JPH08503158A - 機械的脱毛装置 - Google Patents

機械的脱毛装置

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JPH08503158A
JPH08503158A JP7509025A JP50902594A JPH08503158A JP H08503158 A JPH08503158 A JP H08503158A JP 7509025 A JP7509025 A JP 7509025A JP 50902594 A JP50902594 A JP 50902594A JP H08503158 A JPH08503158 A JP H08503158A
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ロソン,イブ
ベイヤー,ベルナール
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セブ ソシエテ アノニム
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、皮膚(P)から毛を引く抜くことによる機械的脱毛装置(1)に関する。脱毛装置(1)は、例えば、ディスクとブレードを装備し軸(61)を中心に回転可能で、電気モータ(3)と機械的結合手段(7)によって駆動されるローラ(60)からなる脱毛部材(6)を備えている。また、脱毛装置はさらに皮膚(P)に給湿する手段を備え、該給湿手段はローラ(50)と、流体タンク(2)を含んでいる。最後に、同じくモータ(3)によって駆動される送風システム(4)を含んでおり、送風装置は強制的蒸発によって皮膚の表面温度を下げて、皮膚を無感覚にする。別実施例では、皮膚は水の散布(スプレー)によって給湿される。毛を引き抜くときに生じる痛みを軽減するために利用できる。

Description

【発明の詳細な説明】 機械的脱毛装置 産業上の利用分野 本発明は、苦痛なしに皮膚から毛を引き抜く機械的脱毛装置に関する。 従来の技術 確かに、毛を引き抜くことによる機械的脱毛は、一般的に非常に苦痛を伴う作 業である。 この作業を行うための装置としては、ポータブル(持ち運び可能)な種々の装 置が知られている。そのような装置の一例としては、仏国特許出願FR-A-2,675,3 54(出願人SEB S.A)に記載されているものがある。この仏国特許出願に開示さ れている装置は、つまみ片式の脱毛装置である。この装置は、保持するためのハ ウジングを備え、毛をつまんで引く抜くための手段を備えた回転ローラに連結さ れた電気モータがその内部に収容されている。 この種の装置、または同じような機械的方法によって毛を引き抜く機能をもつ 装置は、それぞれに備わったこの機能を申し分なく果たしている。しかし、上述 したように、毛を引き抜くとき痛みを伴っている。 発明の概要 冷たさを感じさせないようにすることも、公知である。 本発明は上記に着目してなされたもので、公知装置がもつ機能をそのまま残し たまま、毛を引き抜くときに生じる苦痛感を完全に除去し、あるいは少なくとも その苦痛感をかなり和らげることを可能にする機械的脱毛装置を提供することを 目的としている。 この目的のために、本発明による脱毛装置は、毛を引き抜く前にまたは引き抜 いている過程で、脱毛する皮膚の部分を冷やすための手段を備えている。実際に は、この冷却作用は毛を引き抜いたあとも行われる。 従って、この作業は少なくとも2つの段階で行われる。 − 前: 皮膚を無感覚にするための準備段階 − 後: 冷却で気分を和らげて、快感をもたらす段階 本発明の重要な特徴は、ある距離を置いて皮膚を冷やすことである。この目的 のために、いくつかの異なる手段、つまり、塗布ローラ、噴霧器(スプレー)な どで流体が皮膚上に塗布される。次に、送風系統に よって流体を強制的に蒸発させることにより、皮膚表面の温度を数度だけ下げる ようにしている。 流体としては、水、例えば、アルコール溶液などの揮発性製品、さらには、消 毒剤や痛覚鈍麻剤が使用できる。 