JPH0851364A - 逐次比較a/d変換器 - Google Patents

逐次比較a/d変換器

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JPH0851364A
JPH0851364A JP18750694A JP18750694A JPH0851364A JP H0851364 A JPH0851364 A JP H0851364A JP 18750694 A JP18750694 A JP 18750694A JP 18750694 A JP18750694 A JP 18750694A JP H0851364 A JPH0851364 A JP H0851364A
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JP
Japan
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analog
switch
reference voltage
switches
inverter
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JP18750694A
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English (en)
Inventor
Masayuki Ueno
雅之 植野
Takeshi Shimatani
武 嶋谷
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JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】A/D変換を高精度にすると共に回路が簡素化
された逐次比較A/D変換器を提供する。 【構成】スイッチ13a,13b及び基準電圧生成部1
0bのアナログスイッチ15gをオンしてアナログ入力
端子18から入力されたアナログ電圧信号レベルに対応
する量の電荷を、コンパレータ部10aのコンデンサ1
2a,12bに蓄積し、次いでスイッチ13a,13b
をオフし、スイッチ13cをオンしてインバータ11の
出力をモニタしながらインバータのしきい値電圧に近似
した電圧がインバータ11に印加されるように基準電圧
生成部のアナログスイッチ14a,…,14g;15
a,…,15gをディジタル値検出部10cで求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電荷平衡型比較方式
(Charge−Balancing Success
ive方式)を採用した逐次比較A/D変換器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図3は、電荷平衡型比較方式を採用し
た、6ビットの従来の逐次比較A/D変換器の回路図で
ある。図3に示す逐次比較A/D変換器30は、アナロ
グ入力端子18,スイッチ13a,…,13e,コンデ
ンサ12a,12b,インバータ11からなるコンパレ
ータ部30aと、ラダー抵抗体16,複数のスイッチ群
であるデコードマトリックス14,15からなる基準電
圧生成部10bと、ディジタル値検出回路37,ディジ
タル値出力端子19からなるディジタル値検出部30c
とから構成されている。
【0003】先ずコンパレータ部30aの構成について
説明する。インバータ11の入力端子にコンデンサ12
a,12bの各一端が接続されている。ここで、コンデ
ンサ12aとコンデンサ12bとの容量比は8:1であ
る。コンデンサ12aの他端にスイッチ13a,13c
の各一端が接続されている。またコンデンサ12bの他
端にスイッチ13d,13eの各一端が接続されてい
る。またスイッチ13aの他端にアナログ電圧信号V
AIN が入力されるアナログ入力端子18が接続されてい
る。さらにスイッチ13eの他端にコンパレータ部30
aのグラウンドG2が接続されている。スイッチ13
c,13dの各他端には後述する基準電圧VREFH,V
REFLが入力される。また、インバータ11の入力端子,
出力端子は、スイッチ13bの、それぞれ一端,他端と
接続されている。さらにインバータ11の出力端子は、
後述するディジタル値検出回路37の入力側と接続され
ている。スイッチ13a,13b,13c,13d,1
3eは、それぞれディジタル値検出回路37からのタイ
ミング信号φ1 ,φ2 ,φ3 ,φ 4 ,φ5 でオン,オフ
