JPH08503698A - アミノ酸模倣物を溶出試薬として用いる親和精製方法 - Google Patents
アミノ酸模倣物を溶出試薬として用いる親和精製方法Info
- Publication number
- JPH08503698A JPH08503698A JP6509231A JP50923193A JPH08503698A JP H08503698 A JPH08503698 A JP H08503698A JP 6509231 A JP6509231 A JP 6509231A JP 50923193 A JP50923193 A JP 50923193A JP H08503698 A JPH08503698 A JP H08503698A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- protein
- molecule
- complex
- amino acid
- affinity
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07K—PEPTIDES
- C07K1/00—General methods for the preparation of peptides, i.e. processes for the organic chemical preparation of peptides or proteins of any length
- C07K1/14—Extraction; Separation; Purification
- C07K1/16—Extraction; Separation; Purification by chromatography
- C07K1/22—Affinity chromatography or related techniques based upon selective absorption processes
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07K—PEPTIDES
- C07K16/00—Immunoglobulins [IG], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies
- C07K16/06—Immunoglobulins [IG], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies from serum
- C07K16/065—Purification, fragmentation
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- Biophysics (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Genetics & Genomics (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Immunology (AREA)
- Peptides Or Proteins (AREA)
- Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
(i)前記タンパク質との親和性複合体を形成することのできる第1分子を供給するステップと、(ii)親和性複合体の形成が可能な条件下で、前記試料を前記第1分子を接触させるステップと、(iii)複合体を単離するステップと、(iv)前記タンパク質、もしくは前記第1分子のいずれかの前記複合体形成に不可欠なアミノ酸残基を模倣した第2分子によって前記複合体を処理し、前記第2分子に複合体を破壊させ、前記タンパク質を前記複合体から分離させるステップと、(v)前記タンパク質を単離するステップと、を含む試料からタンパク質を分離する方法。1実施例によれば、アミノ酸模倣物のイミダゾールが非常に穏やかな溶出試薬として用いられ、プロテインAと抗体融合タンパク質の複合体を分離する。この技術は、抗体もしくは組換え抗体融合タンパク質の分離に広く適用される。
Description
【発明の詳細な説明】
アミノ酸模倣物を溶出試薬として用いる親和精製方法
本発明は、タンパク質の分離及び精製技術に関する。
今日では、生物学の試料中の特定タンパク質を他の成分から分離するための多
種多様な方法、物質、及びアプローチが存在する。一般的なアプローチの1例と
して、基質に対するタンパク質の非特異的親和がある。例えば、タンパク質は、
分子の電荷に基づき、イオン交換クロマトグラフィーによって分離することがで
きる。すなわち、タンパク質混合物が反対の電荷のクロマトグラフィーマトリッ
クスに添加され、可逆的な静電気的相互作用によりさまざまなタンパク質がマト
リックスに結合する。マトリックスに吸着したタンパク質は、イオン強度を高め
ることにより、もしくは溶出緩衡液のpHを変化させることによって、結合の弱
いものから強いものの順に溶出される。
また別の一般的なアプローチとしては、分離手段としてタンパク質の物理的特
性を利用するものが挙げられる。例えば、ゲル濾過を用いて、タンパク質の大き
さに基づきタンパク質を分離することができる。この方法の場合、所定の大きさ
の孔を有するクロマトグラフィーのマトリックスを詰めたゲル濾過カラムにタン
パク質混合物を添加する。その後、タンパク質は、通常、緩衡剤水溶液を用いて
溶出され、個々のクロマトグラフィーフラクションとして収集されて分析される
。
最後に、第3の一般的なアプローチとしては、精製試薬(purifying reagent
)に対するタンパク質の特異的親和性を利用するものがある。例えば、そのタン
パク質に対して特異的な抗体を用いてタンパク質を精製することもできるし、ま
たは、逆に、抗体をそれに特異的な抗原によって精製してもよい。通常、抗体も
しくは抗原はカラム基材に結合され、その特定の抗原もしくは抗体を含んだ溶液
がそのカラムに添加されて、免疫複合体を形成することができる。続いて、結合
