JPH0855285A - 防犯警報装置 - Google Patents

防犯警報装置

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JPH0855285A
JPH0855285A JP21198394A JP21198394A JPH0855285A JP H0855285 A JPH0855285 A JP H0855285A JP 21198394 A JP21198394 A JP 21198394A JP 21198394 A JP21198394 A JP 21198394A JP H0855285 A JPH0855285 A JP H0855285A
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JP
Japan
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alarm device
holding circuit
external
alarm
holding
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Application number
JP21198394A
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English (en)
Inventor
Katsuyoshi Nakayama
勝吉 中山
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YKK Corp
Original Assignee
Yoshida Kogyo KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 取付対象物を振動させたり、ゆすったり、あ
るいは傾けたりすると、警報音が鳴って、取付対象物に
異常が発生したことが確実に分かるとともに、特別な設
置工事を不要にして、簡単容易にしかも安価に取り付る
ことができる、防犯警報装置を提供する。 【構成】 賽銭箱S1に防犯警報装置10の装置本体ケ
ース18を取り付けた状態で、この賽銭箱S1を振動さ
せたり、ゆすったり、あるいは傾けたりすると、検出部
K1が、振動、ゆれ、傾き等の動きを検出するととも
に、保持回路H1が保持動作をしている間、警報器BL
は警報音を鳴らす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、防犯警報装置に関す
るものである。
【0002】
【従来技術及び発明が解決しようとする課題】従来の防
犯警報装置、特に、神社、寺院等の夜間に無人になると
ころに備え付けられた賽銭箱の盗等難等を防止するた
め、その賽銭箱の周囲に設置されている防犯警報装置と
しては、例えば、赤外線変調光を投光する投光器と、こ
の投光器により所定距離だけ離れたところに配置され、
その赤外線変調光を受光する受光器等とを備え、投光器
と受光器との間を、人が通ると赤外線変調光が遮られ
て、ブザーが鳴るものがあった。
【0003】しかし、そのような防犯警報装置の場合、
賽銭箱の全周囲を検知することはできず、窃盗等を企て
る者が、投光器と受光器との間の赤外線変調光が通って
いるところを避けて、賽銭箱に接近すると、赤外線変調
光が遮られないためブザーが鳴らず、防犯警報装置が有
効に働かないという問題があった。また、このような投
光器と受光器の設置には、特別な設置工事が必要であっ
て、コスト的にも負担の大きいものであった。
【0004】この発明は、上記した従来の欠陥を解決す
るためになされたものであり、その目的とするところ
は、賽銭箱、金庫、貴重品入れ等、その他の取付対象物
に取り付けられ、この取付対象物を振動させたり、ゆす
ったり、あるいは傾けたりすると、警報音が鳴って、取
付対象物に異常が発生したことが確実に分かるととも
に、特別な設置工事を不要にして、簡単容易にしかも安
