JPH0853460A - 8−アミノ−ピリド[1,2,3−d,e][1,3,4]ベンズオキサジアジン誘導体 - Google Patents

8−アミノ−ピリド[1,2,3−d,e][1,3,4]ベンズオキサジアジン誘導体

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JPH0853460A
JPH0853460A JP7135727A JP13572795A JPH0853460A JP H0853460 A JPH0853460 A JP H0853460A JP 7135727 A JP7135727 A JP 7135727A JP 13572795 A JP13572795 A JP 13572795A JP H0853460 A JPH0853460 A JP H0853460A
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alkyl
methyl
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hydrogen
amino
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Thomas Jaetsch
トーマス・イエチユ
Uwe Petersen
ウベ・ペーターゼン
Klaus-Dieter Dr Bremm
クラウス−デイーター・ブレム
Rainer Endermann
ライナー・エンデルマン
Karl-Georg Metzger
カール−ゲオルク・メツツガー
Martin Scheer
マルテイン・シエール
Michael Stegemann
ミヒヤエル・シユテゲマン
Heinz-Georg Wetzstein
ハインツ−ゲオルク・ベツツシユタイン
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    • C07—ORGANIC CHEMISTRY
    • C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D498/00—Heterocyclic compounds containing in the condensed system at least one hetero ring having nitrogen and oxygen atoms as the only ring hetero atoms
    • C07D498/02—Heterocyclic compounds containing in the condensed system at least one hetero ring having nitrogen and oxygen atoms as the only ring hetero atoms in which the condensed system contains two hetero rings
    • C07D498/06—Peri-condensed systems
    • A—HUMAN NECESSITIES
    • A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P31/00—Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
    • A61P31/04—Antibacterial agents

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Abstract

(57)【要約】 【構成】 一般式 【化1】 [式中、Aはアミノ又はアルキルアミノを示し、Zは構
造 【化2】 を有する基を示す]の新規8−アミノ−ピリド[1,
2,3−d,e][1,3,4]ベンズオキサジアジン
誘導体。 【効果】 殺バクテリア剤として有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は新規8−アミノ−ピリド−[1,
2,3−d,e][1,3,4]ベンズオキサジアジン
誘導体、それらの製造法、ならびにこれらの化合物を含
む殺バクテリア性組成物に関する。
【0002】ピリドベンズオキサジアジンカルボン酸が
殺バクテリア的に活性であることはすでに開示されてい
る。これらの例はEP−O 259 804、EP−O
343 524及びEuropean Journa
l of Medicinal Chemistry
26,889(1991)に見いだされる。
【0003】本発明は: 1.ラセミ体の形態又はエナンチオマー的に純粋な化合
物としての一般式(I)
【0004】
【化9】
【0005】[式中、Aはアミノ又はアルキルアミノを
示し、R1は水素又は場合によりヒドロキシルもしくは
ハロゲンにより置換されていることができるC1−C3−
アルキルを示し、R2はR1と無関係に水素又はメチルを
示し、R3は水素又はC1−C4−アルキルを示し、Bは
水素、場合によりヒドロキシル、メトキシ、アミノ、メ
チルアミノもしくはジメチルアミノにより置換されてい
ることができる炭素数が1〜4のアルキル、又は(5−
メチル−2−オキソ−1,3−ジオキソール−4−イ
ル)−メチルを示し、X1は水素又はハロゲンを示し、
Zは構造
【0006】
【化10】
【0007】を有する基を示し、ここで、R4は水素、
場合によりヒドロキシルもしくはメトキシにより置換さ
れていることができる直鎖状もしくは分枝鎖状C1−C4
−アルキル、シクロプロピル、炭素数が1〜3のアシル
を示し、R5は水素、メチル、フェニル、チエニル又は
ピリジルを示し、R6は水素又はC1-4−アルキルを示
し、R7は水素又はC1-4−アルキルを示し、R8は水素
又はC1-4−アルキルを示し、R9は水素、メチル又は−
CH2−NR7R8を示し、R10は水素、C1-4−アルキ
ル、アミノ、アルキル部分の炭素数が1又は2であり且
つ場合によりヒドロキシルにより置換されていることが
できるアルキル−もしくはジアルキルアミノ、アミノ−
C1-4−アルキル、C1-4−アルキル−アミノ−C1-4−
アルキル又は1−イミダゾリルを示し、R11は水素、ヒ
ドロキシル、メトキシ、メチルチオ、ハロゲン、メチ
ル、ヒドロキシメチルを示し、R12は水素又はメチルを
示し、R13は水素又はC1-4−アルキルを示し、R14は
水素又はC1-4−アルキルを示しR15は水素又はC1-4−
アルキルを示す]の新規8−アミノ−ピリド[1,2,
3−d,e][1,3,4]ベンズオキサジアジン誘導
体、製薬学的に有用なそれらの水和物及び酸付加塩、な
らびにそれらの塩基との塩。
【0008】2.式(II)
【0009】
【化11】
【0010】[式中、R1は水素又は場合によりヒドロ
キシルもしくはハロゲンにより置換されていることがで
きるC1−C3−アルキルを示し、R2はR1と無関係に水
素又はメチルを示し、R3は水素又はC1−C4−アルキ
ルを示し、Bは水素、場合によりヒドロキシル、メトキ
シ、アミノ、メチルアミノもしくはジメチルアミノによ
り置換されていることができる炭素数が1〜4のアルキ
ル、又は(5−メチル−2−オキソ−1,3−ジオキソ
ール−4−イル)−メチルを示し、X1は水素又はハロ
ゲンを示し、X2はハロゲン、特にフッ素又は塩素を示
す]の化合物を式(III) Z−H (III) [式中、Zは構造
【0011】
【化12】
【0012】を有する基を示し、ここで、R4は水素、
場合によりヒドロキシルもしくはメトキシにより置換さ
れていることができる直鎖状もしくは分枝鎖状C1−C4
−アルキル、シクロプロピル、炭素数が1〜3のアシル
を示し、R5は水素、メチル、フェニル、チエニル又は
ピリジルを示し、R6は水素又はC1-4−アルキルを示
し、R7は水素又はC1-4−アルキルを示し、R8は水素
又はC1-4−アルキルを示し、R9は水素、メチル又は−
CH2−NR7R8を示し、R10は水素、C1-4−アルキ
ル、アミノ、アルキル部分の炭素数が1又は2であり且
つ場合によりヒドロキシルにより置換されていることが
できるアルキル−もしくはジアルキルアミノ、アミノ−
C1-4−アルキル、C1-4−アルキル−アミノ−C1-4−
アルキル又は1−イミダゾリルを示し、R11は水素、ヒ
