JPH0851203A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JPH0851203A
JPH0851203A JP6186049A JP18604994A JPH0851203A JP H0851203 A JPH0851203 A JP H0851203A JP 6186049 A JP6186049 A JP 6186049A JP 18604994 A JP18604994 A JP 18604994A JP H0851203 A JPH0851203 A JP H0851203A
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JP
Japan
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insulating film
forming
film
layer
opening
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JP6186049A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Tsutsumi
聡明 堤
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10DINORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
    • H10D30/00Field-effect transistors [FET]
    • H10D30/60Insulated-gate field-effect transistors [IGFET]
    • H10D30/63Vertical IGFETs
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10DINORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
    • H10D30/00Field-effect transistors [FET]
    • H10D30/01Manufacture or treatment
    • H10D30/021Manufacture or treatment of FETs having insulated gates [IGFET]
    • H10D30/025Manufacture or treatment of FETs having insulated gates [IGFET] of vertical IGFETs

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  • Semiconductor Memories (AREA)
  • Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)
  • Electrodes Of Semiconductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 集積度の高い縦型トランジスタにおいてサブ
スレッショルド特性の向上を図る。 【構成】 層間絶縁膜15にこれを貫通するトランジス
タ用開口部16を設け、その中にソース/チャネル/ド
レインとなるエピタキシャル層18、19a、bを積層
して活性領域17を形成し、さらにこの活性領域17の
上から二層を貫通するゲート電極用開口部20を形成し
て、その中にゲート絶縁膜22を介してゲート電極23
を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、MIS型半導体装置
に係り、特に縦方向にチャネルを有する縦型トランジス
タに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、VLSIの高集積化、高性能化の
要求に従い、Si表面のSi酸化膜の上にSiの結晶層
を作り、ここに素子を形成するSOI(Silicon
onInsulator)構造や、縦方向にチャネル
を有する縦型MOSトランジスタなどの3次元素子が期
待されている。図61は例えば文献IEEE IEDM
85 P.694,Hideo Sunamiに示され
る従来のSOI型トランジスタを用いたDRAMのメモ
リーセルの構造を示す断面図である。図において、1は
Si単結晶等から成る半導体基板、2はセルプレート、
3、4はn+型不純物拡散層、5、6はSi酸化膜、7
はp型Si層、8はワード線となるゲート電極、9はビ
ット線である。
【0003】図に示す様に、セルプレート2とn+型不
純物拡散層3aとこれら2つの電極に挟まれたSi酸化
膜5aとから成るキャパシタと、n+型不純物拡散層3
b、4をソース・ドレイン領域とするスイッチングトラ
ンジスタとでメモリーセルを構成し、このスイッチング
トランジスタはSi酸化膜5b上にチャネル領域となる
p型Si層7が形成されたSOI型トランジスタであ
る。この様に構成されるSOI型トランジスタは、トラ
ンジスタ動作時に、チャネル領域下層部に形成される空
乏層が、その下に形成された絶縁膜と直列に接続される
ため、実質的な空乏層容量が低減されてサブスレッショ
ルド特性が向上し、高性能が得られるものである。
【0004】しかしながら、上記の様な従来のSOI型
トランジスタでは、ソース/チャネル/ドレイン領域3
b、7、4は同一平面内に形成され、図に示す様にL1
+L2+L3の長さを必要とする。例えばゲート長を0.8
μm、ゲート電極8側壁に形成されるサイドウォールS
i酸化膜の幅(例えば0.2μm)を含むソース・ドレ
イン領域3b、4の幅を例えば1.2μmとすると、典
型的には1.2+0.8+1.2=3.2(μm)の長
さの領域を必要とし、トランジスタの占有面積を低減で
きないものであった。
【0005】次に、同様に文献IEEE IEDM85
P.694,Hideo Sunamiに示される従
来の縦型MOSトランジスタについて説明する。図62
は、従来の縦型MOSトランジスタを用いたDRAMの
メモリーセルの構造を示す断面図である。図において、
1〜3、5、6および9は図61のものと同じもの、1
0はn+型不純物拡散層3b上に形成されたp型Si
層、11はp型Si層10上に形成されたn+型不純物
拡散層、12は2つのn+型不純物拡散層3b、11と
その間のp型Si層10とで構成される柱状パターンの
側面の周囲に、Si酸化膜6を介して形成されたワード
線となるゲート電極である。
【0006】図62に示す様に、メモリーセルを構成す
るキャパシタは図61と同様であり、スイッチングトラ
ンジスタは、2つのn+型不純物拡散層3b、11をソ
ース・ドレイン領域、p型Si層10をチャネル領域と
し、これらを例えば選択エピタキシャル技術等を用いて
縦方向に形成した縦型MOSトランジスタである。この
様に構成される縦型MOSトランジスタは、図に示す様
に、ゲート電極12の膜厚L4、ソース・ドレインおよ
びチャネル領域3b、11、10で構成する柱状パター
ンの幅をL5とすると、およそL4+L5+L4の長さの領
域を必要とする。例えばゲート電極12の膜厚L4
0.3μm、上記柱状パターンの幅を1.0μmとする
と、典型的には0.3+1.0+0.3=1.6(μ
m)の長さの領域でトランジスタを構成でき、明らかに
トランジスタの占有面積が低減され高集積化に適した構
造である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
様な従来の縦型MOSトランジスタでは、上述した従来
のSOI型トランジスタの様に、チャネル領域に形成さ
れる空乏層容量を低減させる絶縁膜が存在しないため、
サブスレッショルド特性が向上できないという問題点が
あり、従来のSOI型トランジスタおよび縦型MOSト
ランジスタの双方とも、高性能化かつ高集積化という2
つの要求を満たし得ないものであった。
【0008】この発明は、上記の様な問題点を解消する
ためになされたもので、サブスレッショルド特性が向上
し、高性能でかつ集積度の高いトランジスタを含む半導
体装置を得ることを目的としており、さらにこの装置に
適した製造方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る半導体装置は、半導体基板上に、層間絶縁膜と、この
層間絶縁膜を貫通して下地の上記半導体基板に到達しそ
の側面周囲が上記層間絶縁膜に囲まれる様に形成された
トランジスタ用開口部と、このトランジスタ用開口部内
の上記半導体基板上にチャネル領域となる第一導電型の
半導体層とこれを上下方向から挟む様にソース・ドレイ
ン領域となる第二導電型の半導体層との三層を積層して
成る活性領域と、上記トランジスタ用開口部の中央部に
上記活性領域の少なくとも上から二層を貫通する様に形
成されたゲート電極用開口部と、このゲート電極用開口
部内にゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極とを
有するものである。
【0010】この発明の請求項2に係る半導体装置は、
半導体基板に第二導電型の拡散層を設け、この拡散層形
成領域内にトランジスタ用開口部を上記拡散層に到達す
る様に形成して、活性領域の最下層を上記拡散層に接続
したものである。
【0011】この発明の請求項3に係る半導体装置は、
半導体基板に設けられた拡散層表面で、活性領域と接す
る領域以外の領域に金属シリサイド層を形成したもので
ある。
【0012】この発明の請求項4に係る半導体装置は、
活性領域がエピタキシャル層から成るものである。
【0013】この発明の請求項5に係る半導体装置は、
活性領域の少なくともチャネル領域となる半導体層が、
SiとGeとの化合物によるエピタキシャル層から成る
ものである。
【0014】この発明の請求項6に係る半導体装置の製
造方法は、半導体基板上に層間絶縁膜を形成する工程
と、この層間絶縁膜にトランジスタ用開口部を形成する
工程と、このトランジスタ用開口部内に選択エピタキシ
ャル成長法により活性領域を形成する工程と、上記活性
領域の上から二層を貫通する様にゲート電極用開口部を
形成する工程と、上記ゲート電極用開口部内壁にゲート
絶縁膜を形成した後、上記ゲート電極用開口部内に埋め
込む様にゲート電極を形成する工程と、を有するもので
ある。
【0015】この発明の請求項7に係る半導体装置は、
活性領域の最上層に接続する配線膜を上記活性領域上か
ら層間絶縁膜上に渡って設け、この配線膜と上記活性領
域の少なくとも上から二層とを連続して貫通する様にゲ
ート電極用開口部を形成し、さらにこのゲート電極用開
口部内壁と上記配線膜表面とにゲート絶縁膜を形成した
ものである。
【0016】この発明の請求項8に係る半導体装置の製
造方法は、半導体基板上に層間絶縁膜を形成する工程
と、この層間絶縁膜にトランジスタ用開口部を形成する
工程と、このトランジスタ用開口部内に選択エピタキシ
ャル成長法により活性領域を形成した後、この活性領域
上から上記層間絶縁膜に渡って配線膜を形成する工程
と、上記配線膜と上記活性領域の上から二層とを貫通す
る様にゲート電極用開口部を形成する工程と、その後ゲ
ート絶縁膜を形成した後、ゲート電極を形成する工程
と、を有するものである。
【0017】この発明の請求項9に係る半導体装置は、
層間絶縁膜に所定の深さの凹部を設け、この凹部領域の
一部に上記層間絶縁膜を貫通するトランジスタ用開口部
を形成し、このトランジスタ用開口部内に形成された活
性領域の最上層に接続する配線膜を上記凹部内に設け、
この配線膜と上記活性領域の少なくとも上から二層とを
連続して貫通する様にゲート電極用開口部を形成し、さ
らにこのゲート電極用開口部内壁と上記配線膜表面とに
ゲート絶縁膜を形成したものである。
【0018】この発明の請求項10に係る半導体装置の
製造方法は、半導体基板上に層間絶縁膜を形成する工程
と、この層間絶縁膜に凹部を形成し、この凹部領域の一
部に上記層間絶縁膜を貫通するトランジスタ用開口部を
形成する工程と、このトランジスタ用開口部内に選択エ
ピタキシャル成長法により活性領域を形成する工程と、
次いで上記凹部内を埋め込む様に全面に配線膜となる導
電膜を形成した後、この導電膜を上記凹部内にのみ残存
させて全面を平坦化する工程と、上記導電膜から成る配
線膜と上記活性領域の上から二層とを貫通する様にゲー
ト電極用開口部を形成する工程と、その後ゲート絶縁膜
を形成した後、ゲート電極を形成する工程と、を有する
ものである。
【0019】この発明の請求項11に係る半導体装置の
製造方法は、半導体基板上に層間絶縁膜を形成する工程
と、この層間絶縁膜に凹部を形成し、この凹部領域の一
部に上記層間絶縁膜を貫通するトランジスタ用開口部を
形成する工程と、このトランジスタ用開口部内に選択エ
ピタキシャル成長法により活性領域を形成する工程と、
次いで上記凹部内を埋め込む様に全面に配線膜となる導
電膜を形成した後、この導電膜を上記凹部内にのみ残存
させて全面を平坦化する工程と、次いで上記導電膜をエ
ッチングによりさらに後退させた後、全面に絶縁膜を形
成し、この絶縁膜を上記凹部内にのみ残存させて全面を
平坦化する工程と、次いで上記絶縁膜と上記導電膜から
成る配線膜と上記活性領域の上から二層とを貫通する様
にゲート電極用開口部を形成する工程と、その後ゲート
絶縁膜を形成した後、ゲート電極を形成する工程と、を
有するものである。
