JPH0852634A - 複合加工装置 - Google Patents

複合加工装置

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JPH0852634A
JPH0852634A JP21077494A JP21077494A JPH0852634A JP H0852634 A JPH0852634 A JP H0852634A JP 21077494 A JP21077494 A JP 21077494A JP 21077494 A JP21077494 A JP 21077494A JP H0852634 A JPH0852634 A JP H0852634A
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JP
Japan
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tool
bush
machining
spindle
hole
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Pending
Application number
JP21077494A
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English (en)
Inventor
Takehiko Hayashi
武彦 林
Tadahiko Oya
忠彦 大矢
Kazuo Toda
和男 戸田
Takefusa Sasamori
竹房 笹森
Hirotaka Kawaura
弘貴 川浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Toyoda Koki KK
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Toyoda Koki KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 多種の寸法の穴加工と面加工との複合加工に
適用する加工装置の改良 【構成】 複合加工装置は、穴加工工具Rを嵌装したブ
ッシュBを着脱可能に装着するブッシュ挿入孔を形成し
た主軸に、面加工工具を装着すると共に、前記穴加工工
具を着脱自在に把持するチャックを設け、穴加工具Rを
ブッシュBごと交換する工具交換装置Aを具備する。工
具交換装置Aは、複合加工装置の前面で主軸に対し半径
方向で進退駆動される基体に主軸方向に伸長するように
設けられた支持梁部8、支持梁部に設けられ、穴加工工
具の回転方向の位置を位置決めする主軸方向に伸びた支
持板をもつブッシュ支持部10、工具押え移動ヘッド9、
穴加工工具を主軸方向に弾性的に押圧するよう工具押え
移動ヘッドに設けられた工具押え部材17から構成されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複合加工装置、特に
2種の同軸切削工具の組合せを交換する工具交換装置を
備えた複合加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばシリンダヘッドのバルブシート面
の加工とステムガイド孔の仕上加工とは、同軸度精度が
重要であるから、そのような同軸度精度が高い複数の加
工を行なう場合、従来の技術においては、特開昭62−
271613号公報に記載されているようにバルブシー
ト面加工用工具とステムガイド孔加工用リーマとを同一
主軸に装着してバルブシート面の加工とステムガイド孔
の加工とを同時に行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにリーマと
バルブシート面加工用工具とを同一主軸に装着してバル
ブシート面の加工とステムガイド孔の加工とを同時に行
う場合には、多種のシリンダヘッドの加工においては、
多様の工作物の夫々に対応するリーマとバルブシート面
加工用工具の多様な組合せの専用工具を用意し、それに
よる専用加工を行わなければならない。それによりコス
ト高や工具交換の作業効率の低下を伴なう。この発明
