JPH085072A - 燃焼装置における電極部品の取付構造 - Google Patents
燃焼装置における電極部品の取付構造Info
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- JPH085072A JPH085072A JP16597494A JP16597494A JPH085072A JP H085072 A JPH085072 A JP H085072A JP 16597494 A JP16597494 A JP 16597494A JP 16597494 A JP16597494 A JP 16597494A JP H085072 A JPH085072 A JP H085072A
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- 238000010892 electric spark Methods 0.000 description 4
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電極部品の電極部が、燃焼火炎からの熱を受
けて軟化し、自重によって変形するのを防止し、電極部
品の性能を長期にわたって維持できる燃焼装置における
電極部品の取付構造を提供すること。 【構成】 上下方向に広がりを有する保炎体(1) と、前
記保炎体(1) の火炎形成領域に向かって略上下方向に延
び、その先端側を前記保炎体(1) に向けて折曲してなる
電極部(5) を有する電極部品(S) を備えてなる燃焼装置
(B) において、前記電極部(5) の先端に、少なくとも上
方に向けて延びる係止部(20)を設けて、この係止部(20)
を保炎体(1) に当接させた構成である。
けて軟化し、自重によって変形するのを防止し、電極部
品の性能を長期にわたって維持できる燃焼装置における
電極部品の取付構造を提供すること。 【構成】 上下方向に広がりを有する保炎体(1) と、前
記保炎体(1) の火炎形成領域に向かって略上下方向に延
び、その先端側を前記保炎体(1) に向けて折曲してなる
電極部(5) を有する電極部品(S) を備えてなる燃焼装置
(B) において、前記電極部(5) の先端に、少なくとも上
方に向けて延びる係止部(20)を設けて、この係止部(20)
を保炎体(1) に当接させた構成である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、燃焼装置における電
極部品の取付構造に関し、更に詳細には、点火用や炎検
知用の電極部品についての電極部の熱変形による不具合
を防止した電極部品の取付構造に関するものである。
極部品の取付構造に関し、更に詳細には、点火用や炎検
知用の電極部品についての電極部の熱変形による不具合
を防止した電極部品の取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、燃焼装置においては、燃料や燃
焼用空気の配管のみならず、各種の電極部品を備えてお
り、点火用の電極部品としてはスパークロッドと呼ばれ
る電極部品があり、炎検出用の電極部品としてはフレー
ムロッドと呼ばれる電極部品がある。前記スパークロッ
ドは、その電極部の先端において電気火花を発生させる
ことにより燃焼装置への点火を行うものであり、前記フ
レームロッドは、火炎の整流作用を利用して火炎検知を
行うものである。また、燃焼装置のうち、ガス燃料を用
いるものにおいては、前記スパークロッドによって、メ
インバーナに直接点火するのではなく、一旦、小容量の
パイロットバーナに点火し、このパイロットバーナの火
炎(以下、パイロット火炎と称する)でもって点火して
いる。また、前記パイロットバーナの制御方式には、メ
インバーナへの着火後もパイロットバーナをそのまま燃
焼させる所謂連続パイロット方式と、メインバーナへの
着火後はパイロットバーナを消火させる所謂時限パイロ
ット方式とがある。
焼用空気の配管のみならず、各種の電極部品を備えてお
り、点火用の電極部品としてはスパークロッドと呼ばれ
る電極部品があり、炎検出用の電極部品としてはフレー
ムロッドと呼ばれる電極部品がある。前記スパークロッ
ドは、その電極部の先端において電気火花を発生させる
ことにより燃焼装置への点火を行うものであり、前記フ
レームロッドは、火炎の整流作用を利用して火炎検知を
行うものである。また、燃焼装置のうち、ガス燃料を用
いるものにおいては、前記スパークロッドによって、メ
インバーナに直接点火するのではなく、一旦、小容量の
パイロットバーナに点火し、このパイロットバーナの火
