JPH0850719A - 磁気カ−ド用表面材及び磁気カ−ド - Google Patents
磁気カ−ド用表面材及び磁気カ−ドInfo
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- JPH0850719A JPH0850719A JP6202888A JP20288894A JPH0850719A JP H0850719 A JPH0850719 A JP H0850719A JP 6202888 A JP6202888 A JP 6202888A JP 20288894 A JP20288894 A JP 20288894A JP H0850719 A JPH0850719 A JP H0850719A
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- thermoplastic resin
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- card
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Abstract
(57)【要約】
【目的】テレホンカ−ドに紙のような柔軟シ−トを、テ
レホンカ−ドの読出し時に剥離する畏れのない強力な接
着力で、しかも、読出しエラ−の原因等となるテレホン
カ−ドの反りぐせをよく排除して接着できる磁気カ−ド
用表面材を提供するる。 【構成】磁気カ−ド本体1に較べて極低剛性の柔軟シ−
ト21(例えば、和紙、絹布、皮革)の裏面に、接着温
度が100℃〜150℃で、厚みが5μm〜100μm
の熱可塑性樹脂系接着剤層22を設けた。
レホンカ−ドの読出し時に剥離する畏れのない強力な接
着力で、しかも、読出しエラ−の原因等となるテレホン
カ−ドの反りぐせをよく排除して接着できる磁気カ−ド
用表面材を提供するる。 【構成】磁気カ−ド本体1に較べて極低剛性の柔軟シ−
ト21(例えば、和紙、絹布、皮革)の裏面に、接着温
度が100℃〜150℃で、厚みが5μm〜100μm
の熱可塑性樹脂系接着剤層22を設けた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレホンカ−ド等に使
用する磁気カ−ド用表面材及びテレホンカ−ド等の磁気
カ−ドに関するものである。
用する磁気カ−ド用表面材及びテレホンカ−ド等の磁気
カ−ドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】磁気カ−ドは、シ−ト状支持体間に磁性
薄膜を積層した構成であり、読出しにおいては、ロ−ル
等の走行機構で引き取って磁気ヘッドに通過される。こ
の磁気カ−ド、特にテレホンカ−ドにおいては、氏名や
図形を描いた片面粘着紙を貼着して使用する者がおり、
かかる場合、その片面粘着紙が上記読出し時の走行中に
剥離し、磁気カ−ド式公衆電話機の磁気ヘッドに傷が付
いて故障に至る危険性がある。
薄膜を積層した構成であり、読出しにおいては、ロ−ル
等の走行機構で引き取って磁気ヘッドに通過される。こ
の磁気カ−ド、特にテレホンカ−ドにおいては、氏名や
図形を描いた片面粘着紙を貼着して使用する者がおり、
かかる場合、その片面粘着紙が上記読出し時の走行中に
剥離し、磁気カ−ド式公衆電話機の磁気ヘッドに傷が付
いて故障に至る危険性がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる不具合を排除す
るためには、上記粘着剤に代え、凝集力の大なる熱可塑
性樹脂系接着剤を使用することが有利である。
るためには、上記粘着剤に代え、凝集力の大なる熱可塑
性樹脂系接着剤を使用することが有利である。
【0004】そこで、本発明者等においては、和紙の片
面に溶剤型の熱可塑性樹脂系接着剤、特に接着強度の大
なる接着温度(溶融温度)100℃〜150℃程度の熱
可塑性樹脂系接着剤を塗布乾燥し、これをプレスによる
加圧・加熱下でテレホンカ−ドの表面側に接着すること
を試みた。しかしながら、このようにして得た和紙接着
テレホンカ−ドにおいては、指で挾むと、挫屈して曲が
り易く、使用上の支障となったり、上記読出し時での磁
気ヘッド浮上による読出しエラ−を生じたりする畏れが
ある。
面に溶剤型の熱可塑性樹脂系接着剤、特に接着強度の大