本発明の第1実施例によれば、皮膚の給湿は給湿ローラによって行われ、給湿 ローラ自体も独立のタンクに収容された流体によって給湿されている。 第1実施例の変形実施例によれば、給湿ローラ自体がタンクの働きをしている 。 一般的に、脱毛手段(例えば、ディスク・ローラと前記の仏国特許出願に開示 されているつまみ片)は、装置のハウジングに内蔵された電気モータによって駆 動される。 送風系統は、同じく脱毛手段の駆動モータによって駆動される送風装置を使用 すると、利点がある。 本発明の第1実施例によれば、皮膚の給湿は脱毛作業の前に行われ、給湿手段 (例えば、ローラ)は、皮膚上の装置の移動に対して脱毛手段の上流側に置かれ ている。 第1実施例の別の変形実施例によれば、給湿と脱毛を同時に行えるようにして いる。 最後に、本発明の第2実施例によれば、皮膚の給湿は流体を噴霧することによ り行われる。 従って、本発明は、毛を皮膚から引き抜くことによ る機械的脱毛装置であって、皮膚から毛を引き抜くための脱毛手段および脱毛手 段を駆動する駆動手段を含む持ち運び可能なハウジングを備える脱毛装置におい て、流体によって皮膚の一定部分にわたって皮膚に給湿する手段に関係付けられ ていることを特徴とし、かつ、前記流体を蒸発させるように前記皮膚の一定部分 を乾燥して該一定部分の表面温度を低下させ、もって、毛の引抜き時に皮膚の一 定部分を、少なくとも部分的に無感覚にするための手段を備えていることを特徴 とする機械的脱毛装置を提供する。 本発明の機械的脱毛装置によれば、機械的脱毛を効果的に、しかも簡単に行う ことができる。つまり、この目的のために提供された公知装置が備えていた機能 がすべて生かされているからである。しかし、本発明の装置によれば、公知装置 では得られない快適な状態で、この脱毛作業を行うことができる。すなわち、脱 毛作業に伴う苦痛感を完全に除去できないとしても、かなりの程度和らげること ができる。 しかも、脱毛装置の構造を複雑化しないで済むという点でも、利点がある。特 に、脱毛手段を駆動する電気モータが存在すれば、それをほぼ全体的に利用する ことが可能である。さらに、このモータを冷却する目的の送風装置が存在してい れば、その送風装置をこのモータに接続するだけで十分である。 図面の簡単な説明 本発明の理解を容易にするために、また他の特徴と利点を明らかにするために 、以下、添付図面を参照して詳しく説明する。添付図面において、 第1図は、本発明による機械的脱毛装置の第1実施例を示す概略図である。 第2図は、第1実施例の一番目の変形実施例を示す概略図である。 第3A図および第3B図は、第1実施例の二番目の変形実施例を示す概略図である 。 第4図は、給湿と脱毛が同時に行われる第2実施例を示す概略図である。 第5図および第6図は、第4図に示す実施例の変形実施例を示す図である。 第7図は、給湿が噴霧によって行われる第3実施例を示す概略図である。 第8図は、給湿と脱毛が交互に行われる第4実施例を示す概略図である。 第9図および第10図は、第8図に示す実施例の変形実施例を示す図である。 第11図は、給湿が外部の手段によって行われる第5実施例を示す概略図である 。 なお、以下の説明において、同じ機能または少なくとも類似の機能を果たすエ レメントは、図中に同じ符 号を付けて示してあり、特に必要な場合以外は、繰り返し説明することは省略す る。また、記述を簡単にするために、「毛の引抜きによる機械的脱毛装置」は単 に「脱毛装置」と呼ぶことにする。 発明の好適実施例 第1図は本発明の第1実施例を示す概略図である。 脱毛装置1は従来と同じように、手で扱いやすい形状のハウジング10からなっ ている。ハウジング内には、同じく従来と同じように、全体を符号6で示す脱毛 手段、回転軸30,31を備えた駆動モータ3、および全体を符号7で示す機械的結 合手段が内蔵されている。ここで言う機械的結合手段とは、モータ3の回転軸の 端部31で駆動されるギヤ・トレインのことであり、これに駆動ベルト(第1図 に示すように)または他の公知の手段が付属したものである。