は、上記の問題を解消する多様の工作物の夫々に対応す
る同軸2種の切削工具による加工を行う工作機械を提供
することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の複合加工装置
は、穴加工工具を嵌装したブッシュを着脱可能に装着す
るブッシュ挿入孔を形成した主軸に、面加工工具を装着
すると共に、前記穴加工工具を着脱自在に把持するチャ
ックを設け、前記穴加工具を前記ブッシュごと交換する
工具交換装置を具備している。
【0005】その工具交換装置は、(a)複合加工装置
の前面で主軸に対し半径方向で進退駆動される基体、複
合加工装置の主軸軸線方向に伸長するよう基体に設けら
れた支持梁部、(b)支持梁部に設けられ、穴加工工具
を主軸と心合わせするように穴加工工具を嵌装したブッ
シュの外周面を側端縁で支持し、穴加工工具の回転方向
の位置を位置決めする主軸軸線方向に伸びた支持板をも
つブッシュ支持部、(c)支持梁部の案内部に主軸軸線
方向に移動される得ように支持された工具押え移動ヘッ
ド、(d)工具押え移動ヘッドを支持梁部の案内部に沿
って移動させる駆動手段、(e)ブッシュ支持部に支持
されたブッシュの係合部と係合離脱自在に工具押え移動
ヘッドに設けられたブッシュ押え部材、及び(f)穴加
工工具の先端に係合離脱自在に、且つ穴加工工具を主軸
軸線方向に弾性的に押圧するよう工具押え移動ヘッドに
設けられた穴加工工具押え部材から構成されている。
【0006】
【作用】工具交換に際しては、複合加工装置の前面で主
軸に対し工具交換装置の基体が半径方向で待機位置から
工具交換位置に前進駆動される。その際、ブッシュ支持
部や穴加工工具押え部材は、主軸の前方において主軸と
同軸線の位置にされ、工具押え移動ヘッドは、最先端位
置にされている。
【0007】穴加工工具押え部材を穴加工工具先端から
離脱位置にし、面加工工具に対応して所望の太さと長さ
とを具備した穴加工工具をブッシュに嵌装した新しく装
着する穴加工工具をブッシュ支持部の側端縁に支持さ
せ、ブッシュ、即ち穴加工工具の回転方向位置を調節
し、基端側から主軸に向ってブッシュ挿入孔に進入させ
る。
【0008】それから、穴加工工具押え部材を穴加工工
具の先端に当接するようにし、ブッシュ押え部材をブッ
シュの係合部に係合させた上、駆動手段により工具押え
移動ヘッドを支持梁部の案内部に沿ってに主軸に向って
移動させる。従って、穴加工工具は、穴加工工具押え部
材により、チャックに挿入され、基端が奥端に達するま
で主軸内に押し込まれる。
【0009】更に、穴加工工具押え部材が弾性的に穴加
工工具を主軸内の奥端に押圧するまで工具押え移動ヘッ
ドが前進すると、ブッシュも、ブッシュ押え部材によ
り、最後退位置にまでブッシュ挿入孔内に押し込まれ
る。そして、主軸においてチャックが閉じられ、穴加工
工具はチャックで把持される。かくして、新しい穴加工
工具は、主軸に装着される。
【0010】そして、ブッシュ押え部材は、ブッシュの
係合部から離脱され、工具押え移動ヘッドは、駆動手段
により支持梁部の案内部に沿って主軸から離れるように
待機位置に後退され、穴加工工具押え部材が穴加工工具
の先端から離脱する。そこで、基板が主軸からに離れ、
待機位置になる。かくして、主軸に新に交換装着された
工具、即ち穴加工工具と面加工工具とにより所望の穴加
工が行われる。使用後のブッシュ付き穴加工工具を主軸
から取り外す場合には、チャックは開いた状態にされ、
穴加工工具及びブッシュは、主軸から解放され、主軸か
ら引き抜かれる。
【0011】
【実施例】この発明の実施例における複合加工装置とし
てのシリンダヘッドのバルブシート面の加工とステムガ
イド孔の仕上加工とを行う複合加工装置を図面に従って
説明する。シリンダヘッドのバルブシート面の加工とス
テムガイド孔の仕上加工とを行う複合加工装置は、図4
及び図5に示すように機体Mが基台L上を水平X軸線方
向(左右方向)及びY軸線方向(主軸軸線方向)に送ら
れるように設けられ、機体Mの前面には主軸ハウジング
2がZ軸線方向(上下方向)に送られるように設けられ
ている。主軸ハウジング2は、必要に応じてX軸線方向
に間隔をあけて二連に設けられていてもよい。