される。
【0004】次に基準電圧生成部10bの構成について
説明する。基準電圧生成部10bは、ラダー抵抗体16
とデコードマトリックス14,15から構成されてい
る。ラダー抵抗体16は、基準電圧VREF と、基準電圧
生成部10bのグラウンドG1との間に配設されてお
り、互いに直列に接続された複数の抵抗16a,16
b,16c,16e,16f,16gから構成されてい
る。これらの抵抗16a,16b,16c,16e,1
6f,16gは、互いに等しい抵抗値を有している。一
方、デコードマトリックス14,15は、それぞれ、複
数のアナログスイッチ14a,…,14g;15a,
…,15gから構成されている。これら各アナログスイ
ッチ14a,…,14g;15a,…,15gの各一端
がそれぞれ基準電圧VREF ,複数の抵抗16a,16
b,16c,16e,16f,16gの各接続点、及び
グラウンドG1に1つずつ接続されている。
【0005】また、デコードマトリックス14を構成す
るアナログスイッチ14a,…,14gの各他端は互い
に接続され、かつスイッチ13cの他端と接続されてい
る。一方、デコードマトリックス15を構成するアナロ
グスイッチ15a,…,15gの各他端も、互いに接続
され、かつスイッチ13dの他端と接続されている。こ
れらデコードマトリックス14,15を構成するアナロ
グスイッチ14a,…,14g;15a,…,15gは
後述するディジタル検出回路37からのタイミング信号
A,…,G;a,…,gでオン,オフされる。
【0006】次にディジタル値検出部30cの構成につ
いて説明する。ディジタル値検出部30cはディジタル
値検出回路37とディジタル値出力端子19から構成さ
れている。ディジタル値検出回路37は、スイッチ13
a,…,13eをオン,オフするためのタイミング信号
φ1 ,…,φ5 を出力すると共に、インバータ11の出
力端子から出力された信号をモニタしながらデコードマ
トリックス14,15のアナログスイッチ14a,…,
14g;15a,…,15gそれぞれをオン,オフする
ためのタイミング信号A,…,G;a,…,gを出力す
る。またアナログ入力端子18から入力されたアナログ
電圧信号VAIN のレベルに対応するディジタル値を出力
するディジタル値出力端子19を備えている。
【0007】次に、このように構成された逐次比較A/
D変換器30の動作について、図3に加え、図4も参照
して説明する。図4は、図3に示す逐次比較A/D変換
器30のタイミングチャートである。ここで、図3に示
す基準電圧生成部10bのラダー抵抗体16には、基準
電圧VREF が印加されている。この基準電圧VREF は、
それぞれの抵抗値が互いに等しい複数の抵抗16a,1
6b,16c,16e,16f,16gにより分圧さ
れ、これにより複数の基準電圧が生成されている。これ
ら複数の基準電圧は、デコードマトリックス14,15
で選択され基準電圧VREFH,VREFLとしてスイッチ13
c,13dの各他端にそれぞれ印加される。ここでアナ
ログ入力端子18にはアナログ電圧信号VAIN が入力さ
れている。このアナログ電圧信号VAIN の大きさは、基
準電圧VREF とグラウンドG1の間の範囲である。ここ
で、図4に示す時間t1において、ディジタル値検出回
路37からタイミング信号φ1 ,φ 2 ,φ5 として’
H’レベルの信号が出力され、一方タイミング信号φ
3 ,φ4;A,…,G;a,…,gとして’L’レベル
の信号が出力され、これにより、図3に示すようにスイ
ッチ13a,13b,13eがオンされ、一方スイッチ
13c,13dはオフされる。またアナログスイッチ1
4a,…,14g;15a,…,15gが全てオフされ
る。するとスイッチ13aのオンによりコンデンサ12
aにアナログ電圧信号VAIN が入力される。またスイッ
チ13eのオンによりコンデンサ12bはグラウンドG
2に接続される。さらにスイッチ13bのオンによりイ
ンバータ11の入力端子と出力端子とが接続される。こ
のため、インバータ11の入出力端子の電圧は、インバ
ータ11の特性により定まる所定の電圧VB (例えば電
源電圧の1/2)に設定される。この電圧VB は’H’
レベルもしくは’L’レベルいずれでもない、いわゆる
しきい値電圧である。この電圧VB は、インバータ11
の入力端子と接続されているコンデンサ12a,12b
に印加される。これによりコンデンサ12aには、アナ
ログ入力端子18から入力されたアナログ電圧信号V
