JPH085535B2 - コンベヤベルト用ローラ装置 - Google Patents

コンベヤベルト用ローラ装置

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JPH085535B2
JPH085535B2 JP5215194A JP21519493A JPH085535B2 JP H085535 B2 JPH085535 B2 JP H085535B2 JP 5215194 A JP5215194 A JP 5215194A JP 21519493 A JP21519493 A JP 21519493A JP H085535 B2 JPH085535 B2 JP H085535B2
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景義 吉迫
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日本通商株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンベヤベルト用アイ
ドラ装置等のローラ装置に関し、特に、ローラの交換作
業を容易としたものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンベヤベルトは、移送方向に所
定間隔をおいてローラ装置により支えられている。例え
ば、搬送物を載せた上行ベルトは、フォワードアイドラ
により支持され、脱荷した下行ベルトは、リターンアイ
ドラにより案内されている。
【0003】図3に示すように、例えば、上行ベルト1
を支持する公知のトラフィングアイドラは、ベルト1の
トラフに沿わしめるため、水平に配置されるセンターロ
ーラ2と、センターに向けて傾斜配置されるサイドロー
ラ3、4とを備えている。
【0004】各ローラ2、3、4は、それぞれに対して
一対を一組として設けられたセンターブラケット5、5
並びにサイドブラケット6、6及び7、7に着脱自在に
軸支されており、これらのブラケット群は、ベルト1の
横断方向に配置された支持バー8に立設されている。
【0005】このアイドラ装置を取付設置するに際して
は、ベルト1の両側下方に位置する機枠9、9にスペー
サ部材10、10を載置すると共にボルト等の固着手段
11、11により固着する。次いで、前記スペーサ部材
10、10に前記支持バー8を架設し、ボルト等の固着
手段12、12により固着する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図3に示す従来例にお
いて、ローラ2、3、4の摩耗に応じて、これを交換す
るためには、スペーサ部材10、10の脱着が必要不可
欠である。
【0007】即ち、図3(A)の取付状態において、固
着手段12、12を解除することにより支持バー8をフ
リーな状態にしても、ベルト1のトラフ形状に沿ってロ
ーラ2、3、4が添接されているため、アイドラ装置を
ベルト1の側方に引き出すことは不可能である。
【0008】そこで、図3(B)に示すように、固着手
段12、12のみならず固着手段11、11を併せて解
除し、機枠9、9とスペーサ部材10、10と支持バー
8のそれぞれを分離せしめ、スペーサ部材10、10を
機枠9と支持バー8の間より取出さなければならない。
そして、アイドラ装置をベルト1の下方に移動させ、こ
れにより初めてアイドラ装置をトラフ形状のベルト1に
干渉することなく側方に引き出すことが可能になる。
【0009】因に、アイドラ装置を側方に引き出した状
態でローラ2、3、4を取り替えた後、再度アイドラ装
置を元の位置に取付けるためには、図3(B)に示すよ
うにアイドラ装置を機枠9、9に預けた状態から該アイ
ドラ装置を持ち上げて、支持バー8と機枠9の間にスペ
ーサ部材10を介装せしめた後、前記固着手段11、1
1及び12、12を締着する。
【0010】従って、従来公知の装置において、摩耗し
たローラを交換するためには、極めて煩雑な作業と重労
働を強いられており、複数人の作業者により長時間を要
しているのが現状である。特に、アイドラ装置等のロー
ラ装置は、コンベヤベルトの移送方向に間隔を密として
多数設けられており、ローラの取替時期が到来すると長
期間の操業停止を余儀なくされる重大な問題を提起す
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】 本発明は、前記課題を
解決したコンベヤベルト用ローラ装置を提供するもので
あり、その第一の手段として構成したところは、支持バ
ーに立設されたブラケットにローラを着脱自在に軸支し
て成る装置において、コンベヤベルトを横断する方向に
取付固定したフレームに対して前記支持バーを該フレー
ムの軸回りに回動自在に外挿すると共に、該支持バーを