【0012】そして、図1及び図2に示す工具交換装置
Aが複合加工装置の機体Mの後部及び両側の支柱50に
架設された支持枠51の上部前側に設けられている。図
3に示すように複合加工装置の機体Mの前面に突出した
主軸ハウジング2には、主軸30が転がり軸受31で回
転自在に支持され内蔵モータ32で回転駆動されるよう
になっている。主軸30の先端には、中心軸線にブッシ
ュ挿入孔33が形成されている略円錐状のバイト頭部3
4が取り付けられ、このブッシュ挿入孔33にステムガ
イド孔等の穴加工工具としてのリーマRを嵌装したブッ
シュBが着脱可能に装着されるようになっている。
【0013】バイト頭部34には、ブッシュ挿入孔33
の開口近傍に弁座面等の面加工用の工具としてのバイト
35が装着されていると共に、工具交換装置Aの係合爪
22(後出)が嵌入し得る凹部36が先端に形成されて
いる。ブッシュ挿入孔33の奥側の端部で前記ブッシュ
Bに離脱可能に係合するピン部37aが半径方向に突出
するように圧縮コイルばね38で回動付勢されたブッシ
ュ位置決め部材37がバイト頭部34に内装されてい
る。
【0014】主軸30の中心孔には、バイト頭部34の
ブッシュ挿入孔33に続くカム管39とリーマ把持用の
コレットチャック40とを備えた作動管41が進退され
るように嵌装されており、コレットチャック40の奥に
は装着時のリーマRの基端が当接するストッパ42が形
成されている。又、作動管41の内周面には、リーマR
の基端側周面に形成された軸線方向のキー溝Sに係合す
る駆動キー43が設けられ、作動管41の後端部側は、
皿ばね群44により後方に引張られ、モータ45で駆動
されるねじ46に螺合した押出しスリーブ47に転がり
軸受48を介して係合している。即ち、作動管41は、
押出しスリーブ47の前進により皿ばね群44のばね力
に抗して前方に押圧されるようになっている。
【0015】作動管41の前進により、カム管39は、
ブッシュ位置決め部材37を変位させてピン部37aを
圧縮コイルばね38はのばね力に抗してブッシュ位置決
め部材37のピン部37aを半径方向に引込ませると共
に、コレットチャック40を開くようになっている。作
動管41の後退により、カム管39は、ブッシュ位置決
め部材37を解放し、圧縮コイルばね38のばね力によ
りピン部37aを突出させると共に、コレットチャック
40を閉じるようになっている。
【0016】図1及び図2に示す工具交換装置Aにより
取り扱われ、複合加工装置に装着されるステムガイド孔
の仕上加工用の切削工具Tは、ブッシュBに滑動自在に
嵌装されたリーマRであり、リーマRの先端は小径とな
り、段部が形成されており、基端部側には軸線方向のキ
ー溝Sが形成されている。
【0017】ブッシュBは、リーマRより短く、先端部
近傍にフランジ部Fが形成されており、フランジ部Fに
は、後記の支持部10の厚さが互いに異なる3枚の支持
板10aに夫れ夫れ対応して滑動自在に嵌まるように幅
が互いに異なる3つの切欠き部Nが120度間隔で形成
されている。又、ブッシュBの基端部には、後記の工具
交換装置に装着され、フランジ部Fがバイト頭部34の
先端面に当接した際、主軸30のブッシュ位置決め部材
37のピン部37aが係合する回転方向・軸線方向の位
置に位置決めピン孔Hが貫通している。
【0018】図1及び図2に示す工具交換装置Aにおい
ては、図4及び図5に示すように支持枠51の上部前側
に立設された取付台25の前面に上下方向滑動自在に基
板1が設けられ、取付台25の上部に基板1を上下動さ
せる油圧シリンダ26が設けられている。基板1の前面
には、単一の工具交換装置A、又は2連の主軸30に対
応して図5に示すような二連の工具交換装置Aが設けら
れている。
【0019】以下単独の工具交換装置Aについて述べ
る。基板1の前面には、上部に取り付けられた油圧シリ
ンダ27によりZ軸線方向に上下滑動するように工具押
え移動ヘッド移動部材4が設けられ、工具押え移動ヘッ
ド移動部材4の下側には支持案内部3が設けられてい
る。
【0020】支持案内部3は、基板1の前面に固着され
た基台3aにZ軸線方向(図1における紙面に垂直方向
・図2における左右方向)の案内レール3bが取り付け
