JPH0854032A - 回転電機の制動装置 - Google Patents
回転電機の制動装置Info
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- JPH0854032A JPH0854032A JP6189261A JP18926194A JPH0854032A JP H0854032 A JPH0854032 A JP H0854032A JP 6189261 A JP6189261 A JP 6189261A JP 18926194 A JP18926194 A JP 18926194A JP H0854032 A JPH0854032 A JP H0854032A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 長時間使用可能な電磁式ブレーキ装置を主要
部とする回転電機の制動装置を提供すること。 【構成】 ブレーキコイルを巻装した電磁石を有し、こ
のブレーキコイルに電源装置より励磁回路を介して励磁
電流を通電し、そのブレーキシューを回転電機の回転子
に装着したブレーキリングに押圧して回転電機を停止さ
せる電磁式ブレーキ装置を備え、回転電機の制動停止の
際、ブレーキコイルに、回転電機のブレーキ開始速度か
ら停止までは電源装置より抵抗器を有しない励磁回路を
介して励磁電流を通電し、停止後は電源装置より抵抗器
を有する励磁回路を介して励磁電流を通電することを特
徴とする。
部とする回転電機の制動装置を提供すること。 【構成】 ブレーキコイルを巻装した電磁石を有し、こ
のブレーキコイルに電源装置より励磁回路を介して励磁
電流を通電し、そのブレーキシューを回転電機の回転子
に装着したブレーキリングに押圧して回転電機を停止さ
せる電磁式ブレーキ装置を備え、回転電機の制動停止の
際、ブレーキコイルに、回転電機のブレーキ開始速度か
ら停止までは電源装置より抵抗器を有しない励磁回路を
介して励磁電流を通電し、停止後は電源装置より抵抗器
を有する励磁回路を介して励磁電流を通電することを特
徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発電機,電動機等の回
転電機の運転停止に際し、回転電機に制動力を作用させ
て回転電機を制動停止させる回転電機の制動装置の改良
に関し、特に長時間の使用を可能にした回転電機の制動
装置に関する。
転電機の運転停止に際し、回転電機に制動力を作用させ
て回転電機を制動停止させる回転電機の制動装置の改良
に関し、特に長時間の使用を可能にした回転電機の制動
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、保守の簡略化を目的として、水力
発電所における水車発電設備は、水レス、オイルレス、
空気レス化の装置が採用されるようになり、発電機,電
動機等の回転電機の制動装置も、従来の油圧式,空気圧
式の装置の代わりに、電磁式ブレーキ装置を主要部とす
る制動装置が使用されるようになってきた。
発電所における水車発電設備は、水レス、オイルレス、
空気レス化の装置が採用されるようになり、発電機,電
動機等の回転電機の制動装置も、従来の油圧式,空気圧
式の装置の代わりに、電磁式ブレーキ装置を主要部とす
る制動装置が使用されるようになってきた。
【0003】図3は、電磁式ブレーキ装置を主要部とす
る従来の回転電機の制動装置の概要を示す概念図であ
る。
る従来の回転電機の制動装置の概要を示す概念図であ
る。
【0004】図3において、10は被制動回転電機、例
えば水車発電機の回転子、10aはその回転子主軸であ
り、10bは、回転子10の周面近傍の底面に装着され
たブレーキリングである。なお、水車発電機の固定子は
省略しており、また回転子主軸10aの図示下方には、
図示はしないが、水車が連結されている。
えば水車発電機の回転子、10aはその回転子主軸であ
り、10bは、回転子10の周面近傍の底面に装着され
たブレーキリングである。なお、水車発電機の固定子は
省略しており、また回転子主軸10aの図示下方には、
図示はしないが、水車が連結されている。
【0005】11は、水車発電機の制動装置の主要部を
なす電磁式ブレーキ装置であり、11aはそのブレーキ
シューである。ブレーキ装置11は、複数のものがブレ
ーキリング10bに沿って等配に設けられている。
なす電磁式ブレーキ装置であり、11aはそのブレーキ
シューである。ブレーキ装置11は、複数のものがブレ
ーキリング10bに沿って等配に設けられている。
【0006】図示はしないが、電磁式ブレーキ装置11
には、ブレーキコイルを巻装した電磁石が装備されてい
る。そして、このブレーキコイルに励磁電流が通電され
て励磁されると、上記のブレーキシュー11aが図示上
方に押し上げられ、上記の回転子10のブレーキリング
10bに押圧されて、回転子10に制動力を作用させる
ように構成されている。なお、図3においては、電磁式
ブレーキ装置11は、1個のみを示したが、水車発電機
の容量、或いは回転子の大きさに応じて複数個設けるよ
うにしても良い。
には、ブレーキコイルを巻装した電磁石が装備されてい
る。そして、このブレーキコイルに励磁電流が通電され
て励磁されると、上記のブレーキシュー11aが図示上
方に押し上げられ、上記の回転子10のブレーキリング
10bに押圧されて、回転子10に制動力を作用させる
ように構成されている。なお、図3においては、電磁式
ブレーキ装置11は、1個のみを示したが、水車発電機
の容量、或いは回転子の大きさに応じて複数個設けるよ
うにしても良い。
【0007】12は、上記の電磁式ブレーキ装置11の
直流電源装置である。この直流電源装置12は、回転子
主軸10aの近傍に設けられ、水車発電機の回転速度を
検出する回転速度検出装置13により、水車発電機のブ
レーキ開始速度が検出され、検出信号により、その開閉
が制御される電気接点14aを有する励磁回路14を介
して、電磁式ブレーキ装置11の上記ブレーキコイルに
接続され、電気接点14aの閉路によりブレーキコイル
に直流励磁電流を通電する。
直流電源装置である。この直流電源装置12は、回転子
主軸10aの近傍に設けられ、水車発電機の回転速度を
検出する回転速度検出装置13により、水車発電機のブ
レーキ開始速度が検出され、検出信号により、その開閉
が制御される電気接点14aを有する励磁回路14を介
して、電磁式ブレーキ装置11の上記ブレーキコイルに
接続され、電気接点14aの閉路によりブレーキコイル
に直流励磁電流を通電する。
【0008】次に、電磁式ブレーキ装置11を主要部と
する上記構成の従来の水車発電機の制動装置の動作を説
明する。
する上記構成の従来の水車発電機の制動装置の動作を説
明する。
【0009】水車発電機の運転中においては、水車発電
機の回転速度(定格回転速度)は、当然のことながら、
そのブレーキ開始速度より大きく、その回転子10に制
動力を作用させる必要はないので、回転速度検出装置1
3は、ブレーキ開始速度の検出動作をすることはなく、
電気接点14aにブレーキ開始検出信号を送出しないか
ら、電気接点14aは図示の如く開路状態におかれる。
したがって、電磁式ブレーキ装置11は、直流電源装置
12から切離されて休止しており、そのブレーキシュー
11aは図示の状態にある。
機の回転速度(定格回転速度)は、当然のことながら、
そのブレーキ開始速度より大きく、その回転子10に制
動力を作用させる必要はないので、回転速度検出装置1
3は、ブレーキ開始速度の検出動作をすることはなく、
電気接点14aにブレーキ開始検出信号を送出しないか
ら、電気接点14aは図示の如く開路状態におかれる。
したがって、電磁式ブレーキ装置11は、直流電源装置
12から切離されて休止しており、そのブレーキシュー
11aは図示の状態にある。
【0010】水車発電機の運転停止操作により、図示し
ない水車への導入水を遮断すると、水車発電機の回転子
10の回転速度は徐々に低下して行き、やがて制動力を
