JPH085185A - 冷凍サイクルシステム - Google Patents
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- JPH085185A JPH085185A JP13456594A JP13456594A JPH085185A JP H085185 A JPH085185 A JP H085185A JP 13456594 A JP13456594 A JP 13456594A JP 13456594 A JP13456594 A JP 13456594A JP H085185 A JPH085185 A JP H085185A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B13/00—Compression machines, plants or systems, with reversible cycle
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2400/00—Component parts or details not otherwise provided for in this subclass
- F25B2400/05—Compression system with heat exchange between particular parts of the system
- F25B2400/051—Compression system with heat exchange between particular parts of the system between the accumulator and another part of the cycle
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F25B2700/21175—Temperatures of an evaporator of the refrigerant at the outlet of the evaporator
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 冷媒回路内における冷媒の分布によらず、圧
縮機が起動した後、冷媒の十分な過冷却度を早期に確保
し得るとともに、冷媒への十分な過冷却度確保のための
余剰冷媒をなくすことのできる冷凍サイクルシステムの
提供。 【構成】 この冷凍サイクルシステムでは、圧縮機1の
起動により熱源機側熱交換器3から流出した第2の冷媒
配管24内の冷媒は、第2の熱交換部7にてアキュムレ
ータ6内の冷媒と熱交換し、加えて第1のバイパス回路
8内で第2の流量制御装置9を流出した低温低圧の冷媒
と熱交換する。従って、熱源機側熱交換器3からの冷媒
との熱交換により、アキュムレータ6から冷媒を移動さ
せるとともに、第2の冷媒配管24内の冷媒の過冷却度
も十分に確保する。一方、アキュムレータ6に過冷却用
の余剰冷媒がなくても、第1のバイパス回路8の冷媒と
の熱交換によって第2の冷媒配管24内の冷媒は十分な
過冷却度をつけられる。
縮機が起動した後、冷媒の十分な過冷却度を早期に確保
し得るとともに、冷媒への十分な過冷却度確保のための
余剰冷媒をなくすことのできる冷凍サイクルシステムの
提供。 【構成】 この冷凍サイクルシステムでは、圧縮機1の
起動により熱源機側熱交換器3から流出した第2の冷媒
配管24内の冷媒は、第2の熱交換部7にてアキュムレ
ータ6内の冷媒と熱交換し、加えて第1のバイパス回路
8内で第2の流量制御装置9を流出した低温低圧の冷媒
と熱交換する。従って、熱源機側熱交換器3からの冷媒
との熱交換により、アキュムレータ6から冷媒を移動さ
せるとともに、第2の冷媒配管24内の冷媒の過冷却度
も十分に確保する。一方、アキュムレータ6に過冷却用
の余剰冷媒がなくても、第1のバイパス回路8の冷媒と
の熱交換によって第2の冷媒配管24内の冷媒は十分な
過冷却度をつけられる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば空気調和装置
や冷凍装置などに適用される冷凍サイクルシステムに係
り、特に、利用側熱交換器に向かう冷媒の過冷却度を十
分に確保し得るシステムに関するものである。
や冷凍装置などに適用される冷凍サイクルシステムに係
り、特に、利用側熱交換器に向かう冷媒の過冷却度を十
分に確保し得るシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図14は従来の空気調和装置に用いられ
る冷媒サイクルシステムの一例を示す冷媒回路図であ
る。図14において、1は圧縮機、2は四方切換弁、3
は熱源機側熱交換器、4a,4bは第1の流量制御装
置、5a,5bは利用側熱交換器、6はアキュムレー
タ、7は熱源機側熱交換器3と第1の流量制御装置4
a,4bとを接続する第2の冷媒配管24の一部をアキ
ュムレータ6内を通すことでアキュムレータ6内にて熱
交換させる第2の熱交換部である。図中の矢印は冷房運
転時の冷媒の流れる方向を示す。図14において、圧縮
機1より出た高温高圧のガス冷媒は、凝縮器として働く
熱源機側熱交換器3で放熱することにより、高圧の液あ
るいは液に近い気液二相状態の冷媒となる。次に、第2
の熱交換部7を通った冷媒は、アキュムレータ6内の低
圧低温の液冷媒とさらに熱交換することで、過冷却冷媒
となって利用側熱交換器5a,5bに向けて流れるよう
になっている。
る冷媒サイクルシステムの一例を示す冷媒回路図であ
る。図14において、1は圧縮機、2は四方切換弁、3
は熱源機側熱交換器、4a,4bは第1の流量制御装
置、5a,5bは利用側熱交換器、6はアキュムレー
タ、7は熱源機側熱交換器3と第1の流量制御装置4
a,4bとを接続する第2の冷媒配管24の一部をアキ
ュムレータ6内を通すことでアキュムレータ6内にて熱
交換させる第2の熱交換部である。図中の矢印は冷房運
転時の冷媒の流れる方向を示す。図14において、圧縮
機1より出た高温高圧のガス冷媒は、凝縮器として働く
熱源機側熱交換器3で放熱することにより、高圧の液あ
るいは液に近い気液二相状態の冷媒となる。次に、第2
の熱交換部7を通った冷媒は、アキュムレータ6内の低
圧低温の液冷媒とさらに熱交換することで、過冷却冷媒
となって利用側熱交換器5a,5bに向けて流れるよう
になっている。
【0003】図15は従来の空気調和装置に用いられる
冷媒サイクルシステムの別例を示す冷媒回路図であり、
図14に示した空気調和装置と同様の構成をなし、構成
上で異なるのは、図14における第2の熱交換部7が無
く、第2の流量制御装置9を有し第2の冷媒配管24と
第1の冷媒配管23とを接続する第1のバイパス回路8
と、第2の流量制御装置9出側の第1のバイパス回路8
内の冷媒と熱源機側熱交換器3出側から第1のバイパス
回路8の接続部までの第2の冷媒配管24内の冷媒との
間で熱交換を行う第1の熱交換部10とを備えているこ
とである。この空気調和装置では、第1のバイパス回路
8によって利用側熱交換器5a,5bに向けて流れる冷
媒の一部をバイパスさせそれを第2の流量制御装置9で
減圧することにより低圧低温の二相冷媒とする。そし
て、第1の熱交換部10では、熱源機側熱交換器3から
出た冷媒を冷却することで利用側熱交換器5a,5bの
方へ流れていく冷媒の過冷却度を大きく確保する働きを
もつ。十分な過冷却度を確保していた冷媒はそのまま第
1の流量制御装置4a,4bによって減圧され、蒸発器
として働く利用側熱交換器5a,5bで吸熱したのち、
四方切換弁2、アキュムレータ6を経て再び圧縮機1へ
戻る。
冷媒サイクルシステムの別例を示す冷媒回路図であり、
図14に示した空気調和装置と同様の構成をなし、構成
上で異なるのは、図14における第2の熱交換部7が無
く、第2の流量制御装置9を有し第2の冷媒配管24と
第1の冷媒配管23とを接続する第1のバイパス回路8
と、第2の流量制御装置9出側の第1のバイパス回路8
内の冷媒と熱源機側熱交換器3出側から第1のバイパス
回路8の接続部までの第2の冷媒配管24内の冷媒との
間で熱交換を行う第1の熱交換部10とを備えているこ
とである。この空気調和装置では、第1のバイパス回路
8によって利用側熱交換器5a,5bに向けて流れる冷
媒の一部をバイパスさせそれを第2の流量制御装置9で
減圧することにより低圧低温の二相冷媒とする。そし
て、第1の熱交換部10では、熱源機側熱交換器3から
出た冷媒を冷却することで利用側熱交換器5a,5bの
方へ流れていく冷媒の過冷却度を大きく確保する働きを
もつ。十分な過冷却度を確保していた冷媒はそのまま第
1の流量制御装置4a,4bによって減圧され、蒸発器
として働く利用側熱交換器5a,5bで吸熱したのち、
四方切換弁2、アキュムレータ6を経て再び圧縮機1へ
戻る。
【0004】第1の流量制御装置4a,4bの手前で過
冷却冷媒とする理由は次の通りである。利用側熱交換器
が複数台存在すれば、それぞれに向かう冷媒の分流を行
わなければならない。このとき、冷媒が気液二相状態で
あると分岐部分の向きや形状によっては液部分とガス部
分との状態差から分流を均等に行えなくなって、各利用
側熱交換器に適性量の冷媒が流れなくなることがある。
そして、利用側熱交換器の手前の第1の流量制御装置は
その入口の冷媒の状態が二相状態であると、冷媒の流量
制御が難しいため、入口における冷媒状態は液またはガ
スの単相流であるのが望ましい。実際上、冷媒を例えば
単相の液状態とするためには、分岐部分や第1の流量制
御装置までの配管圧損や高低差による圧力低下に伴っ
て、過冷却度は小さくなっていくため、熱源機側で十分
に冷媒の過冷却度を確保しておく必要がある。
冷却冷媒とする理由は次の通りである。利用側熱交換器
が複数台存在すれば、それぞれに向かう冷媒の分流を行
わなければならない。このとき、冷媒が気液二相状態で
あると分岐部分の向きや形状によっては液部分とガス部
分との状態差から分流を均等に行えなくなって、各利用
側熱交換器に適性量の冷媒が流れなくなることがある。
そして、利用側熱交換器の手前の第1の流量制御装置は
その入口の冷媒の状態が二相状態であると、冷媒の流量
制御が難しいため、入口における冷媒状態は液またはガ
スの単相流であるのが望ましい。実際上、冷媒を例えば
単相の液状態とするためには、分岐部分や第1の流量制
御装置までの配管圧損や高低差による圧力低下に伴っ
て、過冷却度は小さくなっていくため、熱源機側で十分
