JPH0852833A - タイルカーペットの製造方法 - Google Patents

タイルカーペットの製造方法

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JPH0852833A
JPH0852833A JP6192359A JP19235994A JPH0852833A JP H0852833 A JPH0852833 A JP H0852833A JP 6192359 A JP6192359 A JP 6192359A JP 19235994 A JP19235994 A JP 19235994A JP H0852833 A JPH0852833 A JP H0852833A
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JP
Japan
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carpet
backing material
backing
base material
manufacturing
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6192359A
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English (en)
Inventor
Nobuyasu Nishioka
信靖 西岡
Taiyo Nishizono
太洋 西園
Yoshisumi Chikaraishi
美純 力石
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Toa Boshoku Co Ltd
Original Assignee
Toa Boshoku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パイル保持性、耐毛羽立性の良い高品質なタ
イルカーペットが低コストで製造できる製造方法。 【構成】 冷却プレート12上に連続送りされる裏基布
1上に粘度が50,000〜100,000CPSで所
定の塗布温度に設定された裏打材2を所定の厚さで塗布
し、その上に加圧ロール8a、8bでカーペット基材4
を適度に加圧しながら貼り着ける。この製法は、カーペ
ット基材4を下にして、その上に裏打材2を直接塗布す
るパイルダウン方式の製法にも適用可能である。裏打材
2の高粘度化と加圧塗布により、裏打材2のカーペット
基材4への接着性、浸透性が適度な値に確保されて、従
来必要とされていたカーペット基材4へのプレコーティ
ングの前処理工程が不要なものとなり、その分、タイル
カーペットの製造工程数、製造コストが低減される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パイルが植毛されたカ
ーペット基材にアスファルト系等の粘着性裏打材を塗布
してタイルカーペットを製造する製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】パイルを植毛したカーペット基材を表面
に有するタイルカーペットは、製造された長尺なものか
ら矩形等の実用サイズに裁断されて、平坦な床面等に貼
着される。かかるタイルカーペットは、裏基布の有るも
のと無いものに大別され、一般に裏基布の有るタイルカ
ーペットは図4に示すような装置で製造され、裏基布の
無いタイルカーペットは図5に示すような装置で製造さ
れている。
【0003】図4は、表裏逆にしたカーペット基材4の
上面に塗布した裏打材2a’、2b’上に不織布の裏基
布1を貼り着けてタイルカーペット5’を製造するパイ
ルダウン方式の製造装置が示される。図5は、テフロン
系のエンドレスベルト20上に塗布した裏打材2a”、
2b”上にカーペット基材4を貼り着けてタイルカーペ
ット5”を製造するパイルアップ方式の製造装置が示さ
れる。
【0004】図4装置による従来製法を説明する。長尺
なカーペット基材4を表裏逆にしロール11を介して水
平な冷却プレート12上に連続送りする。カーペット基
材4は前もってSBRラテックス等でプレコーティング
を施してパイルの目止めを行うと共に、カーペット基材
4の持つ伸縮性を固定させるのが一般的である。
【0005】カーペット基材4が冷却プレート12上の
第1コーターゾーンBに送られると、カーペット基材4
上にタンク13から第1裏打材2a’が塗布され、塗布
された第1裏打材2a’はドクターナイフ14で所定の