【0020】この発明の請求項12に係る半導体装置
は、トランジスタ用開口部内に活性領域を、その表面の
高さが層間絶縁膜表面よりも所定量低くなる様に形成
し、上記トランジスタ用開口部の上層部周囲を囲む様に
上記層間絶縁膜に凹部を上記活性領域の上から二層目に
達しない深さに設け、この凹部内に配線膜を設けて上記
活性領域の最上層の側面に接続させ、さらに上記トラン
ジスタ用開口部内の上記活性領域に自己整合的にゲート
電極用開口部を形成し、このゲート電極用開口部内壁と
上記活性領域表面と上記配線膜表面とにゲート絶縁膜を
形成したものである。
【0021】この発明の請求項13に係る半導体装置の
製造方法は、半導体基板上に層間絶縁膜を形成する工程
と、この層間絶縁膜にトランジスタ用開口部を形成する
工程と、このトランジスタ用開口部内に選択エピタキシ
ャル成長法により活性領域を、その表面の高さが上記層
間絶縁膜表面よりも所定量低くなる様に形成する工程と
次いで上記トランジスタ用開口部内壁の上記層間絶縁膜
の露出部分にSi窒化膜のサイドウォールを形成する工
程と、このSi窒化膜のサイドウォールと上記層間絶縁
膜とをマスクとして自己整合的に上記活性領域をエッチ
ングして、ゲート電極用開口部を形成する工程と、この
ゲート電極用開口部をSi窒化膜の埋め込み層によって
埋め込む工程と、上記Si窒化膜のサイドウォールおよ
び埋め込み層とレジストパターンとをマスクとして上記
層間絶縁膜に凹部を形成する工程と、この凹部内を埋め
込む様に全面に配線膜となる導電膜を形成した後、この
導電膜を上記凹部内にのみ残存させて全面を平坦化する
工程と、その後上記Si窒化膜のサイドウォールおよび
埋め込み層を除去する工程と、次いでゲート絶縁膜を形
成した後、ゲート電極を形成する工程とを有するもので
ある。
【0022】この発明の請求項14に係る半導体装置の
製造方法は、半導体基板上に層間絶縁膜を形成する工程
と、この層間絶縁膜にトランジスタ用開口部を形成する
工程と、このトランジスタ用開口部内に選択エピタキシ
ャル成長法により活性領域を、その表面の高さが上記層
間絶縁膜表面よりも所定量低くなる様に形成する工程
と、次いで上記トランジスタ用開口部内壁の上記層間絶
縁膜の露出部分にSi窒化膜のサイドウォールを形成す
る工程と、このSi窒化膜のサイドウォールと上記層間
絶縁膜とをマスクとして自己整合的に上記活性領域をエ
ッチングして、ゲート電極用開口部を形成する工程と、
このゲート電極用開口部をSi窒化膜の埋め込み層によ
って埋め込む工程と、上記Si窒化膜のサイドウォール
および埋め込み層とレジストパターンとをマスクとして
上記層間絶縁膜に凹部を形成する工程と、この凹部内を
埋め込む様に全面に配線膜となる導電膜を形成した後、
この導電膜を上記凹部内にのみ残存させて全面を平坦化
する工程と、次いで上記導電膜をエッチングによりさら
に後退させた後、全面に絶縁膜を形成し、この絶縁膜を
上記凹部内にのみ残存させて全面を平坦化する工程と、
その後上記Si窒化膜のサイドウォールおよび埋め込み
層を除去する工程と、次いでゲート絶縁膜を形成した
後、ゲート電極を形成する工程と、を有するものであ
る。
【0023】この発明の請求項15に係る半導体装置の
製造方法は、半導体基板上に層間絶縁膜を形成する工程
と、この層間絶縁膜に凹部を形成する工程と、この凹部
内をSi窒化膜の埋め込み層によって埋め込む工程と、
上記凹部領域の一部に、上記Si窒化膜の埋め込み層と
上記層間絶縁膜とを貫通するトランジスタ用開口部を形
成する工程と、このトランジスタ用開口部内の側壁にS
i窒化膜のサイドウォールを形成し、その後上記トラン
ジスタ用開口部内を埋め込む様に全面にSi酸化膜を形
成した後、上記Si窒化膜のサイドウォールの上層部分
が除去されて上記Si窒化膜のサイドウォールの幅が一
定になるまで全面を除去して平坦化し、上記Si酸化膜
の埋め込み層を形成する工程と、次いで上記Si窒化膜
の埋め込み層およびサイドウォールを除去する工程と、
次いで上記凹部下の上記トランジスタ用開口部内に選択
エピタキシャル成長法により、上記Si酸化膜の埋め込
み層の周囲に活性領域を形成する工程と、次いで上記凹
部内に埋め込む様に全面に配線膜となる導電膜を形成し
た後、この導電膜を凹部内の上記Si酸化膜の埋め込み
層の周囲にのみ残存させて全面を平坦化する工程と、次
いで上記Si酸化膜の埋め込み層をレジストマスクを用
いて除去し、ゲート電極用開口部を形成する工程と、そ
の後ゲート絶縁膜を形成した後、ゲート電極を形成する
工程と、を有するものである。
【0024】この発明の請求項16に係る半導体装置
は、活性領域の最上層に接続する配線膜を、その上層に
ゲート絶縁膜よりも十分に厚い絶縁膜を設けたものとす
るものである。
【0025】この発明の請求項17に係る半導体装置
は、活性領域を、基板半導体層から成る拡散層によって
構成したものである。
【0026】この発明の請求項18に係る半導体装置の
製造方法は、半導体基板にゲート電極用開口部を形成す
る工程と、このゲート電極用開口部内にSi窒化膜の埋
め込み層を埋め込んだ後、上記半導体基板をエッチング
して上記Si窒化膜の埋め込み層の上層部を突出させる
工程と、このSi窒化膜の埋め込み層の突出部側面に第
1のSi酸化膜サイドウォールを形成する工程と、この
第1のSi酸化膜サイドウォールと上記Si窒化膜の埋
め込み層とをマスクとして上記半導体基板をエッチング
して、上記Si窒化膜の埋め込み層周囲を囲む様に基板
半導体層を形成する工程と、上記第1のSi酸化膜サイ
ドウォールとその下の上記基板半導体層との周囲に第2
のSi酸化膜サイドウォールを形成する工程と、上記第
1および第2のSi酸化膜サイドウォールと上記Si窒
化膜の埋め込み層とをマスクとして再び上記半導体基板
をエッチングして、周囲にサイドウォールが形成されて
いない下層部分を含む基板半導体層を、上記Si窒化膜
の埋め込み層周囲を囲む様に形成する工程と、次いでイ
オン注入法により上記基板半導体層の下層部分とその周
囲の上記半導体基板とに活性領域の最下層となる不純物
拡散層を形成する工程と、次いで全面に層間絶縁膜を形
成した後、上記基板半導体層表面が露出するまで全面を
平坦化する工程と、次いでイオン注入法により上記基板
半導体層に上記活性領域の上から二層となる不純物拡散
層をそれぞれ形成する工程と、次いで上記基板半導体層
の上層部周囲を囲む様に上記層間絶縁膜に凹部を、上記
活性領域の二層目に達しない深さに形成する工程と、次
いで上記凹部内に配線膜を埋め込む工程と、次いで上記
Si窒化膜の埋め込み層を除去して上記ゲート電極用開
口部を開口し、ゲート絶縁膜を形成した後ゲート電極を
形成する工程と、を有するものである。
【0027】この発明の請求項19に係る半導体装置
は、半導体基板上に第1の層間絶縁膜と、この第1の層
間絶縁膜上の所定領域に形成されたゲート電極と、この
ゲート電極を覆って上記第1の層間絶縁膜上に形成され
た第2の層間絶縁膜と、上記ゲート電極形成領域に、上
記第2の層間絶縁膜と上記ゲート電極と上記第1の層間
絶縁膜とを貫通して下地の上記半導体基板に到達する様
に形成された線状のトランジスタ用開口部と、このトラ
ンジスタ用開口部内壁に形成されたゲート絶縁膜と、こ
のゲート絶縁膜が形成された上記トランジスタ用開口部
内の上記半導体基板上に、チャネル領域となる第一導電
型のエピタキシャル層とこれを上下方向から挟む様にソ
ース・ドレイン領域となる第二導電型のエピタキシャル
層との三層を積層して、縦方向の薄膜状に形成された活
性領域と、を有するものである。
【0028】この発明の請求項20に係る半導体装置
は、半導体基板に第二導電型の拡散層を設け、この拡散
層形成領域にトランジスタ用開口部を上記拡散層に到達
する様に形成して活性領域の最下層を上記拡散層に接続
したものである。
【0029】この発明の請求項21に係る半導体装置
は、トランジスタ用開口部を上限値を0.2μmとする
微細幅で形成したものである。
【0030】この発明の請求項22に係る半導体装置の
製造方法は、半導体基板上に第1の層間絶縁膜を形成す
る工程と、この第1の層間絶縁膜上にゲート電極を形成
した後、このゲート電極を覆って全面に第2の層間絶縁
膜を形成する工程と、上記ゲート電極形成領域内に上記
第2の層間絶縁膜と上記ゲート電極と上記第1の層間絶
縁膜とを貫通する様に線状のトランジスタ用開口部を形
成する工程と、次いでゲート絶縁膜を形成した後、上記
トランジスタ用開口部内に活性領域を形成する工程と、
を有するものである。
【0031】
【作用】この発明による半導体装置は、層間絶縁膜に囲
まれたトランジスタ用開口部内にソース/チャネル/ド
レインの三層を縦方向に積層して活性領域を形成し、さ
らにこの活性領域に、少なくとも上から二層を貫通する
ゲート電極用開口部を有しその中にゲート絶縁膜を介し
てゲート電極を形成してトランジスタを構成したもので
ある。このため活性領域は、内部にゲート電極を有し、
周囲に層間絶縁膜を有する、円筒形状のものとなる。す
なわち、活性領域の上から二層目であるチャネル領域に
おいても、内側にゲート電極が、外側に層間絶縁膜が形
成されSOI型トランジスタと同じ効果がある。すなわ
ちトランジスタ動作時にチャネル領域に形成される空乏
層がその周囲の層間絶縁膜と直列に接続され、空乏層容
量が低減し、サブスレッショルド特性が向上する。また
活性領域を縦方向に形成した縦型トランジスタであるた
め、トランジスタ占有面積は非常に小さく、このため、
サブスレッショルド特性が向上し、高性能で集積度の高
い半導体装置が得られる。
【0032】また、この発明によると、半導体基板に第
二導電型の拡散層を設けて活性領域の最下層と接続した
ため、ソース・ドレイン領域の一方である活性領域の最
下層の電極取り出しが容易となる。また、この拡散層は
そのまま配線として用いることもできる。
【0033】また、この発明によると、活性領域の最下
層と接続する拡散層の表面に金属シリサイド層を形成し
たため、活性領域の最下層の電極取り出し層の抵抗が低
減できる。特に上記拡散層を配線として用いる場合は低
抵抗な配線となり有効である。また、活性領域と接する
部分に金属シリサイド層を形成していないため製造工程
において、金属シリサイド層形成後にエピタキシャル成
長により活性領域を形成する際に、良好なエピタキシャ
ル成長が行える。
【0034】また、この発明による半導体装置は、活性
領域がエピタキシャル層から成るため、良質な半導体層
が安定して積層され、信頼性の高い縦方向に積層された
活性領域が得られる。
【0035】また、この発明によると、チャネル領域を
SiとGeとの化合物によるエピタキシャル層で構成し
た。SiとGeとの化合物はホールの移動度が高いた
め、特にpチャネル型トランジスタにおいて、高速化が
図れる。
【0036】また、この発明による半導体装置の製造方
法は、層間絶縁膜を形成後、この層間絶縁膜にトランジ
スタ用開口部を形成して、その中に活性領域をエピタキ
シャル成長させ、その後ゲート電極用開口部を形成し
て、その中にゲート絶縁膜およびゲート電極を形成する
ものである。このため、活性領域を円筒形状に形成し、
内側にゲート電極を、外側に層間絶縁膜を、配設した構
造が容易に実現できる。このためサブスレッショルド特
性が向上し、高性能で集積度の高い半導体装置が容易に
製造できる。
【0037】また、この発明による半導体装置は、トラ
ンジスタ用開口部内の活性領域上から層間絶縁膜上に渡
って配線膜を形成し、配線膜と活性領域の上から二層と
を連続して貫通するゲート電極開口部を形成したもので
ある。このためソース・ドレイン領域となる活性領域の
最上層に配線膜を確実に接続形成できる。さらに、ゲー
ト絶縁膜を配線膜表面にも形成したためゲート電極と配
線膜とが確実に絶縁できる。また、配線膜を形成後に、
ゲート電極開口部を形成し、その後ゲート絶縁膜を形成
するため、上記の様な半導体装置が容易に製造できる。
【0038】また、この発明による半導体装置は、活性
領域の最上層に接続する配線膜を、層間絶縁膜に設けた
凹部内に形成したため、層間絶縁膜表面に配線膜による
段差がなく、ゲート電極形成時にパターニングが容易と
なり信頼性が向上する。さらに、上記凹部内に配線膜を
形成する際、全面に導電膜を形成した後凹部内にのみ残
存させて全面を平坦化することにより形成する。このた
め、半導体装置を容易に製造できる。また、前工程で、
選択エピタキシャル成長によりトランジスタ用開口部内
に活性領域を形成する際に、選択性が破れて層間絶縁膜
上にもSi粒が形成された場合でも、配線膜形成工程で
全面を平坦化する時に、不要な導電膜と共に上記Si粒
が除去される。このため配線膜等が層間絶縁膜上のSi
粒によって不必要に短絡することが防止でき、信頼性が
向上する。
【0039】また、この発明による半導体装置の製造方
法は、層間絶縁膜の凹部内に配線膜となる導電膜を形成
し、さらにエッチングにより後退させ、その上の全面に
絶縁膜を形成した後、上記凹部内にのみ残存させて全面
を平坦化する。このため配線膜上にゲート絶縁膜よりも
十分厚い絶縁膜が容易に形成でき、配線膜とゲート電極
とが交差する部分において寄生容量が容易に低減でき
る。また、絶縁膜は上記凹部内に埋め込まれて形成され
るため、層間絶縁膜表面に段差がなく、ゲート電極形成
時のパターニングも容易となる。
【0040】また、この発明による半導体装置は、ゲー
ト電極用開口部をトランジスタ用開口部内の活性領域に
自己整合的に形成したため、マスク合わせずれ等による
トランジスタの形状のばらつきがなく、このため安定し
た性能を持つ信頼性の高い半導体装置が得られる。ま
