JPH08503605A - 細胞に導入された遺伝子の発現を増大し及び/又は延長する方法 - Google Patents

細胞に導入された遺伝子の発現を増大し及び/又は延長する方法

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JPH08503605A
JPH08503605A JP6508435A JP50843593A JPH08503605A JP H08503605 A JPH08503605 A JP H08503605A JP 6508435 A JP6508435 A JP 6508435A JP 50843593 A JP50843593 A JP 50843593A JP H08503605 A JPH08503605 A JP H08503605A
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ワイ. ウー,ジョージ
エイチ. ウー,キャサリン
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ザ ユニバーシティ オブ コネティカット
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    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N15/00Mutation or genetic engineering; DNA or RNA concerning genetic engineering, vectors, e.g. plasmids, or their isolation, preparation or purification; Use of hosts therefor
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    • C12N15/87Introduction of foreign genetic material using processes not otherwise provided for, e.g. co-transformation
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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Abstract

(57)【要約】 細胞特異的結合剤に結合されたポリヌクレオチドの標的を定めた複合体により細胞内に導入されたポリヌクレオチドの発現は、エンドソームの移動及びリソソームとの融合を阻止することによって増大され且つ延長され得る。

Description

【発明の詳細な説明】 細胞に導入された遺伝子の発現を 増大し及び/又は延長する方法発明の背景 蛋白質の産生における欠陥を多少とも解消し又は矯正するための遺伝子治療の 利点は、広く認識され、多くの遺伝子送達システムが開発された。1つの方法は 、ウイルスを用いて外来遺伝子を細胞に送達することを含むが、この方法は新規 な遺伝子と共にウイルス遺伝子を導入して望ましくないウイルス性の影響を生じ 得る。 他の方法は、イン・ビボで細胞をポリヌクレオチドの標的とし、次いでそこで それを発現させることを含む。これは、2つの結合された成分1)ポリカチオン 、例えば、強いがダメージを与えない相互作用でヌクレオチドに結合し得るポリ Lリジン及び2)細胞にユニークな細胞表面分子を特異的に標的とし得るリガン ドの可溶性複合体を用いて達成することが出来る。Wu,G.Y.及びWu,C.H.( 1988)J.Biol.Chem. 263:14621-14624を参照されたい。この複合体は、標的 細胞に特異的に結合し、エンドサイトーシスにより内在化されてポリヌクレオチ ドの取り込みを生じる。 エンドサイトーシスの間に、受容されるべき巨大分子が、原形質膜の小部分に より囲まれ、それは切り離され て細胞内小胞又はエドソームを形成する。ゴルジ装置からの新たに合成されたリ ソソームは移動してエンドソームと融合する。融合の後に、そのボディーはエン ドリソソームと呼ばれ、それは次いで成熟リソソームへと発達する。リソソーム は広範囲の分解酵素を含み、それ故、リソソーム内の物質は分解され得る。 幾つかの遺伝子治療の適用については一過性の遺伝子発現が望ましいにもかか わらず、多くの他の適用においては、ポリヌクレオチドの持続的又は増大された 発現が必要とされよう。発現が増大され且つ持続され得るようにDNAをイン・ ビボ で細胞に導入する方法の必要性がある。持続的な遺伝子発現のための1つの 方法は、標的細胞の複製を誘導することである(1990年9月25日出願の米 国特許出願第588,013号)。