厚さに規制される。第1裏打材2a’は、アスファルト
や非晶性オレフィン重合体を主成分とする10,000
〜30,000CPSの粘度のバッキン材で、170℃
〜200℃の塗布温度に加熱したものがカーペット基材
4に塗布される。
【0006】カーペット基材4が第1コーターゾーンB
から後続の第2コーターゾーンCに向う途中で、所定の
厚さに規制された第1裏打材2a’上にガラス不織布3
がロール15を介して供給される。ガラス不織布3は、
製造されたタイルカーペット5’の全体を補強して、実
用サイズに裁断された規定サイズのタイルカーペット
5’が熱収縮および時効による緩和収縮にてサイズ不足
となるのを防止する補強材である。
【0007】カーペット基材4が第2コーターゾーンC
に入ると、ガラス不織布3上にタンク16から第2裏打
材2b’が供給され、これがドクターナイフ17で所定
の厚さに規制される。第2裏打材2b’は、第1コータ
ーゾーンBの第1裏打材2a’と同じものである。カー
ペット基材4が第2コーターゾーンCを出たところで、
第2裏打材2b’上に裏基布1がロール21を介して供
給される。裏基布1は、第1・第2裏打材2a’、2
b’の塗布温度より高い融点のポリエステルスパンボン
ド等の繊維から成る不織布が一般に用いられる。
【0008】以上のように製造された長尺なタイルカー
ペット5’は、冷却されてから、実用サイズに裁断され
る。タイルカーペット5’の第1・第2裏打材2a’、
2b’は、カーペット基材4に裏基布1を強固に貼り合
わせると共に、ガラス不織布3との接着性を高め、適度
な剛軟度、耐荷重性および寸法安定性を付与するもので
ある。
【0009】次に、図5装置による従来製法を説明す
る。この場合、テフロン系のエンドレスベルト20が加
熱プレート22上から冷却プレート23上へと送られ、
加熱プレート22上のエンドレスベルト20上に第1裏
打材2a”、ガラス不織布3、第2裏打材2b”、カー
ペット基材4が順に供給される。即ち、エンドレスベル
ト20上に始めに第1裏打材2a”がタンク13から供
給され、ドクターナイフ14で厚さ規制される。厚さ規
制された第1裏打材2a”上にガラス不織布3がロール
15を介して供給される。次に、ガラス不織布3上に第
2裏打材2b”がタンク16から供給され、ドクターナ
イフ17で厚さ規制される。
【0010】第1・第2裏打材2a”、2b”は、アス
ファルトや非晶性オレフィン重合体を主成分とする1
0,000〜30,000CPSの粘度のバッキン材
で、加熱プレート22でこれら裏打材が所定の温度に維
持され裏打材の粘度が一定に保持された状態で、第2裏
打材2b”上にカーペット基材4が塗布ロール24を介
して供給される。塗布ロール24は、第2裏打材2b”
を加圧すること無くカーペット基材4を第2裏打材b上
に送り出す。カーペット基材4が第2裏打材bに貼着さ
れて製造されたタイルカーペット5”は、エンドレスベ
ルト20と共に冷却プレート23の冷却ゾーンへと送ら
れて冷却され、最後にエンドレスベルト20から取り出
される。
【0011】図5の従来製法の場合、カーペット基材4
のパイル目止め、伸縮性固定のために、カーペット基材
4を次のプレコーターゾーンDと冷却ゾーンEの前処理
工程を経過させて、供給ロール24から第2裏打材2
b”上に供給している。プレコーターゾーンDでは、カ
ーペット基材4に目止め用のコーティング材25がコー
ティングされる。コーティング材25は、裏打材2
a”、2b”より低粘度で接着性、浸透性の高い非晶性
オレフィン重合体等である。このコーティング材25が
コーティングされたカーペット基材4は、冷却ゾーンE
で冷却されてパイルの目止めがなされ、カーペット基材
全体の伸縮性が固定される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】図4や図5の従来製法
において、プレコーターを省略して、プレコーティング
処理されていないカーペット基材に裏打材を直接に塗布
することも可能である。しかし、このようにすると製造
されたタイルカーペットのパイル抜けが目立つと共に、
タイルカーペットの見た目の風合い、耐毛羽立性が悪く
なる。そこで、タイルカーペットのパイル抜けをより確
実に防止し、風合いや耐毛羽立性を少しでも良くするよ
うに、カーペット基材をプレコーターゾーンでプレコー
ティングを施して、裏打材の浸透性を高めるようにして
いる。ところが、このようなカーペット基材のプレコー
ティングの前処理は、パイルの耐引抜き強度に効果があ
り、風合いや耐毛羽立性を良好なものにし、上反り防止
