JPH0855310A - 磁気抵抗効果型ヘッド - Google Patents
磁気抵抗効果型ヘッドInfo
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- JPH0855310A JPH0855310A JP21218394A JP21218394A JPH0855310A JP H0855310 A JPH0855310 A JP H0855310A JP 21218394 A JP21218394 A JP 21218394A JP 21218394 A JP21218394 A JP 21218394A JP H0855310 A JPH0855310 A JP H0855310A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 磁気抵抗効果型ヘッドにおける電極と磁気シ
ールド層との短絡の問題を解消して、磁気ギャップを狭
くできる構成の提供。 【構成】 磁気シールド層7,8として、絶縁層3a,
3bとシールド用の金属磁性層7b,8bとの間に非導
電性磁性フェライト層7a,8aを成膜して、非導電性
磁性フェライト層7a,8aと金属磁性層7b,8bの
2層の複合層構成とすることにより、電極5と金属磁気
シールド層(金属磁性層7b,8b)の短絡防止に役立
つとともに、非導電性磁性フェライト層7a,8aが金
属磁性層7b,8bとともに磁気シールドの役割も果た
すため、実効的な磁気ギャップも狭く設定でき、高記録
密度用の磁気抵抗効果型ヘッドとして最適である。
ールド層との短絡の問題を解消して、磁気ギャップを狭
くできる構成の提供。 【構成】 磁気シールド層7,8として、絶縁層3a,
3bとシールド用の金属磁性層7b,8bとの間に非導
電性磁性フェライト層7a,8aを成膜して、非導電性
磁性フェライト層7a,8aと金属磁性層7b,8bの
2層の複合層構成とすることにより、電極5と金属磁気
シールド層(金属磁性層7b,8b)の短絡防止に役立
つとともに、非導電性磁性フェライト層7a,8aが金
属磁性層7b,8bとともに磁気シールドの役割も果た
すため、実効的な磁気ギャップも狭く設定でき、高記録
密度用の磁気抵抗効果型ヘッドとして最適である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、高密度記録媒体の読
出し(再生)に利用される磁気抵抗効果素子を用いた薄
膜磁気ヘッドの改良に係り、磁気シールド層を非導電性
磁性フェライト層と金属磁性層の2層の複合層から構成
して、特に段差部がある電極と金属磁気シールド層との
短絡を防止し、実効的な狭磁気ギャップを達成した磁気
抵抗効果型ヘッドに関する。
出し(再生)に利用される磁気抵抗効果素子を用いた薄
膜磁気ヘッドの改良に係り、磁気シールド層を非導電性
磁性フェライト層と金属磁性層の2層の複合層から構成
して、特に段差部がある電極と金属磁気シールド層との
短絡を防止し、実効的な狭磁気ギャップを達成した磁気
抵抗効果型ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】高密度記録媒体として活用される磁気デ
ィスク装置において、その記録容量の向上や小型化、信
号伝送速度の高速化が極めて高いレベルで要求される今
日では、読出し磁気ヘッドには磁気抵抗効果素子を用い
た薄膜磁気ヘッドが採用されている。
ィスク装置において、その記録容量の向上や小型化、信
号伝送速度の高速化が極めて高いレベルで要求される今
日では、読出し磁気ヘッドには磁気抵抗効果素子を用い
た薄膜磁気ヘッドが採用されている。
【0003】かかる磁気抵抗効果型ヘッドの構成を、図
2の従来の磁気抵抗効果型ヘッドの浮上面方向からみた
断面図にて説明すると、例えば、Al2O3−TiC基板
1上にNiFe合金からなる磁気シールド層2aを設
け、下ギャップ層となるAl2O3からなる絶縁層3aの
上に、磁気抵抗効果膜と磁気分離膜とバイアス膜とが積
