JPH08509477A - 慢性神経変性疾患でのサベルゾールの使用 - Google Patents

慢性神経変性疾患でのサベルゾールの使用

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JPH08509477A
JPH08509477A JP6523821A JP52382194A JPH08509477A JP H08509477 A JPH08509477 A JP H08509477A JP 6523821 A JP6523821 A JP 6523821A JP 52382194 A JP52382194 A JP 52382194A JP H08509477 A JPH08509477 A JP H08509477A
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クリンケ,ジルベール・アンリ・カミエル
トリツマンス,リユク・レミ・マチルデ
ゲールツ,ヒユーゴ・アルフオンス・ガブリール
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ジヤンセン・フアーマシユーチカ・ナームローゼ・フエンノート シヤツプ
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Abstract

(57)【要約】 アルツハイマー型(DAT)またはアルツハイマー疾患の痴呆、筋萎縮性外側硬化症(ALS)、パーキンソン病に合併する痴呆、および進行性の痴呆が特徴である他の中枢神経系症候群のような慢性神経変性疾患にかかっている患者の治療のための医薬品製造用のサベルゾールの使用に関する。

Description

【発明の詳細な説明】 慢性神経変性疾患でのサベルゾールの使用 本発明は、アルツハイマー型(DAT)またはアルツハイマー疾患の痴呆、筋萎 縮性外側硬化症(ALS)、パーキンソン病に合併する痴呆、および進行性の痴呆 が特徴である他の中枢神経系疾患のような慢性神経−変性疾患にかかっている患 者の治療のための医薬品製造用のサベルゾール(sabeluzole)の使用に関する。 そのような治療は上記の慢性神経変性疾患の進行の回復、中止、遅延または軽減 および/または影響に有効な量のサベルゾールを投与することを含んで成る。本 発明はまた慢性神経変性疾患にかかっている患者に、上記慢性神経変性疾患の進 行を回復、中止、遅延または軽減および/または影響するのに有効な量を投与し て患者を治療する方法に関する。さらに異常にリン酸化されたtau-タンパク質に 会合したエピトープの発現を誘導する因子に接するニューロン細胞中のニューロ ン細胞の死滅を低減する方法、および主に異常にリン酸化されたtau-タンパク質 から成る神経原繊維タングルのニューロン細胞中での形成を抑制するための方法 を提供し、これらの方法は該細胞の死滅を低減する、および該タングルの形成を 抑制するに十分な量のサベルゾールを該細胞に接触させることを含んで成る。本 発明は異常にリン酸化されたtau-タンパク質に会合しているエピトープの発現を ニューロン細胞中に誘導する方法に関し、この方法は数日間の血清−飢餓(seru m-starved)の細胞からコンディショニングし、かつ獲得した細胞毒性活性を有 する培地に該細胞を接触させることを含んで成る。また本発明は、溶解性が向上 した特性を有するサベルゾールの新規多形、この新規多形を含んで成る組成物お よび該多形および組成物の調製法に関する。 米国特許第4,861,785号明細書はショック、心停止および重篤な血液損失等の 指示に有用な抗低酸素症および無酸素症特性を持つ化合物を記載している。その 化合物の中でも一般的にサベルゾールとして知られている4-(2-ベンゾチアゾリ ルメチルアミノ-α-[(4-フルオロ-フェノキシ)メチル]-1-ピペリジンエタノ ール(融点101.7℃)が重要である。