JPH0855488A - セル閾値分布検知回路およびセル閾値分布検知方法 - Google Patents

セル閾値分布検知回路およびセル閾値分布検知方法

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JPH0855488A
JPH0855488A JP18855894A JP18855894A JPH0855488A JP H0855488 A JPH0855488 A JP H0855488A JP 18855894 A JP18855894 A JP 18855894A JP 18855894 A JP18855894 A JP 18855894A JP H0855488 A JPH0855488 A JP H0855488A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】不揮発性メモリのメモリセルアレイの1行のセ
ルトランジスタの閾値分布を1回のI- V特性測定で測
定する。 【構成】半導体ウエハー上のテストエレメントグループ
の領域に形成され、不揮発性メモリセルM21が行列状に
配置されたメモリセルアレイ10と、各ビット線BLと
第1のパッド11との間にそれぞれ接続された複数個の
ビット線負荷M11と、各ビット線に対応して設けられ、
各対応するビット線の電圧を基準電圧VREF と比較し、
ビット線電圧が基準電圧より大きい場合に第1の電流I
1 を流す第1の電流ノードとビット線電圧が基準電圧よ
り小さい場合に第2の電流I2 を流す第2の電流ノード
を有し、各第1の電流ノードが第2のパッド12に共通
に接続され、各第2の電流ノードが第3のパッド13に
共通に接続された複数個の電圧比較回路CPとを具備す
ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、不揮発性半導体記憶装
置(不揮発性メモリ)に係り、特にメモリセルアレイに
おける同一ワード線に接続されている複数個の不揮発性
メモリセルのそれぞれの閾値電圧の分布を検知するため
の検知回路および検知方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電気的書込み・消去可能な不揮発性メモ
リセルのアレイを持つEEPROMや紫外線消去・電気
的書込み可能な不揮発性メモリセルのアレイを持つEP
ROMでは、浮遊ゲートおよび制御ゲートが絶縁膜を介
して積層されたゲート構造を有するセルトランジスタを
用い、記憶情報の"1" 、"0" に応じてセルトランジスタ
の閾値電圧を異ならせて保持している。
【0003】上記したような積層ゲート構造を有するセ
ルトランジスタは、浮遊ゲート中に電荷を蓄積すると閾
値が高くなってセルトランジスタを流れるセル電流が減
少し、浮遊ゲート中の電荷を抜き取ると閾値は低くなっ
てセル電流が増大する。
【0004】上記セルトランジスタの記憶内容を読み出
すための読み出し回路は、セル電流を電圧に変換するた
めの負荷回路とセンス増幅回路とを組合わせたものであ
り、閾値がある判定基準電圧を越えたセルの記憶情報
を"0" データ、閾値が判定基準電圧以下になったセルの
記憶情報を"1" とし、連続的な閾値の情報をデジタルな
記憶情報に変換して読み出しを行なっている。
【0005】一方、不揮発性メモリの開発に際しては、
セルトランジスタの様々な特性を測定し、その信頼性を
評価する。この測定・評価としては、セルトランジスタ
の静特性の測定は勿論のこと、書込み・消去特性やデー
タの保持特性、閾値分布など多くの評価項目があり、様
々なプロセス条件で形成されたセルトランジスタについ
て評価を行ない、最適条件の決定や不良原因の解析など
を行なう。
【0006】また、これらの評価は、単体のメモリセル
についても行なうが、アレイ状に構成されたメモリセル
群は様々な点で単体のメモリセルとは異なる影響を受け
ることが考えられ、また、大量のセルについて特性の分
布を測定する必要があることから、アレイ状に構成され
たメモリセル群の特性を測定することが重要である。
【0007】ところで、前記セルアレイのセルトランジ
スタの閾値分布はできるだけ狭い範囲に分布しているこ
とが望ましく、かつ、読みだし判定基準電圧からマージ
ンを持って分布している必要がある。
【0008】しかし、セルトランジスタの閾値分布は、
一般に書込み・消去を繰り返すうちに広がり、これが原
因となって判定基準電圧からの余裕が少なくなり、読み
出しにおける余裕が少なくなるので、読み出し速度の低
下、ひいては誤動作をまねくおそれも生じる。
【0009】上述のような理由から、不揮発性メモリで
は、セルトランジスタの閾値分布を基準電圧から余裕を
持って分布させるために、書込み・消去後に閾値分布の
最大値、もしくは最小値が判定基準電圧に対して所望の
余裕を確保できているかどうか判定し、確保できていな
ければ書き込み、もしくは消去動作を繰り返す工夫がな
されている。
【0010】例えばNOR 型EEPROMにおいては、消去動作
時にセルトランジスタの閾値分布の最大値と判定基準電
圧の余裕を確保するために、ワード線電圧をメモリの外
部供給電源電位VCCより所定の余裕分だけ低目に設定し
て読み出し動作を行なう。この時、全てのセルが"1" で
あれば閾値分布の最大値は判定基準電圧からの余裕が確
保されていることになる。このため、全て"1" になるま
で消去を続け、読み出し判定基準電圧からの余裕を確保
する。同様に、書き込み時の閾値分布の最小値の余裕の
確保も行ない、信頼性の向上を図っている。
【0011】従来、不揮発性メモリセルの信頼性を評価
する方法の1つとして、書込み・消去を何度も繰り返
し、その時の閾値分布の変化を測定する方法があり、こ
の測定によりセルのゲート酸化膜などの劣化を評価する