に冷媒の過冷却度を確保しておく必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図14の冷媒サイクル
システムのように、アキュムレータ6内において液冷媒
と熱交換させるためには、アキュムレータ6内に、常
に、ある程度の液冷媒を存在させておかなければならな
い。それは、アキュムレータ6内のガス冷媒が低圧飽和
温度以上であるのに対し、液状態であると低圧飽和温度
以下になるため、熱源機側熱交換器3から出た高温冷媒
との温度差を大きくできるので、それだけ熱交換量が大
きくなるからである。しかるに、このような液冷媒は、
過冷却度確保だけを目的とするものであり、それを除く
と、単なる余剰冷媒に過ぎない。そのため、冷媒サイク
ルシステム全体としても冷媒量が多くなり、コストの上
でも負担がかかる。
システムのように、アキュムレータ6内において液冷媒
と熱交換させるためには、アキュムレータ6内に、常
に、ある程度の液冷媒を存在させておかなければならな
い。それは、アキュムレータ6内のガス冷媒が低圧飽和
温度以上であるのに対し、液状態であると低圧飽和温度
以下になるため、熱源機側熱交換器3から出た高温冷媒
との温度差を大きくできるので、それだけ熱交換量が大
きくなるからである。しかるに、このような液冷媒は、
過冷却度確保だけを目的とするものであり、それを除く
と、単なる余剰冷媒に過ぎない。そのため、冷媒サイク
ルシステム全体としても冷媒量が多くなり、コストの上
でも負担がかかる。
【0006】一方、図15の冷媒サイクルシステムの場
合には、アキュムレータ6での熱交換を行わないため、
上記した如くの余剰冷媒は殆ど不要である。しかしなが
ら、圧縮機1が停止状態のとき、冷媒は冷媒回路内の至
るところに分布している。例えば、冷媒がおもに熱源機
側熱交換器3の内部や第1の熱交換部10に多く存在し
ている場合には、第1の熱交換部10では既に十分な過
冷却度を確保された液冷媒が流れるため、圧縮機1の起
動とともに第2の流量制御装置9を制御することによっ
て冷媒流量制御をスムーズに行うことができる。
合には、アキュムレータ6での熱交換を行わないため、
上記した如くの余剰冷媒は殆ど不要である。しかしなが
ら、圧縮機1が停止状態のとき、冷媒は冷媒回路内の至
るところに分布している。例えば、冷媒がおもに熱源機
側熱交換器3の内部や第1の熱交換部10に多く存在し
ている場合には、第1の熱交換部10では既に十分な過
冷却度を確保された液冷媒が流れるため、圧縮機1の起
動とともに第2の流量制御装置9を制御することによっ
て冷媒流量制御をスムーズに行うことができる。
【0007】しかしながら、熱源機側熱交換器3や第1
の熱交換部10以外のところに冷媒が多く分布している
状態で、圧縮機1が起動すると、液冷媒はアキュムレー
タ6内に溜まりやすく、第1の熱交換部10には気液二
相状態の冷媒が存在する。冷媒が気液二相状態である
と、冷媒挙動が不安定なため第2の流量制御装置9にお
ける冷媒流量制御をうまく行えない。そのため、第1の
熱交換部10での十分な過冷却度確保も困難となる。そ
して、圧縮機1が容量制御により低容量で運転されてい
る場合や、熱源機側で熱源温度(外気温度)が低く、高
圧側の圧力の低下している場合には、必然的に低圧側の
圧力も低下するため、圧縮機1による冷媒循環量は大き
くならず、アキュムレータ6内の冷媒はなかなか移動し
ない。そのため、結果的に第1の熱交換部10で十分な
過冷却度を確保した液冷媒をつくるまでに、即ち定常運
転に至るまでに長時間がかかっていた。
の熱交換部10以外のところに冷媒が多く分布している
状態で、圧縮機1が起動すると、液冷媒はアキュムレー
タ6内に溜まりやすく、第1の熱交換部10には気液二
相状態の冷媒が存在する。冷媒が気液二相状態である
と、冷媒挙動が不安定なため第2の流量制御装置9にお
ける冷媒流量制御をうまく行えない。そのため、第1の
熱交換部10での十分な過冷却度確保も困難となる。そ
して、圧縮機1が容量制御により低容量で運転されてい
る場合や、熱源機側で熱源温度(外気温度)が低く、高
圧側の圧力の低下している場合には、必然的に低圧側の
圧力も低下するため、圧縮機1による冷媒循環量は大き
くならず、アキュムレータ6内の冷媒はなかなか移動し
ない。そのため、結果的に第1の熱交換部10で十分な
過冷却度を確保した液冷媒をつくるまでに、即ち定常運
転に至るまでに長時間がかかっていた。
【0008】この発明は、上記した従来技術に内在する
それぞれの短所を解消するためになされたものであっ
て、冷媒回路内における冷媒の分布によらず、圧縮機が
起動した後、冷媒に十分な過冷却度を早期に確保し得る
とともに、冷媒への十分な過冷却度確保のための余剰冷
媒をなくすことのできる冷凍サイクルシステムの提供を
目的としている。
それぞれの短所を解消するためになされたものであっ
て、冷媒回路内における冷媒の分布によらず、圧縮機が
起動した後、冷媒に十分な過冷却度を早期に確保し得る
とともに、冷媒への十分な過冷却度確保のための余剰冷
媒をなくすことのできる冷凍サイクルシステムの提供を
目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る冷凍サイ
クルシステムは、圧縮機、熱源機側熱交換器、第1の流
量制御装置、利用側熱交換器、アキュムレータを有し、
利用側熱交換器出側とアキュムレータ入側とを接続する
第1の冷媒配管、熱源機側熱交換器出側と利用側熱交換
器入側とを接続する第2の冷媒配管を少なくとも備えた
主冷媒回路と、第2の流量制御装置を有し第2の冷媒配
管と第1の冷媒配管とを接続する第1のバイパス回路
と、第2の流量制御装置出側の第1のバイパス回路内の
冷媒と熱源機側熱交換器出側から第1のバイパス回路の
接続部までの第2の冷媒配管内の冷媒との間で熱交換を
行う第1の熱交換部と、第2の冷媒配管内の冷媒とアキ
ュムレータ内の冷媒との間で熱交換を行う第2の熱交換
部とを具備してなるものである。
クルシステムは、圧縮機、熱源機側熱交換器、第1の流
量制御装置、利用側熱交換器、アキュムレータを有し、
利用側熱交換器出側とアキュムレータ入側とを接続する
第1の冷媒配管、熱源機側熱交換器出側と利用側熱交換
器入側とを接続する第2の冷媒配管を少なくとも備えた
主冷媒回路と、第2の流量制御装置を有し第2の冷媒配
管と第1の冷媒配管とを接続する第1のバイパス回路
と、第2の流量制御装置出側の第1のバイパス回路内の
冷媒と熱源機側熱交換器出側から第1のバイパス回路の
接続部までの第2の冷媒配管内の冷媒との間で熱交換を
行う第1の熱交換部と、第2の冷媒配管内の冷媒とアキ
ュムレータ内の冷媒との間で熱交換を行う第2の熱交換
部とを具備してなるものである。
【0010】また、圧縮機、熱源機側熱交換器、第1の
流量制御装置、利用側熱交換器、アキュムレータを有
し、利用側熱交換器出側とアキュムレータ入側とを接続
する第1の冷媒配管、熱源機側熱交換器出側と利用側熱
交換器入側とを接続する第2の冷媒配管を少なくとも備
えた主冷媒回路と、第2の流量制御装置を有し第2の冷
媒配管と第1の冷媒配管とを接続する第1のバイパス回
路と、第2の流量制御装置出側の第1のバイパス回路内
の冷媒と熱源機側熱交換器出側から第1のバイパス回路
の接続部までの第2の冷媒配管内の冷媒との間で熱交換
を行う第1の熱交換部と、第2の冷媒配管内の冷媒とア
キュムレータ内の冷媒との間で熱交換を行う第2の熱交
換部とを具備するとともに、第1の熱交換部と第2の熱
交換部とを一体的に、アキュムレータに配設したもので
ある。
流量制御装置、利用側熱交換器、アキュムレータを有
し、利用側熱交換器出側とアキュムレータ入側とを接続
する第1の冷媒配管、熱源機側熱交換器出側と利用側熱
交換器入側とを接続する第2の冷媒配管を少なくとも備
えた主冷媒回路と、第2の流量制御装置を有し第2の冷
媒配管と第1の冷媒配管とを接続する第1のバイパス回
路と、第2の流量制御装置出側の第1のバイパス回路内
の冷媒と熱源機側熱交換器出側から第1のバイパス回路
の接続部までの第2の冷媒配管内の冷媒との間で熱交換
を行う第1の熱交換部と、第2の冷媒配管内の冷媒とア
キュムレータ内の冷媒との間で熱交換を行う第2の熱交
換部とを具備するとともに、第1の熱交換部と第2の熱
交換部とを一体的に、アキュムレータに配設したもので
ある。
【0011】そして、第1の熱交換部は、第2の熱交換
部に対応した位置の第2の冷媒配管内に、第2の流量制
御装置出側の第1のバイパス回路を収容して構成されて
なるものである。
部に対応した位置の第2の冷媒配管内に、第2の流量制
御装置出側の第1のバイパス回路を収容して構成されて
なるものである。
【0012】更に、圧縮機、熱源機側熱交換器、第1の
流量制御装置、利用側熱交換器、アキュムレータを有
し、利用側熱交換器出側とアキュムレータ入側とを接続
する第1の冷媒配管、熱源機側熱交換器出側と利用側熱
交換器入側とを接続する第2の冷媒配管、アキュムレー
タ内の上部と圧縮機吸込側とを接続する第3の冷媒配管
を少なくとも備えた主冷媒回路と、アキュムレータの下
部と第3の冷媒配管とを接続してアキュムレータの冷媒
を含む潤滑油を圧縮機吸込側に戻す返油回路と、返油回
路内の冷媒を含む潤滑油と第2の冷媒配管内の冷媒との
間で熱交換を行う第3の熱交換部とを具備してなるもの
である。
流量制御装置、利用側熱交換器、アキュムレータを有
し、利用側熱交換器出側とアキュムレータ入側とを接続
する第1の冷媒配管、熱源機側熱交換器出側と利用側熱
交換器入側とを接続する第2の冷媒配管、アキュムレー
タ内の上部と圧縮機吸込側とを接続する第3の冷媒配管
を少なくとも備えた主冷媒回路と、アキュムレータの下
部と第3の冷媒配管とを接続してアキュムレータの冷媒
を含む潤滑油を圧縮機吸込側に戻す返油回路と、返油回
路内の冷媒を含む潤滑油と第2の冷媒配管内の冷媒との
間で熱交換を行う第3の熱交換部とを具備してなるもの
である。
【0013】そのうえ、第2の冷媒配管と第1の冷媒配
管とを接続する第2のバイパス回路を設けたものであ
る。
管とを接続する第2のバイパス回路を設けたものであ
る。
【0014】そして、第2のバイパス回路に、第2のバ
イパス回路を流通する冷媒の流量を調節する第3の流量
制御装置を設けたものである。
イパス回路を流通する冷媒の流量を調節する第3の流量
制御装置を設けたものである。
【0015】そして、圧縮機、熱源機側熱交換器、第1
の流量制御装置、利用側熱交換器、アキュムレータを有
し、利用側熱交換器出側とアキュムレータ入側とを接続
する第1の冷媒配管、熱源機側熱交換器出側と利用側熱
交換器入側とを接続する第2の冷媒配管、圧縮機吐出側