なる接着温度(溶融温度)100℃〜150℃程度の熱
可塑性樹脂系接着剤を塗布乾燥し、これをプレスによる
加圧・加熱下でテレホンカ−ドの表面側に接着すること
を試みた。しかしながら、このようにして得た和紙接着
テレホンカ−ドにおいては、指で挾むと、挫屈して曲が
り易く、使用上の支障となったり、上記読出し時での磁
気ヘッド浮上による読出しエラ−を生じたりする畏れが
ある。
【0005】かかるテレホンカ−ドの挫屈容易性の主な
発生原因は、熱可塑性樹脂系接着剤層の熱収縮応力にあ
ると推定される。即ち、図3に示すように、テレホンカ
−ド1’にシ−ト21’を熱可塑性樹脂系接着剤層2
2’により加圧加熱のもとで接着する場合、熱可塑性樹
脂系接着剤層22’に冷却固化に伴う熱収縮力(F)が
発生し、その結果、全体を矢印方向に曲げようとする曲
げモ−モント(M)が作用する(全体の系の曲げ中立面
n−nから熱可塑性樹脂系接着剤層22’の厚み中央e
−eまでの距離をΔhとすれば、M=F・Δh)。
発生原因は、熱可塑性樹脂系接着剤層の熱収縮応力にあ
ると推定される。即ち、図3に示すように、テレホンカ
−ド1’にシ−ト21’を熱可塑性樹脂系接着剤層2
2’により加圧加熱のもとで接着する場合、熱可塑性樹
脂系接着剤層22’に冷却固化に伴う熱収縮力(F)が
発生し、その結果、全体を矢印方向に曲げようとする曲
げモ−モント(M)が作用する(全体の系の曲げ中立面
n−nから熱可塑性樹脂系接着剤層22’の厚み中央e
−eまでの距離をΔhとすれば、M=F・Δh)。
【0006】而して、テレホンカ−ド1’の曲げ剛性を
E1I1、シ−ト21’側の曲げ剛性(シ−トと熱可塑性
樹脂系接着剤層との合成曲げ剛性)をE2I2、反りの曲
げ半径をrとすれば、テレホンカ−ド側の曲げモ−メン
ト反力m1はr/(E1I1)であり、シ−ト側の曲げモ
−メント反力m2はr/(E2I2)であって、M=(m1
+m2)の関係があるから、 r=(E1I1+E2I2)/(F・Δh) が成立する。
E1I1、シ−ト21’側の曲げ剛性(シ−トと熱可塑性
樹脂系接着剤層との合成曲げ剛性)をE2I2、反りの曲
げ半径をrとすれば、テレホンカ−ド側の曲げモ−メン
ト反力m1はr/(E1I1)であり、シ−ト側の曲げモ
−メント反力m2はr/(E2I2)であって、M=(m1
+m2)の関係があるから、 r=(E1I1+E2I2)/(F・Δh) が成立する。
【0007】而るに、シ−ト側の曲げ剛性E2I2が大で
あれば、Fが多少大きくても、曲げ半径rを充分に大き
くでき、Fに起因する反りを排除できるが、シ−トが紙
の場合、曲げ剛性E2I2が実質上無視される程度の僅小
値となるから、Fが大となると、rがかなり小となって
反りを無視できなくなる。而して、和紙を熱可塑性樹脂
系接着剤層で貼着したテレホンカ−ドには、初期から反
りがあり、当該カ−ドを挾持すれば、その力が小であっ
ても、その反りぐせの方向にたやすく挫屈する(以下、
この挫屈性を反りぐせと称する)と推定される。
あれば、Fが多少大きくても、曲げ半径rを充分に大き
くでき、Fに起因する反りを排除できるが、シ−トが紙
の場合、曲げ剛性E2I2が実質上無視される程度の僅小
値となるから、Fが大となると、rがかなり小となって
反りを無視できなくなる。而して、和紙を熱可塑性樹脂
系接着剤層で貼着したテレホンカ−ドには、初期から反
りがあり、当該カ−ドを挾持すれば、その力が小であっ
ても、その反りぐせの方向にたやすく挫屈する(以下、
この挫屈性を反りぐせと称する)と推定される。
【0008】本発明の目的は、テレホンカ−ドに紙のよ
うな柔軟シ−トを貼着する場合、接着剤に接着温度が1
00℃〜150℃といった強接着力(強凝集力)の熱可
塑性樹脂系接着剤を使用しても、その接着剤層の熱収縮
力に起因するテレホンカ−ドの反りぐせを防止すること
にある。
うな柔軟シ−トを貼着する場合、接着剤に接着温度が1
00℃〜150℃といった強接着力(強凝集力)の熱可
塑性樹脂系接着剤を使用しても、その接着剤層の熱収縮
力に起因するテレホンカ−ドの反りぐせを防止すること
にある。
【0009】本発明の目的は、テレホンカ−ドに紙のよ
うな柔軟シ−トを、テレホンカ−ドの読出し時に剥離す
る畏れのない強力な接着力で、しかも、読出しエラ−の
原因等となるテレホンカ−ドの反りぐせをよく排除して