ことができる。この際、書込み・消去動作によりセルの
ゲート酸化膜が劣化すると、浮遊ゲートへの電荷の出入
りが生じ易くなり、書込み・消去が早くなり、セルの書
込み・消去特性のばらつきが大きくなり、結果として閾
値分布が広くなることが知られている。
【0012】このようなセルのゲート酸化膜の劣化を極
力低減させることがプロセス技術として要求されるの
で、セルの信頼性評価テストを容易に行なうことができ
る手段が用意されているのが一般的である。セルの閾値
を測定する手段の最も簡単な例として、ワード線電圧を
制御して読み出しを行なう方法がある。
【0013】即ち、選択セルのワード線電圧を外部から
制御し、低い電圧から高い電圧へと変化させながら読み
出し動作を行なう。この時、"0" データから"1" データ
に変わった時のワード線電圧が選択セルの閾値であると
言える。これを全セルについて繰り返し行なえば、全セ
ルの閾値分布を得ることができる。
【0014】これに対して、セルの通常の読み出し動作
では、選択セルのワード線に外部供給電源電位VCCを供
給し、この時のセル電流と基準セルに流れる基準セル電
流とを比較し、セル電流が多いと"1" 、基準セル電流が
多いと"0" と判断する。
【0015】また、選択セルのワード線電圧は外部供給
電源電位VCCとしておき、基準セルのゲート電圧を外部
から制御して読み出し動作を行ない、これを全セルにつ
いて繰り返し行なっても、全セルの閾値分布を得ること
ができる。
【0016】しかし、上述したように選択セルのワード
線電位、もしくは基準セルのゲート電圧を外部から制御
しながら1ビットの読み出し動作を全セルアレイにわた
って繰り返す検知方法は、全ビット数と同じだけの読み
出し回数が必要であり、セルの閾値分布測定に長時間が
必要となる。
【0017】また、1ビットづつ読み出し動作を行なう
ためには、メモリセルアレイのアドレスを高速に順次選
択する必要があり、これにはAC的な測定が可能な高価
な測定器が必要となり、評価にかかる費用が増大する。
【0018】また、メモリセルアレイのメモリ容量が増
加すると、セルトランジスタの閾値分布は一般に広がっ
てくるので信頼性を評価するための閾値分布特性測定の
重要性が高まってくるが、上記したように測定に長時間
が必要となるという問題はメモリ容量の増大に伴って顕
著に現れてくる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】上記したように不揮発
性メモリのメモリセルアレイのセルトランジスタの閾値
分布を測定する場合、従来は単一ビットの読み出し動作
を繰り返し行うので、閾値分布測定に長時間が必要とな
るという問題があった。
【0020】本発明は上記の問題点を解決すべくなされ
たもので、不揮発性メモリのメモリセルアレイの1行の
セルトランジスタの閾値分布を1回のI- V特性測定で
簡単に測定し得るセル閾値分布検知回路およびセル閾値
分布検知方法を提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明のセル閾値分布検
知回路は、半導体基板上に形成され、不揮発性メモリセ
ルを構成するセルトランジスタが行列状に配置されたメ
モリセルアレイと、上記メモリセルアレイのそれぞれ同
一行のセルトランジスタに共通に接続され、行選択を行
うためのワード線電圧が選択的に印加され、かつ、上記
ワード線電圧が連続的に制御される複数本のワード線
と、それぞれ前記メモリセルアレイのセルトランジスタ
との間でデータの授受を行うための複数本のビット線
と、上記メモリセルアレイにおける各ビット線と第1の
外部電圧供給端子との間にそれぞれ接続された複数個の
ビット線負荷と、前記各ビット線に対応して設けられ、
それぞれ対応するビット線の電圧を基準電圧と比較し、
ビット線電圧が基準電圧より大きい場合に第1の電流を
流す第1の電流ノードおよびビット線電圧が基準電圧よ
り小さい場合に第2の電流を流す第2の電流ノードを有
し、それぞれの第1の電流ノードが第2の外部電圧供給
端子に共通に接続され、それぞれの第2の電流ノードが
第3の外部電圧供給端子に共通に接続された複数個の電
圧比較回路とを具備することを特徴とする。
【0022】また、本発明のセル閾値分布検知方法は、
上記したようなセル閾値分布検知回路を形成する第1の
ステップと、前記メモリセルアレイにおける非選択行の
ワード線に接続されている全てのメモリセルをオフ状態
に制御するように上記非選択行のワード線の電圧を制御
した状態で、上記メモリセルアレイにおける選択行のワ
ード線の電圧を上記選択行に接続されている全てのメモ
リセルがオフ状態になる電圧から全てのメモリセルがオ
ン状態になる電圧まで徐々に上げていき、上記選択行の
ワード線の電圧の変化に伴って前記第2の外部電圧供給
端子に流れる電流および第3の外部電圧供給端子に流れ
る電流のうちの少なくとも一方を微分することによりセ
ル閾値分布を検知する第2のステップとを具備すること
を特徴とする。
【0023】
【作用】本発明のセル閾値分布検知回路において、各ビ
ット線に対応して設けられた電圧比較回路は、それぞれ
対応するビット線の電圧を基準電圧と比較し、ビット線
電圧が基準電圧より大きい場合に第1の電流を流す第1
の電流ノードおよびビット線電圧が基準電圧より小さい
場合に第2の電流を流す第2の電流ノードを有し、それ
ぞれの第1の電流ノードが第2の外部電圧供給端子に共
通に接続され、それぞれの第2の電流ノードが第3の外
部電圧供給端子に共通に接続されている。
【0024】従って、本発明のセル閾値分布検知方法を
用いて、前記メモリセルアレイにおける非選択行のワー
ド線に接続されている全てのメモリセルをオフ状態に制
御するように上記非選択行のワード線の電圧を制御した
