JPH0856330A - ディジタル動画番組の早送り及び逆早送り再生のための蓄積・再生制御方法とその装置 - Google Patents
ディジタル動画番組の早送り及び逆早送り再生のための蓄積・再生制御方法とその装置Info
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- JPH0856330A JPH0856330A JP6188182A JP18818294A JPH0856330A JP H0856330 A JPH0856330 A JP H0856330A JP 6188182 A JP6188182 A JP 6188182A JP 18818294 A JP18818294 A JP 18818294A JP H0856330 A JPH0856330 A JP H0856330A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 早送り再生時に単位時間当りの再生フレーム
数を増加させる。 【構成】 複数の記憶装置から並列に動画フレームを読
み出す。記憶装置数をmとする。各記憶装置には、mを
法として合同のフレーム番号をもつ動画フレームがフレ
ーム番号順に蓄積されている。通常再生時には各記憶装
置から所定数N箇づつ動画フレームが並列に読み出され
る。早送り再生時には、倍速係数を、mの約数にも倍数
にもならないように定め、早送り再生のために選択され
たフレーム番号の動画フレームが蓄積されている記憶装
置番号を算出し、その記憶装置から動画フレームを読み
出す。このようにして、各記憶装置から同数の早送り再
生フレームが並列に読み出される。
数を増加させる。 【構成】 複数の記憶装置から並列に動画フレームを読
み出す。記憶装置数をmとする。各記憶装置には、mを
法として合同のフレーム番号をもつ動画フレームがフレ
ーム番号順に蓄積されている。通常再生時には各記憶装
置から所定数N箇づつ動画フレームが並列に読み出され
る。早送り再生時には、倍速係数を、mの約数にも倍数
にもならないように定め、早送り再生のために選択され
たフレーム番号の動画フレームが蓄積されている記憶装
置番号を算出し、その記憶装置から動画フレームを読み
出す。このようにして、各記憶装置から同数の早送り再
生フレームが並列に読み出される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リクエスト型動画番組
提供システムのセンタなどにおいて、磁気ディスク等の
ランダムアクセス可能な蓄積装置にフレーム内符号化さ
れたディジタル動画番組をフレーム単位に蓄積し、蓄積
された動画番組を通常再生、早送り及び逆早送り再生す
る、動画番組の蓄積及び読み出し方法に関する。本発明
は、また、前記方法を実施するための装置に関する。
提供システムのセンタなどにおいて、磁気ディスク等の
ランダムアクセス可能な蓄積装置にフレーム内符号化さ
れたディジタル動画番組をフレーム単位に蓄積し、蓄積
された動画番組を通常再生、早送り及び逆早送り再生す
る、動画番組の蓄積及び読み出し方法に関する。本発明
は、また、前記方法を実施するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】リクエスト型動画番組提供システムにお
いては、センタと多数の端末とが接続され、端末から要
求された動画番組はセンタの蓄積装置から読み出され、
当該端末へ送信される。動画データの蓄積媒体として
は、主に磁気ディスクが用いられ、蓄積容量の増加及び
データ転送速度の向上のために、複数の磁気ディスクを
アレイ化し、個々のディスクへの同時アクセス制御がな
される。磁気ディスクから動画データを読み出すとき、
動画データの読み出し時間の他に、ヘッドの移動、ディ
スクの回転待ち等のアクセスオーバヘッド時間が必要で
ある。このアクセスオーバヘッド時間を少なくして動画
データを効率良く読み出すため、いくつかの連続した動
画フレームを1グループとして同一トラック上に(隣の
トラックに跨ることもある)隣接させて蓄積し、動画デ
ータをグループ単位で読み出すことがなされる。
いては、センタと多数の端末とが接続され、端末から要
求された動画番組はセンタの蓄積装置から読み出され、
当該端末へ送信される。動画データの蓄積媒体として
は、主に磁気ディスクが用いられ、蓄積容量の増加及び
データ転送速度の向上のために、複数の磁気ディスクを
アレイ化し、個々のディスクへの同時アクセス制御がな
される。磁気ディスクから動画データを読み出すとき、
動画データの読み出し時間の他に、ヘッドの移動、ディ
スクの回転待ち等のアクセスオーバヘッド時間が必要で
ある。このアクセスオーバヘッド時間を少なくして動画
データを効率良く読み出すため、いくつかの連続した動
画フレームを1グループとして同一トラック上に(隣の
トラックに跨ることもある)隣接させて蓄積し、動画デ
ータをグループ単位で読み出すことがなされる。
【0003】動画番組を早送り再生するには(逆早送り
も同様であり、以下では省略する)、通常再生用にフレ
ーム番号順に並んで蓄積された動画データのなかから早
送り再生に必要な、離れた位置に蓄積されたフレームを
読み出さなければならない。従来の早送り方法には、
(1)1フレームの読み出しと記憶装置の読み出しヘッ
ドの移動を繰り返し行なう方法と(2)予め早送り再生
に必要な動画フレームだけを抽出し、早送り専用データ
を作成しておく方法がある。
も同様であり、以下では省略する)、通常再生用にフレ
ーム番号順に並んで蓄積された動画データのなかから早
送り再生に必要な、離れた位置に蓄積されたフレームを
読み出さなければならない。従来の早送り方法には、
(1)1フレームの読み出しと記憶装置の読み出しヘッ
ドの移動を繰り返し行なう方法と(2)予め早送り再生
に必要な動画フレームだけを抽出し、早送り専用データ
を作成しておく方法がある。
【0004】いま、動画番組をフルモーション表示(3
0[フレーム/s])で再生するものとし、動画データ
の転送速度を6[Mbps](ISO規格 MPEG2
相当)とすると、1動画フレームサイズは、0.2[M
bits]となる。磁気ディスクのアクセスオーバヘッ
ド時間をD[ms]、データ読み出し速度をV[Mbp
s]とすると、磁気ディスクが連続した30フレーム分
の動画データを読み出す場合(以下、ケース1と記す)
には、その読み出し時間T1 [ms]は、 T1[ms]=D[ms] +30×0.2[Mbits]×1000/V[Mbps] (1) になる。ここで、D[ms]=150、V=25[Mbps]と仮定する
と、 T1[ms]=150[ms] +30×0.2[Mbits]×1000/25[Mbps] =390[ms] (2) になる。したがって、1秒間分の動画データを390
[ms]で読み出して再生することができる。
0[フレーム/s])で再生するものとし、動画データ
の転送速度を6[Mbps](ISO規格 MPEG2
相当)とすると、1動画フレームサイズは、0.2[M
bits]となる。磁気ディスクのアクセスオーバヘッ
ド時間をD[ms]、データ読み出し速度をV[Mbp
s]とすると、磁気ディスクが連続した30フレーム分
の動画データを読み出す場合(以下、ケース1と記す)
には、その読み出し時間T1 [ms]は、 T1[ms]=D[ms] +30×0.2[Mbits]×1000/V[Mbps] (1) になる。ここで、D[ms]=150、V=25[Mbps]と仮定する
と、 T1[ms]=150[ms] +30×0.2[Mbits]×1000/25[Mbps] =390[ms] (2) になる。したがって、1秒間分の動画データを390
[ms]で読み出して再生することができる。
【0005】磁気ディスクが1フレーム単位の動画デー
タの読み出しと、読み出しヘッドの移動を繰返し行う場
合(以下、ケース2と記す)には、1フレームの読み出
し時間T2 [ms]は、 T2[ms]=D[ms] +0.2[Mbits]×1000/V[Mbps] (3) となる。前記の場合と同様に、D[ms]=150, V=25[Mbps]
とすると、 T2[ms]=150[ms] +0.2[Mbits]×1000/25[Mbps] =158[ms] (4) したがって、ケース2の場合には1秒間に6フレームし
か読み出すことができない。このように、ケース1のよ
うに複数のフレームを1グループとして読み出す場合に
は、動画データを効率良く読み出すことができるけれ
ど、ケース2のように1フレームの動画データの読み出
しと読み出しヘッドの移動とを繰り返す場合には、1秒
間に読み出される動画データの数は減少する。前記の方
法1は、ケース2に該当する。
タの読み出しと、読み出しヘッドの移動を繰返し行う場
合(以下、ケース2と記す)には、1フレームの読み出
し時間T2 [ms]は、 T2[ms]=D[ms] +0.2[Mbits]×1000/V[Mbps] (3) となる。前記の場合と同様に、D[ms]=150, V=25[Mbps]
とすると、 T2[ms]=150[ms] +0.2[Mbits]×1000/25[Mbps] =158[ms] (4) したがって、ケース2の場合には1秒間に6フレームし
か読み出すことができない。このように、ケース1のよ
うに複数のフレームを1グループとして読み出す場合に
は、動画データを効率良く読み出すことができるけれ
ど、ケース2のように1フレームの動画データの読み出
しと読み出しヘッドの移動とを繰り返す場合には、1秒
間に読み出される動画データの数は減少する。前記の方
法1は、ケース2に該当する。
【0006】図7は、従来の早送り及び逆早送り再生制
御システムの構成の一例を示すブロック図である。この
早送り再生制御システムは、端末71、ネットワーク7
2、ネットワークインタフェース部73、スイッチ部7
5、読み出し管理部74、記憶装置制御部76、記憶装
置77によって構成されている。
御システムの構成の一例を示すブロック図である。この
早送り再生制御システムは、端末71、ネットワーク7
2、ネットワークインタフェース部73、スイッチ部7
5、読み出し管理部74、記憶装置制御部76、記憶装
置77によって構成されている。
【0007】図7において、端末71は、通信制御部、
復号器、AV機器、入力機器によって構成され、入力機
器で指示されるユーザの要求をセンタ装置に送信すると
ともに、センタ装置から受信した動画データを復号(伸
長)して表示する。ネットワーク72は、例えばISDN
(Integrated Services Digital Network)網である。ネ
ットワークインタフェース部73は、ネットワークを介
して端末71からの動画データの読み出し要求の受信及
び動画データの送信を行なう。読み出し管理部74は、
通信制御部とマイクロプロセッサで構成され、各端末7
1からの要求を受け付けるとともに、スイッチ部75に
読み取り処理の指示を与える。スイッチ部75は、例え
ばVME (Versa Module Europe)バスであり、記憶装置制
御部76とネットワークインタフェース部73との間の
伝送路を構成するものである。記憶装置制御部76は、
例えば磁気ディスク制御ボードであり、例えばSCSI(Sma
ll Computer System Interface)インタフェースの場
合、1つの記憶装置制御部には記憶装置を最大7台まで
デイヂイチェーン接続して、記憶容量を拡張することが
できる。記憶装置77は、例えば磁気ディスクである。
各ユーザが各端末71から希望する動画番組を要求す
