JPH0855555A - 回路遮断器 - Google Patents

回路遮断器

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JPH0855555A
JPH0855555A JP7201333A JP20133395A JPH0855555A JP H0855555 A JPH0855555 A JP H0855555A JP 7201333 A JP7201333 A JP 7201333A JP 20133395 A JP20133395 A JP 20133395A JP H0855555 A JPH0855555 A JP H0855555A
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JP
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circuit breaker
armature
trip
detent
frame
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Application number
JP7201333A
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English (en)
Inventor
Noman Lester Ovick
レスター オーヴィック ノーマン
Yun-Ko Chien
チェン ユン−コー
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Eaton Corp
Original Assignee
Eaton Corp
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H71/00Details of the protective switches or relays covered by groups H01H73/00 - H01H83/00
    • H01H71/74Means for adjusting the conditions under which the device will function to provide protection
    • H01H71/7463Adjusting only the electromagnetic mechanism

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Breakers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 アーマチュアに対する付勢力の調整が可能な
磁気引外し組立体を有する回路遮断器を提供する。 【構成】 回路遮断器(1)の磁気引外し組立体(97)
は、フレーム(110 )に取り付けられた固定磁気構造体
(109 )及びピン(117 )によりフレームに枢着された
可動アーマチュア(111 )を含む。可動アーマチュアか
ら角度をなしてニブ(113 )が延びており、このニブは
戻り止め(114 )を備える。フレームで支持されたバネ
押しプランジャ(121 )が戻り止めに嵌まっていてアー
マチュアを付勢し、これを固定磁気構造体から離してこ
れらの間に隙間が生じるようにしている。導体を通る異
常電流によりアーマチュアが固定磁気構造体に引きつけ
られると、プランジャが戻り止めから離脱して可動アー
マチュアがピンの周りに回転して引外しバー(89)を引
き外すことができ、それにより回路が遮断される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、改良型回路遮断器に関
し、特に、磁気引外し組立体が、戻り止めを備えてい
て、角度をなして延びるニブを備えたアーマチュアを有
する回路遮断器に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】回路遮
断器は、電気的な故障状態、例えば電流過負荷及び短絡
から電気システムを保護することができる。代表的に
は、回路遮断器は、異常電流に応答して、電気システム
の導体を通る電流を遮断するよう電気接点を開離させる
バネ押し式作動機構を含む。作動機構は引外しバーによ
