JPH0853860A - 耐摩耗複合材 - Google Patents
耐摩耗複合材Info
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- JPH0853860A JPH0853860A JP18961494A JP18961494A JPH0853860A JP H0853860 A JPH0853860 A JP H0853860A JP 18961494 A JP18961494 A JP 18961494A JP 18961494 A JP18961494 A JP 18961494A JP H0853860 A JPH0853860 A JP H0853860A
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- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F9/00—Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
- E02F9/28—Small metalwork for digging elements, e.g. teeth scraper bits
- E02F9/2808—Teeth
- E02F9/285—Teeth characterised by the material used
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- Structural Engineering (AREA)
- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
Abstract
い耐摩耗複合材を提供する。 【構成】 上面1と下面2との会合部分に掘削刃先3を
形成しているブルドザーのリッパポイントであって、上
面1の中央部分にその掘削刃先3から後方に延びるよう
な耐摩耗層4を肉盛する。この耐摩耗層4を硬質粒子を
含んでなる硬質肉盛層と軟質材料からなる軟質肉盛層と
を交互に配して形成すればその耐摩耗層4が欠け難いも
のとなる。
Description
ッパポイント,油圧ショベルのバケットツース等の耐摩
耗性の要求される耐摩耗複合材に関するものである。
来、図12(a)に示されているようにブルドーザのリ
ッパポイント100は長時間使用すると上面101と下
面102とが会合してなる先端部103が摩耗によりな
くなり、図12(b)に示されているように接地部10
4が丸くなって地盤105への貫入性(掘削性)が悪化
する。このために、接地部104が丸くなっているリッ
パポイント100を図12(c)に示されているように
上下反転させて用いることが行われるが、この反転作業
が掘削作業の効率を低下させている。
とを目的として、長時間使用しても地盤への貫入性が悪
化せず寿命が長く優れた掘削作業効率が得られる耐摩耗
複合材を提供するものである。
材は、前述された目的を達成するために、上面側と下面
側とが先端において会合しその会合部分が掘削刃先を形
成してなる土石を削り取るための耐摩耗複合材であっ
て、この耐摩耗複合材の上面側に少なくともその上面側
の一部にその掘削刃先から後方に延びる耐摩耗層が設け
られていることを特徴とするものである。
うと、上面側に掘削刃先から後方に延びる耐摩耗層を設
けることから、その耐摩耗層の先端が常に鋭い掘削刃先
を提供するようになり、この耐摩耗複合材の地盤への貫
入性を常に良好に保つことができる。さらに、従来のよ
うに上下反転させる作業も必要ないので掘削作業効率が
低下しない。
耗複合材の上面側に少なくともその上面側の一部に設け
られる掘削刃先から後方に延びる耐摩耗層は、前記上面
側の左右両側部分を除く部分に設けられ得る、または前
記上面側の一側方に片寄って設けられ得る。ところで、
前記掘削刃先から後方に延びる耐摩耗層は、前記掘削刃
先から後方に延びて形成されている突条上に設けられて
いるようにすれば、この突条部によりその突条部が形成
されている部分が他の部分に比べて肉厚となり、しかも
その突条部上に耐摩耗層が形成されていることから他の
部分より摩耗により消滅しにくくなって掘削刃先から後
方に延びるように設けられる耐摩耗層に沿う錐体のよう