る場合、その要求は、ネットワーク72を介して、セン
タ装置内の読み出し管理部74に届く。読み出し管理部
74は、要求された動画番組のデイレクトリが蓄積され
ている記憶装置(通常、読み出し管理部に設けられてい
る)を検索し、記憶装置制御部76へ読み出しを指示す
る。
復号器、AV機器、入力機器によって構成され、入力機
器で指示されるユーザの要求をセンタ装置に送信すると
ともに、センタ装置から受信した動画データを復号(伸
長)して表示する。ネットワーク72は、例えばISDN
(Integrated Services Digital Network)網である。ネ
ットワークインタフェース部73は、ネットワークを介
して端末71からの動画データの読み出し要求の受信及
び動画データの送信を行なう。読み出し管理部74は、
通信制御部とマイクロプロセッサで構成され、各端末7
1からの要求を受け付けるとともに、スイッチ部75に
読み取り処理の指示を与える。スイッチ部75は、例え
ばVME (Versa Module Europe)バスであり、記憶装置制
御部76とネットワークインタフェース部73との間の
伝送路を構成するものである。記憶装置制御部76は、
例えば磁気ディスク制御ボードであり、例えばSCSI(Sma
ll Computer System Interface)インタフェースの場
合、1つの記憶装置制御部には記憶装置を最大7台まで
デイヂイチェーン接続して、記憶容量を拡張することが
できる。記憶装置77は、例えば磁気ディスクである。
各ユーザが各端末71から希望する動画番組を要求す
る場合、その要求は、ネットワーク72を介して、セン
タ装置内の読み出し管理部74に届く。読み出し管理部
74は、要求された動画番組のデイレクトリが蓄積され
ている記憶装置(通常、読み出し管理部に設けられてい
る)を検索し、記憶装置制御部76へ読み出しを指示す
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図7に示す早送り及び
逆早送り再生制御システムにおいて、前述の動画番組の
早送り再生方法(1)は、早送り再生時には1フレーム
読み出す度にデータシークと回転待ちによる読み出しヘ
ッドアクセスのオーバーヘッドが生じる。そのため1ス
ロット時間内に読み出すデータ量が減少し、その結果、
再生された早送り画像はフレームが飛び飛びのぎこちな
いものになるという問題がある。また、前述の動画番組
の早送り再生方法(2)は、通常再生用の動画データと
は別に早送り再生用の動画データを予め用意しなければ
ならないため、早送り再生を実現するためにデータ蓄積
容量が余分に必要になる問題点があり、通常再生と早送
り再生との間の再生モード変更時には、前記2つの動画
データの間を動画番組が途切れることなく遷移させる制
御が必要である。更に、早送り再生用の動画データを予
め作成することによって、早送りの倍速値が一意に固定
されてしまうという問題点がある。
逆早送り再生制御システムにおいて、前述の動画番組の
早送り再生方法(1)は、早送り再生時には1フレーム
読み出す度にデータシークと回転待ちによる読み出しヘ
ッドアクセスのオーバーヘッドが生じる。そのため1ス
ロット時間内に読み出すデータ量が減少し、その結果、
再生された早送り画像はフレームが飛び飛びのぎこちな
いものになるという問題がある。また、前述の動画番組
の早送り再生方法(2)は、通常再生用の動画データと
は別に早送り再生用の動画データを予め用意しなければ
ならないため、早送り再生を実現するためにデータ蓄積
容量が余分に必要になる問題点があり、通常再生と早送
り再生との間の再生モード変更時には、前記2つの動画
データの間を動画番組が途切れることなく遷移させる制
御が必要である。更に、早送り再生用の動画データを予
め作成することによって、早送りの倍速値が一意に固定
されてしまうという問題点がある。
【0009】本発明の目的は、通常再生用データと早送
り再生用データとを別々に用意する必要はなく、早送り
再生時における単位時間当りの再生フレーム数を増加さ
せて動画の動きを滑らかにするために効率の良い動画デ
ータの読み出しが可能であり、かつ、早送りの倍速値を
柔軟に変更することができる、デジタル動画蓄積・再生
制御方法およびその方法を実施するための装置を提供す
ることにある。
り再生用データとを別々に用意する必要はなく、早送り
再生時における単位時間当りの再生フレーム数を増加さ
せて動画の動きを滑らかにするために効率の良い動画デ
ータの読み出しが可能であり、かつ、早送りの倍速値を
柔軟に変更することができる、デジタル動画蓄積・再生
制御方法およびその方法を実施するための装置を提供す
ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のデジタル動画蓄
積・再生制御方法は、デジタル動画を、フレーム単位で
複数の記憶装置に蓄積し、端末から指示される再生要求
に応答して再生するデジタル動画蓄積・再生制御方法で
あって、この方法においては、複数の記憶装置の数mに
対して、mを法として合同なフレーム番号をもつ動画フ
レームを同一の記憶装置に、フレーム番号順に隣接させ
て蓄積する。
積・再生制御方法は、デジタル動画を、フレーム単位で
複数の記憶装置に蓄積し、端末から指示される再生要求
に応答して再生するデジタル動画蓄積・再生制御方法で
あって、この方法においては、複数の記憶装置の数mに
対して、mを法として合同なフレーム番号をもつ動画フ
レームを同一の記憶装置に、フレーム番号順に隣接させ
て蓄積する。
【0011】通常再生時には、各記憶装置に蓄積されて
いる、所定数N箇のフレーム番号順の動画フレームを読
み出し単位として、該読み出し単位に含まれている動画
フレームを順次に読み出してバッファリングする処理
を、前記複数の記憶装置について並列に実行し、複数の
記憶装置から読み出されバッファリングされたmN箇の
動画フレームを再生単位として再生し、前記の動画フレ
ームの読み出しおよびバッファリングと、バッファリン
グされた動画フレームの再生を、各記憶装置に蓄積され
ている動画フレームの読み出し単位の順序で繰返し、早
送り再生時には、早送り再生要求があった時の再生フレ
ーム番号を初項とし、mに対して互いに素の値に設定さ
れた倍速係数nを公差とする等差数列の第2項以下の数
列をなすように順次に早送りフレーム番号を指定し、指
定された早送りフレーム番号の動画フレームを蓄積して
いる記憶装置の識別番号を算出し、算出された識別番号
の記憶装置から当該指定された早送りフレーム番号の動
画フレームを読み出してバッファリングし、前記の動画
フレームを読み出してバッファリングする処理が総ての
記憶装置を一巡した時にバッファリングされている動画
フレームを再生単位として再生する。
いる、所定数N箇のフレーム番号順の動画フレームを読
み出し単位として、該読み出し単位に含まれている動画
フレームを順次に読み出してバッファリングする処理
を、前記複数の記憶装置について並列に実行し、複数の
記憶装置から読み出されバッファリングされたmN箇の
動画フレームを再生単位として再生し、前記の動画フレ
ームの読み出しおよびバッファリングと、バッファリン
グされた動画フレームの再生を、各記憶装置に蓄積され
ている動画フレームの読み出し単位の順序で繰返し、早
送り再生時には、早送り再生要求があった時の再生フレ
ーム番号を初項とし、mに対して互いに素の値に設定さ
れた倍速係数nを公差とする等差数列の第2項以下の数
列をなすように順次に早送りフレーム番号を指定し、指
定された早送りフレーム番号の動画フレームを蓄積して
いる記憶装置の識別番号を算出し、算出された識別番号
の記憶装置から当該指定された早送りフレーム番号の動
画フレームを読み出してバッファリングし、前記の動画
フレームを読み出してバッファリングする処理が総ての
記憶装置を一巡した時にバッファリングされている動画
フレームを再生単位として再生する。
【0012】早送りの倍速係数の設定を容易にするため
に、記憶装置数mは素数であることが望ましい。前記早
送り再生は逆早送り再生を含み、逆早送り再生要求があ
ったときには倍速係数を負数に設定することが出来る。
に、記憶装置数mは素数であることが望ましい。前記早
送り再生は逆早送り再生を含み、逆早送り再生要求があ
ったときには倍速係数を負数に設定することが出来る。
【0013】複数の記憶装置の各々に蓄積されている動
画フレームのフレーム番号をmで除算した剰余を、当該
記憶装置の記憶装置番号と定めることが望ましい。この
ように記憶装置番号を定めた上で、前記記憶装置番号の
順序でフレーム番号順に、動画フレームを蓄積すること
ができる。読み出し単位のフレーム数Nは、mNがフル
モーション表示における、1秒当りのフレーム数に等し
くなるように定められることが望ましい。
画フレームのフレーム番号をmで除算した剰余を、当該
記憶装置の記憶装置番号と定めることが望ましい。この
ように記憶装置番号を定めた上で、前記記憶装置番号の
順序でフレーム番号順に、動画フレームを蓄積すること
ができる。読み出し単位のフレーム数Nは、mNがフル
モーション表示における、1秒当りのフレーム数に等し
くなるように定められることが望ましい。
【0014】本発明のデジタル動画蓄積・再生制御装置
は、 デジタル動画を、フレーム単位で記憶装置に蓄積
し、再生要求に応じて再生するデジタル動画蓄積・再生
制御装置である。この装置は、並列に配置された複数の
記憶装置と、それぞれ、記憶装置の読み出し・書き込み
を制御し、かつ、記憶装置から読み出された動画データ
をバッファリングするバッファメモリを備えた複数の記
憶装置制御部とを有する蓄積制御装置、ネットワークを
介して端末と蓄積制御装置との間をインタフエースする
インタフエース部、複数の記憶装置から並列に読み出さ
れた動画データを伝送するデータ線とインタフエース部
間の接続を切り替えるスイッチ部、端末から送信される
再生要求信号および再生モード変更要求信号を受取り、
蓄積制御装置に対し、動画データの読み出しと、読み出
された動画データのバッファリングを指示し、かつ、バ
ッファリングされた動画データの再生指示を行う読み出
し管理部を有し、前記複数の記憶装置の各記憶装置は、
該複数の記憶装置数mに対して、mを法として合同なフ
レーム番号をもつ動画フレームをフレーム番号順に隣接
した位置に蓄積し、前記読み出し管理部は、端末から通
常再生要求があった時、その時の再生フレーム番号を1
だけインクリメントし、そのインクリメントしたフレー
ム番号の動画フレームを蓄積している記憶装置の識別番
号を算出して、その動画フレームから開始して所定数N
箇のフレーム番号順の動画フレームを順次に読み出して
バッファリングする読み出し・バッファリングを蓄積制
御装置に指示し、次に、フレーム番号を更に1だけイン
クリメントし、そのインクリメントしたフレーム番号の
動画フレームを蓄積している記憶装置の識別番号を算出
して、その動画フレームの読み出し・バッファリングを
蓄積制御装置に指示し、この読み出し・バッファリング
の指示を、総ての記憶装置に一巡するまで繰返し、前記
総ての記憶装置を一巡して実行された読み出し・バッフ
ァリングの指示に応答して各記憶装置から並列に読み出
された、mN箇の動画フレームを再生単位とする通常再
生を蓄積制御装置およびスイッチ部に指示し、前記読み
出し管理部は、更に、端末から早送り再生要求があった
時、その時の再生フレーム番号を、mに対して互いに素
の値に設定された倍速係数nだけインクリメントし、そ
のインクリメントしたフレーム番号の動画フレームを蓄
