス型光LANの部分は、例えば、CSM
A/CD方式の通信方式を用いる。もちろん、他のトー
クンパス、TDMAなどの通信方式でもかまわない。
【0053】端末装置106からの通信要求は光トラン
シーバー105へ送られ、光トランシーバー105中の
制御回路121は、光LANの通信方式にしたがって半
導体レーザ120を駆動して光パルス信号(デジタル信
号)を送信する。送信された光信号は、半導体光増幅器
122でAPC(自動パワー制御)増幅され、光カップ
ラ111を介して、光カップラ101へ送られ、バスラ
イン上へ信号を送り出す。バスライン上には適当なとこ
ろに半導体光増幅器102があり、光信号をAPC増幅
する。一方、受信の過程は、バスライン上を伝送される
光信号が光カップラ101から分岐され、光トランシー
バー105へ入力された光信号は、光カップラ111で
分岐されて半導体光増幅器122を通してAPC増幅さ
れ、光検出器123で受信されて電気信号に変換され
る。この電気信号は、制御回路121で整形・再生など
をうけ端末装置106へ送られる。
【0054】図16に、図14の実施例のバスライン上
の光カップラ101のかわりに半導体光増幅機能を有す
る双方向型の光カップラ131(第5実施例で説明済
み)を設置した場合の第7実施例を示した。
【0055】伝送方法は、図14の第6実施例と同じで
あるのでここでは省略する。また、本実施例では、バス
ライン上の光カップラ131の間には、半導体光増幅器
102を必要に応じて設置してもよい。
【0056】
【発明の効果】上記に説明した様に、本発明の構造によ
れば、プロセスが図17の従来例と比べて容易で、光導
波光の結合効率、分岐比の制御性が向上し、再現性に優
れ、歩留りが向上する。また、光カップラが構成された
光電子集積化デバイスが実現可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の上面図。
【図2】本発明の第1実施例のA−A´断面図。
【図3】本発明の第1実施例を干渉分岐型レーザに用い
た上面図。
【図4】図3のC−C´断面図。
【図5】本発明の第1実施例を光増幅器に応用した上面
図。
【図6】本発明の第2実施例の上面図。
【図7】本発明の第3実施例の上面図。
【図8】本発明の第3実施例のF−F´断面図。
【図9】本発明の第4実施例の上面図。
【図10】本発明の第4実施例のA−A´断面図。
【図11】本発明の第4実施例のB−B´断面図。
【図12】本発明の第5実施例の上面図。
【図13】本発明の第5実施例のA−A´断面図。
【図14】本発明の集積型光カップラを用いたバス型光
LANのブロック図。
【図15】バス型光LANの光トランシーバーのブロッ
ク図。
【図16】本発明の双方向型の集積型光カップラを用い
たバス型光LANのブロック図。
【図17】従来例を示す図。
【図18】従来例を示す図。
【符号の説明】
1,39,82,83,84 導波路 1a,24,25 導波路端(へき開面) 2,22,28,29,81 スリット 3,28,88 カップラ部 4,10,48,49 電極 5,41 基板 6a,6b,8a,8b,43a,43b,45a,4
5b クラッド層 7a,7b,44a,44b 活性層(導波路層) 9,46 キャップ層 11a,11b,33,34,35,36,37 光波 12,47 絶縁層 14,15,30a,30b,80a,80b 光増幅
領域 16 送信部 17,31 光検出領域 18,19,38a,38b,85a,85b,85
c,85d ARコート 41 バッファ層 91,92,94,95,104 光ファイバ 101,111 光カップラ 102,122 半導体光増幅器 105 光トランシーバー 106 端末装置 120 半導体レーザ 121 制御回路 123 光検出器 131 双方向型光カップラ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年1月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図17】
【図18】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04B 10/02 H04B 9/00 U

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に構成されたチャンネル導
    波路構造に光波の分岐・結合を行なう為のカップラ部が
    構成されており、該カップラ部の導波路層は、カップラ
    部以外の導波路層に比べ、導波路の層方向の界分布が拡
    がって形成されていることを特徴とする集積型光カップ
    ラ。
  2. 【請求項2】 前記カップラ部の導波路層厚はカップラ
    部以外の導波路層厚に比べ厚く形成されていることを特
    徴とする請求項1記載の集積型光カップラ。
  3. 【請求項3】 前記カップラ部は埋め込み構造で形成さ
    れ、該カップラ部の導波路層はカップラ部以外の導波路
    層と異なっていることを特徴とする請求項1記載の集積
    型光カップラ。
  4. 【請求項4】 前記カップラ部の導波路層のエネルギー
    ギャップの値は、カップラ部以外の導波路層のエネルギ
    ーギャップ以上であることを特徴とする請求項1記載の
    集積型光カップラ。
  5. 【請求項5】 前記カップラ部は、微細なスリット溝が
    形成されていることを特徴とする請求項1記載の集積型
    光カップラ。
  6. 【請求項6】 前記カップラ部は層方向の光界分布の波
    面分割を行なう様に構成されている請求項1記載の集積
    型光カップラ。
  7. 【請求項7】 前記カップラ部は水平方向の光界分布の
    波面分割を行なう様に構成されている請求項1記載の集
    積型光カップラ。
  8. 【請求項8】 前記チャンネル光導波路構造は複数形成
    されて交差部を有し、そこにカップラ部が構成されて光
    波の分岐、結合を行なう請求項1記載の集積型光カップ
    ラ。
  9. 【請求項9】 前記チャンネル光導波路構造の交差部は
    X字型である請求項8記載の集積型光カップラ。
  10. 【請求項10】 前記チャンネル光導波路構造の交差部
    はT字型である請求項8記載の集積型光カップラ。
  11. 【請求項11】 前記チャンネル光導波路構造は半導体
    基板上に形成され、層方向には活性層を含む導波路が形
    成されている請求項1記載の集積型光カップラ。
  12. 【請求項12】 前記カップラ部によるチャンネル光導
    波路構造間の結合によって複合の共振器が形成されてい
    る請求項1記載の光集積型光カップラ。
  13. 【請求項13】 前記チャンネル導波路構造が、前記カ
    ップラ部を成す交差部位を含んで形成され、そのうち1
    つは光増幅領域となり、他の1つは送信部と受信部の少
    なくとも一方に接続される様に構成され、分岐、合流、
    増幅機能を示す光ノードを構成している請求項1記載の
    集積型光カップラ。
  14. 【請求項14】 端末装置からの信号をもとに発光デバ
    イスを駆動し、光信号を出力させる機能と光検出部から
    の電気信号を再生中継して、端末装置へ送る機能を持つ
    制御部と、電気信号にしたがって光信号を発生する発光
    デバイスから出力された光信号を増幅する半導体光増幅
    器と、光信号を電気信号に変換する光検出部と、光検出
    部へ入力される光信号を増幅する半導体光増幅器と、請
    求項1記載の集積型光カップラから構成されることを特
    徴とする光送受信機。
  15. 【請求項15】 請求項9または10記載の集積型光カ
    ップラ、請求項14記載の光送受信機をそれぞれ少なく
    とも1つ含んだことを特徴とする光バス型LAN。
  16. 【請求項16】 請求項13記載の集積型光カップラ、
    請求項14記載の光送受信機をそれぞれ少なくとも1つ
    含んだことを特徴とする光バス型LAN。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09252165A (ja) * 1996-03-18 1997-09-22 Fujitsu Ltd 化合物半導体装置の製造方法

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