状態で、上記メモリセルアレイにおける選択行のワード
線の電圧を上記選択行に接続されている全てのメモリセ
ルがオフ状態になる電圧から全てのメモリセルがオン状
態になる電圧まで徐々に上げていくと、閾値の低いセル
に接続されているビット線から閾値の高いセルに接続さ
れているビット線の順にビット線電位が低下していき、
各ビット線にそれぞれ接続されている電圧比較回路が順
に反転し、第2の外部電圧供給端子に流れる電流が徐々
に減少し、第3の外部電圧供給端子に流れる電流が徐々
に増加する。この場合、1行のセルトランジスタの閾値
がガウス分布で分布しているものと仮定すると、上記選
択行のワード線の電圧の変化に伴って第2の外部電圧供
給端子に流れる電流および第3の外部電圧供給端子に流
れる電流の少なくとも一方を微分することにより、同一
ワード線に接続されている複数個の不揮発性メモリセル
のそれぞれの閾値電圧の分布を検知することが可能にな
る。
【0025】このように1回のI- V特性測定で1行の
セルトランジスタの閾値分布を測定できるので、何度も
何度も読み出し動作を繰り返す従来の方法に比べて格段
に簡単に測定ができる。この特長は、メモリ容量が増加
するにつれて問題になってくる評価、テストの時間の増
大に対して非常に有用であり、評価のコストの低減やテ
スト時間の短縮を図ることができる。
【0026】また、本発明のセル閾値分布検知回路を用
いた測定では、メモリセルアレイのアドレスを1行単位
で順次選択すればよく、ACテスタのような高価な測定
機器を用いなくても安価なDC測定装置を用いて閾値分
布を測定することができるので、評価コストを低減する
ことができる。さらに、閾値分布を波形として出力する
ことができるので、大量の記憶装置は必要なく、その分
の評価コストも低減することができる。
【0027】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図1は、本発明をNOR 型EEPROMに適用した
第1実施例の一部を示している。図1において、10は
NOR 型EEPROMのメモリセルを構成するセルトランジスタ
M21が行列状に配置されたメモリセルアレイ、WLは上
記メモリセルアレイ10のそれぞれ同一行のセルトラン
ジスタに共通に接続された複数本のワード線と、BLは
上記メモリセルアレイ10のそれぞれ前記メモリセルア
レイのセルトランジスタとの間でデータの授受を行うた
めの複数本のビット線であり、それぞれ代表的に3本づ
つ示す。
【0028】M11は上記各ビット線BLと第1の外部電
圧供給端子である第1のパッド11との間にそれぞれ接
続された複数個のビット線負荷であり、本例ではNMO
Sトランジスタが用いられている。
【0029】CPは前記各ビット線BLに対応して設け
られ、それぞれ対応するビット線BLの電圧Vbit を基
準電圧VREF と比較し、比較結果に応じた電流を流す複
数個の電圧比較回路である。
【0030】上記各電圧比較回路CPは、ビット線電圧
Vbit が基準電圧VREF より大きい場合に第1の電流を
流す第1の電流ノードおよびビット線電圧Vbit が基準
電圧VREF より小さい場合に第2の電流を流す第2の電
流ノードを有し、それぞれの第1の電流ノードは第2の
外部電圧供給端子である第2のパッド12に共通に接続
され、それぞれの第2の電流ノードは第3の外部電圧供
給端子である第3のパッド13に共通に接続されてい
る。
【0031】上記各電圧比較回路CPの一具体例は、ド
レインが第2のパッド12に接続され、ゲートがビット
線BLに接続された第1のNMOSトランジスタM31
と、ドレインが第3のパッド13に接続され、ゲートが
外部制御可能な基準電圧VREFに接続され、ソースが前
記第1のNMOSトランジスタM31のソースに共通に接
続された第2のNMOSトランジスタM32と、上記2個
のNMOSトランジスタM31、M32のソース共通接続ノ
ードAと接地電位ノードとの間に接続された定電流源M
33とからなる。
【0032】つまり、各ビット線BLに対応して設けら
れた複数の電圧比較回路CPは、それぞれ第1のNMO
SトランジスタM31のドレインが第2のパッド12に共
通に接続され、それぞれ第2のNMOSトランジスタM
32のドレインが第3のパッド13に共通に接続されてい
る。
【0033】上記複数個のビット線負荷M11および複数
個の電圧比較回路CPは、メモリセルアレイ10におけ
る同一ワード線WLに接続されている複数個のセルトラ
ンジスタM21のそれぞれの閾値電圧の分布を検知するた
めのセル閾値分布検知回路の一部を構成している。
【0034】上記セル閾値分布検知回路は、半導体基板
ウエハー上のテストエレメントグループ(TEG)の領
域に形成される場合と、メモリチップの領域に形成され
る場合とがある。
【0035】なお、メモリセルアレイの各行のセルトラ
ンジスタの閾値分布を検知する際に各ワード線電圧VWL
を選択的にかつ連続的に制御するために、上記実施例で
は、各ワード線WLをそれぞれ対応して第7の外部電圧
供給端子である第7のパッド17に引き出しておき、外
部から直接に各ワード線電圧VWLを選択的にかつ連続的
に制御するようにしているが、各ワード線電圧VWLを選
択的にかつ連続的に制御するワード線電圧制御手段をウ
エハー上に形成しておいてもよい。
【0036】このワード線電圧制御手段の一例として
は、複数ビットの行アドレス信号が入力するアドレス入
力端子と、このアドレス入力端子に入力する行アドレス
信号をデコードするワード線選択回路と、このワード線
選択回路の出力信号に応じて対応するワード線を選択
し、選択したワード線に連続的に変化するワード線駆動
電圧を供給するためのワード線駆動回路とを設けておけ
ばよい。
【0037】図2(a)、(b)は、図1中のメモリセ
ルアレイ10における特定の1本のビット線BLとその
