【発明の詳細な説明】
発明の名称
イミダゾール5位置換アンジオテンシンII拮抗剤
本発明の背景
発明の分野
本発明は新しいイミダゾール5位置換アンジオテンシンII拮抗剤に関する。本
発明はまたこれらの新しいイミダゾールを含有する医薬組成物、および、これら
を単独で、および、その他の薬剤、特に利尿剤、アンジオテンシン変換酵素(AC
E)阻害剤、および非ステロイド抗炎症剤(NSAIDS)と組み合わせて用いる医薬
方法に関する。
本発明の化合物はホルモンであるアンジオテンシンII(AII)の作用を阻害し
、これにより、アンジオテンシン誘発高血圧の緩和において有用である。酵素レ
ニンは血漿a2−グロブリン、アンジオテンシンノーゲンに作用し、アンジオテ
ンシンIを形成し、次にこれがACEによりAIIに変換される。後者の物質は強力な
昇圧剤であり、ラット、イヌおよびヒトのような種々の哺乳類において高血圧を
誘発する原因物質として知られている。本発明の化合物は標的細胞におけるその
受容体においてAIIの作用を阻害し、これによりこのホルモン−受容体相互作用
により誘発される血圧の上昇を防止する。本発明の化合物をAIIに由来する高血
圧を有する哺乳類の動物種に投与することにより、血圧が降下する。本発明の化
合物をフロセミドまたはヒドロクロロチアジドのような利尿剤とともに、段階的
複合療法(最初に利尿剤)により、または、物理的混合物として投与することに
より、化合物の抗高血圧作用が増強される。本発明の化合物をNSAIDとともに投
与することによりNSAIDの投与が原因となる
場合もある腎障害が防止できる。
AIIのペプチド類縁体の幾つかは受容体を競合的にブロックすることによりこ
のホルモンの作用を抑制することが知られているが、その実験的適用および臨床
適用は、アゴニスト活性が部分的であることと経口吸収性が無いことにより限界
があった(M.Antonaccio,Clin.Exp.Hypertens.,1982,A4,27-46;D.H.P.
StreetenおよびG.H.Anderson,Jr-Handbook of Hypertension,Clinical Pharm
acology of Antihypertensive Drugs(高血圧ハンドブック、抗高血圧剤の臨床
薬理),A.E.Doyle編,第5巻,246-271,Elsevier Science Publisher,Amste
rdam,オランダ(1984))。
幾つかのビフェニルメチルイミダゾールを含むアンジオテンシンIの幾つかの
非ペプチド拮抗剤が開示されている。米国特許5,137,902号および5,138,069号の
ビフェニルメチルイミダゾール(A)を開示しており、この式において、R1はカル
ボキシおよびテトラゾールのような酸性官能基で2′位において置換されたフェ
ニルであり、そして、イミダゾール置換基R7はアルキルまたは場合により置換さ
れたフェニルであり、そして、R8はホルミル、アシル、カルボキシル、アルコキ
シカルボニル、アミノカルボニル、アルコキシアルキルおよびヒドロキシアルキ
ルである。米国特許出願90/03683および07/545302号はR7が場合により置換され
たアリールまたはヘテロアリールであるような同様の基本的構造を有する置換イ
ミダゾールを開示している。欧州特許出願EP 401,030号(Merck)は構造式(B)の
イミダゾールを記載しており、この式において、Qは種々の窒素含有官能基であ
り、Tはカルボキシ、アルコキシカルボニルまたはアミノカルボニルであり、r
は1であり、(X)qは単結合を示し、
R6(B)pはアルキルであり、そしてR1はSO2NHR9、SO2NH-ヘテロアリール、CO2NHCO25
またはSO2NHCONHR25であり、ここで、R9はH、アルキル、フェニルまたはベン
ジルであり、そして、R25はアリール、ヘテロアリール、シクロアルキルまたは
場合により置換されたアルキルである。
オーストラリア特許出願AU-A-80163/91号(EP 465,368号,Roussel-Uolaf)は下
記式:
の置換イミダゾール(C)を開示しており、この式においてR1はアルキルであり、
mは1であり、R2またはR3の何れかはOR4であるか、または構造-S(O)nR4、-SO(R4
)=NH(O)nX′または-SSR4のイオウ含有基であり、そしてR4は種々の場合により
置換されたアルキル、アルケニル、アルキニル、アシルまたは窒素含有またはイ
オウ含有の基
を示す。イミダゾール窒素置換基(CH2)m-Yはビフェニルメチル基であってよく、
これは-(CH2)m1-S(O)m2-X-R10のような酸性の基で2′位において置換されていて
よく、ここで、m1は0〜4、m2は0〜2であり、Xは単結合、-NH-、-NH-CO
-または-NH-CO-NH-であり、そしてR10は場合により置換されたアルキル、アルケ
ニル、アリールまたはヘテロアリール基である。欧州特許出願EP 479,479号(Me
rck)はビフェニルメチルイミダゾール(D)を開示しており、この式においては、
R1Bはアルキルであり、R3はH、アルキル、アルケニルまたはアルキニル、パー
フルオロアルキル、ハロゲン、-NO2、-CNまたは場合により置換されたフェニル
であり、R4はホルミル、アシル、カルボキシ、アルコキシカルボニル、アミノカ
ルボニル、アルコキシアルキルおよびヒドロキシアルキルを包含し、Xは単結合
であり、そしてR5は-SO2NH-ヘテロアリール、-SO2NHCOR12および-SO2NHCONR2R12
を包含し、ここでR2はHまたはアルキルであり、そしてR12はアリール、ヘテロ
アリール、シクロアルキル、パーフルオロアルキルまたは場合により置換された
C1-C4アルキルであり、ここでアルキル置換基にはアリール、ヘテロアリール、
アルキル、OH、SH、アルコキシ、チオアルコキシ、ハロ、カルボキシ、アルコキ
シカルボニル、-NO2場合により置換されたアミノおよび種々のホスホリル基を包
含する。
欧州特許出願EP A 503,162(1992年9月16日公開、Hoechst Aktiengesellsche
ft)は構造式(E)の化合物を記載しており、この式においてZは窒素であること
ができ、そしてXおよびYは独立してCR2である。R1はアルキル、アルケニル、
アルキニル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、シクロアルキルアルケ
ニル、シクロアルキルアルキニルまたはベンジルである。R2はH、ハロゲン、ニ
トロ、パーフルオロアルキル、ペンタフルオロフェニル、シアノ、フェニル、フ
ェニルアルキル、アルキル、アルケニル、フェニルアルケニル、イミダゾリルア
ルキル、チアゾリルアルキル、テトラゾリルアルキル、エーテル、エステル、チ
オエーテル、スルフィド、スルホキシド、スルホン、アミドおよびその他の基で
あることができる。L-(O)q-Aはビフェニルメチル基を示し、これは酸性の基で2
′位において置換されていてよい。
上記した文献の何れも本発明のイミダゾールビフェニルスルホニ
ルカーバメートを開示していない。2種類のアンジオテンシンII受容体が種々の
哺乳類の組織中に広範囲に分布していることは良く知られている(P.C.Wong等
,Cardiovascular Drug Reviews 1991;9:317-339;Trends in Endocrinol.Me
tab.1992;3:211-217)。血圧の媒介に最も直接的に関与しているアンジオテ
ンシンII受容体はAT1受容体と称されており、そして、非ペプチド拮抗剤DuP 753
に対する感受性が高いという特徴を有する。第2のアンジオテンシンII受容体は
AT2と称され、これは、PD 123277(前掲書)と命名された別の種類の非ペプチド
AII拮抗剤に対し、そして、ペプチドCGP42112Aに対して感受性を有する。アンジ
オテンシンII両方の受容体サブタイプに対し、ほぼ等しい親和性を有する。
最近の研究によればAT2受容体は心臓の結合組織の合成と分解の媒介において
ある役割を有するとされている。例えばMatsubara等(The FASEB Journal 6,4
:A941,1992)はPD 123177が培養心臓腺維芽細胞におけるコラゲナーゼのAII誘
発阻害をブロックすることを報告しているが、Dup 753については報告していな
い。PD 123177およびDuP 753は共に、心臓腺維芽細胞におけるコラーゲン合成の
AII誘発増大をブロックすることがZhou等により報告されている(The FASEB Jou
rnal 6,4:A1914,1992)。
CGP 42112A=ニコチン酸-Tyr-(Na-ベンジルオキシカルボニル-Arg)Lys-His-Pr
o-Ile-OH
TsutsumiおよびSaavedraは大脳動脈内AT2受容体を発見している(Am.J.Phys
iol.261:H667-H670,1991)。PD 123177の類縁体であるPD 123319は、生体内
顕微鏡検査によりモニタリングされたラットの頭蓋窓調製物中のアンジオテンシ
ンIIにより誘発された軟膜動脈拡張をブロックすることがBrixおよびHaberlによ
り報告されている(The FASEB Journal 6,4:A1264,1992)。このことは、AT2
受容体が大脳の血流の調節においてある役割を有することを示唆している。
AT2の選択的拮抗剤CGP 42112Aはニワトリの漿尿膜中のアンジオテンシンIIに
より誘発された微細血管密度の増大をブロックすることがLeNoble等により報告
されており(The FASEB Journal 6,4:A937,1992)、アンジオテンシンIIがあ
る意味においてAT2受容体を介した脈管形成を媒介していることが示唆されてい
る。
上記したとおり米国特許5,138,069号に開示されているDuP 753は選択的AT1拮
抗剤であり、AT2受容体に対する親和性は極めて低い。開示した化合物の何れか
が高いAT2親和性を有することを示唆するようなデータは米国特許5,138,069号に
もその他の上記した文献にも示されていない。
強力なAT1拮抗作用および抗高血圧特性の他に、本発明のイミダゾール化合物
は強力なAT2拮抗特性を有する。AT1拮抗特性はin vivoの循環アンジオテンシンI
I濃度を増大させ(Y.Christen等,Am.J.Hypertensior,1991;4:350S-353S
)、そしてAT2が存在する場合は、これが媒介する高濃度AIIのもたらす影響につ
いては未
知であるため、AT1標的療法の間はAT1/AT2同時拮抗が望ましいことが解ってい
る。
本発明の要旨
本発明は、アンジオテンシンIIをブロックする下記式(I):
〔式中R1はメタまたはパラ位に有り、そして、
(a)4-CO2H、
(b)-CH2CO2H、
(c)-C(CF3)2OH、
(d)-CONHNHSO2CF3、
(e)4-CONHCH(CO2H)CH2C6H5(L異性体)
(f)4-CONHOR12
(g)-CONHSO2R10、
(h)-CONHSO2NHR9、
(i)-C(OH)R9PO3H2、
(j)-NHCOCF3、
(k)-NHCONHSO2R10、
(l)-NHPO3H2、
(m)4-NHSO2R10、
(n)-NHSO2NHCOR10、
(o)-OPO3H2、
(p)-OSO3H、
(q)-PO3H2、
(r)-PO(OH)R9、
(s)-SO3H、
(t)-SO2NHR9、
(u)-SO2NHCOR10、
(v)-SO2NHCONHR9、
(ii)-SO2NHCO2R10
R2は独立して
(a)H、
(b)ハロ(F、Cl、Br、I)、
(c)C1〜C4-アルキル、
(d)C1〜C4-アルコキシ、
(e)C1〜C4-アシルオキシ、
(f)C1〜C4-アルキルチオ、
(g)C1〜C4-アルキルスルフィニル、
(h)C1〜C4-アルキルスルホニル、
(i)-(C1〜C4-アルキル)-OH、
(j)-(C1〜C4)アルキル-アリール、
(k)-CO2H、
(l)-CN、
(m)テトラゾール-5-イル、
(n)-CONHOR12、
(o)-SO2NHR9、
(p)-NH2、
(q)C1〜C4-アルキルアミノ、
(r)C1〜C4-ジアルキルアミノ、
(s)-NHSO2R10、
(t)-NO2、
(u)フリル、
(v)フェニルまたは場合によりハロ、C1〜C4-アルキル、C1〜C4-アルコキシ
、-NO2、-CF3、C1〜C4-アルキルチオ、-OH、-NH2、
C1〜C4-アルキルアミノ、C1〜C4-ジアルキルアミノ、-CN、-CO2R12、アセチルよ
りなる群から選択される置換基1または2個で置換されたフェニル、
R3は独立して、
(a)H、
(b)ハロ、
(c)C1〜C4-アルキル、
(d)C1〜C4-アルコキシまたは
(e)-C1〜C4-アルキル-(C1〜C4-アルコキシ);
R4は、
(a)-CN、
(b)-NO2、または
(c)-CO2R11;
R5は、
(a)H、
(b)C1〜C6-アルキル、
(c)C3〜C6-シクロアルキル、
(d)C2〜C4-アルケニル、または
(e)C2〜C4-アルキニル、
R6は、
(a)C1-C10-アルキル、
(b)C3〜C10-アルケニル、
(c)C3〜C10-アルキニル、
(d)C3〜C8-シクロアルキル、
(e)C3〜C8-シクルアルケニル、
(f)-C1〜C3-アルキル-(C3〜C8-シクロアルキル)、
(g)-C1〜3-アルケニル-(C5〜C10-シクロアルキル)、
(h)-C1〜C3-アルキニル-(C5〜C10-シクロアルキル)、
(i)-(CH2)sS(CH2)mR5、または
(j)場合により、ハロ、C1〜C4-アルキル、C1〜C4-アルコキシまたは-NO2よ
りなる群から選択される置換基1〜2個でフェニル環上で置換されたベンジル、
R7は、
(a)C1〜C6-アルキル、
(b)C3〜C6-シクロアルキル、
(c)アリール、または
(d)場合により、ハロ、C1〜C4-アルキル、C1〜C4-アルコキシまたは-NO2よ
りなる群から選択される置換基1〜2個でフェニル環上で置換されたベンジル、
R8は
(a)H、
(b)ハロゲン(F、Cl、Br、I)、
(c)フェニルまたは場合によりハロゲン(F、Cl、Br、I)、C1〜C4-アルキ
ル、-OH、C1〜C4-アルコキシ、-NO2、-NR26R27、-NR26COR11、-NR26CO2R7、-S(O
)rR10、-SO2NR26R27、-NR26SO2R10、-CF3で置換されたフェニル、
(d)C1〜C6-アルキル、ただし場合により下記の基で置換されたもの、
i) OR25
ii) S(O)rR10、
iii) NR23R24、
iv) NR26COR11、
v) NR26CO2R7、
vi) NR26CONR23R24、
vii) OCONR23R24、
viii)OCOR11、
ix) アリール、
(e)C2〜C6-アルケニル、
(f)-C1〜C4-アルキルアリール、
(h)C1〜C4-アルコキシ、
(i)CvF2v+1ただしv=1〜3、
(j)-S(O)rR10、
(k)-S(O)2NR23R24、
(l)-CONR23R24、
(m)-COR7、または
(n)-CO2R12、
R9は、
(a)H、
(b)C1〜C5-アルキル、
(c)アリール、
(d)-(C1〜C4-アルキル)-アリール、
(e)ヘテロアリール、または
(f)C3-C5-シクロアルキル、
R10は、
(a)アリール、
(b)C3〜C7-シクロアルキル、
(c)C1〜C4-パーフルオロアルキル、
(d)C1〜C4-アルキル、ただし場合によりアリール、ヘテロアリール、-OH、-
SH、C1〜C4-アルキル、C1〜C4-アルコキシ、C1〜C4-アルキルチオ、-CF3、ハロ
、-NO2、-CO2R12、-NH2、C1〜C4-アルキルアミノ、C1〜C4-ジアルキルアミノ、-
PO3H2よりなる群から選択される置換基で置換されたもの、
(e)ヘテロアリール、
R11、R11aおよびR11bは独立して、
(a)H、
(b)C1〜C6-アルキル、
(c)C3〜C6-シクロアルキル、
(d)アリール、
(e)-(C1〜C5-アルキル)-アリール、または
(f)ヘテロアリール、
R12は、
(a)H、
(b)メチル、または
(c)場合により、ハロ、C1〜C4-アルキル、C1〜C4-アルコキシまたは-NO2よ
りなる群から選択される置換基1〜2個でフェニル環上で置換されたベンジル、
R13は、
(a)-CO2H、
(b)-CH2CO2H、
(c)-C(CF3)2OH、
(d)-CONHNHSO2CF3、
(e)-CONHOR12、
(f)-CONHSO2R10、
(g)-CONHSO2NHR9、
(h)-C(OH)R9PO3H2、
(i)-NHCOCF3、
(j)-NHCONHSO2R10、
(k)-NHPO3H2、
(l)-NHSO2R10、
(m)-NHSO2NHCOR10、
(n)-OPO3H2、
(o)-OSO3H、
(p)-PO(OH)R9、
(q)-PO3H2、
(r)-SO3H、
(s)-SO2NHR9、
(t)-SO2NHCOR10、
(u)-SO2NHCONHR9、
(v)-SH2NHCH2R10、
R14は、
(a)H、
(b)C1〜C6-アルキル、
(c)-CH2CH=CH2、または
(d)場合により、ハロ、C1〜C4-アルキル、C1〜C4-アルコキシまたは-NO2よ
りなる群から選択される置換基1〜2個でフェニル環上で置換されたベンジル;
R15は、
(a)H、
(b)C1〜C8-アルキル、
(c)C1〜C8-パーフルオロアルキル、
(d)C3〜C6-シクロアルキル、
(e)アリール、または
(f)場合により、ハロ、C1〜C4-アルキル、C1〜C4-アルコキシまたは-NO2よ
りなる群から選択される置換基1〜2個でフェニル環上で置換されたベンジル;
R16は、
(a)H、
(b)C1〜C6-アルキル、または
(c)場合により、ハロ、C1〜C4-アルキル、C1〜C4-アルコキシまたは-NO2よ
りなる群から選択される置換基1〜2個でフェニル環上で置換されたベンジル;
R17は、
(a)H、
(b)C1〜C6-アルキル、
(c)C3〜C6-シクロアルキル、
(d)アリール、または
(e)場合により、ハロ、C1〜C4-アルキル、C1〜C4-アルコキシまたは-NO2よ
りなる群から選択される置換基1〜2個でフェニル環上で置換されたベンジル;
R18は、
(a)-NR19R20、
(b)-NHCONH2、
(c)-NHCSNH2、または
(d)-NHSO2-C6H5;
R19およびR20は独立して、
(a)H、
(b)C1〜C5-アルキル、または
(c)アリール、
R21およびR22は独立して、
(a)C1〜C4-アルキルであるか、
または一緒になって
(b)-(CH2)qを形成し;
R23およびR24は独立して、
(a)H、
(b)C1〜C6-アルキル、
(c)アリール、または
(d)-(C1〜C4-アルキル)-アリール、または
(e)R23およびR24は一緒になってピロリジン、ピペリジンまたはモルホリン
環を形成し;
R25は、
(a)H、
(b)C1〜C6-アルキル、
(c)アリール、
(d)-(C1〜C4-アルキル)-アリール、
(e)C3〜C6-アルケニル、または
(f)-(C3〜C6-アルケニル)-アリール、
R26およびR27は独立して、
(a)H、
(b)C1〜C4-アルキル、
(c)アリール、または
(d)-CH2-アリール、
R28は、
(a)アリール、または
(b)ヘテロアリール、
R29は、
(a)-CHO、
(b)-CONH2、
(c)-NHCHO、
(d)-CO-(C1〜C6パーフルオロアルキル)、
(e)-S(O)r(C1〜C6パーフルオロアルキル)、
(f)-O-(C1〜C6パーフルオロアルキル)、または
(g)-NR11a-(C1〜C6パーフルオロアルキル);
R30は、
(a)-CHO、
(b)-SO2-(C1〜C6パーフルオロアルキル)、または
(c)-CO-(C1〜C6パーフルオロアルキル)
Aは、
(a)-(CH2)n-L1-B-(T)y-(B)y-X2-(B)y-R28、
(b)-(CH2)n-L1-B-T-(B)y-R28、
(c)-(CH2)n-L1-B-(T)y-(B)y-X2-B、
(d)-(CH2)n-L1-B-T-(B)y-R29、
(e)-(CH2)n-L1-T-(B)y-X2-(B)y-R28、
(f)-(CH2)n-L1-T-(B)y-R28、
(g)-(CH2)n-L1-T-(B)y-X2-B、
(h)-(CH2)n-L1-(CR19R20)-D-(T)y-(B)y-X3-(B)y-R28、
(i)-(CH2)n-L1-(CR19R20)-D-T-(B)y-R28、
(j)-(CH2)n-L1-(CR19R20)-D-(T)y-(B)y-X3-B、
(k)-(CH2)n-L1-(CR19R20)-D-T-(B)y-R29、
(l)-(CH2)n-L1-(CR19R20)-D-T-(B)y-X4-(B)y-R28、
(m)-(CH2)n-L1-(CR19R20)-D-B-X4-(B)y-R28、
(n)-(CH2)n-L1-(CR19R20)-D-T-(B)y-X4-B、
(o)-(CH2)n-L1-(CR19R20)-D-B-X4-B、
(p)-(CH2)n-L2-B-(T)y-(B)y-X2-(B)y-R28、
(q)-(CH2)n-L2-B-T-(B)y-R28、
(r)-(CH2)n-L2-B-(T)y-(B)y-X2-B、
(s)-(CH2)n-L2-B-T-(B)y-R29、
(t)-(CH2)n-L2-T-(B)y-X2-(B)y-R28、
(u)-(CH2)n-L2-T-(B)y-R28、
(v)-(CH2)n-L2-T-(B)y-X2-B、
(w)-(CH2)n-L2-D-(T)y-(B)y-X3-(B)y-R28、
(x)-(CH2)n-L2-D-T-(B)y-R28、
(y)-(CH2)n-L2-D-(T)y-(B)n-X3-B、
(z)-(CH2)n-L2-D-T-(B)y-R29、
(aa)-(CH2)n-L2-D-T-(B)y-X4-(B)y-R28、
(bb)-(CH2)n-L2-D-B-X4-(B)y-R28、
(cc)-(CH2)n-L2-D-T-(B)y-X4-B、
(dd)-(CH2)n-L2-D-B-X4-B、
(ee)-(CH2)m-L3-B-(T)y-(B)y-X2-(B)y-R28、
(ff)-(CH2)m-L3-B-T-(B)y-R28、
(gg)-(CH2)m-L3-B-(T)y-(B)y-X2-B、
(hh)-(CH2)m-L3-B-T-(B)y-R29、
(ii)-(CH2)m-L3-T-(B)y-X2-(B)y-R28、
(jj)-(CH2)m-L3-T-(B)y-R28、
(kk)-(CH2)m-L3-T-(B)y-X2-B、
(ll)-(CH2)m-L3-(CR19R20)-D-(T)y-(B)y-X3-(B)y-R28、
(mm)-(CH2)m-L3-(CR19R20)-D-T-(B)y-R28、
(nn)-(CH2)m-L3-(CR19R20)-D-(T)y-(B)y-X3-B、
(oo)-(CH2)m-L3-(CR19R20)-D-T-(B)y-R29、
(pp)-(CH2)m-L3-(CR19R20)-D-T-(B)y-X4-(B)y-R28、
(qq)-(CH2)m-L3-(CR19R20)-D-(B)-X4-(B)y-R28、
(rr)-(CH2)m-L3-(CR19R20)-D-T-(B)y-X4-B、
(ss)-(CH2)m-L3-(CR19R20)-D-B-X4-B、
L1は、
(a)-CO2、
(b)-CONR11a、
(c)-NR11aCO2-、または
(d)-NR11aCONR11b;
L2は、
(a)-CO-、
(b)NR11aCO-、または
(c)-O2C-;
L3は、
(a)-O-、
(b)-SO-、または
(c)-NR11a;
BはC1〜C6アルキル、
DはC2〜C8アルケニルまたはC2〜C8アルキニル;
Tは、
(a)アリーレン、または
(b)ヘテロアリーレン、
X1は、
(a)炭素−炭素単結合、
(b)-CO-、
(c)C(R19)(R20)-、
(d)-O-、
(e)-S-、
(f)-SO-、
(g)-SO2-、
(h)-NR14-、
(i)-CONR16-、
(j)-NR16CO-、
(k)-OC(R19)(R20)-、
(l)-C(R19)(R20)O-、
(m)-SC(R19)(R20)-、
(n)-C(R19)(R20)S-、
(o)-NHC(R19)(R20)-、
(p)-C(R19)(R20)NH-、
(q)-NR16SO2-、
(r)-SO2NR16-、
(s)-CH=CH-、
(t)-CF=CF-、
(u)-CF=CH-、
(v)-CH=CF-、
(w)-CF2CF2-、
(x)-CH(OR15)-、
(y)-CH(OCOR17)-、
(z)-C(=NR18)-、
(aa)-C(OR21)(OR22)-、
(bb)1,2-シクロプロピル、または
(cc)1,1-シクロプロピル、
X2は、
(a)-CO-、
(b)-O-、
(c)-S(O)r-、
(d)-(C1〜C4-アルキレン)-、
(e)-NR11aCONR11b-、
(f)-CONR11a-、
(g)-NR11aCO-、
(h)-SO2NR16-、
(i)-NR16SO2-、
(j)-CONR11aSO2-、
(k)-SO2NR11aCO-、
(l)-SO2NR11aCO2-、
(m)-OCONR11aSO2-、
(n)-SO2NR11aCONR11b-、
(o)-NR11aCONR11bSO2-、
(p)-SO2NR11aSO2-、
(q)-CONR11aSO2NR11b-、または
(r)-NR11aSO2NR11bCO-、
X3は、
(a)-CO-、
(b)-SO-、
(c)-SO2-、
(d)単結合、
(e)-CONR11a-、
(f)-SO2NR16-、
(g)-CONR11aSO2-、
(h)-SO2NR11aCO-、
(i)-SO2NR11aCO2-、
(j)-SO2NR11aCONR11b-、
(k)-SO2NR11aSO2-、または
(l)-CONR11aSO2NR11b-;
X4は、
(a)-NR11aCONR11b-、
(b)-NR11aCO-、
(c)-NR16SO2-、
(d)-OCONR11aSO2-、
(e)-NR11aCONR11bSO2-、または
(f)-NR11aSO2NR11bCO-;
X5は、
(a)-CO-、
(b)-SO2-、
(c)-COO-、または
(d)-CONR11a-;
Zは、
(a)-O-、
(b)-S-、または
(c)-NR11-;
kは1または2;
mは1〜5;
nは0〜2;
qは2〜3;
rは0〜2;
sは0〜5;
tは0〜3;
uは2〜5;
yは0または1〕の新規なインダゾール化合物およびこれらの化合物の薬学的
に許容される塩に関する。
本発明の好ましい化合物は、式(I)において、
Aが、
(a)-(CH2)n-L1-B-(T)y-(B)y-X2-(B)y-R28、
(b)-(CH2)n-L1-B-T-(B)y-R28、
(c)-(CH2)n-L1-B-(T)y-(B)y-X2-B、
(d)-(CH2)n-L1-B-T-(B)y-R29、
(e)-(CH2)n-L2-B-(T)y-T-(B)y-X2-(B)y-R28、
(f)-(CH2)n-L2-B-T-(B)y-R28、または
(g)-(CH2)n-L2-B-(T)y-(B)y-X2-B、
(h)-(CH2)n-L2-B-T-(B)y-R29;であるような化合物である。
上記した本発明の好ましい実施態様は下記式II:
〔式中、R2は独立して、
(a)H、
(b)ハロ(F、Cl、Br、I)、または
(c)C1〜C4-アルキル;
R3は、
(a)H、または
(b)ハロ(F、Cl、Br、I);
R6は、
(a)C1〜C10アルキル、
(b)C3〜C10アルケニル、または
(c)C3〜C10アルキニル;
R9は、
(a)H、
(b)C1〜C5-アルキル、
(c)アリール、
(d)-(C1〜C4-アルキル)-アリール、または
(e)ヘテロアリール;
R10は、
(a)アリール、
(b)C3〜C7-シクロアルキル、
(c)C1〜C4-パーフルオロアルキル、
(d)C1〜C4-アルキルただし場合によりアリール、ヘテロアリール、OH、-SH
、C1〜C4-アルキル、C1-C4-アルコキシ、C1〜C4-アルキルチオ、-CF3、ハロ、-N
O2、-CO2R12、-NH2、C1〜C4-アルキルアミノ、C1〜C4-ジアルキルアミノ、-PO3H2
よりなる群から選択される置換基で置換されたもの、
(e)ヘテロアリール;
R11、R11aおよびR11bは独立して、
(a)H、
(b)C1〜C6-アルキル、
(c)C3〜C6-シクロアルキル、
(d)アリール、
(e)-(C1〜C5-アルキル)-アリール、または
(f)ヘテロアリール;
R13は、
(a)-CO2H、
(b)-CONHSO2R10、
(c)-CONHSO2NHR9、
(d)-NHCONHSO2R10、
(e)-NHSO2R10、
(f)-NHSO2NHCOR10、
(g)-SO2NHR9、
(h)-SO2NHCOR10、
(i)-SO2NHCONHR9、
(j)-SO2NHCO2R10、または
R16は、
(a)H、
(b)C1〜C6-アルキル、または
(c)場合により、ハロ、C1〜C4-アルキル、C1〜C4-アルコキシ
または-NO2よりなる群から選択される置換基1〜2個でフェニル環上で置換され
たベンジル;
R28は、
(a)アリール、または
(b)ヘテロアリール;
R29は、
(a)-CHO、
(b)-CONH2、
(c)-NHCHO、
(d)-CO-(C1〜C6パーフルオロアルキル)、
(e)-S(O)r(C1〜C6パーフルオロアルキル);
Eは、
(a)-(T)y-(B)y-X2-(B)y-R28、
(b)-T-(B)y-R28、
(c)-(T)y-(B)y-X2-B、または
(d)-T-(B)y-R29;
L1は、
(a)-CO2-、
(b)-CONR11a-、
(c)-NR11aCO2-、
(d)-NR11aCONR11b-;
BはC1〜C6アルキル、
X2は、