層されてなる3層構造のMR3層膜4を成膜形成し、そ
の上に電極5を形成してあり、さらに上ギャップ層とな
るAl2O3からなる絶縁層3bを成膜し、NiFe合金
からなる磁気シールド層2bを形成し、保護膜6を成膜
してヘッドを完成させる構成からなる。
2の従来の磁気抵抗効果型ヘッドの浮上面方向からみた
断面図にて説明すると、例えば、Al2O3−TiC基板
1上にNiFe合金からなる磁気シールド層2aを設
け、下ギャップ層となるAl2O3からなる絶縁層3aの
上に、磁気抵抗効果膜と磁気分離膜とバイアス膜とが積
層されてなる3層構造のMR3層膜4を成膜形成し、そ
の上に電極5を形成してあり、さらに上ギャップ層とな
るAl2O3からなる絶縁層3bを成膜し、NiFe合金
からなる磁気シールド層2bを形成し、保護膜6を成膜
してヘッドを完成させる構成からなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記構成からなる磁気
抵抗効果型ヘッドにおいて、前述の高密度化を達成する
ためには、上下磁気シールド層間を狭くしてトータルの
ギャップを小さくする必要がある。しかし、該ギャップ
を小さくすると、特に段差部がある電極と磁気シールド
層が短絡する場合が多く、ウエーハ歩溜りの大きな低下
を招いていた。電極と磁気シールド層の短絡防止を目的
に、電極形状として広幅、薄膜のものが採用されるが、
この方法でも電極厚とギャップ厚はほぼ同等であり、短
絡するという欠点は解消されていない。
抵抗効果型ヘッドにおいて、前述の高密度化を達成する
ためには、上下磁気シールド層間を狭くしてトータルの
ギャップを小さくする必要がある。しかし、該ギャップ
を小さくすると、特に段差部がある電極と磁気シールド
層が短絡する場合が多く、ウエーハ歩溜りの大きな低下
を招いていた。電極と磁気シールド層の短絡防止を目的
に、電極形状として広幅、薄膜のものが採用されるが、
この方法でも電極厚とギャップ厚はほぼ同等であり、短
絡するという欠点は解消されていない。
【0005】この発明は、従来の磁気抵抗効果型ヘッド
における電極と磁気シールド層との短絡の問題を解消し
て、磁気ギャップを狭くできる構成からなる磁気抵抗効
果型ヘッドの提供を目的としている。
における電極と磁気シールド層との短絡の問題を解消し
て、磁気ギャップを狭くできる構成からなる磁気抵抗効
果型ヘッドの提供を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】発明者は、磁気抵抗効果
型ヘッドにおける電極と磁気シールド層との短絡の問題
を解消して、磁気ギャップを狭くできる構成を目的に、
磁気シールド層について種々検討した結果、金属磁気シ
ールド層と絶縁層の間に非導電性フェライトを成膜する
ことにより、電極と金属磁気シールド層の短絡防止に役
立つとともに、金属磁気シールド層とともに磁気シール
ドの役割も果たすため、磁気ギャップ間隔は広がらない
ことを知見し、この発明を完成した。
型ヘッドにおける電極と磁気シールド層との短絡の問題
を解消して、磁気ギャップを狭くできる構成を目的に、
磁気シールド層について種々検討した結果、金属磁気シ
ールド層と絶縁層の間に非導電性フェライトを成膜する
ことにより、電極と金属磁気シールド層の短絡防止に役
立つとともに、金属磁気シールド層とともに磁気シール
ドの役割も果たすため、磁気ギャップ間隔は広がらない
ことを知見し、この発明を完成した。
【0007】すなわち、この発明は、3層構造磁気抵抗
効果素子を挟むように絶縁層を介して磁気シールド層を
有する磁気抵抗効果型ヘッドにおいて、磁気シールド層
の一方又は両方が、絶縁層側から非導電性磁性フェライ
ト層と金属磁性層の2層の複合層からなることを特徴と
する磁気抵抗効果型ヘッドである。
効果素子を挟むように絶縁層を介して磁気シールド層を
有する磁気抵抗効果型ヘッドにおいて、磁気シールド層
の一方又は両方が、絶縁層側から非導電性磁性フェライ