AIN と電圧VB との差分の電圧に対応する電荷が蓄積さ
れる。また、コンデンサ12bには電圧VB に対応する
電荷が蓄積される。このようにしてコンデンサ12a,
12bには、アナログ入力端子18から入力されたアナ
ログ電圧信号VAIN のレベルに対応する量の電荷が蓄積
される。ここでコンデンサ12a,12bに蓄積された
電荷は、入力されたアナログ電圧信号VAIN のレベルに
対応するディジタル値を求め終わるまで保持される。
【0008】次に図4に示す時間t2において、タイミ
ング信号φ1 φ2 として’L’レベルの信号が出力され
ると共にタイミング信号φ3 ,Aとして’H’レベルの
信号が出力される。すると、タイミング信号φ1 ,φ2
によりスイッチ13a,13bがオフし、タイミング信
号φ3 によりスイッチ13cがオンする。またタイミン
グ信号Aによりアナログスイッチ14aもオンする。
【0009】アナログスイッチ14aがオンすると、デ
コードマトリックス14aから出力される基準電圧V
REFHは、抵抗16a,16b,16eと抵抗16c,1
6f,16gとで分圧されるため基準電圧VREF の1/
2の電圧となる。ここでは、便宜上この基準電圧VREF
の1/2の電圧を第1の基準電圧VREFHと呼ぶ。ここで
今までアナログ電圧信号VAIN が印加されていたコンデ
ンサ12aには、今度はこの第1の基準電圧VREFHが印
加されるため、コンデンサ12aの電圧は、アナログ電
圧信号VAIN と第1の基準電圧VREFHの差分の電圧ΔV
だけ変化する。この変化した差分の電圧ΔVは、インバ
ータ11の入力端子に印加される。ここでアナログ電圧
信号VAIN と比較し、第1の基準電圧VREFHが高い場合
にはインバータ11の入力端子には、これら差分の電圧
+|ΔV|、即ちインバータ11のしきい値電圧よりも
+|ΔV|だけ高い電圧が印加されるため、インバータ
11の出力端子には’L’レベルの信号が出力される。
出力された’L’レベルの信号は、ディジタル値検出回
路37に入力される。一方、アナログ電圧信号VAIN
比較し、第1の基準電圧VREFHが低い場合には、インバ
ータ11の入力には、これら差分の電圧−|ΔV|、即
ちインバータ11のしきい値電圧よりも−|ΔV|だけ
低い電圧が印加されるため、インバータ11の出力端子
には’H’レベルの信号が出力される。出力された’
H’レベルの信号はディジタル値検出回路37に入力さ
れる。
【0010】このようにして、アナログ入力端子18に
入力されたアナログ電圧信号VAINが第1の基準電圧V
REFHより低いか否かがディジタル値検出回路47で判断
される。入力されたアナログ電圧信号VAIN が第1の基
準電圧VREFHよりも低いと判断された場合には、図4に
示す時間t3においてディジタル値検出回路37からタ
イミング信号A,…,Gのうちタイミング信号Bのみ
に’H’レベルの信号が出力され、これによりアナログ
スイッチ14bがオンされ、第1の基準電圧VRE FHより
高い第2の基準電圧VREFHが出力される。一方、入力さ
れたアナログ信号VAIN が第1の基準電圧VREF よりも
高いと判断された場合には、図4に示す時間t3におい
てディジタル値検出回路37からタイミング信号A,
…,Gのうちタイミング信号Cのみに’H’レベル信号
が出力され、これによりアナログスイッチ14cがオン
され、第1の基準電圧VREFHより低い第3の基準電圧V
REFHが出力される。
【0011】さらに必要に応じて時間t3,t4におい
てタイミング信号B,…,Gとして’H’レベルの信号
がそれぞれ出力され、インバータ11のしきい値に最も
近似した基準電圧VREFHがインバータ11の入力端子に
に印加されるように、デコードマトリックス14のアナ
ログスイッチ14a,…,14gのいずれか1つがオン
される。最後にオンされたアナログスイッチは、そのま
まオン状態にされ続ける。
【0012】次に、図4に示す時間t5においてタイミ
ング信号φ4 ,aとして’H’レベルの信号が出力され
ると共にタイミング信号φ5 として’L’レベルの信号
が出力される。するとタイミング信号φ4 によりスイッ
チ13dがオンされ、一方タイミング信号φ5 によりス
イッチ13eがオフされるためコンデンサ12bに基準
電圧VREFLが印加される。またタイミング信号aにより
アナログスイッチ15aがオンされ、これにより基準電
圧VREFLとして前述したと同様に基準電圧VRE F の1/
2の電圧が出力される。
