JPH0852834A - タイルカーペットの製造方法 - Google Patents
タイルカーペットの製造方法Info
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- JPH0852834A JPH0852834A JP6192360A JP19236094A JPH0852834A JP H0852834 A JPH0852834 A JP H0852834A JP 6192360 A JP6192360 A JP 6192360A JP 19236094 A JP19236094 A JP 19236094A JP H0852834 A JPH0852834 A JP H0852834A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B32—LAYERED PRODUCTS
- B32B—LAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
- B32B2437/00—Clothing
Landscapes
- Floor Finish (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 下反りした床施工性の良い、かつ、パイル保
持性の良い高品質なタイルカーペットの製造方法。 【構成】 冷却プレート12上に連続送りされる裏基布
1上に所定の塗布温度の裏打材2を所定の厚さで塗布
し、その上に加圧ロール8a、8bでカーペット基材4
を加圧しながら貼り着けていくパイルアップ方式の製造
方法で、裏基布1に裏打材2の塗布温度より低い融点の
不織布を使用して、裏打材2にカーペット基材4を貼着
した後、裏基布1の裏打材2の熱で溶けた部分をカーペ
ット基材4より強く熱収縮させて、タイルカーペット5
を下反りさせる。また、裏打材2の粘度を50,000
〜100,000CPSにして、カーペット基材4への
接着性、浸透性を適度な値に確保することで、カーペッ
ト基材4へのプレコーティング処理を不要なものにす
る。
持性の良い高品質なタイルカーペットの製造方法。 【構成】 冷却プレート12上に連続送りされる裏基布
1上に所定の塗布温度の裏打材2を所定の厚さで塗布
し、その上に加圧ロール8a、8bでカーペット基材4
を加圧しながら貼り着けていくパイルアップ方式の製造
方法で、裏基布1に裏打材2の塗布温度より低い融点の
不織布を使用して、裏打材2にカーペット基材4を貼着
した後、裏基布1の裏打材2の熱で溶けた部分をカーペ
ット基材4より強く熱収縮させて、タイルカーペット5
を下反りさせる。また、裏打材2の粘度を50,000
〜100,000CPSにして、カーペット基材4への
接着性、浸透性を適度な値に確保することで、カーペッ
ト基材4へのプレコーティング処理を不要なものにす
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パイルが植毛されたカ
ーペット基材にアスファルト系等の粘着性裏打材で裏基
布を貼り合わせたタイルカーペットの製造方法に関す
る。
ーペット基材にアスファルト系等の粘着性裏打材で裏基
布を貼り合わせたタイルカーペットの製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】パイルを植毛したカーペット基材を表面
に有するタイルカーペットは、製造された長尺なものか
ら矩形等の実用サイズに裁断されて、平坦な床面等に貼
着される。かかるタイルカーペットは、裏基布のあるも
のと無いものに大別され、例えば裏基布のあるものは図
5に示すような製造装置で、裏基布のないものは図6に
示すような製造装置で製造されている。
に有するタイルカーペットは、製造された長尺なものか
ら矩形等の実用サイズに裁断されて、平坦な床面等に貼
着される。かかるタイルカーペットは、裏基布のあるも
のと無いものに大別され、例えば裏基布のあるものは図
5に示すような製造装置で、裏基布のないものは図6に
示すような製造装置で製造されている。
【0003】図5は、カーペット基材24を下向きにし
たパイルダウン方式の製造装置で、前もってプレコート
処理した長尺なカーペット基材24が表裏面を逆にして
ロール26を介して水平な冷却プレート27上に連続送
りされる。プレコート処理は、カーペット基材24のパ
イルの抜け、カーペット基材全体の熱収縮および緩和収
縮による反りを抑制する目的で、カーペット基材24に
前もってSBRラテックス等でプレコーティングを施し
てパイルの目止めを行うと共に、カーペット基材24の
持つ伸縮性を固定させている。
たパイルダウン方式の製造装置で、前もってプレコート
処理した長尺なカーペット基材24が表裏面を逆にして
ロール26を介して水平な冷却プレート27上に連続送
りされる。プレコート処理は、カーペット基材24のパ
イルの抜け、カーペット基材全体の熱収縮および緩和収
縮による反りを抑制する目的で、カーペット基材24に
前もってSBRラテックス等でプレコーティングを施し
てパイルの目止めを行うと共に、カーペット基材24の
持つ伸縮性を固定させている。
【0004】カーペット基材24が冷却プレート27上