って掛け外しが行なわれ、引外しバーは電気システムの
各相と関連した引外し機構によって作動される。引外し
機構は、導体を通って流れる電流により付勢される固定
磁気構造体及び引外しバーを作動させるよう固定磁気構
造体の方へ引き付けられる可動アーマチュアを含む磁気
引外し装置を含む場合がある。引外しバーは、作動機構
を掛け外して電気システムの各相の電気接点を開離させ
る。可動アーマチュアはトーションスプリング(torsio
n spring)と呼ばれるバネによって固定磁気構造体から
遠ざけられ、それにより故障電流が生じなくてもアーマ
チュアと固定磁気構造体の間には隙間が生じる。
【0003】磁気引外し装置が作動機構を作動させる電
流レベルを調節するための幾つかの異なるタイプの調節
手段が提案された。かかる調節方式の一つは、トーショ
ンスプリングによってアーマチュアに加えられるバネ付
勢力を変えるものである。しかしながら、トーションス
プリングは回路遮断器内に設けられ、回路遮断器は成形
ケースによって包囲されている。かくして、トーション
スプリングを調節し、或いはいったんケースを成形する
と、トーションスプリングを交換することは困難であ
る。また、トーションスプリングに一層大きな力を及ぼ
したい場合、回路遮断器の性能に悪影響を及ぼす場合の
あるスプリングバック力が生じる。最後にトーションス
プリングは成形ケース内に位置していて調節を行なうこ
とができないので、トーションスプリングは回路遮断器
の他の部品の製造及び組立ての際のばらつきを補償する
のに役立たない。
【0004】したがって、可動アーマチュアに加えられ
る付勢力をばなつきなく且つ正確に調節すると共に校正
及び調節を行なうことができる磁気引外し組立体を有す
る回路遮断器を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の改良型回路遮断
器は、上述の要望及び他の要望を満たしている。本発明
の要旨は、電気システムの導体中の異常電流に応答する
回路遮断器であって、導体を通る回路が閉じられる閉成
位置と導体を通る回路が開かれる開離位置との間を動く
ことができる電気接点と、掛外し時に電気接点を開離さ
せる掛止め自在な作動機構と、作動機構を掛け外すよう
付勢位置から引外し位置まで回転できる引外しバーと、
磁気引外し組立体とを有し、該磁気引外し組立体は、フ
レームと、フレームに取り付けられた固定磁気構造体
と、導体を通る異常電流によって固定磁気構造体に引き
付けられて前記引外しバーを引外し位置まで回転させる
可動アーマチュアとを含み、該可動アーマチュアからは
ニブが角度をなして延び、ニブは戻り止めを備えてお
り、前記磁気引外し組立体は、可動アーマチュアをピボ
ット軸線の周りに回転自在に枢着させるピボット手段
と、フレームによって支持されていて、前記戻り止めに
嵌まった状態で前記アーマチュアを付勢して固定磁気構
造体から離し、固定磁気構造体との間に隙間を形成する
付勢手段とをさらに含み、前記付勢手段は、導体を通る
異常電流によってアーマチュアが固定磁気構造体に引き
付けられると、前記戻り止めから離脱して可動アーマチ
ュアがピボット軸線の周りに回転して引外しバーを引き
外し、それにより回路が開かれるようになっていること
を特徴とする回路遮断器にある。
【0006】本発明の内容は、添付の図面と関連して好
ましい実施例の以下の説明を読むと明らかになろう。
【0007】
【実施例】図面を参照すると、本発明にしたがって引外
し設定値を調節したり校正する改良型手段を備えた磁気
引外し組立体が組み込まれた配線用回路遮断器1が示さ
れている。
【0008】回路遮断器1を3相又は3極回路遮断器と
して図示、説明するが、本発明の原理は、単相又は他の
多相回路遮断器にも、或いはAC回路遮断器とDC回路
遮断器の両方に応用できる。
【0009】回路遮断器1は、締結具7により電気絶縁
性の成形底部カバー又は基部5に機械的に固定された電
気絶縁性の成形頂部カバー3を含む。第1の電気端子又
はライン側端子9a,9b,9cが各極又は各相に一つ
ずつ組をなして設けられている。同様に、第2の電気端
子又は負荷側端子11a,11b,11cが回路遮断器
の基部5の他端に設けられている。これら端子は、回路
遮断器1を、3相電気システムの保護のために3相電気
回路内へ電気的に直列接続するのに用いられる。
【0010】回路遮断器1は更に、頂部カバー3の開口
