JPH08505125A - 抗e型肝炎ウイルス活性を検出するための方法および組成物 - Google Patents

抗e型肝炎ウイルス活性を検出するための方法および組成物

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JPH08505125A JP6510397A JP51039794A JPH08505125A JP H08505125 A JPH08505125 A JP H08505125A JP 6510397 A JP6510397 A JP 6510397A JP 51039794 A JP51039794 A JP 51039794A JP H08505125 A JPH08505125 A JP H08505125A
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ザ ガバメント オブ ザ ユナイテッド ステイツ オブ アメリカ,アズ レプリゼンテッド バイ ザ セクレタリー,デパートメント オブ ヘルス アンド ヒューマン サービシーズ
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、E型肝炎ウイルスの抗原性ペプチドおよびポリペプチドを提供する。また、本発明のコンジュゲートされたペプチドおよびコンジュゲートしていないペプチドの混合物が提供される。本発明のペプチドおよびペプチド混合物を用いて被験体中のE型肝炎ウイルス感染を検出する方法がまた意図される。

Description

【発明の詳細な説明】 抗E型肝炎ウイルス活性を検出するための方法および組成物 発明の背景 発明の分野 本発明は、被験体において抗E型肝炎ウイルス活性を検出するための方法およ び組成物に関する。本発明の組成物は、E型肝炎ウイルスの抗原性ペブチドおよ びE型肝炎ウイルスの抗原性ペブチドの混合物を含む。本発明の方法は、本発明 のペプチドおよび本発明のペプチド混合物を用いるE型肝炎ウイルス感染の血清 学的診断を含む。 背景技術 E型肝炎ウイルス(HEV)は、最近発見された腸内伝達される非A、非B(ET-NA NB)肝炎感染源である。この疾患は、多くの開発途上国で重大な問題として残っ ている。他のウイルス性肝炎感染源と異なり、HEV感染は、しばしば感染妊婦に おいて高い死亡率を伴う。 最初に報告されたET-NANB肝炎の発生は、1955年にインドのニューデリーで起 こった。しかし、原因としてA型肝炎ウイルスを排除するために、IgM抗A型肝 炎ウイルスに対する血清学的試験が利用可能となった後でのみ、この非常に大き な発生はET-NANB肝炎として認識された。その時以来、ET-NANB感 染の流行病が多くの国々で記録されている。 最近まで、ET-NANB肝炎発生の診断は、A型肝炎ウイルス(HAV)およびB型肝 炎ウイルス(HBV)の血清学的マーカーの非存在にのみ基づき得た。続いて、ET- NANB肝炎検出の特異的試験は、免疫電子顕微鏡法(IEM)を基にし、そこでは、 小容量の急性感染個体からの便懸濁液を、急性期または回復期血清とインキュベ ートしそして電子顕微鏡法で検査した(Bradleyら、PNAS USA 1987;84:6277-628 1、1987)。このように、IEMは、抗体の供給源として、急性期および回復期血清 を用いて、27-32nmのウイルス様粒子を同定した。しかし、大部分の臨床検体は 、IEMを用いて可視化するに十分なウイルス様粒子を含まないので、この方法は 、臨床分析または疫学的分析には有用ではない。 より最近、Reyesら(Science 247:1335-1339、1990)は、HEV由来の部分cDNA クローンの単離および配列決定に成功した。続いて、このHEVゲノムはカリチウ イルスと類似の構築を有するRNAポジティブ鎖ウイルスとして特徴付けられた。 3つのオープンリーディングフレーム(ORF)が同定された(Tamら、Virology、 185:120-131、 1991)。2つのタイプの共通HEVエピトープが、0RF2および0RF 3によりコードされるタンパク質で同定された(Reyesら、Gastroenterolgia Ja ponica 26 (追補3):142-147、1991b;Ichikawaら、Immunol.35:535-543、199 1)。両者は、それらそれぞれのタンパク質のC末端に位置している。これらの エピトープは、β-ガラクトシダーゼまた はグルタチオン-S-トランスフェラーゼとのハイブリッドタンパク質として発現 され、実験的に感染したカニクイザル(cynomologus macaques)(Reyesら、「 C型、D型、E型ウイルス性肝炎」T.Shikata、R.H.Purcell、T.Uchida編El sevier Science Publishers、NY、237-245頁、1991a)またはヒト(Goldsmithら 、Lancet 339:328-331、1992)から得られた急性期および回復期血清由来の抗体 によりまたは酵素免疫アッセイ?により認識された。これらのハイブリッドタン パク質は、タンパク質のキメラ部分が折り畳みにネガティブに影響し得る欠点を 有する。さらに、個体はこれらの配列に対して発現された抗体を有し得る。 ORF2は、HEV構造タンパク質の発現に関与することが示唆された(Tamら、199 1)。さらに、このタンパク質のC末端側の半分を含む組換えポリペプチドは、H EVに感染した患者において抗HEV活性検出のための重要な診断試薬であることが 示された。 Reyesら(1991a)は、HEVビルマ株ゲノム由来のDNAの発現により得られた、OR F3によりコードされるタンパク質のC末端領域の短いフラグメントは、HEVメキ シコ株で感染したカニクイザルからの血清と反応しないことを示した。反対に、 メキシコ株由来の組換え発現タンパク質は、HEVビルマ株で感染したカニクイザ ルからの血清と反応しなかった(Yarboughら、JVirol.65:5790-5797、1991) 。2つの株のORF3のC末端領域での配列比較は、78%の相同性を示した(Yarbo ughら、1991)。 さらに、アジアおよび北アメリカからの多岐に渡る地理からの単離株により共有 されるタイプ共通ウイルスエピトープがあるようである(Yarboughら、1991;Go ldsmithら、1992)。 このように、感度に乏しいことおよび以前に利用できた試験を実施することが 困難なため、HEV感染のための迅速、単純および高感度の診断試験の必要性が存 在する。 本発明は、E型肝炎ウイルスに対する抗体を検出するための合成ペプチド、お よび診断試験におけるそれらの使用を提供することによりこれらの必要性を満足 する。本発明は、HEVに対する抗体(抗HEV)の検出のための免疫診断アッセイに おける合成ペプチドの利用を提供する。 発明の要旨 本発明は、HEVの抗原性ペプチドを提供する。例えば、本発明のペプチドは、 配列表の配列番号1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12または13で 定義されるアミノ酸配列に含まれるアミノ酸から構成され得る。本発明のペプチ ドは、コンジュゲートされ得ないか、またはそれらは固相上へのペプチドの配置 を促進するキャリア分子にコンジュゲートし得る。また、少なくとも4個の異な るペプチドを含有する組成物が提供され、ここで、これらのペプチドは、配列表 の配列番号1、配列番号2、配列番号7、配列番号8および配列番号9で定義さ れる。 本発明は、さらに、被験体からの抗体含有サンプルを、検 出可能な量のペプチドと接触すること、およびこのペプチドとそれと特異的に反 応する抗体との反応を検出すること(この反応はE型肝炎感染の存在を示す)に より被験体中のE型肝炎ウイルス感染を検出するための種々のペプチドの組成物 を用いる方法を提供する。 図面の簡単な説明 図1は、HEV ORF2(A)およびHEV ORF3(B)によりコードされるタンパク質のハ イドロパシープロット、およびペプチドの合成に選択された配列の位置を示し; 図2は、抗HEV活性の度数分布を示し;そして 図3は、最初陽性と試験されそして0.lから2.5より大きい吸光度値を生じた血 清を用いる中和試験の結果を示す。 発明の詳細な説明 抗原 本発明は、HEVの抗原性ポリペプチドフラグメントまたはペプチドを提供する 。このペプチドは、一般に精製された形態で存在する。本明細書で使用される用 語「精製された」は、天然に存在する汚染物質を本質的に含まないペプチドを意 味する。本発明の精製された抗原性HEVペプチドまたはポリペプチドはまた、本 明細書では「抗原」または「HEV抗原」と呼ばれそしてペプチド番号または配列 番号(表1および2)のいずれかと交替して呼ばれる。 本発明のペプチドは、配列表の配列番号1、2、3、4、5、6、7、8、9 、10、11、12または13により定義されるアミノ酸配列に含まれるアミノ酸から本 質的に構成され得る。従って、本発明のペプチドは、配列表で見い出される配列 と同一の一般配列を有する。本発明のペプチドは、コンジュゲートされ得ないか 、またはそれらは固相上へのペプチドの配置を促進するキャリア分子にコンジュ ゲートされ得る。キャリアタンパク質は、それに合成ペプチドがコンジュゲート し得、そしてヒト血清中で抗体と反応し得ないタンパク質である。このようなキ ャリアの例はウシ血清アルブミン(BSA)である。 一旦抗原のアミノ酸配列が提供されれば、本明細書で教示された方法および標 準のペプチド合成技法を用いて、抗原の免疫反応性領域と相同であるように選ば れたペプチドフラグメントを合成すること、そしてこれらのフラグメントを、由 来した配列中の特定のアミノ酸残基の包含、欠失または改変により、改変するこ とが可能である。従って、この抗原に由来する非常に多数のペプチドの合成また は精製が可能である。 あるいは、抗原性ペプチドは、全抗原から化学的または機械的破壊により単離 され得る。このようにして得られた精製ペプチドは、本明細書で教示された方法 によりそれらの抗原原性および特異性を測定するために試験され得る。免疫反応 性のペプチドは、抗原アミノ酸配列に由来する少なくとも約5個の保存アミノ酸 のアミノ酸配列として定義される。 本発明のペプチド/ポリペプチドフラグメントはまた、この抗原性ペプチド/ポ リペプチドを産生し得る発現系でこのポリペプチドをコードする核酸をクローニ ングすることにより得られる組換えタンパク質であり得る。 