の第1コーターゾーンBに送られると、カーペット基材
24上にタンク28から第1裏打材22aが塗布され、
塗布された第1裏打材22aはドクターナイフ29で所
定の厚さに規制される。第1裏打材22aは、アスファ
ルトや非晶性オレフィン重合体を主成分とする10,0
00〜30,000CPSの粘度のバッキン材で、17
0℃〜200℃の塗布温度に加熱したものがカーペット
基材24に塗布される。
の第1コーターゾーンBに送られると、カーペット基材
24上にタンク28から第1裏打材22aが塗布され、
塗布された第1裏打材22aはドクターナイフ29で所
定の厚さに規制される。第1裏打材22aは、アスファ
ルトや非晶性オレフィン重合体を主成分とする10,0
00〜30,000CPSの粘度のバッキン材で、17
0℃〜200℃の塗布温度に加熱したものがカーペット
基材24に塗布される。
【0005】カーペット基材24が第1コーターゾーン
Bから後続の第2コーターゾーンCに向う途中で、所定
の厚さに規制された第1裏打材22a上にガラス不織布
23がロール30を介して供給される。ガラス不織布2
3は、製造されたタイルカーペット25の全体を補強し
て、実用サイズに裁断された規定サイズのタイルカーペ
ット25が熱収縮および緩和収縮により収縮してサイズ
不足となるのを防止する補強材である。
Bから後続の第2コーターゾーンCに向う途中で、所定
の厚さに規制された第1裏打材22a上にガラス不織布
23がロール30を介して供給される。ガラス不織布2
3は、製造されたタイルカーペット25の全体を補強し
て、実用サイズに裁断された規定サイズのタイルカーペ
ット25が熱収縮および緩和収縮により収縮してサイズ
不足となるのを防止する補強材である。
【0006】カーペット基材24が第2コーターゾーン
Cに入ると、ガラス不織布23上にタンク31から第2
裏打材22bが供給されて、ドクターナイフ32で所定
の厚さに規制される。第2裏打材22bは、第1コータ
ーゾーンBの第1裏打材22aと同じものである。カー
ペット基材24が第2コーターゾーンCを出たところ
で、第2裏打材22b上に裏基布21がロール33を介
して供給される。裏基布21は、第1・第2裏打材22
a、22bの塗布温度より高い融点の不織布等の基布
で、例えばポリエステルスパンボンド等の繊維から成る
不織布が一般的に用いられている。
Cに入ると、ガラス不織布23上にタンク31から第2
裏打材22bが供給されて、ドクターナイフ32で所定
の厚さに規制される。第2裏打材22bは、第1コータ
ーゾーンBの第1裏打材22aと同じものである。カー
ペット基材24が第2コーターゾーンCを出たところ
で、第2裏打材22b上に裏基布21がロール33を介
して供給される。裏基布21は、第1・第2裏打材22
a、22bの塗布温度より高い融点の不織布等の基布
で、例えばポリエステルスパンボンド等の繊維から成る
不織布が一般的に用いられている。
【0007】以上のように、カーペット基材24上に第
1裏打材22a、ガラス不織布23、第2裏打材22
b、裏基布21を張り合わせて一体化して製造された長
尺なタイルカーペット25は、冷却されてから実用サイ
ズに裁断される。タイルカーペット25の第1・第2裏
打材22a、22bは、カーペット基材24に裏基布2
1を強固に貼り合わせると共に、ガラス不織布23との
接着性を高め、適度な剛軟度と耐荷重性、寸法安定性を
付与するものである。
1裏打材22a、ガラス不織布23、第2裏打材22
b、裏基布21を張り合わせて一体化して製造された長
尺なタイルカーペット25は、冷却されてから実用サイ
ズに裁断される。タイルカーペット25の第1・第2裏
打材22a、22bは、カーペット基材24に裏基布2
1を強固に貼り合わせると共に、ガラス不織布23との
接着性を高め、適度な剛軟度と耐荷重性、寸法安定性を
付与するものである。
【0008】図6は、カーペット基材44を上向きにし
たパイルアップ方式の製造装置が示される。図6装置に
おいては、テフロン系のエンドレスベルト50が加熱プ
レート51上から冷却プレート52上へと送られ、加熱
プレート51上のエンドレスベルト50上に第1裏打材
42a、ガラス不織布43、第2裏打材42b、カーペ
ット基材44が順に供給される。
たパイルアップ方式の製造装置が示される。図6装置に
おいては、テフロン系のエンドレスベルト50が加熱プ
レート51上から冷却プレート52上へと送られ、加熱
プレート51上のエンドレスベルト50上に第1裏打材
42a、ガラス不織布43、第2裏打材42b、カーペ
ット基材44が順に供給される。
【0009】即ち、エンドレスベルト50上に始めに第
1裏打材42aがタンク53から供給され、ドクターナ
イフ54で厚さ規制される。厚さ規制された第1裏打材
42a上にガラス不織布43がロール55を介して供給
される。次に、ガラス不織布43上に第2裏打材42b
がタンク56から供給され、ドクターナイフ57で厚さ
規制される。
1裏打材42aがタンク53から供給され、ドクターナ
イフ54で厚さ規制される。厚さ規制された第1裏打材
42a上にガラス不織布43がロール55を介して供給
される。次に、ガラス不織布43上に第2裏打材42b
がタンク56から供給され、ドクターナイフ57で厚さ
規制される。