積している記憶装置の識別番号を算出して、算出された
識別番号の記憶装置から当該動画フレームについての読
み出しとバッファリングを蓄積制御装置に指示し、次
に、フレーム番号を更にnだけインクリメントし、その
インクリメントしたフレーム番号の動画フレームを蓄積
している記憶装置の識別番号を算出して、その動画フレ
ームの読み出しとバッファリングを蓄積制御装置に指示
し、この読み出しとバッファリングの指示を、総ての記
憶装置に一巡するまで繰返し、前記総ての記憶装置を一
巡して実行された読み出しとバッファリングの指示に応
答して各記憶装置から並列に読み出された、m箇の動画
フレームを再生単位とする早送り再生を蓄積制御装置お
よびスイッチ部に指示し、以上の読み出しとバッファリ
ングの指示および早送り再生の指示を繰返し、 蓄積制
御装置は、読み出し管理部から通常再生指示または早送
り再生指示を受信すると、各記憶装置制御部にバッファ
リングされている動画データを、該記憶装置制御部とス
イッチ部との間のデータ線上に読み出し、スイッチ部
は、読み出された動画フレームを端末へ転送するために
に、読み出し管理部の制御に従って記憶装置制御部とイ
ンタフエース部間の信号路を設定する。
は、 デジタル動画を、フレーム単位で記憶装置に蓄積
し、再生要求に応じて再生するデジタル動画蓄積・再生
制御装置である。この装置は、並列に配置された複数の
記憶装置と、それぞれ、記憶装置の読み出し・書き込み
を制御し、かつ、記憶装置から読み出された動画データ
をバッファリングするバッファメモリを備えた複数の記
憶装置制御部とを有する蓄積制御装置、ネットワークを
介して端末と蓄積制御装置との間をインタフエースする
インタフエース部、複数の記憶装置から並列に読み出さ
れた動画データを伝送するデータ線とインタフエース部
間の接続を切り替えるスイッチ部、端末から送信される
再生要求信号および再生モード変更要求信号を受取り、
蓄積制御装置に対し、動画データの読み出しと、読み出
された動画データのバッファリングを指示し、かつ、バ
ッファリングされた動画データの再生指示を行う読み出
し管理部を有し、前記複数の記憶装置の各記憶装置は、
該複数の記憶装置数mに対して、mを法として合同なフ
レーム番号をもつ動画フレームをフレーム番号順に隣接
した位置に蓄積し、前記読み出し管理部は、端末から通
常再生要求があった時、その時の再生フレーム番号を1
だけインクリメントし、そのインクリメントしたフレー
ム番号の動画フレームを蓄積している記憶装置の識別番
号を算出して、その動画フレームから開始して所定数N
箇のフレーム番号順の動画フレームを順次に読み出して
バッファリングする読み出し・バッファリングを蓄積制
御装置に指示し、次に、フレーム番号を更に1だけイン
クリメントし、そのインクリメントしたフレーム番号の
動画フレームを蓄積している記憶装置の識別番号を算出
して、その動画フレームの読み出し・バッファリングを
蓄積制御装置に指示し、この読み出し・バッファリング
の指示を、総ての記憶装置に一巡するまで繰返し、前記
総ての記憶装置を一巡して実行された読み出し・バッフ
ァリングの指示に応答して各記憶装置から並列に読み出
された、mN箇の動画フレームを再生単位とする通常再
生を蓄積制御装置およびスイッチ部に指示し、前記読み
出し管理部は、更に、端末から早送り再生要求があった
時、その時の再生フレーム番号を、mに対して互いに素
の値に設定された倍速係数nだけインクリメントし、そ
のインクリメントしたフレーム番号の動画フレームを蓄
積している記憶装置の識別番号を算出して、算出された
識別番号の記憶装置から当該動画フレームについての読
み出しとバッファリングを蓄積制御装置に指示し、次
に、フレーム番号を更にnだけインクリメントし、その
インクリメントしたフレーム番号の動画フレームを蓄積
している記憶装置の識別番号を算出して、その動画フレ
ームの読み出しとバッファリングを蓄積制御装置に指示
し、この読み出しとバッファリングの指示を、総ての記
憶装置に一巡するまで繰返し、前記総ての記憶装置を一
巡して実行された読み出しとバッファリングの指示に応
答して各記憶装置から並列に読み出された、m箇の動画
フレームを再生単位とする早送り再生を蓄積制御装置お
よびスイッチ部に指示し、以上の読み出しとバッファリ
ングの指示および早送り再生の指示を繰返し、 蓄積制
御装置は、読み出し管理部から通常再生指示または早送
り再生指示を受信すると、各記憶装置制御部にバッファ
リングされている動画データを、該記憶装置制御部とス
イッチ部との間のデータ線上に読み出し、スイッチ部
は、読み出された動画フレームを端末へ転送するために
に、読み出し管理部の制御に従って記憶装置制御部とイ
ンタフエース部間の信号路を設定する。
【0015】
【作用】初めに、本発明の原理を説明する。先ず、前掲
の目的の1つである早送り再生時における単位時間当り
の再生フレーム数を増大させるために、本発明において
は、m箇(複数)の記憶装置から並列に動画データを読
み出すことが意図されている。そのために、mを法とし
て合同なフレーム番号をもつ動画フレームを同一の記憶
装置に蓄積する。いま、記憶装置の識別番号をD0、
D1、D2、・・・・Dm-1とすると、 D1: 1,1+m,1+2m,・・・・, D2: 2,2+m,2+2m,・・・・, D3: 3,3+m,3+2m,・・・・, ・ (5) ・ ・ Dm-1: m−1,2m−1,3m−1,・・・・, D0: m, 2m, 3m, ・・・・。 ここで、a,bがmを法として合同であるとは、a−b
がmで割り切れるということである。D0、D1、D2・
・・Dm-1 は、代数学ではmを法とする剰余類と呼ば
れ、任意の整数は、これらの類のうちの何れかに属して
いる。したがて、動画フレームのフレーム番号を上記の
ように類別し、それぞれのフレーム番号に対応する動画
フレームを、記憶装置番号D0,D1,D2,・・・Dm-1
の記憶装置に蓄積することによって、同一記憶装置に蓄
積されている動画フレーム相互間のフレーム番号の関
係、異なる記憶装置に蓄積されている動画フレーム相互
間のフレーム番号の関係、記憶装置番号Dと、当該記憶
装置に蓄積されている動画フレームのフレーム番号との
関係が、極めて簡単、かつ、明瞭に定義されるので後述
の実施例に示されているように、簡単な読み出しプログ
ラムによって複数の記憶装置をアクセスすることができ
る。
の目的の1つである早送り再生時における単位時間当り
の再生フレーム数を増大させるために、本発明において
は、m箇(複数)の記憶装置から並列に動画データを読
み出すことが意図されている。そのために、mを法とし
て合同なフレーム番号をもつ動画フレームを同一の記憶
装置に蓄積する。いま、記憶装置の識別番号をD0、
D1、D2、・・・・Dm-1とすると、 D1: 1,1+m,1+2m,・・・・, D2: 2,2+m,2+2m,・・・・, D3: 3,3+m,3+2m,・・・・, ・ (5) ・ ・ Dm-1: m−1,2m−1,3m−1,・・・・, D0: m, 2m, 3m, ・・・・。 ここで、a,bがmを法として合同であるとは、a−b
がmで割り切れるということである。D0、D1、D2・
・・Dm-1 は、代数学ではmを法とする剰余類と呼ば
れ、任意の整数は、これらの類のうちの何れかに属して
いる。したがて、動画フレームのフレーム番号を上記の
ように類別し、それぞれのフレーム番号に対応する動画
フレームを、記憶装置番号D0,D1,D2,・・・Dm-1
の記憶装置に蓄積することによって、同一記憶装置に蓄
積されている動画フレーム相互間のフレーム番号の関
係、異なる記憶装置に蓄積されている動画フレーム相互
間のフレーム番号の関係、記憶装置番号Dと、当該記憶
装置に蓄積されている動画フレームのフレーム番号との
関係が、極めて簡単、かつ、明瞭に定義されるので後述
の実施例に示されているように、簡単な読み出しプログ
ラムによって複数の記憶装置をアクセスすることができ
る。
【0016】本発明は、各記憶装置に、前掲のように動
画フレームを割り当てることを前提にして構成されてい
る。通常再生時には、記憶装置毎にN箇の動画フレーム
を読み出し単位として、総ての記憶装置から並列に読み
出す。前掲の式(5)から分かるように、記憶装置D0
〜Dm-1に蓄積されている動画フレームのフレーム番号
は、初項が1だけ異なる公差mの等差数列である。した
がって、各記憶装置一律にN箇のフレームを読み出す指
示だけで全記憶装置から並列に読み出される動画フレー
ムは、連続したフレーム番号をもつmN箇の動画フレー
ムである。したがって、このmN箇の動画フレームを再
生単位として再生することにより、欠落フレームが生じ
たり、余計なフレームが介入したりすることなく、正し
い再生を実現することができる。mN箇の動画フレーの
読み出し・バッファリングは、mNフレームを再生する
ために当該端末に割り当てられている時間ごとに繰り返
される。
画フレームを割り当てることを前提にして構成されてい
る。通常再生時には、記憶装置毎にN箇の動画フレーム
を読み出し単位として、総ての記憶装置から並列に読み
出す。前掲の式(5)から分かるように、記憶装置D0
〜Dm-1に蓄積されている動画フレームのフレーム番号
は、初項が1だけ異なる公差mの等差数列である。した
がって、各記憶装置一律にN箇のフレームを読み出す指
示だけで全記憶装置から並列に読み出される動画フレー
ムは、連続したフレーム番号をもつmN箇の動画フレー
ムである。したがって、このmN箇の動画フレームを再
生単位として再生することにより、欠落フレームが生じ
たり、余計なフレームが介入したりすることなく、正し
い再生を実現することができる。mN箇の動画フレーの
読み出し・バッファリングは、mNフレームを再生する
ために当該端末に割り当てられている時間ごとに繰り返
される。
【0017】本発明の方法による通常再生によって読み
出し時間が短縮されるのは次の理由による。a.読み出
しが並列に実行されること、b.各々の記憶装置からの
読み出しが、Nフレーム分連続して行われること(式3
参照)。このうち、b.の理由による効果は、読み出し
単位の長さNが長いほど大きい。しかし、Nの長さは、
mN箇の動画フレームを再生するために当該端末に割り
当てられている時間に依存して定められる。通常は、m
Nがフルモーション表示における1秒当りのフレーム数
に等しくなるように定められる。しかし、Nがどのよう
な長さに設定されようとも、前記の正しい再生を実現す
ることが出来るという本発明の長所は失われることがな
い。
出し時間が短縮されるのは次の理由による。a.読み出
しが並列に実行されること、b.各々の記憶装置からの
読み出しが、Nフレーム分連続して行われること(式3
参照)。このうち、b.の理由による効果は、読み出し
単位の長さNが長いほど大きい。しかし、Nの長さは、
mN箇の動画フレームを再生するために当該端末に割り
当てられている時間に依存して定められる。通常は、m
Nがフルモーション表示における1秒当りのフレーム数
に等しくなるように定められる。しかし、Nがどのよう
な長さに設定されようとも、前記の正しい再生を実現す
ることが出来るという本発明の長所は失われることがな
い。
【0018】本発明は、早送り再生の場合には次のよう
に作用する。早送り再生の場合には、動画フレームをど
のように複数の記憶装置に割り振り、各記憶装置に蓄積
されている動画フレームのうち、どの動画フレームを再
生フレームとして選択するかが大切である。その理由
は、早送り再生の場合には、各記憶装置に蓄積されてい
