JPH0854046A - 動力伝達用チェーンベルト - Google Patents

動力伝達用チェーンベルト

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JPH0854046A
JPH0854046A JP7120796A JP12079695A JPH0854046A JP H0854046 A JPH0854046 A JP H0854046A JP 7120796 A JP7120796 A JP 7120796A JP 12079695 A JP12079695 A JP 12079695A JP H0854046 A JPH0854046 A JP H0854046A
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chain
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struts
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16GBELTS, CABLES, OR ROPES, PREDOMINANTLY USED FOR DRIVING PURPOSES; CHAINS; FITTINGS PREDOMINANTLY USED THEREFOR
    • F16G5/00V-belts, i.e. belts of tapered cross-section
    • F16G5/16V-belts, i.e. belts of tapered cross-section consisting of several parts
    • F16G5/18V-belts, i.e. belts of tapered cross-section consisting of several parts in the form of links

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Transmissions By Endless Flexible Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 運転時のノイズを低減できるばかりでなく、
安価で組立てを容易に行うことができ、しかも耐久性お
よび寿命を向上できる可変プーリトランスミッション用
の動力伝達用チェーンベルトを提供する。 【構成】 動力伝達用チェーンベルト10は、並んで配
置され、かつ1/2ピッチオフセットされた二つの半チ
ェーン12および14を含んでいる。各半チェーンは、
組み合わされた複数の内側リンク30を有しており、各
内側リンク30は、半チェーンの横幅を越えて延びるス
トラット130を受け入れるための通路124を形成す
る垂れ下がった一対のつま先部70,90を有してい
る。一方の半チェーンを越えて延びるストラット130
の一部分は、他方の半チェーンのリンク30のつま先部
における外側フランク面に隣接して配置されたストラッ
ト接触面44によって実質的に支持され、これにより、
ストラット130が、その横方向の全幅にわたって実質
的に十分に支持されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プーリトランスミッシ
ョン、とくに可変プーリトランスミッションのプーリを
連結するのにとくに適した動力伝達用チェーンベルトに
関する。
【0002】
【従来の技術およびその課題】動力伝達用チェーンベル
トは、一般に、各々全幅のストラットを保持する二つの
半チェーンを含んでおり、これらの半チェーンは並んで
配置されるとともに、各半チェーンが位相調整されるよ
うに、1/2ピッチの距離だけ互いにオフセットされて
いる。ストラットは、対向する半チェーンのリンクによ
って支持されたストラットの自由端と交互に配置されて
いる。半チェーンをオフセットすることにより、チェー
ンのノイズ発生が減少することが期待されている。
【0003】入力軸すなわちドライブシャフトから出力
軸すなわちドリブンシャフトにトルクを伝達するための
可変プーリトランスミッションが相当な期間使用されて
いる。これらのトランスミッションでは、一対のシーブ
またはフランジから構成される第1のプーリが、少なく
とも一方のシーブが他方のシーブに対して軸上を動き得
るように入力軸に取り付けられている。同様にして構成
された第2の調節自在なプーリは出力軸に取り付けられ
ている。入力軸が駆動されたとき、チェーンは二つのプ
ーリ間でトルクを伝達する。一方のプーリの有効径が変
化すると、他方のプーリの有効径が逆側に変化して、
入,出力軸間の速比が滑らかに連続して調節される。
【0004】可変プーリトランスミッションチェーンの
一つのタイプにおいては、チェーンリンクが交互に配置
されたリンクの組で与えられている。リンクは、枢支部
材を受け入れるための整列された開孔を有している。枢
支部材は、駆動噛合い時にシーブを枢支部材の端部に直
接接触させることによって、チェーンおよびプーリシー
ブ間で動力伝達のための手段を提供し得る。
【0005】間隔を隔てて配置された枢支部材間におい
てチェーン上に位置する負荷ブロックまたは荷重伝達部
材もまた、プーリ間での動力伝達のための手段を提供し
得る。負荷ブロックはチェーンのリンクの回りに延びて
おり、その中にチェーンリンクを受け入れるための一つ
またはそれ以上の窓部を有している。負荷ブロックは、
プーリおよびチェーン間で駆動噛合いが行われるよう
に、プーリのシーブ面と係合するテーパの付いた外側面
または端面を有している。CVT(ContinuouslyVariab
le Transmission)に使用するのに適したこのような動
力伝達用チェーンの例が、米国特許第 4,911,682号およ
び第 4,507,106号に示されている。
【0006】また、負荷ブロックは、リンク下方の通路
内で運ばれるストラットの形態をとることもできる。こ
のタイプのチェーンの例が、米国特許第 5,007,883号に
示されている。このタイプのチェーンにおいては、幾つ
