JPH0857386A - 液体の塗布方法と液体の塗布装置、及び溝検査装置 - Google Patents

液体の塗布方法と液体の塗布装置、及び溝検査装置

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JPH0857386A
JPH0857386A JP6222596A JP22259694A JPH0857386A JP H0857386 A JPH0857386 A JP H0857386A JP 6222596 A JP6222596 A JP 6222596A JP 22259694 A JP22259694 A JP 22259694A JP H0857386 A JPH0857386 A JP H0857386A
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groove
liquid
probe
deviation
component
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JP6222596A
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Takayuki Kasai
隆之 葛西
Seiichi Nozawa
清一 野沢
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】部品の溝に対して接着剤のような液体を高い信
頼性で可能な限り低コストで供給することができるこ
と。 【構成】部品の溝に液体の塗布装置から液体を塗布する
液体の塗布方法において、プローブ10で前記部品Wの
溝Gをトレースして前記部品Wの溝Gの偏位を検出し
て、前記検出した前記部品Wの溝の偏位を電気信号に変
換して処理して制御信号を作り、前記制御信号に基づい
て、前記塗布装置14からの前記液体の塗布量を制御す
る液体の塗布方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえばフェライト等
を用いた平型ロータリトランス等の部品に形成されてい
る溝に対して、接着剤のような液体を塗布するための液
体の塗布方法と液体の塗布装置及び、その溝の状態を検
査するための溝検査装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ロータリトランスは、VTRなどの回転
磁気ヘッド装置に内蔵されて、非接触で信号のやり取り
をするようになっている。ロータリトランスとしては、
たとえばフェライト等を用いた平型ロータリトランスが
ある。この平型ロータリトランスに形成された細い溝に
対して、接着剤のような液体を塗布する場合には、通常
ディスペンサーニードルを用いて接着剤を塗布する。こ
のようにディスペンサーニードルを溝内に正しく誘導し
て液体を溝内に塗布する方法としては、画像処理技術を
用いたものや、ニードルを溝に落として強引に機械的に
誘導する方法等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、画像処理技
術を用いて溝内に液体を塗布する場合には、画像処理装
置を必要とするので、コストが高い。またニードルの先
端を溝自身で誘導する方法では、ワークであるロータリ
トランスを破損してしまったり、あるいはニードルの寿
命が短く、さらには溝のセンターでの塗布が難しいとい
う問題があった。
【0004】本発明は上記課題を解消するためになされ
たものであり、部品の溝に対して接着剤のような液体を
高い信頼性で可能な限り低コストで供給することができ
る液体の塗布方法と液体の塗布装置、及び溝の検査装置
を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、第1の発明
にあっては、部品の溝に液体の塗布装置から液体を塗布
する液体の塗布方法において、プローブで前記部品の溝
をトレースして前記部品の溝の偏位を検出して、前記検
出した前記部品の溝の偏位を電気信号に変換して処理し
て制御信号を作り、前記制御信号に基づいて、前記塗布
装置からの前記液体の塗布量を制御する液体の塗布方法
により、達成される。第1の発明では、好ましくは前記
制御信号に基づいて、さらに前記塗布位置を制御する。
【0006】上記目的は、第2の発明では、部品の溝に
液体を塗布する液体の塗布装置において、前記部品の溝
をトレースして前記溝の偏位を検出するためのプローブ