接着できる磁気カ−ド用表面材を提供することにある。
うな柔軟シ−トを、テレホンカ−ドの読出し時に剥離す
る畏れのない強力な接着力で、しかも、読出しエラ−の
原因等となるテレホンカ−ドの反りぐせをよく排除して
接着できる磁気カ−ド用表面材を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る磁気カ−ド
用表面材は、磁気カ−ド本体に較べて極低剛性の柔軟シ
−ト(例えば、和紙、絹布、皮革)の裏面に、接着温度
が100℃〜150℃で、厚みが5μm〜100μmの
熱可塑性樹脂系接着剤層を設けたことを特徴とする構成
である。本発明に係る磁気カ−ドは、かかる磁気カ−ド
用表面材をその熱可塑性樹脂系接着剤層において磁気カ
−ド本体の表面に接着したことを特徴とする構成であ
る。
用表面材は、磁気カ−ド本体に較べて極低剛性の柔軟シ
−ト(例えば、和紙、絹布、皮革)の裏面に、接着温度
が100℃〜150℃で、厚みが5μm〜100μmの
熱可塑性樹脂系接着剤層を設けたことを特徴とする構成
である。本発明に係る磁気カ−ドは、かかる磁気カ−ド
用表面材をその熱可塑性樹脂系接着剤層において磁気カ
−ド本体の表面に接着したことを特徴とする構成であ
る。
【0011】図1は本発明に係る磁気カ−ドを示し、1
は磁気カ−ド本体である。図1において、2は本発明に
係る磁気カ−ド用表面材を示し、磁気カ−ド本体1に較
べて極低剛性の柔軟シ−ト21の裏面に、接着温度が1
00℃〜150℃で、厚みが5μm〜100μmの熱可
塑性樹脂系接着剤層22を設けてある。
は磁気カ−ド本体である。図1において、2は本発明に
係る磁気カ−ド用表面材を示し、磁気カ−ド本体1に較
べて極低剛性の柔軟シ−ト21の裏面に、接着温度が1
00℃〜150℃で、厚みが5μm〜100μmの熱可
塑性樹脂系接着剤層22を設けてある。
【0012】上記磁気カ−ド本体1には、シ−ト状支持
基材例えばポリアセタ−ル等のエンジニアリングプラス
チックシ−ト間に、磁性薄膜例えば、結合剤で固めたγ
ヘマタイトの薄膜を積層したものを使用できる。上記極
低剛性の柔軟シ−ト21には、筆記を可能にする和紙や
感触をソフト化する絹布や皮革を使用できる。
基材例えばポリアセタ−ル等のエンジニアリングプラス
チックシ−ト間に、磁性薄膜例えば、結合剤で固めたγ
ヘマタイトの薄膜を積層したものを使用できる。上記極
低剛性の柔軟シ−ト21には、筆記を可能にする和紙や
感触をソフト化する絹布や皮革を使用できる。
【0013】上記熱可塑性樹脂系接着剤22には、スチ
レン−イソプレン−スチレンブロック共重合体、スチレ
ン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体、ポリ酢酸
ビニル、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリアミド、
フェノキシ樹脂、エチルセルロ−ス、ポリイソブチレ
ン、ポリエステル等の単独または2種以上の溶剤溶液を
使用できる。磁気カ−ド用表面材の製造には、上記熱可
塑性樹脂の溶剤溶液を柔軟シ−トの裏面に塗布・乾燥す
る方法を使用できる。
レン−イソプレン−スチレンブロック共重合体、スチレ
ン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体、ポリ酢酸
ビニル、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリアミド、
フェノキシ樹脂、エチルセルロ−ス、ポリイソブチレ
ン、ポリエステル等の単独または2種以上の溶剤溶液を
使用できる。磁気カ−ド用表面材の製造には、上記熱可
塑性樹脂の溶剤溶液を柔軟シ−トの裏面に塗布・乾燥す
る方法を使用できる。
【0014】本発明において、熱可塑性樹脂系接着剤に
接着温度が100℃〜150℃のものを使用する理由
は、100℃以下では接着剤の凝集力が低過ぎ、充分な
接着強度(3kg/10mm以上)を保証し難く、ま
た、150℃以上では磁気カ−ド本体の磁性薄膜に悪影
響を来す畏れがあることによる。本発明において、熱可
塑性樹脂系接着剤層の厚みを5μm〜100μmに限定
する理由は、5μm以下では、塗布切れ等が生じて接着
剤の均一塗布が困難であり、また、100μm以上で
は、接着時での熱可塑性樹脂系接着剤層の冷却固化に伴