かの組における少なくとも幾つかのリンクが、動力を伝
達するストラットを受け入れるための通路を限定するつ
ま先部または突出部を有している。
【0007】上記トランスミッションチェーンが使用さ
れる場合には、負荷ブロックまたはストラットがプーリ
の側面に接触するときにノイズが発生する。その一方、
消費者はますますより静かな環境を求めており、このた
め、チェーンの運転に伴うノイズを減少させることに努
力が向けられてきている。
【0008】ノイズ問題の一つの解決策は、1ピッチ長
以上の長さのリンクを使用し、ストラットの長さを変更
し、窓部を受け入れるチェーンの長さを変えることを含
んでいる。チェーンのこのようなプーリ噛合い特性を変
えることによって、チェーンの運転に伴うノイズパター
ンが変更されて、より受け入れられやすくなる。
【0009】他の解決策は、並んで配置され、かつ1/
2ピッチの距離だけ互いに位相が離れた関係にある二つ
のチェーンを使用することである。このタイプのチェー
ンの例は米国特許第 5,215,505号に示されており、該特
許には、I型のフリクションプレートの形態をとる負荷
ブロックを示されている。このフリクションプレート
は、チェーンを受け入れるための左側および右側の凹部
をそれぞれ有している。各チェーンは、交互に配列され
かつ同じ厚みを有するリンクを同じ数だけ有している。
【0010】各チェーンは、1/2ピッチ距離だけ互い
に位相調整されて配置されており、すなわち、一方のチ
ェーンの枢支ピンの中心が、他方のチェーンの隣り合う
二つの枢支ピンの各中心間の略中間位置に位置してい
る。あるフリクションプレートは一方のチェーンのリン
クの頂上部または底部の切欠きに係合しており、隣り合
うフリクションプレートは他方のチェーンのリンクの頂
上部または底部の切欠きに係合している。
【0011】本発明の目的は、運転時のノイズを低減で
きるばかりでなく、安価で組立てを容易に行うことがで
き、しかも耐久性および寿命を向上できる大容量の動力
伝達用チェーンベルトを提供することにあり、このた
め、本発明のチェーンベルトにおいては、二つのチェー
ンが並んで配置されかつ互いにオフセットされた、スト
ラット型の動力伝達負荷ブロックを提供している。各ス
トラットは、二つのチェーンの横方向の全幅に実質的に
等しい横方向の幅を有している。各ストラットの一部分
は、一方のチェーンのリンクに設けられたつま先部によ
って限定される通路内で確実に運ばれる。また、ストラ
ットの他の部分つまりストラット自由端は、他方のチェ
ーンのリンクによって支持される。したがって、ストラ
ットは横方向に自由に運動できるようになり、ストラッ
ト全体の耐久性が向上する。この結果、チェーンはより
耐久性に富むようになることが期待される。また、互い
にオフセットされた二つの半チェーンを全幅のチェーン
が含んでいることから、チェーンの運転に伴うノイズが
減少することが期待される。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る動
力伝達用チェーンベルトは、第1の半チェーンと、第2
の半チェーンとを備えている。第1の半チェーンは、複
数の組み合わされたリンクの組を有し、該各組が、第1
の横幅を決定するような横方向に整列された複数のリン
クを有するとともに、無端状のループを形成するよう
に、リンクの隣接する組を連結する枢支部材を有し、さ
らにリンクの少なくとも幾つかの組の中の各リンクから
下方に延び、かつ通路を限定する一対のつま先部を有し
ており、各つま先部が内側フランク面と外側フランク面
とから限定され、その一部分が通路内に配置され、かつ
他の部分が第1の横幅を越えて延びている複数のストラ
ットを有している。第2の半チェーンは、複数の組み合
わされたリンクの組を有し、該各組が、第2の横幅を決
定するような横方向に整列された複数のリンクを有する
とともに、無端状のループを形成するように、リンクの
隣接する組を連結する枢支部材を有し、またリンクの少
なくとも幾つかの組の中の各リンクから下方に延び、か
つ通路を限定する一対のつま先部を有しており、各つま
先部が内側フランク面と外側フランク面とから限定さ
れ、その一部分が通路内に配置され、かつ他の部分が第
2の横幅を越えて延びている複数のストラットを有し、
さらに、第1および第2の半チェーンが並んで配置さ
れ、第1の半チェーンのストラットの延長部分が第2の
半チェーンのストラットの延長部分と交互に配置され、
各ストラットが第1および第2の半チェーンの横方向の
全幅にわたって延びており、第1の半チェーンのストラ
ット延長部分の少なくとも一部分が、第2の半チェーン
のリンクの外側フランク面に隣接するリンクのストラッ
ト接触面によって実質的に支持され、第2の半チェーン
のストラット延長部分の少なくとも一部分が、第1の半
チェーンのリンクの外側フランク面に隣接するリンクの
ストラット接触面によって実質的に支持されていること
を特徴としている。
【0013】請求項2の発明に係る動力伝達用チェーン
ベルトは、請求項1において、各リンクが、下方に延び
かつ対向する一対のつま先部を有し、該各つま先部が、
内側フランク面および外側フランク面によって限定され
るとともに、内側フランク面が円弧状に形成され、湾曲
したクロッチ部によって連結されていることを特徴とし
ている。
【0014】請求項3の発明に係る動力伝達用チェーン
ベルトは、請求項2において、リンクのストラット接触
面が、リンクの本体内に中心を有する少なくとも一つの
半径によって形成された凸面を含むとともに、凹面を介
して外側フランク面に接続されていることを特徴として
いる。
【0015】請求項4の発明に係る動力伝達用チェーン
ベルトは、請求項3において、チェーンが完全に屈曲し
た位置において、第1の半チェーンのストラット延長部
分の一部分が第2の半チェーンのリンクの凹面と接触
し、第2の半チェーンのストラット延長部分の一部分が
第1の半チェーンのリンクの凹面と接触していることを
特徴としている。
【0016】請求項5の発明に係る動力伝達用チェーン
ベルトは、可変プーリトランスミッション用の動力伝達
用チェーンベルトにおいて、第1の半チェーンと、第2