と、前記プローブで検出した前記溝の偏位を電気信号に
変換して処理して、制御信号を作る制御手段と、前記制
御信号に基づいて、前記液体の塗布量が制御される液体
供給手段と、を備える液体の塗布装置により、達成され
る。第2の発明では、好ましくは前記制御信号に基づい
て、液体供給手段の位置も制御される。第2の発明で
は、好ましくは前記制御手段は、前記プローブの動きに
追従して電気信号を得るためのトランスジューサと、前
記トランスジューサからの電気信号を処理して制御信号
を作る演算回路と、を備える。第2の発明では、好まし
くは前記部品は円板状であり、円形状の前記溝が形成さ
れている。第2の発明では、好ましくは前記プローブと
前記液体供給手段は、所定の位相角度をおいて配置され
ている。
【0007】また、第3の発明では、部品の溝の位置精
度を検査する溝検査装置であり、前記溝をトレースして
前記溝の偏位を検出するプローブと、前記プローブで検
出した前記溝の偏位を電気信号に変換して処理する制御
手段と、を備える溝検査装置である。
【0008】
【作用】上記構成によれば、第1の発明では、プローブ
で部品の溝の偏位を検出して、溝の偏位を電気信号に変
換して処理して制御信号を作る。この制御信号に基づい
て、塗布装置からの液体の塗布量を制御する。これによ
り、溝の状態に合わせて適切に接着剤のような液体を塗
布することができる。
【0009】第2の発明では、制御手段が、プローブで
検出した溝の偏位を電気信号に変換して処理して制御信
号を作る。この制御信号に基づいて、液体供給手段から
の液体の塗布量が制御される。これにより、溝の状態に
合わせて適切に接着剤のような液体を塗布することがで
きる。第2の発明では、好ましくは制御信号に基づい
て、液体供給手段の位置も制御することにより、溝の状
態に合わせて、より適切に接着剤のような液体を塗布す
ることができる。前記制御手段のトランスジューサは、
好ましくはプローブの動きに追従して電気信号を得て、
演算回路がトランスジューサからの電気信号を処理して
制御信号を作るようになっている。第3の発明では、好
ましくはプローブで溝をトレースして溝の偏位を検出
し、制御手段により、プローブで検出した溝の偏位を電
気信号に変換して処理する。これにより、予め溝の特性
を検査することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基
づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施例は、
本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種
々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説
明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、
これらの態様に限られるものではない。
【0011】図1は、本発明の液体塗布装置の好ましい
実施例を示す概略構成図である。図1において、液体の
塗布装置は、部品である平型ロータリトランスWに形成
された溝Gに液体である接着剤190を塗布するための
ものである。液体の塗布装置は、プローブ10、制御手
段12、液体供給手段14、ワーク駆動部20等を有し
ている。
【0012】プローブ10は、部品である平型ロータリ
トランスWに形成された溝Gをトレースして、その溝G
の偏位を検出するためのものである。制御手段12は、
プローブ10で検出した溝Gの偏位を電気信号に変換し
て処理し、制御信号を作るためのものである。液体供給
手段14は、この制御信号に基づいて液体の塗布量及び
好ましくは塗布の位置までも制御されるようになってい
る。
【0013】プローブ10について説明する。プローブ
10は、上述したように溝(塗布溝ともいう)Gをトレ
ースする探針である。平型ロータリトランスWは、フェ
ライト等により作られており、円盤状のものでワークW
という。このプローブ10は、柔かい動きにより溝Gの
偏位を検出することができ、プローブ10からはワーク
Wに対して過大な負荷が掛らないようになっている。し
たがって、ワークWや後で述べる塗布用のニードルを損
傷するようなことがない。
【0014】平型ロータリトランス(ワーク)Wは、た
とえばVTR等の回転磁気ヘッド装置に用いられるロー
タリトランス用のコアである。このコアは、ロータコア
とステータコアからなり、ロータコアとステータコア間
で非接触で信号のやり取りをすることができるようにな
