JPH0850392A - 帯電装置 - Google Patents

帯電装置

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JPH0850392A
JPH0850392A JP6208066A JP20806694A JPH0850392A JP H0850392 A JPH0850392 A JP H0850392A JP 6208066 A JP6208066 A JP 6208066A JP 20806694 A JP20806694 A JP 20806694A JP H0850392 A JPH0850392 A JP H0850392A
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JP
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charging
photoconductor
magnetic brush
carrier
magnetic
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JP6208066A
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English (en)
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Harumi Ishiyama
晴美 石山
Seiji Mashita
精二 真下
Yasunori Kono
康則 児野
Tadashi Furuya
正 古屋
Hideyuki Yano
秀幸 矢野
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Original Assignee
Canon Inc
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】磁気ブラシを構成するキャリヤが感光体に付着
することによって発生するキャリヤの減少を防止し、長
期にわたって安定した帯電性を確保する。 【構成】回転自在の帯電スリーブ21と、その内側に固
定配置したマグネット22と、このマグネット22によ
って帯電スリーブ21の表面に拘束されるキャリヤ(磁
性粒子)23とによって磁気ブラシ2を構成する。感光
体1にキャリヤ23を接触させて接触ニップNを形成す
る。磁気ブラシ2の端部、つまり帯電スリーブ21にお
けるマグネット22の端部に対応する部分に導電性のス
ポンジ部(弾性体)24を設ける。このスポンジ部24
により、感光体1表面の電位を磁気ブラシ2の電位と等
しくし、また接触ニップNの長手方向外側にキャリヤ2
3が押し出されるのを防止する。感光体1に対するキャ
リヤ23の付着を防ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複写機、レーザビームプ
リンタ等の電子写真装置に装着される帯電装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機等の電子写真装置に装着さ
れる帯電装置としては、コロナ帯電器が主流であった。
近年、これに代わり、低オゾン化、低電力化を目的とし
た接触帯電装置が実用化されてきている。接触帯電装置
は、帯電部材の違いにより、ローラ帯電、ブレード帯
電、ブラシ帯電等があるが、中でも、導電性ローラを用
いたローラ帯電方式のものは、帯電の安定性という点で
優れている。
【0003】ローラ帯電では、導電性の弾性ローラ(以
下「帯電ローラ」という。)を被帯電体(例えば、電子
写真感光体。以下単に「感光体」という。)に加圧当接
させ、これに電圧を印加することによって感光体への帯
電を行う。
【0004】具体的には、帯電は帯電ローラから感光体
への放電によって行われるため、ある閾値電圧以上の電
圧を印加することによって帯電が開始される。例を示す
と厚さ25μmのOPC感光体に対して帯電ローラを加
圧当接させた場合には、約640V以上の電圧を印加す
