JPH08507992A - 油圧機械式かじ取り差動装置 - Google Patents
油圧機械式かじ取り差動装置Info
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Abstract
(57)【要約】油圧機械式かじ取り差動装置
トラクタの左側及び右側トラックの差動かじ取りを提供する油圧機械式かじ取り差動装置が開示されている。かじ取り差動装置は機械入力及び油圧入力により駆動され、左側及び右側出力を含んでいる。改良された油圧機械式かじ取り差動装置(10)は、右側出力ギヤ要素と、左側出力ギヤ要素と、ギヤキャリア要素とを有するギヤ付き差動ユニット(52)を含んでいる。ギヤキャリア要素は機械入力に結合され、右側及び左側出力キヤ要素(132,134)に噛み合うギヤセットを有している。左側出力ギヤ要素(134)は左側出力に結合されており、右側出力ギヤ要素(132)は右側出力に結合されている。ギヤ無しの油圧機械式差動ユニット(50)は、油圧出力により駆動される回転可能なモータ(60)を有している。油圧機械式差動ユニット(50)は機械入力に結合された駆動ユニット(62)と、右側出力に結合された被駆動ユニット(64)を有している。
Description
【発明の詳細な説明】
油圧機械式かじ取り差動装置
技術分野
本発明は一般的に、トラクタ等の左及び右側トラックの差動かじ取り(ステア
リング)を提供する油圧機械式かじ取り差動装置に関し、特に、小型トラクタ等
に適用可能なよりコンパクトで簡単な構造のギヤを有しない油圧機械式差動ユニ
ットを備えた改良された油圧機械式かじ取り差動装置に関する。
背景技術
油圧機械式かじ取り差動システムは大型の覆帯型トラクタ等に頻繁に使用され
て、旋回を含む全ての場合に両側のトラックにスムーズで、均等且つ連続的なパ
ワー及びトルクの流れを提供する。油圧機械式かじ取り差動システムは、機械的
入力及び油圧的入力により駆動される。機械的な入力は通常トランスミッション
からであり、油圧的な入力はエンジンにより駆動される可変容量ポンプから受け
取られる。油圧機械式かじ取り差動装置の1つが1984年3月6日にCraigW.Rie
diger等に対して発行され、本出願の譲受人に譲渡された
プラネタリかじ取り差動装置と題する米国特許第4,434,680号に開示されている
。この特許は3つの独立したプラネタリ機構を使用することを開示している。大
型のトラクタには適しているが、3つのプラネタリ機構はシステムを複雑で高価
なものにするばかりでなく、全ての部品を収納するのに大きなスペースを必要と
する。
よって、構造が簡単で、安価且つ小型のトラクタに適用可能な非常にコンパク
トな油圧機械式かじ取り差動装置が要望されている。
本発明は、小型トラクタ用の油圧機械式かじ取り差動装置を提供することによ
り、従来の試みの欠点を克服せんとするものである。
発明の開示
本発明の1つの側面においては、かじ取り差動装置が機械的な入力、油圧的な
入力及び左側及び右側出力を含んでいる、トラクタの左側及び右側トラックの差
動かじ取りを提供する油圧機械式のかじ取り差動装置が提供される。改良された
油圧機械式かじ取り差動装置は、右側出力ギヤ要素と、左側出力ギヤ要素と、ギ
ヤキャリア要素とを有するギヤ付き差動装置ユニットを具備している。ギヤキャ
リア要素は機械的な入力に結合されており、右及左側出力ギヤ要素と噛み合うギ
ヤセットを有
している。左側出力ギヤ要素は左側出力に結合されており、右側出力ギヤ要素は
右側出力に結合されている。ギヤを有しない油圧機械式差動装置ユニットは、油
圧的出力により駆動される回転可能なモータを有している。モータは機械的な入
力に結合された駆動ユニットと、右側出力に結合された被駆動ユニットとを有し
ている。
図面の簡単な説明
図1は本発明の望ましい実施態様の油圧機械式かじ取り差動装置を具備したト