ドロキシル、メトキシ、メチルチオ、ハロゲン、メチ
ル、ヒドロキシメチルを示し、R12は水素又はメチルを
示し、R13は水素又はC1-4−アルキルを示し、R14は
水素又はC1-4−アルキルを示し、R15は水素又はC1-4
−アルキルを示す]の化合物と、適宜酸受容体の存在中
で反応させることを特徴とする式(I)
【0013】
【化13】
【0014】[式中、Aはアミノ又はアルキルアミノを
示し、R1、R2、R3、B、X1及びZは上記と同義であ
る]の化合物の製造法。
【0015】3.式(II)
【0016】
【化14】
【0017】[式中、R1、R2、R3、B及びX1は上記
と同義であり、X2はハロゲン、特にフッ素又は塩素を
示す]の化合物。
【0018】4.式(IV)
【0019】
【化15】
【0020】[式中、R1、R2、R3、B及びX1は上記
と同義であり、X2はハロゲン、特にフッ素又は塩素を
示す]の化合物を、例えば水、硫酸、酢酸、酢酸無水物
又はそれらの混合物などの溶媒中で、−50℃〜200
℃、好ましくは−20℃〜100℃の温度において、硝
酸又は硝酸塩などのニトロ化剤と反応させ、得られるニ
トロ化合物を次いで還元することを特徴とする式(I
I)
【0021】
【化16】
【0022】[式中、R1、R2、R3、B、X1及びX2
は上記と同義である]の化合物の製造法に関する。
【0023】本発明の化合物は人間の医学及び獣医学の
ための活性化合物として適している。
【0024】好ましい式(I)の化合物は、Aがアミノ
を示し、R1が水素又は場合によりヒドロキシルにより
置換されていることができるC1−C3−アルキルを示
し、R2がR1と無関係に水素又はメチルを示し、R3が
水素、メチル又はエチルを示し、Bが水素、場合により
ヒドロキシル、メトキシ、アミノ、メチルアミノもしく
はジメチルアミノにより置換されていることができる炭
素数が1〜4のアルキル又は(5−メチル−2−オキソ
−1,3−ジオキソール−4−イル)−メチルを示し、
X1が水素、フッ素又は塩素を示し、Zが構造
【0025】
【化17】
【0026】を有する基を示し、ここでR4は水素、場
合によりヒドロキシルにより置換されていることができ
る直鎖状もしくは分枝鎖状C1−C3−アルキル、炭素数
が1〜4のオキシアルキルを示し、R5は水素、メチル
又はフェニルを示し、R6は水素又はメチルを示し、R7
は水素又はメチルを示し、R9は水素、メチル又は−C
H2NH2を示し、R10は水素、メチル、アミノ、メチル
アミノ、ジメチルアミノ、アミノメチル、メチルアミノ
メチル又はエチルアミノメチルを示し、R11は水素、ヒ
ドロキシル、メチル、フッ素、メチル又はヒドロキシメ
チルを示し、R13は水素又はメチルを示し、R14は水素
又はメチルを示し、R15は水素又はメチルを示す化合
物、ならびに製薬学的に有用なそれらの水和物及び酸付
加塩、ならびにそれらのアルカリ金属、アルカリ土類金
属、銀及びグアニジニウム塩である。
【0027】式(I)の特に好ましい化合物は、Aがア
ミノを示し、R1が水素又は場合によりヒドロキシルに
より置換されていることができるメチルを示し、R2が
水素を示し、R3がメチル又はエチルを示し、Bが水
素、メチル又はエチルを示し、X1がフッ素を示し、Z
が構造
【0028】
【化18】
【0029】を有する基を示し、ここでR4は水素、メ
チル、場合によりヒドロキシルにより置換されているこ
とができるエチルを示し、R5は水素又はメチルを示
し、R6は水素又はメチルを示し、R7は水素又はメチル
を示し、R9は水素、メチル又は−CH2NH2を示し、
R10は水素、メチル、アミノ、メチルアミノ、アミノメ
チル又はエチルアミノメチルを示し、R11は水素、ヒド
ロキシル又はメトキシを示し、R13は水素又はメチルを
示し、R14は水素又はメチルを示し、R15は水素又はメ
チルを示す化合物、ならびに製薬学的に有用なそれらの
水和物及び酸付加塩、ならびにそれらが基づくカルボン
酸のアルカリ金属、アルカリ土類金属、銀及びグアニジ
ニウム塩である。
【0030】例えば8−アミノ−9,10,−ジフルオ
ロ−3−メチル−7−オキソ−2,3−ジヒドロ−7H
−ピリド[1,2,3][1,3,4]ベンズオキサジ
アジン−6−カルボン酸及びピペラジンを式(I)の化
合物の製造法において用いた場合、反応の経路は次式に
より示すことができる:
【0031】
【化19】
【0032】出発化合物として用いられる式(II)の
化合物は新規である。それらは式(IV)
【0033】
【化20】
【0034】[式中、R1、R2、R3、B、X1及びX2
は上記と同義である]の化合物を例えば水、硫酸、酢
酸、酢酸無水物又はそれらの混合物などの溶媒中で、−
50℃〜200℃、好ましくは−20℃〜100℃の温
度において、硝酸又は硝酸塩などのニトロ化剤と反応さ
せ、得られるニトロ化合物を次いで還元することにより
製造することができる。
【0035】金属水素化物、遷移金属又は遷移金属塩を
ニトロ基の還元に用いることができ、例えばパラジウム
−カーボン、ラネイ(Raney)ニッケル及び白金な
どの触媒の存在中で水素を用いるのが好ましい。用いる
ことができる溶媒は、例えば水、塩酸、アルコール類、
酢酸又は別の場合これらの混合物である。
【0036】式(II)の化合物はR1、R2、R3、
B、X1及びX2が上記と同義である以下の反応式に従っ
て製造することもできる:
【0037】
【化21】
【0038】それらは場合によりラセミ体、エナンチオ
マー又は純粋なジアステレオマーとして用いることがで
きる。
【0039】挙げることができる例は:8−アミノ−
9,10−ジフルオロ−3−メチル−7−オキソ−2,
3−ジヒドロ−7H−ピリド[1,2,3−d,e]
[1,3,4]ベンズオキサジアジン−6−カルボン
酸、8−アミノ−9,10−ジフルオロ−2,3−ジメ
チル−7−オキソ−2,3−ジヒドロ−7H−ピリド
[1,2,3−d,e][1,3,4]ベンズオキサジ
アジン−6−カルボン酸、8−アミノ−9,10−ジフ
ルオロ−2−(ヒドロキシメチル)−3−メチル−7−
オキソ−2,3−ジヒドロ−7H−ピリド[1,2,3
−d,e][1,3,4]ベンズオキサジアジン−6−
カルボン酸、8−アミノ−9,10−ジフルオロ−3−
エチル−7−オキソ−2,3−ジヒドロ−7H−ピリド
[1,2,3−d,e][1,3,4]ベンズオキサジ
アジン−6−カルボン酸、8−アミノ−9,10−ジフ
ルオロ−3−メチル−7−オキソ−2,3−ジヒドロ−
7H−ピリド[1,2,3−d,e][1,3,4]ベ
ンズオキサジアジン−6−カルボン酸エチルである。
【0040】出発化合物として用いられる式(III)
のアミンは既知である。キラルアミンはラセミ体とし
て、及びエナンチオマー的又はジアステレオマー的純粋
化合物としての両方で用いることができる。
【0041】挙げることができる例は:ピペラジン、1
−メチルピペラジン、2−エチルピペラジン、2−メチ
ルピペラジン、2,6−ジメチルピペラジン、1−シク
ロプロピルピペラジン、2−フェニルピペラジン、1,
2−ジメチルピペラジン、2,5−ジアザビシクロ
[2.2.1]ヘプタン、2−メチル−2,5−ジアザ
ビシクロ[2.2.1]ヘプタン、2,5−ジアザビシ
クロ[2.2.2]オクタン、2−メチル−2,5−ジ
アザビシクロ[2.2.2]オクタン、1,4−ジアザ
ビシクロ[3.2.1]オクタン、モルホリン、2,6
−ジメチルモルホリン、2−アミノメチルモルホリン、
イミダゾール、ピロール、3−アミノメチル−2,5−
ジヒドロピロール、3−アミノメチル−4−メチル−
2,5−ジヒドロピロール、ピロリジン、3−メチルピ
ロリジン、3−アミノ−4−メチレンピロリジン、7−
アミノ−5−アザスピロ[2.4]ヘプタン、3−アミ
ノピロリジン、3−tert−ブトキシカルボニルアミ
ノ−ピロリジン、3−メチルアミノ−ピロリジン、3−
ジメチルアミノ−ピロリジン、3−アミノメチル−ピロ
リジン、3−tert−ブトキシカルボニルアミノメチ
ル−ピロリジン、4−クロロ−3−tert−ブトキシ
カルボニルアミノメチル−ピロリジン、3−tert−
ブトキシカルボニルアミノメチル−3−メチル−ピロリ
ジン、3−tert−ブトキシカルボニルアミノ−4−
メチル−ピロリジン、3−tert−ブトキシカルボニ
ルアミノメチル−3−メトキシ−ピロリジン、3−メチ
