JPH0856576A - 保存性のよい健康茶及び健康飲料水 - Google Patents

保存性のよい健康茶及び健康飲料水

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JPH0856576A
JPH0856576A JP6227275A JP22727594A JPH0856576A JP H0856576 A JPH0856576 A JP H0856576A JP 6227275 A JP6227275 A JP 6227275A JP 22727594 A JP22727594 A JP 22727594A JP H0856576 A JPH0856576 A JP H0856576A
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Chiaki Ohama
千明 大浜
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 健康増進作用を有する草木を代用茶として用
いた保存性の良い健康茶及びその抽出成分を含む健康飲
料水を提供する。 【構成】 ガランガル根茎の粉砕物とスワンギ葉の粉砕
物との混合物からなる保存性の良い健康茶。ガランガル
根茎の抽出成分とスワンギ葉の抽出成分を含有すること
を特徴とする保存性の良い健康飲料水。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、保存性の良い健康茶及
び健康飲料水に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、杜仲等の薬効成分を含む草木を代
用茶として用い、これを水中で煮沸して得られる健康飲
料水は知られている。このような飲料水は、長期間保存
されることから、その長期保存性をいかにして確保する
かが重要な課題となる。一方、薬効成分を含む草木とし
て、ガランガル(ナンキョウ)が知られている。このガ
ランガルはショウガ科に属するもので、その根茎は古く
から香辛料や薬用に用いられているが、これまでに代用
茶として用いられたことはない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、健康増進作
用を有する草木を代用茶として用いた保存性の良い健康
茶及びその抽出成分を含む健康飲料水を提供することを
その課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、前記課題を
解決すべく鋭意研究を重ねた結果、本発明を完成するに
至った。即ち、本発明によれば、ガランガル根茎の粉砕
物とスワンギ葉の粉砕物との混合物からなる保存性の良
い健康茶が提供される。また、本発明によれば、ガラン
ガル根茎の抽出成分とスワンギ葉の抽出成分を含有する
ことを特徴とする保存性の良い健康飲料水が提供され
る。
【0005】本発明の健康茶においては、その製茶原料
として、ガランガル(Languas galang
a)の根茎とスワンギの葉を用いる。ガランガルは、イ
ンド、タイ、マレーシア等の東南アジアに広く野生し、
一部は栽培されているものでショウガ科に属するもので
ある。スワンギ(コブミカン)も、マライ、タイ、ベト
ナム、フィリッピン等の東南アジアに広く野生し、また
その一部は栽培されているものである。
【0006】本発明の健康茶は、前記ガランガルの根茎
とスワンギの葉をそれぞれ微粒子状又は粗大粒子状に粉
砕し、両者を混合することによって得ることができる。
この場合、ガランガルの根茎は、製茶に対して血行促進
作用や発汗作用等の健康増進作用を与え、一方、スワン
ギの葉は、製茶に対して風味を与えるとともに、抗菌作
用ないし防カビ作用を与える。ガランガルの根茎とスワ
ンギの葉の混合割合は、ガランガルの根茎100重量部
に対し、スワンギの葉0.1〜100重量部、好ましく
は0.5〜50重量部の割合である。
【0007】前記のようにして得られるガランガルの根
茎の粉砕物とスワンギの葉の粉砕物との混合物は、これ
を、容器に充填したり、通液性の小袋に充填して、製品
とすることができる。このような製品は、これを従来の
茶と同様にして、熱水中に浸漬し、そのガランガルの根
茎及びスワンギの葉に含まれている水溶性成分を熱水中
に抽出させることにより、健康飲料水を得ることができ
る。
【0008】本発明の健康飲料水は、前記ガランガルの
根茎の抽出成分とスワンギの葉の抽出成分を含むもので
ある。このような健康飲料水は、ガランガルの根茎とス
ワンギの葉をそのままあるいは切断し、好ましくは粉砕
して熱水抽出することによって得ることができる。ガラ
ンガルの根茎は、熱水100重量部に対し、1〜30重
量部、好ましくは5〜15重量部の割合で添加され、ま
た、スワンギの葉は0.1〜5重量部、好ましくは、
0.5〜3重量部の割合で添加される。
【0009】本発明により製品としての健康飲料水を製
造する場合、ガランガルの根茎とスワンギの葉は、あら
かじめ得た熱水に対して添加して熱水抽出することがで
きる他、それらを水に添加した後、煮沸して熱水抽出す
ることもできる。熱水抽出後は、その抽出液を冷却し、
抽出残渣としてのガランガルの根茎及びスワンギの葉を
濾過等により除去し、透明な健康飲料水を得ることがで
きる。
【0010】本発明の健康飲料水は、ガランガルの根茎