の半チェーンとを備えている。第1の半チェーンは、複
数の組み合わされたリンクの組を有し、該各組が、第1
の横幅を決定するような横方向に整列された複数のリン
クを有するとともに、無端状のループを形成するよう
に、リンクの隣接する組を連結する枢支部材を有し、さ
らにリンクの少なくとも幾つかの組の中の各リンクから
下方に延び、かつ通路を限定する一対のつま先部を有
し、各つま先部が内側フランク面と外側フランク面とか
ら限定され、その一部分が通路内に配置され、かつ他の
部分が第1の横幅を越えて延びている複数のストラット
を有し、各ストラットが、トランスミッションのプーリ
と接触する縁面を有している。第2の半チェーンは、複
数の組み合わされたリンクの組を有し、該各組が、第2
の横幅を決定するような横方向に整列された複数のリン
クを有するとともに、無端状のループを形成するよう
に、リンクの隣接する組を連結する枢支部材を有し、ま
たリンクの少なくとも幾つかの組の中の各リンクから下
方に延び、かつ通路を限定する一対のつま先部を有し、
各つま先部が内側フランク面と外側フランク面とから限
定され、その一部分が通路内に配置され、かつ他の部分
が第2の横幅を越えて延びている複数のストラットを有
するとともに、各ストラットがトランスミッションのプ
ーリと接触するための縁面を有し、第1および第2の半
チェーンが並んで配置され、第1の半チェーンのストラ
ット延長部分が第2の半チェーンのストラット延長部分
と交互に配置され、各ストラットが第1および第2の半
チェーンの横方向の全幅にわたって延びており、第1の
半チェーンのストラット延長部分の少なくとも一部分
が、第2の半チェーンのリンクの外側フランク面のスト
ラット接触面によって実質的に支持されるとともに、第
2の半チェーンのストラット延長部分が、第1の半チェ
ーンのリンクの外側フランク面のストラット接触面によ
って実質的に支持され、チェーンが実質的な非関節運動
位置から関節運動位置に移行するときに、ストラット延
長部分がストラット接触面と実質的な接触状態を保って
いることを特徴としている。
【0017】請求項6の発明に係る動力伝達用チェーン
ベルトは、請求項5において、内側フランク面が、スト
ラットの上端に形成された長手方向の溝と係合する二つ
の対向突出部を限定していることを特徴としている。
【0018】請求項7の発明に係る動力伝達用チェーン
ベルトは、請求項5において、ストラット接触面が、外
側フランク面をリンク側部に接続していることを特徴と
している。
【0019】請求項8の発明に係る動力伝達用チェーン
ベルトは、請求項7において、ストラット接触面が凸面
であって、リンク本体内に中心を有する半径の円弧によ
って形成されていることを特徴としている。
【0020】請求項9の発明に係る動力伝達用チェーン
ベルトは、請求項8において、ストラット接触面が凹面
を介して外側フランク面に接続されていることを特徴と
している。
【0021】請求項10の発明に係る動力伝達用チェー
ンベルトは、請求項9において、チェーンが完全に屈曲
した位置において、第1の半チェーンのストラット延長
部分の一部分が第2の半チェーンのリンクの凹面と接触
し、第2の半チェーンのストラット延長部分の一部分が
第1の半チェーンのリンクの凹面と接触していることを
特徴としている。
【0022】
【作用】本発明は、とくに可変プーリトランスミッショ
ンに使用されるチェーンベルトに関し、このチェーンベ
ルトは、並んで配設されかつ互いに1/2ピッチの距離
だけオフセットされた二つの半チェーンを含んでいる。
半チェーンは、並んで配置されたときに、チェーンの横
方向の全幅を限定している。各半チェーンは内側リンク
を含み、該内側リンクは、間隔を隔てて配置されかつス
トラットを受け入れる通路を限定する一対のつま先部を
有している。ストラットは、各半チェーンの横幅よりも
実質的に大きく、かつチェーンの全幅と実質的に等しい
横幅を有している。
【0023】チェーンのために設けられたストラットの
全数のうちの半分は、第1の半チェーンに関係してお
り、残りの半分は第2の半チェーンに関係している。第
1の半チェーンに関係するストラットのうちの少なくと
も幾つかは、第1の半チェーンのリンクの通路内で確実
に支持される部分を有している。第2の半チェーンに関
係するストラットのうちの少なくとも幾つかは、第2の
半チェーンのリンクの通路内で確実に支持される部分を
有している。
【0024】各半チェーンおよびそれぞれに関係するス
トラットが並んで組み立てられるとき、ストラットは組
み合わされるとともに、一方の半チェーンにおけるスト
ラットの延長部分すなわち自由端が、他の半チェーンの
横方向の幅を越えて延び、他方の半チェーンのリンクに
支持される。好ましくは、ストラットの自由端は実質的
に接触して、他の半チェーンのリンクにおける外側フラ
ンク面に隣接する部分で支持される。このようにして、
チェーンの横方向の全幅にわたってストラットを支持す
る方法で、可変プーリトランスミッションに適した位相
調整チェーンベルトが簡単に組み立てられることにな
る。
【0025】本発明の一実施態様においては、可変プー
リトランスミッションに使用されるチェーンベルトが、
並んで配置されかつ互いにオフセットされた第1の半チ
ェーンおよび第2の半チェーンから構成されている。第
1の半チェーンは、一対の保持リンクによって差し込ま
れた内側リンクの配列された複数の組を有している。内
側リンクおよび保持リンクの各々は二つの開孔を有して
おり、各開孔は横方向に配列されるとともに、第1の横
方向幅を限定する枢支部材によって連結されている。
【0026】内側リンクは、間隔を隔てて配置されかつ
垂れ下がった一対のつま先部を有しており、各つま先部
は、内側フランク面および外側フランク面から構成され
ている。つま先部は、二つの内側フランク面とクロッチ
部とからなる連続する内側面を限定している。つま先部
はまた、ストラットの一部分を受け入れるための通路を
限定しており、ストラットの他の部分は第1の半チェー
ンの第1の横方向幅を越えて延びている。チェーンの横
方向の整列状態が確保されるように、枢支部材たとえば