(a)-CO-、
(b)-O-、
(c)-S(O)r-、
(d)-(C1〜C4-アルキレン)-、
(e)-NR11aCONR11b-、
(f)-CONR11a-、
(g)-NR11aCO-、
(h)-SO2NR16、
(i)-NR16SO2-、
(j)-CONR11aSO2-、
(k)-SO2NR11aCO-、
(l)-SO2NR11aCO2-、
(m)-OCONR11aSO2-、
(n)-SO2NR11aCONR11b-、
(O)-NR11aCONR11bSO2-、
(p)-SO2NR11aSO2-、
(q)-CONR1laSO2NR11b-、または
(r)-NR11aSO2NR11bCO-、
である〕の化合物およびこれらの化合物の薬学的に許容される塩である。
本発明のもう1つの好ましい実施態様は下記式III:
〔式中、R2は独立して、
(a)H、
(b)ハロ(F、Cl、Br、I)、または
(c)C1〜C4-アルキル;
R3は、
(a)H、または
(b)ハロ(F、Cl、Br、I);
R6は、
(a)C1〜C10アルキル、
(b)C3〜C10アルケニル、または
(c)C3〜C10アルキニル;
R9は、
(a)H、
(b)C1〜C5-アルキル、
(c)アリール、
(d)-(C1〜C4-アルキル)-アリール、または
(e)ヘテロアリール;
R10は、
(a)アリール、
(b)C3〜C7-シクロアルキル、
(c)C1〜C4-パーフルオロアルキル、
(d)C1〜C4-アルキルただし、場合によりアリール、ヘテロアリール、-OH、-
SH、C1〜C4-アルキル、C1-C4-アルコキシ、C1〜C4-アルキルチオ、-CF3、ハロ、
-NO2、-CO2R12、-NH2、C1〜C4-アルキルアミノ、C1〜C4-ジアルキルアミノ、-PO3
H2よりなる群から
選択される置換基で置換されたもの、または
(e)ヘテロアリール;
R11、R11aおよびR11bは独立して、
(a)H、
(b)C1〜C6-アルキル、
(c)C3〜C6-シクロアルキル、
(d)アリール、
(e)-(C1〜C5-アルキル)-アリール、または
(f)ヘテロアリール;
R13は、
(a)-CO2H、
(b)-CONHSO2R10、
(c)-CONHSO2NHR9、
(d)-NHCONHSO2R10、
(e)-NHSO2R10、
(f)-NHSO2NHCOR10、
(g)-SO2NHR9、
(h)-SO2NHCOR10、
(i)-SO2NHCONHR9、
(j)-SO2NHCO2R10、または
R16は、
(a)H、
(b)C1〜C6-アルキル、または
(c)場合により、ハロ、C1〜C4-アルキル、C1〜C4-アルコキシまたは-NO2よ
りなる群から選択される置換基1〜2個でフェニル環上で置換されたベンジル;
R28は、
(a)アリール、または
(b)ヘテロアリール;
R29は、
(a)-CHO、
(b)-CONH2、
(c)-NHCHO、
(d)-CO-(C1〜C6パーフルオロアルキル)、
(e)-S(O)r(C1〜C6パーフルオロアルキル);
Gは、
(a)-(T)y-(B)y-X2-(B)y-R28、
(b)-T-(B)y-R28、
(c)-(T)y-(B)y-X2-B、または
(d)-T-(B)y-R29;
L2は、-CO-、-NR11aCO-または-O2C-;
BはC1〜C6アルキル;
X2は、
(a)-CO-、
(b)-O-、
(c)-S(O)r-、
(d)-(C1〜C4-アルキレン)-、
(e)-NR11aCONR11b-、
(f)-CONR11a-、
(g)-NR11aCO-、
(h)-SO2NR16-、
(i)-NR16SO2-、
(j)-CONR11aSO2-、
(k)-SO2NR11aCO-、
(l)-SO2NR11aCO2-、
(m)-OCONR11aSO2-、
(n)-SO2NR11aCONR11b-、
(o)-NR11aCONR11bSO2-、
(p)-SO2NR11aSO2-、
(q)-CONR11aSO2NR11b-、または
(r)-NR11aSO2NR11bCO-、
である〕の化合物およびこれらの化合物の薬学的に許容される塩である。
本発明の好ましい化合物の例を以下に示す。
1−((2′−((i−アミルオキシカルボニルアミノ)スルホニル)−3−
フルオロ−(1,1′−ビフェニル)−4−イル)メチル)−5−〔2−(N−ベ
ンゾイル−N−フェニルアミノ)エチルカルボニル〕−4−エチル−2−プロピ
ル−1H−イミダゾール、
1−((2′−((n−ブチルオキシカルボニルアミノ)スルホニル)−3−
フルオロ−(1,1′−ビフェニル)−4−イル)メチル)−5−〔2−(N−ベ
ンゾイル−N−フェニルアミノ)エチルカルボニル〕−4−エチル−2−プロピ
ル−1H-イミダゾール
1−((2′−((n−プロピルオキシカルボニルアミノ)スルホニル)−3
−フルオロー(1,1′−ビフェニル)−4−イル)メチル)−5−〔2−(N−
ベンゾイル−N−フェニルアミノ)−エチルカルボニル〕−4−エチル−2−プ
ロピル−1H−イミダゾール
1−((2′−((n−ブチルオキシカルボニルアミノ)スルホニル)−3−
フルオロ−(1,1′−ビフェニル)−4−イル)メチル)−5−〔2−(N−ベ
ンゾイル−N−ブチルアミノ)エチルカルボニル〕−4−エチル−2−プロピル
−1H−イミダゾール
1−((2′−((n−ブチルオキシカルボニルアミノ)スルホニル)−3−
フルオロ−(1,1′−ビフェニル)−4−イル)メチル)−5−〔2−(N−ベ
ンゾイル−N−プロピルアミノ)エチルカルボニル〕−4−エチル−2−プロピ
ル−1H−イミダゾール
1−((2′−((n−ブチルオキシカルボニルアミノ)スルホニル)−3−
フルオロ−(1,1′−ビフェニル)−4−イル)メチル)−5−〔2−(N−ブ
チリル−N−プロピルアミノ)エチルカルボニル〕−4−エチル−2−プロピル
−1H−イミダゾール
1−((2′−((n−ブチルオキシカルボニルアミノ)スルホニル)−3−
フルオロ−(1,1′−ビフェニル)−4−イル)メチル)−5−〔2−(n−ブ
チリル−N−フェニルアミノ)エチルカルボニル〕−4−エチル−2−プロピル
−1H−イミダゾール
1−((2′−(i−アミルオキシカルボニルアミノ)スルホニル)−3−フ
ルオロ−(1,1′−ビフェニル)−4−イル)メチル)−5−〔2−(N−ブチ
リル−N−フェニルアミノ)エチルカルボニル〕−4−エチル−2−プロピル−
1H−イミダゾール
1−((2′−((i−アミルオキシカルボニルアミノ)スルホニル)
−3−フルオロ−(1,1′−ビフェニル)−4−イル)メチル)−5−〔2−(
N−イソニコチノイル−N−ピリジン−3−イルアミノ)エチルカルボニル〕−
4−エチル−2−プロピル−1H−イミダゾール
1−((2′−((n−ブチルオキシカルボニルアミノ)スルホニル)−3−
フルオロ−(1,1′−ビフェニル)−4−イル)メチル)−5−〔2−(N−イ
ソニコチノイル−N−ピリジン−3−イルアミノ)エチルカルボニル〕−4−エ
チル−2−プロピル−1H−イミダゾール
1−((2′−((n−ブチルオキシカルボニルアミノ)スルホニル)−3−
フルオロ(1,1′−ビフェニル)−4−イル)メチル)−5−〔2−(N−ニコ
チノイル−N−ピリジン−3−イルアミノ)エチルカルボニル〕−4−エチル−
2−プロピル−1H−イミダゾール
1−((2′−((i−アミルオキシカルボニルアミノ)スルホニル)−3−
フルオロ−(1,1′−ビフェニル)−4−イル)メチル)−5−〔2−(N−ニ
コチノイル−N−ピリジン−3−イルアミノ)エチルカルボニル〕−4−エチル
−2−プロピル−1H−イミダゾール
1−((2′−((i−アミルオキシカルボニルアミノ)スルホニル)−3−
フルオロ−(1,1′−ビフェニル)−4−イル)メチル)−5−〔2−(N−ニ
コチノイル−N−ピリジン−2−イルアミノ)エチルカルボニル〕−4−エチル
−2−プロピル−1H−イミダゾール
1−((2′−((i−アミルオキシカルボニルアミノ)スルホニル)−3−
フルオロ−(1,1′−ビフェニル)−4−イル)メチル)−5−〔2−(N−イ
ソニコチノイル−N−フェニルアミノ)エチルカルボニル〕−4−エチル−2−
プロピル−1H−イミダゾール
1−((2′−((i−アミルオキシカルボニルアミノ)スルホニル)−3−
フルオロ−(1,1′−ビフェニル)−4−イル)メチル)−5
−〔2−(N−ブチリル−N−ピリジン−3−イルアミノ)エチルカルボニル〕
−4−エチル−2−プロピル−1H−イミダゾール
1−((2′−((i−アミルオキシカルボニルアミノ)スルホニル)−3−
フルオロ−(1,1′−ビフェニル)−4−イル)メチル)−5−〔2−(N−イ
ソブチリル−N−ピリジン−3−イルアミノ)エチルカルボニル〕−4−エチル
−2−プロピル−1H−イミダゾール
1−((2′−((n−ブチルオキシカルボニルアミノ)スルホニル)−3−
フルオロ−(1,1′−ビフェニル)−4−イル)メチル)−5−〔2−(N−ア
セチル−N−ピリジン−3−イルアミノ)エチルカルボニル〕−4−エチル−2
−プロピル−1H-イミダゾール
1−((2′−((i−アミルオキシカルボニルアミノ)スルホニル)−3−
フルオロ−(1,1′−ビフェニル)−4−イル)メチル)−5−〔2−(N−ブ
チリル−N−ピリジン−2−イルアミノ)エチルカルボニル〕−4−エチル−2
−プロピル−1H−イミダゾール
1−((2′−((i−アミルオキシカルボニルアミノ)スルホニル)−(1,1
′−ビフェニル)−4−イル)メチル)−5−〔2−(N−ブチリル−N−ピリ
ジン−3−イルアミノ)エチルカルボニル〕−2−ブチル−4−クロロ−1H−イ
ミダゾール
1−((2′−((i−アミルオキシカルボニルアミノ)スルホニル)−3−
フルオロ−(1,1′−ビフェニル)−4−イル)メチル)−5−〔2−(N−プ
ロピオニル−N−ピリジン−3−イルアミノ)エチルカルボニル〕−4−エチル
−2−プロピル−1H−イミダゾール
1−((2′−((i−アミルオキシカルボニルアミノ)スルホニル)(1,1′
−ビフェニル)−4−イル)メチル)−5−〔2−(N−ニコチノニイル−N−
ピリジン−3−イルアミノ)エチルカルボニル〕
−4−エチル−2−プロピル−1H−イミダゾール
1−((2′−((i−アミルオキシカルボニルアミノ)スルホニル)(1,1′
−ビフェニル)−4−イル)メチル)−5−〔2−(N−ブチリル−N−ピリジ
ン−3−イルアミノ)エチルカルボニル〕−4−エチル−2−プロピル−1H−
イミダゾール
1−((2′−((n−ブチルオキシカルボニルアミノ)スルホニル)−3−
フルオロ−(1,1′−ビフェニル)−4−イル)メチル)−4−エチル−5−(
2−(2−フェノキシフェニル)エチルカルボニル)−2−プロピル−1H−イミ
ダゾール
4−〔((5−(2−ベンゾイルベンジルオキシカルボニル)−4−エチル−
2−n−プロピル)イミダゾール−1−イル)メチル〕−3−フルオロ−2′−
n−ブチルオキシカルボニルアミノスルホニル−1,1′−ビフェニル
4−〔((5−(2−ベンゾイルベンジルオキシカルボニル)−4−エチル−
2−n−プロピル)イミダゾール−1−イル)メチル〕−3−フルオロ−2′−
((2−フェニル)エチルオキシカルボニルアミノスルホニル)−1,1′−ビフ
ェニル
4−〔((5−(2−ベンゾイルベンジルオキシカルボニル)−4−エチル−
2−n−プロピル)イミダゾール−1−イル)メチル〕−2′−((2−フェニ
ル)エチルオキシカルボニルアミノスルホニル)−1,1′−ビフェニル
4−〔((5−(2−ベンゾイルベンジルオキシカルボニル)−4−エチル−
2−n−プロピル)イミダゾール−1−イル)メチル〕−3−フルオロ−2′−
n−ブチルオキシカルボニルアミノスルホニル−1,1′−ビフェニル
4−〔((5−(2−ベンゾイルベンジルオキシカルボニル)−4−エチル−
2−n−プロピル)イミダゾール−1−イル)メチル〕−3−フルオロ−2′−
n−イソアミルオキシカルボニルアミノスルホニル−1,1′−ビフェニル
4−〔((5−(2−ベンゾイルベンジルオキシカルボニル)−4−エチル−
2−n−プロピル)イミダゾール−1−イル)メチル〕−2′−n−イソアミル
オキシカルボニルアミノスルホニル−1,1'−ビフェニル
4−〔((5−(2−ベンゾイルベンジルオキシカルボニル)−4−エチル−
2−n−プロピル)イミダゾール−1−イル)メチル〕−3−フルオロ−2′−
n−プロピルオキシカルボニルアミノスルホニル−1,1′−ビフェニル
4−〔((5−(2−イソアミルオキシベンジルオキシカルボニル)−4−エ
チル−2−n−プロピル)イミダゾール−1−イル)メチル〕−3−フルオロ−
2′−n−ブチルオキシカルボニルアミノスルホニル−1,1′−ビフェニル
4−〔((5−(2−フェニルアミノカルボニル)ベンジルオキシカルボニル
−4−エチル−2−n−プロピル)イミダゾール−1−イル)メチル〕−3−フ
ルオロ−2′−n−ブチルオキシカルボニルアミノスルホニル−1,1′−ビフェニ
ル
4−〔((5−(2−ベンゾイルベンジルオキシカルボニル)−4−エチル−
2−n−プロピル)イミダゾール−1−イル)メチル〕−3−フルオロ−2′−
(1H-テトラゾール−5−イル)−1,1′−ビフェニル
4−〔((5−(2−トリフルオロフェニル)メチルアミノカルボニル)−4
−エチル−2−n−プロピル)イミダゾール−1−イル)メチル〕−3−フルオ
ロ−2′−イソアミルオキシカルボニルアミノスルホニル−1,1′−ビフェニル
N−ブチル,N−ベンジル−2−(アミノカルボニル)エチニルメチル4−エ
チル−2−プロピル−1−〔〔2′−(1H−テトラゾール−5−イル)ビフェニ
ル−4−イル〕メチル〕イミダゾール−5−カルボキシレート
N,N−ジフェニル−2−(アミノカルボニル)エチニルメチル4−エチル−2
−プロピル−1−〔〔2′−(1H-テトラゾール−5−イル)ビフェニル−4−イ
ル〕メチル〕イミダゾール−5−カルボキシレート
N−フェニル−2−(アミノカルボニル)エチル4−エチル−2−プロピル−
1−〔〔2′−(1H-テトラゾール−5−イル)ビフェニル−4−イル〕メチル〕
イミダゾール−5−カルボキシレート
N−ブチル,N−ベンジル−4−(アミノカルボニル)プロピル4−エチル−
2−プロピル−1−〔〔2′−(1H-テトラゾール−5−イル)ビフェニル−4−
イル〕メチル〕イミダゾール−5−カルボキシレート
N,N−ジペンチル−4−(アミノカルボニル)プロピル4−エチル−2−プロ
ピル−1−〔〔2′−(テトラゾール−5−イル)ビフェニル−4−イル〕メチ
ル〕イミダゾール−5−カルボキシレート
4−〔(5−((2−ベンゾイル)フェニルカルボニルオキシメチル)−4−
クロロ−2−n−プロピルイミダゾール−1−イル)メチル〕−3−フルオロ−
2′−イソアミルオキシカルボニルアミノ
スルホニルビフェニル
1−((2′−((n−ブチルオキシカルボニルアミノ)スルホニル)−3−
フルオロ−(1,1′−ビフェニル)−4−イル)メチル)−2−(n−プロピル
)−4−エチル−5−(2−フェノキシ)フェノキシ)アセチル−1H−イミダゾ
ール
本明細書、請求の範囲を通じてアルキル置換基を記載する場合は、特段の記載
が無い限りノルマルアルキル構造(例えばブチルはn−ブチル)を指すものとす
る。しかしながら、上記した基(例えばR3)の定義において分枝鎖および直鎖の
両方がアルキル、アルケニルおよびアルキニルの範囲に含まれる。
アリールという用語は、場合により-OH、-SH、C1〜C4-アルキル、C1〜C4-アル
コキシ、-CF3、ハロ、-NO2、-CO2H、-CO2CH3、-CO2-ベンジル、-NH2、-NH(C1〜C4
-アルキル)、-N(C1〜C4-アルキル)2よりなる群から選択される置換基1〜3個で
置換されているフェニル、ビフェニル、ナフチルまたはフルオレニル基を包含す
るものとする。
ヘテロアリールという用語は、場合によりO、NおよびSよりなる群から選択
されるヘテロ原子1〜3個を含有することのできる、未置換、モノ置換またはジ
置換された5〜10員の単環式または2環式の芳香族環を指す。ヘテロアリールの
群の定義に含まれるものの例は、ピリジル、ピリダジニル、ピリミジニル、ピラ
ジニル、1,3,5−トリアジニル、フリル、チオフェニル、イミダゾリル、オキサ
ゾリル、チアゾリル、ベンゾフラニル、ベンゾチオフェニル、ベンズイミダゾリ
ル、ベンズオキサゾリル、ベンゾチアゾリル、インドリン−2−オニル、インド
リニル、インドリル、ピロリル、キ
ノリニルおよびイソキノリニルである。特に好ましいものは、場合により-OH、-
SH、C1〜C4-アルキル、C1〜C4-アルコキシ、-CF3、ハロ、-NO2、-CO2H、-CO2CH3
、-CO-ベンジル、-NH2、-NH(C1〜C4-アルキル)、-N(C1〜C4-アルキル)2よりな
る群から選択される置換基1〜3個で置換されている、2−、3−または4−ピ
リジル;2−または3−フリル;2−または3−チオフェニル;2−、3−また
は4−キノリニル;または1−、3−または4−イソキノリニルである。アリー
レンという用語は、鎖を形成するための2個の基の連結部として用いるフェニル
、ビフェニル、ナフチル、またはフルオレニル基を包含するものとする。アリー
レンの定義に含まれるものの例としては、以下に示す異性体リンカー;即ち、1,
2-フェニル、1,3-フェニル、1,4-フェニル;4,4′-ビフェニル、4,3′-ビフェニ
ル、4,2′-ビフェニル、2,4′-ビフェニル、2,3′-ビフェニル、2,2′-ビフェニ
ル、3,4′-ビフェニル、3,3′-ビフェニル、3,2′-ビフェニル;1,2-ナフチル、
1,3-ナフチル、1,4-ナフチル、1,5-ナフチル、1,6-ナフチル、1,7-ナフチル、1,
8-ナフチル、2,6-ナフチル、2,3-ナフチル、1,4-フルオレニルが挙げられる。特
に好ましいものは、場合により-OH、-SH、C1〜C4-アルキル、C1〜C4-アルコキシ
、-CF3、ハロ、-NO2、-CO2H、-CO2CH3、-CO2-ベンジル、-NH2、-NH(C1〜C4-アル
キル)、-N(C1〜C4-アルキル)2よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換
されている1,2-フェニル、1,3-フェニル、1,4-フェニル、4,4′-ビフェニル、3,
3′-ビフェニルおよび2,2′-ビフェニルである。
ヘテロアリーレンという用語は、鎖を形成するための2個の基の連結部として
用いるO、NおよびSよりなる群から選択されたヘテ
ロ原子1〜3個を場合により含むことのできる5−〜10員の未置換の芳香族環を
包含するものとする。ヘテロアリールの定義に含まれるものの例としては、2,3-
ピリジル、2,4-ピリジル、2,5-ピリジル、2,6-ピリジル、3,4-ピリジル、3,5-ピ
リジル、3,6-ピリジル;2,3-フリル、2,4-フリル、2,5-フリル;2,3-チオフェニ
ル、2,4-チオフェニル、2,5-チオフェニル;4,5-イミダゾリル、4,5-オキサゾリ
ル;4,5-チアゾリル;2,3-ベンゾフラニル;2,3-ベンゾチオフェニル;2,3-ベン
ズイミダゾリル;2,3-ベンズオキサゾリル;2,3-ベンゾチアゾリル;3,4-インド
リン−2−オニル;2,4-インドリニル;2,4-インドリル:2,4-ピロリル;2,4-キ
ノリニル、2,5-キノリニル、4,6-キノリニル;3,4-イソキノリニル、1,5-イソキ
ノリニルが挙げられる。特に好ましいものは、場合により-OH、-SH、C1〜C4-ア
ルキル、C1〜C4-アルコキシ、-CF3、ハロ、-NO2、-CO2H、-CO2CH3、-CO2-ベンジ
ル、-NH2、-NH(C1〜C4-アルキル)、-N(C1〜C4-アルキル)2よりなる群から選択さ
れる置換基1〜3個で置換されている2,3-ピリジル、3,4-ピリジル、2,3-フリル
、3,4-フリル、2,3-チオフェニル、3,4-チオフェニル、2,3-キノリニル、3,4-キ
ノリニルおよび1,4-イソキノリニルである。
薬学的に許容される塩とは、金属(無機)塩および有機塩の両方を包含し、そ
の例はRemingtons's Phamaceutical Sciences 17版、1418ページ(1985)に記載
されている。当該技術者の知るとおり、適切な塩の形態は物理的および化学的な
安定性、流動性、吸湿性および溶解性に基づいて選択する。上記した理由から、
好ましい本発明の塩としては、カリウム、ナトリウム、カルシウムおよびアンモ
ニウムの塩が挙げられる。
適切な製薬上の担体および式(I)、(II)または(III)の新規な化合物を含有す
る医薬組成物、および、高血圧および鬱血性心疾患を治療するための式(I)、(I
I)および(III)の新規な化合物を使用する方法も本発明の範囲に含まれる。医薬
組成物は場合により1つ以上のその他の治療薬、例えば利尿剤、アンジオテンシ
ンI変換酵素(ACE)阻害剤または非ステロイド抗炎症剤(NSAID)を含有することが
できる。更にまた、新規な式(I)の化合物を段階的に、または物理的な組み合わ
せとしNSAIDとともに投与することを包含する、NSAIDの投与が原因となる腎障害
を防止する方法も本発明の範囲に含まれる。本発明の化合物はまたレニンアンジ
オテンシン系を試験するための診断薬としても使用できる。
上記した構造式において、ある基が先に定義した基の2つ以上において置換基
となり得る場合は、最初の基(R#、Bまたはy)は、前に定義した基の各々にお
いて独立して選択できる。例えばR1およびR2は各々-CONHOR12であることができ
る。R12はR1およびR2において同じ置換基である必要はなく、各々独立して選択
できる。あるいは、例えば同じR基(例えばR2の場合)が1つの分子内に2個
存在する場合は、これらのR基の各々は相互に独立したものである(1つのR2基
は-CONHOR12であり、もう1つのR2基が-CNであることができる)。
本発明の化合物の多くは、1つ以上のキラル中心を有しており、これらの立体
異性体は異なる物理学的および生物学的特性を有することを理解されたい。本発
明はこれらの立体異性体の全てまたはそれらの混合物を包含するものとする。純
粋なエナンチオマーまたは
ジアステレオマーが望ましい場合は、これらは適切な立体化学構造を有する出発
物質を用いて調製するか、または、キラルクロマトグフィーおよびジアステレオ
マー塩の再結晶のような標準的な方法により望ましくない立体異性体の混合物か
ら分離してよい。
本発明の詳細な説明
合成
式(I)、(II)または(III)の新規な化合物は、ここに記載する反応と方法を用
いて調製することができる。反応は使用する試薬および物質に対して適切であり
、行う変換に適当な溶媒中で実施する。有機合成化学技術者が知るとおり、イミ
ダゾールおよび分子の別の部分上に存在する官能基は提案する化学変換に合致し
たものでなければならない。これには合成段階の順序、必要な保護基、および、
脱保護条件を判断することが必要である場合が多い。以下の部分で、ある種類に
属する式(I)、(II)または(III)の化合物の全てがその種類に関して記載した全
ての方法により必ずしも調製されるとはかぎらない。出発物質上の置換基は、記
載した方法のあるものにおいては、必要とされる反応条件の一部に適合しない場
合もある。反応条件と適合する置換基に限定することは当該技術者が知る通りで
あり、そのような場合は別の方法を用いなければならない。
本出願におけるイミダゾール前駆体は、米国特許5,137,902号、および5,138,0
69号PTC出願90/03683および欧州特許出願EP 465,368号(オーストラリア特許AU-
A-80163/91も参照)および米国特許出願(07/544547)に記載されているように
調製してよく、これらの文献は参考のために本明細書に組み込まれる。
L1が-CO2-であり、Aが-(CH2)n-L1-B(T)y-(B)y-X2-(B)y-R28(本
出願の範囲のAの小見出し(a))である場合は、Aは、室温から溶媒の還流温度
で、炭酸カリウムまたはトリエチルアミンのような酸スカベンジャーの存在下、
不活性溶媒中、Xが相当するクロリド、ブロミド、トシレートまたはメシレート
であるX-B-(T)y-(B)y-X2-(B)y-R28を用いて相当する構造(2)の遊離のカルボン酸
A=-(CH2)n-COOHを単にアルキル化することにより合成しうる。一般的な不活性
溶媒にはTHF、DMF、DMSOなどが包含される。Bがメチレン(CH2)より長い場合は
、アルキル化を容易にするために、ヨウ化ナトリウムを添加する必要がある。こ
のアルキル化の例を以下に示すが、ここでAについては、小見出し(a)、そして
、左から右へ、B=CH2、T=Ph、y=1、y=0、X2=(C=0)、y=0およびR2 8
=Phである。
あるいは一般的に、この合成はスキーム1で示すことができる。
このアルキル化を行うために側鎖全体を完全に合成する必要はない。例えば、
X-B-(T)y-(B)y-X2-(B)y-R28を用いてアルキル化する代りに、X-B-(T)y-(B)y-X2 ′
を用いてアルキル化してもよく、この場合X2′は縮合反応により容易にX2-(B)y
-R28に変換できるような基であることが必要である。従って、この合成経路はX2
が以下に示すような基:即ちアミド(-CONR11a-、-NR11aCO-)、尿素(-NR11aC
ONR11b-)、スルホンアミド(-SO2NR16-、-NR16SO2-)、アシルスルホンアミド
(-SO2NR11aCO-、-CONR11aSO2-)、スルホニルカーバメート(-OCONR11aSO2-)
、スルホニル尿素(-SO2NR11aCONR11b-、-NR11aCONR11bSO2-)、スルホニルスル
ホンアミド(-SO2NR11aSO2-)、
およびアミノアシルスルホンアミド(-CONR11aSO2NR11b-、-NR11aSO2NR11bCO-)
の一つである場合にのみ適用される。上記した基または連結部の全てが縮合反応
により形成されてよく、これは1990年12月5日に公開された欧州特許出願EP-A-4
00835号に記載されている。例えばX2=-CONR11a-を合成する場合は、X-B-(T)y-(
B)y-COO-CH2Phを用いてイミダゾール−5−カルボキシル基をアルキル化できる
。その後アルコール溶媒中、Pd/C上水素化することにより、遊離のカルボン酸A
=-(CH2)n-COO-B-(T)y-(B)y-COOHが得られる。溶媒としてのDMFまたはTHF中、例
えばN,N′-ジシクロヘキシルカルボジイミドとのアミンNHR11a-(B)y-R28のカッ
プリングにより、A=-(CH2)n-COO-B-(T)y-(B)y-CONR11a-(B)y-R28を得ることが
できる。同様の種類の合成方法をこの章で記載した側鎖を含むX2基に適用できる
。
L1=-CONR11a-であるようなアミドはスキーム2に記載する方法で合成できる
。アミン(5)を、DMFのような不活性溶媒中、N,N′-ジシクロヘキシルカルボジイ
ミド等のようなジイミドカップリング試薬を用いてカルボン酸(2)にカップリン
グさせてアミド(6)とする。その他の方法には、当業者の知るとおり、例えばチ
オニルクロリドまたはオキサリルクロリドを用いてカルボン酸(2)を酸クロリド
に変換する操作が含まれる。次にこの酸クロリドを、0℃から室温で炭酸カリウ
ムのような酸スカベンジャー上、塩化メチレンのような不活性溶媒中単純に二者
を混合することによりアミン(5)にカップリングさせてアミド(6)とする。あるい
は、このカップリングを行うために側鎖全体を完全に合成する必要はない。例え
ばHR11aN-B-(T)y-(B)y-X2-(B)y-R28とカップリングさせる代りに、HR11aN-B-
(T)y-(B)y-X2′とカップリングさせてもよい。上記カップリング条件下カルボン
酸(2)とアミン(7)とのこのカップリングにより得られたアミド(8)を、次に合成
してアミド(6)とすることができる。これは当然ながら、L1=-COO-の場合に記載
したとおり、X2リンカーが縮合反応により形成できるものである場合にのみ行う
ことができる。
L1=-NR11aCO2-であるようなカーバメートは、スキーム3に記載するとおり合
成できる。ここでは、アミン(9)を水性塩基(Schotten-Baumann反応:E.Bauman
n,Ber.Deut.Chem.Ges.1886,19,3218)の存在下またはピリジン、トリエ
チルアミンまたは炭酸カリウムのような酸スカベンジャー(いずれも1当量以上
)の存在下クロロホルメート(10)と反応させ、カーバメート(11)とする。反応が
遅い場合は、触媒量または過剰量の4−N,N−ジメチルアミノピリジンを用いて
クロロホルメートを活性化させなければならない。反応は0℃または室温以上の
温度で、塩化メチレンまたはTHFのような不活性溶媒中で行う。
前に記載したとおり、側鎖は2段階で、即ち、アミン(9)をクロロホルメート(
12)と反応させてカーバメート(13)とし、その後、合成してカーバメート(11)と
することにより形成してよい。これは当然ながら、L1=-COO-の場合に記載した
とおり、X2リンカーが縮合反応により形成できるものである場合にのみ行うこと
ができる。
カーバメートL1=-NR11aCO2-の別の合成方法は、スキーム4に示
すとおり、まずアミン(9)(R11a=H)(米国特許5,138,069号に記載された合成)を
室温またはある程度加熱しながらTHFまたはDMFのような不活性溶媒中カルボニル
ジイミダゾールと反応させて、イソシアネート(14)とする。加熱しながら、また
は加熱をせずに、不活性溶媒中アルコール(15)と更に反応させることによりカー
バメート(11)とする。当然ながら、スキーム3の場合と同様、前述したとおり、
X2が縮合反応により形成できるものである場合は、側鎖の合成を段階的に行うこ
ともできる。
スキーム3および4においてn=0である場合は、(9)または(9a)のイミダゾ
ール5位に直接連結したカーバメート基が存在する。相当するイソシアネート出
発物質は、スキーム5に示すとおり、相当するアシルアジドのCurtius転位(T.