っている。ロータコア及びステータコアには、それぞれ
溝Gに対してコイルが配置されるようになっている。
【0015】プローブ10の形状は、図2と図4に示し
ている。プローブ10は、プローブチップ21aとその
先端21bを有している。プローブチップ21aは、硬
質材料、たとえば超鋼で作られており、先端21bはほ
ぼ半球状に滑らかになるような処理がなされている。こ
の先端21bは、図1のワークWの溝Gに当接して溝G
の形状に沿って摺動するようになっている。なお、その
先端21bの球状部は、溝Gの底部には当接せず、溝G
の上方の端部に当接するような大きさとすることで、そ
の球状部の中心が溝Gの開口中心線を追従することがで
きる。また先端21bの球状部を溝Gの底部に当接する
ような大きさにすることで、溝Gの底部の深さを追従で
きるようになっている。
【0016】次に、図1を参照して制御手段12につい
て説明する。図1において、制御手段12は、プローブ
操作部16、演算及び駆動アンプ18等を有している。
図1のプローブ操作部16は、図2に示すような構造に
なっている。図1のプローブ操作部16は簡略化して示
していて、図2ではプローブ操作部16を詳しく示して
いる。スライダー22は、プローブ10を好ましくは着
脱可能に保持している。スライダー22のスライド孔部
は耐摩耗のブッシュでできており、このスライド孔部に
はガイドシャフト25が摺動可能に保持されている。ガ
イドシャフト25に対して2つのバネ24Aと24Bを
配置し、スライダー22をこれらのバネ24A,24B
の間に介在させることにより、スライダー22はX方向
に釣り合った形で静止している。バネ24Aは、バネ押
さえ23によりガイドシャフト25に保持されている。
【0017】スライダー22には、スライド孔部と並行
に設けられたもう1つの孔に対して、コアロッド27A
が固定されている。このコアロッド27Aにより、スラ
イダー22は、回り止めされている。これにより、スラ
イダー22の下端面に保持されたプローブチップ21a
は、X方向の偏位のみを、X方向作動トランス2Bに伝
えるようになっている。つまりコアロッド27Aは、X
方向作動トランス2Bのロッドである。X方向作動トラ
ンス2Bは、ブロック26に対して取り付けリング37
を介して取り付けられている。取り付けリング37には
ガイドブッシュ36が配置されている。このX方向作動
トランス2Bは、横方向偏位検知用トランスともいう。
【0018】図4のダンパ36aは、ゴム状弾性部材で
できており、中心部の孔にガイドブッシュ36が印ろう
にて接着されていて、ダンパ36aの外周に対する中心
と、ガイドブッシュ36の中心とが一致するようにでき
ている。また図4のダンパ36aは、取り付けリング3
7によりX方向作動トランス2Bと中心が一致するよう
にブロック26に固定されている。X方向作動トランス
2Bとコアロッド27Aとの間に、ダンパ36aを介在
させることにより、コアロッド27Aのガイドをすると
共に、コアロッド27Aの微小振動を吸収するようにな
っている。
【0019】図2に示すように、ブロック26には2本
のガイドシャフト28,29の下端が固定されている。
これらのガイドシャフト28,29は、ベース38上の
リニアガイド33A,33BによりZ方向に摺動可能に
保持されている。図3に示すように、調整ナット31を
調整することにより、バネ30Aとバネ30Bとをバラ
ンスさせて、ベース38に対してブロック26を保持し
ている。
【0020】図2に示すように、ブロック26は上述し
たようにX方向作動トランス2B及びガイドシャフト2
5を保持していると共に、コアロッド27Bの下端が取
り付けられている。このコアロッド27Bは、Z方向作
動トランス2Aのコアロッドである。このZ方向作動ト
ランス2Aは、ベース38に取り付けられている。従っ
て、Z方向作動トランス2Aにより、ブロック26のZ
方向の偏位を検出することができるようになっている。
このZ方向作動トランス2Aは、縦方向偏位検知トラン
スともいう。Z方向作動トランス2Aは、図5に示すよ
うに液体供給手段14の送り機構150に固定されてい
る。図2のベース38には、さらにマイクロヘッド34
が設けられている。ベース38は、XYZステージ35
に対して取り付けられている。
【0021】図1のワーク駆動部20は、ワーク回転用
駆動モータ20aとロータリエンコーダ20bを有して
いる。このロータリエンコーダ20bは、ワークWの回
転角あるいは回転位置を検出するためのものである。ワ
