JPH0857413A - 表面摩擦係数の小さい塗装金属板 - Google Patents
表面摩擦係数の小さい塗装金属板Info
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- JPH0857413A JPH0857413A JP19812794A JP19812794A JPH0857413A JP H0857413 A JPH0857413 A JP H0857413A JP 19812794 A JP19812794 A JP 19812794A JP 19812794 A JP19812794 A JP 19812794A JP H0857413 A JPH0857413 A JP H0857413A
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- Japan
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- resin
- metal plate
- friction coefficient
- tetrafluoroethylene resin
- tetrafluoroethylene
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 表面の滑りやすさと金属板への塗料の密着性
を共に良好にする。 【構成】 金属板との焼付密着性が良好な一種以上の樹
脂と四フッ化エチレン樹脂との混合物を主成分とし、焼
付塗装温度が四フッ化エチレン樹脂の融点よりも高い塗
料を、金属板に焼付け塗装したことを特徴とする表面摩
擦係数の小さい塗装金属板。添加した四フッ化エチレン
樹脂の大部分1は塗膜2の表面に配列して膜を形成す
る。又、塗膜の深層は四フッ化エチレン以外の樹脂成分
が支配的となり、金属板3との間には、本来の密着特性
が発揮される。
を共に良好にする。 【構成】 金属板との焼付密着性が良好な一種以上の樹
脂と四フッ化エチレン樹脂との混合物を主成分とし、焼
付塗装温度が四フッ化エチレン樹脂の融点よりも高い塗
料を、金属板に焼付け塗装したことを特徴とする表面摩
擦係数の小さい塗装金属板。添加した四フッ化エチレン
樹脂の大部分1は塗膜2の表面に配列して膜を形成す
る。又、塗膜の深層は四フッ化エチレン以外の樹脂成分
が支配的となり、金属板3との間には、本来の密着特性
が発揮される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホッパー、トラフ、シ
ュータ等、物品を表面上で滑動させて移送する装置に用
いるのに好適な表面摩擦係数の小さい塗装金属板に関す
るものである。
ュータ等、物品を表面上で滑動させて移送する装置に用
いるのに好適な表面摩擦係数の小さい塗装金属板に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、物流の自動化に伴い、ホッパー、
トラフ、シュータ等の性能が装置本体の評価を支配する
までに重要視されている。例えば、ホッパーの棚つりや
トラフでの渋滞は装置そのものの稼働率を左右する。身
近では、自動販売機のシュータの性能は販売機の大きさ
を決定する。
トラフ、シュータ等の性能が装置本体の評価を支配する
までに重要視されている。例えば、ホッパーの棚つりや
トラフでの渋滞は装置そのものの稼働率を左右する。身
近では、自動販売機のシュータの性能は販売機の大きさ
を決定する。
【0003】これらの表面の滑り易さが求められる移送
板には、潤滑性皮膜として知られているテフロン樹脂コ
ーティングを施した金属板がしばしば用いられていた。
四フッ化エチレンに代表されるテフロン樹脂は潤滑性、
耐摩耗性に優れる樹脂であるが、反面、基板に付着し難
く剥離し易い欠点があった。
板には、潤滑性皮膜として知られているテフロン樹脂コ
ーティングを施した金属板がしばしば用いられていた。
四フッ化エチレンに代表されるテフロン樹脂は潤滑性、
耐摩耗性に優れる樹脂であるが、反面、基板に付着し難
く剥離し易い欠点があった。
【0004】従来、この欠点を克服し、耐摩耗、耐食等
耐久性を向上させた移送板として、塗膜やめっき層に微