圧入ピンを支持するための特別な枢支部材保持リンクま
たは端リンクを内側フランク面がその最外側に有してい
る場合には、一組または一列おきに配置されるのが好ま
しい。
【0027】第2の半チェーンもまた、一対の保持リン
クによって差し込まれた内側リンクの配列された複数の
組を有している。好ましくは、第2の半チェーンを構成
する内側リンクおよび保持リンクは、第1の半チェーン
を構成する内側リンクおよび保持リンクと同一である。
内側リンクおよび保持リンクの各々は、横方向に整列さ
れかつ第2の横方向幅を決定するように枢支部材によっ
て連結された二つの開孔を有している。
【0028】内側リンクは、間隔を隔てて配置されかつ
垂れ下がった一対のつま先部を有しており、各つま先部
は、内側フランク面および外側フランク面から構成され
ている。つま先部は、二つの内側フランク面およびクロ
ッチ部からなる連続する内側面を限定している。つま先
部はストラットの一部分を受け入れるための通路を限定
しており、ストラットの他の部分は、第2の半チェーン
の第2の横方向幅を越えて延びている。チェーンの横方
向の整列状態を確保するために、枢支部材を受け入れる
ための特別な枢支部材保持リンクまたは端リンク、たと
えば圧入ピンを内側リンクがその最外側に有している場
合には、一組または一列おきに配置されるのが好まし
い。また第1の半チェーンと第2の半チェーンとは同一
である方が好ましい。
【0029】第1,第2の半チェーンおよびこれらに関
係するストラットは、第1の半チェーンのストラットを
第2の半チェーンのストラットに組み合わせることによ
って組み立てられている。好ましくはストラットは、第
1および第2の半チェーンの横方向の全幅に実質的に等
しい横方向の幅を有している。半チェーンおよびこれら
に関係するストラットが並んで組み立てられる場合に
は、ストラットが組み合わされ、その延長部分すなわち
各ストラットの自由端がチェーンの横方向の全幅を越え
て延び、他の半チェーンのリンクによって支持される。
好ましくは、第1の半チェーンのストラットの自由端は
接触して、第2の半チェーンのリンクの外側フランク面
に隣接するリンクの部分で支持される。
【0030】同様に、第2の半チェーンのストラットの
自由端は、第1の半チェーンのリンクの外側フランク面
に隣接するリンクの部分に接触する。このようにして、
全幅のストラットが与えられ、チェーンの横方向の全幅
にわたって支持されることになる。このようにして、ス
トラット全体の耐久性が向上する。
【0031】
【実施例】図1は、一般に、米国特許第 5,007,883号に
図示されたタイプの可変プーリトランスミッションに使
用される本発明によるチェーンベルト10を示してい
る。なお、該特許は本明細書の中に参考として組み込ま
れている。
【0032】本発明のチェーンベルト10は、並んで配
置された第1の半チェーン12および第2の半チェーン
14から構成されており、各半チェーンは1/2ピッチ
だけ互いにオフセットされている。組み立てられたと
き、チェーン10は、第1および第2の半チェーンの各
横方向幅を組み合わせた、すなわち第1および第2の半
チェーン全体の横方向幅と実質的に等しい横方向幅を有
している。各半チェーンはどんな横方向幅を有していて
もよいが、同一の横方向幅を有している方が好ましい。
また各半チェーンは構造上も同一である方がより好まし
い。
【0033】各半チェーン12,14は、内側リンク3
0の組に差し込まれた保持リンク16の複数の組を有し
ている。内側リンク30は、一つのリンクの組の開孔が
隣接するリンクの組の開孔と横方向に整列するように、
組み合わされている。このようにして、関節運動をしな
い固定された列18と、関節運動をする列20とが定め
られる。関節運動をしない列18においては、一組の内
側リンクの両方の開孔が、対向する保持リンクの両方の
開孔と整列している。関節運動をする列20において
は、一組の内側リンクの一つの開孔が、対向する保持リ
ンクの一つの開孔と整列している。
【0034】保持リンク16は当該技術分野で知られて
いるようなどんな形態であってもよく、これには米国特
許出願第08/196,310号(事件整理番号 93003)に示され
記述されているものを含んでいる。この特許出願は本件
出願の譲受人と同一人に譲渡されており、また本明細書
の中に参考として組み込まれているものである。
【0035】枢支部材22は、無端状チェーンを形成す
るように、保持リンク16と内側リンク30の開孔内に
嵌め込まれている。枢支部材はロッカージョイントを含
んでいてもよく、このロッカージョイントは、たとえば
米国特許第 4,507,106号に示すようなピンおよびロッカ
ーを含んでいる。なお、該特許は本明細書の中に参考と
して組み込まれている。枢支部材はまた、本明細書の中
に参考として組み込まれた米国特許出願第07/961,077号
に記述されているような単一ピンを含んでいてもよい。
【0036】負荷ブロックまたはストラット130は、
プーリのフランジ面と係合するように、内側リンクの各
組に関係している。ストラットは硬い金属製のブロック
であり、これにより、プーリトランスミッションの運転
中における高強度,安定性および耐摩耗性を得ることが
できる。
【0037】図5についてさらに詳細に説明すると、第
1の半チェーンまたは第2の半チェーンのいずれかのチ
ェーンの中で用いられる内側リンク30の正面図が示さ
れている。図5に示された内側リンクの特定の形状は本
発明に有用であることが分かっているが、本発明の目的
を達成するものであればいかなる形状であってもよい。
第1および第2の半チェーンを組み立てるのに単一の内
側リンク形状が用いられる方が好ましく、これにより、
コストを低減でき、製作工程を簡略化できる。
【0038】内側リンク30は、一般に垂直方向の中心
線32に関して対称である。また内側リンク30は、好
ましくは実質的に水平な頂上部34と、間隔を隔てて配
置されかつ垂れ下がった二つのつま先部70,90を有
する底部42とから構成されており、これらつま先部に
よって通路が限定されている。頂上部および底部は両側
部54,56で連結されており、これら両側部は、必ず