炎(以下、パイロット火炎と称する)でもって点火して
いる。また、前記パイロットバーナの制御方式には、メ
インバーナへの着火後もパイロットバーナをそのまま燃
焼させる所謂連続パイロット方式と、メインバーナへの
着火後はパイロットバーナを消火させる所謂時限パイロ
ット方式とがある。
【0003】このような燃焼装置の一例を、図4,5を
参照しながら具体的に説明する。図示する燃焼装置(B)
は、予混合式ガスバーナを例示したもので、予混合気を
噴出する多数の微小孔を備えた保炎体(1) を、保持枠
(3) を介して支持体(2) に取付けた構成となっている。
尚、この保炎体(1) は多少の傾斜を許容して上下方向に
配置されている。前記支持体(2) における保炎体(1) の
上方側(図中上側)には、前記スパークロッド(S) と、
フレームロッド(F) を配置してある。前記スパークロッ
ド(S) の碍子部(4) から突出する電極部(5) は、その中
間部分が前記保炎体(1) と略平行となり、その先端部分
が前記保炎体(1) に向けて対向するように略コ字型に折
曲してある。尚、前記フレームロッド(F) は、前記スパ
ークロッド(S) と同様の構成の電極部品であって、碍子
部材(4')から突出する電極部(5')は、その先端側が前記
保炎体(1) の表面に対して略平行となるように略L字型
に形成してある。前記のスパークロッド(S) 、並びに、
前記フレームロッド(F) は、それぞれの碍子部(4),(4')
でもって、前記支持体(2) に電気的絶縁状態で取付けて
あり、前記スパークロッド(S) と前記保持枠(3) との間
に高圧電流を印加することによって電気火花を生じるよ
うに構成してある。前記燃焼装置(B) においての予混合
気の供給は、支持体(2) の裏面側(図4の左方側)から
行なわれ、更に、前記保炎体(1) の裏面側においては、
この保炎体(1) を区画してメインバーナ部(BM)並びにパ
イロットバーナ部(BP)を形成してあり、それぞれには、
独立して予混合気が供給されるようになっている。
参照しながら具体的に説明する。図示する燃焼装置(B)
は、予混合式ガスバーナを例示したもので、予混合気を
噴出する多数の微小孔を備えた保炎体(1) を、保持枠
(3) を介して支持体(2) に取付けた構成となっている。
尚、この保炎体(1) は多少の傾斜を許容して上下方向に
配置されている。前記支持体(2) における保炎体(1) の
上方側(図中上側)には、前記スパークロッド(S) と、
フレームロッド(F) を配置してある。前記スパークロッ
ド(S) の碍子部(4) から突出する電極部(5) は、その中
間部分が前記保炎体(1) と略平行となり、その先端部分
が前記保炎体(1) に向けて対向するように略コ字型に折
曲してある。尚、前記フレームロッド(F) は、前記スパ
ークロッド(S) と同様の構成の電極部品であって、碍子
部材(4')から突出する電極部(5')は、その先端側が前記
保炎体(1) の表面に対して略平行となるように略L字型
に形成してある。前記のスパークロッド(S) 、並びに、
前記フレームロッド(F) は、それぞれの碍子部(4),(4')
でもって、前記支持体(2) に電気的絶縁状態で取付けて
あり、前記スパークロッド(S) と前記保持枠(3) との間
に高圧電流を印加することによって電気火花を生じるよ
うに構成してある。前記燃焼装置(B) においての予混合
気の供給は、支持体(2) の裏面側(図4の左方側)から
行なわれ、更に、前記保炎体(1) の裏面側においては、
この保炎体(1) を区画してメインバーナ部(BM)並びにパ
イロットバーナ部(BP)を形成してあり、それぞれには、
独立して予混合気が供給されるようになっている。
【0004】このような燃焼装置(B) においてのスパー
クロッド(S) は、その電極部(5) の先端をパイロット火
炎の保炎領域(P) に位置させて取付けられる。このと
き、前記電極部(5) 先端は、前記パイロットバーナ部(B
P)に確実に点火するために、保炎状態のパイロット火炎
に直接晒される位置に取付けられる場合が多い。
クロッド(S) は、その電極部(5) の先端をパイロット火
炎の保炎領域(P) に位置させて取付けられる。このと
き、前記電極部(5) 先端は、前記パイロットバーナ部(B
P)に確実に点火するために、保炎状態のパイロット火炎
に直接晒される位置に取付けられる場合が多い。
【0005】また、前記メインバーナ部(BM)は、前記パ
イロットバーナ部(BP)に近接して設けられており、その
ため、前記連続パイロット方式の場合はもとより、時限