モータの電源は、 外部電源コンセントからとることができるが、好ましくは、内蔵電源(電池、充 電バッテリ)が使用できる。これらの電源は図には示されていない。 これまでに説明してきたエレメントは公知のものと同じであるが、本発明によ る装置の脱毛部分の実施例の詳細説明は、冒頭に引用した仏国特許出願を参照す ると好都合である。 この実施例では、脱毛手段6は、すでに説明したように、軸(第1図には、軸 端61の一方だけが示されている)を中心に回転するつまみ手段と引抜き手段を具 備したローラ60から構成されている。 下部の実線矢印は、脱毛装置1が脱毛しようとする皮膚部分Pに接触して移動 する方向を示している。皮膚Pを無感覚にする冷却は、毛を引き抜く前に行われ る。 本発明のこの実施例では、皮膚Pに給湿する手段と、皮膚に触れないで皮膚を 冷やす手段は脱毛装置1に内蔵されている。 第1図に示す実施例では、給湿は、軸(その軸端51は一方だけが図に示されて いる)を中心に回転するローラ50を備えたデバイス5によって行われる。ローラ 50には、以下で詳しく説明するように、タンク2から流体が供給される。 皮膚に触れないで流体で冷却を行うために、装置1には、送風装置4または同 等の機能をもつ装置が設けられている。この送風装置4は、モータ3の回転軸の 端部30に装着することが好ましい。これも、本発明の範囲を逸脱しない限り、機 械的結合手段7で駆動させることが可能である。 ハウジング10には第1の開口100が設けられ、外気を取り入れることができる (矢印A)グリルまたは類似手段を設けることが好ましい。第2の開口101(こ れ もグリルまたは類似手段が付いていることが好ましい)は、送風装置4から吹き 付けられた空気(矢印BとB′)を、皮膚Pの方向に排出するためのものである 。 次に、本発明による脱毛装置1の動作について説明する。 まず、ローラ50に給湿し、ローラをこの状態に維持する。ローラは、少なくと もその周面をスポンジ材料や吸水性材料(例えば、吸水性発泡材)で構成するこ とが好ましい。 以上のように給湿したローラ50を、脱毛すべき個所の皮膚Pに押し付ける。送 風装置4は、移動方向(黒の矢印)に対してローラ50の後ろ側に外気噴射流(開 口101の下)を吹き付ける。 装置1を皮膚P上を移動させると、ローラ50は回転し、皮膚に給湿する。皮膚 は発生した空気流によって乾燥される。物理法則により周知のように、水(もっ と一般的には、流体)が表面から強制的に蒸発されると冷却作用をもたらす。こ のように大量の熱が放出されて皮膚が冷却されると、処理した皮膚部分の表面温 度が数度だけ、典型的には、4℃から5℃までの範囲、低下する。この現象によ り、脱毛すべき皮膚部分Pの少なくとも一部が無感覚になる。この後、脱毛は、 ローラ60(もっと一般的には、機械的脱毛手段)が事前に冷却された部分の個所 に来たときに効果的に 行われる。 次に、流体をローラ5上に分布させる手段について説明する。 第1図に示す実施例によれば、給湿するためにローラ50上に分布される流体を 貯蔵しておくためのタンク2がハウジング10内に設けられている。このタンクは 空洞からなり、その底壁20(図示の例において)は、ローラ50と向き合う個所で 、ローラの形状に合致する形状に、つまり、ほぼ円筒形状になっている。この底 壁部分には、ローラ50に向き合う少なくとも1つのオリフィス200が設けられて いる。この底壁部分には、ローラに平行してローラの母線に向き合うように、い くつかのオリフィス200を一列に設けると、利点がある。タンク2には、流体が 満たされたとき、それを閉じる栓201または類似手段が付いている。流体は一般 的には水であるが、水に適当な溶液を添加することが可能である。 ローラ50の表面とこれに向き合う壁の間の空間、つまり、空隙”d”は、タン ク2に収容された水、もっと一般的には、液体で毛細現象によって壁が満たされ るように決められる。 オリフィス200が「水で充たされる」と、水の損失が補充される目的では空気 はタンク2に入り込むことができず、これにより流出を阻止する作用をする。