と熱源機側熱交換器入側とを接続する第4の冷媒配管を
少なくとも備えた主冷媒回路と、第2の流量制御装置を
有し第2の冷媒配管と第1の冷媒配管とを接続する第1
のバイパス回路と、第2の流量制御装置出側の第1のバ
イパス回路内の冷媒と熱源機側熱交換器出側から第1の
バイパス回路の接続部までの第2の冷媒配管内の冷媒と
の間で熱交換を行う第1の熱交換部と、第4の流量制御
装置を有し第4の冷媒配管と熱源機側熱交換器出側から
第1の熱交換部までの第2の冷媒配管とを接続する第3
のバイパス回路と、第3のバイパス回路内の冷媒とアキ
ュムレータ内の冷媒との間で熱交換を行う第4の熱交換
部とを具備してなるものである。
の流量制御装置、利用側熱交換器、アキュムレータを有
し、利用側熱交換器出側とアキュムレータ入側とを接続
する第1の冷媒配管、熱源機側熱交換器出側と利用側熱
交換器入側とを接続する第2の冷媒配管、圧縮機吐出側
と熱源機側熱交換器入側とを接続する第4の冷媒配管を
少なくとも備えた主冷媒回路と、第2の流量制御装置を
有し第2の冷媒配管と第1の冷媒配管とを接続する第1
のバイパス回路と、第2の流量制御装置出側の第1のバ
イパス回路内の冷媒と熱源機側熱交換器出側から第1の
バイパス回路の接続部までの第2の冷媒配管内の冷媒と
の間で熱交換を行う第1の熱交換部と、第4の流量制御
装置を有し第4の冷媒配管と熱源機側熱交換器出側から
第1の熱交換部までの第2の冷媒配管とを接続する第3
のバイパス回路と、第3のバイパス回路内の冷媒とアキ
ュムレータ内の冷媒との間で熱交換を行う第4の熱交換
部とを具備してなるものである。
【0016】更に、熱源機側熱交換器を通過して熱源機
側熱交換器内の冷媒との間で熱交換する熱源媒体の温度
を検出する温度検出手段と、温度検出手段により検出さ
れた熱源媒体温度に基づいて第4の流量制御装置による
冷媒流量を制御する制御手段とを設けたものである。
側熱交換器内の冷媒との間で熱交換する熱源媒体の温度
を検出する温度検出手段と、温度検出手段により検出さ
れた熱源媒体温度に基づいて第4の流量制御装置による
冷媒流量を制御する制御手段とを設けたものである。
【0017】
【作用】この発明に係る冷凍サイクルシステムにおいて
は、熱源機側熱交換器から流出した第2の冷媒配管内の
冷媒は、第2の熱交換部にてアキュムレータ内の冷媒と
熱交換し、さらに第1のバイパス回路を流れる低温低圧
の冷媒と熱交換する。従って、圧縮機の起動直前におい
て冷媒の分布がアキュムレータに多く偏っている場合に
は、熱源機側熱交換器からの冷媒との熱交換によりアキ
ュムレータ内の冷媒を蒸発させてアキュムレータから移
動しやすくするとともに、第2の冷媒配管内の冷媒の過
冷却度を十分に確保する。一方、冷媒が熱源機側熱交換
器やその出口に多く分布している時には、特にアキュム
レータに過冷却用の余剰冷媒がなくても、第1のバイパ
ス回路の冷媒との熱交換によって第2の冷媒配管内の冷
媒に対し十分な過冷却度を確保する。
は、熱源機側熱交換器から流出した第2の冷媒配管内の
冷媒は、第2の熱交換部にてアキュムレータ内の冷媒と
熱交換し、さらに第1のバイパス回路を流れる低温低圧
の冷媒と熱交換する。従って、圧縮機の起動直前におい
て冷媒の分布がアキュムレータに多く偏っている場合に
は、熱源機側熱交換器からの冷媒との熱交換によりアキ
ュムレータ内の冷媒を蒸発させてアキュムレータから移
動しやすくするとともに、第2の冷媒配管内の冷媒の過
冷却度を十分に確保する。一方、冷媒が熱源機側熱交換
器やその出口に多く分布している時には、特にアキュム
レータに過冷却用の余剰冷媒がなくても、第1のバイパ
ス回路の冷媒との熱交換によって第2の冷媒配管内の冷
媒に対し十分な過冷却度を確保する。
【0018】また、第1の熱交換部と第2の熱交換部と
は、一体的に構成されている。更に、これら一体の第1
の熱交換部と第2の熱交換部は、アキュムレータの例え
ば内部や外面に熱伝導可能に配設されている。従って、
構造的に簡素である。
は、一体的に構成されている。更に、これら一体の第1
の熱交換部と第2の熱交換部は、アキュムレータの例え
ば内部や外面に熱伝導可能に配設されている。従って、
構造的に簡素である。
【0019】そして、第2の熱交換部に対応した位置の
第2の冷媒配管内を流通する冷媒は、第1の熱交換部の
冷媒及び第2の熱交換部の冷媒の双方との熱交換によ
り、第2の冷媒配管の内外から効率よく冷却される。従
って、第1の流量制御装置へ流入する冷媒は短時間で十
分な過冷却度に達する。
第2の冷媒配管内を流通する冷媒は、第1の熱交換部の
冷媒及び第2の熱交換部の冷媒の双方との熱交換によ
り、第2の冷媒配管の内外から効率よく冷却される。従
って、第1の流量制御装置へ流入する冷媒は短時間で十
分な過冷却度に達する。
【0020】さらに、アキュムレータから圧縮機吸入側
へ接続された返油回路内の冷媒と熱源機側熱交換器から
流出した第2の冷媒配管内の冷媒とを熱交換させる第3
の熱交換部は、第1の流量制御装置へ流入する冷媒の過
冷却度を十分に確保する。同時に、圧縮機吸込側へ返油
する際の液バックも解消させる。
へ接続された返油回路内の冷媒と熱源機側熱交換器から
流出した第2の冷媒配管内の冷媒とを熱交換させる第3
の熱交換部は、第1の流量制御装置へ流入する冷媒の過
冷却度を十分に確保する。同時に、圧縮機吸込側へ返油
する際の液バックも解消させる。
【0021】更に、第1の流量制御装置に流入する冷媒
の一部は、第2のバイパス回路を通してアキュムレータ
に戻る。従って、第3の熱交換部で蒸発させるための冷
媒がアキュムレータ内に溜まる。
の一部は、第2のバイパス回路を通してアキュムレータ
に戻る。従って、第3の熱交換部で蒸発させるための冷
媒がアキュムレータ内に溜まる。
【0022】そして、第2のバイパス回路に設けられた
第3の流量制御装置が、第2のバイパス回路を流通する
冷媒の流量を制御する。これにより、第3の流量制御装
置は、アキュムレータへの冷媒の戻り量を適度に調節す
る。従って、例えば必要以上の冷媒をアキュムレータに
戻したことによって生じる圧縮機損傷を防げる。
第3の流量制御装置が、第2のバイパス回路を流通する
冷媒の流量を制御する。これにより、第3の流量制御装
置は、アキュムレータへの冷媒の戻り量を適度に調節す
る。従って、例えば必要以上の冷媒をアキュムレータに
戻したことによって生じる圧縮機損傷を防げる。
【0023】そして、第4の熱交換部は、第3のバイパ
ス回路に導かれた圧縮機吐出側の高温の冷媒の一部をア
キュムレータ内の冷媒と熱交換させる。従って、第4の
熱交換部は、第3のバイパス回路内の冷媒を気化させて
迅速にアキュムレータから移動させる。また、第3のバ
イパス回路内の冷媒は第4の熱交換部を通過する際にア
キュムレータ内の冷媒により冷却される。
ス回路に導かれた圧縮機吐出側の高温の冷媒の一部をア
キュムレータ内の冷媒と熱交換させる。従って、第4の
熱交換部は、第3のバイパス回路内の冷媒を気化させて
迅速にアキュムレータから移動させる。また、第3のバ
イパス回路内の冷媒は第4の熱交換部を通過する際にア
キュムレータ内の冷媒により冷却される。
【0024】さらに、温度検出手段が熱源媒体の温度を
検出すると、制御手段は温度検出手段により検出された
熱源媒体温度に基づいて第4の流量制御装置を開閉制御
し第3のバイパス回路を流通する冷媒の流量を調節す
る。従って、制御手段は、例えば熱源温度が低くアキュ
ムレータ内で液冷媒が溜まったままになりやすいような
状態においてのみ、第3のバイパス回路に冷媒を通して
アキュムレータ内の冷媒を蒸発させるといった制御を行
うことができる。
検出すると、制御手段は温度検出手段により検出された
熱源媒体温度に基づいて第4の流量制御装置を開閉制御
し第3のバイパス回路を流通する冷媒の流量を調節す
る。従って、制御手段は、例えば熱源温度が低くアキュ
ムレータ内で液冷媒が溜まったままになりやすいような
状態においてのみ、第3のバイパス回路に冷媒を通して
アキュムレータ内の冷媒を蒸発させるといった制御を行
うことができる。
【0025】
実施例1.図1は請求項1の発明による一実施例の冷凍
サイクルシステムを示す冷媒回路図、図2は請求項1の
発明による一実施例の冷凍サイクルシステムにおける制
御フローチャート、図3は請求項1の発明による一実施
例の冷凍サイクルシステムにおける制御ブロック図であ
る。図1において、1は圧縮機、2は四方切換弁、3は
熱源機側熱交換器、4a,4bは第1の流量制御装置、
5a,5bは利用側熱交換器、6はアキュムレータ、7
は熱源機側熱交換器3と第1の流量制御装置4a,4b
とを接続する第2の冷媒配管24の一部をアキュムレー
タ6内を通すことでアキュムレータ6内の液冷媒と熱交
換させる第2の熱交換部、8は第1の冷媒配管23と第
2の冷媒配管24とをバイパス接続し第2の熱交換部7
から出た冷媒の一部を低圧側へ分流させる第1のバイパ
ス回路、9は第1のバイパス回路8の途中に設けられ分
流された冷媒を減圧して低温低圧とする第2の流量制御
装置、10は第2の流量制御装置9出側の第1のバイパ
ス回路8内の冷媒と熱源機側熱交換器3出側から第1の
バイパス回路8の接続部までの第2の冷媒配管24内の
冷媒との間で熱交換を行う第1の熱交換部、11は第1
のバイパス回路8で第1の熱交換部10を出た後の冷媒
温度を検出する温度センサ、12は低圧側の圧力を検出
する圧力センサである。また、13はアキュムレータ6
内の上部と圧縮機1吸込側とを接続する第3の冷媒配
管、25は圧縮機1吐出側と熱源機側熱交換器3入側と
を接続する第4の冷媒配管である。これらの第1の冷媒
配管23、第2の冷媒配管24、第3の冷媒配管13、
及び第4の冷媒配管25を介して、圧縮機1、四方切換
弁2、熱源機側熱交換器3、第1の流量制御装置4a,
4b、及び利用側熱交換器5a,5bを主に順次環状に
連結して、主冷媒回路が構成されている。また、図3に
おいて、22は圧力センサ12や温度センサ11からの
検出信号を受信するとともに、第1の流量制御装置4
a,4bなどの駆動部品の動作を司る運転制御部であ
る。本実施例は冷房サイクルにおける実施例のため、図
中の矢印は冷房時の冷媒の流れる方向を示している。
サイクルシステムを示す冷媒回路図、図2は請求項1の
発明による一実施例の冷凍サイクルシステムにおける制
御フローチャート、図3は請求項1の発明による一実施
例の冷凍サイクルシステムにおける制御ブロック図であ
る。図1において、1は圧縮機、2は四方切換弁、3は
熱源機側熱交換器、4a,4bは第1の流量制御装置、
5a,5bは利用側熱交換器、6はアキュムレータ、7
は熱源機側熱交換器3と第1の流量制御装置4a,4b