にも効果があるが、プレコーティングのための設備、工
程がコスト高となり、これがタイルカーペットの製造コ
ストを高いものにしていた。
【0013】本発明の目的は、パイル保持性や耐毛羽立
性の良い高品質のタイルカーペットが低コストで製造で
きる製造方法を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、パイルを植毛
したカーペット基材に粘着性裏打材を塗布する塗布方式
のタイルカーペット製造において、50,000〜10
0,000CPSの粘度の裏打材をカーペット基材に加
圧ロールで加圧しながら塗布する工程を含むことを特徴
とする。
【0015】
【作用】裏打材に粘度が50,000〜100,000
CPSのものを使用し、この裏打材にカーペット基材を
加圧ロールで加圧しながら貼り合わせるようにすると、
カーペット基材をプレコーティング処理しなくても裏打
材の浸透性が適度なものとなって、パイル抜けの無い高
品質なタイルカーペットが製造される。
【0016】
【実施例】以下、本発明製造方法を図1乃至図3の具体
的実施装置例を参照して説明する。尚、図4及び図5を
含む全図を通じ同一、又は、相当部分には同一符号を付
して説明の重複を避ける。
【0017】図1はパイルアップ方式のタイルカーペッ
ト製造装置が示され、水平な冷却プレート12上で連続
送りされる裏基布1上に第1裏打材2a、ガラス不織布
3、第2裏打材2b、カーペット基材4が順に供給され
る。裏基布1は、裏基布供給部10から長尺なものがそ
の長手方向でもってロール11から冷却プレート12上
へと送り出される。
【0018】冷却プレート12上の裏基布1上に、先ず
タンク13から所定の塗布温度の第1裏打材2aが供給
され、ドクターナイフ14で厚さ規制される。次に、厚
さ規制された第1裏打材2a上にタイルカーペット補強
材のガラス不織布3がロール15を介して供給される。
次に、ガラス不織布3上にタンク16から所定の塗布温
度の第2裏打材2bが供給され、ドクターナイフ17で
厚さ規制される。最後に厚さ規制された第2裏打材2b
上に加圧ロール8aを介してカーペット基材4が供給さ
れる。カーペット基材4は、何らプレコーティング処理
されていないものが第2裏打材2b上に供給される。加
圧ロール8aは、下側の加圧ロール8bと上下で対をな
し、上下の加圧ロール8a、8bでカーペット基材4が
第2裏打材2bに加圧されて貼り着けられ、タイルカー
ペット5が製造される。
【0019】尚、第1裏打材2aと第2裏打材2bは同
じもので、以下、この両者を区別しない場合は裏打材2
と称する。
【0020】また、図1製造装置は、裏基布1に裏打材
2の塗布温度より低い融点の基布を使用し、これの裏面
を冷却水噴霧装置6からの冷却水7と冷却プレート12
で強制冷却して、反対の片面に裏打材2を塗布するよう
にしている。例えば裏打材2を170〜200℃の塗布
温度で裏基布1に塗布する場合、裏基布1に融点が15
0〜160℃程度のポリプロピレン等の繊維を70%以
上の高混率で含む不織布が使用される。
【0021】このように裏基布1に裏打材2を塗布する
と、裏基布1の表面側の厚さの約半分の繊維部分が裏打
材2の温度で溶け、この溶けた部分が加圧ロール8a、
8b通過後に冷却固化するときに熱収縮して、製造され
たタイルカーペット5を、その中央部が浮き上がるよう
に下反りさせる。このような下反りのタイルカーペット
5は、平坦な床面に置いたとき、中央部を少し押さえる
だけで床面に密着して床フィット性に優れ、タイル施工
が容易、正確に行えるものとなる。
【0022】図1製造装置による製造方法において、本
発明の特徴とするところは、第1裏打材2aと第2裏打
材2bの両者に粘度が50,000〜100,000C
PSのものを使用し、この裏打材2にカーペット基材4
を加圧ロール8a、8bで適度に加圧して貼り着けるこ
とである。裏打材2の高粘度化は、既存の裏打材材料の
アスファルト又は非晶性オレフィン重合体に粘着付与材
及び充填材を加えることで達成すればよい。
【0023】上記高粘度の裏打材2を170〜200℃
の塗布温度で裏基布1に塗布し、裏打材2上にカーペッ
ト基材4を加圧ロール8a、8bで上下から加圧して貼
り着けると、カーペット基材4への裏打材2の接着性と
浸透性が常に適度な値で、かつ、安定して得られ、パイ
ル保持性や耐毛羽立性の良いタイルカーペット5が製造
されことが実験で確認された。また、実験によると、裏
打材2の粘度が50,000CPSを割ると浸透過多で
パイル面が堅くなる可能性が生じ、裏打材2の粘度が1