価に取り付ることができる、防犯警報装置を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る防犯警報
装置は、前記目的を達成するために、次の構成からな
る。すなわち、振動、ゆれ、傾き等の動きを検出する検
出部と、この検出部が前記動きを検出したことを保持す
る保持回路と、この保持回路が保持動作をしている間、
警報音を鳴らすことができる警報器と、これら検出部、
保持回路、警報器に電気的に接続されている電源とを備
えるとともに、少なくとも前記検出部、保持回路及び電
源を装置本体ケース内に収めたものである。警報器につ
いては、装置本体ケース内に収めるようにしてもよい
し、装置本体ケース外に設けるようにしても良い。
【0006】また、前記検出部は、振り子と、この振り
子が所定値以上の外力によって振れると作動する検出ス
イッチとからなるのが望ましい。
【0007】また、前記警報器には、その警報音を止め
るため、前記保持回路の保持動作を解除する解除スイッ
チが電気的に接続され、この解除スイッチは、前記装置
本体ケースに施錠可能に取り付けられる蓋体の錠をあけ
ることにより作動するようになっているのが好ましい。
【0008】また、前記保持回路が保持動作をしている
間、外部装置が作動するように、この外部装置と保持回
路とを電気的に接続可能にする、外部出力端子部が設け
られているのが好ましい。
【0009】また、外部の検出部の検出により、前記保
持回路が保持動作を行うように、外部の検出部と保持回
路とを電気的に接続可能にする外部入力端子部が設けら
れているのが好ましい。
【0010】更に、前記警報器には、その警報音を止め
るため、前記保持回路の保持動作を所定時間後に解除す
るタイマーが電気的に接続されているのが望ましい。
【0011】
【作用】取付対象物に防犯警報装置の装置本体ケースを
取り付けた状態で、この取付対象物を振動させたり、ゆ
すったり、あるいは傾けたりすると、装置本体ケース内
の検出部が、その振動、ゆれ、傾き等の動きを検出する
とともに、保持回路が保持動作をしている間、警報器は
警報音を鳴らす。
【0012】また、装置本体ケースが取り付けられた取
付対象物を振動させたり、ゆすったり、あるいは傾け
て、検出スイッチの振り子に、所定値以上の外力が加わ
った場合、検出スイッチは、取付対象物の振動、ゆれ、
傾き等の動きを確実に検出する。
【0013】また、蓋体の錠をあけると、解除スイッチ
が動作して、保持回路の保持動作を解除し、警報器の警
報音が止まるが、錠をあけられるまでは、警報器の警報
音は鳴り続ける。
【0014】また、外部出力端子部と外部装置とが電気
的に接続された状態で、装置本体ケース内の検出部が、
振動、ゆれ、傾き等の動きを検出し、保持回路が保持動
作をしている間、外部装置が動作する。
【0015】また、外部の検出部と外部入力端子部とが
電気的に接続された状態で、外部の検出部が検出して、
保持回路が保持動作を行い、その保持動作をしている
間、警報器は警報音を鳴らす。
【0016】更に、タイマーが、保持回路の保持動作を
所定時間後に解除すると、警報器の警報音が止まる。
【0017】
【実施例】以下、この発明にかかる防犯警報装置10の
一実施例を図面に基づいて説明する。
【0018】この実施例の防犯警報装置10は、図1に
示されるように、その前方側より鍵12を錠14に差し
込んで操作することによって、施錠可能であるとともに
開閉自在な蓋体16を備えた装置本体ケース18からな
っており、この装置本体ケース18の背面部18a側
が、取付対象物の一例としての賽銭箱S1の側面に後に
詳述するように取り付けられている。そして、装置本体
ケース18の内側には、図2乃至図4に示されるよう
に、振動、ゆれ、傾き等の動きを検出する検出部K1
と、この検出部K1が前記動きを検出したことを保持す
る保持回路H1と、この保持回路H1が保持動作をして
いる間、警報音を鳴らすことができる警報器BLと、こ
れら検出部K1、保持回路H1、警報器BLに電気的に
接続されている電源D1とが備えられている。
【0019】具体的には、装置本体ケース18は、例え