ト層と金属磁性層の2層の複合層からなることを特徴と
する磁気抵抗効果型ヘッドである。
【0008】また、この発明は、上記の磁気抵抗効果型
ヘッドの構成において、非導電性磁性フェライト層が比
抵抗 105Ωcm以上の材料であること、非導電性磁
性フェライト層厚が0.03μm〜0.4μmであるこ
と、を特徴とする。
ヘッドの構成において、非導電性磁性フェライト層が比
抵抗 105Ωcm以上の材料であること、非導電性磁
性フェライト層厚が0.03μm〜0.4μmであるこ
と、を特徴とする。
【0009】この発明において、磁気シールド層を構成
する非導電性磁性フェライト層としては、NiZn系フ
ェライトのような比抵抗として105Ωcm以上のもの
がよく、成膜厚としては0.03μm以上で十分である
が、一般にフェライトは透磁率が金属磁性体より低く、
飽和磁束密度が小さいため0.4μm超える膜厚では磁
気ヘッドの実効ギャップ長が長くなるので好ましくな
い。また、金属磁性層としては、フェライトより透磁率
の高いNiFe系、CoZr系アモルファスなどを使用
できる。
する非導電性磁性フェライト層としては、NiZn系フ
ェライトのような比抵抗として105Ωcm以上のもの
がよく、成膜厚としては0.03μm以上で十分である
が、一般にフェライトは透磁率が金属磁性体より低く、
飽和磁束密度が小さいため0.4μm超える膜厚では磁
気ヘッドの実効ギャップ長が長くなるので好ましくな
い。また、金属磁性層としては、フェライトより透磁率
の高いNiFe系、CoZr系アモルファスなどを使用
できる。
【0010】
【作用】この発明による磁気抵抗効果型ヘッドの作用を
図面に基づいて詳述する。図1は磁気抵抗効果型ヘッド
の浮上面方向からみた断面図である。図1のAに示す例
は、基板1上に例えばNiFe合金からなる磁気シール
ド層2aを設け、下ギャップ層となるAl2O3などから
なる絶縁層3aの上に、磁気抵抗効果膜と磁気分離膜と
バイアス膜とが積層されてなる3層構造のMR3層膜4
を成膜形成し、その上に電極5を形成し、さらに上ギャ
ップ層となるAl2O3などからなる絶縁層3bを成膜し
てある。この絶縁層3b上に、NiZn系フェライトか
らなる非導電性磁性フェライト層7aを成膜してからN
iFe合金からなる金属磁性層7bを設けて2層の複合
層からなる磁気シールド層7を形成し、さらに保護膜6
を積層成膜してある。
図面に基づいて詳述する。図1は磁気抵抗効果型ヘッド
の浮上面方向からみた断面図である。図1のAに示す例
は、基板1上に例えばNiFe合金からなる磁気シール
ド層2aを設け、下ギャップ層となるAl2O3などから
なる絶縁層3aの上に、磁気抵抗効果膜と磁気分離膜と
バイアス膜とが積層されてなる3層構造のMR3層膜4
を成膜形成し、その上に電極5を形成し、さらに上ギャ
ップ層となるAl2O3などからなる絶縁層3bを成膜し
てある。この絶縁層3b上に、NiZn系フェライトか
らなる非導電性磁性フェライト層7aを成膜してからN
iFe合金からなる金属磁性層7bを設けて2層の複合
層からなる磁気シールド層7を形成し、さらに保護膜6
を積層成膜してある。
【0011】金属磁性層7bと絶縁層3bの間に非導電
性磁性フェライト層7aを成膜することにより、電極5
と磁気シールド層である金属磁性層7bの短絡防止に役
立つとともに、金属磁性層7bとともに磁気シールドの
役割も果たすため、実効的な磁気ギャップも狭く設定で
きる。一方、図1のCに示すごとく、上述の構成におい
て電極が形成されていないMR3層膜4の下側の磁気シ
ールド層をこの発明の2層の複合層からなる磁気シール
ド層8とすることができる。すなわち、基板1上にNi
Fe合金からなる金属磁性層8bを成膜し、さらに非導
電性磁性フェライト層8aを成膜してから絶縁層3aを
設けてある。
性磁性フェライト層7aを成膜することにより、電極5
と磁気シールド層である金属磁性層7bの短絡防止に役
立つとともに、金属磁性層7bとともに磁気シールドの