ルアミノメチル−ピロリジン、3−エチルアミノメチル
−ピロリジン、4−tert−ブトキシカルボニルアミ
ノ−2−メチル−ピロリジン、2−メチル−3−メチル
アミノ−ピロリジン、2−メチル−4−メチルアミノ−
ピロリジン、3−(2−ヒドロキシエチルアミノ)−ピ
ロリジン、3−ヒドロキシ−ピロリジン、3−ヒドロキ
シメチル−ピロリジン、4−アミノ−3−ヒドロキシ−
ピロリジン、3−ヒドロキシ−4−メチルアミノ−ピロ
リジン、3−tert−ブトキシカルボニルアミノ−4
−メトキシ−ピロリジン、3−メチルアミノメチル−3
−ヒドロキシ−ピロリジン、3−ジメチルアミノメチル
−3−ヒドロキシ−ピロリジン、3−ジエチルアミノメ
チル−3−ヒドロキシ−ピロリジン、3−tert−ブ
チルアミノメチル−3−ヒドロキシ−ピロリジン、3−
メチルアミノ−4−ヒドロキシメチル−ピロリジン、4
−メトキシ−3−メチルアミノ−ピロリジン、3−メト
キシ−3−メチルアミノメチル−ピロリジン、3−アミ
ノ−4−メトキシ−2−メチル−ピロリジン、3−メチ
ル−4−tert−ブトキシカルボニルアミノメチル−
ピロリジン及び3−メトキシ−4−tert−ブトキシ
カルボニルアミノメチル−ピロリジンである。
【0042】特に以下の式(Ia)化合物を挙げること
ができる:
【0043】
【表1】
【0044】
【表2】
【0045】
【表3】
【0046】
【表4】
【0047】
【表5】
【0048】
【表6】
【0049】
【表7】
【0050】式(II)の化合物の式(III)の化合
物との反応の場合、化合物(III)は例えばヒドロク
ロリドなどのその塩の形態で用いることもでき、反応は
ジメチルスルホキシド、N,N−ジメチルホルムアミ
ド、N−メチルピロリドン、ヘキサメチル−ホスホルア
ミド、スルホラン、アセトニトリル、水、アルコール、
例えばメタノール、エタノール、n−プロパノール、イ
ソプロパノール、グリコールモノメチルエーテル又はピ
リジンなどの希釈剤中で行うのが好ましい。これらの希
釈剤の混合物も用いることができる。
【0051】用いる酸結合剤はすべての通常の無機及び
有機酸結合剤であることができる。これらには好ましく
はアルカリ金属水酸化物、アルカリ金属炭酸塩、有機ア
ミン及びアミジンが含まれる。詳しくは以下を特に適し
ているとして挙げることができる:トリエチルアミン、
1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン(DA
BCO)、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]−7
−ウンデセン(DBU)、又は過剰のアミン(II
I)。
【0052】反応温度は比較的広範囲内で変えることが
できる。一般に反応は約20〜200℃、好ましくは8
0〜180℃で行われる。
【0053】反応は常圧において行うことができるが、
高圧でも行うことができる。一般に反応は1バール〜1
00バール、好ましくは1〜10バールの圧力で行われ
る。
【0054】本発明の方法を行う場合、1モルの化合物
(II)に対して1〜15モル、好ましくは1〜6モル
の化合物(III)を用いる。
【0055】遊離のアミノ基は適したアミノ保護基によ
り、例えばtert−ブトキシカルボニル基により反応
の間保護し、反応の完了後に塩酸又は三フッ化酢酸など
の適した酸で処理することにより再度遊離させることが
できる(Houben−Weyl,Methoden
der Organischen Chemie(Me
thods of Organic Chemistr
y),VolumeE4,page 144(198
3);J.F.W.McOmie,Protectiv
e Groups in Organic Chemi
stry(1973),page43を参照)。
【0056】本発明のエステルはジメチルホルムアミ
ド、ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリドン、ジ
メチルスルホキシド又はテトラメチルウレアなどの溶媒
中で、約0〜100℃、好ましくは0〜50℃の温度に
おいて、場合によりtert−ブトキシカルボニル基な
どの保護基によりN原子を保護することができる本発明
の化合物が基づくカルボン酸のアルカリ金属塩と適した
ハロゲノアルキル誘導体を反応させることにより得るこ
とができる。
【0057】本発明の化合物の酸付加塩は通常の方法
で、例えばベタインを適量の酸水溶液に溶解し、メタノ
ール、エタノール、アセトン又はアセトニトリルなどの
水−混和性有機溶媒を用いて塩を沈澱させることにより
製造することができる。当量のベタイン及び酸を水又は
グリコールモノメチルエーテルなどのアルコール中で加
熱し、次いで蒸発乾燥させるか、又は沈澱する塩を吸引
濾過することもできる。製薬学的に有用な塩とは、例え
ば塩酸、硫酸、酢酸、グリコール酸、乳酸、コハク酸、
クエン酸、酒石酸、メタンスルホン酸、4−トルエンス
ルホン酸、ガラクツロン酸、グルコン酸、エンボン酸
(embonic acid)、グルタミン酸又はアス
パラギン酸の塩の意味として理解されるべきである。本
発明の化合物は酸性又は塩基性イオン交換剤にも結合す
ることができる。
【0058】本発明のカルボン酸のアルカリ金属又はア
ルカリ土類金属塩は、例えばベタインを不十分なアルカ
リ金属又はアルカリ土類金属水酸化物溶液に溶解し、未
溶解のベタインを濾過し、濾液を蒸発乾燥させることに
より得られる。製薬学的に適した塩はナトリウム、カリ
ウム又はカルシウムの塩である。対応する銀塩は、アル
カリ金属又はアルカリ土類金属塩と硝酸銀などの適した
銀塩との反応により得られる。
【0059】本発明の化合物は強力な抗生物質作用を有
し、低い毒性と共にグラム−陽性及びグラム−陰性微生
物に対して、特に種々の抗生物質、例えばペニシリン、
セファロスポリン、アミノグリコシド、スルホンアミド
及びテトラサイクリンに対して耐性の微生物に対して広
範囲の殺バクテリア性を示す。
【0060】これらの有用な性質により本発明の化合物
を、医学及び獣医学における化学療法薬として、ならび
に無機及び有機材料の、特にすべての種類の有機材料、
例えばポリマー、潤滑剤、染料、繊維、皮革、紙及び木
材、食品及び水の保存のための物質として用いることが
可能になる。
【0061】本発明の化合物は広範囲の微生物に対して
活性である。それらを用いてグラム−陰性及びグラム−
陽性バクテリア、ならびにバクテリア様微生物を抑制す
ることができ、これらの病原菌により起こされる疾患を
予防、軽減及び/又は治癒させることができる。
【0062】本発明の化合物は潜伏及び耐性微生物への
改善された作用において傑出している。潜伏バクテリ
ア、すなわち検出可能な成長を示さないバクテリアの場
合、化合物は類似物質の濃度より低い濃度で作用する。
これは用いられる量のみでなく破壊の率にも関する。そ
のような結果をグラム−陽性及び−陰性バクテリア、特
にミクロコックス・ルテウス(Micrococcus
luteus)及びアシネトバクテル(Acinet
obacter)において観察することができた。
【0063】本発明の化合物はバクテリア及びバクテリ
ア様微生物に対して特に活性である。従ってそれらは人
間の医学及び獣医学においてこれらの病原菌により起こ
される局所的及び全身的感染の予防及び化学療法に特別
に適している。
【0064】化合物はさらに原虫感染症及び蠕虫症の抑
制に適している。
【0065】本発明の化合物は種々の製剤(pharm
aceutical preparations)にお
いて用いることができる。挙げることができる適した製
剤は錠剤、被覆錠剤、カプセル、丸薬、顆粒、座薬、注
射及び経口投与可能な溶液、懸濁液及び乳液、ならびに
ペースト、軟膏、ジェル、クリーム、ローション、粉末
及びスプレーである。
【0066】活性化合物は温血動物に対する好ましい毒
性を有し、好ましいことに動物保護(keeping)
及び動物飼育(breeding)において、生産、飼
育、動物園、実験室及び実験動物ならびにペットに起こ
るバクテリア性疾患の抑制に適している。この場合それ
らはすべての、又はそれぞれの発育段階に対して、なら
びに耐性の、及び正常に感受性の株に対して活性であ
る。バクテリア性疾患、病気の抑制により死亡の問題及
び収率低下(例えば肉、ミルク、羊毛、皮革、卵、蜂蜜