ークWを載せたターンテーブルは、ワーク回転用駆動モ
ータ20aにより、R方向に回転するようになってい
る。
【0022】次に、図1の制御手段12の演算及び駆動
アンプ18について、図6を参照して説明する。演算及
び駆動アンプ18は、各種パルスモータを駆動制御した
り、ロータリエンコーダからの信号で回転角度に関する
信号を取り入れたり、あるいは液体供給手段14の空圧
レギュレータの制御を行い、そして液体供給手段14の
液体塗布位置及び液体の塗布量等を制御できるようにな
っている。
【0023】図1において演算及び駆動アンプ18に対
しては、上述したX方向作動トランス2BとZ方向作動
トランス2Aからの偏位信号SXとSZを入力するよう
になっている。任意の外部制御手段100からは、外部
制御信号SOを入力できるようになっている。
【0024】図6のロータリエンコーダ20bからの回
転角検出信号SRは、演算及び駆動アンプ18に入力さ
れるようになっている。
【0025】さらに、図6の演算及び駆動アンプ18
は、次のような制御対象を制御できるようになってい
る。図1の位置決め機構150は、液体供給手段14と
プローブ操作部16を、ワークW上にセットしたりある
いは退避させたりするための位置決め機構である。位置
決め機構150は、位置決めパルスモータ120,12
5と変位補正パルスモータ(偏位補正パルスモータとも
いう)130,135を有している。位置決めパルスモ
ータ120は、X軸方向の位置決め用のパルスモータで
あり、もう1つの位置決めパルスモータ125は、Z軸
方向の位置決め用のパルスモータである。変位補正パル
スモータ130はX方向の変位補正送り用のパルスモー
タであり、もう1つの変位補正パルスモータ135はZ
方向の変位補正送り用のパルスモータである。これらの
パルスモータはサーボモータであってもよい。つまり位
置決めパルスモータ120,125は、X軸とZ軸に関
する位置決め送りを行うようになっている。また変位補
正パルスモータ130,135は、X方向とZ方向の変
位補正送りを行うようになっている。
【0026】演算及び駆動アンプ18は、これらの4つ
のモータ120,125,130,135を制御するよ
うになっている。また演算及び駆動アンプ18は、ワー
ク回転用駆動モータ20aを制御できるようになってい
る。さらに演算及び駆動アンプ18は、電気制御空圧レ
ギュレータ160を制御できるようになっている。
【0027】この電気制御空圧レギュレータ160を制
御することにより、液体供給手段14の液体塗布シリン
ジ170に対して送られるエアーまたは不活性ガスの量
を調整することができるようになっている。
【0028】図1に示す演算及び駆動アンプ18の構成
を、図6においてさらに詳しく説明する。図6の演算及
び駆動アンプ18は、信号処理回路部200と、演算回
路部(CPU処理)210、サーボアンプ220,23
0を有している。X方向作動トランス2BとZ方向作動
トランス2Aに対しては、信号処理回路部200から制
御信号SCが与えられるようになっている。信号処理回
路部200は演算回路部210に接続されている。演算
回路部210は、サーボアンプ220,230に接続さ
れている。サーボアンプ220は変位補正パルスモータ
135に接続されていると共に、サーボアンプ230は
変位補正パルスモータ130に接続されている。
【0029】図1のプローブ10のプローブチップ21
aにより検出された溝Bの偏位のデータは、2つの作動
トランス2A,2Bからアナログデータとして図6の信
号処理回路部200で信号処理されて、演算回路部21
0で演算される。これにより演算回路部210は、サー
ボアンプ220,230を介して変位補正パルスモータ
130,135を駆動制御できるようになっている。な
おプローブチップ21aでの溝Gの偏位のデータの取り
込みのタイミングは、図1のワーク回転用駆動モータ2
0aのパルス数に対応して行われるようになっている。
【0030】次に図1と図7及び図8を参照して、液体
供給手段14について説明する。図1の液体供給手段1
4は、液剤シリンジ(液体塗布シリンジ)170及び液
体塗布ニードル180を有している。液剤シリンジ17
0は、位置決め機構150に対して好ましくは着脱可能
に取り付けられている。この液剤シリンジ170内に
は、液剤としての接着剤190が収容されている。この
液剤シリンジ170の下部に設けられた孔に対応して、
液剤塗布ニードル180が着脱可能に設けられている。
【0031】液剤シリンジ170の上には、エアーまた