【0013】以下、上述した基準電圧VREFHと同様にし
てやはりインバータ11のしきい値に最も近似した基準
電圧VREFLがインバータ11に印加されるようにデコー
ドマトリックス15のアナログスイッチ15a,…,1
5gのいずれか1つがオンされる。これらアナログスイ
ッチ14a,…,14g;15a,…,15gのうちオ
ンされたアナログスイッチをディジタル値検出回路37
で求めることによりアナログ入力端子18から入力され
たアナログ電圧信号VAIN のレベルに対応するディジタ
ル値が求まり、このディジタル値がディジタル値出力端
子19から出力される。
【0014】ここで図3に示す6ビットの逐次比較A/
D変換器30の場合には、前述したようにコンデンサ1
2aの容量はコンデンサ12bの容量の8倍である。こ
のため、コンデンサ12aに印加された基準電圧VREFH
がコンデンサ12bに印加された基準電圧VREFLと同じ
大きさの、インバータ11に入力される差分の電圧ΔV
を得るには基準電圧VREFHは基準電圧VREFLの8倍の大
きさの電圧が必要とされる。これにより基準電圧VREFH
を上位3ビット、基準電圧VREFLを下位3ビットとして
重み付けされA/D変換が行なわれている。
【0015】このように上位3ビットと下位3ビットを
容量に応じて分割し、上位3ビットの変化と下位3ビッ
トの変化に対する重みを付けることにより上位3ビット
の組み合わせにより定まる8通りの値それぞれが、下位
3ビットの組み合わせにより定まる8通りの値で分割さ
れ、基準電圧VREF の1/64を1単位(78mV:V
REF =5V時)としてアナログ信号VAIN がディジタル
コード値に変換されるため、電荷平衡型比較方式を採用
した逐次比較A/D変換器においては、例えばラダー抵
抗体を64通りに分割して逐次比較するタイプの逐次比
較A/D変換器と比較し、ラダー抵抗体の抵抗が多くな
ることもなくラダー抵抗体のレイアウト面積が削減され
る。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の逐次比較A/D変換器30は、コンパレータ部30a
に備えられたコンデンサ12a,12bに、アナログ入
力端子18から入力されたアナログ信号VAIN のレベル
に対応する量の電荷を蓄積する際にコンパレータ部30
aに備えられたスイッチ13eがオンされ、これにより
コンパレータ部30aのグラウンドG2と接続され、コ
ンデンサ12a,12bにアナログ信号V AIN のレベル
に対応する量の電荷が蓄積される。この蓄積された電荷
量に対応する電圧と基準電圧生成部10bで生成され
る、基準電圧生成部10bのグラウンドG1を有する基
準電圧VREFH,VREFLとが比較され、アナログ入力端子
18から入力されたアナログ信号VAIN のレベルに対応
するディジタル値が求められる。
【0017】ここで、コンパレータ部30aのグラウン
ドG2と基準電圧生成部10bのグラウンドG1とは別
々に設けられており、これらグラウンドG1,G2はあ
る距離を隔てて接続されている。このためコンパレータ
部30aのグラウンドG2と基準電圧生成部10bのグ
ラウンドG1には電位差が生じ、これらグラウンドG
1,G2の電位差の影響によりコンデンサ12a,12
bに蓄積された電荷量に対応する電圧と基準電圧生成部
10bで生成される基準電圧VREFH,VREFLとを比較す
る場合に精度の高い比較が困難であるという問題があ
る。また図3に示すように多数のスイッチ13a,…,
13eを使用しているため、部品点数が多くコストアッ
プの要因とされ、またこれらスイッチ13a,…,13
eのオン,オフ制御もその分多く必要とされ、煩雑であ
り問題がある。
【0018】本発明は、上記事情に鑑み、A/D変換を
高精度にすると共に回路が簡素化された逐次比較A/D
変換器を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の逐次変換A/D変換器は、 (1)インバータと、そのインバータの入力端子に各一
端が接続された、互いに異なる容量を有する第1及び第
2のコンデンサと、上記第1のコンデンサの他端に一端
が接続されると共にアナログ電圧信号が入力されるアナ
ログ入力端子に他端が接続された第1のスイッチと、上
記インバータの入力端子とそのインバータの出力端子と
の間に配置された第2のスイッチとを有するコンパレー
タ部 (2)基準電圧とグラウンドとの間に互いに直列に接続
された複数の抵抗と、複数のスイッチを備え各スイッチ