う熱収縮力(F)が大となり過ぎ、磁気カ−ドに反りが
生じるに至るからである。
接着温度が100℃〜150℃のものを使用する理由
は、100℃以下では接着剤の凝集力が低過ぎ、充分な
接着強度(3kg/10mm以上)を保証し難く、ま
た、150℃以上では磁気カ−ド本体の磁性薄膜に悪影
響を来す畏れがあることによる。本発明において、熱可
塑性樹脂系接着剤層の厚みを5μm〜100μmに限定
する理由は、5μm以下では、塗布切れ等が生じて接着
剤の均一塗布が困難であり、また、100μm以上で
は、接着時での熱可塑性樹脂系接着剤層の冷却固化に伴
う熱収縮力(F)が大となり過ぎ、磁気カ−ドに反りが
生じるに至るからである。
【0015】本発明に係る磁気カ−ドは、磁気カ−ド本
体の表面(読出し時に磁気ヘッドに接触される面とは反
対側の面)に、本発明に係る表面材の熱可塑性樹脂系接
着剤面を重ね、これらをプレスにより加圧・加熱するこ
とにより製作され、表面材の柔軟シ−トが紙の場合は、
紙に予め印刷を施しておくことができる。
体の表面(読出し時に磁気ヘッドに接触される面とは反
対側の面)に、本発明に係る表面材の熱可塑性樹脂系接
着剤面を重ね、これらをプレスにより加圧・加熱するこ
とにより製作され、表面材の柔軟シ−トが紙の場合は、
紙に予め印刷を施しておくことができる。
【0016】本発明に係る磁気カ−ド並びに磁気カ−ド
用表面材においては、熱可塑性樹脂系接着剤の加熱溶融
時での粘度や和紙の密度の如何によっては、図2(図2
において、上記と同様、1は磁気カ−ド本体を、21は
和紙、絹布、皮革等の柔軟シ−トを、22は熱可塑性樹
脂系接着剤層をそれぞれ示している)に示すように、バ
リヤ層23を設けて、熱可塑性樹脂系接着剤層22の加
熱溶融時に溶融接着剤が和紙の表面に滲出するのを防止
(印刷の汚れ防止)すること、墨やインクが抜けてにじ
むのを防止することができる。
用表面材においては、熱可塑性樹脂系接着剤の加熱溶融
時での粘度や和紙の密度の如何によっては、図2(図2
において、上記と同様、1は磁気カ−ド本体を、21は
和紙、絹布、皮革等の柔軟シ−トを、22は熱可塑性樹
脂系接着剤層をそれぞれ示している)に示すように、バ
リヤ層23を設けて、熱可塑性樹脂系接着剤層22の加
熱溶融時に溶融接着剤が和紙の表面に滲出するのを防止
(印刷の汚れ防止)すること、墨やインクが抜けてにじ
むのを防止することができる。
【0017】本発明に係る表面材2の厚みは、読出し時
の磁気カ−ドの走行に支障を来さないように150μm
以下とされ、従って、柔軟シ−ト21の厚み、または柔
軟シ−ト21とバリア層23との合計厚みは、この条件
を満たすように設定されている。
の磁気カ−ドの走行に支障を来さないように150μm
以下とされ、従って、柔軟シ−ト21の厚み、または柔
軟シ−ト21とバリア層23との合計厚みは、この条件
を満たすように設定されている。
【0018】
【作用】表面材の熱可塑性樹脂系接着剤層が磁気カ−ド
本体に加熱・加圧下で接着され、冷却時での熱可塑性樹
脂系接着剤層の熱収縮が熱可塑性樹脂系接着剤層と磁気
カ−ド本体との結合下、磁気カ−ド本体の高剛性のため
に阻止されるために、熱収縮力が発生する。この熱収縮
力Fは、加熱温度ΔTや熱可塑性樹脂系接着剤層の厚み
に比例する。
本体に加熱・加圧下で接着され、冷却時での熱可塑性樹
脂系接着剤層の熱収縮が熱可塑性樹脂系接着剤層と磁気
カ−ド本体との結合下、磁気カ−ド本体の高剛性のため
に阻止されるために、熱収縮力が発生する。この熱収縮
力Fは、加熱温度ΔTや熱可塑性樹脂系接着剤層の厚み
に比例する。
【0019】図1において、磁気カ−ド本体1の曲げ剛
性(E1I1)に較べ柔軟シ−ト21の曲げ剛性(E
2I2)が極めて低く、E1I1≫E2I2であるから、上記
の式において、E2I2を無視して、上記熱収縮力Fに
基づく磁気カ−ドの反りの曲げ半径rは、 r=(E1I1)/(F・Δh) で与えられる。
性(E1I1)に較べ柔軟シ−ト21の曲げ剛性(E
2I2)が極めて低く、E1I1≫E2I2であるから、上記
の式において、E2I2を無視して、上記熱収縮力Fに
基づく磁気カ−ドの反りの曲げ半径rは、 r=(E1I1)/(F・Δh) で与えられる。
【0020】しかし、本発明においては、熱可塑性樹脂
系接着剤層の厚みを100μm以下としてあるから、F