壁 と向き合うローラ50の個所は水で湿ることになる。 ローラ50が回転すると、厚さ”d”の空隙に含まれる水の膜はローラによって 導かれて、脱毛する個所の皮膚上に塗布される。空気は再びオリフィス200から 入り込むことが可能になり、水はローラ50に向かって再び流出するので、塗布さ れた水の量が補充されることになる。 送風装置4の全体構成は、図示のように、周縁にブレード(羽根)を備えた中 央本体を備えている。しかし、他のタイプの送風装置、タービンまたは類似のデ バイスが本発明の範囲内で採用可能であることはもちろんである。 第2図は、上述した実施例の変形実施例を示す図である。脱毛装置1は、前記 実施例と同じように、機械的結合手段7、ギヤ・トレインなどを介して脱毛手段 6を駆動するモータ3が適当な形状のハウジング10内に設置されている。モータ 3は、モータの回転軸の端部30に設けられたタービン4も駆動するようになって いる。タービンはほぼ長手方向(下部の実線矢印で示す移動方向)に沿って冷却 空気を吹き付ける(矢印B)。 この変形実施例によれば、タンク2内に収容されている流体は通路21を通って 給湿ローラ50に供給され、このローラの回転軸の端部51の一方に流れていく。こ の軸は少なくとも一部が中空になっていて、ローラ50を流体で湿らすオリフィス (図示せず)を含む通路を 形成している。ローラは吸水性材料で作られている。ローラに塗布された流体は その外面上を拡散していき、ローラが皮膚と接触して軸51-52を中心に回転して いるとき皮膚を湿らす。 第3A図および第3B図は、流体タンクが給湿装置5と一体になっている別実施例 を示す図である。 この目的のために、第3A図の例では、給湿装置5は2つの側壁550と551をもつ ドラム(筒体)55からなっている。側壁はドラム55の径よりも大径にして、ドラ ムの全体形状がスプール状になるようにすると利点がある。ドラム55の周囲には 、吸水性材料またはスポンジ材料からなる周辺リング500が装着されている。 ドラム55は流体を収容し、ドラム55の内部とスポンジ吸水性材料500間を連絡 するオリフィス552を備えている。このようにして、スポンジ吸水性材料はドラ ム55の内部に収容された液体で湿らされる。 流体をドラム55内に導くには、側壁の一方(例えば、側壁550)にオリフィス を設けることができる。このオリフィスは、使用中に栓54または適当な物で塞い で閉じることができる。 第3B図の例では、給湿デバイス5はローラ形状のタンク560と、皮膚と接触す るようになったローラ表面の一部の、タンク上に置かれた吸水性材からなるラバ ー562から構成されている。タンク560は固定さ れ、皮膚の給湿はラバー562を皮膚上で前後に摩擦移動させることにより行われ る。 ラバー562は、タンク560の表面に設けた穴561を通して給湿される。ラバーは 、締付けナットなどの機械的手段563によってタンクに取り付けられている。ま た、ラバー562は接着剤によってタンク560の表面に接着することも可能である。 上述した実施例では、皮膚Pの給湿と冷却作業は脱毛作業の前に行われるが、 この作業が終わったあとも引き続き行われる(ただし、冷却の場合)。 第4図に示す実施例では、これらの2作業はほぼ同時に行われ、冷却は脱毛作 業が終わったあとも引き続き行われる。 送風装置4は、脱毛ローラ60の上方(図示の例の場合)に配置されている。前 述したように、これはモータ3によって駆動され、このモータはデバイス(図示 せず)を介してローラも駆動している。これらのデバイスは前述したもの(第1 図と第2図中の7)と同じである。 図示の実施例では、2つのタンク2と2′がローラ6を挟んで一方の側と他方 の側に配置されている。これらのタンク2,2′の下端22と22′は上部の個所23と2 3′よりも狭くしておくと利点がある。この配置によると、皮膚Pと接触するよ うにしたスポンジ材の2エレメント8と8′を「つまむ」ことができる。これら のエ レメント8,8′の長さはローラ60の長さと少なくとも同じにしておくと、脱毛す べき皮膚Pの個所全体をカバーして、給湿することができる。