細なフッ素樹脂を含ませ、塗膜の他成分樹脂やめっき金
属によって基板との密着性を確保することが提案されて
いる。例えば、特開昭62−126009号公報には、
ポリエステル樹脂にフッ素樹脂粉末を混入分散させた被
覆層を持つ物品滑り装置が開示されており、又、特開平
5−65190号公報には、金属基板にニッケル系のめ
っきを施す際に、フッ素系樹脂の粉末や短繊維を共析さ
せた金属フッ素複合めっき層を持つ移送板が開示されて
いる。
耐久性を向上させた移送板として、塗膜やめっき層に微
細なフッ素樹脂を含ませ、塗膜の他成分樹脂やめっき金
属によって基板との密着性を確保することが提案されて
いる。例えば、特開昭62−126009号公報には、
ポリエステル樹脂にフッ素樹脂粉末を混入分散させた被
覆層を持つ物品滑り装置が開示されており、又、特開平
5−65190号公報には、金属基板にニッケル系のめ
っきを施す際に、フッ素系樹脂の粉末や短繊維を共析さ
せた金属フッ素複合めっき層を持つ移送板が開示されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これ
ら、ポリエステル樹脂にフッ素樹脂粉末を混入分散させ
た被覆層を持つものや、金属基板にニッケル系のめっき
を施す際に、フッ素系樹脂の粉末や短繊維を共析させた
ものでは、物品の滑り易さが不足し、移送板の傾斜を大
きくしなければならないと言う問題があった。
ら、ポリエステル樹脂にフッ素樹脂粉末を混入分散させ
た被覆層を持つものや、金属基板にニッケル系のめっき
を施す際に、フッ素系樹脂の粉末や短繊維を共析させた
ものでは、物品の滑り易さが不足し、移送板の傾斜を大
きくしなければならないと言う問題があった。
【0006】この問題を解決するためにこの発明は行わ
れたもので、塗膜に含まれるフッ素樹脂の潤滑特性を充
分に活用するとともに、下地の金属板との密着性に優れ
た塗膜を有する表面摩擦係数の小さい塗装金属板を提供
することを目的とする。
れたもので、塗膜に含まれるフッ素樹脂の潤滑特性を充
分に活用するとともに、下地の金属板との密着性に優れ
た塗膜を有する表面摩擦係数の小さい塗装金属板を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
の手段は、金属板との焼付密着性が良好な一種以上の樹
脂と四フッ化エチレン樹脂との混合物を主成分とし、焼
付塗装温度が四フッ化エチレン樹脂の融点よりも高い塗
料を、金属板に焼付け塗装したことを特徴とする表面摩
擦係数の小さい塗装金属板であり、好ましくは、ポリフ
ェニレンサルファイド樹脂、ポリエーテルサルフォン樹
脂、ポリアミドイミド樹脂のうち少なくとも1種類以上
の樹脂と四フッ化エチレン樹脂との混合物を主成分とす
る塗料を、金属板に焼付け塗装したことを特徴とする表
面摩擦係数の小さい塗装金属板である。
の手段は、金属板との焼付密着性が良好な一種以上の樹
脂と四フッ化エチレン樹脂との混合物を主成分とし、焼
付塗装温度が四フッ化エチレン樹脂の融点よりも高い塗
料を、金属板に焼付け塗装したことを特徴とする表面摩
擦係数の小さい塗装金属板であり、好ましくは、ポリフ
ェニレンサルファイド樹脂、ポリエーテルサルフォン樹
脂、ポリアミドイミド樹脂のうち少なくとも1種類以上
の樹脂と四フッ化エチレン樹脂との混合物を主成分とす
る塗料を、金属板に焼付け塗装したことを特徴とする表
面摩擦係数の小さい塗装金属板である。
【0008】
【作用】四フッ化エチレン樹脂の特徴は、重合体が直鎖
状で分子量が大きく、固相では各分子が整然と並び密に
重なっているため、分子間力が小さいにもかかわらず、
密度が高く安定で溶解し難く又融点も高いことである。
しかし、液相ではこの分子配列が崩れるため、四フッ化
エチレン樹脂の融点よりも高い380℃〜400℃程度
で焼き付ける耐熱樹脂塗料の場合、焼付け時に四フッ化
エチレン樹脂は粉末状から液状に変わり、塗膜の表層に
配列するようになる。この状態を図1(a)図に示す。
添加した四フッ化エチレン樹脂の大部分1は塗膜2の表
面に配列して膜を形成する。又、塗膜の深層は四フッ化
エチレン以外の樹脂成分が支配的となり、金属板3との
間には、本来の密着特性が発揮される。
状で分子量が大きく、固相では各分子が整然と並び密に