引き続きこの化合物を研究したところ、こ の化合物が動物の環境順応学習行動(Drug Dev.Res.,8,381-385,1986)に対して 、そして最適下限機構でヒトの記憶(Psychopharmacology,96,309-310,1988;Cur r.Ther.Res.,44,966-974,1988)に対して正の効果を有することが判明した。 ニューロン細胞中のミクロン以下の小胞の迅速な軸索輸送を有意に上昇させる サベルゾールの能力はExperimental Neurology,117,36-43,1992により知られて いる。サベルゾールの神経突起過生長に対する加速効果はRestorative Neurol.N eurosci.,4,24-32,1992に記載されている。 慢性の神経変性疾患は現在では老人における進行性痴呆の主な症例である。こ れらの疾患の中でも、アルツハイマー型(DAT)またはアルツハイマー疾患の痴 呆は最も多く、すべての重篤な痴呆症の約50%を占めていると思われる。他の痴 呆症の中では、とりわけ発作または脳損傷後の神経系の障害による多発性脳梗塞 性痴呆が次いで一般的である。しかし、これらの疾患は慢性の神経変性疾患が合 併することが多い。進行性の痴呆症は記憶、言語ならびに視覚空間判断および行 動障害が特徴である。衰弱的変化は6年から12年以上の長期にわたって起こる。 通常、発病から7から10年の間に、患者は精神的忘却の中で死亡する。 アルツハイマー疾患に罹患している人々の脳の神経病理学的な特徴は次のとお り: − 脳実質および軟膜血管壁中のアミロイド(β)沈着物のコンゴーレッド染色 性凝集物の散在; − ニューロンおよび脳実質内に蓄積する神経原繊維性タングルとして知られて いる曲がったフィラメントの形成および集合; − アミロイド(β)タンパク質沈着の実質コンゴーレッド染色性凝集物の回り の曲がったフィラメントの形成および集合。神経炎または老人性プラークとして 呼ばれている; − 記憶および判断認知に必須な脳の領域でニューロンの有意な減少。最終的に 大脳皮質になる; − 神経伝達物質(特にアセチルコリン)の量の減少、すなわち多神経伝達物質 欠損症;および − すべての皮質性領域を最終的に含むように浸透して進行する。アルツハイマ ー疾患の兆候と症候群ならびに神経病理学的観察との間の現在最も直接的な関連 は、アミロイドおよび神経原繊維タングルの発生である。細胞および神経伝達物 質の損失は症候というよりは病気の第二段階と思われる。 最新の治療は主に症候に関するものであり、そしてその中でもコリン作用性損 失の代用に主に焦点をおいた神経伝達物質の置換である。一般的に現在の治療で は、ヒトの認知達成度はほとんど向上せず、そして慢性の神経変性疾患の動かし えない進行を遅らせる、そのまま停止させるあるいは退行することもない。さら に現在の薬剤は欝病(フィソスチグミン)および肝細胞毒性(タクリン)のよう な望ましくない副作用を示すという問題がある。 本発明は、アルツハイマー型(DAT)またはアルツハイマー疾患の痴呆、 筋萎縮性外側硬化症(ALS)、パーキンソン病に合併する痴呆、および進行性の 痴呆が特徴である他の中枢神経系疾患のような慢性神経−変性疾患にかかってい る患者の治療のための医薬品製造用のサベルゾールの使用に関する。 予期せずに、臨床試験でアルツハイマー患者をサベルゾールで長期治療するこ とにより、これらの患者の進行を遅らせ、中止させ、さらに逆行させ、および/ または影響することができることが示された。さらに臨床実施例に完全に記載し 、そして考察した臨床データでは、プラセーボ対照と比較したとき単に患者の症 候が改善しただけでなく、疾患の進行が実際に遅れ、かつ数多くの認知事項が有 意に保存されていることが示されている。今後説明する臨床実施例に記載した結 果により証明されるように、長期の治療は患者に5、10または20mg(1日に2回 )、または10、20または40mg(毎日)を少なくとも6から12カ月投与することを 含んで成る。