JPH08508202A - W/o/w型多相エマルションの製造方法 - Google Patents
W/o/w型多相エマルションの製造方法Info
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- JPH08508202A JPH08508202A JP6521671A JP52167194A JPH08508202A JP H08508202 A JPH08508202 A JP H08508202A JP 6521671 A JP6521671 A JP 6521671A JP 52167194 A JP52167194 A JP 52167194A JP H08508202 A JPH08508202 A JP H08508202A
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Abstract
(57)【要約】
W/O/W型多相エマルションを製造するために、生分解し易い油性成分と、グリセリン-および/またはオリゴ-もしくはポリグリセリン脂肪酸エステルからなる群より選ばれる水性乳化剤(I)との混合物を、先ず強い剪断作用条件下でW/O型プレエマルションに転化した後、弱い剪断作用条件下、脂肪アルコールおよび/またはステロールへのエチレンオキサイド付加生成物の群より選ばれる水性乳化剤(II)と、所望により脂肪アルコールでさらに処理する。この製品は、化粧用品および医薬品の調製に適している。
Description
【発明の詳細な説明】
W/O/W型多相エマルションの製造方法
発明の分野
本発明は、先ず、水、油および乳化剤Iから強い剪断作用によって油中水(W
/O)型プレエマルションを調製した後、こうして形成したW/O型プレエマル
ションを弱い剪断作用により水性乳化剤IIで処理する、水中油中水(W/O/W
)型多相エマルションの製造方法、該方法により得られるW/O/W型多相エマ
ルション、並びに化粧用品および医薬品の製造のための、このW/O/W型多相
エマルションの使用に関する。
先行技術
多相エマルションは、エマルションのエマルションである。多相エマルション
は、その製造方法に依存して、水中油中水(W/O/W)型または油中水中油(
O/W/O)型多相エマルションのどちらかである。多相エマルションの最も重
要な用途は、単一製剤内で、加工しなければ互いに混合しないであろう活性物質
を加工することにある。もう一つの利点は、長期間に亙って、活性物質を制御し
ながら放出させられることである。すなわち、多相エマルションは、化粧用品お
よび医薬品の製造において、特に重要である[コスメティックス・アンド・トイ
レトリーズ(Cosm.Toil.)105、65頁(1990年)]。
多相エマルションの特に適する製造方法は、エス・マツモト(S.Matsumoto)
著ジャーナル・オブ・コロイド・アンド・インターフェイス・サイエンス(J.Co
ll.Interf.Sci.)57、353頁(1976年)に記載されている。この方法で
は、最初に、強い剪断作用により、高温でプレエマルションを調製した後、弱い
剪断作用により室温で親水性乳化剤の水溶液中へ入れる。ソルビタンモノオレー
トおよびポリエチレングリコール誘導体を一対の乳化剤として使用する。
加えて、基本的に、モノクリセリド、ソルビタンエステル、ポリソルベート類
および高エトキシル化脂肪アルコールを、多相エマルションの製造のための親水
性乳化剤として使用できることが、多くの先行技術から知られている[ファルマ
シューティカ・アクタ・ヘルヴェチエ(Pharm.Acta.Helv.)66、343頁(1
991年)、並びにザイラー(Seiller)およびルカ(Luca)著ブュレトゥン・
テクニーク/ガッテフォッセ・レポルト(Bull.Tech./Gattefosse Rep.)80、
27頁(1987年)、エス・テー・ペー・ファルマ(S.T.P.Pharma)4、67