作用させるための予め定められた制動開始速度に達す
る。すると、回転速度検出装置13は、これを検出し
て、検出信号を送出し、電気接点14aを閉路させる。
ない水車への導入水を遮断すると、水車発電機の回転子
10の回転速度は徐々に低下して行き、やがて制動力を
作用させるための予め定められた制動開始速度に達す
る。すると、回転速度検出装置13は、これを検出し
て、検出信号を送出し、電気接点14aを閉路させる。
【0011】電気接点14aが閉路されると、電磁式ブ
レーキ装置11の図示しない電磁石に巻装されたブレー
キコイルに、直流電源装置12から励磁回路14を介し
て通常の励磁電流が通電され、電磁石のブレーキコイル
を励磁して、電磁石に通常の磁力を発生させる。
レーキ装置11の図示しない電磁石に巻装されたブレー
キコイルに、直流電源装置12から励磁回路14を介し
て通常の励磁電流が通電され、電磁石のブレーキコイル
を励磁して、電磁石に通常の磁力を発生させる。
【0012】したがって、電磁式ブレーキ装置11のブ
レーキシュー11aは、発生した通常の磁力により図示
上方に押し上げられ、回転子10のブレーキリング10
bに押圧され、回転子10に通常の制動力を作用させ
る。このようにして、電磁式ブレーキ装置11の通常の
制動作用により、回転子10の回転速度はさらに減速し
やがて停止する。
レーキシュー11aは、発生した通常の磁力により図示
上方に押し上げられ、回転子10のブレーキリング10
bに押圧され、回転子10に通常の制動力を作用させ
る。このようにして、電磁式ブレーキ装置11の通常の
制動作用により、回転子10の回転速度はさらに減速し
やがて停止する。
【0013】回転子10が停止すると、回転速度検出装
置13は、これを検出して検出信号を送出し、電気接点
14aを開路させ、ブレーキコイルへ通電していた直流
電源装置12からの励磁電流を遮断して電磁式ブレーキ
装置11の作動を休止させ、図示の状態に復帰させて一
連の水車発電機の制動制御は完了する。
置13は、これを検出して検出信号を送出し、電気接点
14aを開路させ、ブレーキコイルへ通電していた直流
電源装置12からの励磁電流を遮断して電磁式ブレーキ
装置11の作動を休止させ、図示の状態に復帰させて一
連の水車発電機の制動制御は完了する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで、電磁式ブレ
ーキ装置11が発生する磁力は、上記のように、電磁式
ブレーキ装置11に装備した電磁石のブレーキコイルに
励磁電流を通電すことにより得ているが、長時間使用し
て通常の励磁電流を通電し続けると、ブレーキコイルの
温度上昇は、その許容値を超過して、ブレーキコイルの
絶縁を破壊したり最悪の場合には、ブレーキコイルを溶
断したりする惧れがある。
ーキ装置11が発生する磁力は、上記のように、電磁式
ブレーキ装置11に装備した電磁石のブレーキコイルに
励磁電流を通電すことにより得ているが、長時間使用し
て通常の励磁電流を通電し続けると、ブレーキコイルの
温度上昇は、その許容値を超過して、ブレーキコイルの
絶縁を破壊したり最悪の場合には、ブレーキコイルを溶
断したりする惧れがある。
【0015】そのため、電磁式ブレーキ装置11の容
量、或いは制動時間は、上記のブレーキコイルの通常の
励磁電流による温度上昇により決定されることになり、
長時間連続して通電し、使用の状態にしておくことは困
難となる。
量、或いは制動時間は、上記のブレーキコイルの通常の
励磁電流による温度上昇により決定されることになり、
長時間連続して通電し、使用の状態にしておくことは困
難となる。
【0016】例えば水車発電機の場合、回転子10が制
動により回転を停止した後に、上記のように、電磁式ブ
レーキ装置11による制動を解除すると、原動機である
水車側からの外力(水車の漏水トルク等)により、水車
発電機の回転子10は、水車ランナと共に再び回転を始
める。この場合、回転子10は低速度で回転を継続する
が、その図示しない軸受の油膜は、低速度回転のため形
成されないから、軸受の焼損を招くことになる。
動により回転を停止した後に、上記のように、電磁式ブ
レーキ装置11による制動を解除すると、原動機である
水車側からの外力(水車の漏水トルク等)により、水車
発電機の回転子10は、水車ランナと共に再び回転を始
める。この場合、回転子10は低速度で回転を継続する
が、その図示しない軸受の油膜は、低速度回転のため形
成されないから、軸受の焼損を招くことになる。
【0017】そのため、水車発電機を長時間停止する場
合には、回転子10を制動停止した後に、上記のよう
に、電磁式ブレーキ装置11を休止させ、例えば、手動
式可搬ジャッキを使用して回転子10の回転を防止する
必要がある。
合には、回転子10を制動停止した後に、上記のよう
に、電磁式ブレーキ装置11を休止させ、例えば、手動
式可搬ジャッキを使用して回転子10の回転を防止する
必要がある。
【0018】以上述べたように、従来の電磁式ブレーキ
装置11には、使用上種々の問題があるため、漏水トル
クの大きな水車を原動機とする発電機等に対しては、そ
の使用は不可能であった。
装置11には、使用上種々の問題があるため、漏水トル
クの大きな水車を原動機とする発電機等に対しては、そ
の使用は不可能であった。
【0019】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、長時間使用可能な電磁式ブレー
キ装置を主要部とする回転電機の制動装置を提供するこ
とにある。
のであり、その目的は、長時間使用可能な電磁式ブレー
キ装置を主要部とする回転電機の制動装置を提供するこ
とにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、請求項1では、回転電機の回転速度を検
出する回転速度検出装置と、前記回転電機の回転子に装
着されたブレーキリングと、ブレーキコイルを巻装した
電磁石が装備され、前記ブレーキコイルに励磁電流を通
電すると、そのブレーキシューが前記ブレーキリングに
押圧されて前記回転電機の回転子に制動力を作用させる
電磁式ブレーキ装置と、電源から前記ブレーキコイルに
直接励磁電流を通電させる第1の励磁回路と、前記電源
から前記ブレーキコイルに抵抗器を介して励磁電流を通
電させる第2の励磁回路と、から成り、前記回転電機を
制動により停止させる際、前記回転速度検出装置によ
り、先ず、前記回転電機の回転速度が予定のブレーキ開
始速度に低下したことを検出して、前記第1の励磁回路
を介して前記ブレーキコイルに通常の励磁電流を通電
し、前記回転電機を通常の制動力により制動停止させ、
次に、前記回転電機が停止したことを検出して、前記第
1の励磁回路から前記第2の励磁回路に切換え、この第
2の励磁回路を介して前記ブレーキコイルに前記通常の
励磁電流より小さい励磁電流を通電し、前記回転電機に
前記通常の制動力より小さい制動力を作用させるように
制御することを特徴とする。
めに本発明は、請求項1では、回転電機の回転速度を検
出する回転速度検出装置と、前記回転電機の回転子に装
着されたブレーキリングと、ブレーキコイルを巻装した
電磁石が装備され、前記ブレーキコイルに励磁電流を通
電すると、そのブレーキシューが前記ブレーキリングに
押圧されて前記回転電機の回転子に制動力を作用させる
電磁式ブレーキ装置と、電源から前記ブレーキコイルに
直接励磁電流を通電させる第1の励磁回路と、前記電源
から前記ブレーキコイルに抵抗器を介して励磁電流を通
電させる第2の励磁回路と、から成り、前記回転電機を
制動により停止させる際、前記回転速度検出装置によ
り、先ず、前記回転電機の回転速度が予定のブレーキ開
始速度に低下したことを検出して、前記第1の励磁回路
を介して前記ブレーキコイルに通常の励磁電流を通電
し、前記回転電機を通常の制動力により制動停止させ、
次に、前記回転電機が停止したことを検出して、前記第
1の励磁回路から前記第2の励磁回路に切換え、この第