た、トランジスタ用開口部内に活性領域を層間絶縁膜表
面よりも低く形成し、その上のトランジスタ用開口部内
壁にSi窒化膜のサイドウォールを形成して、このサイ
ドウォールをマスクに用いてゲート電極用開口部を形成
する。このためゲート電極用開口部を自己整合的に形成
することが容易に実現でき、上記の様な安定した形状お
よび性能を持つ信頼性の高い半導体装置が容易に製造で
きる。
【0041】また、この発明による半導体装置の製造方
法は、ゲート電極用開口部を自己整合的に形成した後ト
ランジスタ用開口部周囲に層間絶縁膜の凹部を設け、そ
の中に配線膜となる導電膜を形成し、さらにこの導電膜
をエッチングにより後退させ、その上の全面に絶縁膜を
形成した後、上記凹部内にのみ残存させて全面を平坦化
する。このため、安定した形状および性能を持ち、しか
も配線膜とゲート電極とが交差する部分において寄生容
量が低減できた信頼性の高い半導体装置が容易に製造で
きる。
【0042】また、この発明による半導体装置の製造方
法は、層間絶縁膜の凹部領域の一部にトランジスタ用開
口部を形成しトランジスタ用開口部内壁にSi窒化膜の
サイドウォールを形成して自己整合的に開口部を形成す
る。この開口部は、その中にSi酸化膜の埋め込み層を
埋め込み、その後この埋め込み層周囲で上記凹部下に活
性領域を、上記凹部内に配線膜を形成し、その後、上記
Si酸化膜の埋め込み層をレジストマスクを用いて除去
して上記開口部を再び開口し、ゲート電極用開口部を形
成する。この様に、トランジスタ用開口部内に自己整合
的に開口部を形成し、その後にこの開口部内に埋め込ま
れたSi酸化膜の埋め込み層をレジストマスクを用いて
除去してゲート電極用開口部を形成する。このSi酸化
膜の埋め込み層の上層部は、凹部内に形成された配線膜
によって周囲を囲まれているため、Si酸化膜の埋め込
み層除去時に用いられるレジストマスクのパターンは、
その形成時のマスク合わせのマージンが非常に大きい。
このため上記開口部内のSi酸化膜の埋め込み層は確実
に除去されるためそれにより形成されるゲート電極用開
口部は、トランジスタ用開口部内に自己整合的に形成さ
れたものと同値となる。このため、トランジスタの形状
のばらつきがなく、安定した性能を持つ信頼性の高い半
導体装置が得られる。
【0043】また、この発明による半導体装置は、活性
領域の最上層に接続する配線膜を、その上層にゲート絶
縁膜よりも十分に厚い絶縁膜を設けたものとするため、
配線膜とゲート電極とが交差する部分において寄生容量
が低減でき、素子の高速化が図れる。
【0044】また、この発明による半導体装置は、活性
領域を基板半導体層から成る拡散層によって構成したた
め、エピタキシャル層から成る場合よりも結晶性が良く
トランジスタの性能が向上する。また、エピタキシャル
層から成る活性領域の場合、半導体基板表面にSi酸化
膜が残存しているとエピタキシャル成長が不可能で形成
困難となるが、その様な問題がなく確実に活性領域が形
成できる。
【0045】また、この発明による半導体装置の製造方
法は、半導体基板にゲート電極用開口部を形成し、その
中にSi窒化膜の埋め込み層を埋め込み、このSi窒化
膜の埋め込み層の周囲に活性領域となる基板半導体層を
形成する。この基板半導体層の形成は、第1および第2
のSi酸化膜のサイドウォールを用いて2回のエッチン
グにより半導体基板をエッチングして行い、上記基板半
導体層の下層部分にサイドウォールが形成されていない
領域を形成し、この基板半導体層の下層部分およびその
周囲の半導体基板にイオン注入によりソース・ドレイン
領域の一方となる拡散層を形成する。その後活性領域の
周囲を囲む様に層間絶縁膜を形成し、イオン注入により
チャネル領域およびソース・ドレイン領域の他方となる
拡散層をそれぞれ形成する。この様に、内側にゲート電
極を、外側に層間絶縁膜を有する円筒形状でしかも縦方
向に積層された活性領域を、基板半導体層から成る拡散
層で構成することができ、集積度が高く、サブスレッシ
ョルド特性が向上し、しかも結晶性が良い高性能な半導
体装置が製造できる。
【0046】また、この発明による半導体装置は、第1
の層間絶縁膜とその上の第2の層間絶縁膜との間にゲー
ト電極を形成し、このゲート電極形成領域内に、第2の
層間絶縁膜とゲート電極と第1の層間絶縁膜とを貫通す
るトランジスタ用開口部を線状に設け、その中にゲート
絶縁膜を介してエピタキシャル層を積層した活性領域を
縦方向の薄膜状に形成したものである。このためチャネ
ル領域の両側をゲート電極で挟んだ縦型の薄膜トランジ
スタが得られ、チャネル領域の空乏化が効率的に行うこ
とができ、サブスレッショルド特性が向上する。また縦
型であるため、トランジスタ占有面積も小さく、サブス
レッショルド特性が向上し、高性能で集積度の高い半導
体装置が得られる。
【0047】また、この発明によると、半導体基板に第
二導電型の拡散層を設けて活性領域の最下層と接続した
ため、上記の様なチャネル領域の両側をゲート電極で挟
んだ縦型の薄膜トランジスタにおける、ソース・ドレイ
ン領域の一方である活性領域の最下層の電極取り出しが
容易となる。また、この拡散層はそのまま配線として用
いることもできる。
【0048】また、この発明によると、トランジスタ用
開口部をその上限値を0.2μmとする微細幅で形成し
たため、活性領域が0.2μm以下の幅の縦方向の薄膜
状で、そのうちチャネル領域の両側がゲート電極で挟ま
れたトランジスタが得られる。このためチャネル領域が
十分に空乏化できサブスレッショルド特性がさらに向上
する。
【0049】また、この発明による半導体装置の製造方
法は、第1の層間絶縁膜、ゲート電極および第2の層間
絶縁膜を順次形成した後、トランジスタ用開口部を線状
に形成し、その中にゲート絶縁膜を介して活性領域を形
成する。このため、上記の様なチャネル領域の両側をゲ
ート電極で挟んだ縦型の薄膜トランジスタが容易に形成
でき、サブスレッショルド特性が向上し、高性能で集積
度の高い半導体装置が容易に製造できる。また、トラン
ジスタ用開口部を線状に形成したために、一つの径で決
定される開口部の大きさに比べて微細な幅に形成するこ
とができ、チャネル領域を十分空乏化できる薄膜トラン
ジスタが容易に形成できる。
【0050】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。なお、従来の技術と重複する箇所は適宜その説明
を省略する。図1はこの発明の実施例1によるMIS型
トランジスタの構造を示す断面図である。図において、
1は従来と同じ、例えばp型のSi単結晶等から成る半
導体基板(以下、基板と称す)、13は素子分離用絶縁
膜、14は基板13に形成された拡散層としてのn+
不純物拡散層、15は基板1上に形成された層間絶縁
膜、16は層間絶縁膜15に設けられ、n+型不純物拡
散層14に達するトランジスタ用開口部である。17は
トランジスタ用開口部16内に形成され、チャネル領域
とそれを上下方向から挟むソース・ドレイン領域との三
層が積層されて成る活性領域、18はこの活性領域17
内のチャネル領域となるp型半導体層としてのp型エピ
層、19a、bはソース・ドレイン領域となるn+型半
導体層としてのn+型エピ層である。
【0051】20はトランジスタ用開口部16の中央部
に設けられ、活性領域17の三層を貫通してn+型不純
物拡散層14に達するゲート電極用開口部、21はn+
型エピ層19bの電極を取り出す電導膜で、n+型エピ
層19b上から層間絶縁膜15上に渡って形成された配
線膜、22はゲート電極用開口部20内壁から配線膜2
1表面に渡って形成されたゲート絶縁膜、23はゲート
絶縁膜22を介してゲート電極用開口部20内に埋め込
む様に形成されたゲート電極である。
【0052】上記の様に構成されるMIS型トランジス
タの製造方法を、図2〜図8に基づいて以下に示す。ま
ず、基板1上に、例えばSi酸化膜から成る素子分離用
絶縁膜13を、例えばLOCOS法により形成する。こ
の素子分離用絶縁膜13はCVD法によるSi酸化膜の
形成後、ホトリソグラフィ及びエッチング技術によって
形成しても良い。次に、基板1上から例えばヒ素イオン
をイオン注入法により注入し、その後熱拡散させて、n
+型不純物拡散層14を、例えばヒ素濃度1019〜10
23/cm3に形成する。このn+型不純物拡散層14はソ
ース・ドレイン領域の一方となるn+型エピ層19aの
電極取り出し層となる(図2)。次に、基板1上の全面
に、例えばSi酸化膜から成る層間絶縁膜15をCVD
法等により、例えば約900nmの膜厚に形成する(図
3)。
【0053】次に、層間絶縁膜15にトランジスタ用開
口部16を、ホトリソグラフィ及びエッチング技術によ
り、例えば約0.9μmの径で開口し、下地のn+型不
純物拡散層14の表面を露出させる(図4)。次に、ト
ランジスタ用開口部16内に選択エピタキシャルSi成
長法により基板1側から、n+型エピ層19aを、例え
ばヒ素濃度1017〜1020/cm3で約200nmの膜
厚に、その上にp型エピ層18を、例えばボロン濃度1
16〜1017/cm3で約500nmの膜厚に、さらに
その上にn+型エピ層19bを、例えばヒ素濃度1017
〜1020/cm3で約200nmの膜厚に形成して、ト
ランジスタ用開口部16を埋め込む(図5)。
【0054】次に、例えば多結晶Si膜やチタン、タン
タル、タングステン等の金属シリサイド膜から成る導電
膜を、例えばCVD法により全面に形成し、その後ホト
リソグラフィ及びエッチング技術によりパターニングし
て、トランジスタ用開口部16のn+型エピ層19b上
から層間絶縁膜15上に渡って配線膜21を形成する
(図6)。次に、トランジスタ用開口部16の中央部に
ゲート電極用開口部20を、ホトリソグラフィ及びエッ
チング技術により、配線膜21およびその下の三層から
成るエピ層18、19a、bを貫通して例えば約0.6
μmの径で開口し、下地のn+型不純物拡散層14表面
を露出させる(図7)。
【0055】次に、熱酸化法によりSi酸化膜から成る
ゲート絶縁膜22を、ゲート電極用開口部20内壁およ
び配線膜21表面に10〜20nmの膜厚で形成する
(図8)。次に、例えば多結晶シリコン膜や金属シリサ
イド膜またはこれらの積層膜から成る導電膜を、スパッ
タ法やCVD法によりゲート電極用開口部20内に埋め
込む様に全面に形成し、その後ホトリソグラフィ及びエ
ッチング技術によりパターニングして、ゲート電極23
を形成する(図1参照)。この後所定の処理を施してM
IS型トランジスタを完成する。
【0056】上記実施例1では、ゲート電極23と、そ
の周囲を囲む積層された三層から成る活性領域17とが
例えば約0.9μmの径のトランジスタ用開口部16内
に形成されるものである。このためトランジスタ占有面
積は非常に小さいものとなり高集積化が図れる。また、
このトランジスタは、活性領域17を円筒形状に形成
し、その内側にゲート電極23を、外側に層間絶縁膜1
5を配設した構造となる。すなわち、活性領域17の上
から二層目のチャネル領域18においても、その内側に
ゲート電極23が、外側に層間絶縁膜15が形成された
構造となり、SOI型トランジスタと同様の効果、すな
わちサブスレッショルド特性が向上するという効果があ
る。この様に上記実施例1によるとサブスレッショルド
特性の向上した高性能で集積度の高いMIS型トランジ
スタが得られる。
【0057】また、上記実施例1では、層間絶縁膜15
を形成後、この層間絶縁膜15にトランジスタ用開口部
16を形成して、その中に活性領域17をエピタキシャ
ル成長させ、その後ゲート電極用開口部20を形成し
て、その中にゲート絶縁膜22およびゲート電極23を
形成する。このため、活性領域17を円筒形状に形成
し、内側にゲート電極23を、外側に層間絶縁膜15を
配設した構造を容易に形成でき、サブスレッショルド特
性の向上した高性能で集積度の高い半導体装置が容易に
製造できる。
【0058】また、上記実施例1では、基板1にn+
不純物拡散層14を設けるn+型エピ層19aと接続さ
せているため、活性領域の最下層であるn+型エピ層1
9aの電極取り出しが容易となる。またこのn+型不純
物拡散層14はそのまま配線として用いることもでき
る。
【0059】また、上記実施例1では、トランジスタ用
開口部16内に活性領域17を形成した後、続けて配線
膜21を形成し、その後配線膜21と活性領域17とを
連続して貫通するゲート電極用開口部20を形成した
後、ゲート絶縁膜22およびゲート電極23を形成す
る。このためn+型エピ層19bと接続する配線膜21
が容易に形成でき、n+型エピ層19bの電極取り出し
が確実にできる。またゲート絶縁膜22が配線膜21表
面にも同時に形成でき、その後に形成されるゲート電極
23と配線膜21との絶縁が容易に確実に行える。
【0060】なお、上記実施例1ではnチャネル型トラ
ンジスタの場合を示したが、pチャネル型トランジスタ
にも同様に適用できる。また、ゲート絶縁膜22は、形
成時に窒化性雰囲気で熱処理を施して窒化させたSiオ
キシナイトライド膜を用いても良い。
【0061】また、活性領域17を構成する三層のエピ
層18、19a、bはSiとGeとの化合物から成るも
のであっても良い。SiとGeとの化合物は、ホールの
移動度が高いため、特にpチャネル型トランジスタにお
いて高速化が可能となる。この場合三層のエピ層18、
19a、bのうちチャネル領域となるp型エピ層18が
SiとGeとの化合物であれば十分であり、さらに、良
質なゲート絶縁膜22を得るため、CVD法によりゲー
