JPH08510455A - 17,20―リアーゼ阻害活性を有するカルバゾール誘導体 - Google Patents

17,20―リアーゼ阻害活性を有するカルバゾール誘導体

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JPH08510455A JP7500181A JP50018195A JPH08510455A JP H08510455 A JPH08510455 A JP H08510455A JP 7500181 A JP7500181 A JP 7500181A JP 50018195 A JP50018195 A JP 50018195A JP H08510455 A JPH08510455 A JP H08510455A
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デリック クッカー,ジョン
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、置換カルバゾール誘導体、それらの製造法、それらを含む医薬組成物、およびエストロゲンおよび/またはアンドロゲン濃度を低下させるためのそれらの医薬としての使用に関する。本発明の化合物は、式(I)の化合物およびその薬学上許容可能な塩および溶媒和物である。 (式中、R1およびR4は、それぞれ独立に水素原子またはC1〜6アルキル基を表わし、R2は、同一であるかまたは異なるものであることができ、それぞれ電子吸引性基を表わし、R3は、同一であるかまたは異なるものであることができ、それぞれ電子吸引性基を表わし、R5は、下式の基であり、 6は、ハロゲン原子C1〜6アルキル基またはC1〜6アルコキシ基であり、mは、0であるかまたは1〜4の整数であり、nは、0であるかまたは1〜3の整数であり、pは、0、1または2である。)

Description

【発明の詳細な説明】 17,20−リアーゼ阻害活性を有するカルバゾール誘導体 本発明は、置換カルバゾール誘導体、それらの製造法、それらを含む医薬組成 物、およびエストロゲンおよび/またはアンドロゲン濃度を減少させる医薬とし てのそれらの使用に関する。 17,20−リアーゼ活性は、17α−ヒドロキシプロゲステロンのアンドロ ステンジオンへのおよび17α−ヒドロキシプレグネノロンのデヒドロエピアン ドロステロンへの転換に関与している。この活性はアンドロゲンおよびエストロ ゲンの生合成に重要であり、ケトコナゾール(既知の抗真菌剤)によって17, 20−リアーゼを阻害することによって、動物(English,H.F.ら、Cancer Res earch,47,38-42(1986))およびヒト(Pont,A.ら,Arch.Intern.Med.,142 ,2137-2140(1982))においてテストステロン濃度を低下させることが示され ている。 前立腺癌の治療では、高投与量のケトロナゾールが用いられている(Trachten berg,J.,J.Urol.,132,61-63(1984)およびPont,A.ら,Arch.Intern.M ed.,145,1429-1431(1985)。しかしながら、テストステロンの生成を阻害す るケトコナゾールの投与量は、抗真菌剤よりも著しく毒性が強いことから、更に 良好な治療効果を有する選択的な17,20−リアーゼ阻害剤が望まれている。 テストステロン生合成を阻害する一つの方法としての17,20−リアーゼの 阻害も、副腎並びに精巣由来のアンドロゲンの遮断に有利であり(English,H.F .ら,Cancer Res.,46,38-42(1986))、前立腺癌に対して、LHRH作動薬 によって得られる治療よりも有効な治療である。 本発明は、一般式(I)の化合物、およびその薬学上許容可能な塩および溶媒 和物を提供する。 (式中、 R1およびR4は、それぞれ独立に水素原子またはC1〜6アルキル基を表わし、 R2は、同一であるかまたは異なるものであることができ、それぞれ電子吸引 性基を表わし、 R3は、同一であるかまたは異なるものであることができ、それぞれ電子吸引 性基を表わし、 R5は、下式の基であり、 6は、ハロゲン原子、C1〜6アルキル基、またはC1〜6アルコキシ基であり 、 mは、0であるかまたは1〜4の整数であり、 nは、0であるかまたは1〜3の整数であり、 pは、0、1または2である。) ここで、置換基R2はそれぞれ、5、6、7、または8位の任意の利用可能な 位置を占めることができる。 置換基R3はそれぞれ、1、2、3、または4位の任意の利用可能な位置、好 ましくは1、3、または4位を占めることができる。 基−CHR45は、1、2、3、または4位のいずれか、例えば1、2、また は3位を占めることができる。好ましくは、基−CHR45は、2位にある。 従って、一つの態様として、本発明は式(Ia)の化合物を提供する。 (式中、R1、R2、R3、R4、R5、m、およびnは、前記で定義した通りであ る。) 置換基R6はピリジル環の任意の炭素原子に結合することができるが、3、4 、または5位に結合するのが好ましい。 式(I)の範囲内の個々の化合物についての環系の番号は、置換基の性質、数 および位置によって変化することは、当業者であれば理解されるであろう。便宜 上、本明細書で採用した環原子の番号付けは、個々の化合物の名称が挙げられて いる場合を除き、上記の式(I)に示されるものである。 式(I)の化合物はキラル中心を含むことができることを理解されるであろう 。式(I)は、本発明の化合物の総ての鏡像異性体およびジアステレオ異性体を 包含することを意図するものであることを理解すべきである。 電子吸引性基は、当業者には周知であり、任意の電子吸引性基を用いることが できる。このような基としては、フッ素、塩素、および臭素原子などのハロゲン 原子、ニトリル基、ニトロ基、トリフルオロメチル基、アルデヒド基、ケト基、 およびカルボン酸およびエステル基が挙げられ、好ましくはフッ素原子、塩素原 子、およびニトリル基から選択される。式(I)の化合物として特に好ましいも の は、R2およびR3のそれぞれがフッ素原子を表わすものである。 R2がフッ素原子を表わし、mが1〜4の整数であるのが、好適である。 mが1のときには、R2は好ましくは5または7位、特に7位にある。 C1〜6アルキルおよびC1〜6アルコキシ基は、直鎖または分岐鎖状アルキル基 、例えばメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、t−ブチ ル、ペンチル、またはヘキシル基、好ましくはC1〜4アルキル基を含むことがで きる。従って、例えばR1およびR4のそれぞれは、水素原子、またはメチル、エ チル、プロピル、もしくはブチル基であることができる。 R1およびR4は、それぞれ水素原子またはメチル基であるのが好ましい。 式(I)の化合物の一つの好ましい群では、R5はピリジン−3−イルまたはピ リジン−4−イル基である。 R6は、フッ素原子、メチル基、またはメトキシ基を表わすのが好適である。 式(I)の化合物の一つの好ましい群では、R1およびR4はそれぞれ水素原子 またはメチル基を表わし、R2およびR3がフッ素原子であり、R6がフッ素原子 、メチル基、またはメトキシ基であり、mは1〜4の整数であり、nは0または 1〜3の整数であり、pは0、1、または2である。 式(I)の化合物の特に好ましい群では、R1およびR4はそれぞれ水素原子で あり、R2およびR3がフッ素原子であり、R6がフッ素原子、メチル基、または メトキシ基であり、m、n、およびpはそれぞれ独立に0、1または2を表わす 。 本発明による具体的な化合物としては、下記のものが挙げられる。 2−フルオロ−7−[1,2,4]トリアゾール−1−イルメチル−9H−カル バゾール、 2−フルオロ−7−ピリジン−3−イルメチル-9H−カルバゾール、 2−フルオロ−7−ピリジン−4−イルメチル-9H−カルバゾール、 2−フルオロ−7−(3−フルオロピリジン−4−イルメチル)−9H−カルバ ゾール、 2−フルオロ−7−(3−メチルピリジン−4−イルメチル)−9H−カルバゾ ール、 2−フルオロ−7−(3−メトキシピリジン−4−イルメチル)−9H−カルバ ゾール、 1,7−ジフルオロ−2−[1,2,4]トリアゾール−1−イルメチル−9H −カルバゾール、 2,4−ジフルオロ−7−[1,2,4]トリアゾール−1−イルメチル−9H −カルバゾール、 1,4,7−トリフルオロ−2−[1,2,4]トリアゾール−1−イルメチル −9H−カルバゾール、および それらの薬学上許容可能な塩および溶媒和物。 式(I)の化合物の好適な薬学上許容可能な塩としては、塩酸塩、臭化水素酸 塩、硫酸塩、リン酸塩、クエン酸塩、酒石酸塩、マレイン酸塩、フマル酸塩、コ ハク酸塩、p−トルエンスルホン酸塩およびメタンスルホン酸塩のような無機お よび有機酸から誘導される酸付加塩が挙げられる。他の好適な塩は、当業者には 容易に明らかになるであろう。塩酸塩、硫酸塩およびリン酸塩が、特に好ましい 。薬学上許容可能でない塩は、式(I)の化合物の製造に用いることができ、こ れらの形態も本発明の一部を形成する。 本発明による化合物は、適当な溶媒から結晶化またはを蒸発させることによっ て、溶媒分子とともに単離することができる。式(I)の化合物のこのような溶 媒和物は、本発明の範囲内に包含される。 