フレームに回動不能に固定する固定手段を設けて成り、
前記支持バーの周側部に切欠形成したスリットの両側縁
の間において、ブラケットを起立姿勢とするように該支
持バーをベルトの進行方向に向けて回動せしめたとき前
記スリットの一側縁を接当支持すると共に、ブラケット
を概ね伏臥姿勢とするように該支持バーをベルトの進行
方向に対向して回動せしめたとき前記スリットの他側縁
を接当支持するストッパーをフレームに固設して成る
にある。
【0012】また、本発明が第二の手段として構成した
ところは、支持バーに立設されたブラケットにローラを
着脱自在に軸支して成る装置において、コンベヤベルト
を横断する方向にフレームを取付固定し、該フレームに
対して前記支持バーをフレームの軸回りに回動固定自在
且つフレームの軸方向に移動固定自在に取付けて成る点
にある。
【0013】 更に、本発明が第三の手段として構成し
たところは、支持バーに立設された複数組のブラケット
のそれぞれローラを着脱自在に軸支して成る装置にお
いて、前記支持バーが各ローラに対応して分割された複
数の単位バーを構成し、コンベヤベルトを横断する方向
に取付固定したフレームに対して、各単位バーをフレー
ムの軸回りに回動固定自在且つフレームの軸方向に移動
固定自在に取付けて成る点にある。
【0014】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の1実施例を詳
述する。
【0015】図1に示すように、断面円形の鋼管から成
るフレーム21は、両端に座部材22、22を溶接等に
より固着すると共に、該座部材22の下部に翼片状の取
付片23を溶着等により固着している。この取付片2
3、23は、固着ボルト用の取付孔24を有しており、
従来例として図3に示した機枠9、9に取付けられ、こ
れによりフレーム21をベルトの横断方向に架設する。
【0016】前記フレーム21には、支持バー25が搭
載される。図1(C)に示すように、支持バー25は、
鋼管の下側部を全長にわたり切欠せしめたスリット26
を有し、フレーム21に外挿される。即ち、支持バー2
5は、フレーム21の一端から他端に向け軸方向に摺動
することにより、フレーム21に対して挿脱自在であ
り、しかも、外挿せしめた状態で支持バー25をフレー
ム21の外周上で軸回りに回動自在である。
【0017】図示実施例において、ローラ装置は、トラ
フィングアイドラ装置として具体化され、水平に配置さ
れるセンターローラ27と、センターに向けて傾斜配置
されるサイドローラ28、29とを備えている。このた
め、支持バー25には、各ローラ27、28、29のそ
れぞれを軸支するための一対が一組とされたセンターブ
ラケット30、30並びにサイドブラケット31、31
及び32、32が立設され溶接等により固着されてい
る。
【0018】各ブラケット30、31、32は、図2に
示すように、上部を開放した溝33を形成しており、該
溝33に各ローラ27、28、29の支軸34を嵌合せ
しめている。従って、各ローラ27、28、29は、持
ち上げることにより支軸34を溝33から取出自在であ
る。尚、各ローラ27、28、29は支軸34回りに回
動自由である。
【0019】前記ブラケットを直立状態に起立せしめた
状態で支持バー25を位置決めするためのストッパー3
5が設けられている。即ち、このストッパー35は、支
持バー25のスリット26の一側縁に沿ってフレーム2
1の長手方向に延設されている。具体的には、一対の座
部材22、22の間において、細長い鋼片をフレーム2
1に溶接等で固着することによりストッパー35を構成
することができる。
【0020】従って、支持バー25は、前記ストッパー
35の反対側に向けて回動自在である。本実施例におい
て、ブラケット30、31、32が直立姿勢から伏臥姿
勢に姿勢変更するように支持バー25を回動せしめた状
態で、該支持バー25をフレーム21に挿脱自在ならし
めるため、図1(D)に示すように、少なくとも一方の
座部材22は、フレーム21の通過空間36を形成して
いる。
【0021】図示実施例において、前記支持バー25
は、各ローラ27、28、29に対応して分割された複
数の単位バー、即ち、センターバー37並びにサイドバ
ー38及び39を構成する。
【0022】センターバー37は、一対のセットボルト
から成る固定手段40、40を備えており、センターブ
ラケット30、30を起立せしめた状態でセンターバー
37をフレーム21に固定自在とする。
【0023】一方のサイドバー38は、一対のセットボ
ルトから成る固定手段41、41を備えており、サイド
ブラケット31、31を起立せしめた状態で該サイドバ
ー38をフレーム21に固定自在とする。
【0024】他方のサイドバー39は、一対のセットボ
ルトから成る固定手段42、42を備えており、サイド