の一端がそれぞれ上記基準電圧、上記複数の抵抗の各接
続点、及び上記グラウンドに1つずつ接続され、各スイ
ッチの他端が互いに接続されると共に、互いに接続され
た他端が1つずつ上記第1及び第2のコンデンサの各他
端に接続されてなる第1及び第2のスイッチ群とを有す
る基準電圧生成部 (3)上記第1及び第2のスイッチ、及び上記第2のス
イッチ群を構成する複数のスイッチのうちの上記グラウ
ンドに接続されたスイッチを導電状態にして上記第1及
び第2のコンデンサに、上記アナログ入力端子から入力
されたアナログ電圧信号レベルに対応する量の電荷を蓄
積し、次いで、上記インバータの出力をモニタしながら
上記第1及び第2のスイッチ群を構成する複数のスイッ
チを断続し、上記インバータにそのインバータのしきい
値電圧に近似した電圧が印加されるスイッチを上記第1
及び第2のスイッチ群それぞれについて求めることによ
り上記アナログ入力端子から入力されたアナログ電圧信
号レベルに対応するディジタル値を求めるディジタル値
検出部 を備えたことを特徴とするものである。
【0020】
【作用】本発明の逐次比較A/D変換器は、上記構成に
より、コンパレータ部に備えられた第1及び第2のコン
デンサに、アナログ入力端子から入力されたアナログ電
圧信号レベルに対応する量の電荷が蓄積される際に、基
準電圧生成部に備えられた第2のスイッチ群を構成する
複数のスイッチのうちのグラウンドに接続されたスイッ
チがオンされる。このためコンパレータ部のグラウンド
電位は、基準電圧生成部のグラウンドを基準とし、この
基準電圧生成部のグラウンドを基準にしてコンパレータ
部に備えられた第1及び第2のコンデンサに電荷が蓄積
される。さらに第1及び第2のコンデンサに蓄積された
電荷量に対応する電圧と基準電圧生成部で生成される基
準電圧とが比較されるため、従来の逐次比較A/D変換
器のように、コンパレータ部と基準電圧生成部とが互い
に異なるグラウンドを有し、これらコンパレータ部のグ
ラウンドの変動と基準電圧生成部のグラウンドの変動と
による電位差が生じることもなく、精度の高い比較がさ
れる。
【0021】また、コンパレータ部のグラウンド電位を
基準電圧生成部のグラウンドに接続させるためのスイッ
チは、基準電圧生成部に備えられた第2のスイッチ群を
構成する複数のスイッチのうちの1つが共用されている
ため、従来の逐次比較A/D変換器のように、コンパレ
ータ部のコンデンサと基準電圧生成部とを接続するスイ
ッチ,コンパレータ部のコンデンサとコンパレータ部の
グラウンドとを接続するスイッチが不要となり、さらに
これらスイッチを制御するためのタイミング信号も不要
となり、回路構成が簡素化され部品点数が削減される。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
1は、本発明の逐次比較A/D変換器の一実施例の回路
図である。図1に示す逐次比較A/D変換器10は、図
3に示した電荷平衡型比較方式を採用した6ビットの逐
次比較A/D変換器30と同じタイプのものである。こ
こでは、図3に示す逐次比較A/D変換器30の構成要
素と同一の要素には同一の番号を付して示し、重複説明
は省略する。
【0023】図1に示す逐次比較A/D変換器10のコ
ンパレータ部10aは、前述した図3に示す逐次比較A
/D変換器30のコンパレータ部30aと比較し、スイ
ッチ13d,13eが削除されている。これに伴い、図
1に示すディジタル値検出部10cのディジタル値検出
回路17は、図3に示すディジタル値検出部30cのデ
ィジタル値検出回路37と比較し、スイッチ13d,1
3eをオン,オフさせるタイミング信号φ4 ,φ5 が削
減されている。このため、本実施例の逐次比較A/D変
換器10の構成は簡素化されコストも低減されている。
【0024】図2は、図1に示す逐次比較A/D変換器
10のタイミングチャートである。図1に示す逐次比較
A/D変換器10において、アナログ入力端子18にア
ナログ電圧信号VAIN が入力されている。ここで図2に
示す時間t1においてディジタル値検出回路17からタ
イミング信号φ1 φ2 ,gとして’H’レベルの信号が
出力される。またタイミング信号φ3 ,A,…,G;
a,…fとして’L’レベルの信号が出力される。タイ
ミング信号φ1 ,φ2 によりスイッチ13a,13bが
オンされるとともに、タイミング信号gによりアナログ
スイッチ15gもオンされる。ここでアナログスイッチ
15gは基準電圧生成部10bのグラウンドG1に接続