ば、図2に明示されるように、背面部18aと、上下左
右の側部18bと、背面部18aの前方側に位置する開
口Z1を塞ぐように取り付けられる前記蓋体16とから
なる正面形が正方形状のものであって、前記4つの側部
18bの前端部には、図4に明示されるように、直角に
折り曲げられた折曲部18dが設けられている。そし
て、前記折曲部18dの内の上部側及び下部側の折曲部
18d、並びに、一方の側部側の折曲部18dの前面に
は、防水用パッキンX1が固着され、この防水用パッキ
ンX1の前面に、蓋体16の裏面が当接するようになっ
ている。
【0020】また、蓋体16の片側の側端部、すなわ
ち、錠14が設けられていない側の側端部は、図4に明
示されるように、背面部18a方向にL字状に折り曲げ
られたアングル部16aとなっており、このアングル部
16aの前面には、別の防水用パッキンX2が固着され
ている。そして、蓋体16の前記片側側端部が、前記装
置本体ケース18の開口Z1を介して、折曲部18dの
内側に、図4の仮想線で示される状態から実線で示され
る状態となるように差し込まれると、前記アングル部1
6aの前面に固着された防水用パッキンX2が、折曲部
18dの内面に当接するようになっている。尚、このよ
うに蓋体16は、装置本体ケース18に対して蝶番等の
金具を介して取り付けられる構造となっていないため、
蓋体16の破壊、取り外しが困難となっている。
【0021】また、前記錠14は、蓋体16の片側側端
部に設けられており、鍵差し込み口を有する鍵受け部1
4aと、この鍵受け部14aに差し込まれる鍵12の回
動操作に連動して回動するロック片14bとを備えてい
るとともに、基端側には鍵12の回動操作に連係して接
点が開閉する解除スイッチKSを内蔵したスイッチ部W
が付設されている(図4及び図5参照)。
【0022】また、ロック片14dは、前記鍵12を錠
14に差し込むとともに、図4で明示されるごとく、そ
の鍵12を矢印R1方向に回動操作することによって、
前記折曲部18dの内側に回動変位して、折曲部18d
の前方側に抜け出れなくなっている。また、ロック片1
4dは、鍵12を矢印R2方向に回動操作することによ
って、前記折曲部18dの内側から外れる位置に回動変
位し、折曲部18dの前方側に抜け出れるようになって
いる。尚、前記折曲部18dの内側には、ロック片14
dが当接可能なスペーサ18eが取り付けられており、
このスペーサ18eにロック片14dが当接することに
よって、装置本体ケース18に対する蓋体16のガタ付
きを防止することができる。
【0023】もっとも、装置本体ケース18は、図示実
施例の形状に限定される訳ではなく、例えば、円筒形
状、立方体形状、あるいはそれ以外の形状からなってい
てもよく、また、必ずしも蓋体16を有するように構成
する必要はなく、防犯警報装置10の使用目的等に応じ
て必要性に乏しければ、蓋体16をなくした構造にして
も良い。また、錠は、必ずしも鍵を差し込んで施錠した
り、あるいはあけたりするタイプのものを使用する必要
はなく、その他の錠、例えば、手回し組み合わせ錠(暗
号錠)等からなっていてもよい。
【0024】また、装置本体ケース18の内側には、図
2及び図3に明示されるように、装置本体ケース18の
開口Z1よりやや小さな支持板20が、背面側より一定
間隔だけ離れるように取り付けられており、この支持板
20の前方側の片側側方には、前記検出部K1が設けら
れている。この検出部K1は、振り子K2と、この振り
子K2が所定値以上の外力によって振れると動作する検
出スイッチLSとからなっている。この検出スイッチL
Sは、装置本体ケース18の側部18bのほぼ中央(図
3参照)に位置するように、下方部分21aが前記支持
板20上に固着される一方、下方部分21aより蓋体1
6方向へ立ち上がるように折れ曲がって、さらに上方側
へ折れ曲がるように形成された、取付板21の上方部分
21bの前面側に取り付けられる。また、この検出スイ
ッチLSの下方側には、振り子K2が吊り下げられ、こ
の振り子K2のおもりは、図2及び図3の仮想線で示す
如く、四方八方に自在に振れるようになっている。