を充分に小さくでき、rを大きくできる。従って、反り
が生じたとしても、その反りの曲率半径を充分に小さく
でき、初期からの反り(反りぐせ)を実質上問題のない
僅小値にとどめることができる。
系接着剤層の厚みを100μm以下としてあるから、F
を充分に小さくでき、rを大きくできる。従って、反り
が生じたとしても、その反りの曲率半径を充分に小さく
でき、初期からの反り(反りぐせ)を実質上問題のない
僅小値にとどめることができる。
【0021】図2に示すケ−スにおいても、磁気カ−ド
本体1の曲げ剛性(E1I1)に較べ柔軟シ−ト21並び
にバリア層23の曲げ剛性(E2I2)が極めて低いため
に、上記と同様の作用が達成される。
本体1の曲げ剛性(E1I1)に較べ柔軟シ−ト21並び
にバリア層23の曲げ剛性(E2I2)が極めて低いため
に、上記と同様の作用が達成される。
【0022】
〔実施例〕厚み120μmの絹地の裏面に、熱可塑性樹
脂(融点120℃)スチレン−ブタジエン−スチレンブ
ロック共重合体の濃度50%の溶剤溶液(溶剤にはトル
エンを使用)を塗布・乾燥して厚み50μmの熱可塑性
樹脂系接着剤層を有する表面材を作成した。この表面材
の熱可塑性樹脂系接着剤層をNTTテレホンカ−ド(8
5×58mm)の表面に重ね、その界面を、圧力約1〜
3kg/cm2、温度約120℃、時間1分で接着して
表面材貼着テレホンカ−ドを作成した。
脂(融点120℃)スチレン−ブタジエン−スチレンブ
ロック共重合体の濃度50%の溶剤溶液(溶剤にはトル
エンを使用)を塗布・乾燥して厚み50μmの熱可塑性
樹脂系接着剤層を有する表面材を作成した。この表面材
の熱可塑性樹脂系接着剤層をNTTテレホンカ−ド(8
5×58mm)の表面に重ね、その界面を、圧力約1〜
3kg/cm2、温度約120℃、時間1分で接着して
表面材貼着テレホンカ−ドを作成した。
【0023】〔比較例1〕実施例に対し、熱可塑性樹脂
系接着剤層の厚みを3μmとした以外、実施例に同じと
した。
系接着剤層の厚みを3μmとした以外、実施例に同じと
した。
【0024】〔比較例2〕熱可塑性樹脂系接着剤とし
て、接着温度70℃の有機溶剤型の合成ゴム系接着剤を
使用し、接着時の加熱温度を約70℃とした以外、実施
例に同じとした。
て、接着温度70℃の有機溶剤型の合成ゴム系接着剤を
使用し、接着時の加熱温度を約70℃とした以外、実施
例に同じとした。
【0025】これらの実施例品並びに比較例品に対し
(各試料数は20箇)、反り易さを検査した(長さ方向
両端を指で挾み、挫屈の難易を検査)ところ、実施例並
びに比較例2では、絹地未接着のNTTテレホンカ−ド
との差は認められなかったが、比較例1では、NTTテ
レホンカ−ドよりも容易に、しかも、すべて絹地接着面
側を凹とする方向に曲がっており、曲りの方向性が認め
られた(実施例、NTTテレホンカ−ド並びに比較例1
では、かかる方向性は認められなかった)。
(各試料数は20箇)、反り易さを検査した(長さ方向
両端を指で挾み、挫屈の難易を検査)ところ、実施例並
びに比較例2では、絹地未接着のNTTテレホンカ−ド
との差は認められなかったが、比較例1では、NTTテ
レホンカ−ドよりも容易に、しかも、すべて絹地接着面
側を凹とする方向に曲がっており、曲りの方向性が認め
られた(実施例、NTTテレホンカ−ド並びに比較例1
では、かかる方向性は認められなかった)。
【0026】また、絹地の接着強度を測定したところ、
実施例並びに比較例1では、全試料とも3kg/10m
m以上であったが、比較例では3kg/10mmに達し
たものは存在しなかった。従って、実施例においては、
表面材貼着テレホンカ−ドの反り無し並びに絹地の強力
接着の双方の要件を充足している。
実施例並びに比較例1では、全試料とも3kg/10m
m以上であったが、比較例では3kg/10mmに達し
たものは存在しなかった。従って、実施例においては、
表面材貼着テレホンカ−ドの反り無し並びに絹地の強力
接着の双方の要件を充足している。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、テレホンカ−ドを紙等
の貼着のもとで使用しても、その貼着強度を充分に強力
にできるから、その紙等の剥離によるカ−ド詰まりが原
因で生じる電話機の故障を回避でき、また、カ−ドの反
りぐせを排除できるから、その反りぐせに起因する読出