された免疫複合体の要素は、例えば非常にイオン強度が高い又はpHの高い若し
くは低い緩衡剤にさらすことにより、この抗原抗体複合体を不安定化させて溶出
さ
れる。あるいは、免疫複合体を形成して、免疫沈降によりこの抗原または抗体を
精製してもよい。この場合、抗原抗体複合体を凝集した後に沈澱させてもよいし
、あるいは、結合要素のうちの1つを固体粒子(セファロースすなわちアガロー
ス、など)と共有結合させ、免疫親和性複合体を遠心分離により分離してもよい
。いずれの方法の場合も、分離対象のタンパク質は、その後、前述の場合と同様
にイオン強度の高い、またはpHの高いもしくは低い緩衡剤にさらすことにより
複合体から分離される。
分子生物学者に特に興味深いのは、抗体もしくは組換え抗体融合タンパク質の
分離及び精製方法である。個々の抗体分子は、構造的に、2本の同一の重鎖(H
鎖)、及び2本の同一の軽鎖(L鎖)を有し、各L鎖がH鎖にジスルフィド結合
され、H鎖どうしがジスルフィド結合されて、分子の基本的二量体構造を形成し
ている。それぞれの鎖内部には、約110個のアミノ酸から成る単位が折り重な
って、単一の内部ジスフィルド結合によって互いに一体的に結合して小型ドメイ
ンを形成している。L鎖は2つのドメインを有し、H鎖は4もしくは5つのドメ
インを有する。
H鎖の初めの2本のN末端側ドメインは、2つのL鎖ドメインと相互反応して
「Fabドメイン」、すなわち特異的な抗原の認識及び結合を行う分子部分を形
成する。分子のもう一方の末端側においては、H鎖のC末端側ドメイン(CH2
ドメイン及びCH3ドメイン)により「Fcドメイン」を形成する。「Fcドメ
イン」は、細胞の結合、補体結合、胎盤のトラバースなどを含む多数の免疫グロ
ブリン機能を行う分子部分である。さらに、FabドメインとFcドメインの間
に形成されるのが、ヒンジ領域を構成する小数のアミノ酸である。ヒンジ領域は
、固定されない領域で、分子の抗原結合部分の自由な動きを可能にする。発明の概要
本発明の目的は、アフィニティクロマトグラフィーカラムに吸着したタンパク
質を溶出するための安価で一般的な方法を供給することである。
上記の一般的な説明のように、アフィニティクロマトグラフィーは、精製した
いタンパク質と固相に固定化されたリガンドとの間の特異的な相互作用を利用す
る、非常に効果的なタンパク質精製方法である。通常、固相リガンドはいくつか
の固有の化学的特性を有し、それにより分離対象のタンパク質を選択的に吸着す
る。他の混入タンパク質(contaminant proteins)は、固相リガンドに結合しな
いか、もしくは適切な溶液で固相リガンドを洗浄することで除去される。これま
で、アフィニティカラムの溶出は次の2つの方法のうちのいずれかにより行われ
てきた:(i)マトリックスを、固定化されたリガンドに類似する特異的なリガ
ンドの溶液によって洗浄する方法、または(ii)マトリックスを、イオン強度
の極めて高い、またはpHの非常に高い(11より大きい)もしくは非常に低い
(3未満)の溶液で洗浄する方法。一般的には、方法(ii)よりも方法(i)
の方が効果的とされるが、これは、非常にイオン強度の高い溶液は、タンパク質
に害を及ぼさない限りにおいては通常、アフィニティマトリックスにしっかりと
結合したタンパク質を分離させるのに効果がないのが普通だからであり、多くの
タンパク質は、分離対象のタンパク質を溶出するのに十分な酸性もしくは塩基性
を有する緩衡剤に対して不安定であるためである。しかしながら、特異的な溶出
リガンドが手に入らない場合や、特異的な溶出リガンドが実用上の理由により不
適切である場合、例えばその特異的リガンドが不安定であったり、高価であった
りする場合には、(i)の方法も適用ができない。
リガンド自体がタンパク質である場合、特異的リガンドを含む溶出溶液を用い
て、固定化されたリガンドからタンパク質を溶出できることはまれである。これ
は、特異的リガンドがタンパク質もしくはペプチドのフラグメントである必要が
あるため、上述した実用上の理由により溶出が実行不可能となる。
本発明は、特異的なアミノ酸の側鎖を模倣した安価な低分子量化合物の使用に
基づき、アフィニティマトリックスを溶出する新規な方法を開示する。非タンパ
ク質アフィニティリガンドに結合したタンパク質を分離するためには、リガンド
の認識に関連する特異的アミノ酸の側鎖を模倣した溶出化合物が選択される。一
方、タンパク質のアフィニティリガンドに結合したタンパク質を分離する場合に
は、溶出化合物は、精製対象のタンパク質もしくは固定化されたリガンドのタン
パク質のいずれの側鎖を模倣してもよい。
適切な側鎖模倣化合物は、その水溶性及び分離するべきタンパク質との融和性
(compatibility)によって選択される。タンパク質どうしの相互作用は、疎水
的相互作用、特に芳香族の疎水的相互作用によって安定化されることが多いので
、最も好ましい溶出試薬は、ヒスチジン、チロシン、トリプトファン、及びフェ
ニルアラニンの側鎖模倣からなるグループから選択するのがよい。特定の実施例
においては、ヒスチジンの残基に結合することにより促進された相互作用を不安
定化するためには、イミダゾールを選択するのが適切である。チロシン側鎖の適
当な模倣物は、アミノフェノールもしくはヒドロキシベンゼンスルホン酸塩など
の置換基によって水溶性が促進されたフェノール及びフェノール化合物などのヒ
ドロキシル化された芳香族化合物である。トリプトファンの適当な模倣物は、イ
ンドール−3−硫酸塩またはインドール−3−酢酸などの置換されたインドール
、もしくはベンジミダゾール塩がよい。フェニルアラニンの適当な模倣物は、ベ
ンゾアート塩、フェニルスルホン酸塩、及びニコチン酸塩もしくはニコチンアミ
ドなどの水溶性の複素環がよい。
また、有益なアミノ酸模倣物は、荷電残基相互作用(charged residue intera
ctions)を破壊する分子から選択してもよい。このような荷電残基相互作用に干
渉する有用な化合物の例としては、アルギニンを模倣するグアニジン塩、リシン
