JPH08510363A - 送信エラー解消のため予め決定された可変動作クラスを備えるテレビジョン信号増幅装置 - Google Patents
送信エラー解消のため予め決定された可変動作クラスを備えるテレビジョン信号増幅装置Info
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Abstract
(57)【要約】
装置は、増幅器の入力に印加されるテレビジョン信号の方式に応じて増幅器のバイアス点のシフトを制御する回路(2)に接続された増幅器(1)を有する。多方式対応テレビジョン送信機の製造に適用される。
Description
【発明の詳細な説明】
送信エラー解消のため予め決定された可変動作クラスを備える
テレビジョン信号増幅装置
本発明は、送信エラーをなくするために、予め決定された可変動作クラスを備
えるテレビジョン信号増幅装置に関する。
本発明は、詳細には、信号を、互いに大幅に異なる規格、すなわち従来のアナ
ログ方式と将来のディジタル方式に対応して送信しなければならない、テレビジ
ョン送信機の製造に適用される。
テレビジョン送信機における本発明の実施例では、2つのタイプの増幅手段が
使用されている。第一のタイプは、「分離」増幅として周知の、1つのチャンネ
ルが画像送信用であり、1つまたは2つのチャンネルが音声送信用であるような
、2つないし3つのチャンネルから成る増幅に関するものである。第二のタイプ
は、「共通」増幅として周知の、画像と音声とを送信する単一のチャンネルから
成る増幅に関するものである。この第二の増幅タイプにおいては、テレビジョン
信号の送信が、画像内のノイズ、画像信号の音声チャンネルへのトランス変調や
その逆の変調の影響を受けないように、増幅装置の非直線性に
よって生じる信号の歪みが非常に少ないことが重要であるため、信号の再送信に
関連する制約が一般に厳しい。しかし、どちらのタイプの増幅を使用しても、テ
レビジョン送信機は、送信されるテレビジョン方式に対して透過的であるように
製造することが重要である。実際、PAL、SECAM、NTSCのいずれの方
式にせよ、出力信号は、送信機内増幅装置の入力に印加される信号を正確に反映
していることが重要であり、したがって後者の装置は、非直線性による圧縮のよ
うな妨害に寄与してはならない。
共通増幅においては、一般に、電力増幅器をA級(クラスA)にバイアスし、
低レベルの相互変調を最小にすることが好ましい。というのは、この場合は、先
行歪みを利用した補正装置は、簡単に製造でき、また低レベルは忠実に送信され
るので、単に高レベルを伸張させれば良いからである。しかし、この増幅クラス
の周知の欠点は、高々20〜25%程度の低い電力効率を示し、このため高出力
送信機では電流消費量が極めて多くなることである。
しかし、近年の研究により、低レベルおよび高レベルの二重補正によるABク
ラスの増幅システムの先行補正が可能である
ことが示された。これは、単一増幅段による共通増幅のタイプにも適用可能であ
る。しかし、増幅チャンネルの効率を最適化するために、AB級(クラスAB)
における2段または3段を連続して配置することが必要な場合には、これは明ら
かに適切とはいえない。この場合、テレビジョン信号の相互変調レベルは40d
B程度であり、これは画像と音声が存在する場合は極めて高レベルである。また
、3つの低レベルの歪みと3つの高レベルの歪みから成る3段の累積歪みレベル
は、音声対の送信に必要な62dBに補正するには大きくなりすぎる。以上のこ
とから、こうした現象に起因する制限を避けるために、画像チャンネル単独には
十分であり、適切な安定性を有し、容易に得ることができるレベルである、40
dBの相互変調を許容して、分離増幅を使用せざるを得ない。
しかし、高品位テレビ(HDTV)の新ディジタル方式のテレビジョン信号を
送信するために、チャンネルのコード化が精巧になればなるほど、電力増幅中に
、安定した送信特性が必要となり、効果的な直線化技術を使用せざるを得ない。
たとえば、クラスB/BCバイアス・モードは、QPSKディジタル変調タイプ
に適しており、効率的であるが、このバイアスのタイプ
は、PAL/NTSCまたはPAL/NTSCタイプの16QAM式変調、さら
に64QAM式変調には、適していない。このため、共通増幅モードにおける超
直線性動作のタイプに対し、クラスAにバイアスをかけた増幅器を使用する必要
が生じる。
したがって、単一の送信機で、様々な方式のテレビジョン信号送信サービスの
すべての要件を満たすことは、現在は不可能である。
本発明の目的は、上記の問題を解消することにある。