本発明のペプチド/ポリペプチドのアミノ酸配列は、本明細書で教示されるよ うに、溶解度のようないくつかの付加的な性質を提供するように設計された配列 に付着したHEV抗原の免疫反応性部分を含み得る。HEV抗原のアミノ酸配列は、1 つまたはそれより多いアミノ酸が別のアミノ酸で置換された配列を含み得る。例 えば、より剛直な2次構造を提供することによりエピトープの反応性を増加する ためにジスルフィド結合し得るアミノ酸を除去/添加するようないくつかの別の 性質を提供し、その生体寿命を増加するまたはその細胞毒性を改変するまたは感 染を予防する。いずれの場合でも、ペプチドは、免疫反応性および免疫原性を有 さなければならない。 ペプチド混合物 本発明はまた、本明細書で例示されるような(例えば、実施例2に記載される 混合物5、7および9)ペプチドの混合物(組成物)を提供する。個々のペプチ ドに加えて、本発明の混合物はまた、本明細書では「抗原」または「HEV抗原」 と呼ばれ得る。個々のペプチドについては、本発明の混合物は、コンジュゲート されたペプチド、コンジュゲートしていないペプチドまたは両方を含み得る。さ らに、本発明のコンジュゲ ートされたペプチドは、1つのキャリアにコンジュゲートされた個々のペプチド の総量(例えば混合物7)または単一キャリアにコンジュゲートされた異なるペ プチドの総量(例えば混合物9)であり得る。混合物および個々のペプチドは、 基質(固相)に付着または結合し得る。 より詳細には、本発明は少なくとも4個の異なるペプチドを含有する組成物を 提供し、ここで、このペプチドは、配列表の配列番号1、配列番号2、配列番号 8、および配列番号9により定義されるアミノ酸配列に含まれるアミノ酸から本 質的に構成される配列を有する。この混合物のペプチドは、個々にまたは混合物 としてキャリアにコンジュゲートされ得、そして次いで基質に結合され得る。こ の組成物は、さらに配列表の配列番号7で定義されるアミノ酸配列に含まれるア ミノ酸から本質的に構成されるペプチドを含むとき、混合物7が提供される。 また、少なくとも8個のペプチドを含む組成物が提供され、ここで、このペプ チドは、配列表の配列番号1、配列番号2、配列番号5、配列番号6、配列番号 8、配列番号9、配列番号10および配列番号11で定義されるアミノ酸配列に含ま れるアミノ酸から本質的に構成される配列を有する。この混合物のペプチドは、 個々にまたは混合物としてキャリアにコンジュゲートされ、そして次いで基質に 結合され得る。 本発明の他のペプチド混合物は、例えば以下を含み得る: ペプチド2ならびに1種またはそれ以上のペプチド3,5,6, 1112,13,22,23,28,29,33および40;ペプチド3ならびに1種またはそれ以 上のペプチド2,5,6,11,12,13,22,23,28,29,33および40;ペプチド 5ならびに1種またはそれ以上のペプチド2,3,6,11,1213,22,23,28, 29,33および40;ペプチド6ならびに1種またはそれ以上のペプチド2,3,5 ,11,12,13,22,23,28,29,33および40;ペプチド11ならびに1種またはそ れ以上のペプチド2,3,5,6,12,13,22,23,28,29,33および40;ペプ チド12ならびに1種またはそれ以上のペプチド2,3,5,6,11,13,22,23 ,28,29,33および40;ペプチド13ならびに1種またはそれ以上のペプチド2, 3,5,6,11,12,22,23,28,29,33および40;ペプチド22ならびに1種ま たはそれ以上のペプチド2,3,5,6,11,12,13,23,28,29,33および40 ;ペプチド23ならびに1種またはそれ以上のペプチド2,3,5,6,11,12, ペプチド2,3,5,6,11,12,13,22,23,29,33および40;13,22,23, 28,33および40;ペプチド33ならびに1種またはそれ以上のペプチド2,3,5 ,6,11,12,13,22,23,28,29および40;およびペプチド40ならびに1種ま たはそれ以上のペプチド2,3,5,6,11,12,13,22,23,28,29および33 .これらのペプチドを、それぞれ表1および2に示す。 抗原性/免疫反応性の測定 本発明のペプチドと反応する抗体との免疫反応性を有する他のペプチドを選択 する方法もまた提供される。例えば、HEVと反応する抗体との免疫反応性を有す るペプチドの免疫反応性について最小配列を決定する方法は、以下の工程を包含 する:(a)本発明のペプチドを改変する工程;(b)該改変されたペプチドと被験体 由来の確認されたHEV陽性血清サンプルとを接触させる工程;および(c)該改変ペ プチドと抗HEV抗体との反応を検出する工程、ここで該反応は該改変ペプチドがH EVとの免疫反応性を有することを示す。本発明の他のペプチドに適用し得るこの 方法の例を、実施例1に示す。本発明のいかなるペプチドも同様に改変され得る 。 免疫原性の測定 このようにして得られた精製ペプチド/ポリペプチドフラグメントは、それら の免疫原性および特異性を測定するために試験され得る。簡単にいうと、種々の 濃度の推定の免疫遺伝学的に特異的なペプチドが調製され、動物に投与され、そ して各濃度に対する動物の免疫学的応答(すなわち、抗体の産生)が測定される 。投与される抗原の量は、被験体(例えば、ヒトまたは他の感受性のある動物) 、被験体の健康状態、被験体の大きさなどに依存する。その後、抗原を接種した 感染-感受性動物は、特定の免疫原性ペプチドの可能性のあるワクチン効果を試 験するために、ウイルスに曝され得る。推定 免疫原性ペプチドの特異性は、接種された動物由来の血清または他の流体を、他 の密接に関連したウイルスとの交差反応性について試験することにより確認され 得る。あるいは、免疫原性は、感染性ウイルスの中和を試みるために、免疫され た動物由来の血清を用いるインビトロ方法で試験され得る。次いで、これは、ペ プチドが中和抗体を誘起したか否かを測定するために、細胞培養物中に添加され 得る。 組換えモザイクタンパク質 本発明は、HEVゲノム(Yarboroughら、1991)中の抗原性ペプチドのアミノ酸 配列およびその核酸コーディング配列を提供するので、組換えモザイクタンパク 質は、本発明の多数のペプチドを含むように生成され得る。 タンパク質はとりわけペプチド5、6、22、23、33、および40のエピトープを 含み得、そして実質的にタンパク質の抗原性に影響を与えない他のアミノ酸も含 み得る。このモザイクタンパク質は、エピトープの提示を妨害し得る外来アミノ 酸がないので、非常に感受性および特異性である。本発明のモザイクタンパク質 は、本明細書に記載のように、診断試験およびワクチンに使用され得ることが考 慮されている。このモザイクタンパク質を発現する現在の好ましい方法は、ベク ター-宿主発現システムによるものである。 ベクターおよび宿主 本発明の核酸を含むベクターもまた提供される。本発明のベクターは、抗原を 発現し得る宿主中にあり得る。このようなベクターおよび宿主を作成することお よび使用することは、本発明の教示を用いると、当業者の技術レベルの範囲内で ある。 抗原の発現に有用な、当業者に公知の多くのE.coli発現ベクターがある。使 用に適切な他の細菌宿主には、Bacillussubtilusなどのバチラス、およびSalmo nella、Serratia、および種々のPseudomonas種などの他の腸内細菌科が含まれる 。これらの原核生物宿主では、典型的には宿主細胞と適合可能な発現制御配列( 例えば、複製起点)を含む、発現ベクターもまた作成し得る。さらに、ラクトー スプロモーター系、トリプトファン(Trp)プロモーター系、β-ラクタマーゼプ ロモーター系、またはファージλ由来のプロモーター系などの、多くの種々の周 知のプロモーターが存在する。プロモーターは、典型的には、必要に応じてオペ レーター配列とともに、発現を制御し、そして、例えば、転写および翻訳を開始 および完了するためのリボソーム結合部位を有する。必要であれば、アミノ末端 のメチオニンが、Metコドンを抗原の5'およびフレーム内に挿入することにより 提供され得る。また、抗原のカルボキシ末端の伸長は、標準オリゴヌクレオチド 変異誘発手順を用いて取り除かれ得る。 さらに、酵母発現が用いられ得る。酵母発現系にはいくつかの利点がある。第 1に、酵母分泌系で産生されたタンパク 質が正確なジスルフィド結合を示すことの証拠が存在する。第2に、翻訳後グリ コシル化が、酵母分泌系により効果的に行われる。Saccharomyces cerevisiaeの プレプロα因子リーダー領域(MFα-1遺伝子によりコードされている)は、酵母 からのタンパク質分泌を導くのに通常的に用いられる。プレプロα因子のリーダ ー領域は、シグナルペプチドおよびプロセグメントを含み、プロセグメントはKE X2遺伝子によりコードされる酵母プロテアーゼに対する認識配列を含む:この酵 素は、Lys-Argジペプチド開裂シグナル配列のカルボキシル側の前駆体タンパク 質を開裂する。抗原コーディング配列は、プレプロα因子リーダー領域にインフ レームで融合され得る。次いで、この構築物は、アルコールデヒドロゲナーゼI プロモーターまたは解糖プロモーターなどの強力な転写プロモーターの制御下に 置かれる。抗原コーディング配列には、翻訳終結コドンが続き、これに転写終結 シグナルが続く。あるいは、抗原コーディング配列は、アフィニティークロマト グラフィーによる融合タンパク質の精製を容易にするために用いられる第2のタ ンパク質コーディング配列(例えば、Sj26またはβ-ガラクトシダーゼなど)に 融合され得る。融合タンパク質の成分を分離するためのプロテアーゼ開裂部位の 挿入は、酵母での発現に用いられる構築物に適用し得る。 哺乳動物細胞は、折り畳み(folding)およびシステイン結合などの重要な翻 訳後改変、複雑な炭水化物構造の付加、および活性タンパク質の分泌に都合のよ い環境でのタンパク質 の発現を可能にする。哺乳動物細胞での抗原発現に有用なベクターは、強力なウ イルスプロモーターとポリアデニル化シグナルとの間の抗原コーディング配列の 挿入により特徴づけられる。ベクターは、選択性マーカーとして用いるためのゲ ンタマイシンまたはメトトレキセートのいずれかへの耐性を与える遺伝子を含み 得る。抗原および免疫反応性ペプチドのコーディング配列は、メトトレキセート 耐性をコードするベクターを用いてチャイニーズハムスター卵巣細胞株中に導入 され得る。