JPH085725B2 - 金属部材とセラミック部材との接合方法 - Google Patents

金属部材とセラミック部材との接合方法

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JPH085725B2
JPH085725B2 JP15785292A JP15785292A JPH085725B2 JP H085725 B2 JPH085725 B2 JP H085725B2 JP 15785292 A JP15785292 A JP 15785292A JP 15785292 A JP15785292 A JP 15785292A JP H085725 B2 JPH085725 B2 JP H085725B2
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JP
Japan
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solder
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aluminum
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周一郎 加藤
浩 井神
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株式会社日本アルミ
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属部材とセラミック
部材とをアルミニウム部材用のろう材又ははんだを用い
てろう付け又ははんだ付けにより接合する方法に関する
ものである。
【0002】
【従来技術及びその問題点】セラミックは多岐に渡って
使用されており、金属と接合して用いることも望まれて
いる。そのような接合を行なうには、一般に、ろう付け
が考えられるが、ろう付けでは、接合後にフラックスの
後処理等の手間がかかっていた。
【0003】
【発明の目的】本発明は、金属部材とセラミック部材と
をアルミニウム部材用のろう材又ははんだを用いてろう
付け又ははんだ付けにより接合する方法を提供すること
を目的とする。
【0004】
【目的を達成するための手段】本願の第1の発明の金属
部材とセラミック部材との接合方法は、アルミニウム及
び銅を除く金属部材と、セラミック部材とを、アルミニ
ウム部材用のろう材又ははんだを用いてろう付け又はは
んだ付けにより接合する方法であって、金属部材及びセ
ラミック部材の各接合部分の最表面に、予め、第1金属
からなるめっきを施しておき、このめっきを施した金属
部材及びセラミック部材の各接合部分を溶融ろう材中又
は溶融はんだ中に浸漬し、超音波振動を加えて接合部分
にろう材又ははんだを付着させ、その後にろう付け又は
はんだ付けを行なうようにしたものであり、少なくとも
セラミック部材においては、上記第1金属からなるめっ
き層は第2金属からなるめっき層表面に形成されてお
り、第1金属は、銅、アルミニウム、亜鉛、鉛、ケイ
素、カドミウム、スズ、及びこれらの1種以上を主成分
とする合金、の内から任意に選択されるものであり、第
2金属は、ニッケル、コバルト、クロム、ロジウム、パ
ラジウム、白金の内から任意に選択されるものであるこ
とを特徴とするものである。本願の第2の発明の金属部
材とセラミック部材との接合方法は、アルミニウム又は
銅からなる金属部材と、セラミック部材とを、アルミニ
ウム部材用のろう材又ははんだを用いてろう付け又はは
んだ付けにより接合する方法であって、セラミック部材
の接合部分の最表面に、予め、第1金属からなるめっき
を施しておき、このめっきを施したセラミック部材の接
合部分を溶融ろう材中又は溶融はんだ中に浸漬し、超音
波振動を加えて接合部分にろう材又ははんだを付着さ
せ、その後にろう付け又ははんだ付けを行なうようにし
たものであり、セラミック部材において上記第1金属か
らなるめっき層は第2金属からなるめっき層表面に形成