しエラ−を回避できる。従って、本発明によれば、テレ
ホンカ−ドの表面の改変によりテレホンカ−ドの使用の
多様化を図ることが可能となる。
の貼着のもとで使用しても、その貼着強度を充分に強力
にできるから、その紙等の剥離によるカ−ド詰まりが原
因で生じる電話機の故障を回避でき、また、カ−ドの反
りぐせを排除できるから、その反りぐせに起因する読出
しエラ−を回避できる。従って、本発明によれば、テレ
ホンカ−ドの表面の改変によりテレホンカ−ドの使用の
多様化を図ることが可能となる。
【図1】本発明に係る磁気カ−ドの実施例を示す説明図
である。
である。
【図2】本発明に係る磁気カ−ドの別実施例を示す説明
図である。
図である。
【図3】シ−ト貼着磁気カ−ドの反りぐせを示すための
説明図である。
説明図である。
1 磁気カ−ド本体 2 磁気カ−ド用表面材 21 柔軟シ−ト 22 熱可塑性樹脂系接着剤層 23 バリア層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09J 7/02 JJT JLE 7/04 JHV
Claims (4)
- 【請求項1】磁気カ−ド本体に較べて極低剛性の柔軟シ
−トの裏面に、接着温度が100℃〜150℃で、厚み
が5μm〜100μmの熱可塑性樹脂系接着剤層を設け
たことを特徴とする磁気カ−ド用表面材。 - 【請求項2】柔軟シ−トが、紙、絹布、皮革の何れかで
ある請求項1記載の磁気カ−ド用表面材。 - 【請求項3】請求項1または2において、柔軟シ−トと
熱可塑性樹脂系接着剤層との間にバリア層が設けられて
いる磁気カ−ド用表面材。 - 【請求項4】請求項1乃至3何れか記載の磁気カ−ド用
表面材を、その熱可塑性樹脂系接着剤層において磁気カ
−ド本体の表面に接着したことを特徴とする磁気カ−
ド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6202888A JPH0850719A (ja) | 1994-08-04 | 1994-08-04 | 磁気カ−ド用表面材及び磁気カ−ド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6202888A JPH0850719A (ja) | 1994-08-04 | 1994-08-04 | 磁気カ−ド用表面材及び磁気カ−ド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0850719A true JPH0850719A (ja) | 1996-02-20 |
Family
ID=16464869
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6202888A Pending JPH0850719A (ja) | 1994-08-04 | 1994-08-04 | 磁気カ−ド用表面材及び磁気カ−ド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0850719A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2023051955A (ja) * | 2014-05-22 | 2023-04-11 | コンポセキュア,リミティド ライアビリティ カンパニー | 選択された質感と色を有する取引及びidカード |
-
1994
- 1994-08-04 JP JP6202888A patent/JPH0850719A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2023051955A (ja) * | 2014-05-22 | 2023-04-11 | コンポセキュア,リミティド ライアビリティ カンパニー | 選択された質感と色を有する取引及びidカード |
| US12299514B2 (en) | 2014-05-22 | 2025-05-13 | Composecure, Llc | Transaction and ID cards having selected texture and coloring |
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