【0025】このような振り子K2の原理を用いた検出
部K1を使用する理由は、前記装置本体ケース18が取
り付けられた賽銭箱S1を振動させたり、ゆすったり、
あるいは傾けて、検出スイッチLSの振り子K2に、所
定値以上の外力が加わった場合、検出スイッチLSは、
賽銭箱S1の振動、ゆれ、傾き等の動きを確実に検出す
ることができるとともに、賽銭箱S1の振動、ゆれ、あ
るいは傾き等の動きが止まって、振り子K2の振れが治
まると、検出スイッチLSは、賽銭箱S1の振動、ゆ
れ、傾き等の動きを検出しない状態に戻ることができる
からである。そして、検出部K1は、誤動作を防止する
ため、賽銭箱S1の振動、ゆれ、傾き等の動きが小さく
て、振り子K2に所定値以下の外力しか加わらなかった
場合には、検出スイッチLSは、賽銭箱S1の振動、ゆ
れ、傾き等の動きを検出しないようになっている。尚、
前記所定値とは、必ずしも一定値でなくてもよく、防犯
警報装置10の使用目的等に応じて、種々の値に設定し
てもよい。
【0026】もっとも、検出部K1は、必ずしも前記振
り子K2と検出スイッチLSとからなる必要はなく、例
えば、振り子K2を用いずに、振動、ゆれ、あるいは傾
き等の動きを検出するセンサーを使用するなど、上記実
施例以外の構成からなっていてもよい。要するに、装置
本体ケース18が取り付けられた賽銭箱S1を振動させ
たり、ゆすったり、あるいは傾けた場合に、検出部K1
が、賽銭箱S1の振動、ゆれ、傾き等の動きを確実に検
出するものであれば、どのように構成されていても良
い。
【0027】また、支持板20の前方側の前記検出部K
1の反対側側方には、前記電源D1としての、例えば、
直列に接続される二個の乾電池22a、22bが二列並
べて配置できるような、乾電池収納部24が設けられて
おり、この乾電池収納部24に設けられた各外部端子2
4aには、図示しない配線コードが接続されている。ま
た、乾電池収納部24と前記検出スイッチLSとの間に
は、前記保持回路H1として機能するリレーC(図5参
照)を備える、リレーソケット26が配置され、このリ
レーソケット26の外部端子26aには、図示しない配
線コードが接続されており、前記リレーCは、検出スイ
ッチLSが前記賽銭箱S1の振動、ゆれ、あるいは傾き
等の動きを検出したことを、電気的に保持するようにな
っている。
【0028】そして、前記蓋体16の裏面側には、前記
リレーCが保持動作をしている間、警報音を鳴らすこと
ができる、例えば、ブザー等からなる警報器BLが配置
されている。もっとも、警報器BLは、必ずしも警報音
を鳴らす機能のみのブザーからなる必要はなく、例え
ば、警報音と同時に、光等を発する物であってもよい
し、また、電子音で警報音を鳴らすものであって良く、
また、この警報器BLは、必ずしも装置本体ケース18
内に収められている必要はなく、装置本体ケース18外
に取り付けられていても良い。但し、ケース18内に収
める構造であれば、警報器BLが外力によって破壊され
るおそれはなくなる。
【0029】尚、警報器BLには、その警報音を止める
ため、前記保持回路H1の保持動作を解除する解除スイ
ッチKSが電気的に接続され、この解除スイッチKS
は、前記錠14の基端側のスイッチ部Wに内蔵されてい
るため、前記装置本体ケース18に施錠可能に取り付け
られる蓋体16の錠14をあける(鍵12を前記矢印R
2方向に回動操作する)ことにより、解除スイッチKS
の接点が開いて(図5参照)、前記保持回路H1の保持
動作を解除する。反対に、蓋体16の錠14を、施錠す
るように操作する(鍵12を前記矢印R1方向に回動操
作する)と、解除スイッチKSの接点が閉じた状態とな
り、前記保持回路H1の保持動作を受け入れ可能とする
(但し、当然であるが、振り子K2の振れが治まった状
態にある)。それにより、蓋体16の錠14を鍵12で
あける操作がされるまで、警報器BLの警報音は鳴り続
ける一方、その操作がされると、閉じた状態であった解
除スイッチKSの接点を開き、保持回路H1の保持動作
を解除して、警報器BLの警報音を止める。そのため、