などの生産において)が減少するべきであり、活性化合
物の使用の結果としてより経済的で簡単な動物保護が可
能である。
【0067】生産及び飼育動物には例えば牛、馬、羊、
豚、山羊、らくだ、水牛、ろば、うさぎ、黄しか、とな
かい、毛皮を有する動物類、例えばミンク、チンチラ、
あらいぐまなどの哺乳類、鳥類、例えばにわとり、がち
ょう、七面鳥、あひる、鳩及び家庭や動物園で保護する
ための鳥類の種が含まれる。それらにはさらに生産及び
鑑賞魚が含まれる。
【0068】実験室及び実験動物にはマウス、ラット、
モルモット、ゴールデンハムスター、犬及び猫が含まれ
る。
【0069】ペットには犬及び猫が含まれる。
【0070】魚には淡水及び海水に住むすべての年令の
生産、飼育、水族館及び鑑賞魚が含まれる。生産及び飼
育魚には例えば鯉、うなぎ、にじます、ます、鮭、ブリ
ーム(bream)、ローチ(roach)、ラド(r
udd)、うぐい、したびらめ、かれい、おひょう、日
本ぶり(セリオラ・クインクエラディアタ(Serio
la quinqueradiata))、日本うなぎ
(アングイラ・ジャポニカ(Anguilla jap
onica))、赤鯛(パグルス・メジャー(Pagu
rus major))、鱸(ディセントラルクス・ラ
ボラックス(Dicentrarchus labra
x))、灰青色鯔(ムギルス・セファルス(Mugil
us cephalus))、こばんあじ、黒だい(ス
パルス・アウラツス(Sparus auratu
s))、チラピア種(Tilapiaspp.)、チク
リダエ種(Chichlidae species)、
例えばプラジオシオン(Plagioscion)、な
まずが含まれる。本発明の試薬は稚魚、例えば体長が2
〜4cmの鯉の処置に特に適している。試薬はうなぎの
飼育にも非常に高度に適している。
【0071】投与は予防的及び治療的の両方で行うこと
ができる。
【0072】活性化合物の投与は直接あるいは腸内、非
経口的、経皮的又は経鼻的に適した製剤の形態で行うこ
とができる。
【0073】活性化合物の腸内投与は、例えば粉末、座
薬、錠剤、カプセル、ペースト、飲料、顆粒、水薬、大
型丸薬、食品剤又は飲料水剤の形態で経口的に行われ
る。経皮的投与は例えば浸漬、スプレー噴霧、入浴、洗
浄、スプレイング−オン(spraying−on)及
びスポッティング−オン(spotting−on)な
らびに粉剤散布の形態で行われる。非経口的投与は、例
えば注射(筋肉内、皮下、静脈内、腹腔内)又は体内埋
植の形態で行われる。
【0074】適した製剤は:注射溶液、経口溶液、希釈
後の経口的投与のための濃厚液、皮膚又は体腔に用いる
ための溶液、スプレー−オン調剤などの溶液;経口的又
は経皮的投与及び注射のための乳液及び懸濁液;半−固
体製剤;活性化合物が軟膏ベースあるいは水中油型又は
油中水型乳液ベースに加工されている調剤;粉末、予備
混合物又は濃厚物、顆粒、ペレット、錠剤、大型丸薬、
カプセルなどの固体製剤;エアゾール及び吸入剤、活性
化合物−含有成型品である。
【0075】注射溶液は静脈内、筋肉内及び皮下に投与
される。
【0076】注射溶液は活性化合物を適した溶剤に溶解
し、可溶化剤、酸、塩基、緩衝塩、酸化防止剤又は防腐
剤などの可能な添加剤を加えることにより製造される。
溶液は滅菌濾過され、瓶詰される。
【0077】挙げることができる溶剤は:水、アルコー
ル類、例えばエタノール、ブタノール、ベンジルアルコ
ール、グリセロール、炭化水素類、プロピレングリコー
ル、ポリエチレングリコール、N−メチル−ピロリドン
及びこれらの混合物などの生理学的に許容し得る溶剤で
ある。
【0078】活性化合物は場合により、注射に適した生
理学的に許容し得る植物又は合成油に溶解することもで
きる。
【0079】挙げることができる可溶化剤は:主溶剤中
の活性化合物の溶解を促進する、又はその沈澱を予防す
る溶剤である。例はポリビニルピロリドン、ポリエトキ
シル化ひまし油、ポリエトキシル化ソルビタンエステル
類である。
【0080】防腐剤は:ベンジルアルコール、トリクロ
ロブタノール、p−ヒドロキシ安息香酸エステル類、n
−ブタノールである。
【0081】経口溶液は直接投与される。濃厚液はあら
かじめ投与濃度に希釈した後に経口的に投与される。経
口溶液及び濃厚液は注射溶液の場合の上記の通りに製造
され、滅菌操作を省略することができる。
【0082】皮膚上で用いるための溶液は液滴として、
展延、すりこみ、噴霧、ふきかけにおいて適用され、あ
るいは浸漬、入浴又は洗浄により適用される。これらの
溶液は注射溶液の場合の上記の通りに製造される。
【0083】製造の間に増粘剤を加えるのが有利であり
得る。増粘剤は:無機増粘剤、例えばベントナイト、コ
ロイドシリカ、モノステアリン酸アルミニウム、有機増
粘剤、例えばセルロース誘導体、ポリビニルアルコール
類及びそれらのコポリマー類、アクリレート類及びメタ
クリレート類である。
【0084】ジェルは皮膚上に適用又は展延され、ある
いは体腔内に導入される。ジェルは注射溶液の場合の上
記の通りに製造された溶液を、軟膏様の稠度を有する透
明の材料が得られる量の増粘剤で処理することにより製
造される。用いられる増粘剤はさらに上記で示した増粘
剤である。
【0085】ポアリング−オン調剤は皮膚の限られた領
域に注がれるか又は噴霧され、活性化合物が皮膚に浸透
して全身的に作用するか、あるいは体表に分布する。
【0086】ポアリング−オン調剤は、活性化合物を適
した皮膚適合性溶剤又は溶剤混合物中に溶解、懸濁又は
乳化することにより製造される。着色剤、吸収促進物
質、酸化防止剤、光遮断剤又は接着剤などの他の添加剤
を場合により加える。
【0087】挙げることができる溶剤は:水、アルカノ
ール類、グリコール類、ポリエチレングリコール類、ポ
リプロピレングリコール類、グリセロール、芳香族アル
コール類、例えばベンジルアルコール、フェニルエタノ
ール、フェノキシエタノール、エステル類、例えば酢酸
エチル、酢酸ブチル、安息香酸ベンジル、エーテル類、
例えばジプロピレングリコールモノメチルエーテル、ジ
エチレングリコールモノブチルエーテルなどのアルキレ
ングリコールアルキルエーテル類、ケトン類、例えばア
セトン、メチルエチルケトン、芳香族及び/又は脂肪族
炭化水素類、植物又は合成油、DMF、ジメチルアセト
アミド、N−メチルピロリドン又は2−ジメチル−4−
オキシ−メチレン−1,3−ジオキソランである。
【0088】着色剤は動物への使用が認可され、溶解又
は懸濁させることができるすべての着色剤である。
【0089】吸収促進物質は例えばDMSO、展延油、
例えばミリスチン酸イソプロピル、ジプロピレングリコ
ールペラルゴネート、シリコン油類、脂肪酸エステル
類、トリグリセリド類又は脂肪族アルコール類である。
【0090】酸化防止剤はサルファイト又はメタビサル
ファイト、例えばカリウムメタビサルファイト、アスコ
ルビン酸、ブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキ
シアニソール及びトコフェロールである。
【0091】光遮断剤は例えばベンゾフェノンの種類の
物質又はノバンチソール酸(novantisolic
acid)である。
【0092】接着剤は例えばセルロース誘導体、澱粉誘
導体、ポリアクリレート、天然ポリマー、例えばアルギ
ン酸塩類及びゼラチンである。
【0093】乳液は経口的に、皮下に、又は注射として
投与することができる。
【0094】乳液は油中水型又は水中油型の種類のいず
れかである。
【0095】それらは活性化合物を疎水性又は親水性相
のいずれかに溶解し、これを適した乳化剤及び場合によ
り他の助剤、例えば着色剤、吸収促進物質、防腐剤、酸
化防止剤、光遮断剤及び増粘物質を用いて他の相の溶剤
と均一化することにより製造される。
【0096】挙げることができる疎水性相(油)は:パ
ラフィン油類、シリコン油類、天然植物油類、例えばご
ま油、アーモンド油、ひまし油、合成トリグリセリド
類、例えばカプリル/カプリン酸ビグリセリド、鎖長が
C8-12の植物脂肪酸又は他の特別に選択された天然脂肪
酸とのトリグリセリド混合物、おそらくヒドロキシル基
も含む飽和もしくは不飽和脂肪酸の部分的グリセリド混
合物、C8/C10−脂肪酸のモノ−及びジグリセリド。
【0097】ステアリン酸エチル、アジピン酸ジ−n−