9頁(1988年)およびインターナショナル・ジャーナル・オブ・コスメティ
ック・サイエンス(Int.J.Cosmet.Sci.)13、1(1991年)中の論文参照
]。
さらに、油性成分としてのグリセリントリ脂肪酸エステルと、安定剤として例
えばゼラチンのような親水性ポリマーを含有するW/O/W型エマルションが、
薬学雑誌(Yakugaku Zasshi)112、73頁(1992年)から知られている
。水相用安定剤としてのアルブミンおよびポリアクリレート並びに油相用安定剤
としての非イオン界面活性剤の使用が、ジャーナル・オブ・コントロールド・リ
リース(J.Controlled Release)3、279頁(1986年)から知られている
。残念なことに、このような組成物は、特に温度が変化した場合、十分な貯蔵安
定性が得られないことが分かった。
すなわち、多相エマルションの製造に特有の課題は、長期間貯蔵する場合でも
十分な熱安定性を与える、適する一対の乳化剤を選択することにある。もう一つ
の欠点は、望ましくない生分解性を示す鉱物油が、通常、油性成分として使用さ
れていることである。
したがって、本発明の解決すべき課題は、上述の欠点のない、W/O/W型多
相エマルションの新しい製造方法を提供することであった。
発明の説明
本発明は、W/O/W型多相エマルションの製造方法であって、
a)先ず、油とグリセリンおよび/またはオリゴグリセリンもしくはポリグリセ
リン脂肪酸エステルからなる群より選ばれる親油性乳化剤Iとの混合物を強い剪
断作用により加工してW/O型プレエマルションAを形成し、
b)その後、W/O型プレエマルションAを脂肪アルコールおよび/またはステ
ロールへのエチレンオキサイド付加物からなる群より選ばれる水性乳化剤IIと、
場合により脂肪アルコールでさらに処理し、該処理が弱い剪断作用を伴う
方法に関する。
驚くべきことに、本発明の方法により得られるW/O/W型多相エマルション
は、温度が著しく変化する場合でも、長期間貯蔵安定性を維持することが見い出
された。本発明は、上述の油の選択とポリマー安定剤を含まないことによって、
先行技術に関する生分解性を明らかに改良した多相エマルションが得られるとい
う観察を包含する。油
本発明のW/O/W型多相エマルションの製造に適する油は、ジアルキルシク
ロヘキサンおよびジアルキルエーテルである。
ジアルキルシクロヘキサンは、関連する有機化学調製法によって得られてよい
既知の物質である。その一製造法は、例えば、石油のBTX留分からの芳香族ジ
アルキル化合物(オルト-、メタ-、パラ-キシレン)を触媒水素添加に付するこ
とから成る。
本発明によれば、使用に適するジアルキルシクロヘキサンは、式(I):
R1−C−R2 (I)
(式中、R1およびR2は、互いに独立して、1ないし12個の炭素原子を含有す
るアルキル基を表し、並びにCはシクロヘキシル基である。)
で表される。典型的な例は、ジメチルシクロヘキサン、ジエチルシクロヘキサン
、メチルエチルシクロヘキサン、ジプロピルシクロヘキサン、ジ-n-ブチルシク
ロヘキサン、ジ-tert.-ブチルシクロヘキサン、ジ-2-エチルヘキシルシクロヘ
キサン、および特にジ-n-オクチルシクロヘキサンである。
ジアルキルエーテルは、式(II):
R3−O−R4 (II)
(式中、R3およびR4は、互いに独立して、6ないし22個の炭素原子を含有す
るアルキル基を表す。)
で表される化合物である。
ジアルキルエーテルは、関連する有機化学調製法によって得られてよい既知の
物質でもある。例えばp-トルエンスルホン酸の存在下、脂肪アルコールを縮合
することによるその製造方法が、例えばビュルトゥン・ドゥ・ラ・ソシェーテ・
シミク・ドゥ・フランス(Bull.Soc.Chim.France)333頁(1949年)
、ドイツ特許出願公開第4039950号[ヘキスト(Hoechst)]および同第
4103489号[ヘンケル(Hekel)]から知られている。アルキル基中に6