2の励磁回路を介して前記ブレーキコイルに前記通常の
励磁電流より小さい励磁電流を通電し、前記回転電機に
前記通常の制動力より小さい制動力を作用させるように
制御することを特徴とする。
【0021】また、請求項2では、回転電機の回転速度
を検出する回転速度検出装置と、前記回転電機の回転子
に装着されたブレーキリングと、ブレーキコイルを巻装
した電磁石が装備され、前記ブレーキコイルに励磁電流
を通電すると、そのブレーキシューが前記ブレーキリン
グに押圧されて前記回転電機の回転子に制動力を作用さ
せる電磁式ブレーキ装置と、前記回転速度検出装置から
信号を受けて前記ブレーキコイルに励磁電流を供給する
可変電圧の電源装置と、から成り、前記回転電機を制動
により停止させる際、前記回転速度検出装置により、先
ず、前記回転電機の回転速度が予定のブレーキ開始速度
に低下したことを検出して、前記電源装置によって前記
ブレーキコイルに通常の励磁電流を通電し、前記回転電
機を通常の制動力により制動停止させ、次に、前記回転
電機が停止したことを検出して、前記電源装置によって
前記ブレーキコイルに前記通常の励磁電流より小さい励
磁電流を通電し、前記回転電機に前記通常の制動力より
小さい制動力を作用させるように制御することを特徴と
する。
を検出する回転速度検出装置と、前記回転電機の回転子
に装着されたブレーキリングと、ブレーキコイルを巻装
した電磁石が装備され、前記ブレーキコイルに励磁電流
を通電すると、そのブレーキシューが前記ブレーキリン
グに押圧されて前記回転電機の回転子に制動力を作用さ
せる電磁式ブレーキ装置と、前記回転速度検出装置から
信号を受けて前記ブレーキコイルに励磁電流を供給する
可変電圧の電源装置と、から成り、前記回転電機を制動
により停止させる際、前記回転速度検出装置により、先
ず、前記回転電機の回転速度が予定のブレーキ開始速度
に低下したことを検出して、前記電源装置によって前記
ブレーキコイルに通常の励磁電流を通電し、前記回転電
機を通常の制動力により制動停止させ、次に、前記回転
電機が停止したことを検出して、前記電源装置によって
前記ブレーキコイルに前記通常の励磁電流より小さい励
磁電流を通電し、前記回転電機に前記通常の制動力より
小さい制動力を作用させるように制御することを特徴と
する。
【0022】また、請求項3では、回転電機の回転速度
を検出する回転速度検出装置と、前記回転電機の回転子
に装着されたブレーキリングと、その基端が取付けられ
る中心軸により予定の時間間隔をもって予定の角度回動
する摺動子とこの摺動子が前記予定の角度回動する毎に
摺接する複数の切換接触子とを備えた切換器と、前記複
数の切換接触子にそれぞれその一端がそれぞれ導線を介
して接続されると共にそれぞれの他端が一括して電源装
置に接続される複数のブレーキコイルを別個に巻装した
複数の電磁石が装備され、前記複数のブレーキコイルに
励磁電流を通電すると、前記複数の電磁石のそれぞれの
ブレーキシューが前記ブレーキリングに押圧されて前記
回転電機の回転子に制動力を作用させる複数の電磁式ブ
レーキ装置と、前記電源装置と前記複数の切換接触子中
の1つとの間および前記複数の切換接触子に前記複数の
ブレーキコイルの一端を接続する前記導線と導線との間
を接続して前記複数のブレーキコイルに同時に励磁電流
を通電させる第1の励磁回路を形成する複数の接点およ
び前記電源装置と前記摺動子との間を接続して前記複数
のブレーキコイルに別個に予定時間励磁電流を通電させ
る第2の励磁回路を形成する1つの接点を備え、前記回
転速度検出装置の出力信号により前記複数の接点と1つ
の接点とが切換制御される切換接点と、から成り、前記
回転電機を制動により停止させる際、前記回転速度検出
装置により、先ず、前記回転電機の回転速度が予定のブ
レーキ開始速度に低下したことを検出して、前記第1の
励磁回路を介して前記複数のブレーキコイルに同時に励
磁電流を通電し、前記回転電機を前記複数の電磁式ブレ
ーキ装置により制動停止させ、次に、前記回転電機が停
止したことを検出して、前記第1の励磁回路から前記第
2の励磁回路に切換え、この第2の励磁回路を介して前
記複数のブレーキコイルに順次励磁電流を予定時間通電
し、前記回転電機に前記複数の電磁式ブレーキ装置の中
の一部により順次予定時間制動力を作用させるように制
御することを特徴とする。
を検出する回転速度検出装置と、前記回転電機の回転子
に装着されたブレーキリングと、その基端が取付けられ
る中心軸により予定の時間間隔をもって予定の角度回動
する摺動子とこの摺動子が前記予定の角度回動する毎に
摺接する複数の切換接触子とを備えた切換器と、前記複
数の切換接触子にそれぞれその一端がそれぞれ導線を介
して接続されると共にそれぞれの他端が一括して電源装
置に接続される複数のブレーキコイルを別個に巻装した
複数の電磁石が装備され、前記複数のブレーキコイルに
励磁電流を通電すると、前記複数の電磁石のそれぞれの
ブレーキシューが前記ブレーキリングに押圧されて前記
回転電機の回転子に制動力を作用させる複数の電磁式ブ
レーキ装置と、前記電源装置と前記複数の切換接触子中
の1つとの間および前記複数の切換接触子に前記複数の
ブレーキコイルの一端を接続する前記導線と導線との間
を接続して前記複数のブレーキコイルに同時に励磁電流
を通電させる第1の励磁回路を形成する複数の接点およ
び前記電源装置と前記摺動子との間を接続して前記複数
のブレーキコイルに別個に予定時間励磁電流を通電させ
る第2の励磁回路を形成する1つの接点を備え、前記回
転速度検出装置の出力信号により前記複数の接点と1つ
の接点とが切換制御される切換接点と、から成り、前記
回転電機を制動により停止させる際、前記回転速度検出
装置により、先ず、前記回転電機の回転速度が予定のブ
レーキ開始速度に低下したことを検出して、前記第1の
励磁回路を介して前記複数のブレーキコイルに同時に励
磁電流を通電し、前記回転電機を前記複数の電磁式ブレ
ーキ装置により制動停止させ、次に、前記回転電機が停
止したことを検出して、前記第1の励磁回路から前記第
2の励磁回路に切換え、この第2の励磁回路を介して前
記複数のブレーキコイルに順次励磁電流を予定時間通電
し、前記回転電機に前記複数の電磁式ブレーキ装置の中
の一部により順次予定時間制動力を作用させるように制
御することを特徴とする。
【0023】
【作用】請求項1では、回転電機を制動停止させる際、
回転速度検出装置により、回転電機の回転速度がブレー
キ開始速度に低下したことを検出して、第1の励磁回路
を介してブレーキコイルに通常の励磁電流を通電し、回
転電機を通常の制動力により制動停止させ、次に、回転
電機が停止したことを検出して、第1の励磁回路から抵
抗器を有する第2の励磁回路に切換え、この第2の励磁
回路を介してブレーキコイルに上記の通常の励磁電流よ
り小さい励磁電流を通電し、上記の通常の制動力より小
さい制動力を作用させるようにしたから、長時間の使用
が可能となる。
回転速度検出装置により、回転電機の回転速度がブレー
キ開始速度に低下したことを検出して、第1の励磁回路
を介してブレーキコイルに通常の励磁電流を通電し、回
転電機を通常の制動力により制動停止させ、次に、回転
電機が停止したことを検出して、第1の励磁回路から抵
抗器を有する第2の励磁回路に切換え、この第2の励磁
回路を介してブレーキコイルに上記の通常の励磁電流よ
り小さい励磁電流を通電し、上記の通常の制動力より小
さい制動力を作用させるようにしたから、長時間の使用
が可能となる。
【0024】請求項2では、回転速度検出装置の検出信
号を可変電圧の電源装置が受け、制動時と停止保持時に
応じたそれぞれの電流を直接ブレーキ装置に供給するよ
うにしたから、装置を簡単に構成しつつも長時間の使用
が可能となる。
号を可変電圧の電源装置が受け、制動時と停止保持時に
応じたそれぞれの電流を直接ブレーキ装置に供給するよ
うにしたから、装置を簡単に構成しつつも長時間の使用
が可能となる。
【0025】また、請求項3では、回転速度検出装置に