ブチルリル、ラウリン酸ヘキシル、ジプロピレングリコ
ールペラルゴネート、鎖長がC16-18の飽和脂肪族アル
コールを含む中鎖長の分枝鎖状脂肪酸のエステル類、ミ
リスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、
鎖長がC12−C18の飽和脂肪族アルコールのカプリル/
カプリン酸エステル、ステアリン酸イソプロピル、オレ
イン酸オレイル、オレイン酸デシル、オレイン酸エチ
ル、乳酸エチル、ワックス状脂肪酸エステル類、例えば
フタル酸ジブチル、アジピン酸ジイソプロピル、後者、
中でも脂肪族アルコール類、例えばイソトリデシルアル
コール、2−オクチルドデカノール、セチルステアリル
アルコール及びオレイルアルコールに関連するエステル
混合物などの脂肪族エステル類。
【0098】例えばオレイン酸などの脂肪酸類、及びそ
れらの混合物である。
【0099】挙げることができる親水性相は:水、アル
コール類、例えばプロピレングリコール、グリセロー
ル、ソルビトール及びそれらの混合物である。
【0100】挙げることができる乳化剤は:非−イオン
性界面活性剤、例えばポリエトキシル化ひまし油、ポリ
エトキシル化ソルビタンモノオレート、ソルビタンモノ
ステアレート、グリセリルモノステアレート、ポリオキ
シエチルステアレート、アルキルフェノールポリグリコ
ールエーテル;両性界面活性剤、例えばN−ラウリル−
β−イミノジプロピオン酸ジナトリウム又はレシチン;
アニオン性界面活性剤、例えばラウリル硫酸ナトリウ
ム、脂肪族アルコールエーテルサルフェート類、モノ/
ジアルキルポリグリコールエーテル、オルトリン酸エス
テルモノエタノールアミン塩;カチオン性界面活性剤、
例えばセチルトリメチルアンモニウムクロリドである。
【0101】挙げることができるさらに別の助剤は:増
粘及び乳化安定化物質、例えばカルボキシメチルセルロ
ース、メチルセルロース及び他のセルロース及び澱粉誘
導体、ポリアクリレート類、アルギン酸塩類、ゼラチ
ン、アラビアゴム、ポリビニルピロリドン、ポリビニル
アルコール、メチルビニルエーテルとマレイン酸無水物
のコポリマー類、ポリエチレングリコール類、ワックス
類、コロイドシリカ又は上記の物質の混合物である。
【0102】懸濁液は経口的、経皮的に、又は注射とし
て投与することができる。それらは活性化合物を、場合
により湿潤剤、着色剤、吸収促進物質、防腐剤、酸化防
止剤、光遮断剤などの他の助剤を添加してビヒクルに懸
濁することにより製造される。
【0103】挙げることができるビヒクルはすべての均
一な溶剤及び溶剤混合物である。
【0104】挙げることができる湿潤剤(分散剤)は上
記で示した界面活性剤である。
【0105】挙げることができるさらに別の助剤は上記
で示した助剤である。
【0106】半−固体製剤は経口的又は経皮的に投与す
ることができる。それらはその高い粘度においてのみ上
記の懸濁液及び乳液と異なる。
【0107】固体の製造の場合、活性化合物を場合によ
り助剤を添加して適した賦形剤と混合し、所望の形態と
する。
【0108】挙げることができる賦形剤はすべての生理
学的に許容し得る固体不活性物質である。そのような無
機及び有機物質のすべてが役立つ。無機物質は、例えば
塩化ナトリウム、炭酸塩類、例えば炭酸カルシウム、水
素炭酸塩類、アルミナ類、ケイ酸類、クレー類、沈降及
びコロイドシリカ、リン酸塩類である。
【0109】有機物質は例えば糖、セルロース、食品及
び飼料、例えば粉末ミルク、動物粉、穀物の細粉及び
粉、澱粉である。
【0110】助剤はすでに上記で挙げた防腐剤、酸化防
止剤及び着色剤である。
【0111】他の適した助剤は滑沢剤及び滑り剤、例え
ばステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸、タルク、
ベントナイト、崩壊促進剤、例えば澱粉又は架橋ポリビ
ニルピロリドン、結合剤、例えば澱粉、ゼラチン又は直
鎖状ポリビニルピロリドン、ならびに乾燥結合剤、例え
ば微結晶セルロースである。
【0112】活性化合物は製剤中で相乗剤又は他の活性
化合物との混合物として存在することもできる。
【0113】調製済み製剤は10ppm〜20重量%、
好ましくは0.1〜10重量%の濃度で活性化合物を含
む。
【0114】使用前に希釈される製剤は0.5〜90重
量%、好ましくは1〜50重量%の濃度で活性化合物を
含む。
【0115】一般に有効な結果を得るために1日当たり
体重1kgにつき約0.5〜約50mg、好ましくは1
〜20mgの活性化合物を投与するのが有利であること
が証明された。
【0116】活性化合物は動物の飼料又は飲料水と一緒
に投与することもできる。
【0117】飼料及び食品は適した食用材料と組み合わ
せて0.01〜100ppm、好ましくは0.5〜50
ppmの活性化合物を含む。
【0118】そのような飼料及び食品は治療目的又は予
防目的の両方に用いることができる。
【0119】そのような飼料又は食品は、食用有機又は
無機担体との混合物として0.5〜30%、好ましくは
1〜20重量%の活性化合物を含む濃厚物又は予備混合
物を通常の飼料と混合することにより製造される。食用
担体は例えば好ましくは少量の食用防塵油(dust−
preventing oil)、例えばとうもろこし
油又は大豆油を含むとうもろこし粉又はとうもろこしと
大豆の粉又は無機塩である。この方法で得られる予備混
合物は、次いでそれを動物に供給する前に完全飼料に加
えることができる。
【0120】本発明の化合物の最小阻止濃度(MIC)
をIso−Sensitest寒天(Oxoid)上に
おける系列希釈法により決定した。各試験物質につき、
それぞれの場合に2倍希釈して濃度を減少させた活性化
合物を含む1系列の寒天プレートを調製した。寒天プレ
ートに多点接種器(Denley)を用いて接種した。
接種のためにあらかじめ各接種点が約104のコロニー
形成粒子を含むように希釈された病原菌の終夜培養物を
用いた。接種された寒点プレートを37℃でインキュベ
ートし、約20時間後に微生物生長を読み取った。MI
C値(μg/ml)は裸眼で成長が検出されない最低の
活性化合物濃度を示す。
【0121】いくつかの本発明の化合物のMIC値を下
表に示す。
【0122】
【表8】
【0123】
【実施例】活性化合物の製造 実施例1
【0124】
【化22】
【0125】8−アミノ−9−フルオロ−3−メチル−
10−(1−ピペラジニル)−7−オキソ−2,3−ジ
ヒドロ−7H−ピリド[1,2,3−d,e][1,
3,4]ベンズオキサジアジン−6−カルボン酸 100mg(0.337ミリモル)の8−アミノ−9,
10,−ジフルオロ−3−メチル−7−オキソ−2,3
−ジヒドロ−7H−ピリド[1,2,3−d,e]
[1,3,4]−ベンズオキサジアジン−6−カルボン
酸を3mlのDMSO中で58mg(0.637ミリモ
ル)のピペラジンと共にアルゴン下に、120℃におい
て2時間加熱する。混合物を高真空中で濃縮し、残留物
をエタノールから再結晶して乾燥する。
【0126】収量:112mg(理論値の92%) 融点:>300℃実施例2
【0127】
【化23】
【0128】8−アミノ−9−フルオロ−3−メチル−
10−(4−メチル−1−ピペラジニル)−7−オキソ
−2,3−ジヒドロ−7H−ピリド[1,2,3−d,
e][1,3,4]ベンズオキサジアジン−6−カルボ
ン酸 100mg(0.337ミリモル)の8−アミノ−9,
10,−ジフルオロ−3−メチル−7−オキソ−2,3
−ジヒドロ−7H−ピリド[1,2,3−d,e]
[1,3,4]−ベンズオキサジアジン−6−カルボン
酸を3mlのDMSO中で67mg(0.637ミリモ
ル)の1−メチルピペラジンと共にアルゴン下に、12
0℃において4時間加熱する。混合物を高真空中で濃縮
し、残留物をエタノールから再結晶して乾燥する。
【0129】収量:100mg(理論値の79%) 融点:>300℃実施例3
【0130】
【化24】
【0131】8−アミノ−9−フルオロ−3−メチル−
10−(3−メチル−1−ピペラジニル)−7−オキソ
−2,3−ジヒドロ−7H−ピリド[1,2,3−d,
e][1,3,4]ベンズオキサジアジン−6−カルボ
ン酸 100mg(0.337ミリモル)の8−アミノ−9,
10,−ジフルオロ−3−メチル−7−オキソ−2,3
