JPH0853272A - エレベータの制御装置 - Google Patents
エレベータの制御装置Info
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- JPH0853272A JPH0853272A JP6188512A JP18851294A JPH0853272A JP H0853272 A JPH0853272 A JP H0853272A JP 6188512 A JP6188512 A JP 6188512A JP 18851294 A JP18851294 A JP 18851294A JP H0853272 A JPH0853272 A JP H0853272A
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- elevator
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- acceleration
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Abstract
(57)【要約】
【目的】コストアップをすることなく、加減速度や定格
速度等を任意に変更できる汎用性の高いエレベータの制
御装置を得る。 【構成】通常のエレベータの調整データと、これとは別
に特別な運転時の設定データををそれぞれ記憶するE2
PROMと、E2 PROMに記憶されたデータを運転条
件によりあらかじめ決められた読み書き可能なRAM32
に転送するデータ転送演算部33と、32上に転送されたデ
ータをパラメータとしてエレベータのジャークを算出す
る演算部34と、乗りかご2 のエレベータの加減速度を算
出する演算部35と、乗りかご2 の定格速度を算出する演
算部36と、前記ジャーク、加減速度、定格速度演算手段
からの出力データに基づき、乗りかご2 の速度基準を算
出する速度指令演算部37と、37より算出された速度基準
に基づいて乗りかご2 の速度を制御する演算部39を備え
たもの。
速度等を任意に変更できる汎用性の高いエレベータの制
御装置を得る。 【構成】通常のエレベータの調整データと、これとは別
に特別な運転時の設定データををそれぞれ記憶するE2
PROMと、E2 PROMに記憶されたデータを運転条
件によりあらかじめ決められた読み書き可能なRAM32
に転送するデータ転送演算部33と、32上に転送されたデ
ータをパラメータとしてエレベータのジャークを算出す
る演算部34と、乗りかご2 のエレベータの加減速度を算
出する演算部35と、乗りかご2 の定格速度を算出する演
算部36と、前記ジャーク、加減速度、定格速度演算手段
からの出力データに基づき、乗りかご2 の速度基準を算
出する速度指令演算部37と、37より算出された速度基準
に基づいて乗りかご2 の速度を制御する演算部39を備え
たもの。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマイクロコンピュータを
有し、乗りかごの加減速度や定格速度等を変更可能なエ
レベータの制御装置に関する。
有し、乗りかごの加減速度や定格速度等を変更可能なエ
レベータの制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のエレベータの制御装置は1例とし
て、図3に示すような構成のものがある。速度指令発生
装置1は、乗りかご2の速度指令信号1aを出力して速
度制御増幅器3に与える。この速度制御増幅器3は、乗
りかご2を駆動する電動機4に連結された位置検出器5
からの位置信号5aを位置/速度変換器6により速度に
変換された速度信号6aと、前記速度指令発生装置1か
らの速度指令信号1aとを比較し、その差に対応した電
流指令3aを出力して電流制御増幅器7に与える。
て、図3に示すような構成のものがある。速度指令発生
装置1は、乗りかご2の速度指令信号1aを出力して速
度制御増幅器3に与える。この速度制御増幅器3は、乗
りかご2を駆動する電動機4に連結された位置検出器5
からの位置信号5aを位置/速度変換器6により速度に
変換された速度信号6aと、前記速度指令発生装置1か
らの速度指令信号1aとを比較し、その差に対応した電
流指令3aを出力して電流制御増幅器7に与える。
【0003】電流制御増幅器7は、電流指令3aと、電
動機4の電流を検出する電流検出器8の電流信号8aと
の偏差を演算すると共に、この偏差分に不平衡トルク指
令装置9からの荷重信号9aとを加えて、電力制御信号
7aを出力する。
動機4の電流を検出する電流検出器8の電流信号8aと
の偏差を演算すると共に、この偏差分に不平衡トルク指
令装置9からの荷重信号9aとを加えて、電力制御信号
7aを出力する。
【0004】電力変換装置10は、電力制御信号7aに