れば感光体の表面電位が上昇し始め、それ以降は印加電
圧に対して傾き1で線形に感光体表面電位が増加する。
以後、この閾値帯電を帯電開始電圧Vthと定義する。つ
まり、電子写真に必要とされる感光体表面電位Vd を得
るためには帯電ローラには(Vd +Vth)という必要と
される以上のDC電圧が必要となる。このようにしてD
C電圧のみを接触帯電部材に印加して帯電を行う方法を
帯電とする。
【0005】しかし、DC帯電においては環境変動等に
よって接触帯電部材の抵抗値が変動するため、また、感
光体が削れることによって膜厚が変化するとVthが変動
するため、感光体の電位を所望の値にすることが難しか
った。
【0006】このため、さらなる帯電の均一化を図るた
めに特開昭63−149669号公報に開示されるよう
に、所望のVd に相当するDC電圧に、帯電開始電圧V
thの2倍以上のピーク間電圧を持つAC成分を重畳した
重畳電圧を接触帯電部材に印加するAC帯電方式が用い
られる。これは、ACによる電位のならし効果を目的と
したものであり、感光体の電位はAC電圧のピークの中
央であるVd に収束し、環境等の外乱には影響をされる
ことはない。
【0007】ところが、このような接触帯電装置におい
ても、その本質的な帯電機構は、帯電ローラ(帯電部
材)から感光体(被帯電体)への放電現象を用いている
ため、先に述べたように帯電部材に印加する電圧は感光
体表面電位以上の値が必要とされ、微量のオゾンは発生
する。また、帯電均一化のためにAC帯電を行った場合
にはさらなるオゾンの発生、AC電圧の電界による帯電
部材と感光体の振動、騒音(以下「AC帯電音」とい
う。)の発生、また、放電による感光体表面の劣化等が
顕著になり、新たな問題点となっていた。
【0008】そこで新たな帯電方式として、感光体への
電荷の直接注入による帯電方式が、例えば特開平06−
003921号公報に開示されている。この帯電方式
は、ローラ、ブラシ、磁気ブラシ等の接触導電部材に電
圧を印加し、感光体表面にある電荷注入層の導電粒子に
電荷を注入して接触注入帯電を行う方法である。この帯
電方式では、放電現象を用いないため、帯電に必要とさ
れる電圧は所望する感光体表面電位分のみであり、オゾ
ンの発生もない。さらに、AC電圧を印加しないので、
帯電音の発生もなく、ローラ帯電方式と比べると、オゾ
ンレス、低電力の優れた帯電方式である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来例において接触帯電部材として磁気ブラシを用いた
場合、次のような問題が発生する。
【0010】図8に示すように、磁気ブラシ2は、回転
可能な帯電スリーブ21と、その内側に固定的に配置し
たマグネットローラ22と、このマグネットローラ22
によって帯電スリーブ21表面に担持される磁性粒子
(以下適宜「キャリヤ」という。)23とによって構成
される。この磁気ブラシ2を、そのキャリヤ23が感光
体1表面に当接するように配置し、両者の間に帯電のた
めの接触ニップNを形成する。ところがこの構成による
と、キャリヤ23のうち、磁気ブラシ2の長手方向端部
近傍のキャリヤ23、つまり接触ニップNの端部近傍の
キャリヤ23が、接触ニップNから長手方向外側(同図
のC領域)に向けて矢印A方向に押し出されてしまう。
このC領域は、磁気ブラシ2のキャリヤ23が常時接触
していないため、感光体1表面が均一に帯電されておら
ず、感光体1の表面電位としては帯電電位よりもかなり
低くなっている。ところが、磁気ブラシ2には帯電電位
分の電圧(例えば−700V)が印加されているので、
磁気ブラシ2と感光体1表面との間には電位差が生じ、
キャリヤ23に帯電スリーブ21より電荷が注入されて
生じる力(矢印B方向)により、キャリヤ23が磁気ブ
ラシ2から感光体1へ移動してしまう。この現象は、中
抵抗のキャリヤ23によって構成される磁気ブラシによ
り、注入帯電を行う場合に特有の現象であり、高抵抗の
磁気ブラシや、単に磁気ブラシで摺察した場合には生じ
ない。
【0011】また、二成分現像における磁気ブラシの場
合は、通常、現像コントラスト(現像電位と感光体表面