しも垂直でなくてもよいが、実質的に垂直である方が好
ましい。上述のようにリンクは、枢支部材22を受け入
れるための一対の開孔58および60を有している。
【0039】頂上部34は、好ましくは曲面36を介し
て各側部に連結されており、曲面36は、開孔の縁部に
中心40を有する円弧38によって形成されている。な
お、リンクが対称なので一方の中心40についてのみ示
している。両側部54,56は底部42に連結されてお
り、ストラット接触面44を限定している。
【0040】リンクのストラット接触面44は、図8な
いし図10にもっともよく示され、以下においてより詳
細に記述されるように、ストラットの自由端に実質的に
接触してこれを支持している。より詳細には、ストラッ
ト接触面44は、垂れ下がったつま先部70,90およ
び両側部56,54に隣接して配置された部分で限定さ
れている。ストラット接触面44は凸面である方が好ま
しく、リンク30の本体内に中心を有する円弧によって
形成される。好ましくは、ストラット接触面44は、リ
ンクの本体内に中心52を有する円弧50から形成され
ている。この好ましい実施態様においては、ストラット
接触面44は、開孔内に中心48を有する円弧46から
形成された丸い凸面を介して両側面54,56に接続さ
れている。
【0041】上述のように、リンクは、間隔を隔てて配
置されかつ垂れ下がった二つのつま先部を含んでいる。
つま先部70はつま先部90と対称であり、両者とも、
チェーン10を適切に配置したときに、可変プーリトラ
ンスミッション内の軸に向かう方向に配設されている。
つま先部70は、つま先底部82で連結された外側フラ
ンク面72および内側フランク面80によって限定され
ている。つま先底部82は丸い方が好ましく、つま先部
内に中心86を有する円弧84から形成されている。外
側フランク面72はストラット接触面44に接続されて
いる。好ましくは、外側フランク面は、リンク外側に中
心78を有する円弧76によって形成された凹面74を
介してストラット接触面44に連結されている。
【0042】同様に、つま先部90は、つま先底部10
2で連結された外側フランク面92および内側フランク
面100によって限定されている。つま先底部102は
丸い方が好ましく、つま先部内に中心106を有する円
弧104から形成されている。外側フランク面92はス
トラット接触面44に連結されている。好ましくは、外
側フランク面は、リンク外側に中心98を有する円弧9
6によって形成された凹面94を介してストラット接触
面44に連結されている。
【0043】内側フランク面80および100は鋭角に
形成されており、丸いクロッチ部110で連結されてい
る。クロッチ部110は複数の半径によって構成され、
そのうちの少なくとも一つの半径がリンクの垂直中心線
32上に中心を有している。好ましくは、クロッチ部1
10は三つの円弧から形成されており、第1の円弧11
2は中心114を有し、第2の円弧116は中心線32
上に配置された中心118を有し、第3の円弧120は
中心線32上において中心118より下方に配置された
中心122を有している。
【0044】つま先部70,90および各内側フランク
面80,100は、ストラット130のための通路12
4を形成するために、間隔をあけて配置されている。内
側フランクおよび丸いクロッチ部の形状によって、実質
的に円形の通路124を形成している対向するつま先部
が形作られている。内側フランク80および100は好
ましくは突出部88および108を有しており、それぞ
れ通路内の形状を限定している。この形状の限定が、ス
トラットの一部分を保持するのを助けている。
【0045】負荷ブロックまたはストラット130は、
各半チェーンにおける内側リンク30の各列に関係して
おり、対向するつま先部によって限定された通路124
内に支持されている。内側リンクを配列することによっ
て、横方向に延びる複数の通路が各半チェーンに形成さ
れることが当業者には理解されるだろう。とくにリンク
列の各組、すなわち間接運動をする各列および間接運動
をしない各列は、ストラットの一部分を運ぶ横方向の通
路を有している。図6にもっともよく示されているよう
に、ストラット130は垂直方向の中心線132に関し
て対称であり、頂上部134,丸い二つのリンク接触面
140,二つの溝150,第1の面156,第2の面1
58,底部160,およびプーリ面のフランジと接触す
る端部168を有している。
【0046】頂上部134および丸い接触面140を含
むストラット上部は、通路124と形状が似ており、通
路内にストラットを配置できるように、通路の大きさよ
りもわずかに小さくなっている。好ましくは、頂上部1
34は、垂直方向の中心線132上に中心138を有す
る円弧136によって形成されている。丸い接触面14
0はそれぞれ複数の円弧から形成されており、該円弧の
一つは垂直方向の中心線上に中心が位置している。好ま
しくは、丸い接触面140は、頂上部を接続する中心1
44の第1の円弧142と、中心線132上に中心14
8を有する第2の円弧146とから形成されている。
【0047】溝150は、丸い接触面と各々実質的に垂
直な面156,158との間に設けられており、ストラ
ット本体の外側に中心154を有する円弧152から形
成されている。また溝150は、ストラットがリンクの
通路内でスライド可能に受け入れられて保持されるよう
に、つま先部の内側フランク上の各突出部88,108
を補完するように形成されている。また、ストラットが
通路内で支持されているとき、対向する各突出部88,
108とこれに対応するストラット上の溝150とによ
る相互の係合によって、ストラットのリンクに対する相
対的な垂直方向の運動が妨げられている。
【0048】上述のように、本発明のストラット130
は好ましくは単一のブロックであって、数枚のプレート
からなり、かつこれらが隣接して配置された従来の負荷
ブロックよりも強固である。これら従来の負荷ブロック
もまた、窓部あるいは開口を有しており、チェーンは開
口内に位置している。本発明のストラットは硬い部材で
あって、負荷ブロック内に延びる開口や窓部を有しては