パイロット方式の場合においても前記スパークロッド
(S) の電極部(5) の先端側から中程までの部分は、メイ
ンバーナ部(BM)の燃焼火炎から受熱し赤熱した状態とな
ってしまう。このような赤熱状態が続くと、前記電極部
(5) における赤熱箇所は軟化し、図4に二点鎖線で示す
ように、先端側部分が、その自重により重力方向に熱変
形してしまう。すると、前記スパークロッド(S) の先端
と前記保持枠(3) との間隔、即ち、スパークギャップが
規定の値より広くなって電気火花が生じ難くなり、ま
た、電気火花が生じたとしても、そのスパーク位置が規
定の値から外れてしまうため、確実な点火が行なわれな
くなる。
イロットバーナ部(BP)に近接して設けられており、その
ため、前記連続パイロット方式の場合はもとより、時限
パイロット方式の場合においても前記スパークロッド
(S) の電極部(5) の先端側から中程までの部分は、メイ
ンバーナ部(BM)の燃焼火炎から受熱し赤熱した状態とな
ってしまう。このような赤熱状態が続くと、前記電極部
(5) における赤熱箇所は軟化し、図4に二点鎖線で示す
ように、先端側部分が、その自重により重力方向に熱変
形してしまう。すると、前記スパークロッド(S) の先端
と前記保持枠(3) との間隔、即ち、スパークギャップが
規定の値より広くなって電気火花が生じ難くなり、ま
た、電気火花が生じたとしても、そのスパーク位置が規
定の値から外れてしまうため、確実な点火が行なわれな
くなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明が解決しよう
とする課題は、前記電極部品の電極部が、燃焼火炎から
の熱を受けて軟化し、その自重によって変形するのを防
止し、前記電極部品の性能を長期にわたって維持できる
燃焼装置における電極部品の取付構造を提供することで
ある。
とする課題は、前記電極部品の電極部が、燃焼火炎から
の熱を受けて軟化し、その自重によって変形するのを防
止し、前記電極部品の性能を長期にわたって維持できる
燃焼装置における電極部品の取付構造を提供することで
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記の課題
に鑑みてなされたもので、上下方向に広がりを有する保
炎体と、前記保炎体の火炎形成領域に向かって略上下方
向に延び、その先端側を前記保炎体に向けて折曲してな
る電極部を有する電極部品を備えてなる燃焼装置におい
て、前記電極部の先端に、少なくとも上方に向けて延び
る係止部を設けて、この係止部を保炎体に当接させたこ
とを第1の特徴とする燃焼装置における電極部品の取付
構造である。更に、保炎体と、前記保炎体の火炎形成領
域に向かって略平行に延び、その先端側を前記保炎体に
向けて折曲してなる電極部を有する電極部品を備えてな
る燃焼装置において、前記電極部の先端を、前記保炎体
の表面の対応する箇所に設けた係止部に係合したことを
第2の特徴とする燃焼装置における電極部品の取付構造
である。加えて、前記係止部が、前記保炎体の表面に形
成した係止穴であることを第3の特徴とし、前記係止部
が、前記保炎体の表面に形成した係止突起であることを
第4の特徴とする燃焼装置における電極部品の取付構造
である。
に鑑みてなされたもので、上下方向に広がりを有する保
炎体と、前記保炎体の火炎形成領域に向かって略上下方
向に延び、その先端側を前記保炎体に向けて折曲してな
る電極部を有する電極部品を備えてなる燃焼装置におい
て、前記電極部の先端に、少なくとも上方に向けて延び
る係止部を設けて、この係止部を保炎体に当接させたこ
とを第1の特徴とする燃焼装置における電極部品の取付
構造である。更に、保炎体と、前記保炎体の火炎形成領
域に向かって略平行に延び、その先端側を前記保炎体に
向けて折曲してなる電極部を有する電極部品を備えてな
る燃焼装置において、前記電極部の先端を、前記保炎体
の表面の対応する箇所に設けた係止部に係合したことを
第2の特徴とする燃焼装置における電極部品の取付構造
である。加えて、前記係止部が、前記保炎体の表面に形
成した係止穴であることを第3の特徴とし、前記係止部
が、前記保炎体の表面に形成した係止突起であることを
第4の特徴とする燃焼装置における電極部品の取付構造
である。
【0008】
【作用】この発明の第1の特徴によれば、前記電極部
(5) の先端側部分が、保炎体(1)からの燃焼火炎に晒さ
れ、或は燃焼火炎からの熱輻射によって加熱軟化し、前
記先端側部分の自重によって下方に変形しようとして
も、前記電極部(5) 先端の係止部(20)が保炎体(1) の表