されているため、コンパレータ部10aのグラウンド
は、基準電圧生成部10bのグラウンドG1が基準とさ
れている。
【0025】このため、コンデンサ12a,12bには
基準電圧生成部10bのグラウンドG1を基準にした電
荷が蓄積される。このアナログスイッチ15gがオンさ
れたまま、タイミング時間t2においてタイミング信号
φ1 ,φ2 として’L’レベルの信号が出力されるとと
もに、タイミング信号φ3 ,Aとして’H’レベルの信
号が出力される。すると、このタイミング信号φ1 ,φ
2 によりスイッチ13a,13bがオフし、一方タイミ
ング信号φ3 ,Aによりスイッチ13c,14aがオン
する。これにより基準電圧VREFHとして、抵抗16a,
16b,16eと抵抗16c,16f,16gで分圧さ
れた基準電圧VREF の1/2の電圧がコンデンサ12a
に印加され、この基準電圧VREFHとアナログ入力端子1
8に入力されたアナログ信号VAIN とが比較される。以
下前述した図3や図4の説明と同様にしてデコードマト
リックス14のアナログスイッチ14b,…,14gの
うちいずれか1つのアナログスイッチ、即ちインバータ
11のしきい値電圧に最も近似した電圧が印加されるア
ナログスイッチがオンされる。このアナログスイッチか
らディジタル値が求まる。このアナログスイッチは、そ
のままオン状態にされる。
【0026】次に下位3ビットのディジタル値を求める
ためにタイミング信号t5において、タイミング信号a
として’H’レベルが出力される。これにより基準電圧
RE FLとして、抵抗16a,16b,16eと抵抗16
c,16f,16gで分圧された基準電圧VREF の1/
2の電圧がコンデンサ12bに印加され、この基準電圧
REFLとアナログ入力端子18に入力されたアナログ信
号VAIN とが比較される。以下前述した図3や図4の説
明と同様にしてデコードマトリックス15のアナログス
イッチ15b,…,15gのうちいずれか1つのアナロ
グスイッチ、即ちインバータ11のしきい値電圧に最も
近似した電圧が印加されるアナログスイッチがオンさ
れ、このオンされたアナログスイッチから下位3ビット
のディジタル値が求まる。ここで、上位3ビットのディ
ジタル値を表わす基準電圧生成部10bに備えられたデ
コードマトリックス14のアナログスイッチは、ラダー
抵抗体16を介してグラウンドG2と接続されているた
め、コンパレータ部10aのグラウンドは、基準電圧生
成部10bのグラウンドG1が基準とされる。
【0027】このようにコンパレータ部10aに備えら
れたコンデンサ12a,12bにアナログ入力端子18
から入力されたアナログ信号VAIN のレベルに対応する
量の電荷を蓄積する際に、基準電圧生成部10bに備え
られたアナログスイッチ15gがオンされ、これにより
コンパレータ部10aのグラウンドは、基準電圧生成部
10bのグラウンドG1を基準とし、コンデンサ12
b,12bにアナログ信号VAIN のレベルに対応する量
の電荷が蓄積される。この蓄積された電荷量に対応する
電圧と基準電圧生成部10bで生成される基準電圧V
REFH,VREFLとが比較されるため、逐次比較A/D変換
器10のグラウンドとしての基準電圧生成部10bのグ
ラウンドG1が変動したとしても、これに応じてコンパ
レータ部10aのグラウンドも変動するため、基準電圧
生成部10bのグラウンドG1の変動に伴なう、これら
基準電圧生成部10bのグラウンドG1とコンパレータ
部10aのグラウンドとの電位差は発生せず、このた
め、コンパレータ部10aのコンデンサ12a,12b
に蓄積された電荷量に対応する電圧と基準電圧生成部1
0bで生成された基準電圧VREFH,VREFLとの比較が正
確に行われる。
【0028】尚、本実施例においては、スイッチ13
a,13b,13cとアナログスイッチ14a,…,1
4g,15a,…,15gを区別して説明したが、これ
らスイッチ13a,…,13b,…,13cとアナログ
スイッチ14a,…,14g;15a,…,15gを区
別することなく、いずれか一方のタイプのスイッチもし
くはアナログスイッチであってもよい。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の逐次比較
A/D変換器は、ディジタル値検出部により基準電圧生
成部に備えられた第2のスイッチ群を構成する複数のス
イッチのうちのグラウンドに接続されたスイッチをオン
し、これによりコンパレータ部のグラウンドを基準電圧
