JPH08506745A - 人工肛門用継手 - Google Patents

人工肛門用継手

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JPH08506745A JP6518570A JP51857094A JPH08506745A JP H08506745 A JPH08506745 A JP H08506745A JP 6518570 A JP6518570 A JP 6518570A JP 51857094 A JP51857094 A JP 51857094A JP H08506745 A JPH08506745 A JP H08506745A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、2つの環状の継手部(1、2)と締付けリング(3)から構成される人工肛門用継手に関するものであり、2つの継手部(1、2)には粘着性ディスクまたは収集容器または閉塞用プラグが、それぞれ取り付けられ、第1の継手部(1)は、放射状方向の最も内側の溝部(7a)を有する溝(7)を形成するための放射状に外方に突出した環状の端(6)、並びにその放射状方向の内側に位置する環状の凹部(11)を有した鍔(5)からなり、また第2の継手部(2)は、前記第1の継手部(1)が第2の継手部(2)の周囲に位置した時に第1の継手部(1)内の環状の凹部(11)に係合することができる環状の放射状に外方に突出したくちばし部(18)を備えた軸方向の突出部(17)からなり、また締付けリング(3)は放射状方向に内方に突出した隆起(26)内に環を有し、また締付けリング(3)は第1の継手部の溝(7、7a)内に位置し、これによりその最も内側の直径が、それがその締付け位置にあるときに、第2の継手リングの最も大きいくちばし部の直径より小さく、また第1の継手部の放射状の方向における内側内の環状の凹部(11)が軸方向においてこの継手部の収集容器、閉塞用プラグあるいは粘着性ディスクへの取付面(4a)に環状の最も内側の溝部(7a)よりもより近い。

Description

【発明の詳細な説明】 人工肛門用継手 本発明は、第1および第2の環状の継手部と締付けリングから構成され、継手 部の一方は自己粘着性の板またはディスクに固着されて、これが人工肛門患者に 彼の小孔の周囲に取り付け自在となっており、また他の継手部は収集容器または 閉じられたプラグを支持し、さらに締付けリングは第1および第2の継手部を一 緒に緩まずに保持し且つ互いに確実に接触させるためのものである、人工肛門用 継手に関するものである。 以下の説明において、人工肛門患者または人工肛門者とは、人工肛門形成術、 回腸造痩術あるいは尿道形成術を施された人を意味する。これらの人において、 結腸、回腸または尿道の突起が外科的に形成されており、人体の老廃物は、これ らの器官を通り人工的な開口を通って排出され、また金属薄片袋のような収集容 器内に連続的にまたは時々収集される。収集が時々行われる場合には、収集容器 は途中の期間において、例えばデンマーク特許明細書第153 122号から知 られるような、閉塞用プラグに置き換えられる。 収集容器袋または閉塞用プラグは小孔の周囲に粘着性ディスクにより直接取付 られるが、これらの部分は1日に数回も取り替えられ、またこのような粘着性デ ィスク を皮膚からしばしば取り外すことにより皮膚に大きな損傷が起きることから、一 般的には、人工肛門者の小孔の周囲に取り付け自在である、粘着性ディスクを構 成する2つの部分の人工肛門用品が使用され、その非粘着面上には、しばしば板 継手と呼ばれ、収集容器または閉塞用プラグを支持する他の環状の継手部と結合 することができる、環状の継手部が取り付けられる。 このような人工肛門用継手は、意図しない取り外しに対して緩まずに安定して いることが非常に重要であるが、これらを一緒に結合するかなり大きな軸方向の 圧力、およびこれらを分離する大きな軸方向の引っ張り力を受ける。小孔の周囲 の皮膚領域はしばしば非常に柔らかいことから、近年では、一緒に結合する際お よび分離する際における軸方向の力の衝撃を減じることができる人工肛門用継手 が開発されている。 この点に関して、軸方向の圧力と引っ張り力は、それぞれ、取り付けおよび取 り外しの際に小孔の周囲の皮膚領域に圧力と引っ張りを与えるものを意味する。 同様に、軸方向とは継手部分の中心軸に実質的に平行である方向を意味する。よ って、継手リングないし締付けリングの軸方向の厚さは、中心軸に垂直であり、 また使用状態ではそれぞれユーザの小孔−周囲の皮膚表面に最も近く及びユーザ の小孔−周囲の皮膚表面から最も遠い継手または締付けリング上の表面または線 に公差する2つの面の間の距離を指す。 