以下において、本発明による化合物とは、式(I)の化合物およびその薬学上 許容可能な塩および溶媒和物の両方を包含する。 本発明による化合物は、C21−ステロイド(例えば、プレグネノロン)のアン ドロゲン(例えば、テストステロン)およびエストロゲン(例えば、エストラジ オール)への転換に関与した重要な酵素であるステロイド17,20−リアーゼ 酵素の強力かつ選択的な阻害剤である。 式(I)の化合物の17,20−リアーゼ活性は、イン・ビトロでは、ヒト精 巣の17,20−リアーゼによる17α−ヒドロキシプレグネノロンのデヒドロ エピアンドロステロンへの転換、およびラット精巣の17,20−リアーゼによ る17α−ヒドロキシプロゲステロンのアンドロステンジオンへの転換を阻害す る能力によって証明される。これらの分析は、AyubおよびLevel,J.Steroid Bi ochem.,1987,28,521の方法に基づいた方法によって行なった。 イン・ビボ試験では、本発明による化合物を、ヒト絨毛性ゴナドトロピン(h CG)で刺激したとき雄性ラットで産生されるテストステロン濃度の城省を抑制 する能力について試験した。 17,20−リアーゼの阻害剤は、アンドロゲンおよびエストロゲンの循環お よび局部濃度を減少させる。従って、本発明による化合物は、胸部、子宮内膜、 卵巣、前立腺、および膵臓の悪性および良性疾患などのアンドロゲンーおよび/ またはエストロゲン−依存性疾患の治療に用いることができる。これらの疾患と しては、前立腺、胸部、および子宮内膜の癌、前立腺肥大および過形成、線維嚢 胞性の胸部疾患、子宮内膜症および多嚢胞性の卵巣疾患が挙げられる。式(I) の化合物は、クッシング症候群、女性化乳房、早産、性的早熟、女性多毛症、月 経前緊張症候群、男性型禿頭症、およびにきびの治療にも用いられる。本発明の 化合物は、前立腺癌の治療に特に有用であろう。 本発明は、特に、基本的な病因が動物(特に、ヒト)のアンドロゲンおよび/ またはエストロゲン濃度の増加が関与している症状の治療のための活性な治療薬 として用いられる、式(I)の化合物およびその薬学上許容可能な塩および溶媒 和 物もまた提供するものである。 本発明の特定の態様では、前立腺癌の治療に用いられる式(I)の化合物およ びその薬学上許容可能な塩または溶媒和物が提供される。 もう一つのまたは別の態様では、式(I)の化合物またはその薬学上許容可能 な塩または溶媒和物の有効量を投与することを含んでなる、ヒトを含む哺乳動物 においてアンドロゲンおよび/またはエストロゲンの濃度を低下させる方法が提 供される。 もう一つのまたは別の態様では、アンドロゲンおよび/またはエストロゲンの 濃度を低下させるための医薬を製造するための、式(I)の化合物または薬学上 許容可能なその塩または溶媒和物の使用も提供する。 治療という表現は、現れた症状の予防および治療にも敷衍されることは当業者 であれば理解されるであろう。 本発明の化合物は、治療に使用する目的で、化合物そのままで患者に投与する ことができるが、医薬処方物として活性成分とされるのが好ましい。 従って、本発明は、式(I)の化合物またはその薬学上許容可能な塩または溶 媒和物を、1種類以上の薬学上許容可能な担体または賦形剤、および場合によっ ては他の治療および/または予防成分と共に含んでなる医薬処方物を提供する。 担体は、処方の他の成分と相溶性であるという意味において「許容可能」でなけ ればならず、かつその賦形剤に有害な影響を及ぼさないものでなければならない 。 医薬処方物としては、経口、直腸、経鼻、局所、移植または非経口(筋肉内、 皮下および静脈内など)に好適なもの、または吸入または通気によって投与する のに好適な形態のものが挙げられる。これらの処方物は、適宜、不連続な投与単 位で好都合に提供することができ、かつ調剤技術で周知の方法の任意のものによ って調製することができる。総ての方法は、活性化合物を液状担体または粉砕し た固形担体と混合した後、必要であれば、生成物を成型して所望な処方物とする 工程を含んでいる。 経口投与には、医薬組成物は、例えば結合剤(例えば、予備ゼラチン化トウモ ロコシ澱粉、ポリビニルピロリドンまたはヒドロキシプロピルメチルセルロース )、充填剤(例えば、ラクトース、微晶質セルロースまたはリン酸カルシウム) 、潤滑剤(例えば、ステアリン酸マグネシウム、タルクまたはシリカ)、崩壊剤 (例えば、ジャガイモ澱粉、澱粉グリコール酸ナトリウム)または湿潤剤(例え ば、ラウリル硫酸ナトリウム)などの薬学上許容可能な賦形剤を用いて、通常の 手段によって製造した錠剤またはカプセルなどの形態を採ることができる。錠剤 は、当該技術分野で周知の方法によってコーティングすることができる。 経口投与用の液体製剤は、例えば溶液、シロップまたは懸濁液の形態を採るこ とができ、またはこれらの製剤は使用前に水または他の適当なビヒクルで構成す るための乾燥生成物として提供することができる。このような液体製剤は、懸濁 剤(例えば、ソルビトールシロップ、メチルセルロースまたは水素化食用油)、 乳化剤(例えば、レシチン、またはアラビアゴム)、非水性ビヒクル(例えば、 アーモンド油、油性エステル、またはエチルアルコール)、および防腐剤(例え ば、p−ヒドロキシ安息香酸メチルまたはプロピル、またはソルビン酸)のよう な薬学上許容可能な添加剤を用いて、通常の手段によって製造することができる 。 口中で局所投与するには、医薬組成物は、通常の方法で処方した経頬または舌 下錠、ドロップまたはロゼンジの形態を採ることができる。 表皮に局所投与するには、本発明の化合物は、クリーム、ゲル、軟膏またはロ ーションとして、または経皮パッチとして処方することができる。このような組 成物は、例えば水性または油性基剤を用いて、適当な増粘剤、ゲル化剤、乳化剤 、安定剤、分散剤、懸濁剤、および/または着色料を加えて処方することができ る。 本発明の化合物は、デポ製剤として処方することもできる。このような長期作 用性処方物は、移植(例えば、皮下または筋肉内に)によって、または筋肉内注 射によって投与することができる。従って、例えば、化合物は、好適なポリマー または疎水性材料(例えば、許容可能な油中のエマルジョンとして)を用いて、 またはイオン交換樹脂、または例えば貧溶性塩のような貧溶性誘導体として処方 することができる。 本発明の化合物は、注射、好都合にはボーラス注射または連続静脈注射などに より静脈内、筋肉内または皮下注射による非経口投与用に処方することができる 。注射処方物は、例えばアンプル中での単位投与形態で、または複数投与用容器 中で防腐剤を加えて提供することができる。この組成物は、油性または水性ビヒ クル中で懸濁液、溶液またはエマルジョンとしての形態を採ることができ、かつ 懸濁剤、安定剤および/または分散助剤などの処方剤を含むことができる。或い は、活性成分は、使用前に好適なビヒクル、例えば滅菌した発熱性物質不含水で 構成するための粉末形態であることもできる。 本発明の化合物は、例えばカカオ脂または他のグリセリドなどの通常の補助基 剤を含む座薬または保持浣腸などの直腸組成物に処方することもできる。 鼻内投与には、本発明の化合物を、例えば液状スプレーとして、粉末として、 またはドロップの形態で用いることができる。 吸入による投与には、本発明による化合物は、加圧パックまたは噴霧器から、 適当な噴射剤、例えばジクロロジフルオロメタン、トリクロロフルオロメタン、 ジクロロテトラフルオロエタン、1,1,1,2−テトラフルオロエタン、二酸 化炭素または他の好適なガスを用いて、エアゾールスプレーの形態で好都合に噴 射される。加圧エアゾールの場合には、投与単位は、弁を取り付けて一定量を噴 射することによって決定することができる。吸入装置または通気装置で用いられ るゼラチンなどのカプセルおよびカートリッジであって、本発明の化合物および ラクトースまたは澱粉などの好適な粉末基剤の粉末混合物を含むものを処方する ことができる。 静脈内の医薬組成物のいずれも、制御放出形態に関する通常の方法で提供する ことができる。 好ましくは、本発明による医薬組成物は、経口、直腸または局所投与に好適で ある。 好都合な単位投与処方物は、0.1〜200mgの量の活性成分を含む。 治療に用いるのに必要な式(I)の化合物の量は、特定の選択された化合物に よって変化するだけでなく、投与経路、治療を行なう症状の性質、および患者の 年齢、体重および症状によっても変化し、最終的には担当医または獣医の裁量に よって決定される。しかしながら、通常は、好適な投与量は約1〜約500mg /日の範囲にあり、好ましくは20〜200mg/日の範囲にあり、最も好まし くは50〜120mg/日に範囲であろう。 予防に用いるのに好適な一日投与量は、一般的には0.1mg〜50mgの範 囲であろう。 所望な投与量は、好都合には単一投与量で、または2、3、4以上の小分けさ れた投与量/日などとして適当な間隔で投与される分割投与量として提供するこ とができる。化合物は、単位投与形態で投与するのが好都合である。 本発明の化合物は、他の治療薬、例えば他のアンドロゲンおよび/またはエス トロゲン低下剤または抗癌剤と組み合わせて用いることもできる。特に、本発明 の化合物は、既知の抗癌剤とともに用いることができる。 従って、本発明は、もう一つの態様では、本明細書に定義された式(I)の化 合物と別の治療活性を有する薬剤、特に抗癌剤との組み合わせが提供される。 