ト絶縁膜22を形成するのが望ましい。また、活性領域
17は、CVD法等による多結晶Si膜を用いることも
できるが、選択エピタキシャル成長によるエピ層18、
19a、bを用いる方が高性能なトランジスタを得られ
る。また、エピ層18、19a、bを用いると、基板1
にイオン注入等による拡散層を積層する場合に比べて
も、複雑な条件がなく安定して良質な活性領域17が形
成できる。
【0062】また、上記実施例1で、層間絶縁膜15に
トランジスタ用開口部16を形成した後、基板1上から
イオン注入法により例えばn型のヒ素またはリンイオン
を、注入エネルギー数十KeV、注入量1014〜1016
/cm2で注入する工程を加えても良い。これにより、
トランジスタ用開口部16を開口する際に、ホトリソグ
ラフィの位置合わせずれにより素子分離用絶縁膜13を
貫通して開口した場合でも、トランジスタ用開口部16
下の基板1にn+型不純物拡散層14が形成されること
になり、トランジスタと基板1との間のリーク電流の発
生を防止して、素子間分離が確実に行える。
【0063】実施例2.次に、この発明の実施例2によ
るMIS型トランジスタの構造を図9を用いて説明す
る。図に示す様に、n+エピ層19bと接続形成され
る配線膜21上に絶縁膜24を形成したものである。
【0064】この様に構成されるMIS型トランジスタ
の製造方法を図10に基づいて以下に示す。まず、実施
例1と同様にして、基板1に素子分離用絶縁膜13、n
+型不純物拡散層14および層間絶縁膜15を順次形成
した後、トランジスタ用開口部16を開口し、このトラ
ンジスタ用開口部16内に三層のエピ層18、19a、
bを形成する(図2〜図5参照)。次に、全面にCVD
法またはスパッタ法により、例えば多結晶Si膜や金属
シリサイド膜から成り配線膜21となる導電膜を約15
0nmの膜厚に形成し、続いてその上の全面に、例えば
Si酸化膜から成る絶縁膜24を約150nmの膜厚に
形成する。その後ホトリソグラフィおよびエッチング技
術により絶縁膜24およびその下の配線膜21のパター
ンを形成する(図10(a))。
【0065】その後、実施例1と同様に、ゲート電極用
開口部20を形成し(図10(b))、ゲート絶縁膜2
2を形成した後(図10(c))、ゲート電極用開口部
20内に埋め込む様にゲート電極23を形成する(図9
参照)。この後、所定の処理を施してMIS型トランジ
スタを完成する。
【0066】上記実施例2では、上記実施例1と同様の
効果を奏すると共に配線膜21上にゲート絶縁膜22に
比べて十分に厚い絶縁膜24が形成されているため、配
線膜21とゲート電極13とが交差する部分において、
寄生容量が低減でき、素子の高速化が図れる。
【0067】実施例3.次に、この発明の実施例3によ
るMIS型トランジスタの構造を図11を用いて説明す
る。図において1および13〜23は実施例1と同じも
の、25は層間絶縁膜15に設けられた凹部であり、こ
の凹部25内に配線膜21を埋め込み、さらにこの凹部
25領域の一部にその下の層間絶縁膜15を貫通してト
ランジスタ用開口部16を形成したものである。
【0068】この様に構成されるMIS型トランジスタ
の製造方法を図12〜図18に基づいて以下に説明す
る。まず、実施例1と同様にして、基板1に素子分離用
絶縁膜13およびn+型不純物拡散層14を形成する
(図2参照)。次に、基板1上の全面に、例えばSi酸
化膜から成る層間絶縁膜15をCVD法等により形成す
る。このとき層間絶縁膜15はその膜厚を実施例1のも
の(約900nm)に比べて、後工程で形成する配線膜
21の膜厚(例えば約150nm)の分だけ厚くなる様
に形成する(図12)。
【0069】次に、ホトリソグラフィおよびエッチング
技術により、層間絶縁膜15に凹部25を形成する(図
13)。次に、層間絶縁膜15の凹部25領域の一部
に、ホトリソグラフィおよびエッチング技術により、ト
ランジスタ用開口部16を、例えば約0.9μmの径で
開口し、下地のn+型不純物拡散層14の表面を露出さ
せる(図14(a))。この図14(a)に示す工程の
平面図を図14(b)に示す。次に、実施例1と同様に
して、トランジスタ用開口部16内に三層のエピ層1
8、19a、bを形成し、その後、全面にCVD法によ
り、例えば多結晶Si膜や金属シリサイド膜から成る導
電膜21aを、凹部25に埋め込む様に形成する(図1
5)。
【0070】次に、レジストエッチバック法または研磨
法により、不要な導電膜21aを除去して全面を平坦化
し、凹部25内にのみ埋め込まれた配線膜21を形成す
る(図16)。次に、実施例1と同様にして、ゲート電
極用開口部20を形成し(図17)、ゲート絶縁膜22
を形成した後(図18)、ゲート電極用開口部20内に
埋め込む様にゲート電極23を形成する(図11参
照)。この後、所定の処理を施してMIS型トランジス
タを完成する。
【0071】上記実施例3では上記実施例1と同様に、
サブスレッショルド特性および集積度が向上すると共
に、ソース・ドレイン領域の一方となるn+型エピ層1
9bに接続する配線膜21が、層間絶縁膜15に設けら
れた凹部25内に埋め込まれて形成されているため、ゲ
ート電極用開口部20の周囲に段差がなく、ゲート電極
23のパターニングが容易に行える。さらに、この様な
配線膜21は、全面に導電膜を形成した後に凹部25に
のみ残存させて全面を平坦化することにより形成するた
め、容易に形成できる。
【0072】また、活性領域17を形成する選択エピタ
キシャル成長の際、選択性が破れて層間絶縁膜15上に
も粒状若しくはその集まりである島状のSi膜が形成さ
れることがあるが、配線膜21の形成工程で、凹部25
内以外の導電膜21aを除去して平坦化する際に、上記
粒状若しくは島状のSi膜も除去することができる。こ
のため配線膜21等が不必要にSi膜によって短絡する
ことが防止され、信頼性が向上する。
【0073】実施例4.上記実施例3で示したMIS型
トランジスタの配線膜21上に、上記実施例2と同様に
絶縁膜24を形成することもできる。図19はこの発明
の実施例4によるMIS型トランジスタの構造を示す断
面図である。図に示す様に、配線膜21上に絶縁膜24
を形成して、配線膜21と共に凹部25内に埋め込んだ
ものである。
【0074】この様に構成されるMIS型トランジスタ
の製造方法を図20に基づいて以下に示す。まず、実施
例3と同様にして、基板1に素子分離絶縁膜13、n+
型不純物拡散層14および層間絶縁膜15を順次形成し
た後、層間絶縁膜15に凹部25を形成し、さらにトラ
ンジスタ用開口部16を開口してその中に三層のエピ層
18、19a、bを形成する。さらに、全面に導電膜2
1aを、凹部25に埋め込む様に形成した後この導電膜
21aを凹部25内にのみ残存させその他を除去して全
面を平坦化する(図12〜図16参照)。
【0075】次に、層間絶縁膜15をマスクにして導電
膜21aをエッチングして後退させて、配線膜21を形
成する(図20(a))。次に、全面に例えばSi酸化
膜から成る絶縁膜24をCVD法により形成する(図2
0(b))。次に、レジストエッチバック法または研磨
法により、不要な絶縁膜24を除去して全面を平坦化
し、凹部25内にのみ絶縁膜24を残存させる(図20
(c))。次に、実施例3と同様にして、ゲート電極用
開口部20を形成し(図20(d))、ゲート絶縁膜2
2を形成した後、ゲート電極用開口部20内に埋め込む
様にゲート電極23を形成する(図19参照)。この
後、所定の処理を施してMIS型トランジスタを完成す
る。
【0076】上記実施例4では、上層に絶縁膜24が形
成された配線膜21を、凹部25内に絶縁膜24と共
に、容易に埋め込むことができると共に、上記実施例2
と上記実施例3との双方の効果を奏する。
【0077】実施例5.次に、基板1に形成するn+
不純物拡散層14上にシリサイド層を形成するものにつ
いて、図21に基づいて以下に示す。上記実施例1〜4
と同様に、基板1に素子分離絶縁膜13およびn+型不
純物拡散層14を形成した後(図2参照)、全面に例え
ばチタン、コバルト等から成り、Siと反応して高融点
(1000℃以上)シリサイド膜を形成する金属膜26
aをスパッタ法やCVD法により形成する(図21
(a))。次に、基板1に熱処理を施して、Si層上に
形成された金属膜26aと下地のSiとを反応させ、そ
の後、例えば過酸化水素水を主成分とする酸系のエッチ
ング液により未反応の金属膜26aをエッチング除去し
て、n+型不純物拡散層14上に金属シリサイド層26
を形成する(図21(b))。
【0078】次に、上記実施例1〜4と同様に層間絶縁
膜15を形成し、トランジスタ用開口部16を形成す
る。このとき、トランジスタ用開口部16は、金属シリ
サイド層26も貫通して下地のn+型不純物拡散層14
を露出させる様に形成する。この金属シリサイド層26
の除去は、後工程でトランジスタ用開口部16内に選択
エピタキシャル成長によりSiのエピ層18、19a、
bを成長させるのを可能にするためのものである。な
お、CoSi2やNiSi2を金属シリサイド層26に用
いた場合は、その上にエピタキシャル成長させることが
可能であるが、Si基板面(n+型不純物拡散層14)
を露出させてその上に形成されたエピ層18、19a、
bの方が結晶欠陥がなく良質である。この工程では、上
記実施例3、4で示した凹部25を有する場合について
図に示したが、凹部25を有しない場合も同様である
(図21(c))。その後、上記実施例1〜4と同様に
してMIS型トランジスタを完成する。
【0079】上記実施例5では、n+型不純物拡散層1
4上に金属シリサイド層26を形成するためn+型エピ
層19aの電極取り出し層の抵抗が低減できる。特に、
+型不純物拡散層14を配線として用いる場合に配線
の抵抗を低減でき有効である。
【0080】なお、上記実施例5では、全面に金属膜2
6aを形成した後金属シリサイド層26を形成するが、
例えばタングステン等の金属膜を、選択CVD法により
選択的にSi基板面(n+不純物拡散層14)上に形
成した後熱処理により金属シリサイド層26に変成させ
ても良い。また選択CVD法により、直接選択的に金属
シリサイド層26の形成を行っても良い。
【0081】実施例6.以上の実施例では、ゲート絶縁
膜22を熱酸化法により形成していたが、CVD法によ
り形成しても良く、図22に基づいて以下に示す。例え
ば上記実施例4と同様にして、図20に示す工程を終了
してゲート電極用開口部20を形成した後、全面にゲー
ト絶縁膜22をCVD法により形成する。このゲート絶
縁膜22は、例えばSi酸化膜であるが、Si窒化膜や
タンタル酸化膜等の誘電率の高い膜やこれらの多層膜で
あっても良い(図22(a))。次に、上記実施例4と
同様にゲート電極23を形成し(図22(b))その
後、所定の処理を施してMIS型トランジスタを完成す
る。なお、ここでは上記実施例4を用いたが、その他の
実施例についても同様にCVD法によりゲート絶縁膜2
2が形成できる。
【0082】実施例7.次に、この発明の実施例7によ
るMIS型トランジスタの構造を図23を用いて説明す
る。図において、1、13〜23、および25は上記実
施例1〜6と同じものである。図に示す様に、層間絶縁
膜15にこれを貫通する様にトランジスタ用開口部16
を設け、このトランジスタ用開口部16内に三層エピ層
18、19a、bから成る活性領域17を、層間絶縁膜
15よりも低い高さまで埋め込み、さらにトランジスタ
用開口部16の上層部の周囲を囲む様に、層間絶縁膜1
5に凹部25を設けて、この凹部25内に埋め込んだ配
線膜21aがn+型エピ層19bの側面に接する様に構
成する。また、活性領域17中央部に自己整合的にゲー
ト電極用開口部20を形成し、このゲート電極用開口部
20は活性領域の上から二層のn+型エピ層19bとp
型エピ層18とを貫通し、n+型不純物拡散層14まで
到達しない様に開口したものである。
【0083】この様に構成されるMIS型トランジスタ
の製造方法を図24〜図32に基づいて以下に示す。ま
ず、実施例1と同様にして、基板1に素子分離用絶縁膜
13、n+型不純物拡散層14および層間絶縁膜15を
形成した後、この層間絶縁膜15にトランジスタ用開口
部16を、ホトリソグラフィおよびエッチング技術によ
り形成し、下地のn+型不純物拡散層14の表面を露出
させる(図24)。次に、トランジスタ用開口部16内
に選択エピタキシャルSi成長法により、基板1側から
+型エピ層19a、p型エピ層18およびn+型エピ層
19bを形成する。このとき三層のエピ層18、19
a、bの高さ、すなわちn+型エピ層19b表面の高さ
は、層間絶縁膜15よりも例えば100〜200nm低
くなる様に形成する(図25)。
【0084】次に、全面にSi窒化膜を、CVD法によ
り例えば約150nmの膜厚に形成し、全面エッチバッ
クして、トランジスタ用開口部16内壁の層間絶縁膜1
5の露出部分にSi窒化膜のサイドウォールとしての窒
化膜サイドウォール27を形成する(図26)。次に、
層間絶縁膜15および窒化膜サイドウォール27をマス
クとして、トランジスタ用開口部16内の中央部に、活
性領域17の上から二層を貫通してn+型エピ層19a
に達するゲート電極用開口部20を形成する(図2
7)。
【0085】次に、全面にSi窒化膜を、ゲート電極用
開口部20内を埋め込む様に形成し、その後レジストエ
ッチバック法または研磨法により層間絶縁膜15上のS
i窒化膜を除去して平坦化し、Si窒化膜の埋め込み層
としての窒化膜埋め込み層28を形成する(図28)。
次に、ホトリソグラフィ技術によりレジストパターン2