られ、案内レール3bの両端位置において基台3aには
位置調節ねじ3c,3cが水平方向に進退するように対
向して設けられて構成されている。案内レール3bに
は、支持板5がX軸線方向に滑動自在に支持され、支持
板5の両側端面は、位置調節ねじ3c,3cの先端に挟
まれた状態になっている。
【0021】支持板5の裏面には、主軸ハウジン2を両
側から保持するようにX軸線方向に間隔を空けて主軸ハ
ウジング保持脚6,6が下向きに取り付けられている。
支持板5の前面には、支持梁部7がY軸線方向に突出し
て設けられており、支持梁部7には、Y軸線方向の案内
レール8が取り付けられていると共に、先端側は下方に
伸びた垂下部7aとなっている。案内レール8には、工
具押え移動ヘッド9が滑動自在に支承されている。
【0022】垂下部7aには、リーマRを嵌装したブッ
シュBの外周面を三方から側端縁で支持するべく、真下
位置を含め120度間隔で放射方向に設けられ、Y軸線
方向に伸びた厚さが互いに異なる3枚の支持板10aか
らなるブッシュ支持部10が設けられており、これら支
持板10aに係合する厚さが互いに異なる切欠き部Nが
ブッシュBのフランジ部Fに形成されている。
【0023】基端が工具押え移動ヘッド移動部材4に自
在継手4aで取り付けられ、先端に形成された溝孔11
aが工具押え移動ヘッド9に設けられた軸ピン12に係
合しているクランクレバー11の屈曲部は、支持板5の
前面上部に設けられた支軸部13の軸ピン13aに枢着
されている。クランクレバー11の先端側腕部は、送り
込み時の過負荷防止のために、二分割され軸ピン14a
で屈曲自在に連結されているが、その連結部における位
置保持用の突起14bとノッチ14cとの係合により一
応一体化されている。
【0024】工具押え移動ヘッド9の前面からY軸線方
向に突出した案内棒15と回止めピン16とに滑動自在
に嵌装され、半径方向につまみボルト19が植設された
リーマ押え部材17は、案内棒15の先端部とリーマ押
え部材17との間に嵌装された圧縮コイルばね18によ
り工具押え移動ヘッド9の前面に向かって後退するよう
に押圧されており、下端突出部20が装着時のリーマR
の先端の段部に当接するようになっている。
【0025】工具押え移動ヘッド9に上下に滑動自在に
嵌装され、工具押え移動ヘッド9内のばねにより弾性的
に下方に付勢されたブッシュ押え部材21の頭部21a
は、工具押え移動ヘッド9の上面から突出し、後記の引
上げ部材23に係合するようになっており、ブッシュ押
え部材21の下端部は、工具押え移動ヘッド9の下面か
ら突出し、リーマRのブッシュBのフランジ部Fと係合
する係合爪22が形成されている。
【0026】支持板5の前面には、ピストン棒下端にブ
ッシュ押え部材21に対する引上げ部材23が取り付け
られた上下動の油圧シリンダ24が設けられている。引
上げ部材23は、ブッシュ押え部材21の頭部21aを
両側から抱えるように形成され、ブッシュ押え部材21
の頭部21aのY軸線方向の変位による係合離脱を許す
ようになっていると共に、係合時には、ブッシュ押え部
材21は、油圧シリンダ24で上昇する引上げ部材23
により係合爪22がブッシュBのフランジ部Fから離脱
するように引き上げられるようになっている。
【0027】上記の複合加工装置の工具交換装置の操作
・作用について述べる。複合加工装置の機体Mは、主軸
30が工具交換装置Aに対向する位置にX軸線に移動位
置決めされる。先ず、主軸30において、先ず、モータ
45が駆動されて、ねじ46に螺合した押出しスリーブ
47が前進し、その結果、作動管41が皿ばね群44の
ばね力に抗して前方に押圧されている状態にする。
【0028】そうすることにより、コレットチャック4
0は開いた状態になり、カム管39は、ブッシュ位置決
め部材37を回動変位させ、ピン部37aを圧縮コイル
ばね38はのばね力に抗してブッシュ位置決め部材37
のピン部37aを半径方向に引込ませている。
【0029】工具交換に際しては、取付台25の油圧シ
リンダ26を作動して基板1を上方の待機位置から下方
に滑動させ、工具交換位置にする。その際、ブッシュ支
持部10やリーマ押え部材17を主軸30の前方におい