−ジヒドロ−7H−ピリド[1,2,3−d,e]
[1,3,4]−ベンズオキサジアジン−6−カルボン
酸を3mlのDMSO中で67mg(0.637ミリモ
ル)の2−メチルピペラジンと共にアルゴン下に、12
0℃において4時間加熱する。混合物を高真空中で濃縮
し、残留物をエタノールから再結晶して乾燥する。
【0132】収量:96mg(理論値の76%) 融点:280℃(分解を伴う)実施例4
【0133】
【化25】
【0134】8−アミノ−9−フルオロ−3−メチル−
10−(3,5−ジメチル−1−ピペラジニル)−7−
オキソ−2,3−ジヒドロ−7H−ピリド[1,2,3
−d,e][1,3,4]ベンズオキサジアジン−6−
カルボン酸 100mg(0.337ミリモル)の8−アミノ−9,
10,−ジフルオロ−3−メチル−7−オキソ−2,3
−ジヒドロ−7H−ピリド[1,2,3−d,e]
[1,3,4]−ベンズオキサジアジン−6−カルボン
酸を3mlのDMSO中で77mg(0.637ミリモ
ル)の2,6−ジメチルピペラジンと共にアルゴン下
に、120℃において2時間加熱する。混合物を高真空
中で濃縮し、残留物をエタノールから再結晶して乾燥す
る。
【0135】収量:108mg(理論値の82%) 融点:280℃実施例5
【0136】
【化26】
【0137】8−アミノ−9−フルオロ−3−メチル−
10−(3−ヒドロキシ−1−ピロリジニル)−7−オ
キソ−2,3−ジヒドロ−7H−ピリド[1,2,3−
d,e][1,3,4]ベンズオキサジアジン−6−カ
ルボン酸 100mg(0.337ミリモル)の8−アミノ−9,
10,−ジフルオロ−3−メチル−7−オキソ−2,3
−ジヒドロ−7H−ピリド[1,2,3−d,e]
[1,3,4]−ベンズオキサジアジン−6−カルボン
酸を3mlのDMSO中で59mg(0.637ミリモ
ル)の3−ヒドロキシピロリジンと共にアルゴン下に、
120℃において2時間加熱する。混合物を高真空中で
濃縮し、残留物をエタノールから再結晶して乾燥する。
【0138】収量:93mg(理論値の76%) 融点:>300℃実施例6
【0139】
【化27】
【0140】8−アミノ−9−フルオロ−3−メチル−
10−(1−ピロリジニル)−7−オキソ−2,3−ジ
ヒドロ−7H−ピリド[1,2,3−d,e][1,
3,4]ベンズオキサジアジン−6−カルボン酸 100mg(0.337ミリモル)の8−アミノ−9,
10,−ジフルオロ−3−メチル−7−オキソ−2,3
−ジヒドロ−7H−ピリド[1,2,3−d,e]
[1,3,4]−ベンズオキサジアジン−6−カルボン
酸を3mlのDMSO中で48mg(0.637ミリモ
ル)のピロリジンと共にアルゴン下に、120℃におい
て2時間加熱する。混合物を高真空中で濃縮し、残留物
をエタノールから再結晶して乾燥する。
【0141】収量:80mg(理論値の68%) 融点:>300℃実施例7
【0142】
【化28】
【0143】8−アミノ−9−フルオロ−3−メチル−
10−(4−モルホリニル)−7−オキソ−2,3−ジ
ヒドロ−7H−ピリド[1,2,3−d,e][1,
3,4]ベンズオキサジアジン−6−カルボン酸 100mg(0.337ミリモル)の8−アミノ−9,
10,−ジフルオロ−3−メチル−7−オキソ−2,3
−ジヒドロ−7H−ピリド[1,2,3−d,e]
[1,3,4]−ベンズオキサジアジン−6−カルボン
酸を3mlのDMSO中で59mg(0.637ミリモ
ル)のモルホリンと共にアルゴン下に、120℃におい
て4時間加熱する。混合物を高真空中で濃縮し、残留物
をエタノールから再結晶して乾燥する。
【0144】収量:99mg(理論値の81%) 融点:>300℃実施例8
【0145】
【化29】
【0146】8−アミノ−9−フルオロ−3−メチル−
10−(2,6−ジメチル−4−モルホリニル)−7−
オキソ−2,3−ジヒドロ−7H−ピリド[1,2,3
−d,e][1,3,4]ベンズオキサジアジン−6−
カルボン酸 100mg(0.337ミリモル)の8−アミノ−9,
10,−ジフルオロ−3−メチル−7−オキソ−2,3
−ジヒドロ−7H−ピリド[1,2,3−d,e]
[1,3,4]−ベンズオキサジアジン−6−カルボン
酸を3mlのDMSO中で78mg(0.637ミリモ
ル)の2,6−ジメチルモルホリンと共にアルゴン下
に、120℃において4時間加熱する。混合物を高真空
中で濃縮し、残留物をエタノールから再結晶して乾燥す
る。
【0147】収量:88mg(理論値の81%) 融点:>300℃実施例9
【0148】
【化30】
【0149】8−アミノ−9−フルオロ−3−メチル−
10−(4−エチルピペラジニル)−7−オキソ−2,
3−ジヒドロ−7H−ピリド[1,2,3−d,e]
[1,3,4]ベンズオキサジアジン−6−カルボン酸 100mg(0.337ミリモル)の8−アミノ−9,
10,−ジフルオロ−3−メチル−7−オキソ−2,3
−ジヒドロ−7H−ピリド[1,2,3−d,e]
[1,3,4]−ベンズオキサジアジン−6−カルボン
酸を3mlのDMSO中で77mg(0.637ミリモ
ル)の1−エチルピペラジンと共にアルゴン下に、12
0℃において2時間加熱する。混合物を高真空中で濃縮
し、残留物をエタノールから再結晶して乾燥する。
【0150】収量:118mg(理論値の90%) 融点:>300℃実施例10
【0151】
【化31】
【0152】8−アミノ−9−フルオロ−3−メチル−
10−(1S,4S)−5−メチル−2,5−ジアザビ
シクロ[2.2.1]−2−ヘプチル)−7−オキソ−
2,3−ジヒドロ−7H−ピリド[1,2,3−d,
e][1,3,4]ベンズオキサジアジン−6−カルボ
ン酸 100mg(0.337ミリモル)の8−アミノ−9,
10,−ジフルオロ−3−メチル−7−オキソ−2,3
−ジヒドロ−7H−ピリド[1,2,3−d,e]
[1,3,4]−ベンズオキサジアジン−6−カルボン
酸を3mlのDMSO中で76mg(0.637ミリモ
ル)の(1S,4S)−5−メチル−2,5−ジアザビ
シクロ[2.2.1]ヘプタンと共にアルゴン下に、1
20℃において2時間加熱する。混合物を高真空中で濃
縮し、残留物をエタノールから再結晶して乾燥する。
【0153】収量:112mg(理論値の85%) 融点:270℃(分解)実施例11
【0154】
【化32】
【0155】8−アミノ−9−フルオロ−3−メチル−
10−(1−イミダゾリル)−7−オキソ−2,3−ジ
ヒドロ−7H−ピリド[1,2,3−d,e][1,
3,4]ベンズオキサジアジン−6−カルボン酸 100mg(0.337ミリモル)の8−アミノ−9,
10,−ジフルオロ−3−メチル−7−オキソ−2,3
−ジヒドロ−7H−ピリド[1,2,3−d,e]
[1,3,4]−ベンズオキサジアジン−6−カルボン
酸を3mlのDMSO中で46mg(0.637ミリモ
ル)のイミダゾールと共にアルゴン下に、120℃にお
いて6時間加熱する。混合物を高真空中で濃縮し、残留
物をエタノールから再結晶して乾燥する。
【0156】収量:60mg(理論値の76%) 融点:>300℃実施例12
【0157】
【化33】
【0158】8−アミノ−9−フルオロ−3−メチル−
10−(3−アミノ−1−ピロリジニル)−7−オキソ
−2,3−ジヒドロ−7H−ピリド[1,2,3−d,
e][1,3,4]ベンズオキサジアジン−6−カルボ
ン酸 三フッ化酢酸塩 a)8−アミノ−9−フルオロメチル−10−(3−
(tert−ブトキシカルボニルアミノ)−1−ピロリ
ジニル)−7−オキソ−2,3−ジヒドロ−7H−ピリ
ド[1,2,3−d,e][1,3,4]−ベンズオキ
サジアジン−6−カルボン酸 100mg(0.337ミリモル)の8−アミノ−9,
10,−ジフルオロ−3−メチル−7−オキソ−2,3
−ジヒドロ−7H−ピリド[1,2,3−d,e]
[1,3,4]−ベンズオキサジアジン−6−カルボン
酸を3mlのDMSO中で125mg(0.637ミリ
モル)の3−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)
−ピロリジンと共にアルゴン下に、120℃において2
時間加熱する。混合物を高真空中で濃縮し、残留物をエ
タノールから再結晶して乾燥する。
【0159】収量:122mg(理論値の78%) 融点:275℃ b)8−アミノ−9−フルオロメチル−10−(3−ア