より、回転電機の回転速度がブレーキ開始速度に低下し
たことを検出し、第1の励磁回路を介して複数の全電磁
式ブレーキ装置により回転電機を制動停止させ、次に、
回転電機が停止したことを検出して、第1の励磁回路か
ら切換器を有する第2の励磁回路に切換え、この第2の
励磁回路を介して複数の電磁式ブレーキ装置を予定時間
毎に順次切換え、常時1つの電磁式ブレーキ装置により
制動力を作用させるようにしたから、長時間の使用が可
能となる。
より、回転電機の回転速度がブレーキ開始速度に低下し
たことを検出し、第1の励磁回路を介して複数の全電磁
式ブレーキ装置により回転電機を制動停止させ、次に、
回転電機が停止したことを検出して、第1の励磁回路か
ら切換器を有する第2の励磁回路に切換え、この第2の
励磁回路を介して複数の電磁式ブレーキ装置を予定時間
毎に順次切換え、常時1つの電磁式ブレーキ装置により
制動力を作用させるようにしたから、長時間の使用が可
能となる。
【0026】
【実施例】以下、図面を参照して本発明を説明するが、
本発明の説明に先立って、先ず、本発明の原理を述べ
る。
本発明の説明に先立って、先ず、本発明の原理を述べ
る。
【0027】本発明の目的は、既述のように、電磁式ブ
レーキ装置を長時間使用可能にしようとするものであ
る。
レーキ装置を長時間使用可能にしようとするものであ
る。
【0028】通常、一度停止した回転子を、再び起動す
るのに必要とする力は、回転中の回転子を制動するのに
要する力に比べ、遥かに大きくなる。そのため、停止中
の回転電機の回転子を停止させておくのに要する制動力
は、通常の制動時の1/10程度の制動力で十分であ
る。
るのに必要とする力は、回転中の回転子を制動するのに
要する力に比べ、遥かに大きくなる。そのため、停止中
の回転電機の回転子を停止させておくのに要する制動力
は、通常の制動時の1/10程度の制動力で十分であ
る。
【0029】さて、電磁式ブレーキ装置の磁力(制動
力)の強さは、そのブレーキコイルへ通電する励磁電流
の大きさに比例する。したがって、停止中の回転電機の
制動力を1/10にするには、ブレーキコイルへ通電す
る励磁電流の大きさを、通常の制動時の励磁電流の1/
10にしてやればよい。そして、励磁電流を1/10に
減少すれば、ブレーキコイルの温度上昇も抑制され、通
常の制動時においては、短時間定格であった電磁式ブレ
ーキ装置を、連続定格の電磁式ブレーキ装置として使用
することができるようになり、長時間の使用が可能とな
る。
力)の強さは、そのブレーキコイルへ通電する励磁電流
の大きさに比例する。したがって、停止中の回転電機の
制動力を1/10にするには、ブレーキコイルへ通電す
る励磁電流の大きさを、通常の制動時の励磁電流の1/
10にしてやればよい。そして、励磁電流を1/10に
減少すれば、ブレーキコイルの温度上昇も抑制され、通
常の制動時においては、短時間定格であった電磁式ブレ
ーキ装置を、連続定格の電磁式ブレーキ装置として使用
することができるようになり、長時間の使用が可能とな
る。
【0030】また、複数の電磁式ブレーキ装置を備えた
大型の回転電機においては、停止中に、全ての電磁式ブ
レーキ装置を用いて回転子に制動力を作用させておく必
要はなく、1台を使用すれば十分である。
大型の回転電機においては、停止中に、全ての電磁式ブ
レーキ装置を用いて回転子に制動力を作用させておく必
要はなく、1台を使用すれば十分である。
【0031】そこで、回転電機の制動開始速度から停止
に至るまでの間は、全ての電磁式ブレーキ装置を用いて
通常の制動停止を行ない、停止後は、複数の電磁式ブレ
ーキ装置の中から使用する電磁式ブレーキ装置を順次切
換えて、常時1台を適宜の時間だけ使用するようにすれ
ばよい。このようにすると、電磁式ブレーキ装置の使用
時間に対し、休止時間の方が遥かに長くなり、この休止
時間中に、使用により温度上昇したブレーキコイルは十
分に冷却される。その結果、上記の場合と同様に、通常
の制動時においては、短時間定格であった電磁式ブレー
キ装置を、実質的に連続定格の電磁式ブレーキ装置とし
て使用することができるようになり、長時間の使用が可
能となる。
に至るまでの間は、全ての電磁式ブレーキ装置を用いて
通常の制動停止を行ない、停止後は、複数の電磁式ブレ
ーキ装置の中から使用する電磁式ブレーキ装置を順次切
換えて、常時1台を適宜の時間だけ使用するようにすれ
ばよい。このようにすると、電磁式ブレーキ装置の使用
時間に対し、休止時間の方が遥かに長くなり、この休止
時間中に、使用により温度上昇したブレーキコイルは十
分に冷却される。その結果、上記の場合と同様に、通常
の制動時においては、短時間定格であった電磁式ブレー
キ装置を、実質的に連続定格の電磁式ブレーキ装置とし
て使用することができるようになり、長時間の使用が可
能となる。
【0032】次に、上記の原理に基ずく本発明の回転電
機の制動装置を説明する。
機の制動装置を説明する。
【0033】図1は、本発明の一実施例を示し、電磁式
ブレーキ装置を主要部とする回転電機の制動装置の概念
図であり、図3の同一部分には同一符号を付しているの
で、それらの詳細な説明は省略する。
ブレーキ装置を主要部とする回転電機の制動装置の概念
図であり、図3の同一部分には同一符号を付しているの
で、それらの詳細な説明は省略する。
【0034】図1において、10は被制動回転電機、例
えば水車発電機の回転子、10aは回転子主軸、10b
はブレーキリング、11は電磁式ブレーキ装置、11a
はブーレーキシュー、12は直流電源装置、13は回転
速度検出装置である。
えば水車発電機の回転子、10aは回転子主軸、10b
はブレーキリング、11は電磁式ブレーキ装置、11a
はブーレーキシュー、12は直流電源装置、13は回転
速度検出装置である。
【0035】図1と図3とで異なる点は、図3における
励磁回路14を、図1においては、2つの励磁回路15
と16とに分割した点と、図3における電気接点14a
を、図1においては切換接点17に変更すると共に、図
示はしないが、切換接点17を切換動作させるに伴う回
転速度検出装置13の出力信号を変更した点のみであり
以下、詳細に説明する。
励磁回路14を、図1においては、2つの励磁回路15
と16とに分割した点と、図3における電気接点14a
を、図1においては切換接点17に変更すると共に、図
示はしないが、切換接点17を切換動作させるに伴う回
転速度検出装置13の出力信号を変更した点のみであり
以下、詳細に説明する。
【0036】すなわち、図1において、15は第1の励
磁回路であり、図3における励磁回路14と等価であ
る。16は第2の励磁回路であり、回路の中に、抵抗器
16aが挿入される。
磁回路であり、図3における励磁回路14と等価であ
る。16は第2の励磁回路であり、回路の中に、抵抗器
16aが挿入される。
【0037】17は、回転速度検出装置13によりその
切換操作が制御される切換接点であり、水車発電機の回
転速度をN、水車発電機の予め定めた制動開始速度をN
bとすると、図1における切換接点17の切換条件は下
記の通りである。
切換操作が制御される切換接点であり、水車発電機の回
転速度をN、水車発電機の予め定めた制動開始速度をN
bとすると、図1における切換接点17の切換条件は下
記の通りである。
【0038】N>Nb 図示の位置 N≦Nb 図示下方接点を閉路 停止時 図示上方接点を閉路 次に、上記構成の本発明装置の動作を説明する。
【0039】水車発電機の運転停止操作により、図示し
ない水車への導入水を遮断すると、回転子10の回転速
度は徐々に低下して行き、やがて制動力を作用させるた
めの予め定められた制動開始速度に達する。すると、回
転速度検出装置13は、これを検出し検出信号を送出し
て、切換接点17を図示下方に作動させ、下方接点を閉
路させる。
ない水車への導入水を遮断すると、回転子10の回転速
度は徐々に低下して行き、やがて制動力を作用させるた
めの予め定められた制動開始速度に達する。すると、回
転速度検出装置13は、これを検出し検出信号を送出し