とを接続する第2の冷媒配管24の一部をアキュムレー
タ6内を通すことでアキュムレータ6内の液冷媒と熱交
換させる第2の熱交換部、8は第1の冷媒配管23と第
2の冷媒配管24とをバイパス接続し第2の熱交換部7
から出た冷媒の一部を低圧側へ分流させる第1のバイパ
ス回路、9は第1のバイパス回路8の途中に設けられ分
流された冷媒を減圧して低温低圧とする第2の流量制御
装置、10は第2の流量制御装置9出側の第1のバイパ
ス回路8内の冷媒と熱源機側熱交換器3出側から第1の
バイパス回路8の接続部までの第2の冷媒配管24内の
冷媒との間で熱交換を行う第1の熱交換部、11は第1
のバイパス回路8で第1の熱交換部10を出た後の冷媒
温度を検出する温度センサ、12は低圧側の圧力を検出
する圧力センサである。また、13はアキュムレータ6
内の上部と圧縮機1吸込側とを接続する第3の冷媒配
管、25は圧縮機1吐出側と熱源機側熱交換器3入側と
を接続する第4の冷媒配管である。これらの第1の冷媒
配管23、第2の冷媒配管24、第3の冷媒配管13、
及び第4の冷媒配管25を介して、圧縮機1、四方切換
弁2、熱源機側熱交換器3、第1の流量制御装置4a,
4b、及び利用側熱交換器5a,5bを主に順次環状に
連結して、主冷媒回路が構成されている。また、図3に
おいて、22は圧力センサ12や温度センサ11からの
検出信号を受信するとともに、第1の流量制御装置4
a,4bなどの駆動部品の動作を司る運転制御部であ
る。本実施例は冷房サイクルにおける実施例のため、図
中の矢印は冷房時の冷媒の流れる方向を示している。
【0026】ここで、第2の流量制御装置9の動作を図
1を用いて説明する。第2の流量制御装置9で低温低圧
の気液二相状態となった第1のバイパス回路8内の冷媒
は、第1の熱交換部10において第2の熱交換部7から
の冷媒より吸熱することで自らは次第にガス化される。
第1のバイパス回路8を流れる冷媒量が大きいと、全量
の冷媒がガスとならないため、第1のバイパス回路8の
出口で過熱状態にはならない。このとき、第1のバイパ
ス回路8への冷媒バイパス量が大きいと、利用側熱交換
器5a,5bへ流れる冷媒量が低下するため、装置の能
力低下をまねく。逆に、第1のバイパス回路8を流れる
冷媒量が小さいと、第1のバイパス回路8の冷媒は第1
の熱交換部10ですべてガス化してしまうため、吸熱効
果がなくなって第1の熱交換部10での熱交換量が低下
する。温度センサ11と圧力センサ12はこうした第1
のバイパス回路8の出口の冷媒状態を検出するために用
いられる。また、冷媒の過熱度SHは温度センサ11に
より検出された温度t11と圧力センサ12により検出
された圧力P12とに基づいて次式にて通常求められ
る。 (過熱度SH)=(t11)−(f(P12)) ここで、f(P12)は圧力P12における冷媒の飽和
温度を示す。
1を用いて説明する。第2の流量制御装置9で低温低圧
の気液二相状態となった第1のバイパス回路8内の冷媒
は、第1の熱交換部10において第2の熱交換部7から
の冷媒より吸熱することで自らは次第にガス化される。
第1のバイパス回路8を流れる冷媒量が大きいと、全量
の冷媒がガスとならないため、第1のバイパス回路8の
出口で過熱状態にはならない。このとき、第1のバイパ
ス回路8への冷媒バイパス量が大きいと、利用側熱交換
器5a,5bへ流れる冷媒量が低下するため、装置の能
力低下をまねく。逆に、第1のバイパス回路8を流れる
冷媒量が小さいと、第1のバイパス回路8の冷媒は第1
の熱交換部10ですべてガス化してしまうため、吸熱効
果がなくなって第1の熱交換部10での熱交換量が低下
する。温度センサ11と圧力センサ12はこうした第1
のバイパス回路8の出口の冷媒状態を検出するために用
いられる。また、冷媒の過熱度SHは温度センサ11に
より検出された温度t11と圧力センサ12により検出
された圧力P12とに基づいて次式にて通常求められ
る。 (過熱度SH)=(t11)−(f(P12)) ここで、f(P12)は圧力P12における冷媒の飽和
温度を示す。
【0027】図2のフローチャートにおいては、ステッ
プS0で制御が開始されると、先ず、ステップS1で3
0秒間制御を待機させる。このように、制御を待機させ
るのは、図2のような反復制御において第2の流量制御
装置9の開度を変化させていく上で、冷媒系が安定する
までの時間を考慮したためである。そして、ステップS
2で過熱度SHが予め設定された所定値aより大きけれ
ば、バイパス量が小さいものと判断し、第2の流量制御
装置9の開度を現在の開度SjPから所定開度ΔSjだ
け大きくして(ステップS3)、ステップS1に戻る。
反対に、ステップS2でSH≦aであれば、冷媒が気液
二相状態であると判断し、第2の流量制御装置9の開度
を所定開度ΔSjだけ小さくして(ステップS4)、ス
テップS1に戻る。図1のように、第1の熱交換部10
で熱交換させることと第1の熱交換部10の手前で熱源
機側熱交換器3を出た冷媒配管をアキュムレータ6内に
貫通させて第2の熱交換部7を設けることにより、圧縮
機1起動直後などにおいて、冷媒回路内の冷媒の分布が
偏っていて第1のバイパス回路8の入口にはあまり液冷
媒がなくアキュムレータ6内に溜まりこんでいる場合で
も、まずアキュムレータ6内の液冷媒と熱交換させるこ
とで、熱源機側熱交換器3より出た冷媒を過冷却状態と
し、第1の熱交換部10でさらに過冷却度を大きくでき
るのである。
プS0で制御が開始されると、先ず、ステップS1で3
0秒間制御を待機させる。このように、制御を待機させ
るのは、図2のような反復制御において第2の流量制御
装置9の開度を変化させていく上で、冷媒系が安定する
までの時間を考慮したためである。そして、ステップS
2で過熱度SHが予め設定された所定値aより大きけれ
ば、バイパス量が小さいものと判断し、第2の流量制御
装置9の開度を現在の開度SjPから所定開度ΔSjだ
け大きくして(ステップS3)、ステップS1に戻る。
反対に、ステップS2でSH≦aであれば、冷媒が気液
二相状態であると判断し、第2の流量制御装置9の開度
を所定開度ΔSjだけ小さくして(ステップS4)、ス
テップS1に戻る。図1のように、第1の熱交換部10
で熱交換させることと第1の熱交換部10の手前で熱源
機側熱交換器3を出た冷媒配管をアキュムレータ6内に
貫通させて第2の熱交換部7を設けることにより、圧縮
機1起動直後などにおいて、冷媒回路内の冷媒の分布が
偏っていて第1のバイパス回路8の入口にはあまり液冷
媒がなくアキュムレータ6内に溜まりこんでいる場合で
も、まずアキュムレータ6内の液冷媒と熱交換させるこ
とで、熱源機側熱交換器3より出た冷媒を過冷却状態と
し、第1の熱交換部10でさらに過冷却度を大きくでき
るのである。
【0028】そして、起動後しばらくしてから第1の熱
交換部10の手前で冷媒が過冷却状態となれば、アキュ
ムレータ6内の液冷媒がなくなっても問題なく第1の熱
交換部10だけで過冷却度を大きくできるため、第1の
流量制御装置4a,4bの制御も問題なく行える。ま
た、複数の利用側熱交換器5a,5bへの冷媒の分流も
確実に行うことができる。このとき、第1のバイパス回
路8の入口は第2の熱交換部7あるいは第1の熱交換部
10の下流側に位置しているため、第2の流量制御装置
9の入口における冷媒は常に液冷媒となるので、第2の
流量制御装置9の流量制御も問題なく行える。以上述べ
たことから、必要以上にアキュムレータ6内に冷媒を貯
める必要がなく、それでいて冷媒がアキュムレータ6に
多く偏っている場合でも、速やかに十分な過冷却度を確
保できるため、空気調和装置のコストダウンや信頼生を
高めることが可能となる。
交換部10の手前で冷媒が過冷却状態となれば、アキュ
ムレータ6内の液冷媒がなくなっても問題なく第1の熱
交換部10だけで過冷却度を大きくできるため、第1の
流量制御装置4a,4bの制御も問題なく行える。ま
た、複数の利用側熱交換器5a,5bへの冷媒の分流も
確実に行うことができる。このとき、第1のバイパス回
路8の入口は第2の熱交換部7あるいは第1の熱交換部
10の下流側に位置しているため、第2の流量制御装置
9の入口における冷媒は常に液冷媒となるので、第2の
流量制御装置9の流量制御も問題なく行える。以上述べ
たことから、必要以上にアキュムレータ6内に冷媒を貯
める必要がなく、それでいて冷媒がアキュムレータ6に
多く偏っている場合でも、速やかに十分な過冷却度を確
保できるため、空気調和装置のコストダウンや信頼生を
高めることが可能となる。
【0029】実施例2.実施例1では第2の熱交換部7
の下流側に第1の熱交換部10を配置したが、図4のよ
うに、第1の熱交換部10を第2の熱交換部7の上流側
に配置してもよい。その場合も、常に十分な過冷却状態
の液冷媒を得るように、第2の熱交換部7の下流にその
第1のバイパス回路8の入口が配置されているため、実
施例1の構成と同様の作用効果を呈する。
の下流側に第1の熱交換部10を配置したが、図4のよ
うに、第1の熱交換部10を第2の熱交換部7の上流側
に配置してもよい。その場合も、常に十分な過冷却状態
の液冷媒を得るように、第2の熱交換部7の下流にその
第1のバイパス回路8の入口が配置されているため、実
施例1の構成と同様の作用効果を呈する。
【0030】実施例3.図5は請求項2の発明による一
実施例の冷凍サイクルシステムを示す冷媒回路図、図6
は請求項3の発明による一実施例の冷凍サイクルシステ
ムにおける熱交換部の要部を示す部分破断図である。図
5において、主たる構成部品及びその動作は実施例1と
ほぼ同様であるが、第2の熱交換部7を省き、第1の熱
交換部10をそのままアキュムレータ6内に配置した点
で異なる。このように、第1の熱交換部10をアキュム
レータ6内に配備したことにより、第1の熱交換部10
がアキュムレータ6内の液冷媒と熱交換できるため、熱
交換部が1つですむ。図6はアキュムレータ6内部に設
けられた第1の熱交換部10の一実施例を示す。図6に
おいては、第1のバイパス回路8が内側、熱源機側熱交
換器3から出た冷媒が外側を流れる二重管が第1の熱交
換部10としてアキュムレータ6内を貫通して配備され
ている。
実施例の冷凍サイクルシステムを示す冷媒回路図、図6
は請求項3の発明による一実施例の冷凍サイクルシステ
ムにおける熱交換部の要部を示す部分破断図である。図
5において、主たる構成部品及びその動作は実施例1と
ほぼ同様であるが、第2の熱交換部7を省き、第1の熱
交換部10をそのままアキュムレータ6内に配置した点
で異なる。このように、第1の熱交換部10をアキュム
レータ6内に配備したことにより、第1の熱交換部10