面に当接しているためこの変形を阻止する。更にこの発
明の第2の特徴によれば、前記電極部(5) 先端を、前記
保炎体(1)の表面の対応する箇所に設けた係止部(30)に
係合してあるため、前記電極部(5)の先端側部分が、保
炎体(1) からの燃焼火炎に晒されることによって軟化し
て自重によって変形しようとしても、前記電極部(5) 先
端が前記係止部(30)によってその先端位置を規制されて
いるため、この変形を阻止する。更にこの発明の第3の
特徴によれば、前記係止部(30)を、係止穴(31)とするこ
とにより、前記電極部(5) の先端を所定位置に確実に保
持し、前記保炎体(1) の配設方向や電極部(5) 先端の向
きに関係なく、前記の変形を防止する。更にこの発明の
第4の特徴によれば、前記係止部(30)を、係止突起(32)
とすることにより、前記電極部(5) 先端の変形はこの係
止突起(32)に当接することにより防止されるため、電極
部品(S) の取付時には電極部(5) 先端を前記係止突起(3
2)に確実に当接させておく必要が無くなる。
(5) の先端側部分が、保炎体(1)からの燃焼火炎に晒さ
れ、或は燃焼火炎からの熱輻射によって加熱軟化し、前
記先端側部分の自重によって下方に変形しようとして
も、前記電極部(5) 先端の係止部(20)が保炎体(1) の表
面に当接しているためこの変形を阻止する。更にこの発
明の第2の特徴によれば、前記電極部(5) 先端を、前記
保炎体(1)の表面の対応する箇所に設けた係止部(30)に
係合してあるため、前記電極部(5)の先端側部分が、保
炎体(1) からの燃焼火炎に晒されることによって軟化し
て自重によって変形しようとしても、前記電極部(5) 先
端が前記係止部(30)によってその先端位置を規制されて
いるため、この変形を阻止する。更にこの発明の第3の
特徴によれば、前記係止部(30)を、係止穴(31)とするこ
とにより、前記電極部(5) の先端を所定位置に確実に保
持し、前記保炎体(1) の配設方向や電極部(5) 先端の向
きに関係なく、前記の変形を防止する。更にこの発明の
第4の特徴によれば、前記係止部(30)を、係止突起(32)
とすることにより、前記電極部(5) 先端の変形はこの係
止突起(32)に当接することにより防止されるため、電極
部品(S) の取付時には電極部(5) 先端を前記係止突起(3
2)に確実に当接させておく必要が無くなる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の具体的な実施例を図面に基
づいて詳細に説明する。尚、図1〜3に示す各実施例
は、この発明を前記図4,5に示す燃焼装置に適用した
もので、図1〜3は、夫々、この発明に係る燃焼装置に
おける電極部品の取付構造の第1〜第3実施例を説明す
るための要部の拡大断面図である。
づいて詳細に説明する。尚、図1〜3に示す各実施例
は、この発明を前記図4,5に示す燃焼装置に適用した
もので、図1〜3は、夫々、この発明に係る燃焼装置に
おける電極部品の取付構造の第1〜第3実施例を説明す
るための要部の拡大断面図である。
【0010】まず、図1を参照しながら、第1実施例に
ついて説明する。図面において、スパークロッド(点火
用電極部品)(S) の電極部(5) は、その先端側部分(10)
を前記保炎体(1) からの燃焼火炎の形成領域であって、
燃焼火炎に晒される位置に配置してある。尚、この実施
例においての先端側部分(10)が配置される火炎形成領域
は、例えば、パイロットバーナ部(BP)によるパイロット
火炎の形成領域である。そして、前記電極部(5) は、前
記したように、その先端が前記保炎体(1) に向けて対向
するように略コ字型に折曲し、更にこの電極部(5) の先
端には、係止部(20)を設けてある。この係止部(20)は、
前記電極部(5) の変形方向と逆方向、即ち、上方に向け
て延びるように形成したもので、前記保炎体(1) の表面
に当接している。このように、設定することにより、前
記保炎体(1) からの燃焼火炎により前記電極部(5) の先
端側部分が赤熱して軟化し、前記先端側部分の自重によ
って下方に変形しようとしても、前記係止部(20)が前記
保炎体(1) の表面に当接しているため、この変形を阻止
することができる。
ついて説明する。図面において、スパークロッド(点火
用電極部品)(S) の電極部(5) は、その先端側部分(10)
を前記保炎体(1) からの燃焼火炎の形成領域であって、
燃焼火炎に晒される位置に配置してある。尚、この実施
例においての先端側部分(10)が配置される火炎形成領域