ブラケット32、32を起立せしめた状態で該サイドバ
ー39をフレーム21に固定自在とする。
【0025】ローラ装置をベルトコンベヤ装置に付設し
て長期間使用した結果、ローラ27、28、29が摩耗
して新たなローラと交換する必要を生じた場合、上記構
成に基づく実施例によれば、二つの方法が可能である。
【0026】第一の方法は、図2(A)に示す使用状態
から、支持バー25(図例の場合、センターバー37、
サイドバー38、39の三組の単位バーの全てであり、
以下同じ)の固定手段40、41、42を解除し、該支
持バー25をフレーム21に対して回動自在なフリー状
態とする。そこで、図2(B)に示すように、支持バー
25をフレーム21上でストッパー35の反対方向(図
示の反時計方向)に回動せしめると、各組のブラケット
30、31、32が概ね伏臥せしめられ、ローラ27、
28、29がトラフ形状とされたコンベヤベルトのトラ
フ底部1aよりも下方に位置せしめられる。図例の場
合、支持バー25のスリット26の側縁26aがフレー
ム21の下側でストッパー35に当接され、支持バー2
5を伏臥方向に傾斜した姿勢で固定保持する。そこで、
各ローラ27、28、29の支軸34をブラケットの溝
33から抜取り、新たなローラ27、28、29と交換
すれば良い。必要なローラの交換が終了すると、各組の
ブラケット30、31、32が起立するように支持バー
25をフレーム21上で回動し、固定手段40、41、
42により支持バー25をフレーム21に固定すれば、
ローラ27、28、29はベルトの底面に沿わしめら
れ、図2(A)に示すような元の使用状態が得られる。
尚、図2に示すように、ベルトの進行方向Fに対して、
ストッパー35を支持バー25に対向するように当接せ
しめておけば、万一、固定手段40、41、42が弛ん
だ場合でも、支持バー25を所定位置に支持できる。
【0027】第二の方法は、前記第一の方法と同様の方
法で支持バー25を回動せしめ、図2(B)に示すよう
に、ブラケット30、31、32を概ね伏臥せしめた状
態から、支持バー25をフレーム21から抜取ることに
より行う。即ち、図2(B)の状態で、支持バー25は
フレーム21の軸方向に摺動自在であり、フレーム21
の端部(図1の左端)において、図1(D)に示す通過
空間36を介して抜取ることができる。従って、支持バ
ー25をベルトの下方から側方の広い作業空間に移動せ
しめ、そこで各ローラ27、28、29の支軸34をブ
ラケットの溝33から抜取り、新たなローラ27、2
8、29と交換すれば良い。必要なローラの交換が終了
すると、前記と逆の方法により、通過空間36を介して
支持バー25をフレーム21の端部より外挿せしめ、フ
レーム21上を摺動させて所定位置にセットする。この
状態で、支持バー25は、図2(B)に示すような伏臥
方向に傾斜した姿勢にあるが、その後は、前記第一の方
法と同様の方法で各組のブラケット30、31、32が
起立するように支持バー25をフレーム21上で回動
し、固定手段40、41、42により支持バー25をフ
レーム21に固定すれば良い。
【0028】尚、本発明が上記実施例に限定されないこ
とは勿論であり、支持バー25は、単位バーを分割しな
い一本状態のものとして一体に構成しても良い。また、
図例ではセンターローラ27と一対のサイドローラ2
8、29を備えた上行ベルト支持用のトラフィングアイ
ドラを示したが、コンベヤベルトに添接して使用される
その他のローラ装置の全般にわたり実施可能である。
【0029】
【発明の効果】 請求項1に記載の本発明によれば、フ
レーム21を所定の位置に取付固定したままの状態で、
単に支持バー25をフレーム21上で回動するだけで、
ローラ27、28、29をベルトの下方に移動せしめる
ことができ、ベルトに干渉しない位置で、ブラケット3
0、31、32よりローラ27、28、29の取替交換
が可能である。また、ローラ交換の後は、単に支持バー
25をフレーム21上で元の姿勢に回動復帰せしめ、固
定手段40、41、42により固定すれば良い。このた
め、従来のようにローラ交換のために多工程から成る煩
雑な作業と重労働を必要とすることはなく、作業の省力
化と迅速化を可能にする効果がある。特に、請求項1に
記載の本発明によれば、次のような格別顕著な効果があ
る。 (1)ブラケット30、31、32を起立姿勢とした使
用時においては、ストッパー35がベルトの進行方向F
に対向する方向からスリット26の一側縁に接当し支持
するので、万一、固定手段40、41、42が弛んでも
支持バー25が回動することはない。 (2)ブラケット30、31、32を伏臥姿勢としたロ
ーラ交換時においては、ストッパー35がスリット26
の他側縁26aに接当し、支持バー5をその位置で保持
するので、ローラ交換作業が容易である。 (3)前記(1)及び(2)のような機構を単にスリッ