な形状を保つことになる。さらに、この体摩耗複合材の
下面側において前記上面側に形成されている突条部と背
中合わせにして前記掘削刃先から後方に延びる突条部が
形成されているようにすれば、この下面側の突条部が摩
耗代を稼ぐことになり前記錐体形状が長期間維持される
ようになる。
分に設けられて前記掘削刃先から後方に延びる耐摩耗層
が、耐摩耗複合材の上面側にその掘削刃先から後方に延
びて形成されている溝部内に設けられているようにすれ
ば、この上面側の左右両側部分が肉厚となり摩耗により
消滅しにくくなって当該耐摩耗複合材が鋤のような形状
を保持することになり土を掘り起こす作業に好適であ
る、さらに、この下面側に、前記上面側に形成されてい
る溝部と背中合わせにして前記掘削刃先から後方に延び
る突条部を形成すればその下面側の突条部が摩耗代を稼
ぐことになり前記鋤のような形状を保っている当該耐摩
耗複合材を長期間使用することができる。
なる硬質肉盛層と、軟質な材料よりなる軟質肉盛層とが
それぞれ土石の摩擦方向を横切る方向に沿って縞を形成
するようにその摩擦方向に交互に配されてなるものであ
る耐摩耗複合材[交互肉盛A]、または前述の耐摩耗層
が硬質粒子を含んでなる硬質肉盛層と、軟質な材料より
なる軟質肉盛層とがそれぞれ土石の摩擦方向に沿って縞
を形成するようにその摩擦方向を横切る方向に交互に配
されてなるものである耐摩耗複合材[交互肉盛B]を得
ることができる。この交互肉盛による作用を以下に説明
する。
形態は土石のサイズにより異なり、土石のサイズが小さ
いときはスクラッチング(エロージョン)が発生し、こ
のスクラッチングがサイズの増大に伴いグラインディン
グ、そしてガウジングへと変遷する。このスクラッチン
グ〜グラインディングが主形態の摩耗では一般に硬い材
料ほど耐摩耗性に優れるので硬い材料が求められ、グラ
インディング〜ガウジングが主形態の摩耗では硬い材料
は欠損するので靱性を備える材料が求められる。こうし
て、汎用性のある材料として靱性を有するマトリックス
に硬質粒子を複合させてなる耐摩耗複合材が考えられる
が、単に混合しただけでは土石サイズの分布が小さい方
または大きい方に偏っている場合に充分に対応しきれな
い。
っている場合のために、前述のように硬質粒子を含んで
なる硬質肉盛層と、軟質な材料よりなる軟質肉盛層とが
土石の摩擦方向に交互に配されて耐摩耗層を形成する耐
摩耗複合材[交互肉盛A]が提供される。なお、粒子の
小さい砂は軟質肉盛層を優先的に摩耗させる傾向がある
が、土石の摩擦方向に軟質肉盛層と硬質肉盛層とが交互
に配されるのでその硬質肉盛層により軟質肉盛層が保護
され主にその軟質肉盛層がその粒径の小さい砂を効率的
に削り取るので土石の削り取りが良好に成されるととも
に、耐摩耗材の耐久性が確保される。また、少量含まれ
ている大きな岩石が硬質肉盛層に衝突したときに、この
硬質肉盛層への衝撃を軟質肉盛層が緩和して硬質肉盛層
の破壊が防止される。
ている場合のために、前述のように硬質粒子を含んでな
る硬質肉盛層と、軟質な材料よりなる軟質肉盛層とが土
石の摩擦方向を横切る方向に交互に配されてなる耐摩耗
複合材[交互肉盛B]が提供される。なお、粒径の大き
い岩石は前述のように硬質肉盛層に大きな衝撃を加えそ
の硬質肉盛層を破損しやすいが、土石の摩擦方向に沿っ
て硬質肉盛層が縞状に配されるのでその硬質肉盛層には
大きな衝撃が加わりにくい。また、同様に縞状に配され
る軟質肉盛層が粒径の大きい岩石の衝撃を受け止め緩和
する。
置の場合も、前述の土石の摩擦方向の交互配置の場合も
軟質肉盛層の靱性変形により硬質肉盛層が把握され硬質
肉盛層が破壊しにくいという効果がある。
に偏って(平均土石サイズD≦15cm)いる土石を削
り取るための耐摩耗複合材[交互肉盛A]の肉盛形状の
一例が図1に示されている。なお、図1(a)は肉盛層
の模式的断面図であり、図1(b)は土石サイズの分布
を示すグラフである。また、土石サイズの分布が大きい
方に偏って(平均土石サイズD≧15cm)いる土石を
削り取るための耐摩耗複合材[交互肉盛B]の肉盛形状
の一例が図2に示されている。なお、図2(a)は肉盛
層の模式的断面図であり、図2(b)は土石サイズの分
布を示すグラフである。
いるように交互肉盛A,交互肉盛Bのいずれにおいても