前記の組み合わせは、医薬処方物の形態で使用する目的で提供するのが好都合 であり、従って薬学上許容可能な担体と一緒の前記に定義した組み合わせは、本 発明のもう一つの態様を構成する。 式(I)の化合物を第二の治療薬と組み合わせて用いるときには、これらの化 合 物は前記の経路のいずれかによって順次または同時に投与することができる。 前記定義の組み合わせに用いるのに好適な治療薬としては、例えばシプロテロ ンアセテート、フルタミドおよびアナンドロンが挙げられる。 式(I)の化合物を、ヒトを含む哺乳動物でのアンドロゲンおよび/またはエ ストロゲンの濃度を減少させるのに有効な第二の治療薬と組み合わせて用いると きには、それぞれの化合物の投与量は、この化合物を単独で用いるときの量とは 異なることがある。従って、式(I)の化合物を第二の治療薬と共に用いるとき には、それぞれの化合物の投与量は、化合物を単独で使用するときに用いる投与 量と同じであることもまたは異なるものであることもできる。適当な投与量は、 当業者には容易に理解されるであろう。 本発明による化合物は、類似構造を有する化合物の製造のための技術において 知られている任意の方法によって製造することができる。下記の説明において、 R1、R2、R3、R4、R5、R6、m、nおよびpは、特に断らない限り、一般式 (I)について定義した通りである。 一つの一般化された方法(A)では、一般式(I)の化合物であって、R1が水 素原子を表わすものは、式(II) を有する中間体から環化によって製造することができる。反応は、炭化水素溶媒 、例えばドデカン、またはハロゲン化溶媒、例えばジクロロベンゼンのような好 適な溶媒の存在下にて、高温、例えば100〜300℃好ましくは150〜22 0℃で行なうのが好都合である。方法(A)は、式(I)の化合物においてR5 がトリアゾール基であるものの製造に、特に有用である。 式(II)の中間体は、式(III) の対応するアミンから、硫酸などの鉱酸の存在下にて亜硝酸ナトリウムで処理し た後、アジ化ナトリウムで処理することによって製造することができる。反応は 、水溶液中で行なうのが好都合である。 式(III)の化合物は、式(IV) の対応するニトロ化合物から、木炭などに担持することができる白金、パラジウ ム、酸化白金またはロジウムのような貴金属触媒のような触媒の存在下で、水素 または水素供与体、例えばギ酸アンモニウムを用いて還元することによって製造 することができる。還元は、アルコール、例えばメタノールまたはエタノール( 水性でもよい)、酢酸、水性酢酸、エーテル、例えばジオキサン、エステル、例 えば酢酸エチル、またはアミド、例えばジメチルホルムアミドのような溶媒中で 、好都合には−10〜+50℃、好ましくは20〜30℃の温度で行なうことが できる。 式(IV)の化合物は、式(V) の化合物から、式HR5の化合物またはそのナトリウム塩で処理することによっ て製造することができる。反応は、好適な溶媒、例えばジメチルホルムアミド中 で行なうのが好都合である。 式(V)の中間体は、式(VI) の化合物から、ペルオキシドおよび/または紫外線のような開始剤の存在下でN −ブロモスクシンイミドなどを用いてフリーラジカル臭素化によって製造するこ とができる。反応は、ハロゲン化溶媒、例えばクロロホルムまたはテトラクロロ メタンのような無極性溶媒中で20〜80℃の温度で行なうのが好都合である。 式(VI)の化合物は、式(VII) (式中、Lは容易に置換される原子または基を表わす)の化合物から、好適なパ ラジウム(0)触媒、例えばテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム (0)および塩基、例えば炭酸ナトリウムの存在下で、アルコール、例えばエタ ノール、芳香族炭化水素、例えばベンゼン、またはエーテル、例えばジメトキシ エタン、または溶媒の水性混合物などの好適な水性溶媒中で、式(VIII) と反応させることによって製造することができる。Lで表わされる好適な原子ま たは基としては、ハロゲン原子、例えば臭素またはヨウ素原子、またはトリフレ ート基が挙げられる。 もう一つの一般化された方法(B)では、式(I)の化合物は、式(IX) の化合物から脱酸素化によって製造することができる。脱酸素化反応は、木炭上 に担持することができる貴金属触媒、例えば白金、パラジウム、酸化白金または ロジウムのような触媒の存在下で、水素のような好適な還元剤を用いて行なわれ る。反応は、アルコール、例えばメタノールまたはエタノールであって水性であ ってもよいもののような溶媒中で、酸、例えば塩酸の存在下にて、好ましくは高 温、例えば溶媒の還流温度でまたは高圧で、行なうのが好都合であることがある 。方法(B)は、一般式(I)の化合物においてR5がピリジル基であるものを製 造するのに特に有用である。 式(IX)の中間体は、式(X) の化合物から、アルキルリチウム、例えばn−ブチルリチウムのような好適な塩 基の存在下で、式(XI) Hal−R5 (XI) を有する化合物と反応させることによって製造することができる。反応は、エー テル、例えばジエチルエーテル、ジメトキシエタンまたはテトラヒドロフランの ような好適な溶媒、または溶媒の混合物の存在下にて、好適には低温、例えば− 90〜−50°、好ましくは約−70℃で行なうのが好都合である。 式(X)の化合物は、式(XII) の化合物から、酸化によって製造することができる。好適な酸化剤は当業者には 容易に明らかになるであろうし、かつクロロクロム酸ピリジニウム、重クロム酸 カリウム/硫酸、およびマンガン酸バリウムが挙げられる。反応は、溶媒、例え ばジクロロメタンのようなハロゲン化溶媒の存在下にて好都合に行なうことがで きる。 式(XII)の化合物は、式(XIII) の化合物から環化によって製造することができる。反応は、炭化水素溶媒、例え ばドデカン、またはハロゲン化溶媒、例えばジクロロメタンのような好適な溶媒 の存在下にて、好ましくは高温、例えば100〜300℃、好ましくは150〜 220℃で行なうのが好都合である。 式(XIII)の化合物は、式(XIV) の化合物から、鉱酸、例えば硫酸の存在下にて亜硝酸ナトリウムで処理した後、 アジ化ナトリウムで処理することによって製造することができる。反応は、水溶 液中で行なうのが好都合である。 式(XIV)の化合物は、式(XV) (式中、Gはヒドロキシ保護基を表わす)の化合物から、例えば、炭上に担持す ることができる白金、パラジウム、酸化白金またはロジウムのような貴金属触媒 などの触媒の存在下にて、水素または水素供与体、例えばギ酸アンモニウムを用 いて還元した後、保護基Gを除去することによって製造することができる。還元 は、場合によっては塩酸のような酸の存在下にて、水性でもよいアルコール、例 えばメタノールまたはエタノールのような溶媒中で好都合に行なうことができる 。好適なヒドロキシ保護基は、後で説明する。 式(XV)の化合物は、式(XVI) (式中、Lは容易に置換可能な原子または基である)の化合物から、テトラキス (トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)のような好適なパラジウム(0) 触媒および炭酸ナトリウムのような塩基の存在下にて、アルコール、例えばエタ ノール、芳香族炭化水素、例えばベンゼン、またはエーテル、例えばジメトキシ エタンのような好適な水性溶媒、または溶媒の水性混合物中で、好ましくは高温 で、式(XVII) の化合物と反応させることによって製造することができる。Lで表わされる好適 な原子または基としては、ハロゲン原子、例えば臭素またはヨウ素原子、および トリフレート基が挙げられる。 式(X)の中間体への別の合成経路は、当業者には容易に明らかになるであろ う。 もう一つの一般化された方法(C)では、本発明による式(I)の化合物を通常 の操作法を用いて本発明のもう一つの化合物に転換することができる。 方法(C)の一つの態様によれば、式(I)の化合物においてR1が水素原子を 表わすものは、通常の手法を用いてアルキル化することができる。反応は、ハロ ゲン化アルキル、アルキルトシレートまたはジアルキルスルフェートのような好 適なアルキル化剤を用いて行なうことができる。反応は、アミド、例えばジメチ ルホルムアミド、またはエーテル、例えばテトラヒドロフランのような不活性な 有機溶媒中で、塩基の存在下で好都合に行なうことができる。好適な塩基として は、アルカリ金属水素化物、例えば水素化ナトリウム、アルカリ金属炭酸塩、例 えば炭酸ナトリウム、またはアルカリ金属アルコキシド、例えばナトリウムまた はカリウムメトキシド、エトポシドまたはt−ブトキシドなどが挙げられる。ア ルキル化反応は、25〜100℃の温度で行なうのが好都合である。 もう一つの一般化された方法(D)によれば、本発明による式(I)の化合物ま たはその塩は、式(I)の保護した誘導体またはその塩を反応させて、保護基ま たは保護基類を除去することによって製造することができる。従って、式(I) の化合物またはその塩の製造における初期段階では、分子中の1種類以上の感受 性の高い基を保護して、望ましくない副反応を防止することが必要および/また は望ましいことがあった。