L.Capson,C.D.Poulter Tet.Lett.1982,25,3515)により調製してよい。
即ち、カルボン酸(17)(米国特許4,760,083号に記載のとおり調製)を当業者の
知る方法でその酸クロリドに変換できる。その後ナトリウムアジドと反応させて
得られたアシルアジド(19)を加熱して窒素パージしながらCurtius転位を行うこ
とによりイソシアネート(14a)とする。アルコール(15)の存在下アシルアジド(19
)を加熱することにより直接カーバメート(11)が得られる(T.L.Capson,前記)
。アルコールが2−トリメチルシリルエタノールである場合は、フッ素イオンで
分解し(T.L.Capson,前記)得られたアミン(21)を用いて別のカーバメート側鎖
を形成することができる(あるいは、後述する尿素およびアミド)。アミン(21)
は当業者の良く知る方法で還元的アミノ化に対し、アルキル化アミン(21a)とす
ることができる。カルボン酸(17)をジフェニルホスホリルアジドとともに加熱す
ることによりCurtius転位を「ワンポット」で行い、得られたイソシアネート(14
a)を再度同じポットでアルコールと反応させて、カーバメートとすることができ
る(T.Shiori,K.Ninomiya,S.Yamada,J.Am.Chem.Soc.1972,94,6203)
。
更に別のアミン(21)の合成を以下に述べる。ここでは、5位において未置換の
イミダゾールを標準的な条件下HNO3およびH2SO4を用いてニトロ化する。次に、
標準的条件下アルコール溶媒中Pd/C上水素によりニトロ基を還元して(21)とする
。
アミン(9)、(9a)、(21)または(21a)をカルバモイルクロリド(22)(ホスゲンと
アミンから形成:H.Hopff,H.Ohlinger Angew,Chem.1949,61,183)と反応
させることにより尿素(23)とする(スキーム6)。同様に、第1アミン(9)および(
21)を前記した通り相当するイソシアネートに変換し、次にアミンと反応させて
尿素(23)としてよい。例えば、(5)のようなアミンとイソシアネート(14)とを反
応させることにより尿素(23)が得られる。逆に、アミン(9)、(9a)、(21)または(
21a)をイソシアネート(24)と反応させて尿素(23)を得ることができる。当然なが
ら、スキーム3に示すとおり、このパラグラフに記載した側鎖の合成は前記した
とおり、X2が縮合反応により形成できる場合は、段階的に行うこともできる。
X2がケトン、エーテルまたはチオエーテルのいずれかである場合の-(CH2)n-L1
-B-(T)y-(B)y-X2-(B)y-R28の合成をスキーム7に示す。アルデヒド(25)を0℃か
ら室温で、または、ある程度加熱しながら、エーテルまたはTHFのような不活性
溶媒中、グリニャール試薬(26)と反応させて、アルコール(27)としてよい。当業
者の知る種々の方法で酸化することによりケトン(28)が得られる。これらの方法
には、PCC(ピリジニウムクロロクロメート:E.J.Corey,J.W.Suggs,
Tet.Lett.,1975,2647)、塩化メチレン中ピリジニウムジクロメート(E.J.
Corey,G.Schmidt,Tet.Lett.,1979,399)、DMSOおよび無水トリフルオロ酢
酸を用いたSwern酸化(K.Omura,A.K.Sharma,D.Swern,J.Org.Chem.,197
6,41,957)、Dess-Martinパーヨードナン酸化(D.B.Dess,J.C.Martin,J
.Org.Chem.,1983,48,4156およびJ.P.Burkhart,N.P.Peet,P.Bey,Te
t.Lett.,1988,29,3433)または4−アセチルアミノ-2,2,6,6-テトラメチル
ピペリジニル−1−オキシルおよびトルエンスルホン酸を用いたBobbitt酸化(Z
.Ma,J.M.Bobbitt,J.Org.Cgem.,1991,56,6110)を使用する方法が包含
される。金属アルコキシド(29)をブロミド(30)と反応させて、ヨウ化物塩の存在
下または非存在下、DMF、DMSOまたはTHFのような不活性溶媒中SN2置換を行うこ
とによりエーテル(31)とする。同様に、ブロミドとアルコキシドの部分を交換し
てブロミド(32)をアルコキシド(33)と反応させることにより、同様の条件下、エ
ーテル(31)としてもよい。酸素原子をイオウと交換することにより、チオエーテ
ル生成物が得られる。側鎖を合成した後、THP基を水性の酸を用いて除去し、ア
ルコールを標準的な方法によりブロミドに変換(PBr3、CBr4およびPh3P等)するか
、または当業者の良く知る方法でトシレート、メシレートまたはトリフレートの
ような脱離基とする。これらを更にDMSO中ナトリウムアジドと反応させて、形成
したアジド(J.M.Muchowski,Can.J.Chem.,1971,49,2023)をPd/C上水素
で水素化してアミンとすることができる。あるいは、ブロミド、トシレート、メ
シレートまたはトリフレートをアンモニアと反応させて直接アミンとしてよい。
(31)の(CH2)yにおいて何れかのyが0である場合は、これらはアリールエーテ
ルまたはチオエーテルである。これらはUllmannアリールエーテル合成の変法を
用いて合成できる(A.A.Moroz,M.S.Shvartssberg Russ.Chem.Rev.,1974
,43,679)。
Aの小見出し(b)の範囲において示される側鎖(-(CH2)n-L1-B-T-(B)y-R28)は、
Aの小見出し(a)に記載の方法で合成してよい。yが0である場合は、ビアリー
ル、ヘテロアリール−アリール、アリール−ヘテロアリール、およびビヘテロア
リールが考えられる。これらの化合物は当業者の良く知る芳香族交叉カップリン
グ反応を用いて合成してよい。例えば、Stilleカップリング(A.M.Echavarren
,J.K.Stille,J.Am.Chem.Soc.,1987,109,5478;T.R.Bailey,Tet.Let
t.1986,4407);Suzukiカップリング(N.Miyaura,T.Yanagi,A.Suzuki Sy
n.Comm.1981,11,513;J.-m.Fu,V.Snieckus Tet.Lett.,1990,31,166
5);Negishiカップリング(E.Negishi,A.O.King,N.Okukado,J.Org.Ch
em.,1977,42,1821;A.S.Bell,D.A.Roberts,K.S.Ruddock,Tet,Lett
.,1988,29,5013);Ullmannカップリング(W.J.Thompson,J.Gaudino J.
Org.Chem.,1984,49,5237);およびその他の反応および文献記載の方法(V
.N.Kalinin Synthesis 1992,413)を用いてよい。yが1の場合は、ビアリー
ル、ヘテロアリール−アリール、アリール−ヘテロアリールおよびビヘテロアリ
ールメチレン化合物(B=CH2)をNegishiカップリング(前述)により調製でき
る。更にまた、これらは、Pd/C上の水素化によりケトンをメチレンに単に還元す
ることにより相当するケトン(C=0)から調製することもできる。y>1であ
る場合は、Wittig反応(当業者の良く知るもの)
を用いて得られた相当するビアリール置換アルケンを還元(Pd/C上水素)して相
当するアルキルとすることができる。
Aの小見出し(c)の範囲内に示される側鎖は、Aの小見出し(a)に記載した方法
で合成してよい。Aの小見出し(d)の範囲内に示される側鎖は、R29の合成を可能
にするT上の適切な置換基を有するAの小見出し(a)に記載した方法で合成して
よい(スキーム8)。例えば、TがCH2(CH2)nOTHP(式中n=0〜6)のような
保護アルコールで置換されている場合は、アルコールを水性の酸またはMeOH中HC
lで脱保護して遊離のアルコールとすることができる。その後、MnO2(n=0の
場合)、PCC(ピリジニウムクロロクロメート:E.J.Corey,J.W.Suggs,Tet
.Lett.,1975,2647)、塩化メチレン中ピリジニウムジクロメート(E.J.Cor
ey,G.Schmidt,Tet/Lett.,1979,399)、DMSOおよび無水トリフルオロ酢酸を
用いたSwern酸化(K.Omura,A.K.Sharma,D.Swern,J.Org.Chem.,1976,
41,957)、Dess-Martinパーヨードナン酸化(D.B.Dess,J.C.Martin,J.Or
g.Chem.,1983,48,4156およびJ.P.Burkhart,N.P.Peet,P.Bey,Tet.L
ett.,1988,29,3433)または4−アセチルアミノ−2,2,6,6−テトラメチルピ
ペリジニル−1−オキシルおよびトルエンスルホン酸を用いたBobbitt酸化(Z.
Ma,J.M.Bobbitt,J.Org.Chem.,1991,56,6110)を使用するなどして酸化
してアルデヒド(35)とすることができる。アミンは、例えば3,4−ジメトキシベ
ンジル基により保護することができる。即ち、カルボン酸を、当業者の良く知る
カップリング法により、その相当するビス(3,4−ジメトキシベンジル)アミン
アミドに変換できる。その後、水素化または酸分解を行うことによりアミド(36)
とすることができる(M.I.
Jones,C.Froussios,D.A.Evans J.Chem.Soc.Chem.Comm.,1976,472)。
ニトロ基は潜在的なイミノ官能基である。即ち、R29′=NO2を当業者の知る種々
の方法により還元することができるが、そのうち最も容易な方法は貴金属触媒上
に単に水素化してアミンとする方法である。その後、不活性溶媒中ギ酸エチルと
ともに還流してホルムアミド(37)とする。R29′=S-CvF2v+1は、1当量の過酸化
水素で酸化してスルホキシド(38)(r=1)とするか、または、過剰の過酸化物
を用いてスルホン(38)(r=2)としてよい(R.L.Shriner,H.C.Struck,W
.J.Jorison J.Am.Chem.Soc.,1930,52,2066:O.Hinsberg Chem.Ber.,
1910,43,289)。R29′=S-CvF2v+1はパーフルオロアルキル基上の活性化脱離
基を用いたイオウ親核物質によるSN2置換化学反応を介して合成してよい(L.M
.Yagupolskii等,Synthesis 1978,825)。前記した方法の1つの変法は電気化
学SN2置換によりS−パーフルオロアルキル化合物を得る方法である(J.Pinson
,J.-M.Savent J.Am.Chem.Soc.1991,113,6872)。別の合成方法は、例え
ばジイソブチルアルミニウムハイドライドを用いて相当するパーフルオロアルキ
ルスルホンを還元する方法である(Gardner等、Can.J.Chem.,1973,51,1419)
。アルキルスルホンはスルフィニック酸塩(MeekおよびFowler J.Org.Chem.,1
968,33,3422)、この場合はパーフルオロアルキルスルフィニック酸塩を用いた
SN2置換化学方法で容易に得ることができる。スルフィドを直接Tに結合させる
場合は、SnCl4の存在下、CvF2v+1-S-Clを用いてフリーデルクラフツ反応により
パーフルオロアルキルイオウ基をTに直接結合させることができる(A.Hass,V
.Hellwig,Chem.Ber.,1976,109,2475)。次にこの生成物を酸化
して選択的に相当するスルホキシドおよびスルホンとすることができる。パーフ
ルオロアミド(39)は当業者の良く知るジイミドカップリング法で示されるとおり
相当する脱保護カルボン酸から調製してよい。R29=-CO-CvF2v+1および-O-CvF2v +1
はイミダゾールへの連結部分L1が形成される前に組み立てなければならない。
他のR29基の場合は、L1が形成される前に側鎖を予め組み立てるか、または、形
成された後に組み立てるという選択肢がある。R29=-CO-CvF2v+1および-O-CvF2v +1
Kiは市販の出発物質から容易に調製することができ、その方法は当業者が良く
知る通りである。例えば、パーフルオロアルカノイル−アレンまたは−ヘテロア
レンを、Cl(CH2)nClを用いたフリーデルクラフツアルキル化反応に付し、Cl-(CH2
)n-T-(B)y-CO-CvF2v+1とする。次にこれを前記した方法の何れかを用いて合成
して、R29′=R29=-CO-CvF2v+1であるようなイミダゾール(34)とする。同様の
ことがパーフルオロアルキルオキシ−アレンまたは−ヘテロアレンを合成してR2 9′
=R29=-CO-CvF2v+1とする場合も適用される。
グリニャール試薬をパーフルオロアルカン酸の無水物と反応させてパーフルオ
ロアルキルケトンとする(Imperial Chemical Industriesに発行された英国特許
2,210,881号)。Tへの直接のパーフルオロアルカノイル物質のフリーデルクラ
フトアシル化によっても、直接Tに結合したパーフルオロアルカノイルケトンを
得ることができる(T.R.Forbus,Jr.J.Org.Chem.,1979,44,313:J.W.H
arbuck,H.Rapaport J.Org.Chem.,1972,37,3618)。パーフルオロアルキル
ハライドは横断アルケンを付加し、パーフルオロアルキルハロアルキルエーテル
を形成する(O.Lerman等,J.Org.
Chem.,1980,45,4122;D.H.R.Barton等,J.Chem.Soc.,P.1.,1977,26
04;L.R.Anderson J.Org.Chem.,1970,35,3730)。その後ラジカル開始剤
を用いてトリブチルスズハイドライドによる塩素の除去を行い、当業者の良く知
るパーフルオロアルキルエーテルとする。パーフルオロアルコキシハライドにお
いてフッ素(または塩素)を用いた場合、当業者の良く知る方法により、後に塩
基でデヒドロフッ素化を行い、次いで貴金属触媒上の水素化を行うことにより、
パーフルオロアルキルアルキルエーテルが得られる。パーフルオロアルコキシ基
はUllmannエーテル合成により直接Tに結合させてよい(MorozおよびSchvartsber
g Russ.Chem.Rev.1974,43,679)。
Aが-(CH2)n-L1-(T)-(B)y-X2-(B)y-R28の場合(本出願の範囲におけるAの小
見出し(e))は、Aはカルボン酸(2)をHO-(T)-(B)y-X2-(B)y-R28と単にカップリ
ングさせることによりL1=-CO2-とすることにより合成してよい。このカップリ
ングは当業者の良く知るジイミドカップリング法により行う(N,N-ジシクロヘキ
シルカルボジイミド)。別の方法では、(2)のカルボン酸基を酸クロリドに変換し
、次にこれをDMFまたは別の不活性溶媒中NaHまたはKHとの反応により形成したHO
=(T)-(B)y-X2-(B)yR28の金属アルコキシドと反応させるか、または、前述したS
chotten-Baumann条件下遊離のアルコールHO-(T)-(B)y-X2-(B)y-R28と反応させる
。同様に、HNR11a-(T)-(B)y-X2-(B)y-R28を用いて同様の方法によりL1=-CONR11 a
とすることができる。スキーム3〜6の方法はA=-(CH2)n-NR11aCO2-(T)-(B)y
-X2-(B)y-R28および-(CH2)n-NR11aCONR11b-(T)-(B)y-X2-(B)y-R28を合成する場
合に用いることができる。当然ながら、スキーム3に示すとおり、側鎖の合成は
、前述した通りX2が縮合反応により形成できる場合は、段階的に行うこともでき
る。ケトン、エーテルまたはチオエーテルである場合のように、X2が縮合反応に
より形成できない場合は、これらの側鎖の合成は基本的にはスキーム7に記載し
た経路で行う。このことは発明の範囲内で記載された、そしてAの下に列挙した
X2含有側鎖の全てにあてはまることである。
Aの小見出し(e)、即ち前記した側鎖からX2を除去することにより、Aの小見
出し(f)の下に記載した側鎖、即ち-(CH2)n-L1-(T)-(B)y-R28が得られる。この側
鎖は、Aが-(CH2)n-L1-(T)-(B)y-X2-(B)y-R28(小見出し(e))である場合はAに
ついて記載した方法により合成してよい。y=0である場合は、前記したアリー
ル交叉カッ
プリングのいずれかを用いてTとR28との間に炭素-炭素結合を形成してよい。y
=1である場合は、Negishiカップリング反応を用いてT-CH2-R28部分を合成して
よい。また、Pd/C上の水素化によりケトンを単純に還元してメチレンとすること
により、相当するケトンからこれらを調製することもできる。y>1の場合は、
Wittig反応(当業者の良く知る方法)を用いて相当するビアリール、またはビヘ
テロアリールまたはアリール−ヘテロアリール置換アルカンを形成し、これを還
元して相当するアルキルとすることによりT-(CH2)n-R28部分を形成してよい。
Aの小見出し(e)に記載した側鎖からR28を除去することにより、Aの小見出し
(g)の下に記載した側鎖、即ち-(CH2)n-L1-(T)-(B)y-X2-Bを得ることができる。
ここでは、合成は基本的にAの小見出し(e)に記載した方法と同様にして行う。
Aが-(CH2)n-L1-(CR19R20)-D-(T)y-(B)y-X3-(B)y-R28(小見出し(h))である
ものは、スキーム9および10に記載した方法により合成できる。
スキーム9は二重結合が直接CR19R20に連結しているようなD=アルケニルの
合成を記載するものである。Wittig反応を用いた同様の反応順序を用いて二重結
合が直接CR19R20メチレン基に連結していないようなアルケンを合成できる。必
要な場合は、二重結合を形成するためには適切なアルデヒド(43)の類縁体)のみ
を用いなければならない。
合成スキームは(40)の合成から開始される。X3が上記した通り縮合反応から形
成できない場合は、(40)のX3′はX3-(CH2)y-R28と等しいものとなる。これらの
化合物を形成するためにはスキーム7に記載した反応順序を用いてよい。X3が縮
合反応により形成できる場合は、適当な前駆体X3′を代りに存在させることによ
り、合成をより容易に行うことができる。しかしながら、合成の性質に応じて、
X3-(CH2)y-R28がX3′の代りに存在し、X3を縮合反応により形成する場合は、側
鎖全体を用いる場合もある。どのような場合に側鎖全体を用いて反応を行うか、
またはX3′を有する前駆体を用いるかは当業者が決定する。
化合物(40)は多くの経路により合成してよいが、そのうちの僅か一部をスキー
ム9に示した。例えば、n′=0であり(T)yのy=1である場合は、ホルムアル
デヒドまたは同等の物質、例えばパラホルムアルデヒドを用いて記載した方法に
よりメタノール側鎖をアリール基T(またはヘテロ環基)上にアルキル化してよ
い(G.Olah“Friedel-Crafts and Related Reactions(フリーデルクラフツおよ
び関連の反応)”,Interscience,New York,(1963),第2巻,pp597〜640;N.
S.Narasimhan,R.S.Mali,B.S.Kulkarni Tet.Lett.,1981,2797)。n′
=1である場合はエチレンオキシドま
たは同等の物質を、スキーム9に示すとおり使用してよい(J.March“Advanced
Organic Chemistry(最新有機化学)”,wiley-Interscience,1985,第3版,
p480;H.A.Patel,D.B.MacLean Can.J.Chem.,1983,61,7)。n′=2
以上である場合は、適切なアルキル側鎖をWittig反応(中間体アルケンを形成す
る)により連結し、次に還元してアルカンとしてよい。T基が無い場合(y=0)
は、単純なX3′置換アルコールとすることができ、その多くは市販されている。
X3′はN−フタルイミド、-NH-CBZ、カルボン酸エステル、-SO3CH3、SO2NH-t-Bu
、-S-P(ここでPは保護基等)であることができ、これらの全ては後に容易にX3
基(または化合物(41))に変換でき、その変換は当業者が良く知るものである。も
との保護アルコールは別に記載する通り、脱保護し、ブロミド(42)に変換する。
Wittig試薬(44)への変換、次いでアルデヒド(43)(ここでXは後にL1への変換が
できる基であり、例えば保護されたアルコール、ハロゲン、保護された窒素など
である)との反応により、アルカン(45)とする(Wittig試薬とそれに関るHorene
r-Emmons変法については、J.March“Advanced Organic Chemistry”,Wiley-In
terscience,1985,第3版,p845〜854参照)。反応順序を逆にすることにより
、理論的には(43)がWittig試薬となり、(44)がアルデヒド部分となり得るが、そ
の両方とも、スキーム9およびその他の部分に記載する化学的方法により形成す
ることができる。
アルキニル側鎖の導入につながる合成順序をスキーム10に記載する。
末端アルキンをNaNH2、グリニャール試薬またはBuLiと反応させて金属アセチ
リド、この場合はn-BuLiを用いてアルキニルリチウム(46)を形成する(J.March
“Advanced Organic Chemistry”,Wiley-Interscience,1985,第3版,p545)
。このアニオンとケトンまたはアルデヒド(47)との反応によりアルコール(49)が
得られる(Ziegenbein in Viele,“Acetylenes”,Marcel Dekker,New York,1
969,pp.207〜241;Ried Newer Methods Prep.Org.Chem.1968,4,95を参照
)。X3が縮合反応により形成できる場合は、前述したとおり、代りに適当な官能
基X3′を用いることができる。その後の合成によりX3を含むアルコール(50)が得
られる。このアルコールをim-(CH2)n-COOH(2)を用いてエステル化して、側鎖A
、小見出し(h)を形成する(ここでDはアルキニルである)。同様に、ある程度
前述したとおり、アルコール(49)をカルボン酸(2)でエステル化し、その後、合
成して(50)に示すX3含有側鎖を形成してよい。エステル化方法は当業者が良く知
る通りである。しかしながら、極めて穏やかな条件下、アルコール(49)および(5
0)をカルボン酸(2)と反応させるためのMitsunobu型の方法(O.Mitsunobu,Synt
hesis,1981,1)を用いてDがアルキニルであるようなAの小見出し(h)に記載し
た側鎖を形成してもよい。
アルキレンが直接CR19R20に連結しておらず、アルキル鎖の中央の何処かに存
在する場合は、これは、化合物(51)〜(56)に至る反応経路で合成してよい。金属
アセチリド(52)(この例では金属としてナトリウムを任意に選択した)をブロミ
ド(51)でアルキル化してよい。反対にアセチリド(53)をブロミド(54)と反対させ
てアセチレン(55)を形成してもよい。次に中間体(55)を脱保護し、カルボン酸(2
)
とカップリングさせることができる。あるいは、まず、(55)のX3′を合成してX3
とし、次にアルコールを脱保護して得られた(56)を(50)について用いた方法と同
様の方法でカルボン酸(2)にカップリングすることができる。これらの合成の全
ての場合において、X3が縮合反応で形成できない場合は(X3=CO、S、Oなど)
、完全に合成し、保護した(必要な場合)側鎖を用いなければならない。最後に
、アセチレン部分を直接T(yは1)に連結する場合は、合成は化合物(57)から
(60)に至る経路で行う。即ちアセチレン(57)をパラジウム触媒の存在下、アリー
ルまたはヘテロアリールのヨウ化物または臭化物(58)または(59)にカップリング
し、アリールまたはヘテロアリールのアセチレンカップリング生成物を得る(W
.Tao,S.Nesbitt,R.F.Heck J.Org.Chem.1990,55,63;A.Walser,et
al.,J.Med.Chem.1991,34,1440;T.Sakamoto,M.An-naka,Y.Kondo,H.
Yamanaka Chem.Pharm.Bull.1986,34,2754;N.A.Bumagin,V.V.Bykov,
I.P.Beletskaya Izv.Akad.Nauk.SSSR.Ser.Khim.1990,2665;M.A.De
la Rosa,E.Vlarde,A.Guzman Syn.Comm.1990,20,2059;Y.Kondo,H.Ya
manaka Chem.Pharm.Bull.,1989,37,2933)。アルコールを脱保護すること
により得られた(60)を、前記したとおりエステル化することができる。
L1がアミド、カーバメートおよび尿素であるような化合物は、スキーム9およ
び10の中間体を用いてスキーム2〜6で記載したとおり調製してよい。
Aの小見出し(i)〜(o)に記載した側鎖は、スキーム9〜10に記載した方法およ
び、本明細書の前の部分で記載した方法により調製し
てよい。
Aの小見出し(p)に記載した側鎖、即ち-(CH2)n-L2-B-(T)y-(B)y-X2-(B)y-R28
(式中L2はケトンカルボニル)(L2=CO)は、スキーム11に記載した方法で合成
してよい。
アルコール(61)(米国特許5,138,069号に記載)は当業者の良く知る方法で酸
化してアルデヒド(62)とする。これらの方法の幾つかには、n+1=1の場合に
はMnO2;PCC(ピリジニウムクロロクロメート:E.J.Corey,J.W.Suggs,Tet.
Lett.,1975,2647)、塩化メチレン中ピリジニウムジクロメート:E.J.Corey
,G.Schmidt,Tet,Lett.,1979,399:DMSOおよび無水トリフルオロ酢酸を用
いたSwern酸化:K.Omura,A.K.Sharma,D.Swern,J.Org.Chem.1976,41
,957;Dess-Martinパーヨードナン酸化:D.B.Dess,J.C.Martin,J.Org.
Chem.,1983,48,4156およびJ.P.Burkhart,N.P.Peet,P.Bey,Tet.Lett.
,1988,29,3433;および4−アセチルアミノ−2,2,6,6−テトラメチルピペリ
ジニル−1−オキシルおよびトルエンスルホン酸を用いたBobbitt酸化:Z.Ma,
J.M.Bobbitt,J.Org.Chem.1991,56,6110を使用する方法が包含される。
その後アルデヒド(62)をグリニャール試薬またはリチウム試薬MCH2(CH2)n′-1-(
T)y-(B)y-X2′(例えばハロゲン−金属交換により形成)と反応させてアルコール(
63)を得る。ここでは、前記したとおり、X2′が縮合反応で形成できる場合は、X2′
はX2を含む完全に合成された側鎖になるための適当な前駆体である。X2′が
縮合反応で形成できない場合は、側鎖全体、即ち、MCH2(CH2)n′-1-(T)y-(B)y-X2
-(B)y-R28を用い、ここで必用に応じてX2を保護し、後に酸化してケトン(65)と
する。アルコール(63)の酸化により得られたケトン(64)を前記した通り合成して
(65)とする。ケトンとするための酸化方法には、アルデヒド(62)の合成について
記載した方法が含まれる。
ケトン(65)を形成するための別の方法は、ケトン(67)をアルキル
化する方法である(ケトン(64)の場合と同様に形成するが、MCH2(CH2)n′-1-(T)y
-(B)y-X2′の代りにメチルグリニャールまたはメチルリチウムを用いる)。即
ち、ケトン(67)を−78℃でTHF中リチウムジイソプロピルアミド(LDA)と反応させ
てM=Liであるエノレート(68)を形成する。次にこのエノレートを同じ反応フラ
スコ内でXCH2(CH2)n′-2-(T)y-(B)y-X2′でアルキル化し、ケトン(64)とする。
Aの小見出し(p)で記載した側鎖、即ち-(CH2)n-L2-B-(T)y-(B)y-X2-(B)y-R28(
L2はアミドである)(L2=-NR11aCO-)をスキーム12に記載するように合成してよい
。アミン(9)を前記したとおりSchotten-Baumann条件下酸クロリド(69)と反応さ
せてアミド(70)を得てよい。あるいは、例えばペプチド合成の当業者の良く知る
カルボン酸(71)のアミン(9)とのジイミドカップリングによってもアミド(70)を
得ることができる。X2が縮合反応により形成できる場合は、同様の方法で中間体
(72)、(73)または(74)を経由する経路で側鎖の部分的組み立てを行ってよい。
スキーム13は、n=0である場合のアミン(9)の合成を示すものである。カル
ボン酸(75)(米国特許5,138,069号に記載のとおり調製)を還流デカンまたはその
他の高沸点溶媒中脱カルボキシル化し、イミダゾール(76)とする。標準的条件下
でのニトロ化によりニトロイ
ミダゾール(77)とする。Pd/C上の水素化によりアミノイミダゾール(9a)とする。
R11a基を導入するための還元的アミノ化により、イミダゾール(9b)が得られる(
還元的アミノ化反応についてはKlynevおよびKhidekel,Russ.Chem.Rev.,1980
,49,14参照)。
Aの小見出し(q)〜(v)に記載した側鎖は、本明細書において前記した方法によ
り合成してよい。
Aの小見出し(w)に記載したアルケンが直接L2に連結している側
鎖は(アルケンとL2との間にアルキルスペーサーが存在する場合とは逆に)スキ
ーム14に記載した方法により合成してよい。オレフィン部分がアルキル鎖内で位
置するようなその他のアルケンは、本明細書において既に記載した方法により合
成してよい。
アルコール(41)はSwern酸化、ピリジニウムクロロホルメート、ピリジニウム
ジクロメート等を用いる方法のような、前記した種々の方法により酸化してアル
デヒド(78)とすることができる。アルドール反応におけるこのアルデヒドのエノ
レート(68)との反応により、a,b-不飽和ケトン(79)が得られる(アルドール反応
;Nielsenおよ
びHoulihan,Org.React.,1968,16,1〜438)。前記したとおり、X3が縮合反
応により形成できる場合は、完全な側鎖をアルデヒド(78)の場合のように完全に
合成する必用はない。ここでは、X3′を潜在的官能基としながら、X3′をX3-(CH2
)y-R28の代りに用いて、これをアルドール縮合の後にX3-(CH2)y-R28としてよい
。ケトン(79)のもう1の合成方法では、スキーム9に示した方法と類似して、ア
ルデヒド(78)とWittig試薬(80)との間のWittig反応を用いる。
L2が-NR11aCO-であるような化合物は、アミン9、9a、21、21aをa,b-不飽和
カルボン酸(81)または(82)(または相当する酸クロリド)とカップリング(ジイ
ミドカップリングまたは前述のSchotten-Baunann反応)し、その後必用に応じて
合成することにより合成してよい。
アルキン部分が、L2がケトンであるようなL2のカルボニル基に直接連結したA
の小見出し(w)に記載したアルキンはスキーム15に示す方法で合成してよい。
酸クロリド(83)(前記した通り当業者の良く知る方法で、不活性溶媒中チオニ
ルクロリドまたはオキサリルクロリドとともに単に撹拌することにより相当する
カルボン酸から調製)を触媒量のCul-(Ph3P)2PdCl2およびトリエチルアミン((84
)の場合)またはPd(II)またはPd(O)複合体((85)の場合)の存在下アルキンまたは
スズ酸アルキニル(84)または(85)とカップリングさせてアルキニルケトン(86)と
してよい(Y.Tohda,K.Sonogashira,N.Hagihara,Synthesis(1977)777;M.