て、切換接点17を図示下方に作動させ、下方接点を閉
路させる。
【0040】切換接点17の下方接点が閉路されると、
電磁式ブレーキ装置11の図示しない電磁石に巻装され
たブレーキコイルに、直流電源装置12から第1の励磁
回路15を介して通常の励磁電流が通電され、電磁石の
ブレーキコイルを励磁して、電磁石に磁力を発生させ
る。
電磁式ブレーキ装置11の図示しない電磁石に巻装され
たブレーキコイルに、直流電源装置12から第1の励磁
回路15を介して通常の励磁電流が通電され、電磁石の
ブレーキコイルを励磁して、電磁石に磁力を発生させ
る。
【0041】したがって、電磁式ブレーキ装置11のブ
レーキシュー11aは、発生した磁力により図示上方に
押上げられ、回転子10のブレーキリング10bに押圧
されて回転子10に通常の制動力を作用させる。
レーキシュー11aは、発生した磁力により図示上方に
押上げられ、回転子10のブレーキリング10bに押圧
されて回転子10に通常の制動力を作用させる。
【0042】この時の電磁式ブレーキ装置11のブレー
キコイルに通電する励磁電流の大きさは、水車発電機の
回転子10のはずみ車効果、図示しない軸受の潤滑油の
攪拌損失、電磁式ブレーキ装置11の容量および数に応
じて異なる。
キコイルに通電する励磁電流の大きさは、水車発電機の
回転子10のはずみ車効果、図示しない軸受の潤滑油の
攪拌損失、電磁式ブレーキ装置11の容量および数に応
じて異なる。
【0043】以下に示すのは、水車発電機に適用された
電磁式ブレーキ装置の一例である。 ブレーキコイルの総巻数 ; 1656ターン ブレーキコイルの抵抗値 ; 4.85オーム 電源装置の電圧 ; DC 100V ブレーキコイルの励磁電流 ; 20.6A ブレーキシューの押上げ力 ; 600Kg 上記に一例として示した電磁式ブレーキ装置11の制動
作用により、回転子10の回転速度はさらに減速し、回
転子10は、やがて制動停止する。
電磁式ブレーキ装置の一例である。 ブレーキコイルの総巻数 ; 1656ターン ブレーキコイルの抵抗値 ; 4.85オーム 電源装置の電圧 ; DC 100V ブレーキコイルの励磁電流 ; 20.6A ブレーキシューの押上げ力 ; 600Kg 上記に一例として示した電磁式ブレーキ装置11の制動
作用により、回転子10の回転速度はさらに減速し、回
転子10は、やがて制動停止する。
【0044】回転子10が停止すると、回転速度検出装
置13は、これを検出し検出信号を送出して、切換接点
17を図示上方に切換え、下方接点を開路し上方接点を
閉路させる。その結果電磁式ブレーキ装置11のブレー
キコイルの励磁電流は、直流電源装置12より抵抗器1
6aを有する第2の励磁回路16を介して通電されるこ
とになる。この場合抵抗器16aの抵抗値は、ブレーキ
コイルの励磁電流の大きさを、上記の通常の値の1/1
0程度に低下させる値に選定される。つまり、水車発電
機の停止後におけるブレーキコイルへの印加電圧は、通
常の制動時の電源電圧が100Vなので10Vとなる。
置13は、これを検出し検出信号を送出して、切換接点
17を図示上方に切換え、下方接点を開路し上方接点を
閉路させる。その結果電磁式ブレーキ装置11のブレー
キコイルの励磁電流は、直流電源装置12より抵抗器1
6aを有する第2の励磁回路16を介して通電されるこ
とになる。この場合抵抗器16aの抵抗値は、ブレーキ
コイルの励磁電流の大きさを、上記の通常の値の1/1
0程度に低下させる値に選定される。つまり、水車発電
機の停止後におけるブレーキコイルへの印加電圧は、通
常の制動時の電源電圧が100Vなので10Vとなる。
【0045】このようにして、ブレーキコイルの励磁電
流の大きさを低下させ、ブレーキコイルの温度上昇を抑
制することにより、水車発電機の停止後においては、電
磁式ブレーキ装置11を実質的に連続定格の装置として
使用することができ、長時間連続して使用することが可
能となる。
流の大きさを低下させ、ブレーキコイルの温度上昇を抑
制することにより、水車発電機の停止後においては、電
磁式ブレーキ装置11を実質的に連続定格の装置として
使用することができ、長時間連続して使用することが可
能となる。
【0046】上記実施例においては、ブレーキコイルへ
の通電電流を回路15、16の切替えによって変える
が、直流電源装置12をサイリスタ等を用いた可変電圧
電源装置とし、回転速度検出装置13の信号をこの可変
電源装置に入れ、制動時と停止保持時に応じたそれぞれ
の電流をじかにブレーキ装置11に供給するように構成
することもできる。
の通電電流を回路15、16の切替えによって変える
が、直流電源装置12をサイリスタ等を用いた可変電圧
電源装置とし、回転速度検出装置13の信号をこの可変
電源装置に入れ、制動時と停止保持時に応じたそれぞれ
の電流をじかにブレーキ装置11に供給するように構成
することもできる。
【0047】また、上記の原理により、停止中の回転電
機の回転子を停止させておくのに要する制動力は、通常
の制動時の1/10程度の制動力で十分である。したが
って、複数の電磁式ブレーキ装置を備えた大形の回転電
機においては、停止中に、全ての電磁式ブレーキ装置を
用いて回転子に制動力を作用させておく必要はなく、1
台を使用すれば十分である。
機の回転子を停止させておくのに要する制動力は、通常
の制動時の1/10程度の制動力で十分である。したが
って、複数の電磁式ブレーキ装置を備えた大形の回転電
機においては、停止中に、全ての電磁式ブレーキ装置を
用いて回転子に制動力を作用させておく必要はなく、1
台を使用すれば十分である。
【0048】そこで、回転電機の制動開始速度から停止
に至るまでの間は、全ての電磁式ブレーキ装置を用いて
通常の制動停止を行ない、停止後は、複数の電磁式ブレ
ーキ装置の中から使用する電磁式ブレーキ装置を順次切
換えて、常時1台を適宜の時間だけ使用するようにすれ
ばよい。このようにすると、電磁式ブレーキ装置の使用
時間に対し、休止時間の方が遥かに長くなり、この休止
時間中に、使用により温度上昇したブレーキコイルは十
分に冷却される。その結果、上記の場合と同様に、通常
の制動時においては、短時間定格であった電磁式ブレー
キ装置を、実質的に連続定格の電磁式ブレーキ装置とし
て使用することができるようになり、長時間の使用が可
能となる。
に至るまでの間は、全ての電磁式ブレーキ装置を用いて
通常の制動停止を行ない、停止後は、複数の電磁式ブレ
ーキ装置の中から使用する電磁式ブレーキ装置を順次切
換えて、常時1台を適宜の時間だけ使用するようにすれ
ばよい。このようにすると、電磁式ブレーキ装置の使用
時間に対し、休止時間の方が遥かに長くなり、この休止
時間中に、使用により温度上昇したブレーキコイルは十
分に冷却される。その結果、上記の場合と同様に、通常
の制動時においては、短時間定格であった電磁式ブレー
キ装置を、実質的に連続定格の電磁式ブレーキ装置とし
て使用することができるようになり、長時間の使用が可
能となる。
【0049】図2は、本発明の他の実施例の主要部を示
す接続図であり、図1の同一部分には同一符号を付して
いる。なお、本実施例における被制動回転電機には、6
つの同一仕様の電磁式ブレーキ装置11が備えられてい
る場合を示す。
す接続図であり、図1の同一部分には同一符号を付して
いる。なお、本実施例における被制動回転電機には、6
つの同一仕様の電磁式ブレーキ装置11が備えられてい
る場合を示す。
【0050】図2において、11c1乃至11c6は、
それぞれ、上記6つの同一仕様の電磁式ブレーキ装置1
1に装備された電磁石のブレーキコイルである。12は
直流電源装置、13は回転電機の回転速度を検出する回
転速度検出装置である。
それぞれ、上記6つの同一仕様の電磁式ブレーキ装置1
1に装備された電磁石のブレーキコイルである。12は
直流電源装置、13は回転電機の回転速度を検出する回
転速度検出装置である。
【0051】18は切換器である。この切換器18に