ラクタの駆動トレーンの概略平面図;
図2Aは図1のかじ取り差動装置の左側部分の拡大断面図であり、かじ取り差
動装置のベベルギヤの差動部分を示している。
図2Bは図2Aに類似したかじ取り差動装置の右側部分の拡大断面図であり、
かじ取り差動装置の油圧機械式差動部分を示している。
図3は図1に示された油圧機械式かじ取り差動装置の拡大された概略平面図で
ある。
発明を実施するための最良の態様
図面を参照すると、本発明の原理を具備した油圧機械式かじ取り差動装置が、
覆帯型トラクタ等(図示せず)のトラクタの駆動トレーン16の左
側及び右側トラック12,14の差動かじ取りを提供するために、図1に一般的
に符号10で示されている。通常、トラクタの駆動トレーン16はエンジン18
と、駆動シャフト22によりエンジンに連結されたトランスミッション20を含
んでいる。トランスミッション20はトランスミッションシャフト24によりか
じ取り差動装置10に連結されて、かじ取り差動装置に機械的な入力を提供する
。かじ取り差動装置に対する油圧入力は、好ましくは逆転可能な可変容量型のポ
ンプ26により提供される。ポンプ26は適当な駆動連結装置28を介してトラ
ンスミッションにより駆動される。ポンプ26はマニュアル制御装置32を介し
て選択的に差動される制御弁30に連結されている。以下に更に説明されるよう
に、ポンプ26は油圧ライン34及び36によりかじ取り差動装置10に連結さ
れている。
かじ取り差動装置10の部品は、好ましくは適当なケース48中に収容されて
ケースにより支持されている。左側出力はケース48の左側から伸長する車軸シ
ャフト38により提供され、左側ファイナルドライブ(終減速装置)40を介し
てかじ取り差動装置10を左側トラック12に結合する。右側出力はケース48
の右側から伸長する車軸シャフト42により提供され、右側ファイナル
ドライブ44を介してかじ取り差動装置10を右側トラック14に結合する。車
軸シャフト38,40は共通の横方向車軸軸線46に沿って配置される。
油圧機械式かじ取り差動装置10の詳細は図2A及び図2Bに示されている。
図2Aはかじ取り差動装置の左側部分を本質的に示し、図2Bは右側部分を示し
ている。かじ取り差動装置10は図2Bに一般的に示されているギヤを有しない
油圧機械式差動ユニット50と、一般的に図2Aに示されているギヤ付きの機械
式差動ユニット52とを含んでいる。図2Bに最もよく示されるように、トラン
スミッションシャフト24からの機械的な入力はかじ取り差動装置10のベベル
ピニオン54に連結される。ベベルピニオン54はベベルギア56と噛み合って
いる。ベベルギヤ56は車軸軸線46に沿って配置された中空シャフト58上に
担持されている。以下により詳細に説明されるように、中空シャフト58は油圧
機械式差動ユニット50及び機械式差動ユニット52の両方に対して機械的な入
力を提供する。
特に図2Bを参照すると、ギヤを有しない油圧機械式差動ユニット50は回転
可能な油圧モータ60を含んでいる。モータ60は図示されたような低速、高ト
ルクのラジアルピストン型が好まし
い。しかし、本明細書の開示に基づいてギヤを有しない差動ユニットの回転モー
タとして、例えばアキシャルピストン型のモータのような他の型のモータも当業
者は容易に適用することができるので、本発明はモータの型に限定されないこと
勿論である。モータ60はどのような公知の構造のモータでもよい。更に、この
ようなモータの一般的な差動原理は、当業者にとっては容易に理解されるもので
ある。本発明の特徴は、後で詳細に説明されるように、モータ60の全体を回転
可能にしたものである。これにより、差動機能を達成するために分離した伝動装
置(ギヤリング)を必要としなくなる。
図2Bに示されているように、モータ60は駆動ユニット62と、被駆動ユニ
ット64とから構成される。駆動ユニット62はカムプレート66を含んでいる
