JPH0856484A - 接木装置 - Google Patents

接木装置

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JPH0856484A
JPH0856484A JP6219621A JP21962194A JPH0856484A JP H0856484 A JPH0856484 A JP H0856484A JP 6219621 A JP6219621 A JP 6219621A JP 21962194 A JP21962194 A JP 21962194A JP H0856484 A JPH0856484 A JP H0856484A
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JP
Japan
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seedling
scion
rootstock
grafting
pair
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Pending
Application number
JP6219621A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Nasuno
泰弘 那須野
Shigeo Fukuda
茂夫 福田
Shirou Tatsuru
志郎 田鶴
Kanji Kobayashi
幹治 小林
Masaichi Kubota
政一 久保田
Tsuneo Kawashima
恒雄 川島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYODO KUMIAI DOUA
Original Assignee
KYODO KUMIAI DOUA
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Publication date
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Publication of JPH0856484A publication Critical patent/JPH0856484A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 生育に影響を及ぼす損傷を与えることなく台
木苗と穂木苗とを接合させることができ、接木を移植す
る際に接木を支柱に対して固定する腕部および取付部を
備えた接木具を用いることのできる接木装置を提供す
る。 【構成】 接木具91を、上側から挿入孔93へ穂木苗
Eが挿入できるように穂木苗挿入位置、すなわち位置P
7 へ供給する接木具供給機構と、一対の穂木苗把持部材
35から下側へ突出して対峙し、一対の穂木苗把持部材
35が穂木苗Eを把持した状態で腕部97を把持するこ
とができる把持片37とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、接木苗としての台木
苗と穂木苗とを供給して各苗を各切断位置で切断し、台
木苗と穂木苗とを接合位置で接木具を用いて接合させる
ことにより、接木を得る接木装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ビニールハウスなどの園芸施設な
どで栽培する果菜類は、連作の弊害を回避したり、収穫
量を増大させるため、接木している。この接木をする作
業は、ほとんどを手作業で行っている。このように接木
を手作業で行うと、多大な労力および時間が必要となる
ので、台木苗および穂木苗を供給することにより、容易
に接木を得ることのできる接木装置が種々提案されてい
る。
【0003】上記した接木装置は、接木具として熱収縮
性チューブを使用し、供給された台木苗または穂木苗を
それぞれ把持して移送する過程の各切断位置で各苗を切
断し、各苗の切断部側を熱収縮性チューブ内へ挿入して