は、制御電源が接続されると、予め定められた時間が経
過する毎に駆動信号を出力する発信器18aが設けら
れ、さらに、切換器18の中央位置には、上記の駆動信
号を受信する毎に60度づつ、例えば時計方向に回動す
るステップモータ18bが設けられている。そして、こ
のステップモータ18bの回転軸18cには、摺動子1
8dの基端が取付けられ、この回転軸18cを中心とし
て、相互間の中心角が60度毎の等距離の位置に6個の
切換接触子18eが配置されているから、これら6個の
切換接触子18eの頭部に、上記摺動子18dが回動す
る毎に、その先端が時計方向に順次切換えられて摺接す
るように構成されている。
は、制御電源が接続されると、予め定められた時間が経
過する毎に駆動信号を出力する発信器18aが設けら
れ、さらに、切換器18の中央位置には、上記の駆動信
号を受信する毎に60度づつ、例えば時計方向に回動す
るステップモータ18bが設けられている。そして、こ
のステップモータ18bの回転軸18cには、摺動子1
8dの基端が取付けられ、この回転軸18cを中心とし
て、相互間の中心角が60度毎の等距離の位置に6個の
切換接触子18eが配置されているから、これら6個の
切換接触子18eの頭部に、上記摺動子18dが回動す
る毎に、その先端が時計方向に順次切換えられて摺接す
るように構成されている。
【0052】上記の6個の切換接触子18eには、それ
ぞれ、ブレーキコイル11c1乃至11c6の一端が接
続され、ブレーキコイル11c1乃至11c6の他端は
一括して直流電源装置12のN(負)極に接続される。
ぞれ、ブレーキコイル11c1乃至11c6の一端が接
続され、ブレーキコイル11c1乃至11c6の他端は
一括して直流電源装置12のN(負)極に接続される。
【0053】19は、回転速度検出装置13より送出さ
れる検出信号により切換制御される切換接点である。こ
の切換接点19の第1接点19aは、直流電源装置12
のP(正)極と切換器18の第1切換接触子18e1と
の間に接続され、第2接点19b乃至第6接点19fの
5個の接点は、それぞれ、6つのブレーキコイル11c
1乃至11c6のそれぞれの一端を切換接触子18eに
接続する6本の導線と導線との間に接続される。そし
て、これらの第1接点19a乃至第6接点19fが閉路
すると、直流電源装置12から6つのブレーキコイル1
1c1乃至11c6に励磁電流を同時に通電する第1の
励磁回路を構成する。
れる検出信号により切換制御される切換接点である。こ
の切換接点19の第1接点19aは、直流電源装置12
のP(正)極と切換器18の第1切換接触子18e1と
の間に接続され、第2接点19b乃至第6接点19fの
5個の接点は、それぞれ、6つのブレーキコイル11c
1乃至11c6のそれぞれの一端を切換接触子18eに
接続する6本の導線と導線との間に接続される。そし
て、これらの第1接点19a乃至第6接点19fが閉路
すると、直流電源装置12から6つのブレーキコイル1
1c1乃至11c6に励磁電流を同時に通電する第1の
励磁回路を構成する。
【0054】また、切換接点19の第7接点19gは、
図示しない制御電源と発信機18aとの間に接続され、
さらに、第8接点19hは、直流電源装置12のP
(正)極と切換器18の摺動子18bとの間に接続され
る。そして、これらの第7接点19g、第8接点19h
が閉路(この時、第1接点19a乃至第6接点19fは
開路)すると、上記のステップモータ18bの作動によ
り、切換器18の摺動子18dが予定の時間間隔をもっ
てステップ状に回動し、切換接触子18eの頭部に順次
摺接して、直流電源装置12から6つのブレーキコイル
11c1乃至11c6に、順次予定の時間、励磁電流を
通電する第2の励磁回路を構成する。
図示しない制御電源と発信機18aとの間に接続され、
さらに、第8接点19hは、直流電源装置12のP
(正)極と切換器18の摺動子18bとの間に接続され
る。そして、これらの第7接点19g、第8接点19h
が閉路(この時、第1接点19a乃至第6接点19fは
開路)すると、上記のステップモータ18bの作動によ
り、切換器18の摺動子18dが予定の時間間隔をもっ
てステップ状に回動し、切換接触子18eの頭部に順次
摺接して、直流電源装置12から6つのブレーキコイル
11c1乃至11c6に、順次予定の時間、励磁電流を
通電する第2の励磁回路を構成する。
【0055】次に上記構成の本発明の他の実施例の動作
を図2を参照しつつ説明する。
を図2を参照しつつ説明する。
【0056】水車発電機の運転中の速度は、定格速度で
あるから回転速度検出装置13は動作せず、切換接点1
9の各々の接点は開路し、図示の状態にある。したがっ
て、切換器18も動作せず、その摺動子18dは例えば
図示の位置に停止している。水車発電機の運転停止操作
により、回転子10の回転速度は徐々に低下して予定の
制動開始速度に達すると、回転速度検出装置13は、こ
れを検出して検出信号を送出し、切換接点19を図示左
方に作動させて、その第1接点19a乃至第6接点19
fを閉路させる。
あるから回転速度検出装置13は動作せず、切換接点1
9の各々の接点は開路し、図示の状態にある。したがっ
て、切換器18も動作せず、その摺動子18dは例えば
図示の位置に停止している。水車発電機の運転停止操作
により、回転子10の回転速度は徐々に低下して予定の
制動開始速度に達すると、回転速度検出装置13は、こ
れを検出して検出信号を送出し、切換接点19を図示左
方に作動させて、その第1接点19a乃至第6接点19
fを閉路させる。
【0057】その結果、各々の電磁式ブレーキ装置11
のブレーキコイル11c1乃至11c6に、直流電源装
置12から第1の励磁回路を介して励磁電流が通電さ
れ、各々の電磁石に磁力を発生させる。したがって、各
々の電磁式ブレーキ装置11の各ブレーキシュー11a
は、発生した磁力により図示上方に押上げられ、回転子
10のブレーキリング10bに押圧されて回転子10に
制動力を作用させ、この制動作用により回転子10の回
転速度はさらに減速し、回転子10はやがて制動停止す
る。
のブレーキコイル11c1乃至11c6に、直流電源装
置12から第1の励磁回路を介して励磁電流が通電さ
れ、各々の電磁石に磁力を発生させる。したがって、各
々の電磁式ブレーキ装置11の各ブレーキシュー11a
は、発生した磁力により図示上方に押上げられ、回転子
10のブレーキリング10bに押圧されて回転子10に
制動力を作用させ、この制動作用により回転子10の回
転速度はさらに減速し、回転子10はやがて制動停止す
る。
【0058】回転子10が停止すると、回転速度検出装
置13は、これを検出し検出信号を送出して、切換接点
19を図示右方に切換え、その第1接点19a乃至第6
接点19fを開路させ、同時に、その第7接点19gと
第8接点19hとを閉路させる。その結果、各々の電磁
式ブレーキ装置11の各ブレーキコイル11c1乃至1
1c6の励磁電流は遮断され、各々の電磁式ブレーキ装
置11休止に入る。
置13は、これを検出し検出信号を送出して、切換接点
19を図示右方に切換え、その第1接点19a乃至第6
接点19fを開路させ、同時に、その第7接点19gと
第8接点19hとを閉路させる。その結果、各々の電磁
式ブレーキ装置11の各ブレーキコイル11c1乃至1
1c6の励磁電流は遮断され、各々の電磁式ブレーキ装
置11休止に入る。
【0059】しかしその直後に、ブレーキコイル11c
1には、切換接点19の第8接点19hの閉路により、
直流電源装置12から第8接点19h、摺動子18d
(第2の励磁回路)を介して励磁電流が通電され、ブレ
ーキコイル11c1を備えた電磁式ブレーキ装置11の
みにより回転子10は制動される。
1には、切換接点19の第8接点19hの閉路により、
直流電源装置12から第8接点19h、摺動子18d
(第2の励磁回路)を介して励磁電流が通電され、ブレ
ーキコイル11c1を備えた電磁式ブレーキ装置11の
みにより回転子10は制動される。
【0060】また、切換接点19の第7接点19gの閉