この目的のため、本発明によれば、送信エラーをなくすために予め決定された
可変動作クラスを備え、増幅器の入力に印加されるテレビジョン信号の方式に応
じて増幅器のバイアス点のシフトを制御する回路に接続された増幅器を含むこと
を特徴とする、テレビジョン信号増幅装置が提供される。
本発明の主な利点は、現在のテレビジョン方式にも将来の方式にも互換性があ
り、最適化された、テレビジョン送信機の製造が可能になることである。また、
特に、各使用方式で増幅システムの効率を最適化することによって現行方式の性
能を高めることにより、各変調タイプに応じて、これらの送信機の性能
を最適化することも可能となる。ディジタル送信においては、動作クラスの事前
決定のためにビット・エラー率(BER)を最適化し、このエラー率を制御する
フィードバック・ループによって増幅入出力におけるビット・エラー率(BER
)を最小にすることが可能になる。
本発明の他の特徴および利点は、添付の図面と共に以下の説明を読めば明らか
になろう。
− 第1図は、本発明による、送信されるテレビジョン信号の方式に応じて変化
可能な動作クラスを備えるテレビジョン信号増幅器を示す図である。
− 第2図は、4PSK、16QAMおよび64QAM方式で動作する送信機の
動作点を示す表である。
− 第3図は、動作クラスの自動選択によってビット・エラー率を最適化する装
置を備えた、第1図の増幅器の第2の実施例を示す図である。
− 第4図は、動作クラスおよびテレビジョン信号の事前補正レベルの自動選択
によってビット・エラー率を最適化する装置を備えた、第1図の増幅器の第3の
実施例を示す図である。
− 第5図から第8図は、本発明による増幅装置を使用して、
送信機のクラスにバイアスをかけた結果を示す表である。
− 第9図は、64QAMディジタル方式における、送信スペクトルを示す図で
ある。
− 第10図は、第1図、第3図、および第4図に示されたバイアス点の制御回
路の実施例を示す図である。
− 第11図は、第1図、第3図および第4図の増幅器のバイアス点のシフトを
制御するプロセスを示す流れ図である。
第1図に示した本発明による増幅装置は、送信されるテレビジョン信号の性質
に応じて、テレビジョン送信機の増幅器の増幅クラスを最適化できるようにする
。そのために、第1図に示した増幅装置は、そのバイアス点シフト制御回路2に
接続された高周波数信号増幅器1を含んでいる。回路2は、図には示されていな
い任意の周知の装置を使用して、その方式に対応する増幅器1によって消費され
る平均電流をフィードバックすることにより、それ自体がテレビジョン信号送信
方式の関数である、増幅器1によって消費される平均電流の関数として、増幅器
1の出力段のバイアス制御のための信号Vpを供給する。この平均電流は、増幅
器1の電源端子と、電圧Vcを供給する、図には示されていない外部電源発電機
との間に直列に配置された抵
抗器3の端子に発生した電圧を使用する回路2によって、測定される。この実施
例において、シフト制御回路2は、送信される信号方式に基づいて、増幅器1の
様々な動作クラスを事前決定する。たとえば、第2図に示すように、増幅器1を
クラスA動作モードに置き、増幅器の出力増幅段の低効率を考慮して、平均出力
電力を低レベルに設定することにより、多数の増幅状態を有する送信が可能にな
る。わずかな増幅状態のみを含む送信では、増幅器1をクラスABにバイアスし
、より高い平均電力出力を可能にすることができる。最後に、一定増幅動作モー
ドでは、回路2は、たとえば増幅器1をクラスBCにバイアスして、高平均電力
の動作モードを可能にすることができる。
第1図に対応する構成要素が、同じ参照番号で示されている、第3図の実施例
において、第1図の回路は、増幅器1がディジタルテレビジョン信号の送信に使
用された場合、増幅器1によって送信されたディジタル情報のエラー率を測定す
る回路で補完される。この測定回路4は、増幅器のバイアス点シフト制御回路2
に直接に作用する。
最後に、第3図の増幅回路は、バイアス点シフト制御回路2によって制御され
る事前補正回路5で、図4において有効に補
完される。
第10図に示すバイアス点シフト制御回路2の実施例によれば、この回路は、
マイクロプロセッサ6と、単一のバス11によって互いに接続された1組のプロ
グラム可能読取り専用メモリ7、ランダム・アクセス・メモリ8、アナログ・デ
ィジタル変換回路9およびディジタル・アナログ変換回路10を含んでいる。プ
ログラム可能読取り専用メモリ7は、各変調タイプを示す表を含んでいる。増幅
器3の供給電流の値は、アナログ・ディジタル変換器3の入力に印加され、増幅