がアキュムレータ6内の液冷媒と熱交換できるため、熱
交換部が1つですむ。図6はアキュムレータ6内部に設
けられた第1の熱交換部10の一実施例を示す。図6に
おいては、第1のバイパス回路8が内側、熱源機側熱交
換器3から出た冷媒が外側を流れる二重管が第1の熱交
換部10としてアキュムレータ6内を貫通して配備され
ている。
【0031】このように、アキュムレータ6に第1のバ
イパス回路8をもつ熱交換部を設けることにより、第2
の流量制御装置9で十分な過冷却度を確保する一方で、
アキュムレータ6内に液が溜まっている場合にはその液
と熱交換できる部分が1カ所に集約されているので、コ
ンパクトになり部品点数が少なくてすむ。更に、第1の
熱交換部10の内側に第1のバイパス回路8が配されて
いるという二重管方式によって、アキュムレータ6内に
液がある程度存在し、加えて第1のバイパス回路8側の
冷媒制御も行えば、熱源機側熱交換器3から出て第2の
冷媒配管24を流通する冷媒は、内側と外側の両方へ放
熱できるため、十分な過冷却度の確保を迅速に行えると
ともに、空気調和装置の信頼生を一層向上させることに
なる。
イパス回路8をもつ熱交換部を設けることにより、第2
の流量制御装置9で十分な過冷却度を確保する一方で、
アキュムレータ6内に液が溜まっている場合にはその液
と熱交換できる部分が1カ所に集約されているので、コ
ンパクトになり部品点数が少なくてすむ。更に、第1の
熱交換部10の内側に第1のバイパス回路8が配されて
いるという二重管方式によって、アキュムレータ6内に
液がある程度存在し、加えて第1のバイパス回路8側の
冷媒制御も行えば、熱源機側熱交換器3から出て第2の
冷媒配管24を流通する冷媒は、内側と外側の両方へ放
熱できるため、十分な過冷却度の確保を迅速に行えると
ともに、空気調和装置の信頼生を一層向上させることに
なる。
【0032】実施例4.図7は請求項4の発明による一
実施例の冷凍サイクルシステムを示す冷媒回路図であ
る。図7において、1は圧縮機、2は四方切換弁、3は
熱源機側熱交換器、4a,4bは第1の流量制御装置、
5a,5bは利用側熱交換器、6はアキュムレータ、1
3はアキュムレータ6内の上部から圧縮機1へおもにガ
ス冷媒を戻す第3の冷媒配管、14はアキュムレータ6
内で液冷媒中に溶けている潤滑油を液冷媒と共に圧縮機
1側へ戻す返油回路、7aは返油回路14内の冷媒と熱
源機側熱交換器3出側の第2の冷媒配管24内の冷媒と
の間で熱交換させる第3の熱交換部である。尚、主冷媒
回路の構成は既述の実施例のものと同様である。アキュ
ムレータ6内の底部には、圧縮機1より吐出されて冷媒
回路内を還流してきた潤滑油と液冷媒とが常時、混合液
として存在しており、この混合液中の少なくとも潤滑油
は返油回路14を通して圧縮機1へ返油しなければなら
ない。
実施例の冷凍サイクルシステムを示す冷媒回路図であ
る。図7において、1は圧縮機、2は四方切換弁、3は
熱源機側熱交換器、4a,4bは第1の流量制御装置、
5a,5bは利用側熱交換器、6はアキュムレータ、1
3はアキュムレータ6内の上部から圧縮機1へおもにガ
ス冷媒を戻す第3の冷媒配管、14はアキュムレータ6
内で液冷媒中に溶けている潤滑油を液冷媒と共に圧縮機
1側へ戻す返油回路、7aは返油回路14内の冷媒と熱
源機側熱交換器3出側の第2の冷媒配管24内の冷媒と
の間で熱交換させる第3の熱交換部である。尚、主冷媒
回路の構成は既述の実施例のものと同様である。アキュ
ムレータ6内の底部には、圧縮機1より吐出されて冷媒
回路内を還流してきた潤滑油と液冷媒とが常時、混合液
として存在しており、この混合液中の少なくとも潤滑油
は返油回路14を通して圧縮機1へ返油しなければなら
ない。
【0033】ここで、図7のように、返油回路14の途
中に第3の熱交換部7aを設けたことにより、返油回路
14内を流れる低温の液冷媒は吸熱しガス状態に近づ
く。反対に、熱源機側熱交換器3内を流れる高温高圧の
気液二相、或いはわずかに過冷却度のつけられた冷媒
は、第3の熱交換部7aで放熱することにより、過冷却
度が大きくなる。こうして、返油回路14内の液から液
冷媒がガス化することにより、圧縮機1へは潤滑油だけ
が戻るため、冷媒の液バックによる圧縮機1破損の心配
がなくなる。また、アキュムレータ6内に必要以上に多
くの液冷媒を入れなくても、返油に伴う少量の冷媒と簡
単な回路とによって、第1の流量制御装置4a,4bに
送られる冷媒の過冷却度を大きくできる。これにより、
複数の利用側熱交換器5a,5bへの分流や第1の流量
制御装置4a,4bにおける流量制御性も安定すること
から、空気調和装置の信頼性を大きく向上させることが
できる。尚、返油回路14はアキュムレータ6内の少量
の混合液を戻す必要性から、アキュムレータ6の底部あ
るいはそれに近い部分に接続しておくのが好ましい。ま
た、第3の冷媒配管13は、アキュムレータ6内のガス
冷媒を圧縮機1の吸込側に戻すためのものであるから、
そのアキュムレータ側開口端がアキュムレータ6内の上
部に連通して配置されていればよく、アキュムレータ6
に対する取付位置は特に限定されず、例えばアキュムレ
ータ6のケーシング上面、ケーシング側面、或いはケー
シング底面のいずれであってもよい。
中に第3の熱交換部7aを設けたことにより、返油回路
14内を流れる低温の液冷媒は吸熱しガス状態に近づ
く。反対に、熱源機側熱交換器3内を流れる高温高圧の
気液二相、或いはわずかに過冷却度のつけられた冷媒
は、第3の熱交換部7aで放熱することにより、過冷却
度が大きくなる。こうして、返油回路14内の液から液
冷媒がガス化することにより、圧縮機1へは潤滑油だけ
が戻るため、冷媒の液バックによる圧縮機1破損の心配
がなくなる。また、アキュムレータ6内に必要以上に多
くの液冷媒を入れなくても、返油に伴う少量の冷媒と簡
単な回路とによって、第1の流量制御装置4a,4bに
送られる冷媒の過冷却度を大きくできる。これにより、
複数の利用側熱交換器5a,5bへの分流や第1の流量
制御装置4a,4bにおける流量制御性も安定すること
から、空気調和装置の信頼性を大きく向上させることが
できる。尚、返油回路14はアキュムレータ6内の少量
の混合液を戻す必要性から、アキュムレータ6の底部あ
るいはそれに近い部分に接続しておくのが好ましい。ま
た、第3の冷媒配管13は、アキュムレータ6内のガス
冷媒を圧縮機1の吸込側に戻すためのものであるから、
そのアキュムレータ側開口端がアキュムレータ6内の上
部に連通して配置されていればよく、アキュムレータ6
に対する取付位置は特に限定されず、例えばアキュムレ
ータ6のケーシング上面、ケーシング側面、或いはケー
シング底面のいずれであってもよい。
【0034】実施例5.図8は請求項5及び請求項6の
発明による一実施例の冷凍サイクルシステムを示す冷媒
回路図である。図8では、先の実施例4の構成に加え
て、熱源機側熱交換器3から第3の熱交換部7aを経て
きた冷媒の一部をアキュムレータ6の入口側へバイパス
させる第2のバイパス回路8a、この第2のバイパス回
路8aの冷媒流量を調整する第3の流量制御装置9a、
返油回路14に設けられ第3の熱交換部7aを流出した
冷媒の温度を検出する温度センサ15、及び低圧側の圧
力を検出する圧力センサ12を備えている。尚、主冷媒
回路の構成は既述の実施例のものと同様である。ここ
で、第3の流量制御装置9aの制御の一例につき、図9
の制御フローチャートに基づいて示す。また、図10は
請求項5及び請求項6の発明による一実施例の冷凍サイ
クルシステムにおける制御ブロック図である。
発明による一実施例の冷凍サイクルシステムを示す冷媒
回路図である。図8では、先の実施例4の構成に加え
て、熱源機側熱交換器3から第3の熱交換部7aを経て
きた冷媒の一部をアキュムレータ6の入口側へバイパス
させる第2のバイパス回路8a、この第2のバイパス回
路8aの冷媒流量を調整する第3の流量制御装置9a、
返油回路14に設けられ第3の熱交換部7aを流出した
冷媒の温度を検出する温度センサ15、及び低圧側の圧
力を検出する圧力センサ12を備えている。尚、主冷媒
回路の構成は既述の実施例のものと同様である。ここ
で、第3の流量制御装置9aの制御の一例につき、図9
の制御フローチャートに基づいて示す。また、図10は
請求項5及び請求項6の発明による一実施例の冷凍サイ
クルシステムにおける制御ブロック図である。
【0035】返油回路14内の冷媒は、第3の熱交換部
7aにおいて吸熱することで自らは次第にガス化され
る。このとき、アキュムレータ6内の液量が多すぎる
と、液柱圧がかかる分、返油回路14を流れる液量が大
きくなり、返油回路14出口での冷媒は過熱状態となら
ない。こうした二相の湿り状態で冷媒が圧縮機1に戻っ
たのでは、液バックによる圧縮機1損傷の恐れを生じ
る。逆に、アキュムレータ6内の液冷媒が極めて少なく
なると、返油回路14を流れる冷媒も少ないため、この
冷媒は第3の熱交換部7aですべてガス化してしまって
吸熱効果がほとんどなくなり第3の熱交換部7aでの熱
交換量が低下する。圧力センサ12と温度センサ15は
こうした返油回路14出口の冷媒状態を検出するために
用いられる。冷媒の過熱度SHは、温度センサ15に検
出された温度t15と圧力センサ12により検出された
圧力P12とに基づいて次式にて通常求められる。 (過熱度SH)=(t15)−(f(P12)) ここで、f(P12)は圧力P12における冷媒の飽和
温度を示す。
7aにおいて吸熱することで自らは次第にガス化され
る。このとき、アキュムレータ6内の液量が多すぎる
と、液柱圧がかかる分、返油回路14を流れる液量が大
きくなり、返油回路14出口での冷媒は過熱状態となら
ない。こうした二相の湿り状態で冷媒が圧縮機1に戻っ
たのでは、液バックによる圧縮機1損傷の恐れを生じ
る。逆に、アキュムレータ6内の液冷媒が極めて少なく
なると、返油回路14を流れる冷媒も少ないため、この
冷媒は第3の熱交換部7aですべてガス化してしまって
吸熱効果がほとんどなくなり第3の熱交換部7aでの熱
交換量が低下する。圧力センサ12と温度センサ15は
こうした返油回路14出口の冷媒状態を検出するために
用いられる。冷媒の過熱度SHは、温度センサ15に検
出された温度t15と圧力センサ12により検出された
圧力P12とに基づいて次式にて通常求められる。 (過熱度SH)=(t15)−(f(P12)) ここで、f(P12)は圧力P12における冷媒の飽和
温度を示す。
【0036】図9において、ステップS5で60秒間制
御を待機させるのは、フローチャートに示したような反