を模倣するアルキルアミン、及びグルタミン酸塩(glutamate)もしくはアスパ
ラギン酸塩(aspartate)を模倣するアルカン酸(alkanoic acids)が挙げられ
る。
さらに、本発明において溶出試薬として有益なその他の化合物としては、脂肪
族の疎水性残基相互作用を干渉する化合物、例えば、脂肪族アルコール、水溶性
ポリアルキレングリコールの脂肪族エーテル、脂肪族アルコールの硫酸塩エステ
ル、及び脂肪族アミンがある。また、脂肪族に置換されたフェノールなど、二元
的(dual)疎水作用を有する化合物も、側鎖残基を模倣するのに有益であるとい
える。
以上のように、本発明は以下のステップから成る、試料からタンパク質を分離
する方法により特徴づけられる。(i)タンパク質と結合して親和複合体を形成
することができる第1分子を供給する。(ii)親和複合体の形成が可能な状況
の下で、試料を第1分子と接触させる。(iii)複合体を取り出す。(iv)
第2分子によって複合体を処理する。この第2分子は、タンパク質もしくは複合
体の形成に不可欠な第1分子のいずれかのアミノ酸残基を模倣したものであるの
で、第2分子によりこの複合体は破壊され、タンパク質が複合体から放出される
。
(v)分離されたタンパク質を取り出す。
好適な実施例においては、第2分子の全体もしくは一部は、アミノ酸側鎖を模
倣する。
別の好適な実施例においては、第1分子はプロテインAであり、分離するタン
パク質は、プロテインA結合ドメインを有する抗体もしくは抗原融合タンパク質
である。この実施例によれば、第2分子はヒスチジン残基を模倣するのが好まし
く、例えばイミダゾールが好ましい。
その他の2つの好適な実施例においては、第1分子は抗体であり、分離するタ
ンパク質は組換えタンパク質である。あるいは、第1分子は抗原性タンパク質で
あり、分離するタンパク質はこの抗原性タンパク質に特異的に結合する抗体であ
る。
ここで、「アミノ酸残基を模倣する」ということは、アミノ酸残基そのもの、
もしくはタンパク質または非タンパク質の親和リガンド(すなわち「第1分子」
)と相互作用するその残基の能力に不可欠なアミノ酸残基の1部のいずれかと同
一のもしくはそれに類似する化学的組成を有する、という意味である。好ましく
は、模倣されたアミノ酸の部分は、その残基の側鎖である。このような模倣分子
は溶出試薬として用いられるので、この分子は水溶性で、精製されるタンパク質
の安定性と融合するのが好ましい。本発明では、いかなるアミノ酸模倣物でも有
益であるが、疎水性タンパク質−タンパク質相互作用を妨害するものが好ましい
。なお、このような相互作用には、ヒスチジン、トリプトファン、チロシン、及
びフェニールアラニンのアミノ酸を含む相互作用が含まれる。これらのアミノ酸
に対する好ましい模倣物は、上述の通りである。
「抗体融合タンパク質」とは、非免疫グロブリンポリペプチドに直接もしくは
間接的に共有結合する免疫グロブリンFcドメインの少なくとも1部分を有する
タンパク質を意味する。
「アミノ酸側鎖」は、アミノ酸の識別を決定する分子の中心炭素原子に結合す
る部分を意味する。本発明に係る好ましい側鎖には、ヒスチジン、トリプトファ
ン、チロシン、及びフェニールアラニンを特徴づける、疎水性の側鎖が含まれる
。
「プロテインA結合ドメイン」とは、プロテインAと呼ばれる黄色ブドウ球菌
細胞壁成分と相互作用する免疫グロブリン分子の部分を意味する。結晶学上の研
究により、このドメインはCH2/CH3の部分に最もよく配置されることが判明
した。
出願人は、親和精製技術を修正することにより、精製の最終ステップにおいて
アミノ酸模倣物を溶出試薬として使用し、分離対象のタンパク質を親和複合体か
ら分離できることを認識していた。このアプローチは、従来からの溶出技術(例
えば溶液のpHにおける急激な変化に基づく溶出ステップなど)に比べてかなり
穏やかである(gentler)ので、出願人によるこの方法によって、標準的な溶出
手順では活性が破壊(例えば不可逆的に変性)もしくは減少されたタンパク質の
分離及び精製を促進することができる。さらに、アミノ酸模倣物は便利で安価な
溶出試薬なので、これらの模倣物は、より安定したタンパク質の精製の溶出試薬
として利用することもできる。
本発明のその他の特徴及び効果は、以下に示す好適な実施例の記載及び請求の
範囲から明らかである。図面の簡単な説明
図1は、免疫グロブリン融合タンパク質CD62Rgを概略的に示した図であ
る。
図2Aは、好中球の表面に結合するCD62Rgに対するフローサイトメトリ
ーの測定結果を示す。
図2Bは、H3630細胞の表面に結合するCD62Rgに対するフローサイ
トメトリーの測定結果を示す。
図2Cは、HSB2細胞の表面に結合するCD62Rgに対するフローサイト
メトリーの測定結果を示す。
図2Dは、K562細胞の表面に結合するCD62Rgに対するフローサイト
メトリーの測定結果を示す。詳細な説明
本発明に係るタンパク質の分離及び精製手順、及び1つの特定免疫グロブリン
融合タンパク質の分離におけるその使用について、以下に説明する。組換えタン
パク質の非常に穏やかな溶出により、本来の結合反応を著しく損なうことなく精
製を行うことができる。本発明を限定するためでなく、説明するための例を以下
に示す。ヒスチジンの模倣物イミダゾールを用いた溶出による免疫グロブリンG1(Ig G1)の親和精製
ヒスチジンの模倣物であるイミダゾールを用いた溶出を含む親和性クロマトグ
ラフィーによって、ヒトのIgG1を以下のように精製した。
ヒトのIgG1をプロテインAトリスアクリル担体(ピアス、イリノイ州、ロ
ックフォード)上に添加し、リン酸緩衡溶液で洗浄する。担体を数本の小型カラ
ムに分配する。これらのカラムを、濃度が1M、2M、3M、4M、または5M
で、最終的なpHを6、7、8、または9に調整されたイミダゾールを含む溶液
で溶出した。この結果が、いずれのpH値に対して得られた最大溶出のパーセン
トとして表1に示される。
いずれのpH値でも、イミダゾールの濃度が最も高い場合には、カラムにわず