形質転換された細胞のベクターDNAの存在は、サザン分析により確認 され得、そして抗原コーディング配列に対応するRNAの生成はノーザン分析によ り確認され得る。完全なヒトタンパク質を分泌し得る多くの他の適切な宿主細胞 株が当該技術分野で開発されており、これらには、CHO細胞株、HeLa細胞、ミエ ローマ細胞株、Jurkat細胞などが含まれる。これらの細胞の発現ベクターには、 複製起点、プロモーター、エンハンサー、および必要な情報のプロセシング部位 (例えば、リボソーム結合部位、RNAスプライス部位、ポリアデニル化部位、お よび転写終結配列)などの発現制御配列が含まれる。好ましい発現制御配列は、 免疫グロブリン遺伝子、SV40、アデノウイルス、ウシパピローマウイルスなどに 由来するプロモーターである。目的のDNAセグメントを含むベクターは、細胞宿 主のタイプに依存して変わる周知の方法によって、宿主細胞中に転移され得る。 例えば、塩化カルシウムトランスフェクションは、原核生物の細胞に通常利用さ れるが、リン 酸カルシウム処理またはエレクトロポレーションは、他の細胞宿主に用いられ得 る。 ヒトγ-インターフェロン、組織プラスミノーゲン活性化因子、血液凝固第VII I因子、B型肝炎ウイルス表面抗原、プロテアーゼNexinl、および好酸球巨大塩 基性タンパク質の発現のために開発されたベクターと同様に、哺乳動物細胞での 抗原発現のための他のベクターが用いられ得る。さらに、ベクターは、哺乳動物 細胞(COS7など)中での挿入されたDNAの発現に有用な、CMVプロモーター配列お よびポリアデニル化シグナルを含み得る。 DNA配列は、配列が発現制御配列に作動可能に連結された、すなわちその機能 を確実にする配置にした後、宿主中で発現させ得る。これらの発現ベクターは、 典型的には、エピソームとしてまたは宿主の染色体DNAの必須部分としてのいず れかで宿主生物体中で複製可能である。通常、発現ベクターは、所望のDNA配列 で形質転換された細胞の検出および/または選択を可能にするために、選択マー カー(例えば、テトラサイクリン耐性またはヒグロマイシン耐性)を含み得る( 例えば、米国特許第4,704,362号を参照のこと)。 変異ペプチド/ポリペプチドをコードするポリヌクレオチドは、コードされた ペプチド/ポリペプチド生成物が産生されるようなコーディング配列の転写(発 現配列)および翻訳を容易にする配列を含み得る。このようなポリヌクレオチド の構築は当該技術分野では周知である。例えば、このような ポリヌクレオチドには、プロモーター、転写終結部位(真核生物の発現宿主にお けるポリアデニル化部位)、リボソーム結合部位、および、必要に応じて、真核 生物の発現宿主に使用するエンハンサー、および、必要に応じてベクターの複製 に必要な配列が含まれ得る。 精製抗体 抗原と特異的に反応する精製モノクローナル抗体はまた、本発明の範囲内にあ る。抗体は、抗原のユニークエピトープと特異的に反応し得、あるいは、これら はまた、他の生物体のエピトープと反応し得る。用語「反応性の」は、抗原と非 無作為的に結合または会合し得ることを意味する。本明細書で用いられる「特異 的に反応する」とは、特定された1つの抗原(この場合はHEV抗原)以外のあら ゆる抗原と実質的に交差反応しない抗体または他のリガンドについて記載してい る。抗体は、HarlowおよびLane(Antibodies;A Laboratory Manual,Co1d Spr1 ng Harbor Laboratory,Cold Spring Harbor,New York,1988)に記載されてい るように作成され得る。簡単にいうと、精製抗原は、免疫応答を誘起するのに十 分な量および間隔で動物に注入され得る。抗体は、直接的に精製され得るか、あ るいは、脾臓細胞が動物から得られ得る。次いで、細胞は、不朽化細胞株と融合 され、そして抗体分泌についてスクリーニングされる。抗体は、抗原を分泌する 細胞についてDNAクローンライブラリーをスクリーニングするために 用いられ得る。次いで、それらのポジティブクローンは、実施例または他の方法 (例えば、Kellyら、Bio/Technology 10:163-167,1992およびBebbingtonら、B io/Technology 10:169-175,1992を参照のこと)に記載されているように配列決 定され得る。本明細書中で提供されるHEV抗原性ペプチドに反応する、精製非ヒ ト、好ましくは哺乳動物、のポリクローナル抗体もまた考慮されている。ポリク ローナル抗体もまた、標準的な免疫および精製プロトコール(HarlowおよびLane 、1988)により得られ得る。 抗体は、基質に結合され得、または検出可能な部分(moiety)で標識され得、 あるいは結合と標識の両方され得る。本発明の組成物で考慮されている検出可能 な部分は、以下の診断方法の記載中に挙げられ、蛍光マーカー、酵素マーカー、 および放射性マーカーを含む。 血清学的検出(診断)方法 抗原による抗体の検出 本発明は、被験体のHEV感染を検出する方法を提供し、この方法は以下の工程 を包含する:適切な反応条件下で、検出可能な量の本発明のHEV抗原性ペプチド またはポリペプチドと、被験体由来の抗体含有サンプルとを接触させる工程;お よび該ペプチドと、これに特異的に反応する抗体との反応を検出する工程である 。ここで、この反応は、HEVの存在または以前にHEVに感染したことを示す。 検出可能な量の本発明のペプチドは、その配列および抗原性が提供されると、 実験的に測定され得る。混合物中の個体のペプチドの濃度もまた実験的に測定さ れ得る。より高いコンジュゲーション有効性を有するペプチドは、より低い有効 性でコンジュゲートされたペプチドよりもさらに低い濃度で混合物中に添加され る。混合物中に合わされたペプチドの検出可能な濃度の例は、実施例2に記載の 混合物5、7、9で提供される。例えば、混合物7および9は組成物であり、そ の中での、コンジュゲーション工程の前での、配列番号1で定義されたペプチド の好ましい濃度は約8μg/mlであり、配列番号2で定義されたペプチドの濃度は 約14μg/mlであり、配列番号7で定義されたペプチドの濃度は約4μg/mlであり 、配列番号8で定義されたペプチドの濃度は約4μg/mlであり、そして配列番号 9で定義されたペプチドの濃度は約20μg/mlである。 抗原性的に効果的および検出可能でもある、上記の値を含む濃度比の範囲が決 定され得ることもまた、理解される。例えば、配列番号1、配列番号2、配列番 号7、配列番号8、および配列番号9に定義されたペプチドの濃度比は、約8: 14:4:4:20であり得る。このような効果的な比の決定はまた、実施例2に教 示されたようにキャリアに対するペプチドの比を考慮に入れるべきである。 抗体/リガンドを用いた抗原の検出 抗原を有するHEVを検出する方法の1例は、被験体からの流体または組織サン プルを、抗原と特異的に反応する精製した抗体量と接触させることにより行われ 、そしてリガンドと抗原との反応を検出する。抗原は、無傷のHEVビリオン上、 抗原を発現するHEV感染細胞上にあり得るか、または抗原のフラグメントであり 得ると考えられる。本明細書中で意図されるように、抗体は、抗原を結合する任 意のリガンド、例えば、無傷の抗体、抗体のフラグメント、または抗原との反応 性を有する他の試薬を含む。この方法の流体サンプルは、抗原または抗原を含む 細胞(例えば、髄液、血液、胆汁、血漿、血清、唾液および尿)を含む任意の体 液を包含し得る。体液の他の可能な例には、痰、粘液などが挙げられる。 ELISA 免疫蛍光アッセイ(IFA)、酵素結合免疫吸着アッセイ(ELISA)および免疫ブ ロットのような酵素免疫アッセイは、容易に適合され、HEV抗体の検出をなし得 る。抗体の検出において効果的なELISA法は、例えば、以下のようであり得る:( 1)抗原を基質に結合する;(2)結合した抗原を抗体を含有する流体または組織サ ンプルと接触させる:(3)上記のものを、結合した抗体(例えば、西洋ワサビペ ルオキシダーゼ酵素またはアルカリホスファターゼ酵素)と反応する検出可能な 部分に結合した二次抗体と接触させる;(4)上記のものを、酵素の基質と接触さ せる:(5)上記のものを、呈色試薬と接触させる;(6) 色の変化を観察する。 競合阻害アッセイ HEVまたは先のHEV感染の検出に有用であり得る他の免疫学的技術には、HEV抗 原と特異的に反応する抗体の検出のためにモノクローナル抗体(MAb)が用いら れる。簡単に言えば、被験体由来の血清が、基質(例えば、ELISA 96ウエルプレ ート)に結合した抗原と反応する。過剰の血清は、完全に洗い流される。次いで 、標識化(酵素結合、蛍光、放射性など)モノクローナル抗体が、先に反応した 抗原-血清抗体複合体と反応する。モノクローナル抗体結合の阻害量が、コント ロール(被験体の血清抗体がない)に対して測定される。モノクローナル抗体阻 害の程度は、モノクローナル抗体結合特異性に基づくので、特定の変種または株 に対して非常に特異的な試験である。MAbsはまた、IFAにより細胞中での直接検 出のために用いられ得る。 微細凝集アッセイ 微細凝集試験がまた、被験体中のHEVの存在を検出するために用いられ得る。 簡単に言えば、ラテックスビーズ、赤血球または他の凝集可能な粒子が、抗原で 覆われ、そして被験体由来のサンプルと混合され、その結果、抗原と特異的に反 応する、組織または体液中の抗体は、抗原と架橋して凝集を生じる。凝集した抗 原-抗体複合体は、裸眼または分光光度計で 観察可能な沈殿物を形成する。上記の試験の改変では、抗原と特異的に反応する 抗体は、それによって検出される組織または体液中のビーズおよび抗原に結合さ れ得る。 サンドイッチアッセイ/フローサイトメトリー/免疫沈降 さらに、代表的なサンドイッチアッセイとして、抗体が基質に結合され、そし て抗原と反応し得る。その後、第2の標識化抗体が、第1の抗体により認識され ないエピトープに結合し、そして第2の抗体が検出される。本発明は、HEVまた は先のHEV感染の検出のためのHEV抗原を提供するので、他の血清学的方法(例え は、フローサイトメトリーおよび免疫沈降)もまた、検出方法として用いられ得 る。 本明細書中に教示された診断方法において、抗原は、基質に結合され得、そし て血液、血清、尿または唾液のような流体サンプルにより接触される。このサン プルは、被験体から直接、または部分的に精製された形態で取り出され得る。