復制御において第3の流量制御装置9aの開度を変化さ
せていく上で、冷媒系が安定するまでの時間を考慮した
ためである。そして、ステップS6で過熱度SHが予め
設定されている所定値b1 よりも大きければ、アキュム
レータ6内の液量が小さいものと判断し、第3の流量制
御装置9aの開度を現在の開度SjPから所定開度ΔS
jだけ大きくして(ステップS7)、ステップS5に戻
る。反対に、ステップS6でSH≦b1 であれば、ステ
ップS8に進む。そして、ステップS8で過熱度SHが
予め設定されている所定値b2 (<b1 )よりも小さけ
れば、アキュムレータ6内の液量が過大の状態であると
判断し、ステップS9で第3の流量制御装置9aの開度
を所定開度ΔSjだけ小さくしてステップS5に戻る。
一方、ステップS8で過熱度SHがb2以上b1 以下で
あれば、過度な液量であると判断して現在の開度SjP
をそのまま維持して(ステップS10)、ステップS5
に戻る。
御を待機させるのは、フローチャートに示したような反
復制御において第3の流量制御装置9aの開度を変化さ
せていく上で、冷媒系が安定するまでの時間を考慮した
ためである。そして、ステップS6で過熱度SHが予め
設定されている所定値b1 よりも大きければ、アキュム
レータ6内の液量が小さいものと判断し、第3の流量制
御装置9aの開度を現在の開度SjPから所定開度ΔS
jだけ大きくして(ステップS7)、ステップS5に戻
る。反対に、ステップS6でSH≦b1 であれば、ステ
ップS8に進む。そして、ステップS8で過熱度SHが
予め設定されている所定値b2 (<b1 )よりも小さけ
れば、アキュムレータ6内の液量が過大の状態であると
判断し、ステップS9で第3の流量制御装置9aの開度
を所定開度ΔSjだけ小さくしてステップS5に戻る。
一方、ステップS8で過熱度SHがb2以上b1 以下で
あれば、過度な液量であると判断して現在の開度SjP
をそのまま維持して(ステップS10)、ステップS5
に戻る。
【0037】このように、第2のバイパス回路8aと第
3の流量制御装置9aを備えることにより、例えば冷媒
回路内の冷媒量が不足気味で運転している場合に、アキ
ュムレータ6内で液冷媒が不足して、潤滑油濃度の高い
液が返油回路14を流れるような場合には、第3の流量
制御装置9aによって液冷媒をアキュムレータ6へ戻す
ことにより、アキュムレータ6内には新たな液冷媒が溜
まるので第3の熱交換部7aでの熱交換量を常時維持で
き、またアキュムレータ6へバイパスさせる冷媒量の調
整も行える。従って、第2のバイパス回路8aにより過
大にバイパスさせたために圧縮機1への液バックを生じ
るということもないので、第3の熱交換部7aから第1
の流量制御装置4a,4bへ流れる冷媒の過冷却度を減
少させることなく、また圧縮機1への負担もかけること
なしに空気調和装置の信頼性を十分に向上させることが
できるのである。
3の流量制御装置9aを備えることにより、例えば冷媒
回路内の冷媒量が不足気味で運転している場合に、アキ
ュムレータ6内で液冷媒が不足して、潤滑油濃度の高い
液が返油回路14を流れるような場合には、第3の流量
制御装置9aによって液冷媒をアキュムレータ6へ戻す
ことにより、アキュムレータ6内には新たな液冷媒が溜
まるので第3の熱交換部7aでの熱交換量を常時維持で
き、またアキュムレータ6へバイパスさせる冷媒量の調
整も行える。従って、第2のバイパス回路8aにより過
大にバイパスさせたために圧縮機1への液バックを生じ
るということもないので、第3の熱交換部7aから第1
の流量制御装置4a,4bへ流れる冷媒の過冷却度を減
少させることなく、また圧縮機1への負担もかけること
なしに空気調和装置の信頼性を十分に向上させることが
できるのである。
【0038】実施例6.図11は請求項7の発明による
一実施例の冷凍サイクルシステムを示す冷媒回路図、図
12は請求項8の発明による一実施例の冷凍サイクルシ
ステムにおける制御フローチャート、図13は請求項8
の発明による一実施例の冷凍サイクルシステムにおける
制御ブロック図である。図11において、1は圧縮機、
2は四方切換弁、3は熱源機側熱交換器、4a,4bは
第1の流量制御装置、5a,5bは利用側熱交換器、6
はアキュムレータ、7bは吐出ガスをアキュムレータ6
内を通すことでアキュムレータ6内の熱交換させる第4
の熱交換部、8は第4の熱交換部7bから出た冷媒の一
部を低圧側へ分岐させる第1のバイパス回路、9は第1
のバイパス回路8の途中に設けられバイパスされた冷媒
を減圧して低温低圧とする第2の流量制御装置、10は
第2の流量制御装置9の下流で第4の熱交換部7bより
出た冷媒をさらに第2の流量制御装置9で低温低圧とな
った第1のバイパス回路8の冷媒と熱交換させる第1
の、熱交換部11は第1のバイパス回路8で第1の熱交
換部10を流出した後の冷媒の温度を検出する温度セン
サ、12は低圧側の圧力を検出する圧力センサ、16は
吐出ガスを第4の熱交換部7bに流す第3のバイパス回
路、17,18は吐出ガスを熱源機側熱交換器3または
第4の熱交換部7bのいずれかに流すかを切り換える弁
(それぞれ、第4の流量制御装置の一例)、19は熱源
媒体温度(ここでは、空冷式の熱源機を採用しており、
外気温度に相当する)を検出する温度センサ(温度検出
手段の一例)、20は高圧側の圧力を検出する圧力セン
サ、21は第1の熱交換部10を流出した後の冷媒温度
を検出する温度センサである。尚、主冷媒回路の構成は
既述の実施例のものと同様である。本実施例は冷房サイ
クルにおける実施例のため、図中の矢印は冷房時の冷媒
の流れ方向を示す。第2の流量制御装置9の動作と第1
の熱交換部10の機能は実施例1と同じであるため説明
は省略する。
一実施例の冷凍サイクルシステムを示す冷媒回路図、図
12は請求項8の発明による一実施例の冷凍サイクルシ
ステムにおける制御フローチャート、図13は請求項8
の発明による一実施例の冷凍サイクルシステムにおける
制御ブロック図である。図11において、1は圧縮機、
2は四方切換弁、3は熱源機側熱交換器、4a,4bは
第1の流量制御装置、5a,5bは利用側熱交換器、6
はアキュムレータ、7bは吐出ガスをアキュムレータ6
内を通すことでアキュムレータ6内の熱交換させる第4
の熱交換部、8は第4の熱交換部7bから出た冷媒の一
部を低圧側へ分岐させる第1のバイパス回路、9は第1
のバイパス回路8の途中に設けられバイパスされた冷媒
を減圧して低温低圧とする第2の流量制御装置、10は
第2の流量制御装置9の下流で第4の熱交換部7bより
出た冷媒をさらに第2の流量制御装置9で低温低圧とな
った第1のバイパス回路8の冷媒と熱交換させる第1
の、熱交換部11は第1のバイパス回路8で第1の熱交
換部10を流出した後の冷媒の温度を検出する温度セン
サ、12は低圧側の圧力を検出する圧力センサ、16は
吐出ガスを第4の熱交換部7bに流す第3のバイパス回
路、17,18は吐出ガスを熱源機側熱交換器3または
第4の熱交換部7bのいずれかに流すかを切り換える弁
(それぞれ、第4の流量制御装置の一例)、19は熱源
媒体温度(ここでは、空冷式の熱源機を採用しており、
外気温度に相当する)を検出する温度センサ(温度検出
手段の一例)、20は高圧側の圧力を検出する圧力セン
サ、21は第1の熱交換部10を流出した後の冷媒温度
を検出する温度センサである。尚、主冷媒回路の構成は
既述の実施例のものと同様である。本実施例は冷房サイ
クルにおける実施例のため、図中の矢印は冷房時の冷媒
の流れ方向を示す。第2の流量制御装置9の動作と第1
の熱交換部10の機能は実施例1と同じであるため説明
は省略する。
【0039】次に、図12のフローチャートを用いて、
弁17,18の動作を簡単に説明する。先ず、ステップ
S11で、運転制御部22(図13参照、制御手段の一
例)による制御が開始されるが、このとき圧縮機1は起
動直前状態にあるものとする。ステップS12では起動
直前の外気温度t19が所定温度cより低いか判断す
る。もし、外気温度t19が予め設定されている所定温
度cより低ければ、アキュムレータ6内に液冷媒が溜ま
っている可能性が高いものとし、ステップS13にて弁
17を開き(ON)、ステップS14で弁18を閉(O
FF)とすることで、吐出ガスを熱源機側熱交換器3を
通さずに、アキュムレータ6内を通すようにする。そし
て、ステップS15にて圧縮機1を起動(ON)する。
一方、ステップS12で外気温度t19≧cであれば、
運転制御部22は、アキュムレータ6内の冷媒の溜まり
込みが多くなく、加えて高圧側の圧力がすぐに上昇し、
これにより低圧側の圧力も上昇することで圧縮機1の冷
媒循環量も多くなってアキュムレータ6内の液冷媒は早
く移動し、第1の熱交換部10で過冷却度も十分につき
やすいと判断する。そこで、運転制御部22は、通常運
転どおり、弁18を開け(ON)、弁17を閉める(O
FF)ことにより熱源機側熱交換器3に冷媒を流すよう
にして圧縮機1を起動させ(ステップS18,S19,
S20)、弁17,18はそのままの状態として制御を
終了する(ステップS23)。
弁17,18の動作を簡単に説明する。先ず、ステップ
S11で、運転制御部22(図13参照、制御手段の一
例)による制御が開始されるが、このとき圧縮機1は起
動直前状態にあるものとする。ステップS12では起動
直前の外気温度t19が所定温度cより低いか判断す
る。もし、外気温度t19が予め設定されている所定温
度cより低ければ、アキュムレータ6内に液冷媒が溜ま
っている可能性が高いものとし、ステップS13にて弁
17を開き(ON)、ステップS14で弁18を閉(O
FF)とすることで、吐出ガスを熱源機側熱交換器3を
通さずに、アキュムレータ6内を通すようにする。そし
て、ステップS15にて圧縮機1を起動(ON)する。
一方、ステップS12で外気温度t19≧cであれば、
運転制御部22は、アキュムレータ6内の冷媒の溜まり
込みが多くなく、加えて高圧側の圧力がすぐに上昇し、
これにより低圧側の圧力も上昇することで圧縮機1の冷
媒循環量も多くなってアキュムレータ6内の液冷媒は早
く移動し、第1の熱交換部10で過冷却度も十分につき
やすいと判断する。そこで、運転制御部22は、通常運
転どおり、弁18を開け(ON)、弁17を閉める(O
FF)ことにより熱源機側熱交換器3に冷媒を流すよう
にして圧縮機1を起動させ(ステップS18,S19,
S20)、弁17,18はそのままの状態として制御を
終了する(ステップS23)。
【0040】上記のようにステップS15で圧縮機1を
起動させた後は、ステップS16で圧力センサ20によ
り検出された圧力P20が予め設定されている所定値e