かなIgG1が残留した。pH値は概してイミダゾールの溶出力を媒介するのに
重要な役割を果たさなかったが、イミダゾールのpK値は7.1であり、pH6
では分子の約90%が荷電しているのに対してpH8では約90%が荷電されて
いないだろうということからは、この結果は予想外のものであった。
この方法を用いて、IgG1単独の場合と同様に、免疫グロブリン融合タンパ
ク質を、免疫グロブリンの不変領域に融合されたタンパク質部分の生物的活性を
損なうことなくプロテインAカラムから精製した。(詳しくは、以下のCD62
Rgの精製を参照のこと。)このような方法で精製された融合タンパク質のいく
つかに対しては、酸性溶出条件が、免疫グロブリンのドメインに融合されたタン
パク質部分にあるとされる活性(すなわちリガンドの結合活性)を破壊すること
が知られていた。一般的に、これらの免疫グロブリン融合タンパク質の精製には
、適当なcDNA構造体を用いたCOS細胞のトランスフェクションによって準
備された、融合タンパク質の粗製準備(crude preparation)(ある表面抗原の
細胞外ドメインに結合されたヒトのIgG1のヒンジ、CH2、及びCH3ドメイ
ンを含む)に関する初期分離が含まれる。培養上清が、さらに5日から10日の
間培養された導入細胞から集められ、遠心分離によって不純物が取り除かれ、プ
ロテインAトリスアクリルもしくはプロテインAアガロース担体に吸着される。
これらの担体を収集し、1%の非イオン性界面活性剤(Nonidet P40もしくはTri
ton X-100)を含むリン酸緩衡溶液(PBS)、続いて緩衡剤だけにより入念に
洗浄して、さらに酢酸もしくは塩酸によりpH8に調整された4Mのイミダゾー
ルで溶出する。このようにして溶出された融合タンパク質を緩衡液で透析する。
もしくはイミダゾールを2周期の遠心分離限外濾過によって除去する(Centrico
n 30)アミコン社、マサチューセッツ州、ビバリー)。
このような抗体融合タンパク質の精製の1つの特定例を以下に示す。溶性CD62:免疫グロブリン融合タンパク質の分離
以下のように、CD62の最初の4つのN末端側細胞外ドメインをヒトのIg
G1のヒンジドメインに遺伝的に融合することによりCD62タンパク質キメラ
を準備した。ヒトのIgG1人工スプライスドナーシーケンスとの融合を可能に
するよう設計された合成オリゴヌクレオチドを用いて、レクチン(L)(lectin
)、上皮増殖因子(EGF)、及び最初の2つの補体調節タンパク質繰り返し要
素(CR)をコードするCD62 cDNAシークエンスを、複製連鎖反応(P
CR)において増幅した(Aruffo et al.Cell 61,1303-1313,1990 参照)(
図1)。前進プライマーは、GGC GCC GAA GCT TCC ATG
GCC AAC TGC CAA ATA GCC ATC TTGの配列(配
列番号:1)を有し、逆向きのプライマーはGGC CAG ATC TCCC
TG CAC AGC TTT ACA CAC TGG GGC TGGの配
列(配列番号:2)を有した。この配列は、CD62フラグメントがHindI
IIからBglIIのフラグメントとして、HindIII及びBamHIで消
化されたベクターに挿入されることを可能にした。DNAを増幅するために、酵
素販売会社(USバイオケミカル、オハイオ州、クリーブランド)の薦める反応
緩衡剤、及び内皮細胞発現ライブラリー(Bevilacqua et al.,Science 243,11
60-1165ページ、1989年出版)から準備されたMluI消化されたDNAを
用いて、94℃で30秒間、45℃で2分間、72℃で3分間の20周期のPC
Rを行った。この結果得られたCD62 Rgと称される融合タンパク質が、図
1に概略的に示される。
DEAEデキストランを用いて、CD62 Rg発現プラスミドをCOS細胞
に導入した(Seed and Aruffo,Proc.Natl.Acad.Sci.USA 84:3365-3369,1
987参照のこと)。すなわち、10枚の100mmのプレートに半ば込み合った
状態のCOS細胞はそれぞれの構築物で形質導入された。トランスフェクション
の12時間後、細胞をトリプシン処理し、100mmの新しいプレートにまき直
し、7日から10日の間培養した。4日目、それぞれのプレートに10%のウシ
胎児血清を含む新しい培地5mlが付加された。上清を採集し、遠心分離によっ
てこれから非粘着細胞と屑を取り除いた後、1つに集めて4℃で保存した。この
ような上清のゲル電気泳動により、発現プラスミドが組換えグロブリンをコード
すること、及びこれらのグロブリンは形質導入されたCOS細胞の上清中に溶性
の形で存在することが示された。
プロテインAカラムを用いたクロマトグラフィーによってCD62 Rg融合
タンパク質を精製しようという初めの試みは、通常免疫グロブリンの溶出に用い
られる酸性の緩衡剤に対して融合タンパク質が不安定であるため成功しなかった
。この問題を回避するため、出願人は代わりにイミダゾールの溶液を用いて溶出
を行った。これは、(結晶構造の研究から仮定して、)この分子を過度に供給す
れば、抗体融合タンパク質のCH2/CH3断片におけるプロテインAとヒスチジ
ン残基により複合体の相互作用が破壊されるだろうと判断したためである。この
結果、4Mイミダゾールが、炭水化物(糖質)及び組織反応性を保持することの
できる、穏やかで効果的な溶出剤であることが証明された(以下を参照のこと)
。
上記のイミダゾールによる精製手順は次のようにして行われた。トランスフェ
クションの12時間後、それぞれの構築物によって形質導入されたCOS細胞の
フラクションをフラスコにまいた。トランスフェクションの36時間後、細胞を
リン酸緩衡溶液(PBS)で洗浄し、システイン−メチオニンを含まない培地を
30分間添加した。最終濃度が150μCi/mlとなるように[35S]メチオ
ニンと[35S]システイン(TransLabel,ICN,カリフォルニア州、COSタメ