上記の種類の継手は、例えばヨーロッパ特許明細書第347 025号におい て知られている。そこに開示された人工肛門用継手は、1つが小孔の周囲に取り 付けるために粘着性ディスクに取り付けられ、また他が収集袋を支持している2 つの環状の継手部、並びに2つの継手部を一緒に締付ける締付けリングから構成 される。2つの継手部はそれぞれ閉じたループ形状をしており、つまりこれらは その環状の延長においてはそれぞれ軸方向において粘着性ディスクまたは収集袋 から距離を空けており、放射状に外方向に偏向している。第1および第2の継手 部上の、放射状に外方向に延びた部分は、それぞれ、平面を有している。結合状 態では、それらが取り付けられた粘着性ディスクおよび袋から離れて面した外側 の平面は、それぞれ、互いに対面しており、その後はそれらはU−形状の断面を 有する締付けリングにより一緒に押しつぶされており、締付けリングは継手部の 2つの放射状に突出した部分をそれらの全体の環状の延長部を取り囲んでいる。 この人工肛門用継手は、2つの継手部が締付けリングだけにより一緒に保持され ているので、なんらの軸方向の力の衝撃を使用することなしに締付け可能である 。 同様な人工肛門用継手は国際知的所有権機構発行の明細書第91/01118 および91/01119号から知られている。これに開示された人工肛門用継手 は、第1および第2の継手機構を有する点、並びに2つの継手 部が平らな接触面を持たない点において、上記で説明したものとは異なる。2つ の継手部はそれぞれ、相互の係合を通過できて継手部の最初の緩まない組み立て を形成するための突出部を有している。この最初の一緒の結合およびその非結合 により適度な軸方向の圧力と引っ張り力が生じる。心理学的な理由および過剰な 負荷を考慮して、U形状を備えた他の締付けリングが継手部の周囲に位置してい る。第2の継手機構を構成するこの締付けリングは、必然的な押しつぶし効果な しに、2つの継手部の放射状の突出部分を取り囲む。よって第2の継手機構は、 袋部分における実質的な引っ張りの場合以外は、通常の状態では負荷を受けるこ とがない。 上記した締付けリングは、しかしながら、2つの継手部の環状の放射状に外方 に突出した部分を囲むために、締付けリングが2つの環状の放射状に内方に突出 した脚部ないし隆起を有することから、ある軸方向の厚さを持たせる必要がある 。材料強度および製造公差の見地から、継手の軸方向の厚さに対する限界が低い ものとなる。 人工肛門患者にとって、人工肛門用品はできる限り見えないこと、並びに衣服 の下に隠すことができることが非常に重要である。よって、軸方向の厚さを最も 小さく減じることは心理学的に非常に重要なことなのである。 英国特許明細書第2 215 212号には、2つの継手部分と締付けリング から構成され、1つの環状の放 射状に内方に突出した隆起だけを有する、人工肛門用継手が開示されている。継 手部の1つは変化可能な材料で作られ、また上記したように、環状の溝を有する カラーを形成すべく閉じたループ内においてそこから外方に突出した粘着性ディ スクに取り付けられている。他の環状の継手部は収集袋に取り付けられ、またそ こから軸方向において延長し、さらに小さな環状のくちばし部が設けられている 。2つの継手部は、他の上に放射状の方向において位置する1つの変形可能な継 手部により組み立てられ、これにより第2の継手部の突出部は変形可能な1つの 継手部内の環状の凹部と係合する。突出部と凹部との間の係合は、変形可能な材 料の可撓性のために、それ自体大きな力は必要としない。締付けリングはその後 には環状の端内に位置され、次いで締付けられ、またこれにより変形可能な継手 部を他の継手部に対して取り囲む。 この最後に説明した人工肛門用継手は、このため、人工肛門用継手より小さな 軸方向の厚さを備えて形成され、そこでは締付けリングは、結合状態において2 つの継手部上の放射状に外方に突出する部分を一緒に取り囲みおよび保持ないし 押しつぶすため、2つの環状の放射状に内方に向かう脚部ないし隆起を有してい る。 英国特許明細書第2 215 212号による人工肛門用継手の基本機能は、 上記した通り、継手材料の変形にある。このような変形は、しかしながら、非常 に小さ い放射状の係合を生じるだけであり、意図しない引き裂きに対する強度が限定さ れてしまう。締付けリングが変形可能な材料に大きい力を及ぼすような場合でも 、放射状の係合は非常に小さく、また同時にこれは締付けリングを締付けるため に大きな指の力が必要となることを伴う。 多くの人工肛門患者は指の力が弱くおよび/または指の運動神経に欠陥のある かなり年配の人々であることから、このことは非常に不適当である。