給湿は、この変形 実施例によれば、毛細現象によりまたは一滴ずつ行われる。 2つのタンク2,2′をローラ60を挟んで一方の側と他方の側に配置すると、脱 毛装置1を皮膚P上を移動させるときの方向を考慮しないで済む(黒の両方向矢 印)。なお、タンクは、例えば、タンク2のように1つだけにすることも可能で ある。 上述したように、送風装置は、空気噴射流をローラ60上にまたはその周囲に吹 き付けることによって(矢印BとB′)皮膚を冷やすことができるが、これは、 脱毛作業が行われているのと同時に、常に強制的に蒸発させることにより行われ る。 吸入オリフィス(図示せず)は、ハウジング10の側壁に、好ましくは、装置1 のグリップ個所以外の個所に設けられている。このようにすれば、オリフィスを 塞ぐおそれがなくなるので、装置が機能しなくなることはない。実際には、皮膚 Pの給湿が正しく行われていても、送風が行われなくなると、皮膚Pの冷却によ る無感覚効果が得られるなくなる。 第4図を参照して上述した実施例の変形実施例を示したのが第5図と第6図で ある。この変形実施例によると、効率を向上することができる。 第5図と第6図は、直交する2軸に沿って脱毛装置を断面して示す一部断面図 である。 送風装置は、前述したように、送風プロペラ4または類似部品によって構成さ れている。送風プロペラは電気モータ3を備え、そのローラの上方に配置され、 その回転軸はローラと平行になっている。モータ3はギヤ・トレイン7を介して ローラ6を駆動する。 装置1は、平面U形状のただ1つの流体タンク2を備えている。Uのブランチ はローラ6を挟んで一方の側と他方の側に、つまり、ローラの回転軸61-61にほ ぼ平行してローラの近くに配置されている。この配置にすると、一方ではタンク 2と装置1のハウジング10の壁との間を矢印Bの方向に、他方では、U形状の内 部に矢印B′の方向に流れる空気の循環が妨げられることはない。タンク2は、 ハウジング10の壁の表面と同一高さまで突出した管路2010を備えている。この管 路は水密栓201で塞がれている。ローラ6の各側では、ほぼその有効長さ方向に 、ブラシ、フェルトまたは毛細繊維が、その一端側80で給湿すべき皮膚P上に当 接し、他端側81がその目的のためにタンク2の下部に設けられた溝22内に保持さ れている。これらのブラシ、フェルトまたは毛細繊維の上方で、タンクには少な くとも1つの開口200が設けられており、この開口はわずかな流体の流出量を通 過させ、モータ3が回転したとき、振動によって適当な公称流出量に達するまで 増 加するような寸法になっている。送風装置4はハウジング10の壁のオリフィス10 0から流入した空気をハウジング10の壁の内部110方向に吹き付け、そこで空気は 上述したように、矢印BとB′の方向にフェルト8の各側から排出されるので、 皮膚Pに塗布された水分が強制的に蒸発して皮膚が冷却される。 別の実施例によれば、皮膚の給湿を噴霧によって行っている。この実施例は、 第7図に概略図で示されている。 図示の実施例では、脱毛ローラ60には、少なくとも一部が中空になった回転軸 が設けられ、端部62の側では、軸62-61内に形成された通路620が流体タンク2と 連絡している。横断通路63と周辺通路64は軸方向の通路620と連絡し、ローラ60 の周面に配置されたブラシ9に流体を供給するようになっている。これらのブラ シ9は皮膚と接触して、皮膚に給湿する。ローラ60が回転すると、圧力低下が起 こり、タンク2から汲み出された流体がブラシ9へ流れるようにする。 前述したように、モータ3は、ギヤ・トレイン7または同等の手段を介してロ ーラ60を駆動する。モータ3は送風装置4も駆動して、ハウジング10の側壁に設 けた開口100から新鮮な空気を吸入し(矢印A)、脱毛手段6と皮膚Pの方向に 空気を送るので(矢印BとB′)、表面温度が低下し、所期の無感覚が得られる 。 第8図に示す別の実施例によれば、皮膚Pに給湿する手段5と毛を引き抜く手 段6とは、それぞれ装置1の相互に向き合う端側1aと1bに設けられている。 