基づいて電動機4への供給電力を制御する。この場合、
乗りかご2及び釣合い錘11が結合された主索12が綱
車13に巻き掛けられており、電動機4はこの綱車13
を回転させる。
基づいて電動機4への供給電力を制御する。この場合、
乗りかご2及び釣合い錘11が結合された主索12が綱
車13に巻き掛けられており、電動機4はこの綱車13
を回転させる。
【0005】また乗りかご2には、着床装置14が取付
けられていて、エレベータ昇降路の各階床に設けられた
着床検出板15A、15B、…を検出して着床信号14
aを速度指令発生装置1に送り込むと、速度指令発生装
置1はこれに基づいて速度指令信号1aを出力する。
けられていて、エレベータ昇降路の各階床に設けられた
着床検出板15A、15B、…を検出して着床信号14
aを速度指令発生装置1に送り込むと、速度指令発生装
置1はこれに基づいて速度指令信号1aを出力する。
【0006】さらに、乗りかご2には、荷重検出器16
が設けられており、荷重検出信号16aを不平衡トルク
指令装置9に与える。不平衡トルク指令装置9は、釣合
い錘11との不平衡トルク分を補正する信号を発生して
電流制御増幅器7に与えるようになっている。
が設けられており、荷重検出信号16aを不平衡トルク
指令装置9に与える。不平衡トルク指令装置9は、釣合
い錘11との不平衡トルク分を補正する信号を発生して
電流制御増幅器7に与えるようになっている。
【0007】ところで、近年のマイクロコンピュータ技
術の発達に伴い、エレベータの制御にもマイクロコンピ
ュータによるデジタル制御が広く採用されつつあり、図
3の従来のエレベータの制御装置にあっても破線で囲ま
れた要素、すなわち速度指令発生装置1、速度制御増幅
器3、位置/速度変換器6、及び電流制御増幅器7を除
去し、マイクロコンピュータ17によりそれらの機能を
行なわせるようにしたものが出現している。
術の発達に伴い、エレベータの制御にもマイクロコンピ
ュータによるデジタル制御が広く採用されつつあり、図
3の従来のエレベータの制御装置にあっても破線で囲ま
れた要素、すなわち速度指令発生装置1、速度制御増幅
器3、位置/速度変換器6、及び電流制御増幅器7を除
去し、マイクロコンピュータ17によりそれらの機能を
行なわせるようにしたものが出現している。
【0008】この場合、速度指令発生装置1の演算部で
は、図4に示すような速度基準を発生する。この速度基
準は時間をベースとして演算される時間ベースパターン
領域R1 (時刻t1 〜t6 ) と、目的階までの残り距離
をベースとして平方根演算される距離ベースパターン領
域R2 (時刻t6 〜t7 )と、乗りかごを着床させるた
めの着床パターン領域R3 (t7 〜t8 )とで成ってい
る。
は、図4に示すような速度基準を発生する。この速度基
準は時間をベースとして演算される時間ベースパターン
領域R1 (時刻t1 〜t6 ) と、目的階までの残り距離
をベースとして平方根演算される距離ベースパターン領
域R2 (時刻t6 〜t7 )と、乗りかごを着床させるた
めの着床パターン領域R3 (t7 〜t8 )とで成ってい
る。
【0009】このうち、時間ベースパターン領域R1 で
は、乗りかご2はその加速度の変化が一定である加速開
始ジャークモードと呼ばれるモード1と、一定加速領域
であるモード2と、加速終了ジャークモードと呼ばれる
モード3と、一定走行モード領域であるモード4と、減
速開始ジャークモードと呼ばれるモード5とで運転され
る。
は、乗りかご2はその加速度の変化が一定である加速開
始ジャークモードと呼ばれるモード1と、一定加速領域
であるモード2と、加速終了ジャークモードと呼ばれる
モード3と、一定走行モード領域であるモード4と、減
速開始ジャークモードと呼ばれるモード5とで運転され
る。
【0010】そして、距離ベースパターン領域R2 で
は、乗りかご2は一定減速モード6で運転され、また着
床パターン領域R3 では、乗りかご2は着床信号14a
を受けて滑らかで正確に着床できるように加速度の変化
が一定、つまりジャークが一定となる減速モード7でそ
れぞれ運転される。
は、乗りかご2は一定減速モード6で運転され、また着
床パターン領域R3 では、乗りかご2は着床信号14a
を受けて滑らかで正確に着床できるように加速度の変化
が一定、つまりジャークが一定となる減速モード7でそ
れぞれ運転される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のエレ
ベータの制御装置では、例えば出勤時や昼食時に利用す
る場合には、加減速度を大きくして、利用効率を上げる
とか、あるいは強風管制運転時には、一定走行時のトッ
プスピード(定格速度)を下げて運転したいとかいう要
求がある場合には、容易に対応ができない。
ベータの制御装置では、例えば出勤時や昼食時に利用す