生成部のグラウンドに接続しアナログ入力端子から入力
されたアナログ電圧信号レベルに対応するディジタル値
を求めるものであるため、グラウンドが変動しても、こ
の変動に伴う、コンパレータ部のグラウンドと基準電圧
生成部のグラウンドとの電位差は発生せず、A/D変換
が高精度に行われる。
【0030】また、コンパレータ部のグラウンドを基準
電圧生成部のグラウンドと接続するためのスイッチは、
基準電圧生成部のスイッチを共用しているため、回路部
品が削減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の逐次比較A/D変換器の一実施例の回
路図である。
【図2】図1に示す逐次比較A/D変換器のタイミング
チャートである。
【図3】従来の逐次比較A/D変換器の回路図である。
【図4】図3に示す逐次比較A/D変換器のタイミング
チャートである。
【符号の説明】
10 逐次比較A/D変換器 10a コンパレータ部 10b 基準電圧生成部 10c ディジタル値検出部 11 インバータ 12a,12b コンデンサ 13a,13b,13c スイッチ 14,15 デコードマトリックス 14a,…,14g;15a,…,15g アナログス
イッチ 16 ラダー抵抗体 16a,16b,16c,16e,16f,16g 抵
抗 17 ディジタル値検出回路 18 アナログ入力端子 19 ディジタル値出力端子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インバータと、該インバータの入力端子
    に各一端が接続された、互いに異なる容量を有する第1
    及び第2のコンデンサと、前記第1のコンデンサの他端
    に一端が接続されると共に、アナログ電圧信号が入力さ
    れるアナログ入力端子に他端が接続された第1のスイッ
    チと、前記インバータの入力端子と該インバータの出力
    端子との間に配置された第2のスイッチとを有するコン
    パレータ部、 基準電圧とグラウンドとの間に互いに直列に接続された
    複数の抵抗と、複数のスイッチを備え各スイッチの一端
    がそれぞれ前記基準電圧、前記複数の抵抗の各接続点、
    及び前記グラウンドに1つずつ接続され、各スイッチの
    他端が互いに接続されると共に、互いに接続された他端
    が1つずつ前記第1及び第2のコンデンサの各他端に接
    続されてなる第1及び第2のスイッチ群とを有する基準
    電圧生成部、および前記第1及び第2のスイッチ、及び
    前記第2のスイッチ群を構成する複数のスイッチのうち
    の前記グラウンドに接続されたスイッチを導電状態にし
    て、前記第1及び第2のコンデンサに、前記アナログ入
    力端子から入力されたアナログ電圧信号レベルに対応す
    る量の電荷を蓄積し、次いで、前記インバータの出力を
    モニタしながら前記第1及び第2のスイッチ群を構成す
    る複数のスイッチを断続して、前記インバータに該イン
    バータのしきい値電圧に近似した電圧が印加されるスイ
    ッチを前記第1及び第2のスイッチ群それぞれについて
    求めることにより、前記アナログ入力端子から入力され
    たアナログ電圧信号レベルに対応するディジタル値を求
    めるディジタル値検出部を備えたことを特徴とする逐次
    比較A/D変換器。
JP18750694A 1994-08-09 1994-08-09 逐次比較a/d変換器 Withdrawn JPH0851364A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020090166A1 (ja) * 2018-11-02 2020-05-07 ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 信号処理装置、イメージセンサ、撮像装置、並びに情報処理装置

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WO2020090166A1 (ja) * 2018-11-02 2020-05-07 ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 信号処理装置、イメージセンサ、撮像装置、並びに情報処理装置

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