を上回っているか判断する。もし、圧力P20が所定値
eを上回っていれば、ステップS21で弁18を開け
(ON)、ステップS22で弁17を閉めて(OFF)
通常通り熱源機側熱交換器3に冷媒が流れるようにし高
圧側の圧力を低下させて、制御を終える(ステップS2
3)。他方、ステップS16で高圧側の圧力P20が所
定値e以下であれば、ステップS17で第1の熱交換部
10出口における冷媒の過冷却度SCが予め設定されて
いる所定値f(<e)を越えているかどうか判断する。
尚、過冷却度SCは次式にて簡易的に算出できる。 (過冷却度SC)=f(P20)−T21 ここで、f(P20)は、高圧側の圧力P20における
冷媒の飽和温度である。また、T21は予め設定された
温度センサ21により検知した第1の熱交換部10の出
口の冷媒温度である。そして、算出された過冷却度SC
が所定値fより大きければ、アキュムレータ6内に存在
していた液冷媒が蒸発して第1の熱交換部10に移動し
たものと判断して、ステップS21,S22にて弁18
を開き、弁17を閉じた後、ステップS23で制御を終
了する。
起動させた後は、ステップS16で圧力センサ20によ
り検出された圧力P20が予め設定されている所定値e
を上回っているか判断する。もし、圧力P20が所定値
eを上回っていれば、ステップS21で弁18を開け
(ON)、ステップS22で弁17を閉めて(OFF)
通常通り熱源機側熱交換器3に冷媒が流れるようにし高
圧側の圧力を低下させて、制御を終える(ステップS2
3)。他方、ステップS16で高圧側の圧力P20が所
定値e以下であれば、ステップS17で第1の熱交換部
10出口における冷媒の過冷却度SCが予め設定されて
いる所定値f(<e)を越えているかどうか判断する。
尚、過冷却度SCは次式にて簡易的に算出できる。 (過冷却度SC)=f(P20)−T21 ここで、f(P20)は、高圧側の圧力P20における
冷媒の飽和温度である。また、T21は予め設定された
温度センサ21により検知した第1の熱交換部10の出
口の冷媒温度である。そして、算出された過冷却度SC
が所定値fより大きければ、アキュムレータ6内に存在
していた液冷媒が蒸発して第1の熱交換部10に移動し
たものと判断して、ステップS21,S22にて弁18
を開き、弁17を閉じた後、ステップS23で制御を終
了する。
【0041】このように、圧縮機1の起動時、特に熱源
となる外気温の低い時などにおいて、吐出ガスの一部を
選択的に第4の熱交換部7bを通してアキュムレータ6
内に流すことにより、アキュムレータ6内に冷媒が溜ま
っている場合でも、その冷媒を蒸発させてアキュムレー
タ6から迅速に移動させることができる。従って、第2
の流量制御装置9の制御により第1の熱交換部10で早
く大きな過冷却度を確保できるようになる。その結果、
利用側熱交換器が5a,5bのように複数ある場合の冷
媒の分配や第1の流量制御装置4a,4bの開度制御も
問題なく行うことができ、外気温の低い時など冷媒が偏
って分布しやすい状態での運転における空気調和装置の
信頼性を十分に高めることができる。
となる外気温の低い時などにおいて、吐出ガスの一部を
選択的に第4の熱交換部7bを通してアキュムレータ6
内に流すことにより、アキュムレータ6内に冷媒が溜ま
っている場合でも、その冷媒を蒸発させてアキュムレー
タ6から迅速に移動させることができる。従って、第2
の流量制御装置9の制御により第1の熱交換部10で早
く大きな過冷却度を確保できるようになる。その結果、
利用側熱交換器が5a,5bのように複数ある場合の冷
媒の分配や第1の流量制御装置4a,4bの開度制御も
問題なく行うことができ、外気温の低い時など冷媒が偏
って分布しやすい状態での運転における空気調和装置の
信頼性を十分に高めることができる。
【0042】
【発明の効果】この発明によれば、熱源機側熱交換器か
ら流出した第2の冷媒配管内の冷媒を、アキュムレータ
内の冷媒との熱交換、及び第1のバイパス回路を流れる
低温低圧の冷媒との熱交換をさせるようにしたので、圧
縮機起動直前における主冷媒回路内の冷媒分布に依存す
ることなく、第1の流量制御装置へ流入する冷媒の過冷
却度を十分に確保できると同時に、アキュムレータ内の
冷媒を蒸発させてアキュムレータから移動させることが
できる。従って、冷凍サイクルシステムの性能を向上さ
せることができる。
ら流出した第2の冷媒配管内の冷媒を、アキュムレータ
内の冷媒との熱交換、及び第1のバイパス回路を流れる
低温低圧の冷媒との熱交換をさせるようにしたので、圧
縮機起動直前における主冷媒回路内の冷媒分布に依存す
ることなく、第1の流量制御装置へ流入する冷媒の過冷
却度を十分に確保できると同時に、アキュムレータ内の
冷媒を蒸発させてアキュムレータから移動させることが
できる。従って、冷凍サイクルシステムの性能を向上さ
せることができる。
【0043】また、第1の熱交換部と第2の熱交換部と
を一体的に構成し、それをアキュムレータの例えば内部
や外面に熱伝導可能に配設してあるので、構造的に簡素
であり少ない部品点数で構成できる。従って、製造効率
の向上化や低コスト化を実現できる。
を一体的に構成し、それをアキュムレータの例えば内部
や外面に熱伝導可能に配設してあるので、構造的に簡素
であり少ない部品点数で構成できる。従って、製造効率
の向上化や低コスト化を実現できる。
【0044】そして、第2の熱交換部に対応した位置の
第2の冷媒配管内を流通する冷媒に対して、第2の冷媒
配管の内外から冷却するようにしたので、第1の流量制
御装置へ流入する冷媒を短時間で十分な過冷却度に到達
させることができる。従って、冷凍サイクルシステムの
性能を向上させることができる。
第2の冷媒配管内を流通する冷媒に対して、第2の冷媒
配管の内外から冷却するようにしたので、第1の流量制
御装置へ流入する冷媒を短時間で十分な過冷却度に到達
させることができる。従って、冷凍サイクルシステムの
性能を向上させることができる。
【0045】さらに、アキュムレータから圧縮機吸入側
へ接続された返油回路内の冷媒と熱源機側熱交換器から
流出した第2の冷媒配管内の冷媒とを熱交換させる第3
の熱交換部を設けたので、返油という機能を有する必要
不可欠な返油回路を利用して第1の流量制御装置へ流入
する冷媒の過冷却度を十分に確保することができる。し
かも、返油回路を利用した簡略な構造を採れたことによ
り、低コスト化を実現できるうえ、圧縮機吸込側へ返油
する際の液バックも解消されて圧縮機の損傷を引き起こ
すこともなく、冷凍サイクルシステムの信頼性を向上さ
せることができる。
へ接続された返油回路内の冷媒と熱源機側熱交換器から
流出した第2の冷媒配管内の冷媒とを熱交換させる第3
の熱交換部を設けたので、返油という機能を有する必要
不可欠な返油回路を利用して第1の流量制御装置へ流入
する冷媒の過冷却度を十分に確保することができる。し
かも、返油回路を利用した簡略な構造を採れたことによ
り、低コスト化を実現できるうえ、圧縮機吸込側へ返油
する際の液バックも解消されて圧縮機の損傷を引き起こ
すこともなく、冷凍サイクルシステムの信頼性を向上さ
せることができる。
【0046】そのうえ、請求項4の構成に加えて第2の
バイパス回路を設け、第1の流量制御装置に流入する冷
媒の一部を第2のバイパス回路でアキュムレータに戻す
ようにしたので、アキュムレータ内の冷媒量が元々少な
かった場合でも、第3の熱交換部で蒸発させるための冷
媒がアキュムレータ内に確保できる。従って、第3の熱
交換部での熱交換量を常に一定以上に保持できるため、
冷凍サイクルシステムの信頼性を向上させることができ
る。
バイパス回路を設け、第1の流量制御装置に流入する冷
媒の一部を第2のバイパス回路でアキュムレータに戻す
ようにしたので、アキュムレータ内の冷媒量が元々少な
かった場合でも、第3の熱交換部で蒸発させるための冷
媒がアキュムレータ内に確保できる。従って、第3の熱
交換部での熱交換量を常に一定以上に保持できるため、
冷凍サイクルシステムの信頼性を向上させることができ
る。
【0047】そして、請求項5の構成において、第2の
バイパス回路に第3の流量制御装置を設けて第2のバイ
パス回路を流通する冷媒の流量を制御するようにしたの
で、アキュムレータへの冷媒の戻り量を適度に調節する
ことができる。従って、例えば必要以上の冷媒をアキュ
ムレータに戻したことによって生じる圧縮機への液バッ
クに起因した圧縮機損傷を招くことがない。その結果、
第1の流量制御装置に流入する冷媒には十分な過冷却度
を確保しつつ、アキュムレータから圧縮機への適切な返
油を行うことができるため、冷凍サイクルシステムの信
頼性と性能を向上させることができる。
バイパス回路に第3の流量制御装置を設けて第2のバイ
パス回路を流通する冷媒の流量を制御するようにしたの
で、アキュムレータへの冷媒の戻り量を適度に調節する
ことができる。従って、例えば必要以上の冷媒をアキュ
ムレータに戻したことによって生じる圧縮機への液バッ
クに起因した圧縮機損傷を招くことがない。その結果、
第1の流量制御装置に流入する冷媒には十分な過冷却度
を確保しつつ、アキュムレータから圧縮機への適切な返
油を行うことができるため、冷凍サイクルシステムの信
頼性と性能を向上させることができる。
【0048】そして、圧縮機吐出側の高温の冷媒の一部
を第3のバイパス回路に導き第4の熱交換部でアキュム
レータ内の冷媒と熱交換させるようにしたので、アキュ
ムレータ内に比較的多量の冷媒が溜まっている場合に
も、この冷媒を第4の熱交換部からの熱により気化させ
て迅速にアキュムレータから移動させることができる。
一方、第3のバイパス回路内の冷媒は第4の熱交換部を
通過する際にアキュムレータ内の冷媒により冷却されて
第1の熱交換部に送り込まれるので、運転に支障を来さ
ない。従って、冷凍サイクルシステムの性能を向上化を
図ることができる。
を第3のバイパス回路に導き第4の熱交換部でアキュム
レータ内の冷媒と熱交換させるようにしたので、アキュ
ムレータ内に比較的多量の冷媒が溜まっている場合に
も、この冷媒を第4の熱交換部からの熱により気化させ
て迅速にアキュムレータから移動させることができる。
一方、第3のバイパス回路内の冷媒は第4の熱交換部を
通過する際にアキュムレータ内の冷媒により冷却されて
第1の熱交換部に送り込まれるので、運転に支障を来さ
ない。従って、冷凍サイクルシステムの性能を向上化を
図ることができる。
【0049】さらに、温度検出手段により熱源媒体の温
度を検出し、検出された熱源媒体温度に基づいて制御手
段により第4の流量制御装置を制御して冷媒流量を調節