両切断面を対接させた状態とした後、熱収縮性チューブ
へ熱風を吹き付けて収縮させて両切断面を接合させるこ
とにより、接木を得るものである。または、両苗の切断
面を対接させた状態とした後、クリップで両苗を挟持し
て両切断面を接合させることにより、接木を得るもので
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の接木装置は、接
木具として熱収縮性チューブを用いると、熱風を供給す
る熱風供給機構を設ける必要がある。そして、熱収縮性
チューブを収縮させるために熱風を熱収縮性チューブへ
吹き付けると、台木苗および穂木苗にも熱風が吹き付け
られるので、接木の一部に損傷を与え、接木の生育に悪
影響を及ぼすことがある。さらに、接木装置で得た接木
を移植する場合、別部材である支持部材を使用して接木
を支柱に対して固定する必要がある。
【0005】また、接木具としてクリップを用いると、
クリップを拡開させた後に縮閉させて両苗を接合させな
ければならないので、クリップを押し出したり拡開させ
た後に縮閉させて両苗を把持する機構が複雑になる。そ
して、両苗が活着した後、クリップを取り外す必要があ
る。
【0006】この発明は、上記したような不都合を解消
するためになされたもので、生育に影響を及ぼす損傷を
与えることなく台木苗と穂木苗とを接合させることがで
き、接木を移植する際に接木を支柱に対して固定する腕
部および取付部を備えた接木具を用いることのできる接
木装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、一対の台木
苗把持部材で台木苗を把持した台木苗把持機構を、台木
苗移送機構で台木苗切断位置へ移送して台木苗を切断し
た後、接合位置へと移送し、一対の穂木苗把持部材で穂
木苗を把持した穂木苗把持機構を、穂木苗移送機構で穂
木苗切断位置へ移送して穂木苗を切断した後、接合位置
へと移送し、台木苗と穂木苗とを接合位置で接合する接
木装置において、穂木苗と台木苗とを上下から挿入して
接合する挿入孔を有する接合部、支柱への取付部、この
取付部と接木部とを連結する腕部からなる接木具を、上
側から接木具の挿入孔へ穂木苗が挿入できるように穂木
苗切断位置と接合位置との間の穂木苗挿入位置へ供給す
る接木具供給機構と、一対の穂木苗把持部材からそれぞ
れ下側へ突出して対峙し、一対の穂木苗把持部材が穂木
苗を把持した状態で腕部を把持することができ、一対の
穂木苗把持部材が穂木苗の把持を解除した状態で腕部の
把持を解除する把持片とを設けたものである。そして、
一対の把持片は、下端部が拡開し、挿入孔は穂木苗を挿
入する側が端部へ向かって拡開しているのが望ましい。
【0008】
【作用】この発明における接木装置は、一対の穂木苗把
持部材で把持した穂木苗を穂木苗挿入位置で接木具の挿
入孔の上側へ挿入すると、一対の把持片が接木具の腕部
を把持する。したがって、接合位置で接木具の挿入孔の
下側へ台木苗を挿入し、両苗の切断面を接合させること
により、活着性の高い接木を得ることができる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例を図に基づいて説明
する。図1はこの発明の一実施例である接木装置の平面
図、図2は図1のA−A線による側面図、図3は図2の
一部を拡大した部分拡大図、図4は図1のB−B線によ
る断面図、図5は台木苗把持機構を示す平面図、図6
(a),(b)は穂木苗把持機構を示す平面図および図
6(a)のC−C線による側面図、図7(a),(b)
は接木具供給機構を構成するターンテーブルの要部を示
す部分平面図および図7(a)のD−D線による断面
図、図8(a),(b)は接木具位置決め機構の平面図
および図8(a)のE−E線による断面図である。な
お、図1において、接木具位置決め機構の図示は省略さ
れている。
【0010】これらの図において、1は基台を示し、上
面から所定距離隔てて取付板2が取り付けられ、上面に
固定された支持ポール3,21が取付板2を貫通し、モ
ータ81が取り付けられている。4は支持ポール3の上