サ)を添加して、細胞にこの標識を1晩取り込ませた。上清を採集し、200μ
lのプロテインAトリスアクリル(ピアス、ロックフォード、イリノイ州)と1
2時間、4℃で培養した。遠心分離により担体を収集し、PBS/1%Noni
det P−40で洗浄した。分析のために、担体を1%のドデシル硫酸ナトリ
ウム200μlで溶出した。あらかじめメルカプトエタノールにさらした後、ま
たはさらさずに、各溶出液10μlに6%の不連続ポリアクリルアミドゲルを添
加した。予備的な溶出として、カラム体積に対し5倍量の(酢酸で中和された)
4Mイミダゾール(pH8)でカラムを洗浄した。溶出されたタンパク質は、4
℃または8℃のイミダゾール中にに短時間保存するか、もしくは遠心分離限外濾
過によって溶媒をPBSに交換し、より長い時間保存した。CD62 Rg組織反応性
精製されたタンパク質がCD62に特徴的な方法で細胞及び組織に反応できる
かどうかを検査するために、骨髄細胞株及び腫瘍細胞株、すなわち、通常天然C
D62が結合する細胞における結合能解析が行われた。
10%ウサギ血清存在下で、未希釈Rg上清を用いて、106個の細胞を30
分間氷上で反応させた。細胞は、PBSで一度洗浄し、1から5μg/mlの濃
度の、ヒトのIgGもしくはIgMに対する蛍光ヤギ抗体(キャッペル、マルバ
ー、ペンシルヴァニア州)に30分間氷上でさらし、続いて4%のホルムアルデ
ビドを含むPBS内で固定化した。蛍光の値は、FACScan分析装置を用い
て標準的な技術によって決定された。その結果を図2に示す。図において、実線
はCD62 Rgとの反応性を示し、点線は対照のCD7 Rgタンパク質との
反応度を示している。
このようなフローサイトメトリー及び蛍光顕微法により、CD62 Rgが、
新しく分離されたヒトの顆粒球、胸部がん腫株H3630及びH3396、及び
骨髄細胞株HL60、THP−1、U937の細胞表面リガンドに反応すること
が示された。一方、白血病性T細胞株HSB−2、ジャーカット細胞、もしくは
HPB−ALL、K562(赤白血病)細胞、HeLa細胞、COS細胞、RD
(横紋筋肉腫)細胞、H3606及びH3620黒色腫細胞、またはL tk−
及びNIH 3T3マウス繊維芽細胞株には、細胞表面反応が見られなかった(
図2参照)。また、コントロールの免疫グロブリン融合タンパク質CD7 Rg
とCD8 Rg、及び天然IgGはこれらの条件のもとで目に見える反応を示さ
なかった。多くの場合、浸透可能にされた細胞に結合したCD62 Rgの量は
、浸透不可能な細胞に結合したCD62 Rgの量を大きく上回ることにより、
実質的な内部保存が存在することが示唆された。CD62 Rg炭水化物反応
糖脂質は、株限定発達パターン(lineage-restricted developmental pattern
)で複合炭水化物決定子を発現することがしばしばあるので、我々は、HL60
細胞(前骨髄球白血球株)の脂質抽出が、溶解もしくは吸着された形状のいずれ
かでCD62Rgに結合するかどうかを調べた。フォルチ分配したHL60細胞
の上層及び下層にシリカゲルを塗布したプレートを用いて薄層クロマトグラフィ
ーを行い、クロマトグラムを放射性同位元素を使って識別されたCD62もしく
は
コントロールの融合タンパク質とで反応させ、洗浄した後、以下のように蛍光間
接撮影を行った。20倍量のクロロフォルム:メタノール溶液2:1を用いた均
質化により、細胞(1×108から5×108)が抽出された。粗抽出物を脂質を
含まないフィルタペーパーで濾過し、フォルチ分配を繰り返した(Hakomori and
siddiqui,Meth.Enzymol.32:345-367,1974参照)。上層と下層をともに脱
水した後、200μlのメタノール中に溶かした。培養上清からの脂質が、1M
のNaClで飽和されたブタノールと共に抽出された(1:1 v/v)。脱水
によってブタノール層を乾燥させ、残基をメタノールに懸濁させた。
アルミニウムを後面に塗布した(aluminum-backed)シリカゲルHPTLCプ
レート(5cm×7.5cm)がクロマトグラフィーに用いられ、糖脂質は、ク
ロロフィルム/メタノール/水(120/70/14)で分離された。クロマト
グラフィーの後、プレートを乾燥し、0.1%のポリソブチルメタクリレートを
含むヘキサンに浸水させて固定し(Magnani et al.,Meth.Enzymol.83:235-2
41,1982)、阻止溶液(150mM NaCl,3mM CaCl2,2%BS
A)中に22℃で1時間反応させた。35S−識別Rg(1×105から2×1
05cpm/ml)、すなわちCD62 Rgもしくはコントロールの融合タン
パク質ELAM−1 Rgのいずれかを加えて、プレートともに1晩反応させた
。次に、クロマトグラムを150mM NaClと3mM CaCl2中で30
分2回洗浄し、乾燥させ、En3Hanceをスプレーし、フルオグラフィーを
行った。
単一バンドとして、あるいは異なる溶媒システムにおいては密接に配置された
二本のバンドとして移動する糖脂質が、CD62 Rgと強く反応することがわ
かった。これらの溶出条件もしくはより強い溶出条件のもとでは、ガングリオシ
ド分画には何の反応も見られなかった。
精製された異なる糖脂質のクロマトグラフィーパターンの平行評価により次の
ことが示された。HL60脂質は、ウシの脳のスルファチド(シグマ、セントル
イス、ミズーリ州;マトレヤ、ベルフォンテ、ペンシルヴァニア州)、スフィン
ゴシン部分の2−アミノ位置に不均一脂肪アキル置換を有する3−スルフェイト
ガラクトシルセラミド(3-sulfated galactosyl ceramides)の商業的な準備と
共に、3つの異なる溶媒システム[具体的には、クロロフォルム/メタノール/
水(120/70/14、クロロフォルム/メタノール/水(73/21/4)
、クロロフォルム/メタノール/アセトン/酢酸/水(10/2/4/2/1(
Ishizuka et al.,J.Biol,Chem.253:898-907,1978)]において移動した。