役割も果たすため、実効的な磁気ギャップも狭く設定で
きる。一方、図1のCに示すごとく、上述の構成におい
て電極が形成されていないMR3層膜4の下側の磁気シ
ールド層をこの発明の2層の複合層からなる磁気シール
ド層8とすることができる。すなわち、基板1上にNi
Fe合金からなる金属磁性層8bを成膜し、さらに非導
電性磁性フェライト層8aを成膜してから絶縁層3aを
設けてある。
【0012】図1のAに示す例は、電極5がMR3層膜
4の上側にのみ形成される構成であるが、電極がMR3
層膜4の両面に配置される場合は、図1のBに示すごと
く、基板1上に金属磁性層8bを成膜し、非導電性磁性
層フェライト8aを成膜して複合層からなる磁気シール
ド層8を設けてから絶縁層3aを成膜し、電極5aをパ
ターニングしてからMR3層膜4を成膜形成し、さらに
電極5bを設けてから絶縁層3bを成膜し、この上に非
導電性磁性フェライト層7aを成膜し、金属磁性層7b
を積層して複合層からなる磁気シールド層7を設け、電
極5a,5bと金属磁性層7b,8bとの短絡を非導電
性磁性フェライト層7a,8aにて防止することができ
る。
4の上側にのみ形成される構成であるが、電極がMR3
層膜4の両面に配置される場合は、図1のBに示すごと
く、基板1上に金属磁性層8bを成膜し、非導電性磁性
層フェライト8aを成膜して複合層からなる磁気シール
ド層8を設けてから絶縁層3aを成膜し、電極5aをパ
ターニングしてからMR3層膜4を成膜形成し、さらに
電極5bを設けてから絶縁層3bを成膜し、この上に非
導電性磁性フェライト層7aを成膜し、金属磁性層7b
を積層して複合層からなる磁気シールド層7を設け、電
極5a,5bと金属磁性層7b,8bとの短絡を非導電
性磁性フェライト層7a,8aにて防止することができ
る。
【0013】
実施例1 Al2O3−TiC基板上にめっきによりNiFeを2μ
m形成して下磁気シールド層を設け、この上にAl2O3
を0.15μm成膜して下絶縁層とした。下絶縁層上
に、CoZrMo膜をソフト膜とし、Tiを磁気分離
膜、NiFe膜を磁気抵抗効果膜とする3層MR素子を
形成した。3層MR素子形状は厚み0.05μmであ
り、長さは60μm、幅は5μmである。さらにこの上
にトラック幅が6μmとなるようにCu電極を0.2μ
mの厚みで形成した。上絶縁層としてAl2O3を0.1
8μm厚みで成膜後、Ni−Znの非導電性フェライト
を0.01μm、0.03μm、0.05μm、0.1
μm、0.2μm、0.3μm、0.4μm、0.5μ
mの各厚みで成膜した8種類の構成のものを作製し、さ
らにNiFe膜をめっきにより2μm形成して金属磁性
層を積層し、その後、端子部を形成し、Al2O3膜の保
護層を30μm成膜してウエハプロセスを完了した。端
子出し加工後、金パッドを形成し、切断、研磨、組立て
を経て、磁気ヘッドを作製した。また、比較のため、上
記構成でNi−Znの非導電性フェライトを設けること
なく、NiFe膜をめっきにより2μm形成して磁気シ
ールド層を積層した従来の構成のものを作製して同様方
法で磁気ヘッドとなした。
m形成して下磁気シールド層を設け、この上にAl2O3
を0.15μm成膜して下絶縁層とした。下絶縁層上
に、CoZrMo膜をソフト膜とし、Tiを磁気分離
膜、NiFe膜を磁気抵抗効果膜とする3層MR素子を
形成した。3層MR素子形状は厚み0.05μmであ
り、長さは60μm、幅は5μmである。さらにこの上
にトラック幅が6μmとなるようにCu電極を0.2μ
mの厚みで形成した。上絶縁層としてAl2O3を0.1
8μm厚みで成膜後、Ni−Znの非導電性フェライト
を0.01μm、0.03μm、0.05μm、0.1
μm、0.2μm、0.3μm、0.4μm、0.5μ
mの各厚みで成膜した8種類の構成のものを作製し、さ
らにNiFe膜をめっきにより2μm形成して金属磁性
層を積層し、その後、端子部を形成し、Al2O3膜の保
護層を30μm成膜してウエハプロセスを完了した。端