【0010】前もって予熱され適度な粘度とされた第1
・第2裏打材42a、42bが、加熱プレート51で所
定の温度に維持され、適度な粘度に維持された状態で、
第2裏打材42b上にカーペット基材44が塗布ロール
58を介して供給される。塗布ロール58は、第2裏打
材42bを加圧すること無くカーペット基材44を第2
裏打材42b上に送り出す。カーペット基材44が第2
裏打材42bに貼着されて製造されたタイルカーペット
45は、エンドレスベルト50と共に冷却プレート52
のゾーンへと送られて冷却され、最後にエンドレスベル
ト50から取り出される。
・第2裏打材42a、42bが、加熱プレート51で所
定の温度に維持され、適度な粘度に維持された状態で、
第2裏打材42b上にカーペット基材44が塗布ロール
58を介して供給される。塗布ロール58は、第2裏打
材42bを加圧すること無くカーペット基材44を第2
裏打材42b上に送り出す。カーペット基材44が第2
裏打材42bに貼着されて製造されたタイルカーペット
45は、エンドレスベルト50と共に冷却プレート52
のゾーンへと送られて冷却され、最後にエンドレスベル
ト50から取り出される。
【0011】図6の場合、カーペット基材44のパイル
目止め、タイルカーペット45の反り抑制のために、カ
ーペット基材44を次のプレコーターゾーンDと冷却ゾ
ーンEを経過させてロール58から第2裏打材42b上
に供給している。プレコーターゾーンDでは、カーペッ
ト基材44に目止め用のコーティング材59がコーティ
ングされる。コーティング材59は、裏打材42a、4
2bより低粘度で接着性、浸透性の高い非晶性オレフィ
ン重合体等である。このコーティング材59がコーティ
ングされたカーペット基材44は、冷却ゾーンEで冷却
されてパイルの目止めがなされ、カーペット基材全体の
伸縮性が固定される。
目止め、タイルカーペット45の反り抑制のために、カ
ーペット基材44を次のプレコーターゾーンDと冷却ゾ
ーンEを経過させてロール58から第2裏打材42b上
に供給している。プレコーターゾーンDでは、カーペッ
ト基材44に目止め用のコーティング材59がコーティ
ングされる。コーティング材59は、裏打材42a、4
2bより低粘度で接着性、浸透性の高い非晶性オレフィ
ン重合体等である。このコーティング材59がコーティ
ングされたカーペット基材44は、冷却ゾーンEで冷却
されてパイルの目止めがなされ、カーペット基材全体の
伸縮性が固定される。
【0012】尚、図6の鎖線46はメッシュ補強材、鎖
線47はガラスネットで、これらは後述するタイルカー
ペットの反り抑制手段として必要に応じ両方、或いは、
一方が使用される。メッシュ補強材46は、ガラス不織
布43と重合させて第1裏打材42a上に供給される。
ガラスネット47は、カーペット基材44と重合させて
第2裏打材42b上に供給され、これはカーペット基材
44の熱収縮を抑制し、後述するようなタイルカーペッ
ト45の上反りを抑制する。
線47はガラスネットで、これらは後述するタイルカー
ペットの反り抑制手段として必要に応じ両方、或いは、
一方が使用される。メッシュ補強材46は、ガラス不織
布43と重合させて第1裏打材42a上に供給される。
ガラスネット47は、カーペット基材44と重合させて
第2裏打材42b上に供給され、これはカーペット基材
44の熱収縮を抑制し、後述するようなタイルカーペッ
ト45の上反りを抑制する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】図5の製造方法におい
て、カーペット基材24は、本来的にある程度の歪みを
持っており、さらにある程度のテンションが掛けられて
送られ、かつ、裏打材22a、22bで加熱される結
果、冷却されるときや裁断後に緩和収縮を起こす。他
方、裏打材22a、22bや裏基布21は、冷却される
ときにほとんど収縮をしない。そのため、図4に示すよ
うに、製造され実用サイズに裁断されたタイルカーペッ
ト25は、自然状態でカーペット基材24の在る表面側
が裏面側より大きく収縮して、表面周縁部が上に反る上
反りとなっていた。
て、カーペット基材24は、本来的にある程度の歪みを
持っており、さらにある程度のテンションが掛けられて
送られ、かつ、裏打材22a、22bで加熱される結
果、冷却されるときや裁断後に緩和収縮を起こす。他
方、裏打材22a、22bや裏基布21は、冷却される
ときにほとんど収縮をしない。そのため、図4に示すよ
うに、製造され実用サイズに裁断されたタイルカーペッ
ト25は、自然状態でカーペット基材24の在る表面側
が裏面側より大きく収縮して、表面周縁部が上に反る上
反りとなっていた。
【0014】このような上反りのタイルカーペット25
を平坦な床面mに敷設すると、反った周縁部が床面mか
ら浮き上がり、この浮き上がりが床面mとのフィット性
を悪くし、床面mに複数のタイルカーペット25を隙間
無く突き合わせて敷設する施工を難しいものにしてい
る。そのため、タイルカーペット25の上反りは、タイ
ルカーペット自体の品質を落とすと共に、タイルカーペ
ット施行業者の最も嫌うところであった。
を平坦な床面mに敷設すると、反った周縁部が床面mか
ら浮き上がり、この浮き上がりが床面mとのフィット性