同じ条件下での精製糖脂質のクロマトグラフィー及び分析を行った。すなわち
、それぞれの脂質標準品(ウシの脳のガングリオシド(シグマ、セントルイス、
ミズーリ州;マトレヤ、ベルフォンテ、ペンシルヴァニア州)、スルファチド(
シグマ、セントルイス、ミズーリ州;マトレヤ、ベルフォンテ、ペンシルヴァニ
ア州))、トリシアリルガングリオシド(trisialyl ganglioside)GT1b(
シグマ、セントルイス、ミズーリ州)、ヒドロキシル置換を有するガラクトシル
セラミド(シグマ、セントルイス、ミズーリ州)、もしくはリソスルファチド(
シグマ、セントルイス、ミズーリ州;マトレヤ、ベルフォンテ、ペンシルヴァニ
ア州))(乾燥質量で)2マイクログラムをCD62 RgまたはELAM−1
Rgと反応させ、クロロフォルム/メタノール/水(73/21/4)とで展開
した。これより、スルファチドがCD62と強く反応すること、及びよりイオン
化した形状がこれらの条件のもとで優先的に認識されたことが確認された。脂肪
アシル置換のないリソスルファチドは認識されなかった。また、硫酸残基のない
ガラクトシルセラミドは、脂肪酸鎖にヒドロキシル置換のあるものもないものも
認識されなかった。CD15を有する糖脂質は、スルファチドの検出を可能にす
る条件の下では、認識できるような反応をCD62 Rgとの間に示さなかった
。さらに、CD7 Rg、CD8 Rg(Aruffo et al.,Cell 61,1303-1313
,1990)、ELAM−1 Rg(Walz et al.,Science 250:1132-1135,1990
)、完全な(Intact)IgG1、CD62 Rgに存在するFcフラグメントに
対応するIgG1のCOS細胞準備品のいずれもスルファチドと反応しなかった
。その他の実験例
出願人は、親和性精製技術を修正して、最終精製段階においてアミノ酸模倣物
を溶出試薬として使い、分離対象のタンパク質を親和性複合体から放出すること
ができることを認識した。このようなアミノ酸模倣物による溶出ステップは、例
えば、カラムに結合した複合体からもしくは免疫沈降に含まれた複合体からタン
パク質を分離するなど、いかなる標準的な親和性精製手順においても用いること
ができる。
多くのアミノ酸模倣物(例えば、上述の模倣物など)は混合物に簡単に組み入
れられるので、ここで説明した一般的な溶出技術は、相互作用接触点またはアミ
ノ酸配列が知られていないタンパク質を含む、いかなるタンパク質の精製にも利
用することができる。1つの特定例においては、上述の例示的なアミノ酸模倣物
のほとんどもしくはすべてが、(溶解性を考慮して)疎水性相互作用、脂肪族の
疎水性相互作用、及び/または荷電性相互作用に基づく多くの親和性複合相互作
用のいずれをも破壊する、一般的目的の溶出試薬に混合することができる。この
ような一般的目的の溶出試薬の場合、特異的親和性接触点のアミノ酸配列、もし
くは分離するタンパク質のアミノ酸配列さえも決定せずにすむ。
しかしながら、これらのアミノ酸配列の説明を、対象タンパク質を最も効果的
に溶出する模倣物の選択をガイドするものとして利用してもよい。例えば、一般
的に有益な親和性相互作用点は、いずれのタンパク質でも抗体複合物形成に係わ
る所定の領域である。この領域の識別は、技術によって、または実験的に(例え
ば、タンパク質の連続的欠失もしくは点変異解析を行った後に、例えば免疫沈降
もしくは抗体カラム結合による変異タンパク質の抗体結合能力の定量を行って)
決定することができた。この領域のアミノ酸配列の検索が、溶出試料として用い
ることのできる模倣物の選択に利用される。相互作用に係わるいかなる領域には
、1つ以上のアミノ酸接触点の候補が存在することもある。したがって、1つ以
上の模倣物を、単独であるいは組み合わせて検査することにより、どの模倣物が
最も効果的に複合体を破壊し、最も効果的なタンパク質溶出を可能にするかを決
定することができる。
配列リスト
(1)一般情報 :
(i)出願人 : シード ブライアン
(ii)発明の名称 : アミノ酸模倣物を溶出試薬として用いる新和
精製方法
(iii)配列の数 : 2
(iv)対応アドレス :
(A)名宛人 : フィッシュ アンド リチャードソン
(B)通り : 225フランクリン ストリート
(C)市 : ボストン
(D)州 : マサチューセッツ
(E)国 : アメリカ合衆国
(F)郵便番号 : 02110-2804
(v)コンピュータ読み出し形態 :
(A)媒体形式 : 3.5”ディスク,1.44Mb
(B)コンピュータ : IBM PS/2モデル50Z または55SX
(C)作動システム : MS-DOS(バージョン5.0)
(D)ソフトウェア : ワードパーフェクト(バージョン5.1)
(vi)現出願データ :
(A)出願番号 : 07/956,660
(B)出願日 : 1992年10月2日
(C)分類 :
(vii)優先出願データ :
(A)出願番号 :
(B)出願日 :
(viii)代理人情報 :
(A)氏名 : クラーク ポール ティー
(B)登録番号 : 30,162
(C)整理番号 : 00786/153001
(ix)遠隔通信情報 :
(A)電話番号 : (617)542-5070
(B)ファックス番号 : (617)542-8906
(C)テレックス番号 : 200154
(2)配列番号1の情報 :
(i)配列の特徴 :
(A)配列の長さ : 42
(B)配列の型 : 核酸
(C)鎖の数 : 一本鎖
(D)トポロジー : 鎖状
(xi)配列番号1の記載 :
(2)配列番号2の情報 :
(i)配列の特徴 :
(A)配列の長さ : 39
(B)配列の型 : 核酸
(C)鎖の数 : 一本鎖
(D)トポロジー : 直鎖状
(xi)配列番号2の記載 :