部15を貫通していて、回路遮断器1をその閉路位置又
は開路位置に設定する電気絶縁性の剛性手動ハンドル1
3を含む。回路遮断器1は又、引外し位置をとることが
できる。公知のように、ハンドル13を開路位置を通過
させることにより、回路遮断器1を次の保護動作に備え
て引外し位置から閉路位置にリセットすることができ
る。ハンドル13を手動で動かすこともできるし、以下
に詳細に説明する作動機構21(図3)により自動的に
動作させることもできる。好ましくは、ハンドル13と
一緒に可動の導電性ストリップ17(図3)が、開口部
15の底部を覆い、回路遮断器1の内部と外部との間の
電気的障壁として役立つ。
【0011】次に図3を参照すると、回路遮断器1はそ
の主内部構成要素として、各相についての一組の電気接
点19、作動機構21及び引外し機構23を含む。電気
接点の各組は、下側電気接点25及び上側電気接点27
を含む。電気接点の各組と関連してアークシュート29
及びスロットモータ31か設けられており、これらは共
に従来型のものである。概要を説明すると、アークシュ
ート29は、開離中の電気接点25,27間に生じる単
一の電気的アークを故障時には一連の電気的アークに分
割して総アーク電圧を増大させ、故障電流の大きさを制
限するのに利用される。スロットモータ31は、電気絶
縁物中に封入した一連の全体としてU字形の鋼薄板又は
電気絶縁処理が施された全体としてU字形の中実鋼棒か
ら成り、このスロットモータは、高レベルの短絡又は故
障電流状態で発生する磁場を集中させて開離中の接点2
5,27間の磁気反発力を著しく増大させ、それにより
接点の開離を迅速にするために接点25,27の周りに
設けられている。電気接点25,27が互いに迅速に開
離すれば、アーク抵抗が比較的高くなり、故障電流の大
きさが制限される。アークシュート29及びスロットモ
ータ31の詳細な説明については米国特許第3,81
5,059号を参照されたい。なお、かかる米国特許の
内容を本明細書の一部を形成するものとしてここに引用
する。
【0012】下側電気接点25は、締結具35により基
部5に固定されたU字形固定部材33、上側電気接点2
7に物理的且つ電気的に接触する接点37、及び上側電
気接点27と下側電気接点25の部分との間で発弧する
おそれを減ずる電気絶縁性ストリップ39を含む。基部
5の外部に延びるライン側端子9bはU字形固定部材3
3の一体端部である。
【0013】上が帆電気接点27は、回転自在な接点ア
ーム41及び下側電気接点25に物理的且つ電気的に接
触する接点43を含む。
【0014】作動機構21は、オーバセンタトグル機構
(over-center toggle mechanism)47、一体形成のク
ロスバー49、一対の互いに間隔を置いて位置した剛性
金属側板51、剛性の枢動自在な金属ハンドルヨーク5
3、剛性のストップピン55、一対の操作用引張りバネ
57、及び掛け止め機構59を含む。
【0015】オーバセンタトグル機構47は、側板51
で支承されたクレードル支持ピン63の長手方向中央軸
線を中心として回転できる剛性の金属クレードル61を
含む。
【0016】オーバセンタトグル機構47は、一対の上
側トグルリンク65、一対の下側トグルリンク67、ト
グルバネピン69、及び上側トグルリンク従動ピン71
を更に含む。下側トグルリンク67は、トグル接触ピン
73により上側電気接点27の回転自在な接点アーム4
1に各側に固定されている。ピン73の端部は成形クロ
スバー49内に嵌まった状態で保持されている。かくし
て、上側電気接点27の動き、これに対応したクロスバ
ー49の動きは、下側トグルリンク67の動きにより生
じる。このように、回路遮断器1の中央の極又は相にお
いて作動機構21により上側電気接点27を動かすと、
それと同時に、剛性クロスバー49を介して回路遮断器
1のその他の極又は相と連携の電気接点にも同じ動きが
生じる。上側トグルリンク65及び下側トグルリンク6
7はトグルバネピン69により互いに枢着されている。
相作用の引張りバネ57は、トグルバネピン69とハン
ドルヨーク53との間に引張り状態に設けられ、したが
って、バネ57は引張り状態のままであり、オーバセン
タトグル機構47の作動を、外部からのハンドル13の
操作により制御できると共にこれに対応させることがで
きる。
【0017】上側トグルリンク65は又、ピン71を受