00,000CPSを超えると浸透性不足でパイル引抜
強度や耐毛羽立性が悪くなり、また緩和収縮による上反
りも発生する可能性が生じることが分かっている。
【0024】裏打材2の高粘度化とカーペット基材4の
加圧貼着による裏打材2の浸透性確保により、従来必要
とされていたカーペット基材4のプレコーティングによ
るパイル目止めの前処理が不要となる。つまり、本発明
においては、カーペット基材4にプレコーティングの前
処理されていないものを使用しても、パイル抜けの無い
高品質なタイルカーペット5が製造できる。従って、製
造工程からコスト高のプレコート工程が省けて、タイル
カーペットの製造コストの低減化が可能となる。
【0025】図2は、図5の製造装置に本発明方法を適
用したもので、エンドレスベルト20上に供給される裏
打材2に粘度が50,000〜100,000CPSの
ものを使用し、この裏打材2上にカーペット基材4を加
圧ロール8a、8bで加圧しながら貼り着けていく。こ
の場合も裏打材2の粘度設定と加圧塗布の技術内容で裏
打材2のカーペット基材4への浸透性が適度に確保され
るので、カーペット基材4のプレコーティングによるパ
イル目止めの前処理が不要となり、製造工程からコスト
高のプレコート工程が省け、タイルカーペットの製造コ
ストの低減化が可能となる。
【0026】図3は、図4の製造装置に本発明方法を適
用したもので、冷却プレート12上のカーペット基材4
上に供給される裏打材2に粘度が50,000〜10
0,000CPSのものを使用し、この裏打材2上に基
布1を供給するときに加圧ロール8a、8bで裏打材2
とカーペット基材4を加圧する。この場合も裏打材2の
カーペット基材4への浸透性が適度に確保されるので、
カーペット基材4のプレコーティングによるパイル目止
めの前処理が不要となる。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、粘度が50,000〜
100,000CPSの裏打材にカーペット基材を加圧
ロールで加圧しながら貼り合わせるようにすることで、
カーペット基材をプリコーティング処理しなくても裏打
材の浸透性が適度なものとなって、パイル抜けの無いパ
イル保持性、耐毛羽立性の良い高品質なタイルカーペッ
トが製造できる。また、高品質のタイルカーペットの製
造工程から設備的にコスト高となるプレコート工程が省
けて、タイルカーペットの製造コストの低減化が可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製造方法を説明するためのパイルアッ
プ方式のタイルカーペット製造装置の概略を示す側面
図。
【図2】本発明の製造方法を説明するための他のパイル
アップ方式のタイルカーペット製造装置の概略を示す側
面図。
【図3】本発明の製造方法を説明するためのパイルダウ
ン方式のタイルカーペット製造装置の概略を示す側面
図。
【図4】従来の製造方法を説明するためのパイルダウン
方式のタイルカーペット製造装置の概略を示す側面図。
【図5】従来の製造方法を説明するためのパイルアップ
方式のタイルカーペット製造装置の概略を示す側面図。
【符号の説明】
2 裏打材 4 カーペット基材 5 タイルカーペット 8a 加圧ロール 8b 加圧ロール

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パイルを植毛したカーペット基材に粘着
    性裏打材を塗布する塗布方式のタイルカーペット製造方
    法であって、 50,000〜100,000CPSの粘度の裏打材を
    カーペット基材に加圧ロールで加圧しながら塗布する工
    程を含むことを特徴とするタイルカーペットの製造方
    法。
JP6192359A 1994-08-16 1994-08-16 タイルカーペットの製造方法 Withdrawn JPH0852833A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106694323A (zh) * 2016-08-18 2017-05-24 马福顺 拼块地毯预涂及沥青底背覆底联合机

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106694323A (zh) * 2016-08-18 2017-05-24 马福顺 拼块地毯预涂及沥青底背覆底联合机

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Effective date: 20011106