。モータ60を回転可能に取り付けるために、図2Bに示されているように、カ
ムプレート66は左側のキャリア68と右側の環状支持ハウジング70との間に
取り付けられる。キャリア68はキャリア68のハブ部分72と中空シャフト5
8の隣接端部75上に形成されたスプライン連結により、中空シャフト58に結
合されている。支持ハウジング70は適当な軸受78により静止したハウジング
76に回転可能に支持され
ている。容易に明らかなように、この構造はモータ60の全体が車軸軸線46回
りに回転することを許容する。静止ハウジング76はケース48と一体的に形成
されてもよく、或いは図示されたようにケースにボルト止めされていてもよい。
被駆動ユニット64はシリンダブロック80と、ピストン82と、円筒状ロー
ラ84とから構成される。シリンダブロック80は、そのうちの1つが符号86
で他の1つが符号88で示されている、複数の半径方向に配置されたシリンダを
有している。ピストン82が各シリンダ86,88中に往復動可能に配置されて
いる。カムプレート66がシリンダブロック80回りに配置されており、適当な
内部カム表面90を具備している。各ピストン82はカムプレート66のカム表
面90と回転接触する円筒状ローラ84を備えている。シリンダブロック80は
また、そのうちの1つがシリンダ86用の符号92で、他の1つがシリンダ88
用の符号94で図2Bに示されている、複数の流体ポートを備えている。
シリンダブロック80は車軸シャフト42を受け入れる中央開口96を有して
おり、スプライン連結98によりシャフトに結合されている。シャフト42は、
好ましくは中間シャフト102の隣接端を受け入れる拡大された中空端部100
を有
している。中間シャフト102と車軸シャフト42はスプライン連結104によ
り互いに結合されている。当業者にとっては容易に理解されるように、車軸シャ
フト42と中間シャフト102は1つの部品として構成されてもよいが、製造性
及び組み立て目的のためにここに示されたように分離した部品の方が望ましい。
車軸シャフト42及び中間シャフト102は一緒になって、本明細書で使用する
右側出力を形成する。キャリア68は車軸シャフト42の端部100回りに取り
付けられた適当な軸受106により回転可能に支持されている。
モータ60が意図したように機能するためには、ポンプ26からの加圧流体が
モータ60が回転するときモータに供給されなければならない。これを達成する
ために、ポンプ26からの加圧流体を油圧モータ60に供給して、駆動ユニット
62による油圧モータ62の被駆動ユニット64の駆動を達成する手段108が
設けられている。流体を供給するこのような手段108は、油圧ライン34及び
36がそれぞれ連結されている、静止ハウジング76中に設けられた第1及び第
2入口/出口ポート110及び112を含んでいる。手段108は好ましくは更
に、静止ハウジング76に対して固定関係で連結されている圧力マニフォール
ド114及び環状ポートプレート116と、支持ハウジング70に対して固定関
係で連結されている環状圧力マニフォールド118及び分配弁120と、第1及
び第2通路手段122,124を含んでいる。
第1及び第2通路手段122,124はそれぞれ、ハウジング76、圧力マニ
フォールド114、ポートプレート116、圧力マニフォールド118及び分配
弁120を介して、第1及び第2入口/出口ポート110、112からそれぞれ
独立して油圧モータ60のポート92,94に流体を供給するように分離して配
置されている。第3又はドレンポート126は、ハウジング中からの漏れ流体を
排出させるために、第3通路128を介してハウジング76の内部に連通してい
る。油圧モータの当業者にとってはモータに必要な作用及び配管は容易に理解で
きるので、本発明の完全な理解のために連通手段108のこれ以上の詳細は必要
ないと考えられるので、これ以上の詳細な説明は省略する。