Zenke等は、最近、「トランスファーインフ ェクション」中にクロロキンを用いて標的細胞のリソソーム内のpHを上げ、そ れ故に、リソソーム内での外来性遺伝子の分解を阻止し且つ細胞により取り込ま れる遺伝子の量を増すことが出来ることを報告した。Zenke,M.等(1990年5月 )PNAS USA 87:365-3659を参照されたい。何人かの研究者は、トランスファー インフェクション中のポリヌクレオチドの取り込みを、キャリアー−ポリヌクレ オチド複合体のある種のウイルスとの同時内在化によって増大させ得ることを示 した。Curiel等(1991年10月)PNAS USA 88:8850-8854を参照されたい。発明の要約 この発明は、細胞により内在化される標的の定められたポリヌクレオチドの量 を増大させる方法及びその発現を長引かせる方法に関するものである。可溶性の 分子複合体を用いて、イン・ビボ又はイン・ビトロで、特異的細胞をポリヌクレ オチドの標的とする。エンドソームの移動又はリソソームとの融合を阻止するこ とにより内在化されたポリヌクレオチドの量を増大させ及び/又は長くする。 この分子複合体は、細胞特異的結合剤とポリヌクレオチド結合剤との結合体で あるキャリアーと複合体化されたポリヌクレオチドを含む。細胞特異的結合剤は 、エンドサイトーシスにより結合したリガンドの内在化を媒介する細胞表面構造 、典型的には肝細胞のアシアロ糖蛋白質レセプター等のレセプター、に特異的で ある。細胞特異的結合剤は、天然若しくは合成のリガンド(例えば、蛋白質、ポ リペプチド、糖蛋白質等)であってよく、又は、それは細胞表面構造に特異的に 結合する抗体若しくはそのアナログであってよい(該構造は次いで結合した複合 体の内在化を媒介する)。この結合体のポリヌクレオチド結合性成分は、細胞外 条件下でポリヌクレオチドと安定に複合体化し、細胞内条件下でそれを細胞内で 機能的であり得るように放出するポリカチオン等の化合物である。 好ましくは、このポリヌクレオチド及びキャリアーの 複合体は、生理的液体中で安定且つ可溶性である。それは、表面構造媒介エンド サイトーシス経路を介して標的細胞により選択的に取り込まれるイン・ビボで投 与することが出来る。 エンドソームのリソソームへの移動及び融合を、微小管形成を阻止する薬物若 しくは分子等の薬剤によって阻止することが出来る。微小管形成を阻止するため の好適薬剤は、コルヒチンである。この発明の方法は、細胞に導入されたポリヌ クレオチドの増大された発現が望ましい遺伝子治療及び他の応用において有用で ある。図面の簡単な説明 図1は、キャリアー−DNA複合体を、0.75mg/kgのコルヒチンの腹 腔内注射の30分後(−●−)又は、66%肝切除の20分前(−・◆−・)に 静脈から注入した場合を示している。対照用ラットには、DNA投与の30分前 にこのビヒクル(ジメチルスルホキシド)の腹腔内注射を与えた(−・○−・) 。ラットを横座標で示した時点で殺した。 図2は、ビリルビン−UDP−グルクロノシルトランスフェラーゼの発現ベク ターであるpSV3−hBUGT1を受けたラットにおける血清ビリルビンレベ ルを示している。Gunnラットにコルヒチン(0.75mg/kg、腹腔内注射) を、キャリアー−DNA複合体の注入の30分前に注射した。3つの群の結果を 示す: (a)対照用ラット:未処理(−○−);(b)コルヒチンのみ(・・・ ◆ ・ ・・);及び(c)コルヒチン投与後のDNAターゲッティング(−●−)。血 液を横座標に示した時点で尾の静脈から採取して血清ビリルビンレベルを実施例 に記載したようにして測定した。発明の詳細な説明 可溶性の、標的を定め得る分子複合体を用いて、遺伝子を標的細胞又は組織に 選択的に送達する。薬剤をこの分子複合体と共に投与してエンドソームの移動及 びリソソームとの融合を阻止して、この分子複合体の分解を減らす。 この分子複合体は、送達されるべき遺伝子を含み、それは、標的細胞に特異的 な結合剤及び遺伝子結合剤から成るキャリアーと複合体化されている。この複合 体は、標的細胞によって選択的に取り込まれ、ポリヌクレオチドが細胞により取 り込まれる。 遺伝子は、DNA、RNA又はそれらのアナログであってよい。典型的に、そ れは、標的細胞によりプロセッシングを受けるのに適した形態の所望の蛋白質を コードする構造遺伝子を含む。例えば、その遺伝子は、細胞内目的地又は生成物 の細胞分泌への通行を与える適当なシグナル配列をコードする。シグナル配列は 、蛋白質の天然の配列又は外来性配列であってよい。構造遺伝子は、標的細胞に よる遺伝子産物の発現に必要な適当な遺伝子 制御要素に結合される。これらは、標的細胞内の操作可能なプロモーター及び適 宜エンハンサー要素を含む。遺伝子を、遺伝子の発現及び遺伝子にコードされた 産物の分泌に必要な遺伝子制御要素を有するプラスミッド又は転移遺伝因子等の 発現ベクター中に含ませることが出来る。 この複合体のキャリアー成分は、細胞特異的な結合剤とポリヌクレオチド結合 剤との結合体である。