重なっているため、分子間力が小さいにもかかわらず、
密度が高く安定で溶解し難く又融点も高いことである。
しかし、液相ではこの分子配列が崩れるため、四フッ化
エチレン樹脂の融点よりも高い380℃〜400℃程度
で焼き付ける耐熱樹脂塗料の場合、焼付け時に四フッ化
エチレン樹脂は粉末状から液状に変わり、塗膜の表層に
配列するようになる。この状態を図1(a)図に示す。
添加した四フッ化エチレン樹脂の大部分1は塗膜2の表
面に配列して膜を形成する。又、塗膜の深層は四フッ化
エチレン以外の樹脂成分が支配的となり、金属板3との
間には、本来の密着特性が発揮される。
【0009】耐熱樹脂は以上のように作用するので、耐
熱樹脂に四フッ化エチレン樹脂を混合し、焼き付けた塗
膜では優れた滑り易さが得られる。
熱樹脂に四フッ化エチレン樹脂を混合し、焼き付けた塗
膜では優れた滑り易さが得られる。
【0010】耐熱樹脂としては、ポリフェニレンサルフ
ァイド樹脂、ポリエーテルサルフォン樹脂、ポリアミド
イミド樹脂のうち少なくとも1種類以上の樹脂を単独で
または複合して使用するのが好ましい。
ァイド樹脂、ポリエーテルサルフォン樹脂、ポリアミド
イミド樹脂のうち少なくとも1種類以上の樹脂を単独で
または複合して使用するのが好ましい。
【0011】これに対して、ポリエステル樹脂塗料の場
合、焼付け温度は180℃〜230℃程度であり、融点
が330℃と高い四フッ化エチレン樹脂粉末は溶解せず
固体のままである。このため、添加した四フッ化エチレ
ン樹脂粉末はそのままの形状で塗膜全体に分布する。こ
の状態を模式化して図1(b)図に示す。四フッ化エチ
レン樹脂1は、塗膜表面にその一部が現れるだけである
ために、同じ量混合しても得られる滑り易さは、耐熱樹
脂の場合よりも小さくなるのである。
合、焼付け温度は180℃〜230℃程度であり、融点
が330℃と高い四フッ化エチレン樹脂粉末は溶解せず
固体のままである。このため、添加した四フッ化エチレ
ン樹脂粉末はそのままの形状で塗膜全体に分布する。こ
の状態を模式化して図1(b)図に示す。四フッ化エチ
レン樹脂1は、塗膜表面にその一部が現れるだけである
ために、同じ量混合しても得られる滑り易さは、耐熱樹
脂の場合よりも小さくなるのである。
【0012】めっき層でも又塗膜でも、混合する四フッ
化エチレン樹脂の比率を大きくすれば、混合層の滑り易
さは向上する。
化エチレン樹脂の比率を大きくすれば、混合層の滑り易
さは向上する。
【0013】この混合比率と滑り易さとの関係を調べた
結果を図2に示す。ニッケルめっき層については太い実
線で、ポリエステル樹脂層については太い点線で、又ポ
リフェニレンサルファイド樹脂若しくはポリエーテルサ
ルフォン樹脂若しくはポリアミドイミド樹脂又はこれら
の混合物等の耐熱樹脂(以下、総称して耐熱樹脂と称
す)を主成分とする塗膜については細い実線で、各々表
示してある。
結果を図2に示す。ニッケルめっき層については太い実
線で、ポリエステル樹脂層については太い点線で、又ポ
リフェニレンサルファイド樹脂若しくはポリエーテルサ
ルフォン樹脂若しくはポリアミドイミド樹脂又はこれら
の混合物等の耐熱樹脂(以下、総称して耐熱樹脂と称
す)を主成分とする塗膜については細い実線で、各々表
示してある。
【0014】ニッケルめっき層については混合率が12
wt%までしか表示されていないが、これ以上混合するこ
とが困難なためである。そのため、十分な表面の滑り易
さが得られない。
wt%までしか表示されていないが、これ以上混合するこ
とが困難なためである。そのため、十分な表面の滑り易
さが得られない。
【0015】ポリエステル樹脂塗膜の場合、30wt%程
度までは混合率の増加に伴い滑り易さが向上するが、こ
れを超えると混合率増加の効果はなくなってしまい、結
局十分な表面の滑りやすさを得ることは不可能である。
度までは混合率の増加に伴い滑り易さが向上するが、こ
れを超えると混合率増加の効果はなくなってしまい、結
局十分な表面の滑りやすさを得ることは不可能である。
【0016】耐熱樹脂塗膜の場合には、同じ四フッ化エ
チレン樹脂の混合率であっても、滑り易さに対する効果
は最も大きく、又混合率の増加に伴い広い範囲でその効
果が増大する。
チレン樹脂の混合率であっても、滑り易さに対する効果