1日に2回の投与で有効な血漿レベルが1日を通して達成されるが 、1日に1回または1日の量を3、4またはそれ以上の副投与量に分ける組み合 わせも明らかに同様な結果を生じる。個体の反応に受け入れられる最適な処方は 、約2mg(1日に2回)から約10mg(1日に2回)であり、そして最も好ましく は約5mg(1日に2回)である。 症候を改善する医薬品(特に神経伝達物質に影響する)、例えばタクリン(ta crine)およびベルナクリン(velnacrine)にサベルゾールを付加−投与する治 療は、明らかにさらに患者にとって有利となり得、そしてアルツハイマー疾患評 価尺度(Alzheimer's Disease Assessment Scale:ADAS)で評価される特定の神 経病理学的特徴および認知事項について相乗的効果をも生むことができる。この ようなサベルゾールのタクリン およびベルナクリンと組み合わせ自体、明らかに本発明に包含されるものと考え る。 疾患の様々な段階で治療的に介入することは質的に異なる結果を生むようであ る:もし介入が初期に行われるならば、疾患進行からの回復、中止および遅延を 達成できる。遺伝的欠損が証明されている患者では、軽減効果を得ることができ る。 例えばアルツハイマー型の痴呆にかかっている患者の治療にサベルゾールを利 用できる確固たる証拠は、アルツハイマー疾患のモデルとして有用であると証明 された新規試験系を使用する生化学的調査でも判明した。 上述のように、アルツハイマー疾患のような慢性の神経変性疾患と、観察でき る神経病理学との間の現在最も直接的な関連は、ニューロン細胞中の神経原繊維 タングルの発生である。これらのタングルは微小管−会合タンパク質である異常 にリン酸化されたtau-タンパク質から主に成る。この正常な機能は微小管の安定 化である。これらの疾患ではtau-タンパク質の修飾はおそらく徐々に起こり、ta u-タンパク質と微小管が明らかに解離した状態から始まり、これはALz-50エピト ープを暴露し、そして199,202のセリン残基(これが好都合にもAT-8抗体でMerck enによりActa Neuropathologica 84,256-272(1992)に記載されたようにモニタ ーできる)での明らかな病理学的リン酸化を介して、最終的に対合ヘリックスフ ィラメント構造を導く。 tau-タンパク質の単離物のAT-8反応性は、周知の免疫細胞化学法またはウエス タンブロットを使用して示すことができる。予期せずに、ニューロン細胞(例え ばヒトTR14およびIMR-32神経芽腫細胞)中に、異常に リン酸化されたtau-タンパク質と会合したtell-taleエピトープの発現を誘導で きると判明した。この方法は該細胞を高集密度かつ低血清条件で数日間、培地を 交換せずに培養することを含んで成る。これらの血清−飢餓かつグルコース欠乏 細胞から単離したtau-タンパク質は、ウエスタンブロットで正常なtau-タンパク 質と比べてわずかに上方にシフトした明らかなAT-8陽性バンドを与え、これは好 都合にもTau-1抗体で染色することができ、そしてアルカリホスファターゼ依存 性である(すなわち単離物をアルカリホスファターゼで処理すると、AT-8反応性 は消失し、そしてバンドがTau-1抗体で示されるようなより低いMWに再出現する )。これらの観察はアルツハイマー脳倍検に関するAT-8の挙動と完全に合う。さ らに重要なのは、血清−飢餓、グルコース欠乏細胞から得た培地(今後、血清− 飢餓細胞からコンディショニングした培地という)に低集密度で新しくまいたニ ューロン細胞をインキューベーションすると、直ちに観察される抗−AT-8免疫細 胞化学が5から6日間にわたって誘導された。これらのデータは溶解性因子がAT -8免疫反応性をニューロン細胞カルチャーに付与したことを示唆している。AT-8 免疫反応性の出現はさらに細胞毒性と相関しており、そしてTR14細胞の神経突起 では軸索の狭窄部位(ここではおそらく微小管系の機能の欠失から動いている小 胞の蓄積が観察される)の同時発生と相関している。