警報器BLの警報音を簡単に止めることができず、防犯
効果が高い。
【0030】もっとも、保持回路H1の保持動作を解除
する解除スイッチKSは、必ずしも上記実施例のごと
く、前記装置本体ケース18に施錠可能に取り付けられ
る蓋体16の錠14をかけたりあけたりする操作と連係
して作動させる必要はなく、例えば、解除スイッチKS
は、前記錠14の基端側に内蔵されずに、前記装置本体
ケース18の内部に設けてもよい。そして、防犯警報装
置10の使用目的等に応じて必要性に乏しければ、解除
スイッチKSをなくした構造にしても良い。
【0031】また、前記装置本体ケース18の、例え
ば、底面側の側部18bには、前記警報器BLの警報音
が外部に伝わり易くするように、複数の開孔Y1からな
る放音部が設けられているため、装置本体ケース18内
の警報音が鳴ると、開孔Y1からなる放音部より、その
警報音が外部に伝わる。もっとも、放音部としての開孔
Y1は、必ずしも複数個からなる必要はなく、また、そ
の位置は、装置本体ケース18の底面側の側部18b以
外のところに設けられていても良いが、底面側の側部1
8bに複数の開孔Y1からなる放音部を設けた場合、こ
の開孔Y1は、装置本体ケース18内に侵入した水を抜
く、水抜き孔としても機能する。但し、防犯警報装置1
0の使用目的等に応じて必要性に乏しければ、開孔Y1
からなる放音部をなくしても良い。
【0032】また、前記支持板20の前方側の前記検出
スイッチLSの下方側には、端子台28が設けられてお
り、この端子台28は、後に詳述する外部出力端子部T
7、T8及び外部入力端子部T1、T5として機能し、
外部出力端子部T7、T8及び外部入力端子部T1、T
5の上方側の端子28aには、図示しない配線コードが
接続されている一方、端子台28の下方側の端子28b
は、装置本体ケース18の外側に引き出し可能な接続コ
ード(図示せず)と接続できるようになっている。
【0033】そして、前記端子台28と乾電池収納部2
4との間の支持板20には、貫通孔(図示せず)が設け
られており、また、この貫通孔と対応位置するように、
前記背面部18aにも、貫通孔(図示せず)が設けられ
ており、これら貫通孔は、前記外部出力端子部T7、T
8及び外部入力端子部T1、T5の下方側の端子28b
と接続される接続コードを、装置本体ケース18の外側
へ引き出すためのものである。そして、前記支持板20
の貫通孔には、放射状の切り込みJが付いたゴムブッシ
ュ30が装着されており、このゴムブッシュ30は、貫
通孔を通した接続コードを固定しながら、それら貫通孔
を塞ぐことができる。
【0034】尚、装置本体ケース18の背面部18aの
4隅には、図2に明示されるように、開孔18fが設け
られており、これら開孔18fを介して、取付けネジN
1を賽銭箱S1の側面にネジ込むことができる(図3参
照)。
【0035】次に、この実施例の電気回路について、図
5を参照して説明すると、直列に接続された2組の乾電
池22b、22aの陽極側と陰極側との間には、前記リ
レーC、前記解除スイッチKS、並びに、前記検出スイ
ッチLSが直列に接続されるとともに、乾電池22aの
陽極側と乾電池22bの陰極側との間の接続点Taと、
乾電池22aの陰極側との間には、警報器BL及び前記
リレーCの接点C1が直列に接続されている。また、前
記検出スイッチLSと前記解除スイッチKSとの間の接
続点Tbと、乾電池22aの陰極側との間に、リレーC
の接点C2が並列に接続されている。
【0036】それにより、賽銭箱S1に防犯警報装置1
0の装置本体ケース18を取り付けるとともに、蓋体1
6の錠14を鍵12で施錠するように(鍵12を前記矢
印R1方向に回動操作)して、前記解除スイッチKSの
接点が開かずに電気的に接続された状態で、この賽銭箱
S1を振動させたり、ゆすったり、あるいは傾けたりし
て、振り子K2に所定値以上の外力が加わると、電源D
1によって動作する検出スイッチLSが、その振動、ゆ
れ、傾き等の動きを検出し、検出スイッチLSの接点が
閉じて、リレーCが保持動作を行う。