器3によって供給される平均および最大電力値を算出するためにマイクロプロセ
ッサ6によって使用される前に量子化されるようになっている。回路2はまた、
同期信号、変調レベル数およびビット・エラー率を検出する装置12も有する。
マイクロプロセッサ6は、アナログ・ディジタル変換器9および検出装置12
から受信したデータに応じて、また行われた測定に基づいて、増幅器の構成を識
別するために、第11図に示すようにプログラムされ、ディジタル・アナログ変
換器10を介して増幅器3のバイアス点補正用の値を使用するようになっている
。このプロセスは、ステップ13において、増幅器3
の構成の識別で始まり、続いてステップ14で、識別された構成に対応する、メ
モリ7で読み取られた表をランダムアクセス・メモリ8にロードする。
ステップ15において、増幅器のバイアス値が使用される。ステップ16、1
7および18において、装置は自ら検査を行う。すなわちステップ16で増幅器
3の特性を測定し、ステップ17で増幅器3の特性が予期したものと一致しない
場合は、ステップ18で補正値を増幅器3に適用する。
第1図、第3図および第4図の原理に従って動作する増幅器によって得られた
、4PSK、16QAMおよび64QAM変調の所与のビット・エラー率(BE
R)におけるS/N比を、第5図の表に示す。
従来のテレビジョンと、本発明による増幅を組み込んだOFDM変調方式で動
作するディジタルテレビジョンにおいて800ワット・クラスABで動作する送
信機の範囲特性の比較を、第6図の表に示す。第6図のOFDM変調方式の3事
例(64QAM、16QAM、および4PSK)において、使用可能な出力電力
の決定は、S/N比が一定の増幅器の出力電力の関数としてビット・エラー率を
プロットした曲線を検査し、
たとえば増幅器の飽和の非直線性によるビット・エラー率の劣化を許容すること
によってなされる。後者の場合について、得られた結果を第7図の表に示す。ホ
ワイト・ノイズの寄与による非直線性を弱めるために、1dBのマージンが含ま
れている。
第8図の表は、OFDM変調方式で動作するクラスAB送信機用増幅器につい
て考慮すべき実施マージンを示している。考慮すべき実施マージンは、OFDM
配座の点の数が増加すると減少する。
第9図は、64QAMディジタル方式で送信される信号のHFスペクトルの自
動補正の効果を示している。したがって、エラー率の測定は、第3図および第4
図の回路4の代わりに、帯域外相互変調ノイズ測定回路で行うことができ有利で
ある。
曲線Aは、補正前のスペクトルを表している。曲線Bは、補正後の最小化スペ
クトルを表しており、したがって自動手段による送信エラー率の最適化に対応し
ている。
【手続補正書】特許法第184条の8
【提出日】1995年4月11日
【補正内容】
この目的のため、本発明の主題は、ディジタル・テレビジョン信号の送信エラ
ーをなくすために事前決定された可変動作クラスを備え、増幅器の入力に印加さ
れるテレビジョン信号の方式、増幅器の平均電源電流、および帯域外ノイズに応
じて増幅器のバイアス点のシフトを制御する回路に接続された増幅器を有するこ
とを特徴とする、テレビジョン信号増幅装置を提供することである。
本発明の主な利点は、現在のテレビジョン方式にも将来の方式にも互換性があ
り、最適化された、テレビジョン送信機の製造が可能になることである。また、
特に、各使用方式で増幅システムの効率を最適化することによって現行方式の性
能を高めることにより、各変調タイプに応じて、これらの送信機の性能を最適化
することも可能となる。ディジタル送信においては、動作クラスの事前決定のビ
ット・エラー率(BER)を最適化し、このエラー率を制御するフィードバック
・ループによって増幅入出力におけるビット・エラー率(BER)を最小にする
ことが可能になる。
本発明の他の特徴および利点は、添付の図面と共に以下の説明を読めば明らか
になろう。
− 第1図は、本発明による、送信されるテレビジョン信号方式に応じて変化可
能動作クラスを備えるテレビジョン信号増幅器を示す図である。
− 第2図は、4PSK、16QAMおよび64QAM方式で動作する送信機の
動作点を示す表である。
− 第3図は、動作クラスの自動選択によってビット・エラー率を最適化する装
置を備えた、第1図の増幅器の第2の実施例を示す図である。
− 第4図は、動作クラスおよびテレビジョン信号の事前補正レベルの自動選択
によってビット・エラーを最適化する装置を備えた、第1図の増幅器の第3の実
施例を示す図である。
− 第5図から第8図は、本発明による増幅装置を使用して、送信機のクラスに