ビット線負荷M11に注目した回路図を示し、この特定の
ビット線BLの電圧の変化を説明するための特性図を示
している。
【0038】図2(b)中、特性1はビット線負荷トラ
ンジスタM11の特性を示す。ビット線電位Vbit がビッ
ト線負荷トランジスタM11のゲート電圧VDRV と同じ時
にはセル電流ICELLは流れないが、ビット線電位Vbit
が低下するにつれてセル電流ICELLは増加する。上記特
性1の傾きは、ビット線負荷トランジスタM11の相互コ
ンダクタンスgmによって決定され、ビット線負荷トラ
ンジスタM11のチャネル幅/チャネル長(W/L)が小
さく、その抵抗が大きい程、上記特性1の傾きは緩やか
になる。
【0039】図2(b)中、特性2〜特性4はセルトラ
ンジスタM21のビット線電位Vbitに対する特性を示
す。セルトランジスタM21のゲート電圧(ワード線電
圧VWL)がセルトランジスタM21の閾値より低い場合、
特性2を示し、ワード線電圧VWLを上げるにつれて特性
3、4へと変化する。
【0040】ここで、特性2の時のワード線電圧をVWL
1 とし、特性4の時のワード線電圧をVWL2 とすると、
ワード線電圧をVWL1 からVWL2 に変化させるとビット
線電圧はVbit1からVbit2へと変化する。このワード線
電圧VWL対ビット線電圧Vbit の特性の一例を図3に示
した。
【0041】次に、セルトランジスタM21の閾値により
ビット線電位Vbit がどのように影響を受けるかについ
て図4を参照しながら説明する。図4に示すVWL対Vbi
t の特性図において、特性5はセルトランジスタM21の
閾値が例えば1Vのように低い場合、特性6はセルトラ
ンジスタM21の閾値が例えば5Vのように閾値が高い場
合を示している。
【0042】この図4の特性図は、ワード線電圧VWLが
同じ場合には、閾値の低いセルトランジスタの方が閾値
の高いセルトランジスタよりもセル電流ICELLを多く流
すことができ、閾値の低いセルトランジスタに接続され
ているビット線BLの電位Vbit が閾値の高いセルトラ
ンジスタに接続されているビット線BLの電位Vbitよ
りも低くなることを示している。
【0043】次に、図1中の電圧比較回路CPについて
図5を参照しながら説明する。この電圧比較回路CPに
おいて、2個のNMOSトランジスタM31、M32のソー
ス共通接続ノードAには電流I0 を流すための定電流源
M33が接続されている。ノードAにおいてキルヒホッフ
の法則を適用すると、NMOSトランジスタM31、M32
に流れる電流I1 、I2 と定電流源M33に流れる電流I
0 の関係はI1+I2 =I0 の関係がある。NMOSト
ランジスタM31、M32のゲート電圧Vin, VREF が全く
同じ場合、この電圧比較回路CPは構成が対称的である
ので、I1 =I2 が成り立ち、I1 =I2 =I0 /2
となる。
【0044】また、ビット線入力側のゲート電圧Vinが
基準入力側のゲート電圧VREF より閾値電圧Vth以上高
い時には、NMOSトランジスタM32はオフ状態にな
り、I2 =0となる。つまり、I1 =I0 が成り立つ。
上記とは逆に、基準入力側のゲート電圧VREF の方がビ
ット線入力側のゲート電圧Vinより閾値電圧Vth以上高
い時には、I1 =0となり、I2 =I0 となる。この特
性を図6に示す。
【0045】次に、図1中のメモリセルアレイにおける
単一のビット線BLに着目して動作を説明する。ここ
で、特定の選択行だけ考え、他の非選択行には全て0V
を加えておき、非選択行に接続されている全てのセルト
ランジスタM21をオフ状態に制御しているものとする。
【0046】初期状態として、選択行のワード線電位を
0Vとする。この時、上記選択行のセルトランジスタM
21は、オフしているので、図3中の動作点aに相当し、
それに接続されているビット線BLの電位Vbit はVbi
t1である。この後、上記セルトランジスタM21のゲート
に接続されているワード線WLの電圧VWLを徐々に上昇
させると、セルトランジスタM21の動作点はbからcへ
と移っていく。
【0047】なお、電圧比較回路CPの基準電圧VREF
を図3中のVbit1とVbit2の間に設定しておくものとす
る。動作点aの時には、VREF よりVbit1のほうが高電
位であるので、I1 =I0 となる。ワード線電圧VWLを
上げ、動作点がbを経てcになった場合、VREF の方が
Vbit2より高くなるので、I1 =0、I2 =I0 とな
る。
【0048】また、各ビット線BLにそれぞれ接続され
ている電圧比較回路CPは、第1のNMOSトランジス
タM31のドレインに接続されている第2のパッド12が
全カラムで共通に接続されており、第2のNMOSトラ
ンジスタM32のドレインに接続されている第3のパッド
13が全カラムで共通に接続されている。これにより、
各カラムに対応する第1のNMOSトランジスタM31の
電流I1 をそれぞれ合計した電流Ileftが第2のパッド
12に流れ、各カラムに対応する第2のNMOSトラン
ジスタM32の電流I2 をそれぞれ合計した電流Iright
が第3のパッド13に流れる。
【0049】次に、図1のNOR 型EEPROMにおける各行毎
のセルトランジスタの閾値分布検知方法について、図7
を参照しながら説明する。まず、非選択行には全て0V
を加えておき、非選択行に接続されている全てのセルト
ランジスタM21をオフ状態に制御しておく。この状態
で、選択行のワード線電圧VWLを0Vとして選択行の全
てのセルトランジスタM21をオフ状態にした場合には、
全てのビット線BLのビット線電位Vbit が基準電圧V
REF より高くなり、全ての電圧比較回路CPにおいてI
1 =I0 となるので、Ileft=I0 ×カラム数となり、