いない。ストラットの外側縁部または端部168は、ト
ランスミッション内プーリのフランジと係合するように
形成されている。したがって、負荷ブロックが硬い金属
製のものである場合には、プーリとの接触用の均一な端
面168を形成することは比較的容易である。
【0049】従来の負荷ブロックについて幾枚かのプレ
ートの大きさが少し異なっていたり、チェーンの回りの
異なった位置に配置されていたりした場合には、プーリ
と接触するように配置された外側縁部にわずかな変形が
現れるだろう。このような変形は、負荷ブロックについ
て不均一な外表面となって現れる。このような状態で
は、負荷ブロックを構成するプレートのすべてがプーリ
と接触するわけではない。このようなことが起こると、
負荷ブロックを構成するプレート間に不均一な荷重が作
用して、プーリ間でのトルク伝達やトランスミッション
内での使用中の耐摩耗性に関して負荷ブロックが効果的
なものでなくなってしまう。
【0050】本発明による硬い単一のブロックは、従来
の負荷ブロックの幾つかのものが有する上記欠点を排除
する。また、たとえ本発明のストラットが各半チェーン
のリンクと積極的に係合するとしても、従来技術に付随
する耐久性の問題に帰着するような固定された状態で
は、ストラットはリンクと係合しない。
【0051】さらに、本発明によるストラットは、チェ
ーンの上に配置するのが容易である。ストラットは、チ
ェーンの各内側リンク30から延びている各つま先部7
0,90によって形成された通路124内に配置されて
いる。これは、負荷ブロックの開口内にチェーンを配置
する必要があった従来技術の負荷ブロックよりもかなり
簡単な構造である。また負荷ブロックは、リンクの隣接
する組を固定する場所にピンで留められていた。このよ
うな従来の装置は基本的に、チェーンの組立て中に負荷
ブロックをチェーン上に配置させる必要があった。この
ような構造は、本発明の負荷ブロックよりも、使用する
のが難しく、経費もかかる。したがって、本発明は、多
くの従来のチェーンベルトよりもさらに安価で組立てが
容易な可変プーリトランスミッション用のチェーンベル
トを提供するものである。
【0052】上述のように、各ストラットは、各半チェ
ーンにおける内側リンクの各列に関係している。ストラ
ットは、該ストラットを運ぶ半チェーンの横方向の幅よ
りも大きい横方向の幅を有している。好ましくはストラ
ットは、チェーンの全幅に実質的に等しい横方向の幅を
有している。言い換えれば、ストラットは、第1および
第2の半チェーンの横方向の全幅に実質的に等しい横方
向の幅を有している方が好ましい。これにより、各スト
ラットの一部分のみが、各半チェーンの通路内でリンク
によって運ばれることになる。ストラットの他の部分
は、他の半チェーンの横方向の幅を横切って延びてお
り、他の半チェーンの通路内で運ばれるのではなく、ス
トラット接触面44においてリンクに実質的に支持され
る。
【0053】図2ないし図4において、第1の半チェー
ンが関節運動列(屈曲列)のストラットと非関節運動列
(非屈曲列)のストラットとを含み、第2の半チェーン
も同様に関節運動列(屈曲列)のストラットと非関節運
動列(非屈曲列)のストラットとを含んでいることが理
解されるだろう。
【0054】第1および第2の半チェーンが組み立てら
れると、第1の半チェーンのストラットが第2の半チェ
ーンのストラットと交互に配置される。第1および第2
の半チェーンが1/2ピッチオフセットされているの
で、第1の半チェーンの非関節運動列のストラットは、
第2の半チェーンの非関節運動列のストラットと関節運
動列のストラットとに差し込まれている。したがって、
第1の半チェーンの非関節運動列のストラットが、第2
の半チェーンの非関節運動列におけるリンクの整列され
た開孔と実質的に同一の横断面内に配置されていること
が理解されるだろう。また、第1の半チェーンの関節運
動列のストラットは、第2の半チェーンの非関節運動列
におけるリンクの整列された開孔と実質的に同一の横断
面内に配置されている。
【0055】このように、第2の半チェーンの非関節運
動列における各リンクは、以下の三つのストラットと関
係している。すなわち、順に、第1の半チェーンの非関
節運動列のストラット、第2の半チェーンの非関節運動
列のストラット、第1の半チェーンの関節運動列のスト
ラットである。
【0056】同様に、第2の半チェーンの非関節運動列
のストラットおよび関節運動列のストラットは、第1の
半チェーンの非関節運動列におけるリンクの整列された
開孔と実質的に同一の横断面内に配置されている。この
結果、第1の半チェーンの非関節運動列における各リン
クは、次の三つのストラットと関係している。すなわ
ち、順に、第2の半チェーンの関節運動列のリンクのス
トラット、第1の半チェーンの非関節運動列のストラッ
ト、第2の半チェーンの非関節運動列のリンクのストラ
ットである。
【0057】したがって、二つの半チェーンの組立体
は、他方の半チェーンと関係する二つのストラットが両
側に配置された一方の半チェーンと関係する一つのスト
ラットに帰着することになる。また各半チェーンは、一
方の半チェーンに関係するストラットを運ぶための通路
を限定する各つま先部に隣接して配置される。
【0058】可変プーリトランスミッションに使用され
るチェーンベルトの負荷ブロックおよびストラットが相
当大きな圧縮荷重を受けることは、当業者には知られて
いる。各半チェーンは各ストラットの一部分のみを支え
るので、ストラットが自由端で支持されなければ片持ち
梁の状態になるということもまた、当業者には分かるだ
ろう。片持ち支持の結果、チェーンベルトの耐久性およ
び寿命は低下する。しかしながら、本発明によれば、内
側リンク30およびストラット130の特別な形状によ
り、ストラットの自由端が支持されている。
【0059】とくに、図2ないし図4において、各半チ
ェーンは、垂れ下がったつま先部によって限定される通
路内で各ストラットの一部分を支持しており、組み立て
られたときには、第1の半チェーンによって運ばれるス
トラットは、第2の半チェーンによって運ばれるストラ
ットと交互に配置される。第1の半チェーン上の各スト