こ の方法で、抗原に特異的な抗体(一次抗体)が、結合した抗原と特異的に反応す る。その後、検出可能な部分に結合した、または検出可能な部分で標識化した二 次抗体が、添加され得、一次抗体の検出を増強する。一般に、二次抗体、あるい は、抗原の異なるエピトープと特異的に反応するか、リガンドまたは反応した抗 体と非特異的に反応するかのいずれかの他のリガンドが、その能力について選択 され、一次抗体上の多数の部位と反応する。従って、例えば、二次抗体のいくつ かの 分子が、各一次抗体と反応し得、一次抗体をより検出可能にする。 検出可能な部分 検出可能な部分は、沈殿物または色の変化の視覚的検出、顕微鏡操作による視 覚的検出、あるいは分光光度法、放射線測定などによる自動検出を可能にする。 検出可能な部分の例には、(蛍光顕微鏡操作のための)フルオレセインおよびロ ーダミン、(光学顕微鏡操作または電子顕微鏡操作のいずれか、および生化学的 検出のための)西洋ワサビペルオキシダーゼ、(光学顕微鏡操作または電子顕微 鏡操作のための)ビオチン-ストレプトアビジン、および(色変化による生化学 的検出のための)アルカリホスファターゼが挙げられる。 検出する疾患 本明細書中で提供される精製HEV抗原が疾患と関連するので、本発明はまた、 被験体内のHEVが関連した疾患症候群の検出方法を提供する。この方法は、HEV抗 原およびそれと特異的に反応する抗体の検出のために上記に掲げた方法によりな され得る。HEV抗原または抗HEV抗体の存在は、被験体内の疾患症候群の存在を示 す。 本発明はまた、被験体由来の抗体含有サンプルを、検出可能な量のペプチドま たは混合物と接触させることにより、被験体内の急性期のE型肝炎感染を診断す る方法を提供する。 これらのペプチドまたは混合物は、比較的急速に衰退する免疫応答を有し、そし て特異的に反応するペプチドおよび抗体の反応を検出する。この反応は急性のE 型肝炎感染を示す。 ワクチン 本発明の抗原は、免疫原性量の抗原および薬学的に受容可能なキャリアを含む ワクチンの構築に用いられ得る。ワクチンは、抗原に対して特異的な、本発明の ペプチドあるいはキャリアに結合したペプチドあるいは結合または非結合ペプチ ドの混合物あるいはエピトープであり得る。あるいは、それは、他の病原菌に対 する抗体と潜在的に反応し得る。次いで、このワクチンは、HEV感染の予防方法 に用いられ得る。 抗原の免疫原性量は、標準の手法を用いて決定され得る。簡単に言えば、推定 の特異的免疫反応性ペプチドまたはポリペプチドの種々の濃度が調製され、動物 に投与され、そして各濃度に対する動物の免疫学的応答(例えは、抗体の産生、 または細胞性の応答)が測定される。 本発明のワクチンにおける薬学的に受容可能なキャリアは、生理食塩水または 他の適切なキャリア(Arnon,R.(編)Synthetic Vaccines I:83-92、CRC Pr ess,Inc.、Boca Raton、Florida、1987)を含み得る。アジュバントはまた、ワ クチンのキャリアの一部であり得、そのような場合、それは用いられる抗原、投 与の様式、および被験体に基づいた標準の分類基準により選択され得る(Arnon ,R.(編)、1987)。投与の 方法は、経口または舌下手段によるか、または注射によるものであり得、用いら れる特定のワクチン、および投与される被験体に依存する。 ワクチンが予防薬または治療薬として用いられ得ることが、上記から理解され 得る。従って、本発明は、被験体にワクチンを投与することによる、HEV感染お よび関連した疾患の予防方法、または治療方法を提供する。 抗体検出キット 本発明の診断キットは、HEVまたはその抗原性ペプチドと特異的に反応する一 次抗体を検出するのに用いられ得る。このキットは、基質に結合される本発明の HEV抗原、HEV抗原と特異的に反応する抗体と反応する二次抗体、および二次抗体 と一次抗体との反応を検出するための試薬を含み得る。このようなキットは、EL ISAキットであり得、そして、基質、抗原、一次抗体および二次抗体、そして適 切に任意の他の必要な試薬(例えば、上記のような検出可能な部分、酵素基質、 および呈色試薬)を含み得る。あるいは、この診断キットはイムノブロットキッ トであり得、これは一般的に本明細書に記載の成分および試薬を含み得る。 抗原検出キット 本発明は、HEV抗原を保有するHEV株による感染を診断するためのキットを提供 する。特に、このキットは、HEV抗原、ま たは抗体と特異的に反応するその免疫反応性ペプチドを検出し得る。このキット は、基質に結合される抗体、抗原と反応する二次抗体、および二次抗体と抗原と の反応を検出するための試薬を含み得る。このようなキットは、ELISAキットで あり得、そして、基質、一次抗体および二次抗体、そして適切に任意の他の必要 な試薬(例えば、上記のような検出可能な部分、酵素基質、および呈色試薬)を 含み得る。あるいは、この診断キットはイムノブロットキットであり得、これは 一般的に本明細書に記載の成分および試薬を含み得る。 本発明の診断キットに含まれる特定の試薬および他の成分は、キットで実施さ れる特定の診断法に従って、当該分野で利用可能なものから選択され得る。この ようなキットは、被験体由来の組織および体液サンプル中の抗原を検出するのに 用いられ得る。 以下の実施例は、本発明を例示するものであって、制限するものではない。そ れらは用いられ得る典型的なものであるが、当業者に公知の他の手法が代替的に 用いられ得る。 実施例1 抗原性ペプチドの選択および合成 配列選択 推定抗原性ペプチドについて配列を選択するために、以下の3つの基準を用い た:親水性、フレキシビリティー、および二次構造。タンパク質のハイドロパシ ープロット(Kyte, J.およびDoo1itle,R.F.J.Mol.Bio1.157:105-132,1982)および二次構造 (Chou,P.Y.およびFasman,G.D.Ann.Rev.B1ochem,47:251-276,1978)の推 定は、コンピューター分析(PROSIS;Hitachi Software Engineering Co.,Ltd .)を用いて行った。鎖に沿ったタンパク質のセグメントフレキシビリティーを 、KarplusおよびSchulzにより記載の方法(Naturwissenschaften 72:212-213,1 985)により分析した。さらに、タンパク質の二次構造を、PtitsinおよびFinkel steinにより開発された方法(Biopolymers 22:15-25,1983)により推定した。 合成されるように選択された合成ペプチドの配列を表1および2に示す。合成 のために選択されたペプチドのほとんどは、その推定二次構造がβターンまたは ランダムコイルとして表される親水性でフレキシビリティーのある配列を含む( 表1および2)。完全ORF3タンパク質をほとんどカバーする合成ペプチドを、分 子のN末端側半分の2つの非常に疎水性の強い領域を除いて調製した。さらに別 の基準(Eisenbergら,J.Mol.Biol.179:125-142,1984;Kleinら,Biochem . B1ophys.Acta 815:468-476,1985)を用いて、これらの2つの領域が膜貫通 αヘリックスであると推定し得る。ハイドロパシープロットは、抗原性ペプチド の選択に重要である。なぜならこれは、疎水性領域が、通常、αヘリックスとし て表される可能性を有し、そして免疫系との相互作用に利用され得ない膜貫通領 域として機能し得るからである。N末端領 域が強疎水性である可能性により、このタンパク質は、おそらくHEV粒子の排出 においてある役割を果たすと考えられる細胞膜に関連し得ることが示唆された。 HEビリオンは、検出され得る量の脂質を含まないが、大きなORF2によりコードさ れる構造タンパク質のN末端の強疎水性領域の存在は、HEVの形態形成における 膜の可能な役割を別に示す。この所見を考慮すると、これらの2つの疎水性領域 の間の短い配列が、ORF3タンパク質のC末端の比較的親水性である領域に及ぶペ プチドに加えて、合成のために選択された。この短い親水性配列は、これらの2 つの膜貫通ドメイン間に位置するループであり得る。この領域が曝されると、そ れはORF3タンパク質の強い抗原性エピトープになり得た。 ORF2の長さのために、合成ペプチドを別の考えを用いて選択した。このタンパ ク質のN末端側半分全体は、ArgおよびLysを高濃度で含む。これらのアミノ酸は 、核酸に結合する可能性を有し、これは、ビリオン粒子において、この領域は内 部局在化を有し得ることを示唆する。それにも関わらず、HBV、HDV、またはHCV のようなウイルス粒子の内部タンパク質が重要な診断試薬であるという認識のも とに、少数のペプチドを、合成のために、タンパク質のN末端側半分の親水性お よびフレキシブルな領域から選択した。 ペプチド合成 ペプチドは、FMOC化学法(BaranyおよびMerrifield,1980) により、ABI Mode1 430Aペプチド自動合成機(Applied Biosystems,Inc.,Fost er City,CA)またはACT Model MPS 350マルチプルペプチド合成機(Advanced C hemtech,Louisville,KY)で製造者のプロトコルに従って合成した。プロトコ ルは既に記載されており、FastMocTMサイクルとして利用可能である(Applied B iosystems,Inc.1990,FastMocTM chemistry:Model 430A Peptide Synthesize r User Bulletin 32におけるペプチド合成のHBTU活性化;およびModel 431A Pep tide Synthesizer User Bulletin 33におけるペプチド合成のHBTU活性化)。こ れらは、0.10mmolおよび0.25mmolの2つのスケールであり、それぞれ全サイクル 時間が20分および60分である。Fmoc脱保護は、N-メチルピロリドン(NMP)中で ピペリジンにより行い、そして樹脂をNMPで洗浄した。両スケールにおいて、1.0 mmolのFmocアミノ酸をNMP、およびDMF(N,N-ジメチルホルムアミド)中1mmolの 0.45M HBTU(2-(H-ベンゾトリアゾール-1-イル)-1,1,3,3,-テトラメチルウ ロニウムヘキサフルオロホスフェート)/0.45M HOBt(1-ヒドロキシベンゾト リアゾール)に溶解した。