Iright =0となる。
【0050】この後、上記選択行のワード線電圧VWLを
0Vから徐々に上げていくと、図4中の特性にしたがっ
て、閾値の低いセルM21に接続されているビット線BL
から閾値の高いセルM21に接続されているビット線BL
の順にビット線電位Vbit が低下していき、各ビット線
BLにそれぞれ接続されている電圧比較回路CPが順に
反転し、Ileftが徐々に減少し、Iright が徐々に増加
する。この様子を図7に示す。
【0051】図7は、1行分のセルトランジスタM21の
閾値がガウス分布で分布しているものと仮定した場合の
VWL対Ileft, Iright の特性を示す。この特性におい
て、Ileft/I0 がオンしたセルの数であり、Iright
/I0がオフしているセルの数である。つまり、Ileft
の微分値またはIright の微分値が1行分のセルトラン
ジスタM21の閾値分布になる。
【0052】なお、電圧比較回路CPの定電流源M33の
電流値I0 は、図7の特性の全体のスケールに関係す
る。この定電流源M33は、図5中に示したようにNMO
SトランジスタM33で簡単に構成することができ、この
定電流源用トランジスタM33のゲート電圧VIOを第4の
パッド14から直接に制御し得るように構成しておくこ
とが望ましい。これにより、定電流源M33の電流値を制
御することが可能になり、この電流値を制御することに
より、閾値分布測定の感度(精度)を調整でき、ウエハ
ー上のチップ間、製造ロット間のばらつきを吸収でき
る。
【0053】上記と同様に、ビット線負荷トランジスタ
M11のゲート電圧VDRV を第5のパッド15から直接に
制御し得るように構成しておけば、その電流値を制御す
ることにより、セル電流に関するウエハー上のチップ
間、製造ロット間のばらつきを吸収できるようになる。
【0054】また、図5に示した電圧比較回路CPの基
準電圧VREF を第6のパッド16から直接に制御し得る
ように構成しておくことが望ましい。即ち、上記第1実
施例のメモリセル閾値分布検知回路およびメモリセル閾
値分布検知方法によれば、メモリセルアレイ10におけ
る非選択行のワード線WLに接続されている全てのメモ
リセルM21をオフ状態に制御するように上記非選択行の
ワード線WLの電圧を制御した状態で、上記メモリセル
アレイ10における選択行のワード線WLの電圧を上記
選択行に接続されている全てのメモリセルM21がオフ状
態になる電圧から全てのメモリセルM21がオン状態にな
る電圧まで徐々に上げていくと、閾値の低いセルM21に
接続されているビット線BLから閾値の高いセルM21に
接続されているビット線BLの順にビット線電位Vbit
が低下していき、各ビット線BLにそれぞれ接続されて
いる電圧比較回路CPが順に反転し、第2のパッド12
に流れる電流Ileftが徐々に減少し、第3のパッド13
に流れる電流Iright が徐々に増加する。この場合、1
行分のセルトランジスタM21の閾値がガウス分布で分布
しているものと仮定すると、上記選択行のワード線WL
の電圧の変化に伴って第2のパッド12に流れる電流I
leftあるいは第3のパッド13に流れる電流Iright を
微分することにより、同一ワード線WLに接続されてい
る複数個のメモリセルM21のそれぞれの閾値電圧の分布
を検知することが可能になる。
【0055】なお、上記したようにIleftあるいはIri
ght を微分する際、その電流値が小さい領域の方が大き
い領域よりも正確な測定が可能である。そこで、前記第
2のパッド12に流れる電流Ileftと第3のパッド13
に流れる電流Iright との大小関係を比較し、小さい方
の電流を微分するように切り換えることが望ましい。
【0056】また、図7の特性において、ワード線電圧
VWLが低い領域においてIleftは厳密には一定ではな
く、ワード線電圧VWLが高い領域においてIright は厳
密には一定ではない。そこで、前記したようにIleftの
微分に代えてIleft/(Ileft+Iright )を微分し、
Iright の微分に代えてIright /(Ileft+Irigh
t)を微分するように正規化処理を行うことが望まし
い。
【0057】このように不揮発性メモリのメモリセルア
レイ10の1行分のセルトランジスタM21の閾値分布を
1回のI- V特性測定で測定できるので、何度も何度も
読み出し動作を繰り返す従来の方法に比べて格段に簡単
に測定ができる。この特長は、メモリ容量が増加するに
つれて問題になってくる評価、テストの時間の増大に対
して非常に有用であり、評価のコストの低減やテスト時
間の短縮を図ることができる。
【0058】また、上記第1実施例のメモリセル閾値分
布検知回路を用いた測定では、メモリセルアレイ10の
アドレスを1行単位で順次選択すればよいので、従来の
ような読み出し動作を用いた閾値分布の測定をする場合
に比べて、ACテスタのような高価な測定機器を用いな
くても安価なDC測定装置を用いて閾値分布を測定する
ことができるので、評価コストを低減することができ
る。
【0059】さらに、従来のような読み出し動作を用い
た閾値分布の測定をする場合には、大量のメモリに各ビ
ットの閾値情報を記憶しておく必要があるが、上記第1
実施例のメモリセル閾値分布検知回路を用いた測定で
は、閾値分布を波形として出力することができるので、
大量の記憶装置は必要なく、その分の評価コストも低減
することができる。
【0060】また、上記第1実施例のメモリセル閾値分
布検知回路は、1つのビット線BLにつき4つのNMO
SトランジスタM11、M31、M32、M33で構成すること
ができるので、他のセルアレイ周辺回路をNMOSのみ
で構成すればPMOS用の工程を行なわなくても回路を
実現することができる。