ないし12個の炭素原子を有する対称ジアルキルエーテルは、利用上の観点から
好ましい。R3およびR4がオクチルおよび/または2-エチルヘキシル基を表す
式(II)のジアルキルエーテルは、特に迅速な乳化力を示す。したがって、特に
好ましい本発明のジアルキルエーテルは、ジ-n-オクチルエーテルおよびジ-2-
エチルヘキシルエーテルである。
油を、プレエマルションA基準で10〜30重量%、好ましくは15〜25重
量%の量で使用することができる。乳化剤I
グリセリンおよび/またはオリゴグリセリンもしくはポリグリセリンエステル
を、乳化剤Iとして使用することができる。典型的な例は、例えばグリセリンモ
ノラウレート、グリセリンモノパルミテート、グリセリンモノステアレート、グ
リセリンモノイソステアレート、グリセリンモノオレートおよびグリセリンモノ
ベヘネートのような、グリセリンと12ないし22個の炭素原子を含有する脂肪
酸との工業用モノエステルおよび/またはジエステルである。他の典型的な例は
、例えばポリグリセリンジイソステアレートまたはポリグリセリンジオレートの
ような、12ないし22個の炭素原子を有する上述の脂肪酸とオリゴグリセリン
もしくはポリグリセリン混合物(自己縮合度が2〜20、好ましくは2〜10)
とのモノエステルおよび/またはジエステルである。例えばグリセリンモノオレ
ートとトリグリセリンジイソステアレート(例えば、混合比80:20重量部)
から成る、グリセリンとオリゴグリセリンまたはポリグリセリンエステルとの混
合物を使用することが、特に有利であることが分かった。乳化剤Iは、プレエマ
ルション基準で1〜10重量%、好ましくは1〜4重量%の量で使用され得る。乳化剤II
乳化剤IIとしては、16ないし22個、好ましくは16ないし18個の炭素原
子を有する脂肪アルコールへの平均して20〜50モル、好ましくは20〜30
モルのエチレンオキサイド付加物を使用することができる。典型的な例は、ステ
アリルアルコール、イソステアリルアルコール、オレイルアルコール、エライジ
ルアルコール、ペトロセリニルアルコール、リノリルアルコール、リノレニルア
ルコール、アラキルアルコール、ガドレイルアルコール、ベヘニルアルコールお
よびエルシルアルコール、並びに、例えば天然脂肪酸メチルエステルまたはレー
レン(Roelen)オキソ合成からのアルデヒドの高圧水素添加において得られる、
それらの工業用混合物への平均して25〜30モルのエチレンオキサイド付加物
である。好ましくは、工業用セトステアリルアルコールへの平均して25〜30
モルのエチレンオキサイド付加物を使用する。
使用され得る他の乳化剤は、植物および/または動物起源のステロールへの平
均して10〜40モルのエチレンオキサイド付加物である。ステロールとは、C
-3位に水酸基を含有するだけで、他に官能基がなく、かつ不正確にしばしばス
テアリンと呼ばれる、27ないし30個の炭素原子を有するステロイドを意味す
る[レムプ・ヘミー・レクシコン(R0EMPP Chemie Lexikon)第5巻、1992
年、4302頁]。典型的な例は、例えばコレステロール、ラノステロール、ス
ポンゴステロールもしくはステラステロールのような動物ステロール(Zoosteri
ne)または、例えばエルゴステロール、スチグマステロールおよびシトステロー
ルのような植物ステロール(Phystosterine)への平均して10ないし40モル
、好ましくは25〜30モルのエチレンオキサイド付加物である。大豆ステロー
ルへの平均して25〜30モルのエチレンオキサイド付加物が特に好ましい。
本発明の好ましい一態様は、16ないし22個の炭素原子を有する脂肪アルコ
ール並びに植物および/または動物起源のステロールへの平均して20〜50モ
ルのエチレンオキサイド付加物の混合物を使用することを特徴とする。典型的な
例は、セトステアリルアルコールへの平均して30モルのエチレンオキサイド付
加物と大豆ステロールへの平均して25モルのエチレンオキサイド付加物との、