は最も大きく、又混合率の増加に伴い広い範囲でその効
果が増大する。
【0017】本発明に使用する実用的な金属板として、
アルミニウム又はアルミニウム合金板、ステンレス鋼
板、アルミニウムめっき鋼板、クロムめっき鋼板等が使
用できる。一般に、塗装前処理として、りん酸酸亜鉛処
理やクロム酸塩処理等金属板に応じた化成処理が施され
ているが、耐熱樹脂塗装の場合も一般の化成処理が効果
を奏する。
アルミニウム又はアルミニウム合金板、ステンレス鋼
板、アルミニウムめっき鋼板、クロムめっき鋼板等が使
用できる。一般に、塗装前処理として、りん酸酸亜鉛処
理やクロム酸塩処理等金属板に応じた化成処理が施され
ているが、耐熱樹脂塗装の場合も一般の化成処理が効果
を奏する。
【0018】又、下地との密着性、耐食性等の改善のた
めに下塗りを行うことも可能である。下塗り用塗料とし
ては耐熱樹脂塗料であれば使用可能であり、ジンククロ
メートなどの防錆顔料を含んだものでも良い。少量の四
フッ化エチレン樹脂で潤滑効果を得ようとする場合は、
下塗りを行った後薄い上塗りを行うのが得策である。顔
料は発明の塗膜に添加してもよいが、顔料の総量が塗膜
固形分の40wt% を超えないことが望ましい。又、四フ
ッ化エチレン樹脂の量は5wt% 〜50wt% が適当であ
る。四フッ化エチレン樹脂以外のフッ素系樹脂、例え
ば、パーフルオロエチレンアルコキシド(PFA)やエ
チレンテトラフルオロフルオロエチレン共重合体(ET
FE),四フッ化エチレン六フッ化プロピレン共重合体
(FEP)なども潤滑性を有するが、四フッ化エチレン
に比し若干劣る。しかし、四フッ化エチレンを超えない
量であれば、これらのフッ素系樹脂でその一部を置き換
えてもよい。
めに下塗りを行うことも可能である。下塗り用塗料とし
ては耐熱樹脂塗料であれば使用可能であり、ジンククロ
メートなどの防錆顔料を含んだものでも良い。少量の四
フッ化エチレン樹脂で潤滑効果を得ようとする場合は、
下塗りを行った後薄い上塗りを行うのが得策である。顔
料は発明の塗膜に添加してもよいが、顔料の総量が塗膜
固形分の40wt% を超えないことが望ましい。又、四フ
ッ化エチレン樹脂の量は5wt% 〜50wt% が適当であ
る。四フッ化エチレン樹脂以外のフッ素系樹脂、例え
ば、パーフルオロエチレンアルコキシド(PFA)やエ
チレンテトラフルオロフルオロエチレン共重合体(ET
FE),四フッ化エチレン六フッ化プロピレン共重合体
(FEP)なども潤滑性を有するが、四フッ化エチレン
に比し若干劣る。しかし、四フッ化エチレンを超えない
量であれば、これらのフッ素系樹脂でその一部を置き換
えてもよい。
【0019】なお、四フッ化エチレン樹脂はじめ耐熱樹
脂は化学的にも非常に安定であり、これらの樹脂に被覆
された金属板は優れた耐食性を具備する。
脂は化学的にも非常に安定であり、これらの樹脂に被覆
された金属板は優れた耐食性を具備する。
【0020】
【実施例】発明の塗装金属板の滑り易さを調べるととも
に、飲料自動販売機のシュータに適用しその性能を確認
するとともにその効果を調べた。
に、飲料自動販売機のシュータに適用しその性能を確認
するとともにその効果を調べた。
【0021】実施例1.冷延鋼板にりん酸亜鉛処理を施
した後、四フッ化エチレン樹脂を混合した耐熱樹脂塗料
を塗布し焼き付け、滑り易さを調べ従来技術と比較し
た。
した後、四フッ化エチレン樹脂を混合した耐熱樹脂塗料
を塗布し焼き付け、滑り易さを調べ従来技術と比較し
た。
【0022】滑り易さは、処理した試験板に4×4cmの
底面にクロムめっきを施した重さ200gの鋼板を載
せ、試験板を傾けて行き物品が滑り出すときの傾き角度
で判定した。詳細条件及び調査結果を表1に示す。
底面にクロムめっきを施した重さ200gの鋼板を載
せ、試験板を傾けて行き物品が滑り出すときの傾き角度
で判定した。詳細条件及び調査結果を表1に示す。
【0023】
【表1】
【0024】表中に用いた略号は次の通りである。PTF
E:四フッ化エチレン樹脂、PES :ポリエーテルサルフ
ォン樹脂、PPS :ポリフェニレンサルファイド樹脂、PA
I :ポリアミドイミド樹脂。発明の実施例では従来例に
比べ、積載物が遙に小さな傾き角度で滑り出した。
E:四フッ化エチレン樹脂、PES :ポリエーテルサルフ