を悪くし、床面mに複数のタイルカーペット25を隙間
無く突き合わせて敷設する施工を難しいものにしてい
る。そのため、タイルカーペット25の上反りは、タイ
ルカーペット自体の品質を落とすと共に、タイルカーペ
ット施行業者の最も嫌うところであった。
【0015】また、図6の製造方法においても、製造さ
れ実用サイズに裁断されたタイルカーペット45が上反
りし、この上反りは裏基布が無い分、図5の場合より目
立って発生し易い。そこで、図6の場合は、熱収縮し難
いメッシュ補強材46或いはガラスネット47を加え
て、実用サイズのタイルカーペット45の上反りを抑制
するようにしている。
れ実用サイズに裁断されたタイルカーペット45が上反
りし、この上反りは裏基布が無い分、図5の場合より目
立って発生し易い。そこで、図6の場合は、熱収縮し難
いメッシュ補強材46或いはガラスネット47を加え
て、実用サイズのタイルカーペット45の上反りを抑制
するようにしている。
【0016】また、図5や図6の製造方法において、製
造されたタイルカーペットのパイル抜け、上反りを抑制
するように、予めカーペット基材をプレコーターゾーン
でプレコーティングを施して、裏打材の浸透性を高め、
カーペット基材の伸縮性を固定させている。このような
プレコーティング処理は、パイルの耐引抜き強度の維持
や遊び毛防止に効果があるが、上反り防止の効果の面で
はまだ完全とはいえない。而も、プレコーティングのた
めの設備、工程がコスト高でタイルカーペットの製造コ
ストを高くしていた。
造されたタイルカーペットのパイル抜け、上反りを抑制
するように、予めカーペット基材をプレコーターゾーン
でプレコーティングを施して、裏打材の浸透性を高め、
カーペット基材の伸縮性を固定させている。このような
プレコーティング処理は、パイルの耐引抜き強度の維持
や遊び毛防止に効果があるが、上反り防止の効果の面で
はまだ完全とはいえない。而も、プレコーティングのた
めの設備、工程がコスト高でタイルカーペットの製造コ
ストを高くしていた。
【0017】尚、図5と図6の製造方法において、プレ
コーターゾーンを省略して、プレコーティング処理され
ていないカーペット基材に裏打材を直接に塗布すること
も一部で実施されている。しかし、このようにするとタ
イルカーペットの上反り傾向とパイル抜けが目立つと共
に、タイルカーペットにおけるカーペット基材の見た目
の風合い、耐毛羽立性が悪くなることが分かっている。
コーターゾーンを省略して、プレコーティング処理され
ていないカーペット基材に裏打材を直接に塗布すること
も一部で実施されている。しかし、このようにするとタ
イルカーペットの上反り傾向とパイル抜けが目立つと共
に、タイルカーペットにおけるカーペット基材の見た目
の風合い、耐毛羽立性が悪くなることが分かっている。
【0018】また、タイルカーペットには、裏打材に塩
化ビニール系のバッキン材を使用したものがあり、この
種のタイルカーペットは、カーペット基材に常温の裏打
材を塗布した後、可塑化ゾーンで全体を加熱して裏打材
に適度な浸透性を持たせてパイル抜けを防止し、カーペ
ット基材の伸縮性を固定している。この種のタイルカー
ペットにおいても、製造されたタイルカーペットが上反
りする問題があった。
化ビニール系のバッキン材を使用したものがあり、この
種のタイルカーペットは、カーペット基材に常温の裏打
材を塗布した後、可塑化ゾーンで全体を加熱して裏打材
に適度な浸透性を持たせてパイル抜けを防止し、カーペ
ット基材の伸縮性を固定している。この種のタイルカー
ペットにおいても、製造されたタイルカーペットが上反
りする問題があった。
【0019】本発明の目的とするところは、上反りの無
い下反り傾向の高品質タイルカーペットの製造が低コス
トで可能な製造方法を提供することにある。
い下反り傾向の高品質タイルカーペットの製造が低コス
トで可能な製造方法を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は、長尺な裏基布
とカーペット基材を粘着性裏打材で貼り合わせた塗布方
式のタイルカーペットの製造において、裏打材の塗布温
度より低い融点の裏基布の片面を冷却しながら、裏基布
の他の片面に所定の塗布温度の裏打材を所定の厚さで塗
布する工程、塗布された裏打材上にカーペット基材を貼
り合わせる工程を含む製造方法にて、上記目的を達成す
るものである。
とカーペット基材を粘着性裏打材で貼り合わせた塗布方
式のタイルカーペットの製造において、裏打材の塗布温
度より低い融点の裏基布の片面を冷却しながら、裏基布
の他の片面に所定の塗布温度の裏打材を所定の厚さで塗
布する工程、塗布された裏打材上にカーペット基材を貼
り合わせる工程を含む製造方法にて、上記目的を達成す
るものである。
【0021】また、本発明においては、裏基布が、裏打
材の塗布温度より低い融点の繊維を主体に構成された不
織布であることが、また、裏基布に裏打材が塗布される
前に、裏基布の裏打材塗布面と反対の片面を水冷する冷
却工程を含むことが、タイルカーペットの安定した下反
り傾向を実現させる上で望ましい。
材の塗布温度より低い融点の繊維を主体に構成された不
織布であることが、また、裏基布に裏打材が塗布される
前に、裏基布の裏打材塗布面と反対の片面を水冷する冷