【0061】また、上記4つのトランジスタM11、M3
1、M32、M33のうち、ビット線負荷トランジスタM11
は電流を絞るためにある程度のチャネル長Lが必要であ
るが、その他のトランジスタM31、M32、M33は小さな
サイズで構成できるので、面積は小さくて済むという利
点がある。
【0062】実際に大容量のメモリ集積回路を開発する
場合には、セルアレイの設計、評価とセルアレイ周辺回
路の設計、評価は分離して行なうことも多く、セルアレ
イの評価を行なう時には工程をできるだけ簡略化して評
価したい。この場合に、上記メモリセル閾値分布検知回
路はNMOSのみで構成でき、PMOS工程を行なわな
くて済むので適している。
【0063】また、前記したようなセルアレイの評価は
セルアレイ周辺回路のトランジスタの特性が確定する前
に評価することが多いが、上記メモリセル閾値分布検知
回路はトランジスタの閾値が変動しても、ビット線負荷
トランジスタM11のゲート電圧VDRV や、電圧比較回路
CPの基準電圧VREF および定電流源用NMOSトラン
ジスタM33のゲート電圧VIOなどの電圧を外部から制御
することにより上記変動を補うことができるので、開発
初期の評価に適している。
【0064】さらに、大容量のメモリの開発初期には低
コストのプロセスでセルアレイの評価を行なうことがで
き、セルアレイ周辺回路の設計が完成した後にセルアレ
イと組み合わせて本体回路(メモリ回路)を構成する
際、上記メモリセル閾値分布検知回路を組み込むことに
より開発初期の評価結果と相関のとれた評価を行なうこ
とができ、効率的な開発を行なうことができる。
【0065】この場合には、PMOS工程を行うので、
前記ビット線負荷トランジスタM11としてPMOSトラ
ンジスタを用いてもよく、また、閾値分布検知回路の一
部を本体回路と兼用するようにしてもよい。
【0066】図8は、本発明をNAND型EEPROMに適用した
第2実施例の一部を示している。図8に示すNAND型EEPR
OMのメモリセルアレイ80においては、前述のNOR 型EE
PROMにおけるセルトランジスタM21と異なり、ナンド束
が各ビット線BLに複数組(本例では代表的に1組を示
す。)接続されている。
【0067】このナンド束は、ビット線BLとソース線
(図示せず)との間に、ビット線側選択ゲート用トラン
ジスタM41と、複数個のセルトランジスタM42と、ソー
ス側選択ゲート用トランジスタM43とが直列に接続され
ており、各ナンド束のソース線は共通に接続されて共通
ソース線(図示せず)となっている。
【0068】なお、図8において、CPは図5中に示し
たものと同様の電圧比較回路である。また、NMOSト
ランジスタM11は図2中に示したものと同様の負荷トラ
ンジスタである。
【0069】このNAND型EEPROMのメモリセルアレイにお
いて、ワード線電圧VWLとビット線電圧Vbit との関係
は、基本的には図2を参照して説明したのと同じ関係に
ある。但し、選択されたナンド束のうち、選択行のセル
トランジスタM42に直列に接続されている非選択行の複
数個のセルトランジスタM42については、そのワード線
電圧VWLを第1のパッド11に印加される電源電圧VCC
以上の十分に高い電圧にしておき、パストランジスタと
して動作させる。
【0070】通常、NAND型EEPROMのメモリセルアレイは
複数のブロックに分割されているが、選択されたブロッ
クのビット線側選択ゲート用トランジスタM41のゲート
電圧VVSELBやソース線側選択ゲート用トランジスタM
43のゲート電圧VSELSもワード線電圧VWLと同様に十分
高い電圧を加え、抵抗成分が極力発生しないようにする
と、図2(b)と同様の特性が得られる。
【0071】なお、直列に接続された複数個のトランジ
スタM41、M42、M43の抵抗成分やこれに伴うバックバ
イアス効果により、セル電流ICELLはNOR 型EEPROMより
もかなり少なくなるので、ビット線負荷トランジスタM
11の抵抗成分(図2b中の特性1の傾きに相当)を十分
大きくとる必要がある。
【0072】また、電圧比較回路CPの動作はNOR 型EE
PROMの場合と全く同じであるので、最終的にVWL対Ile
ft, Iright の特性は図7に示すような関係になり、前
記実施例と同様にワード線電圧を変化させつつ電流の微
分をとることにより、1行分のセルトランジスタM42の
閾値分布を簡単に、かつ、短時間で測定することができ
る。
【0073】但し、NAND型EEPROMではセルトランジスタ
M42の閾値の分布は−2V〜2V程度に分布しているの
で、VWL対Ileft, Iright 特性を測定する時にはワー
ド線電圧VWLを負の電圧から制御しなくていはならな
い。
【0074】即ち、上記第2実施例においても、非選択
のナンド束をオフ状態に制御した状態で、選択されたナ
ンド束における非選択行のワード線電圧VWLをVCC以上
の十分に高い電圧にして非選択行のセルトランジスタM
42をパストランジスタとして動作させておき、この状態
で選択行のセルトランジスタM42に対して前記した第1
実施例に準じた検知方法を採用することにより、第1実
施例と同様な閾値分布検知動作が得られるので、第1実
施例と同様な効果が得られる。
【0075】なお、本発明において、選択行のセルトラ
ンジスタの閾値分布を測定する際に、ワード線電圧VWL
を選択行の全てのセルトランジスタがオフする電圧から
徐々に増加させていき、選択行の全てのセルトランジス
タがオンする電圧まで増加させていく。この場合、閾値
分布が広いと、閾値の低いセルトランジスタはワード線
電圧を上げ過ぎるとセル電流が流れ過ぎてしまうおそれ
がある。
【0076】しかし、NAND型セルアレイの場合には、ナ
ンド束をなすトランジスタ群のソース側にもソース線側