は不活性ガス供給部195が好ましくは着脱可能に配置
されている。このエアーまたは不活性ガス供給部195
は、電気制御空圧レギュレータ160により、エアーま
たは不活性ガスの供給量が調整されるようになってい
る。このエアーまたは不活性ガスの供給量を調整するこ
とにより、液体塗布ニードル180から溝Gに対して供
給される接着剤190の量を調整することができる。図
7と図8にはこの液剤シリンジ170が示されている。
この液剤シリンジ170にはエアーまたは不活性ガス供
給部195の加圧チューブ196が接続されている。
【0032】次に、図9に示すプローブ操作部16と、
液体供給手段14のニードル180の位相角について説
明する。図9に示すように、ロータリトランスWの回転
軸CE(原点あるいは回転中心ともいう)を中心とし
て、液体供給手段14の液体塗布ニードル180と、プ
ローブ操作部16のプローブ10は、90°の角度の位
置関係を有している。このように液体塗布ニードル18
0とプローブ10が、90°位相角をもっているので、
プローブ10により検出されるデータは、次のような処
理を行う。
【0033】すなわち、プローブ10で検出した図1の
溝Gの偏位に関するデータは、図6に示す演算回路部2
10において一時溜めておき、図1のロータリエンコー
ダ20bが矢印R方向に270°回転したことを検知し
た後に、図1の演算及び駆動アンプ18は、電気制御空
圧レギュレータ160に信号を送って、液剤シリンジ1
70の液体塗布ニードル180から接着剤190を溝G
に対して供給する。
【0034】プローブ10のX方向の偏位量と、液体塗
布ニードル180のY方向の偏位量は、ロータリトラン
スWの回転軸を共通原点として、それぞれの偏位量が1
対1に対応するようになっている。またプローブ10の
Z方向の偏位量と、液体塗布ニードル180の偏位量
も、ロータリトランスWの回転軸を共通原点として1対
1に対応するようになっている。
【0035】プローブ10は、ロータリトランスWを1
回転して検出した後に、XYZステージ35により溝G
から外れて待機状態とし、さらに270°回転した後に
接着剤の塗布が開始され、塗布開始後ほぼ360°回転
した後に塗布が終了するようになっている。塗布角度
は、ロータリトランスWの逃げ孔の位置や、切り欠きの
位置、または接着剤の粘度等により異なるために、調整
可能になっている。また塗布タクトタイムをかせぐため
に、ロータリトランスWが360°まで回転する前に、
プローブ10を持ち上げて、検出と塗布動作を並行させ
ることにより、プローブ10を接着剤により汚さずに済
み、短時間での塗布が可能である。
【0036】次に図10を参照して溝の偏位の検出及び
溝に対して接着剤を塗布する作業等について説明する。
図11ないし図14は、これらの動作の手順を説明する
図である。図10と図11を参照する。図1のワーク回
転用駆動モータ20aのターンテーブルに対して、ワー
クWをセットする(ステップS1)。このワークWのタ
ーンテーブルへのセットは、たとえば自動機により行う
かまたは作業者が手動で行うことができる。作業者が手
動で行う場合には、ワークWの投入確認は作業者自身が
行い、操作スイッチ等で装置に対して応答することがで
きるようになっている。
【0037】ターンテーブルに対してワークWのセット
が完了したら(ステップS2)、図11ないし図12に
示すように、溝変位を検出するプローブ10を溝Gに対
して設定する。すなわち芯合せ及び回転機能を持つワー
クWの支持台(ターンテーブル)にワークWを投入する
と、位置決め機構150が作動して、プローブ10と液
体塗布ニードル180が塗布対象である溝Gの上に移動
される。XYZステージ35のXステージがティーチン
グ後予め組み込まれたプログラムに従って動作すること
により、プローブ10は前進して、同様にZステージが
動作することによりプローブ10が降下してワークWの
溝Gの所定の位置にセットされる。この時点で溝Gの変
位の検出準備が完了する。プローブ10からの溝Gの偏
位信号が得られたのを、図1の演算及び駆動アンプ18
が確認すれば、センサーであるプローブ10のセットが
完了する(ステップS3,S4)。
【0038】次に、図12に示すようにワークWをR方
向に回転させて、プローブ10で溝Gをトレースする。
このトレースにより得られた溝Gの偏位に関する電気信
号をもとに、図1の演算及び駆動アンプ18は、液体塗
布ニードル180の先端位置及び接着剤の吐き出し量を
制御する(ステップS5ないしS7)。図13に示すよ