端に固定された取付板、5は支持ポール3の周面に回転
可能に取り付けられた回転筒を示し、この回転筒5の下
部は、取付板2を貫通している。
【0011】6は回転筒5の下端の外周に固定された歯
車、7は回転筒5の周面に固定された環状の支持部材、
8はガイド部材を示し、このガイド部材8は、支持部材
7よりも上側の回転筒5の周面に、軸方向に固定されて
いる。9は支持部材7に上下動可能に取り付けられた駆
動杆を示し、上端側に設けたフランジで支持部材7の上
面に係合し、支持部材7の下側へ突出している。10は
取付台を示し、上端部が螺合した駆動杆9によって押し
上げられ、自重によって垂下するものであり、上下動を
ガイド部材8によって案内される。
【0012】11は取付台10に固定されたチャックシ
リンダを示し、台木苗Sの把持を解除する状態に一対の
台木苗把持部材13を開放させたり、台木苗Sを把持す
る状態に一対の台木苗把持部材13を閉成させるロッド
12が取付台10の下側へ突出している。そして、一対
の台木苗把持部材13の把持部分に、把持する台木苗S
を痛めないようにスポンジなどの弾性体14が取り付け
られている。15は取付板2に取り付けられた台木苗位
置決め部材を示し、一対の台木苗把持部材13が把持す
る台木苗Sを位置決めするものである。
【0013】上記した回転筒5〜取付台10によって台
木苗移送機構が構成され、動力はモータ81から供給さ
れる。また、チャックシリンダ11〜弾性体14によっ
て台木苗把持機構が構成され、動力は後述するエアーシ
リンダから供給される。なお、ガイド部材8〜弾性体1
4は、回転筒5の周面を4分割した位置にそれぞれ取り
付けられている。そして、位置P1 が台木苗把持位置お
よび接木取り出し位置に対応し、位置P2 が台木苗切断
位置に対応し、位置P4 が接合位置に対応する。
【0014】16は台木苗載置台を示し、位置P1 に対
応させて取付板2に固定されている。17は台木苗載置
台16に固定された台木苗押圧機構を示し、回動する押
圧アーム18によって台木苗Sを台木苗位置決め部材1
5とで挟持するものである。19は台木苗切断機構を示
し、位置P2 に対応させて基台1に固定され、台木苗S
を切断面が所定角度で傾斜するように切断するものであ
る。
【0015】22は支持ポール21の上端に固定された
取付板、23は支持ポール21の周面に回転可能に取り
付けられた回転筒を示し、この回転筒23の下部は、取
付板2を貫通している。24は回転筒23の下端の外周
に固定された歯車を示し、歯車6に噛合している。25
は回転筒23の周面に固定された環状の支持部材、26
はガイド部材を示し、このガイド部材26は、支持部材
25よりも上側の回転筒23の周面に、軸方向に固定さ
れている。
【0016】27は支持部材25に上下動可能に取り付
けられた駆動杆を示し、下端側に設けたフランジで支持
部材25の下面に係合し、下端にもフランジ28が設け
られ、支持部材25の上側へ突出する端部は、後述する
取付台29に螺合している。29は取付台を示し、上端
部が螺合した駆動杆27によって引き下げられ、コイル
スプリング30の付勢力によって上昇するものであり、
上下動をガイド部材26によって案内される。
【0017】31は取付台29に固定されたチャックシ
リンダ示し、穂木苗Eの把持を解除する状態に一対の穂
木苗把持部材35を開放させたり、穂木苗Eを把持する
状態に一対の穂木苗把持部材35を閉成させるロッド3
2が取付台29の下側へ突出している。そして、ロッド
32に溝33が設けられ、取付台29にラッチ板34が
回動可能に取り付けられ、このラッチ板34は溝33へ
係合するように、図示を省略したスプリングによって付
勢されている。
【0018】また、一対の穂木苗把持部材35の把持部
分に把持する穂木苗Eを痛めないようにスポンジなどの
弾性体36と、後述する接木具91の腕部97を把持す
る把持片37とが取り付けられ、把持片37は下端が拡
開している。38は取付板2に固定された穂木苗位置決
め部材を示し、一対の穂木苗把持部材35が把持する穂
木苗Eを位置決めするものである。