選択ゲート用トランジスタM43が接続されているので、
このトランジスタM43のゲート電圧VSELSを制御するこ
とによりセルトランジスタM42に流れる最大電流値を制
限することができ、この問題を回避することができる。
つまり、上記ソース側選択ゲート用トランジスタM43
は、ゲート電圧VSELSで決まるある一定電流以上は流さ
ないように動作するので、セルトランジスタM42にセル
電流ICELLが流れ過ぎるのを防ぐことができる。
【0077】なお、NOR 型セルアレイのセルトランジス
タM21にセル電流ICELLが流れ過ぎるのを防ぐための解
決法としては、ビット線負荷M11の抵抗成分を大きくす
ることで実現できる。図2(b)中の特性1で分かる通
り、セル電流ICELLの最大値は上記ビット線負荷M11の
特性で決まる。ビット線負荷にトランジスタM11を用い
た場合には、この負荷トランジスタM11のゲート電圧V
DRV を低くすることでセル電流ICELLの最大値を低く抑
えることもできる。なお、上記実施例は、EEPROM
を示したが、本発明は、EPROMやマスクROMなど
にも適用可能である。
【0078】
【発明の効果】上述したように本発明のメモリセル閾値
分布検知回路およびメモリセル閾値分布検知方法によれ
ば、1回のI- V特性の測定で不揮発性メモリのメモリ
セルアレイの1行のセルトランジスタの閾値分布を測定
できるので、何度も何度も読み出し動作を繰り返す従来
の方法に比べて格段に簡単に測定ができる。この特長
は、メモリ容量が増加するにつれて問題になってくる評
価、テストの時間の増大に対して非常に有用であり、評
価のコストの低減やテスト時間の短縮を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のセル閾値分布検知回路をNOR 型EEPROM
に適用した第1実施例の一部を示す回路図。
【図2】図1中のメモリセルアレイにおける特定のビッ
ト線とそのビット線負荷に注目した回路図および特定の
ビット線の電圧の変化を説明するために示す特性図。
【図3】図2中の特性図におけるワード線電圧対ビット
線電圧の特性の一例を示す図。
【図4】図3中の特性図においてセルトランジスタの閾
値によりビット線電位がどのように影響を受けるかを説
明するために示す特性図。
【図5】図1中の電圧比較回路の1個分を取り出して一
例を示す回路図。
【図6】図1のNOR 型EEPROMにおける電圧比較回路の動
作を示す特性図。
【図7】図1のNOR 型EEPROMにおける各行毎のセルトラ
ンジスタの閾値分布がガウス分布で分布しているものと
仮定した場合の閾値分布検知方法を説明するために示す
特性図。
【図8】本発明のセル閾値分布検知回路をNAND型EEPROM
に適用した第2実施例の一部を示す回路図。
【符号の説明】
10…メモリセルアレイ、11…第1のパッド、12…
第2のパッド、13…第3のパッド、14…第4のパッ
ド、15…第5のパッド、16…第6のパッド、M11…
ビット線負荷、M21…メモリセル、CP…電圧比較回
路。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に形成され、不揮発性メモ
    リセルを構成するセルトランジスタが行列状に配置され
    たメモリセルアレイと、 上記メモリセルアレイのそれぞれ同一行のセルトランジ
    スタに共通に接続され、行選択を行うためのワード線電
    圧が選択的に印加され、かつ、上記ワード線電圧が連続
    的に制御される複数本のワード線と、 それぞれ前記メモリセルアレイのセルトランジスタとの
    間でデータの授受を行うための複数本のビット線と、 上記メモリセルアレイにおける各ビット線と第1の外部
    電圧供給端子との間にそれぞれ接続された複数個のビッ
    ト線負荷と、 前記各ビット線に対応して設けられ、それぞれ対応する
    ビット線の電圧を基準電圧と比較し、ビット線電圧が基
    準電圧より大きい場合に第1の電流を流す第1の電流ノ
    ードおよびビット線電圧が基準電圧より小さい場合に第
    2の電流を流す第2の電流ノードを有し、それぞれの第
    1の電流ノードが第2の外部電圧供給端子に共通に接続
    され、それぞれの第2の電流ノードが第3の外部電圧供
    給端子に共通に接続された複数個の電圧比較回路とを具
    備することを特徴とするセル閾値分布検知回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のセル閾値分布検知回路に
    おいて、 前記各電圧比較回路は、 ドレインが前記第2の外部電圧供給端子に接続され、ゲ
    ートがビット線に接続された第1のNMOSトランジス
    タと、 ドレインが前記第3の外部電圧供給端子に接続され、ゲ
    ートが前記基準電圧に接続され、ソースが前記第1のN
    MOSトランジスタのソースに共通に接続された第2の
    NMOSトランジスタと、 上記2個のNMOSトランジスタのソース共通接続ノー
    ドと接地ノードとの間に接続された定電流源とを具備す
    ることを特徴とするセル閾値分布検知回路。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のセル閾値分布検知回路に
    おいて、 前記定電流源は、NMOSトランジスタで構成されてお
    り、そのゲート電圧は第4の外部電圧供給端子から直接
    に制御可能であることを特徴とするセル閾値分布検知回
    路。
  4. 【請求項4】 請求項2または3に記載のセル閾値分布
    検知回路において、 前記ビット線負荷は、NMOSトランジスタで構成され