うに接着剤を溝Gに対して塗布する(ステップS8)。
そして塗布操作の終了タイミングは、ワークWの回転軸
CEに連結しているロータリエンコーダ(図1参照)2
0bの出力パルス数で制御する(ステップS8)。ワー
クWを回転させた際に、プローブチップ21aにおける
データの取り込みタイミングは、ロータリエンコーダ
(図1参照)20bの出力パルス数に対応して行われ
る。図1の演算及び駆動アンプ18に対してプローブ1
0から取り込まれるデータは、溝Gの横(X軸)方向の
偏位値と溝Gの縦(Z軸)方向の偏位値であり、ロータ
リエンコーダ20bの出力値(ワークWの回転方向位置
θ)も図1の演算及び駆動アンプ18に対して取り込ま
れる。
【0039】制御対象としては、液体塗布ニードル18
0の横方向の位置(X軸)と液体塗布ニードル180の
縦方向の位置(Z軸)及び塗布液の吐き出し量である。
接着剤の塗布が完了したことを、ロータリエンコーダ2
0bの出力パスル数で確認すると(ステップS9)、次
にワークWの排出を行う。このワークWの排出は、自動
機で排出するかあるいは作業者が手動で排出する。作業
者が手動で排出する場合には、ワークWの排出確認は作
業者自身が行い、操作スイッチ等で装置に対して応答す
る。
【0040】ワークWが1回転して、塗布操作が完了す
るとワークWの回転を止めて、プローブ10と液体塗布
ニードル180をワークWから退避させてワークWを取
り出す。この様子が図14に示されている。このように
してワークWの排出完了(ステップS11)を行った
後、さらに塗布作業を継続する場合には、ステップS1
に戻り、図11のように再びワークWをセットしそして
溝の偏位の検出及びその溝の偏位の検出のデータに応じ
て溝に対して接着剤を塗布することができる。
【0041】ところで本発明は上記実施例に限定されな
い。上述した実施例では平型のロータリトランスの溝に
対して液体としての接着剤を塗布する例を示している。
しかしこれに限らず部品に形成された溝に対してたとえ
ば潤滑油や塗料等の別の液体を塗布するのにも本発明の
液体塗布装置及び液体塗布方法を適用することができ
る。また本発明の実施例では単に部品に形成された溝の
精度を判別するための溝検査装置としても応用すること
ができる。つまり上述の実施例ではニードルの位置及び
吐出量を制御するための信号は、溝をトレースしていた
ものであるが、この信号を解析表示させることで、溝の
精度を知ることができる。従って溝の仕上り精度を、こ
の溝検査装置により検査することができる。
【0042】この溝検査装置は、たとえば溝をトレース
して溝の偏位を検出するプローブと、このプローブで検
出して溝の偏位を電気信号に変換して処理する制御手段
を備えるような構成である。またプローブとニードルの
位置の違い、すなわち位相角は、演算及び駆動アンプ1
8の信号遅延時間を適宜に調整するか、塗布位置に対応
するレジスタに信号を記憶させること等の方法で補正す
ることができる。また後者の方法を拡張すれば、溝のト
レースの工程と塗布工程を分けて行うことも可能であ
る。
【0043】溝偏位センサーとしてのプローブとして
は、可動コイルまたは可動マグネットによる発電原理を
応用したものや、コンデンサの容量の偏位を利用したも
の等種々採用できるが、設計の仕様により適宜選択する
ことが可能である。また制御手段は、アナログまたはデ
ジタル、またはアナログデジタルのハイブリッド形式の
ものから適宜選択することができる。
【0044】以上説明したように、本発明の実施例で
は、取り込みデータとしては、溝の横(X軸)方向変位
値と、溝の縦(Z軸)方向の変位値と、ロータリエンコ
ーダ(ワークの回転方向位置θ)の出力値である。これ
に対して、制御対象としては、ニードルの横(X軸)方
向の位置、ニードルの縦(Y軸)方向の位置、そして塗
布液の吐き出し量である。
【0045】本発明の実施例では、仕上り精度に問題を
残すワークの塗布溝に対して接着剤やその他の種類の液
体を、ニードルで自動的に塗布することができ、信頼性
の高い液体塗布を行うことができる。しかも画像処理技
術等の高額な装置を用いないので、低コストで液体塗布
を行うことができる。また溝の偏位信号をディスプレイ
に表示したりあるいはプリンターに記録する等により、
ワークの品質(たとえば溝の蛇行や偏心等の精度)の判
別やあるいは記録機能を兼ねた装置にも転用することが
できる。電気信号を得るトランスジューサにプローブを
設け、このプローブで塗布溝をトレースして、得た溝の
変位に比例した信号を演算回路で選択して処理し、その