け入れる凹部又は溝77を有する。ピン71はクレード
ル61の回転軸線から所定の距離を置いた箇所でクレー
ドルを貫通している。バネ57の引張り力によりピン7
1と上側トグルリンク65との相互係合状態が保持され
る。かくして、クレードル61の回転運動により、これ
と対応したトグルリンク65の上方部分の運動又は変位
が生じる。
【0018】クレードル61は、平坦な掛け止め面を備
えたスロット又は溝79を有し、この溝79は、全体と
して平坦な中間掛け止め板又はラッチプレート83に設
けられている細長いスロット又は孔81の上端部に形成
された平坦なクレードル掛け止め面に係合するような形
状になっている。クレードル61は又、ハンドルヨーク
53の上端部に形成された下向きの細長い面87に接触
するような形状の全体として平坦なハンドルヨーク接触
面85を含む。操作用バネ57は、引外し動作の際はハ
ンドル13を移動させ、面85,87はハンドルの閉路
位置と開路位置の中間の引外し位置にハンドル13を位
置決めし、それにより回路遮断器1が引き外されたこと
が分かるようにする。さらに、面85,87が相互に係
合していると、クレードル61を操作用バネ57の付勢
力に抗して時計回りにその引外し位置からその開路位置
に動かし、そしてこれを通過させることにより、引外し
動作の次に作動機構21がリセットされ、それにより溝
79及び孔81に対する掛け止め面の再掛け止めが可能
になる。
【0019】作動機構及びその関連の成形クロスバー4
9のそれ以上の詳細については、米国特許第4,63
0,019号に開示されている類似の作動機構について
の説明から得られよう。かかる米国特許の内容を本明細
書の一部をなすものとしてここに引用する。
【0020】引外し機構23は、中間ラッチプレート8
3、成形一体引外しバー89、クレードルラッチプレー
ト91、トーションスプリング支持ピン93、複動(do
ubleacting)トーションスプリング95、磁気引外し組
立体97及びバイメタルの形の熱動引外し装置99を含
む。
【0021】成形一体引外しバー89は、配線用回路遮
断器1の基部5に設けられていて、回路遮断器の3つの
極を分離する垂直の間仕切り(図示せず)で支承されて
いる。引外しバー89は、半径方向下方に延びる各極に
ついて作動レバー103を有する。引外しバーから外方
に延びる引外しレバー105には、クレードルラッチプ
レート91が係合する。クレードルラッチプレート91
は、引外しバーと平行な軸線の周りに回転自在に設けら
れている。複動トーションスプリング95の一方のアー
ムは、クレードルラッチプレート91を中間ラッチプレ
ート81に押し付けている。トーションスプリング95
の他方のアームは、引外しバー89の垂直方向突出部1
07に当接して引外しバーを図3で見て反時計回りに付
勢する。
【0022】回路遮断器を図3に示すように閉成位置に
した状態では、引っ張りバネ57は、クレードル61を
反時計回りに回転させようとする。しかしながら、これ
は、引外しバー89の引外しレバー105によって定位
置に保持されていて、中間ラッチプレート83を介して
作用を発揮するクレードルラッチプレート91の抵抗を
受ける。
【0023】バイメタル99の下端と上側電気接点27
との間で電流を流す導電路は、任意適当な手段、例えば
ろう付けにより、バイメタル99の下端及びクロスバー
49内の上側電気接点27に連結された可撓性銅製分路
CSによって得られる。このようにして、電路が、端子
9bと端子11bとの間で、下側電気接点25、上側電
気接点27、可撓性分路CS、バイメタル99及び導電
性部材CMを経て回路遮断器30中に構成される。
【0024】磁気引外し組立体97は、調節バー10
8、固定磁気構造体109、固定磁気構造体109を取
り付けたフレーム110、可動アーマチュア111、及
び図4〜図7を参照して以下に詳細に説明する付勢手段
112を含む。アーマチュア111からはニブ113が
角度をなして延びており、このニブは戻り止め114を
備える。アーマチュア111の残りの部分は水平軸線に
沿って曲がっており、ピン117を受け入れるために1
15のところでスロットが設けられ、かかるピン117
の周りにはアーマチュアがピボット軸線Pの周りに回転
自在に枢着されている。付勢手段112は、調節バー1
08に設けたアクセス貫通孔120内に設けられてい
る。