この細胞特異的な結合剤は、それの例えばエンドサイトー シス過程による細胞性エンドソーム内への内在化を媒介する細胞表面構造に特異 的に結合する。この表面構造は、蛋白質、ポリペプチド、炭水化物、脂質又はそ れらの組合せであってよい。それは、典型的に、リガンドのエンドサイトーシス を媒介する表面レセプターである。従って、この結合剤は、レセプターと結合す る天然若しくは合成のリガンドであってよい。このリガンドは、細胞表面構造に より認識されるのに十分なだけ露出された官能基を有する蛋白質、ポリペプチド 、糖蛋白質、糖ペプチド又は糖脂質であってよい。それは又、ウイルス、細胞( 例えば、哺乳動物、細菌、プロトゾア)等の生物の成分又はリポソーム等の人工 的キャリアーであってもよい。 この結合剤は又、細胞表面構造に結合する抗体又は抗体のアナログ例えば一本 鎖抗体であってもよい。 キャリアーを形成するのに有用なリガンドは、標的とされる特定の細胞により 変化する。肝細胞を標的とする ために、ポリペプチドホルモン等のリガンドを採用することも出来るが、露出し た末端炭水化物基例えばアシアロ糖蛋白質(ガラクトース末端)を有する糖蛋白 質を用いることが出来る。アシアロ糖蛋白質の例は、アシアロオロソムコイド、 アシアロフェチュイン及び脱シアル化した水疱性口内炎ウイルスを含む。かかる リガンドは、末端シアル酸及び終わりから2番目のガラクトース残基を有する糖 蛋白質の化学的(例えば、硫酸)若しくは酵素的(例えば、ノイラミニダーゼ) 脱シアル化によって形成することが出来る。或は、アシアロ糖蛋白質リガンドを 、ガラクトース末端炭水化物例えばラクトース又はアラビノガラクタンを非ガラ クトースを有する蛋白質に還元的ラクトサミネーションにより結合することによ り形成することが出来る。 他の細胞表面レセプターをこの分子複合体の標的とするために、マクロファー ジについてのマンノース(リンパ腫)、繊維芽細胞についてのマンノース6リン 酸糖蛋白質(繊維肉腫)、腸細胞についての内在性因子−ビタミンB12及び胆 汁酸(Kramer等、(1992)J.Biol.Chem. 267:18598-18604を参照されたい) 並びに脂肪細胞についてのインシュリン等の他の型のリガンドを用いることが出 来る。或は、細胞特異的結合剤は、細胞表面のリガンド(例えば、抗原)と結合 する抗体等のレセプター又はレセプター様分子であってよい。かかる抗体は、標 準的手順によって生成することが出来る。 このポリヌクレオチド結合剤は、送達すべき遺伝子と複合体を形成する。遺伝 子との複合体化は、標的細胞による内在化の前の細胞外でのポリヌクレオチドの 有意の解離を阻止するだけ十分に安定でなければならない。しかしながら、この 複合体は、細胞内の適当な条件下で開裂してポリヌクレオチドを機能的形態で放 出することが出来る。ポリヌクレオチド結合剤と遺伝子との間の静電引力に基づ く非共有結合は、細胞外安定性を与え且つ細胞内条件下では遊離可能である。 好適なポリヌクレオチド結合剤は、ポリカチオンである。これらの正に帯電し た物質は、負に帯電したポリヌクレオチドに非共有結合で結合して、細胞外では 安定であるが細胞内では遊離可能な、可溶性の標的を定め得る分子複合体を形成 することが出来る。適当なポリカチオンは、ポリリジン、ポリアルギニン、ポリ オルニチン、塩基性蛋白質例えばヒストン、アビジン、プロタミン等である。好 適なポリカチオンは、ポリリジン(例えば、3,800〜60,000ダルトン )である。ポリヌクレオチドを遊離可能に結合するために使用し得る他の非共有 結合は、水素結合、疎水結合、静電結合を単独で又は組合せて含む(例えば、ポ リヌクレオチドに結合した抗ポリヌクレオチド抗体及びビオチン化ヌクレオチド を含むストレプトアビジン若しくはアビジン結合性ポリヌクレオチド)。 キャリアーは、細胞特異的結合剤とポリヌクレオチド 結合剤とを化学結合させることによって形成することが出来る。この結合は典型 的に共有結合である。好適結合はペプチド結合である。これは、Jung,G.等、 (1981)Biochem.Biophys.Res.Commun. 101:599-606により記載されたよう に水溶性カルボジイミドを用いて形成され得る。別の結合は、ジスルフィド結合 、チオエーテル結合、又はアビジン−ビオチン結合におけるような強力な非共有 結合である。 この結合反応は、キャリアーを形成するために用いる特定の細胞特異的結合剤 及びポリヌクレオチド結合剤に対して最適化することが出来る。結合形成を最大 にするがキャリアー成分の凝集体形成を最小にするように反応条件をデザインす ることが出来る。細胞特異的結合剤のポリヌクレオチド結合剤に対する最適比は 、経験的に決定することが出来る。ポリカチオンを使用する場合には、これらの 成分のモル比は、ポリカチオンの寸法及びポリヌクレオチド結合剤の寸法により 変化する。一般に、この比は、約10:1〜1:1に及ぶ。未結合成分及び凝集 物は、分子ふるい又はイオン交換クロマトグラフィー(例えば、Aquapore(商標 )カチオン交換、Rainin)によりキャリアーから分離することが出来る。 