電気信号でニードルの位置を制御するとともにニードル
からの液体の吐き出し量を制御することで、自動的に溝
の中心に液体を均一に塗布することができる。上述した
実施例では、ワークに過大な負荷が加わらず、ワークや
ニードルの損傷事故が解消でき、信頼性が向上する。ワ
ーク溝の偏位を変換可能な電気信号で検出しているの
で、システム設計時の自由度が増し、多様な使用にも容
易に対応することができる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、部
品の溝に対して接着剤のような液体を高い信頼性で可能
な限り低コストで供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液体の塗布装置の好ましい実施例を示
す概略構成図。
【図2】図1のプローブ操作部を拡大して示す斜視図。
【図3】図2のプローブ操作部の一部を拡大して示す断
面図。
【図4】プローブ操作部及びワークとの関連を示す図。
【図5】図4の平面図。
【図6】図1の制御手段の演算及び駆動アンプの一例を
示す図。
【図7】液体供給手段とプローブ操作部及びワークの関
連を示す平面図。
【図8】図7の側面図。
【図9】液体供給手段のニードルと、プローブの位相角
について説明する図。
【図10】図1の実施例の動作例を示す図。
【図11】ワーク駆動部に対してワークを供給した状態
を示す図。
【図12】ワークを回転してプローブで溝をトレースし
ている状態を示す図。
【図13】ワークの溝に対して塗布操作の継続を示して
いる図。
【図14】ワークが1回転して塗布操作が完了し、ワー
クを取り外す状態を示す図。
【符号の説明】
10 プローブ 12 制御手段 14 液体供給手段(塗布装置) 16 プローブ操作部 18 演算及び駆動アンプ 20 ワーク駆動部 20a ワーク回転用駆動モータ 20b ロータリエンコーダ 170 液剤シリンジ 190 液体(液剤、接着剤) G 溝(塗布溝) W ワーク(部品)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01F 41/04 A

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部品の溝に液体の塗布装置から液体を塗
    布する液体の塗布方法において、 プローブで前記部品の溝をトレースして前記部品の溝の
    偏位を検出して、 前記検出した前記部品の溝の偏位を電気信号に変換して
    処理して制御信号を作り、 前記制御信号に基づいて、前記塗布装置からの前記液体
    の塗布量を制御することを特徴とする液体の塗布方法。
  2. 【請求項2】 前記制御信号に基づいて、さらに前記塗
    布位置を制御する請求項1に記載の液体の塗布方法。
  3. 【請求項3】 部品の溝に液体を塗布する液体の塗布装
    置において、 前記部品の溝をトレースして前記溝の偏位を検出するた
    めのプローブと、 前記プローブで検出した前記溝の偏位を電気信号に変換
    して処理して、制御信号を作る制御手段と、 前記制御信号に基づいて、前記液体の塗布量が制御され
    る液体供給手段と、を備えることを特徴とする液体の塗
    布装置。
  4. 【請求項4】 前記制御信号に基づいて、液体供給手段
    の位置も制御される請求項3に記載の液体の塗布装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、 前記プローブの動きに追従して電気信号を得るためのト
    ランスジューサと、 前記トランスジューサからの電気信号を処理して制御信
    号を作る演算回路と、を備える請求項3に記載の液体の
    塗布装置。
  6. 【請求項6】 前記部品は円板状であり、円形状の前記
    溝が形成されている請求項3に記載の液体の塗布装置。
  7. 【請求項7】 前記プローブと前記液体供給手段は、所
    定の位相角度をおいて配置されている請求項3に記載の
    液体の塗布装置。
  8. 【請求項8】 部品の溝の位置精度を検査する溝検査装
    置であり、 前記溝をトレースして前記溝の偏位を検出するプローブ
    と、 前記プローブで検出した前記溝の偏位を電気信号に変換
    して処理する制御手段と、を備えることを特徴とする溝
    検査装置。
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