このような保護は、通常の方法で、例えば「Protecti ve Groups in Organic Chemistry」J.F.W.McOmie監修(Plenum Press,1973) または「Protective Groups in Organic Synthesis」T.W.Greene著(John Wile y and Sons,1981)に記載の方法で行なうことができる。 式(I)の化合物においてR1が水素を表わすものでは、基NR1は、例えば通 常のアミノ保護基で保護することができる。このような基としては、アラールキ ル基、例えばベンジル、ジフェニルメチルまたはトリフェニルメチル基、および アシル基、例えばトシル、N−ベンジルオキシカルボニルまたはt−ブトキシカ ルボニルなどが挙げられる。 存在するアミノ保護基の除去は、通常の操作法によって行なうことができる。 例えば、ベンジルのようなアラールキル基は、触媒(例えば、パラジウム/木炭 )の存在下にて水素化分解によって開裂させることができ、アシル基、例えばt −ブトキシカルボニルは、例えば塩化水素/ジオキサンまたはナトリウムメトキ シド/メタノールを用いて開裂することによって除去することができる。 上記の方法(A)〜(C)の幾つかにおいて理解されるように、分子中の任意の 感受性の高い基を上記したように保護する必要がありまたは所望なことがある。 従って、一般式(I)の保護された誘導体またはその塩の脱保護を含む反応工程 は、前記方法(A)〜(C)のいずれかに続いて行なうことができる。 本発明の化合物を、塩として、例えば酸付加塩として単離することが望ましい 場合には、これは、一般式(I)の遊離塩基を適当な酸で、好ましくは当量で処 理することによって行なうことができる。本発明の化合物の溶媒和物は、式(I )の化合物の適当な溶媒溶液から結晶化またはを蒸発させることによって製造す ることができる。式(I)の鏡像異性体は、Stereochemistry of Carbon Compoun ds,E.L.Eliel(McGraw Hill,1962)およびTables of Resolving Agents,S.H .Wilen著などに記載されているように、通常の方法、例えばラセミ混合物をキ ラルHPLC技術などを用いて分割することによって、または異性体的に純粋な 出発材料または任意の好都合な中間体から立体特異的合成によって分離すること ができる。 従って、本発明のもう一つの態様によれば、必要および/または所望ならば、 下記の反応を方法(A)〜(C)のいずれかに引き続いて、任意の適当な順序で行 なうことができる。 (i) 任意の保護基の除去 (ii) 式(I)の化合物またはその塩または溶媒和物の薬学上許容可能なその塩 または溶媒和物(例えば、水和物)への転換 (iii)ラセミ混合物の、式(I)の個々の鏡像異性体への分離。 本発明の化合物を製造するための前記の一般化された方法は、製造順序におけ る最後の主要な工程として用いられると同時に、必要な化合物の製造における中 間段階における所望な基を導入するのに用いることもできる。従って、このよう な多段階工程では、反応の順序を選択して、反応条件が最終生成物中に所望な分 子中に存在する基に影響を及ぼさないようにすべきであることを理解するべきで ある。 上記のように、本発明の化合物は、17,20−リアーゼ阻害剤として有用で ある。17,20−リアーゼ阻害剤は、下記の試験によって説明することができ る。イン・ビトロ活性 イン・ビトロでの生物学的活性は、ヒト睾丸からのミクロソーム標本において 17,20−リアーゼ活性の阻害を測定することによって決定した。所定濃度の それぞれの化合物を、ミクロソーム標本および基質としての17−α−ヒドロキ シ(21−14C)プレグネノロンと共に60分間37℃でインキュベーションし た。放射性生成物を分析し、酵素阻害を、阻害されていないコントロール試料と 比較することによって測定した。イン・ビボ活性 イン・ビボでの生物学的活性は、テストステロンの生合成のラットモデルで測 定した。化合物を3mg/kgの用量で経口投与した。1時間後に、ラットにヒ ト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)を皮下投与して、テストステロン合成を刺激 し、hCG投与から2時間後に、血液を採取して、血清中のテストステロン濃度 を測定した。阻害活性は、ビヒクルだけを投与されているラットから得た値と比 較することによって測定した。 下記の実施例の化合物についてのイン・ビトロおよびイン・ビボでの分析の結 果を、第1表に示す。既知の17,20−リアーゼ阻害剤であるケトコナゾール に対する結果を比較のために、ともに記載する。 急性毒性を検討した。実施例2の化合物3mg/kgを経口で単回投与したと ころ、ラットで十分な抗毒性を有し、明白な毒性は観察されなかった。 本発明を更に下記の非制限的実施例によって説明する。総ての温度は℃で示す 。クロマトグラフィはシリカゲル上で行なった。乾燥したとは、無水硫酸マグネ シウムによる乾燥を意味する。DMSOは、ジメチルスルホキシドを意味する。 DMFは、ジメチルホルムアミドを意味する。THFは、テトラヒドロフランを 意味する。DMEとは、ジメトキシエタンを意味する。IPEとは、イソプロピ ルエーテルを意味する。中間体1 4−(t−ブチルジメチルシリルオキシメチル)フェニルボロニン酸(boronic acid) (i) 4(t−ブチルジメチルシリルオキシメチル)−ブロモベンゼン t−ブチルジメチルシリルクロリド(21.1g)をDMF(25ml)に溶 解したものに、4−ブロモ−ベンジルアルコール(25g)とイミダゾール(1 8.2g)をDMF(100ml)に溶解したものを滴加して処理した。生成す る溶液を、室温で72時間放置した。反応混合物を酢酸エチル(2000ml) に加え、有機層を2N HCl(2×250ml)、水(4×250ml)、塩 水(250ml)で洗浄し、乾燥して、蒸発させ、黄色油状生成物を得た。シリ カゲル(1kg)上でクロマトグラフィを行ない、シクロヘキサン/酢酸エチル (10:1、v/v)で溶出したところ、淡黄色油状生成物を得た。(ii)4(t−ブチルジメチルシリルオキシメチル)フェニルボロニン酸 (i)(32.37g)を乾燥したテトラヒドロフラン(250ml)に溶解 したものを、N2雰囲気下で−70°まで冷却した。n−ブチルリチウム(1. 6Mヘキサン溶液、700ml)を、温度を−65℃以下に保持しながら15分 間かけて滴加した。生成する黄色溶液を−70℃以下で2時間撹拌した後、温度 を−65°以下に保持しながらトリイソプロピルボレート(75ml)を滴加し た。添加し終わったならば、反応混合物を室温まで加温した後、水(550ml )、次いでエーテル(250ml)を加えて、反応を停止した。 疑義をなくするために、実施例1〜7および9の化合物では、R2は式(I)の 7位にあり、実施例8ではR2は5および7位にあり、実施例7ではR3は1位 にあり、実施例9では、R3は式(I)の1および4位にある。個々の化合物の名 称は、IUPAC命名法に準じている。実施例1 2−フルオロ−7−[1,2,4]トリアゾール−1−イルメチル−9H−カル バゾール 1(i) 4−フルオロ−4′−メチル−2−ニトロ−ビフェニル 2−ブロモ−5−フルオロニトロベンゼン(15g)をベンゼン(60ml) に溶解したものをN2雰囲気下で速やかに攪拌し、テトラキストリフェニルホス フィンパラジウム(0)(1.13g)、2M炭酸ナトリウム水溶液(35.7 ml)およびp−トリルボロニン酸(10.2g)を95%エタノール(25m l)に溶解したもので処理した。混合物を95℃で加熱し、N2雰囲気下にて素 早く16時間攪拌した。反応混合物を酢酸エチル(400ml)次に2×100 ml)で抽出した。合わせた抽出物を水(100ml)、塩水(100ml)で 洗浄し、乾燥し(MgSO4)、蒸発させて褐色油状生成物を得た。シリカゲル (500g)上でクロマトグラフィを行ない、シクロヘキサン/酢酸エチル(2 5:1,v/v)で溶出したところ、標記化合物を得た。1(ii) 4′−ブロモメチル−4−フルオロ−2−ニトロ−ビフェニル 前記1i)(2.04g)の四塩化炭素(40ml)溶液を、微量の過酸化ベン ゾイルおよびN−ブロモスクシンイミド(1.81g)で処理した。混合物を1 50Wバルブ上で1時間還流した後、スクシンイミドの沈澱を濾別し、CCl4 (2×5ml)で洗浄した。濾液および洗浄液を蒸発させたところ、黄色油状生 成物として標記化合物を得た。1(iii)1−(4′−フルオロ−2′−ニトロ−ビフェニル−4−イルメチル) −1H−[1,2,4]トリアゾール 1,2,4−トリアゾール(0.613g)をDMF(5ml)に溶解したも のを、水素化ナトリウム(80%分散液0.266g、油状)で処理した。5分 後に発泡が完全に止んだならば、混合物を1ii)(3.1g)をDMF(3ml )に溶解したもので処理した。生成する淡褐色溶液を室温で20時間攪拌した。 混合物を酢酸エチル(500ml)に加え、有機相を水(4×50ml)で洗浄 した後、2N HCl(6×80ml)で抽出し、次いで、塩水(100ml) で洗浄し、乾燥して(MgSO4)、蒸発させた。残渣をシリカゲル(150g )上でクロマトグラフィにより精製し、CHCl3で溶出したところ、黄色結晶 性固形生成物を得た。CHCl3/MeOH(19:1、v/v)で溶出したとこ ろ、黄色ゴム状生成物として標記化合物を得た。