【0025】次に、図4を参照して、磁気引外し組立体
97の詳細な説明を以下に行なう。図4は、アーマチュ
ア111と固定磁気構造体109との間に隙間Gが形成
された状態のいわゆる非引外し位置を示している。
【0026】付勢手段112は、調節バー108のアク
セス貫通孔120内に位置する第1の部分122及びア
ーマチュア111のニブ113の戻り止め114内に嵌
まるよう調節バー108から突出する第2の部分123
を備えたプランジャ121から成る。プランジャ121
の第1の部分122は、一体の環状保持リップ124に
よって調節バー108内に保持されている。非金属製調
整ネジ125が、アクセス貫通孔120内にねじ込まれ
ていて、アクセス貫通孔内で上下するようになってい
る。調整ネジ125は、溝127を備えた上方部分12
6を有し、この溝127にネジ回し又は他の回転工具
(図示せず)を係合させると、調整ネジ125をアクセ
ス貫通孔120内で上下させることができる。バネ12
8が、プランジャ121と調整ネジ125との間に設け
られている。
【0027】調整ネジ125を調節することにより、プ
ランジャ121によって種々の大きさの力を戻り止め1
14に及ぼすことができることが理解されよう。これに
より、組み立て完了時には、回路遮断器1の各極を別々
に校正できるようになる。校正作業は組立てラインで行
なわれ、いったん校正が完了すると好ましくはアクセス
貫通孔120に栓をする。戻り止め114に対するプラ
ンジャ121の予荷重を、所望の引外し設定値が得られ
るよう回路遮断器1を通る異常電流によって生ずる所望
の磁力に等しくしてこれを相殺するよう校正される。異
常電流がこの引外し設定値よりも大きくなると、電流の
磁力は、戻り止め114内のプランジャ121の反作用
バネ力よりも大きくなる。回路遮断器の各相を所望の引
外し設定値に合わせてそれぞれ別々に校正することがで
きる。
【0028】調整ネジのネジ山135は非常に細目であ
って、校正感度の増大が得られる。さらに、回路遮断器
1の振動又は衝撃に起因する調整ネジ125の動きを止
めるために調整ネジのネジ山135とアクセス貫通孔の
ネジ孔136との間のネジ山の噛み合いは非常に密であ
る。
【0029】バネ128は、プランジャ121が戻り止
め114に及ぼす力の大きさを決定するバネ定数を有し
ている。異なるバネ定数を有する種々のバネを用いて、
バネによってプランジャ121、最終的には戻り止め1
14に及ぼす力を変化させることができることが理解さ
れよう。
【0030】さらに、戻り止め119に係合するプラン
ジャ121の部分及び戻り止め114それ自体は、一方
と他方の係合状態を調節するよう異なる形状、勾配及び
寸法形状を有することができることが理解されよう。こ
れにより、バネ定数と同様に、戻り止め114とプラン
ジャ121との間に及ぼされる力の大きさを決定するこ
とができる。
【0031】アーマチュア111と固定磁気構造体10
9との間の磁力がバネ128及びプランジャ121の予
荷重よりも大きくなるほど異常電流が十分大きい場合、
プランジャ121は上昇して戻り止め114から出るこ
とになる。この時点においては、アーマチュア111に
加わる有効な拘束力はもはやなく、磁力のすべてを回路
遮断器の引外しに用いることができ、アーマチュア11
1は図4に示すように時計回りに回転することになる。
これにより、底部137が時計回りに回転し、次いで引
外しバー89(図3)が回転して回路遮断器が引き外さ
れる。図4は、固定磁気構造体109に引き付けられた
アーマチュア111を示している。アーマチュア111
のニブ113は依然としてプランジャ121と接触状態
にある。いったん電流が遮断されて磁界がなくなると、
プランジャ121に及ぼされるバネ128の下向きの力
により、アーマチュア111は反時計回りに(図5で見
て左側に向かって)回転し、プランジャ121が戻り止
め114に嵌まり込む図4に示す非引外し位置に戻る。
このように、アーマチュア111は非引外し位置に自動
的にリセットされる。ニブ113がアーマチュア111
から延びる角度Bはこの自動的にリセットを行なう実施
例では90°よりも大きくなければならないことが理解
されよう。
【0032】次に、図6及び図7(図4及び図5と同一
の符号は同一の部材を示す)を参照すると、ニブ113
aは、アーマチュア111aの残部から90°よりも小