電位との差)は帯電コントラスト(帯電電位と感光体表
面電位との差)よりも小さいので、感光体へのキャリヤ
付着は、磁気ブラシを帯電に用いた場合ほど顕著ではな
い。さらに、現像に磁気ブラシを用いた場合は、磁気ブ
ラシ内にトナーが存在し、キャリヤよりも先にトナーが
感光体に付着する。これは、トナーの方がキャリヤより
も軽く、かつ、抵抗が高いために保持電荷も高い。よっ
て、トナーが電気的な力で感光体に付着しやすくなる。
このためキャリヤが感光体付着することは少ない。
【0012】図8に示すような磁気ブラシ2による帯電
において、感光体1へのキャリヤ23の付着が生じる
と、帯電部材である磁気ブラシ2のキャリヤ23が徐々
に減少し、徐々に帯電不良などによる画像不良が生じる
ため、長期にわたって使用できないとという欠点があっ
た。
【0013】そこで、本発明は、磁気ブラシの磁性粒子
(キャリヤ)が感光体に付着することに基づく画像不良
を防止するようにした帯電装置を提供することを目的と
するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みてなされたものであって、表面に電荷注入層を有する
感光体に、電圧を印加した接触帯電部材を当接させて帯
電を行う帯電装置において、前記接触帯電部材が、帯電
電圧が印加される帯電基体と、該帯電基体上に磁気力に
よって拘束される磁性粒子とを備えた磁気ブラシによっ
て構成され、該磁気ブラシは、前記磁性粒子を前記感光
体に当接させて接触ニップを形成するとともに、前記磁
気ブラシの端部近傍に導電性の弾性部材を設けることを
特徴とする。
【0015】前記弾性体を、前記磁気ブラシと一体回転
させたり、または固定的に配置したりすることができ
る。また、前記磁気ブラシと弾性体とは、それぞれ独立
して回転可能であるとしてもよい。
【0016】さらに、前記弾性体を弾性発泡体で構成す
る、または導電繊維によって構成することができる。
【0017】
【作用】以上構成に基づき、接触ニップ端部に設けた弾
性体により、磁気ブラシを構成する磁性粒子が接触ニッ
プの長手方向外側に移動するのを防止することができ
る。これにより、磁気ブラシの端部に相当する感光体表
面の電位を、磁気ブラシと等しくすることができ、磁気
ブラシと感光体との電位差でキャリヤが感光体に付着す
ることを防止する。
【0018】
【実施例】以下、図面に沿って、本発明の実施例につい
て説明する。 〈実施例1〉まず、本発明に係る帯電装置が行う電荷注
入帯電の原理について説明する。
【0019】本発明における電荷注入帯電は、中抵抗の
接触帯電部材で、中抵抗の表面抵抗を持つ感光体表面に
電荷注入を行うものである。この電荷注入帯電は、従来
の電荷注入帯電が感光体表面材質のもつトラップ電位に
電荷を注入していたのとは異なり、電荷注入層の導電粒
子に電荷を充電して帯電を行うものである。
【0020】具体的には、図2に示すように、電荷輸送
層11を誘電体とみなし、アルミ基体14と電荷注入層
13内の導電粒子12とを両電極板とみなした微小なコ
ンデンサーに、接触帯電部材2で電荷を充電する理論に
基づくものである。この際、導電粒子12は互いに電気
的には独立であり、一種の微小なフロート電極を形成し
ている。このため、マクロ的には感光体1表面は均一電
位に充電、帯電されているように見えるが、実際には、
無数の微小な、充電されたSnO2 が感光体1表面を覆
っているような状況となっている。このため、レーザに
よって画像露光を行ってもそれぞれのSnO2 粒子は電
気的に独立なため、静電潜像を保持することが可能にな
る。
【0021】次に、図3を参照して本発明に係る帯電装
置を装着した画像形成装置の概略を説明する。なお、同
図に示す画像形成装置は、電子写真方式を利用したレー
ザビームプリンタである。
【0022】同図の画像形成装置は、像担持体として、
矢印R1方向に回転駆動されるドラム型の感光体1を備
えている。感光体1は、本実施例は直径30mmのOP
C感光体であり、矢印R1方向に100mm/sec のプ
ロセススピード(周速度)をもって回転駆動される。