    ていることを特徴とするセル閾値分布検知回路。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のセル閾値分布検知回路に
    おいて、 前記ビット線負荷用のNMOSトランジスタは、そのゲ
    ート電圧が第5の外部電圧供給端子から直接に制御可能
    であることを特徴とするセル閾値分布検知回路。
  6. 【請求項6】 請求項2乃至5のいずれか1つに記載の
    セル閾値分布検知回路において、 前記基準電圧は、第6の外部電圧供給端子から直接に制
    御可能であることを特徴とするセル閾値分布検知回路。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれか1つに記載の
    セル閾値分布検知回路において、さらに、前記各ワード
    線の電圧を選択的にかつ連続的に制御可能なワード線電
    圧制御手段を具備することを特徴とするセル閾値分布検
    知回路。
  8. 【請求項8】 半導体ウエハー上に、 不揮発性メモリセルを構成するセルトランジスタが行列
    状に配置されたメモリセルアレイと、上記メモリセルア
    レイのそれぞれ同一行のセルトランジスタに共通に接続
    された複数本のワード線およびそれぞれ前記メモリセル
    アレイのセルトランジスタとの間でデータの授受を行う
    ための複数本のビット線と、上記メモリセルアレイにお
    ける各ビット線と第1の外部電圧供給端子との間にそれ
    ぞれ接続された複数個のビット線負荷と、前記各ビット
    線に対応して設けられ、それぞれ対応するビット線の電
    圧を基準電圧と比較し、ビット線電圧が基準電圧より大
    きい場合に第1の電流を流す第1の電流ノードおよびビ
    ット線電圧が基準電圧より小さい場合に第2の電流を流
    す第2の電流ノードを有し、それぞれの第1の電流ノー
    ドが第2の外部電圧供給端子に共通に接続され、それぞ
    れの第2の電流ノードが第3の外部電圧供給端子に共通
    に接続された複数個の電圧比較回路とを形成する第1の
    ステップと、 前記メモリセルアレイにおける非選択行のワード線に接
    続されている全てのメモリセルをオフ状態に制御するよ
    うに上記非選択行のワード線の電圧を制御した状態で、
    上記メモリセルアレイにおける選択行のワード線の電圧
    を上記選択行に接続されている全てのメモリセルがオフ
    状態になる電圧から全てのメモリセルがオン状態になる
    電圧まで徐々に上げていき、上記選択行のワード線の電
    圧の変化に伴って前記第2の外部電圧供給端子に流れる
    電流および第3の外部電圧供給端子に流れる電流のうち
    の少なくとも一方を微分することによりセル閾値分布を
    検知する第2のステップとを具備することを特徴とする
    セル閾値分布検知方法。
  9. 【請求項9】 請求項8記載のセル閾値分布検知方法に
    おいて、 前記第2のステップにおいて、前記第2の外部電圧供給
    端子に流れる電流と前記第3の外部電圧供給端子に流れ
    る電流との大小関係を比較し、小さい方の電流を微分す
    ることを特徴とするセル閾値分布検知方法。
  10. 【請求項10】 半導体ウエハー上に、 それぞれ不揮発性メモリセルを構成する複数個のセルト
    ランジスタおよび選択ゲート用トランジスタが直列に接
    続されてなるナンド束が行列状に配置されたメモリセル
    アレイと、上記メモリセルアレイのそれぞれ同一行のセ
    ルトランジスタに共通に接続された複数本のワード線お
    よびそれぞれ前記メモリセルアレイのセルトランジスタ
    との間でデータの授受を行うための複数本のビット線
    と、上記メモリセルアレイにおける各ビット線と第1の
    外部電圧供給端子との間にそれぞれ接続された複数個の
    ビット線負荷と、前記各ビット線に対応して設けられ、
    それぞれ対応するビット線の電圧を基準電圧と比較し、
    ビット線電圧が基準電圧より大きい場合に第1の電流を
    流す第1の電流ノードおよびビット線電圧が基準電圧よ
    り小さい場合に第2の電流を流す第2の電流ノードを有
    し、それぞれの第1の電流ノードが第2の外部電圧供給
    端子に共通に接続され、それぞれの第2の電流ノードが
    第3の外部電圧供給端子に共通に接続された複数個の電
    圧比較回路とを形成する第1のステップと、 前記メモリセルアレイにおける非選択のナンド束をオフ
    状態に制御し、選択されたナンド束中の非選択行のワー
    ド線に接続されている全てのメモリセルをオン状態に制
    御するように上記非選択行のワード線の電圧を制御した
    状態で、上記選択されたナンド束中の選択行のワード線
    の電圧を上記選択行に接続されている全てのメモリセル
    がオフ状態になる電圧から全てのメモリセルがオン状態
    になる電圧まで徐々に上げていき、上記選択行のワード
    線の電圧の変化に伴って前記第2の外部電圧供給端子に
    流れる電流および第3の外部電圧供給端子に流れる電流
    のうちの少なくとも一方を微分することによりセル閾値
    分布を検知する第2のステップとを具備することを特徴
    とするセル閾値分布検知方法。
  11. 【請求項11】 請求項10記載のセル閾値分布検知方
    法において、 前記第2のステップにおいて、前記第2の外部電圧供給
    端子に流れる電流と前記第3の外部電圧供給端子に流れ
    る電流との大小関係を比較し、小さい方の電流を微分す
    ることを特徴とするセル閾値分布検知方法。
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