9を形成し、このレジストパターン29とトランジスタ
用開口部16内のSi窒化膜(窒化膜サイドウォール2
7および窒化膜埋め込み層28)とをマスクとして、層
間絶縁膜15をエッチング除去し、トランジスタ用開口
部16の上層部周囲を囲むように凹部25を形成する。
これにより、活性領域17の最上層のn+型エピ層19
bの上層部分側面が露出される(図29)。
【0086】次に、レジストパターン29をアッシング
等により除去した後、全面に例えば多結晶Si膜や金属
シリサイド膜から成る導電膜21aを、凹部25を埋め
込む様に形成する(図30)。次に、レジストエッチバ
ック法または研磨法により、不要な導電膜21aを除去
して全面を平坦化し、凹部25内にのみ埋め込まれた配
線膜21を形成する(図31)。
【0087】次に、窒化膜埋め込み層28および窒化膜
サイドウォール27を、熱リン酸を用いたウェットエッ
チングにより選択的に除去し、その後熱酸化法によりゲ
ート絶縁膜22を形成する(図32)。次に、実施例1
と同様にして、ゲート電極用開口部20を埋め込む様に
ゲート電極23を形成し(図23参照)、その後所定の
処理を施してMIS型トランジスタを完成する。
【0088】上記実施例7では上記実施例3と同様の効
果を奏すると共に、ゲート電極用開口部20の形成を、
トランジスタ用開口部16内壁に形成された窒化膜サイ
ドウォール27を用いて、自己整合的に行う。このた
め、マスク合わせずれ等によるトランジスタの形状のば
らつきがない。このため性能のばらつきも防止され信頼
性の高いMIS型トランジスタが得られるとともにその
様なMIS型トランジスタを容易に製造できる。
【0089】なお、上記実施例7では、ゲート電極用開
口部20を活性領域17の上から二層を貫通してn+
エピ層19aに達する様に形成したものである。このゲ
ート電極用開口部20は、上記実施例1〜6においては
基板1(n+型不純物拡散層14)に達するまで開口さ
れているが、活性領域17の上から二層を貫通していれ
ば十分であり、どちらも同様に適用できる。
【0090】実施例8.上記実施例7で示したMIS型
トランジスタの配線膜21上に、上記実施例4と同様に
絶縁膜24を形成して配線膜21と共に凹部25内に埋
め込んだものについて、図33に基づいて以下に示す。
まず、上記実施例7と同様にして、図24〜図31で示
す工程を終了して、凹部25内にのみ導電膜21aを残
存させる。次に、層間絶縁膜15およびSi窒化膜(窒
化膜サイドウォール27および窒化膜埋め込み層28)
をマスクとして導電膜21aをエッチングして後退さ
せ、配線膜21を形成する(図33(a))。
【0091】次に、全面に例えばSi酸化膜から成る絶
縁膜24をCVD法により形成し、レジストエッチバッ
ク法または研磨法により、絶縁膜24を除去して全面を
平坦化し、凹部25内にのみ絶縁膜を残存させる(図3
3(b))。次に、上記実施例7と同様にして、窒化膜
サイドウォール27および窒化膜埋め込み層28を除去
した後、ゲート絶縁膜22を形成し(図33(c))、
その後上記実施例7と同様の処理を施してMIS型トラ
ンジスタを完成する。
【0092】上記実施例8では、上記実施例7と同様の
効果を奏すると共に、上記実施例4と同様に、絶縁膜2
4を配線膜21上で容易に凹部25内に埋め込むことが
でき、配線膜21とゲート電極23とが交差する部分の
寄生容量が低減でき素子の高速化が図れる。
【0093】実施例9.次に、この発明の実施例9によ
るMIS型トランジスタの製造方法について図34〜図
40を用い以下に説明する。まず、実施例3と同様にし
て、基板1に素子分離用絶縁膜13、n+型不純物拡散
層14および層間絶縁膜15を形成し、この層間絶縁膜
15に凹部25を形成する(図12、図13参照)。次
に、全面にSi窒化膜をCVD法により凹部25内に埋
め込む様に形成した後、このSi窒化膜をレジストエッ
チバック法または研磨法により除去して全面を平坦化
し、Si窒化膜の埋め込み層としての窒化膜埋め込み層
30を形成する(図34)。
【0094】次に、凹部25領域の一部に、ホトリソグ
ラフィおよびエッチング技術によりトランジスタ用開口
部16を、窒化膜埋め込み層30および層間絶縁膜15
を貫通して開口し、n+型不純物拡散層14表面を露出
させる(図35)。次に、全面にSi窒化膜をCVD法
により、トランジスタ用開口部16内を埋め込む様に形
成し、異方性エッチングを行い、トランジスタ用開口部
16内の側壁にSi窒化膜のサイドウォールとしての窒
化膜サイドウォール31を例えば150nmの幅に形成
する(図36)。
【0095】次に、全面にSi酸化膜をCVD法によ
り、トランジスタ用開口部16内を埋め込む様に形成
し、その後レジストエッチバック法または研磨法により
平坦化し、さらに窒化膜サイドウォール31の上層部分
の幅が細い部分が除去されるまで全面をエッチングし
て、トランジスタ用開口部16内の窒化膜サイドウォー
ル31の幅を一定にし、さらにその中にSi酸化膜の埋
め込み層としての酸化膜埋め込み層32を形成する(図
37)。次に、窒化膜埋め込み層30および窒化膜サイ
ドウォール31を熱リン酸を用いたウェットエッチング
により選択的に除去する(図38)。
【0096】次に、選択エピタキシャルSi成長法によ
り、トランジスタ用開口部16内に基板側よりn+型エ
ピ層19a、p型エピ層18およびn+型エピ層19b
を成長させて活性領域17を、酸化膜埋め込み層32の
周囲で凹部25の下に形成する。その後、全面に多結晶
Siまたは金属シリサイド膜から成る導電膜を、CVD
法により凹部25内を埋め込む様に形成し、この導電膜
をレジストエッチバック法または研磨法により除去して
全面を平坦化し、酸化膜埋め込み層32の周囲を囲む様
に凹部25内に配線膜21を形成する(図39)。
【0097】次に、ホトリソグラフィ技術によりレジス
トパターン33を形成して、このレジストパターン33
をマスクとして酸化膜埋め込み層32をエッチング除去
して、ゲート電極用開口部20を形成する。このとき、
レジストパターン33の開口は、酸化膜埋め込み層32
の形成領域を囲んで、しかも配線膜21の形成領域内で
あれば良い(図40)。次に、レジストパターン33を
アッシング等により除去した後、上記実施例3と同様に
して、ゲート絶縁膜22およびゲート電極23を形成し
(図11参照)、その後、所定の処理を施して、上記実
施例3と同様なMIS型トランジスタを完成する。
【0098】上記実施例9では、トランジスタ用開口部
16内の側壁に窒化膜サイドウォール31を形成して自
己整合的に開口部を形成する。この開口部は、その中に
酸化膜埋め込み層32を埋め込んだ後、その周囲に活性
領域17を形成し、その後酸化膜埋め込み層32を除去
して再び開口され、ゲート電極用開口部20となる。酸
化膜埋め込み層32を除去する際、ホトリソグラフィ技
術により形成されたレジストパターン33を用いるが、
マスク合わせのマージンは例えば0.2μm程度の大き
いものであるため十分に合わせることができる。このた
め、ゲート電極用開口部20は、トランジスタ用開口部
16内に自己整合的に決定された領域となり、上記実施
例7と同様に形状および性能のばらつきのない信頼性の
高いMIS型トランジスタが得られる。
【0099】実施例10.次に、この発明の実施例10
によるMIS型トランジスタの構造を図41を用いて説
明する。図において、1、15、20〜23、および2
5は上記実施例1〜9と同じもの、34はゲート電極用
開口部20周囲を囲むように形成された基板半導体層か
ら成り、チャネル領域とそれを上下方向から挟むソース
・ドレイン領域との三層が積層されたトランジスタの活
性領域、35はソース・ドレイン領域の一方となるn+
型拡散層、36はチャネル領域となるp型拡散層、37
はソース・ドレイン領域の他方となるn+型拡散層、3
8は活性領域34とその周囲の層間絶縁膜15との間に
薄い幅に形成された酸化膜である。
【0100】この様に構成されるMIS型トランジスタ
の製造方法を図42〜図52に基づいて以下に示す。ま
ず、基板1に、ホトリソグラフィおよびエッチング技術
によりゲート電極用開口部20を形成し、その後全面に
Si窒化膜をCVD法によりゲート電極用開口部20内
を埋め込む様に形成し、レジストエッチバック法または
研磨法により不要なSi窒化膜を除去して平坦化し、ゲ
ート電極用開口部20内にのみSi窒化膜の埋め込み層
としての窒化膜埋め込み層39を形成する(図42)。
次に、基板1を全面エッチバックして、窒化膜埋め込み
層39上部を例えば約200nm程度突出させる(図4
3)。
【0101】次に、全面にSi酸化膜をCVD法により
形成した後全面エッチバックして、窒化膜埋め込み層3
9の突出部側面に第1の酸化膜サイドウォール40を例
えば100〜200nmの幅に形成する(図44)。次
に、第1の酸化膜サイドウォール40と窒化膜埋め込み
層39とをマスクとして基板1を例えば約600nmの
厚さでエッチングする。これにより酸化膜埋め込み層3
9の周囲を囲む様に、第1の酸化膜サイドウォール40
の下に基板半導体層34aが形成される(図45)。次
に、全面にSi酸化膜をCVD法により形成した後全面
エッチバックして、第1の酸化膜サイドウォール40と
その下の基板半導体層34aとの周囲に第2の酸化膜サ
イドウォール38aを形成する(図46)。
【0102】次に、第1および第2の酸化膜サイドウォ
ール40、38aと窒化膜埋め込み層39とをマスクと
して基板1を例えば約200nmの厚さでエッチングし
て、周囲にサイドウォールが形成されていない下層部分
を含む基板半導体層34aを形成する(図47)。次
に、ホトリソグラフィ技術によりレジストパターン41
を形成し、このレジストパターン41をマスクとして基
板1上から例えばリン等のn型不純物イオンを、注入エ
ネルギー;数十〜数百KeV、注入量;1015〜1016
/cm2で例えば45゜の傾斜角を有する斜方より注入
する(図48)。次に、レジストパターン41をアッシ
ング等により除去した後、基板1に熱処理を、例えば9
00℃で1時間程度施し、n+型拡散層35を、基板半
導体層34aの下層部分からその周囲の基板1に渡って
形成する(図49)。
【0103】次に、全面にSi酸化膜から成る層間絶縁
膜15を形成した後、レジストエッチバック法または研
磨法により不要な層間絶縁膜15を除去して平坦化し、
さらに窒化膜埋め込み層39、第1および第2の酸化膜
サイドウォール40、38aを除去して、基板半導体層
34a表面が露出するまで平坦化する。これにより第1
の酸化膜サイドウォール40は全て除去され、第2の酸
化膜サイドウォール38aは上層部分のみ除去されて酸
化膜38となる。次に、基板1上から、例えばボロン等
のp型不純物イオンを、注入エネルギー;数十KeV〜
百KeV、注入量;1013〜1014/cm2で注入し、
さらに例えばリン等のn型不純物イオンを、注入エネル
ギー;百KeV〜数百KeV、注入量;1015〜1016
/cm2で注入し、その後基板1に熱処理を例えば90
0℃で20分程度施す。これにより基板半導体層34a
のn+型拡散層35上にp型拡散層36を、さらにその
上にn+型拡散層37を形成して活性領域34を構成す
る(図50)。
【0104】次に、ホトリソグラフィおよびエッチング
技術により、活性領域34の上層部周囲を囲む様に、層
間絶縁膜15を除去して凹部25を形成する。これによ
り活性領域34最上層のn+型拡散層37の上層部分側
面が露出される(図51)。次に、上記実施例7と同様
に凹部25内に配線膜21を埋め込んで形成する(図5
2)。次に、窒化膜埋め込み層39を熱リン酸を用いた
ウェットエッチングにより選択的に除去してゲート電極
用開口部20を開口した後、上記実施例3と同様にゲー
ト絶縁膜22およびゲート電極23を形成し(図41参
照)、その後所定の処理を施してMIS型トランジスタ
を完成する。
【0105】上記実施例10では、上記実施例1と同様
に、サブスレッショルド特性が向上した高性能で集積度
の高いMIS型トランジスタが得られる。また上記実施
例3と同様に、配線膜21が凹部25内に埋め込まれて
いるため平坦性が良くなりゲート電極23の形成が容易
となる。さらに、上記実施例10では、基板半導体層3
4aにイオン注入によってソース・ドレイン領域および
チャネル領域となる三層の拡散層35、36、37を形
成することによって活性領域34を形成する。このため
エピ層から成る活性領域17に比べて結晶性が良く、ト
ランジスタの性能が向上する。また、エピ層から成る活
性領域17の場合、基板1表面にSi酸化膜が残存して
いるとエピタキシャル成長が不可能で形成困難となる
が、その様な問題がなく、確実に活性領域34を形成で
きる。
【0106】実施例11.次に、上記実施例1〜10に
示したものを応用して、チャネル領域の両側をゲート電
極で挟んだ縦型の薄膜トランジスタを形成することがで
き、以下に説明する。ところで、チャネル領域の両側を
トップゲートとボトムゲートとの2つのゲート電極で挟
んだデュアルゲートトランジスタは、応用物理学会19
90年春季P.640A.O.アダン他に記載されてい
る様に、トップゲートとボトムゲートへの同時電圧印加
によりチャネル領域の空乏化を効率的に行うことができ
サブスレッショルド特性の向上を図ることができるもの
である。すなわち、チャネル領域の両側を挟む様に1つ
のゲート電極が形成されたトランジスタも同様の効果が
ある。また薄膜トランジスタは応用物理学会1988秋
季P.656山口他に記載されている様に、厚さを0.