1つの具体例においては、アシアロオロソムコイド−ポリリジン結合体を、架 橋剤1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミドを用いて 形成する。透析の後に、結合体を、調製用酸尿素ポリアクリル アミドゲル電気泳動(pH4〜5)により未結合の成分から分離する。この結合 体を、カルボキシメチル官能化カラムにて更に精製することが出来る。「レセプ ター特異的リガンド及びポリカチオン性ポリペプチドの結合体の製造方法」と題 する、1993年4月5日出願の米国特許出願第08/043,008号を参照 されたい(その教示を本明細書中に参考として援用する)。 段階的透析手順により、遺伝子をキャリアーに複合体化することが出来る。1 つの具体例において、ポリリジン等のポリカチオンで作成したキャリアーと共に 用いるために、透析手順を2M NaCl透析物で始めて0.15M溶液で終了 する。徐々に減少するNaCl濃度は、このキャリアーに対するポリヌクレオチ ドの結合を生じる。ある場合、特にポリヌクレオチド及びキャリアーの濃度が低 いときには、透析は必要ないであろう(ポリヌクレオチド及びキャリアーを単に 混合してインキュベートする)。 この分子複合体は、同じポリヌクレオチドの2コピー以上又は1種以上の異な るポリヌクレオチドを含んでよい。ポリヌクレオチドのキャリアー結合体に対す るモル比は、キャリアー及びポリヌクレオチドの型及び寸法によって、約1:1 00〜1:200に及び得る。この比は、特定のキャリアー及びポリヌクレオチ ドについて、米国特許第5,166,320号に記載されたゲル遅延アッセイに より決定することが出来る。 イン・ビトロ利用のために、培養細胞を適当な培地中でこの発明の分子複合体 と共にインキュベートすることが出来る。それは又、生体外でも同様に用いて生 体から取り出された細胞のトランスフェクションを増大させることが出来る(そ れは、次いで、生体に戻される)。 イン・ビボ利用のために、この発明の分子複合体を非経口投与することが出来 る。好ましくは、それを静脈注射する。この複合体を、滅菌塩溶液等の生理的に 許容し得るビヒクル中の溶液にて投与する。 標的細胞を、エンドソームのリソソームへの移動及び融合を阻止するに足りる 量の薬剤で処理する。この薬剤は、細胞の微小管の形成をブロックする薬物又は 分子であってよい。かかる薬物又は分子は、チューブリン分子が重合して微小管 を形成することを阻止することによって(例えば、コルヒチン)又は細胞内の殆 どの遊離チューブリンを取り込んで微小管を形成し且つそれらを安定化させるこ とによって(例えば、タキソール)、これを達成することが出来る。他の薬剤は 、ビンブラスチン、ビンクリスチン及びビンデシンを含む。イン・ビボ遺伝子治 療のために、この薬剤を、好ましくは、この複合体の静脈投与の前に静脈投与す る。 イン・ビボでのこの薬剤の投与のタイミングは、内在化の阻害を阻止するため に重要である(これも又微小管の機能に依存する)。この薬剤は、複合体より前 に(好ましくは、約30分〜1時間前に)投与すべきである。 この発明の方法を遺伝子治療において用いて、増大された及び/又は延長され た発現のために、イン・ビボで、遺伝子を標的細胞に特異的に送達することが出 来る。例えば、特定の細胞を正常遺伝子の標的として、対応する内在性遺伝子に おける遺伝性の若しくは獲得した欠陥により引き起こされる代謝若しくは遺伝的 異常を軽減することが出来る。この方法を用いて、治療用蛋白質をコードする遺 伝子又は内在性若しくは外来性遺伝子の発現に向けられたアンチセンス構築物を コードする遺伝子の発現を増大させ若しくは延長させることも出来る。外来性遺 伝子の発現の増大は、遺伝子の周期的(但し、頻繁過ぎない)投与を実現する。 この発明を、下記の実施例により、更に説明する。 実施例 実施例1 ポリ−L−リジンに結合したアシアロオロソムコイドからなるアシアロ糖蛋白 質−ポリカチオン結合体を用いて、肝細胞表面に存在するアシアロ糖蛋白質レセ プターを介して肝細胞を特異的に標的とすることの出来る可溶性DNA複合体を 形成した。このDNAは、B型肝炎ウイルス表面抗原に対する遺伝子を含むプラ スミッドを含んだ。コルヒチンを用いて、標的細胞における遺伝子発現を増大し 及び延長させた。B型肝炎ウイルス表面抗原をコードする遺伝子を含む発 現ベクター プラスミッドpSVHBVsurfをT.Jake Liang博士(マサチューセッツ、 Boston 在、 Massachusetts General Hospital;Liang,T.J.等、(1993)J.Clin.I nvest91:1241-1246)から得た。このプラスミッド(約3.6kbp)は、S V40の複製オリジン及びB型肝炎表面抗原のオープンリーディングフレーム( 1984bpの部分として)を含むpUC誘導体である(SV40プロモーター により駆動)。