路により、発信機18aは、図示しない制御電源に接続
されるから動作を開始し、ステップモータ18bに予定
の時間間隔をもって駆動信号を送出する。ステップモー
タ18bは、この駆動信号を受信する毎に60度づつ時
計方向に回動するから、その回転軸18cに基端が取付
けられた摺動子18dも60度づつ時計方向に回動し、
その先端は切換接触子18eの頭部に時計方向に順次切
換えられて摺接する。
路により、発信機18aは、図示しない制御電源に接続
されるから動作を開始し、ステップモータ18bに予定
の時間間隔をもって駆動信号を送出する。ステップモー
タ18bは、この駆動信号を受信する毎に60度づつ時
計方向に回動するから、その回転軸18cに基端が取付
けられた摺動子18dも60度づつ時計方向に回動し、
その先端は切換接触子18eの頭部に時計方向に順次切
換えられて摺接する。
【0061】したがって、直流電源装置12から第8接
点19h、摺動子18d(第2の励磁回路)を介してブ
レーキコイルに通電される励磁電流は、ブレーキコイル
11c1から予定の時間毎に、11c2、11c3……
へと順次切換られるから、電磁式ブレーキ装置11も同
様に切換えられる。
点19h、摺動子18d(第2の励磁回路)を介してブ
レーキコイルに通電される励磁電流は、ブレーキコイル
11c1から予定の時間毎に、11c2、11c3……
へと順次切換られるから、電磁式ブレーキ装置11も同
様に切換えられる。
【0062】したがって、回転子10は、制動停止後に
おいては、常に予定の時間が経過する毎に切換えられる
1台の電磁式ブレーキ装置のみの使用により順次制動さ
れ、他の5台の電磁式ブレーキ装置は休止状態に置かれ
る。そして、停止中に必要とする回転子10の制動力
は、既述のように、1台の電磁式ブレーキ装置の使用で
十分であり、また、上記の休止期間中に、使用により温
度上昇したブレーキコイルは、十分に冷却される。
おいては、常に予定の時間が経過する毎に切換えられる
1台の電磁式ブレーキ装置のみの使用により順次制動さ
れ、他の5台の電磁式ブレーキ装置は休止状態に置かれ
る。そして、停止中に必要とする回転子10の制動力
は、既述のように、1台の電磁式ブレーキ装置の使用で
十分であり、また、上記の休止期間中に、使用により温
度上昇したブレーキコイルは、十分に冷却される。
【0063】その結果、個々の電磁式ブレーキ装置11
は短時間定格であるが、6つの電磁式ブレーキ装置11
は、上記の切換使用により、全体を1つの電磁式ブレー
キ装置と見れば、実質的に連続定格と等価となり、長時
間の使用が可能となる。
は短時間定格であるが、6つの電磁式ブレーキ装置11
は、上記の切換使用により、全体を1つの電磁式ブレー
キ装置と見れば、実質的に連続定格と等価となり、長時
間の使用が可能となる。
【0064】上記実施例においては、常時1台の電磁式
ブレーキ装置を使用する例を示したが、制動力やブレー
キコイルの定格等の条件に応じて、常時2台あるいは3
台等、全体の一部の電磁式ブレーキ装置を使用するよう
に構成することもできる。
ブレーキ装置を使用する例を示したが、制動力やブレー
キコイルの定格等の条件に応じて、常時2台あるいは3
台等、全体の一部の電磁式ブレーキ装置を使用するよう
に構成することもできる。
【0065】なお、上記の各々の実施例においては、電
磁式ブレーキ装置11は、直流励磁方式のものを使用し
ているが、電磁式ブレーキ装置としては、必ずしも直流
励磁方式のものではなく交流励磁方式のものでもよいか
ら、そのような場合には、上記の直流電源装置12は交
流電源装置となる。また、切換接点17、19および切
換器18も、機械式の装置を使用しているが、機械式で
はなく、例えばサイリスタのような無接点方式のものの
使用がより好ましい。
磁式ブレーキ装置11は、直流励磁方式のものを使用し
ているが、電磁式ブレーキ装置としては、必ずしも直流
励磁方式のものではなく交流励磁方式のものでもよいか
ら、そのような場合には、上記の直流電源装置12は交
流電源装置となる。また、切換接点17、19および切
換器18も、機械式の装置を使用しているが、機械式で
はなく、例えばサイリスタのような無接点方式のものの
使用がより好ましい。
【0066】
【発明の効果】以上、本発明について詳細に説明した
が、本発明によれば、ブレーキコイルが巻装された電磁
石を有する電磁式ブレーキ装置を用いて回転電機を制動
停止する際、回転電機の回転力が比較的大きいブレーキ
開始速度から停止までは、ブレーキコイルに大きな通常
の励磁電流を通電して、大きな通常の制動力により回転
電機を制動停止させるようにしたから、大きな通常の励
磁電流を通電する時間は、制動開始から停止までの比較
的短い時間となり、短時間定格の安価な電磁式ブレーキ
装置により十分にその使用目的を達成することができ
る。
が、本発明によれば、ブレーキコイルが巻装された電磁
石を有する電磁式ブレーキ装置を用いて回転電機を制動
停止する際、回転電機の回転力が比較的大きいブレーキ
開始速度から停止までは、ブレーキコイルに大きな通常
の励磁電流を通電して、大きな通常の制動力により回転
電機を制動停止させるようにしたから、大きな通常の励
磁電流を通電する時間は、制動開始から停止までの比較
的短い時間となり、短時間定格の安価な電磁式ブレーキ
装置により十分にその使用目的を達成することができ
る。
【0067】そして、回転電機の停止後においては、抵
抗器を介してあるいは電源装置を制御してブレーキコイ
ルに小さな励磁電流を通電して、小さな制動力を作用さ
せるようにしたから、上記の短時間定格の安価な電磁式
ブレーキ装置を、実質的に連続定格の電磁式ブレーキ装
置として使用することができるようになり、長時間の使
用が可能となる。
抗器を介してあるいは電源装置を制御してブレーキコイ
ルに小さな励磁電流を通電して、小さな制動力を作用さ
せるようにしたから、上記の短時間定格の安価な電磁式
ブレーキ装置を、実質的に連続定格の電磁式ブレーキ装
置として使用することができるようになり、長時間の使
用が可能となる。
【0068】また、制動開始から停止までの比較的短い
時間のみ、全ての電磁式ブレーキ装置を使用し、停止後
においては、予定の時間毎に電磁式ブレーキ装置を順次
切換えて常時は一部の電磁式ブレーキ装置を使用し、他
は休止させるようにしたから、使用中に温度上昇したブ
レーキコイルは休止中に十分に冷却され、長時間の使用
が可能となる。
時間のみ、全ての電磁式ブレーキ装置を使用し、停止後
においては、予定の時間毎に電磁式ブレーキ装置を順次
切換えて常時は一部の電磁式ブレーキ装置を使用し、他
は休止させるようにしたから、使用中に温度上昇したブ
レーキコイルは休止中に十分に冷却され、長時間の使用
が可能となる。
【0069】さらに、本発明は、例えば、既に高価な油
圧式ブレーキ装置を電磁式ブレーキ装置に改造した回転
電機についても、電磁式ブレーキ装置本体を改造するこ
となく、励磁回路の簡単な改造のみにて、容易に電磁式
ブレーキ装置の長時間の使用が可能となる。
圧式ブレーキ装置を電磁式ブレーキ装置に改造した回転
電機についても、電磁式ブレーキ装置本体を改造するこ
となく、励磁回路の簡単な改造のみにて、容易に電磁式
ブレーキ装置の長時間の使用が可能となる。
【図1】本発明の一実施例を示し、電磁式ブレーキ装置
を主要部とする回転電機の制動装置を示す概念図であ
る。
を主要部とする回転電機の制動装置を示す概念図であ
る。
【図2】本発明の他の実施例の主要部を示す接続図であ
る。
る。
【図3】電磁式ブレーキ装置を主要部とする従来の回転
電機の制動装置を示す概念図である。
電機の制動装置を示す概念図である。
10 回転電機の回転子 10a 回転子主軸 10b ブレーキリング 11 電磁式ブレーキ装置 11a ブレーキシュー 11c1〜11c6 ブレーキコイル 12 直流電源装置 13 回転速度検出装置 15 第1の励磁回路 16 第2の励磁回路 16a 抵抗器 17 切換接点 18 切換器 18a 発信機 18b ステップモータ 18c ステップモータの回転軸 18d 摺動子 18e 切換接触子 19 切換接点