次いで図2Aを参照すると、ギヤ付きの差動ユニット52は好ましくは、右側
ベベルギヤ要素132、左側ベベルギヤ要素134、ギヤキャリア要素136を
含んだベベルギヤ差動装置130である。キャリア要素136は一組のスパイダ
ーギ
ヤ138を回転可能に担持する。各ベベルギヤ要素132,134は一組のスパ
イダーギヤセット138と噛み合っている。右側ベベルギヤ要素132はスプラ
イン連結140により中間車軸シャフト102に結合されており、更にスプライ
ン連結104を介して右側車軸シャフト42に結合されている。左側ベベルギヤ
要素134はスプライン連結142により左側車軸シャフト138に結合されて
いる。キャリア要素136は中空シャフト58を介してスプライン連結144に
よりベベル入力ギヤ56に結合されている。
キャリア要素136は支持部材148中に設けられた軸受146により回転可
能に支持されており、支持部材148はケース48に取り付けられている。同様
に、軸受150及び支持部材152は中空シャフト58を回転可能に支持するた
めに使用される。
産業上の利用可能性
本発明の教示によって構成された油圧機械式かじ取り差動装置10は、かじ取
り差動装置の油圧機械式部分に回転可能なモータを採用するユニークな構成によ
り、数少ない部品点数及び歯車によりかじ取り差動装置を提供する。かじ取り差
動装置の作用は、図3に示されたこのようなかじ取り
差動装置を参照することにより容易に理解できる。トラクタの直進走行をしたい
時には、トランスミッション20からの機械的入力のみが採用される。この場合
、機械的入力はトランスミッション20からトランスミッションシャフト24を
介してベベルピニオン54に伝達される。ベベルピニオン54はベベルギヤ56
を駆動する。ベベルギヤ56は、機械式差動ユニット52のキャリア要素136
と回転可能モータ60の駆動ユニット62の双方を、同一速度で同一方向に回転
するように結合されている。
このような直進走行の間には、モータ60への流体の流れはブロックされ、こ
れによりモータの駆動ユニット62と被駆動ユニット64との間の相対運動が防
止される。よって、駆動ユニットと被駆動ユニットとは1つのユニットとして一
緒に回転し、左側出力シャフト42をベベルギヤ56の回転方向と同一方向に同
一速度で回転させる。機械式差動ユニット52の右側ベベルギヤ132も、右側
出力シャフト42に連結されていることにより、同一方向に同一速度で回転する
。右側ベベルギヤ132とスパイダーギヤキャリア136が同一方向に同一速度
で回転するので、スパイダーギヤ138が左側ベベルギヤ134と左側出力車軸
38を同一方向に同一速度で回転させる。故
に、両方のトラック12,14が同一方向に同一速度で回転し、直進走行が達成
される。勿論、トランスミッションシャフト24の回転が逆方向で、トランスミ
ッション20が後進ギヤの時には、トラックの走行方向は逆転される。
トラクタの速度が0の時に急旋回が可能である。これらの条件下では、トラン
スミッション20及びギヤキャリア136からの機械的な出力はなく、ベベルギ
ヤ56及びモータ60の駆動ユニット62は静止したままである。ポンプ26か
らの流体圧が第1入口/出口ポート110(図2A参照)に差し向けられると、
モータ60への油圧入力が被駆動ユニット64を一方向に回転させ、このような
流体圧が第2入口/出口ポート112に差し向けられると、被駆動ユニット64
が反対方向に回転される。被駆動ユニット64が第1の方向に回転されると、右
側出力車軸42及び機械式差動ユニット52のベベルギヤ132が同一方向に回
転される。しかし、右側ベベルギヤ132によって駆動されるスパイダーギヤ1
38は左側ベベルギヤ134と左側出力車軸38を同一速度で反対方向に回転さ
せる。よって、トラック12,14は反対方向に走行し、トラクタの急旋回が達
成される。
かじ取り差動装置10のこのような作用を理解