る動画フレームのうち、飛び飛びの動画フレームを再生
フレームとして選択するので、動画フレームの、複数の
記憶装置への割り振りの仕方と、各記憶装置に蓄積され
ている動画フレームから再生フレームを選択する仕方に
よっては、特定の記憶装置のみから再生フレームが選択
されることがある。このような場合には、その特定の記
憶装置からの動画フレームの読み出しが律速過程にな
り、複数の記憶装置を用いても、それらの記憶装置から
並列に動画フレームを読み出す効果が期待出来なくな
る。簡単な例として、2つの記憶装置の一方に偶数のフ
レーム番号の動画フレームを蓄積し、他方に奇数のフレ
ーム番号の動画フレームを蓄積して、2倍速早送り再生
をする場合がそれに該当する。この場合には、偶数また
は奇数のフレーム番号の動画フレームのみが選択される
ので、一方の記憶装置のみが読み出され、2箇の記憶装
置を用いた効果が失われる。
に作用する。早送り再生の場合には、動画フレームをど
のように複数の記憶装置に割り振り、各記憶装置に蓄積
されている動画フレームのうち、どの動画フレームを再
生フレームとして選択するかが大切である。その理由
は、早送り再生の場合には、各記憶装置に蓄積されてい
る動画フレームのうち、飛び飛びの動画フレームを再生
フレームとして選択するので、動画フレームの、複数の
記憶装置への割り振りの仕方と、各記憶装置に蓄積され
ている動画フレームから再生フレームを選択する仕方に
よっては、特定の記憶装置のみから再生フレームが選択
されることがある。このような場合には、その特定の記
憶装置からの動画フレームの読み出しが律速過程にな
り、複数の記憶装置を用いても、それらの記憶装置から
並列に動画フレームを読み出す効果が期待出来なくな
る。簡単な例として、2つの記憶装置の一方に偶数のフ
レーム番号の動画フレームを蓄積し、他方に奇数のフレ
ーム番号の動画フレームを蓄積して、2倍速早送り再生
をする場合がそれに該当する。この場合には、偶数また
は奇数のフレーム番号の動画フレームのみが選択される
ので、一方の記憶装置のみが読み出され、2箇の記憶装
置を用いた効果が失われる。
【0019】本発明においては、式(5)に表わされて
いるように、動画フレームを記憶装置に割り振った上
で、記憶装置数mに対して互いに素の値に設定された倍
速係数nで早送り再生をする。このように、nとmとが
互いに素になるように設定することによって、ある記憶
装置Dに蓄積されているフレーム番号fの動画フレーム
が早送り再生フレームとして選択されたのちには、m回
早送り再生フレームが選択されて、フレーム番号f+m
n(mnは記憶装置数mと倍速係数nとの最小公倍数)
が選択されるまでは、その記憶装置Dに蓄積されている
動画フレームが選択されることはない。このことは、m
箇の記憶装置のそれぞれについて成り立つ。したがっ
て、順次に選択されるm箇の再生フレームはそれぞれ異
なる記憶装置に属する筈である。換言すれば、順次にm
箇の再生フレームを選択すれば、m箇の記憶装置を一巡
して1回ずつ読み出すことになり、特定の記憶装置が、
ほかの記憶装置よりも多数回読み出されることが回避さ
れる。このように、本発明は、同じ時間にそれぞれの記
憶装置から同数の動画フレームを読み出すことを保証す
るすることによって、記憶装置数mに比例した読み出し
効率を達成することを意図している。
いるように、動画フレームを記憶装置に割り振った上
で、記憶装置数mに対して互いに素の値に設定された倍
速係数nで早送り再生をする。このように、nとmとが
互いに素になるように設定することによって、ある記憶
装置Dに蓄積されているフレーム番号fの動画フレーム
が早送り再生フレームとして選択されたのちには、m回
早送り再生フレームが選択されて、フレーム番号f+m
n(mnは記憶装置数mと倍速係数nとの最小公倍数)
が選択されるまでは、その記憶装置Dに蓄積されている
動画フレームが選択されることはない。このことは、m
箇の記憶装置のそれぞれについて成り立つ。したがっ
て、順次に選択されるm箇の再生フレームはそれぞれ異
なる記憶装置に属する筈である。換言すれば、順次にm
箇の再生フレームを選択すれば、m箇の記憶装置を一巡
して1回ずつ読み出すことになり、特定の記憶装置が、
ほかの記憶装置よりも多数回読み出されることが回避さ
れる。このように、本発明は、同じ時間にそれぞれの記
憶装置から同数の動画フレームを読み出すことを保証す
るすることによって、記憶装置数mに比例した読み出し
効率を達成することを意図している。
【0020】前掲の作用は、例えば図5に明瞭に表わさ
れている。図5の場合は、m=5,n=3である。nと
mが互いに素の関係にあることは勿論である。磁気デイ
スク70 からフレーム番号1が選択された後には、フレ
ーム番号16(=1+15)が選択されるまで、3倍速
の早送り再生フレーム4、7、10、13が、異なる磁
気デイスクを一巡して読み出される。そして、総ての磁
気デイスクを一巡するまでに読み出される動画フレーム
は、必要な動画フレームを欠落なく含み、また、余計な
動画フレームを含まない正しい3倍速早送り動画フレー
ムである。したがって、総ての磁気デイスク を一巡し
て得られる早送り動画フレームを再生単位として端末へ
送信することによって、正しい早送り再生を達成するこ
とができる。このように、本発明によって、正しい早送
り再生が達成されるためには、倍速係数nと記憶装置数
mとが互いに素であることが必要である。このことは、
mを素数にとることによって、容易に実現される。
れている。図5の場合は、m=5,n=3である。nと
mが互いに素の関係にあることは勿論である。磁気デイ
スク70 からフレーム番号1が選択された後には、フレ
ーム番号16(=1+15)が選択されるまで、3倍速
の早送り再生フレーム4、7、10、13が、異なる磁
気デイスクを一巡して読み出される。そして、総ての磁
気デイスクを一巡するまでに読み出される動画フレーム
は、必要な動画フレームを欠落なく含み、また、余計な
動画フレームを含まない正しい3倍速早送り動画フレー
ムである。したがって、総ての磁気デイスク を一巡し
て得られる早送り動画フレームを再生単位として端末へ
送信することによって、正しい早送り再生を達成するこ
とができる。このように、本発明によって、正しい早送
り再生が達成されるためには、倍速係数nと記憶装置数
mとが互いに素であることが必要である。このことは、
mを素数にとることによって、容易に実現される。
【0021】前記したように、各記憶装置に蓄積される
動画フレーム相互のフレーム番号の関係、異なる記憶装
置に蓄積される動画フレーム相互のフレーム番号の関
係、各記憶装置番号と当該記憶装置に蓄積されている動
画フレームのフレーム番号との対応は簡単明瞭であるの
で、簡単なプログラムによって早送りフレーム番号の指
定と、その早送りフレーム番号に対応する記憶装置番号
の算出と、算出された記憶装置番号に対応する記憶装置
からの、指定された早送りフレーム番号の動画フレーム
の読み出しおよびバッファリングの指示を順次繰返し、
その指示に応答して指定された記憶装置から指定された
動画フレームが読み出される。このとき、動画フレーム
の読み出し時間に比べて早送りフレーム番号の指定、記
憶装置の算定、読み出しおよびバッファリングの指示に
要する時間は無視できる程度に小さいので、早送り動画
フレームは各記憶装置から、ほぼ同時に並列に読み出さ
れる。 逆早送り再生は、倍速係数nを負に設定する以
外は、早送り再生と全く同一の手続きで行うことができ
る。記憶装置番号を、当該記憶装置に蓄積されている動
画フレームのフレーム番号をmで除算した剰余に等しく
定めることにより、記憶装置番号と、当該記憶装置に蓄
積されている動画フレームのフレーム番号との間の対応
を、さらに明瞭に定義することが出来る。その結果、記
憶装置番号の順序でフレーム番号順に、複数の記憶装置
へ動画フレームを蓄積するだけでmを法として合同なフ
レーム番号の動画フレームを同一の記憶装置に蓄積する
ことができる。
動画フレーム相互のフレーム番号の関係、異なる記憶装
置に蓄積される動画フレーム相互のフレーム番号の関
係、各記憶装置番号と当該記憶装置に蓄積されている動
画フレームのフレーム番号との対応は簡単明瞭であるの
で、簡単なプログラムによって早送りフレーム番号の指
定と、その早送りフレーム番号に対応する記憶装置番号
の算出と、算出された記憶装置番号に対応する記憶装置
からの、指定された早送りフレーム番号の動画フレーム
の読み出しおよびバッファリングの指示を順次繰返し、
その指示に応答して指定された記憶装置から指定された
動画フレームが読み出される。このとき、動画フレーム
の読み出し時間に比べて早送りフレーム番号の指定、記
憶装置の算定、読み出しおよびバッファリングの指示に
要する時間は無視できる程度に小さいので、早送り動画
フレームは各記憶装置から、ほぼ同時に並列に読み出さ
れる。 逆早送り再生は、倍速係数nを負に設定する以
外は、早送り再生と全く同一の手続きで行うことができ
る。記憶装置番号を、当該記憶装置に蓄積されている動
画フレームのフレーム番号をmで除算した剰余に等しく
定めることにより、記憶装置番号と、当該記憶装置に蓄
積されている動画フレームのフレーム番号との間の対応
を、さらに明瞭に定義することが出来る。その結果、記
憶装置番号の順序でフレーム番号順に、複数の記憶装置
へ動画フレームを蓄積するだけでmを法として合同なフ
レーム番号の動画フレームを同一の記憶装置に蓄積する
ことができる。
【0022】本発明のデジタル動画蓄積・再生制御装置
は、本発明のデジタル動画蓄積・再生制御方法を実施す
るための装置である。したがって、その作用は、本発明
のデジタル動画蓄積・再生制御方法と同様である。
は、本発明のデジタル動画蓄積・再生制御方法を実施す
るための装置である。したがって、その作用は、本発明
のデジタル動画蓄積・再生制御方法と同様である。
【0023】本発明によれば、並列に構成された記憶装
置からそれぞれ個別に動画データが読み出されるため、
物理的に離れて蓄積された動画データを読み出す場合で
あっても並列記憶装置の数だけ効率良く読み出すことが
可能になる。これによって早送り再生時に単位時間当り
の表示フレーム数を増加させることができ、結果的に滑
らかな早送り再生が可能になる。通常再生用データと早
送り用データを別々に用意する必要はなく、早送り再生
時にこれら2種類の動画データ間を遷移させる必要もな
い。各記憶装置から動画フレームを読み出すフレーム番
号を適切に調節することによって早送りの倍速値を柔軟
に変更することが可能になる。
置からそれぞれ個別に動画データが読み出されるため、
物理的に離れて蓄積された動画データを読み出す場合で
あっても並列記憶装置の数だけ効率良く読み出すことが
可能になる。これによって早送り再生時に単位時間当り
の表示フレーム数を増加させることができ、結果的に滑
らかな早送り再生が可能になる。通常再生用データと早
送り用データを別々に用意する必要はなく、早送り再生
時にこれら2種類の動画データ間を遷移させる必要もな
い。各記憶装置から動画フレームを読み出すフレーム番
号を適切に調節することによって早送りの倍速値を柔軟
に変更することが可能になる。
【0024】
【実施例】図1は、本発明の一実施例の蓄積・再生制御
システム構成図である。本実施例の蓄積・再生制御シス
テムは、端末1、ネットワーク2および蓄積・再生装置
(以下、センタ部と記す)からなり、センタ部は、ネッ
トワークインタフェース部3、読み出し管理部4、スイ