要約すると、すなわち本発 明は異常にリン酸化されたtau-タンパク質に会合したエピトープの発現をニュー ロン細胞中で誘導する方法にも関し、この方法は数日間の血清-飢餓細胞からコ ンディショニングし、そして細胞毒性を獲得した培地と該細胞を接触させること を含んで成る。 上記方法はサベルゾールでの臨床的な証拠とよく相関する結果を生む ので抗−アルツハイマー薬剤のスクリーニングに有用な道具となるものと思われ る。事実、IMR-32細胞を10-日間の血清−飢餓細胞からコンディショニングした 培地で3日間インキューベーションした時、サベルゾールは神経毒性(ニューロ ン細胞の死滅)を、限定された投与量範囲において、約0.1μMで最大の防御を示 すことができる。したがって本発明は異常にリン酸化されたtau-タンパク質と会 合したエピトープの発現を誘導する因子と接触しているニューロン細胞中のニュ ーロン細胞の死滅を減じる方法を提供し、そしてニューロン細胞中に神経原繊維 タングル(これは主にALz50およびAT-80エピトープを持つ異常にリン酸化された tau-タンパク質から成る)の形成を抑制する方法を提供し、該方法は該細胞を該 細胞の死滅を減じるために有効量のサベルゾールに接触させることを含んで成る 。 超微粉化した形態のサベルゾール、特に平均粒子サイズが100ミクロン未満、 好ましくは75ミクロン未満、そして特に平均粒子サイズが15ミクロン以下の原料 を使用することが有利である。サベルゾールの超微粉化形態はその表面積からよ りよく、かつより速く溶解するという利点を持つ。サベルゾールの超微粉化形態 は当該技術分野で周知の技術である超微粉化法により、例えば適当なミルで挽き 、そして適当なふるいでふるうことにより調製することができる。 有利な特性を持つサベルゾール化合物の新規多形が同定された。より高い融点 の多形Iは従来型のサベルゾール(融点101.7℃、最大105.3℃、融合熱=99.6J/ g)として知られており、そしてそのDSC特性により新規の低融点多形II(融点88 .9℃、最大91.6℃、融点熱=84.2J/g)と容易に区別することができる。X−線 回析分析で2つの多形が存在することが 確認された。多形IIは準安定性であり、そして特にpH4.5のようなやや酸性pH で多形Iよりもかなり速く溶解する。このpHが老人の胃内容物のきわめて通常な pH値であり、これにより多形IIはこれらの患者に問題なく吸収されるので特に有 利である。実質的に結晶学的に純粋であるとき、多形IIはすべての実際の目的で 安定である。 多形IIは好都合にもサベルゾールの遊離塩基状態から適当な溶媒(エタノール 、プロパノールまたはブタノールのような低級アルコール、好ましくはイソプロ パノールのような)中で再結晶化することにより調製することができる。この再 結晶化は熱溶媒中に遊離塩基状態で溶解し、場合によっては活性炭処理を行い、 濾過、還流温度に再加熱、冷却そして多形IIをまくことを含んで成る。実質的に 結晶学的に純粋な多形IIを得るためには、種まきは低温で行われるべきであり、 この場合30℃以下である。種まきした後の溶液の温度をさらに冷却すると、多形 IIが沈殿する。場合によってはこのような沈殿工程は混合物をさらに冷却するこ とにより、または水のような共溶媒を加えて速度を上げることもできる。沈殿物 を濾取し、洗浄、乾燥および回収する。上記のような超微粉化およびふるいによ り超微粉化生成物を得る。調製実施例 実施例1 約1モルのサベルゾールを約0.81のイソプロパノール中ですべての固体物質が 溶解するまで加熱還流した。溶液を熱い状態で濾過し、そして再び加熱還流した 。次に溶液をゆっくりと室温に冷却し、そしてその温度が30℃よりも低くなった 時、溶液にすでに得た多形IIの結晶をまいた。次に反応混合物を実質的に結晶学 的に純粋な多形IIが沈殿するように、 さらに冷却した。