給湿手段5は、実施例を参照して上述したデバイスと同じにすることができる が、タンクと一体のローラや散布デバイスのように、どのデバイスであっても構 わない。 モータ3によって作動する送風装置4のような乾燥手段4は、給湿手段5と毛 引き抜き手段6の間に配置されている。 空気は、矢印BとB′に示すように、装置1の両端1aと1bから排出されるよう になっている。 そこで、使用時には、まず、装置1の一端側1aを皮膚Pに押し付けて皮膚Pを 湿らし、送風装置4を作動させて温度を下げることにより皮膚Pを冷却する。 次に、使用者は脱毛ローラ6が装着されている他端側1bを使用するために装置 を回転させる。モータ3は脱毛を行っている間、送風装置4の動作を続けて乾燥 を完了したあとも、皮膚を冷やし続ける。 以上のようにして、完全に乾燥して冷えた皮膚Pから脱毛が行われる。 本発明の好適実施例によれば、第9図および第10図に示すように、皮膚Pに給 湿する手段5と毛を引き抜く手段6は、それぞれ、断面がほぼ矩形の装置の隣接 する2辺に沿って配置されている。 引抜き手段6と皮膚給湿手段5は相互に対して直角に配置されている。 従って、給湿手段5が、例えば、タンクと一体になったローラ55から構成され ていれば、ローラ55の軸は引抜き手段6の回転軸にほぼ直交している。 乾燥手段はモータ3によって作動する2つの送風装置4aと4bを備えている。 これらの送風装置の一方4aは軸流送風機であるの対し、他方の送風装置4bは遠 心送風機である。 この実施例では、モータ3はその回転軸が引抜き手段6の回転軸にほぼ平行に なっている。 各送風装置4aと4bは、フリー・ホイール51,52を介してモータ3の回転軸の一 端側に取り付けられ、回転方向に従って、モータ3が送風装置4aと4bを交互に駆 動するようになっている。 装置1の本体には、モータ3の回転方向を切り替えるためのセレクタ(図示せ ず)が設けられている。 そこで、使用時には、第9図に示すように、まず給湿装置5によって皮膚Pを 湿らす。 セレクタが第1位置に切り替えられると、モータ3は第1方向に回転して、給 湿装置5の後ろ側に置かれた送風装置4aを駆動する。他方の送風装置4bと引抜き 手段6は、フリー・ホイール52によって静止したままになっている。 装置は皮膚Pを押し付けるように置かれる。 空気は、特に、引抜き手段6と同一レベルに設けられた開口から装置内に入り 込み(矢印A)、送風装置4aによって、送風装置4aとモータ3の回転軸上を流れ ていき、給湿装置5に通じている開口を通して装置から排出される(矢印B)。 以上により、皮膚Pが冷やされる。 次の使用段階では、装置を1/4回転させて、引抜き手段6を皮膚Pに接触させ る。 使用者は、セレクタを第1位置に切り替えることにより引抜き手段6の作動を 制御する。 これにより、モータ3は反対方向に回転するように駆動されるので、他方の送 風装置4bと引抜き手段6が回転駆動される。 このとき、送風装置4aはフリー・ホイール51によって静止したままになってい る。 第10図に示すように、空気は装置本体に設けた開口から装置に入り込む(矢印 A)。この開口はそのとき静止している給湿装置5に通じている。 引抜き手段6の回転軸に平行な回転軸に沿って引抜き手段6の後ろ側に配置さ れた送風装置4bは空気に遠心作用を及ぼすので、空気は引抜き手段6に向かって 流れ、装置1から外に排出される(矢印B′)。 従って、この使用段階にあるとき、皮膚Pの乾燥と冷却は続けられるので、苦 痛がさらに緩和されることになる。 フリー・ホイール51は省くことも可能である。そうすれば、脱毛段階では、送 風装置4aは、給湿段階時の回転方向とは反対の回転方向に維持されるので、皮膚 の冷却作用をさらに向上することができる。 本発明の別の実施例では、第11図に示すように、皮膚Pに給湿する手段5′は 脱毛装置1の外部にあり、流体がしみ込んだ吸水性布(スポンジ)、フェルトな どからなっている。 この実施例の装置では、送風装置は脱毛手段6の後ろ側に置かれている。脱毛 手段は送風装置4も駆動するモータ3によって駆動される。 