W.Logue,K.Teng J.Org.Chem.(1982)47,2549)。ケトンカルボニルに直接
結合していないその他のアルキンは前記した方法で合成できる。
アルキン部分がL2が-NR11aCO-であるようなL2のカルボニル基に直接連結して
いるようなAの小見出し(w)に記載したアルキンは、スキーム16に示す方法で合
成してよい。
アミン(9)をアルキン酸(88)または(89)とカップリングさせてアミド(91)とす
る。カップリング方法には、何れも前記した、ジイミド、Schotten-Baumann反応
を相当する酸クロリドに対して行う方法が包含される。アルキン酸は相当するア
ルキンから、金属化(この場合はグリニャール試薬を用いてアルキルマグネシウ
ムブロミド(90)とする)を経てTHFのような不活性溶媒中二酸化炭素を用いて
クエンチングすることにより合成してよい(H.Mayer Helv.Chim.Acta 1963,4
6,650;J.Wotiz,C.A.Hollingworth J.Am.Chem.Soc.1956,78,1221)。
これらの金属化における中間体は、反応を成功させるためには、保護しなければ
ならない。例えば、X3がケトンである場合は、当業者の良く知るとおり、これを
保護すること、即ちケタール化することが必用である。当然ながら、(92)および
(87)(スキーム15)のような中間体は、前記したとおり完全に合成された側鎖に変
換してよい。L2が-NR11aCO-であり、アルキンがアルキル鎖内に位置し、L2のカ
ルボニル基に直接連結していないような化合物は、本明細書で既に記載した方法
により合成してよい。
Aの小見出し(x)〜(dd)に記載した側鎖は、本明細書で既に記載した方法によ
り合成してよい。
式(I)の化合物のAがL3(L3は-O-、-SO-、-NH-または-NR11a-)を有する場合は
、イミダゾール(61、93、95、98、99)をこれらの側鎖の合成における出発物質
として使用できる。このようなイミダゾールはスキーム17に記載する方法により
調製できる。即ち、ルイス酸触媒(例えばZnI2)の存在下チオ酢酸でアルコール
(61、93)を処理して(94)とし、これを、水性溶液または水性アルコール溶液中
の水酸化物イオン(例えばNaOHまたはKOH)を用いたケン化に付すことにより、
チオール(95)とする(J.Y.Gauthier Tet.Lett.1986,15)。イミダゾール(61
,93)は、例えば室温〜混合物の還流温度で、未希釈かベンゼンまたはジクロロ
メタンのような不活性溶媒中のSOCl2による処理により、クロリド誘導体(96)に
変換することができる。次に(96)を適当な溶媒(DMSO、DMF、NMP)中のアジドア
ニオン(NaN3、KN3)と反応させることにより得られた(97)を、
アルコール溶液中Pd/Cのような触媒の存在下水素で還元することにより、アミン
(9、9a、99)が得られる。これらの第1アミンは、次に、アルコール溶液中、
アルデヒドRCHOおよびNaCNBH3またはNaBH(OAc)3(A.F.Abdel-Magrid;C.A.Ma
ryanoff;K.G.Carson,Tet.Lett.,1990,31,5595)のような還元剤を用いて
還元的アミノ化(当業者の良く知る方法)を行うことにより第2アミン(21、21
a、98)に変換できる。あるいは、これらの第2アミンを適当な溶媒(THF、DMF
、CH2Cl2、ベンゼン)中酸スカベンジャー(例えばK2CO3、Na2CO3)の存在下第
1アミンR11aNH2による処理により(96)から直接形成することもできる。(21、2
1a、95)への最も好ましい経路は、RCHOおよびR11aNH2の性質と入手しやすさに
より決定してよく、そして、その選択は当業者に良く知るとおりである。
イミダゾール(61)の合成は本明細書および参考文献(米国特許5,138,069号)に
記載されている。イミダゾール(93)はスキーム18に記載した方法により調製して
よい。(CH2)m-OHのmが2または3であるような場合は、室温〜反応混合物の還
流温度で、カルボン酸(2、100;米国特許5,138,069号)をアルコール(例えばメ
タノール、エタノール)と無機酸(例えば塩酸または硫酸)との組み合わせを用
いてエステル化し、その後、適当な溶媒(THF、エーテル)中水素化物還元剤(LiA
Hl4、DIBAL-H、Red-Al(R))による還元を行うことにより、(93、m=2、3)
が得られる。一方アルデヒド(62)の適当な鎖長の適当に保護されたホスホラン(A
gric.Biol.Chem.,1984,48,1731;Synthesis 1985,12,1161)とのWittig反
応(当業者の良く知る方法)によりオレフィンが得られる。Pd/Cのような触媒上に
水素化し、次いで、THFまたはメタノールのような溶媒中、
例えば希薄無機酸(塩酸、硫酸)または触媒量の有機酸(p-TsOH、CSA)を用いて
保護基を除去することにより(93、m=3、4、5)が得られる。
小見出し(ee)、(ff)、(gg)および(hh)の場合は、スキーム19に示すとおり、(e
e)の特定の場合、X-(CH2)n′-(T)y-(CH)y-X2-(CH2)y-R28を用いてイミダゾール(
61、93、95、98、99)をアルキル化することによりAを合成してよい。同様に、
小見出し(ff)、(gg)および(hh)の場合は、必要なアルキル化剤を用いたアルキル
化によりAを得る。このアルキル化においては、Xはハロゲカ化物またはスルホ
ネート基であり、反応は酸スカベンジャー(例えばEt3NまたはK2CO3)または強
塩基(例えばNaHまたはKH)の存在下、室温〜還流温度で、THF、DMFまたはDMSO
のような不活性溶媒中行う。場合によっては、ヨウ素イオン源(例えばNaI、KI
またはn-Bu4N+I-)を反応に添加することが好都合である。このような場合は当
業者が良く知る通りで
ある。アルキル化の後、L3′=S-をL3=-SO-に変換するために、過酸化水素のよ
うな酸化剤(R.L.Shriner:H.C.Struck;W.J.Jorison J.Am.Chem.Soc.
,1930,52,2066)または過ヨウ素酸ナトリウム(B.M.Trost,R.A.Kuns J
.Org.Chem.1974,39,2648)または有機過酸(H.Richtzenhain;B.Alfreds
onChem.Ber.1953,86,142)または臭素/水性炭酸水素カリウム(J.Drabowi
cz;W.Midura;M.Mikolajczyk Synthesis,17979,39)を用いることができる
。本明細書で前述したとおり、(ee)および(gg)のX2が縮合可能な基である場合は
、アルキル化の前に側鎖全体を合成する必用はない。
Aの基(ii)、(jj)および(kk)を調製するための一般的方法を、特
に(ii)の場合についてスキーム20に示す。H-L3′-T-(B)y-X2-(B)y-R28(ここでH
-L3′はH-O-;H-S-またはH-NR11aを示す)を、ヨウ化物を添加するか添加するこ
となく、不活性溶媒中、酸スカベンジャーまたは強塩基の存在下クロリド(96)で
アルキル化し、その後、酸化(L3が-SO-の場合)することにより、(102)を得る
ことができる。(ii)および(kk)のX2が縮合可能な官能基である場合は、アルキル
化の前に側鎖全体を合成する必用はない。
Aの基(ll)〜(ss)を調製するための考えられる方法を、(ll)の場合についてス
キーム21に示す。この方法は全ての点において、小見出し(ee)〜(hh)について前
記したものと類似している。アルキル化の後、酸化(L3が-SO-の場合)すること
により、(103)を得ることができる。上記した通り、X6(小見出し(ll)および(nn
)が縮合可能な官能基であるか、または、X7が存在する場合は、アルキル化の前
に側鎖全体を合成する必要はない。
Aの小見出し(tt)および(uu)に記載した側鎖は、スキーム22および23に示す方
法で調製してよい。
2−、3−および4−ピリジンカルボン酸、2−、3−および4−ピリジン酢
酸、および、2−、3−および4−ピリジンプロパン酸は市販のものを用いるか
、または、スキーム22に示すとおり市販
の原料から若干の合成操作を行うことにより得ることができる。例えば、ピリジ
ンカルボキシアルデヒド(104)(市販品)をWittig反応に付し、その後、ケン化
してピリジンプロペン酸(105)としてよい。アルコール触媒中Pd/Cを用いて水素
化することによりピリジンプロペン酸(107)が得られる。これらの種類の反応は
全て前記のとおりである。次にピリジンアルカン酸を酸化プラチナまたはRd/ア
ルミナ(P.L.Ornstein,米国特許4,968,678号、1990年11月6日発行)を用い
て水素化することにより相当するピペリジン誘導体(111)を得ることができる(
スキーム23)。塩酸含有メタノール中の還流によりエステル化(当業者の良く知
る方法)することによりエステル(112)が得られる。リチウムアルミニウムハイ
ドライド還元によりアルコール(113)が得られる(P.L.Ornstein、前記)。
適切に活性化されたR28-X5またはR30基とアミノアルコール(113)を縮合するこ
とにより化合物(114)が得られる。この段階において、窒素は親核性がより高い
ため、容易にアシル化またはスルホニル化し、アルコールを未変化のまま残すこ
とができる。例えば、4−(2−ヒドロキシエチル)ピペリジンはDMF中BOC2Oお
よびトリエチルアミンと単純に反応させることにより、BOC基のようなカーバメ
ート(X5=-CO-O-)で選択的に窒素上で容易に保護してよい(M.E.Duggan,G.D
.Hartman,N.Khle欧州特許出願512,829号、1992年11月11日公開)。アミノア
ルコールを0℃でトリエチルアミンのような酸スカベンジャーの存在下、アルキ
ル−またはアリールクロロホルメートと反応させることによっても選択的にカー
バメートを得ることができる(W.Wiegreve等、Helv.Chim.Acta,1974,57,30
1;F.Schneider,Helv.Chim.Acta,1974,57,434;S,
Umezawa,J.Antibiotics,1974,27,997)。アミド(X9=-CO-)は、単にアミノ
アルコールを、適切なエステルとともに(Y.Yamamoto等、Agri.Bio.Chem.198
5,49,1761)、または酸クロリドとともに、0℃でトリエチルアミンのような酸
スカベンジャーの存在下(P.E.Sonnet等、J.Org.Chem.1980,45,3137)、
または、無水カルボン酸とともに(D.A.Evans,J.M.Takacs,Tet.Lett.198
0,21,1233;F.A.Davis,L.C.Vishwakarma,Tet.Lett.1985,26,3539)
撹拌することにより調製してよい。スルホンアミド(X5=-SO2-)は、0℃でトリ
エチルアミンのような酸スカベンジャーの存在下アミノアルコールをスルホニル
クロリドとともに撹拌することにより調製してよい(H.Takahashi等、Chem.Pha
rm.Bull.1991,39,260)。尿素(X5=-CONH-)はアミノアルコールをイソシア
ネートR28N=C=Oとともに撹拌することにより調製してよい(J.W.Kobzina,米
国特許4,065,291号、1977年12月27日発行)。尿素(X9=-CONH-)はアミノアルコー
ルを0℃でトリエチルアミンのような酸スカベンジャーの存在下カルバミルクロ
リドR28NR11aCOClとともに撹拌することにより調製してよい(G.Hilgetag.AA.
Martini,“Preparative Organic Chemistry”,John Wiley and Sons,New York
,1972,469)。R30基はまた上記した方法により適切な出発物質を用いながらア
ミノ基に連結してよい。ここでもまた、これらの反応の全てはアルコールではな
く窒素に官能基を選択的に連結するものである。
アルコールは本明細書で前に記載した方法により、トシレートまたはブロミド
またはNR11a基のような脱離基に変換してよい。次に、前に記載した方法で、こ
れらの基をL1またはL2基に連結して、Aの
小見出し(tt)または(uu)に記載の側鎖を得てよい。更に、側鎖全体はL1またはL2
基にカップリングする前に合成する必用はないが、以下に記載するとおり部分的
に組み立てることができる。アミノアルコール(113)を(例えば前記したとおりB
OC基により)選択的に保護することにより(118)を調製し、次にこれをL1またはL2
基にカップリングする。脱保護し、前記したとおり活性化X9-R28またはR30基と
カップリングさせることにより、Aの小見出し(tt)または(uu)に記載の側鎖を得
る。前記した方法により(118)をアミン(119)に変換し、次いでL1またはL2基にカ
ップリングし、脱保護し、最後に前記したとおり活性化X9またはR30基にカップ
リングすることにより、L1=-CONR11a-であるようなAの小見出し(tt)および(uu
)に記載の側鎖を得る。Aの小見出し(vv)〜(ccc)に記載の化合物は当業者の良く
知る方法により適切な出発物質から、前に記載したとおり、合成してよい。
スキーム22および23の例は、v=2であるか、またはヘテロ環が全てピペリジ
ンであるような場合を記載したものである。ピロリジンの場合(v=1)は、相当
する反応をプロリンまたはベータプロリン上で行ってよい(H.Yuki,Y.Okamot
o,Y.Kobayashi,J.Polym Sci.Polym.Chem.Ed.1979,17,3867)。プロリ
ンのような出発物質の一部は、光学活性形態で得られるものであり、そのキラル
性は最終生成物まで存続する。出発物質がセラミ体の場合は、エナンチエマー形
態の生成物を得るために、合成の何れかの段階で分割を行わなければならない。
分割方法としては、結晶化、またはキラルカラム上のクロマトグラフィー分離が
ある。
スキーム24および25は分子底部のフェニル環を連結させる2つの
方法を示している。スキーム24に示す第1の経路では、まず2個のフェニル間を
連結し、ここでは、ビフェニルを形成する。次にAの合成を行い、最後に、酸性
の部分、即ちR13を合成する。まずR13を合成し、次にAを形成することも可能で
ある。更にまた部分的にAを合成し(Aの前駆体をA′とする)、その後、R13を
形成し、そして最後にAを合成することもできる。Aに関するこれらの操作のす
べては既に記載している。スキーム25に示した第2の方法では、ベンジルのイミ
ダゾール上へのアルキル化、次いで、Aの合成を行う。その後、第2のフェニル
環をカップリングして、この場合はビフェニル系を形成する。最後にR13基を最
終形態まで合成する。ここでもまた、前記したとおり、A基を完全に合成する必
用はなく、その完全な合成は、分子の種々の基の適合性に応じて、後の段階に持
ち越すことができる。
より典型的には、スキーム24に示すとおり、K2CO3のような酸スカベンジャー
の存在下DMFのような不活性溶媒中、ベンジルハライド、トシレート、メシレー
ト等を用いて、イミダゾール(120)上にアルキル化(米国特許5,138,069号、米国
特許出願07/544557号)することによりベンジルイミダゾール(121)を得る。A′
基は当業者の知る方法で更に合成して(CH2)nCOOHとすることにより、前に記載し
た(2)を得ることができる。しかしながら、ここでの目的のために
は、A′はCO2Meまたは化合物(122)であることができる。このエステル基は米国
特許出願07/544557号に記載の通り、位置選択的にアルキル化される。ブロモベ
ンゼン(122)のボロニック酸(123)とのSuzukiカップリング(N.Miyaura,T.Yan
agi,A.Suzuki,前記)によりビフェニル(124)が得られる。単純化するために
、フェニルボロニック酸(123)は未置換であるが、本明細書に記載するとおりR2
およびR3基により置換されることもできる。ボロニック酸(123)の合成はスキー
ム26に示し、後に記載する。エステルをケン化して(125)とする。トリフルオロ
酢酸を用いてt−ブチル基を除去することによりカルボン酸スルホンアミド(126
)を得ることができる。K2CO3のような酸スカベンジャーの存在下DMFのような不
活性溶媒中ブロミド(127)を用いてアルキル化することにより、エステル(128)を
得る。場合により、アルキル化はカルボン酸とスルホンアミドの両方で起こる。
これら2つの化合物はクロマトグラフィーにより容易に分離される。最後に、ア
シル化して、アシル化剤に応じて、スルホニルカーバメート、アシルスルホンア
ミドまたはスルホニル尿素として(129)が得られる。例えば、4−(N,N−ジメチ
ルアミノ)ピリジンのような活性化剤を用いるか用いることなく、THFまたはピ
リジンのような不活性溶媒中、アルキル−またはアリールクロロホルメートでア
シル化することによりスルホニルカーバメート(SO2-NH-CO2R10)が得られる。酸
クロリドを用いて同様のことを行うことにより、アシルスルホンアミド(SO2-NH-
COR10)が得られる。スルホンアミド(128)をイソシアネートと反応させることに
より、スルホニル尿素(SO2-NH-NHR9)が得られる(カナダ国特許出願2,058,198号
、1992年7月5日公開、Hoechst Aktiengesellschaft)。
最後にXが脱離基であるようなR9-Xで置換することにより、異なる置換基を有す
るスルホンアミド(SO2-NH-R9)が得られるが、これらの置換反応はSN2または芳香
族またはヘテロ芳香族置換反応であり、全て当業者が知るものである。これらの
化合物およびその他のカルボン酸等配電子化合物の合成は、Merckの特許出願(
欧州特許出願400974号、1990年12月5日)に記載されている。
スキーム25において、イミダゾールアルデヒドへの(130)のブロモ化類縁体に
よる位置選択的アルキル化によりベンジルイミダゾール(131)を得る。アルデヒ
ドは位置選択的にアルキル化される(米国特許出願07/544557号)。グリニャー
ル付加、次いで、中間体アルコールの酸化により、ケトン(132)を得る。LDAによ
る脱保護、次いで、ベンジルブロミド(133)を用いたアルキル化によりA基が完
全に合成されている化合物(134)を得る。Suzukiカップリングによる底部フェニ
ル環の付加により(N,Miyaura,T.Yanagi,A.Suzuki前記)ビフェニル(135)
を得る。THFを用いたt−ブチル基の分解、および、アシル化により、スルホニ
ルカーバメート(136)を得る。同様の方法において、アシルスルホンアミド、ス
ルホニル尿素、および種々の置換基を有するスルホンアミドを前記したとおり調
製できる。R13の範囲内に属するその他のカルボン酸等配電子化合物を、Suzuki
アリールカップリング法またはその他の前記したいずれかのカップリング法によ
り、適切な出発物質およびスキーム24および25に記載する合成方法を用いて、ス
キーム24および25に記載するものの代りに置換することができる。ここでも、こ
れらの酸等配電子化合物の合成はMerckの特許出願に記載されている(欧州特許
出願400974号、1990年12月5日)。底部フェニル環が存在せず、このた
めイミダゾールをベンジル基のみで置換し、ベンジル基が酸等配電子化合物(R1)
を有する場合は、合成方法はビフェニルの場合に準じ、A′および(R13の代りに)
R1において同様の方法で操作を行う。
表3に列挙したβ−ケトアミドはスキーム25aに記載する方法で調製できる。
ビニルグリニャールをベンジルイミダゾールに付加し、中間体アルコールを酸化
することによりビニルケトンを得ることができる。第1アミンのマイケル付加、
次いで第2アミノのアシルクロリドによるアシル化により、β−ケトアミドを得
る。アリールブロミドをボロニック酸にSuzukiカップリングすることにより、ビ
フェニルを得る。アシルスルホンアミド、スルホニル尿素およびスルホニルカー
バメートは、このセクションで前に記載した方法と同様の方法で調製できる。
スキーム26に示したビフェニル部分(37)のような予め形成したジアリール部分
を用いてイミダゾール窒素をアルキル化することができる。
スルホンアミドボロニック酸(140)は、スキーム27に示すとおり、スルホンア
ミド(139)のオルトリチウム化、次いで、ホウ酸トリイソプロピルによる処理お
よび加水分解により、調製してよい。ビフェニルスルホンアミド(142)はEP 479,
479号に記載のとおり、または、芳香族カップリング反応(Suzukiカップリング)
により、スキーム27に示すとおり調製してよい。
スキーム26および明細書中その他の部分に記載してイミダゾール前駆体は、米
国特許5,137,902号および5,138,069号、PCT US出願90/03683号および欧州特許出
願EP 465,368号(オーストラリア特許AU-A-80163/91)および米国特許出願07/54
4557号に記載のとおり調製してよく、これらの文献は参考のために本明細書に組
み込まれる。R8がフェニルであるような式(I)の化合物の調製において有用なフ
ェニルイミダゾールは、スキーム28に記載のとおり得ることができる。即ち、標
準的な方法を入手できるフェニルボロニック酸をヨードイミダゾール(144)とカ
ップリングさせることによりフェニルイミダゾール(145)を得ることができる。
ボロニック酸はR8が置換フェニルであるような本発明の化合物の調製を好都合に
行うことができるようにフェニル環において置換基を有してよい。
即ち、アルコール(93)を当業者の良く知る種々の方法でアシル化してR基が本
発明の範囲内のAの(ee)〜(ss)および(vv)、(ww)、(bbb)および(ccc)に記載した
側鎖の何れかであるようなエステル(146)とする。これらの方法には前記したと
おりSchotten-Baumann反応、カルボジイミドカップリング、カルボニルジイミダ
ゾールの使用などが包含される(エステル化反応については、J.March Advance
d Organic Chemistry,第3版、New York:John Wiley and Sons,pp.348〜351
参照)。ここでもまた、前述したとおり、X2、X3、X4およびX5が縮合反応により
形成されるものであるかどうかに
応じて、側鎖-O2C-Rは全体が完成された単位として、または部分的なものとして
アシル化してよい。
化合物(150)のような式(I)のアリールオキシアセチルイミダゾールはスキー
ム30に示すとおり調製できる。即ち、メチルケトン(67)をトリメチルシリルトリ
フレート/トリエチルアミンなどを用いて相当するシリルエノールエーテルに変
換してよい。NBSを用いたブロモ化、次いでフェノール(148)との反応により得ら
れたフェノキシアセチルイミダゾール(149)を、スキーム25に示すとおり式(I)
の化合物に変換してよい。
本発明の化合物およびそれらの調製は以下に示す実施例により更に理解するこ
とができるが、これらは本発明を制限するものではない。これらの実施例におい
ては、特段の記載がない限り、温度は摂氏、部およびパーセントは重量によるも
のである。
実施例 1
4−〔(5−(2−ベンゾイル)ベンジルオキシカルボニル−4−エチル−2−
n−プロピルイミダゾール−1−イル)メチル〕−3−フルオロ−2′−イソア
ミルオキシカルボニルアミノスルホニルビフェニルカリウム塩の調製
A部:1−ブロモ−4−ブロモメチル−3−フルオロベンゼンの調製
1−ブロモ−3−フルオロ−4−メチルベンゼン(28.37g、0.15モル、1当
量)、N−ブロモスクシンイミド(26.72g、0.15モル、
1当量)、アゾビスイソブチロニトリル(1.44g)および四塩化炭素(500ml)
を混合し、一夜還流した。混合物を濾過し、水(3×300ml)で洗浄した。有機
層を乾燥(硫酸マグネシウム)し、溶媒を真空下に除去し、油状物37.88g(NMR
で75%の生成物)を得た。NMR(CDCl3):δ4.45(s,2H)。この物質は更に精製す
ることなく次の段階に用いた。
B部:1−〔(4−ブロモ−2−フルオロフェニル)メチル〕−5−カルボメト
キシ−4−エチル−2−n−プロピルイミダゾールの調製
5−カルボメトキシ−4−エチル−2−n−プロピルイミダゾール(米国特許
第5,137,902号)(10.62g、54ミリモル、1当量)、1−ブロモ−4−ブロモメ
チル−3−フルオロベンゼン(19.58g、54ミリモル、1当量)、炭酸カリウム
(7.48g、54ミリモル、1当量)、およびDMF(200ml)を混合し、室温で一夜撹
拌した。酢酸エチル(500ml)を添加し、混合物を水(3×300ml)で洗浄した。
酢酸エチル層を乾燥(硫酸マグネシウム)し、溶媒を真空下に除去して油状物25
.42gを得た。75:25〜65:35のヘキサン/酢酸エチルを用いたフラッシュクロ
マトグラフィーにより、琥珀色の油状物として生成物13.65gを得た。NMR(CDCl3
):δ7.35-7.22(m,1H),7.22-7.10(m,1H),6.45(t,1H,J=7Hz),5.49(s,2H)
,3.78(s,3H),
2.90(q,2H,J=7Hz),2.59(t,2H,J=7HZ),1.70(qのt,2H,J=7,7Hz),1.35-1.
15(m,3H),0.95(t,3H,J=7Hz)
C部:2−(t−ブチルアミノ)スルホニルフェニルボロニック酸の調製
窒素下THF 500ml中のベンゼン−N−(t−ブチル)スルホンアミド34.0g(0
.16モル)の0℃の溶液に、35分かけて、温度を0〜2℃に維持しながら、ヘキ
サン中2.25Mのn−ブチルリチウム160ml(0.36モル)を添加した。反応混合物
を1.5時間かけて室温に戻し、その間、濃厚な沈殿が形成した。温度を35℃未満
に維持しながらトリイソプロピルボレート(46ml、0.20モル)を添加した。1時
間後、反応混合物を冷却し、1N塩酸(260ml)を添加し、混合物を30分間撹拌
した。水520mlで希釈した後、混合物をエーテル3×400mlで抽出した。合わせた
有機抽出液を1N水酸化ナトリウム3×200mlで抽出し、水性の抽出液を6N塩
酸でpH1の酸性とし、次にエーテル3×250mlで抽出した。エーテル抽出液を塩
水250mlで洗浄し、硫酸マグネシウム上に乾燥し、溶媒を真空下に除去し、濃厚
な油状物45gを得た。トルエン(45ml)を添加し、混合物をロータリーエバポレ
ーターで1時間撹拌した。形成した少量の固体を残りの粗生成物の部分的固化を
誘発するために用いた。更にトルエン(150ml)を添加し、混合物を真空下1/2の
容量となるまで蒸発させ、その間温度を0〜10℃に維持した。得られた沈殿を回
収し、ヘキサンで洗浄し、次に真空下に乾燥して白色結晶として標題化合物24.6
g(60%)を
得た。融点118〜119℃。1H NMR(CDCl3):δ1.18(s,9H,CH3),5.13(s,1H,NH)
,6.29(br s,2H,OH),7.53(m,2H,ArH),7.82(d,1H,ArH),8.00(d,1H,Ar
H)
D部:2′−(N−t−ブチル)スルホンアミド−4−〔(5−カルボメトキシ
−4−エチル−2−n−プロピルイミダゾール−1−イル)メチル〕−3−フル
オロビフェニルの調製
1−〔(4−ブロモ−2−フルオロフェニル)メチル〕−5−カルボメトキシ
−4−エチル−2−n−プロピルイミダゾール(5.00g、13ミリモル、1当量)
をトルエン(25ml)に溶解し、トルエン(25ml)中の炭酸カリウム(3.61g、26
ミリモル、2当量)、テトラブチルアンモニウムブロミド(0.42g、1.3ミリモ
ル、0.1当量)、2-(t−ブチルアミノ)スルホニルフェニルボロニック酸(5.
03g、20ミリモル、1.5当量)の懸濁液に添加した。水(10ml)を添加し、次に
テトラキストリフェニルホスフィンパラジウム(0)(0.75g、0.65ミリモル、
0.05当量)を添加した。混合物をゆっくり還流温度まで加熱した。16時間後、反
応混合物に水を添加し、塩化メチレンで抽出(3×)することにより後処理した
。塩化メチレン層を合わせ、塩水(1×)で洗浄した。有機層を乾燥(硫酸マグ
ネシウム)し、溶媒を真空下に除去して、琥珀色の油状物9.69gを得た。75:
25〜1:1のヘキサン/酢酸エチルを用いたフラッシュクロマトグラフィーによ
り、琥珀色の油状物5.89gを得た。NMR(CDCl3):δ8.06(d,1H,J=8Hz),7.47(t
,1H,J=8Hz),7.40(t,1H,J=8Hz),7.30-7.15(m,2H),7.08(d,1H,J=8Hz),
6.58(t,1H,J=7Hz),5.53(s,2H),3.70(s,3H),3.60(s,1H),2.83(q,2H,J
=7Hz),2.57(t,2H,J=7Hz),1.65(qのt,2H,J=7,7Hz),1.20-1.10(m,3H),0
.91(s,9H),0.87(t,3H,J=7Hz)
E部:2′−(N−t−ブチル)スルホンアミド−4−〔(5−カルボキシ−4
−エチル−2−n−プロピルイミダゾール−1−イル)メチル〕−3−フルオロ
ビフェニルの調製
2′−(N−t−ブチル)スルホンアミド−4−〔(5−カルボメトキシ−4
−エチル−2−n−プロピルイミダゾール−1−イル)メチル〕−3−フルオロ
ビフェニル(5.89g、11.4ミリモル、1当量)、10N水酸化ナトリウム(11.42m
l、114ミリモル、10当量)、THF(25ml)およびメタノール(溶液が形成される
ために十分な量)を混合し、一夜50℃に加熱した。反応混合物に水を添加し、ロ
ータリーエバポレーターで有機溶媒を真空下に除去することにより後処理した。
メタノールを添加し、濃塩酸でpH約2とした。メタノールを真空下に除去し、固
体を水から沈殿させた。これらの固体を濾過し、エーテ
ルで洗浄し、高真空に付し、淡黄色の生成物4.45gを得た。融点223.5〜224.5℃
。濾液から溶媒を更に蒸発させて2番目の収量として更に生成物を得た。1.13g
、融点223.0〜224.0℃。NMR(DMSO-d6):δ8.01(d,1H,J=7Hz),7.58(m,2H),7
.35-7.20(m,2H),7.14(d,1H,J=7Hz),6.94(t,1H,J=7Hz),6.80(s,1H),5.