結晶を濾取、洗浄、乾燥そして回収した;融点88.9℃。製剤実施例 実施例2 流動床造粒機中で、300gの多形II型サベルゾール、3.036kgのラクトース、1,2 00kgのコーンスターチおよび150gのPrejelPA5(商標)を均質になるまで混合し た。噴霧溶液は9gのラウリル硫酸ナトリウム溶液(110gの脱塩水中)を60gのポ リビニルピロリドン撹拌溶液(PVPK90)(1600gの脱塩水中)に注いで調製した 。このようにして得た溶液を造粒物上に噴霧した。造粒物を乾燥し、ふるいにか け、そして次に1,200kgの微結晶化セルロースおよび300gのAerosil(商標)と混 合装置中で混合した。続いて、60gのステアリン酸マグネシウムを撹拌混合物中 に加えた。得られた生成物は圧縮機(Courtoy Excenterpers)中で圧縮され、白 色で長さ10.5mm、幅5mmそして重さ180mgのわずかにアーチ形の棒状錠剤を得た 。臨床実施例 実施例3 ゆるやかに進行したDAT状態の9名の患者を対象とした第1の公開臨床試験で は、すべての患者に6カ月の治療期間にわたって安定化が示された。さらに3名 の患者は親類の認知および無言症の緩解に関して注目すべき回復を示した。実施例4 引き続き3つの多センターで、二重盲検、プラセーボ対照、平行グループ実験 を行い、サベルゾールでのDAT治療の効力および安全性を評価した。 第一は国際実験であり、これではサベルゾール5mg(1日に2回)、サベ ルゾール10mg(1日に2回)およびプラセーボを6カ月の治療期間にわたって比 較した。全人数(患者370名)の統計分析では、全アルツハイマー疾患評価スケ ール(ADAS)認知に関する3つの処置グループの差異を検出することができず、 それは一次効力の変数中にあった。しかしさらに診査分析では興味深い結果が得 られた。338名の患者のうちの170名から成るサブグループにおいて、これらの国 からの12カ月のデータではプラセーボグループの悪化が検出され、サベルゾール を良しとする有意な差異が5mg(1日に2回)とプラセーボの間で6カ月後の全 ADAS認知(p=0.0096)について見られた。第一試験の全分析後に詳説されたこれ らの国々のサブグループは、自然なDATの経過と比べると6カ月後のプラセーボ グループで予想されるよりも悪化の程度が低いことが示された。この結果はプラ セーボグループの安定性および回復が3および6カ月で報告された幾つかの、多 くは英語を話さない国によるものであり、有意な治療−国相互関係(p=0.0094) を生じた。これについては幾つかの説明をすることができる。第一にDAT-患者に 対する試験効果と仮定することができる国もある。第二に診断誤差には安定また は可逆症状の患者を含んだかもしれない。第三に認知診断的な小精神状態試験( MMSE:Mini Mental State Exam)および評点(ADAS)手段が英語以外の他の言語 では有効性が低かったのかもしれない。実施例5 第二試験は、二重盲検状態でさらに6カ月間治療を続行した第一試験の患者の 一部から成るものだった(N=108)。12-月の治療後、プラセーボと比較して5mg のサベルゾール(1日に2回)を良しとする有意な差異が、全ADASに関して陽性 の傾向(p=0.09)を示すADASの認知事項の総和で実証 された(p=0.03)。認知事項の総和に関する効果は言語領域内で一定の効果によ るものだった:物体の命名(p=0.04)、会話言語の理解(p=0.008)、会話能力 (p=0.007)、言語障害(p=0.04)および構造的練習の差異(p=0.03)。記憶試 験に関する効果は見られなかった。全ADAS認知についてプラセーボ患者は5中間 点まで悪化したが、5mg(1日に2回)の患者は2.5点だった。10mg(1日に2 回)の患者グループでは、個々の結果はプラセーボと5mg(1日に2回)グルー プとの間の点であるが、プラセーボに対する統計的差異を見ることはできなかっ た。