は、例えば、パイロットバーナ部(BP)によるパイロット
火炎の形成領域である。そして、前記電極部(5) は、前
記したように、その先端が前記保炎体(1) に向けて対向
するように略コ字型に折曲し、更にこの電極部(5) の先
端には、係止部(20)を設けてある。この係止部(20)は、
前記電極部(5) の変形方向と逆方向、即ち、上方に向け
て延びるように形成したもので、前記保炎体(1) の表面
に当接している。このように、設定することにより、前
記保炎体(1) からの燃焼火炎により前記電極部(5) の先
端側部分が赤熱して軟化し、前記先端側部分の自重によ
って下方に変形しようとしても、前記係止部(20)が前記
保炎体(1) の表面に当接しているため、この変形を阻止
することができる。
【0011】更に、この実施例における機能について詳
細に説明すると、前記電極部(5) の先端側部分(10)は燃
焼火炎によって赤熱し、軟化した状態において、前記電
極部(5) の基端側部分(11)は、前記燃焼火炎の影響が少
なく、前記先端側(10)に比べて比較的強度を維持してい
る。そのため、前記先端側部分(10)は、前記先端側部分
(10)と基端側部分(11)との境界部分(12)を回転中心とし
て、下方に向けて変形しようとする。しかし、この回転
方向においては、前記係止部(20)を保炎体に押し付ける
方向であるため、前記電極部(5) の先端側部分の変形が
防止できる。以上のように、この発明によれば、スパー
クロッド(S) の電極部(5) が、燃焼装置(B) からの熱に
よって変形することを効果的に防止できるため、スパー
クギャップやスパーク位置を規定の値に維持することが
でき、前記スパークロッドの性能を長期にわたって維持
できることになる。
細に説明すると、前記電極部(5) の先端側部分(10)は燃
焼火炎によって赤熱し、軟化した状態において、前記電
極部(5) の基端側部分(11)は、前記燃焼火炎の影響が少
なく、前記先端側(10)に比べて比較的強度を維持してい
る。そのため、前記先端側部分(10)は、前記先端側部分
(10)と基端側部分(11)との境界部分(12)を回転中心とし
て、下方に向けて変形しようとする。しかし、この回転
方向においては、前記係止部(20)を保炎体に押し付ける
方向であるため、前記電極部(5) の先端側部分の変形が
防止できる。以上のように、この発明によれば、スパー
クロッド(S) の電極部(5) が、燃焼装置(B) からの熱に
よって変形することを効果的に防止できるため、スパー
クギャップやスパーク位置を規定の値に維持することが
でき、前記スパークロッドの性能を長期にわたって維持
できることになる。
【0012】以上の第1の実施例においては、電極部品
(S) の電極部(5) に変形を防止するための係止部(20)を
設けたものであるが、以下に説明する第2,第3実施例
は、保炎体(1) 側に前記電極部(5) の変形を防止するた
めの係止部(30)を設けたものである。まず、この発明に
おける第2の実施例を、図2に基づいて説明する。この
第2実施例は、保炎体(1) における係止部(30)を、保炎
体(1) 表面側に設けた係止穴(31)としたものである。こ
の係止穴(31)は、前記電極部(5) の先端が入り込む形状
・形状であって、少なくとも前記電極部(5) 先端の変形
を阻止する側に、曲面,平坦面,U字状,あるいはV字
状をなす壁面を有するものである。図示する実施例で
は、前記係止穴(31)の形状は、前記電極部(5) の先端の
断面形状と略同一形状としてあるが、この他、前記電極
部(5) の先端の断面形状に外接する三角形状や四角形状
としてもよい。この第2実施例の構成によれば、この係
止穴(31)によって、前記電極部(5) の先端を所定位置に
確実に保持し、前記保炎体(1) の配設方向や電極部(5)
先端の向きに関係なく、前記の変形を防止すことがで
き、前記電極部(5) の先端を所定位置に正確に保持す
る。従って、スパークギャップやスパーク位置が規定位
置から変化することがなく、前記スパークロッドの性能
を長期にわたって維持できることになる。
(S) の電極部(5) に変形を防止するための係止部(20)を
設けたものであるが、以下に説明する第2,第3実施例
は、保炎体(1) 側に前記電極部(5) の変形を防止するた
めの係止部(30)を設けたものである。まず、この発明に
おける第2の実施例を、図2に基づいて説明する。この
第2実施例は、保炎体(1) における係止部(30)を、保炎
体(1) 表面側に設けた係止穴(31)としたものである。こ