る場合には、加減速度を大きくして、利用効率を上げる
とか、あるいは強風管制運転時には、一定走行時のトッ
プスピード(定格速度)を下げて運転したいとかいう要
求がある場合には、容易に対応ができない。
【0012】また、以上のような要求を実現しようとす
ると、システム構成が複雑となり、コスト的に割高にな
ったり、複雑な演算処理等が必要となり、汎用性のない
ものになるという問題点があった。
ると、システム構成が複雑となり、コスト的に割高にな
ったり、複雑な演算処理等が必要となり、汎用性のない
ものになるという問題点があった。
【0013】そこで本発明は、この様な従来の問題点を
解決するためになされたもので、コストアップをするこ
となく、加減速度や定格速度等を任意に変更できる汎用
性の高いエレベータの制御装置を提供することを目的と
する。
解決するためになされたもので、コストアップをするこ
となく、加減速度や定格速度等を任意に変更できる汎用
性の高いエレベータの制御装置を提供することを目的と
する。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1に対応する発明は、マイクロコンピュータ
を用いて、エレベータの乗りかごを駆動制御するエレベ
ータの制御装置において、 通常のエレベータの調整デ
ータと、これとは別に特別な運転時の設定データををそ
れぞれ記憶する外部より書きかえ可能なメモリと、この
メモリに記憶されたデータを運転条件によりあらかじめ
決められた読み書き可能なメモリ上のエリアに転送する
データ転送手段と、前記読み書き可能なメモリ上に転送
されたデータをパラメータとして前記エレベータのジャ
ークを算出するジャーク演算手段と、前記エレベータの
加減速度を算出する加減速度演算手段と、前記エレベー
タの定格速度を算出する定格速度演算手段と、前記ジャ
ーク、加減速度、定格速度演算手段からの出力データに
基づき、エレベータ乗りかごの速度基準を算出する速度
指令演算手段と、この速度指令演算手段により算出され
た速度基準に基づいて前記エレベータの乗りかごの速度
を制御する速度制御演算手段と、を備えたことを特徴と
するエレベータの制御装置である。
め、請求項1に対応する発明は、マイクロコンピュータ
を用いて、エレベータの乗りかごを駆動制御するエレベ
ータの制御装置において、 通常のエレベータの調整デ
ータと、これとは別に特別な運転時の設定データををそ
れぞれ記憶する外部より書きかえ可能なメモリと、この
メモリに記憶されたデータを運転条件によりあらかじめ
決められた読み書き可能なメモリ上のエリアに転送する
データ転送手段と、前記読み書き可能なメモリ上に転送
されたデータをパラメータとして前記エレベータのジャ
ークを算出するジャーク演算手段と、前記エレベータの
加減速度を算出する加減速度演算手段と、前記エレベー
タの定格速度を算出する定格速度演算手段と、前記ジャ
ーク、加減速度、定格速度演算手段からの出力データに
基づき、エレベータ乗りかごの速度基準を算出する速度
指令演算手段と、この速度指令演算手段により算出され
た速度基準に基づいて前記エレベータの乗りかごの速度
を制御する速度制御演算手段と、を備えたことを特徴と
するエレベータの制御装置である。
【0015】前記目的を達成するため、請求項2に対応
する発明は、前記ジャーク演算手段、前記加減速度演算
手段、及び前記定格速度演算手段において、ジャーク、
加減速度、及び定格速度の算出は、あらかじめ設定され
た読出しメモリテーブルより算出することを特徴とする
請求項1記載のエレベータの制御装置である。
する発明は、前記ジャーク演算手段、前記加減速度演算
手段、及び前記定格速度演算手段において、ジャーク、
加減速度、及び定格速度の算出は、あらかじめ設定され
た読出しメモリテーブルより算出することを特徴とする
請求項1記載のエレベータの制御装置である。
【0016】前記目的を達成するため、請求項3に対応
する発明は、前記データ転送手段は、エレベータが停止
している時のみ駆動することを特徴とする請求項1記載
のエレベータの制御装置である。
する発明は、前記データ転送手段は、エレベータが停止
している時のみ駆動することを特徴とする請求項1記載
のエレベータの制御装置である。
【0017】
【作用】請求項1〜請求項3のいずれかに対応する発明
によれば、以下の作用となる。すなわち、読み書き可能
なメモリRAM上にエレベータの運転パターン(速度基
準)の算出に必要な設定データのエリアを配置する。そ
してこの配列は任意に固定しておき、パターンの演算
は、常に、RAM上のデータをパラメータとしておこな
う。すなわち、ジャーク演算の場合は、RAM上のジャ
ーク度の設定エリアのデータを基にジャークの計算を行
い、同じく加減速度の演算の場合にはRAM上の加速度
の設定エリアのデータ、及び減速度の設定エリアのデー
タを基に加減速度の演算を行い、さらにまた、定格速度