1μm以下にすることでチャネル領域を全て空乏化する
ことができる。すなわち、チャネル領域の両側を挟む様
にゲート電極を形成することにより、厚さを2倍の0.
2μm以下にしてもチャネル領域を十分に空乏化でき、
サブスレッショルド特性が向上する。
【0107】図53は、この発明の実施例11によるM
IS型トランジスタの構造を示すもので、図53(a)
は断面図、図53(b)は主要パターンの平面図であ
る。図において、1、13および14は上記実施例1と
同じもの、42は第1の層間絶縁膜、43は第1の層間
絶縁膜42上に形成されたゲート電極、44はゲート電
極43を覆って第1の層間絶縁膜42上に形成された第
2の層間絶縁膜である。45はゲート電極43形成領域
に、第2の層間絶縁膜44、ゲート電極43、および第
1の層間絶縁膜42を貫通してU字型に設けられたトラ
ンジスタ用開口部、46はトランジスタ用開口部45内
壁に形成されたゲート絶縁膜、47はトランジスタ用開
口部45内にチャネル領域とそれを上下方向に挟むソー
ス・ドレイン領域との三層が積層されて成り縦方向の薄
膜状に形成された活性領域、48はこの活性領域47内
のチャネル領域となるp型エピ層、49a、bはソース
・ドレイン領域となるn+型エピ層、50はn+型エピ層
49bに接続形成された配線膜である。
【0108】この様に構成されるMIS型トランジスタ
の製造方法を、図54〜図58に基づいて以下に示す。
まず、上記実施例1と同様に、基板1に素子分離用絶縁
膜13およびn+型不純物拡散層14を形成する。その
後、全面にSi酸化膜から成る第1の層間絶縁膜42を
CVD法により形成し、さらにその上の全面に多結晶S
i膜または金属シリサイド膜から成る導電膜をCVD法
により形成し、ホトリソグラフィおよびエッチング技術
によりこの導電膜をパターニングしてゲート電極43を
形成する。このときトランジスタ形成領域となる部分で
はゲート電極43を太く形成する(図54(a))。こ
の図54(a)に示す工程の平面図を図53(b)に示
す。
【0109】次に、全面にSi酸化膜から成る第2の層
間絶縁膜44をCVD法により形成する(図55)。次
に、ホトリソグラフィおよびエッチング技術により、ゲ
ート電極43形成領域にU字型のトランジスタ開口部4
5を、第2の層間絶縁膜44、ゲート電極43および第
1の層間絶縁膜42を貫通して開口し、n+型不純物拡
散層14の表面を露出させる。このときトランジスタ用
開口部45の幅は0.2μm以下になる様に形成する
(図56)。
【0110】次に、全面にSi酸化膜またはSi窒化膜
またはこれらの積層膜から成る絶縁膜を、CVD法によ
りトランジスタ用開口部45を埋め込む様に形成し、異
方性エッチングによりエッチングしてトランジスタ用開
口部45内壁にサイドウォールを残存させてゲート絶縁
膜46を形成する(図57)。次に、上記実施例1と同
様に、トランジスタ用開口部45内に選択エピタキシャ
ルSi成長法により基板1側から、ソース・ドレイン領
域の一方となるn+型エピ層49a、チャネル領域とな
るp型エピ層48、およびソース・ドレイン領域の他方
となるn+型エピ層49bを形成する(図58)。
【0111】次に、全面に、多結晶Si膜または金属シ
リサイド膜から成る導電膜を形成し、ホトリソグラフィ
およびエッチング技術によりパターニングして配線膜5
0を形成する(図53参照)。その後、所定の処理を施
してMIS型トランジスタを完成する。
【0112】上記実施例11では、ゲート電極43形成
領域内に、幅0.2μm以下のU字型のトランジスタ用
開口部45を設け、その中に活性領域47を縦方向の薄
膜状に形成したことにより、チャネル領域の両側をゲー
ト電極で挟んだ厚さ0.2μm以下の縦型の薄膜トラン
ジスタを形成したものである。図62に示す様な従来の
縦型トランジスタでは、チャネル領域の幅はコンタクト
ホールと同等の0.8〜1.0μm程度であるため、ト
ランジスタ動作時にチャネル領域を十分に空乏化するこ
とは困難であるが、上記実施例11では、チャネル領域
となるp型エピ層48は幅が0.2μm以下に形成され
ているため十分に空乏化でき、トランジスタのサブスレ
ッショルド特性を向上できると共に、縦型トランジスタ
であるため集積度も向上する。この様に、サブスレッシ
ョルド特性が向上し、高性能で集積度の高いMIS型ト
ランジスタが得られる。また、トランジスタ用開口部4
5をU字型に形成したため、チャネル領域となるp型エ
ピ層48の面積が大きくなり、トランジスタ動作時に低
抵抗となるためドレイン電流を大きくでき、トランジス
タの性能が向上する。
【0113】なお、図57に示したゲート絶縁膜46の
形成は、図59に示す様に熱酸化法により形成しても良
い。また、トランジスタ用開口部45は直線状に形成し
ても良く図60に示す。図60(a)はMIS型トラン
ジスタの構造を示す断面図であり、図60(b)は主要
パターンの平面図である。この様に、トランジスタ用開
口部45は、U字型または直線状等の線状に形成するた
め、1つの径で決まる開口部に比べて微細幅に形成する
ことができる。このため、チャネル領域の両側をゲート
電極で挟んだ縦型の薄膜トランジスタの製造が容易にな
る。
【0114】
【発明の効果】以上の様に、この発明によると、層間絶
縁膜に設けられたトランジスタ用開口部内にソース/チ
ャネル/ドレインから成る活性領域を縦方向に積層し、
さらに活性領域にゲート電極用開口部を設け、その中に
ゲート電極を形成したため、サブスレッショルド特性が
向上し、高性能で集積度の高い半導体装置が得られる。
【0115】また、この発明によると、半導体基板に拡
散層を設けて活性領域の最下層と接続したため、活性領
域の最下層の電極取り出しが容易となる。またこの拡散
層を、そのまま配線に用いることができ、半導体装置の
製造が容易となる。また、拡散層表面にシリサイド層を
形成すると、抵抗が低減でき、特に拡散層を配線として
用いる場合には、低抵抗な配線が得られる。
【0116】また、この発明によると、活性領域がエピ
タキシャル層から成るため、良質な半導体層が安定して
積層されて活性領域を構成し、信頼性の高い半導体装置
が得られる。また、チャネル領域をSiとGeとの化合
物によるエピタキシャル層で構成すると、pチャネル型
トランジスタにおいて高速化が図れる。
【0117】また、この発明によると層間絶縁膜を形成
後、トランジスタ用開口部を設け、その中に選択エピタ
キシャル成長により活性領域を形成し、その後ゲート電
極用開口部を形成し、その中にゲート電極を形成する。
このためサブスレッショルド特性が向上し、高性能で集
積度の高い半導体装置が容易に製造できる。
【0118】また、この発明によると、活性領域上から
層間絶縁膜上に渡って配線膜を形成し、この配線膜と活
性領域の上から二層とを連続して貫通するゲート電極開
口部を形成し、ゲート絶縁膜を上記配線膜表面にも形成
したため、活性領域の最上層に配線膜を確実に接続形成
でき、ゲート電極と上記配線膜とが確実に絶縁できる。
さらに、上記配線膜を形成後にゲート電極開口部を形成
し、その後ゲート絶縁膜を形成するため、上記効果を持
つ半導体装置が容易に製造できる。
【0119】また、この発明によると、活性領域の最上
層に接続する配線膜を、層間絶縁膜に設けた凹部内に形
成したため、層間絶縁膜表面に配線膜による段差がな
く、ゲート電極形成時のパターニングが容易となり信頼
性が向上する。さらに、この様な配線膜の形成は、全面
に導電膜を形成した後、凹部内にのみ残存させて全面を
平坦化することにより行うため、上記効果を持つ半導体
装置が容易に製造できる。さらにまた、活性領域形成時
に、選択エピタキシャル成長の選択性が破れてSi粒が
層間絶縁膜上に形成された場合でも、配線膜形成工程に
おける全面平坦化の際に上記Si粒を除去できる。この
ため、配線膜等が層間絶縁膜上のSi粒によって不必要
に短絡することが防止でき、信頼性が向上する。
【0120】また、この発明によると、層間絶縁膜の凹
部内に配線膜となる導電膜を形成した後エッチングによ
り後退させ、次いでその上の全面に絶縁膜を形成した
後、上記凹部内にのみ残存させて全面を平坦化する。こ
れにより、層間絶縁膜表面に段差がなくゲート電極形成
が容易であり、しかも配線膜とゲート電極とが交差する
部分において寄生容量が低減されて高速化された半導体
装置を容易に製造できる。
【0121】また、この発明によると、ゲート電極用開
口部をトランジスタ用開口部内の活性領域に自己整合的
に形成したため、形状および性能の安定した信頼性の高
い半導体装置が得られる。さらに、活性領域を層間絶縁
膜表面よりも低く形成して、その上にSi窒化膜のサイ
ドウォールを形成し、このSi窒化膜のサイドウォール
をマスクに用いてゲート電極用開口部を形成するため、
ゲート電極用開口部が容易に自己整合的に形成でき、上
記効果を持つ半導体装置が容易に製造できる。さらにま
た、この様なゲート電極用開口部を形成した後、層間絶
縁膜に設けた凹部内に配線膜となる導電膜を形成し、さ
らにこの導電膜をエッチングにより後退させ、その上に
絶縁膜を形成する。これにより上記効果を持ち、しかも
配線膜とゲート電極とが交差する部分において寄生容量
が低減されて高速化された半導体装置が容易に製造でき
る。
【0122】また、この発明によると、トランジスタ用
開口部内に自己整合的に開口部を形成し、その後にこの
開口部内に埋め込まれたSi酸化膜の埋め込み層をレジ
ストマスクを用いて除去して、ゲート電極用開口部を形
成する。このレジストマスクのパターンは、その形成時
のマスク合わせのマージンが非常に大きいものであるた
め、ゲート電極用開口部は、トランジスタ用開口部内に
自己整合的に形成されたものと同値となり、形状および
性能の安定した信頼性の高い半導体装置が得られる。
【0123】また、この発明によると、活性領域の最上
層に接続する配線膜を、その上層にゲート絶縁膜よりも
十分に厚い絶縁膜を設けたものとするため配線膜とゲー
ト電極とが交差する部分において寄生容量が低減でき、
素子の高速化が図れる。
【0124】また、この発明によると、活性領域を基板
半導体層から成る拡散層によって構成したため、結晶性
が良い活性領域を確実に得ることができ、トランジスタ
の性能が向上する。
【0125】また、この発明によると、半導体基板にゲ
ート電極用開口部を形成し、その中にSi窒化膜の埋め
込み層を埋め込み、このSi窒化膜の埋め込み層の周囲
に、自己整合的に半導体基板に2回のエッチングを施す
ことにより、基板半導体層を形成する。この基板半導体
層の下層部分およびその周囲の半導体基板にイオン注入
によりソース・ドレイン領域の一方となる拡散層を形成
した後、上記基板半導体層周囲に層間絶縁膜を形成し、
イオン注入によりチャネル領域およびソース・ドレイン
領域の他方となる拡散層をそれぞれ形成する。このた
め、集積度が高く、サブスレッショルド特性が向上し、
しかも結晶性の良い高性能な半導体装置が製造できる。
【0126】また、この発明によると、第1の層間絶縁
膜とその上の第2の層間絶縁膜との間にゲート電極を形
成し、このゲート電極形成領域内に、第2の層間絶縁膜
とゲート電極と第1の層間絶縁膜とを貫通するトランジ
スタ用開口部を設け、その中にゲート絶縁膜を介して活
性領域を縦方向の薄膜状に形成したため、チャネル領域
の両側をゲート電極で挟んだ縦型の薄膜トランジスタが
得られる。このため、サブスレッショルド特性が向上し
高性能で集積度の高い半導体装置が得られる。
【0127】さらに、半導体基板に拡散層を設けて活性
領域の最下層と接続したため、上記の様な縦型の薄膜ト
ランジスタにおける、ソース・ドレイン領域の一方であ
る活性領域の最下層の電極取り出しが容易となる。ま
た、この拡散層はそのまま配線として用いることがで
き、半導体装置の製造が容易となる。
【0128】さらにまた、トランジスタ用開口部を上限
値を0.2μmとする微細幅で形成したため、活性領域
が0.2μm以下の幅となり、チャネル領域が十分に空
乏化でき、サブスレッショルド特性がさらに向上する。
【0129】また、この発明によると、第1の層間絶縁
膜、ゲート電極、および第2の層間絶縁膜を順次形成し