ッチ部5、記憶装置制御部6、記憶装置7を備えてい
る。以下の記述において、記憶装置制御部6と記憶装置
7を総称して蓄積再生部と記す。記憶装置7としては、
磁気ディスク、光磁気ディスク、半導体ディスク等を用
いることができるが、本実施例は磁気ディスクを用いた
例である。記憶装置制御部6は、例えば磁気ディスク制
御ボードであり、センタ内に複数個(本実施例では5
箇)設けられている。図1には、5箇のうち、3箇が明
示されている。各々の記憶装置制御部6は、対応する記
憶装置7を制御して画像データを書き込み、および読み
出す。1つの記憶装置制御部に接続される記憶装置は、
例えばSCSI(Small Computer System Interface)
インタフェースの場合、磁気ディスク7を最大7台まで
デイヂィチェーン接続して、その記憶容量を拡張するこ
とができる。スイッチ部5は、例えばVME(Versa Mo
dule Europe )バスであり、読み出し管理部4の制御に
従って各記憶装置制御部6とネットワークインタフェー
ス部3との間の伝送路を構成する。読み出し管理部4
は、通信制御部とマイクロプロセッサで構成され、各端
末1からの再生要求を受け付けるとともに、該再生要求
に従って記憶装置制御部6に読み取り処理の指示を与
え、かつ、読み出された動画データを端末に送るため
に、スイッチ部5の接続を制御する。ネットワークイン
タフェース部3は、ネットワーク2を介して端末側と蓄
積再生部との間をインタフェースし、端末1からの動画
データの再生要求の受信及び動画データの送信を行な
う。ネットワーク2は、例えばISDN(Integrated S
ervices Digital Network )網である。端末1は、通信
制御部、復号器、AV機器、入力機器で構成され、入力
機器で指示された利用者の再生要求をセンタに送信する
とともに、センタから受信した動画データを復号(伸
長)して表示する。
システム構成図である。本実施例の蓄積・再生制御シス
テムは、端末1、ネットワーク2および蓄積・再生装置
(以下、センタ部と記す)からなり、センタ部は、ネッ
トワークインタフェース部3、読み出し管理部4、スイ
ッチ部5、記憶装置制御部6、記憶装置7を備えてい
る。以下の記述において、記憶装置制御部6と記憶装置
7を総称して蓄積再生部と記す。記憶装置7としては、
磁気ディスク、光磁気ディスク、半導体ディスク等を用
いることができるが、本実施例は磁気ディスクを用いた
例である。記憶装置制御部6は、例えば磁気ディスク制
御ボードであり、センタ内に複数個(本実施例では5
箇)設けられている。図1には、5箇のうち、3箇が明
示されている。各々の記憶装置制御部6は、対応する記
憶装置7を制御して画像データを書き込み、および読み
出す。1つの記憶装置制御部に接続される記憶装置は、
例えばSCSI(Small Computer System Interface)
インタフェースの場合、磁気ディスク7を最大7台まで
デイヂィチェーン接続して、その記憶容量を拡張するこ
とができる。スイッチ部5は、例えばVME(Versa Mo
dule Europe )バスであり、読み出し管理部4の制御に
従って各記憶装置制御部6とネットワークインタフェー
ス部3との間の伝送路を構成する。読み出し管理部4
は、通信制御部とマイクロプロセッサで構成され、各端
末1からの再生要求を受け付けるとともに、該再生要求
に従って記憶装置制御部6に読み取り処理の指示を与
え、かつ、読み出された動画データを端末に送るため
に、スイッチ部5の接続を制御する。ネットワークイン
タフェース部3は、ネットワーク2を介して端末側と蓄
積再生部との間をインタフェースし、端末1からの動画
データの再生要求の受信及び動画データの送信を行な
う。ネットワーク2は、例えばISDN(Integrated S
ervices Digital Network )網である。端末1は、通信
制御部、復号器、AV機器、入力機器で構成され、入力
機器で指示された利用者の再生要求をセンタに送信する
とともに、センタから受信した動画データを復号(伸
長)して表示する。
【0025】図2は、本実施例の、動画データをフレー
ム単位で蓄積する方式を模式的に示した図である。図2
において、磁気ディスクの並列台数mは5である。動画
番組をフルモーション表示(30[フレーム/s])
し、動画データの転送速度を6[Mbps](ISO規
格 MPEG2相当)とすると、1動画フレームサイズ
は、0.2[Mbits]となる。磁気ディスクのアク
セスオーバヘッド時間をD[ms]、データ読み出し速
度をV[Mbps]とすると、記憶装置制御部6が連続
した6フレーム分の動画データを読み出す場合(以下、
ケース3と記す)には、読み出し時間T3 [ms]は、 T3[ms]=D[ms] +6 ×0.2[Mbits]×1000/V[Mbps] (6) となる。いま、D=150[ms]、V=25[Mbp
s]と仮定すると、ケース3の読み出し時間は次式で与
えられる。
ム単位で蓄積する方式を模式的に示した図である。図2
において、磁気ディスクの並列台数mは5である。動画
番組をフルモーション表示(30[フレーム/s])
し、動画データの転送速度を6[Mbps](ISO規
格 MPEG2相当)とすると、1動画フレームサイズ
は、0.2[Mbits]となる。磁気ディスクのアク
セスオーバヘッド時間をD[ms]、データ読み出し速
度をV[Mbps]とすると、記憶装置制御部6が連続
した6フレーム分の動画データを読み出す場合(以下、
ケース3と記す)には、読み出し時間T3 [ms]は、 T3[ms]=D[ms] +6 ×0.2[Mbits]×1000/V[Mbps] (6) となる。いま、D=150[ms]、V=25[Mbp
s]と仮定すると、ケース3の読み出し時間は次式で与
えられる。
【0026】 T3[ms]=150[ms] +6 ×0.2[Mbits]×1000/25[Mbps] =198[ms] (7) 通常再生の時は、並列に構成された5台の磁気ディスク
が198[ms]の間にそれぞれ6フレーム分の動画デ
ータを読み出し、合計30フレーム(1グループ分)の
動画データを読み出す。これは、動画番組を1秒間表示
する分の動画データ量である。また、早送り再生の時に
は、磁気デイスク上の離れた位置に蓄積された動画デー
タが、磁気デイスクの読み出しヘッドの移動と1フレー
ムの読み出しとの繰り返しで読み出されるので、1フレ
ーム当りの読み出し時間は前記ケース2における読み出
し時間T2に該当する。したがって、読み出し時間T2は
式(4)で表わされているように約160[ms]にな
り、1秒間に読み出されるフレーム数は約6になる。そ
の結果、並列に構成された5台の磁気ディスクから1秒
間に30フレーム(1グループ分)の動画データが読み
出される。これは、動画番組を1秒間表示する分のデー
タ量である。
が198[ms]の間にそれぞれ6フレーム分の動画デ
ータを読み出し、合計30フレーム(1グループ分)の
動画データを読み出す。これは、動画番組を1秒間表示
する分の動画データ量である。また、早送り再生の時に
は、磁気デイスク上の離れた位置に蓄積された動画デー
タが、磁気デイスクの読み出しヘッドの移動と1フレー
ムの読み出しとの繰り返しで読み出されるので、1フレ
ーム当りの読み出し時間は前記ケース2における読み出
し時間T2に該当する。したがって、読み出し時間T2は
式(4)で表わされているように約160[ms]にな
り、1秒間に読み出されるフレーム数は約6になる。そ
の結果、並列に構成された5台の磁気ディスクから1秒
間に30フレーム(1グループ分)の動画データが読み
出される。これは、動画番組を1秒間表示する分のデー
タ量である。
【0027】また、リクエスト型動画番組提供システム
では、同一の磁気ディスクへ複数のユーザが同時にアク
セス可能なように、磁気ディスクへの多重アクセス制御
が行われる。これは、磁気ディスクのデータ読み出し速
度と動画データの復号(伸長)速度が異なることを利用
して、磁気ディスクへのアクセス時間を時分割し、複数
のユーザへ割り当てるものである。磁気ディスクへのア
クセスは、周期的に行われ、各周期の磁気ディスクへの
アクセス時間をある単位時間(以下、スロットと呼ぶ)
に分割し、各スロットに1ユーザを割り当てる。各スロ
ットは、前記アクセスオーバヘッド時間と1グループ分
の動画データの読み出し時間との和に等しい(または、
より大きい)。1スロットの時間が短い場合において、
早送りのためにケース2のような読み出し方を行うと、
読み出すフレーム数が更に減少して、ぎこちない映像に
なる。本実施例では、磁気ディスクの並列台数に比例し
て読み出すフレーム数が増加するため、自然な動画へと
近付けることができる効果がある。
では、同一の磁気ディスクへ複数のユーザが同時にアク
セス可能なように、磁気ディスクへの多重アクセス制御
が行われる。これは、磁気ディスクのデータ読み出し速
度と動画データの復号(伸長)速度が異なることを利用
して、磁気ディスクへのアクセス時間を時分割し、複数
のユーザへ割り当てるものである。磁気ディスクへのア
クセスは、周期的に行われ、各周期の磁気ディスクへの
アクセス時間をある単位時間(以下、スロットと呼ぶ)
に分割し、各スロットに1ユーザを割り当てる。各スロ
ットは、前記アクセスオーバヘッド時間と1グループ分
の動画データの読み出し時間との和に等しい(または、
より大きい)。1スロットの時間が短い場合において、
早送りのためにケース2のような読み出し方を行うと、
読み出すフレーム数が更に減少して、ぎこちない映像に
なる。本実施例では、磁気ディスクの並列台数に比例し
て読み出すフレーム数が増加するため、自然な動画へと
近付けることができる効果がある。
【0028】次に図3に示すフローチャートに基づいて
本実施例の読み出し管理部4の動作を説明する。
本実施例の読み出し管理部4の動作を説明する。
【0029】図3において、記号fは、動画番組読み出
し開始時または再生モード変更時の再生フレーム番号、
記号mは、磁気ディスクの並列台数、記号nは、早送り
または逆早送り再生の倍速係数(±2、±3、±4、…
の値をとる。場合によっては、整数倍以外も可能であ
る。)表わし、正の値は早送り、負の値は逆早送りの倍
速値を表す。i、j、は、フローチャート中のループカ
ウンタである。
し開始時または再生モード変更時の再生フレーム番号、
記号mは、磁気ディスクの並列台数、記号nは、早送り
または逆早送り再生の倍速係数(±2、±3、±4、…
の値をとる。場合によっては、整数倍以外も可能であ
る。)表わし、正の値は早送り、負の値は逆早送りの倍
速値を表す。i、j、は、フローチャート中のループカ
ウンタである。
【0030】まず、動画番組読み出し開始時に再生フレ
ーム番号fを0、ループカウンタi、jをそれぞれ0に
初期化し、磁気ディスク装置台数m=5を設定する(S
1)。次に再生モードを確認し、終了の場合は、END
へ行く(S2)。通常再生の場合には、その時(動画番
組読み出し開始時、または再生モード変更時)再生中の
動画フレーム番号をfへ代入する(S3)。再生フレー
ム番号fを1だけインクリメントする(S4)。フレー
ム番号fの動画フレームを蓄積した磁気ディスクの番号
Dを、以下の式により算出する。
ーム番号fを0、ループカウンタi、jをそれぞれ0に
初期化し、磁気ディスク装置台数m=5を設定する(S
1)。次に再生モードを確認し、終了の場合は、END
へ行く(S2)。通常再生の場合には、その時(動画番
組読み出し開始時、または再生モード変更時)再生中の