ラットの自由端は、つま先部の外側フランク面に隣接す
る部分において第2の半チェーンのリンクに接触する。
同様に、第2の半チェーン上の各ストラットの自由端
は、つま先部の外側フランク面に隣接する部分において
第1の半チェーンのリンクに接触する。
【0060】図7についてさらに詳細に説明すると、同
図には、組み立てられたチェーンの一部が示されてお
り、チェーンが完全に屈曲した位置において、第1の半
チェーンの内側リンクが第2の半チェーンの内側リンク
とともに示されている。この完全に屈曲した状態におい
ては、第1の半チェーンのストラットの自由端が、第2
の半チェーンのリンクのつま先部における外側フランク
面に隣接しているリンクのストラット接触面44に接触
して、該ストラット接触面により実質的に支持されるこ
とが分かるだろう。
【0061】とくに、第1の半チェーンのストラットの
上部が、第2の半チェーンのリンク上の凹面74,94
と接触する。好ましくは、第1の半チェーンのストラッ
トの丸い接触面140が、相互に補完するように、第2
の半チェーンのリンク上の凹面74,94と接触する。
たとえば、第1の半チェーンにおける非関節運動列のス
トラットの一つの接触面は、第2の半チェーンにおける
非関節運動列のリンクの凹面と接触する。第1の半チェ
ーンにおける非関節運動列のストラットの他の接触面
は、第2の半チェーンにおける関節運動列のリンクの凹
面と接触する。これにより、各ストラットがその横方向
の幅にわたって十分に支持されることになる。
【0062】次に、図8ないし図10においては、水平
に近い位置から完全に屈曲した位置までチェーンが動く
ときの組立チェーンベルトの一部が示されている。チェ
ーンが水平に近い位置にある場合には、ストラット13
4の自由端の頂上部が実質的に接触して、隣接する二つ
のリンクのストラット接触面44において実質的に支持
されるということが分かるだろう。チェーンが屈曲する
につれて、ストラットは、図7および図10に示す位置
に達するまで、ストラット接触面44に沿って実質的な
接触状態を維持する。
【0063】本実施例においては、単一の全幅チェーン
を構成するのに二つの半チェーンを有するものとして説
明されてきたが、本発明の原理は、二つ以上の半チェー
ンを含む全幅のチェーンを提供するのに用いるようにし
てもよい。たとえば、上述の二つの半チェーンの間に第
3のチェーンを設けることも可能である。この第3のチ
ェーンは、第1または第2の半チェーンのいずれかと位
相が同じであって、ストラットを運んでもよいしまた運
ばなくてもよい。
【0064】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明に係る動力
伝達用チェーンベルトによれば、コストを低減でき、組
立てを容易に行うことができるとともに、耐久性および
寿命を向上できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による動力伝達用チェーンベ
ルトの全体斜視図。
【図2】図1のチェーンベルトの底面部分図。
【図3】組み立てられて図1のチェーンベルトを構成す
ることになる二つの半チェーンの底面部分図。
【図4】一部組立て途中にある図1の二つの半チェーン
の斜視部分図。
【図5】図1のチェーンベルトに用いられる内側リンク
の正面図。
【図6】図1のチェーンベルトに用いられるストラット
の端面図。
【図7】交互配置のストラットとチェーンリンクとの接
触を示す屈曲位置における二つのリンクの正面図。
【図8】略水平位置における図1の組立チェーンベルト
の正面部分図。
【図9】わずかに屈曲した位置における図1の組立チェ
ーンベルトの正面部分図。
【図10】完全に屈曲した位置における図1の組立チェ
ーンベルトの正面部分図。
【符号の説明】
10 チェーンベルト 12,14 半チェーン 30 内側リンク 44 ストラット接触面 70,90 つま先部 124 通路 130 ストラット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マーク・ディー・リース アメリカ合衆国 ニューヨーク州 13148, セ ネカ・フォールズ,メイプル・ストリ ート 34 (72)発明者 キーア・ガガーニドジー アメリカ合衆国 メリーランド州 21212, ボ ルチモア,ティルバリー・ウエイ 5214

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動力伝達用チェーンベルト10におい
    て、第1の半チェーン12と、第2の半チェーン14と
    を備え、 a.第1の半チェーン12が、 i.複数の組み合わされたリンクの組18,20を有
    し、該各組が、第1の横幅を決定する、横方向に整列さ
    れた複数のリンク30を有しており、 ii. 無端状のループを形成するように、リンクの隣接す
    る組を連結する枢支部材22を有し、 iii. リンクの少なくとも幾つかの組の中の各リンクか
    ら下方に延び、かつ通路を限定する一対のつま先部7
    0,90を有し、各つま先部が内側フランク面80,1
    00と外側フランク面72,92とから限定されてお
    り、 iv. その一部分が通路内に配置され、他の部分が第1の
    横幅を越えて延びている複数のストラット130を有
    し、 b.第2の半チェーン14が、 i.複数の組み合わされたリンクの組18,20を有
    し、該各組が、第2の横幅を決定する、横方向に整列さ
    れた複数のリンク30を有しており、 ii. 無端状のループを形成するように、リンクの隣接す
    る組を連結する枢支部材22を有し、 iii. リンクの少なくとも幾つかの組の中の各リンクか
    ら下方に延び、かつ通路を限定する一対のつま先部7
    0,90を有し、各つま先部が内側フランク面80,1
    00と外側フランク面72,92とから限定されてお
    り、 iv. その一部分が通路内に配置され、他の部分が第2の
    横幅を越えて延びている複数のストラット130を有す
    るとともに、第1および第2の半チェーンが並んで配置