ミノ−1−ピロリジニル)−7−オキソ−2,3−ジヒ
ドロ−7H−ピリド[1,2,3−d,e][1,3,
4]−ベンズオキサジアジン−6−カルボン酸 三フッ
化酢酸塩 80mg(0.17ミリモル)の段階a)からの生成物
を氷冷しながら2mlの三フッ化酢酸に溶解し、溶液を
真空中で濃縮し、残留物をエタノールから結晶化し、乾
燥する。
【0160】収量:70mg(理論値の86%) 融点:260℃実施例13
【0161】
【化34】
【0162】8−アミノ−9−フルオロ−3−メチル−
10−(3−メトキシ−3−メチルアミノメチル−1−
ピロリジニル)−7−オキソ−2,3−ジヒドロ−7H
−ピリド[1,2,3−d,e][1,3,4]ベンズ
オキサジアジン−6−カルボン酸 100mg(0.337ミリモル)の8−アミノ−9,
10,−ジフルオロ−3−メチル−7−オキソ−2,3
−ジヒドロ−7H−ピリド[1,2,3−d,e]
[1,3,4]−ベンズオキサジアジン−6−カルボン
酸を3mlのDMSO中で97mg(0.637ミリモ
ル)の3−メトキシ−3−メチルアミノメチルピロリジ
ンと共にアルゴン下に、120℃において2時間加熱す
る。混合物を高真空中で濃縮し、残留物をエタノールか
ら再結晶して乾燥する。
【0163】収量:106mg(理論値の75%) 融点:238〜240℃出発化合物の製造 9,10,−ジフルオロ−3−メチル−8−ニトロ−7
−オキソ−2,3−ジヒドロ−7H−ピリド[1,2,
3−d,e][1,3,4]−ベンズオキサジアジン−
6−カルボン酸 90mlの濃硫酸に溶解した7.0g(24.8ミリモ
ル)の9,10,−ジフルオロ−3−メチル−7−オキ
ソ−2,3−ジヒドロ−7H−ピリド[1,2,3−
d,e][1,3,4]−ベンズオキサジアジン−6−
カルボン酸に3.7g(36.6ミリモル)の硝酸カリ
ウムを分けて加え、室温で1時間撹拌する。反応混合物
を270mlの氷−水に加える。得られる沈澱を吸引濾
過し、水で洗浄し、乾燥する。
【0164】収量:6.9g(理論値の85%) 融点:>300℃8−アミノ−9,10,−ジフルオロ−3−メチル−7
−オキソ−2,3−ジヒドロ−7H−ピリド[1,2,
3−d,e][1,3,4]−ベンズオキサジアジン−
6−カルボン酸 4.0g(12.2ミリル)の9,10,−ジフルオロ
−3−メチル−8−ニトロ−7−オキソ−2,3−ジヒ
ドロ−7H−ピリド[1,2,3−d,e][1,3,
4]−ベンズオキサジアジン−6−カルボン酸及び1.
2gの活性炭担持パラジウム(10%パラジウム)を2
80mlのエタノールに懸濁し、室温で、常圧下におい
て2日間水添する。反応混合物を280mlの水で処理
し、次いで2N水酸化ナトリウム溶液を用いてpH10
〜11に調節する。水添触媒を濾過し、濾液を2N塩酸
を用いてpH5〜6に調節する。得られる沈澱を濾過
し、メタノールで洗浄し、乾燥する(画分A)。濾過し
た水添触媒を、各回100lのジメチルホルムアミド
(DMF)中で1時間づつ3回加熱還流し、次いで再度
濾過する。合わせたDMF溶液を真空中で濃縮し、乾燥
する(画分B) 収量:3.0g(理論値の83%) 融点:>300℃ 本発明の主たる特徴及び態様は以下の通りである。
【0165】1.ラセミ体の形態又はエナンチオマー的
純粋化合物としての一般式(I)
【0166】
【化35】
【0167】[式中、Aはアミノ又はアルキルアミノを
示し、R1は水素又は場合によりヒドロキシルもしくは
ハロゲンにより置換されていることができるC1−C3−
アルキルを示し、R2はR1と無関係に水素又はメチルを
示し、R3は水素又はC1−C4−アルキルを示し、Bは
水素、場合によりヒドロキシル、メトキシ、アミノ、メ
チルアミノもしくはジメチルアミノにより置換されてい
ることができる炭素数が1〜4のアルキル、又は(5−
メチル−2−オキソ−1,3−ジオキソール−4−イ
ル)−メチルを示し、X1は水素又はハロゲンを示し、
Zは構造
【0168】
【化36】
【0169】を有する基を示し、ここで、R4は水素、
場合によりヒドロキシルもしくはメトキシにより置換さ
れていることができる直鎖状もしくは分枝鎖状C1−C4
−アルキル、シクロプロピル、炭素数が1〜3のアシル
を示し、R5は水素、メチル、フェニル、チエニル又は
ピリジルを示し、R6は水素又はC1-4−アルキルを示
し、R7は水素又はC1-4−アルキルを示し、R8は水素
又はC1-4−アルキルを示し、R9は水素、メチル又は−
CH2−NR7R8を示し、R10は水素、C1-4−アルキ
ル、アミノ、アルキル部分の炭素数が1又は2であり且
つ場合によりヒドロキシルにより置換されていることが
できるアルキル−もしくはジアルキルアミノ、アミノ−
C1-4−アルキル、C1-4−アルキル−アミノ−C1-4−
アルキル又は1−イミダゾリルを示し、R11は水素、ヒ
ドロキシル、メトキシ、メチルチオ、ハロゲン、メチ
ル、ヒドロキシメチルを示し、R12は水素又はメチルを
示し、R13は水素又はC1-4−アルキルを示し、R14は
水素又はC1-4−アルキルを示しR15は水素又はC1-4−
アルキルを示す]の8−アミノ−ピリド[1,2,3−
d,e][1,3,4]ベンズオキサジアジン誘導体、
製薬学的に有用なそれらの水和物及び酸付加塩、ならび
にそれらの塩基との塩。
【0170】2.式(II)
【0171】
【化37】
【0172】[式中、R1は水素又は場合によりヒドロ
キシルもしくはハロゲンにより置換されていることがで
きるC1−C3−アルキルを示し、R2はR1と無関係に水
素又はメチルを示し、R3は水素又はC1−C4−アルキ
ルを示し、Bは水素、場合によりヒドロキシル、メトキ
シ、アミノ、メチルアミノもしくはジメチルアミノによ
り置換されていることができる炭素数が1〜4のアルキ
ル、又は(5−メチル−2−オキソ−1,3−ジオキソ
ール−4−イル)−メチルを示し、X1は水素又はハロ
ゲンを示し、X2はハロゲン、特にフッ素又は塩素を示
す]の化合物を式(III) Z−H (III) [式中、Zは構造
【0173】
【化38】
【0174】を有する基を示し、ここで、R4は水素、
場合によりヒドロキシルもしくはメトキシにより置換さ
れていることができる直鎖状もしくは分枝鎖状C1−C4
−アルキル、シクロプロピル、炭素数が1〜3のアシル
を示し、R5は水素、メチル、フェニル、チエニル又は
ピリジルを示し、R6は水素又はC1-4−アルキルを示
し、R7は水素又はC1-4−アルキルを示し、R8は水素
又はC1-4−アルキルを示し、R9は水素、メチル又は−
CH2−NR7R8を示し、R10は水素、C1-4−アルキ
ル、アミノ、アルキル部分の炭素数が1又は2であり且
つ場合によりヒドロキシルにより置換されていることが
できるアルキル−もしくはジアルキルアミノ、アミノ−
C1-4−アルキル、C1-4−アルキル−アミノ−C1-4−
アルキル又は1−イミダゾリルを示し、R11は水素、ヒ
ドロキシル、メトキシ、メチルチオ、ハロゲン、メチ
ル、ヒドロキシメチルを示し、R12は水素又はメチルを
示し、R13は水素又はC1-4−アルキルを示し、R14は
水素又はC1-4−アルキルを示し、R15は水素又はC1-4
−アルキルを示す]の化合物と、適宜酸受容体の存在中
で反応させることを特徴とする式(I)
【0175】
【化39】
【0176】[式中、Aはアミノ又はアルキルアミノを
示し、R1、R2、R3、B、X1及びZは上記と同義であ
る]の化合物の製造法。
【0177】3.式(II)
【0178】
【化40】
【0179】[式中、R1、R2、R3、B及びX1は上記
と同義であり、X2はハロゲン、特にフッ素又は塩素を
示す]の化合物。
【0180】4.式(IV)
【0181】
【化41】
【0182】[式中、R1、R2、R3、B及びX1は上記
と同義であり、X2はハロゲン、特にフッ素又は塩素を
示す]の化合物を、例えば水、硫酸、酢酸、酢酸無水物
又はそれらの混合物などの溶媒中で、−50℃〜200
℃、好ましくは−20℃〜100℃の温度において、硝
酸又は硝酸塩などのニトロ化剤と反応させ、得られるニ
トロ化合物を次いで還元することを特徴とする式(I
I)
【0183】
【化42】
【0184】[式中、R1、R2、R3、B、X1及びX2
は上記と同義である]の化合物の製造法。
【0185】5.Aがアミノを示し、R1が水素又は場