動画フレーム番号をfへ代入する(S3)。再生フレー
ム番号fを1だけインクリメントする(S4)。フレー
ム番号fの動画フレームを蓄積した磁気ディスクの番号
Dを、以下の式により算出する。
【0031】 D=(f+m−1)mod m (8) ただし、A mod Bは、AをBで除算した剰余を表
わす。その磁気ディスク7Dからのフレームf、f+
m、f+2m、f+3m、f+4m、f+5mの読み出
し及び読み出された動画データのバッファリングを当該
磁気デイスクに対応する記憶装置制御部6Dに指示する
(S5)。ループカウンタiを1だけインクリメントす
る(S6)。磁気ディスクの数だけ動画データの読み出
しを指示するための判断を行う。まだ、読み出しが指示
されていない磁気ディスクがある場合(YES)にはS
4へ、総ての磁気ディスクへ読み出し指示がなされた場
合(NO)にはステップS8へ行く(S7)。ステップ
S8において、ループカウンタiを0に初期化する(S
8)。次に、バッファリングされた動画データの通常再
生を指示する(S9)。この再生指示の具体的内容は、
各記憶装置制御部60、61・・64にバッファリングさ
れている動画データの読み出し制御と、読み出された動
画データを読み出し要求元の端末へ送信するためにスイ
ッチ部を切り替える通信制御である。次に、読み出し要
求に応じて通常再生を継続するかどうか判断する。継続
の場合(YES)にはS11へ、再生モード変更の指示
がある場合(NO)にはS2へ行く(S10)。ステッ
プS11でfに5mが加算された後、ステップS4へ行
く。
わす。その磁気ディスク7Dからのフレームf、f+
m、f+2m、f+3m、f+4m、f+5mの読み出
し及び読み出された動画データのバッファリングを当該
磁気デイスクに対応する記憶装置制御部6Dに指示する
(S5)。ループカウンタiを1だけインクリメントす
る(S6)。磁気ディスクの数だけ動画データの読み出
しを指示するための判断を行う。まだ、読み出しが指示
されていない磁気ディスクがある場合(YES)にはS
4へ、総ての磁気ディスクへ読み出し指示がなされた場
合(NO)にはステップS8へ行く(S7)。ステップ
S8において、ループカウンタiを0に初期化する(S
8)。次に、バッファリングされた動画データの通常再
生を指示する(S9)。この再生指示の具体的内容は、
各記憶装置制御部60、61・・64にバッファリングさ
れている動画データの読み出し制御と、読み出された動
画データを読み出し要求元の端末へ送信するためにスイ
ッチ部を切り替える通信制御である。次に、読み出し要
求に応じて通常再生を継続するかどうか判断する。継続
の場合(YES)にはS11へ、再生モード変更の指示
がある場合(NO)にはS2へ行く(S10)。ステッ
プS11でfに5mが加算された後、ステップS4へ行
く。
【0032】S2において早送りまたは逆早送り再生の
場合には、その時再生中の動画フレーム番号をfへ代入
し、倍速係数をnを設定する(S12)。再生フレーム
番号fをnだけインクリメントする(S13)。磁気デ
ィスクD=(f+m−1)mod mから磁気デイスク
番号Dを算出し、フレームfの読み出しと、読み出され
た動画データのバッファリングを指示する(S14)。
ループカウンタjを1だけインクリメントする(S1
5)。磁気ディスクの数だけ動画データの読み出しを指
示するためにの判断を行う。まだ、読み出しが指示され
ていない磁気ディスクがある場合(YES)にはS13
へ、総ての磁気ディスクへ読み出し指示がなされた場合
(NO)にはS17へ行く(S16)。ループカウンタ
jを0に初期化する(S17)。バッファリングされた
動画データの早送りあるいは逆早送り再生を指示する
(S18)。この場合においても、再生指示の具体的内
容はステップS9の場合と同様であるが、ステップS1
8の再生は倍速係数nの正負に応じて正、逆方向の再生
がある点がステップS9の再生と異なる。次に、早送り
あるいは逆早送り再生を継続するかどうか判断する。継
続の場合(YES)にはS13へ、再生モード変更の指
示がある場合(NO)にはS2へ行く(S19)。以下
上記と同様な動作を繰り返す。
場合には、その時再生中の動画フレーム番号をfへ代入
し、倍速係数をnを設定する(S12)。再生フレーム
番号fをnだけインクリメントする(S13)。磁気デ
ィスクD=(f+m−1)mod mから磁気デイスク
番号Dを算出し、フレームfの読み出しと、読み出され
た動画データのバッファリングを指示する(S14)。
ループカウンタjを1だけインクリメントする(S1
5)。磁気ディスクの数だけ動画データの読み出しを指
示するためにの判断を行う。まだ、読み出しが指示され
ていない磁気ディスクがある場合(YES)にはS13
へ、総ての磁気ディスクへ読み出し指示がなされた場合
(NO)にはS17へ行く(S16)。ループカウンタ
jを0に初期化する(S17)。バッファリングされた
動画データの早送りあるいは逆早送り再生を指示する
(S18)。この場合においても、再生指示の具体的内
容はステップS9の場合と同様であるが、ステップS1
8の再生は倍速係数nの正負に応じて正、逆方向の再生
がある点がステップS9の再生と異なる。次に、早送り
あるいは逆早送り再生を継続するかどうか判断する。継
続の場合(YES)にはS13へ、再生モード変更の指
示がある場合(NO)にはS2へ行く(S19)。以下
上記と同様な動作を繰り返す。
【0033】図2の動画データの蓄積状態を参照して、
図3のフローチャートの通常再生を説明する。いま、端
末から読み出し管理部へ、早送り再生から通常再生へ再
生モード変更の要求が送信された時、読み出し管理部4
はその時のフレーム番号fも同時に端末から受信する
(S3)。いま、f=32とすると、f=33から通常
再生が開始される(S4)。読み出し管理部4は、f=
33が蓄積されている磁気デイスク番号D=2を算出
し、磁気デイスク72からフレーム番号33、38、4
3、48、53、58の動画データの読み出しと、読み
出された動画データのバッファリングを指示し(S
5)、ループカウンターiをインクリメントしてi=1
にセットする(S6)。i=1が磁気デイスクの数mよ
り小さいと判断すると(S7)、ステップS4にジャン
プしfを34に置く。次に、フレーム番号34のフレー
ムが蓄積されている磁気デイスク番号D=3を算出し、
磁気デイスク73からフレーム番号34、39、44、
49、54、59のフレームの読み出しと読み出された
動画データのバッファリングとを指示する(S5)。ル
ープカウンターを2にインクリメントし(S6)、ルー
プカウンター値2がm=5より小さいと判断すると(S
7)、ステップS4にジャンプする。以後、同様な動作
を繰り返して、記憶装置制御部64、60、61へそれぞ
れフレーム番号(35、40、45、50、55、6
0)、(36、41、46、51、56、61)、(3
7、42、47、51、57、62)の動画フレームの
読み出しとバッファリングとを指示する。このようにし
て、総ての磁気デイスク70、71、72、73、74、を
一巡して、それぞれ6フレームの読み出しとバッファリ
ングの指示を終了すると、合計30フレーム分(1グル
ープ分)、すなわちフルモーション表示で1秒分の動画
フレームの読み出し指示とバッファリング指示が終了す
る。読み出し管理部4はループカウンタiを0にリセッ
トし(S8)、各記憶装置制御部60〜64に対して通常
再生を指示し(S9)、端末から再生モード変更の要求
がない場合には、f=62にした後(S11)、S4へ
行き、同様の手続きによって次の1グループ分の読み出
し指示とバッファリング指示を行う。端末から再生モー
ド変更の要求があった場合には、読み出し管理部4が行
う手続は、ステップS2にジャンプする。
図3のフローチャートの通常再生を説明する。いま、端
末から読み出し管理部へ、早送り再生から通常再生へ再
生モード変更の要求が送信された時、読み出し管理部4
はその時のフレーム番号fも同時に端末から受信する
(S3)。いま、f=32とすると、f=33から通常
再生が開始される(S4)。読み出し管理部4は、f=
33が蓄積されている磁気デイスク番号D=2を算出
し、磁気デイスク72からフレーム番号33、38、4
3、48、53、58の動画データの読み出しと、読み
出された動画データのバッファリングを指示し(S
5)、ループカウンターiをインクリメントしてi=1
にセットする(S6)。i=1が磁気デイスクの数mよ
り小さいと判断すると(S7)、ステップS4にジャン
プしfを34に置く。次に、フレーム番号34のフレー
ムが蓄積されている磁気デイスク番号D=3を算出し、
磁気デイスク73からフレーム番号34、39、44、
49、54、59のフレームの読み出しと読み出された
動画データのバッファリングとを指示する(S5)。ル
ープカウンターを2にインクリメントし(S6)、ルー
プカウンター値2がm=5より小さいと判断すると(S
7)、ステップS4にジャンプする。以後、同様な動作
を繰り返して、記憶装置制御部64、60、61へそれぞ
れフレーム番号(35、40、45、50、55、6
0)、(36、41、46、51、56、61)、(3
7、42、47、51、57、62)の動画フレームの
読み出しとバッファリングとを指示する。このようにし
て、総ての磁気デイスク70、71、72、73、74、を
一巡して、それぞれ6フレームの読み出しとバッファリ
ングの指示を終了すると、合計30フレーム分(1グル
ープ分)、すなわちフルモーション表示で1秒分の動画
フレームの読み出し指示とバッファリング指示が終了す
る。読み出し管理部4はループカウンタiを0にリセッ
トし(S8)、各記憶装置制御部60〜64に対して通常
再生を指示し(S9)、端末から再生モード変更の要求
がない場合には、f=62にした後(S11)、S4へ
行き、同様の手続きによって次の1グループ分の読み出
し指示とバッファリング指示を行う。端末から再生モー
ド変更の要求があった場合には、読み出し管理部4が行
う手続は、ステップS2にジャンプする。
【0034】図4、5、6は、図3のフローチャートに
従って早送り再生を実行したとき、各磁気ディスク7か
ら読み出される動画データのフレーム番号例である。フ
レーム番号1から早送り再生を開始する場合を示す。各
ディスクが読み出すデータを網掛けで表す。
従って早送り再生を実行したとき、各磁気ディスク7か
ら読み出される動画データのフレーム番号例である。フ
レーム番号1から早送り再生を開始する場合を示す。各
ディスクが読み出すデータを網掛けで表す。
【0035】図4は、2倍速再生の場合であり、早送り
要求後、磁気ディスク70からフレーム番号1、11、
21…、磁気ディスク71からフレーム番号7、17、
27…、磁気ディスク72からフレーム番号3、13、
23…、磁気ディスク73からフレーム番号9、19、
29…、磁気ディスク74からフレーム番号5、15、
25…の動画フレームがそれぞれ読み出される。 図5
は、3倍速再生の場合であり、早送り要求後、磁気ディ
スク70からフレーム番号1、16、31…、磁気ディ
スク71からフレーム番号7、22、37…、磁気ディ
スク72からフレーム番号13、28、43…、磁気デ
ィスク73からフレーム番号4、19、34…、磁気デ
ィスク74からフレーム番号10、25、40…の動画
フレームが読み出される。図6は、4倍速再生の場合で
あり、早送り要求後、磁気ディスク7 0からフレーム番
号1、21、41…、磁気ディスク71からフレーム番
号17、37、57…、磁気ディスク72からフレーム