    され、第1の半チェーンのストラットの延長部分が第2
    の半チェーンのストラットの延長部分と交互に配置さ
    れ、各ストラットが第1および第2の半チェーンの横方
    向の全幅にわたって延びており、第1の半チェーンのス
    トラット延長部分の少なくとも一部分が、第2の半チェ
    ーンのリンクの外側フランク面に隣接するリンクのスト
    ラット接触面44によって実質的に支持されており、第
    2の半チェーンのストラット延長部分の少なくとも一部
    分が、第1の半チェーンのリンクの外側フランク面に隣
    接するリンクのストラット接触面44によって実質的に
    支持されている、ことを特徴とする動力伝達用チェーン
    ベルト。
  2. 【請求項2】 各リンクが、下方に延びかつ対向する一
    対のつま先部を有し、該各つま先部が、内側フランク面
    および外側フランク面によって限定され、内側フランク
    面が円弧状に形成され、湾曲したクロッチ部110によ
    って連結されている、ことを特徴とする請求項1記載の
    動力伝達用チェーンベルト。
  3. 【請求項3】 リンクのストラット接触面が、リンクの
    本体内に中心52を有する少なくとも一つの半径50に
    よって形成された凸面を含むとともに、凹面74,94
    を介して外側フランク面に接続されている、ことを特徴
    とする請求項2記載の動力伝達用チェーンベルト。
  4. 【請求項4】 チェーンが完全に屈曲した位置におい
    て、第1の半チェーンのストラット延長部分の一部分が
    第2の半チェーンのリンクの凹面と接触し、第2の半チ
    ェーンのストラット延長部分の一部分が第1の半チェー
    ンのリンクの凹面と接触している、ことを特徴とする請
    求項3記載の動力伝達用チェーンベルト。
  5. 【請求項5】 可変プーリトランスミッション用の動力
    伝達用チェーンベルト10において、第1の半チェーン
    12と、第2の半チェーン14とを備え、 a.第1の半チェーン12が、 i.複数の組み合わされたリンクの組18,20を有
    し、該各組が、第1の横幅を決定する、横方向に整列さ
    れた複数のリンク30を有しており、 ii. 無端状のループを形成するように、リンクの隣接す
    る組を連結する枢支部材22を有し、 iii.リンクの少なくとも幾つかの組の中の各リンクから
    下方に延び、かつ通路を限定する一対のつま先部70,
    90を有し、各つま先部が内側フランク面80,100
    と外側フランク面72,92とから限定されており、 iv. その一部分が通路内に配置され、他の部分が第1の
    横幅を越えて延びている複数のストラット130を有
    し、各ストラットが、トランスミッションのプーリと接
    触する縁面を有し、 b.第2の半チェーン14が、 i.複数の組み合わされたリンクの組18,20を有
    し、該各組が、第2の横幅を決定する、横方向に整列さ
    れた複数のリンク30を有しており、 ii. 無端状のループを形成するように、リンクの隣接す
    る組を連結する枢支部材22を有し、 iii. リンクの少なくとも幾つかの組の中の各リンクか
    ら下方に延び、かつ通路を限定する一対のつま先部7
    0,90を有し、各つま先部が内側フランク面80,1
    00と外側フランク面72,92とから限定されてお
    り、 iv. その一部分が通路内に配置され、他の部分が第2の
    横幅を越えて延びている複数のストラット130を有す
    るとともに、各ストラットがトランスミッションのプー
    リと接触するための縁面を有し、第1および第2の半チ
    ェーンが並んで配置され、第1の半チェーンのストラッ
    ト延長部分が第2の半チェーンのストラット延長部分と
    交互に配置され、各ストラットが、第1および第2の半
    チェーンの横方向の全幅にわたって延びており、第1の
    半チェーンのストラット延長部分の少なくとも一部分
    が、第2の半チェーンのリンクの外側フランク面のスト
    ラット接触面44によって実質的に支持されるととも
    に、第2の半チェーンのストラット延長部分が、第1の
    半チェーンのリンクの外側フランク面のストラット接触
    面44によって実質的に支持され、チェーンが実質的な
    非関節運動位置から関節運動位置に移行するときに、ス
    トラット延長部分がストラット接触面と実質的な接触状
    態を保っている、ことを特徴とする可変プーリトランス
    ミッション用の動力伝達用チェーンベルト。
  6. 【請求項6】 内側フランク面が、ストラットの上端に
    形成された長手方向の溝150と係合する二つの対向突
    出部88,108を限定している、ことを特徴とする請
    求項5記載の動力伝達用チェーンベルト。
  7. 【請求項7】 ストラット接触面が、外側フランク面を
    リンク側部54,56に接続している、ことを特徴とす
    る請求項5記載の動力伝達用チェーンベルト。
  8. 【請求項8】 ストラット接触面が凸面であって、リン
    ク本体内に中心52を有する半径50の円弧によって形
    成されている、ことを特徴とする請求項7記載の動力伝
    達用チェーンベルト。
  9. 【請求項9】 ストラット接触面が凹面74,94を介
    して外側フランク面に接続されている、ことを特徴とす
    る請求項8記載の動力伝達用チェーンベルト。
  10. 【請求項10】 チェーンが完全に屈曲した位置におい
    て、第1の半チェーンのストラット延長部分の一部分が
    第2の半チェーンのリンクの凹面と接触し、第2の半チ
    ェーンのストラット延長部分の一部分が第1の半チェー
    ンのリンクの凹面と接触している、ことを特徴とする請
    求項9記載の動力伝達用チェーンベルト。
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