したなら、トラクタの旋回はトラクタが前進又は後進方向に走行中に同様に達成
されることが容易に理解できる。例えば、トラクタが前進方向に走行中に右旋回
をしたい場合には、かじ取り差動装置10は左側トラック12を右側トラック1
4よりもより速く旋回させなければならない。これを達成するためには、モータ
60が、ベベルギヤ56により駆動ユニット62が回転されている方向と反対方
向に被駆動ユニット64を回転するように差動される。これにより、右側出力車
軸42は機械式差動ユニット52のギヤキャリア136よりも低速度で回転され
る。さらに、左側出力シャフト38がベベルギヤ132,134及びスパイダー
ギヤ138の差動作用により、キャリア136よりも大きな速度で回転される。
もし左旋回をしたい場合には、反対の状態にすればよい。換言すれば、モータ
60は、ベベルギヤ56により駆動ユニット62が回転されている方向と同一方
向に被駆動ユニット64を駆動するように動作されなければならず、これにより
被駆動ユニット64を駆動ユニット62よりも大きな速度で回転させる。これが
発生すると、右側出力シャフト42は左側出力シャフト38よりも大きな速度で
回転し、左旋回が達成される。
かくして、本発明の油圧機械式かじ取り差動装
置は、旋回を含んだすべての場合に両方のトラックにスムーズで、均等で連続し
たパワー及びトルクの流れを提供するのに有効である。さらに、そのような旋回
はモータ60の速度全域に渡り無限に変化可能である。
本発明の他の側面、目的及び利益は、図面、発明の詳細な説明及び添付請求の
範囲を研究することにより得ることができる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. 機械入力及び油圧入力により駆動され、左側及び右側トラック(12,14 )用の左側及び右側出力を有し、左側及び右側トラック(12,14)の差動かじ取 りを提供する油圧機械式かじ取り差動装置(10)において、 右側出力ギヤ要素(132)と、左側出力ギヤ用要素(134)と、ギヤキャリア要 素(136)とを有し、前記ギヤキャリア要素(136)は前記機械入力に結合され、 右側及び左側ギヤ要素(132,134)に噛み合うギヤセットを有しており、前記左 側出力ギヤ要素(134)は前記左側出力に結合され、前記右側出力ギヤ要素(132 )は前記右側出力に結合されている、ギヤ付き差動ユニット(52)と; 前記機械入力に結合された駆動ユニット(62)と前記右側出力に結合された被 駆動ユニット(64)とを有し、前記油圧入力により駆動される回転可能なモータ を有するギヤ無しの油圧機械式差動ユニット(50)と; を具備したことを特徴とする油圧機械式かじ取り差動装置(10)。 2. 前記油圧機械式差動ユニット(50)の前記モータ(60)は、前記駆動ユ ニット(62)として作用 するカムプレート(66)と、前記被駆動ユニット(64)として作用するピストン ユニットとを有する低速度高トルクのラジアルピストン型である請求項1記載の 油圧機械式かじ取り差動装置(10)。 3. 前記油圧機械式差動ユニット(50)は静止したハウジング(76)と、前 記モータ(60)の駆動ユニットを前記機械入力に結合するキャリア(68)と、前 記駆動ユニット(62)を前記静止したハウジング(76)に回転可能に取り付ける 支持ハウジング(70)とを含んでいる請求項2記載の油圧機械式かじ取り差動 装置(10)。 4. 前記油圧機械式差動ユニット(50)は前記油圧入力からの加圧流体を前 記モータ(60)に導く手段(108)を含んでいる請求項3記載の油圧機械式かじ 取り差動装置(10)。 5. 前記モータ(60)は複数の流体ポート(92,94)を含んでおり、前記流 体を導く手段(108)は第1及び第2入口/出口ポート(110,112)と、前記モー タ(60)の差動中に第1及び第2入口/出口ポート(110,112)から前記モータ (60)の前記ポート(92,94)の選択された1つに流体を導く第1及び第2通路 手段(122,124)を含んでいる請求項4 記載の油圧機械式かじ取り差動装置(10)。 