79(s,2H),3.05-2.80(m,4H),1.66(qのt,2H,J=7,7Hz),1/23(t,3H,J=7Hz
),0.95(s,9H),0.88(t,3H,J=7Hz)
F部:4−〔(5−カルボキシ−4−エチル−2−n−プロピルイミダゾール−
1−イル)メチル〕−3−フルオロ−2′−スルホンアミドビフェニルの調製
2′−(N−t−ブチル)スルホンアミド−〔(5−カルボキシ−4−エチル
−2−n−プロピルイミダゾール−1−イル)メチル〕−3−フルオロビフェニ
ル(5.58g)およびトリフルオロ酢酸(TFA)(75ml)を混合し、一夜室温で撹
拌した。TFAを真空下に除去し、残留物をトルエンに溶解した。トルエンをロー
タリーエバポレーターで真空下に除去し、この操作を再度反復して痕跡量のTFA
をすべて除去した。残留物を酢酸エチルに溶解し、乾燥(硫酸マグネシウム)し
、溶媒を真空下に除去して琥珀色のガラス状物6.92gを得た。NMR(DMSO-d6):δ
8.10-7.95(m,1H),7.70-7.50(m,2H),7.37
(s,2H),7.45-7.10(m,3H),6.96(t,1H,J=7Hz),5.84(s,2H),3.10-2.80(m
,4H),1.80-1.55(m,2H),1.25(t,3H,J=7Hz),0.91(t,3H,J=7Hz)
この物質は更に精製することなく次の段階に用いた。
G部:4−〔(5−(2−ベンゾイル)ベンジルオキシカルボニル−4−エチル
−2−n−プロピルイミダゾール−1−イル)メチル〕−3−フルオロ−2′−
スルホンアミドビフェニルの調製
4−〔(5−カルボキシ−4−エチル−2−n−プロピルイミダゾール−1−
イル)メチル〕−3−フルオロ−2′−スルホンアミドビフェニル(6.92g、11
ミリモル、1当量)、2−ベンゾイルベンジルブロミド(反応を1時間で終了さ
せ、後処理の後に、不安的な生成物を0℃で保存した以外は、A部に記載のとお
り2−メチルベンゾフェノンの臭素化により調製)(7.57g、22ミリモル、2当
量)、炭酸カリウム(1.52g、11ミリモル、1当量)およびDMF(75ml)を混合
し、一夜撹拌した。反応混合物をB部に記載したとおり後処理した。75:25〜0
:100ヘキサン/酢酸エチルを用いたフラッシュクロマトグラフィーにより、琥
珀色のガラス状物2.41gを得た。
FAB MSによればM++H=446であった。
H部:4−〔(5−(2−ベンゾイル)ベンジルオキシカルボニル−4−エチル
−2−n−プロピルイミダゾール−1−イル)メチル〕−3−フルオロ−2′−
イソアミルオキシカルボニルアミノスルホニルビフェニルカリウム塩の調製
4−〔(5−(2−ベンゾイル)ベンジルオキシカルボニル−4−エチル−2
−n−プロピルイミダゾール−1−イル)メチル〕−3−フルオロ−2′−スル
ホンアミドビフェニル(2.41g、3.77ミリモル、1当量)、4−N,N−ジメチル
アミノピリジン(1.84g、15.1ミリモル、4当量)、イソアミルクロロホルメー
ト(9.87g、15.1ミリモル、4当量)、ピリジン(11ml)および塩化メチレン(
50ml)を混合し室温で撹拌した。48時間後、反応が終了した。塩化メチレンを添
加し、混合物を水(1×)、10%クエン酸(2×)、および塩水(1×)で洗浄
した。有機層を分離し、乾燥(硫酸マグネシウム)し、溶媒を真空下に除去して
琥珀色の油状物を得た。1:1ヘキサン/酢酸エチル〜100%酢酸エチルを用い
たフラッシュクロマトグラフィーにより、黄褐色のガラス状物として生成物1.26
gを得た。生成物を更に0.09M水酸化カリウムで磨砕し、水を真空下に除去し、
イソプロパノールと共沸蒸留し、琥珀色のガラス状物1.20gを得た。NMR(CDCl3)
:δ8.07(d,1H,J=8Hz),7.72(d,2H,J=8Hz),7.60-7.00(m,12H),6.36(t,1
H,J=8Hz),5.40(s,2H),5.34(s,2H),3.71(t,2H,J=7Hz),2.64(q,2H,J=7
Hz),2.56(t,2H,J=7Hz),1.66(qのt,2H,J=7,7Hz),1.40(m,1H),1.22(q,2
H,J=7Hz),1.07(t,3H,J=7Hz),0.91(t,3H,J=7Hz),0.71(d,6H,J=7Hz)
元素分析値C42H44FN3OS・(H2O)0.5
計算値:C62.98,H5.54,F2.37,N5.25,S4.00
測定値:C62.85,H5.54,F2.33,N5.09,S3.79
実施例 2
4−〔(5−(2−ベンゾイル)ベンジルオキシカルボニル−4−エチル−2−
n−プロピルイミダゾール−1−イル)メチル〕−3−フルオロ−2′−(1H−
テトラゾル−5−イル)ビフェニルの調製
A部:3−フルオロ−4−メチル−2′−(N−トリフェニルメチル−1H−テト
ラゾル−5−イル)ビフェニルの調製
4−ブロモ−2−フルオロトルエン(5.00g、26ミリモル、1当量)、2−(
N−トリフェニルメチル−1H−テトラゾル−5−イル)ベンゼンボロニック酸(
米国特許第5,130,439号)(14.29g、26ミリモル、2当量)、テトラキストリフ
ェニルホスフィンパラジウム
(0)(1.53g、1.3ミリモル、0.05当量)、テトラブチルアンモニウムブロミ
ド(0.42g、1.3ミリモル、0.05当量)、2M炭酸ナトリウム(28.99ml、58ミリ
モル、2.23当量)およびトルエン(200ml)を混合し4時間還流した。実施例1
、D部の場合と同様、反応混合物を後処理し、琥珀色のガラス状物11.98gを得
た。ガラス状物を酢酸エチル(25ml)に溶解し、エーテルで磨砕し、白色の固体
生成物6.04gを得た。濾液を濃縮し、9:1ヘキサン/酢酸エチルを用いたフラ
ッシュクロマトグラフィーに付し、更に白色固体生成物3.729を得た。NMR(CDCl3
):δ8.00-7.85(m,1H),7.55-7.40(m,2H),7.40-7.10(m,10H),7.00-6.70(m
,9H),2.18(s,3H)
B部:4−ブロモメチル−3−フルオロ−2′−(N−トリフェニルメチル−1H
−テトラゾル−5−イル)ビフェニルの調製
3−フルオロ−4−メチル−2′−(N−トリフェニルメチル−1H−テトラゾ
ル−5−イル)ビフェニル(6.00g、12ミリモル)を実施例1のA部に記載した
方法で臭素化し、琥珀色のガラス状物7.45gを得た。NMR(CDCl3):δ4.39(-CH2B
r)
C部:1−〔(3−フルオロ−2′−(N−トリフェニルメチル−1H−テトラゾ
ル−5−イル)ビフェニル)メチル〕−5−カルボメトキシ−4−エチル−2−
n−プロピルイミダゾールの調製
4−ブロモメチル−3−フルオロ−2′−(N−トリフェニルメチル−1H−テ
トラゾル−5−イル)ビフェニル(7.45g、11.0ミリモル、1当量)を、実施例
1のB部に記載した方法により、5−カルボメトキシ−4−エチル−2−n−プ
ロピルイミダゾール(2.16g、11.0ミリモル、1当量)上にアルキル化し、クロ
マトグラフィーの後、琥珀色のガラス状物2.53gを得た。NMR(CDCl3):δ8.00-7
.80(m,1H),7.60-7.40(m,2H),7.40-7.15(m,10H),7.05-6.70(m,8H),6.43(
t,1H,J=8Hz),5.47(s,2H),3.71(s,3H),2.91(q,2H,J=7Hz),2.48(t,2H
,J=7Hz),1.75-1.55(m,2H),1.26(t,3H,J=7Hz),0.78(t,3H,J=7Hz)
D部:1−〔(3−フルオロ−2′−(1H-テトラゾル−5−イル)ビフェニル)
メチル〕−5−カルボキシ−4−エチル−2−n−プロピルイミダゾールの調製
1−〔(3−フルオロ−2′−(N−トリフェニルメチル−1H−テトラゾル−
5−イル)ビフェニル)メチル〕−5−カルボメトキシ−4−エチル−2−n−
プロピルイミダゾール(2.02g、2.92ミリモル、1当量)、1.000N水酸化ナト
リウム(5.85ml、5.85ミリモル、2当量)、THF(10ml)およびメタノール(混
合物を溶解するのに十分な量)を混合し、室温で一夜撹拌した。反応が不完全で
あったため、更に2当量の1.000N水酸化ナトリウムを添加し、混合物を更に4
時間撹拌した。反応がなお不完全であったため更に4当量の10N水酸化ナトリウ
ムを添加し、混合物を室温で一夜撹拌した。水を添加し有機溶媒を真空下に除去
することにより反応混合物を後処理した。残存した水性の混合物をエーテル(3
×)で洗浄した。酢酸エチルを水性の混合物に添加し、濃塩酸でpH2〜3に合わ
せた。層を分離させ、水層を酢酸エチル(2×)で抽出した。酢酸エチル層を合
わせ、乾燥(硫酸マグネシウム)し、溶媒を真空下に除去して黄色のガラス状物
を得た。次にガラス状物をエーテル中で撹拌して
磨砕し、固体生成物1.19gを得た。NMRによればトリフェニルメチル基とメチル
エステルの両方が分解していた。NMR(DMSO-d6):δ7.80-7.40(m,4H),7.00(d,
1H,J=10Hz),6.87(d,1H,J=8Hz),6.62(t,1H,J=8Hz),5.64(s,2H),2.83(q
,2H,J=7Hz),2.67(t,2H,J=7Hz),1.56(qのt,2H,J=7,7Hz),1.15(t,3H,J
=7Hz),0.84(t,3H,J=7Hz),FAB MS:(M++H)=435
E部:1−〔(3−フルオロ−2′−(N−トリフェニルメチル−1H−テトラゾ
ル−5−イル)ビフェニル)メチル〕−5−カルボキシ−4−エチル−2−n−
プロピルイミダゾールの調製
1−〔(3−フルオロ−2′−(1H-テトラゾル−5−イル)ビフェニル)メチ
ル〕−5−カルボキシ−4−エチル−2−n−プロピルイミダゾール(960g、2
.21ミリモル、1当量)、トリエチルアミン(0.34ml、2.43ミリモル、1.1当量)
、トリフェニルメチルクロリド(678mg、2.43ミリモル、1.1当量)および塩化メ
チレン(10ml)を混合し、室温で撹拌した。4時間後、水を添加し層を分離させ
ることにより反応混合物を後処理した。有機層を乾燥(硫酸マグネシウム)し、
溶媒を真空下に除去して白色のガラス状物1.48gを得た。1:1ヘキサン/酢酸
エチル〜100%酢酸エチル〜75:25酢酸エ
チル/イソプロパノールを用いたフラッシュクロマトグラフィーにより、白色ガ
ラス状物として生成物1.01gを得た。NMR(CDCl3):δ7.80-7.60(m,1H),7.50-7
.05(m,12H),6.94(d,6H,J=8Hz),6.80-6.40(m,3H),5.70-5.30(m,2H),2.9
0-2.70(m,2H),2.40-2.10(m,2H),1.50(m,2H),1.10-0.80(m,3H),0.75-0.4
0(m,3H)
F部:4−〔(5−(2−ベンゾイル)ベンジルオキシカルボニル−4−エチル
−2−n−プロピルイミダゾール−1−イル)メチル〕−3−フルオロ−2′−
(N−トリフェニルメチル−1H−テトラゾル−5−イル)ビフェニルの調製
1−〔(3−フルオロ−2′−(N−トリフェニルメチル−1H−テトラゾル−
5−イル)ビフェニル)メチル〕−5−カルボキシ−4−エチル−2−n−プロ
ピルイミダゾール(0.47g、0.694ミリモル)を実施例1のG部に記載した方法
で2−ベンゾイルベンジルブロミドを用いてアルキル化し、75:25〜1:1〜0
:100ヘキサン/酢酸エチルを用いたフラッシュクロマトグラフィーにより、不
定形の白色生成物440mgを得た。NMR(CDCl3):δ7.95-7.85(m,1H),7.75
(d,2H,J=8Hz),7.60-7.15(m,19H),6.94(d,6H,J=8Hz),6.90-6.70(m,2H)
,6.39(t,1H,J=8Hz),5.38(s,2H),5.35(s,2H),2.77(q,2H,J=7Hz),2.41
(t,2H,J=7Hz),1.75-1.50(m,2H),1.14(t,3H,J=7Hz),0.84(t,3H,J=7Hz)
G部:4−〔(5−(2−ベンゾイル)ベンジルオキシカルボニル−4−エチル
−2−n−プロピルイミダゾール−1−イル)メチル〕−3−フルオロ−2′−
(1H−テトラゾル−5−イル)ビフェニルの調製
4−〔(5−(2−ベンゾイル)ベンジルオキシカルボニル−4−エチル−2
−n−プロピルイミダゾール−1−イル)メチル〕−3−フルオロ−2′−(N
−トリフェニルメチル−1H−テトラゾル−5−イル)ビフェニル(440mg)およ
びメタノール(25ml)を混合し、3時間窒素下に還流した。シリカゲルを添加し
、溶媒を真空下に除去した。残留物をフラッシュクロマトグラフィーに加え、1
:1ヘキサン/酢酸エチル〜80:20クロロホルム/メタノールを用いて迅速にク
ロマトグラフィーに付し、オフホワイトのガラス状物として生成物280m9を得た
。NMR(CDCl3):δ7.83(d,1H,J=7Hz),7.68(d,2H,J=7Hz),7.60-7.10(m,10H
),6.80-6.60(m,2H),6.27(t,1H,J=7Hz),5.30(s,4H),2.50(m,2H),2.33(
t,2H,J=7Hz),1.54(qのt,2H,J=7,7Hz),0.95-0.60(m,6H)
元素分析値C37H33FN6O3:
計算値:C67.77,H5.53,F2.90,N12.82
測定値:C67.73,H5.15,F2.76,N12.62
実施例 3
1−((2′−((n−ブチルオキシカルボニルーアミノ)スルホニル)−3−
フルオロ−(1,1′−ビフェニル)−4−イル)メチル)−4−エチル−5−(
2−(2−フェノキシフェニル)エチルカルボニル)−2−プロピル−1H−イミ
ダゾールの調製
A部:1−(2−フルオロ−4−ヨードベンジル)−4−エチル−2−プロピル
−1H−イミダゾール−5−カルボキシアルデヒドの調製
四塩化炭素(200ml)中のフルオロ−4−ヨードトルエン(47.28g、0.20ミリ
モル)、N−ブロモスクシンイアミド(37.64g、0.21モル)およびアゾビスイ
ソブチロニトリル(3.65g、0.02モル)の溶液を一夜窒素下に還流した。混合物
を冷却し、固体を濾過し、四塩化炭素で洗浄した。濾液を濃縮した。形成した沈
殿を濾過し、ヘキサンで洗浄し、86%純度のベンジルブロミド13.92gを得た。
母
液を濃縮し、60%純度のベンジルブロミド48.88gを得た。両方の画分を更に精
製することなく次の段階に用いた。
4−エチル−2−プロピル−1H-イミダゾール−5−カルボキシアルデヒド(6
.32g、38.0ミリモル)、炭酸カリウム(10.57g、76.5ミリモル)、および2−
フルオロ−4−ヨードベンジルブロミド(86%を13.90g、38.0ミリモル)をDMF
50mlとともに添加した。反応混合物を窒素下一夜室温で撹拌した。溶媒を真空
下に除去し、残留物を酢酸エチルと水との間に分配した。2層に分離させた。水
層を酢酸エチルで抽出した。合した有機混合物を水および塩水で洗浄し、硫酸マ
グネシウム上で乾燥し、濃縮した。粗生成物の混合物をフラッシュクロマトグラ
フィー(シリカゲル、30〜50%酢酸エチル/ヘキサン)で精製し、オレンジ色の
油状物10.63g(70%)を得た。MS m/e 401.0,〔M+H〕+;1H NMR(300 MHz,CD
Cl3):δ0.95(t,3H,CH3),1.32(t,3H,CH3),1.70(m,2H,CH2),2.60(m,2H
,CH2),2.82(q,2H,CH2),5.52(s,2H,CH2Ar),6.42(t,1H,ArH),7.38(d,
1H,ArH),7.42(d,1H,ArH),9.73(s,1H,CHO)
B部 1−(2−フルオロ−4−ヨードベンジル)−5−アセチル−4−エチル
−2−プロピル−1H-イミダゾールの調製
THF(100ml)中の1−(2−フルオロ−4−ヨードベンジル)−4−エチル−
2−プロピル−1H−イミダゾール−5−カルボキシアルデヒド(16.52g、41.3
ミリモル)の溶液に、30分かけてメチルマ
グネシウムブロミド(トルエン/THF中1.4M濃度のものを44.0ml、61.6ミリモル
)を添加した。反応混合物を1.5時間室温で撹拌した。次に1N塩酸水溶液100ml
でクエンチした。混合物を塩化メチレンで抽出し、有機溶液を水および塩水で洗
浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥し、濃縮して黄色の油状物(16.87g)を得た
。黄色の油状物を塩化メチレン400mlに溶解し、酸化マンガン(IV)(70.50g、
811ミリモル)を添加した。混合物を一夜窒素下に還流した。混合物を冷却した
。次にセライトで濾過し、塩化メチレンで洗浄した。塩化メチレン溶液を濃縮し
、50%酢酸エチル/ヘキサンおよび10%メタノール/塩化メチレンを用いたシリ
カゲル上のクロマトグラフィーに付し、所望の生成物4.70gおよびアルコール6.
87gを得た。MS m/e415.0,〔M+H〕+;1H NMR(300 MHz,CDCl3):δ0.98(t,3H
,CH3),1.35(t,3H,CH3),1.68(m,2H,CH2),2.42(s,3H,CH3),2.58(m,2H
,CH2),2.92(q,2H,CH2),5.45(s,2H,CH2Ar),6.28(t,1H,ArH),7.35(d,
1H,ArH),7.42(d,1H,ArH)
C部:フェノキシベンジルアルコールの調製
窒素下0℃で、THF(100ml)中のo−フェノキシ安息香酸(19.0g、88.7ミリ
モル)の溶液に、温度を5℃未満に維持しながら、1時間かけてBH3・THF(133m
l、THF中1.0M)を添加した。反応混合物を2時間室温で撹拌した。水、次いで
1N塩酸水溶液でクエンチングした。2層に分離させ、水層を酢酸エチルで抽出
した。合した有機混合物を水および塩水で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥し
、
濃縮して明黄色の油状物(16.9g)を得た。粗生成物を更に精製することなく次
の段階に用いた。MS m/e 183.1,〔M+H-H2O〕+;1H NMR(300 MHz,CDCl3):δ2
.08(t,1H,OH),4.76(d,2H,CH2Ar),6.82-7.48(m,9H,ArH)
D部:ヨウ化o−フェノキシベンジルの調製
0℃の塩化メチレン(50ml)中のo−フェノキシベンジルアルコール(5.0g
、25ミリモル)およびトリエチルアミン(10.4ml、75ミリモル)の溶液に、メタ
ンスルホニルクロリド(3.9ml、50ミリモル)を添加した。反応混合物を1時間
0℃で、次に3.5時間室温で撹拌した。混合物を水および塩水で洗浄した。層分
離濾紙を通して濾過し、濃縮して黄色の油状物を得た。次に油状物をアセトン50
mlに溶解し、ヨウ化ナトリウム(7.5g、50ミリモル)を添加した。混合物を一
夜室温で撹拌した。ヘキサンを混合物に添加した。固体を濾去した。濾液を濃縮
し、ヘキサンを用いたシリカゲル上のクロマトグラフィーに付し、黄色の油状物
5.22gを得た。MSm/e 183.1,〔M+H-HI〕+;1H NMR(300 MHz,CDCl3):δ4.52(
s,2H,CH2Ar),6.82-7.48(m,9H,ArH)
E部:1−(2−フルオロ−4−ヨードベンジル)−4−エチル−5−(2−(
2−フェノキシフェニル)エチルカルボニル)−2−プロピル−1H-イミダゾー
ルの調製
1−(2−フルオロ−4−ヨードベンジル)−5−アセチル−4−エチル−2
−プロピル−1H−イミダゾール(5.52g、13.3ミリモル)をTHF 50mlに溶解した
。混合物を窒素下0℃に冷却し、リチウムジイソプロピルアミド(THF中2Mの
溶液7.3ml、14.6ミリモル)を添加した。15分間0℃で撹拌した後、THF(15ml)
中のヨウ化o−フェノキシベンジル(5.22g、16.8ミリモル)の溶液を添加した
。反応混合物を室温まで加温し、2時間撹拌した。混合物を酢酸エチルと水との
間に分配した。2層を分離させた。水層を酢酸エチルで抽出した。合した有機溶
液を塩水で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥した。濃縮し10〜50%酢酸エチル
/ヘキサンを用いたシリカゲル上のクロマトグラフィーに付し、所望の生成物2.
35gを得た。MS m/e 597.2,〔M+H〕+:IR(KBr):COは1646cm-1;1H NMR(300MH
z,CDCl3):δ0.95(t,3H,CH3),1.22(t,3H,CH3),1.65(m,2H,CH2),2.57(
m,2H,CH2),2.82(q,2H,CH2),2.98(m,2H,CH2),3.10(m,2H,CH2),5.42(
s,2H,CH2Ar),6.22(t,1H,ArH),6.82(d,1H,ArH),6.90(d,2H,ArH),7.0
2(m,2H,ArH),7.18(d,1H,ArH),7.22(m,2H,ArH),7.30(m,2H,ArH),7.4
0(d,1H,ArH)
F部:1−((2′−((t−ブチルアミノ)スルホニル)−3−フルオロー(1
,1′−ビフェニル)−4−イル)メチル)−4−エチル−5−(2−(2−フェ
ノキシフェニル)エチルカルボニル)−2−プロピル−1H−イミダゾールの調製
1−(2−フルオロ−4−ヨードベンジル)−4−エチル−2−プロピル−1H
−イミダゾール−5−フェノキシフェネチルケトン(2.35g、3.90ミリモル)、
2−(t−ブチルアミノ)スルホニルフェニルボロニック酸(1.52g、5.85ミリ
モル)および炭酸ナトリウム(2M水溶液10ml)およびテトラブチルアンモニウ
ムブロミド(65mg、0.20ミリモル)を共にトルエン50mlに添加した。テトラキス
(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.23g、0.20ミリモル)を添加
した。混合物を一夜窒素下に還流した。溶媒を真空下に蒸発させ、残留物を水と
塩化メチレンとの間に分配した。水層を塩化メチレンで抽出し、合した有機溶液
を塩水で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥し、濃縮した。粗生成物をフラッシ
ュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、30%酢酸エチル/ヘキサン)で精
製し、明黄色の泡状物1.92g(72%)を得た。MS m/e 682.5,〔M+H〕+;1H NM
R(300 MHz,CDCl3):δ0.96(t,3H,CH3),0.98(t,9H,CH3),1.27(t,3H,CH3
),1.69(m,2H,CH2),2.60(t,2H,CH2),
2.85(q,2H,CH2),2.97(m,2H,CH2),3.13(m,2H,CH2),3.58(s,1H,NH),5
.57(s,2H,CH2Ar),6.60(t,1H,ArH),6.86(d,1H,ArH),6.92(d,2H,ArH)
,7.05(d,2H,ArH),7.16(m,2H,ArH),7.26(m,5H,ArH),7.55(m,2H,ArH)
,8.16(m,1H,ArH)
G部:1−((2′−(アミノスルホニル)−3−フルオロー(1,1′−ビフェニ
ル)−4−イル)メチル)−4−エチル−5−(2−(2−フェノキシフェニル
)エチルカルボニル)−2−プロピル−1H−イミダゾールの調製
1−((2′−((t−ブチルアミノ)スルホニル)−3−フルオロ−(1,1′
−ビフェニル)−4−イル)メチル−4−エチル−2−プロピル−1H−イミダゾ
ール−5−フェノキシフェネチルケトン(1.92g、2.8ミリモル)を2時間窒素
下トリフルオロ酢酸15mlとともに還流した。溶媒を真空下に除去した。残留物を
塩化メチレンに溶解し、炭酸水素ナトリウム水溶液と塩水で洗浄した。有機溶液
を相分離濾紙で濾過し、濃縮して明黄色の泡状物(1.84g)を得た。MS m/e626.
0,〔M+H〕+;1H NMR(300 MHz,CDCl3):δ0.95(t,3H,CH3),1.26(t,3H,CH3
),1.69(m,2H,CH2),2.60(t,2H,CH2),2.84(q,2H,CH2),2.97(m,2H,CH2
),3.12(m,2H,CH2),4.20(s,2H,NH2),5.57(s,2H,CH2Ar),6.65(t,1H,A
rH),6.85(d,1H,ArH),
6.92(d,2H,ArH),7.01-7.37(m,9H,ArH),7.58(m,2H,ArH),8.15(d,1H,A
rH)
H部:1−((2′−((n−ブチルオキシカルボニルアミノ)スルホニル)−
3−フルオロ−(1,1′−ビフェニル)−4−イル)メチル)−4−エチル−5
−(2−(2−フェノキシフェニル)エチルカルボニル)−2−プロピル−1H−
イミダゾールの調製
1−((2′−(アミノスルホニル)−3−フルオロ−(1,1′−ビフェニル)
−4−イル)メチル)−4−エチル−2−プロピル−1H−イミダゾール−5−フ
ェノキシフェネチルケトン(1.84g、2.90ミリモル)を塩化メチレン50mlに溶解
した。混合物に、4−N,N−ジメチルアミノピリジン(0.40g、3.19ミリモル)
、ピリジン(2ml)およびn−ブチルクロロホルメート(1.48ml,11.60ミリモ
ル)を添加した。反応混合物を98時間窒素下室温で撹拌した。混合物を10%クエ
ン酸水溶液および塩水で洗浄した。有機溶液を相分離濾紙で濾過し、濃縮した。
次にシリカゲル上のクロマトグラフィー(25〜100%酢酸エチル/塩化メチレン
で溶離)に付し、明黄色の泡状物1.48gを得た。MS m/e 725.0,〔M+H〕+:1H
NMR(300 MHz,CDCl3):δ0.84(t,3H,CH3),0.97(t,3H,CH3),1.10-1.32(m,
5H,CH3,CH2),1.47(m,2H,CH2),1.71(m,2H,CH2),2.63(t,2H,CH2),2.8
3(q,2H,CH2),2.99(m,2H,CH2),3.12(m,2H,CH2),3.98(t,2H,OCH2),5.
58(s,2H,CH2Ar),6.62(t,1H,ArH),6.81-7.37(m,12H,ArH),7.60(m,2H,
ArH),8.25(d,1H,ArH)
実施例 4
4−〔(5−(2−トリフルオロメチルフェニル)メチルアミノカルボニル−4
−エチル−2−n−プロピルイミダゾール−1−イル)メチル〕−3−フルオロ
−2′−イソアミルオキシカルボニルアミノスルホニルビフェニル,カリウム塩
の調製
A部:4−〔(5−(2−トリフルオロメチルフェニルメチル)アミノカルボニ
ル−4−エチル−2−n−プロピルイミダゾール−1−イル)メチル〕−3−フ
ルオロ−2′−(N−t−ブチル)スルホンアミドビフェニルの調製
アセトニトリル(30ml)中の(2−トリフルオロメチル)ベンジルアミン(0.