【0023】感光体1には、帯電装置を構成する接触帯
電部材としての磁気ブラシ2が当接されている。磁気ブ
ラシ2は、回転可能な非磁性の帯電スリーブ21と、そ
の内側に配置されたマグネット22と、このマグネット
22の磁力によって帯電スリーブ21表面に拘束される
キャリヤ(磁性粒子)23とを備えている。磁気ブラシ
2には、帯電バイアス印加電源S1から−700VのD
C帯電バイアスが印加されており、感光体1表面は、電
荷注入帯電により、ほぼ−700Vに一様に帯電され
る。
【0024】この感光体1の帯電面に対してレーザダイ
オード、ポリゴンミラー等を含むレーザビームスキャナ
(不図示)から出力されるレーザービーム、つまり目的
の画像情報の時系列電気デジタル画素信号に対応して強
度変調されたレーザビームによる走査露光Lがなされ、
感光体1表面に対して目的の画像情報に対応した静電潜
像が形成される。この静電潜像は磁性一成分絶縁トナー
を用いた反転現像装置3によりトナー像として現像され
る。3aはマグネット3bを内包する直径16mmの非
磁性の現像スリーブであり、この現像スリーブ3aに上
述のネガトナーをコートし、感光体1表面との距離を3
00μmに固定した状態で、感光体1と等速で回転さ
せ、現像スリーブ3aに現像バイアス電源S2より現像
バイアス電圧を印加する。電圧は−500VのDC電圧
と、周波数1800Hz、ピーク間電圧1600Vの矩
形のAC電圧を重畳したものを用い、現像スリーブ3a
と感光体1との間でジャンピング現像を行わせる。
【0025】一方、不図示の給紙部から供給された記録
材としての転写材Pは、感光体1と、これに所定の押圧
力で当接された中抵抗の転写ローラ(接触転写手段)4
との間の圧接ニップ部(転写部)Tに所定のタイミング
にて導入される。転写ローラ4には転写バイアス印加電
源S3から所定の転写バイアス電圧が印加される。本実
施例の転写ローラ4は、ローラ抵抗値が5×108 Ωの
ものを用い、+2000VのDC電圧を印加して転写を
行った。
【0026】転写部Tに導入された転写材Pは、この転
写部Tによって挟持搬送され、その表面に感光体1上の
トナー画像が順次に静電気力と押圧力にて転写されてい
く。
【0027】トナー画像の転写を受けた転写材Pは、感
光体1表面から分離されて熱定着方式等の定着装置5へ
導入され、ここでトナー画像の定着を受けた後、画像形
成物(プリント、コピー)として装置外へ排出される。
【0028】一方、トナー画像転写後の感光体1は、表
面に付着している残留トナー等の付着汚染物がクリーニ
ング装置6によって除去清掃され、次の画像形成に供さ
れる。
【0029】なお、上述の画像形成装置では、感光体
1、接触帯電部材2、現像装置3、クリーニング装置6
の4つのプロセス機器をカートリッジ容器20aに一体
的に組み込んでプロセスカートリッジ20を構成し、こ
のプロセスカートリッジ20を画像形成装置本体に対し
て着脱自在に装着するようにしているが、本発明に係る
帯電装置の装着対象となる画像形成装置は、このような
カートリッジ方式のものに限定されるものではない。
【0030】次に、感光体1について述べる。
【0031】感光体1は負帯電のOPC感光体であり、
φ30mmのアルミニウム製のドラム基体上に、次の第
1層〜第5層までの機能層を下から順に設けたものであ
る。
【0032】第1層は下引き層であり、アルミニウム製
のアルミ基体14(図2参照)の欠陥等をならすため
に、またレーザ露光の反射によるモアレの発生を防止す
るために設けられている厚さ約20μmの導電層であ
る。
【0033】第2層は正電荷注入防止層であり、アルミ
基体14から注入された正電荷が感光体1表面に帯電さ
れた負電荷を打ち消すのを防止する役割を果たし、アミ
ラン樹脂とメトキシメチル化ナイロンによって106 Ω
・cm程度に抵抗調整された厚さ約1μmの中抵抗層であ
る。
【0034】第3層は電荷発生層であり、ジスアゾ系の
顔料を樹脂に分散した厚さ約0.3μmの層であり、レ
ーザ露光を受けることによって正負の電荷対を発生す
る。
【0035】第4層は電荷輸送層11であり、ポリカー