しかし、脱毛手段6はモータ3の駆動から切離し可能になっているので、送風 装置だけを作動させて脱毛前に皮膚を冷やすことができる。 この実施例によれば、使用者は脱毛すべき皮膚Pの部分を、湿った布5′で湿 らす。次に、第1段階で、装置1を皮膚P上を移動させ、毛引抜き手段6を停止 して送風装置4から空気を矢印B方向に吹き付ける。 皮膚はこのようにして乾燥され、冷却される。 次に、皮膚Pの冷却を続けるために送風を維持したままにして、脱毛手段6を 作動させる。 このようなシステムによると、皮膚Pに塗布される水分量を調節することがで きる。 本発明は、図を参照して上述してきた種々実施例に限定されないことはもちろ んである。 特に、脱毛手段の駆動モータによって送風装置を作動させることを暗黙的に認 めていたとしても、またこのような構成が有利であるとしても、他の構成にする ことも、送風装置用にモータを別設することも可能であることはもちろんである 。 さらに、装置、特に、ハウジングの正確な構成および装置を構成する部品(エ レメント)のハウジング内の空間的配置は、この分野の専門家が知るかぎりの範 囲内において技術的および/または人間工学的な選択の問題である。 上述したように、電気的エネルギの供給は、外部コンセント電源から行うこと も、好ましくは、電池や充電バッテリなどの独立電源から行うこともできる。純 粋に機械的手段、例えば、スプリング装着モータによって作動させる脱毛手段を 使用することもできる。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.皮膚から毛を引き抜くことにより機械的に脱毛を行う装置(1)であって、 皮膚(P)から毛を引き抜く脱毛手段(6)と、毛引抜き手段(6)を駆動する 駆動手段(3,7)とを装備した持ち運び可能なハウジングを備える機械的脱毛装 置において、皮膚(P)の所定個所に流体によって給湿する手段(2,5,5′)に関 連付けられ、かつ、前記皮膚(P)の所定個所を乾燥して前記流体を蒸発させ、 該個所の表面温度を低下させて、毛の引抜き時に皮膚(P)の該個所の少なくと も一部を無感覚にする手段(4a,4b)を備えていることを特徴とする脱毛装置。 2.前記皮膚(P)に給湿する手段(2,5)は該装置(1)内に組み込まれている ことを特徴とする請求の範囲第1項に記載の脱毛装置。 3.前記給湿手段(5)は軸(51,52)を中心に回転可能な給湿ローラ(50)と 、該給湿ローラ(50)に流体を供給する流体タンク(2)とを備え、ローラ(50 )の周面を皮膚(P)に接触させて皮膚に給湿することを特徴とする請求の範囲 第2項に記載の脱毛装置。 4.タンク(2)は、ローラ(50)に向き合う少なくとも 1つのオリフィス(200)を備え、所定厚さ(d)の空隙がローラ(50)とタンク (2)との間に設けられ、タンクに収容された液体が前記オリフィス(200)の 各々を通って流出すると、毛細現象によって液体膜が形成され、ローラ(50)が 前記給湿すべき皮膚(P)の個所上を移動すると、液体膜が該皮膚個所上に延在 するようにしたことを特徴とする請求の範囲第3項に記載の脱毛装置。 5.前記タンク(2)は、前記ローラ(50)の母線に向き合うように配置された 複数のオリフィス(200)を備えていることを特徴とする請求の範囲第4項に記 載の脱毛装置。 6.前記給湿手段(5)は、前記流体の流通路を形成するように少なくとも一部 が中空になった軸(51,52)を中心に回転可能な給湿ローラ(50)と、前記流通 路と連絡する(21)流体タンク(2)とを備え、前記流通路は、前記流体をロー ラ(50)の周面に向けて放出して、ローラ(50)が皮膚(P)と接触したとき皮 膚に給湿するようにしたオリフィスを備えていることを特徴とする請求の範囲第 2項に記載の脱毛装置。 7.前記ローラ(50)は、少なくとも周面が吸水性材料からなることを特徴とす る請求の範囲第3項ないし第 6項のいずれかに記載の脱毛装置。 8.