却工程を含むことが、タイルカーペットの安定した下反
り傾向を実現させる上で望ましい。
【0022】また、本発明においては、裏打材の粘度を
50,000〜100,000CPSにして、この裏打
材にカーペット基材を加圧ロールで加圧しながら貼り合
わせるようにすることが、下反り傾向のタイルカーペッ
トをより低コストで製造する上で望ましい。
50,000〜100,000CPSにして、この裏打
材にカーペット基材を加圧ロールで加圧しながら貼り合
わせるようにすることが、下反り傾向のタイルカーペッ
トをより低コストで製造する上で望ましい。
【0023】
【作用】裏打材の塗布温度より低い融点の裏基布の片面
を冷却して、裏基布の他の片面に所定の塗布温度の裏打
材を所定の厚さで塗布すると、裏基布の裏打材塗布面が
裏基布の厚さの約半分の深さで裏打材の熱にて溶け、こ
の溶けた部分が後で冷却固化するときに熱収縮する。こ
のような裏打材の部分的な熱収縮は、裏打材上にカーペ
ット基材を貼り合わせた後のカーペット基材の熱収縮時
にも行われて、タイルカーペットを裏基布側に反らせ
る。その結果、実用サイズに裁断されたタイルカーペッ
トは、裏基布の熱収縮力で下反りとなり、悪くても反り
の無い平坦なものとなる。
を冷却して、裏基布の他の片面に所定の塗布温度の裏打
材を所定の厚さで塗布すると、裏基布の裏打材塗布面が
裏基布の厚さの約半分の深さで裏打材の熱にて溶け、こ
の溶けた部分が後で冷却固化するときに熱収縮する。こ
のような裏打材の部分的な熱収縮は、裏打材上にカーペ
ット基材を貼り合わせた後のカーペット基材の熱収縮時
にも行われて、タイルカーペットを裏基布側に反らせ
る。その結果、実用サイズに裁断されたタイルカーペッ
トは、裏基布の熱収縮力で下反りとなり、悪くても反り
の無い平坦なものとなる。
【0024】また、裏打材に粘度が50,000〜10
0,000CPSのものを使用し、この裏打材にカーペ
ット基材を加圧ロールで加圧しながら貼り合わせるよう
にすると、カーペット基材をプレコーティング処理しな
くても裏打材の浸透性が適度なものとなって、パイル抜
けの無い下反り傾向の高品質なタイルカーペットの製造
が可能となる。
0,000CPSのものを使用し、この裏打材にカーペ
ット基材を加圧ロールで加圧しながら貼り合わせるよう
にすると、カーペット基材をプレコーティング処理しな
くても裏打材の浸透性が適度なものとなって、パイル抜
けの無い下反り傾向の高品質なタイルカーペットの製造
が可能となる。
【0025】
【実施例】本発明製造方法を、図1の具体的実施装置例
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【0026】図1はパイルアップ方式のタイルカーペッ
ト製造装置で、水平な冷却プレート12上で連続送りさ
れる裏基布1上に第1裏打材2a、ガラス不織布3、第
2裏打材2b、カーペット基材4が順に供給される。裏
基布1は、裏基布供給部10から長尺なものがその長手
方向でもってロール11から冷却プレート12上へと送
り出される。
ト製造装置で、水平な冷却プレート12上で連続送りさ
れる裏基布1上に第1裏打材2a、ガラス不織布3、第
2裏打材2b、カーペット基材4が順に供給される。裏
基布1は、裏基布供給部10から長尺なものがその長手
方向でもってロール11から冷却プレート12上へと送
り出される。
【0027】冷却プレート12上の裏基布1上に、先ず
タンク13から所定の塗布温度の第1裏打材2aが供給
され、ドクターナイフ14で厚さ規制される。次に、厚
さ規制された第1裏打材2a上にタイルカーペット補強
材であるガラス不織布3がロール15を介して供給され
る。次に、ガラス不織布3上にタンク16から所定の塗
布温度の第2裏打材2bが供給され、ドクターナイフ1
7で厚さ規制される。最後に厚さ規制された第2裏打材
2b上に加圧ロール8aを介してカーペット基材4が供
給される。カーペット基材4は、何らプリコーティング
処理されていないものが第2裏打材2b上に供給され
る。加圧ロール8aは、下側の加圧ロール8bと上下で
対をなし、上下の加圧ロール8a、8bでカーペット基
材4が第2裏打材2bに加圧されて貼り着けられて、タ
イルカーペット5が製造される。
タンク13から所定の塗布温度の第1裏打材2aが供給
され、ドクターナイフ14で厚さ規制される。次に、厚
さ規制された第1裏打材2a上にタイルカーペット補強
材であるガラス不織布3がロール15を介して供給され
る。次に、ガラス不織布3上にタンク16から所定の塗
布温度の第2裏打材2bが供給され、ドクターナイフ1
7で厚さ規制される。最後に厚さ規制された第2裏打材
2b上に加圧ロール8aを介してカーペット基材4が供
給される。カーペット基材4は、何らプリコーティング
処理されていないものが第2裏打材2b上に供給され
る。加圧ロール8aは、下側の加圧ロール8bと上下で
対をなし、上下の加圧ロール8a、8bでカーペット基
材4が第2裏打材2bに加圧されて貼り着けられて、タ
イルカーペット5が製造される。
【0028】尚、第1裏打材2aと第2裏打材2bは同
じもので、以下、この両者を区別しない場合は裏打材2
と称する。
じもので、以下、この両者を区別しない場合は裏打材2
と称する。