番号13、33、53…、磁気ディスク73からフレー
ム番号9、29、49…、磁気ディスク74からフレー
ム番号5、25、45…の動画フレームが読み出され
る。
要求後、磁気ディスク70からフレーム番号1、11、
21…、磁気ディスク71からフレーム番号7、17、
27…、磁気ディスク72からフレーム番号3、13、
23…、磁気ディスク73からフレーム番号9、19、
29…、磁気ディスク74からフレーム番号5、15、
25…の動画フレームがそれぞれ読み出される。 図5
は、3倍速再生の場合であり、早送り要求後、磁気ディ
スク70からフレーム番号1、16、31…、磁気ディ
スク71からフレーム番号7、22、37…、磁気ディ
スク72からフレーム番号13、28、43…、磁気デ
ィスク73からフレーム番号4、19、34…、磁気デ
ィスク74からフレーム番号10、25、40…の動画
フレームが読み出される。図6は、4倍速再生の場合で
あり、早送り要求後、磁気ディスク7 0からフレーム番
号1、21、41…、磁気ディスク71からフレーム番
号17、37、57…、磁気ディスク72からフレーム
番号13、33、53…、磁気ディスク73からフレー
ム番号9、29、49…、磁気ディスク74からフレー
ム番号5、25、45…の動画フレームが読み出され
る。
【0036】次に、図5に示されている3倍速早送り再
生を行うために読み出し管理部4が実行する手続きを図
3のフローチャートを参照して説明する。前記したよう
に、読み出し制御部4は、端末から早送り要求信号とと
もに、その時の再生フレーム番号fおよび倍速係数nを
受信する。図5はフレーム番号1から早送り再生が開始
される例であるから、図3のステップS13のf+nが
1に等しい場合である。読み出し管理部4は、ステップ
S14で、フレーム番号1に対応する磁気デイスク番号
D=0を算出し、フレーム番号1の動画フレームを磁気
デイスク70から読み出してバッファリングする指示を
記憶装置制御部60に対して送信し、ループカウンタを
1に歩進させる(S15)。ループカウンタ値1は磁気
デイスクの数mより小さいので(S16)、処理はステ
ップS13にジャンプし、フレーム番号をf+n=4に
セットする(S13)。フレーム番号4に対応する磁気
デイスク番号D=3を演算し、その番号3に対応する記
憶装置制御部63に、動画データの読み出しとバッファ
リングを指示する(S14)。次に、ループカウンタを
歩進させる。この手続きを繰返し、順次に、記憶装置制
御部61、64、62に対し、それぞれフレーム番号7、
10、13の動画フレームの読み出しとバッファリング
を指示する。総ての記憶装置制御部に対して、読み出し
及びバッファリングの指示が一巡すると、ループカウン
タを0にリセットし(S17)、記憶装置制御部60〜
64およびスイッチ部5に対して 早送り、逆早送り再生
を指示する(S18)。読み出し管理部4は、端末から
再生モード変更の要求の有無を判断し(S19)、該要
求がなければ以上の手続きを繰り返す。再生モード変更
の要求があった時には、スッテプS2にジャンプする。
前掲の、記憶装置制御部に対する読み出しおよ
びバッファリング指示は、順次に行われるけれど、その
指示が、総ての記憶装置制御部を一巡する時間は、1フ
レームの読み出し時間(100ms程度)に比較して、
無視できる程度に短い。したがって、各記憶装置制御部
による、それぞれの磁気デイスクからの動画フレームの
読み出しは、ほぼ、同時に行われる。したがって、単位
時間に読み出される動画フレーム数は、磁気デイスクの
数に比例して増加する。 このように、各磁気ディスク
から読み出される動画データ数を適切に選択することに
より、早送り再生の倍速値を柔軟に変化させることが可
能である。ただし、早送りまたは逆早送りの倍速値が磁
気デイスク数mの倍数または約数になる場合には、特定
の磁気ディスクのみから読み出しを行うことになるた
め、磁気ディスクをm台並列構成にした効果は得られな
い。また、磁気ディスクの性能(磁気ディスクのアクセ
スオーバヘッド時間(D)、データ読み出し速度
(V))と装置の構成(磁気ディスクの並列台数
(m))によっては、早送りまたは逆早送りの倍速値が
整数にならないこともある。この場合には、性能や装置
構成に合わせて倍速係数の指示方法を変えたり、指示さ
れた倍速係数に最も近い値になる読み出し方法を採用す
るなどの方法が可能である。
生を行うために読み出し管理部4が実行する手続きを図
3のフローチャートを参照して説明する。前記したよう
に、読み出し制御部4は、端末から早送り要求信号とと
もに、その時の再生フレーム番号fおよび倍速係数nを
受信する。図5はフレーム番号1から早送り再生が開始
される例であるから、図3のステップS13のf+nが
1に等しい場合である。読み出し管理部4は、ステップ
S14で、フレーム番号1に対応する磁気デイスク番号
D=0を算出し、フレーム番号1の動画フレームを磁気
デイスク70から読み出してバッファリングする指示を
記憶装置制御部60に対して送信し、ループカウンタを
1に歩進させる(S15)。ループカウンタ値1は磁気
デイスクの数mより小さいので(S16)、処理はステ
ップS13にジャンプし、フレーム番号をf+n=4に
セットする(S13)。フレーム番号4に対応する磁気
デイスク番号D=3を演算し、その番号3に対応する記
憶装置制御部63に、動画データの読み出しとバッファ
リングを指示する(S14)。次に、ループカウンタを
歩進させる。この手続きを繰返し、順次に、記憶装置制
御部61、64、62に対し、それぞれフレーム番号7、
10、13の動画フレームの読み出しとバッファリング
を指示する。総ての記憶装置制御部に対して、読み出し
及びバッファリングの指示が一巡すると、ループカウン
タを0にリセットし(S17)、記憶装置制御部60〜
64およびスイッチ部5に対して 早送り、逆早送り再生
を指示する(S18)。読み出し管理部4は、端末から
再生モード変更の要求の有無を判断し(S19)、該要
求がなければ以上の手続きを繰り返す。再生モード変更
の要求があった時には、スッテプS2にジャンプする。
前掲の、記憶装置制御部に対する読み出しおよ
びバッファリング指示は、順次に行われるけれど、その
指示が、総ての記憶装置制御部を一巡する時間は、1フ
レームの読み出し時間(100ms程度)に比較して、
無視できる程度に短い。したがって、各記憶装置制御部
による、それぞれの磁気デイスクからの動画フレームの
読み出しは、ほぼ、同時に行われる。したがって、単位
時間に読み出される動画フレーム数は、磁気デイスクの
数に比例して増加する。 このように、各磁気ディスク
から読み出される動画データ数を適切に選択することに
より、早送り再生の倍速値を柔軟に変化させることが可
能である。ただし、早送りまたは逆早送りの倍速値が磁
気デイスク数mの倍数または約数になる場合には、特定
の磁気ディスクのみから読み出しを行うことになるた
め、磁気ディスクをm台並列構成にした効果は得られな
い。また、磁気ディスクの性能(磁気ディスクのアクセ
スオーバヘッド時間(D)、データ読み出し速度
(V))と装置の構成(磁気ディスクの並列台数
(m))によっては、早送りまたは逆早送りの倍速値が
整数にならないこともある。この場合には、性能や装置
構成に合わせて倍速係数の指示方法を変えたり、指示さ
れた倍速係数に最も近い値になる読み出し方法を採用す
るなどの方法が可能である。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、複数の
記憶装置数mに対して、mを法として合同なフレーム番
号をもつ動画フレームを同一の記憶装置にフレーム番号
順に隣接させて蓄積することにより、次の効果を有す
る。 1.通常再生時にはm箇の記憶装置の各々から同数Nの
動画フレームを並列に呼び出すことにより、不必要な動
画フレームの介入や必要な動画フレームの欠落のない連
続したフレーム番号をもつmN箇の動画フレームを読み
出すことができ、その結果、動画データの読み出し効率
を向上させることが出来る。早送り再生時には、倍速係
数nを記憶装置数mに対して互いに素になるように設定
し、早送り再生要求があった時の再生フレーム番号を初
項とし、倍速係数nを公差とする等差数列の第2項以下
の数列をなすように順次に早送りフレーム番号を指定
し、指定された早送りフレーム番号の動画フレームを蓄
積している記憶装置の識別番号を算出し、算出された識
別番号の記憶装置から当該指定された早送りフレーム番
号の動画フレームを読み出すことにより、各記憶装置か
ら同数の動画フレームを並列に読み出すことができ、そ
の結果、記憶装置の数に比例して効率良い読み出しが可
能になる。これによって早送り再生時における単位時間
当りの再生フレーム数を従来方式より増加させることが
でき、結果的に滑らかな早送り、または逆早送り再生が
可能になる。また、各記憶装置から読み出すフレーム番
号を適切に調節することによって早送りまたは逆早送り
の倍速値を柔軟に変更することも可能である。このよう
に本発明によれば、通常再生用データと早送り用データ
を別々に用意する必要はなく、したがって、早送り再生
時にこれら2種類の動画データ間を遷移させる制御も必
要ない。 2.記憶装置数mを素数にすることにより、倍速係数n
を任意の整数に設定することができる。 3. 読み出し単位のフレーム数Nを、mNがフルモー
ション表示における、1秒当りのフレーム数に等しくな
るように定めることにより、本発明の方法と装置を従来
の動画番組提供システムに適用することができる。 4. 複数の記憶装置の各々に蓄積されている動画フレ
ームのフレーム番号をmで除算した剰余を、当該記憶装
置の記憶装置番号と定めることにより、早送り再生時に
おける記憶装置番号の算出が容易になる。また、記憶装
置番号をこのように定めた上で、その記憶装置番号の順
序でフレーム番号順に、複数の記憶装置のそれぞれへ動
画フレームを蓄積することにより、極めて容易に、mを
法として合同のフレーム番号の動画フレームを、同一の
記憶装置にフレーム番号順に蓄積させることができる。
記憶装置数mに対して、mを法として合同なフレーム番
号をもつ動画フレームを同一の記憶装置にフレーム番号
順に隣接させて蓄積することにより、次の効果を有す
る。 1.通常再生時にはm箇の記憶装置の各々から同数Nの
動画フレームを並列に呼び出すことにより、不必要な動
画フレームの介入や必要な動画フレームの欠落のない連
続したフレーム番号をもつmN箇の動画フレームを読み
出すことができ、その結果、動画データの読み出し効率
を向上させることが出来る。早送り再生時には、倍速係
数nを記憶装置数mに対して互いに素になるように設定
し、早送り再生要求があった時の再生フレーム番号を初
項とし、倍速係数nを公差とする等差数列の第2項以下
の数列をなすように順次に早送りフレーム番号を指定
し、指定された早送りフレーム番号の動画フレームを蓄
積している記憶装置の識別番号を算出し、算出された識
別番号の記憶装置から当該指定された早送りフレーム番
号の動画フレームを読み出すことにより、各記憶装置か
ら同数の動画フレームを並列に読み出すことができ、そ
の結果、記憶装置の数に比例して効率良い読み出しが可
能になる。これによって早送り再生時における単位時間
当りの再生フレーム数を従来方式より増加させることが
でき、結果的に滑らかな早送り、または逆早送り再生が
可能になる。また、各記憶装置から読み出すフレーム番
号を適切に調節することによって早送りまたは逆早送り
の倍速値を柔軟に変更することも可能である。このよう