前記給湿手段(5)は円筒壁の中空ローラ(55)を備え、該中空ローラは軸 (51,52)を中心に回転可能であって、円筒壁上にオリフィス(552)を備えてお り、該ローラ(55)の中空内部は前記流体を受け入れるようになっており、かつ 、前記オリフィス(552)から流体を受け入れる吸水性材料の周辺リング(500) を備え、給湿手段(5)が皮膚(P)と接触したとき皮膚に給湿することを特徴 とする請求の範囲第2項に記載の脱毛装置。 9.前記給湿手段は少なくとも1つの流体タンク(2,2′)を備え、その一端側 (22)が開口していて、皮膚(P)と接触すると皮膚に給湿する吸水性材料のエ レメント(8,8′)がその一端側に配置されていることを特徴とする請求の範囲 第2項に記載の脱毛装置。 10.脱毛手段(6)の一方の側と他方の側とに設けられた2つのタンク(2,2′ )を備えていることを特徴とする請求の範囲第9項に記載の脱毛装置。 11.平面U形状のタンク(2)を備え、該タンク(2)のブランチは脱毛手段( 6)の一方の側と他方の側とに設けられていることを特徴とする請求の範囲第9 項に記 載の脱毛装置。 12.吸水性材料のエレメント(8)は、その一端側がタンク(2)の下部に設け た溝(22)内に保持されており、該タンクは吸水性材料のエレメントの上方に、 微量の流体を通過させる寸法になった少なくとも1つの開口(200)が設けられ ていることを特徴とする請求の範囲第11項に記載の脱毛装置。 13.ローラ(60)形体になった前記脱毛手段(6)は、少なくとも一部が中空に なって流体の流通路(620)を形成している軸(61,62)を中心に回転し、給湿手 段は、前記流通路と連絡する流体タンク(2)と、脱毛手段(6)を形成するロ ーラ(60)の周面に配設されたブラシ(9)とを備え、脱毛手段は該流通路(62 0)と連絡して該流体をブラシに供給し、脱毛手段(6)が皮膚(P)と接触した とき散布により皮膚に給湿するための通路(63,64)を備えていることを特徴と する請求の範囲第2項に記載の脱毛装置。 14.前記タンク(2)は流体をタンクに満たし、満たしたあと流体漏れを防止す る栓(201,54)を備えていることを特徴とする請求の範囲第3項ないし第13項の いずれかに記載の脱毛装置。 15.皮膚(P)に給湿する手段(5)と毛引抜き手段(6)はそれぞれ装置(1 )の相互に向き合う2端側(1a,1b)に配置され、前記乾燥手段(4)は給湿手 段(5)と毛引抜き手段(6)との間に配置されていることを特徴とする請求の 範囲第2項に記載の脱毛装置。 16.前記皮膚(P)に給湿する手段(5′)は該装置(1)の外部に設けられ、流 体をしみ込ませた布(5′)からなることを特徴とする請求の範囲第1項に記載 の脱毛装置。 17.前記皮膚(P)を乾燥する手段は、電気モータ(3)によって駆動され、周 囲温度の空気噴出流(B,B′)を給湿した皮膚(P)の所定個所に向けて放出し、 該所定個所を冷やして前記無感覚にする少なくとも1つの送風装置(4a,4b)を 備えていることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の脱毛装置。 18.請求の範囲第2項に記載の脱毛装置において、皮膚に給湿する手段(5)と 毛引抜き手段(6)はそれぞれ装置(1)の隣接する2辺に沿って配置されてい ることを特徴とする脱毛装置。 19.乾燥手段は、モータ(3)によって駆動される2つの送風装置(4a,4b)を 備え、各送風装置(4a,4b)は、 フリー・ホイール(51,52)を介してモータ(3)の回転軸の一端側に取り付け られ、その回転方向に従ってモータが送風装置(4a,4b)を交互に駆動するよう になっていることを特徴とする請求の範囲第18項に記載の脱毛装置。 20.送風装置の一方(4a)は軸流送風装置であり、他方の送風装置(4b)は、遠 心送風装置であることを特徴とする請求の範囲第19項に記載の脱毛装置。 21.前記流体は水、アルコール溶液などの揮発性物質、または感覚鈍痛物質であ ることを特徴とする請求の範囲第1項ないし第20項のいずれかに記載の脱毛装置 。
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