た後、トランジスタ用開口部を線状に形成し、その中に
ゲート絶縁膜を介して活性領域を形成する。この様に、
トランジスタ用開口部を線状に形成するため、微細幅に
形成することができ、その中に活性領域を形成して、チ
ャネル領域の両側をゲート電極で挟んだ縦型の薄膜トラ
ンジスタを得る。このためサブスレッショルド特性が向
上し、高性能で集積度の高い半導体装置が容易に製造で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1による半導体装置の構造
を示す断面図である。
【図2】 この発明の実施例1による半導体装置の製造
方法の一工程を示す断面図である。
【図3】 この発明の実施例1による半導体装置の製造
方法の一工程を示す断面図である。
【図4】 この発明の実施例1による半導体装置の製造
方法の一工程を示す断面図である。
【図5】 この発明の実施例1による半導体装置の製造
方法の一工程を示す断面図である。
【図6】 この発明の実施例1による半導体装置の製造
方法の一工程を示す断面図である。
【図7】 この発明の実施例1による半導体装置の製造
方法の一工程を示す断面図である。
【図8】 この発明の実施例1による半導体装置の製造
方法の一工程を示す断面図である。
【図9】 この発明の実施例2による半導体装置の構造
を示す断面図である。
【図10】 この発明の実施例2による半導体装置の製
造方法を示す断面図である。
【図11】 この発明の実施例3による半導体装置の構
造を示す断面図である。
【図12】 この発明の実施例3による半導体装置の製
造方法の一工程を示す断面図である。
【図13】 この発明の実施例3による半導体装置の製
造方法の一工程を示す断面図である。
【図14】 この発明の実施例3による半導体装置の製
造方法の一工程を示す断面図および平面図である。
【図15】 この発明の実施例3による半導体装置の製
造方法の一工程を示す断面図である。
【図16】 この発明の実施例3による半導体装置の製
造方法の一工程を示す断面図である。
【図17】 この発明の実施例3による半導体装置の製
造方法の一工程を示す断面図である。
【図18】 この発明の実施例3による半導体装置の製
造方法の一工程を示す断面図である。
【図19】 この発明の実施例4による半導体装置の構
造を示す断面図である。
【図20】 この発明の実施例4による半導体装置の製
造方法を示す断面図である。
【図21】 この発明の実施例5による半導体装置の構
造および製造方法を示す断面図である。
【図22】 この発明の実施例6による半導体装置の製
造方法を示す断面図である。
【図23】 この発明の実施例7による半導体装置の構
造を示す断面図である。
【図24】 この発明の実施例7による半導体装置の製
造方法の一工程を示す断面図である。
【図25】 この発明の実施例7による半導体装置の製
造方法の一工程を示す断面図である。
【図26】 この発明の実施例7による半導体装置の製
造方法の一工程を示す断面図である。
【図27】 この発明の実施例7による半導体装置の製
造方法の一工程を示す断面図である。
【図28】 この発明の実施例7による半導体装置の製
造方法の一工程を示す断面図である。
【図29】 この発明の実施例7による半導体装置の製
造方法の一工程を示す断面図である。
【図30】 この発明の実施例7による半導体装置の製
造方法の一工程を示す断面図である。
【図31】 この発明の実施例7による半導体装置の製
造方法の一工程を示す断面図である。
【図32】 この発明の実施例7による半導体装置の製
造方法の一工程を示す断面図である。
【図33】 この発明の実施例8による半導体装置の構
造および製造方法を示す断面図である。
【図34】 この発明の実施例9による半導体装置の製
造方法の一工程を示す断面図である。
【図35】 この発明の実施例9による半導体装置の製
造方法の一工程を示す断面図である。
【図36】 この発明の実施例9による半導体装置の製
造方法の一工程を示す断面図である。
【図37】 この発明の実施例9による半導体装置の製
造方法の一工程を示す断面図である。
【図38】 この発明の実施例9による半導体装置の製
造方法の一工程を示す断面図である。
【図39】 この発明の実施例9による半導体装置の製
造方法の一工程を示す断面図である。
【図40】 この発明の実施例9による半導体装置の製
造方法の一工程を示す断面図である。
【図41】 この発明の実施例10による半導体装置の
構造を示す断面図である。
【図42】 この発明の実施例10による半導体装置の
製造方法の一工程を示す断面図である。
【図43】 この発明の実施例10による半導体装置の
製造方法の一工程を示す断面図である。
【図44】 この発明の実施例10による半導体装置の
製造方法の一工程を示す断面図である。
【図45】 この発明の実施例10による半導体装置の
製造方法の一工程を示す断面図である。
【図46】 この発明の実施例10による半導体装置の
製造方法の一工程を示す断面図である。
【図47】 この発明の実施例10による半導体装置の
製造方法の一工程を示す断面図である。
【図48】 この発明の実施例10による半導体装置の
製造方法の一工程を示す断面図である。
【図49】 この発明の実施例10による半導体装置の
製造方法の一工程を示す断面図である。
【図50】 この発明の実施例10による半導体装置の
製造方法の一工程を示す断面図である。
【図51】 この発明の実施例10による半導体装置の
製造方法の一工程を示す断面図である。
【図52】 この発明の実施例10による半導体装置の
製造方法の一工程を示す断面図である。
【図53】 この発明の実施例11による半導体装置の
構造を示す断面図および平面図である。
【図54】 この発明の実施例11による半導体装置の
製造方法の一工程を示す断面図および平面図である。
【図55】 この発明の実施例11による半導体装置の
製造方法の一工程を示す断面図である。
【図56】 この発明の実施例11による半導体装置の
製造方法の一工程を示す断面図である。
【図57】 この発明の実施例11による半導体装置の
製造方法の一工程を示す断面図である。
【図58】 この発明の実施例11による半導体装置の
製造方法の一工程を示す断面図である。
【図59】 この発明の実施例11の別例による半導体
装置の製造方法の一工程を示す断面図である。
【図60】 この発明の実施例11の別例による半導体
装置の構造を示す断面図および平面図である。
【図61】 従来の半導体装置の構造を示す断面図であ
る。
【図62】 従来の別例による半導体装置の構造を示す
断面図である。
【符号の説明】
1 半導体基板、14 拡散層としてのn+型不純物拡
散層、15 層間絶縁膜、16 トランジスタ用開口
部、17 活性領域、18 チャネル領域となる半導体
層としてのp型エピ層、19a,b ソース・ドレイン
領域となる半導体層としてのn+型エピ層、20 ゲー
ト電極用開口部、21 配線膜、21a 導電膜、22
ゲート絶縁膜、23 ゲート電極、24 絶縁膜、2
5 凹部、26 金属シリサイド層、27,31 Si
窒化膜のサイドウォールとしての窒化膜サイドウォー
ル、28,30 Si窒化膜の埋め込み層としての窒化
膜埋め込み層、32 Si酸化膜の埋め込み層としての
酸化膜埋め込み層、33 レジストパターン、34 活
性領域、34a 基板半導体層、35,37 ソース・
ドレイン領域となるn+型拡散層、36 チャネル領域
となるp型拡散層、38 酸化膜、38a 第2の酸化
膜サイドウォール、39 Si窒化膜の埋め込み層とし
ての窒化膜埋め込み層、40 第1の酸化膜サイドウォ
ール、42 第1の層間絶縁膜、43 ゲート電極、4
4 第2の層間絶縁膜、45 トランジスタ用開口部、
46 ゲート絶縁膜、47 活性領域、48 チャネル
領域となるp型エピ層、49a,b ソース・ドレイン
領域となるn+型エピ層。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/8242 29/43 H01L 29/62 G 29/78 301 X

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に、層間絶縁膜と、この層
    間絶縁膜を貫通して下地の上記半導体基板に到達しその
    側面周囲が上記層間絶縁膜に囲まれる様に形成されたト
    ランジスタ用開口部と、このトランジスタ用開口部内の
    上記半導体基板上にチャネル領域となる第一導電型の半
    導体層とこれを上下方向から挟む様にソース・ドレイン
    領域となる第二導電型の半導体層との三層を積層して成
    る活性領域と、上記トランジスタ用開口部の中央部に上
    記活性領域の少なくとも上から二層を貫通する様に形成
    されたゲート電極用開口部と、このゲート電極用開口部
    内にゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極とを有
    することを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 半導体基板に第二導電型の拡散層を設
    け、この拡散層形成領域内にトランジスタ用開口部を上
    記拡散層に到達する様に形成して、活性領域の最下層を
    上記拡散層に接続したことを特徴とする請求項1記載の
    半導体装置。
  3. 【請求項3】 半導体基板に設けられた拡散層表面で、
    活性領域と接する領域以外の領域に金属シリサイド層を
    形成したことを特徴とする請求項2記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 活性領域がエピタキシャル層から成るこ
    とを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の半導体
    装置。
  5. 【請求項5】 活性領域の少なくともチャネル領域とな
    る半導体層が、SiとGeとの化合物によるエピタキシ
    ャル層から成ることを特徴とする請求項4記載の半導体
    装置。
  6. 【請求項6】 半導体基板上に層間絶縁膜を形成する工
    程と、この層間絶縁膜にトランジスタ用開口部を形成す
    る工程と、このトランジスタ用開口部内に選択エピタキ
    シャル成長法により活性領域を形成する工程と、上記活
    性領域の上から二層を貫通する様にゲート電極用開口部
    を形成する工程と、上記ゲート電極用開口部内壁にゲー
    ト絶縁膜を形成した後、上記ゲート電極用開口部内に埋
    め込む様にゲート電極を形成する工程と、を有すること
    を特徴とする請求項4または5記載の半導体装置の製造
    方法。
  7. 【請求項7】 活性領域の最上層に接続する配線膜を上
    記活性領域上から層間絶縁膜上に渡って設け、この配線
    膜と上記活性領域の少なくとも上から二層とを連続して
    貫通する様にゲート電極用開口部を形成し、さらにこの
    ゲート電極用開口部内壁と上記配線膜表面とにゲート絶
    縁膜を形成したことを特徴とする請求項4または5記載
    の半導体装置。
  8. 【請求項8】 半導体基板上に層間絶縁膜を形成する工
    程と、この層間絶縁膜にトランジスタ用開口部を形成す
    る工程と、このトランジスタ用開口部内に選択エピタキ
    シャル成長法により活性領域を形成した後、この活性領
    域上から上記層間絶縁膜に渡って配線膜を形成する工程
    と、上記配線膜と上記活性領域の上から二層とを貫通す
    る様にゲート電極用開口部を形成する工程と、その後ゲ
    ート絶縁膜を形成した後、ゲート電極を形成する工程
    と、を有することを特徴とする請求項7記載の半導体装
    置の製造方法。
  9. 【請求項9】 層間絶縁膜に所定の深さの凹部を設け、
    この凹部領域の一部に上記層間絶縁膜を貫通するトラン
    ジスタ用開口部を形成し、このトランジスタ用開口部内
    に形成された活性領域の最上層に接続する配線膜を上記
    凹部内に設け、この配線膜と上記活性領域の少なくとも