硬質肉盛層Aは断面形状が上が短い台形、軟質肉盛層B
は断面形状が上が長い台形または三角形となるように最
初に硬質肉盛層A、次に軟質肉盛層Bが形成されること
が好ましい。これは軟質肉盛層Bが塑性変形により硬質
肉盛層Aを把持し保護するという機能を持たせるためで
ある。また、最初に軟質肉盛層B、次に硬質肉盛層Aが
形成されても硬質肉盛層Aの間が軟質材料で埋められて
いるので岩石が硬質肉盛層Aを横から打撃することがな
く、耐衝撃性が向上するという利点は得られる。なお、
硬質肉盛層Aの幅WA(硬質肉盛層Aの厚さの中間部分
における幅)は軟質肉盛層Bの幅WB(軟質肉盛層Bの
厚さの中間部分における幅)の2倍以上あることが充分
な耐摩耗性を得るために望ましい。また、図2の交互肉
盛Bの場合、幅WBは土石の平均サイズSDより小さく
なることが好ましい。この理由は、幅WBがDより大き
くなると軟質である軟質肉盛層Bの摩耗が激しくなるか
らである。
施例について図面を参照しつつ説明する。
−1 [構造]図3に示されているように上面1と下面2とが
先端において会合し掘削刃先3を形成しているブルドー
ザのリッパポイントにおいて、上面1においてその掘削
刃先3から後方に延びるように耐摩耗層4が次の肉盛手
順により肉盛される。なお、耐摩耗層4が肉盛される上
面1の部分およびその部分に対応する下面2の部分は左
右両側部分より盛り上がって肉厚が形成され中央突条5
となっている。ここで、図3(a)はそのリッパポイン
トを上面1から見た平面図であり、図3(b)は側面図
であり、図3(c)は図3(a)のA−A断面図であ
る。なお、このリッパポイント1の破線で示す部分は中
空になっている。
盛層形成機構により耐摩耗層4が形成される手順につい
て説明する。この機構において25mm突き出されてい
る溶接ワイヤ(軟鋼製、φ1.2mm)からなるアーク
電極6が、水平方向に配されている母材7の直角方向に
対して角度θ1(トーチ角=30°)をなすように傾斜
して配されている。このアーク電極6による溶接電流は
280A、溶接電圧は28Vとされ、溶接ワイヤーの供
給速度は100g/分とされ、溶接領域にシールドガス
として二酸化炭素が毎分30リッター供給される。ま
た、アーク電極6から発生されるアークによって形成さ
れる溶融池8には粒径1.2mmのWC−7%Co粒子
からなる硬質粒子9がノズル10を通して供給される。
このノズル10は、1.5Hzの周波数でウィービング
され(図4の紙面の前後方向の振動幅30mm)、そこ
に硬質粒子9が毎分200gの割合で供給される。
向かって毎分20cmの速度で行われ、耐摩耗層4が厚
さ6mmとなるように肉盛される。 [評価]このようにして作製されるリッパポイントをボ
ーキサイトのリッパ掘削作業に100時間用いる。10
0時間後の、このリッパポイントの摩耗形状が図3
(a),(b),(c)において二点鎖線で示されてい
る。このように、摩耗後のリッパポイントの先端は丸く
ならず耐摩耗層4に沿う錐体を形成するように尖ってお
り、掘削作業の続行に支障のない形状を有している。
−2 [構造]図5に示されているように上面1と下面2との
会合部分に掘削刃先3を形成しているブルドーザのリッ
パポイントにおいて、実施例1と同じ肉盛手順により上
面1にその掘削刃先3から後方に延びるような耐摩耗層
4が肉盛される。この耐摩耗層4が形成されるのは周囲
の部分より盛り上がっている中央突条5の部分でありそ
の周囲の部分(張出部11)にはその耐摩耗層4は形成
されない。この張出部11は耐摩耗層4が設けられてい
る部分より耐摩耗性が低く厚さが薄いので摩耗により早
期になくなる部分である。ここで、図5(a)はそのリ
ッパポイントを上面1から見た平面図であり、図5
(b)は側面図であり、図5(c)は図3(a)のB−
B断面図である。なお、破線で示す部分は中空になって
いる。
ポイントをボーキサイトのリッパ掘削作業に100時間
用いる。100時間後の、このリッパポイントの摩耗形
状が図5(a),(b),(c)において二点鎖線で示
されている。このように、摩耗後のリッパポイントの先
端は丸くならず耐摩耗層4に沿う錐体を形成するように
尖っており、掘削作業の続行に支障のない形状を有して
いる。なお張出部11にも耐摩耗層4が設けられると、