とスワンギの葉からあらかじめ得た抽出成分の混合物を
水に溶解させて製造することができる。このような抽出
成分の混合物は液状であってもよく、粉末状であっても
よい。抽出成分の液状混合物は、前記のようにして得た
熱水抽出液を高濃度に濃縮することによって得ることが
できる。また、抽出成分の粉末状混合物は、ガランガル
の根茎とスワンギの葉の熱水抽出液もしくはその濃縮
液、エタノール抽出液もしくはその濃縮液又は水/エタ
ノール抽出液もしくはその濃縮液をスプレードライする
ことによって得ることができる。
【0011】前記のようにして得たガランガルの根茎及
びスワンギの葉の抽出成分を含む濃縮液や粉末混合物
は、健康食品とするために、ゼリー状やビスケット等の
固形物とすることができる。また、本発明によれば、前
記の健康茶や健康飲料水等に対しては、その茶としての
風味を強化するために、通常の茶、ハーブ、ハトムギ、
毒ダミ等の粉末や水抽出成分を加えることもできる。
【0012】
【実施例】次に本発明の実施例によりさらに詳細に説明
する。
【0013】実施例1 以下のようにして試料A、B、Cを作った。 (試料A)水1000gに対してガランガルの根茎の粉
砕物100gを入れ、30分間加熱沸騰して水抽出液
(試料A)を得た。 (試料B)水1000gに対してスワンギの葉の粉砕物
10gを入れ、30分間加熱沸騰して水抽出液(試料
B)を得た。 (試料C)水1000gに対してガランガルの根茎の粉
砕物100gとスワンギの葉の粉砕物10gを入れ、3
0分間加熱沸騰して水抽出液(試料C)を得た。 前記のようにして得た水抽出液を冷却し、1リットルの
プラスチックのボトルにそれぞれ300gづつ充填し、
栓をして常温に放置した。これらのボトルを室温に90
日間放置して内容物の変化を調べた。それ結果を表1に
示す。
【0014】
【表1】
【0015】なお、表中に示した「○」、「×」及び
「××」は次のことを意味する。 ○:抽出液の性状に変化なし ×:抽出液の表面に白いカビがわずかに発生 ××:抽出液の表面に白いカビが相当量発生 前記表1の結果から、ガランガルの根茎のみの水抽出液
は保存性が悪いのに対し、ガランガルの根茎にスワンギ
の葉を加えたものの水抽出液は、長期間の保存安定性を
示すことがわかる。
【0016】参考例1 スワンギの葉の水抽出液の抗菌性を調べるために、水1
00gに対し、スワンギの葉の粉砕物3gを加え、30
分間加熱沸騰させ、得られた熱水抽出液を室温に冷却し
た後、濾過によりスワンギの葉の粉砕物を除去し、スワ
ンギの葉の水抽出液を得た。このスワンギの葉の水抽出
液の抗菌性を以下のようにして調べた。先ず、大腸菌数
を30〜300箇/ml含む培地1mlを減菌シャーレ
に取り、デソキンコレート培地を加え、上記抽出液1m
lを加えたものと全く加えないものとを作り、36℃±
1℃で18〜20時間培養した。この培養により、培地
に発生する赤い深紅色の定型的集落数の平均価から生菌
数を求めて、両者を比較したところ、スワンギの葉の抽
出液を加えた培地の場合には、スワンギの葉の抽出液を
加えない場合の培地に比べて、残留生菌数は1%に減少
した。このことからスワンギの葉の抽出液には大腸菌に
対する抗菌性があることが判明した。
【0017】
【発明の効果】本発明の健康茶及び健康飲料水は、長期
保存性にすぐれるとともに、そのガランガルの根茎成分
によるすぐれた健康増進作用を示す。ガランガルはショ
ウガ科に属し、ショウガと同様に血行促進作用や発汗作
用を示すが、その作用はショウガよりも格別に強く、本
発明の健康茶及び健康飲料水により、健康増進を図るこ
とができる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガランガル根茎の粉砕物とスワンギ葉の
    粉砕物との混合物からなる保存性の良い健康茶。
  2. 【請求項2】 ガランガル根茎の抽出成分とスワンギ葉
    の抽出成分を含有することを特徴とする保存性の良い健
    康飲料水。
JP22727594A 1994-08-29 1994-08-29 保存性のよい健康茶及び健康飲料水 Expired - Fee Related JP3421759B2 (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004083416A (ja) * 2002-08-22 2004-03-18 Takeda Food Products Ltd 皮膚外用剤並びに飲食品
JP2013165695A (ja) * 2012-02-16 2013-08-29 Ichiban Lifetech Solutions株式会社 健康飲料水
JP2018153129A (ja) * 2017-03-17 2018-10-04 キユーピー株式会社 酸性液状調味料
JP2022162980A (ja) * 2021-04-13 2022-10-25 大正製薬株式会社 アルギニン含有経口液体組成物

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JP2022162980A (ja) * 2021-04-13 2022-10-25 大正製薬株式会社 アルギニン含有経口液体組成物

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