されており、第1金属は、銅、アルミニウム、亜鉛、
鉛、ケイ素、カドミウム、スズ、及びこれらの1種以上
を主成分とする合金、の内から任意に選択されるもので
あり、第2金属は、ニッケル、コバルト、クロム、ロジ
ウム、パラジウム、白金の内から任意に選択されるもの
であることを特徴とするものである。
【0005】
【作用】上記第1金属からなるめっき層が形成されたセ
ラミック部材の接合部分に、ろう材又ははんだを付着さ
せる際においては、次のような反応が生じると考えられ
る。即ち、上記めっき層とろう材又ははんだとの界面に
おいては、金属間化合物及び酸化物からなる層が形成さ
れる。この層は超音波振動に伴なうキャビテーションに
よって剥離していき、その際に、この層中のめっき成分
が、第2金属からなるめっき層の表面の酸化物から酸素
を奪いながら、ろう材中又ははんだ中に拡散していく。
これにより、第2金属めっき層の表面は活性化され、ろ
う材又ははんだのぬれが生じ、第2金属めっき層の表面
には、ろう材又ははんだの成分と第2金属とからなる化
合物層が形成されるとともに、その化合物層を介してろ
う材又ははんだが強固に付着し、ろう材又ははんだから
なるめっき層が形成される。なお、第2金属はろう材又
ははんだの成分と化合物をつくり易いものであるので、
ろう材又ははんだからなる上記めっき層は、より強固に
付着している。アルミニウム及び銅を除く金属部材の接
合部分の表面に直接に上記第1金属めっき層が形成され
たものにおいて、ろう材又ははんだを付着させる際にお
いても、同様の反応により、ろう材又ははんだの成分と
上記金属部材の成分とからなる化合物層が形成されると
ともに、その化合物層を介してろう材又ははんだが強固
に付着し、ろう材又ははんだからなるめっき層が形成さ
れる。
【0006】
【実施例】以下、本願の第1の発明の実施例を図に基づ
いて説明する。なお、ここでは、アルミニウム部材用の
はんだを用い、第1金属として銅を、第2金属としてニ
ッケルを用いている。図1は本発明により接合する金属
部材とセラミック部材を示す縦断面図である。図1にお
いて、1はセラミック部材、2はインバー合金(Fe−
42%Ni合金)からなる金属部材である。なお、金属
部材2としては、アルミニウム及び銅を除く金属部材で
あればよく、例えばチタン、ステンレス等を用いること
もできる。接合はセラミック部材1の端部(接合部分)
1aと金属部材2の凹部(接合部分)2aとで行なわれ
る。
【0007】図2ないし図6は本発明の方法を工程順に
示す縦断面図である。まず、図2に示すように、セラミ
ック部材1の端部1aの表面をメタライジングし、その
メタライジング層8の表面にニッケルめっき層9を形成
し、更にその表面に銅めっき層3を形成する。メタライ
ジングは通常の方法により行なわれる。また、ニッケル
めっき層9及び銅めっき層3は、下地処理、活性化、化
学めっきの工程を経て形成される。なお、下地処理は、
サンドブラスト、はけ掛け、化学エッチング等を行なっ
て、新しい表面を形成することである。活性化は、中性
洗剤等の界面活性剤を含む溶液で洗浄した後、塩化パラ
ジウム0.1g/l水溶液に浸漬することである。化学
めっきは、銅めっき層3を形成する場合には、例えば表
1に示す電解浴中で無電解めっきを行なうことである。
【表1】
【0008】一方、金属部材2の凹部2aの内面にも直
接に、銅めっき層3を形成するのと同様の方法により銅
めっき層3aを形成する。なお、その際の電解浴組成及
び電解条件は表2に示す通りである。電解時間を約1〜
3分とすることにより、数μmの厚さの銅めっき層3、
3aが得られた。
【表2】
【0009】次に、図3に示すように、銅めっき層3の
形成されたセラミック部材1の端部1aを、溶融された
はんだ4中に浸漬し、超音波振動を適切なホーンを通じ
てセラミック部材1又ははんだ浴7に加える。はんだ4
としては、アルミニウム部材用のはんだであるZn−5
%Alを用いる。この融点は380℃である。超音波の
周波数は約17.6KHzとする。超音波振動を加える