溶解したFmocアミノ酸を、1.7〜2.0mmolのDIEA(ジイ ソプロピルエチルアミン)と一緒に反応容器に移し、そして、0.l0mmolサイクル では約10分間、0.25mmolサイクルでは30分間、ペプチド樹脂と反応させた。 ペプチドを、5%チオアニソール/2.5%エタンジチオール/2.5%H2O/90%T FAまたは2.5%エタンジチオール/5%H2O/92.5%TFAのいずれかを200μl含有 する試験管内に、10 mgのペプチド樹脂を入れ、1時間混合することにより切断した。次いで約3.5ml のH2Oを加え、混合物を2〜3mlのt-ブチルメチルエーテルで3〜5回抽出し、 そして水層を濾過した。溶解しなかったペプチドは、分析の前に適切に、酢酸、 水酸化アンモニウム、またはイソプロパノールを加えて水層中に溶解させた。 アミノ酸分析による特徴付け、高速液体クロマトグラフィー、およびキャピラ リー電気泳動を行った後、ペプチドを酵素イムノアッセイに直接用いた。 ペプチドの抗原活性 酵素イムノアッセイ(EIA)を用いるペプチドの初期分析(表1および2)を 、中央アジアの発生地帯から得た血清で行った(表3)。この採取からのすべて のサンプルを、HEV感染のために近年開発されたウエスタンブロット分析および ペプチドEIAにより試験した。 血清 中央アジア(1985)、メキシコ(1986)、およびケニア(1991)の腸内伝達非 A非B肝炎の発生地帯からの血清を用いて、ORF2およびORF3によりコードされた タンパク質のHEV特異的エピトープを同定した。この分析のネガティブコントロ ールとして、HAV、HCV、 HBV、 HDV感染マーカーを有するヒト由来の採取した血 清、または正常血液供給者由来の採取した血清を用 いた。 1歳から67歳までのウイルス性肝炎患者由来の血清を、世界における地理的に 異なる地域(中央アジアおよびメキシコ)における1984年と1992年との間のウイ ルス性肝炎の発生地帯から採取した。黄疸の発症時から黄疸の27日目までの感染 患者から、可能性なときはいつでも血清を得た。さらに、病院を退院してから1 〜24カ月後の患者から、回復期血清を得た。すべての血清を、市販の試験(Prep arat,Nizny Novgorod,Russina;Abbott Laboratories,North Chicago,IL) を用いて、HAV、HBV、およびΠCVのマーカーを血清学的に排除することにより、 本来NANBHとして診断した。試薬:西洋ワサビペルオキシダーゼ(HRP)結合アフ ィニティー精製ヤギ抗ヒトIgGをTAGO(Burlingame,CA)から得、そして1:40,00 0希釈で用いた。この検出分子の特異性を確認するために、HRPに結合したヒトIg GまたはヒトIgMに特異的なモノクローナル抗体を1:2000希釈て用いた。 ウエスタンブロツトアツセイ すべての血清を、Favorovら(J.Med.Virol.36:246-250,1992)に従って行 うウエスタンブロットにより抗HEV活性について試験した。 trypE(37kDa)のN末端領域およびORF2によりコードされるポリペプチドのC 末端側半分(46.8kDa)を含む組換えキメラタンパク質、C2およびC2-1(Purdyら ,1992)を、HEVに対す るIgGおよびIgMクラスの抗体を検出するウエスタンブロット(WB)診断試験の開 発のために用いた。 組換え融合タンパク質C2(83.8kDa)および融合タンパク質C2-1(49.5kDa)を Escherichia coliで発現させ、そしてこれらのタンパク質を含む溶解物を以前に 記載されているようにして(Purdyら,1992)得た。C2およびC2-1溶解物を混合 し、8%または11%のドデシル硫酸ナトリウム(SDS)-ポリアクリルアミドゲル での電気泳動により分離した(Purdyら,1992)。分離したタンパク質を、BAS 83 ニトロセルロース(Scheicher & Schuell,Keene,NH)に、TE70 SemiPhor(Ho efer,San Franc1sco,CA)を用いて、以前に記載されているようにして(Purdy ら,1992)、トランスブロットした。2mmストリップを切り出し、4℃で保存す る前に、5mM EDTA、150mM NaCl、0.05%NP-40、0.25%ゼラチン、および1.0% ウシ血清アルブミン(NET-BSA)を含む50mM Tris-HCl、pH 7.5中で、20℃で16〜 20時間インキュベートした。ストリップは、NET-BSA中4℃で1〜2週間保存し 得るか、または減圧下で乾燥させて長期間保存し得た。 未知の血清検体を、組換えプラスミドを含まないE.coli溶解物の1%抽出物 を含有するNETバッファー中で希釈し(最小希釈1:20)、そして室温で2時間 インキュベートした。インキュベーション後、このストリップをNETバッファー 中で10分間3回洗浄し、そして西洋ワサビペルオキシダーゼ(HRP)結合アフィ ニティー精製検出抗体とインキュベートした。これ らは、ヤギ抗ヒトIgMおよびヤギ抗ヒトIgG(TAGO,Burlingame,CA;Sigma Chem ica1 Co.,St.Louis,MO)を含有していた。ヒト免疫グロブリンイソタイプの 特異性を、HRP結合ネズミモノクローナル抗ヒトIgGおよび抗ヒトIgM(American Qualex,La Mirada,CA)を用いて確認した。次いで、このストリップを、呈色 のために、100mgの3,3’-ジアミノベンジジンおよび100μlのH2O2を含有するリ ン酸緩衝生理食塩水(PBS)、pH 7.2中でインキュベートした。 非特異的反応を取り除くために、C2およびC2-1タンパク質を、個別に配置させ て、ポリアクリルアミドゲルから切り出した。これらを、0.5M Tris-HClバッフ ァー、pH6.8中に別個に溶出し、8.5%SDS-ポリアクリルアミドゲルで電気泳動に より再精製し、トランスブロットし、そして非特異的反応を与える血清検体を用 いて試験した。さらに、各分析に対してコンジュゲートの免疫反応性を確認する ために、精製免疫グロブリン重鎖(γ特異的およびμ特異的、Chemicon,E1 Seg undo,CA)を電気泳動により分離し、トランスブロットし、そして別個に免疫染 色した。 HEV感染検出のためのこの方法は、あまり感度が高くないので、急性感染また は前感染の大多数の場合を検出することができない。さらに、記載のウエスタン ブロット法は、使用前に組換えタンパク質の精製が必要とされるので時間がかか る。 酵素イムノアッセイ マイクロタイターウエル(Immulon I,Dynatech Laboratories,Inc.)を、10 0μlの合成ペプチドと、ウエルあたり5μgの濃度で吸着させた。ヒト血清を、0 .l%Tween 20および10%正常ヤギ血清を含有する0.1M PBS、pH7.5中で1:50に 希釈し、そして100μlを各ウエルに加え、吸着ペプチドに対して反応性の抗体を 捕獲させた。抗ペプチド活性を含む血清を同定するために、西洋ワサビペルオキ シダーゼ(HRP)結合アフィニティー精製抗ヒト抗体(重鎖特異的;TAGO,Inc. ,Burlingame、 CA,USA)を用いた。 カットオフを、平均ネガティブコントロール値の3倍になるように統計的に確 立させた。 中央アジア流行病 表3に示されるように、5つのORF3特異的ペプチドのうち4つ(2、3、5、 および6)および12のORF2特異的ペプチドのうち4つ(11、12、22、および23 )は、ほとんどの血清と反応性であった。1つを除いてすべてのウエスタンブロ ット分析により陽性血清が、EIAにおいて、1つまたはそれ以上の合成ペプチド と反応性であった。ペプチド5および6は、優性抗原性エピトープを提示するよ うである。なぜなら、これらの2つのペプチドは、分析したほとんどすべての血 清(97.5%)由来の抗体に結合するからである。40のウエスタンブロット抗HEV 陽性血清のうちたった1つだけが、これらのペプチドと反応性ではなかった(表 3)。 ペプチド2、3、11、12、22、および23は、血清の約30%と反応した。ペプチ ド10、13、および14(表3)は、抗HEV陽性および陰性の両血清との反応性を呈 示した。これらのペプチドは非特異性であると考えられた。従って、大きなORF2 および小さなORF3によりコードされる8つの免疫反応性領域(ペプチド2、3、 5、6、11、12、22、および23)が同定された(表3)。 ペプチド33および40(表2)もまた、非常に免疫反応性である。ペプチド33は 、抗HEV陽性血清の81%と反応した(データは示さす)。ペプチド40は、陽性血 清の45%と反応性である(データは示さず)。両ペプチドともHEV感染の診断に 非常に重要である。これらの2つのペプチドは、本発明の混合物中に含まれ(例 えば、混合物9)、抗HEV抗体の検出のためのペプチドEIAの感受性を改善し得る 。 メキシコ流行病 本発明のペプチドの大部分(5および6を包含する)の合成は、HEVのビルマ 株の配列に基づいた。ペプチド28および29はメキシコ株配列(Yarboughら、1991 )に基づいて、5および6と正確に同じ位置で、しかし異なる配列で、選択され 、そして合成された。ペプチド5および6と28および29との比較分析によって、 これらのペプチドには厳密な株の特異性はないことが示された(表4)。 ペプチド28および29は、予期されたように1986年のメキシ コでの発生からの血清と反応性である;しかし、ペプチド5、6、22、23、28、 および29の組み合わせでさえ、ウエスタンブロット分析または蛍光抗体ブロッキ ングアッセイ(KrawczynskiおよびBrad1ey、1989)によって陽性であるメキシコ での発生からの血清すべてを同定はしなかった(表4、サンプル395)。IFAにお いては、既知の感染した組織を未知の血清に接触させ、洗浄し、ディテクターで 標識されたヒト抗HEV IgGを添加し、そして標識の存在について観察した。同じ 検体(395)はどのペプチドとも反応しなかったが、しかし、この検体はウエス タンブロット分析およびIFAでは、強い反応性であった。さらに、検体67(表4 )は、ウエスタンブロット分析およびIFAで、抗HEV陰性であったが、ペプチド5 、6、および22と反応性であった。 ペプチド5および6は、常に同じ血清のセットと反応した;しかし、同様の位 置を有するがメキシコのHEV株配列に基づくペプチド28および29は、常に同じ検 体と同時に反応するわけではなかった。