バイアスをかけた結果を示す表である。
− 第9図は、64QAMディジタル方式における、送信スペクトルを示す図で
ある。
− 第10図は、第1図、第3図、および第4図に示されたバイアス点の制御回
路の実施例を示す図である。
− 第11図は、第1図、第3図および第4図の増幅器のバイアス点のシフトを
制御するプロセスを示す流れ図である。
請求の範囲
1.増幅器の入力に印加されるテレビジョン信号方式、増幅器(1)の平均電源
電流、および帯域外ノイズに応じて増幅器のバイアス点のシフトを制御する回路
(2)に接続された増幅器(1)を有することを特徴とする、ディジタル・テレ
ビジョン信号の送信エラーをなくするために事前決定された可変動作クラスを備
えるテレビジョン信号増幅装置。
2.増幅器によって送信されるディジタル・テレビジョン信号のエラー率を測定
し、エラー率の関数としてバイアス点をシフトする回路(4)を有することを特
徴とする、請求項1に記載の装置。
3.送信テレビジョン信号の帯域外ノイズを測定して、バイアス点をシフトする
回路(4)を有することを特徴とする、請求項1又は2に記載の装置。
4.バイアス点シフト制御回路(2)によって制御される増幅器(1)の入力に
印加されたテレビジョン信号の事前補正装置(5)を含むことを特徴とする、請
求項1から3のいずれか一項に記載の装置。
5.制御回路(2)が、バス(11)を介して、1組のプログラム可能読取り専
用メモリ(7)、ランダムアクセス・メモリ(8)、アナログ・ディジタル変換
回路(9)、ディジタル・アナログ変換回路(10)と、同期信号、変調レベル
数、ビット・エラー率を検出する装置(12)とに結合されたマイロクプロセッ
サ(6)を有し、マイクロプロセッサ(6)が、測定に基づいて、ディジタル・
アナログ変換器(10)を介して増幅器(1)のバイアス点を補正するための値
を使用するために、アナログ・ディジタル変換器(9)および検出装置(12)
から受信するデータに基づいて、増幅器(1)の構成を識別するようにプログラ
ムされることを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載の装置。
6.1組のプログラム可能読取り専用読取りメモリ(7)に、各変調タイプに応
じてバイアス点を補正するための表が記憶されていることを特徴とする、請求項
5に記載の装置。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.増幅器の入力に印加されるテレビジョン信号方式に応じて増幅器のバイアス 点のシフトを制御する回路(2)に接続された増幅器(1)を有することを特徴 とする、送信エラーをなくするために事前決定された可変動作クラスを備えるテ レビジョン信号増幅装置。 2.バイアス点シフト制御回路(2)が、増幅器(1)の平均電源電流の関数で ある、バイアス制御信号Vpを供給することを特徴とする、請求項1に記載の装 置。 3.増幅器によって送信されたディジタル・テレビジョン信号のエラー率を測定 し、かつエラー率の関数としてバイアス点をシフトするための回路(4)を有す ることを特徴とする、請求項1又は2に記載の装置。 4.バイアス点シフト制御回路(2)によって制御される増幅器(1)の入力に 印加されたテレビジョン信号の事前補正装置(5)を有することを特徴とする、 請求項1から3のいずれか一項に記載の装置。 5.ディジタル・テレビジョン信号のエラー率を測定する回路 (4)が、帯域外ノイズを測定する回路で置き換えられることを特徴とする、請 求項1から3のいずれか一項に記載の装置。
Applications Claiming Priority (3)
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|---|---|---|---|
| FR93/04312 | 1993-04-13 | ||
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Family Applications (1)
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| JP6522831A Pending JPH08510363A (ja) | 1993-04-13 | 1994-04-13 | 送信エラー解消のため予め決定された可変動作クラスを備えるテレビジョン信号増幅装置 |
Country Status (7)
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