ことにより、キャビテーションが生じる。この際、次の
ような反応が生じると考えられる。即ち、銅めっき層3
とはんだ4との界面においては、金属間化合物及び酸化
物からなる層が形成される。この層は超音波振動に伴な
うキャビテーションによって剥離していき、その際に、
この層中の銅が、ニッケルめっき層9表面の酸化物から
酸素を奪いながら、はんだ4中に拡散していく。これに
より、ニッケルめっき層9表面は活性化され、はんだ4
のぬれが生じ、ニッケルめっき層9表面には、図5に示
すように、はんだ4の成分とニッケルめっき層9のニッ
ケルとからなる化合物層5が形成されるとともに、その
化合物層5を介してはんだ4が強固に付着してはんだめ
っき層6が形成される。
【0010】一方、図4に示すように、銅めっき層3a
の形成された金属部材2の凹部2aも、セラミック部材
1と同様に、溶融されたはんだ4中に浸漬し、超音波振
動を適切なホーンを通じて金属部材2又ははんだ浴7に
加える。これによっても、セラミック部材1の場合と同
様の反応が生じると考えられる。即ち、金属部材2の表
面が活性化され、はんだ4のぬれが生じ、金属部材2表
面には、図5に示すように、はんだ4の成分と金属部材
2の成分とからなる化合物層5aが形成されるととも
に、その化合物層5aを介してはんだ4が強固に付着し
てはんだめっき層6aが形成される。
【0011】そして、図6に示すように、セラミック部
材1のはんだめっき層6と金属部材2のはんだめっき層
6aとを合わせ、両めっき層6、6aを溶融させるとと
もにセラミック部材1又は金属部材2に超音波振動を加
えることにより、セラミック部材1と金属部材2とを接
合させる。
【0012】以上のように、本発明の方法では、銅めっ
き層3、3aを形成したことにより化合物層5、5aが
形成され、化合物層5、5aを介することによってはん
だめっき層6、6aがセラミック部材1、金属部材2の
接合部分の最表面に強固に付着する。従って、はんだめ
っき層6、6aを介することによってセラミック部材1
と金属部材2とがはんだ付けにより接合されることとな
る。なお、はんだめっき層6、6aを形成する際の温度
は、はんだ4を溶融させるための400℃程度である。
【0013】しかも、超音波振動を加えることにより、
フラックスを用いることなくはんだめっき層6、6aが
形成される。従って、フラックスの後処理は不要であ
り、またフラックスによってセラミック部材1や金属部
材2が腐食されることもない。
【0014】また、ニッケルははんだ4と化合物をつく
り易いので、化合物層5は円滑に且つニッケルめっき層
9に対して強固に接合して形成される。従って、これに
よっても、はんだめっき層6はセラミック部材1の接合
部分に強固に付着することとなる。
【0015】更に、セラミック部材1と金属部材2との
接合部分は、メタライジング層8、ニッケルめっき層9
等を有する多層構造となっているので、接合時にセラミ
ック部材1と金属部材2との熱膨張率の差に起因した熱
応力が発生しても、多層構造により吸収されることとな
り、接合部分に割れ等が生じることは殆んどない。
【0016】なお、セラミック部材1と金属部材2とを
接合する際に超音波振動を加えることは必ずしも必要で
はない。
【0017】次に、本願の第2の発明の実施例を図に基
づいて説明する。なお、ここでは、アルミニウム部材用
のはんだを用い、第1金属として銅を、第2金属として
ニツケルを用いている。図7は本発明により接合する金
属部材とセラミック部材を示す縦断面図である。図7に
おいて、1はセラミック部材、12はアルミニウム合金
(例えばA6063、A1050)からなる金属部材で
ある。なお、金属部材12としては、他のアルミニウム
合金や、アルミニウム、銅を用いることもできる。接合
はセラミック部材1の端部(接合部分)1aと金属部材
12の凹部(接合部分)12aとで行なわれる。
【0018】本発明は、金属部材12に銅めっき層を形
成しない点において、第1の発明と異なっている。その
他は第1の発明と同様である。まず、図2に示すのと同