6. 前記流体を導く手段(108)は更に、前記静止ハウジング(76)に固定 した関係で連結されている圧力マニフォールド(114)及び環状ポートプレート (116)と、前記支持ハウジング(70)に固定した関係で連結されている環状圧 力マニフォールド(118)及び分配弁(120)とを含んでいる請求項5記載の油圧 機械式かじ取り差動装置(10)。 7. 覆帯型トラクタの右側及び左側トラック(12,14)の差動かじ取りを提 供するための油圧機械式かじ取り差動装置(10)を有し、前記油圧機械式かじ取 り差動装置(10)はエンジンにより駆動されるトランスミッション(20)から提 供される機械入力と可変容量ポンプ(26)から提供される油圧入力により駆動さ れる、トラクタの駆動トレーン(76)において、 前記かじ取り差動装置(10)は、 右側出力ベベルギア(132)と、左側出力ベベルギア(134)と、スパイダーギ ヤキャリア(136)とを有し、前記ギヤキャリア(136)は前記機械入力に結合さ れ、前記右側及び左側出力ベベルギヤ(132,134)に噛み合っているスパイダー ギヤセット(138)を有し、前記左側出力ベベルギヤ(134)は 前記左側出力に結合され、前記右側出力ベベルギヤ(132)は前記右側出力に結 合されている、ベベルギヤ差動ユニット(52)と; 前記流体入力により駆動される回転可能な低速高トルクのラジアルピストンモ ータ(60)を有し、前記モータ(60)は前記機械入力に結合された駆動カムプレ ート(66)と前記右側出力に結合された被駆動ピストンユニット(64)とを有し ている、ギヤ無しの油圧機械式差動ユニット(50)と; を具備したことを特徴とする油圧機械式かじ取り差動装置(10)。 8. 前記油圧機械式差動ユニット(50)は静止ハウジング(76)と、前記モ ータ(60)の前記駆動カムプレート(66)を前記機械入力に結合するキャリア( 68)と、前記駆動カムプレート(66)を前記静止ハウジング(76)に回転可能に 取り付ける支持ハウジング(70)とを含んでいる請求項7記載の油圧機械式かじ 取り差動装置(10)。 9. 前記油圧機械式差動ユニット(50)は、前記油圧入力からの加圧流体を 前記モータ(60)の前記被駆動ピストンユニット(64)に導く手段(108)を含 んでいる請求項8記載の油圧機械式かじ取り差動装置(10)。 10. 前記モータ(60)の前記被駆動ピストンユニット(64)は複数の流体ポ ート(92,94)を含んでおり、前記流体を導く手段(108)は第1及び第2入口/ 出口ポート(110,112)と、前記モータ(60)の差動中に前記第1及び第2入口 /出口ポート(110,112)から前記ポート(92,94)の選択された1つに流体を導 く第1及び第2通路手段(122,124)を含んでいる請求項9記載の油圧機械式か じ取り差動装置(10)。 11. 前記流体を導く手段(108)は更に、前記静止ハウジング(76)に固定 した関係で連結されている圧力マニフォールド(114)及び環状ポートプレート (116)と、前記支持ハウジング(70)に固定した関係で連結されている環状圧 力マニフォールド(118)及び分配弁(120)とを含んでおり、前記第1及び第2 通路手段(122,124)はそれぞれ、前記静止ハウジング(76)、前記圧力マニフ ォールド(118)、前記ポートプレート(116)、前記圧力マニフォールド(118 )及び前記分配弁(120)を通して前記ピストンユニットの前記流体ポート(92, 94)に伸長している請求項10記載の油圧機械式かじ取り差動装置(10)。
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