の演算の場合も同様な演算を行う。
によれば、以下の作用となる。すなわち、読み書き可能
なメモリRAM上にエレベータの運転パターン(速度基
準)の算出に必要な設定データのエリアを配置する。そ
してこの配列は任意に固定しておき、パターンの演算
は、常に、RAM上のデータをパラメータとしておこな
う。すなわち、ジャーク演算の場合は、RAM上のジャ
ーク度の設定エリアのデータを基にジャークの計算を行
い、同じく加減速度の演算の場合にはRAM上の加速度
の設定エリアのデータ、及び減速度の設定エリアのデー
タを基に加減速度の演算を行い、さらにまた、定格速度
の演算の場合も同様な演算を行う。
【0018】そして、データ転送手段は通常時運転の場
合は外部より書きかえ可能なメモリ上に配置された通常
時の調整データを任意に定められたRAMのエリアに転
送し、出勤時運転や、強風管制時運転時等の特別な運転
時には、その運転に必要なデータを外部より書きかえ可
能なメモリの通常時とは別のエリアより前記の定められ
たRAMのエリアに転送する。
合は外部より書きかえ可能なメモリ上に配置された通常
時の調整データを任意に定められたRAMのエリアに転
送し、出勤時運転や、強風管制時運転時等の特別な運転
時には、その運転に必要なデータを外部より書きかえ可
能なメモリの通常時とは別のエリアより前記の定められ
たRAMのエリアに転送する。
【0019】こうすることにより、エレベータのパター
ン演算(ジャーク演算、加減速度演算、定格速度演算
等)の処理内容を全く変えることなく、各仕様に対応し
て運転パターンを算出することができ、それに基づく制
御が可能となる。
ン演算(ジャーク演算、加減速度演算、定格速度演算
等)の処理内容を全く変えることなく、各仕様に対応し
て運転パターンを算出することができ、それに基づく制
御が可能となる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は、本発明の一実施例の概略構成を示
す回路ブロック図であり、従来例として示した図3と同
一の要素については同一の符号を付して示してある。
て説明する。図1は、本発明の一実施例の概略構成を示
す回路ブロック図であり、従来例として示した図3と同
一の要素については同一の符号を付して示してある。
【0021】この実施例の特徴とするところは、マイク
ロコンピュータで構成されるエレベータの制御装置20
部分にあり、制御装置20は、エレベータの運転に必要
な設定データを設定する外部より書替え可能なメモリ例
えば電気的消去可能なブログラマブル読出しメモリ(E
2 PROM)21と、E2 PROM21からの転送デー
タを格納したり、演算結果の内容を一時的に格納するた
めの読み書き可能なメモリ(RAM)22と、プログラ
ムが格納された読出しメモリROM23と、マイクロコ
ンピュータ24と、入力信号を読み込むための入力イン
ターフェース25と、出力信号を出力させるための出力
インターフェース26とを備えており、これらはデータ
バスライン27を介して互いに接続されている。
ロコンピュータで構成されるエレベータの制御装置20
部分にあり、制御装置20は、エレベータの運転に必要
な設定データを設定する外部より書替え可能なメモリ例
えば電気的消去可能なブログラマブル読出しメモリ(E
2 PROM)21と、E2 PROM21からの転送デー
タを格納したり、演算結果の内容を一時的に格納するた
めの読み書き可能なメモリ(RAM)22と、プログラ
ムが格納された読出しメモリROM23と、マイクロコ
ンピュータ24と、入力信号を読み込むための入力イン
ターフェース25と、出力信号を出力させるための出力
インターフェース26とを備えており、これらはデータ
バスライン27を介して互いに接続されている。
【0022】また、図2は、制御装置20の機能のう
ち、特に本発明に関する機能の詳細を説明するための図
であり、30はE2 PROM21上に配置された通常の
エレベータの運転に必要とされるデータの配列であり、
例えば図の如く(A)にエレベータのジャーク度を決め
るデータが、(B)には加速度を決めるデータが、
(C)には減速度を決めるデータが、(D)には定格速
度を決めるデータ等が配置されたものである。31は同
じくE2 PROM21上に30とは別に配置されたデー
タである。ここには出勤時運転や強風管制時運転等、特
殊運転に変更したいパラメータのデータが配置されてい
る。例えば(A´)、(B´)、(C´)にはそれぞれ
出勤時運転の対応として通常より大きなジャーク度、加
速度、減速度を決めるデータが、さらに(D´)には強
風管制時運転の対応としてエレベータの定格速度を下げ
る為のデータが配置されている。32はRAM22上に
配置されたデータ配列のエリアであり、30と同一の配
列構成をもっており、通常時はデータ群30がそのまま