子出し加工後、金パッドを形成し、切断、研磨、組立て
を経て、磁気ヘッドを作製した。また、比較のため、上
記構成でNi−Znの非導電性フェライトを設けること
なく、NiFe膜をめっきにより2μm形成して磁気シ
ールド層を積層した従来の構成のものを作製して同様方
法で磁気ヘッドとなした。
【0014】表1にウエーハ段階での電気特性と完成し
た磁気ヘッドの読み込み信号特性とNi−Znの非導電
性フェライト層の厚みとの関係を示しているが、Ni−
Znの非導電性フェライト層が0.03μmで電極と金
属磁性層間の短絡が大きく減少し、0.05μm以上で
はほとんど短絡がなく、安定していた。また、Ni−Z
nの非導電性フェライト層が0.4μm以下であれば読
み込み信号から得られた実効ギャップ長に相当する信号
の半値幅は0.38μmであり、Ni−Znの非導電性
フェライト層がないものと同等であるが、Ni−Znの
非導電性フェライト層が0.5μmになると実効ギャッ
プ長は0.40μmと大きくなるので、非導電性フェラ
イト層の厚みとしては0.05μmから0.4μmが望
ましいことがわかる。
た磁気ヘッドの読み込み信号特性とNi−Znの非導電
性フェライト層の厚みとの関係を示しているが、Ni−
Znの非導電性フェライト層が0.03μmで電極と金
属磁性層間の短絡が大きく減少し、0.05μm以上で
はほとんど短絡がなく、安定していた。また、Ni−Z
nの非導電性フェライト層が0.4μm以下であれば読
み込み信号から得られた実効ギャップ長に相当する信号
の半値幅は0.38μmであり、Ni−Znの非導電性
フェライト層がないものと同等であるが、Ni−Znの
非導電性フェライト層が0.5μmになると実効ギャッ
プ長は0.40μmと大きくなるので、非導電性フェラ
イト層の厚みとしては0.05μmから0.4μmが望
ましいことがわかる。
【0015】実施例2 Al2O3−TiC基板上にスパッタでCoZr系アモル
ファス金属を1.8μm厚みで成膜して金属磁性層とな
し、Ni−Zn非導電性フェライトをイオンビームスパ
ッタで0.01μm、0.03μm、0.05μm、
0.1μm、0.2μm、0.4μm、0.5μmの7
種類の膜厚みで成膜して下磁性シールド層とした。この
上にAl2O3を0.10μm厚みで成膜して下絶縁層と
した。さらにCoZrMo膜をソフト膜とし、Tiを磁
気分離膜、NiFe膜を磁気抵抗効果膜とする3層MR
素子を形成した。3層MR素子形状は厚み0.05μm
であり、長さは100μm、幅は4μmである。さらに
トラック幅が5μmとなるようにCu電極を0.10μ
mの厚みで形成した。上絶縁層として、Al2O3を0.
08μm厚みで成膜後、Ni−Znの非導電性フェライ
トを下磁気シールド層の場合と同じ厚みで成膜し、さら
に金属磁性層としてCoZr系アモルファス金属を1.
8μm厚みで成膜して上磁気シールド層を形成した。こ
の後、端子部を形成し、Al2O3膜の保護層を30μm
成膜してウエーハプロセスを完了した。端子出し加工
後、金パッドを形成し、切断、研磨、組立てを経て、磁
気ヘッドを作製した。
ファス金属を1.8μm厚みで成膜して金属磁性層とな
し、Ni−Zn非導電性フェライトをイオンビームスパ
ッタで0.01μm、0.03μm、0.05μm、
0.1μm、0.2μm、0.4μm、0.5μmの7
種類の膜厚みで成膜して下磁性シールド層とした。この
上にAl2O3を0.10μm厚みで成膜して下絶縁層と
した。さらにCoZrMo膜をソフト膜とし、Tiを磁
気分離膜、NiFe膜を磁気抵抗効果膜とする3層MR
素子を形成した。3層MR素子形状は厚み0.05μm
であり、長さは100μm、幅は4μmである。さらに
トラック幅が5μmとなるようにCu電極を0.10μ
mの厚みで形成した。上絶縁層として、Al2O3を0.
08μm厚みで成膜後、Ni−Znの非導電性フェライ
トを下磁気シールド層の場合と同じ厚みで成膜し、さら
に金属磁性層としてCoZr系アモルファス金属を1.