重量比1:5〜5:1、好ましくは2:1の混合物である。乳化剤IIを、W/O
/W型多相エマルション基準で1〜10重量%、好ましくは2.3〜6.5重量%
の量で使用することができる。
本発明の詳細な一態様では、乳化助剤として、12ないし22個、好ましくは
16ないし18個の炭素原子を有する脂肪アルコールを乳化剤IIへ添加でき、そ
れが乳化剤相中で液晶構造を形成し、その結果得られるW/O/W型多相エマル
ションの安定性をさらに改良する要因となる。乳化剤IIと乳化助剤との重量比は
、1:1〜1:2、好ましくは1:1.5〜1:1.8であってよい。プレエマルションAの製造
プレエマルションAを製造するために、先ず油を攪拌装置に入れ、その後、親
油性乳化剤Iを添加する。成分を強い剪断作用(すなわち攪拌速度1000〜2
000r.p.m.、好ましくは1200〜1700r.p.m.で)により均質化す
る。例えば求心タービン(Zentripetalturbinen)または、特にコロイドミルを
、攪拌装置として使用することができる。高温(すなわち50〜90℃、好まし
くは70〜80℃)でプレエマルションAの製造を行うのが特に有利であること
が分かった。均質化時間は、通常、5〜40分の間、好ましくは10〜30分の
間である。さらに、安定化のために、プレエマルションに塩、好ましくは硫酸マ
グネシウムを、プレエマルションに対して0.5〜2重量%の量で添加するのが
望ましい。
したがって、プレエマルションAの組成は、典型的には、
a1)油 10 〜30重量%(好ましくは15 〜25重量%);
a2)乳化剤I 1 〜10重量%(好ましくは 1 〜 4重量%);
a3)塩 0.5〜2重量%(好ましくは 0.5〜 1重量%);
a4)100重量%とする量の水
である。
プレエマルションAの含水量は、典型的には58〜88.5重量%の間、好ま
しくは70〜83重量%の間である。W/O/W型多相エマルションの製造
W/O/W型多相エマルションを製造するために、先ずプレエマルションAを
攪拌装置に入れた後、水性乳化剤IIを加える。プレエマルションAを、W/O/
W型多相エマルション基準で50〜90重量%、好ましくは65〜80重量%の
量で使用することができる。成分を弱い剪断作用(すなわち攪拌速度10〜50
0r.p.m.、好ましくは150〜250r.p.m.)により均質化する。求心タ
ービン(Zentripetalturbinen)または、特に、コロイドミルを、再度、攪拌装
置として使用してよい。20〜60℃、特に20〜25℃でプレエマルションA
の製造を行うことが特に有利であることが分かった。均質化時間は、典型的に、
5〜50分の間、好ましくは10〜30分の間である。
したがって、W/O/W型多相エマルションの組成は、典型的に、
b1)プレエマルション 50〜90重量%(好ましくは65〜80重量%);
b2)乳化剤II 1〜10重量%(好ましくは 2〜 7重量%);
b3)乳化助剤 0〜 5重量%(好ましくは 1〜 4重量%);
b4)100重量%とする量の水
である。
(プレエマルションAの含水量を含む)W/O/W型多相エマルションの含水
量は、典型的には57〜93重量%の間、好ましくは74〜89重量%の間であ
る。
さらに、本発明は、
ジオクチルシクロヘキサン 15 〜20重量%
トリグリセリンジイソステアレート/ 1 〜 5重量%
グリセリンモノオレート(4:1重量部)
硫酸マグネシウム 0.5〜 2重量%
セトステアリルアルコール30EO付加物 1 〜 3重量%
ステロール25EO付加物 0.5〜 2重量%
セトステアリルアルコール 1 〜 4重量%
水 100重量%とする量
を含有する、特に貯蔵安定性のよいW/O/W型多相エマルションにも関する。
産業上の利用
本発明の方法により得られるW/O/W型多相エマルションは、長期保存する
場合でも安定であり、容易に生分解し得る。それは、調節しなければ互いに混ざ