て主軸と同軸線になるように、予め、位置調節ねじ3
c,3cを調節して、支持板5の位置をX軸線方向に調
節しておく。従って、基板1の下降において、主軸ハウ
ジング保持脚6は、突出した主軸ハウジング2に上方か
ら係合し、基板1の下方位置では、主軸ハウジング2を
両側から挟持する。
【0030】そして、油圧シリンダ27の作動により工
具押え移動ヘッド移動部材4は、最下位に位置されてい
る。即ちクランクレバー11の軸ピン13a中心での図
1における時計回りの回動により、工具押え移動ヘッド
9は、最先端位置に位置している。つまみボルト19を
操作して圧縮コイルばね18のばね力に抗してリーマ押
え部材17を変位させ、回り止めピン16より外し、案
内棒15を中心にして回動し、下端突出部20を中心線
より外す。
【0031】そこで、主軸30に装着されている一つの
バイト頭部34に対して、ブッシュ挿入孔33に対応し
た所定の外径のブッシュBに挿嵌した多様の寸法(太さ
・長さ)のリーマR、即ち多種の穴加工工具Tが用意さ
れている。多種の寸法のリーマRを挿嵌したブッシュB
の外径が一定であるので.単一のバイト頭部34への挿
着が可能となる。又、リーマRに替えてドリル等の他の
穴加工工具でもよい。
【0032】バイト頭部34に対応したブッシュBに挿
嵌された所望の太さと長さとを具備したリーマRを基端
側から主軸30に向って支持板10a,10a,10a
の内端縁の間に挿入する。そして、リーマRの基端がバ
イト頭部34のブッシュ挿入孔33に進入し、ブッシュ
Bのフランジ部Fが支持板10a,10a,10aの前
端に達すると、リーマRを回転方向位置を調節してフラ
ンジ部Fの各切欠き部Nが厚さが対応する夫れ夫れの支
持板10aに一致するようにする。それによりリーマR
の基部のキー溝Sが主軸30内の駆動キー43に係合す
る円周方向位置にセットされる。
【0033】それから、つまみボルト19を再び操作し
てリーマ押え部材17を変位させ回り止めピン16に嵌
めることにより中心線位置になったリーマ押え部材17
の下端突出部20がリーマRの先端の段部に当接するよ
うにする。その際、圧縮コイルばね18は無負荷状態で
伸長状態にある。それと共に、ブッシュ押え部材21を
ばね力に抗して引き上げてから、係合爪22の直下に達
したブッシュBのフランジ部Fに向って係合爪22がば
ね力で押圧係合するように解放する。
【0034】それから、工具押え移動ヘッド移動部材4
を油圧シリンダ27の作動により上昇させると、クラン
クレバー11は、軸ピン13aを中心に図1において反
時計回りに回動する。すると、工具押え移動ヘッド9
は、案内レール8に沿って主軸ハウジング2に向かって
滑動する。従って、リーマRは、ブッシュ押え部材21
の下端突出部20により、コレットチャック40に挿入
され(図6参照)、更にコレットチャック40の作動管
41内を進み、キー溝Sが主軸30内の駆動キー43に
係合し、基端がストッパ42に押圧されるまで主軸30
内に押し込まれる(図7参照)。
【0035】更に、圧縮コイルばね18を圧縮しながら
工具押え移動ヘッド9の滑動が進行し、リーマRは、圧
縮コイルばね18によるばね力をもって基端がストッパ
42に押圧されると共に、ブッシュBは、ブッシュ押え
部材21の係合爪22により、フランジ部Fがバイト頭
部34に接近し(図8参照)、やがて、フランジ部F
は、バイト頭部34の先端面に当接するまでバイト頭部
34のブッシュ挿入孔33内に押し込まれる。その際、
係合爪22は凹部36に入るので、フランジ部Fの当接
には支障がない。フランジ部Fがバイト頭部34の先端
面に当接した状態では、位置決めピン孔Hがブッシュ位
置決め部材37のピン部37aに対向する位置になる
(図9参照)。
【0036】その状態では、工具押え移動ヘッド9のブ
ッシュ押え部材21の頭部21aは、引上げ部材23に
係合する位置にY軸線方向から入っている。工具Tの主
軸30への挿入が何かの障害で阻止された場合には、リ
ーマ押え部材17の前進が続くと、工具T等の破損が生
じる恐れがある。その場合には、クランクレバー11に
おいて、突起14bがノッチ14cから外れ、クランク
レバー11の軸ピン14aでの折曲が生じ、リーマ押え