ペプチド28中に存在するエピトープは、 ペプチド29中に存在するエピトープよりもより免疫反応性であると思われた(表 4)。従って、ペプチド5および28と、6および29との間には一次構造の違いが 存在し、これがこれらのエピトープの抗原活性の変化に至らしめ得る。 ケニヤ流行病 最近のケニヤでの発生から得られた血清を分析した際、ペ プチド5、6、22、23、28、および29をこの血清に対して試験した。ペプチド分 析のために選択された93体の血清のうち24体の血清が、半年以内の黄疸が報告さ れている患者から得られたものであった(表5)。残りの69検体は、黄疸の病歴 はないが発生が起こった同じ地域に住んでいた人々から採取された(表6)。最 初に、すべての血清を、抗HEV活性についてウエスタンブロット分析で特徴付け し、そしてA型肝炎ウイルス(HAV)に対するIgM抗体の存在についてEIAで特徴 付けした。すべての血清がIgM抗HAV活性について陰性であった(示さす)。 黄疸が報告されたケースからの血清のうち23体が、ペプチドEIAによって抗HEV 陽性であることが見いだされた。過去6ヶ月以内の黄疸が報告されていない個体 から得られた検体のうち27体の血清は、ウエスタンブロット分析によって抗HEV 陽性であることが見いだされた(表6)。 ペプチド29はこれらのケニヤからの血清と非反応性であり、そしてペプチド28 はほんの少数のサンプルとしか反応性でないことが見いだされた。しかし、ペプ チド5および6は、黄疸が報告されたケースからの血清の約71%と反応し、そし てウエスタンブロット分析で抗HEV陽性であることが見いだされた血清の48.2% と反応した。黄疸の病歴がない個体からの1検体(138)は、ペプチド5および 6と特異的に反応性であるが、ウエスタンブロット分析では反応性ではないこと が見いだされた。 ペプチド22および23はペプチド5および6より反応性であった。黄疸が報告さ れたケースの患者からの血清の95%より多くが、これらの両方のペプチドで同定 された。黄疸の病歴がない人々からの、ウエスタンブロット分析で陽性の血清の 約82%もまた、これらのペプチドと反応性であった。ウエスタンブロット分析で 陰性の8体の血清はペプチド22および23と特異的に反応性の抗体活性を有するこ とが見いだされた。このように、ペプチド22および23の組み合わせは、ペプチド 5および6よりも、より多くの抗HEV陽性血清を同定した。別々に用いた個別の ペプチド22および23は、ペプチド5および6よりも強い免疫反応性を示した。例 えば、ペプチド22は、黄疸が報告された人々から得られた血清、あるいは抗HEV 活性に関するウエスタンブロット分析で陽性の血清の79.2%および66.7%とそれ ぞれ反応し、そしてペプチド23はその79.2%および63%とそれぞれ反応した(上 記の5および6の70.8%および48.2%と比較)。合成ペプチドEIAにおいて、ペ プチド5、6、22、および23全体で、ケニヤでの発生からのHEV感染が報告され たケースすべてを同定し得た。ウエスタンブロット分析はペプチドEIAと比べる と感度が低い。黄疸患者から得られた1検体(144)だけが、ウエスタンブロッ ト分析で陽性と同定されなかった(表5)。 黄疸にかからずに抗HEV活性を有する血清の多くは、過去のHEV感染または無症 候性HEV感染のせいであり得る。黄疸が報告されたケース中では、疾患歴がない ケース中よりも、4種 の異なるペプチドに対して免疫反応性の事例がより多くあった。ペプチド5、6 、および22、および23は、この疾患が報告されたケース中、同じパーセントの患 者を同定した。しかし、ペプチド5および6は、黄疸のケースと報告されなかっ たグループからの血清との反応性が2倍低かった(表6参照)。ペプチド5およ び6の抗原性エピトープに対する体液性免疫応答はペプチド22および23のエピト ープよりも速く低下し得る。従って、ペプチド5および6はHEV感染の種々の段 階での特異的な(differential)診断のために使用し得る。逆に、ペプチド13は 、急性感染から3年後までの血清中の抗体を検出し得る。 メキシコから得られた血清が中央アジアまたはケニヤから得られた血清と比べ て異なるパターンの、合成ペプチドとの相互作用を有する限りにおいては、株の 特異性が示される(表3〜6)。5および6、または28および29を含有するORF3 タンパク質領域間の相同性はわずか78%である(Yarboughら、1991)。メキシコ の血清では、ペプチド5および6はペプチド28および29と同じパーセントの陽性 例を同定した(表2)。しかし、中央アジアからの血清(データは示していない )およびケニヤでの発生からの血清では、ペプチド28および29は、これらのペプ チドを用いた抗HEVについて陽性の血清のパーセンテージが低いことから明らか なように、反応性が低かった。従って、HEVのビルマ株は、HEVのメキシコ株より もケニヤまたは中央アジアのウイルスとより大きな関係があることが、 我々のデータから示される。 ORF3でコードされるタンパク質には少なくとも4ヶ所の抗原性領域があり、そ してORF2でコードされるタンパク質には少なくとも7ヶ所の抗原性領域がある。 構造タンパク質から合成のために選択された12個のペプチドのうち、わずか4個 (33%)がHEV感染個体からの血清と特異的に反応性であった。 最小抗原性配列の同定 6(または7、または8など)アミノ酸長のペプチドのセットを合成すべきで ある。これらのペプチドは5aa長領域(または6または7aa長ペプチドなど)ず つオーバーラップしており、そして全体として、抗原性エピトープがすでに見い だされた配列(例えば、ペプチド5、または6または22、または23、または13な ど)を含んでいる。このセットからの短いペプチドそれぞれの抗原活性を、本明 細書中に記載されている手順で分析する。6aa長(または7aa、または8aaなど )の免疫反応性領域を、4aa領域ずつオーバーラップされた5aa長の他のペプチ ドを設計するために使用した。もし、これらのペプチド中に抗原活性が残ってい るなら、4aa長の、より短いペプチドのセットを合成する。すべてのペプチドを 比較分析して、最も強くかつ特異的に抗HEV抗体と免疫反応性のペプチド配列を 見つける。これらのペプチドはまた、混合物として、抗HEV抗体の検出のために 使用し得る。 実施例2 抗HEV活性を検出するための、合成ペプチドに基づくエンザイムイムアッセイ 最初に、HEVのビルマ株に基づきかつORF2およびORF3にコードされる17種の合 成ペプチドを、上記のように免疫反応性のエピトープを同定するために個別に使 用した(表3)。HEV感染個体から得られた血清に対して試験すると、これらの ペプチドのうち8種が重要な免疫診断上のエピトープを含んでいた。ORF3のC末 端に対応するペプチド5および6は、約90%を超える急性期の血清(表3)、お よび約30%の回復期の血清を同定した(データは示していない)。他の合成ペプ チドは、個別に試験すると、ペプチド5および6に比べより低い反応性の度合い を与えるか、あるいは非特異的反応を示した。従って、これら合成ペプチドの種 々の混合物について、固相上において試験した。 合成ペプチドの種々の混合物の診断上の有意性を確認するために、各混合物を パネル血清に対して試験した。このパネルは、中央アジアの汚染地域におけるHE V発生から得られた45急性期検体(黄疸の発症から1〜10日後)、およびこれら の患者からの、追跡検査の14回復期検体(黄疸の発症から4〜6ヶ月後)から成 っていた。さらに、非汚染地域からの健常ドナー集団から得られた36体の血清を 、ネガティブコントロールとして使用した。10%正常ヤギ血清(NGS)、1%ウ シ血清アルブミン(BSA)、および0.05%Tween20を含有する0.01M PB S(pH7.2〜7.4)からなる正常ヤギ血清バッファー(NGS-Buff)で、各検体を希 釈した。パネルの各メンバーの抗HEV活性をWB分析で確認した(Favorovら、J.M ed.Virol.、1992)。急性期および回復期の血清はすべて、WBで試験して陽性で あり、他方、ドナー血清はすべてWBで陰性であった。 上記のパネルは、固相に吸着した合成ペプチドの異なる組み合わせを評価する ために使用されるのみならず、急性期および回復期の血清、および健常ドナー集 団の血清における陽性率をそれぞれ確認することによって、ペプチド−EIAの感 度および特異性を評価するためにも使用される。 3つの異なるアプローチが、固相に吸着した合成ペプチドの種々の混合物を形 成するために使用された。 コンジュゲートされていないペプチド混合物 第1のアプローチ(混合物1〜5)は、種々の濃度のコンジュゲートされてい ない合成ペプチドのみで構成した。各混合物の結果を実験的に求め、そして固相 に吸着した混合物5が最も良好な結果を生じた。この混合物は以下の合成ペプチ ドで構成されていた:#6(20μg/ml)、#5(10μg/ml)、#11(5μg/ml) 、#12(1μg/ml)、#22(1μg/ml)、#23(5μg/ml)、#28(2μg/ml) 、および#29(2μg/ml)。ペプチド#28および#29は上記のようにHEVのメキ シコ株に基づいており、そしてペプチド#5および#6の正確なヌクレオチド位 置に対応する。混合物5を使用した抗HEVの頻度は、急性期血清で は41/45(91.1%)、回復期血清では12/14(85.7%)、健常ドナー血清では3/36 (8.3%)であった。この8.3%陽性率は、偽陽性反応の結果であると考えられた 。 BSAにコンジュゲートされた個々のペプチド 第二のアプローチは、個々の合成ペプチドをBSAにコンジュゲートすることを 伴う。これらペプチドは、BaumingerおよびWilchekの方法(15)に従い、l-エチル -3-(3-ジメチルアミノプロピル)カルボジイミドハイドロクロド(EDC)(Pie rce Chemical Co.,Rockford,IL)を用いてBSAにコンジュゲートした。手短 に述べれば、10mgの個々の合成ペプチドまたはそれらの混合物を最終濃度が1mg /mlとなるように蒸留水に溶かした。このペプチド溶液に最終濃度が10mg/mlとな るようにEDCの結晶を加え、そしてpHを5.0に調整した。この反応混合物を5分間 室温でインキュべートし、そしてBSAを添加して最終モル比がペプチドおよそ1 モルあたりに各々BSAの10アミノ酸とした。