22ml、1.6ミリモル)、ジシクロヘキシルカルボジイミド(0.33g、1.6ミリモル
)および1−ヒドロキシベンゾトリアゾー
ル水和物(0.22g、1.6ミリモル)の溶液を15分間窒素下に撹拌した。次に2′−
(N−t−ブチル)スルホンアミド−4−〔(5−カルボキシ−4−エチル−2
−n−プロピルイミダゾール−1−イル)メチル〕−3−フルオロビフェニル(
0.75g、1.6ミリモル)を添加し、反応混合物を一夜室温で撹拌した。反応混合
物を濾過し、濾液を蒸発させた。残留物を塩化メチレンに溶解し、水で洗浄し、
硫酸マグネシウム上で乾燥し、濾過し、蒸発させた。次に残留物をヘキサン中50
%酢酸エチルを用いたクロマトグラフィーに付し、白色の生成物0.95gを得た。
NMR(CDCl3):δ8.09(d,1H),7.60-7.10(m,9H),6.75(t,1H),6.04(m,1H),5
.51(m,1H),4.67(d,2H),2.63(m,2H),2.53(m,2H),1.60(m,2H),1.18(m,
3H),0.90(m,12H)
B部:4−〔(5−(2−トリフルオロメチルフェニル)メチルアミノカルボニ
ル−4−エチル−2−n−プロピルイミダゾール−1−イル)メチル〕−3−フ
ルオロ−2′−イソアミルオキシカルボニルアミノスルホニルビフェニル,カリ
ウムの調製
4−〔(5−(2−トリフルオロメチルフェニル)メチルアミノカルボニル−
4−エチル−2−n−プロピルイミダゾール−1−イル)メチル〕−3−フルオ
ロ−2′−(N−t−ブチル)スルホンアミドビフェニルを実施例1のG部およ
びH部に記載の方法を用いて生成物に変換した。NMR(CDCl3):δ8.02(d,1H),7
.64-7.05(m,9H),6.56(t,1H),6.20(m,1H),5.33(s,2H),4.65(d,2H),3.7
7(t,2H),2.67(q,2H),2.54(m,2H),1.65(m,2H),1.40(m,1H),1.21(m,3H
),0.95(t,3H),0.76(d,6H)
実施例 5
N−ブチル,N−ベンジル−2−(アミノカルボニル)エチニルメチル4−エチ
ル−2−プロピル−1−〔〔2′−(1H−テトラゾルー5−イル)ビフェニル−
4−イル〕メチル〕イミダゾール−5−カルボキシレートの調製
A部:t−ブチルジメチルシリルプロパルギルエーテルの調製
ピリジン20mlおよび塩化メチレン30ml中のプロパルギルアルコール5.82mlの溶
液に、窒素雰囲気下DMAP 0.122gおよびTBDMSC116.88gを添加した。3日間撹拌
した後、反応混合物を1N塩酸100mlに注ぎこみ、塩化メチレンで希釈した。層
を分離させ、有機層を100m1の1N塩酸(2回)、10%炭酸水素ナトリウム、水
および塩水で洗浄し、乾燥(硫酸マグネシウム)した。濾過し、濃縮して得られ
た油状物15.07gを、更に精製することなく用いた。1H-NMR(CDCl3):δ4.19(s,
2H),2.25(s,1H),0.80(s,9H),0.03(s,6H)
B部:4−(t−ブチルジメチルシリルオキシ)−2−ブチン酸の調製
無水THF 160ml中のt−ブチルジメチルシリルプロパルギルエーテル13.71gの
氷冷溶液に、窒素雰囲気下、EtMgBr(ジエチルエーテル中3M溶液)35mlを滴下
添加した。添加終了後、反応混合物を室温で45分間撹拌した。次に反応が冷却し
、カルボキシレート塩が析出するまで、ドライアイス小片をゆっくり添加した。
一夜室温で撹拌した。反応混合物を濃縮乾固し、残留物を水とジエチルエーテル
との間に分配し、有機抽出液を棄てた。水溶液を6N塩酸でpH2とし、直に酢酸
エチルで抽出した。有機層を10%炭酸水素ナトリウム、水および塩水で洗浄し、
乾燥(硫酸マグネシウム)した。濾過して濃縮し、得られた生成物13.56gを精
製することなく用いた。1H-NMR(CDCl3):δ10.6(s,1H),4.3(s,2H),0.80(s,
9H),0.03(s,6H)
C部:N−ブチル,N−ベンジル−4−(t−ブチルジメチルシリルオキシ)−
2−ブチンアミドの調製
火炎で乾燥したフラスコ中、水素化ナトリウム(鉱油中80%分散液)0.279g
を窒素雰囲気を維持しながらペンタン5ml(3×)で洗浄した。次に水素化ナト
リウムを無水ベンゼン50mlに懸濁し、これ
に室温でベンゼン45ml中の4−(t−ブチルジメチルシリルオキシ)−2−ブチ
ン酸2.0gの溶液を添加した。45分後、(COCl)24.05mlを添加し、反応混合物を一
夜撹拌した。混合物をガラス繊維濾紙で濾過して塩化ナトリウムを除去し、透明
な濾液を濃縮した。残留物をベンゼン95mlに溶解し、再度濃縮した。粗製の残存
酸クロリドを以下に記載するとおりすぐに使用した。
窒素下、乾燥ベンゼン11ml中、ブチルベンジルアミン0.350gおよびジイソプ
ロピルエチルアミン0.447mlの氷冷溶液に、ベンゼン11ml中の上記酸クロリドの
溶液を添加した。徐々に室温まで加温しながら一夜撹拌した後、反応混合物を水
に注ぎこみ、ジエチルエーテル(3×)で抽出した。合わせた有機抽出液を塩水
で洗浄し、乾燥(硫酸マグネシウム)した。濾過し、濃縮して、得られた粗生成
物を、10%〜15%ジエチルエーテル/ヘキサンの勾配を用いたフラッシュクロマ
トグラフィーにより精製し、生成物0.39gを得た。1
H-NMR(CDCl3):δ7.30-7.15(m,5H),4.7および4.55(s,2H),4.4および4.38(s
,2H),3.40および3.22(t,2H),1.6-1.4(m,2H),1.30-1.18(m,2H),0.90-0.7
5(m,12H),0.03および0.01(s,6H)。〔生成物は回転異性体の混合物〕
D部:N−ブチル,N−ベンジル−4−ヒドロキシ−2−ブチンアミドの調製
窒素下シアン化メチル17ml中のN−ブチル,N−ベンジル−4−(t−ブチル
ジメチルシリルオキシ)−2−ブチンアミド0.61gの
氷冷溶液に、48%フッ化水素0.61mlを添加した。反応混合物をアイスバス温度で
2時間撹拌し、次に10%炭酸水素ナトリウムを慎重に添加して中和した。反応混
合物を分液漏斗に入れ、水で希釈しジエチルエーテルで抽出した。合わせた有機
層を10%炭酸水素ナトリウム、水および塩水で洗浄し、乾燥(硫酸マグネシウム
)した。濾過し濃縮して得られた生成物0.27gをそのまま使用した。1H-NMR(CDC
l3):δ7.40-7.20(m,5H),4.80(s,1H),4.60(s,1H),4.43-4.37(dd,2H),4.
20-4.05(bs,1H),3.50-3.40(t,2H),3.30-3.20(t,2H),1.60-1.40(m,2H),1
.40-1.20(m,2H),0.95-0.80(2t,3H)。〔生成物は回転異性体の混合物〕
E部:N−ブチル,N−ベンジル−4−ブロモ−2−ブチンアミドの調製
窒素雰囲気下塩化メチレン11ml中のN−ブチル,N−ベンジル−4−ヒドロキ
シ−2−ブチンアミド0.27gの氷冷溶液に、CBr40.582gを添加した。10分間撹
拌した後、Ph3P 0.345gを添加し、反応混合物を室温まで徐々に加温しながら一
夜撹拌した。反応混合物を水で希釈し塩化メチレンで抽出した。合わせた有機層
を塩水で洗浄し、乾燥(硫酸マグネシウム)した。濾過し、濃縮し、20%〜40%
ジエチルエーテル/ヘキサンの勾配を用いたフラッシュクロマトグラフィーに付
し、生成物0.26gを得た。1H-NMR(CDCl3):δ7.40-7.20(m,5H),4.75および4.6
0(s,2H),4.21および4.00(d,1H),3.42および3.26(t,2H),1.50および1.30(m
,2H),0.98-0.83
(2t,3H)。〔生成物は回転異性体の混合物〕
F部:N−ブチル,N−ベンジル−2−(アミノカルボニル)エチニルメチル4
−エチル−2−プロピル−1−〔〔2′−(N−トリフェニルメチル(テトラゾ
ル−5−イル)ビフェニル−4−イル〕メチル〕イミダゾール−5−カルボキシ
レートの調製
DMF 3ml中の4−エチル−2−プロピル−1−〔〔2′−(N−トリフェニル
メチル(テトラゾル−5−イル)ビフェニル−4−イル〕メチル〕イミダゾール
−5−カルボン酸0.55g、N−ブチル,N−ベンジル−4−ブロモ−2−ブチン
アミド0.26gおよび粉末炭酸カリウム0.12gの溶液/懸濁液に、ヨウ化カリウム
0.14gを一回で添加した。反応混合物を窒素下室温で3時間撹拌し、次に、水8
mlと酢酸エチル40mlとの間に分配した。有機抽出液を一回氷冷0.1Nチオ硫酸ナ
トリウム、水および塩水で洗浄し、乾燥(硫酸マグネシウム)した。濾過し、蒸
発させ、30%〜50%酢酸エチル/ヘキサンの勾配を用いたフラッシュクロマトグ
ラフィーに付し、生成物0.65gを得た。1H-NMR(CDCl3):δ7.87(br d,1H),7.5
0-7.40(m,2H),7.38-7.16(m,15H),7.10-7.00(m,2H),7.00-6.90(m,6H),6.
78-6.65(m,2H),5.41および5.35(s,2H),4.81および4.79(s,2H),
4.70および4.60(s,2H),3.40および3.25(t,2H),2.95および2.83(q,2H),1.7
5-1.60(m,2H),1.57-1.40(m,2H),1.35-1.14(m,5H),0.95-0.80(2t,6H)。〔
生成物は回転異性体の混合物〕
G部:N−ブチル,N−ベンジル−2−(アミノカルボニル)エチニルメチル4
−エチル−2−プロピル−1−〔〔2′−(1H-テトラゾル−5−イル)ビフェニ
ル−4−イル〕メチル〕イミダゾール−5−カルボキシレートの調製
室温でメタノール14ml中のN−ブチル,N−ベンジル−3−カルボキサミド−
2−プロピニル4−エチル−2−プロピル−1−〔〔2′−(N−トリフェニル
メチル(テトラゾル−5−イル)ビフェニル−4−イル〕メチル〕イミダゾール
−5−カルボキシレート0.55gの溶液に、6N塩酸5滴を添加した。一夜撹拌し
た後、反応混合物を蒸発乾固させ、残留物を、0%〜5%メタノール/クロロホ
ルムの勾配を用いたフラッシュクロマトグラフィーにより精製し、生成物0.36g
を得た。MS(NH3-Cl)644.4(M+H)+,680.4(M+NH4)+
実施例 6
N,N−ジフェニル−2−(アミノカルボニル)エチニルメチル4−エチル−2−
プロピル−1−〔〔2′−(1H-テトラゾル−5−イル)
ビフェニル−4−イル〕メチル〕イミダゾール−5−カルボキシレートの調製
A部:エチル4−(t−ブチルジメチルシリルオキシ)−2−ブチノエートの調
製
窒素下DMF 37ml中の4−(t−ブチルジメチルシリルオキシ)−2−ブチン酸
2.0gおよび炭酸ナトリウム1.48gの溶液/懸濁液に、硫酸ジエチル1.58mlをゆ
っくり添加した。一夜撹拌した後、反応混合物を酢酸エチルで希釈し、水で数回
洗浄した。次に有機抽出液を塩水で洗浄し、硫酸マグネシウム上に乾燥した。濾
過し、蒸発させ、5%〜10%ジエチルエーテル/ヘキサンの勾配を用いたフラッ
シュクロマトグラフィーに付し、純粋な生成物1.58gを得た。1H-NMR(CDCl3):
δ4.3(s,2H),4.10(q,2H),1.20(t,3H),0.80(s,9H),0.03(s,6H)
B部 N,N−ジフェニル−4−(t−ブチルジメチルシリルオキシ)−2−ブチ
ンアミドの調製
窒素下無水塩化メチレン3.6ml中のトリメチルアルミニウム(ヘキサン中2.0M
)1.4mlの溶液に、一回でジフェニルアミン0.49gを添加した。30分間撹拌した
後、塩化メチレン0.4ml中のエチル4−(t−ブチルジメチルシリルオキシ)−
2−ブチノエート0.35gを滴下
添加した。反応混合物を室温で一夜撹拌し、次に、一夜35℃にオイルバス中加熱
した。1N塩酸数滴を添加することにより反応をクエンチングし、水で希釈し、
塩化メチレンで抽出した。合わせた有機層を水および塩水で洗浄し、硫酸ナトリ
ウム上に乾燥した。濾過し、蒸発させ、10〜15%ジエチルエーテル/ヘキサンの
勾配を用いたフラッシュクロマトグラフィーに付し、生成物0.31gを得た。1H-N
MR(CDCl3):δ7.50-7.20(m,10H),4.25(s,2H),0.84(s,9H),0.02(s,6H)
C部:N,N−ジフェニル−4−ヒドロキシ−2−ブチンアミドの調製
実施例5のD部に記載した方法を用いることにより、N,N−ジフェニル−4−
(t−ブチルジメチルシリルオキシ)−2−ブチンアミド0.91gから純粋な生成
物0.45gを得た。1H-NMR(CDCl3):δ7.43-7.15(m,10H),4.10(s,2H),3.05(br
s,1H)
D部:N,N−ジフェニル−4−ブロモ−2−ブチンアミドの調製
実施例5のE部に記載した方法を用いることにより、N,N−ジフェニル−4−
ヒドロキシ−2−ブチンアミド0.45gから生成物0.54gを得た。1H-NMR(CDCl3)
:δ7.43-7.2(m,10H),4.0および3.78(s,2H)。〔生成物は回転異性体の混合物
〕
E部:N−ブチル,N−ベンジル−2−(アミノカルボニル)エチニルメチル4
−エチル−2−プロピル−1−〔〔2′−(N−トリフェニルメチル(テトラゾ
ル−5−イル))ビフェニル−4−イル〕メチル〕イミダゾール−5−カルボキ
シレートの調製
実施例5のF部に記載した方法を用いることにより、N,N−ジフェニル−4−
ブロモ−2−ブチンアミド0.56gから純粋な生成物1.16gを得た。1H-NMR(CDCl3
):δ7.90-7.85(m,1H),7.44-7.39(m,2H),7.37-7.17(m,20H),7.15-7.02(m
,2H),6.95-6.85(m,6H),6.80-6.78(m,2H),5.40(s,2H),4.60(s,2H),2.7
9(q,2H),2.58(t,2H),1.65(m,2H),1.22(t,3H),0.90(t,3H)
F部:N−ブチル,N−ベンジル−2−(アミノカルボニル)エチニルメチル4
−エチル−2−プロピル−1−〔〔2′−(1H-テトラゾル−5−イル)ビフェニ
ル−4−イル〕メチル〕イミダゾール−5−カルボキシレートの調製
実施例5のG部に記載した方法を用いることにより、N,N−ジフェニル−3−
カルボキサミド−2−プロピニル4−エチル−2−プロピル−1−〔〔2′−(
N−トリフェニルメチル(テトラゾル−5−イル)ビフェニル−4−イル〕メチ
ル〕イミダゾール−5−カルボキ
シレート1.16gから純粋な生成物0.60gを得た。1H-NMR(CDCl3):δ7.83-7.80(m
,1H),7.60-7.50(m,2H),7.44-7.40(m,1H),7.40-7.20(m,8H),7.20-7.06(m
,4H),6.82-6.78(m,2H),5.40(s,2H),4.61(s,2H),2.63(q,2H),2.42(t,
2H),1.75-1.60(m,2H),1.05(t,3H),0.91(t,3H)
実施例 7
N−フェニル−2−(アミノカルボニル)エチル4−エチル−2−プロピル−1
−〔〔2′−(1H−テトラゾル−5−イル)ビフェニル−4−イル〕メチル〕イ
ミダゾール−5−カルボキシレートの調製
A部:N−フェニル−2−(アミノカルボニル)エチル4−エチル−2−プロピ
ル−1−〔〔2′−(N−トリフェニルメチル(テトラゾル−5−イル))ビフ
ェニル−4−イル〕メチル〕イミダゾール−5−カルボキシレートの調製
DMF 7ml中の4−エチル−2−プロピル−1−〔〔2′−(N−トリフェニル
メチル(テトラゾル−5−イル))ビフェニル−4−イル〕メチル〕イミダゾー
ル−5−カルボン酸0.66g、2−ブロモ−N−フェニルプロピオンアミド0.23g
および炭酸カリウム0.15gの溶液/懸濁液に、ヨウ化カリウム0.17gを添加した
。反応混合物を室温で10分間撹拌し、次に一夜70℃で窒素雰囲気下加熱した。反
応混合物を水と酢酸エチルとの間で分配し、有機抽出液を塩水で洗浄し、硫酸マ
グネシウム上に乾燥した。濾過し、濃縮し、10〜60%酢酸エチル/ヘキサンの勾
配を用いたフラッシュクロマトグラフィーに付し、純粋な生成物0.35gを得た。1
H-NMR(CDCl3):δ8.70および7.98(br s,1H),7.85(m,1H),7.50-7.40(m,4H)
,7.37-7.20(m,13H),7.11-7.00(m,3H),6.99-6.91(m,5H),6.80-6.77(m,2H
),5.40(s,2H),5.35および4.28(q,1H),2.99(q,2H),2.55(t,2H),1.78-1.
60(m,2H),1.53および1.48(d,3H),1.37(t,3H),0.87(t,3H)
B部:N−フェニル−2−(アミノカルボニル)エチル4−エチル−2−プロピ
ル−1−〔〔2′−(1H−テトラゾル−5−イル)ビフェニル−4−イル〕メチ
ル〕イミダゾール−5−カルボキシレートの調製
メタノール2.5ml中のN−フェニル−2−(アミノカルボニル)エチル4−エ
チル−2−プロピル−1−〔〔2′−(N−トリフェニルメチル(テトラゾル−
5−イル))ビフェニル−4−イル〕メチル〕イミダゾール−5−カルボキシレ
ート0.05gの溶液を窒素下一夜還流した。反応混合物を蒸発乾固させ、残留物を
即座に0〜5%メタノール/クロロホルムの勾配を用いたフラッシュクロマトグ
ラフィー
により精製し、純粋な生成物0.0226gを得た。1H-NMR(CDCl3):δ8.10(br s,1H
),7.88(m,1H),7.60-7.45(m,2H),7.40-7.23(m,3H),7.20-7.10(m,2H),7.
09-6.96(m,3H),6.81-6.75(m,2H),5.40(s,2H),5.27(q,1H),2.72(q,2H)
,2.40(t,2H),1.68-1.60(m,2H),1.52(d,3H),1.08(t,3H),0.88(t,3H)
実施例 8
N−ブチル,N−ベンジル−4−(アミノカルボニル)プロピル4−エチル−2
−プロピル−1−〔〔2′−(1H−テトラゾル−5−イル)ビフェニル−4−イ
ル〕メチル〕イミダゾール−5−カルボキシレートの調製
A部:N−ブチル,N−ベンジル−4−ヒドロキシーブタンアミドの調製
塩化メチレン24ml中のトリメチルアルミニウム(ヘキサン中2.0M)23mlの溶
液に、窒素雰囲気下ブチルベンジルアミン8.33mlを添
加した。混合物を室温で30分間撹拌した後、g−ブチロラクトン0.89mlを添加し
た。反応混合物を室温で一夜撹拌し、次に、1N塩酸でpH2〜3にクエンチング
し、塩化メチレンで抽出した。合わせた有機層を水および塩水で洗浄し、硫酸ナ
トリウム上に乾燥した。濾過し、蒸発させ、0〜5%メタノール/クロロホルム
の勾配を用いたフラッシュクロマトグラフィーに付し、生成物2.07gを得た。1
H-NMR(CDCl3):δ7.40-7.17(m,5H),4.61および4.59(s,2H),3.75および3.65
(t,2H),3.38および3.21(t,2H),2.58および2.47(t,2H),2.00-1.80(m,2H)
,1.60-1.43(m,2H),1.38-1.22(m,2H),0.97-0.85(2t,3H)
B部:N−ブチル,N−ベンジル−4−(アミノカルボニル)プロピル4−エチ
ル−2−プロピル−1−〔〔2′−(テトラゾル−5−イル)ビフェニル−4−
イル〕メチル〕イミダゾール−5−カルボキシレートの調製
無水THF 50ml中の4−エチル−2−プロピル−1−〔〔2′−(1H−テトラゾ
ル−5−イル)ビフェニル−4−イル〕メチル〕イミダゾール−5−カルボン酸
0.40gの溶液に、一回でCDl 0.27gを添加した。窒素下室温で一夜撹拌した後、
THF 5ml中のN−ブチル,N−ベンジル−4−ヒドロキシブタンアミドのナトリ
ウムアルコキシド(アルコール0.48gから水素化ナトリウムを用いて調製)の溶
液を添加した。室温で24時間の後、反応混合物を冷塩水に注ぎこみ、塩化メチレ
ン/イソプロピルアルコール(4:1)で抽出した。有機抽出液を乾燥(硫酸マ
グネシウム)し、濾過し、蒸発させ、0〜15%メタノール/塩化メチレンを用い
たフラッシュクロマトグラフィーにより精製し、生成物0.16gを得た。1H-NMR (
CDCl3):δ13.5
(br s,1H),7.8(m,1H),7.51-7.4(m,3H),7.38-7.10(m,4H),7.10-7.08(m,
1H),7.08-7.00(m,2H),6.82-6.77(m,2H),5.41および5.39(s,2H),4.60およ
び4.49(s,2H),4.25および4.15(t,2H),3.37および3.18(t,2H),2.85-2.68(m
,2H),2.55-2.45(m,2H),2.40(t,2H),2.01-1.90(2t,2H),1.65-1.40(m,2H
),1.28-1.20(m,4H),0.92-0.80(2t,6H)
実施例 9
N,N−ジペンチル−4−(アミノカルボニル)プロピル4−エチル−2−プロピ
ル−1−〔〔2′−(テトラゾル−5−イル)ビフェニル−4−イル〕メチル〕
イミダゾール−5−カルボキシレートの調製
A部:N,N−ジペンチル−4−ヒドロキシーブタンアミドの調製
実施例8のA部に記載した方法を用いることにより、g−ブチロラクトン0.89
mlおよびジペンチルアミン9.41mlから、純粋な生成物2.51gを得た。1H-NMR(CDC
l3):δ3.99(br s,1H),3.65(t,2H),3.37-3.20(m,4H),2.43(t,2H),1.95-
1.83(m,2H),1.62-1.43(m,4H),1.40-1.20(m,8H),0.97-0.80(2t,6H)
B部:N,N−ジペンチル−4−アミノカルボニルプロピル4−エチル−2−プロ
ピル−1−〔〔2′−(1H-テトラゾル−5−イル)ビフェニル−4−イル〕メチ
ル〕イミダゾール−5−カルボキシレートの調製
実施例8のB部に記載した方法を用いることにより、N,N−ジペンチル−4−
ヒドロキシブタンアミド0.47g、4−エチル−2−プロピル−1−〔〔2′−(
テトラゾル−5−イル)ビフェニル−4−イル〕メチル〕イミダゾール−5−カ
ルボン酸、およびCDl 0.27gから純粋な生成物0.12gを得た。1H-NMR(CDCl3):
δ13.3(br s,1H),7.81(m,1H),7.55-7.38(m,3H),7.10-7.00(m,2H),6.82-
6.80(m,2H),5.40(s,2H),4.22(t,2H),3.25(t,2H),3.19(t,2H),2.84(m
,2H),2.50(t,2H),2.40(t,2H),2.01(m,2H),1.70-1.40(m,6H),1.37-1.1
8(m,11H),0.95-0.80(m,9H)
実施例 10
2−(N−ベンゾイルピペリジン−2−イル)エチル1−〔(2′−(n−ブト
キシカルボニルアミノスルホニル)−3−フルオロビフェニル)メチル〕−4−
エチル−2−プロピルイミダゾールカルボキシレートの調製
A部:N−ベンゾイル−2−ピペリジンエタノールの調製
塩化メチレン150ml中の無水安息香酸(16.6g、73.5ミリモル)およびトリエ
チルアミン(8.2g、81.1ミリモル)の溶液に、2−ピペリジンエタノール(10.
0g、77.5ミリモル)を添加した。僅かな発熱が観察され反応混合物を一夜雰囲
気温度で撹拌した。反応混合物を1N塩酸200ml、飽和重炭酸ナトリウム200ml、
および塩水100mlで洗浄した。有機層を無水硫酸マグネシウム上に乾燥し、濾過
し、真空下に濃縮して粗生成物14.0gを得た。これをフラッシュクロマトグラフ
ィー(シリカゲル、100%酢酸エチル)で精製し、明るい琥珀色の油状物として
生成物9.47g(55%)を得た。MS:m/e 234,〔M+H〕+;1HNMR(300 MHz,CDCl3
):δ1.50-1.75(br m,6H),1.84-2.03(br m,1H),2.06(コンプレックスt,1
H),2.91(br t,J=13Hz,1H),3.47(t,J=11.7Hz,1H),3.60-3.71(br m,2H),
4.15(br S,2H),4.96(br d,J=12Hz.1H),7.41(br s,5H)
B部:1−(2−フルオロ−4−ヨードベンジル)−4−エチル−2−プロピル
−1H−イミダゾール−5−カルボン酸の調製
テトラヒドロフラン80ml中の30%過酸化水素(5.2ml、50.9ミリモ
ル)の溶液をアイスバス中で冷却した。これに、水50ml中のリン酸2水素ナトリ
ウム1水和物(5.2g、37.7ミリモル)の溶液、次いで、テトラヒドロフラン80m
l中の1−(2−フルオロ−4−ヨードベンジル)−4−エチル−2−プロピル
−1H−イミダゾール−5−カルボキシアルデヒド(10g、25ミリモル)の溶液を
添加した。この反応混合物に、ゆっくり30分かけて、水130ml中の80%亜鉛素酸
ナトリウム(5.65g、50ミリモル)の溶液を添加し、その間反応温度を5℃〜10
℃に維持した。次に、黄色の反応混合物を一夜室温で撹拌した。翌日までに、反
応混合物は白濁した溶液となっており、これに固体の亜硫酸ナトリウム(6.25g
、49.6ミリモル)、次いで水100ml中の亜硫酸ナトリウム(23.4g、186ミリモル
)の溶液を添加した。反応混合物を30分間撹拌し、3N水酸化ナトリウムでpH12
とし、これにより沈殿固体がある場合は全て溶解させた。テトラヒドロフランを
真空下に蒸発させ、水性の残留物を塩化メチレン250mlで抽出した。水層を真空
下に蒸発させて残存する塩化メチレンを全て除去し、セライトで濾過した。濾液
を氷上に冷却し、6N塩酸を添加して生成物を析出させた。生成物を濾過し、氷
冷水で洗浄し、一夜乾燥し、白色固体として生成物6.88g(66%)を得た。MS:
m/e 417,〔M+H〕+;1H NMR(300 MHz,DMSO-d6):δ0.87(t,J=7.3Hz,3H),1.