部材17の前進が止まる。
【0037】そして、主軸30において、モータ45が
逆転駆動されて、ねじ46に螺合した押出しスリーブ4
7が後退し、その結果、作動管41が皿ばね群44のば
ね力により後退する。すると、リーマRは、圧縮コイル
ばね18のばね力により作動管41の底のストッパ42
に当接したまま追従して奥に入ると共に、コレットチャ
ック40は、閉まりリーマRを把持すると共に、作動管
41の後退に際しては、カム管39も一体的に後退し、
ブッシュ位置決め部材37が解放され、圧縮コイルばね
38により回動して、ピン部37aが突出してブッシュ
Bの位置決めピン孔Hに係合して、ブッシュBが位置決
め保持される。(図10参照) かくして、新しい工具Tは、主軸30に装着される。
【0038】そして、油圧シリンダ24が作動して、引
上げ部材23が上方に引き上げられ、ブッシュ押え部材
21の頭部21aに係合して、ブッシュ押え部材21ば
ね力に抗して引き上げ、係合爪22はブッシュBのフラ
ンジ部Fから上方に離脱する。次いで、油圧シリンダ2
7を作動して、工具押え移動ヘッド移動部材4を下降さ
せると、クランクレバー11は、軸ピン13aを中心に
図1において時計回りに回動する。
【0039】すると、工具押え移動ヘッド9は、案内レ
ール8に沿って主軸ハウジング2から離れるように後退
し、リーマ押え部材17の下端突出部20がリーマRの
先端の段部から離脱する。そこで、取付台25の油圧シ
リンダ26を作動して基板1を上方に滑動させ、上方の
待機位置にする。主軸ハウジング保持脚6は、主軸ハウ
ジング2から上方に離脱する。油圧シリンダ24が作動
して、引上げ部材23を解放し、ブッシュ押え部材21
がばね力で下方に突出した状態になる。
【0040】かくして、複合加工装置の機体Mは、主軸
30が工作物に対向する位置にX軸線に移動位置決めさ
れ、主軸30が内蔵モータ32で回転駆動され、主軸ハ
ウジング2は、加工箇所に対向する位置にZ軸線方向に
移動位置決めされ、Y軸線方向に送られて、主軸30に
新に交換装着された工具T、即ちリーマRとバイト35
とにより所望の穴加工が行われる。使用後のブッシュ付
きリーマRを主軸30から取り外す場合には、モータ4
5が駆動されて、ねじ46に螺合した押出しスリーブ4
7が前進し、その結果、作動管41が皿ばね群44のば
ね力に抗して前方に押圧されている状態にする。
【0041】そうすることにより、コレットチャック4
0は開いた状態になり、カム管39は、ブッシュ位置決
め部材37を回動変位させ、ピン部37aを圧縮コイル
ばね38はのばね力に抗してブッシュ位置決め部材37
のピン部37aを半径方向に引込ませ、ブッシュBより
離脱する。従って、リーマR及びブッシュBは、主軸3
0から解放され、前述したのと逆の作用により主軸30
から引き抜かれる。
【0042】
【発明の効果】この発明の複合加工装置によれば、穴加
工工具と面加工工具とを同一主軸に装着して穴加工工具
と面加工工具とによる加工との複合加工を同時に行う場
合に、主軸に装着した面加工工具に対し、種々の寸法
(太さ・長さ)の穴加工工具をブッシュごと交換して装
着して、多種寸法の複合加工に対応し得る。従って、多
種寸法の複合加工に対応するための多様な組合せの専用
工具を用意する必要がなく、設備・加工コストの低減が
図れる。その上、穴加工工具の交換は、工具交換装置に
より行われるので、上記の多様な組合せの専用工具の主
軸に対する着脱作業がすべて作業者によることがない。
従って、工具交換の作業効率の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例における複合加工装置の工具
交換装置の正面図である。
【図2】図1のII−II線における矢視図である。
【図3】この発明の実施例における複合加工装置の主軸
先端部の断面図である。
【図4】この発明の実施例における複合加工装置の側面
図である。
【図5】この発明の実施例における複合加工装置の正面
図である。
【図6】この発明の実施例における複合加工装置の工具
交換装置の作動説明図(1)である。
【図7】この発明の実施例における複合加工装置の工具
交換装置の作動説明図(2)である。