第一試験ではサベルゾール治療が臨床的、生化学的、血液学的およびECG-レ ベルで良好に耐容であり、そして安全であることが示された。実施例6 第3試験は2種のサベルゾール投与量(1日に2回、10および20mg)を投与し たアルツハイマーらしい患者を対象とした二重盲検、プラセーボ対照の1年間の 試験(12カ月後のn=201患者)であった。サベルゾールは10mgの投与量(1日に 2回)で悪化を遅らせた。終了者について観察した症例分析では、全ADAS認知に ついてプラセーボと10mg(1日に2回)の間に0.04の有意性が見られた。この有 意性は9つの認知事項について0.018p−値からきたものであり、一方記憶試験に ついては効果がなかった。全ADAS認知についての平均的悪化はプラセーボグルー プで5.7点であり(これはアルツハイマー疾患の自然の経過についての長期的デ ータと調和する)、そして10mg(1日に2回)の患者については3.5点、20mgの 患者については5.5点であった。この結果は主に14-21のMMSEである中程度の重篤 度のグループを対象にした明らかな効果からのものであった。反応者の評価(AD ASについての増加が≦4、≦2.5、≦0である患者数について)では同様 な結果が得られた(10mg(1日に2回)およびプラセーボに対して、それぞれ62 対42%、48対33%、34対26%)。臨床的な総合的印象(Clinical Grobal Impres sion:CGI)および相対的評点計器による老人医学評価(Geriatrics Evaluation by Relative Rating Instument:GERRI)尺度については効果が見られなかった。 サベルゾールは大変よく耐容され、有効な10mg(1日に2回)投与での悪性の副 作用およびプラセーボでの脱落した症例数は同じであった。高い20mg(1日に2 回)投与グループでは幾分多くの副作用が起こるだけで、これにより患者が脱落 した。 THAとは対称的に、サベルゾールには耐容性に関する問題が全く無かった。一 方、THAは異常肝機能試験(abnormal Liver Function Test:LFT、値>上限の3 倍)により25%の患者が脱落し、7名の患者だけが(その中の2名は10mg(1日 に2回)投与、5名は20mg(1日に2回)投与)異常なLFTを示した。初めの国 際試験(6カ月間治療したn=338患者)では、10mg(1日に2回)グループでLFT の上昇が報告されたのは1症例だけであった。サベルゾールでのすべてのLFT-変 化は、可逆的かつ無症候性であった。患者は時々治療を受け、そしてその後4年 以上追跡された他の試験では、サベルゾールでLFT異常は報告されなかった。生化学的実施例 実施例7 ヒトTR14およびIMR32神経芽腫細胞を高集密度で、0.015HEPES、1%FCSおよび 5mg/mlゲンタマイシンを加えたDMEM中で培養した。引き続き数日間のこれらの 血清飢餓細胞から得た培地を、続いてこれらのコンディショニング培地でインキ ューベーションしたTR14細胞の生存画分を評価するために使用した。血清飢餓細 胞からのTau-単離物を以下の周知方法 により得、そしてSDS-ポリアクリルアミドゲル電気泳動(PAGE)で検査した。す べての実験で、バイオラッド(Bio-Rad)の75mmゲルのミニゲルシステムを使用 した。このSDS-ゲルを次にセミ−ドラッグ(semi-drug)ブロッティング法(ウ エスタンブロッティング)に従いブロットし、その後、固定化PDVF-膜を5%( 重量/容量)BSAでTBST溶液中にてブロックした。AT-8抗体およびTau-1抗体によ る免疫検出ではホスファターゼー感受性AT-8免疫反応性が、両細胞種からのtau- 1単離物中のTau-1シグナルに関してわずかにシフトしたことが示された。 引き続き、新しいTR14細胞を低細胞密度で特定の日数の血清飢餓細胞からコン ディショニングした培地でインキューベーションし、そしてカルチャー中の生存 画分を6日および10日後に評価した。 