このプラスミッドを大腸菌にクローン化し、前に記載された(Bi rnboim,H.C.及びDoly,J.(1979)Nucleic Acids Res. 7:1513-1518)よ うにして精製した。純度は、アガロースゲル中での電気泳動によりエチジウムブ ロミド染色してチェックした(Maniatis,T.,Fritsch,E.F.及びSambrook,G . Molecular Cloning,A Laboratory Manual,Fritsch, E.G.及びManiatis, T.編、Cold Spring Harbor Laboratory,Cold Spring Harbor,NY 150-161頁( 1982)中)。アシアロオロソムコイド プールしたヒト血清からORを調製し(Wu, G.Y.及びWu,C.H.(1988) J .Biol.Chem. 263:14621-14624;Whitehead, D.H.及びSammons,H.G.(1 966)Biochem.Biophys.Acta 124:209-211)、水に溶解させた。等容積の0. 2N H2SO4をOR溶液に加えて生成した混合物を水浴中で80℃に1時間加 熱して蛋白質からシ アル酸を加水分解した。酸分解混合物を水浴から取り出し、NaOHで中和し、 水に対して2日間透析し、次いで、凍結乾燥した。Warrenのチオバルビツール酸 アッセイを用いてORの脱シアル化を確認した(Warren,L.(1959)J.Biol. Chem. 234:1971-1975)。一般に、Warren,L.(1959)J.Clin.Invest. 3 8 :755-761及びSchmid, K.等(1967)Biochem.J. 104:361-368を参照され たい。標的を定め得るDNAキャリアー ASORを、ポリ−L−リジン(ミズーリ、St.Louis在、Sigma Chemical Co.) Mr=41,000にpH7.4(モル比1:1)で、1−エチル−3−(3− ジメチル−アミノプロピル)カルボジイミド(イリノイ、Rockford在、Pierce Chemi cal Co.)を用いて結合した。これらの結合体を、Aquapore C-300カラム(Rain in)及び1M尿素、0.1M酢酸ナトリウム(pH5.0、2.5、2.25及 び2.0)での段階的溶出を使用する高圧液体クロマトグラフィーシステム(Ra inin)を用いて、カチオン交換クロマトグラフィーにより精製した。カラムから 溶出した第2のピークを、230nmでのU.V.吸収により、最適結合体とし て測定した(Jung,G.等、(1981)Biochem.Biophys.Res.Commun. 101:59 9-606)。 可溶性複合体を形成するために結合体と混合するDNAの最適割合は、前に記 載されたようにしてゲル遅延ア ッセイを用いて決定した(Wu,G.Y.及びWu,C.H.(1987)J.Biol.Chem. 262 :4429-4432)。簡単には、等量のDNAを0.15M NaCl中に含む試 料を、0.15M NaCl中の結合体の増加する量と混合して、0.45ミク ロン膜を通しての濾過の後にゲル中でのDNA移動を完全に遅らせる結合体対D NAモル比を決定した。この複合体の溶解度を確実にするために、DNAの50 〜75%に結合するのに必要な結合体の量を計算して分子複合体を形成するのに 使用した。可溶性分子複合体を形成するために、この結合体溶液を、0.1ml /分の速度で、定速で混合しながら、蠕動ポンプによって非常にゆっくりとDN Aに加えた。アリコートを取って260nmで吸光度を測定してDNA量を監視 した。他のアリコートを取ってアガロースゲル上で泳動して複合体の形成を確認 した。この複合体を含む溶液を0.45μ膜フィルターを通して濾過した。アリ コートを、上記のようにアガロース電気泳動により試験するために採取した。コルヒチン投与のタイミング 150gの雌ラット(Sprague-Dawley)の群(各2匹)をケタミン−キシラジ ンで麻酔した。群のラットに滅菌リン酸緩衝塩溶液中のコルヒチン(0.75m g/kg)を、2mgのDNAを含む複合体の(尾静脈へのゆっくりとした)静 脈注射の1時間前、静脈注射時、及び静脈注射の1時間後に腹腔内注射した。第 4群のラッ トには複合体のみを与えた。24時間後に、ラットから採血して、B型肝炎ウイ ルス表面抗原(HBsAg)のアッセイ用に血清を得た。(Auzyme Monoclonal ,EIA kit for detection of HBV - Abbott)生成した溶液の色変化のU.V. 吸光度を492nmで200μlの血清について測定した。結果 対照用ラットにおいて、ELISAによって検出されたHBsAgの平均は、 注射の後で0.42±0.72ng/mlであった。DNA複合体の注射の1時 間前、注射時、又は1時間後のコルヒチン処理は、それぞれ、2.06±3.5 5ng/ml、1.26±1.53ng/ml及び0.30±0.30ng/m lのレベルの平均HBsAgを生じた。