【0037】すると、前記リレーCの接点C2が電気的
に接続され、リレーCが保持動作している間、即ち、リ
レーCの接点C1が電気的に接続されている間、警報器
BLは警報音を鳴らし続ける。すなわち、一旦、検出ス
イッチLSが振動、ゆれ、傾き等の動きを検出し、検出
スイッチLSの接点が閉じると、リレーCは、保持動作
を行って、リレーCの接点C2が電気的に接続する。そ
の後、賽銭箱S1の振動、ゆれ、傾き等の動きが治まっ
て、検出スイッチLSが振動、ゆれ、傾き等の動きを検
出しなくなり、検出スイッチLSの接点が開いても、リ
レーCは、保持動作を行い続けて、リレーCの接点C2
の電気的接続を継続するため、警報器BLは警報音を鳴
らし続けるわけである。そして、既述のごとく、蓋体1
6の錠14を鍵12であけると、解除スイッチKSの接
点が開いて(図5参照)、前記保持回路H1の保持動作
を解除し、リレーCの接点C1及び接点C2が電気的に
断たれた状態になって、警報器BLの警報音を止めるこ
とができる。
【0038】また、前記端子台28の外部出力端子部T
7、T8を、前記接続コードによって、外部装置G1と
電気的に接続した状態で、保持回路H1としてのリレー
Cが保持動作を行うと、リレーCの接点C3が電気的に
接続され、その保持動作の間、外部装置G1が動作する
が、この外部装置G1は、例えば、図6に示されるよう
に、外部の警報装置BLと、外部録画装置としてのビデ
オカメラG3と、照明装置RLとを電気的に並列に接続
したものからなる。
【0039】そして、外部の警報装置BLをその賽銭箱
S1の管理者等の近くに設置すると、外部の警報装置B
Lの動作により、賽銭箱S1の管理者等は、賽銭箱S1
に異常が発生したことが即座に且つ確実に分かる。ま
た、外部録画装置G3及び照明装置RLは、賽銭箱S1
の近くに設置されているため、例えば、窃盗等を企てる
者が、賽銭箱S1を振動させたり、ゆすったり、あるい
は傾けたりすると、既述のごとく、検出スイッチLS
が、前記振り子K2を介して、振動、ゆれ、傾き等の動
きを検出して、リレーCが保持動作を行い、照明装置R
Lが照明するとともに、外部録画装置としてのビデオカ
メラG3が動作することによって、窃盗等を企てる者の
人相等を写すことができる。尚、外部装置G1は、必ず
しも上記の如く、構成されている必要はない。
【0040】また、前記端子台28の外部入力端子部T
1、T5は、前記接続コードによって、外部の検出部Q
1と電気的に接続された状態で、例えば、賽銭箱S1の
近くに設置された異常検出用センサー等からなる外部の
検出部Q1が異常を検出し、保持回路H1が保持動作を
行うと、その保持動作の間、装置本体ケース18内の警
報器BLは警報音を鳴らす。それにより、検出部Q1
は、賽銭箱S1の振動、ゆれ、傾き等の動き以外の異常
を検出して、前記装置本体ケース18内の警報器BLが
警報音を鳴らすことができるので、この装置本体ケース
18内の保持回路H1、電源D1、並びに警報器BL等
を有効に利用することができる。
【0041】もっとも、外部出力端子部T7、T8及び
外部入力端子部T1、T5は、防犯警報装置10の使用
目的等に応じて必要性に応じて、適宜使用されるもので
あるため、必要性に乏しければなくしても良い。
【0042】次に、他の実施例の電気回路について、図
7を参照して説明する。
【0043】この実施例と図5に示される実施例との相
違点は、前記警報器BLには、その警報音を止めるた
め、前記保持回路H1としてのリレーCの保持動作を所
定時間後に解除するタイマーTMが、乾電池22bの陽
極側と、解除スイッチKSと検出スイッチLSとの接続
点Tbとの間に電気的に並列に接続されるとともに、こ
のタイマーTMが所定時間を計測することによって動作
するタイマースイッチTSが、リレーCと、解除スイッ
チKSとの間に接続されている点である。それにより、
タイマーTMが、リレーCの保持動作を所定時間後に解
除すると、蓋体16の錠14を鍵12であけるような操
作をしなくても、警報器BLの警報音が自動的に止ま
る。この場合、タイマーTMは、警報器BLの警報音が