さらに、変 形可能な材料上の締付けリングの力の衝撃は継手部の最も内側に放射状方向に伝 播してこの部分が容易に壊れてしまう。 よって、本発明の目的は、第1および第2の環状の継手部と2つの継手部を一 緒に締付けるための締付けリングからなり、2つの継手部の1つには粘着性ディ スクが取り付けられ、2つの継手部の他は収集袋ないし閉塞用プラグを支持し、 第1の継手部は、放射状方向の最も内側の溝部を有する溝を形成するための放射 状に外方に突出した環状の端、並びにその放射状方向の内側に位置する環状の凹 部を備えたカラーからなり、また第2の継手部は、前記第1の継手部が第2の継 手部の周囲に位置した時に第1の継手部内の環状の凹部に係合することができる 環状の放射状に外方に突出したくちばし部を備えた軸方向の突出部からなり、締 付けリングは放射状方向に内方に突出した隆起内に環を有し、また締付けリング は 第1の継手部の溝内に位置し、前記人工肛門用継手は小さなあるいは適当な指の 力を使用して結合の着脱が可能であり、さらに同時に収集容器ないし閉塞用プラ グの意図しない取り外しに対して安全である、人工肛門用継手を提供することに ある。 この目的は上記した種類の、請求の範囲第1項に述べられた特徴である人工肛 門用継手により達成される。 よって、本発明による継手リングは、結合の間は2つの継手部が最初の結合機 構により堅く結合されており、第1の継手部は小さいまたは適当な軸方向に向か う圧力により第2の継手部の上に押圧され、これにより第2の継手部の環状のく ちばし部は第1の継手部の凹部に係合し、その後に締付けリングは、溝底および 溝壁に接近して接触することなしに第1の継手部の凹部内に既に緩く位置され、 これにより、締付けリングの放射状に内方に向かう隆起は、かなりの押しつぶし 力を備えた第1の継手部に影響を与えることなしに、溝の底および壁の少なくと もある面に対して緩まずに接触するので、結合の着脱がまったく容易である。よ って、締付けリングは適当ないし軽い指の力を加えることにより締付けすること ができる。 2つの継手部を引き離そうとする負荷がある場合でも、第1の継手部は第2の 継手部の環状のくちばし部と締付け部の放射状に内方に突出した隆起との間に固 定的に押しつぶされているので、結合強度は増大する。これ は、本発明による人工肛門用継手に加わる負荷は結合強度の増大に貢献するよう に使用され、よって収集容器あるいは閉塞用プラグの意図しない取り外しに対し ても緩まずまた安全なものである。 本発明の好ましい実施例によれば、第1の継手部は収集袋または閉塞用プラグ にシールされ、また第2の継手部は粘着性ディスクにシールされる。第1の継手 部内の環状の溝は好ましくは最も内側の部分の放射状方向において非常に狭く、 つまり1mmの広さより狭く、また好ましくは1ないしそれより多いステップで 、放射状の外方向において幅方向に広がっている。 溝の幅は、継手部の中心線に平行である線上の溝の壁面の間の距離を意味して いる。 締付けリングの放射状に内方に突出した隆起は好ましくは、第1の継手部の環 状の溝の放射状方向において最も内側で最も狭い部分に対応して形成される。 2つの継手部の間のシール面は、第2の継手部上のくちばし部と第1の継手部 内の凹部との間の接触により構成される。これらの部分は好ましくは、くちばし 部と第1の継手部の間の環状の空隙により両側上に囲まれた環状の狭いシール面 があるように構成される。これにより、特に良好なシールが得られ、またユニッ トの許容誤差に対する要求が減じられる。シール面がくちばし部の先端から距離 をおいて位置すること、またシール面が第1の継手部の凹部上の環状の面領域と くちばし部の表面 の1つの上の環状の面領域との間の接触により構成されること、およびくちばし 部の先端に隣接する領域内のくちばし部のこの表面の1つが第1の継手部と直接 接触しないことが、特に好ましい。 第1の継手部内の環状の凹部は、中心軸に実質的に垂直であり、またこの継手 部の収集容器、閉塞用プラグ、あるいは粘着性ディスクへの取付の点に面する環 状の面を有するように形成され、また同時に第2の継手部のくちばし部が凹部の 環状の面に対応する環状面を有するように形成され、これにより、中心軸に実質 的に垂直である、これらの2つの面が結合が締付けられた時に互いに隣接するこ とが好ましい。この実施例では、継手に継手部を引き離そうとする負荷が加わっ た際に結合力が特に増大するようになる。 好ましくは、締付けリングには、国際知的所有権機構(WO)の91/011 18号に開示された方法で2ステップの締付けが設けられる。締付けリングの特 定の好ましい実施例によれば、リングの環状の延長に亘って延長する、放射状の 方向の内側のスプリングが設けられており、締付けリングは、断面から判るよう に、環状の隆起から放射状に外方に突出する領域においてカーブしている。