【0019】上記した回転筒23〜取付台29によって
穂木苗移送機構が構成され、動力はモータ81から供給
される。また、チャックシリンダ31〜弾性体36によ
って穂木苗把持機構が構成され、動力は後述するエアー
シリンダ58から供給される。なお、ガイド部材26〜
把持片37は、回転筒23の周面を4分割した位置にそ
れぞれ取り付けられている。そして、位置P5 が穂木苗
把持位置に対応し、位置P6 が穂木苗切断位置に対応
し、位置P7 が穂木苗挿入位置に対応している。
【0020】39は穂木苗載置台を示し、位置P5 に対
応させて取付板2に固定されている。40は穂木苗載置
台39に固定された穂木苗押圧機構を示し、回動する押
圧アーム41によって穂木苗Eを穂木苗位置決め部材3
6とで挟持するものである。42は穂木苗切断機構を示
し、位置P6 に対応させて基台1に固定され、穂木苗E
を切断面が所定角度で傾斜するように切断するものであ
る。43は穂木載置台39に取り付けられたラッチ解除
ピンを示し、前後動することによってラッチ板34をス
プリングの付勢力に抗して回動させることにより、ラッ
チ板34の溝33との係合を解除させるものである。
【0021】51はスリーブを示し、歯車24の同心円
上を4分割した位置に取り付けられている。52は基台
1に固定されたエアーシリンダを示し、ロッド53がス
リーブ51へ嵌入することによって歯車24の停止位置
を位置決めし、台木苗移送機構、穂木苗移送機構、後述
する接木具供給機構を所定位置に位置決めする位置決め
機構を構成している。
【0022】54は取付板2に固定されたエアーシリン
ダを示し、ロッド55で駆動杆9を押し上げるものであ
る。このエアーシリンダ54は、位置P4 に対応させて
配設され、台木苗把持機構を上下動させる台木苗上下動
機構を構成するものである。56は取付板2に固定され
たエアーシリンダを示し、ロッドの先端に回転する駆動
杆27の下端に設けたフランジ28と係合するホルダ5
7が取り付けられている。このエアーシリンダ56は位
置P4 ,P7 に対応させて配設され、コイルスプリング
30、エアーシリンダ56およびホルダ57によって穂
木苗把持機構を上下動させる穂木苗上下動機構が構成さ
れている。
【0023】58は取付板2に固定されたエアーシリン
ダを示し、ロッド59でロッド32を押し上げるもので
ある。このエアーシリンダ58は、位置P4 に対応させ
て配設されている。そして、エアーシリンダ58と同じ
構成のものが、ロッド12の下端を押し上げるように、
位置P1 に対応させて配設されている。
【0024】61は支持筒、62は支持筒61に回動可
能に取り付けられた回転軸を示し、この回転軸62の取
付板2から下側へ突出した下端に、歯車24に噛合する
歯車63が固定され、支持筒61から上側へ突出した上
端にターンテーブル64が固定されている。そして、こ
のターンテーブル64には、接木具91の接合部92を
位置決めする凹部65と、この凹部65の中心に位置す
る貫通孔66と、取付部95に設けた孔96に係合する
凸部67と、凹部65と凸部67との間に位置する凹部
68とが設けられ、凹部65,68、貫通孔66および
凸部67は直径上に設けられている。なお、ターンテー
ブル64が回転することにより、接合部92の挿入孔9
3が位置P4 ,P7 に位置決めされる。
【0025】71は取付板4の上面に固定された取付部
材、72は取付部材71に固定されたモータ、73は取
付部材71を貫通したモータ72の回転軸に取り付けら
れた歯車を示す。74は取付部材71の下面に取り付け
られた歯車を示し、歯車73に噛合している。75は取
付部材71の下面に取り付けられた歯車を示し、歯車7
4に噛合している。
【0026】76は各歯車74,75に取り付けられた
一対の接木具位置決め部材を示し、閉成した状態で接木
具91を構成する接合部92の下部を把持して位置決め
する位置決め凹部77と、この位置決め凹部77の中心
へ台木苗Sを案内するために下方へ拡開した円錐面を有
する案内孔78とを形成するものである。上記したモー