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. 試料からタンパク質を分離する方法であり、以下のステップを含む: 前記タンパク質との親和性複合体を形成することのできる第1分子を供給する ステップと、 親和性複合体の形成が可能な条件下で、前記試料を前記第1分子を接触させる ステップと、 複合体を単離するステップと、 前記タンパク質、もしくは前記第1分子のいずれかの前記複合体形成に不可欠 なアミノ酸残基を模倣した第2分子によって前記複合体を処理し、前記第2分子 に複合体を破壊させ、前記タンパク質を前記複合体から分離させるステップと、 前記タンパク質を単離するステップ。 2. 請求項1記載の方法において、前記第2分子は前記アミノ酸残基の側鎖を 模倣する。 3. 請求項1記載の方法において、前記第1分子はプロテインAであり、前記 タンパク質は、プロテインA結合ドメインを有する抗体もしくは抗原融合タンパ ク質である。 4. 請求項3記載の方法において、前記第2分子はヒスチジン残基を模倣する 。 5. 請求項4記載の方法において、前記第2分子はイミダゾールである。 6. 請求項1記載の方法において、前記第1分子は抗体である。 7. 請求項6記載の方法において、前記タンパク質は組換えタンパク質である 。 8. 請求項1記載の方法において、前記第1分子は抗原性タンパク質であり、 前記タンパク質は前記抗原性タンパク質と特異的に結合する抗体である。
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US95666092A | 1992-10-02 | 1992-10-02 | |
| US07/956,660 | 1992-10-02 | ||
| PCT/US1993/009174 WO1994007912A1 (en) | 1992-10-02 | 1993-09-27 | Affinity purification methods involving amino acid mimetics as elution reagents |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08503698A true JPH08503698A (ja) | 1996-04-23 |
Family
ID=25498506
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6509231A Pending JPH08503698A (ja) | 1992-10-02 | 1993-09-27 | アミノ酸模倣物を溶出試薬として用いる親和精製方法 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0663925A4 (ja) |
| JP (1) | JPH08503698A (ja) |
| AU (1) | AU5292693A (ja) |
| CA (1) | CA2146162A1 (ja) |
| MX (1) | MX9306174A (ja) |
| WO (1) | WO1994007912A1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015020955A (ja) * | 2013-07-17 | 2015-02-02 | 東ソー株式会社 | 抗体精製用溶出液および当該溶出液を用いた抗体精製方法 |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE69738075T2 (de) * | 1996-11-27 | 2008-05-21 | Genentech, Inc., South San Francisco | Affinitätsreinigung von polypeptiden an einer protein a-matrix |
| AU2001242928A1 (en) * | 2000-03-16 | 2001-09-24 | Biacore Ab | Method for capturing analytes eluted from surface-bound ligands |
| US8084032B2 (en) | 2004-01-21 | 2011-12-27 | Ajinomoto Co., Inc. | Purification method which prevents denaturation of an antibody |
| RU2012151132A (ru) | 2010-05-19 | 2014-06-27 | Ф. Хоффманн-Ля Рош Аг | Хроматография с гиброфобным взаимодействием |
| HRP20160086A2 (hr) | 2016-01-27 | 2017-08-11 | Sveučilište u Zagrebu | Eluens za imunoafinitetnu kromatografiju virusa i proteina |
-
1993
- 1993-09-27 WO PCT/US1993/009174 patent/WO1994007912A1/en not_active Ceased
- 1993-09-27 AU AU52926/93A patent/AU5292693A/en not_active Abandoned
- 1993-09-27 JP JP6509231A patent/JPH08503698A/ja active Pending
- 1993-09-27 EP EP93923139A patent/EP0663925A4/en not_active Withdrawn
- 1993-09-27 CA CA 2146162 patent/CA2146162A1/en not_active Abandoned
- 1993-10-04 MX MX9306174A patent/MX9306174A/es unknown