16(t,J=7.3Hz,3H),1.63(m,2H),2.61(t,J=7.7Hz,2H),2.81(q,J=7.3Hz,
2H),5.52(s,2H),6.33(t,J=8.1Hz,1H),7.51(d,J=8.1Hz,1H),7.69(d,J=
9.5Hz,1H)
C部:2−(N−ベンゾイルピペリジン−2−イル)エチル1−〔2−フルオロ
−4−ヨードフェニル)メチル〕−4−エチル−2−プロピルイミダゾールカル
ボキシレートの調製
アイスバスで冷却したB部の生成物(1.5g、3.6ミリモル)の入ったフラスコ
に、オキサリルクロリド(15ml、21.8g、172ミリモル)を慎重に添加した。冷
却バスを外し、反応混合物を30分間窒素下還流温度まで加熱した。過剰のオキサ
リルクロリドを真空下に蒸発させ、固体の残留物を乾燥塩化メチレン15mlに溶解
した。得られた溶液に、乾燥塩化メチレン5ml中N−ベンゾイル−2−ピペリジ
ンエタノール(1.3g、5.5ミリモル)およびピリジン(1ml、0.98g、12ミリモ
ル)を含有する溶液を添加した。反応混合物を2時間窒素下に還流し、次に、一
夜室温で撹拌した。反応混合物を2回1N塩酸40mlで、次に4回飽和重炭酸ナト
リウム25mlで、最後に塩水25mlで洗浄した。有機層を無水硫酸マグネシウム上に
乾燥し、濾過し、真空下に濃縮して、粗生成物2.56gを得た。これをフラッシュ
クロマトグラフィー(シリカゲル、勾配溶離:50%ヘキサン/50%酢酸エチル−
25%ヘキサン/75%酢酸エチル)により精製し、ガラス状物として生成物1.77g
(78%)を得た。MS:m/e 632,〔M+H〕+
D部:2−(N−ベンゾイルピペリジン−2−イル)エチル1−〔(2′−(t
−ブチルアミノスルホニル)−3−フルオロビフェニル)メチル〕−4−エチル
−2−プロピルイミダゾールカルボキシレートの調製
C部の生成物(1.0g、1.6ミリモル)、2−(t−ブチルアミノ)スルホニル
フェニルボロニック酸(0.55g、2.1ミリモル)、テトラブチルアンモニウムブ
ロミド(0.05g、0.16ミリモル)および炭酸カリウム(0.60g、4.3ミリモル)
の混合物をトルエン6mlおよび水2mlに懸濁した。反応混合物を真空に付して窒
素パージすることにより脱気した。テトラキストリフェニルホスフィンパラジウ
ム(0)(0.1g、0.087ミリモル)を添加し、脱気工程を反復した。反応混合物
を一夜効率的に撹拌しながら還流した。反応混合物を酢酸エチル25mlの入った分
液漏斗に注ぎこみ、水層を廃棄した。有機層を水25ml、飽和重炭酸ナトリウム25
mlずつで2回、そして塩水25mlで洗浄した。次に有機層を無水硫酸マグネシウム
上に乾燥し、濾過し、真空下に蒸発させて、粗生成物1.32gを得た。これをフラ
ッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、勾配溶離:10%アセトン/30%酢酸エ
チル/60%ヘキサン−20%アセトン/30%酢酸エチル/50%ヘキサン)により精
製し、ガラス状物として生成物0.82g(72%)を
得た。MS:m/e 703,〔M+H〕+
E部:2−(N−ベンゾイルピペリジン−2−イル)エチル1−〔(2′−(ア
ミノスルホニル)−3−フルオロビフェニル)メチル〕−4−エチル−2−プロ
ピルイミダゾールカルボキシレートの調製
トリフルオロ酢酸35ml中のD部の生成物(0.82g、1.1ミリモル)の溶液を3
時間水分から保護しながら還流した。トリフルオロ酢酸を真空下に蒸発させ、残
留物を塩化メチレン50mlに溶解した。この溶液を2回各々50mlの飽和重炭酸ナト
リウム、次いで塩水で洗浄した。有機層を無水硫酸マグネシウム上に乾燥し、濾
過し、真空下に蒸発させて、ガラス状物として粗生成物0.74g(98%)を得た。
MS:m/e 661,〔M+H〕+。この生成物は次の反応に用いるのに十分な純度を有し
ていた。
F部:2−(N−ベンゾイルピペリジン−2−イル)エチル−1−〔(2′−(
n−ブトキシカルボニルアミノスルホニル)−3−フルオロビフェニル)メチル
〕−4−エチル−2−プロピルイミダゾールカルボキシレートの調製
ピリジン5mlおよび塩化メチレン50mlの混合物中のE部の生成物(0.7g、1.1
ミリモル)および4−ジメチルアミノピリジン(0.63g、5.1ミリモル)の溶液
に窒素雰囲気下n−ブチルクロロホルメート(0.65g、4.74ミリモル)を添加し
た。反応混合物を室温で一夜撹拌し、次に100mlの1N塩酸で4回、100mlの飽和
重炭酸ナトリウム、そして塩水100mlで洗浄した。有機層を無水硫酸マグネシウ
ム上に乾燥し、濾過し、真空下に蒸発させて、粗生成物0.88gを得た。これをフ
ラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、0.5%酢酸、20%アセトン、30%酢
酸エチル、50%ヘキサン)で精製し、固体泡状物として生成物0.61g(72%)を
得た。MS:m/e 761,〔M+〕+
実施例 11
4−〔(5−((2−ベンゾイル)フェニルカルボニルオキシメチル)−4−ク
ロロ−2−n−プロピルイミダゾール−1−イル)メチル〕
−3−フルオロ−2′−イソアミルオキシカルボニルアミノスルホニルビフェニ
ル,ナトリウム塩の調製
A部:1−〔2′−(t−ブチルアミノスルホニル)−3−フルオロビフェニル
−4−イル〕メチル−4−クロロ−2−n−プロピルイミダゾール−5−カルボ
キシアルデヒドの調製
4−クロロ−2−n−プロピルイミダゾール−5−カルボキシアルデヒドを米
国特許第4,760,083号に記載のとおり調製した。次にイミダゾールを実施例1の
A、BおよびC部に記載の方法で表題化合物に変換した。NMR(CDCl3):δ9.77(s
,1H),8.16(d,1H),7.50(m,2H),7.30(m,3H),6.86(t,1H),5.63(s,2H),
3.55(s,1H),2.65(m,2H),1.79(m,2H),1.00(m,12H)
B部:2′−(N−t−ブチル)スルホンアミド−4−〔(4−クロロ−5−ヒ
ドロキシメチル−2−n−プロピルイミダゾール−1−イ
ル)メチル〕−3−フルオロビフェニルの調製
1−〔2′−(t−ブチルアミノスルホニル)−3−フルオロビフェニル−4
−イル〕メチル−4−クロロ−2−n−プロピルイミダゾール−5−カルボキシ
アルデヒド(3.49g、7.10ミリモル)をメタノール(30ml)に溶解した。ナトリ
ウムボロハイドライド(0.32g、8.5ミリモル)を5分間かけて添加した。反応
は数分以内に完了した。反応混合物を水に注ぎこみ酢酸エチル(3×)で抽出し
た。溶媒を乾燥(硫酸マグネシウム)し、溶媒を真空下に除去し、黄褐色の粉末
3.20gを得た。NMR(CDCl3):δ8.18(d,1H),7.55(m,2H),7.30(m,3H),6.78(
t,1H),5.49(s,2H),4.56(d,2H),3.76(s,1H),2.59(m,2H),1.75(m,2H)
,1.02(s,9H),0.98(t,3H)
C部:4−〔(5−((2−ベンゾイル)フェニルカルボニルオキシ)メチル−
4−クロロ−2−n−プロピルイミダゾール−1−イル)メチル〕−2′−(N
−t−ブチル)スルホンアミド−3−フルオロビフェニルの調製
2−ベンゾイル安息香酸(0.23g、1.0ミリモル)、ジシクロヘキ
シルカルボジイミド(0.21g、1.0ミリモル)、ジメチルアミノピリジン(0.01
g、0.1ミリモル)および2′−(N−t−ブチル)スルホンアミド−4−〔(4
−クロロ−5−ヒドロキシメチル−2−n−プロピルイミダゾール−1−イル)
メチル〕−3−フルオロビフェニル(0.50g、1.0ミリモル)を全て、塩化メチ
レン(25ml)に添加した。反応混合物を72時間室温で撹拌した。反応混合物を濾
過した。濾液を水、10%クエン酸、水で洗浄し、乾燥(硫酸マグネシウム)し、
溶媒を真空下に除去し、0.72gを得た。NMR(CDCl3):δ8.16(d,1H),8.02(d,1
H),7.6-7.3(m,11H),7.15(t,2H),6.63(t,1H),5.04(s,2H),4.93(s,2H)
,3.67(s,1H),2.55(m,2H),1.70(m,2H),1.00(m,12H)
D部 4−〔(5−((2−ベンゾイル)フェニルカルボニルオキシ)メチル−
4−クロロ−2−n−プロピルイミダゾール−1−イル)メチル〕−3−フルオ
ロ−2′−スルホンアミドビフェニルの調製
4−〔(5−((2−ベンゾイル)フェニルカルボニルオキシ)メチル−4−
クロロ−2−n−プロピルイミダゾール−1−イル)メチル〕−2′−(N−t
−ブチル)スルホンアミド−3−フルオロビフ
ェニル(0.72g、1.0ミリモル)をトリフルオロ酢酸(20ml)に溶解した。反応
混合物を2時間還流下に加熱した。次に室温で一夜撹拌した。溶媒を真空下に除
去した。残留物を塩化メチレンに溶解した。10%重炭酸ナトリウムを水溶液が中
性になるまで添加した。塩化メチレン層を分離し、乾燥し、溶媒を真空下に除去
した。ヘキサン中50%酢酸エチルを用いたカラムクロマトグラフィーにより0.48
gを得た。NMR(CDCl3):δ8.15(d,1H),8.03(d,1H),7.7-7.1(m,13H),6.67(
t,1H),5.03(s,2H),4.91(s,2H),4.48(s,2H),2.55(m,2H),1.75(m,2H)
,0.98(t,3H)
E部 4−〔(5−((2−ベンゾイル)フェニルカルボニルオキシ)メチル−
4−クロロ−2−n−プロピルイミダゾール−1−イル)メチル〕−3−フルオ
ロ−2′−イソアミルオキシカルボニルアミノスルホニルビフェニル,ナトリウ
ム塩の調製
4−〔(5−((2−ベンゾイル)フェニルカルボニルオキシ)メチル−4−
クロロ−2−n−プロピルイミダゾール−1−イル)メチル〕−3−フルオロ−
2′−スルホンアミドビフェニル(0.24g、0.37ミリモル)およびジメチルアミ
ノピリジン(0.28g、2.3ミリモル)を塩化メチレン(25ml)およびビリジン(
1ml)の混合物に添加した。i−アミルクロロホルメート溶液(トルエン中2.25
M、1.0ml、2.3ミリモル)を反応混合物に添加し、室温で48時間撹拌した。反応
混合物を更に塩化メチレンで希釈し、10%クエン酸溶液(3×)で洗浄した。溶
液を乾燥(硫酸マグネシウム)し、溶媒を真空下に除去した。次に物質をヘキサ
ンで洗浄して固体0.22gを得た。生成物を0.09M水酸化カリウムで磨砕し水を真
空下に除去した。NMR(CDCl3):δ8.03(m,2H),7.7-7.0(m,13H),6.65(m,1H)
,
4.91(s,2H),4.79(s,2H),3.49(m,2H),2.57(m,2H),1.75(m,2H),0.98(t
,3H),0.64(d,6H)
実施例 12
1−((2′−((n−ブチルオキシカルボニルアミノ)スルホニル)−3−フ
ルオロ(1,1′−ビフェニル)−4−イル)メチル)−2−(n−プロピル)−
4−エチル−5−(2−(フェノキシ)フェノキシ)アセチル−1H−イミダゾー
ルの調製
A部:1−(4−ブロモ−2−フルオロビフェニル)−2−(n−プロピル)−
4−エチル−5−(1−トリメチルシリルオキシ)エテニル)−1H-イミダゾー
ルの調製
無水THF 80ml中の1−(4−ブロモ−2−フルオロベンジル)−2−(n−プ
ロピル)−4−エチル−5−アセチル−1H-イミダゾール(67 R1=2-F、R2=4-Br
、n=0;実施例3のAおよびB部の方
法を用いて調製)2.50g(6.81ミリモル)の溶液に、窒素下22℃でトリメチルシ
リルトリフレート7.59ml(40.8ミリモル)、次いでトリエチルアミン11.38ml(8
1.9ミリモル)を添加した。混合物を2.5時間22℃で撹拌し、次に無水エチルエー
テル100mlで希釈し、飽和重炭酸ナトリウム溶液10mlでクエンチングした。有機
層を飽和重炭酸ナトリウムで洗浄し、硫酸ナトリウム上に乾燥し、濾過した。次
に溶媒を減圧下に除去し、茶色の油状物として得られた標題化合物2.69g(90%
)を更に精製することなく用いた。1H NMR(300 MHz,CDCl3):δ0.14(s,9H),0
.84(t,3H),1.16(t,3H),1.68(m,2H),2.41(t,2H),2.56(q,2H),4.30(s,
1H),4.43(s,1H),5.03(s,2H),6.44(t,1H),7.10(m,2H)
B部:1−(4−ブロモ−2−フルオロベンジル)−2−(n−プロピル)−4
−エチル−5−ブロモアセチル−1H−イミダゾールの調製
0℃のTHF 100ml中の1−(4−ブロモ−2−フルオロベンジル)−2−(n
−プロピル)−4−エチル−5−(1−(トリメチルシリルオキシ)エテニル)
−1H−イミダゾール2.69g(6.13ミリモル)に、NBS 1.09g(6.13ミリモル)を
添加した。30分間撹拌した後、溶液を飽和重炭酸ナトリウム溶液に注ぎこんだ。
混合物を無水エチルエーテルで抽出し、硫酸ナトリウム上に乾燥し、濾過した。
濾液を減
圧下に蒸発させ、茶色の油状物として得られた標題化合物2.32g(85%)を更に
精製することなく用いた。1H NMR(300 MHz,CDCl3):δ0.96(t,3H),1.42(t,3
H),1.76(m,2H),2.46(t,2H),3.02(q,2H),5.30(s,2H),5.50(s,2H),6.5
9(t,1H),7.14(m,2H)
C部:2−フェノキシフェノールの調製
1,2−ジクロロエタン150ml中の3臭化ホウ素−ジメチルスルフィド錯体23.4g
(74.9ミリモル)の溶液を室温でジクロロエタン50ml中の2−メトキシフェニル
フェニルエーテル3.00g(15.0ミリモル)に滴下添加した。混合物を一夜還流下
に撹拌した。3M水酸化ナトリウム50mlを添加し、反応をクエンチングした。層
を分離させた後、有機層を3M水酸化ナトリウム3×100mlで抽出した。合わせ
た水層を濃塩酸で酸性化し、沈殿した生成物をエチルエーテル3×150mlで抽出
した。塩水で洗浄し、硫酸マグネシウム上に乾燥し、濾過した後、溶媒を減圧下
に蒸発させ、得られたオフホワイトの固体2.30g(82.4%)を更に精製すること
なく用いた。1H NMR(300 MHz,CDCl3):δ5.57(s,1H),6.81-6.90(m,2H),7.0
1-7.07(m,4H),7.12(t,1H,J=7.3Hz),7.31-7.38(m,2H)
D部:1−(4−ブロモ−2−フルオロベンジル)−2−(n−プロピル)−4
−エチル−5−(2−(フェノキシ)フェノキシ)アセチル−1H−イミダゾール
の調製
雰囲気温度でアセトン75ml中の2−フェノキシフェノール0.63g(3.36ミリモ
ル)および炭酸カリウム0.62g(4.48ミリモル)の溶液に、アセトン25ml中の実
施例11のB部に従って得た1−(4−ブロモ−2−フルオロベンジル)−2−(
n−プロピル)−4−エチル−5−ブロモアセチル−1H−イミダゾール1.00g(
2.24ミリモル)を添加した。一夜還流下に撹拌した後、反応混合物を水に注ぎこ
み、酢酸エチル3×100mlで抽出した。合わせた有機層を塩水で洗浄し、硫酸マ
グネシウム上に乾燥し、濾過し、溶媒を減圧下に蒸発させた。粗生成物をヘキサ
ン中10〜40%酢酸エチルを用いたフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精
製し、溶媒を減圧下に蒸発させた後、透明な油状物0.16g(6.3%)を得た。1H
NMR(300 MHz,CDCl3):δ0.95(t,3H,J=7.3Hz),1.29(t,3H J=7.3Hz),1.66(m
,2H),2.60(m,2H),2.81(q,2H,J=7.3Hz),5.00(s,2H),6.38(t,1H,J=7.8
Hz),6.89-7.29(m,10H)
E部:1−((2′−(t−ブチルアミノスルホニル)−3−フルオロ
−(1,1′−ビフェニル)−4−イル)メチル)−2−(n−プロピル)−4−
エチル−5−(2−(フェノキシ)フェノキシ)アセチル−1H−イミダゾールの
調製
1−(4−ブロモ−2−フルオロベンジル)−2−(n−プロピル)−4−エ
チル−5−(2−(フェノキシ)フェノキシ)アセチル−1H−イミダゾール0.16
(0.29ミリモル)から、2−(t−ブチルアミノ)スルホニルフェニルボロニッ
ク酸0.12g(0.47ミリモル)、炭酸カリウム0.12g(0.86ミリモル)、テトラブ
チルアンモニウムブロミド0.016g(0.05ミリモル)、テトラキス(トリフェニ
ルホスフィン)パラジウム(0)(0.02ミリモル)、並びに溶媒として水1mlお
よびトルエン2mlを用いて、実施例3のF部の方法に従って、調製用TLC(シリ
カゲル;20%アセトン、30%酢酸エチル、50%ヘキサン)による精製の後に、標
題化合物0.08g(40%)を得た。1H NMR(300 MHz,CDCl3):δ0.97(m,12H,t
−ブチルの一重線とメチルの三重線が重複),1.32(t,3H,J=7.3Hz),1.72(m,2
H),2.63(t,2H,J=7.3Hz),2.83(q,2H,J=7.3Hz),3.57(s,1H),5.06(s,2H)
,5.58(s,2H),6.61(t,1H,J=8.1Hz),6.87-7.09(m,7H),7.12(d,1H,J=8.1
Hz),7.23-7.29(m,5H),7.51(m,2H),8.15(d,1H,J=7.7Hz)
F部:1−((2′−(アミノスルホニル)−3−フルオロ−(1,1′−ビフェニ
ル)−4−イル)メチル)−2−(n−プロピル)−4−エチル−5−(2−(
フェノキシ)フェノキシ)アセチル−1H−イミダゾールの調製
トリフルオロ酢酸6ml中の1−((2′−(t−ブチルアミノスルホニル)−
3−フルオロ−(1,1′−ビフェニル)−4−イル)メチル)−2−(n−プロピ
ル)−4−エチル−5−(2−(フェノキシ)フェノキシ)アセチル−1H−イミ
ダゾール0.08g(0.12ミリモル)から、実施例3のG部の方法に従って、5時間
還流により標題化合物0.089(100%)を得た。MS m/e=628,〔M=H〕+;1H NMR(
300 MHz,CDCl3):δ0.98(t,3H,J=7.3Hz),1.33(t,3H J=7.3Hz),2.66(t,2H
,J=7.3Hz),2.83(q,2H,J=7.3Hz),4.20(br s,2H),5.04(s,2H),5.56(s,2
H),6.63(t,1H,J=7.8Hz),6.84-7.09(m,9H),7.18-7.29(m,4H),7.48-7.61(
m,2H),8.14(d,1H,J=7.8Hz)
G部:1−((2′−((n−ブチルオキシカルボニルアミノ)スルホニル)−
3−フルオロ−(1,1′−ビフェニル)−4−イル)メチル)−2−(n−プロ
ピル)−4−エチル−5−(2−(フェノキシ)
フェノキシ)アセチル−1H−イミダゾールの調製
1−((2′−(アミノスルホニル)−3−フルオロー(1,1′−ビフェニル)
−4−イル)メチル)−2−(n−プロピル)−4−エチル−5−(2−(フェ
ノキシ)フェノキシ)アセチル−1H−イミダゾール0.08g(0.13ミリモル)から
、4−N,N−ジメチルアミノピリジン0.10g(0.82ミリモル)、n−ブチルクロ
ロホルメート100ml、0.11g(0.73ミリモル)、並びに溶媒としてピリジン1ml
および塩化メチレン10mlを用いて、実施例3のH部の方法に従って、16時間の反
応時間および調製用TLC(シリカゲル;20%アセトン、30%酢酸エチル、50%ヘ
キサン)による精製の後に、標題化合物0.05g(54%)を得た。MS m/e=728,〔
M=H〕+;1H NMR(300 MHz,CDCl3):δ0.83(t,3H,J=7.3Hz),0.98(t,3H J=7.3
Hz),1.18(m,2H),1.32(t,3H,J=7.3Hz),1.43(m,2H),1.73(m,2H),2.67(t
,2H,J=7.7Hz),2.82(q,2H,J=7.3Hz),3.98(t,2H,J=6.6Hz),5.05(s,2H)
,5.57(s,2H),6.59(t,1H,J=7.7Hz),6.86-7.10(m,6H),7.16-7.33(m,6H)
,7.54-7.66(m,2H),8.25(d,1H,J=7.7Hz)
表1〜5の化合物13〜488は、適切に置換された出発物質を用いて実施例1〜1
2に記載された方法により調製した。
a)1H NMR(K+塩)(DMSO-d6)δ7.97-7.30(m,13H),7.04(d,1H,J=8Hz),6.78(d
,2H,J=8Hz),5.43(s,2H),5.29(s,2H),3.11(s,3H),2.70-2.45(m,4H),1
.60(qのt,2H,J=7.7Hz),0.99(t,3H,J=7Hz),0.87(t,3H,J=7Hz)。
b)1H NMR(K+塩)(DMSO-d6)δ7.97-7.00(m,6H),6.77(d,2H,J=8Hz),5.41(s,
2H),5.28(s,2H),3.74(t,2H,J=7Hz),2.75-2.45(m,6H),1.60(qのt,2H,J
=7.7Hz),0.98(t,3H,J=7Hz),0.87(t,3H,J=7Hz)。
c)1H NMR(K+塩)(DMSO-d6)δ8.14(d,1H,J=8Hz),7.73(d,2H,J=8Hz),7.60-7
.42(m,3H),7.42-7.20(m,8H),7.08(d,1H,J=8Hz),6.80(d,2H,J=8Hz),5.
38(s,4H),3.76(t,2H,J=7Hz),2.63(q,2H,J=7Hz),2.57(t,2H,J=7Hz),1
.66(qのt,2H,J=7.7Hz),1.50-1.10(m,3H),1.05(t,3H,J=7Hz),0.91(t,3H
,J=7Hz)。
d)1H NMR(K+塩)(CDCl3)δ8.07(d,1H,J=8Hz),7.74(d,2H,
J=8Hz),7.60-7.00(m,14H),7.00(d,3H,J=8Hz),6.31(t,1H,J=8Hz),5.38(
s,2H),5.31(s,2H),3.89(t,2H,J=7Hz),2.75(q,4H,J=7Hz),2.45(t,2H
,J=7Hz),1.65(qのt,2H,J=7.7Hz),1.06(t,3H,J=7Hz),0.90(t,3H,J=7Hz
)。
e)1H NMR(K+塩)(CDCl3)δ8.08(d,1H,J=8Hz),7.75(d,2H,J=8Hz),7.60-7.4
3(,3H),7.43-6.95(m,9H),6.36(t,1H,J=8Hz),5.40(s,2H),5.37(s,2H)
,3.63(t,2H,J=7Hz),2.66(q,2H,J=7Hz),2.56(t,2H,J=7Hz),1.64(qのt
,2H,J=7.7Hz),1.50-1.20(m,2H),1.07(t,3H,J=7Hz),0.91(t,3H,J=7Hz)
,0.67(t,3H,J=7Hz)。
f)1H NMR(CDCl3)δ8.27(d,1H,J=8Hz),7.77(d,2H,J=8Hz),7.70-7.00(m,2
H),6.73(t,1H,J=8Hz),5.57(s,2H),5.46(s,2H),3.78(d,2H,J=7Hz),3.
00-2.75(m,4H),1.90(m,3H),1.20(t,3H,J=7Hz),1.00(t,3H,J=7Hz),0.7
7(d,6H,J=7Hz)。
g)1H NMR(K+塩)(CDCl3)δ8.08(d,1H,J=8Hz),7.75(d,2H,J=8Hz),7.65-7.0
0(m,12H),6.36(t,1H,J=8Hz),5.41(s,2H),5.36(s,2H),3.68(t,2H,J=7
Hz),2.65(q,2H,J=7Hz),2.56(t,2H,J=7Hz),1.66(qのt,2H,J=7.7Hz),1.
45-0.95(m,7H),0.91(t,3H,J=7Hz)。
h)1H NMR(K+塩)(CDCl3)δ8.04(d,1H,J=8Hz),7.41(d,1H,J=8Hz),7.40-6.9
5(m,10H),6.91(d,2H,J=8Hz),6.84(d,1H,J=8Hz),6.47(t,1H,J=8Hz),5
.38(s,2H),5.28(s,2H),3.68(t,2H,J=7Hz),2.82(q,2H,J=7Hz),2.59(t
,2H,J=7Hz),1.71(q
のt,2H,J=7,7Hz),1.32(tのt,2H,J=7.7Hz),1.25-1.00(m,5H),0.94(t,3H
,J=7Hz),0.74(t,3H,J=7Hz)。
i)1H NMR(K+塩)(CDCl3)δ8.07(d,2H,J=8Hz),7.85(d,2H,J=8Hz),7.65-7.1
5(m,10H),7.10(d,1H,J=8Hz),7.05-6.90(m,1H),6.50-6.35(m,1H),5.51(
s,2H),5.37(s,2H),3.70-3.55(m,2H),2.74(q,2H,J=7Hz),2.62(t,2H,J
=7Hz),1.73(qのt,2H,J=7.7Hz),1.45-1.20(m,2H),1.15(t,3H,J=7Hz),0.
96(t,3H,J=7Hz),0.68(t,3H,J=7Hz)。
j)1H NMR(K+塩)(CDCl3)δ8.07(d,2H,J=8Hz),7.85(d,2H,J=8Hz),7.60-7.1
0(m,9H),7.07(d,1H,J=8Hz),6.95(d,1H,J=8Hz),6.41(t,1H,J=8Hz),5.
52(s,2H),5.37(s,2H),3.69(t,2H,J=7Hz),2.72(q,2H,J=7Hz),2.62(t,
2H,J=7Hz),1.71(qのt,2H,J=7.7Hz),1.50-1.30(m,1H),1.30-1.10(m,2H)
,1.13(t,3H,J=7Hz),0.96(t,3H,J=7Hz),0.71(d,6H,J=7Hz)。
k)1H NMR(K+塩)(CDCl3)δ8.05-7.90(m,1H),7.50-6.90(m,12H),6.46(t,1H
,J=8Hz),5.37(s,2H),5.18(s,2H),3.75-3.40(m,2H),2.72(q,2H,J=7Hz)
,2.60-2.40(m,2H),1.75-1.50(m,2H),1.50-1.20(m,2H),1.20-1.00(m,3H)
,0.95-0.75(m,3H),0.75-0.60(m,3H)。
l)1H NMR(K+塩)(CDCl3)δ8.05-7.90(m,1H),7.50-6.90(m,12H),6.60-6.40(m
,1H),5.42(s,2H),5.25(s,2H),3.90-3.60(m,2H),2.77(q,2H,J=7Hz),2
.70-2.50(m,2H),1.80-1.55(m,2H),1.55-1.30(m,1H),1.35-1.10(m,5H),1
.00-0.80(m,3H),
0.76(d,6H,J=7Hz)。
m)1H NMR(K+塩)(CDCl3)δ8.00(d,1H,J=8Hz),7.50-6.95(m,12H),6.60-6.40
(m,1H),5.41(s,2H),5.20(s,2H),3.70-3.50(m,2H),2.77(q,2H,J=7Hz)
,2.59(t,2H,J=7Hz),1.70(m,2H),1.45-1.00(m,2H),1.13(t,3H,J=7Hz)
,0.94(t,3H,J=7Hz),0.80-0.50(m,3H)。
n)1H NMR(K+塩)(CDCl3)δ7.97(d,1H,J=8Hz),7.50-6.90(m,12H),6.55-6.40
(m,1H),5.40(s,2H),5.21(s,2H),3.80-3.60(m,2H),2.77(q,2H,J=7Hz)
,2.60(t,2H,J=7Hz),1.71-1.30(m,1H),1.30-1.00(m,2H),1.13(t,3H,J=
7Hz),0.96(t,3H,J=7Hz),0.75(d,6H,J=7Hz)。
o)1H NMR(K+塩)(CDCl3)δ7.98(d,1H,J=8Hz),7.46(d,1H,J=8Hz),7.45-7.1
0(m,11H),7.07(d,1H,J=8Hz),6.98(d,1H,J=8Hz),6.46(t,1H,J=8Hz),5
.38(s,2H),5.15(s,2H),3.60(t,2H,J=7Hz),2.77(q,2H,J=7Hz),2.59(t
,2H,J=7Hz),1.71(qのt,2H,J=7.7Hz),1.34(qのt,2H,J=7.7Hz),1.15(t,
3H,J=7Hz),0.95(t,3H,J=7Hz),0.67(t,3H,J=7Hz)。
p)1H NMR(K+塩)(CDCl3)δ7.98(d,1H,J=8Hz),7.46(d,1H,J=8Hz),7.45-7.1
0(m,11H),7.08(d,1H,J=8Hz),7.01(d,1H,J=8Hz),6.47(t,1H,J=8Hz),5
.38(s,2H),5.17(s,2H),3.73(t,2H,J=7Hz),2.77(q,2H,J=7Hz),2.59(t
,2H,J=7Hz),1.80-1.60(m,2H),1.50-1.30(m,1H),1.30-1.10(m,2H),1.15
(t,3H,J=7Hz),0.90(t,3H,J=7Hz),0.74(d,6H,J=7Hz)。
q)1H NMR(K+塩)(CDCl3)δ9.13(s,1H),8.69(s,2H),7.98(s,1H,J=8Hz),7.
60-7.40(m,3H),7.34(t,1H,J=8Hz),7.30-7.10(m,4H),7.09(d,1H,J=8Hz)
,7.02(d,1H,J=8Hz),6.45(t,1H,J=8Hz),6.45(t,1H,J=8Hz),5.36(s,2H
),5.18(s,2H),3.56(t,2H,J=7Hz),2.73(q,2H,J=7Hz),2.60(t,2H,J=7H
z),1.71(qのt,2H,J=7.7Hz),1.32(qのt,2H,J=7.7Hz),1.13(t,3H,J=7Hz)
,0.94(t,3H,J=7Hz),0.67(t,3H,J=7Hz)。
r)1HNMR(K+塩)(CDCl3)δ8.07(d,1H,J=8Hz),7.45-7.15(m,5H),7.14(d,d,
1H,J=8Hz),7.03(d,1H,J=8Hz),6.93(t,1H,J=8Hz),6.86(d,2H,J=8Hz),
6.47(t,1H,J=8Hz),5.40(s,2H),4.30-4.15(m,2H),4.00-3.85(m,2H),3.7
6(t,2H,J=7Hz),2.89(q,2H,J=7Hz),2.64(t,2H,J=7Hz),1.90-1.60(m,4H
),1.60-1.30(m,1H),1.35-1.20(m,5H),0.97(t,3H J=7Hz),0.77(d,6H,J=
7Hz)。
s)1H NMR(CDCl3)δ8.26(d,1H,J=8Hz),7.64(t,1H,J=8Hz),7.57(t,1H,J=
8Hz),7.40-7.20(m,4H),7.10(d,1H,J=11Hz),7.05-6.80(m,4H),6.64(t,1
H,J=8Hz),5.57(s,2H),4.40(t,2H,J=7Hz),4.15-3.95(m,4H),2.91(q,2H
,J=7Hz),2.66(t,2H,J=7Hz),2.17(tのt,2H,J=7.7Hz),1.74(qのt,2H,J=
7.7Hz),1.55-1.25(m,3H),1.27(t,3H,J=7Hz),0.98(t,3H,J=7Hz),0.82(d
,6H,J=7Hz)。
t)1H NMR(CDCl3)δ8.19(d,1H,J=8Hz),7.60-7.40(m,2H),7.30-7.10(m,6H)
,7.04(d,1H,J=11Hz),6.90(d,1H,J=8Hz),6.53(t,1H,J=8Hz),5.48(s,2
H),4.43(s,2H),4.21(t,2H,
J=7Hz),3.93(t,2H,J=7Hz),3.46(t,2H,J=7Hz),2.82(q,2H,J=7Hz),2.59
(t,2H,J=7Hz),1.97(tのt,2H,J=7.7Hz),1.66(qのt,2H,J=7.7Hz),1.50-1
.00(m,6H),0.89(t,3H,J=7Hz),0.74(d,6H,J=7Hz)。
u)1H NMR(CDCl3)δ8.16(d,1H,J=8Hz),7.77(d,2H,J=8Hz),7.70-7.20(m,1
3H),6.93(d,2H,J=8Hz),5.96(t,1H,J=8Hz),5.41(s,2H),5.37(s,2H),3
.03(q,2H,J=7Hz),2.74(q,2H,J=7Hz),2.63(t,2H,J=7Hz),1.69(qのt,2H
,J=7.7Hz),1.40-1.00(m,7H),0.95(t,3H,J=7Hz),0.81(t,3H,J=7Hz)。
v)1H NMR(K+塩)(CDCl3)δ8.07(d,1H,J=8Hz),7.75(d,2H,J=8Hz),7.59(d
,1H,J=8Hz),7.60-7.00(m,11H),6.37(t,1H,J=8Hz),5.46(s,2H),5.38(s
,2H),3.67(t,2H,J=7Hz),2.56(t,2H,J=7Hz),1.63(tのt,2H,7.7Hz),1.