データ転送演算部33に転送される。
ち、特に本発明に関する機能の詳細を説明するための図
であり、30はE2 PROM21上に配置された通常の
エレベータの運転に必要とされるデータの配列であり、
例えば図の如く(A)にエレベータのジャーク度を決め
るデータが、(B)には加速度を決めるデータが、
(C)には減速度を決めるデータが、(D)には定格速
度を決めるデータ等が配置されたものである。31は同
じくE2 PROM21上に30とは別に配置されたデー
タである。ここには出勤時運転や強風管制時運転等、特
殊運転に変更したいパラメータのデータが配置されてい
る。例えば(A´)、(B´)、(C´)にはそれぞれ
出勤時運転の対応として通常より大きなジャーク度、加
速度、減速度を決めるデータが、さらに(D´)には強
風管制時運転の対応としてエレベータの定格速度を下げ
る為のデータが配置されている。32はRAM22上に
配置されたデータ配列のエリアであり、30と同一の配
列構成をもっており、通常時はデータ群30がそのまま
データ転送演算部33に転送される。
【0023】さらに、マイクロコンピュータ24は、エ
レベータが停止していることを示す信号33a、及び特
殊運転を指令する信号33b、33c、を受けてデータ
配列30又は31をRAMエリアの配列32に転送する
データ転送演算部33と、エレベータのジャーク指令を
演算するジャーク演算部34と、加減速度指令を演算す
る加減速度演算部35と、定格速度を指令する定格速度
演算部36と、さらにそれらの演算部からの信号34
a、35a、36aに基づきエレベータの速度指令を演
算する速度指令演算部37と、位置検出器5からの信号
5aを速度に変換する演算を行う速度変換演算部38
と、速度指令37aと速度38aの偏差により速度制御
の演算を行う速度制御演算部39とを有する。
レベータが停止していることを示す信号33a、及び特
殊運転を指令する信号33b、33c、を受けてデータ
配列30又は31をRAMエリアの配列32に転送する
データ転送演算部33と、エレベータのジャーク指令を
演算するジャーク演算部34と、加減速度指令を演算す
る加減速度演算部35と、定格速度を指令する定格速度
演算部36と、さらにそれらの演算部からの信号34
a、35a、36aに基づきエレベータの速度指令を演
算する速度指令演算部37と、位置検出器5からの信号
5aを速度に変換する演算を行う速度変換演算部38
と、速度指令37aと速度38aの偏差により速度制御
の演算を行う速度制御演算部39とを有する。
【0024】次に、以上のような構成のエレベータの制
御装置の動作について説明する。データ転送演算部33
は、エレベータが停止していることを示す信号33aを
受けると、エレベータを通常に運転する為に、必要なE
2 PROM21上の設定データ配列30を一定時間ごと
にRAMエリアのデータエリア32に転送する。データ
エリア32は30と同一の配列構成をもっており、エレ
ベータ停止時にデータエリア32のエリアがデータ30
で一定時間ごとに更新されることになる。すなわち、R
AMエリア32の1番のエリアにはE2 PROM21上
のデータ30の中の(A)のデータが転送され、RAM
エリア32のX番目、Y番目、Z番目にはデータ30の
中の(B)、(C)、(D)のデータが転送されてい
る。
御装置の動作について説明する。データ転送演算部33
は、エレベータが停止していることを示す信号33aを
受けると、エレベータを通常に運転する為に、必要なE
2 PROM21上の設定データ配列30を一定時間ごと
にRAMエリアのデータエリア32に転送する。データ
エリア32は30と同一の配列構成をもっており、エレ
ベータ停止時にデータエリア32のエリアがデータ30
で一定時間ごとに更新されることになる。すなわち、R
AMエリア32の1番のエリアにはE2 PROM21上
のデータ30の中の(A)のデータが転送され、RAM
エリア32のX番目、Y番目、Z番目にはデータ30の
中の(B)、(C)、(D)のデータが転送されてい
る。
【0025】さらに、データ転送演算部33は、例え
ば、出勤時等の特殊運転指令信号33bを受けると、E
2 PROM21上のデータ31の中の、ジャーク、加速
度、減速度のデータ(A´)、(B´)、(C´)をR
AMエリア32に転送し、RAMエリア32の1番目、
X番目、Y番目のデータを(A´)、(B´)、(C
´)のデータで更新する。
ば、出勤時等の特殊運転指令信号33bを受けると、E
2 PROM21上のデータ31の中の、ジャーク、加速
度、減速度のデータ(A´)、(B´)、(C´)をR
AMエリア32に転送し、RAMエリア32の1番目、
X番目、Y番目のデータを(A´)、(B´)、(C
´)のデータで更新する。
【0026】また、データ転送演算部33は強風管制時
の指令信号33cを受けると、前述と同様にデータ31