インキューベーション6日後、TR14を12日間以上の血清−飢餓細胞から得た培 地でインキューベーションした時に細胞毒性が明らかになっただけであった。一 方、カルチャー中で10日後、細胞毒性活性は9日の血清飢餓から回収した培地中 で明らかとなった。これらの観察で新しくまいたニューロン細胞にAT-8発現の神 経毒性を与える血清飢餓中に細胞毒性因子が徐々に放出されたことを示す。 10-日の血清−飢餓細胞から得たコンディショニング培地で低密度でインキュ ーベーションした3日後、新しくまいたIMR-32細胞は、63%±3%の生存画分を 有した。以下の表に示するように、サベルゾールの添加により、狭い投与量範囲 で神経毒性を減じることが示された(n=3独立実験)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AU,BB,BG,BR,BY,CA, CN,CZ,FI,HU,JP,KP,KR,KZ,L K,LV,MG,MN,MW,NO,NZ,PL,RO ,RU,SD,SI,SK,TT,UA,US,UZ, VN (72)発明者 ゲールツ,ヒユーゴ・アルフオンス・ガブ リール ベルギー国ビー―2600ベルヘム・レオポル ドドブリース ストラート26

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.アルツハイマー型(DAT)またはアルツハイマー疾患の痴呆、筋萎縮性外側 硬化症(ALS)、パーキンソン病に合併する痴呆、および進行性の痴呆が特徴で ある他の中枢神経系症候群から成る群から選択される慢性神経変性疾患にかかっ ている患者の治療のための医薬品製造用のサベルゾールの使用。 2.サベルゾールが化合物4-(2-ベンゾチアゾリルメチルアミノ-α-[(4-フル オロフェノキシ)-メチル]-1-ピペリジンエタノールの遊離塩基の低融点多形で ある請求の範囲第1項記載の使用。 3.サベルゾールおよび神経伝達物質に影響する1つ以上の医薬品である請求の 範囲第1または2項記載の使用。 4.ニューロン細胞を、数日間血清飢餓の細胞からコンディショニングし、かつ 獲得した細胞毒性活性を有する培地と接触させることを含んで成る、異常にリン 酸化されたtau-タンパク質と会合したエピトープの発現をニューロン細胞に誘導 する方法。 5.ニューロン細胞を該細胞の死滅を減じるために有効な量のサベルゾールと接 触させることを含んで成る、異常にリン酸化されたtau-タンパク質と会合したエ ピトープの発現を誘導する因子に接触しているニューロン細胞中のニューロン細 胞の死滅を減じる方法。 6.ニューロン細胞を神経原繊維タングルの形成を抑制するために有効な量のサ ベルゾールと接触させることを含んで成る、主に異常にリン酸化されたtau-タン パク質から成る神経原繊維タングルのニューロン細胞中での形成を抑制する方法 。 7.化合物4-(2-ベンゾチアゾリルメチルアミノ-α-[(4-フルオロフェ ノキシ)-メチル]-1-ピペリジンエタノールの遊離塩基の低融点多形。 8.有効成分として請求の範囲第7項記載の多形および医薬的に許容できるキャ リアーを含んで成る医薬組成物。 9.溶媒として低アルカノール中で均質な還流溶液を30℃以下の温度に冷却し、 そして場合によってはこの温度の溶液に多形の結晶をまくことにより該化合物の 遊離塩基体を再結晶することを特徴とする、請求の範囲第7項記載の多形の製造 法。 10.請求の範囲第7項記載の多形が完全に医薬的に許容できるキャリアーと混 合されていることを特徴とする、請求の範囲第8項記載の組成物の調製法。
JP6523821A 1993-04-26 1994-04-13 慢性神経変性疾患でのサベルゾールの使用 Pending JPH08509477A (ja)

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