ト26とストッパー35の簡単な構成で達成するもので
あるから、構造簡単にして低コストにて装置を提供でき
る。
【0030】請求項2に記載の本発明によれば、前記回
動作用に加えて、フレーム21を所定の位置に取付固定
したままの状態で、支持バー25をフレーム21から抜
取ることができるので、ベルト側方の広い作業空間にお
いてローラの取替交換を行うことができ、しかも、従来
に比して、作業の省力化と迅速化の点において格段に優
れるという効果がある。
【0031】請求項3に記載の本発明によれば、支持バ
ー25を分割することにより複数の単位バー37、3
8、39を構成しているので、請求項1の発明について
説明したような回動作業によりローラを取替交換するに
際し、交換を必要としないローラを備えた単位バーはそ
のままとして、交換を必要とするローラを備えた単位バ
ーだけを回動せしめることにより、必要なローラの取替
交換作業を行うことができるので、作業の省力化と迅速
化を一層向上できる効果がある。
【0032】また、請求項3に記載の本発明によれば、
請求項2の発明について説明したような抜取作業により
ローラを取替交換するに際しても、全体として重量物を
構成する支持バー25を一挙に抜取る必要はなく、単位
バー37、38、39毎に抜取と装着が可能であるか
ら、作業性を向上できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例を示しており、(A)は装置
全体の正面図、(B)はB部断面矢視図、(C)はC部
断面矢視図、(D)はD部断面矢視図である。
【図2】図1(A)のE−E線に沿う断面を示してお
り、(A)は使用状態を示す断面図、(B)はローラ交
換作業中の状態を示す断面図である。
【図3】従来例を示しており、(A)は使用状態を示す
正面図、(B)はローラ交換作業中の状態を示す正面図
である。
【符号の説明】
1 ベルト 1a トラフ底部 21 フレーム 22 座部材 23 取付片 25 支持バー 26 スリット 26a 側縁 27 センターローラ 28 サイドローラ 29 サイドローラ 30 センターブラケット 31 サイドブラケット 32 サイドブラケット 33 溝 34 支軸 35 ストッパー 36 通過空間 37 センターバー 38 サイドバー 39 サイドバー 40 固定手段 41 固定手段 42 固定手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持バーに立設されたブラケットにロー
    ラを着脱自在に軸支して成る装置において、コンベヤベ
    ルトを横断する方向に取付固定したフレームに対して前
    記支持バーを該フレームの軸回りに回動自在に外挿する
    と共に、該支持バーをフレームに回動不能に固定する固
    定手段を設けて成り、 前記支持バーの周側部に切欠形成したスリットの両側縁
    の間において、ブラケットを起立姿勢とするように該支
    持バーをベルトの進行方向に向けて回動せしめたとき前
    記スリットの一側縁を接当支持すると共に、ブラケット
    を概ね伏臥姿勢とするように該支持バーをベルトの進行
    方向に対向して回動せしめたとき前記スリットの他側縁
    を接当支持するストッパーをフレームに固設して成る
    とを特徴とするコンベヤベルト用ローラ装置。
  2. 【請求項2】 支持バーに立設されたブラケットにロー
    ラを着脱自在に軸支して成る装置において、コンベヤベ
    ルトを横断する方向にフレームを取付固定し、該フレー
    ムに対して前記支持バーをフレームの軸回りに回動固定
    自在且つフレームの軸方向に移動固定自在に取付けて成
    ることを特徴とするコンベヤベルト用ローラ装置。
  3. 【請求項3】 支持バーに立設された複数組のブラケッ
    トのそれぞれローラを着脱自在に軸支して成る装置に
    おいて、前記支持バーが各ローラに対応して分割された
    複数の単位バーを構成し、コンベヤベルトを横断する方
    向に取付固定したフレームに対して、各単位バーをフレ
    ームの軸回りに回動固定自在且つフレームの軸方向に移
    動固定自在に取付けて成ることを特徴とするコンベヤベ
    ルト用ローラ装置。
JP5215194A 1993-08-06 1993-08-06 コンベヤベルト用ローラ装置 Expired - Lifetime JPH085535B2 (ja)

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JPH0753029A JPH0753029A (ja) 1995-02-28
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