合によりOHにより置換されていることができるC1−
C3−アルキルを示し、R2がR1と無関係に水素又はメ
チルを示し、R3が水素、メチル又はエチルを示し、B
が水素、場合によりヒドロキシル、メトキシ、アミノ、
メチルアノミ又はジメチルアミノにより置換されている
ことができる炭素数が1〜4のアルキル又は(5−メチ
ル−2−オキソ−1,3−ジオキソール−4−イル)−
メチルを示し、X1が水素、フッ素又は塩素を示し、Z
が構造
【0186】
【化43】
【0187】有する基を示し、ここでR4は水素、場合
によりヒドロキシルにより置換されていることができる
直鎖状もしくは分枝鎖状C1−C3−アルキル、炭素数が
1〜4のオキシアルキルを示し、R5は水素、メチル又
はフェニルを示し、R6は水素又はメチルを示し、R7は
水素又はメチルを示し、R9は水素、メチル又は−CH2
NH2を示し、R10は水素、メチル、アミノ、メチルア
ミノ、ジメチルアミノ、アミノメチル、メチルアミノメ
チル又はエチルアミノメチルを示し、R11は水素、ヒド
ロキシル、メチル、フッ素、メチル又はヒドロキシメチ
ルを示し、R13は水素又はメチルを示し、R14は水素又
はメチルを示し、R15は水素又はメチルを示す上記1項
に記載の式(I)の化合物。
【0188】6.上記1項に記載の式(I)の化合物を
含む医薬品。
【0189】7.上記1項に記載の式(I)の化合物の
医薬品の製造のための利用。
【0190】8.上記1項に記載の式(I)の化合物の
殺バクテリア性組成物における利用。
フロントページの続き (72)発明者 クラウス−デイーター・ブレム ドイツ45661レクリングハウゼン・エベル ハルトシユトラーセ20 (72)発明者 ライナー・エンデルマン ドイツ42113ブツペルタール・インデンビ ルケン152アー (72)発明者 カール−ゲオルク・メツツガー ドイツ42115ブツペルタール・パールケシ ユトラーセ75 (72)発明者 マルテイン・シエール ドイツ42113ブツペルタール・ヘルベルツ カテルンベルク7 (72)発明者 ミヒヤエル・シユテゲマン ドイツ51381レーフエルクーゼン・グルン デルミユーレンベーク29 (72)発明者 ハインツ−ゲオルク・ベツツシユタイン ドイツ51377レーフエルクーゼン・シユラ イアーマツハーシユトラーセ13

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラセミ体の形態又はエナンチオマー的に
    純粋な化合物としての一般式(I) 【化1】 [式中、Aはアミノ又はアルキルアミノを示し、R1は
    水素又は場合によりヒドロキシルもしくはハロゲンによ
    り置換されていることができるC1−C3−アルキルを示
    し、R2はR1と無関係に水素又はメチルを示し、R3は
    水素又はC1−C4−アルキルを示し、Bは水素、場合に
    よりヒドロキシル、メトキシ、アミノ、メチルアミノも
    しくはジメチルアミノにより置換されていることができ
    る炭素数が1〜4のアルキル、又は(5−メチル−2−
    オキソ−1,3−ジオキソール−4−イル)−メチルを
    示し、X1は水素又はハロゲンを示し、Zは構造 【化2】 を有する基を示し、ここで、R4は水素、場合によりヒ
    ドロキシルもしくはメトキシにより置換されていること
    ができる直鎖状もしくは分枝鎖状C1−C4−アルキル、
    シクロプロピル、炭素数が1〜3のアシルを示し、R5
    は水素、メチル、フェニル、チエニル又はピリジルを示
    し、R6は水素又はC1-4−アルキルを示し、R7は水素
    又はC1-4−アルキルを示し、R8は水素又はC1-4−ア
    ルキルを示し、R9は水素、メチル又は−CH2−NR7
    R8を示し、R10は水素、C1-4−アルキル、アミノ、ア
    ルキル部分の炭素数が1又は2であり且つ場合によりヒ
    ドロキシルにより置換されていることができるアルキル
    −もしくはジアルキルアミノ、アミノ−C1-4−アルキ
    ル、C1-4−アルキル−アミノ−C1-4−アルキル又は1
    −イミダゾリルを示し、R11は水素、ヒドロキシル、メ
    トキシ、メチルチオ、ハロゲン、メチル、ヒドロキシメ
    チルを示し、R12は水素又はメチルを示し、R13は水素
    又はC1-4−アルキルを示し、R14は水素又はC1-4−ア
    ルキルを示しR15は水素又はC1-4−アルキルを示す]
    の8−アミノ−ピリド[1,2,3−d,e][1,
    3,4]ベンズオキサジアジン誘導体、製薬学的に有用
    なそれらの水和物及び酸付加塩、ならびにそれらの塩基
    との塩。
  2. 【請求項2】 式(II) 【化3】 [式中、R1は水素又は場合によりヒドロキシルもしく
    はハロゲンにより置換されていることができるC1−C3
    −アルキルを示し、R2はR1と無関係に水素又はメチル
    を示し、R3は水素又はC1−C4−アルキルを示し、B
    は水素、場合によりヒドロキシル、メトキシ、アミノ、
    メチルアミノもしくはジメチルアミノにより置換されて
    いることができる炭素数が1〜4のアルキル、又は(5
    −メチル−2−オキソ−1,3−ジオキソール−4−イ
    ル)−メチルを示し、X1は水素又はハロゲンを示し、
    X2はハロゲン、特にフッ素又は塩素を示す]の化合物
    を式(III) Z−H (III) [式中、Zは構造 【化4】 を有する基を示し、ここで、R4は水素、場合によりヒ
    ドロキシルもしくはメトキシにより置換されていること
    ができる直鎖状もしくは分枝鎖状C1−C4−アルキル、
    シクロプロピル、炭素数が1〜3のアシルを示し、R5
    は水素、メチル、フェニル、チエニル又はピリジルを示
    し、R6は水素又はC1-4−アルキルを示し、R7は水素
    又はC1-4−アルキルを示し、R8は水素又はC1-4−ア
    ルキルを示し、R9は水素、メチル又は−CH2−NR7
    R8を示し、R10は水素、C1-4−アルキル、アミノ、ア
    ルキル部分の炭素数が1又は2であり且つ場合によりヒ
    ドロキシルにより置換されていることができるアルキル
    −もしくはジアルキルアミノ、アミノ−C1-4−アルキ
    ル、C1-4−アルキル−アミノ−C1-4−アルキル又は1
    −イミダゾリルを示し、R11は水素、ヒドロキシル、メ
    トキシ、メチルチオ、ハロゲン、メチル、ヒドロキシメ
    チルを示し、R12は水素又はメチルを示し、R13は水素
    又はC1-4−アルキルを示し、R14は水素又はC1-4−ア
    ルキルを示し、R15は水素又はC1-4−アルキルを示
    す]の化合物と、適宜酸受容体の存在中で反応させるこ
    とを特徴とする式(I) 【化5】 [式中、Aはアミノ又はアルキルアミノを示し、R1、
    R2、R3、B、X1及びZは上記と同義である]の化合
    物の製造法。
  3. 【請求項3】 式(II) 【化6】 [式中、R1、R2、R3、B及びX1は上記と同義であ
    り、X2はハロゲン、特にフッ素又は塩素を示す]の化
    合物。
  4. 【請求項4】 式(IV) 【化7】 [式中、R1、R2、R3、B及びX1は上記と同義であ
    り、X2はハロゲン、特にフッ素又は塩素を示す]の化
    合物を、例えば水、硫酸、酢酸、酢酸無水物又はそれら
    の混合物などの溶媒中で、−50℃〜200℃、好まし
    くは−20℃〜100℃の温度において、硝酸又は硝酸
    塩などのニトロ化剤と反応させ、得られるニトロ化合物
    を次いで還元することを特徴とする式(II) 【化8】 [式中、R1、R2、R3、B、X1及びX2は上記と同義
    である]の化合物の製造法。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の式(I)の化合物を含
    む医薬品。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の式(I)の化合物の殺
    バクテリア性組成物における利用。
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