締付 けリングは、断面から判るように、S−形状のセグメントまたは中間ピースから なることが特に好ましい。この実施例によれば、ユニットの製造許容誤差に関す る結合効率の依存が顕著に減じられるようになるこ とが達成される。さらに、結合がより堅くなくなって、使用の際に継手全体が捻 られたり屈曲された場合でも良好なシールが維持され、また人工肛門患者が着用 するのに快適となる。 締付けリングおよび板継手部は、好ましくは実質的に非変形の重合体材料から 作られる。製造の理由から、継手部と締付け部は、射出成形によりこの目的に適 合した材料で作られることが好ましい。 人工肛門用継手の2つの継手部が一緒に結合される前は、締付けリングは好ま しくは非締付け位置で第1の継手部の溝内に位置される。締付けリングが上記し た2ステップの締付けを備えたものである場合には、締付けリングは好ましくは その第1の締付け位置に位置され、これにより締付けリングの環状の放射状に内 方に突出した隆起は溝の全体の環状の延長を通して溝の底とは近接して接触しな い。 継手部が小孔の周囲に取り付けられた時には、継手の最初の結合機構が一緒に 結合され、その後は第2の継手機構を構成する締付けリングが完全に締付けるよ うになる。 結合が外された際には、締付けリングは開かれ、その後に2つの継手部は小さ いまたは適当な引っ張り力を加えることにより互いに分離され、引っ張りフラッ プが収集容器または閉塞用プラグを保持した継手部内に好ましくは位置されてい る。 この引っ張りフラップは、これにより継手部を支持する容器またはプラグの取 り外しの間に締付けリングが溝の外に落ちたり裂けて外れることが防止されるた めに、継手部の環状の鍔の端上に位置していることが特に好ましい。 以下に、本発明を図面を参照しつつより詳しく説明する。 第1図は、本発明による、締付け状態にある人工肛門用継手の実施例の径方向 の断面の斜視図である。 第2図は、第1図に示した人工肛門用継手の、それぞれ締付けリング、第1お よび第2の継手部の径方向の断面図である。 第3図は、第1図の人工肛門用継手の一部の径方向の断面図である。 第4図は、他の実施例の締付けリングの径方向の断面図である。 第5図は、締付けリングが開いた状態の図である。 第1、2および3図は、本発明による人工肛門用継手の特に好ましい実施例を 、それぞれ据え付け状態および取り外し状態で示したものである。人工肛門用継 手は、第1の継手部1、第2の継手部2、並びに締付けリング3から構成される 。第1の継手部1は、公知の方法により図示しない収集容器または閉塞用プラグ を支持し、これらは例えば継手部の全体の環状の延長を通して環状の面領域4a に溶接することで取り付けられる。この第1 の継手部を以下において袋継手部を称する。 第2の継手部2は、以下において板継手部と称し、公知の方法、例えば溶接に より図示しない粘着性ディスクないし板が環状の面領域21a内で取り付けられ ており、これにより小孔の周囲の皮膚領域に粘着されている。 袋継手部は、基部4から軸方向に突出した鍔5を有する基部4からなり、上記 の鍔は溝7を形成するために放射状に外方に突出した環状の端6を有する。内壁 面8と9の間の距離として規定される溝の幅は、放射状に内方向において両側の 壁8、9からステップ8b、9bで減少して、溝壁8aと9aおよび溝底10を 備えた放射状の方向の最も内側の環状の溝部7aを形成している。 本発明の図示した実施例では、使用の際には、溝の幅はユーザに最も近い側壁 8とユーザから最も離れた側壁9からステップ8b、9bにおいてそれぞれ、減 少している。当然のことながら、溝の幅は2つの側壁のそれぞれから数ステップ で減少されるようにすることもできるが、後で詳しく説明するように、側壁が側 壁から正確に1ステップ9b減じることが特に好都合である。ステップ9bが少 なくとも基部5に最も近い領域内において基部4から放射状に内方にテーパ付け されていることが特に好ましい。 さらに、袋継手部はその放射状方向において鍔5の内側に凹部11を有してい る。凹部は軸方向においてそれ が継手部の収集容器または閉塞プラグへの取付面4aにより近くなるように位置 される。凹部11は、第2図に示したように、継手部の中心軸C−C′に実質的 に垂直である実質的に平らな面12、並びに環状のシール用リブ14を備えた第 2の丸い面13を有している。選択的には、面12は中心軸C−C′に関して傾 斜させても良く、これにより後述する板継手部のくちばし部が凹部とある強度で 係合できることが確保される。