ボネート樹脂にヒドラゾンを分散したものであり、P感
光体半導体である。したがって、感光体1表面に帯電さ
れた負電荷はこの層を移動することはできず、電荷発生
した正電荷のみを感光体1表面に輸送することができ
る。
【0036】第5層は電荷注入層12であり、光硬化性
のアクリル樹脂に超微粒子のSnO2 を分散した材料の
塗工層である。具体的には、アンチモンをドーピング
し、低抵抗化した粒径約0.03μmのSnO2 粒子を
樹脂に対して70重量パーセント分散した材料の塗工層
である。このようにして調合した塗工液をディピング塗
工法にて、厚さ約2μmに塗工して電荷注入層12とし
た。
【0037】これによって感光体1表面の抵抗は、電荷
輸送層単体の場合が1×1015Ω・cmだったのに比べ、
1×1012Ω・cmまで低下した。
【0038】次に、本実施例の特徴である帯電装置の接
触帯電部材について述べる。
【0039】図1に示すように、接触帯電部材としての
磁気ブラシ2は、回転可能な非磁性の帯電スリーブ21
と、この帯電スリーブ21内に配置したマグネット22
と、この磁力によって帯電スリーブ21表面に拘束され
るキャリヤ23とを主要構成要素として構成されてい
る。帯電スリーブ21上でのマグネット22による磁束
密度は、800×10-4T(テスラ)である。
【0040】帯電スリーブ21上のキャリヤ23は厚さ
1mmでコートされ、感光体1との間に幅約5mmの帯
電ニップ(接触ニップ)Nを形成し、図3中、矢印R2
方向(感光体1表面の移動方向(矢印R1方向)に対し
てカウンター方向)に回転しながら、感光体1表面に接
触している。本実施例では磁気ブラシ2のキャリヤ量は
約10gで帯電スリーブ21と感光体1との帯電ニップ
Nでのギャップは500μmである。磁気ブラシ2と感
光体1との周速比は、以下の式で定義する。
【0041】周速比%={(磁気ブラシ周速−感光体周
速)/感光体周速}×100 *磁気ブラシの周速はカウンター回転の場合は負の値。
【0042】周速比は、−100%は磁気ブラシ2が停
止している状態なので、磁気ブラシ2の感光体1表面に
停止した形状がそのまま帯電不良となって、画像に出て
しまう。また順方向の回転は、磁気ブラシ2が遅い速度
で感光体と接触すると、磁気ブラシ2のキャリヤ23が
感光体1に付着しやすくなり、カウンター方向と同じ周
速比を得ようとすると、磁気ブラシ2の回転数が高くな
ってしまう。よって、周速比は−100%以下が好まし
く、本実施例では−150%とした。
【0043】磁気ブラシ2のキャリヤ23としては、 ・樹脂とマグネタイト等の磁性粉体を混練して粒子に成
型したもの、もしくはこれに抵抗値調節のために導電カ
ーボン等を混ぜたもの、 ・燒結したマグネタイト、フェライト、もしくはこれら
を還元または酸化処理して抵抗値を調節したもの、 ・上述のキャリヤ23を抵抗調整したコート材(フェノ
ール樹脂にカーボンを分散したもの等)でコートまたは
Ni等の金属でメッキ処理して抵抗値を適当な値にした
もの、等が考えられる。これらのキャリヤ23の抵抗値
としては、高すぎる場合には、感光体1に電荷が均一に
注入できず、微小な帯電不良によるカブリ画像となって
しまう。低すぎる場合には、感光体1表面にピンホール
があったとき、ピンホールに電流が集中して帯電電圧が
降下し、感光体1表面を帯電することができず、ニップ
状の帯電不良となる。よってキャリヤ23の抵抗値とし
ては、1×104〜1×107 Ωが望ましい。キャリヤ
の抵抗値は、電圧が印加できる金属セル(底面積227
mm2 )にキャリヤ2g入れた後、6.6kg/cm2
で加重し、電圧を1〜1000V印加して測定した。
【0044】キャリヤ23の磁気特性としては、感光体
1へのキャリヤ付着を防止するために磁気拘束力を高く
する方がよく、飽和磁化が50(A・m2 /kg)以上
が望ましい。
【0045】実際に、本実施例で用いたキャリヤ23
は、平均粒径が30μmで、低抵抗値が1×106 Ω、
飽和磁化が58(A・m2 /kg)であった。
【0046】帯電部材の端部について、図1を用いて説
明する。図1は磁気ブラシ2の長手方向に沿った縦断面