タ72から接木具位置決め部材76によって接木具位置
決め機構が構成され、位置P4 に対応させて配設されて
いる。
【0027】81は基台1に固定されたモータを示し、
伝達機構82によって歯車24と噛合する歯車83に回
転力が伝達される。なお、歯車6および歯車24は大き
さおよび歯数が同じものであり、歯車63は、歯車24
の半分の大きさで、歯数も歯車24の半分である。
【0028】図9(a),(b)は接木具の斜視図およ
び図9(a)の縦断面図である。図9において、91は
柔軟性を有する合成樹脂で成形した接木具を示し、接合
部92と、取付部95と、取付部95と接合部92とを
連結する腕部97とで構成されている。そして、接合部
92には、上部が上方へ拡開し、下部が下方へ拡開する
挿入孔93と、この挿入孔93へ達し、上端から下端へ
達する割れ目94が設けられている。また、取付部95
には、支柱が貫通する孔96が設けられている。
【0029】図10〜図13は動作説明図である。
【0030】次に、接木について説明する。なお、歯車
24に設けたスリーブ51にエアーシリンダ52のロッ
ド53が嵌合し、各把持機構が位置P1 〜P7 に位置
し、ターンテーブル64の一方の凹部65などが位置P
7 に対応した図1に示す状態にあるものとする。以後の
説明では、位置P1 に位置する台木苗把持機構と、位置
5 に位置する穂木苗把持機構とによって1本の台木苗
Sと1本の穂木苗Eとを接木する動作について説明す
る。
【0031】そして、位置P1 に対応する位置の一対の
台木苗把持部材13は図5に実線で示すように閉成し、
位置P5 に対応する一対の穂木苗把持部材35は、ロッ
ド32の溝33にラッチ板34が嵌合して図6(a)に
二点鎖線で示すように開放し、位置P4 に対応する位置
の一対の接木位置決め部材76は図8(a)に二点鎖線
で示すように開放している。
【0032】上記した状態から動作し始めると、まず、
位置P1 に対応するエアーシリンダ(58)が動作して
ロッド12を押し上げるので、一対の台木苗把持部材1
3は図5に二点鎖線で示すように開放する。このように
両苗把持部材13,35が開放した状態で台木苗Sを台
木苗位置決め部材15へ当接させた後、押圧アーム18
を回動させて台木苗Sを台木苗位置決め部材13とで挟
持し、穂木苗Eを穂木苗位置決め部材38へ当接させた
後、押圧アーム41を回動させて穂木苗Eを台木苗位置
決め部材38とで挟持する。
【0033】そして、エアーシリンダ(58)が非動作
状態になるとともに、ラッチ解除ピン43が前後動して
ラッチ板34の溝33との嵌合を解除するので、ロッド
12,32が垂下して一対の台木苗把持部材13が図5
に実線で示すように閉成して台木苗Sを所定位置で把持
するとともに、一対の穂木苗把持部材35が図6(a)
に実線で示すように閉成して穂木苗Eを所定位置で把持
する。このとき、ターンテーブル64に接木具91を、
図7(b)のように載置する。
【0034】このように両苗S,Eの把持が完了する
と、エアーシリンダ52が動作してロッド53がスリー
ブ51から抜け、モータ81が動作して歯車24を図1
において反時計方向へ90度回転させるので、歯車6は
時計方向へ90度回転し、歯車63は時計方向へ180
度回転する。そして、歯車6,24,63の回転が完了
すると、エアーシリンダ52が非動作状態となってロッ
ド53がスリーブ51に嵌合するので、歯車6,24,
63が位置決めされることによって台木苗把持部材13
は位置P2 に位置決めされ、穂木苗把持部材35は位置
6 に位置決めされ、凹部65は位置P7 に位置決めさ
れる。
【0035】このように各部が位置決めされると、各苗
切断機構19,42が動作して各苗S,Eが切断され
る。このとき、ターンテーブル64に接木具91を、図
7(b)のように載置する。次に、各苗S,Eの切断が
完了すると、エアーシリンダ52が動作してロッド53
がスリーブ51から抜け、モータ81が動作して歯車2
4を反時計方向へさらに90度回転させるので、歯車6
は時計方向へさらに90度回転し、歯車63は時計方向
へさらに180度回転する。