丸い面13の放射状方向の最も内側は更に、継手 部が一緒に結合された時に第2のシールを形成する環状のリップ15の壁面を構 成している。 袋継手部の環状の端6の放射状の延長には、袋継手部を板継手部から取り外し ための、図示しない引っ張り抜き用フラップが更に位置している。 板継手部2は、中心軸C−C′に実質的に垂直であるかまたは中心軸C−C′ に対する凹部の面12の角度に対応する角度を有する第1のくちばし面19、並 びに第1のくちばし面19と第2のくちばし面20の間のくちばしの環状の先端 19aに隣接する領域20a、20bにおいて実質的に中心軸C−C′に平行で ある第2の好ましくは丸いくちばし面20を備えた環状の内方に突出したくちば し部18を有する、軸方向に外方に突出した環状部17を備えた基部21を有し ている。 板継手部のくちばし部18は、後述する、袋継手部の凹部11と係合すること ができるように形成される。 袋継手部の基部21は、軸方向に外方に突出した部分17に最も近い環状の領 域において、粘着性ディスクが取り付けられる基部21の放射状の方向の最も外 側の領域においてよりも軸方向においてより厚い。これにより安定な結合がなさ れ、また使用の際にフランジが曲がる傾向が減じられ、また同時に粘着性ディス クの非粘着性面を継手部の面21aに比較的容易に溶接される。 板継手の突出部17の放射状の方向の内側上において、継手部には環状のフラ ンジ22が設けられている。このフランジには2つの機能がある。板継手部が小 孔の周囲に取り付けられた際には、このフランジは、小孔から糞や他の分泌物が 粘着性板と板継手部の間に入り込むのを防止する。板継手はしばしば数日使用さ れ、また清潔にしなければならないことから、これは重要な衛生的な基準である 。フランジ22は更に、人工肛門患者が時に使用する凸リングのための取付リブ として機能する。フランジの後者の機能に関して、フランジ22は、しかしなが ら、例えば、本出願人による国際知的所有権機構発行の93/18725号に対 応するデンマーク特許明細書第0371/92から知られた方法で凸リングを保 持するための、放射状の方向に内方に突出するノブのようなものに置き換えるこ とができる。 ベースフランジ21aには更に公知の方法で支持ベルトを取り付けるために図 示しない耳部が設けられている。 第1図に示したように、袋継手部の溝7内に位置決めするために意図した締付 けリング3は、環状のベースリング25と、継手部の放射状の方向の最も内側の 溝部7a内に適合する放射状の方向に内方に突出した環状の隆起26から構成さ れる。ベースリングと隆起は、S形状の断面を有するように屈曲された中間ピー ス27により連結される。これにより、隆起26とベースリング25との間に軽 度な弾性効果が達成されて、ユニットの製造上の許容誤差の要求が減じられる効 果を奏する。ベースリング25と隆起26の間の弾性効果は、もちろん、例えば C−形状の断面のような他の屈曲断面の中間ピースにより、あるいは中間ピース をベースリング25と隆起26の間の放射状の方向に関連して傾斜させることに よって得ることができる。 中間ピースからは、丸い端を備えた第1および第2のガイドフランジ28、2 9が反対向きで軸方向に突出している。特に、これらのガイドフランジ28、2 9は、溝部7内におけるその位置決めの間およびその締付けの間に締付けリング 3をガイドするためのものであり、これにより隆起26が最も内側の溝部7a内 にガイドされる。継手が取り付けられた時に軸方向において第1の継手部の基部 4に向かって延長する第1のガイドフランジ28は、後で詳しく説明するように 、継手のシールに関する強化効果を有している。 第4図に示したように、締付けリングは中間ピースな しでも形成でき、この締付けリングは、第1−3図に示した実施例における隆起 26に対応する隆起26が放射状に内方向に形成されたベースリング125から 構成される。 締付けリングには、国際知的所有権機構の91/01118号に記載されたよ うな、2ステップのロックが好ましくは設けられる。第5図は、好ましい2ステ ップのロックを有した締付けリングを示している。この締付けリングは、第1− 3図に示されたもの、すなわち、ベースリング25、中間ピース27、並びに隆 起26から構成されるものに対応する。締付けリングには、雄締付けユニット4 2と雌締付けユニット43がそれぞれ設けられた2つの端40、41を形成する ためのカットが設けられており、これにより第1および第2の相互係合がなされ る。 雄締付けユニット42は、締付けリングから放射状に突出した平らなディスク 44から構成される。平らなディスク44は、雌締付けユニット内へ最初に導か れる導入端46から突出した羽根45から構成される。