【0029】図1の製造装置による本発明製造方法の特
徴の1つは、裏基布1に裏打材2の塗布温度より低い融
点の基布を使用し、これの片面を強制冷却しながら反対
の片面に裏打材2を塗布するようにしたことである。例
えば、裏打材2にアスファルト又は非晶性オレフィン重
合体を主成分とするバッキン材を使用し、これを170
〜200℃の塗布温度で裏基布1に塗布する場合、裏基
布1に裏打材2の塗布温度より低い融点の繊維を含む不
織布を使用する。具体的に裏基布1は、融点が150〜
160℃程度のポリプロピレン等の繊維を70%以上の
高混率で含む不織布であることが、後述のタイルカーペ
ット下反りを安定して実現させる上で望ましい。
徴の1つは、裏基布1に裏打材2の塗布温度より低い融
点の基布を使用し、これの片面を強制冷却しながら反対
の片面に裏打材2を塗布するようにしたことである。例
えば、裏打材2にアスファルト又は非晶性オレフィン重
合体を主成分とするバッキン材を使用し、これを170
〜200℃の塗布温度で裏基布1に塗布する場合、裏基
布1に裏打材2の塗布温度より低い融点の繊維を含む不
織布を使用する。具体的に裏基布1は、融点が150〜
160℃程度のポリプロピレン等の繊維を70%以上の
高混率で含む不織布であることが、後述のタイルカーペ
ット下反りを安定して実現させる上で望ましい。
【0030】上記融点の裏基布1の裏面を冷却プレート
12で冷却して、表面側に200℃近い温度の裏打材2
を塗布すると、裏基布1の表面側の厚さの約半分の繊維
部分が裏打材2の温度で溶ける。このとき、裏基布1の
裏面側が溶けないように、裏基布1の裏面側を冷却プレ
ート12で強制冷却する。また、図1に示すように、裏
基布1が冷却プレート12上に送られる直前の工程で裏
基布1の裏面に冷却水噴霧装置6から冷却水7を噴き付
けて強制冷却すれば、裏打材2の塗布時に裏基布1の表
面側が溶けても裏面側が溶ける心配が確実になくなり、
安定した塗布動作が可能となる。
12で冷却して、表面側に200℃近い温度の裏打材2
を塗布すると、裏基布1の表面側の厚さの約半分の繊維
部分が裏打材2の温度で溶ける。このとき、裏基布1の
裏面側が溶けないように、裏基布1の裏面側を冷却プレ
ート12で強制冷却する。また、図1に示すように、裏
基布1が冷却プレート12上に送られる直前の工程で裏
基布1の裏面に冷却水噴霧装置6から冷却水7を噴き付
けて強制冷却すれば、裏打材2の塗布時に裏基布1の表
面側が溶けても裏面側が溶ける心配が確実になくなり、
安定した塗布動作が可能となる。
【0031】裏基布1上に第1裏打材2aと第2裏打材
2bが順に塗布され、第2裏打材2b上にカーペット基
材4が供給されてタイルカーペット5が製造される間
に、裏基布1には、図2の斜線で区分けされるように、
裏基布1の表面側に含有した低融点繊維が一旦溶けて冷
却固化する傾向にある半溶融状態の表層部1’が、裏基
布1の厚さの約半分の領域で形成される。この半溶融状
態の表層部1’は、裏打材2にカーペット基材4を貼り
着けた後もしばらく維持され、タイルカーペット5が自
然冷却されるときに熱収縮して固化する。
2bが順に塗布され、第2裏打材2b上にカーペット基
材4が供給されてタイルカーペット5が製造される間
に、裏基布1には、図2の斜線で区分けされるように、
裏基布1の表面側に含有した低融点繊維が一旦溶けて冷
却固化する傾向にある半溶融状態の表層部1’が、裏基
布1の厚さの約半分の領域で形成される。この半溶融状
態の表層部1’は、裏打材2にカーペット基材4を貼り
着けた後もしばらく維持され、タイルカーペット5が自
然冷却されるときに熱収縮して固化する。
【0032】上記要領で製造されて実用サイズに裁断さ
れたタイルカーペット5は、図3に示すように裏基布1
の在る裏面側に下反りする。この下反りは、タイルカー
ペット5における裏基布1の表層部1’の熱収縮力がカ
ーペット基材4の熱収縮力より大きいためである。実
際、裏基布1にポリプロピレンの繊維を90%含ませた
50〜150g/m2 の不織布を使用して、上記要領で
製造した多数のタイルカーペットは、そのサイズに関係
なくほぼ全部が少し下反りし、悪くても上反りすること
は無いことが実験で確認された。下反りのタイルカーペ
ット5は、平坦な床面mに置いたとき、少し押さえるだ
けで床面mに密着するので、床面mとのフィット性に優
れ、複数枚を床面mに突き合わせて敷設するタイル施工
が容易、正確に行えることが分かっている。
れたタイルカーペット5は、図3に示すように裏基布1
の在る裏面側に下反りする。この下反りは、タイルカー
ペット5における裏基布1の表層部1’の熱収縮力がカ
ーペット基材4の熱収縮力より大きいためである。実
際、裏基布1にポリプロピレンの繊維を90%含ませた
50〜150g/m2 の不織布を使用して、上記要領で
製造した多数のタイルカーペットは、そのサイズに関係
なくほぼ全部が少し下反りし、悪くても上反りすること
は無いことが実験で確認された。下反りのタイルカーペ
ット5は、平坦な床面mに置いたとき、少し押さえるだ
けで床面mに密着するので、床面mとのフィット性に優
れ、複数枚を床面mに突き合わせて敷設するタイル施工
が容易、正確に行えることが分かっている。
【0033】図1の製造装置による本発明製造方法のも