    上から二層とを連続して貫通する様にゲート電極用開口
    部を形成し、さらにこのゲート電極用開口部内壁と上記
    配線膜表面とにゲート絶縁膜を形成したことを特徴とす
    る請求項4または5記載の半導体装置。
  10. 【請求項10】 半導体基板上に層間絶縁膜を形成する
    工程と、この層間絶縁膜に凹部を形成し、この凹部領域
    の一部に上記層間絶縁膜を貫通するトランジスタ用開口
    部を形成する工程と、このトランジスタ用開口部内に選
    択エピタキシャル成長法により活性領域を形成する工程
    と、次いで上記凹部内を埋め込む様に全面に配線膜とな
    る導電膜を形成した後、この導電膜を上記凹部内にのみ
    残存させて全面を平坦化する工程と、上記導電膜から成
    る配線膜と上記活性領域の上から二層とを貫通する様に
    ゲート電極用開口部を形成する工程と、その後ゲート絶
    縁膜を形成した後、ゲート電極を形成する工程と、を有
    することを特徴とする請求項9記載の半導体装置の製造
    方法。
  11. 【請求項11】 半導体基板上に層間絶縁膜を形成する
    工程と、この層間絶縁膜に凹部を形成し、この凹部領域
    の一部に上記層間絶縁膜を貫通するトランジスタ用開口
    部を形成する工程と、このトランジスタ用開口部内に選
    択エピタキシャル成長法により活性領域を形成する工程
    と、次いで上記凹部内を埋め込む様に全面に配線膜とな
    る導電膜を形成した後、この導電膜を上記凹部内にのみ
    残存させて全面を平坦化する工程と、次いで上記導電膜
    をエッチングによりさらに後退させた後、全面に絶縁膜
    を形成し、この絶縁膜を上記凹部内にのみ残存させて全
    面を平坦化する工程と、次いで上記絶縁膜と上記導電膜
    から成る配線膜と上記活性領域の上から二層とを貫通す
    る様にゲート電極用開口部を形成する工程と、その後ゲ
    ート絶縁膜を形成した後、ゲート電極を形成する工程
    と、を有することを特徴とする請求項9記載の半導体装
    置の製造方法。
  12. 【請求項12】 トランジスタ用開口部内に活性領域
    を、その表面の高さが層間絶縁膜表面よりも所定量低く
    なる様に形成し、上記トランジスタ用開口部の上層部周
    囲を囲む様に上記層間絶縁膜に凹部を上記活性領域の上
    から二層目に達しない深さに設け、この凹部内に配線膜
    を設けて上記活性領域の最上層の側面に接続させ、さら
    に上記トランジスタ用開口部内の上記活性領域に自己整
    合的にゲート電極用開口部を形成し、このゲート電極用
    開口部内壁と上記活性領域表面と上記配線膜表面とにゲ
    ート絶縁膜を形成したことを特徴とする請求項4または
    5記載の半導体装置。
  13. 【請求項13】 半導体基板上に層間絶縁膜を形成する
    工程と、この層間絶縁膜にトランジスタ用開口部を形成
    する工程と、このトランジスタ用開口部内に選択エピタ
    キシャル成長法により活性領域を、その表面の高さが上
    記層間絶縁膜表面よりも所定量低くなる様に形成する工
    程と次いで上記トランジスタ用開口部内壁の上記層間絶
    縁膜の露出部分にSi窒化膜のサイドウォールを形成す
    る工程と、このSi窒化膜のサイドウォールと上記層間
    絶縁膜とをマスクとして自己整合的に上記活性領域をエ
    ッチングして、ゲート電極用開口部を形成する工程と、
    このゲート電極用開口部をSi窒化膜の埋め込み層によ
    って埋め込む工程と、上記Si窒化膜のサイドウォール
    および埋め込み層とレジストパターンとをマスクとして
    上記層間絶縁膜に凹部を形成する工程と、この凹部内を
    埋め込む様に全面に配線膜となる導電膜を形成した後、
    この導電膜を上記凹部内にのみ残存させて全面を平坦化
    する工程と、その後上記Si窒化膜のサイドウォールお
    よび埋め込み層を除去する工程と、次いでゲート絶縁膜
    を形成した後、ゲート電極を形成する工程とを有するこ
    とを特徴とする請求項12記載の半導体装置の製造方
    法。
  14. 【請求項14】 半導体基板上に層間絶縁膜を形成する
    工程と、この層間絶縁膜にトランジスタ用開口部を形成
    する工程と、このトランジスタ用開口部内に選択エピタ
    キシャル成長法により活性領域を、その表面の高さが上
    記層間絶縁膜表面よりも所定量低くなる様に形成する工
    程と、次いで上記トランジスタ用開口部内壁の上記層間
    絶縁膜の露出部分にSi窒化膜のサイドウォールを形成
    する工程と、このSi窒化膜のサイドウォールと上記層
    間絶縁膜とをマスクとして自己整合的に上記活性領域を
    エッチングして、ゲート電極用開口部を形成する工程
    と、このゲート電極用開口部をSi窒化膜の埋め込み層
    によって埋め込む工程と、上記Si窒化膜のサイドウォ
    ールおよび埋め込み層とレジストパターンとをマスクと
    して上記層間絶縁膜に凹部を形成する工程と、この凹部
    内を埋め込む様に全面に配線膜となる導電膜を形成した
    後、この導電膜を上記凹部内にのみ残存させて全面を平
    坦化する工程と、次いで上記導電膜をエッチングにより
    さらに後退させた後、全面に絶縁膜を形成し、この絶縁
    膜を上記凹部内にのみ残存させて全面を平坦化する工程
    と、その後上記Si窒化膜のサイドウォールおよび埋め
    込み層を除去する工程と、次いでゲート絶縁膜を形成し
    た後、ゲート電極を形成する工程と、を有することを特
    徴とする請求項12記載の半導体装置の製造方法。
  15. 【請求項15】 半導体基板上に層間絶縁膜を形成する
    工程と、この層間絶縁膜に凹部を形成する工程と、この
    凹部内をSi窒化膜の埋め込み層によって埋め込む工程
    と、上記凹部領域の一部に、上記Si窒化膜の埋め込み
    層と上記層間絶縁膜とを貫通するトランジスタ用開口部
    を形成する工程と、このトランジスタ用開口部内の側壁
    にSi窒化膜のサイドウォールを形成し、その後上記ト
    ランジスタ用開口部内を埋め込む様に全面にSi酸化膜
    を形成した後、上記Si窒化膜のサイドウォールの上層
    部分が除去されて上記Si窒化膜のサイドウォールの幅
    が一定になるまで全面を除去して平坦化し、上記Si酸
    化膜の埋め込み層を形成する工程と、次いで上記Si窒
    化膜の埋め込み層およびサイドウォールを除去する工程
    と、次いで上記凹部下の上記トランジスタ用開口部内に
    選択エピタキシャル成長法により、上記Si酸化膜の埋
    め込み層の周囲に活性領域を形成する工程と、次いで上
    記凹部内に埋め込む様に全面に配線膜となる導電膜を形
    成した後、この導電膜を凹部内の上記Si酸化膜の埋め
    込み層の周囲にのみ残存させて全面を平坦化する工程
    と、次いで上記Si酸化膜の埋め込み層をレジストマス
    クを用いて除去し、ゲート電極用開口部を形成する工程
    と、その後ゲート絶縁膜を形成した後、ゲート電極を形
    成する工程と、を有することを特徴とする請求項9記載
    の半導体装置の製造方法。
  16. 【請求項16】 活性領域の最上層に接続する配線膜
    を、その上層にゲート絶縁膜よりも十分に厚い絶縁膜を
    設けたものとすることを特徴とする請求項7または9ま
    たは12記載の半導体装置。
  17. 【請求項17】 活性領域を、基板半導体層から成る拡
    散層によって構成したことを特徴とする請求項1記載の
    半導体装置。
  18. 【請求項18】 半導体基板にゲート電極用開口部を形
    成する工程と、このゲート電極用開口部内にSi窒化膜
    の埋め込み層を埋め込んだ後、上記半導体基板をエッチ
    ングして上記Si窒化膜の埋め込み層の上層部を突出さ
    せる工程と、このSi窒化膜の埋め込み層の突出部側面
    に第1のSi酸化膜サイドウォールを形成する工程と、
    この第1のSi酸化膜サイドウォールと上記Si窒化膜
    の埋め込み層とをマスクとして上記半導体基板をエッチ
    ングして、上記Si窒化膜の埋め込み層周囲を囲む様に
    基板半導体層を形成する工程と、上記第1のSi酸化膜
    サイドウォールとその下の上記基板半導体層との周囲に
    第2のSi酸化膜サイドウォールを形成する工程と、上
    記第1および第2のSi酸化膜サイドウォールと上記S
    i窒化膜の埋め込み層とをマスクとして再び上記半導体
    基板をエッチングして、周囲にサイドウォールが形成さ
    れていない下層部分を含む基板半導体層を、上記Si窒
    化膜の埋め込み層周囲を囲む様に形成する工程と、次い
    でイオン注入法により上記基板半導体層の下層部分とそ
    の周囲の上記半導体基板とに活性領域の最下層となる不
    純物拡散層を形成する工程と、次いで全面に層間絶縁膜
    を形成した後、上記基板半導体層表面が露出するまで全
    面を平坦化する工程と、次いでイオン注入法により上記
    基板半導体層に上記活性領域の上から二層となる不純物
    拡散層をそれぞれ形成する工程と、次いで上記基板半導
    体層の上層部周囲を囲む様に上記層間絶縁膜に凹部を、
    上記活性領域の二層目に達しない深さに形成する工程
    と、次いで上記凹部内に配線膜を埋め込む工程と、次い
    で上記Si窒化膜の埋め込み層を除去して上記ゲート電
    極用開口部を開口し、ゲート絶縁膜を形成した後ゲート
    電極を形成する工程と、を有することを特徴とする請求
    項17記載の半導体装置の製造方法。
  19. 【請求項19】 半導体基板上に第1の層間絶縁膜と、
    この第1の層間絶縁膜上の所定領域に形成されたゲート
    電極と、このゲート電極を覆って上記第1の層間絶縁膜
    上に形成された第2の層間絶縁膜と、上記ゲート電極形
    成領域に、上記第2の層間絶縁膜と上記ゲート電極と上
    記第1の層間絶縁膜とを貫通して下地の上記半導体基板
    に到達する様に形成された線状のトランジスタ用開口部
    と、このトランジスタ用開口部内壁に形成されたゲート
    絶縁膜と、このゲート絶縁膜が形成された上記トランジ
    スタ用開口部内の上記半導体基板上に、チャネル領域と
    なる第一導電型のエピタキシャル層とこれを上下方向か
    ら挟む様にソース・ドレイン領域となる第二導電型のエ
    ピタキシャル層との三層を積層して、縦方向の薄膜状に
    形成された活性領域と、を有することを特徴とする半導
    体装置。
  20. 【請求項20】 半導体基板に第二導電型の拡散層を設
    け、この拡散層形成領域にトランジスタ用開口部を上記
    拡散層に到達する様に形成して活性領域の最下層を上記
    拡散層に接続したことを特徴とする請求項19記載の半
    導体装置。
  21. 【請求項21】 トランジスタ用開口部を上限値を0.
    2μmとする微細幅で形成したことを特徴とする請求項
    19または20記載の半導体装置。
  22. 【請求項22】 半導体基板上に第1の層間絶縁膜を形
    成する工程と、この第1の層間絶縁膜上にゲート電極を
    形成した後、このゲート電極を覆って全面に第2の層間
    絶縁膜を形成する工程と、上記ゲート電極形成領域内に
    上記第2の層間絶縁膜と上記ゲート電極と上記第1の層
    間絶縁膜とを貫通する様に線状のトランジスタ用開口部
    を形成する工程と、次いでゲート絶縁膜を形成した後、
    上記トランジスタ用開口部内に活性領域を形成する工程
    と、を有することを特徴とする請求項19〜21のいず
    れかに記載の半導体装置の製造方法。
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