導入端46に最も近い羽 根の最初の側からは第1のくちばし部47が軸方向に突出しており、また羽根の 端に最も近い羽根の他の側からは第2のくちばし部48が軸方向に突出している 。 雌締付けユニットは、同様に締付けリングから放射状に突出した平らなハウジ ング49から構成される。ハウ ジング49は第1の壁50と第2の壁51から構成され、それぞれにはウインド 52、53が設けられている。ハウジングは開いた天井54および開いた前壁5 5を有している。 締付けリングを第1の締付け位置に締付けた時には、雄締付けユニットの導入 端46はハウジングの前壁55を通って、くちばし部47が第1の壁のウインド 52に係合するまで導かれる。 第2の締付け位置に締付けた時には、雄締付けユニットの平らなディスク44 は、第2のくちばし部48がハウジングの他の壁51内のウインドに係合するま で、ハウジング49内に完全に押圧される。 締付けリングの第2のロックを開いた時には、くちばし部がウインド53との 係合が滑って外れるまでは、ウインド53を通って羽根45上に軽い圧力がかか る。締付けリング3は、少なくともその環状の延長の部分において弾性的に変形 することが好ましく、これにより羽根45上の軽い圧力によってくちばし部48 はそれ自身でウインド53との係合が外れる。 締付けリングの第1の締付けを開いて分離した状態とする時には、雄締付けユ ニットの平らなディスク44が捻られてやや持ち上げられ、これによりハウジン グの壁50と51との間の距離が増大して、くちばし部が第1のウインド52か ら逃げ、その後に平らなディスク44をハウジング49から完全に引き抜くこと ができる。 締付けリング3と第1の継手部1は、好ましくは、また第1図の本発明の好ま しい実施例に示した方法で、継手を据え付ける前において締付けリングが溝7内 にその第1の締付け位置において、出願人の国際知的所有権機構の特許明細書第 91/01119号により知られた方法で、位置決めされる。よって、締付けリ ングの最大の内径は、締付けリングがその第1の締付け位置にある時において、 第1の継手部の鍔の端6の外径よりも小さいことが特に好ましい。締付けリング 3は既に販売の時点では溝7内にその第1の締付け位置に位置決めされており、 これによりユーザが分離した締付けリングを取扱う際のトラブルを防止できるの で、取扱の観点からは非常に好ましい。 使用の際には、板継手部は小孔に公知の方法で取り付けられる。その後、袋継 手部が板継手部の軸方向に外方に突出した環状の部分17上に押されて、くちば し部18が凹部11と係合する。締付けリングは上記したように先だって袋継手 部の溝内にその第1の締付け位置で位置決めされており、つまり、これにより放 射状に内方に突出した隆起26が全体の溝部の環状の方向において最も内側の溝 部7a内に突出することがなく、つまり袋継手部と板継手部の組み立て後は溝7 内に位置される。人工肛門用継手は、締付けリングを締付けることにより2次的 に結合され、これにより締付けリングの隆起26は袋継手の最も内側の溝部7a 内に突出する。 第1図と第3図は締付け位置にある継手を示している。ここで、くちばし部の 外径は締付けリングの内径よりも大きいことが判る。これにより、締付けリング の隆起26とくちばし部18は板継手部2と袋継手部1を引き離そうとする負荷 の際に凹部11と最も内側の溝部7aの間の第1の継手部の壁部5aを押しつぶ すようになり、このため継手の強度が増大する。この効果は、実質的に平らで中 心軸C−C′に垂直である第1の凹面12と第1のくちばし面19により更に高 められる。 締付けリングを開いたり閉じたりする際における側壁8aと9aおよび隆起2 6の間の大きな摩擦を避けるために、隆起26は好ましくは軸方向に溝部7aよ りもやや狭く、これにより継手に負荷がない時には側壁8a、9aおよび隆起2 6の間に小さな空隙がある。よって第3図に示した実施例では、側壁8aと隆起 の間に空隙がある。この空隙は実際には継手が負荷のない時には、隆起26と側 壁8a、並びに隆起26と側壁との間にそれぞれ分配されており、また通常は第 3図に示したものよりも小さい。 継手が大きな負荷を受けた時には、壁部5aと隆起26は、側壁8a、9aお よび隆起26の間に空隙がある場合には、中心軸C−C′に実質的に垂直である 、負荷のない状態における位置よりもやや傾斜した位置になると仮定され、これ により溝底10に最も近い領域において隆起26は側壁8aに対して押圧され、 また底10 からいくらか距離が離れた領域においては、但しこの距離は側壁8a、9b及び 隆起26の間の負荷のない時の空隙に依存するが、隆起26は側壁9aに対して 押圧され、このため上記した壁部5aの押しつぶしがなされる。