う1つの特徴は、第1裏打材2aと第2裏打材2bの両
者に粘度が50,000〜100,000CPSのもの
を使用し、この裏打材2にカーペット基材4を加圧ロー
ル8a、8bで適度に加圧して貼り着けることである。
裏打材2の高粘度化は、既存の裏打材料のアスファルト
又は非晶性オレフィン重合体に粘着付与材及び充填材を
加えることで達成すればよい。
う1つの特徴は、第1裏打材2aと第2裏打材2bの両
者に粘度が50,000〜100,000CPSのもの
を使用し、この裏打材2にカーペット基材4を加圧ロー
ル8a、8bで適度に加圧して貼り着けることである。
裏打材2の高粘度化は、既存の裏打材料のアスファルト
又は非晶性オレフィン重合体に粘着付与材及び充填材を
加えることで達成すればよい。
【0034】上記高粘度の裏打材2を170〜200℃
の塗布温度で裏基布1に塗布し、裏打材2上にカーペッ
ト基材4を加圧ロール8a、8bで上下から加圧して貼
り着けると、カーペット基材4への裏打材2の接着性と
浸透性が常に適度な値で、かつ、安定して得られ、パイ
ル保持性や耐毛羽立性の良いタイルカーペット5が製造
されことが実験で確認された。また、実験によると、裏
打材2の粘度が50,000CPSを割ると浸透過多で
パイル面が堅くなる可能性が生じ、裏打材2の粘度が1
00,000CPSを超えると浸透不足のためパイル引
抜き強度や耐毛羽立性が悪くなり上反りする可能性が生
じることが分かっている。
の塗布温度で裏基布1に塗布し、裏打材2上にカーペッ
ト基材4を加圧ロール8a、8bで上下から加圧して貼
り着けると、カーペット基材4への裏打材2の接着性と
浸透性が常に適度な値で、かつ、安定して得られ、パイ
ル保持性や耐毛羽立性の良いタイルカーペット5が製造
されことが実験で確認された。また、実験によると、裏
打材2の粘度が50,000CPSを割ると浸透過多で
パイル面が堅くなる可能性が生じ、裏打材2の粘度が1
00,000CPSを超えると浸透不足のためパイル引
抜き強度や耐毛羽立性が悪くなり上反りする可能性が生
じることが分かっている。
【0035】裏打材2の高粘度化とカーペット基材4の
加圧貼着による裏打材2の浸透性確保により、従来必要
とされていたカーペット基材のプレコーティングによる
パイル目止めの前処理が不要となる。更に、上記裏打材
2の融点設定によるタイルカーペット下反り現象によ
り、従来行われていたプレコーターゾーンでのカーペッ
ト基材の伸縮性固定の前処理が不要となる。つまり、本
発明においては、カーペット基材4にプレコーティング
の前処理されていないものを使用しても、パイル抜けの
無い高品質で下反りのタイルカーペット5が製造でき、
製造工程からコスト高のプレコート工程が省けて、タイ
ルカーペットの製造コストの低減化が可能となる。
加圧貼着による裏打材2の浸透性確保により、従来必要
とされていたカーペット基材のプレコーティングによる
パイル目止めの前処理が不要となる。更に、上記裏打材
2の融点設定によるタイルカーペット下反り現象によ
り、従来行われていたプレコーターゾーンでのカーペッ
ト基材の伸縮性固定の前処理が不要となる。つまり、本
発明においては、カーペット基材4にプレコーティング
の前処理されていないものを使用しても、パイル抜けの
無い高品質で下反りのタイルカーペット5が製造でき、
製造工程からコスト高のプレコート工程が省けて、タイ
ルカーペットの製造コストの低減化が可能となる。
【0036】尚、本発明方法の実施装置は、図1の製造
装置に限らず、例えば図1の冷却プレート12の前段に
図1の冷却水噴霧装置6と同様な強制冷却手段を配置し
て、図1の冷却水噴霧装置6を省略してもよい。また、
冷却プレート12の後段を一部カットして、カットされ
た空間部分に下側の加圧ロール8bを配置するようにし
てもよい。
装置に限らず、例えば図1の冷却プレート12の前段に
図1の冷却水噴霧装置6と同様な強制冷却手段を配置し
て、図1の冷却水噴霧装置6を省略してもよい。また、
冷却プレート12の後段を一部カットして、カットされ
た空間部分に下側の加圧ロール8bを配置するようにし
てもよい。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、裏打材の塗布温度より
低い融点の裏基布の片面に裏打材を塗布すると、裏基布
の裏打材塗布面が裏基布の厚さの約半分の深さで裏打材
の熱で溶け、この溶けた部分が後で冷却固化するときに
強く熱収縮をして、タイルカーペットを確実に裏基布側
に下反りさせるので、床等へのフィット性、施行性に優
れた商品価値の高いタイルカーペットが製造できる。
低い融点の裏基布の片面に裏打材を塗布すると、裏基布
の裏打材塗布面が裏基布の厚さの約半分の深さで裏打材
の熱で溶け、この溶けた部分が後で冷却固化するときに
強く熱収縮をして、タイルカーペットを確実に裏基布側
に下反りさせるので、床等へのフィット性、施行性に優
れた商品価値の高いタイルカーペットが製造できる。
【0038】また、粘度が50,000〜100,00
0CPSの裏打材にカーペット基材を加圧ロールで加圧
しながら貼り合わせるようにして、裏打材のカーペット
基材への接着性と浸透性を適度に確保させたので、カー
ペット基材をプリコーティング等の前処理しなくてもパ