の係止穴(31)は、前記電極部(5) の先端が入り込む形状
・形状であって、少なくとも前記電極部(5) 先端の変形
を阻止する側に、曲面,平坦面,U字状,あるいはV字
状をなす壁面を有するものである。図示する実施例で
は、前記係止穴(31)の形状は、前記電極部(5) の先端の
断面形状と略同一形状としてあるが、この他、前記電極
部(5) の先端の断面形状に外接する三角形状や四角形状
としてもよい。この第2実施例の構成によれば、この係
止穴(31)によって、前記電極部(5) の先端を所定位置に
確実に保持し、前記保炎体(1) の配設方向や電極部(5)
先端の向きに関係なく、前記の変形を防止すことがで
き、前記電極部(5) の先端を所定位置に正確に保持す
る。従って、スパークギャップやスパーク位置が規定位
置から変化することがなく、前記スパークロッドの性能
を長期にわたって維持できることになる。
【0013】次に、図3に示す第3実施例においては、
保炎体(1) における係止部(30)を、保炎体(1) 表面側に
設けた係止突起(32)としたものである。この係止突起(3
2)は、少なくとも前記電極部(5) 先端の変形を阻止する
側、即ち、図3における下方側に、平坦面,曲面,U字
状,あるいはV字状をなす壁面を有するものである。図
示する実施例では、前記係止突起(32)の形状は、前記電
極部(5) の先端を係止する側に平坦な面を有する略直方
体形状の係止突起(32)としている。この第3実施例の構
成によると、この係止突起(32)によって、前記電極部
(5)の先端を所定位置に確実に保持し、前記の熱による
電極部(5) の変形を防止すことができ、前記電極部(5)
の先端を所定位置に正確に保持する。従って、スパーク
ギャップやスパーク位置が規定位置から変化することが
なく、前記スパークロッド(S) の性能を長期にわたって
維持できることになる。特に、この第3実施例のよう
に、前記係止部(30)を、係止突起(32)とすることによ
り、前記電極部(5) 先端の変形はこの係止突起(32)に当
接することにより防止されるため、電極部品(S) の取付
時には電極部(5) 先端を前記係止突起(32)に確実に当接
させておく必要が無くなる。即ち、前記スパークロッド
(S) の取付けに際して、その電極部(5) の先端を必ずし
も係止突起(32)に当接させておく必要が無く、取付作業
の簡略化を図ることができるという効果がある。尚、以
上の第3実施例の係止突起(32)は、前記電極部(5) の先
端を係止する側に平坦な面を有する略直方体形状のもの
としてあるが、前述のように、U字型,V字型の壁面を
有する係止突起(32)であってもよく、更には、◎形状の
係止突起とし、第2実施例のような係止穴(31)と同様に
その内周の凹部に電極部(5) 先端を係止してもよい。
保炎体(1) における係止部(30)を、保炎体(1) 表面側に
設けた係止突起(32)としたものである。この係止突起(3
2)は、少なくとも前記電極部(5) 先端の変形を阻止する
側、即ち、図3における下方側に、平坦面,曲面,U字
状,あるいはV字状をなす壁面を有するものである。図
示する実施例では、前記係止突起(32)の形状は、前記電
極部(5) の先端を係止する側に平坦な面を有する略直方
体形状の係止突起(32)としている。この第3実施例の構
成によると、この係止突起(32)によって、前記電極部
(5)の先端を所定位置に確実に保持し、前記の熱による
電極部(5) の変形を防止すことができ、前記電極部(5)
の先端を所定位置に正確に保持する。従って、スパーク
ギャップやスパーク位置が規定位置から変化することが
なく、前記スパークロッド(S) の性能を長期にわたって
維持できることになる。特に、この第3実施例のよう
に、前記係止部(30)を、係止突起(32)とすることによ
り、前記電極部(5) 先端の変形はこの係止突起(32)に当
接することにより防止されるため、電極部品(S) の取付
時には電極部(5) 先端を前記係止突起(32)に確実に当接
させておく必要が無くなる。即ち、前記スパークロッド
(S) の取付けに際して、その電極部(5) の先端を必ずし
も係止突起(32)に当接させておく必要が無く、取付作業
の簡略化を図ることができるという効果がある。尚、以
上の第3実施例の係止突起(32)は、前記電極部(5) の先
端を係止する側に平坦な面を有する略直方体形状のもの
としてあるが、前述のように、U字型,V字型の壁面を
有する係止突起(32)であってもよく、更には、◎形状の
係止突起とし、第2実施例のような係止穴(31)と同様に
その内周の凹部に電極部(5) 先端を係止してもよい。