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015020955A (ja) * | 2013-07-17 | 2015-02-02 | 東ソー株式会社 | 抗体精製用溶出液および当該溶出液を用いた抗体精製方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| CA2146162A1 (en) | 1994-04-14 |
| AU5292693A (en) | 1994-04-26 |
| EP0663925A1 (en) | 1995-07-26 |
| EP0663925A4 (en) | 1997-11-19 |
| WO1994007912A1 (en) | 1994-04-14 |
| MX9306174A (es) | 1995-01-31 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| Bustin et al. | Antibodies against chromosomal HMG proteins stain the cytoplasm of mammalian cells | |
| Kalomiris et al. | Mouse T lymphoma cells contain a transmembrane glycoprotein (GP85) that binds ankyrin | |
| Binder et al. | CD91: a receptor for heat shock protein gp96 | |
| US4578335A (en) | Interleukin 2 receptor | |
| Geiger et al. | The participation of α-actinin in the capping of cell membrane components | |
| JP2001504838A (ja) | タンパク質精製 | |
| JPH02218699A (ja) | 精製されたプロテインa組成物及びそれらの調製方法 | |
| US5726293A (en) | Affinity purification methods involving imidazole elution | |
| US4302385A (en) | Placenta-specific tissue protein PP10 | |
| JPH0588116B2 (ja) | ||
| US4683135A (en) | DSCG binding protein and process for preparing same | |
| JPH08503698A (ja) | アミノ酸模倣物を溶出試薬として用いる親和精製方法 | |
| Murtaugh et al. | Localization of the catalytic subunit of cyclic AMP-dependent. Protein kinase in cultured cells using a specific antibody. | |
| Morris et al. | Thy-1 cell surface antigen on cloned nerve cell lines of the rat and mouse: amount, location and origin of the antigen on the cells | |
| Buckie et al. | Specific isolation of surface glycoproteins from intact cells by biotinylated concanavalin A and immobilized streptavidin | |
| JPS62253396A (ja) | アフイニテイ・クロマトグラフイ−材料及びこれを用いてのボルデテラ属細菌の蛋白質抗原の精製法 | |
| Lane et al. | Fc receptors of mouse cell lines. I. Distinct proteins mediate the IgG subclass-specific Fc binding activities of macrophages. | |
| Ray et al. | A biologically active receptor for the carbohydrate-binding protein (s) of Dictyostelium discoideum | |
| Gold et al. | Physicochemical approach to the purification of human α1-fetoprotein from the ascites fluid of a hepatoma-bearing patient | |
| Weselake et al. | Strategies in the purification of plant proteins | |
| EP0434836B1 (en) | Method for purifying tenascin | |
| Schadendorf et al. | A novel heteromorphic human cell surface alloantigen, gp60, defined by a human monoclonal antibody. | |
| Griffin et al. | A Human Lymphokine Activates Macrophage C3 Receptors for Phagocytosis: Studies Using Monoclonal Anti‐Lymphokine Antibodies | |
| Zamurs et al. | Strategies for the purification of laminin‐10 for studies on colon cancer metastasis | |
| Moore | Isolation and purification of an antibody to 67-KD calcimedin. |