の中の定格速度のデータ(D´)をRAMエリア32に
転送し、Z番目のデータを(D´)で更新する。これら
特殊運転指令信号によるデータの転送もエレベータが停
止している場合に行なわれる。
の指令信号33cを受けると、前述と同様にデータ31
の中の定格速度のデータ(D´)をRAMエリア32に
転送し、Z番目のデータを(D´)で更新する。これら
特殊運転指令信号によるデータの転送もエレベータが停
止している場合に行なわれる。
【0027】ジャーク演算部34はRAMエリア32の
1番目のデータを受けて、速度基準のジャークJ[m/
s3 ]に相当するパルス数P1を演算する。通常はジャ
ークJ[m/s3 ]に相当するパルス数P1を設定した
ROMテーブルを用意しておき、RAMエリアの1番目
のデータによりテーブルの値P1を参照する様にする。
1番目のデータを受けて、速度基準のジャークJ[m/
s3 ]に相当するパルス数P1を演算する。通常はジャ
ークJ[m/s3 ]に相当するパルス数P1を設定した
ROMテーブルを用意しておき、RAMエリアの1番目
のデータによりテーブルの値P1を参照する様にする。
【0028】加減速度演算部35は、RAMエリア32
のX番目、Y番目のデータを受けて速度基準の加速度α
[m/s2 ]、減速度β[m/s2 ]に相当するパルス
数P2、P3を演算する。これも通常は、α、βに相当
するパルス数を設定したROMテーブルを用意してお
き、RAMエリア32のX番目、Y番目のデータよりテ
ーブルの値を参照してP2、P3を算出する。
のX番目、Y番目のデータを受けて速度基準の加速度α
[m/s2 ]、減速度β[m/s2 ]に相当するパルス
数P2、P3を演算する。これも通常は、α、βに相当
するパルス数を設定したROMテーブルを用意してお
き、RAMエリア32のX番目、Y番目のデータよりテ
ーブルの値を参照してP2、P3を算出する。
【0029】また、定格速度演算部36は、RAMエリ
ア32のZ番目のデータを受けて速度基準の定格速度V
RATE[m/s]に相当するパルス数P4を演算する。こ
れも前述と全く同様に通常はROMテーブルより算出す
る。
ア32のZ番目のデータを受けて速度基準の定格速度V
RATE[m/s]に相当するパルス数P4を演算する。こ
れも前述と全く同様に通常はROMテーブルより算出す
る。
【0030】速度指令演算部37は、これらのデータを
受けて速度基準を算出する。すなわち図4のモード1で
は、パルス数P1をサンプリング周期△t(演算周期)
ごとに加算し、加速度に相当するパルス数ΣP1(ΣP
1=N・△t・P1、N=0、1、2、…)を求め、次
にそのパルス数を加算し速度基準に相当するパルス数Σ
(ΣP1)を算出し、それを速度基準として出力する。
モード2では、パルス数P2をサンプリング周期ごとに
加算し速度基準を算出し、出力する。モード3では、パ
ルス数P2よりΣP1を減算して加速度に相当するパル
ス数を求め、次にそのパルス数を加算し、速度基準に相
当するパルス数を算出し、それを出力する。
受けて速度基準を算出する。すなわち図4のモード1で
は、パルス数P1をサンプリング周期△t(演算周期)
ごとに加算し、加速度に相当するパルス数ΣP1(ΣP
1=N・△t・P1、N=0、1、2、…)を求め、次
にそのパルス数を加算し速度基準に相当するパルス数Σ
(ΣP1)を算出し、それを速度基準として出力する。
モード2では、パルス数P2をサンプリング周期ごとに
加算し速度基準を算出し、出力する。モード3では、パ
ルス数P2よりΣP1を減算して加速度に相当するパル
ス数を求め、次にそのパルス数を加算し、速度基準に相
当するパルス数を算出し、それを出力する。
【0031】モード4では、パルス数P4をそのまま速
度基準として出力する。モード5では、パルス数P4よ
り前記パルス数でΣ(ΣP1)を減速して速度基準に相
当するパルスを算出し出力する。モード6では、エレベ
ータの目的階までの残り距離S[m](Sは図示しない
別の手段で検出される)の平方根にP3を乗じて速度基
準を算出し出力する。
度基準として出力する。モード5では、パルス数P4よ
り前記パルス数でΣ(ΣP1)を減速して速度基準に相
当するパルスを算出し出力する。モード6では、エレベ
ータの目的階までの残り距離S[m](Sは図示しない
別の手段で検出される)の平方根にP3を乗じて速度基
準を算出し出力する。
【0032】乗りかご2の速度をV[m/s]、減速度
をβ[m/s2 ]、目標停止位置までの残り距離をS
[m]とすると、V=(2βS)1/2 =(2β)1/2 ×
(S)1/2 の関係が成り立つ。
をβ[m/s2 ]、目標停止位置までの残り距離をS
[m]とすると、V=(2βS)1/2 =(2β)1/2 ×
(S)1/2 の関係が成り立つ。
【0033】ただし(2β)1/2 =P3 速度制御演算部39は、前述の如き速度基準信号37