1(iv) 4−フルオロ−4′−[1,2,4]トリアゾール−1−イルメチル− ビフェニル−2−イルアミン 前記1iii)(1.20g)の酢酸(5ml)溶液を、10%Pd/C触媒(4 00mg)で処理し、H2雰囲気下にて3時間攪拌した。触媒をケイソウ土パッ ドを通して濾別して酢酸(2×5ml)で洗浄した後、濾液および洗浄液を蒸発 させて、黄色ゴム状生成物を得た。これをジクロロメタン(100ml)に溶解 し、飽和NaHCO3水溶液(100ml)で慎重に洗浄した後、有機層を乾燥 して(MgSO4)、蒸発させたところ、褐色結晶性固形生成物として標記化合 物を得た。1(v) 1−(2′−アジド−4′−フルオロ−ビフェニル−4−イルメチル) −1H−[[1,2,4]トリアゾール 前記1iv)(970mg)の水(9ml)溶液、および濃硫酸(0.75ml )を、氷浴で冷却した。亜硝酸ナトリウム(261mg)を水(3ml)に溶解 したものを滴加した。生成する黄色溶液を氷浴温度で30分間攪拌した。アジ化 ナトリウム(243mg)を水(6ml)に溶解したものを滴加した。N2ガス の速やかな発泡が見られた。30分後に混合物を飽和NaHCO3水溶液で中和 し た後、ジクロロメタン(4×500ml)で抽出した。合わせた抽出物を乾燥し (MgSO4)、蒸発させたところ、淡褐色結晶性固形生成物として標記化合物 を得た。1(vi) 2−フルオロ−7−[1,2,4]トリアゾール−1−イルメチル−9 H−カルバゾール 前記1v)(200mg)の1,2−ジクロロベンゼン(5ml)溶液を170 ℃で4時間加熱した。反応混合物を酢酸エチル(200ml)で希釈し、2N HCl(3×60ml)で抽出した。次に、有機層を塩水(50ml)で洗浄し 、乾燥し(MgSO4)、蒸発させたところ、不純な生成物とジクロロベンゼン との混合物を得た。不純な生成物をシクロヘキサン(100ml)に加え、固形 生成物を濾別して乾燥したところ、標記化合物の結晶を得た。 NMRδ(DMSO−d6)5.57 s(2H),6.99 t(1H),7 .12 d(1H),7.25 dd(1H),7.38 s(1H),8.0 0 s(1H),8.05 d(1H),8.10 dd(1H),8.70 s(1H),11.42 s(1H)。実施例2 2−フルオロ−7−ピリジン−3−イルメチル−9H−カルバゾール 2(i) 4−t−ブチルジメチルシリルオキシメチル−4′−フルオロ−2′− ニトロジフェニル 4−(t−ブチルジメチルシリルオキシメチル)−フェニルボロニン酸(中間 体1)(25g)および2−ブロモ−5−フルオロ−ニトロベンゼン(15.5 g)を乾燥ジメトキシエタン(120ml)に溶解したものを、テトラキストリ フェニルホスフィンパラジウム(0)(1.1g)および2M炭酸ナトリウム水 溶液(40ml)で処理した。生成する混合物をN2雰囲気下で16時間還流し た。反応混合物を酢酸エチル(600ml)で希釈し、水(2×100ml)、 塩水(100ml)で洗浄し、乾燥して(MgSO4)蒸発させたところ、褐色 油状生成物を得た。シリカゲル(750g)上でクロマトグラフィを行ない、シ クロヘキサン→シクロヘキサン/酢酸エチル(15:1)で溶出したところ、黄 色油状生成物として標記化合物を得た。2(ii) 2−アミノ−4′−t−ブチルジメチルシリルオキシメチル−4−フル オロジフェニル 前記2(i)(21g)のメタノール(300ml)溶液を、10%Pd/C触 媒(3.4g)および乾燥ギ酸アンモニウム(16.48g)で処理した。混合 物を、N2雰囲気下、室温で24時間攪拌した。触媒を濾別して、N2雰囲気下、 メタノール(2×25ml)で洗浄した後、濾液と洗浄液を蒸発させ、褐色がか った残渣を得た。これを水(200ml)に溶解させ、ジクロロメタン(3×2 00ml)で抽出した。合わせた抽出物を乾燥し(MgSO4)、蒸発させたと ころ、褐色油状生成物として標記化合物を得た。2(iii)(2′−アジド−4′−フルオロ−ビフェニノレ−4−イル)−メタノ ール 2(ii)(18.408g)をジオキサン(200ml)および水(200m l)に溶解したものを濃硫酸(11.47ml)で処理した後、5℃に冷却した 。亜硝酸ナトリウム(4.00g)を水(15ml)に溶解したものを滴加した 。生成する橙色溶液を5℃で30分間撹拌した後、アジ化ナトリウム(3.75 g)を水(20ml)に溶解したものを、N2ガスの過剰発生を避けて慎重に添 加した。添加を終わったならば、反応混合物を5℃で30分間撹拌した後、飽和 NaHCO3水溶液で慎重に処理して、中性にした。混合物をジクロロメタン( 5×200ml)で抽出し、抽出物を乾燥し(MgSO4)、蒸発させたところ 、褐色油状生成物として標記化合物を得た。2(iv) (7−フルオロ−9H−カルバゾール−2−イル)−メタノール 2(iii)(13.9g)を1,2−ジクロロベンゼン(200ml)に溶解し たものを、N2雰囲気下で3時間還流した。混合物を冷却した後、シクロヘキサ ン(100ml)に加えた。固形物質を濾別してシクロヘキサン(2×100m l)で洗浄した後、真空で乾燥したところ、淡褐色固形生成物として標記化合物 を得た。2(v) 2−フルオロ−7−ホルミル−カルバゾール−9−カルボン酸t−ブチ ルエステル 2(iv)(7.18g)をジクロロメタン(1500ml)に溶解したものを 、マンガン酸バリウム(54.5g)で処理して、N2雰囲気下で5時間攪拌し た。固形生成物を濾別し、ジクロロメタン(4×100ml)で洗浄した。濾液 と洗浄液を蒸発させ、緑褐色固形生成物を得た。これをジクロロメタン(100 ml)にに懸濁し、4−ジメチルアミノピリジン(3.78g)およびジ−t− ブチルジカーボネート(7.43g)で処理した。生成する褐色溶液を室温で3 0分間放置した後、酢酸エチルで希釈した。有機溶液を2N HCl(2×40 0ml)、水(200ml)、塩水(2×200ml)で洗浄した後、乾燥し( MgSO4)、蒸発させて、不純な生成物を得た。これをシリカゲル(500g )上でクロマトグラフィによって精製し、シクロヘキサン/酢酸エチル(15: 1、v/v)で溶出したところ、淡クリーム状固形生成物として標記化合物を得 た。2(vi) 2−フルオロ−7−(ヒドロキシ−ピリジン−3−イル−メチル)−カ ルバゾール−9−カルボン酸t−ブチルエステル 3−ブロモピリジン(0.306ml)をエーテル(10ml)に溶解したも のを、N2雰囲気下で−45℃まで冷却した。n−ブチルリチウム(1.6Mヘ キサン溶液、2ml)を滴加した。生成する褐色がかった懸濁液を0℃まで加温 した後、再度−45℃まで冷却し、15分間放置した。2(v)(0.5g)を乾 燥 THF(10ml)に溶解したものを加えた。混合物を−40℃で1時間撹拌し た後、塩化アンモニウム溶液(20ml)で反応を停止した。混合物を酢酸エチ ル(3×30ml)で抽出し、合わせた抽出物を塩水(200ml)で洗浄し、 乾燥して(MgSO4)、蒸発したところ、黄色発泡生成物として標記化合物を 得た。2(vii)2−フルオロ−7−ピリジン−3−イルメチル−9H−カルバゾール 2(vi)(670ml)をメタノール(20ml)に溶解したものを、N2雰囲 気下でパラジウム黒触媒(300mg)および濃HCl(0.8ml)で処理し た。混合物をH2雰囲気下で、50℃にて3時間撹拌した後、触媒300mgを 更に加え、反応を3時間継続した。触媒を濾別し、メタノール(2×10ml) で洗浄した後、濾液および洗浄液を蒸発させると、粘稠な黄色発泡生成物を得た 。シリカゲル(100g)上でクロマトグラフィを行ない、CHCl3/IPE (50:1→20:1、v/v)で溶出したところ、標記化合物を得た。 NMRδ(DMSO−d6)4.12 s(2H),6.97 t(1H),7 .08 d(1H),7.22 d(1H),7.32 m(1H),7.68 d(1H),8.05 m(2H),8.41 d(1H),8.58 s( 1H),11.31 s(1H)。実施例3 2−フルオロ−7−ピリジン−4−イルメチル−9H−カルバゾール i) 2−フルオロ−7−(ヒドロキシ−ピリジン−4−イル−メチル)−カル バゾール−9−カルボン酸、t−ブチルエステル 4−ブロモピリジン(253mg)をエーテル(10ml)に溶解したものを N2雰囲気下で−75℃まで冷却した。n−ブチルリチウム(1.6Mヘキサン 溶液、1ml)の溶液を加えた。−75℃で10分間撹拌した後、2(v)(0. 5g)を乾燥THF(5ml)に溶解したものを加えた。反応混合物を−70° で 1時間撹拌した後、4−ブロモピリジン(506mg)およびn−ブチルリチウ ム(1.6M溶液、2ml)2mlをエーテル(10ml)に溶解させたものの 混合物を加えた(−70°で予備混合)。−70°で更に1時間保持した後、塩 化アンモニウム水溶液(10ml)を加えた。混合物をエーテル(4×30ml )で抽出した。合わせたエーテル抽出物を、次に2N HCl(3×30ml) で抽出した。これらの合わせた酸抽出物を40%水酸化ナトリウム水溶液で処理 してpH11とした後、ジクロロメタン(4×40ml)で抽出し、次に、合わ せた抽出物を乾燥し(MgSO4)、蒸発させて、黄色固形生成物を得た。調製 用t.l.c.により、黄色固形生成物として標記化合物を得た。