り合わないであろう活性物質を調節することと、その制御された遅延発生に適し
ている。
したがって、本発明は、本発明の方法により得られるW/O/W型多相エマル
ションの、化粧用品および医薬品、特に髪および身体の清浄用並びにケアのため
の組成物の製造のための使用にも関し、多相エマルションは、特定の製品に対し
て1〜99重量%、好ましくは10〜50重量%の量で存在してよい。
以下に、本発明の実施例を示すが、本発明はこれらに限定されるものではない
。
実施例I.使用した物質
a)油
a1)セチオール(Cetiol、登録商標)S[ヘンケル・コマンディットゲゼルシ
ャフト・アウフ・アクチエン(Henkel KGaA)の製品、デュッセルドルフ、ドイ
ツ]、ジオクチルシクロヘキサン
a2)セチオールOE、ヘンケル・コマンディットゲゼルシャフト・アウフ・ア
クチエンの製品、デュッセルドルフ、ドイツ、ジオクチル-n-オクチルエーテル
b)乳化剤I
b1)デヒムルス(Dehymuls、登録商標)B、[シドブレ-シノワ(Sidobre−Si
nn-ova)、ミュー(Meaux)、フランス]、ポリグリセリンジイソステアレート
、縮合度=5
b2)モノムルス(Monomuls、登録商標)90-0-18、[ヘミッシェ・ファブリー
ク・
イツ]、グリセリンモノオレート、モノグリセリド含量90重量%
c)乳化剤II
c1)メルジタール(Mergital、登録商標)E1471、シドブレ-シノワ、ミュー、
フランス、セトステアリルアルコール30EO付加物
c2)ゲネロール(Generol、登録商標)122E25、ヘンケル・コマンディットゲ
ゼルシャフト・アウフ・アクチエンの製品、デュッセルドルフ、ドイツ、大豆ス
テ
ロール25EO付加物
製造例1
1a)プレエマルションA:
セチオールS 20gとデヒムルスB 4gを求心タービンに入れた後、硫酸マ
グネシウム0.7g/水75mL溶液を加えた。次いで、反応混合物を、80℃
において、1500r.p.m.の速度で10分間均質化した。その後、先ず速度
を1125r.p.m.まで下げた後、750r.p.m.に落として、反応混合物を
さらに10分間その速度で均質化した。
1b)W/O/W型多相エマルション:
先ずプレエマルションA 77gを入れて、20g水中のメルジタールE1471
2.1gとゲネロール122E25 1gの溶液を40秒かけて添加し、その全体を、2
00r.p.m.の速度において、室温で30分間均質化した。
製造例2
2a)プレエマルションA:
セチオールOE 20gとモノムルス90-0-18 4gを求心タービンに入れた後
、硫酸マグネシウム0.7g/水75mL溶液を加えた。次いで、反応混合物を
、80℃において、1500r.p.m.の速度で10分間均質化した。その後、
先ず速度を1125r.p.m.まで下げた後、750r.p.m.に落として、反応
混合物をさらに10分間その速度で均質化した。
2b)W/O/W型多相エマルション:
先ずプレエマルションA 77gを入れて、20g水中のメルジタールE1471
2.1gとゲネロール122E25 1gの溶液を40秒かけて添加し、その全体を、2
00r.p.m.の速度において、室温で30分間均質化した。
製造例3
3a)プレエマルションA:
セチオールS 20gとデヒムルスB 4gを求心タービンに入れた後、硫酸マ
グネシウム0.7g/水75mL溶液を加えた。次いで、反応混合物を、80℃
において、1500r.p.m.の速度で10分間均質化した。その後、先ず速度
を1125r.p.m.まで下げた後、750r.p.m.に落として、反応混合物を
さらに10分間その速度で均質化した。
3b)W/O/W型多相エマルション:
先ずプレエマルションA 60gを入れて、34.4g水中のメルジタールE147
1 1.4g、ゲネロール122E25 0.7gおよびセトステアリルアルコール3.52
gの溶液を40秒かけて添加し、その全体を、200r.p.m.の速度において
、60℃で30分間均質化した。