【0036】そして、歯車6,24,63の回転が完了
すると、エアーシリンダ52が非動作状態となってロッ
ド53がスリーブ51に嵌合するので、歯車6,24,
63が位置決めされることによって台木苗把持部材13
は位置P3 に位置決めされ、穂木苗把持部材35は位置
7 に位置決めされるとともに、凹部65も位置P7
位置決めされる。
【0037】このように各部が位置決めされると、エア
ーシリンダ56が動作してホルダ57で駆動杆27を垂
下させるので、図10に二点鎖線で示すように、取付台
29が垂下することにより、一対の穂木苗把持部材35
も垂下して穂木苗Eを挿入孔93の上側へ挿入するとと
もに、一対の把持片37が腕部97の両側から凹部68
へ入って腕部97を把持する。そして、垂下が完了する
と、エアーシリンダ56が非動作状態になるので、図1
1に示すように、コイルスプリング30の付勢力によっ
て取付台29が上昇することにより、一対の穂木苗把持
部材35も上昇して接木具91はターンテーブル64か
ら取り出される。
【0038】次に、接木具91の取り出しが完了する
と、エアーシリンダ52が動作してロッド53がスリー
ブ51から抜け、モータ81が動作して歯車24を反時
計方向へさらに90度回転させるので、歯車6は時計方
向へさらに90度回転し、歯車63は時計方向へさらに
180度回転する。そして、歯車6,24,63の回転
が完了すると、エアーシリンダ52が非動作状態となっ
てロッド53がスリーブ51に嵌合するので、歯車6,
24,63が位置決めされることによって各苗把持部材
13,35は位置P4 に位置決めされる。
【0039】このように各部が位置決めされると、モー
タ72が動作して一対の接木具位置決め部材76を図8
に実線で示すように閉成させるので、位置P4 の接合部
92の下側を、図12に示すように位置決め凹部77で
位置決めする。そして、エアーシリンダ54,56が動
作して取付台10を上昇させるとともに、取付台29を
わずかに垂下させ、両苗S,Eの切断面が対接するスト
ロークよりも少し長く移動させるので、図13に示すよ
うに、台木苗Sを案内孔78で案内して挿入孔93の下
側へ挿入し、両苗S,Eの切断面を圧接して接合させ
る。
【0040】このように両苗S,Eの接合が完了する
と、エアーシリンダ58が動作してロッド32を押し上
げるので、一対の穂木苗把持部材35は図6(a)に二
点鎖線で示すように開放して穂木苗Eの把持を開放す
る。このとき、ロッド32の溝33にラッチ板34が嵌
合し、ロッド32を垂下させなくした後、エアーシリン
ダ58は非動作状態になる。また、モータ72が動作し
て一対の接木具位置決め部材76を図8に二点鎖線で示
すように開放させるので、一対の接木具位置決め部材7
6は接合部92の位置決めを解除する。
【0041】このように一対の穂木苗把持部材35が穂
木苗Eの把持を解除するとともに、一対の接木具位置決
め部材76が接合部92の位置決めを解除すると、エア
ーシリンダ54が非作動状態になるので、取付台10が
図12に示す位置に垂下し、エアーシリンダ56が非作
動状態になるので、取付台29が上昇する。次に、取付
台10の垂下が完了すると、エアーシリンダ52が動作
してロッド53がスリーブ51から抜け、モータ81が
動作して歯車24を反時計方向へさらに90度回転させ
るので、歯車6は時計方向へさらに90度回転し、歯車
63は時計方向へさらに180度回転する。
【0042】そして、歯車6,24,63の回転が完了
すると、エアーシリンダ52が非動作状態となってロッ
ド53がスリーブ51に嵌合するので、歯車6,24,
63が位置決めされることによって台木苗把持部材13
は位置P1 に位置決めされ、穂木苗把持部材35は位置
5 に位置決めされ、初期の状態となる。したがって、
エアーシリンダ(58)が動作してロッド12を押し上
げるので、一対の台木苗把持部材13が開放し、接木を
取り出すことができる。以後は、同様の動作を繰り返す
ことにより、順次接木を得ることができる。
【0043】上述したように、この発明の一実施例によ