様に、セラミック部材1の端部1aの表面をメタライジ
ングし、このメタライジング層8の表面にニッケルめっ
き層9を形成し、更にその表面に銅めっき層3を形成
し、更に図8に示すように、化合物層5及びはんだめっ
き層6を形成する。これを行なう方法は、第1の発明の
場合と同様である。
【0019】一方、図9に示すように、金属部材12の
凹部12aの内面にもはんだ4からなるめっき層6bを
形成する。このめっき処理は図4に示す場合と同様に、
金属部材12を溶融されたはんだ4中に浸漬し、超音波
振動を金属部材12に加えて行なわれる。
【0020】そして、図10に示すように、セラミック
部材1のはんだめっき層6と金属部材12のはんだめっ
き層6bとを合わせ、両めっき層6、6bを溶融させる
とともにセラミック部材1又は金属部材12に超音波振
動を加えることにより、セラミック部材1と金属部材1
2とを接合させる。
【0021】以上のように、本発明の方法では、銅めっ
き層3を形成したことにより化合物層5が形成され、化
合物層5を介することによってはんだめっき層6がセラ
ミック部材1に強固に付着する。従って、はんだめっき
層6、6bを介することによってセラミック部材1と金
属部材12とがはんだ付けにより接合されることとな
る。
【0022】その他の作用効果は第1の発明と同様であ
る。即ち、はんだめっき層6の形成において、フラック
スが不要であるので、フラックスの後処理は不要であ
り、また、フラックスによってセラミック部材1や金属
部材12が腐食されることもない。また、銅めっき層3
の下層にニッケルめっき層9があるため、化合物層5は
円滑に且つ強固に接合して形成される。更に、セラミッ
ク部材1と金属部材12との接合部分が多層構造である
ので、接合時の熱応力が吸収され、接合部分に割れ等が
生じることは殆んどない。
【0023】なお、セラミック部材1と金属部材12と
を接合する際に超音波振動を加えることは必ずしも必要
ではない。
【0024】
【発明の効果】以上のように、本願の第1の発明によれ
ば、セラミック部材1、金属部材2に予め銅めっき層
3、3aを形成したので、化合物層5、5aを形成し
て、これを介することによってはんだめっき層6、6a
をセラミック部材1、金属部材2の接合部分の最表面に
強固に付着させることができる。このため、はんだめっ
き層6、6aを介することによって、セラミック部材1
と、アルミニウム及び銅を除く金属からなる金属部材2
とを、はんだ付けにより接合することができる。フラッ
クスを用いることなくはんだめっき層6、6aを形成す
ることができるので、フラックスの後処理を不要にで
き、また、フラックスによってセラミック部材1や金属
部材2が腐食されるのを防止できる。このため、作業の
簡易化、作業後のセラミック部材1や金属部材2の品質
の向上を図ることができる。なお、ニッケルははんだ4
と化合物をつくり易いので、化合物層5を円滑に且つニ
ッケルめっき層9に対して強固に接合して形成できる。
従って、これによっても、はんだめっき層6をセラミッ
ク部材1の接合部分に強固に付着させることができる。
【0025】また、セラミック部材1と金属部材2との
接合部分を、メタライジング層8、ニッケルめっき層9
等を有する多層構造とすれば、セラミック部材1と金属
部材2との熱膨張率の差に起因した熱応力が発生して
も、多層構造により吸収できることとなり、接合部分に
割れ等が生じるのを防止できる。
【0026】また、本願の第2の発明によれば、セラミ
ック部材1に予め銅めっき層3を形成したので、化合物
層5を形成して、これを介することによってはんだめっ
き層6をセラミック部材1の接合部分の最表面に強固に
付着させることができる。このため、はんだめっき層6
を介することによって、セラミック部材1と、アルミニ
ウム又は銅からなる金属部材12とを、はんだ付けによ
り接合することができる。フラックスを用いることなく
はんだめっき層6、6bを形成することができるので、
フラックスの後処理を不要にでき、また、フラックスに