に本発明によれば、通常再生用データと早送り用データ
を別々に用意する必要はなく、したがって、早送り再生
時にこれら2種類の動画データ間を遷移させる制御も必
要ない。 2.記憶装置数mを素数にすることにより、倍速係数n
を任意の整数に設定することができる。 3. 読み出し単位のフレーム数Nを、mNがフルモー
ション表示における、1秒当りのフレーム数に等しくな
るように定めることにより、本発明の方法と装置を従来
の動画番組提供システムに適用することができる。 4. 複数の記憶装置の各々に蓄積されている動画フレ
ームのフレーム番号をmで除算した剰余を、当該記憶装
置の記憶装置番号と定めることにより、早送り再生時に
おける記憶装置番号の算出が容易になる。また、記憶装
置番号をこのように定めた上で、その記憶装置番号の順
序でフレーム番号順に、複数の記憶装置のそれぞれへ動
画フレームを蓄積することにより、極めて容易に、mを
法として合同のフレーム番号の動画フレームを、同一の
記憶装置にフレーム番号順に蓄積させることができる。
【図1】本発明の実施例におけるシステム構成を模式的
に示した図である。
に示した図である。
【図2】本発明の実施例における動画フレーム単位に蓄
積した動画データの蓄積状態を模式的に示した図であ
る。
積した動画データの蓄積状態を模式的に示した図であ
る。
【図3】本発明の実施例における通常再生時と早送りま
たは逆早送り再生時の動作をフローチャートを用いて示
した図である。
たは逆早送り再生時の動作をフローチャートを用いて示
した図である。
【図4】本発明の実施例における2倍速の早送り再生時
に各磁気ディスクが読み出す動画データを示した図であ
る。
に各磁気ディスクが読み出す動画データを示した図であ
る。
【図5】本発明の実施例における3倍速の早送り再生時
に各磁気ディスクが読み出す動画データを示した図であ
る。
に各磁気ディスクが読み出す動画データを示した図であ
る。
【図6】本発明の実施例における4倍速の早送り再生時
に各磁気ディスクが読み出す動画データを示した図であ
る。
に各磁気ディスクが読み出す動画データを示した図であ
る。
【図7】従来の実施例におけるシステム構成を模式的に
示した図である。
示した図である。
1 端末 2 ネットワーク 3 ネットワークインタフェース部 4 読み出し管理部 5 スイッチ部 60,61,64 記憶装置制御部 70,71,74 記憶装置 71 端末 72 ネットワーク 73 ネットワークインタフェース部 74 スイッチ
Claims (8)
- 【請求項1】 デジタル動画を、フレーム単位で複数の
記憶装置に蓄積し、端末から指示される再生要求に応答
して再生するデジタル動画蓄積・再生制御方法におい
て、 前記複数の記憶装置の数mに対して、mを法として合同
なフレーム番号をもつ動画フレームを同一の記憶装置
に、フレーム番号順に隣接させて蓄積するデジタル動画
蓄積・再生制御方法。 - 【請求項2】 通常再生時には、各記憶装置に蓄積され
ている、所定数N箇のフレーム番号順の動画フレームを
読み出し単位として、該読み出し単位に含まれている動
画フレームを順次に読み出してバッファリングする処理
を、前記複数の記憶装置について並列に実行し、前記複
数の記憶装置から読み出されバッファリングされたmN
箇の動画フレームを再生単位として再生し、前記の動画
フレームの読み出しおよびバッファリングと、バッファ
リングされた動画フレームの再生とを、各記憶装置に蓄
積されている動画フレームの読み出し単位の順序で繰返
し、 早送り再生時には、早送り再生要求があった時の再生フ
レーム番号を初項とし、mに対して互いに素の値に設定
された倍速係数nを公差とする等差数列の第2項以下の
数列をなすように順次に早送りフレーム番号を指定し、
指定された早送りフレーム番号の動画フレームを蓄積し
ている記憶装置の識別番号を算出し、算出された識別番
号の記憶装置から当該指定された早送りフレーム番号の
動画フレームを読み出してバッファリングし、前記動画
フレームを読み出してバッファリングする処理が総ての
記憶装置を一巡した時にバッファリングされている動画
フレームを再生単位として再生する、請求項1に記載の
デジタル動画蓄積・再生制御方法。 - 【請求項3】 記憶装置数mが素数である、請求項2に
記載の方法。 - 【請求項4】 前記早送り再生は逆早送り再生を含み、
逆早送り再生要求があったときには倍速係数を負数に設
定する、請求項2に記載の方法。 - 【請求項5】 前記複数の記憶装置の各々に蓄積されて
いる動画フレームのフレーム番号をmで除算した剰余
を、当該記憶装置の記憶装置番号と定める、請求項2に
記載の方法。 - 【請求項6】 前記記憶装置番号の順序でフレーム番号
順に、前記複数の記憶装置へ動画フレームを蓄積する、
請求項5に記載の方法。 - 【請求項7】 読み出し単位のフレーム数Nを、mNが
フルモーション表示における、1秒当りのフレーム数に
等しくなるように定める、請求項2に記載の方法。 - 【請求項8】 デジタル動画を、フレーム単位で記憶装
置に蓄積し、再生要求に応じて再生するデジタル動画蓄
積・再生制御装置において、 並列に配置された複数の記憶装置と、それぞれ、記憶装
置の読み出し・書き込みを制御し、かつ、記憶装置から
読み出された動画データをバッファリングするバッファ
メモリを備えた複数の記憶装置制御部とを有する蓄積制
御装置と、 ネットワークを介して端末と蓄積制御装置との間をイン
タフエースするインタフエース部と、 前記複数の記憶装置から並列に読み出された動画データ
を伝送するデータ線とインタフエース部間の接続を切り
替えるスイッチ部と、 端末から送信される再生要求信号および再生モード変更
要求信号を受取り、蓄積制御装置に対し、動画データの
読み出しと、読み出された動画データのバッファリング
を指示し、かつ、バッファリングされた動画データの再
生指示を行う読み出し管理部とを有し、 前記複数の記憶装置中の各記憶装置は、該複数の記憶装
置数mに対して、mを法として合同なフレーム番号をも
つ動画フレームをフレーム番号順に隣接した位置に蓄積
し、前記読み出し管理部は、端末から通常再生要求があ
った時、その時の再生フレーム番号を1だけインクリメ
ントし、そのインクリメントしたフレーム番号の動画フ
レームを蓄積している記憶装置の識別番号を算出して、
その動画フレームから開始して所定数N箇のフレーム番
号順の動画フレームを順次に読み出してバッファリング
する読み出し・バッファリングを蓄積制御装置に指示
し、次に、フレーム番号を更に1だけインクリメント
し、そのインクリメントしたフレーム番号の動画フレー
ムを蓄積している記憶装置の識別番号を算出して、その
動画フレームの読み出し・バッファリングを蓄積制御装
置に指示し、この読み出し・バッファリングの指示を、
総ての記憶装置に一巡するまで繰返し、前記総ての記憶
装置を一巡して実行された読み出し・バッファリングの
指示に応答して各記憶装置から並列に読み出された、m
N箇の動画フレームを再生単位とする通常再生を蓄積制
御装置およびスイッチ部に指示し、 前記読み出し管理部は、端末から早送り再生要求があっ
た時、その時の再生フレーム番号を、mに対して互いに
素の値に設定された倍速係数nだけインクリメントし、
そのインクリメントしたフレーム番号の動画フレームを
蓄積している記憶装置の識別番号を算出して、算出され
た識別番号の記憶装置から当該動画フレームについての
読み出しとバッファリングを蓄積制御装置に指示し、次
に、フレーム番号を更にnだけインクリメントし、その
インクリメントしたフレーム番号の動画フレームを蓄積
している記憶装置の識別番号を算出して、その動画フレ
ームの読み出しとバッファリングを蓄積制御装置に指示
し、この読み出しとバッファリングの指示を、総ての記
憶装置に一巡するまで繰返し、前記総ての記憶装置を一
巡して実行された読み出しとバッファリングの指示に応
答して各記憶装置から並列に読み出された、m箇の動画
フレームを再生単位とする早送り再生を蓄積制御装置お
よびスイッチ部に指示し、以上の読み出しとバッファリ
ングの指示および早送り再生の指示を繰返し、 蓄積制御装置は、読み出し管理部から通常再生指示また
は早送り再生指示を受信すると、各記憶装置制御部にバ
ッファリングされている動画データを、該記憶装置制御
部とスイッチ部との間のデータ線上に読み出し、 スイッチ部は、読み出された動画フレームを端末へ転送
するために、読み出し管理部の制御に従って記憶装置制
御部とインタフエース部間の信号路を設定する、 こと
を特徴とするデジタル動画蓄積・再生制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06188182A JP3127975B2 (ja) | 1994-08-10 | 1994-08-10 | ディジタル動画番組の早送り及び逆早送り再生のための蓄積・再生制御方法とその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06188182A JP3127975B2 (ja) | 1994-08-10 | 1994-08-10 | ディジタル動画番組の早送り及び逆早送り再生のための蓄積・再生制御方法とその装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0856330A true JPH0856330A (ja) | 1996-02-27 |
| JP3127975B2 JP3127975B2 (ja) | 2001-01-29 |
Family
ID=16219206
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP06188182A Expired - Fee Related JP3127975B2 (ja) | 1994-08-10 | 1994-08-10 | ディジタル動画番組の早送り及び逆早送り再生のための蓄積・再生制御方法とその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3127975B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011229037A (ja) * | 2010-04-22 | 2011-11-10 | Mitsubishi Electric Corp | 映像記録システム |
| JP2014006585A (ja) * | 2012-06-21 | 2014-01-16 | Canon Inc | パターン認識装置及びその制御方法 |
-
1994
- 1994-08-10 JP JP06188182A patent/JP3127975B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011229037A (ja) * | 2010-04-22 | 2011-11-10 | Mitsubishi Electric Corp | 映像記録システム |
| JP2014006585A (ja) * | 2012-06-21 | 2014-01-16 | Canon Inc | パターン認識装置及びその制御方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3127975B2 (ja) | 2001-01-29 |
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