硬く大きな玉石が含まれている土石の掘削には適さない
が柔らかい土質を耕すように掘削する用途には適してい
るリッパポイントが得られる。
−3 [構造]図6に示されているように上面1と下面2との
会合部分に掘削刃先3を形成しているブルドーザのリッ
パポイントにおいて、実施例1と同じ肉盛手順により上
面1にその掘削刃先3から後方に延びるような耐摩耗層
4が肉盛される。但し、この実施例のリッパポイントに
おいては、下面2に突条が設けられておらず、耐摩耗層
4が上面1の中央突条5の幅より狭い幅で設けられてい
る。この実施例のリッパポイントは下面2に突条がなく
薄いので掘削性がよい。ここで、図6(a)はそのリッ
パポイントの上面1から見た平面図であり、図6(b)
は側面図であり、図6(c)は図6(a)のC−C断面
図である。なお、破線で示す部分は中空になっている。
ポイントをボーキサイトのリッパ掘削作業に100時間
用いる。100時間後の、このリッパポイントの摩耗形
状が図6(a),(b),(c)において二点鎖線で示
されている。このように、摩耗後のリッパポイントの先
端は丸くならず耐摩耗層4に沿う錐体を形成するように
尖っており、掘削作業の続行に支障のない形状を有して
いる。
ス−1 [構造]図7に示されているように上面1と下面2との
会合部分に掘削刃先3を形成している油圧ショベルのバ
ケットツースにおいて、実施例1と同じ肉盛手順により
上面1にその掘削刃先3から後方に延びるような耐摩耗
層4が肉盛される。但し、この実施例のバケットツース
においては、図7(a)に示されているように先端部に
おいては耐摩耗層4が掘削刃先3の全幅に渡って設けら
れその後方においては中央部のみに耐摩耗層4が設けら
れている。このような掘削刃先3の先端の全幅に渡って
耐摩耗層4が設けられていることによりこのバケットツ
ースは作業初期において鋤のような形状を維持し良好に
土を掘り起こすことができる。また、図7(a)のD−
D断面部分においてはその断面図である図7(c)に示
されているように耐摩耗層4の両側が盛り上がり側部突
条12が形成されている。ここで、図7(a)はそのバ
ケットツースの上面1から見た平面図であり、図7
(b)は側面図であり、図7(c)は図7(a)のD−
D断面図である。なお、破線で示す部分は中空になって
いる。
トツースをボーキサイトの掘削作業に100時間用い
る。100時間後の、このバケットツースの摩耗形状が
図7(a),(b),(c)において二点鎖線で示され
ている。このように、摩耗後のバケットツースの先端は
丸くならず尖っていると同時に、側部突条の部分が残っ
ているので油圧ショベルのバケットツースに適した鋤の
ような土を掘り起こしやすい形状を維持している。
ス−2(サイドツース) [構造]図8に示されているように上面1と下面2との
会合部分に掘削刃先3を形成している油圧ショベルのバ
ケットツースにおいて、実施例1と同じ肉盛手順により
上面1にその掘削刃先3から後方に延びるような耐摩耗
層4が肉盛される。但し、この実施例のバケットツース
においては、図8(a)に示されているように先端部に
おいては耐摩耗層4が掘削刃先3の全幅に渡って設けら
れその後方においては一方の側部のみに耐摩耗層4が設
けられている。この理由は、このバケットツースがサイ
ドツースでありその耐摩耗層4が設けられる側部が油圧
ショベルのバケットの最側端部となり摩耗しやすい部分
だからである。また、掘削刃先3の先端の全幅に渡って
耐摩耗層4が設けられているのは、実施例4のバケット
ツース−1と同様に作業初期において鋤のような形状を
維持し良好に土を掘り起こすことができるからである。
また、図8(a)のE−E断面部分においてはその断面
図である図8(c)に示されているように両側が盛り上
がり側部突条12が形成され耐摩耗槽4は片側のみに形
成されている。ここで、図8(a)はそのバケットツー
スの上面1から見た平面図であり、図8(b)は側面図
であり、図8(c)は図8(a)のE−E断面図であ
る。なお、破線で示す部分は中空になっている。
トツースをボーキサイトの掘削作業に100時間用い
る。100時間後の、このバケットツースの摩耗形状が
図8(a),(b),(c)において二点鎖線で示され
ている。このように、摩耗後のバケットツースの先端は