傾斜した位置の 隆起による仮定のために、改良されたシールにおける上記のような結果のように 、ガイドフランジ28はそのステップ壁9bに対する圧力が増大する。 くちばし面19は凹面12よりもやや広いことが判り、このため2つの継手部 1と2はくちばし部/凹部領域において緩まない物理的な接触だけとなり、また 側面としての溝底10を有する第1の継手部の壁部5bと、第2の継手部の間に は環状の空隙30がある。これにより、シール効果を減じることなく、ユニット の製造許容誤差に関する要求が減じられる。 環状の空隙30は、ある領域内では最も内側の溝部の側壁8aの幅よりも小さ い放射状の幅を有することが特に好ましく、これにより壁部5bと鍔の端との間 の第1の継手部の壁部5cがこの空隙30を通過するのが防止されて、第2の継 手部が変形可能な材料である場合においてさえも、くちばし部18と凹部11が 係合しなくなる。 袋継手部のリップ15はくちばし部の丸い面20に対して隣接して第2のシー ルを形成している。 第1のシールは、シール用リブ14と、くちばし部の 先端19aから離れて位置する、くちばし部の第2の面20上の環状の狭い面領 域20bの間の接触により構成される。この先端が使用や製造の際に容易に損傷 し、またこのためにユニットの製造の許容誤差上の要求を著しく高まることから 、この狭いシール用面領域がくちばし部の先端19により構成されないあるいは 含まないことが特に好ましい。接触領域の両側上にも、同様にシール用面が設計 されており、シール用リブ14と面領域20bの間には、環状の空隙31、32 がある。これにより、シール用面領域内におけるくちばし部と凹部との間の非常 に安全で緩まない接触が確保される。この効果は、締付けリングの環状のガイド フランジ28により、ガイドフランジ28の最も外側の面領域28aにおいてス テップ壁9bに対して緩まずに隣接することで、さらに高められる。 これにより、ガイドフランジ28は同様に、リップ15とくちばし面20との 間の第2のシールに関する補強効果を有する。 フランジ28が広くなればなるほど、フランジとステップ壁9bとの間の接触 面がフランジの軸方向に位置するようになり、第2のシールに関するフランジの シール改良効果が大きくなることが判る。フランジの最大幅はステップの軸方向 の高さにより限定されるので、上記したように、数ステップに対向して1つのス テップを有することが好ましい。 ステップ壁9bに対して緩まずに隣接している、ガイドフランジの面領域28 aは、好ましくは好適な実施例、特に第3図に示したように、第1のシールを構 成するシール面と第2のシールを構成するシール面との間の環状の空隙31のよ うに、中心軸C−C′に対して垂直な同じ平面内に位置することが好ましい。 締付けリングの隆起26は最も内側の溝部の側壁9aに対して隣接しており、 また負荷が大きいほど、ステップ壁9bに対するフランジ28の圧力が大きくな り、これにより、第1および第2のシールの両方が改良される。 袋継手を取り外す時には、締付けリングを最初にその上記した最初の締付け位 置まで開く。その後、袋継手部は引っ張りフラップを引くことで容易に取り外さ れる。 締付けリングおよび板継手部は好ましくは堅いあるいはやや堅い重合体材料か ら作られる。袋継手部は板継手部と締付け部の間に堅く保持されるので、この部 分の堅さは結合強度には大きな影響を持たない。最初の一緒の結合の点、つまり 、くちばし部と凹部が係合するまで、袋継手部を板継手部に押しやる点からは、 しなしながら、より柔軟で結果的により可撓性の材料が、好ましい。 全ての部分に関して、しかしながら、成形可能で特に射出成形可能な材料を使 用し、更に、袋継手材料と板継手材料は、それぞれ、袋/プラグあるいは粘着性 ディス クに溶接可能であることが好ましい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AT,AU,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CZ,DE,DK,ES,FI,G B,GE,HU,JP,KP,KR,KZ,LK,LU ,LV,MG,MN,MW,NL,NO,NZ,PL, PT,RO,RU,SD,SE,SK,UA,US,U Z,VN 【要約の続き】 側内の環状の凹部(11)が軸方向においてこの継手部 の収集容器、閉塞用プラグあるいは粘着性ディスクへの 取付面(4a)に環状の最も内側の溝部(7a)よりも より近い。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.