ii) 2−フルオロ−7−ピリジン−4−イルメチル−9H−カルバゾール 3i)(164mg)をメタノール(5ml)に溶解したものを、N2雰囲気下 でパラジウム黒触媒(40mg)および濃HCl(0.2ml)を用いて処理し た。混合物をH2雰囲気下で50°で1.5時間撹拌した後、追加量の触媒(8 0mg)を加えた後、反応混合物をH2雰囲気下で50°で3時間攪拌した。触 媒を濾別して、メタノール(2×50ml)で洗浄した後、濾液および洗浄液を 蒸発させてゴム状生成物とした。これを4M HClのジオキサン(5ml)溶 液に30分間溶解した後、蒸発させて黄色ゴム状生成物を得た。これを、水(1 0ml)に溶解して、40%水酸化ナトリウム水溶液で処理してpH11とした 後、混合物をジクロロメタン(4×20ml)で抽出した。合わせた抽出物を乾 燥し(MgSO4)、蒸発させて、黄色固形生成物を得た。調製用t.l.c. により、黄色固形生成物として標記化合物を得た。 NMR(DMSO−d6)4.12δ s(2H),6.97δ t(1H), 7.06δ d(1H),7.2〜7.4δ m(4H),8.0〜8.1δ m(2H),8.46δ d(1H),11.33δ s(1H)。実施例4 2−フルオロ−7(3−フルオロピリジン−4−イル−メチル)−9H−カルバ ゾール i) 2−フルオロ−7−(ヒドロキシ−(3−フルオロピリジン−4−イル) −メチル)−カルバゾール−9−カルボン酸、t−ブチルエステル N,N,N′,N′−テトラメチルエチレンジアミン(0.48ml)を乾燥 THF(5ml)に溶解したものを、N2雰囲気下で−70°に冷却した。n− ブチルリチウムの溶液(1.6Mヘキサン溶液、2ml)を加えた。生成する溶 液を−20°で1時間撹拌した後、−70°に冷却した。3−フルオロピリジン (0.273ml)を乾燥THF(3ml)に溶解したものを加えた。生成する 懸濁液を−40°で1時間撹拌した後、2(v)(500mg)を乾燥THF(1 0ml)に溶解したものを2分間かけて加えた。反応混合物を−70°で1時間 撹拌した後、、塩化アンモニウム水溶液(20ml)で反応を停止した。混合物 を酢酸エチル(3×30ml)で抽出した後、合わせた抽出物を水(4×10m l)および塩水(10ml)で洗浄し、次に乾燥し(MgSO4)、蒸発させて 、黄色固形生成物を得た。シリカゲル(100g)上でクロマトグラフィを行な い、クロロホルム/イソプロパノール(50:1→20:1、v/v)で溶出し たところ、白色固形生成物として標記化合物を得た。i) 2−フルオロ−7−(3−フルオロピリジン−4−イル−メチル)−9H −カルバゾール 4i)(328mg)をメタノール(10ml)に溶解したものを、パラジウム 黒触媒(320mg)および濃HCl(0.4ml)で処理した。混合物をH2 雰囲気下で50°にて6時間攪拌した。触媒を濾別し、メタノール(3×5ml )で洗浄した。濾液および洗浄液を蒸発させ、黄色固形生成物を得た。これを水 (20ml)に溶解させ、40%水酸化ナトリウム水溶液で処理してpH11と した。混合物をジクロロメタン(4×30ml)で抽出した後、合わせた抽出物 を乾燥し(MgSO4)、蒸発させて、クリーム状固形生成物を得た。シリカゲ ル(50g)上でクロマトグラフィを行ない、クロロホルム:イソプロパノール (50:1−20:1、v/v)で溶出したところ、白色固形生成物として標記 化合物を得た。 NMR(DMSOd6): 4.19δ s(2H),6.97δ t(1H) ,7.07δ d(1H),7.23δ d(1H),7.40δ m(2H) ,8.05δ m(2H),8.35δ d(1H),8.52δ s(1H) ,11.32δ s(1H)。実施例5 2−フルオロ−7−(3−メチルピリジン−4−イル−メチル)−9H−カルバ ゾール i) 2−フルオロ−7−(ヒドロキシ−(3−メチルピリジン−4−イル)− メチル)−カルバゾール−9−カルボン酸、t−ブチルエステル 4−ブロモ−3−メチルピリジン(549mg)をエーテル(10ml)に溶 解したものを、N2雰囲気下で−70°に冷却した。n−ブチルリチウムの溶液 (1.6Mヘキサン溶液、3.2ml)を加えた。生成する懸濁液を−70°で 30分間撹拌した後、2(v)(500mg)を乾燥THF(10ml)に溶解し たものを加えた。溶液を−70°で1時間撹拌した後、塩化アンモニウム水溶液 (20ml)で反応を停止した。混合物を酢酸エチル(3×30ml)で抽出し た後、合わせた抽出物を塩水(10ml)で洗浄し、乾燥し(MgSO4)、蒸 発させて、黄色ゴム状生成物を得た。シリカゲル(90g)上でクロマトグラフ ィを行ない、クロロホルム/イソプロパノール(50:1→20:1、v/v) で溶出したところ、淡黄色発泡生成物として標記化合物を得た。ii) 2−フルオロ−7−(3−メチルピリジン−4−イルーメチル)−9H− カルバゾール 5i)(267mg)をメタノール(5ml)に溶解したものを、パラジウム黒 触媒(100mg)および濃HCl(0.25ml)で処理した。混合物をH2雰 囲気下で触媒を定期的に追加しながら14時間攪拌した。触媒を濾別し、メタノ ール(3×2ml)および酢酸(2×1ml)で洗浄した。濾液および洗浄液を 蒸発させ、淡黄色ゴム状生成物を得た。これを水(10ml)に溶解させ、40 %水酸化ナトリウム水溶液で処理してpH11とした。混合物をジクロロメタン (4×15ml)で抽出した後、合わせた抽出物を乾燥し(MgSO4)、蒸発 させて、クリーム状発泡生成物を得た。シリカゲル(50g)上でクロマトグラ フィを行ない、クロロホルム:イソプロパノール(50:1→20:1、v/v )で溶出したところ、白色固形生成物として標記化合物を得た。 NMR(DMSOd6): 2.25δ s(3H),4.14δ s(2H) ,6.97δ t(1H),7.01δ d(1H),7.13δ d(1H) ,7.23δ m(2H),8.0〜8.1δ m(2H),8.33δ m( 2H),11.27δ s(1H)。実施例6 2−フルオロ−7−(3−メトキシピリジン−4−イル−メチル)−9H−カル バゾール i) 2−フルオロ−7−(ヒドロキシ−(3−メトキシピリジン−4−イル) −メチル)−カルバゾール−9−カルボン酸、t−ブチルエステル 4−ブロモ−3−メトキシピリジン(530mg)をエーテル(10ml)に 溶解したものを、N2雰囲気下で−70°に冷却した。n−ブチルリチウムの溶 液(1.6Mヘキサン溶液、1.76ml)を加えた。生成する懸濁液を−70 °で30分間撹拌した後、2(v) (442mg)を乾燥THF(10ml)に 溶解したものを加えた。溶液を−70°で1時間撹拌した後、塩化アンモニウム 水溶液(20ml)で反応を停止した。混合物を酢酸エチル(3×50ml) で抽出した後、合わせた抽出物を水(30ml)、塩水(30ml)で洗浄し、 乾燥し(MgSO4)、蒸発させて、黄色固形生成物を得た。シリカゲル(90 g)上でクロマトグラフィを行ない、クロロホルム/イソプロパノール(50: 1→20:1、v/v)で溶出したところ、白色固形生成物として標記化合物を 得た。ii) 2−フルオロ−7−(3−メトキシピリジン−4−イルーメチル)−9H −カルバゾール 6i)(200mg)をメタノール(5ml)に溶解したものを、N2雰囲気下 でパラジウム黒触媒(100mg)および濃HCl(0.25ml)で処理した 。混合物をH2雰囲気下で50°にて8時間攪拌した。触媒を濾別し、メタノー ルおよび酢酸で洗浄した後、濾液および洗浄液を蒸発させ、白色固形生成物を得 た。これを4M HCl/ジオキサン(15ml)およびジクロロメタン(50 ml)に溶解させ、室温で6時間撹拌した後、蒸発させてゴム状生成物を得た。 これを水(10ml)に溶解し、40%水酸化ナトリウム水溶液で処理してpH 11とした後、混合物をジクロロメタン(4×20ml)で抽出した。合わせた 抽出物を乾燥し(MgSO4)、蒸発させて、黄色固形生成物を得た。シリカゲ ル(50g)上でクロマトグラフィを行ない、クロロホルム:イソプロパノール (50:1→20:1、v/v)で溶出したところ、白色固形生成物として標記 化合物を得た。 NMR(DMSOd6): 3.93δ s(3H),4.07δ s(2H) ,6.96δ t(1H),7.04δ d(1H),7.13δ d(1H) ,7.21δ d(1H),7.29δ s(1H),7.95〜8.15δ m(3H),8.33δ s(1H),11.28δ s(1H)。実施例7〜9 下記の化合物を、実施例1〜6に記載したのと同様な方法で製造した。 7. 1,7−ジフルオロ−2−[1,2,4]トリアゾール−1−イルメチル −9H−カルバゾール NMRδ(DMSO−d6)5.63 s(2H),7.10 m(2H), 7.26 dd(1H),7.92 d(1H),7.98 s(1H),8. 15 dd(1H),8.69 s(1H),11.90 s(1H)。 8. 2,4−ジフルオロ−7−[1,2,4]トリアゾール−1−イルメチル −9H−カルバゾール NMRδ(DMSO−d6)5.59 s(2H),6.96 t(1H), 7.19 m(2H),7.44 s(1H),7.99 m(2H),8.7 2 s(1H)。 9. 1,4,7−トリフルオロ−2−[1,2,4]トリアゾール−1−イル メチル−9H−カルバゾール NMRδ(DMSO−d6)5.62 s(2H),6.96 dd(1H) ,7.11 t(1H),7.31 dd(1H),8.02 m(2H),8 .72 s(1H),12.25 s(1H)。 