これらのデータは、DNA複合体の注射 の1時間前のコルヒチン処理が、24時間時点で最高レベルの遺伝子発現を生じ たことを示している。 標的遺伝子の発現のタイムコースを測定するために、コルヒチン処理をしてな い対照用ラットを1日目の時点に4匹と16日目の時点に2匹用いた。発現の遅 延に対するコルヒチンの影響のタイムコースのために、ラットを1日目の時点に 8匹と4日目及び20日目の時点に各3匹を用いた。これらの結果は、複合体化 DNAのみを受けたラットが1日目に0.45±.41の表面抗原レベルを有し たが16日目には0.06±0.00ng/ mlに低下したことを示した。対照的に、コルヒチンで予備処理した動物は、1 日目に2.29±1.20、4日目に0.89±0.12及び20日目に0.2 2±0.13ng/mlのレベルを生じた。これらのデータは、コルヒチンが、 タイムコースの初期における発現のレベルを増加させるだけでなく一層長く且つ 高レベルの発現をも生じることを示している。実施例2 ASOR−PL結合体を用いて、Gunnラットの肝細胞をビリルビン−UDP− グルクロノシルトランスフェラーゼの遺伝子を含むプラスミッドの標的とした。 コルヒチンを用いて発現を延長した。動物 雄のSprague-Dawleyラット(150〜200g)及びビリルビン−UDP− グルクロノシルトランスフェラーゼ(B−UGT)欠乏性Gunnラット(150〜 225g)を、Albert Einstein College of Medicineのコロニーから得た。こ れらのラットを標準実験室ラット食事にて、12時間明暗サイクルで維持した。コルヒチン投与 肝細胞の微小管に対するコルヒチンの影響を測定するための実験において、1 kg当り0.25〜1.0mgの投与量のコルヒチン(0.5mg/mlのジメ チルスルホキシド)をSprarue-Dawleyラットに腹腔内注射した。遺伝子ターゲッ ティング実験のために、0.75 mg/kgのコルヒチンをキャリアー−DNA複合体の投与の30分前に用いた (下記参照)。プラスミッド アルブミンプロモーター/エンハンサーにより駆動される細菌のクロラムフェ ニコールアセチルトランスフェラーゼ(CAT)の遺伝子を含むプラスミッドp (9−12)albCATをJames M.Wilson(Philadelphia在、ペンシルベニ ア大学)から提供された。このプラスミッドは、以前に、イン・ビボでの肝臓へ の標的を定めた送達の後でCAT活性を発現することが示された(Wu,G.Y.等 、(1991)J,Biol.Chem. 266:14338-14342)が、それを、この研究における エンドサイトーシスを受けたDNAの細胞内運命を測定するために用いた。B− UGT活性のGunnラット肝への移動について、プラスミッドpSVK3−hBU GT1を用いた。この構築物は、ヒト肝B−UGT1の完全長コード領域をpSV K3主鎖のSV4Oプロモーター領域(スウェーデン、Uppsala在、Pharmacia)の下流 にクローニングすることによって生成した(Ritter,J.K.等、(1991)J.Bio l.Chem. 226:1043-1047)。この挿入物の後方には、SV40スプライス部位 及びSV40ポリアデニル化部位が続いた。ASGP−ポリリジン結合体の合成及びDNAキャリアー蛋白質複合体の形成 ASORを上述のようにして調製した。ASORを ポリリジン(Sigma、平均分子量59000)を用いて、前に記載された(Wu,G .Y.等(1991)J.Biol.Chem. 226:14338-14342及びJ.Biol.Chem. 267: 11483-11489)ようにして共有結合した。標的を定め得るキャリアー−DNA複 合体を形成するために、1mlの2M NaCl中のプラスミッドDNA0.5 mgを、0.6mlの2M NaCl中のASOR−ポリリジン結合体(0.1 5mgのASORを含む)(25℃)に加えた。この混合物を12000〜14 000ダルトンの排除限界を有する透析チューブに入れ、1.5M、1.0M、 0.5M、0.25M及び0.15Mの濃度のNaClの各1000mlに対し て4℃で30分間連続的に透析した。最後の透析の後に、この複合体を、ラット への注射のために0.45μ膜を通して瀘過した。DNA−キャリアー複合体の投与及び部分的肝切除 ラットをエーテルで麻酔し及び右外側頚静脈を露出させた。22pモルのDN Aを含む可溶性複合体を右外側頚静脈に注入し、その静脈を結紮して切開を閉じ た。1群においては、DNA−ポリリジン複合体の注入の20分後に、エーテル 麻酔下で、正中線切開により66%肝切除を行なった(Seglen,P.O.(1976)Methods Cell Biol. 13:29-83)。予備研究において、注入されたDNA−キ ャリアー複合体の肝による最大の内在化に20分を要することが測定された。