50-1.10(m,5H),0.86(t,3H,J=7Hz),0.70(d,6H,J=7Hz)。
w)1H MR(CDCl3)δ8.18(d,1H,J=8Hz),7.65-7.05(m,12H),7.01(d,1H,J=10
Hz),6.91(d,1H,J=8Hz),6.57(t,1H,J=8Hz),5.51(s,2H),5.33(s,2H),3
.96(t,2H,J=7Hz),2.84(q,2H,J=7Hz),2.58(t,2H,J=7Hz),1.66(q,2H,J
=7Hz),1.50-1.20(m,3H),1.16(t,3H,J=7Hz),0.90(t,3H,J=7Hz),0.74(d
,6H,J=7Hz)。
x)1H NMR(DMSO-d6)δ7.74(s,1H),7.80-7.35(m,12H),6.98(d,2H,J=8Hz),
6.83(d,2H,J=8Hz),5.48(s,2H),5.29(s,2H),2.72(q,2H,J=7Hz),2.52(t
,2H,J=7Hz),1.54(qのt,2H,
J=7.7Hz),1.05(t,3H,J=7Hz),0.83(t,3H,J=Hz)。
y)1H NMR(CDCl3)δ7.77(d,1H,J=8Hz),7.60(t,1H,J=8Hz),7.51(t,1H,J=
8Hz),7.45-7.00(m,6H),7.09(d,6H,J=8Hz),6.83(d,1H,J=11Hz),6.72(d
,1H,J=8Hz),6.30(t,1H,J=8Hz),5.41(s,2H),5.12(s,2H),2.70(q,2H,
J=7Hz),2.44(t,2H,J=7Hz),1.60(qのt,2H,J=7.7Hz),1.04(t,3H,J=7Hz)
,0.86(t,3H,J=8Hz)。
z)1H NMR(CDCl3)δ7.85(d,IH,J=7Hz),7.67(d,2H,J=7Hz),7.65-7.20(m,1
0H),6.91(d,2H,J=7Hz),6.55(d,2H,J=7Hz),5.26(s,2H),5.21(s,2H),2
.50-2.25(m,2H),2.20-2.00(m,2H),1.65-1.40(m,2H),0.90-0.60(m,6H)。
aa)1H NMR(CDCl3)δ7.85-7.70(m,1H),7.65-7.40(m,2H),7.41(d,1H,J=8Hz
),7.40-6.80(m,11H),6.75-6.60(m,2H),5.38(bs,2H),5.55-5.10(m,2H),
4.73(s,1H),4.41(s,1H),3.50-3.30(m,1H),3.20-3.00(m,1H),2.70-2.55(
m,2H),2.40-2.25(m,2H),1.70-0.60(m,15H)。
bb)1H NMR(CDCl3)δ7.95-7.80(m,1H),7.60-7.20(m,12H),7.04(d,2H,J=8H
z),6.67(d,2H,J=8Hz),5.38(s,2H),5.16(s,2H),2.45(q,2H,J=7Hz),2.
15(t,2H,J=7Hz),1.57(qのt,2H,J=7.7Hz),0.90-0.70(m,6H)。
cc)1H NMR(CDCl3)δ7.85(d,1H,J=8Hz),7.70-7.50(m,2H),7.45-7.10(m,10
H),6.97(d,2H,J=8Hz),6.54(d,2H,J=8Hz),5.30(s,2H),5.07(s,2H),2.
45-2.25(m,2H),2.20-2.00(m,2H),
1.54(qのt,2H,J=7.7Hz),0.83(t,3H,J=7Hz),0.73(t,3H,J=7Hz)。
dd)1H NMR(CDCl3)δ7.83(d,1H,J=7Hz),7.68(d,2H,J=7Hz),7.60-7.10(m,
10H),6.80-6.60(m,2H),6.27(t,1H,J=7Hz),5.30(s,4H),2.50(m,2H),2.
33(t,2H,J=7Hz),1.54(qのt,2H,J=7.7Hz),0.95-0.60(m,6H)。
ee)1H NMR(K+塩)(CDCl3)δ8.01(d,1H,J=8Hz),7.85-7.65(m,4H),7.65-7.50
(m,2H),7.50-7.12(m,6H),7.09(d,1H,J=8Hz),7.00(d,1H,J=8Hz),6.48(
t,1H,J=8Hz),5.42(s,2H),5.27(s,2H),3.70(t,2H,J=7Hz),2.84(q,2H
,J=7Hz),2.63(t,2H,J=7Hz),1.73(qのt,2H,J=7.7Hz),1.50-1.30(m,1H)
,1.30-1.10(m,5H),0.96(t,3H,J=7Hz),0.71(d,6H,J=7Hz)。
ff)1H NMR(K+塩)(CDCl3)δ7.93(d,1H,J=8Hz),7.80-7.60(m,4H),7.47(t,2
H,J=8Hz),7.45-7.05(m,6H),7.01(d,1H,J=8Hz),6.93(d,1H,J=8Hz),6.4
0(t,1H,J=8Hz),5.34(s,2H),5.19(s,2H),3.53(t,2H,J=7Hz),2.77(q,2
H,J=7Hz),2.57(t,2H,J=7Hz),1.80-1.50(m,2H),1.35-1.10(m,2H),1.08(
t,3H,J=7Hz),0.88(t,3H,J=7Hz),0.60(t,3H,J=7Hz)。
gg)1H NMR(K+塩)(CDCl3)δ8.03(d,1H,J=8Hz),7.40-7.15(m,5H),7.10(d,1
H,J=8Hz),7.06(d,1H,J=8Hz),6.95-6.80(m,2H),6.51(t,1H,J=8Hz),5.4
4(s,2H),5.25(s,2H),3.97(t,2H,J=7Hz),3.76(t,2H,J=7Hz),2.82(q,2
H,J=7Hz),2.61(t,2H,J=7Hz),1.90-1.55(m,5H),1.55-1.35(m,1H),1.28(
q,2H,
J=7Hz),1.14(t,3H,J=7Hz),0.94(t,3H,J=7Hz),0.92(d,6H,J=7Hz),0.77
(d,6H,J=7Hz)。
hh)1H NMR(K+塩)(CDCl3)δ8.00(d,1H,J=8Hz),7.80(d,2H,J=8Hz),7.45(t
,1H,J=8Hz),7.40-7.05(m,5H),7.05(d,1H,J=8Hz),7.00(d,1H,J=8Hz),
6.47(t,1H,J=8Hz),5.37(s,2H),4.18(t,2H,J=7Hz),3.63(t,2H,J=7Hz)
,2.97(t,2H,J=7Hz),2.81(q,2H,J=7Hz),2.55(t,2H,J=7Hz),2.10-1.90(
m,2H),1.80-1.50(m,2H),1.50-1.20(m,1H),1.25-1.10(m,5H),0.87(t,3H
,J=7Hz),0.66(d,6H,J=7Hz)。
以下に記載する表2の実施例化合物は、実施例1〜12の方法により、そして当
該技術者の良く知る方法により合成した。
以下に記載する表3の実施例化合物は、実施例1〜12に記載の方法により、そ
して当該技術者の良く知る方法により合成した。
以下に記載する表4の実施例化合物は、実施例1〜12に記載の方法および合成
スキームにより、そして当該技術者の良く知る方法により合成した。
実施例 489
1−(2′−(i−アミルオキシカルボニルアミノ)スルホニル)−3−フルオ
ロー(1,1′−ビフェニル)−4−イル)メチル)−5−〔2−(N−ベンゾイ
ル−N−フェニルアミノ)エチルカルボニル〕−4−エチル−2−プロピル−1H
−イミダゾールの調製
A部:1−(2−フルオロ−4−ブロモベンジル)−4−エチル−2−プロピル
−1H−イミダゾール−5−カルボキシアルデヒドの調製
この化合物は実施例3(60%収率)のA部に記載の方法で調製した。1H NMR(3
00 MHz,CDCl3):δ0.95(t,3H,CH3),1.32(t,3H,CH3),1.70(m,2H,CH2),
2.60(m,2H,CH2),2.85(q,2H,CH2),5.52(s,2H,ArCH2),6.60(t,1H,ArH)
,7.18(d,1H,ArH),7.25(d,1H,ArH),9.75(s,1H,CHO)
B部:1−(2−フルオロ−4−ブロモベンジル)−4−エチル−2−プロピル
−1H−イミダゾール−5−ビニルケトンの調製
THF(150ml)中の1−(2−フルオロ−4−ブロモベンジル)−4−エチル−
2−プロピル−1H-イミダゾール−5−カルボキシアルデヒド(21.58g、61.1ミ
リモル)の溶液に30分かけてビニルマグネシウムブロミド(THF中1.0M溶液を92
ml、92.0ミリモル)を添加した。反応混合物を1時間窒素下室温で撹拌した。次
にこれを1N塩酸水溶液100mlでクエンチした。混合物を塩化メチレンで抽出し
、有機溶液を水および塩水で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥し、濃縮してオ
レンジ色の油状物とした。得られた油状物を塩化メチレンに溶解し、酸化マンガ
ン(IV)(79.97g、920ミリモル)を添加した。得られた混合物を一夜窒素下室
温で撹拌した。混合物をセライトで濾過し、塩化メチレンで洗浄し、塩化メチレ
ン溶液で濃縮し、1/1酢酸エチル/ヘキサンを用いたクロマトグラフィーに付し
、黄色の油状物20.4gを得た。1H NMR(300 MHz,CDCl3):δ0.95(t,3H,CH3),
1.30(t,3H,CH3),1.70(m,2H,CH2),2.60(m,2H,CH2),2.88(q,2H,CH2),
5.48(s,2H,ArCH2),5.80(d,1H,CH=),6.30および6.62(d,2H,=CH2),6.90(
t,1H,ArH),7.15(d,1H,ArH),7.25(d,1H,ArH)
C部:1−(2−フルオロ−4−ブロモベンジル)−5−〔2−(N−フェニル
アミノ)エチルカルボニル〕−4−エチル−2−プロピル−1H−イミダゾールの
調製
THF(100ml)中の1−(2−フルオロ−4−ブロモベンジル)−4−エチル−
2−プロピル−1H−イミダゾール−5−ビニルケトン(2.06g、5.41ミリモル)
およびトリエチルアミン(2.50ml、16.5ミリモル)の溶液、アニリン(1.50ml、
16.5ミリモル)を添加した。混合物を7時間窒素下に還流した。溶媒を真空下に
除去した。残留物を酢酸エチルに溶解し、水および塩水で洗浄した。次に有機溶
液を硫酸マグネシウム上で乾燥し、濃縮した。粗製の混合物を30〜50%酢酸エチ
ル/ヘキサンを用いたシリカゲル上のクロマトグラフィーに付し、オフホワイト
の固体2.03g(83%)を得た。1H NMR(300 MHz,CDCl3):δ0.97(t,3H,CH3),
1.32(t,3H,CH3),1.68(m,2H,CH2),2.58(t,2H,CH2),2.90(q,2H,CH2)
,3.04(t,2H,CH2),3.49(t,2H,CH2),3.92(s,1H,NH),5.49(s,2H,ArCH2
),6.41(t,1H,ArH),6.57(d,2H,ArH),6.71(t,1H,ArH),7.15(m,3H,ArH
),7.26(m,1H,ArH)
D部:1−(2−フルオロ−4−ブロモベンジル)−5−〔2−(N−ベンゾイ
ル−N−フェニルアミノ)エチルカルボニル〕−4−エチル−2−プロピル−1H
−イミダゾールの調製
THF(100ml)中の1−(2−フルオロ−4−ブロモベンジル)−5−〔2−(
N−フェニルアミノ)エチルカルボニル〕−4−エチル−2−プロピル−1H−イ
ミダゾール(2.16g、4.96ミリモル)およびトリエチルアミン(1.50ml、10.8ミ
リモル)の溶液に、ベンゾイルクロイド(1.20ml、10.3ミリモル)を添加した。
混合物を1時間窒素下に還流した。溶媒を真空下に除去した。残留物を酢酸エチ
ルに溶解し、水、1N水酸化ナトリウム、次に塩水で洗浄した。有機溶液を硫酸
マグネシウム上で乾燥し、濃縮して、黄色の油状物(2.70g、94%収率)を得た
。MS m/e 578.2,〔M+H〕+;1H NMR(300 MHz,CDCl3):δ0.95(t,3H,CH3),1
.27(t,3H,CH3),1.66(m,2H,CH2),2.55(t,2H,CH2),2.90(q,2H,CH2),3
.18(t,2H,CH2),4.22(t,2H,CH2),5.38(s,2H,ArCH2),6.40(t,1H,ArH)
,6.98(d,2H,ArH),7.10-7.30(m,5H,ArH),7.55(t,2H,ArH),7.70(t,1H
,ArH),8.15(d,2H,ArH)
E部:1−((2′−((t−ブチルアミノ)スルホニル)−3−フルオロ−(1
,1′−ビフェニル)−4−イル)メチル)−5−〔2−(N−フェニルアミノ)
エチルカルボニル〕−4−エチル−2−プロピル−1H−イミダゾールの調製
1−(2−フルオロ−4−ブロモベンジル)−5−〔2−(N−フェニルアミ
ノ)エチルカルボニル〕−4−エチル−2−プロピル−1H−イミダゾール(2.20
g、3.82ミリモル)、2−(t−ブチルアミノ)スルホニルフェニルボロニック
酸(1.23g、4.78ミリモル)、および炭酸ナトリウム(2N水溶液を5ml)およ
びテトラブチルアンモニウムブロミド(60mg、5%)を共にトルエン25mlに添加
した。テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.22g、5%
)を添加した。混合物を4時間窒素下に還流した。溶媒を真空下に除去し、残留
物を水と塩化メチレンとの間に分配した。水層を塩化メチレンで抽出し、合わし
た有機溶液を塩水で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥し、濃縮した。粗生成物
をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、50%酢酸エチル/ヘキサン)
により精製し、淡黄色の泡状物1.66g(61%)を得た。MS m/e 709.3,〔M+H〕+
;1H NMR(300 MHz,CDCl3):δ0.95(t,3H,CH3),0.99(t,9H,CH3),1.30(t
,3H,CH3),1.70(m,2H,CH2),2.60(t,2H,CH2),2.90(q,2H,CH2),3.22(t
,2H,CH2),3.57(s,1H,NH),4.22(t,2H,
CH2),5.50(s,2H,CH2Ar),6.60(t,1H,ArH),7.02(d,3H,ArH),7.10-7.30
(m,10H,ArH),7.50(m,2H,ArH),8.15(d,1H,ArH)
F部:1−((2′−(アミノスルホニル)−3−フルオロー(1,1′-ビフェニ
ル)−4−イル)メチル)−5−〔2−(N−フェニルアミノ)エチルカルボニ
ル〕−4−エチル−2−プロピル−1H-イミダゾールの調製
1−((2′−((t−ブチルアミノ)スルホニル)−3−フルオロ(1,1′−
ビフェニル)−4−イル)メチル)−5−〔2−(N−フェニルアミノ)エチル
カルボニル〕−4−エチル−2−プロピル−1H−イミダゾール(1.66g、2.34ミ
リモル)を2.5時間窒素下トリフルオロ酢酸25mlとともに還流した。溶媒を真空
下に除去した。残留物を塩化メチレンに溶解し、重炭酸ナトリウム水溶液および
塩水で洗浄した。有機溶液を相分離濾紙で濾過し、濃縮して明黄色の泡状物とし
た。(1.39g)。MS m/e 695.2,〔M+H〕+;1H NMR(300 MHz,CDCl3):δ0.98(
t,3H,CH3),1.27(t,3H,CH3),1.72(m,2H,CH2),2.68(t,2H,CH2),2.88(
q,2H,CH2),3.12(t,2H,CH2),4.20(t,2H,CH2),4.40(s,2H,NH2),5.50(
s,2H,CH2Ar),6.63(t,1H,ArH),7.00(d,3H,ArH),7.10-7.30(m,11H,ArH
),7.50-7.60(dd,2H,ArH),8.15(d,1H,ArH)
G部:1−((2′−((i−アミルオキシカルボニル−アミノ)スルホニル)
−3−フルオロ−(1,1′−ビフェニル)−4−イル)メチル)−5−〔2−(
N−フェニルアミノ)エチルカルボニル〕−4−エチル−2−プロピル−1H−イ
ミダゾールの調製
1−((2′−(アミノスルホニル)−3−フルオロ(1,1′−ビフェニル)−
4−イル)メチル)−5−〔2−(N−フェニルアミノ)エチルカルボニル〕−
4−エチル−2−プロピル−1H−イミダゾール(0.45g、0.69ミリモル)を塩化
メチレン10mlに溶解した。混合物に4−N,N−ジメチルアミノピリジン(0.14g
、1.15ミリモル)、ピリジン(2ml)およびイソアミルクロロホルメート(トル
エン中34%を0.50ml、1.13ミリモル)を添加した。反応混合物を一夜窒素下室温
で撹拌した。混合物を塩化メチレンで希釈し、次に10%クエン酸水溶液および塩
水で洗浄した。有機溶液を相分離濾紙で濾過し、濃縮した。次にシリカゲル上の
クロマトグラフィー(溶離剤は6:3:1ヘキサン/酢酸エチル/アセトン、0.
1%酢酸含有)に付し、白色の泡状物0.29gを得た。MS m/e 767.5,〔M+H〕+;1
H NMR(300 MHz,CDCl3):δ0.77(d,6H,CH3),0.97(t,3H,CH3)1.20(t,3H,
CH3),1.31(m,2H,CH2),1.48(m,1H,CH),1.70(m,2H,CH2),2.59(t,2H,C
H2),2.77(q,2H,CH2),3.06(t,2H,CH2),3.79(t,2H,CH2),4.29(t,2H,
CH2),5.24(s,2H,CH2Ar),6.40(t,
1H,ArH),6.97(d,3H,ArH),7.02(m,2H,ArH),7.07-7.25(m,9H,ArH),7.3
7(m,2H,ArH),8.16(d,1H,,ArH)
実施例 490
1−((2′−((i−アミルオキシカルボニル−アミノ)スルホニル)−3−
フルオロ−(1,1′−ビフェニル)−4−イル)メチル)−5−〔2−(N−ニ
コチノイル−N−3−ピリジノアミノ)エチルカルボニル〕−4−エチル−2−
プロピル−1H−イミダゾールの調製
適切な出発物質から実施例489に記載の方法を用いて標題化合物を調製した。M
S(NH3,DCI)769,〔M+H〕+;1H NMR(300 MHz,CDCl3):δ0.86(d,6H,CH3),0
.97(t,3H,CH),1.72(m,3H,CH2),2.52(t,3H,CH3),1.38(m,2H,CH2),1.
50(m,1H,CH),1.72(m,2H,CH2),2.52(t,2H,CH2),2.98(q,2H,CH2),3.3
4(br.s,2H,CH2),4.00(t,2H,CH2),4.38(br.s,2H,CH2),5.40(br.s,2
H,CH2Ar),6.10(t,1H,ArH),6.92(d,3H,ArH),7.03-7.20(m,3H,ArH),7.
38(dd,2H,ArH),7.48-7.61(m,4H,ArH),7.78(d,1H,ArH),8.28(m,2H,A
rH),8.33(s,1H,ArH),83.45(d,1H,ArH)
実施例 491
1−((2′−((i−アミルオキシカルボニルーアミノ)スルホニル)−3−
フルオロ−(1,1′−ビフェニル)−4−イル)メチル)−5−〔2−(N−ブ
チリル−N−3−ピリジノアミノ)エチルカルボニル〕−4−エチル−2−プロ
ピル−1H-イミダゾールの調製
適切な出発物質から実施例489に記載の方法を用いて標題化合物を調製した。N
S(FAB)734,6〔M+H〕+;1H NMR(300 MHz,CDCl3):δ0.77(t,3H,CH3),0.85(d
,6H,CH3),0.94(t,3H,CH3),1.34(t,3H,CH3),1.38-1.60(m,5H,CHおよ
びCH2),2.93(q,2H,CH2),3.21(br.s,2H,CH2),4.08(t,4H,CH2),5.50(b
r.s,2H,CH2Ar),6.19(t,1H,ArH),7.03(dd,1H,ArH),7.09(dd,3H,ArH)
,7.22(dd,1H,ArH),7.42(m,1H,ArH),7.53-7.68(m,3H,ArH),7.71(d,1
H,ArH),8.31(dd,1H,ArH),8.44(dd,1H,ArH)
適切に置換された出発物質を用いて実施例489〜491に記載の方法により、表5
の化合物489〜696を調製した。
用途
アンジオテンシンII(AII)は細胞膜上のその受容体を刺激することにより多
くの生物学的応答(例えば血管収縮)を誘発する。AII受容体と相互作用を有す
るAII拮抗剤のような化合物を判別する目的のために、リガンド−受容体結合検
定を用いた。
DuP753およびPD123177を標準物質として、そして、それぞれAT1およびAT2に結
合するアンジオテンシンIIをブロックするために用いた。DuP753はCariniおよび
Dunciaの記載した方法に従って合成した(米国特許5,138,069号)。PD123177はB
lankely等の記載した方法を用いて調製した(米国特許4,812,462号)。
AT1部位の結合はラット副腎皮質ミクロソームプレパレーションまたはラット
肝膜プレパレーションにおいて測定した。AT1結合に関する結果は両方の試験で
同じであった。AT2部位の結合はラット副腎髄質プレパレーションを用いて測定
した。副腎皮質ミクロソームおよび副腎髄質プレパレーションについては、Chiu
等の方法を用いた(Receptor,1,33,1990)。肝膜プレパレーションについて
は、Bauer等(Molecular Pharmacology,39,579〜585,1991)を用いたが、以
下のとおり変更を加えた。即ち、雄のチャールズリバーCDラットを使用し、ホモ
ジネート緩衝液はTrizma塩基(10mM)およびEDTA(5.0mM)よりなり1N塩酸でp
H7.5に調整したものを用い、結合緩衝液はTrizma塩基(50mM)および塩化マグネ
シウム6水塩(5M)よりなり6N塩酸でpH7.20に調整したものを用い、そして
、結合は22℃で96ウエルプレートフオーマットを用いて評価した。副腎皮質試験
を簡単に説明すると、ラット副腎皮質の新しく調整した粒状画分を0.15nM〔125
I〕AIIおよび種々の濃度の潜在的AII拮抗剤ととも
に、トリス緩衝液中インキュベートした。1時間インキュベートした後、冷却し
た試験緩衝液を添加することにより反応を停止させた。結合放射能および遊離の
放射能をガラス線維フィルターで迅速に分離し、捕捉された放射能をガンマカウ
ンターで定量した。総特異的結合〔125I〕AIIの50%置換をもたらすような潜
在的AII拮抗剤の抑制濃度(IC50)をAII受容体に体するその化合物の親和性の
尺度として示した。AT1部位結合は10-6MのPD123177の存在下に測定した。AT2部
位結合は10-6MのDuP753の存在下に測定した。IC50は被験化合物による受容体か
らの〔125I〕AIIの置換により測定した。
上記した試験方法を用いた場合、本発明の化合物はAT1およびAT2受容体の両方
において、少なくともIC50<100ナノモルの活性を示すことが解り、従って効果
的なAT1/AT2AII受容体拮抗剤としてのこれらの化合物の活性が観察され、確認
された。
本発明の化合物の潜在的抗高血圧作用は、左腎動脈の結紮により高血圧にした
覚醒ラットに化合物を投与することにより観察することができる(Cangino等、J
.Pharmacol.Exp.Ther.,208,310,1979)。この方法はレニン生成を増大さ
せ、その結果AII濃度を上昇させることにより、血圧を上昇させるものである。
化合物を頸静脈内カニューレを介して静脈内投与し、累積用量10mg/kgとした。
動脈血圧は頸動脈カニューレから直接連続的に測定し、圧トランスデューサーお
よびポリグラフを用いて記録した。化合物投与後の血圧を投与前の値と比較して
、化合物の抗高血圧作用を測定した。
上記したin vivoの方法を用いることにより、本発明の化合物は10mg/kg以下
の活性(静脈内)および/または100mg/kg以下の活性(経口)を示すことがわ
かり、これにより、血圧降下における効
果的な薬剤としてのこれらの化合物の用途が明らかになり、確認された。
本発明の化合物は、高血圧の治療、および、高尿酸血症、一次および二次高ア
ルドステロン症、乾癬、心疾患、例えば急性または慢性の鬱血性心疾患、狭心症
、心筋梗塞、収縮期および拡張期不全、心筋症、および、心臓肥大および過形成
、特に左心室肥大;肺疾患、例えば、一次および二次肺高血圧;血管疾患、例え
ば、アテローム性動脈効果症、例えば血管形成術またはバイパス手術に伴なう血
管障害後の再狭窄、血管肥大および過形成、アテロームおよびRaynaud病;脳血
管疾患、例えば、偏頭痛、および虚血性および出血性の卒中;腎疾患例えば、腎
血管高血圧、一次腎臓病、末期腎臓病および腎移植療法の蛋白尿、糸球体腎炎、
腎症候群、硬皮性および糸球体硬化症の治療、および、腎臓血流増加のため;CN
S疾患、例えば認識機能の障害および記憶喪失、中毒、不安、病的飢餓、鬱病、
癲癇、疼痛、パーキンソン病、精神病、睡眠障害および遅発性ジスキネシア;眼
疾患、例えば黄斑変性および高い眼圧;胃腸および膀胱の疾患;糖尿病に関わる
疾患、例えば、糖尿病性血管症、腎症および網膜症の治療、および、II型糖尿病
の発症の遅延のために有用である。これらの疾患および類似の疾患に対する本発
明の化合物の適用方法は当業者の知るとおりである。本発明の化合物はまた、レ
ニンアンジオテンシン系の試験のための診断薬としても有用である。
高い眼圧の治療が必要な患者には、本発明の化合物を、典型的な医薬組成物、
例えば、錠剤、カプセル、注射液、並びに、溶液、軟膏、挿入物、ゲル等のよう
な局所眼用製剤の形態で投与することができる。眼圧治療用の医薬製剤は、典型
的には、本発明の化合物約
0.1〜15重量%、好ましくは0.5〜2重量%を含有する。この用途のためには、本
発明の化合物は緑内障を治療するための別の薬剤、例えばサリチル酸フィゾスチ
グミンまたは臭化デメカリウムのようなコリンエステラーゼ阻害剤、硝酸ピロカ
ルピンのような副交感神経様作用剤、マレイン様チモロールのようなβアドレナ
リン作用拮抗剤、エピネフリンのようなアドレナリンアゴニストおよびMK-507の
ようなカルボニックアンヒドラーゼ阻害剤と組み合わせて使用してもよい。
高血圧および上記した臨床状態の管理においては、本発明の化合物は、医薬担
体とともに、経口投与のためには錠剤、カプセルまたはエリキシル、直腸投与の
ためには座薬、非経腸または筋肉内投与のためには滅菌溶液または懸濁液などの
組成物として用いてよい。本発明の化合物は、そのような治療を必用とする患者
(動物およびヒト)に最良の医薬効果をもたらすような用量で投与することがで
きる。用量は疾患の性質および重篤度、患者の体重、特殊な食事療法の有無、併
用薬剤およびその他の考えられる要因に応じて患者ごとに異なるが、一般的には
、用量は約1〜1000mg/患者/日であり、これを単一または複数回投与できる。
好ましくは、用量は5〜500mg/患者/日、より好ましくは約5〜300mg/患者/
日の範囲内である。
NSAIDと共に本発明の化合物を投与することにより、NSAIDの投与が原因で生じ
ることのある腎障害を防止できる。本発明の化合物はまた、その他の抗高血圧剤
および/または利尿剤と組み合わせて投与できる。本発明の化合物を利尿剤と共
に、段階的に複合投与(最初に利尿剤)することにより、または物理的混合物と
して、投与す
ることにより、化合物の抗高血圧作用が増強される。例えば、本発明の化合物は
、利尿剤、例えばヒドロクロロチアジド、クロロチアジド、クロルタリドン、メ
チルクロチアジド、フロセミド、エタクリニック酸、トリアムテレン、アミロリ
ドスピロノラクトンおよびアトリオペプチン;カルシウムチャンネルブロッカー
、例えば、ジルチアゼム、フェロジピン、ニフェジピン、アミロジピン、ニモジ
ピン、イスラジピン、ニトレンジピンおよびベラパルミル;βアドレナリン拮抗
剤、例えばチモロール、アテノロール、メトプロロール、プロパノール、ナドロ
ールおよびピンドロール;アンジオテンシン変換酵素阻害剤、例えばエナラプリ
ル、リジノプリル、カプトプリル、ラミプリル、キナプリルおよびゾフェノプリ
ル;レニン阻害剤、例えばA-69729、FK906およびFK744;αアドレナリン拮抗剤
、例えばプラゾシン、ドキサゾシンおよびテラゾシン;交換神経遮断剤、例えば
メチルドーパ、クロニジンおよびグアナベンズ;アトリオペプチダーゼ阻害剤(
単独またはANPと併用)、例えばUK-79300;セロトニン拮抗剤、例えばケタンセ
リン;A2アドレノシン受容体拮抗剤、例えばCGS22492C;カリウムチャンネルア
ゴニスト、例えばピナシジルおよびクロマカリム;および種々の他の抗高血圧剤
、例えば、レセルピン、ミノキシジル、グアネチジン、塩酸ヒドラジンおよびナ
トリウムニトロプロシド、およびこれらを組み合わせたものと一緒に投与するこ
とができる。鬱血性心疾患の管理に有用な組み合わせは、本発明の化合物とドブ
タミンおよびキサモテロールのような心臓刺激剤、および、アミリノンおよびミ
ルリノンを包含するホスホジエステラーゼ阻害剤とを組み合わせたものである。
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(51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI
C07D 401/06 233 9159−4C C07D 401/06 233
401/12 233 9159−4C 401/12 233
401/14 211 9159−4C 401/14 211
233 9159−4C 233
403/06 233 9159−4C 403/06 233
403/10 233 9159−4C 403/10 233
403/12 207 9159−4C 403/12 207
233 9159−4C 233
409/12 233 9159−4C 409/12 233
(72)発明者 オールソン,リチヤード・エリツク
アメリカ合衆国デラウエア州19809‐1320.
ウイルミントン.シルバーサイドロード
600
(72)発明者 クウオン,ミーミー・ライフエン
アメリカ合衆国デラウエア州 19711.ニ
ユーアーク.ビーナスドライブ113
(72)発明者 サンテラ,ジヨーゼフ・バジル・ザサード
アメリカ合衆国ペンシルベニア州19064-
2129.スプリング フイールド.ルイスロ
ード250
(72)発明者 バナテン,メアリー・キヤサリン
アメリカ合衆国デラウエア州19808‐2612.
ウイルミントン.ブルツクラインロード
3211