図で、帯電スリーブ21の長手方向端部(マグネット2
2の端部位置)に導電性のスポンジ部(弾性体)24を
設けてある。なお、同図においては一方の端部のみ図示
しているが、他方の端部にも同様にスポンジ24が設け
てあるものとする。スポンジ部24の外径は帯電に十分
なニップを得るため、帯電スリーブ21の外径φ16m
mよりも2mm太く形成しφ18mmであるが、感光体
1とのギャップを500μmに保って加圧しているので
φ17mmとなっている。スポンジ部24がスポンジの
ような弾性体でなく例えばソリッドのゴムであった場合
には、感光体1との接触が不十分で均一な電荷の注入が
できなかった。しかし、弾性体24を使用することによ
り、感光体1と均一に接触させることができ、電荷の均
一な注入が可能となった。ここで使用したスポンジはカ
ーボン分散によって抵抗値を1×106 Ω・cmに調整し
たEPDMの発泡体であるが、これに限るものではなく
導電材としてカーボンまたは金属酸化物を分散させたウ
レタンまたはシリコーンゴム、NBR、EPM、CR、
SBR等の発泡体でも良い。
【0047】上述のような構成をとることにより、磁気
ブラシ2の長手方向の端部外側は導電性のスポンジ部2
4によって帯電されているので、感光体1上はキャリヤ
23と同電位に帯電されており、キャリヤ23が感光体
1に付着することはない。さらに、スポンジ部24がキ
ャリヤ23のシールの役目も果たし、キャリヤ23が帯
電ニップNで長手外側に移動しにくくなる。よって磁気
ブラシ2のキャリヤ23が減少しないので、連続使用に
おいても安定した帯電性が得られる。
【0048】また、本実施例では弾性体として、スポン
ジを用いたが、中抵抗のフェルトなどでも同様の効果が
得られた。 〈実施例2〉本実施例は、磁気ブラシの端部、つまり帯
電スリーブの端部をファーブラシで形成することを特徴
とする。
【0049】具体的には、図4に示すように、帯電スリ
ーブ21の端部に、レーヨンにカーボンを分散した繊維
からなるファーブラシ25を設けた。このファーブラシ
25は、抵抗値が5×106 Ω・cmで、300デニール
/50フィラメント、1平方ミリメートル当り155本
の密である。
【0050】また、ファーブラシの材質としては、ユニ
チカ(株)製のREC−B、REC−C、REC−M
1、REC−M10、さらに東レ(株)製のSA−7、
日本蚕毛(株)製のサンダーロン、カネボウ製のベルト
ロン、クラレ(株)製のクラカーボ、レーヨンにカーボ
ンを分散したもの、三菱レーヨン(株)製のローバル等
が考えられるが、環境安定性の点でユニチカ(株)製の
REC−B、REC−C、REC−M1、REC−M1
0、が望ましい。
【0051】このような構成をとることにより、磁気ブ
ラシ2の長手方向の端部外側はファーブラシ25によっ
て帯電されているので、感光体1上はキャリヤ23と同
電位に帯電されており、キャリヤ23が感光体1に付着
することはない。よって磁気ブラシ2のキャリヤ23が
減少しないので、連続使用においても安定した帯電性が
得られる。
【0052】さらに、ファーブラシ25を用いることに
より感光体1との接触が柔軟になるため、接触トルクが
減るという利点がある。 〈実施例3〉本実施例は、帯電部材の画像域は磁気ブラ
シにし、端部に固定の導電スポンジを設けることを特徴
とする。
【0053】図5に具体的な構成を示す。導電スポンジ
26は支持部材27に固定されており、帯電スリーブ2
1に接して給電する磁気ブラシ2と同電位となり、感光
体1を帯電する。本実施例で用いた導電スポンジ26
は、実施例1で用いたものと同じカーボン分散のEPD
Mの発泡体である。また、導電スポンジ26を実施例2
で述べたファーブラシ25で構成しても良い。
【0054】このように構成することで、前述の実施例
と同様に、磁気ブラシ2の長手方向の端部外側は導電ス
ポンジ26によって帯電されているので、感光体上はキ
ャリヤ23と同電位に帯電されており、キャリヤ23が
感光体1に付着することはない。さらに、前述の実施例
1、実施例2では、端部のスポンジ部24、ファーブラ
シ25等の弾性体が磁気ブラシ2と一体となって回転す