実施例10i) 4−フルオロフエニルボロニン酸 1−ブロモ−4−フルオロベンゼン(318.2g)をTHF(3000ml )に溶解したものを、N2雰囲気下で−52°に冷却した。n−ブチルリチウム (2.5Mヘキサン溶液、800ml)を、カニューレによって5分間かけて加 えたところ、温度は約−44°まで上昇した。添加が完了した後、反応混合物を −52°で15分間保存した後、トリイソプロピルボレート(1240ml)を 10分間かけて加えた。冷却装置を外し、反応混合物を約15°まで加温した。 これに、水(2000ml)を加えて反応を停止した。次に、混合物を、更に水 2000mlと酢酸エチル(2000ml)との間で分配した。フラスコに残っ ているゼラチン状の白色材料を廃棄した。 水性相を更に酢酸エチル(2000ml)で抽出した後、合わせた酢酸エチル 層を塩水(1500ml)で洗浄し、乾燥し(MgSO4)、蒸発させて、淡ク リーム状固形生成物を得た。固形生成物を沸騰水(1100ml)から結晶させ 、標記化合物(152.18g)を得た。ii) m−ニトロ−p−ブロモベンズアルデヒド 濃硫酸(3125ml)および濃硝酸(1250ml)を一緒に混合し(濃硝 酸を約100mlずつ加えた)、続いて氷/塩浴中で5℃まで冷却した。次に、 p−ブロモベンズアルデヒド(500g)を、温度を10℃以下に保持しながら 、少しずつ加えた。添加が完了したならば、生成する混合物を室温で約3時間( 総てのp−ブロモベンズアルデヒドが溶解するまで)保存した後、慎重に氷上に 空けた。形成した沈澱を濾過によって集め、洗浄水が約pH6となるまで水で十 分に洗浄した後、真空で40℃で乾燥して、白色粉末(607.63g)として 標記化合物を得た。iii) 4′−フルオロ−2−ニトロビフェニル−4−カルバルデヒド 10i)(300g)、10ii)(448g)、テトラキストリフェニルホスフィ ンパラジウム(0)(15g)および2M炭酸ナトリウム水溶液(1.07リッ トル)をDME(3.2リットル)中で混合したものを、N2雰囲気下で16時 間還流した。冷却した後、反応混合物を酢酸エチル(2×2000ml)で抽出 した。合わせた抽出物を塩水(1000ml)で洗浄し、乾燥し(MgSO4) 、蒸発させた。完全に蒸発してしまう前に、生成物は結晶化した。結晶を濾別し 、IPEで洗浄した後、乾燥すると標記化合物(244.3g)を得た。 洗浄液および母液を濃縮した。残渣を結晶化し、これをエーテルで粉砕した後 、固形生成物を濾過して、乾燥すると、追加量の標記化合物(120g)を得た 。iv) 2−(4′−フルオロ−2−ニトロビフェニル−4−イル)−[1,3 −ジオキソラン 10iii)(357.4g)を酢酸イソプロピル(4000ml)に溶解したも のを、p−トルエンスルホン酸一水和物(27g)およびエチレングリコール( 750ml)で処理した。混合物をディーン・スターク・トラップを用いて2時 間還流した。冷却後、溶液を水(2000ml)、飽和NaHCO3水溶液(2 000ml)、水(2×2000ml)、塩水(1000ml)で洗浄した後、 乾燥し(MgSO4)、蒸発させ、黄色を帯びたシロップ(520.96g)と して標記化合物を得た。 トルエンも、この反応に好適な溶媒であることが判った。v) 2−[1,3]−ジオキソラン−2−イル−7−フルオロ−9H−カルバ ゾール キシレン(1250ml)およびトリエチルホスファイト(1250ml)を 、N2雰囲気下で機械的に攪拌し、加熱還流した(約142°)。10iv)(51 4.76g)をキシレン(3750ml)に溶解したものを、還流を保持しなが ら、2時間かけて加えた。還流を更に5.5時間継続した後、追加のトリエチル ホスファイト(500ml)を少しずつ加えた。還流を1.5時間継続した後、 反応混合物を室温まで一晩放冷した。氷/水中で30分間冷却した後、結晶を濾 別し、キシレンおよびシクロヘキサンで洗浄した後、40°で真空乾燥し、標記 化合物(171.75g)を得た。 シクロヘキサン洗浄液および母液の残りから、追加収量を得た。 ニートなトリエチルホスファイトも、この反応に好適な溶媒であることが判っ た。vi) 7−フルオロ−9H−カルバゾール−2−カルバルデヒド 10v)(209.626g)をアセトン(5000ml)に懸濁したものを、 2N HCl(1250ml)で処理し、生成する黄色塩水溶液を30分間保存 した。アセトンを留去し、水性層および固形分を酢酸エチル(7000ml)で 抽出した。有機溶液を水(1000ml)で洗浄し、乾燥し(MgSO4)、蒸 発させると、淡杏色/マンゴー色の固形生成物(171.59g)として標記化 合物を得た。vii) 2−フルオロ−7−ホルミル−カルバゾール−9−カルボン酸t−ブチル エステル 10vi)(168.25g)を酢酸エチル(300ml)に懸濁したものを、室 温でN2雰囲気下にて4−ジメチルアミノピリジン(96.41g)と共に攪拌 した。ジブチルジカーボネート(172.2g)を酢酸エチル(1000ml) に溶解したものを30分間かけて加え、CO2の発泡がごく低速となるようにし 、次いで、追加の無水BOC(25g)を加えて、反応を完結させた。白色固形 生成物が結晶化した。約30分間撹拌した後、これを濾別して、2N HCl( 2×500ml)で洗浄した後、水で洗浄して、中性にした後、真空乾燥して、 標記化合物(187.44g)を得た。 母液から、追加収量を得た。viii) 2−フルオロ−7−(ヒドロキシ−ピリジン−3−イルメチル)−9H −カルバゾール 3−ブロモピリジン(16.6ml)をTHF(500ml)に溶解したもの を、N2雰囲気下で−70℃に冷却した。この溶液を、−70℃に冷却したn− ブチルリチウムの溶液(1.6Mヘキサン溶液、220ml)に10分間かけて 滴加した。10分後、10vii)(27g)をTHF(700ml)に溶解して− 70℃に冷却したものを20分間かけて滴加した。混合物を−70℃で40分間 撹拌した後、塩化アンモニウム溶液(300ml)で反応を停止した。混合物を 酢酸エチル(2×500ml)で抽出し、合わせた有機層を塩水(500ml) で洗浄し、乾燥し(MgSO4)、蒸発させると、琥珀油状の2−フルオロ−7 −(ヒドロキシ−ピリジン−3−イルメチル)−カルバゾール−9−カルボン酸 t−ブチルエステルおよび2−フルオロ−7−(ヒドロキシ−ピリジン−3−イ ルメチル)−9H−カルバゾールの混合物を得た。 この油状生成物をメタノール(500ml)に溶解し、ナトリウムメトキシド (25%メタノール溶液、37g)で処理した。24時間撹拌した後、反応混合 物を50mlまで濃縮し、次に水(250ml)を加え、混合物を酢酸エチル( 3×250ml)で抽出した。合わせた有機層をHCl(20%水溶液、3×2 50ml)で抽出した。合わせたHCl層を、酢酸エチル(250ml)で洗浄 した。次いで、水性層をNaOHペレットでpH10まで中和した後、塩化メチ レン(2×500ml)で抽出した。合わせた塩化メチレン層を塩水(500m l)で洗浄し、乾燥し(MgSO4)、100mlまで蒸発させた。トルエン( 250ml)を加え、懸濁液を150mlまで濃縮した。生成する沈澱を集めて 、乾燥すると、灰白色粉末状の標記化合物を得た。ix) 2−フルオロ−7−ピリジン−3−イルメチル−9H−カルバゾール 10viii)を50%メタノール/THF(200ml)に溶解したものを、濃H Cl(5ml)およびパラジウム/炭触媒(10%活性触媒、50%水湿潤)で 処理した。懸濁液をパールの水素化容器に入れ、水素ガス10PSI、25℃で 3時間処理した。触媒を濾別し、触媒ケーキをHCl(10%、100ml)、 水(100ml)および10%NaOH(100ml)で洗浄した。濾液を20 0mlまで濃縮した後、NaOHペレットでpH9まで中和した。次いで、溶液 を酢酸エチル(2×250ml)で抽出し、合わせた有機層を塩水(250ml )で洗浄し、乾燥し(Na2SO4)、濃縮して、白色固形生成物を得た。粗生成 物をメタノール(400ml)に溶解し、水(200ml)を滴加して処理した 。生成する沈澱を集めて、乾燥し、白色結晶性固形生成物として標記化合物を得 た。 融点:196〜197℃。 マススペクトル(FAB+): 277。 元素分析: 下記の実施例では、2−フルオロ−7−ピリジン−3−イルメチル−9H−カ ルバゾールを活性成分として含む本発明による医薬処方を例示する。本発明の他 の化合物は、同様にして処方することができる。 経口投与用錠剤 a) 直接圧縮錠剤 ステアリン酸マグネシウム以外の総ての材料をブレンドして、十分に混合する 。ステアリン酸マグネシウムをスクリーニングし、十分にブレンドした混合物に 加える。生成する混合物を所定の錠剤の大きさおよび重量に圧縮する。 b) 湿式造粒錠剤 ポリビニルピロリドン溶液およびステアリン酸マグネシウムを除く総ての成分 を、流動化空気床でブレンドする。ポリビニルピロリドン溶液を、均一な水分と なるまで定速で混合しながらブレンドした粉末に加える。乾燥後、顆粒を微粉再 して粒度を減少させ、大きさを均一に増加させ、ステアリン酸マグネシウムとブ レンドする。次に、顆粒を所定の錠剤の大きさおよび重量まで圧縮する。 他の強度の錠剤を、例えばラクトースに対する活性成分の比率を変化させまた は圧縮重量を変化させることによって製造することができる。 