丸くならず一側方に片寄って尖っているとともにその一
側方に片寄って肉厚を保持し片寄った鋤形状を形成して
おり、サイドツースとしての掘削作業の続行に支障のな
い形状を有している。
D≦15cm) 交互肉盛Aの効果を示すためにブルドーザのリッパポイ
ントに以下のように交互肉盛が施され評価される。
次のように肉盛を施すことにより試験体が作製される。
まず、実施例1と同様に図4の肉盛機構を用いることに
より、図9に示されているように長さ70mm、幅25
mm、厚さ6mmの硬質肉盛層20が土石の摩擦方向を
横切る方向に4本形成される。次に、図4の肉盛機構を
用い、溶接電流を295A、溶接電圧を32V、溶接速
度を25cm/分、ウィービングを1.5Hzで4mm
の振動幅に替え硬質粒子9を供給することなく、3本の
長さ70mm、幅20mm、厚さ6mmの軟質肉盛層2
1が前記4本の硬質肉盛層20の間に形成される。この
硬質肉盛層20と軟質肉盛層21とにより耐摩耗層4が
構成される。ここで、図9(a)は、このリッパポイン
トを上面1側から見た平面図であり、図9(b)は側面
図である。なお、破線で示す部分は中空になっている。
ブルドーザに装着され、平均粒径10cmの土石の掘削
が行われ、摩耗形状と硬質肉盛層の欠けの有無とが評価
される。32時間の掘削作業後、このリッパポイントは
図9に二点鎖線で示されているような摩耗形状を呈し、
硬質肉盛層20の欠けは発見されなかった。このように
本発明のリッパポイント[交互肉盛A]は摩耗後も先端
部が尖った形状を維持しており、欠けが見られないので
更に掘削に使用することができる。
D≧15cm) 交互肉盛Bの効果を示すためにブルドーザのリッパポイ
ントに以下のように交互肉盛が施されて評価される。
次のように肉盛を施すことにより試験体が作製される。
まず、実施例1と同様に図4の肉盛機構を用いることに
より、図10に示されているように長さ150mmの硬
質肉盛層20が土石の摩擦方向に2本形成される。次
に、図4の肉盛機構において硬質粒子9を供給すること
なく実施例6と同様の条件下に長さ160mmの軟質肉
盛層21が前記2本の硬質肉盛層20の間に形成され
る。この硬質肉盛層20と軟質肉盛層21とにより耐摩
耗層4が構成される。ここで、図10(a)は、このリ
ッパポイントを上面1側から見た平面図であり、図10
(b)は側面図である。なお、破線で示す部分は中空に
なっている。また、図10(b)のF−F断面図が図1
1に示されている。図11および図10(a)に示され
ているように2本の硬質肉盛層20はそれぞれ上側面の
幅が25mm、下側面の幅が30mm、厚さ6mmの略
台形の断面形状を有しており、それら2本の硬質肉盛層
20の間隔は上側が20mm、下側が10mmとなって
おり、したがって軟質肉盛層21は上側面の幅が20m
mとなり高さ10mmの略逆三角形の断面形状を有して
いる。
ブルドーザに装着され、ゆるめ発破をかけていないチャ
ート岩からなる岩盤のリッパ掘削が行なわれ、摩耗形状
と硬質肉盛層の欠けの有無とが評価される。また、掘削
される岩のサイズは10〜80cm(平均40cm程
度)である。2時間の掘削作業後、このリッパポイント
は図11に二点鎖線で示されているような摩耗形状を呈
し、硬質肉盛層20の欠けは発見されなかった。このよ
うに本発明のリッパポイント[交互肉盛B]は土石サイ
ズが大きい場合にも欠けが発生せず、摩耗後も先端部が
尖った形状を維持しているので長時間掘削に使用するこ
とができる。
層4はブルドーザのリッパポイント,油圧ショベルのバ
ケットツースの下面に設けられても、硬質肉盛層が欠け
にくいという前記実施例と同様の効果が得られ、さらに
耐摩耗性が高められる。
層の先端が常に鋭い掘削刃先を提供することにより地盤
への貫入性を常に良好に保つことができる。この耐摩耗
層が掘削刃先から後方に延びて形成されている突条上に
設けられているようにすれば、この突条部が肉厚である
とともにその突条部上に耐摩耗層が形成されていること
から他の部分より摩耗により消滅しにくくなって掘削刃
先から後方に延びるように設けられる耐摩耗層に沿う錐
体のような形状を保つことになる。さらに、この突条部
と背中合わせにして下面側にも突条部を形成すれば、こ
の下面側の突条部が摩耗代を稼ぐことになり前記錐体形