るために、帯電ニップを離れたところでキャリヤ23が
弾性体の表面に付着し、次回、感光体1と弾性体が接す
るときに、キャリヤ23が感光体1と弾性体との間に入
り、感光体1の表面を傷つける場合があったが、本実施
例の構成をとることで、常に同じ弾性体の面が感光体に
接しているので、キャリヤ23が入り込むことがなく、
感光体1を傷つけることが少なくなった。
【0055】よって磁気ブラシ2のキャリヤ23が減少
しないので、連続使用においても安定した帯電性が得ら
れ、感光体1の傷による画像不良も改善された。 〈実施例4〉本実施例は、帯電部材の画像域は磁気ブラ
シで対応し、端部は磁気ブラシとは独立に回転する導電
スポンジを設けることを特徴とする。
【0056】図6に具体的な構成を示す。導電スポンジ
28は帯電スリーブ21の小径部21aに取り付けら
れ、磁気ブラシ2に接触した状態で給電されるので磁気
ブラシ2と同電位となり、感光体1を帯電する。ここで
導電スポンジ28と帯電スリーブ21とは、図7に示す
ように相互に独立して個別に回転する。具体的には、磁
気ブラシ2は帯電スリーブ21が矢印R2方向に駆動回
転し、感光体1は矢印R1方向に駆動回転し、導電スポ
ンジ28は矢印R3方向に感光体1に従動回転してい
る。本実施例で用いた導電スポンジ28は、実施例1で
用いたものと同じカーボン分散のEPDMの発泡体であ
る。なお、導電スポンジ28に代えて、実施例2で述べ
たようなファーブラシとすることも可能である。
【0057】このように構成することで、前述の実施例
と同様に、磁気ブラシ2の長手方向の端部外側は導電ス
ポンジ28によって帯電されているので、感光体1上は
キャリヤ23と同電位に帯電されており、キャリヤ23
が感光体1に付着することはない。さらに、本実施例で
は端部の導電スポンジ(弾性体)28が感光体1に従動
回転するために、キャリヤ23が弾性体導電スポンジ2
8と感光体1との間に入り込んでも、キャリヤ23が同
じ位置にはさまれたままニップを通過するので、感光体
1を傷つけることがない。
【0058】よって、磁気ブラシ2のキャリヤ23が減
少しないので、連続使用においても安定した帯電性が得
られ、感光体1に傷も付かないので、傷による不良画像
の発生もなくなった。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
磁気ブラシの端部に導電性の弾性体を設けることによ
り、この弾性体に当接する感光体表面の電位を、磁気ブ
ラシの電位と等しくすることができ、また弾性体が、接
触ニップの長手方向外側に磁性粒子が押し出されること
を防止することができるので、キャリヤが磁気ブラシか
ら感光体へ付着することがなくなり、これにより、長期
にわたって使用した場合においても、磁気ブラシの磁性
粒子が減少しなくなるので、安定した帯電性が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の帯電部材の長手方向の端部の形状を
湿す縦断面図。
【図2】注入帯電の原理を説明する概念図。
【図3】本発明を適用した画像形成装置の構成を示す模
式図。
【図4】実施例2の帯電部材の長手方向の端部の形状を
示す縦断面図。
【図5】実施例3の帯電部材の長手方向の端部の形状を
示す縦断面図。
【図6】実施例4の帯電部材の長手方向の端部の形状を
示す縦断面図。
【図7】実施例4の帯電部材の構成を示す斜視図。
【図8】従来の帯電部材の構成での問題点を説明する
図。
【符号の説明】
1 感光体 2 帯電部材(磁気ブラシ) 3 現像装置 4 帯電ローラ 5 転写装置 6 クリーニング装置 11 電荷輸送層 12 導電粒子 13 電荷注入層 14 アルミ基体 21 帯電基体(帯電スリーブ) 22 マグネット 23 磁性粒子(キャリヤ) 24 弾性体(導電スポンジ) 25 弾性体(ファーブラシ) 26 弾性体(導電スポンジ) 28 導電スポンジ N 接触ニップ(帯電ニップ) P 転写材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古屋 正 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 矢野 秀幸 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に電荷注入層を有する感光体に、電