8μm厚みで成膜して上磁気シールド層を形成した。こ
の後、端子部を形成し、Al2O3膜の保護層を30μm
成膜してウエーハプロセスを完了した。端子出し加工
後、金パッドを形成し、切断、研磨、組立てを経て、磁
気ヘッドを作製した。
【0016】表2にウエハ段階での電気特性と完成した
磁気ヘッドの読み込み信号特性とNi−Znの非導電性
フェライト層の厚みとの関係を示しているが、Ni−Z
nの非導電性フェライト層が0.03μmで電極と金属
磁性層間の短絡が大きく減少し、0.05μm以上では
ほとんど短絡がなく、安定していた。また、Ni−Zn
の非導電性フェライト層が0.4μm以下であれば読み
込み信号から得られた実効ギャップ長に相当する信号の
半値幅は0.24μmであり、Ni−Znの非導電性フ
ェライト層がないものと同等であるが、Ni−Znの非
導電性フェライト層が0.5μmになると実効ギャップ
長は0.28μmと大きくなるので、非導電性フェライ
ト層の厚みとしては0.05μmから0.4μmが望ま
しいことが確認された。
磁気ヘッドの読み込み信号特性とNi−Znの非導電性
フェライト層の厚みとの関係を示しているが、Ni−Z
nの非導電性フェライト層が0.03μmで電極と金属
磁性層間の短絡が大きく減少し、0.05μm以上では
ほとんど短絡がなく、安定していた。また、Ni−Zn
の非導電性フェライト層が0.4μm以下であれば読み
込み信号から得られた実効ギャップ長に相当する信号の
半値幅は0.24μmであり、Ni−Znの非導電性フ
ェライト層がないものと同等であるが、Ni−Znの非
導電性フェライト層が0.5μmになると実効ギャップ
長は0.28μmと大きくなるので、非導電性フェライ
ト層の厚みとしては0.05μmから0.4μmが望ま
しいことが確認された。
【0017】
【表1】
【0018】
【表2】
【0019】
【発明の効果】この発明は、磁気シールド層として、絶
縁層とシールド用の金属磁性層との間に非導電性フェラ
イトを成膜して、非導電性磁性フェライト層と金属磁性
層の2層の複合層構成とすることにより、電極と金属磁
気シールド層(金属磁性層)の短絡防止に役立つととも
に、非導電性磁性フェライト層が金属磁性層とともに磁
気シールドの役割も果たすため、実効的な磁気ギャップ
も狭く設定でき、高記録密度用の磁気抵抗効果型ヘッド
として最適である。
縁層とシールド用の金属磁性層との間に非導電性フェラ
イトを成膜して、非導電性磁性フェライト層と金属磁性
層の2層の複合層構成とすることにより、電極と金属磁
気シールド層(金属磁性層)の短絡防止に役立つととも
に、非導電性磁性フェライト層が金属磁性層とともに磁
気シールドの役割も果たすため、実効的な磁気ギャップ
も狭く設定でき、高記録密度用の磁気抵抗効果型ヘッド
として最適である。
【図1】A,B,Cはそれぞれ本発明による磁気抵抗効
果型ヘッドの構成を示す浮上面方向からみた断面説明図
である。
果型ヘッドの構成を示す浮上面方向からみた断面説明図
である。
【図2】従来の磁気抵抗効果型ヘッドの構成を示す浮上
面方向からみた断面説明図である。
面方向からみた断面説明図である。
1 基板 2a,2b 磁気シールド層 3a,3b 絶縁層 4 MR3層膜 5,5a,5b 電極 6 保護膜 7,8 磁気シールド層 7a,8a 非導電性磁性フェライト層 7b,8b 金属磁性層
Claims (1)
- 【請求項1】 3層構造磁気抵抗効果素子を挟むように
絶縁層を介して磁気シールド層を有する磁気抵抗効果型
ヘッドにおいて、磁気シールド層の一方又は両方が、絶
縁層側から非導電性磁性フェライト層と金属磁性層の2
層の複合層からなることを特徴とする磁気抵抗効果型ヘ
ッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21218394A JPH0855310A (ja) | 1994-08-12 | 1994-08-12 | 磁気抵抗効果型ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21218394A JPH0855310A (ja) | 1994-08-12 | 1994-08-12 | 磁気抵抗効果型ヘッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0855310A true JPH0855310A (ja) | 1996-02-27 |
Family
ID=16618300
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21218394A Pending JPH0855310A (ja) | 1994-08-12 | 1994-08-12 | 磁気抵抗効果型ヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0855310A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5978183A (en) * | 1997-12-11 | 1999-11-02 | International Business Machines Corporation | High resolution lead to shield short-resistant read head |
| US6754051B2 (en) | 1999-03-24 | 2004-06-22 | Tdk Corporation | Spin valve transducer having partly patterned magnetoresistance element |
-
1994
- 1994-08-12 JP JP21218394A patent/JPH0855310A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5978183A (en) * | 1997-12-11 | 1999-11-02 | International Business Machines Corporation | High resolution lead to shield short-resistant read head |
| US6162582A (en) * | 1997-12-11 | 2000-12-19 | International Business Machines Corporation | Method of making a high resolution lead to shield short-resistant read head |
| US6754051B2 (en) | 1999-03-24 | 2004-06-22 | Tdk Corporation | Spin valve transducer having partly patterned magnetoresistance element |
| US7079360B2 (en) | 1999-03-24 | 2006-07-18 | Tdk Corporation | Spin valve transducer having partly patterned magnetoresistance element |
| US7085109B1 (en) | 1999-03-24 | 2006-08-01 | Tdk Corporation | Spin valve type transducer capable of reducing reproducing gap |
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