Claims (3)
- 【請求項1】 回転電機の回転速度を検出する回転速度
検出装置と、前記回転電機の回転子に装着されたブレー
キリングと、ブレーキコイルを巻装した電磁石が装備さ
れ、前記ブレーキコイルに励磁電流を通電すると、その
ブレーキシューが前記ブレーキリングに押圧されて前記
回転電機の回転子に制動力を作用させる電磁式ブレーキ
装置と、電源装置から前記ブレーキコイルに直接励磁電
流を通電させる第1の励磁回路と、前記電源装置から前
記ブレーキコイルに抵抗器を介して励磁電流を通電させ
る第2の励磁回路と、から成り、前記回転電機を制動に
より停止させる際、前記回転速度検出装置により、先
ず、前記回転電機の回転速度が予定のブレーキ開始速度
に低下したことを検出して、前記第1の励磁回路を介し
て前記ブレーキコイルに通常の励磁電流を通電し、前記
回転電機を通常の制動力により制動停止させ、次に、前
記回転電機が停止したことを検出して、前記第1の励磁
回路から前記第2の励磁回路に切換え、この第2の励磁
回路を介して前記ブレーキコイルに前記通常の励磁電流
より小さい励磁電流を通電し、前記回転電機に前記通常
の制動力より小さい制動力を作用させるように制御する
ことを特徴とする回転電機の制動装置。 - 【請求項2】 回転電機の回転速度を検出する回転速度
検出装置と、前記回転電機の回転子に装着されたブレー
キリングと、ブレーキコイルを巻装した電磁石が装備さ
れ、前記ブレーキコイルに励磁電流を通電すると、その
ブレーキシューが前記ブレーキリングに押圧されて前記
回転電機の回転子に制動力を作用させる電磁式ブレーキ
装置と、前記回転速度検出装置から信号を受けて前記ブ
レーキコイルに励磁電流を供給する可変電圧の電源装置
と、から成り、前記回転電機を制動により停止させる
際、前記回転速度検出装置により、先ず、前記回転電機
の回転速度が予定のブレーキ開始速度に低下したことを
検出して、前記電源装置によって前記ブレーキコイルに
通常の励磁電流を通電し、前記回転電機を通常の制動力
により制動停止させ、次に、前記回転電機が停止したこ
とを検出して、前記電源装置によって前記ブレーキコイ
ルに前記通常の励磁電流より小さい励磁電流を通電し、
前記回転電機に前記通常の制動力より小さい制動力を作
用させるように制御することを特徴とする回転電機の制
動装置。 - 【請求項3】 回転電機の回転速度を検出する回転速度
検出装置と、前記回転電機の回転子に装着されたブレー
キリングと、その基端が取付けられる回転軸により予定
の時間間隔をもって予定の角度回動する摺動子とこの摺
動子が前記予定の角度回動する毎に摺接する複数の切換
接触子とを備えた切換器と、前記複数の切換接触子にそ
れぞれその一端がそれぞれ導線を介して接続されると共
にそれぞれの他端が一括して電源装置に接続される複数
のブレーキコイルを別個に巻装した複数の電磁石が装備
され、前記複数のブレーキコイルに励磁電流を通電する
と、前記複数の電磁石のそれぞれのブレーキシューが前
記ブレーキリングに押圧されて前記回転電機の回転子に
制動力を作用させる複数の電磁式ブレーキ装置と、前記
電源装置と前記複数の切換接触子中の1つとの間および
前記複数の切換接触子に前記複数のブレーキコイルの一
端を接続する前記導線と導線との間を接続して前記複数
のブレーキコイルに同時に励磁電流を通電させる第1の
励磁回路を形成する複数の接点および前記電源装置と前
記摺動子との間を接続して前記複数のブレーキコイルに
別個に予定時間励磁電流を通電させる第2の励磁回路を
形成する1つの接点を備え、前記回転速度検出装置の出
力信号により前記複数の接点と1つの接点とが切換制御
される切換接点と、から成り、前記回転電機を制動によ
り停止させる際、前記回転速度検出装置により、先ず、
前記回転電機の回転速度が予定のブレーキ開始速度に低
下したことを検出して、前記第1の励磁回路を介して前
記複数のブレーキコイルに同時に励磁電流を通電し、前
記回転電機を前記複数の電磁式ブレーキ装置により制動
停止させ、次に、前記回転電機が停止したことを検出し
て、前記第1の励磁回路から前記第2の励磁回路に切換
え、この第2の励磁回路を介して前記複数のブレーキコ
イルに順次励磁電流を予定時間通電し、前記回転電機に
前記複数の電磁式ブレーキ装置の中の一部により順次予
定時間制動力を作用させるように制御することを特徴と
する回転電機の制動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6189261A JPH0854032A (ja) | 1994-08-11 | 1994-08-11 | 回転電機の制動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6189261A JPH0854032A (ja) | 1994-08-11 | 1994-08-11 | 回転電機の制動装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0854032A true JPH0854032A (ja) | 1996-02-27 |
Family
ID=16238349
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6189261A Pending JPH0854032A (ja) | 1994-08-11 | 1994-08-11 | 回転電機の制動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0854032A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008531930A (ja) * | 2005-01-11 | 2008-08-14 | ヴアブコ・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング | 駐車機能を持つ制動シリンダ |
| JP2010189138A (ja) * | 2009-02-18 | 2010-09-02 | Hitachi Ltd | 電磁ブレーキ |
| JP2010216616A (ja) * | 2009-03-18 | 2010-09-30 | Hitachi Ltd | 電磁ブレーキ |
| CN108406783A (zh) * | 2018-06-01 | 2018-08-17 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种工业机器人多关节抱闸释放集成控制电路 |
-
1994
- 1994-08-11 JP JP6189261A patent/JPH0854032A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008531930A (ja) * | 2005-01-11 | 2008-08-14 | ヴアブコ・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング | 駐車機能を持つ制動シリンダ |
| JP2010189138A (ja) * | 2009-02-18 | 2010-09-02 | Hitachi Ltd | 電磁ブレーキ |
| JP2010216616A (ja) * | 2009-03-18 | 2010-09-30 | Hitachi Ltd | 電磁ブレーキ |
| CN108406783A (zh) * | 2018-06-01 | 2018-08-17 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种工业机器人多关节抱闸释放集成控制电路 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040608 |