    圧を印加した接触帯電部材を当接させて帯電を行う帯電
    装置において、 前記接触帯電部材が、帯電電圧が印加される帯電基体
    と、 該帯電基体上に磁気力によって拘束される磁性粒子とを
    備えた磁気ブラシによって構成され、 該磁気ブラシは、前記磁性粒子を前記感光体に当接させ
    て接触ニップを形成するとともに、前記磁気ブラシの端
    部近傍に導電性の弾性部材を設ける、 ことを特徴とする帯電装置。
  2. 【請求項2】 前記弾性体が、前記磁気ブラシと一体回
    転する、 ことを特徴とする請求項1記載の帯電装置。
  3. 【請求項3】 前記弾性体が、固定的に配置される、 ことを特徴とする請求項1記載の帯電装置。
  4. 【請求項4】 前記磁気ブラシと弾性体とは、それぞれ
    独立して回転可能である、 ことを特徴とする請求項1記載の帯電装置。
  5. 【請求項5】 前記弾性体を弾性発泡体で構成する、 ことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか記
    載の帯電装置。
  6. 【請求項6】 前記弾性体を導電繊維によって構成す
    る、 ことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか記
    載の帯電装置。
JP6208066A 1994-04-08 1994-08-08 帯電装置 Pending JPH0850392A (ja)

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DE69526002T DE69526002T2 (de) 1994-08-08 1995-08-07 Aufladegerät und Aufladevorrichtung
EP95305487A EP0696765B1 (en) 1994-08-08 1995-08-07 Charging device and charging apparatus
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HK98115375.6A HK1014053B (en) 1994-08-08 1998-12-24 Charging device and charging apparatus
US09/502,601 US6301459B1 (en) 1994-05-05 2000-02-11 Charging apparatus with first and second charging members
US09/502,599 US6301455B1 (en) 1994-08-08 2000-02-11 Charging member, charging device and image forming apparatus wherein deposition of magnetic particles to a member to be charged is effectively prevented

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013137376A (ja) * 2011-12-28 2013-07-11 Fuji Seal International Inc ラベルおよびラベル付き物品の製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013137376A (ja) * 2011-12-28 2013-07-11 Fuji Seal International Inc ラベルおよびラベル付き物品の製造方法

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