れば、台木苗位置決め部材15および台木苗押圧機構1
7を設けて台木苗Sを位置決めした状態で一対の台木苗
把持部材13で把持し、穂木苗位置決め部材38および
穂木苗押圧機構40を設けて穂木苗Eを位置決めした状
態で一対の穂木苗把持部材35で把持するので、各苗
S,Eを正確に位置決めして接合させることができる。
また、接木具91の挿入孔93へ台木苗Sと穂木苗Eと
を挿入し、さらに両苗S,Eの切断面を圧接させて接合
するので、両苗S,Eの切断面が確実に接合して接合ミ
スがなくなるとともに、台木苗Sと穂木苗Eとに生育に
影響を及ぼす損傷を与えることなく接合させることがで
きる。
【0044】そして、穂木苗挿入位置P7 へ接木具供給
機構で供給した接木具91の腕部97を把持する把持片
37を一対の穂木苗把持部材35に設けたので、穂木苗
Eを接木具91の挿入孔93へ挿入した状態で接木具9
1を把持することができるため、支柱へ接木を固定する
取付部95を備えた接木具91を使用することができ
る。したがって、接木を移植する際に別部材を用いるこ
となく支柱に接木具91で固定することができ、接木が
成長して茎が太くなったら割れ目94を利用して接木を
接合部92から外してもよく、そのままにしておいても
茎が太くなれば、割れ目94の作用によって自然に接木
具91が外れる。
【0045】さらに、接木具91の腕部97を一対の把
持片37で把持させたので、穂木苗Eを挿入孔93へ挿
入した状態で挿入孔93を位置P4 へ正確に位置決めし
て台木苗Sと穂木苗Eとを接合させることができ、両苗
S,Eの切断面を圧接させているので、両苗S,Eの茎
が接木具91の挿入孔93より細くても接木することが
できる。そして、一対の把持片37の下端部を拡開させ
たので、接木具91の腕部97を確実に把持することが
できる。
【0046】また、挿入孔93の両端部が外側へ向かっ
て拡開しているので、各苗S,Eを挿入孔93へ確実に
案内することができる。そして、接木具91の接合部9
2を接木具位置決め部材76で位置決めして台木苗Sを
挿入孔93へ挿入させるので、台木苗Sを挿入孔93へ
確実に挿入させることができる。さらに、案内孔78
を、台木苗Sを挿入する側へ拡開させたので、台木苗S
を挿入孔93へ確実に案内することができる。
【0047】なお、上記した実施例では、接木具91を
ターンテーブル64で位置P7 へ供給する例で説明した
が、エアーシリンダのロッドの先端に接木具91を位置
決めする部分を設け、位置P7 へ接木具91を供給する
構成としてもよい。また、位置P4 で穂木苗Eを垂下さ
せて両苗S,Eを接合させる例で説明したが、両苗S,
Eを相対的に移動させて接合できればよいので、穂木苗
Eは垂下させずに、台木苗Sのみを上昇させて接合させ
てもよい。そして、果菜類以外の接木に適用できること
は、言うまでもない。
【0048】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、接木
具の挿入孔へ台木苗と穂木苗とを圧入させて接合するの
で、両苗の切断面が確実に接合して接合ミスがなくなる
とともに、台木苗と穂木苗とに生育に影響を及ぼす損傷
を与えることなく接合させることができる。また、穂木
苗挿入位置へ接木具供給機構で供給した接木具の腕部を
把持する把持片を一対の穂木苗把持部材に設けたので、
穂木苗を接木具の挿入孔へ挿入した状態で接木具を把持
することができるため、支柱へ接木を固定する取付部を
備えた接木具を使用することができる。したがって、接
木を移植する際に別部材を用いることなく支柱に接木具
で固定することができる。
【0049】そして、接木具の腕部を一対の把持片で把
持させたので、穂木苗を接木具の挿入孔へ挿入した状態
で挿入孔を接合位置へ正確に位置決めして台木苗と穂木
苗とを接合させることができ、両苗の切断面を圧接させ
ているので、両苗の茎が接木具の挿入孔よりも細くても
接木することができる。さらに、一対の把持片の下端部
を拡開させたので、接木具の腕部を確実に把持すること
ができる。また、挿入孔の穂木苗を挿入側の端部が外側