するようにしたので、アキュムレータからの冷媒移動に
関して、熱源媒体温度に応じたきめ細かい制御を実現で
き、冷凍サイクルシステムの信頼性を向上させることが
できる。
度を検出し、検出された熱源媒体温度に基づいて制御手
段により第4の流量制御装置を制御して冷媒流量を調節
するようにしたので、アキュムレータからの冷媒移動に
関して、熱源媒体温度に応じたきめ細かい制御を実現で
き、冷凍サイクルシステムの信頼性を向上させることが
できる。
【図1】 請求項1の発明による一実施例の冷凍サイク
ルシステムを示す冷媒回路図である。
ルシステムを示す冷媒回路図である。
【図2】 請求項1の発明による一実施例の冷凍サイク
ルシステムにおける制御フローチャートである。
ルシステムにおける制御フローチャートである。
【図3】 請求項1の発明による一実施例の冷凍サイク
ルシステムにおける制御ブロック図である。
ルシステムにおける制御ブロック図である。
【図4】 請求項1の発明による別の実施例の冷凍サイ
クルシステムを示す冷媒回路図である。
クルシステムを示す冷媒回路図である。
【図5】 請求項2の発明による一実施例の冷凍サイク
ルシステムを示す冷媒回路図である。
ルシステムを示す冷媒回路図である。
【図6】 請求項3の発明による一実施例の冷凍サイク
ルシステムにおける熱交換部の要部を示す部分破断図で
ある。
ルシステムにおける熱交換部の要部を示す部分破断図で
ある。
【図7】 請求項4の発明による一実施例の冷凍サイク
ルシステムを示す冷媒回路図である。
ルシステムを示す冷媒回路図である。
【図8】 請求項5及び請求項6の発明による一実施例
の冷凍サイクルシステムを示す冷媒回路図である。
の冷凍サイクルシステムを示す冷媒回路図である。
【図9】 請求項5及び請求項6の発明による一実施例
の冷凍サイクルシステムにおける制御フローチャートで
ある。
の冷凍サイクルシステムにおける制御フローチャートで
ある。
【図10】 請求項5及び請求項6の発明による一実施
例の冷凍サイクルシステムにおける制御ブロック図であ
る。
例の冷凍サイクルシステムにおける制御ブロック図であ
る。
【図11】 請求項7の発明による一実施例の冷凍サイ
クルシステムを示す冷媒回路図である。
クルシステムを示す冷媒回路図である。
【図12】 請求項8の発明による一実施例の冷凍サイ
クルシステムにおける制御フローチャートである。
クルシステムにおける制御フローチャートである。
【図13】 請求項8の発明による一実施例の冷凍サイ
クルシステムにおける制御ブロック図である。
クルシステムにおける制御ブロック図である。
【図14】 従来の空気調和装置に用いられる冷凍サイ
クルシステムの一例を示す冷媒回路図である。
クルシステムの一例を示す冷媒回路図である。
【図15】 従来の空気調和装置に用いられる冷凍サイ
クルシステムの別例を示す冷媒回路図である。
クルシステムの別例を示す冷媒回路図である。
1 圧縮機、3 熱源機側熱交換器、4a 第1の流量
制御装置、4b 第1の流量制御装置、5a 利用側熱
交換器、5b 利用側熱交換器、6 アキュムレータ、
7 第2の熱交換部、7a 第3の熱交換部、7b 第
4の熱交換部、8 第1のバイパス回路、8a 第2の
バイパス回路、9 第2の流量制御装置、9a 第3の
流量制御装置、10 第1の熱交換部、10a 第1の
熱交換部、10b 第1の熱交換部、13 第3の冷媒
配管、14 返油回路、15 温度センサ、16 第3
のバイパス回路、17 弁(第4の流量制御装置)、1
8弁(第4の流量制御装置)、19 温度センサ(温度
検出手段)、22 運転制御部(制御装置)、23 第
1の冷媒配管、24 第2の冷媒配管、25 第4の冷
媒配管。
制御装置、4b 第1の流量制御装置、5a 利用側熱
交換器、5b 利用側熱交換器、6 アキュムレータ、
7 第2の熱交換部、7a 第3の熱交換部、7b 第
4の熱交換部、8 第1のバイパス回路、8a 第2の
バイパス回路、9 第2の流量制御装置、9a 第3の
流量制御装置、10 第1の熱交換部、10a 第1の
熱交換部、10b 第1の熱交換部、13 第3の冷媒
配管、14 返油回路、15 温度センサ、16 第3
のバイパス回路、17 弁(第4の流量制御装置)、1
8弁(第4の流量制御装置)、19 温度センサ(温度
検出手段)、22 運転制御部(制御装置)、23 第
1の冷媒配管、24 第2の冷媒配管、25 第4の冷
媒配管。
Claims (8)
- 【請求項1】 圧縮機、熱源機側熱交換器、第1の流量
制御装置、利用側熱交換器、アキュムレータを有し、前
記利用側熱交換器出側と前記アキュムレータ入側とを接
続する第1の冷媒配管、前記熱源機側熱交換器出側と前
記利用側熱交換器入側とを接続する第2の冷媒配管を少
なくとも備えた主冷媒回路と、第2の流量制御装置を有
し前記第2の冷媒配管と前記第1の冷媒配管とを接続す
る第1のバイパス回路と、前記第2の流量制御装置出側
の第1のバイパス回路内の冷媒と前記熱源機側熱交換器
出側から前記第1のバイパス回路の接続部までの第2の
冷媒配管内の冷媒との間で熱交換を行う第1の熱交換部
と、前記第2の冷媒配管内の冷媒と前記アキュムレータ
内の冷媒との間で熱交換を行う第2の熱交換部とを具備
してなることを特徴とする冷凍サイクルシステム。 - 【請求項2】 圧縮機、熱源機側熱交換器、第1の流量
制御装置、利用側熱交換器、アキュムレータを有し、前
記利用側熱交換器出側と前記アキュムレータ入側とを接
続する第1の冷媒配管、前記熱源機側熱交換器出側と前
記利用側熱交換器入側とを接続する第2の冷媒配管を少
なくとも備えた主冷媒回路と、第2の流量制御装置を有
し前記第2の冷媒配管と前記第1の冷媒配管とを接続す
る第1のバイパス回路と、前記第2の流量制御装置出側
の第1のバイパス回路内の冷媒と前記熱源機側熱交換器
出側から前記第1のバイパス回路の接続部までの第2の
冷媒配管内の冷媒との間で熱交換を行う第1の熱交換部
と、前記第2の冷媒配管内の冷媒と前記アキュムレータ
内の冷媒との間で熱交換を行う第2の熱交換部とを具備
するとともに、前記第1の熱交換部と前記第2の熱交換
部とを一体的に、前記アキュムレータに配設したことを
特徴とする冷凍サイクルシステム。 - 【請求項3】 第1の熱交換部は、第2の熱交換部に対
応した位置の第2の冷媒配管内に、第2の流量制御装置
出側の第1のバイパス回路を収容して構成されてなるこ
とを特徴とする請求項2記載の冷凍サイクルシステム。 - 【請求項4】 圧縮機、熱源機側熱交換器、第1の流量
制御装置、利用側熱交換器、アキュムレータを有し、前
記利用側熱交換器出側と前記アキュムレータ入側とを接
続する第1の冷媒配管、前記熱源機側熱交換器出側と前
記利用側熱交換器入側とを接続する第2の冷媒配管、前
記アキュムレータ内の上部と前記圧縮機吸込側とを接続
する第3の冷媒配管を少なくとも備えた主冷媒回路と、
前記アキュムレータの下部と前記第3の冷媒配管とを接
続して前記アキュムレータの冷媒を含む潤滑油を前記圧
縮機吸込側に戻す返油回路と、前記返油回路内の冷媒を
含む潤滑油と前記第2の冷媒配管内の冷媒との間で熱交
換を行う第3の熱交換部とを具備してなることを特徴と
する冷凍サイクルシステム。 - 【請求項5】 第2の冷媒配管と第1の冷媒配管とを接
続する第2のバイパス回路を設けたことを特徴とする請
求項4記載の冷凍サイクルシステム。 - 【請求項6】 第2のバイパス回路に、前記第2のバイ
パス回路を流通する冷媒の流量を調節する第3の流量制
御装置を設けたことを特徴とする請求項5記載の冷凍サ
イクルシステム。 - 【請求項7】 圧縮機、熱源機側熱交換器、第1の流量
制御装置、利用側熱交換器、アキュムレータを有し、前
記利用側熱交換器出側と前記アキュムレータ入側とを接
続する第1の冷媒配管、前記熱源機側熱交換器出側と前
記利用側熱交換器入側とを接続する第2の冷媒配管、前
記圧縮機吐出側と前記熱源機側熱交換器入側とを接続す
る第4の冷媒配管を少なくとも備えた主冷媒回路と、第
2の流量制御装置を有し前記第2の冷媒配管と前記第1
の冷媒配管とを接続する第1のバイパス回路と、前記第
2の流量制御装置出側の第1のバイパス回路内の冷媒と
前記熱源機側熱交換器出側から前記第1のバイパス回路
の接続部までの第2の冷媒配管内の冷媒との間で熱交換
を行う第1の熱交換部と、第4の流量制御装置を有し前
記第4の冷媒配管と前記熱源機側熱交換器出側から第1
の熱交換部までの第2の冷媒配管とを接続する第3のバ
イパス回路と、前記第3のバイパス回路内の冷媒と前記
アキュムレータ内の冷媒との間で熱交換を行う第4の熱
交換部とを具備してなることを特徴とする冷凍サイクル
システム。 - 【請求項8】 熱源機側熱交換器を通過して前記熱源機
側熱交換器内の冷媒との間で熱交換する熱源媒体の温度
を検出する温度検出手段と、前記温度検出手段により検
出された熱源媒体温度に基づいて第4の流量制御装置に
よる冷媒流量を制御する制御手段とを設けたことを特徴
とする請求項7記載の冷凍サイクルシステム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13456594A JPH085185A (ja) | 1994-06-16 | 1994-06-16 | 冷凍サイクルシステム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13456594A JPH085185A (ja) | 1994-06-16 | 1994-06-16 | 冷凍サイクルシステム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH085185A true JPH085185A (ja) | 1996-01-12 |
Family
ID=15131314
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13456594A Pending JPH085185A (ja) | 1994-06-16 | 1994-06-16 | 冷凍サイクルシステム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH085185A (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1994
- 1994-06-16 JP JP13456594A patent/JPH085185A/ja active Pending
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