第1および第2の環状の継手部(1、2)と2つの継手部(1、2)を一緒 に締付けるための締付けリング(3)からなり、2つの継手部(1、2)の1つ には粘着性ディスクが取り付けられ、2つの継手部(1、2)の他は収集袋ない し閉塞用プラグを支持し、第1の継手部(1)は、放射状方向の最も内側の溝部 (7a)を有する溝(7)を形成するための放射状に外方に突出した環状の端( 6)、並びにその放射状方向の内側に位置する環状の凹部(11)を有した鍔( 5)からなり、また第2の継手部(2)は、前記第1の継手部(1)が第2の継 手部(2)の周囲に位置した時に第1の継手部(1)内の環状の凹部(11)に 係合することができる環状の放射状に外方に突出したくちばし部(18)を備え た軸方向の突出部(17)からなり、また前記締付けリングは放射状方向に内方 に突出した隆起(26)内に環を有し、また締付けリング(3)は第1の継手部 の溝(7、7a)内に位置する人工肛門用継手において、締付けリングの最も内 側の直径が、それがその締付け位置にあるときに、第2の継手リングの最も大き いくちばし部の直径より小さく、また第1の継手部の放射状の方向における内側 内の環状の凹部(11)が軸方向においてこの継手部の収集容器、閉塞用プラグ あるいは粘着性ディスクへの取付 面(4a)に環状の最も内側の溝部(7a)よりもより近い、ことを特徴とする 人工肛門用継手。 2.第1の継手部(1)が収集容器または閉塞用プラグに取り付けられ、また第 2の継手部(2)が粘着性ディスクに取り付けられている、ことを特徴とする請 求の範囲第1項記載の人工肛門用継手。 3.第1の継手部(1)内の溝(7、7a)が放射状に外側方向において幅向き に、好ましくは1またはそれより多いステップ(8b,9b)で広がっている、 ことを特徴とする請求の範囲第1または2項記載の人工肛門用継手。 4.凹部(11)が第1および第2の面(12、13)を有し、第1の面(12 )が軸方向において収集容器、閉塞用プラグ、あるいは粘着性ディスクへの第1 の継手部の取り付け面(4a)から第2の面(13)よりも離間しており、また この面(12)が中心軸C−C′に実質的に平らで垂直であり、さらにくちばし 部(18)が第1および第2の面(19、20、20a、20b)を有し、軸方 向における第1の面(19)が第2の継手部の収集容器、閉塞用プラグ、あるい は粘着性ディスクへの取り付け面(21a)に第2の面(20、20a、20b )よりも近付いており、またこの面(19)が同様に中心軸C−C′に対して実 質的に平らで垂直である、ことを特徴とする請求の範囲第1、2または3項記載 の人工肛門 用継手。 5.第1の継手部の凹部(11)と第2の継手部のくちばし部(18)との間に 狭い環状の空隙があり、両側におけるこのシール面がくちばし部(18)と凹部 (11)の間の環状の空隙(31、32)により囲まれており、シール面は好ま しくはくちばし部の先端(19a)から離間して位置決めされており、また特に シール面が第1の継手部の凹部(11)上の環状のシール用リブ(14)とくち ばし部の面(20)の1つの上の環状の面領域(20b)との間の接触により構 成され、さらにくちばし部の先端(19a)に隣接する領域におけるくちばしの 表面のこの1つが第1の継手部(1)と直接接触していない、ことを特徴とする 請求の範囲第1、2、3または4項記載の人工肛門用継手。 6.締付けリングが、断面において、環状の隆起(26)から放射状に外方に突 出する中間ピース(27)内でS−形状である、ことを特徴とする請求の範囲第 1、2、3、4または5項記載の人工肛門用継手。 7.締付けリング(3)が2ステップのロックを有し、これにより最初に大きな 内径を越さないで最初に締付け可能でおよび二次的により小さい内径に保持され 、前記より小さい内径は実質的に溝底の直径に対応する、ことを特徴とする請求 の範囲第1、2、3、4、5または6項記載の人工肛門用継手。 8.締付けリングの最初の大きな内径が第1の継手部の鍔の端(6)の外径より も小さい、ことを特徴とする請求の範囲第7項記載の人工肛門用継手。 9.第1の継手に、好ましくは第1の継手の環状の鍔の端(6)上に位置する、 引っ張りフラップが設けられている、ことを特徴とする請求の範囲第1、2、3 、4、5、6、7または8項記載の人工肛門用継手。 10.側面として溝底(10)を有する第1の継手部の壁部(5b)と、第2の継 手部(2)の間の空隙(30)が少なくともある領域において最も内側の溝部の 側壁(8a)の幅よりも小さい放射状の幅を有し、継手が据え付けられたときに は側壁がくちばし部(18)と面する、ことを特徴とする請求の範囲第1、2、 3、4、5、6、7、8または9項記載の人工肛門用継手。
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