へ向かって拡開しているので、穂木苗を挿入孔へ確実に
案内することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例である接木装置の平面図で
ある。
【図2】図1のA−A線による断面図である。
【図3】図2の一部を拡大した部分拡大図である。
【図4】図1のB−B線による断面図である。
【図5】台木苗把持機構を示す平面図である。
【図6】(a)は穂木苗把持機構を示す平面図、(b)
は図6(a)のC−C線による側面図である。
【図7】(a)は接木具供給機構を構成するターンテー
ブルの要部を示す部分平面図、(b)は図7(a)のD
−D線による断面図である。
【図8】(a)は接木具位置決め機構の平面図、(b)
は図8(a)のE−E線による断面図である。
【図9】(a)は接木具の斜視図、(b)は図9(a)
の縦断面図である。
【図10】動作説明図である。
【図11】動作説明図である。
【図12】動作説明図である。
【図13】動作説明図である。
【符号の説明】
5,23 回転筒 6,24,63 歯車 8,26 ガイド部材 9,27 駆動杆 10,29 取付台 11,31 チャックシリンダ 13 台木苗把持部材 19 台木苗切断機構 30 コイルスプリング 35 台木苗把持部材 42 台木苗切断機構 54,56,58 エアーシリンダ 64 ターンテーブル 65,68 凹部 66 貫通孔 67 凸部 72,81 モータ 73,74,75 歯車 76 接木具位置決め部材 77 位置決め凹部 78 案内孔 91 接木具 92 接合部 93 挿入孔 95 取付部 97 腕部 S 台木苗 E 穂木苗
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 幹治 栃木県足利市千歳町94 株式会社小林機械 製作所内 (72)発明者 久保田 政一 栃木県足利市江川町2−6−1 久保田食 品有限会社内 (72)発明者 川島 恒雄 栃木県足利市福居町2177−3 誠和建設株 式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の台木苗把持部材で台木苗を把持し
    た台木苗把持機構を、台木苗移送機構で台木苗切断位置
    へ移送して前記台木苗を切断した後、接合位置へと移送
    し、一対の穂木苗把持部材で穂木苗を把持した穂木苗把
    持機構を、穂木苗移送機構で穂木苗切断位置へ移送して
    前記穂木苗を切断した後、前記接合位置へと移送し、前
    記台木苗と前記穂木苗とを前記接合位置で接合する接木
    装置において、 前記穂木苗と前記台木苗とを上下から挿入して接合する
    挿入孔を有する接合部、支柱への取付部、この取付部と
    前記接合部とを連結する腕部からなる接木具を、上側か
    ら前記挿入孔へ前記穂木苗が挿入できるように前記穂木
    苗切断位置と前記接合位置との間の穂木苗挿入位置へ供
    給する接木具供給機構と、 前記一対の穂木苗把持部材からそれぞれ下側へ突出して
    対峙し、前記一対の穂木苗把持部材が前記穂木苗を把持
    した状態で前記腕部を把持することができ、前記一対の
    穂木苗把持部材が前記穂木苗の把持を解除した状態で前
    記腕部の把持を解除する把持片とを設けた、 ことを特徴とする接木装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の接木装置において、 前記一対の把持片は、下端部が拡開している、 ことを特徴とする接木装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の接木装
    置において、 前記挿入孔は、前記穂木苗を挿入する側が端部へ向かっ
    て拡開している、 ことを特徴とする接木装置。
JP6219621A 1994-08-23 1994-08-23 接木装置 Pending JPH0856484A (ja)

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