さな角度をなして延びている。これにより、プランジャ
121を戻り止め114aから持ち上げるのに必要な力
が少なくなるだけではなく、固定磁気構造体109に引
き付けられた後、及び電流が遮断されて磁界が消失した
後、アーマチュア111aは自動的にリセットされるこ
とがない。図7を参照すると、アーマチュア111a及
びプランジャ121に対するニブ113aの幾何学的形
状に起因して、プランジャ121は、いったんアーマチ
ュア111aが固定磁気構造体109に引き付けられる
と、ニブ113aに接触しないが、ある場合には接触す
ることができる。戻り止め113から出ると、圧縮バネ
が磁力に加わることが注目される。これにより、異常電
流が存在しているとき、アーマチュア111を固定磁気
構造体109の方に動かすのに必要な力が大きくなる。
このため、アーマチュア111aを図6に示すような設
定位置に引き戻す「スナップ作用」が生じない。この場
合、回路遮断器の成形ケースを通してアーマチュア11
1aに対するユーザーの接近を可能にすることができる
専用工具を用いることにより手動でアーマチュアをリセ
ットしなければならない。
【0033】次に、図8を参照して、本発明の調節手段
について説明する。調節バー108を用いることにより
回路遮断器の3つの極を同時に調節できるが、これは、
各極をそれぞれ別々にセットする校正操作とは対照的で
ある。典型的には、電流引外し点は5x〜10xに調節
される。調節バー108の調節を行なうには、回路遮断
器に取り付けられている回転自在なカム作用機構149
(図1)を用いる。この回転自在なカム作用機構149
はカバー3を通して接近でき、したがって取り外しカバ
ー5を取り外すことなく調節バー108の位置を調節で
きる手段となっている。調節バー108の動作原理の詳
細は、米国特許第4,958,136号に示されてお
り、かかる米国特許の開示内容を本明細書の一部を形成
するものとしてここに引用する。
【0034】例えばネジ回しのような工具をスロット1
51に差し込んでカム作用装置149を回転させると、
調節バー108を長さ方向に直線運動させることができ
る。カム作用装置149を回転させると、付勢手段11
2のプランジャ121が回路遮断器1の他の極と関連し
た付勢手段155,156のプランジャ(図示せず)と
共に同時に動く。プランジャが戻り止めに嵌まり込むの
で、プランジャは、戻り止めによって描かれる経路を辿
ることになる。図8で理解できるように、戻り止め11
4,157,158は調節バー108の直線運動の軸線
a及び引外しバー89の軸線(図3参照)から見てねじ
れの位置にあり、軸線aと引外しバー89の軸線は全体
的に平行である。かくして、プランジャを戻り止め11
4,117,158に沿って動かすことにより、空隙G
(図4参照)のサイズが変わる。これにより、所与の電
流についてアーマチュアに加わる磁力が変化する。調節
バー108の直線運動の軸線に対して戻り止めのねじれ
の位置を変化させると、アーマチュア111と固定磁気
構造体109との間の隙間Gの範囲が変わることにな
る。
【0035】以上のことから本明細書において、電気的
な故障状態、例えば電流過負荷及び短絡から電気システ
ムを保護することができる回路遮断器が開示されている
ことは理解されよう。
【0036】本発明の特定の実施例を開示したが、当業
者であれば、開示全体から見て細部に対する種々の設計
変更及び変形例を想到できることは理解されよう。した
がって、開示した特定の構造は、特許請求の範囲に定め
られた本発明の範囲及び均等範囲に関して例示であって
限定的なものではない。
【0037】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回路遮断器の平面図である。
【図2】図1の回路遮断器の側面図である。
【図3】図1の3−3線における図1の回路遮断器の拡
大縦断面図であり、回路遮断器を閉成位置で示す図であ
る。
【図4】通常位置(非引外し位置)にある磁気引外し組
立体の詳細縦断面図であり、アーマチュアのニブがアー
マチュアから90°よりも大きな角度をなして延びてい
る状態を示す図である。
【図5】図4に引外し位置で示す磁気引外し組立体の詳
細縦断面図である。
【図6】図4と類似の詳細縦断面図であり、アーマチュ
アのニブがアーマチュアから90°よりも小さな角度を
なして延び、アーマチュアが通常位置(非引外し位置)