【0014】尚、以上の第1〜第3実施例は、この発明
を前記図4,5に示す燃焼装置(B)におけるスパークロ
ッド(S) に適用したものであるが、この発明はそのよう
なスパークロッド(S) に限らず、フレームロッド(F) に
おいても適用できる。前記フレームロッド(F) は、前記
したように火炎の整流作用を利用して火炎検知を行うも
のであって、火炎中の所定の位置に配置する必要があ
る。そこで、このフレームロッド(F) 先端も前記スパー
クロッド(S) と同様に保炎板(1) に向けて折曲し、前記
のようにフレームロッド(F) 先端に係止部(20)を設ける
か、あるいは、保炎体(1) 側に係止穴(31)や係止突起(3
2)等の係止部(30)を設ける。このような構成とすること
により、前記フレームロッド(F) の電極部(5')の熱変形
を防止し、前記電極部(5')が、確実に前記燃焼火炎の所
定位置となるように保持することができる。
を前記図4,5に示す燃焼装置(B)におけるスパークロ
ッド(S) に適用したものであるが、この発明はそのよう
なスパークロッド(S) に限らず、フレームロッド(F) に
おいても適用できる。前記フレームロッド(F) は、前記
したように火炎の整流作用を利用して火炎検知を行うも
のであって、火炎中の所定の位置に配置する必要があ
る。そこで、このフレームロッド(F) 先端も前記スパー
クロッド(S) と同様に保炎板(1) に向けて折曲し、前記
のようにフレームロッド(F) 先端に係止部(20)を設ける
か、あるいは、保炎体(1) 側に係止穴(31)や係止突起(3
2)等の係止部(30)を設ける。このような構成とすること
により、前記フレームロッド(F) の電極部(5')の熱変形
を防止し、前記電極部(5')が、確実に前記燃焼火炎の所
定位置となるように保持することができる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、前記電極部先端側部分が、保炎体からの燃焼火炎に
晒されることによって軟化し、前記先端側部分の自重に
よって下方に変形しようとしても、前記電極部先端の係
止部が保炎体の表面に当接しているためこの変形を阻止
することができる。更に、前記電極部先端を、前記保炎
体の表面の対応する箇所に設けた係止部に係合してある
ため、前記電極部の先端側部分が、保炎体からの燃焼火
炎に晒されることによって軟化して自重によって変形し
ようとしても、前記電極部先端が前記係止部によってそ
の先端位置を規制し、この変形を阻止することができ
る。更に、前記係止部を、係止穴とすることにより、前
記電極部の先端を所定位置に確実に保持し、前記保炎体
の配設方向や電極部先端の向きに関係なく、前記の変形
を防止することができる。更に前記係止部を、係止突起
とすることによっても、同様に前記電極部の変形を防止
することができる。特にこの場合には、前記電極部の変
形はこの係止突起に当接することにより防止されるた
め、電極部品の取付けに際して、その電極部の先端を必
ずしも係止突起に当接させておく必要が無く、取付作業
の簡略化を図ることができる。従って、この発明によれ
ば、前記電極部品の電極部が、燃焼火炎からの熱によっ
て変形することを効果的に防止できるため、電極部品に
要求される既定値、即ち、スパークギャップやスパーク
位置、炎検出位置等を確実に維持することができ、前記
電極部品の性能を長期にわたって維持できる。しかも、
以上の効果は、電極部の形状の変更や、保炎体に係止部
を設けることによって得られるため、構造がきわめて簡
単であり、また、従来の燃焼装置においても大幅な変更
を加えることなく容易に適用できる。
ば、前記電極部先端側部分が、保炎体からの燃焼火炎に
晒されることによって軟化し、前記先端側部分の自重に
よって下方に変形しようとしても、前記電極部先端の係
止部が保炎体の表面に当接しているためこの変形を阻止
することができる。更に、前記電極部先端を、前記保炎
体の表面の対応する箇所に設けた係止部に係合してある
ため、前記電極部の先端側部分が、保炎体からの燃焼火
炎に晒されることによって軟化して自重によって変形し
ようとしても、前記電極部先端が前記係止部によってそ
の先端位置を規制し、この変形を阻止することができ
る。更に、前記係止部を、係止穴とすることにより、前
記電極部の先端を所定位置に確実に保持し、前記保炎体
の配設方向や電極部先端の向きに関係なく、前記の変形
を防止することができる。更に前記係止部を、係止突起
とすることによっても、同様に前記電極部の変形を防止
することができる。特にこの場合には、前記電極部の変