a、速度信号38aの偏差を比例積分演算し、乗りかご
2の速度を速度基準に従って制御する為の信号39aを
出力する。
a、速度信号38aの偏差を比例積分演算し、乗りかご
2の速度を速度基準に従って制御する為の信号39aを
出力する。
【0034】なお、速度変換演算部38は前記信号5a
を速度信号38aに変換する演算部である。以上述べた
実施例によれば、E2 PROM21上に通常のエレベー
タの調整データと、出勤時運転や、強風管制時運転時等
の特別な運転時の設定データが記憶され、それらを各運
転条件で決められたRAM32のエリヤに、エレベータ
の停止時、一定時間毎に転送し、エレベータの速度基準
の算出には、RAM32上のデータをパラメータとして
算出するようにしたので、エレベータのパターン演算
(ジャーク演算、加減速度演算、定格速度演算等)の処
理内容を全く変えることなく各仕様に対応して運転パタ
ーンを算出することができ、それに基づく制御が可能と
なる。出勤時や昼食時には、加減速度やジャークを上げ
て運転したいとか、強風管制時には定格速度を下げて運
転したいとかいう特殊運転の要求に対しても、簡単にか
つ安価に対応でき、さらに特殊運転時のジャーク、加減
速度、定格速度をあらかじめ設定されたROMテーブル
より参照する方式としている為、各演算の処理内容は全
く変更を必要とせず非常に汎用性の高い
を速度信号38aに変換する演算部である。以上述べた
実施例によれば、E2 PROM21上に通常のエレベー
タの調整データと、出勤時運転や、強風管制時運転時等
の特別な運転時の設定データが記憶され、それらを各運
転条件で決められたRAM32のエリヤに、エレベータ
の停止時、一定時間毎に転送し、エレベータの速度基準
の算出には、RAM32上のデータをパラメータとして
算出するようにしたので、エレベータのパターン演算
(ジャーク演算、加減速度演算、定格速度演算等)の処
理内容を全く変えることなく各仕様に対応して運転パタ
ーンを算出することができ、それに基づく制御が可能と
なる。出勤時や昼食時には、加減速度やジャークを上げ
て運転したいとか、強風管制時には定格速度を下げて運
転したいとかいう特殊運転の要求に対しても、簡単にか
つ安価に対応でき、さらに特殊運転時のジャーク、加減
速度、定格速度をあらかじめ設定されたROMテーブル
より参照する方式としている為、各演算の処理内容は全
く変更を必要とせず非常に汎用性の高い
【0035】
【発明の効果】以上述べた本発明によれば、コストアッ
プをすることなく、加減速度や定格速度等を任意に変更
できる汎用性の高いエレベータの制御装置を提供するこ
とができる。
プをすることなく、加減速度や定格速度等を任意に変更
できる汎用性の高いエレベータの制御装置を提供するこ
とができる。
【図1】本発明のエレベータの制御装置の第1実施例の
概略構成を示す回路ブロック図。
概略構成を示す回路ブロック図。
【図2】図1の実施例のエレベータの制御装置のマイク
ロコンピュータの機能を説明する機能ブロック図。
ロコンピュータの機能を説明する機能ブロック図。
【図3】従来のエレベータの制御装置の1例を示す回路
ブロック図。
ブロック図。
【図4】図3の問題点を説明するためのエレベータの速
度パターンの特性図。
度パターンの特性図。
2…乗りかご、4…電動機、5…位置検出器、8…電流
検出器、9…不平衡トルク指令装置、10…電力変換装
置、11…釣合い錘、12…主索、13…綱車、14…
着床装置、15A,15B…着床検出器、16…荷重検
出器、20…エレベータ制御装置、21…E2 PRO
M、22…RAM、23…ROM、24…マイクロコン
ピュータ、25…入力インターフェース、26…出力イ
ンターフェース、27…データバスライン。
検出器、9…不平衡トルク指令装置、10…電力変換装
置、11…釣合い錘、12…主索、13…綱車、14…
着床装置、15A,15B…着床検出器、16…荷重検
出器、20…エレベータ制御装置、21…E2 PRO
M、22…RAM、23…ROM、24…マイクロコン
ピュータ、25…入力インターフェース、26…出力イ
ンターフェース、27…データバスライン。
Claims (3)
- 【請求項1】 マイクロコンピュータを用いて、エレベ
ータの乗りかごを駆動制御するエレベータの制御装置に
おいて、 通常のエレベータの調整データと、これとは別に特別な
運転時の設定データををそれぞれ記憶する外部より書き
かえ可能なメモリと、 このメモリに記憶されたデータを運転条件によりあらか
じめ決められた読み書き可能なメモリ上のエリアに転送
するデータ転送手段と、 前記読み書き可能なメモリ上に転送されたデータをパラ
メータとして前記エレベータのジャークを算出するジャ
ーク演算手段と、 前記エレベータの加減速度を算出する加減速度演算手段
と、 前記エレベータの定格速度を算出する定格速度演算手段