【図8】この発明の実施例における複合加工装置の工具
交換装置の作動説明図(3)である。
【図9】この発明の実施例における複合加工装置の工具
交換装置の作動説明図(4)である。
【図10】この発明の実施例における複合加工装置の工
具交換装置の作動説明図(5)である。
【符号の説明】
A 工具交換装置 1 基板 2 主軸ハウジング 3 支持案内
部 3a 基台 3b,8 案内
レール 3c 位置調節ねじ 4 工具押え
移動ヘッド移動部材 4a 自在継手 5 支持板 6 主軸ハウジング保持脚 7 支持梁部 7a 垂下部 9 工具押え
移動ヘッド 10 ブッシュ支持部 10a 支持板 11 クランクレバー 11a 溝孔 12,13a,14a 軸ピン 13 支軸部 14b 突起 14c ノッチ 15 案内棒 16 回止めピ
ン 17 リーマ押え部材 18,38 圧
縮コイルばね 19 つまみボルト 20 下端突出
部 21 ブッシュ押え部材 21a 頭部 22 係合爪 23 引上げ部
材 24,26,27 油圧シリンダ 25 取付台 30 主軸 31 転がり軸
受 32 内蔵モータ 33 ブッシュ
挿入孔 34 バイト頭部 35 バイト 36 凹部 37 ブッシュ
位置決め部材 37a ピン部 39 カム管 40 コレットチャック 41 作動管 42 ストッパ 43 駆動キー 44 皿ばね群 45 モータ 46 ねじ 47 押出しス
リーブ 48 転がり軸受 50 支柱 51 支持枠 T 切削工具 B ブッシュ R リーマ F フランジ
部 N 切欠き部 H 位置決め
ピン孔 M 機体 L 基台
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大矢 忠彦 愛知県刈谷市朝日町1丁目1番地 豊田工 機株式会社内 (72)発明者 戸田 和男 愛知県刈谷市朝日町1丁目1番地 豊田工 機株式会社内 (72)発明者 笹森 竹房 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 川浦 弘貴 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 穴加工工具を嵌装したブッシュを着脱可
    能に装着するブッシュ挿入孔を形成した主軸に、面加工
    工具を装着すると共に、前記穴加工工具を着脱自在に把
    持するチャックを設け、前記穴加工具を前記ブッシュご
    と交換する工具交換装置を具備した複合加工装置であっ
    て、該工具交換装置は、(a)複合加工装置の前面で主
    軸に対し半径方向で進退駆動される基体、複合加工装置
    の主軸軸線方向に伸長するよう基体に設けられた支持梁
    部、(b)支持梁部に設けられ、穴加工工具を主軸と心
    合わせするように穴加工工具を嵌装したブッシュの外周
    面を側端縁で支持し、穴加工工具の回転方向の位置を位
    置決めする主軸軸線方向に伸びた支持板をもつブッシュ
    支持部、(c)支持梁部の案内部に主軸軸線方向に移動
    される得ように支持された工具押え移動ヘッド、(d)
    工具押え移動ヘッドを支持梁部の案内部に沿って移動さ
    せる駆動手段、(e)ブッシュ支持部に支持されたブッ
    シュの係合部と係合離脱自在に工具押え移動ヘッドに設
    けられたブッシュ押え部材、及び(f)穴加工工具の先
    端に係合離脱自在に、且つ穴加工工具を主軸軸線方向に
    弾性的に押圧するよう工具押え移動ヘッドに設けられた
    穴加工工具押え部材から構成されていることを特徴とす
    る複合加工装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106694947A (zh) * 2017-02-09 2017-05-24 中山迈雷特数控技术有限公司 一种数控环模钻孔机
CN109352395A (zh) * 2018-11-30 2019-02-19 宁波通达精密铸造有限公司 一种铸件车内孔定位工装和定位装夹方法

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