よってセラミック部材1や金属部材12が腐食されるの
を防止できる。このため、作業の簡易化、作業後のセラ
ミック部材1や金属部材12の品質の向上を図ることが
できる。なお、ニッケルははんだ4と化合物をつくり易
いので、化合物層5を円滑に且つニッケルめっき層9に
対して強固に接合して形成できる。従って、これによっ
ても、はんだめっき層6をセラミック部材1の接合部分
に強固に付着させることができる。
【0027】また、セラミック部材1と金属部材12と
の接合部分を、メタライジング層8、ニッケルめっき層
9等を有する多層構造とすれば、セラミック部材1と金
属部材12との熱膨張率の差に起因した熱応力が発生し
ても、多層構造により吸収できることとなり、接合部分
に割れ等が生じるのを防止できる。
【0028】
【別の実施例】本願の第1及び第2の発明の上記各実施
例では、アルミニウム部材用のはんだを用いているが、
アルミニウム部材用のろう材の範疇に含まれるものであ
れば、はんだに限らず用いることができる。また、第1
金属としては銅を用いているが、次に列挙する金属を用
いることもできる。即ち、アルミニウム、亜鉛、鉛、ケ
イ素、カドミウム、スズ、及びこれらの1種以上を主成
分とする合金。また、第2金属としてはニッケルを用い
ているが、次に列挙する金属を用いることもできる。即
ち、コバルト、クロム、ロジウム、パラジウム、白金。
これらの場合においても、上記実施例と同様の作用効果
を奏する。即ち、上記第1金属めっき層が形成されたセ
ラミック部材の接合部分に、ろう材又ははんだを付着さ
せる際においては、次のような反応が生じると考えられ
る。即ち、上記第1金属めっき層とろう材又ははんだと
の界面においては、金属間化合物及び酸化物からなる層
が形成される。この層は超音波振動に伴なうキャビテー
ションによって剥離していき、その際に、この層中のめ
っき成分が、第2金属めっき層の表面の酸化物から酸素
を奪いながら、ろう材中又ははんだ中に拡散していく。
これにより、第2金属めっき層の表面は活性化され、ろ
う材又ははんだのぬれが生じ、第2金属めっき層の表面
には、ろう材又ははんだの成分と第2金属とからなる化
合物層が形成されるとともに、その化合物層を介してろ
う材又ははんだが強固に付着し、ろう材又ははんだから
なるめっき層が形成される。一方、アルミニウム及び銅
を除く金属部材の接合部分に上記第1金属めっき層が形
成されたものにおいて、ろう材又ははんだを付着させる
際においても、同様の反応により、ろう材又ははんだの
成分と上記金属部材の成分とからなる化合物層が形成さ
れるとともに、その化合物層を介してろう材又ははんだ
が強固に付着し、ろう材又ははんだからなるめっき層が
形成される。このような作用に基づき、金属部材とセラ
ミック部材とは、ろう材又ははんだからなるめっき層に
よりろう付け又ははんだ付けされることとなる。
【0029】また、上記各実施例では、セラミック部材
1の端部1aの表面を、まずメタライジングしている
が、メタライジングすることなくニッケルめっき層9即
ち第2金属からなるめっき層を形成してもよい。この場
合には、一般に、無電解めっき法が用いられる。
【0030】また、上記各実施例では、ニッケルめっき
層9の下層としてメタライジング層8を形成しているだ
けであるが、ニッケルめっき層9即ち第2金属からなる
めっき層の下層として、2層以上のめっき層を形成して
もよい。これによれば、接合部分はより多層構造とな
る。
【0031】また、本願の第1の発明の上記実施例で
は、金属部材2の凹部2aの内面に、直接に銅めっき層
3a即ち第1金属からなるめっき層を形成しているが、
第1金属めっき層は1層以上のめっき層を形成した後に
形成してもよい。これによれば、接合部分はより多層構
造となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願の第1の発明により接合する金属部材と
セラミック部材を示す縦断面図である。
【図2】 第1の発明の方法の第1工程を示す縦断面図
である。