対 照及び部分的肝切除の両群のラットを、DNA−キャリアー複合体の注入 の20分後、1時間後、4時間後、24時間後及び7日後に殺し、肝臓を取り出 してDNA分析にかけた。CAT活性のアッセイ 肝ホモジェネート中のCAT活性を、基質としての14C−クロラムフェニコー ル及び薄層クロマトグラフィー分析を用いて、前に記載した(Gorman,C.M.等 、(1982)Mol.CellBiol. 2:1044-1051)ようにして、三重にアッセイした。 このアッセイを三重に実施した。B−UGT活性のアッセイ 肝ミクロソーム画分中のB−UGT活性を、UDP−[14C]グルクロン酸を 基質として用いて(5mM、0.2μCi/μモル)測定した(Jansen,P.L. M.等、(1977)J.Biol.Chem. 252:2710-2716)。ブランクはビリルビンを 含まなかった。ビリルビン及びそのグルクロニドを抽出して薄層クロマトグラフ ィー(Chowdhury,R.等(1979)J.Biol.Chem. 254:8336-8339)により分離 し、確実なビリルビンモノグルクロニド及びジグルクロニドを標準として用いて オートラジオグラフィーにより検出した。これらのビリルビンモノグルクロニド 及びジグルクロニドのバンドを含むシリカゲルをかき取ることにより集め、これ らの色素をメタノール中で抽出して放射能を適当な消光補正後に測定した。血清ビリルビン及び胆汁中で抽出された色素の分析 血清ビリルビンレベルを前に記載されたようにして測定した(Trotman,B.W .等(1982)Anal.Biochem. 121 :175-180)。胆汁色素分析のために、ラットをエーテル麻酔下に置き、胆汁管 にPE−10カニューレを挿入した。これらのラットを制限ケージに入れ、胆汁 を採取する前に意識及び正常体温を回復させた。胆汁を高圧液体クロマトグラフ ィー(Spivak,W.及びCarey,M.C.(1985)Biochem.J. 225:787-795)に よって分析した。CAT活性 部分的肝切除及び疑似手術を受けた群においては、プラスミッド投与の20分 又は4時間後に、肝試料中に検出可能なCAT活性はなかった。24時間におい て、疑似手術及び66%肝切除を受けたラットの両者において約1.0マイクロ 単位/mg蛋白質のCAT活性が検出された。DNA投与の7日後に、CAT活 性は疑似手術を受けたラットにおいては検出不能であったが、66%肝切除を受 けた群においては約1.0マイクロ単位/mg蛋白質にて検出された。長期の実 験においては、CAT活性は、少なくとも60日間(実験の継続期間)にわたっ て存続した(図1)。 キャリアー−p(9−12)−a1bCAT複合体の投与の30分前に0.7 5mg/kgのコルヒチンを受けたラットにおいては、CAT活性は、肝臓にお いて、1.25〜1.5マイクロ単位/mg蛋白質のレベルを少なくとも60日 間(この研究の継続期間)にわたって維持した(図1)。B−UGT活性 対照用Gunnラット肝はB−UGT活性を有しなかった。コルヒチンの注射の3 0分後にキャリアー−pSK3−hBUGT複合体を受けたGunnラットでは、B −UGT活性が肝臓において6週目(測定の最終点)まで検出された。この酵素 活性は、正常Wisterラット肝における活性の3〜5%にわたった。キャリアー− DNA複合体を受けたがコルヒチンを受けなかったGunnラットにおいては、肝 B−UGT活性は、DNAの投与後24時間検出可能であっただけである。胆汁中のビリルビングルクロニドの排泄 対照用Gunnラットの胆汁は、検出可能なビリルビンモノグルクロニド又はジグ ルクロニドを含まなかった。コルヒチンを受けてからキャリアー−DNA複台体 を受けた3匹のラットにおいては、胆汁色素を、DNA投与の5日、14日及び 60日後に分析した。すべての場合において、ビリルビンモノグルクロニド及び ジグルクロニドを胆汁中に検出した。ビリルビングルクロニドは、胆汁中の全色 素排泄の9〜15%を説明した。血清ビリルビンレベル 未処理のGunnラット及びコルヒチンのみを受けたGunnラットにおいては、血清 ビリルビンレベルの有意の減少はなかった(図2)。対照的に、コルヒチン(0 .75mg/kg)の注射の30分後にキャリアー−DNA複合体を投与した場 合には、血清ビリルビン濃度は、少なくとも5週間、予備処理レベルの45%ま で漸進的に減 少した。この期間の後60日間に、ビリルビンレベルは、予備処理レベルの70 %まで徐々に増加した。他のラットにおいて、血清ビリルビンレベルは、35日 で、予備処理レベルの30%まで減少し、そのレベルに少なくとも60日間(こ の実験の継続期間)維持された。等価物 当業者は、ここに記載した特定の手順の多くの等価物を認識し又は、常例的実 験を用いて確認することが出来るであろう。かかる等価物は、この発明の範囲内 にあり且つ後述の請求の範囲によりカバーされるものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),CA,JP