形はこの係止突起に当接することにより防止されるた
め、電極部品の取付けに際して、その電極部の先端を必
ずしも係止突起に当接させておく必要が無く、取付作業
の簡略化を図ることができる。従って、この発明によれ
ば、前記電極部品の電極部が、燃焼火炎からの熱によっ
て変形することを効果的に防止できるため、電極部品に
要求される既定値、即ち、スパークギャップやスパーク
位置、炎検出位置等を確実に維持することができ、前記
電極部品の性能を長期にわたって維持できる。しかも、
以上の効果は、電極部の形状の変更や、保炎体に係止部
を設けることによって得られるため、構造がきわめて簡
単であり、また、従来の燃焼装置においても大幅な変更
を加えることなく容易に適用できる。
【図1】この発明に係る燃焼装置における電極部品の取
付構造の第1実施例を説明するための要部の拡大断面図
である。
付構造の第1実施例を説明するための要部の拡大断面図
である。
【図2】この発明に係る燃焼装置における電極部品の取
付構造の第2実施例を説明するための要部の拡大断面図
である。
付構造の第2実施例を説明するための要部の拡大断面図
である。
【図3】この発明に係る燃焼装置における電極部品の取
付構造の第3実施例を説明するための要部の拡大断面図
である。
付構造の第3実施例を説明するための要部の拡大断面図
である。
【図4】燃焼装置の一例を説明するための縦断側面図で
ある。
ある。
【図5】図4のV−V線断面図である。
【符号の説明】 (B) 燃焼装置 (S) 電極部品(スパークロッド) (F) 電極部品(フレームロッド) (1) 保炎体 (5) 電極部 (20) 係止部 (30) 係止部 (31) 係止穴 (32) 係止突起
Claims (4)
- 【請求項1】 上下方向に広がりを有する保炎体(1)
と、前記保炎体(1) の火炎形成領域に向かって略上下方
向に延び、その先端側を前記保炎体(1) に向けて折曲し
てなる電極部(5) を有する電極部品(S) を備えてなる燃
焼装置(B) において、前記電極部(5) の先端に、少なく
とも上方に向けて延びる係止部(20)を設けて、この係止
部(20)を保炎体(1) に当接させたことを特徴とする燃焼
装置における電極部品の取付構造。 - 【請求項2】 保炎体(1) と、前記保炎体(1) の火炎形
成領域に向かって略平行に延び、その先端側を前記保炎
体(1) に向けて折曲してなる電極部(5) を有する電極部
品(S) を備えてなる燃焼装置(B) において、前記電極部
(5) の先端を、前記保炎体(1) の表面の対応する箇所に
設けた係止部(30)に係合したことを特徴とする燃焼装置
における電極部品の取付構造。 - 【請求項3】 前記係止部(30)が、前記保炎体(1) の表
面に形成した係止穴(31)であることを特徴とする請求項
2記載の燃焼装置における電極部品の取付構造。 - 【請求項4】 前記係止部(30)が、前記保炎体(1) の表
面に形成した係止突起(32)であることを特徴とする請求
項2記載の燃焼装置における電極部品の取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16597494A JPH085072A (ja) | 1994-06-23 | 1994-06-23 | 燃焼装置における電極部品の取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16597494A JPH085072A (ja) | 1994-06-23 | 1994-06-23 | 燃焼装置における電極部品の取付構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH085072A true JPH085072A (ja) | 1996-01-12 |
Family
ID=15822545
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16597494A Pending JPH085072A (ja) | 1994-06-23 | 1994-06-23 | 燃焼装置における電極部品の取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH085072A (ja) |
-
1994
- 1994-06-23 JP JP16597494A patent/JPH085072A/ja active Pending
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