にある状態を示す図である。
【図7】アーマチュアが引外し位置にある状態で図6に
示す磁気引外し組立体の詳細縦断面図であり、アーマチ
ュアが引外し位置にある状態で示す図である。
【図8】調節バーを示す部分平面図である。
【符号の説明】 1 回路遮断器 3 カバー 5 ベース又は基部 13 ハンドル 19 電気接点 21 作動機構 23 引外し機構 29 アークシュート 31 スロットモータ 33 固定部材 47 オーバセンタトグル機構 49 クロスバー 61 クレードル 89 引外しバー 97 磁気引外し組立体 109 固定磁気構造体 110 フレーム 111 可動アーマチュア 113 ニブ 114 戻り止め 117 ピン 121 バネ押しプランジャ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ユン−コー チェン アメリカ合衆国 ペンシルベニア州 15668 マリスビル オールドウイリアム ハイウェイ 4350

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気システムの導体中の異常電流に応答
    する回路遮断器であって、導体を通る回路が閉じられる
    閉成位置と導体を通る回路が開かれる開離位置との間を
    動くことができる電気接点と、掛外し時に電気接点を開
    離させる掛止め自在な作動機構と、作動機構を掛け外す
    よう付勢位置から引外し位置まで回転できる引外しバー
    と、磁気引外し組立体とを有し、該磁気引外し組立体
    は、フレームと、フレームに取り付けられた固定磁気構
    造体と、導体を通る異常電流によって固定磁気構造体に
    引き付けられて前記引外しバーを引外し位置まで回転さ
    せる可動アーマチュアとを含み、該可動アーマチュアか
    らはニブが角度をなして延び、ニブは戻り止めを備えて
    おり、前記磁気引外し組立体は、可動アーマチュアをピ
    ボット軸線の周りに回転自在に枢着させるピボット手段
    と、フレームによって支持されていて、前記戻り止めに
    嵌まった状態で前記アーマチュアを付勢して固定磁気構
    造体から離し、固定磁気構造体との間に隙間を形成する
    付勢手段とをさらに含み、前記付勢手段は、導体を通る
    異常電流によってアーマチュアが固定磁気構造体に引き
    付けられると、前記戻り止めから離脱して可動アーマチ
    ュアがピボット軸線の周りに回転して引外しバーを引き
    外し、それにより回路が開かれるようになっていること
    を特徴とする回路遮断器。
  2. 【請求項2】 前記ニブは90°よりも大きな角度をな
    してアーマチュアから延び、回路遮断器の引外し後、前
    記付勢手段は前記アーマチュアを固定磁気構造体から遠
    ざけ、前記付勢手段は前記戻り止めに再び嵌まり込むこ
    とを特徴とする請求項1記載の回路遮断器。
  3. 【請求項3】 前記ニブは約90°よりも小さな角度を
    なしてアーマチュアから延びていて、回路遮断器の引き
    外し後、前記付勢手段を前記戻り止め内にはめ込むため
    に、アーマチュアを固定磁気構造体から手動で遠ざけな
    ければならないようになっていることを特徴とする請求
    項1記載の回路遮断器。
  4. 【請求項4】 前記付勢手段は、前記フレームの中に位
    置する第1の部分及び戻り止め内に嵌まるよう前記フレ
    ームから突出した第2の部分を備えたプランジャと、前
    記フレーム内に設けられた調整ネジと、プランジャと前
    記調整ネジとの間に設けられたバネとを含み、前記プラ
    ンジャにより前記戻り止めに及ぼされる力の大きさを前
    記調整ネジの調整により制御でき、それにより回路遮断
    器を所望の引外し設定値に合わせて校正できるようにな
    っていることを特徴とする請求項1記載の回路遮断器。
  5. 【請求項5】 戻り止めは前記ニブを横切る溝として形
    成されており、前記溝はピボット軸線に対してねじれの
    位置にあり、ピボット軸線と全体的に平行なプランジャ
    の直線運動により前記隙間が調節されることを特徴とす
    る請求項1記載の回路遮断器。
  6. 【請求項6】 電気接点、掛け止め可能な作動機構、引