錠剤は、標準的技術を用いてヒドロキシプロピルメチルセルロースのような好 適なフィルム形成材料でフィルムコーティングすることができる。或いは、錠剤 は、糖衣コーティングまたは腸溶性コーティングを行なうことができる。経口投与用シロップ カルボキシメチルセルロースナトリウムおよびケイ酸マグネシウムアルミニウ ムを、ラウリル硫酸ナトリウムの水溶液中で24時間水和する。活性成分を、ミ キサーを用いてビヒクルに懸濁させる。防腐剤を加熱によって残りの水に溶解さ せ、室温まで冷却した後、ソルビトール溶液を加える。溶液を懸濁液に加え、香 味料を混合し、pHを必要に応じて調整する。最終懸濁液をホモジナイザーで混 合する。経口投与用軟質ゼラチンカプセル グリコールを加温しながらブレンドし、均質にする。活性成分を加え、混合物 を均質化し、適当なゼラチンマスに充填して、適当な重点重量を含む軟質ゼラチ ンカプセルを得る。直腸投与用座薬 溶融Witepsol(約36℃)の一部に活性成分をスラリーにしたものを 、高速ミキサーを用いて調製した後、残りの溶融した硬質脂肪に均一に分散させ る。懸濁液を、好適な装置を用いて、1または2gの大きさの座薬鋳型に充填し て、冷却する。経皮系 シリコーン油および活性成分を一緒に混合し、コロイド状二酸化ケイ素を加え て粘度を増加させる。次に、この材料を、ポリエステル放出ライナー、シリコー ンまたはアクリル酸ポリマーからなる皮膚接触接着剤、ポリオレフィン(例えば ポリエチレンまたはポリ酢酸ビニル)またはポリウレタンであるコントロール膜 、およびポリエステルマルチラミネートからなる不透過性の裏地膜を含んでなる 後でヒートシールされるポリマー性ラミネートに投与する。次に、この積層板を パッチに切断する。非経口投与用処方物 a) 静脈内溶液 活性成分を、残りの成分と共に水に溶解し、無菌濾過した(0.22μmフィ ルター)。溶液をガラスバイアル瓶に充填して、栓をして、シールした後、オー トクレーブ処理を行なう。b) 凍結乾燥生成物 活性成分を、残りの成分と共に水に溶解し、無菌濾過した(0.22μmフィ ルター)。溶液をガラスバイアル瓶に充填して、栓をして、凍結乾燥した後、シ ールする。凍結乾燥生成物を食塩水で再構成した後、投与する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AT,AU,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CZ,DE,DK,ES,FI,G B,GE,HU,JP,KG,KP,KR,KZ,LK ,LU,LV,MD,MG,MN,MW,NL,NO, NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SI,S K,TJ,TT,UA,US,UZ,VN (72)発明者 クッカー,ジョン デリック イギリス国ミドルセックス、グリーンフォ ード、グリーンフォード、ロード (番地 なし) クラクソ、リサーチ、アンド、デ ィベロプメント、リミテッド内 (72)発明者 サール,アンドリュウ デビッド イギリス国ミドルセックス、グリーンフォ ード、グリーンフォード、ロード (番地 なし) クラクソ、リサーチ、アンド、デ ィベロプメント、リミテッド内

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 一般式(I)の化合物、およびその薬学上許容可能な塩ならびに溶媒和 物。 (式中、 R1およびR4は、それぞれ独立に水素原子またはC1〜6アルキル基を表わし、 R2は、同一であるかまたは異なるものであることができ、それぞれ電子吸引 性基を表わし、 R3は、同一であるかまたは異なるものであることができ、それぞれ電子吸引 性基を表わし、 R5は、下式の基であり、 6は、ハロゲン原子C1〜6アルキル基またはC1〜6アルコキシ基であり、 mは、0であるかまたは1〜4の整数であり、 nは、0であるかまたは1〜3の整数であり、 pは、0、1または2である。) 2. 基−CHR45が1、2、または3位にある、請求の範囲第1項に記載 の化合物。 3. 基−CHR45が2位にある、請求の範囲第1または2項に記載の化合 物。 4. R2およびR3は同一であるかまたは異なるものであることができ、ハロ ゲン原子、またはニトリル、ニトロ、トリフルオロメチル、アルデヒド、ケト、 カルボン酸、もしくはカルボン酸エステル基を表わす、請求の範囲第1〜3項の いずれか一項に記載の化合物。 5. R2およびR3は同一であるかまたは異なるものであることができ、フッ 素原子、塩素原子、またはニトリル基を表わす、請求の範囲第1〜4項のいずれ か一項に記載の化合物。 6. R2はフッ素原子を表わし、mは1〜4の整数である、請求の範囲第1 〜5項のいずれか一項に記載の化合物。 7. mが1であり、R2が5または7位、好ましくは7位にある、請求の範 囲第1〜6項のいずれか一項に記載の化合物。 8. R1およびR4が、それぞれ独立に、水素原子またはメチル基である、請 求の範囲第1〜7項のいずれか一項に記載の化合物。 9. R5がピリジン−3−イルまたはピリジン−4−イルである、請求の範 囲第1〜8項のいずれか一項に記載の化合物。 10. R6がフッ素原子、メチル基、またはメトキシ基を表わす、請求の範 囲第1〜9項のいずれか一項に記載の化合物。 11. R1およびR4が、それぞれ水素原子またはメチル基を表わし、R2お よびR3がフッ素原子を表わし、R6がフッ素原子、メチルまたはメトキシ基を表 わし、mが1〜4を表わし、nが0または1〜3を表わし、pが0または1また は2を表わす、請求項1〜10項のいずれか一項に記載の化合物。 12. R1およびR4がそれぞれ水素原子を表わし、R2およびR3がフッ素原 子であり、R6がフッ素原子またはメチル若しくはメトキシ基であり、m、 n、およびpはそれぞれ独立に0、1、または2を表わす、請求の範囲第1〜1 0項のいずれか一項に記載の化合物。 13. 2−フルオロ−7−[1,2,4]トリアゾール−1−イルメチル− 9H−カルバゾール、 2−フルオロ−7−ピリジン−3−イルメチル−9H−カルバゾール、 2−フルオロ−7−ピリジン−4−イルメチル−9H−カルバゾール、 2−フルオロ−7−(3−フルオロピリジン−4−イルメチル)−9H−カルバ ゾール、 2−フルオロ−7−(3−メチルピリジン−4−イルメチル)−9H−カルバゾ ール、 2−フルオロ−7−(3−メトキシピリジン−4−イルメチル)−9H−カルバ ゾール、 1,7−ジフルオロ−2−[1,2,4]トリアゾール−1−イルメチル−9H −カルバゾール、 2,4−ジフルオロ−7−[1,2,4]トリアゾール−1−イルメチル−9H −カルバゾール、 1,4,7−トリフルオロ−2−[1,2,4]トリアゾール−1−イルメチル −9H−カルバゾール、および それらの薬学上許容可能な塩および溶媒和物。 14. 2−フルオロ−7−ピリジン−3−イルメチル9H−カルバゾールお よびその薬学上許容可能な塩および溶媒和物。 15. 活性な治療薬として用いられる、請求の範囲第1〜14項のいずれか 一項に記載の式(I)の化合物。 16. 活性成分としての請求の範囲第1〜15項のいずれか一項に記載の式 (I)の化合物またはその薬学上許容可能な塩または溶媒和物を、一またはそれ 以 上の担体または賦形剤とともに含んでなる、医薬組成物。 17. 経口、直腸または局所投与に適合した、請求の範囲第16項に記載の 医薬組成物。 18. 0.1〜200mgの活性成分を含んでなる単位投与量体に処方され た、請求の範囲第16項または請求の範囲第17項に記載の医薬組成物。 19. 基礎となる病因が、ヒトを含む哺乳動物におけるアンドロゲンおよび /またはエストロゲン濃度の増加に関与している症状を治療するための医薬を製 造するための、請求の範囲第1〜15項のいずれか一項に記載の化合物またはそ の薬学上許容可能な塩または溶媒和物の使用。 20. アンドロゲンおよび/またはエストロゲンの濃度を低下させるために 、請求の範囲第1〜15項のいずれか一項に記載の化合物またはその薬学上許容 可能な塩または溶媒和物の有効量を投与することを含んでなる、ヒトを含む哺乳 動物の治療法。 21. 請求の範囲第1〜15項のいずれか一項に記載の化合物またはその薬 学上許容可能な塩または溶媒和物の有効量を投与することを含んでなる、前立腺 癌の治療法。 22. 請求の範囲第1〜15項のいずれか一項に記載の化合物またはその薬 学上許容可能な塩または溶媒和物の製造法であって、 (A) R1が水素原子である式(I)の化合物を製造するために、式(II) の化合物を環化し、または (B) 式(IX) の化合物またはその保護された誘導体を脱酸素化し、または (C) 式(I)の化合物を式(I)のもう一つの化合物に転換し、必要および/ または所望であれば、工程(A)、(B)、または(C)から生成する化合物を 、更に (i) 任意の保護基を外し、 (ii) 式(I)の化合物またはその塩または溶媒和物を薬学上許容可能なその塩 または溶媒和物に転換し、 (iii)ラセミ混合物を式(I)の個々の鏡像異性体に分離する を含んでなる一以上の反応を行なうことを含んでなる、方法。
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