この反応混合物をさらに4時間室温 でインキュベートした。コンジュゲーション反応を最終濃度が100mMとなるよう に酢酸ナトリウム(pH4.2)を加えて停止させ、さらに1時間、この反応混合物 を室温でインキュベートした。このペプチド−タンパク質コンジュゲートを、pH 7.2の0.01Mリン酸緩衝生理食塩水に一晩(4℃)透析することによって、残渣の ペプチドおよび他の反応生成物から単離した。上記ペプチド−タンパク質コンジ ュゲートは、上記と同じバッファー中、-20℃で保存した。このプロト コールは、配列に関わらず他のペプチドについても適用し得る。 コンジュゲートは、正常ヤギ血清バッファー(NGS-Buff:10%正常ヤギ血清( NGS)、1%ウシ血清アルブミン(BSA)および0.05%Tween20を含有する0.01MのP BS(pH7.2-7.4)からなる)で希釈した。このバッファーはまた、中和試験を行 うためにも用いた(Neut-Buff)。 コンジュゲーション後、種々の濃度のコンジュゲートされたペプチドを混合し (混合物1〜7)、そして固相に吸着させた。最適な結果は、混合物7により得 られ、そして経験的に決定した。この混合物は、以下のコンジュゲートされたペ プチドて構成された:#23(20μg/ml)、#6(14μg/ml)、#5(8μg/ml)、 #22(4μg/ml)、および#13(4μg/ml)。混合物7を用いた抗HEVを示す頻度 は、急性期の血清では44/45(97.8%)、回復期の血清では12/14(85.7%)、そ して健常ドナー血清では1/36(2.8%)であった。この検体については、偽陽性 反応と考えられた。ペプチド#13は、コンジュゲートせずに供試した場合に著し い非特異的反応を示した(表1)が、BSAにコンジュゲートした後は、この非特 異的反応は、混合物5および7との比較において消失した。 BSAにコンジュゲートされたペプチド混合物 第三のアプローチは、混合物7で上記に示したように、各合成ペプチドの同じ 濃度での混合物(混合物9)をBSAとコン ジュゲートすることを伴う。この方式では、理論的には、各エピトープがBSAの 各分子上に示され、人工的抗原複合体(天然の抗原の免疫反応性に近似し得る) の合成を引き起こす。さらに、このような複合体は、固相上に、これら抗原エピ トープのより均一な分配を可能とし得る。混合物9を用いた場合、急性期の血清 では45/45が抗HEV活性について陽性であり、回復期の血清では13/14が陽性であ った。これに対して、全ての健常ドナーの血清については陰性であった。 ペプチド−EIA Immulon II EIAマイクロタイターウェル(Dynatech Laboratories,Inc.Chan ti1ly,VA)に、105μlの個々のペプチドまたはコンジュゲートされたペプチド を吸着させた(室温、一晩)。吸着後、各ウェルを0.5%Tween20を含有する脱イ オン水で5回洗浄した。次いで、各検体をNGS-Buffで適当に希釈し、そして該希 釈された各検体100μlを各ウェルに加えた。37℃で1時間のインキュベーション 後、各ウェルを7回洗浄し、そして100μlの希釈されたコンジュゲートを各ウェ ルに加えた。次いで、各ウェルを37℃、1時間、再びインキュベートし、そして 100μlの基質(Abbott Laboratoriesから入手したo-フェニレンジアミンおよびH2 O2)溶液を添加した。各ウェルを、暗黒条件下、室温で15〜30分間インキュベ ートし、その後、1NのH2SO450μlを加えて、酵素反応を停止した。各ウェルは、 吸光値が493nmにセットされたELISAリーダーで計測した。陽 性の結果についてのカットオフ値は、480 WBの陽性および陰性血清の度数分布を 基に統計学的に決定した。 固相に吸着した混合物9中の5つのエピトープ中の3つの個々の抗原の免疫学 的活性を評価するために、個々のモルモット-抗ペプチド#23、#6および#5を 連続した2倍ずつの希釈液を固相に加え、インキュベートした。洗浄サイクル後 、HRPをコンジュゲートしたヤギ-抗モルモットIgGを用いて上記固相上の抗原エ ピトープ活性を検出した。コントロールとして、モルモット-抗ペプチド#28を 同様に希釈し、混合物9について試験した。混合物9には、ペプチド#28活性は ない。1:32,000の希釈を越えた各抗ペプチド血清のエンドポイントは、これらエ ピトープが免疫学的に活性であり、固相への吸着後の混合物9中で利用できるこ とを示した。これに対して、ネガティブコントロールでは、いずれの希釈につい ても非活性であった。 度数分布 陽性血清と陰性血清とを識別するための上記ペプチド−EIAの有用性を決定す るために、483体の血清を選択し、1:100の希釈において、混合物9について試 験し、度数分布を求めた(図2)。この度数分布は、3つのゾーンを規定した。 それらは、陽性ゾーン、陰性ゾーン、および中間ゾーンと呼称した。陽性ゾーン についてのカットオフ値は、ネガティブコントロールの平均値+6.3(平均値の 標準偏差(SD))と等しい。 0.07を下まわる吸光値(平均+3.9SDまたは平均値×3.2)が、陰性ゾーン内とみ なされ、これに対して、0.07より上および0.10未満の吸光値は、中間ゾーン内と みなされた。3検体が、中間ゾーンに該当した。1:10での希釈における再現性試 験では、これらの血清は、抗HEV活性について陽性と評価された。 中和アッセイ 中和試験は、血清中の抗HEV活性を確認するために行った。簡単にいえば、上 記ペプチド-EIAについてのプロトコールに従うが、検体は混合物9に添加する前 に、混合物5(個々のコンジュゲートされていないペプチド群)と共にインキュ ベートし;混合物5とインキュベートした検体を取り出し、それを吸着された混 合物9に加える。この試験は、特に、上記カットオフ値に近い吸光値を生じる検 体および上記中間ゾーン内の吸光値を生じる検体について重要である。中和試験 の使用は、顕著に、特に不適切に保存されていた検体あるいは何度も凍結溶解サ イクルを行った検体について、偽陽性率を下げた。中和因子は、固相に吸着され た上記ペプチドまたはそれらの混合物とは異なる。さもなければ、偽陽性反応が 不適当に中和され、正しくは陰性検体を陽性と判断してしまうことになる。従っ て、個々のコンジュゲートされていない合成ペプチドを中和剤として用い、吸着 された混合物9を含むウェルに添加する以前に液相において37℃で1時間、希釈 された検体をインキュベートした。種々の濃度での試験後、各 コンジュゲートされていない合成ペプチドの最適濃度は、以下の通り:#23(40 μg/ml)、#6(30μg/ml)、#5(15μg/ml)、#22(10μg/ml)、および#13 (10μg/ml)であった。 図3に、最初陽性と判断され、0.1から2.5を越える吸光値を生じた血清を用い た中和試験の結果を示す。血清は、吸光値が、上記中和混合物とのインキュベー ション後、50%減少した場合に陽性と確認された。2.5より大きいOD値を生じる 血清は例外として、全ての血清が63%から78%の間の範囲の平均中和活性に対し て陽性と確認された。2.5より大きいOD値を生じる血清を1:500という高い希釈に おいて再試験した。全ての血清は、希釈後、うまく中和された。 上記ペプチド-EIAの最終的なデザインは、1:50の最初の希釈においての中和と 同時に、および中和せずに各検体を抗HEV活性について試験することを伴う。マ イクロタイターウェルの最初の列は、NGS-buff中で希釈された血清を含有し、2 番目の列は希釈され中和された血清を含有する。その結果、同一の血清が、縦の 位置の二つのウェルに置かれている。2.0より高いOD値の最初の反応(中和され ていない)血清は、1:100希釈において再試験した。さらに、ネガティブコント ロールの平均値の2倍より高いOD値の血清および中和されない血清は1:10希釈に おいて再試験した。これらの血清は、中和後、そのOD値が50%減少した場合、抗 HEV活性について陽性であるとみなされた。 エンドポイント測定 上記ペプチド-EIAの最終デザイン後、エンドポイント測定を2.0より高い0D値 の33血清について実施した。これら血清の大部分は1:1000から1:10,000のエンド ポイント力価を示した。このグループの3つの血清では、1:100,000を越えるエ ンドポイント力価を示した(データは示していない)。 地域および供給源に関する抗HEV活性 混合物9を用いたペプチド-EIAを使用し、2カ所のHEV汚染地域でのHEV流行地 区(タジク、キルギス、中央アジア共和国、旧ソ連、;ならびにメキシコ)から の血清、HEV汚染地区(タジク共和国)から得た健常群衆からの血清、およびHEV 非汚染地区(USA)からの血清を包含する、世界の様々な地域から収集した血清 の抗HEV活性を測定した(表7)。モンタナコレクション(The Montana collect ion)は、HAV発生に関する患者対照研究を代表した。さらに、HBV、デルタ肝炎 ウイルス(HDV)およびHCVのマーカーについて陽性のロシアからの急性期の血清 を、コントロールとして使用した。上記コントロールのいずれも抗HEV活性を示 さなかった。このことは、上記ペプチド-EIAが、これら血清が過去にHEV感染し たと、誤って同定しなかったを示している。上記モンタナコレクション中唯一つ の血清が、抗HEV活性について、くり返し陽性(中和により確認した)であり、 2年後に得た追跡検体についても陽性のままであった。上記見張られた州の検体 は、米国の4カ所の地理 的に隔絶された州において実行された積極的な監視システムから収集した急性期 の血清を代表する。39血清が、追跡調査において慢性の余病の兆候がないNABCH として診断された。これらの血清の全てが、抗HEV活性について陰性であり、モ ンタナ内の一つの陽性血清を例外として、米国においては、世界の汚染地域への 旅行においてなされた感染を除いて、HEV感染が希な事象であることを示した。 HEV汚染地域内の健常人から収集した639血清中、41(6.4%)が、過去にHEVに さらされたことを表す、抗HEV活性を示した。この値は、世界の汚染地域の健常 群衆中の感染に関してのHEVのバックグラウンドを表す。 最後に、旧ソ連の中央アジア共和国、タジクおよびキルギス中の2つのHEV発 生地域において、各々血清の98.4%および85%が、抗HEV活性について陽性であ った。