鳴る時間を調整できるように、設定時間を調整できるタ
イマーからなるのが望ましい。
【0044】尚、本発明は、上述した実施例に限定され
るわけではなく、例えば、取付対象物である賽銭箱S1
の後面もしくは内部に装置本体ケース18が取り付けら
れていてもよいし、また、取付対象物は、必ずしも賽銭
箱S1に限定する必要はなく、例えば、金庫、貴重品入
れ等であってもよく、更には、それ以外の、収納倉庫の
扉であってもよい。
【0045】また、保持回路H1は、必ずしもリレーC
からなる必要はなく、検出部K1が振動、ゆれ、傾き等
の動きを検出したことを保持するものであればどのよう
なものであってもよい。また、電源D1は、必ずしも乾
電池からなる必要はなく、装置本体ケース内に設置でき
る内部電源であれば、どのようなものであっても良い。
また、装置本体ケース18に、例えば、赤色などの目立
つ色を彩色したり、あるいは、そのケース18の表面
に、本装置の存在を示すような文字あるいは図等からな
る表示、例えば、「警報装置」というような文字を目立
つ大きさで書き入れるなどすれば、窃盗等を企てる者に
対して、警告の意思表示を伝えることができる。
【0046】
【発明の効果】以上、詳述したところから明らかなよう
に、この発明にかかる防犯警報装置によれば、次の効果
がある。
【0047】請求項1に記載された防犯警報装置によれ
ば、取付対象物に装置本体ケースを取り付けた状態で、
この取付対象物を振動させたり、ゆすったり、あるいは
傾けたりすると、装置本体ケース内の検出部が、振動、
ゆれ、傾き等の動きを検出するとともに、保持回路が保
持動作をしている間、警報器は警報音を鳴らすため、取
付対象物の管理者等は、取付対象物に異常が発生したこ
とを確実に知ることができる。しかも、この防犯警報装
置は、特別な設置工事が不要であるため、簡単容易にし
かも安価に取り付けることができる。
【0048】また、請求項2に記載された防犯警報装置
によれば、装置本体ケースが取り付けられた取付対象物
を振動させたり、ゆすったり、あるいは傾けて、検出ス
イッチの振り子に所定値以上の外力が加わった場合、検
出スイッチは、取付対象物の振動、ゆれ、傾き等の動き
を検出する。それにより、例えば、取付対象物に強く触
れて、振り子に所定値以上の外力が加わった場合、警報
器は警報音を鳴らす。一方、取付対象物にわずかに触っ
て、振り子に所定値以下の外力しか加わらなかった場
合、警報器は警報音を鳴らさないので、防犯警報装置の
誤動作を防止することができる。
【0049】また、請求項3に記載された防犯警報装置
によれば、蓋体の錠をあけるように操作すると、解除ス
イッチが動作して、保持回路の保持動作を解除し、警報
器の警報音が止まるが、その操作がされるまで、警報器
の警報音は鳴り続ける。それにより、取付対象物の管理
者等は、取付対象物に異常が発生したことが確実に分か
るとともに、例えば、窃盗等を行っている者に警告し続
ける。
【0050】また、請求項4に記載された防犯警報装置
によれば、外部出力端子部と、外部装置とが電気的に接
続された状態で、保持回路が保持動作をしている間、外
部装置が動作する。それにより、外部装置が、例えば、
外部の警報装置であって、その取付対象物の管理者等の
近くに設置されると、外部の警報装置の動作により、取
付対象物の管理者等は、取付対象物に異常が発生したこ
とが即座に且つ確実に分かる。また、外部装置が、例え
ば、外部録画装置であって、その取付対象物の近くに設
置されると、外部録画装置の動作により、例えば、窃盗
等を企てる者の人相等を録画することができる。
【0051】また、請求項5に記載された防犯警報装置
によれば、外部の検出部と外部入力端子部とが電気的に
接続された状態で、外部の検出部が検出して、装置本体
ケース内の保持回路が保持動作を行い、その保持動作を
している間、警報器は警報音を鳴らす。それにより、外
部の検出部が、例えば、取付対象物の近くに設置された
異常検出センサー等であれば、この検出部は、取付対象
物の振動、ゆれ、傾き等の動き以外の異常を検出して、
前記警報器が警報音を鳴らすことができるので、この装