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フロントページの続き
(72)発明者 マニェ、アルメール
フランス国エフ‐77124クレギ‐レ‐ミュ
ー、リュ・エミール‐ゾラ 49番
(72)発明者 セーレ、モニーク
フランス国エフ‐92330セオゥー、アヴニ
ュー・フォントゥネル 9番
(72)発明者 ピュイジオー、フランシス
フランス国エフ‐94700メゾン‐アルフォ
ール、リュ・ドゥ・ストラスブール 66番
(72)発明者 グロシオール、ジャン‐ルイ
フランス国エフ‐91250サン‐ジェルマ
ン‐レ‐コルベイル、スクワール・ペー-
ロンサール 9番
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.W/O/W型多相エマルションの製造方法であって、 a)先ず、油とグリセリンおよび/またはオリゴグリセリンもしくはポリグリセ リン脂肪酸エステルからなる群より選ばれる親油性乳化剤Iとの混合物を強い剪 断作用により加工してW/O型プレエマルションAを形成し、 b)その後、W/O型プレエマルションAを、脂肪アルコールおよび/またはス テロールへのエチレンオキサイド付加物からなる群より選ばれる水性乳化剤IIと 、場合により脂肪アルコールでさらに処理し、該処理が弱い剪断作用を伴う 方法。 2.ジアルキルシクロヘキサンおよびジアルキルエーテルからなる群より選ば れる油を使用する請求項1に記載の方法。 3.グリセリンとC12-22脂肪酸との工業用モノエステルおよび/またはジエ ステルを乳化剤Iとして使用する請求項1または2に記載の方法。 4.C12-22脂肪酸とオリゴグリセリンもしくはポリグリセリン混合物(自己 縮合度2〜10)との工業用モノエステルおよび/またはジエステルを乳化剤I として使用する請求項1または2に記載の方法。 5.C16-22脂肪アルコールへの平均して20ないし50モルのエチレンオキ サイド付加物を乳化剤IIとして使用する請求項1ないし4のいずれかに記載の方 法。 6.植物および/または動物起源のステロールへの平均10ないし40モルの エチレンオキサイド付加物を乳化剤IIとして使用する請求項1ないし4のいずれ かに記載の方法。 7.16ないし22個の炭素原子を有する脂肪アルコール並びに植物および/ または動物起源のステロールへの平均して20ないし50モルのエチレンオキサ イド付加物の混合物を乳化剤IIとして使用する請求項1ないし6のいずれかに記 載の方法。 8.12ないし22個の炭素原子を有する脂肪アルコールを乳化剤IIとして使 用する請求項1ないし7のいずれかに記載の方法。 9.油をプレエマルションA基準で10ないし30重量%の量で使用する請求 項1ないし8のいずれかに記載の方法。 10.乳化剤IをプレエマルションA基準で1ないし10重量%の量で使用す る請求項1ないし9のいずれかに記載の方法。 11.プレエマルションAをW/O/W型多相エマルション基準で50ないし 90重量%の量で使用する請求項1ないし10のいずれかに記載の方法。 12.乳化剤IIをW/O/W型多相エマルション基準で1ないし10重量%の 量で使用する請求項1ないし11のいずれかに記載の方法。 13.ジオクチルシクロヘキサン 15 〜20重量% トリグリセリンジイソステアレート/ 1 〜 5重量% グリセリンモノオレート(4:1重量部) 硫酸マグネシウム 0.5〜 2重量% セトステアリルアルコール30EO付加物 1 〜 3重量% ステロール25EO付加物 0.5〜 2重量% セトステアリルアルコール 1 〜 4重量% 水 100重量%とする量 を含有するW/O/W型多相エマルション。 14.化粧用品および医薬品の製造のための請求項1ないし12に記載する方 法により製造されたW/O/W型多相エマルションの使用。
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