と、 前記ジャーク、加減速度、定格速度演算手段からの出力
データに基づき、エレベータ乗りかごの速度基準を算出
する速度指令演算手段と、 この速度指令演算手段により算出された速度基準に基づ
いて前記エレベータの乗りかごの速度を制御する速度制
御演算手段と、 を備えたことを特徴とするエレベータの制御装置。 - 【請求項2】 前記ジャーク演算手段、前記加減速度演
算手段、及び前記定格速度演算手段において、ジャー
ク、加減速度、及び定格速度の算出は、あらかじめ設定
された読出しメモリテーブルより算出することを特徴と
する請求項1記載のエレベータの制御装置。 - 【請求項3】 前記データ転送手段は、エレベータが停
止している時のみ駆動することを特徴とする請求項1記
載のエレベータの制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6188512A JPH0853272A (ja) | 1994-08-10 | 1994-08-10 | エレベータの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6188512A JPH0853272A (ja) | 1994-08-10 | 1994-08-10 | エレベータの制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0853272A true JPH0853272A (ja) | 1996-02-27 |
Family
ID=16225023
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6188512A Pending JPH0853272A (ja) | 1994-08-10 | 1994-08-10 | エレベータの制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0853272A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005102896A1 (ja) * | 2004-03-30 | 2005-11-03 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | エレベータ制御装置 |
| KR100803872B1 (ko) * | 2006-04-27 | 2008-02-14 | 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 | 엘리베이터 제어 장치 |
| US7431130B2 (en) | 2004-06-07 | 2008-10-07 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Group controller of elevators |
| JP2012197181A (ja) * | 2011-03-08 | 2012-10-18 | Mitsubishi Electric Corp | エレベーターの異常診断装置 |
-
1994
- 1994-08-10 JP JP6188512A patent/JPH0853272A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005102896A1 (ja) * | 2004-03-30 | 2005-11-03 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | エレベータ制御装置 |
| JPWO2005102896A1 (ja) * | 2004-03-30 | 2008-03-13 | 三菱電機株式会社 | エレベータ制御装置 |
| JP4562727B2 (ja) * | 2004-03-30 | 2010-10-13 | 三菱電機株式会社 | エレベータ制御装置 |
| US7431130B2 (en) | 2004-06-07 | 2008-10-07 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Group controller of elevators |
| KR100803872B1 (ko) * | 2006-04-27 | 2008-02-14 | 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 | 엘리베이터 제어 장치 |
| JP2012197181A (ja) * | 2011-03-08 | 2012-10-18 | Mitsubishi Electric Corp | エレベーターの異常診断装置 |
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