置の保持回路、電源、警報器等を有効に利用することが
できる。
【0052】更に、請求項6に記載された防犯警報装置
によれば、タイマーが保持回路の保持動作を所定時間後
に解除すると、警報器の警報音が止まるため、そのタイ
マーによって設定された時間のみ警報音が鳴って、その
設定時間経過後は、自動的に警報音が止まるので、警報
器の警報音を止める特別の操作が不要となって、使い勝
手が良くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る防犯警報装置の一実施例を、賽
銭箱の側面に取り付けた状態を示す斜視図である。
【図2】その実施例の防犯警報装置の蓋体を取り除いて
内部を示す正面図である。
【図3】図2におけるAーA線断面図である。
【図4】その防犯警報装置の蓋体、その他の一部を示す
横断面図である。
【図5】その防犯警報装置の回路図である。
【図6】その防犯警報装置の外部に接続される、外部装
置の回路図である。
【図7】他の実施例の図5相当図である。
【符号の説明】
K1 検出部 H1 保持回路 BL 警報器
D1 電源 18 装置本体ケース K2 振り子 LS 検出
スイッチ KS 解除スイッチ 16 蓋体 14 錠
H1 保持回路 T7、T8 外部出力端子部 T1、T5 外部入力
端子部 G1 外部装置 Q1 外部の検出部 TM タイ
マー

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 振動、ゆれ、傾き等の動きを検出する検
    出部と、 この検出部が前記動きを検出したことを保持する保持回
    路と、 この保持回路が保持動作をしている間、警報音を鳴らす
    ことができる警報器と、 これら検出部、保持回路、警報器に電気的に接続されて
    いる電源とを備えるとともに、少なくとも前記検出部、
    保持回路及び電源を装置本体ケース内に収めてなる防犯
    警報装置。
  2. 【請求項2】 前記検出部は、振り子と、この振り子が
    所定値以上の外力によって振れると作動する検出スイッ
    チとからなる請求項1に記載の防犯警報装置。
  3. 【請求項3】 前記警報器には、その警報音を止めるた
    め、前記保持回路の保持動作を解除する解除スイッチが
    電気的に接続され、この解除スイッチは、前記装置本体
    ケースに施錠可能に取り付けられる蓋体の錠をあけるこ
    とにより作動する請求項1または2に記載の防犯警報装
    置。
  4. 【請求項4】 前記保持回路が保持動作をしている間、
    外部装置が作動するように、この外部装置と保持回路と
    を電気的に接続可能にする、外部出力端子部が設けられ
    ている請求項1乃至3のいずれかに記載の防犯警報装
    置。
  5. 【請求項5】 外部の検出部の検出により、前記保持回
    路が保持動作を行うように、外部の検出部と保持回路と
    を電気的に接続可能にする外部入力端子部が設けられて
    いる請求項1乃至4のいずれかに記載の防犯警報装置。
  6. 【請求項6】 前記警報器には、その警報音を止めるた
    め、前記保持回路の保持動作を所定時間後に解除するタ
    イマーが電気的に接続されている請求項1乃至5のいず
    れかに記載の防犯警報装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100263034B1 (ko) * 1995-12-02 2000-08-01 김지태 인텔리전트 금고
JP2013040838A (ja) * 2011-08-15 2013-02-28 Kyosan Electric Mfg Co Ltd 加重検知センサー及び加重検知システム
JP2023003486A (ja) * 2021-06-24 2023-01-17 上田技研産業株式会社 揺れセンサ及びそれを用いた警報装置

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