状が長期間維持されるようになる。
分に設けられる耐摩耗層が溝部内に設けられているよう
にすれば、この上面側の左右両側部分が肉厚となり摩耗
により消滅しにくくなって当該耐摩耗複合材が鋤のよう
な形状を保ことになり土を掘り起こす作業に好適であ
る、さらに、この下面側に上面側の溝部と背中合わせに
して突条部を形成すればその下面側の突条部が摩耗代を
稼ぐことになり前記鋤のような形状を保っている当該耐
摩耗複合材を長期間使用することができる。
質粒子を含んでなる硬質肉盛層と、軟質な材料よりなる
軟質肉盛層とを土石の摩擦方向に対応した方向に交互に
配置すれば損傷の生じにくい耐摩耗層が得られ耐摩耗複
合材の寿命が延びる。
る。
る。
トを示す図である。
を示す図である。
パポイントを示す図である。
リッパポイントを示す図である。
スを示す図である。
ットツースを示す図である。
ポイントを示す図である。
ッパポイントを示す図である。
層の断面図である。
示す図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 上面側と下面側とが先端において会合し
その会合部分が掘削刃先を形成してなる土石を削り取る
ための耐摩耗複合材であって、この耐摩耗複合材の上面
側に少なくともその上面側の一部にその掘削刃先から後
方に延びる耐摩耗層が設けられていることを特徴とする
耐摩耗複合材。 - 【請求項2】 前記耐摩耗複合材の上面側に少なくとも
その上面側の一部に設けられる掘削刃先から後方に延び
る耐摩耗層は、前記上面側の左右両側部分を除く部分に
設けられていることを特徴とする請求項1に記載の耐摩
耗複合材。 - 【請求項3】 前記耐摩耗複合材の上面側に少なくとも
その上面側の一部に設けられる掘削刃先から後方に延び
る耐摩耗層は、前記上面側の一側方に片寄って設けられ
ていることを特徴とする請求項1に記載の耐摩耗複合
材。 - 【請求項4】 前記掘削刃先から後方に延びる耐摩耗層
は、前記耐摩耗複合材の上面側にその掘削刃先から後方
に延びている突条部上に設けられていることを特徴とす
る請求項2または3に記載の耐摩耗複合材。 - 【請求項5】 前記耐摩耗複合材の下面側において前記
上面側に形成されている突条部と背中合わせにして前記
掘削刃先から後方に延びる突条部が形成されていること
を特徴とする請求項4に記載の耐摩耗複合材。 - 【請求項6】 前記掘削刃先から後方に延びる耐摩耗層
は、前記耐摩耗複合材の上面側にその掘削刃先から後方
に延びて形成されている溝部内に設けられていることを
特徴とする請求項2に記載の耐摩耗複合材。 - 【請求項7】 前記耐摩耗複合材の下面側において前記
上面側に形成されている溝部と背中合わせにして前記掘
削刃先から後方に延びる突条部が形成されていることを
特徴とする請求項6に記載の耐摩耗複合材。 - 【請求項8】 上面側と下面側とが先端において会合し
その会合部分が掘削刃先を形成してなる土石を削り取る
ための耐摩耗複合材であって、この耐摩耗複合材の上面
側のみにおいて、硬質粒子を含んでなる硬質肉盛層と、
軟質な材料よりなる軟質肉盛層とがそれぞれ土石の摩擦
方向を横切る方向に沿って縞を形成するようにその摩擦
方向に交互に配されてなる耐摩耗層が前記掘削刃先から
後方に延びるように設けられていることを特徴とする耐
摩耗複合材。 - 【請求項9】 上面側と下面側とが先端において会合し
その会合部分が掘削刃先を形成してなる土石を削り取る
ための耐摩耗複合材であって、この耐摩耗複合材の上面
側のみにおいて、硬質粒子を含んでなる硬質肉盛層と、
軟質な材料よりなる軟質肉盛層とがそれぞれ土石の摩擦
方向に沿って縞を形成するようにその摩擦方向を横切る
方向に交互に配されてなる耐摩耗層が前記掘削刃先から
後方に延びるように設けられていることを特徴とする耐
摩耗複合材。
Priority Applications (9)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18961494A JP3302184B2 (ja) | 1994-08-11 | 1994-08-11 | 耐摩耗複合材 |
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