イル保持性、耐毛羽立性の良い下反りの高品質なタイル
カーペットが製造できる。
0CPSの裏打材にカーペット基材を加圧ロールで加圧
しながら貼り合わせるようにして、裏打材のカーペット
基材への接着性と浸透性を適度に確保させたので、カー
ペット基材をプリコーティング等の前処理しなくてもパ
イル保持性、耐毛羽立性の良い下反りの高品質なタイル
カーペットが製造できる。
【0039】また、タイルカーペット製造工程から設備
的にコスト高となるプレコート工程が省けて、タイルカ
ーペットの製造コストの低減化が可能となる。
的にコスト高となるプレコート工程が省けて、タイルカ
ーペットの製造コストの低減化が可能となる。
【図1】本発明の製造方法を説明するためのパイルアッ
プ方式のタイルカーペット製造装置の概略を示す側面
図。
プ方式のタイルカーペット製造装置の概略を示す側面
図。
【図2】図1の製造装置で製造されるタイルカーペット
の部分拡大側面図。
の部分拡大側面図。
【図3】図1の製造装置で製造されて実用サイズに裁断
されたタイルカーペットの側面図。
されたタイルカーペットの側面図。
【図4】従来の製造方法で製造されたタイルカーペット
の側面図。
の側面図。
【図5】従来のタイルカーペット製造方法を説明するた
めのパイルダウン方式の製造装置の概略を示す側面図。
めのパイルダウン方式の製造装置の概略を示す側面図。
【図6】他の従来のタイルカーペット製造方法を説明す
るためのパイルアップ方式の製造装置の概略を示す側面
図。
るためのパイルアップ方式の製造装置の概略を示す側面
図。
1 裏基布 2 裏打材 4 カーペット基材 5 タイルカーペット 7 冷却水 8a 加圧ロール 8b 加圧ロール
Claims (4)
- 【請求項1】 長尺な裏基布とカーペット基材を裏打材
で貼り合わせた塗布方式のタイルカーペット製造方法で
あって、 裏打材の塗布温度より低い融点の裏基布の片面を冷却し
ながら裏基布の他の片面に所定の塗布温度の裏打材を所
定の厚さで塗布する工程、裏基布に塗布された裏打材上
にカーペット基材を貼り合わせる工程を含むことを特徴
とするタイルカーペットの製造方法。 - 【請求項2】 前記裏基布が、裏打材の塗布温度より低
い融点の繊維を主体に構成された不織布である請求項1
記載のタイルカーペットの製造方法。 - 【請求項3】 前記裏基布に裏打材が塗布される前に、
裏基布の裏打材塗布面と反対の片面を水冷する冷却工程
を含む請求項1記載のタイルカーペットの製造方法。 - 【請求項4】 前記裏打材の粘度が50,000〜10
0,000CPSで、この裏打材にカーペット基材を加
圧ロールで加圧しながら貼り合わせる工程を含む請求項
1記載のタイルカーペットの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6192360A JPH0852834A (ja) | 1994-08-16 | 1994-08-16 | タイルカーペットの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6192360A JPH0852834A (ja) | 1994-08-16 | 1994-08-16 | タイルカーペットの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0852834A true JPH0852834A (ja) | 1996-02-27 |
Family
ID=16289990
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6192360A Withdrawn JPH0852834A (ja) | 1994-08-16 | 1994-08-16 | タイルカーペットの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0852834A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006233649A (ja) * | 2005-02-25 | 2006-09-07 | Ryoichi Kitamura | タイル材 |
| JP2012112105A (ja) * | 2010-11-22 | 2012-06-14 | Suminoe Textile Co Ltd | リサイクル材料の使用比率が向上したタイルカーペットの製造方法 |
-
1994
- 1994-08-16 JP JP6192360A patent/JPH0852834A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006233649A (ja) * | 2005-02-25 | 2006-09-07 | Ryoichi Kitamura | タイル材 |
| JP2012112105A (ja) * | 2010-11-22 | 2012-06-14 | Suminoe Textile Co Ltd | リサイクル材料の使用比率が向上したタイルカーペットの製造方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20011106 |