正に、これらのデータは、抗HEVの検出のための上記ペプチド-EIAが、高 い特異性および感度を有していることを示している。 本願明細書において種々の刊行物が参照されている。これら刊行物中の開示は その全てにおいて、本発明に関係する技術状況をより詳細に説明するために本願 明細書中に参考として援用されている。以上に参照したいかなる不完全な引用も 以下の参考リスト中に見いだされ得る。 参考文献 Balayan MS,Andjaparidze,Savinskaya SS,ら、糞−口経路による非A型、非 B型肝炎の証拠.Intervirology 1983;20:23-31. 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(B)登録番号:P36,016 (C)照会/記録番号:1414.022 (ix)電話回線情報: (A)電話:(404)688-0770 (B)テレファックス:(404)688-9880(2)SEQ ID NO:1の情報: (i)配列の特色: (A)長さ:21アミノ酸 (B)型:アミノ酸 (C)鎖の数:一本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:ペプチド (xi)配列:SEQ ID NO:1: (2)SEQ ID NO:2の情報: (i)配列の特色: (A)長さ:19アミノ酸 (B)型:アミノ酸 (C)鎖の数:一本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:ペプチド (xi)配列:SEQ ID NO:2: (2)SEQ ID NO:3の情報: (i)配列の特色: (A)長さ:10アミノ酸 (B)型:アミノ酸 (C)鎖の数:一本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:ペプチド (xi)配列:SEQ ID NO:3: (2)SEQ ID NO:4の情報: (i)配列の特色: (A)長さ:15アミノ酸 (B)型:アミノ酸 (C)鎖の数:一本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:ペプチド (xi)配列:SEQ ID NO:4: (2)SEQ ID NO:5の情報: (i)配列の特色: (A)長さ:22アミノ酸 (B)型:アミノ酸 (C)鎖の数:一本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:ペプチド (xi)配列:SEQ ID NO:5: (2)SEQ ID NO:6の情報: (i)配列の特色: (A)長さ:16アミノ酸 (B)型:アミノ酸 (C)鎖の数:一本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:ペプチド (xi)配列:SEQ ID NO:6: (2)SEQ ID NO:7の情報: (i)配列の特色: (A)長さ:19アミノ酸 (B)型:アミノ酸 (C)鎖の数:一本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:ペプチド (xi)配列:SEQ ID NO:7: (2)SEQ ID NO:8の情報: (i)配列の特色: (A)長さ:18アミノ酸 (B)型:アミノ酸 (C)鎖の数:一本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:ペプチド (xi)配列:SEQ ID NO:8: (2)SEQ ID NO:9の情報: (i)配列の特色: (A)長さ:20アミノ酸 (B)型:アミノ酸 (C)鎖の数:一本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:ペプチド (xi)配列:SEQ ID NO:9: (2)SEQ ID NO:10の情報: (i)配列の特色: (A)長さ:21アミノ酸 (B)型:アミノ酸 (C)鎖の数:一本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:ペプチド (xi)配列.SEQ ID NO:10: (2)SEQ ID NO:11の情報: (i)配列の特色: (A)長さ:19アミノ酸 (B)型:アミノ酸 (C)鎖の数:一本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:ペプチド (xi)配列:SEQ ID NO:11: (2)SEQ IDN0:12の情報: (i)配列の特色: (A)長さ:20アミノ酸 (B)型:アミノ酸 (C)鎖の数:一本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:ペプチド (xi)配列:SEQ ID NO:12: (2)SEQ ID NO:13の情報: (i)配列の特色: (A)長さ:19アミノ酸 (B)型:アミノ酸 (C)鎖の数:一本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:ペプチド (xi)配列:SEQ ID NO:13: (2)SEQ ID NO:14の情報: (1)配列の特色: (A)長さ:12アミノ酸 (B)型:アミノ酸 (C)鎖の数:一本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:ペプチド (xi)配列:SEQ ID NO:14: (2)SEQ ID NO:15の情報: (i)配列の特色: (A)長さ:18アミノ酸 (B)型:アミノ酸 (C)鎖の数:一本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:ペプチド (xi)配列:SEQ ID NO:15: (2)SEQ ID NO:16の情報: (i)配列の特色: (A)長さ:14アミノ酸 (B)型:アミノ酸 (C)鎖の数:一本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:ペプチド (xi)配列:SEQ ID NO:16: (2)SEQ ID NO:17の情報: (i)配列の特色: (A)長さ:14アミノ酸 (B)型:アミノ酸 (C)鎖の数:一本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:ペプチド (xi)配列:SEQ ID NO:17: (2)SEQ ID NO:18の情報: (i)配列の特色: (A)長さ:23アミノ酸 (B)型:アミノ酸 (C)鎖の数:一本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:ペプチド (xi)配列:SEQ ID N0:18: (2)SEQ ID NO:19の情報: (i)配列の特色: (A)長さ:15アミノ酸 (B)型:アミノ酸 (C)鎖の数:一本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:ペプチド (xi)配列:SEQ ID NO:19: (2)SEQ ID NO:20の情報: (i)配列の特色: (A)長さ:18アミノ酸 (B)型:アミノ酸 (C)鎖の数:一本鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:ペプチド (xi)配列:SEQ ID NO:20:
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI C12P 21/02 C 9282−4B 21/08 9358−4B C12Q 1/70 9453−4B G01N 33/576 Z 8310−2J //(C12P 21/02 C C12R 1:92) (72)発明者 フィールズ,ハワード エイ. アメリカ合衆国 ジョージア 30068,マ リエッタ,ジャクソン クリーク ドライ ブ 1823 (72)発明者 ファボロフ,マイケル オー. アメリカ合衆国 ジョージア 30329,ア トランタ,ドルード バレイ ドライブ 1405―エフ (72)発明者 クジャコフ,ユーリ イー. アメリカ合衆国 ジョージア 30329,ア トランタ,ドルード バレイ ドライブ 1402―エフ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.配列番号1により定義されるペプチド。 2.配列番号2により定義されるペプチド。 3.配列番号3により定義されるアミノ酸配列を含むペプチド。 4.配列番号4により定義されるアミノ酸配列を含むペプチド。 5.配列番号5により定義されるアミノ酸配列を含むペプチド。 6.配列番号6により定義されるアミノ酸配列を含むペプチド。 7.配列番号7により定義されるアミノ酸配列を含むペプチド。 8.配列番号8により定義されるペプチド。 9.配列番号9により定義されるペプチド。 10.配列番号10により定義されるペプチド。 11.配列番号11により定義されるペプチド。 12.配列番号12により定義されるアミノ酸配列を含むペプチド。 13.配列番号13により定義されるアミノ酸配列を含むペプチド。 14.請求項1および2に記載のペプチドを含む組成物。 15.請求項8および9に記載のペプチドをさらに含む、請求項14に記載の組成物 。 16.配列番号1、配列番号2、配列番号7、配列番号8および配列番号9により定 義されるアミノ酸配列をそれぞれ含む5個のペプチドを含む組成物。 17.前記それぞれのペプチドの濃度比が約8:14:4:4:20である、請求項16 に記載の組成物。 18.各ペプチドがキャリアにコンジュゲートしている、請求項15または請求項16 に記載の組成物。 19.各ペプチドが基質に結合している、請求項15または請求項16に記載の組成物 。 20.配列番号1、配列番号2、配列番号5、配列番号6、配列番号8、配列番号 9、配列番号10、および配列番号11により定義されるアミノ酸配列をそれぞれ含 む8個のペプチドを含有する組成物。 21.被験体においてE型肝炎ウイルス感染を検出する方法であって、該被験体か らの抗体を含むサンプルと請求項14、15、16、および20のいずれかに記載の組成 物とを接触させる工程;および抗原抗体複合体の存在を検出する工程を包含する 方法。 22.前記サンプルが血清を含む、請求項21に記載の方法。
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