    外しバー及び磁気引外し組立体を収容する成形ケースを
    さらに含み、成形ケースを開けなければ前記付勢手段に
    接近できないようになっていることを特徴とする請求項
    1記載の回路遮断器。
  7. 【請求項7】 多相電気システムの各相と関連した導体
    中の異常電流に応答する回路遮断器であって、多相電気
    システムの各相に設けられていて、閉成されると関連の
    導体を通る電気回路を閉じ、開離されると前記電気回路
    を開く一組の電気接点と、掛け外されると前記電気接点
    の組をすべて開離するよう動作できる掛け止め自在な作
    動機構と、前記作動機構を掛け外すよう付勢位置から引
    外し位置まで回転できる引外しバーと、多相電気システ
    ムの各相について設けられた磁気引外し組立体とを有
    し、各磁気引外し組立体は、フレームと、フレームに取
    り付けられた固定磁気構造体と、導体を通る異常電流に
    よって固定磁気構造体に引き付けられて前記引外しバー
    を引外し位置まで回転させる可動アーマチュアとを含
    み、前記可動アーマチュアからはニブが角度をなして延
    びていて、ニブは戻り止めを備えており、前記磁気引外
    し組立体は、前記可動アーマチュアをピボット軸線の周
    りに回転自在に枢着させるピボット手段と、フレームに
    よって支持されていて、前記戻り止めに嵌まった状態で
    前記可動アーマチュアを付勢して固定磁気構造体から離
    し、固定磁気構造体との間に隙間を形成する付勢手段と
    を有し、前記付勢手段は、導体を通る前記異常電流によ
    って可動アーマチュアが固定磁気構造体に引き付けられ
    ると、前記戻り止めから離脱し、前記戻り止めはニブを
    横切る溝として形成され、該溝は前記ピボット軸線に対
    してねじれの位置にあり、前記磁気引外し組立体は、フ
    レームの少なくとも1つに取り付けられていて、前記付
    勢手段を直線的に、且つ全体的にピボット軸線と平行に
    同時に移動させる調節手段をさらに有し、各アーマチュ
    アと各固定磁気組立体との間の隙間が同時に調節される
    ようになっていることを特徴とする回路遮断器。
  8. 【請求項8】 アーマチュアのピボット軸線は軸方向に
    整列しており、前記調節手段は、前記アーマチュアのす
    べての付勢の度合を高引外し設定値と低引外し設定値と
    の間で同時に調節するようアーマチュアのピボット軸線
    と全体的に平行な方向において直線的に摺動できる調節
    バーであることを特徴とする請求項7記載の回路遮断
    器。
  9. 【請求項9】 前記電気接点の組、作動機構、引外しバ
    ー、磁気引外し組立体及び調節手段を収納する成形ケー
    スと、回転状態を調節バーの直線摺動運動に変換するよ
    う連結された回転可能範囲設定手段とをさらに含み、回
    転可能範囲設定手段は成形ケースを介して接近でき、高
    引外し設定値と低引外し設定値との間の範囲にわたって
    アーマチュアの付勢力を成形ケースを開けることなく行
    なうことができるようになっていることを特徴とする請
    求項8記載の回路遮断器。
  10. 【請求項10】 前記付勢手段は、フレーム内に位置し
    た第1の部分及び前記戻り止めに嵌まり込むよう前記フ
    レームから突出した第2の部分を備えたプランジャと、
    フレーム内に設けられた調整ネジと、プランジャと調整
    ネジとの間に設けられたバネとを含み、プランジャによ
    って各戻り止めに及ぼされる力の大きさを個々の調整ネ
    ジのそれぞれの調節によって調節でき、それにより個々
    の回路遮断器をそれぞれ所望の設定値に合わせて校正で
    きるようになっていることを特徴とする請求項7記載の
    回路遮断器。
JP7201333A 1994-07-13 1995-07-13 回路遮断器 Pending JPH0855555A (ja)

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DE69505201T2 (de) 1999-06-02
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