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.細胞をその細胞への特異的取り込みについて標的を定めたポリヌクレオチド 複合体並びにエンドソームの移動及び/又はリソソームとの融合を阻止する薬剤 と接触させることを含む、ポリヌクレオチドを細胞内に導入する方法であって、 そのポリヌクレオチド複合体がその細胞の表面分子に結合してその細胞のエンド ソーム中に内在化される細胞特異的結合剤に結合されたポリヌクレオチドを含む 、上記の方法。 2.投与ステップにおいて、ポリヌクレオチドがDNAである、請求の範囲第1 項に記載の方法。 3.投与ステップにおいて、ポリヌクレオチドが遺伝子を含む、請求の範囲第1 項に記載の方法。 4.投与ステップにおいて、ポリヌクレオチド複合体が更に、ポリヌクレオチド を細胞特異的結合剤に結合するポリヌクレオチド結合剤を含む、請求の範囲第1 項に記載の方法。 5.投与ステップにおいて、ポリヌクレオチド結合成分がポリカチオンである、 請求の範囲第1項に記載の方法。 6.投与ステップにおいて、ポリカチオンがポリリジンである、請求の範囲第5 項に記載の方法。 7.投与ステップにおいて、細胞特異的結合剤が、複合体のエンドサイトーシス による取り込みを媒介する細胞 の表面レセプターに結合する、請求の範囲第1項に記載の方法。 8.投与ステップにおいて、細胞特異的結合剤が肝細胞のアシアロ糖蛋白質レセ プターに対するリガンドである、請求の範囲第7項に記載の方法。 9.投与ステップにおいて、リガンドがアシアロ糖蛋白質である、請求の範囲第 8項に記載の方法。 10.投与ステップにおいて、薬剤が、標的細胞における微小管形成を阻止する 薬物又は分子である、請求の範囲第1項に記載の方法。 11.投与ステップにおいて、薬剤がコルヒチンである、請求の範囲第10項に 記載の方法。 12.細胞への特異的取り込みについて標的を定めたポリヌクレオチド複合体並 びにエンドソームの移動及び/又はリソソームとの融合を阻止する薬剤を生物に 投与することを含む、ポリヌクレオチドを生物の細胞中に導入する方法であって 、そのポリヌクレオチド複合体が、その細胞の表面分子に結合して細胞のエンド ソーム中に内在化される細胞特異的結合剤に結合したポリヌクレオチドを含む、 上記の方法。 13.投与ステップにおいて、ポリヌクレオチドがDNAである、請求の範囲第 12項に記載の方法。 14.投与ステップにおいて、ポリヌクレオチドが遺伝子を含む、請求の範囲第 12項に記載の方法。 15.投与ステップにおいて、生物がヒトである、請求 の範囲第12項に記載の方法。 16.投与ステップにおいて、ポリヌクレオチド複合体が更に、ポリヌクレオチ ドを細胞特異的結合剤に結合するポリヌクレオチド結合剤を含む、請求の範囲第 12項に記載の方法。 17.投与ステップにおいて、ポリヌクレオチド結合成分がポリカチオンである 、請求の範囲第12項に記載の方法。 18.投与ステップにおいて、ポリカチオンがポリリジンである、請求の範囲第 17項に記載の方法。 19.投与ステップにおいて、細胞特異的結合剤が、複合体のエンドサイトーシ スによる取り込みを媒介する細胞の表面レセプターに結合する、請求の範囲第1 2項に記載の方法。 20.投与ステップにおいて、細胞特異的結合剤が、肝細胞のアシアロ糖蛋白質 レセプターに対するリガンドである、請求の範囲第19項に記載の方法。 21.投与ステップにおいて、リガンドがアシアロ糖蛋白質である、請求の範囲 第20項に記載の方法。 22.投与ステップにおいて、薬剤が、標的細胞における微小管の形成を阻止す る薬物又は分子である、請求の範囲第12項に記載の方法。 23.投与ステップにおいて、薬剤がコルヒチンである、請求の範囲第22項に 記載の方法。 24.肝細胞中への特異的取り込みについて標的を定め たDNA複合体並びにエンドソームの移動及び/又はリソソームとの融合を阻止 する薬剤を生物に投与することを含む、DNAを生物の肝細胞中に導入する方法 であって、その複合体が、DNAを複合体化し及び肝細胞内でそれを放出するこ との出来るアシアロ糖蛋白質レセプターに対するリガンドとポリカチオンとの結 合体に結合したDNAを含む、上記の方法。 25.投与ステップにおいて、アシアロ糖蛋白質レセプターに対するリガンドが アシアロ糖蛋白質である、請求の範囲第24項に記載の方法。 26.投与ステップにおいて、ポリカチオンがポリリジンである、請求の範囲第 24項に記載の方法。 27.投与ステップにおいて、薬剤が、微小管の形成を阻止する薬物又は分子で ある、請求の範囲第24項に記載の方法。 28.投与ステップにおいて、薬剤がコルヒチンである、請求の範囲第27項に 記載の方法。
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