【図3】 第1の発明の方法の第2工程を示す縦断面図
である。
【図4】 第1の発明の方法の第3工程を示す縦断面図
である。
【図5】 第1の発明の方法の第4工程を示す縦断面図
である。
【図6】 第1の発明の方法の第5工程を示す縦断面図
である。
【図7】 本願の第2の発明により接合する金属部材と
セラミック部材を示す縦断面図である。
【図8】 第2の発明の方法の一工程を示す縦断面図で
ある。
【図9】 第2の発明の方法の一工程を示す縦断面図で
ある。
【図10】 第2の発明の方法の一工程を示す縦断面図
である。
【符号の説明】
1 セラミック部材 1a 端部(接合部分) 2、12 金属部材 3、3a 銅めっき層 4 (アルミニウム部材用の)はんだ 5、5a 化合物層 6、6a、6b はんだめっき層 9 ニッケルめっき層

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルミニウム及び銅を除く金属部材と、
    セラミック部材とを、アルミニウム部材用のろう材又は
    はんだを用いてろう付け又ははんだ付けにより接合する
    方法であって、金属部材及びセラミック部材の各接合部
    分の最表面に、予め、第1金属からなるめっきを施して
    おき、このめっきを施した金属部材及びセラミック部材
    の各接合部分を溶融ろう材中又は溶融はんだ中に浸漬
    し、超音波振動を加えて接合部分にろう材又ははんだを
    付着させ、その後にろう付け又ははんだ付けを行なうよ
    うにしたものであり、少なくともセラミック部材におい
    ては、上記第1金属からなるめっき層は第2金属からな
    るめっき層表面に形成されており、第1金属は、銅、ア
    ルミニウム、亜鉛、鉛、ケイ素、カドミウム、スズ、及
    びこれらの1種以上を主成分とする合金、の内から任意
    に選択されるものであり、第2金属は、ニッケル、コバ
    ルト、クロム、ロジウム、パラジウム、白金の内から任
    意に選択されるものであることを特徴とする金属部材と
    セラミック部材との接合方法。
  2. 【請求項2】 アルミニウム又は銅からなる金属部材
    と、セラミック部材とを、アルミニウム部材用のろう材
    又ははんだを用いてろう付け又ははんだ付けにより接合
    する方法であって、セラミック部材の接合部分の最表面
    に、予め、第1金属からなるめっきを施しておき、この
    めっきを施したセラミック部材の接合部分を溶融ろう材
    中又は溶融はんだ中に浸漬し、超音波振動を加えて接合
    部分にろう材又ははんだを付着させ、その後にろう付け
    又ははんだ付けを行なうようにしたものであり、セラミ
    ック部材において上記第1金属からなるめっき層は第2
    金属からなるめっき層表面に形成されており、第1金属
    は、銅、アルミニウム、亜鉛、鉛、ケイ素、カドミウ
    ム、スズ、及びこれらの1種以上を主成分とする合金、
    の内から任意に選択されるものであり、第2金属は、ニ
    ッケル、コバルト、クロム、ロジウム、パラジウム、白
    金の内から任意に選択されるものであることを特徴とす
    る金属部材とセラミック部材との接合方法。
  3. 【請求項3】 第2金属からなるめっき層は、セラミッ
    ク部材の接合部分表面をメタライジングした後に形成さ
    れている請求項1又は2記載の金属部材とセラミック部
    材との接合方法。
  4. 【請求項4】 第2金属からなるめっき層は、1層以上
    形成されためっき層上に形成されている請求項1又は2
    記載の金属部材とセラミック部材との接合方法。
JP15785292A 1992-06-17 1992-06-17 金属部材とセラミック部材との接合方法 Expired - Lifetime JPH085725B2 (ja)

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