ォン樹脂、PPS :ポリフェニレンサルファイド樹脂、PA
I :ポリアミドイミド樹脂。発明の実施例では従来例に
比べ、積載物が遙に小さな傾き角度で滑り出した。
【0025】実施例2.多くの自動販売機は図3(a)
図に示すように、本体ケース5の前面に前扉6を備え、
この前扉6に販売スイッチ7、硬貨投入口8等と共に商
品取り出し口9が設置されている。自動販売機の商品貯
蔵室から取り出し口までの商品の搬出ルートは図3
(b)図に示す様に、本体ケース内には断熱壁によりか
つ前面に内扉を設けた商品貯蔵室が区画形成され、この
貯蔵室内に搬出機構を有する商品ラック10が設置され
ている。内扉にはフラッパ11が吊り下げ設置され商品
通路となっている。また、商品ラック10の下方に傾き
角度θが30度程度に傾斜したシュータ12が設置され
ている。13が商品で、商品取り出し口9には取り出し
扉14が設置され、また、商品取り出し口にはその下方
に箱型に商品受け15が配設されている。商品13は硬
貨挿入で発生する販売信号により商品ラック10から落
下搬出され、シュータ12上を滑りながら移動し、フラ
ッパ11を押し上げ商品通路を通り抜けて商品受け14
に送り出される。この様な機構によりお客は取り出し扉
14をあけて商品取り出し口9から手を差し込み商品1
3を取り出すことができる。
図に示すように、本体ケース5の前面に前扉6を備え、
この前扉6に販売スイッチ7、硬貨投入口8等と共に商
品取り出し口9が設置されている。自動販売機の商品貯
蔵室から取り出し口までの商品の搬出ルートは図3
(b)図に示す様に、本体ケース内には断熱壁によりか
つ前面に内扉を設けた商品貯蔵室が区画形成され、この
貯蔵室内に搬出機構を有する商品ラック10が設置され
ている。内扉にはフラッパ11が吊り下げ設置され商品
通路となっている。また、商品ラック10の下方に傾き
角度θが30度程度に傾斜したシュータ12が設置され
ている。13が商品で、商品取り出し口9には取り出し
扉14が設置され、また、商品取り出し口にはその下方
に箱型に商品受け15が配設されている。商品13は硬
貨挿入で発生する販売信号により商品ラック10から落
下搬出され、シュータ12上を滑りながら移動し、フラ
ッパ11を押し上げ商品通路を通り抜けて商品受け14
に送り出される。この様な機構によりお客は取り出し扉
14をあけて商品取り出し口9から手を差し込み商品1
3を取り出すことができる。
【0026】このような自動販売機のシュータを移送板
で作り、その傾き角度を15度として商品の動作を調べ
た。用いた移送板の詳細及び調べた結果を表2に示す。
で作り、その傾き角度を15度として商品の動作を調べ
た。用いた移送板の詳細及び調べた結果を表2に示す。
【0027】
【表2】
【0028】この発明の実施例では、商品がシュータ内
に停滞したり、詰まるようなことは起こらなかった。し
かし、従来使用されている四フッ化エチレン樹脂を共析
させたニッケルめっき(Ni−PTFE)鋼板や四フッ
化エチレン樹脂混合ポリエステル塗装鋼板で形成したシ
ュータでは商品がシュータ内に詰まり、商品取り出し口
まで達しないことが多発した。
に停滞したり、詰まるようなことは起こらなかった。し
かし、従来使用されている四フッ化エチレン樹脂を共析
させたニッケルめっき(Ni−PTFE)鋼板や四フッ
化エチレン樹脂混合ポリエステル塗装鋼板で形成したシ
ュータでは商品がシュータ内に詰まり、商品取り出し口
まで達しないことが多発した。
【0029】この発明の塗装移送板を用いることによっ
て、自動販売機のシュータの傾き角度を15度とするこ
とができ、その分商品ラックの商品段数を増すことが可
能となった。この場合、段数を15%増すことによって
商品ラックの奥行きを1列分減ずることができ、その分
自動販売機の奥行きが減じ、従来から社会問題となって
いた自動販売機の道路へのはみ出しを防ぐことができ
た。
て、自動販売機のシュータの傾き角度を15度とするこ
とができ、その分商品ラックの商品段数を増すことが可
能となった。この場合、段数を15%増すことによって
商品ラックの奥行きを1列分減ずることができ、その分
自動販売機の奥行きが減じ、従来から社会問題となって
いた自動販売機の道路へのはみ出しを防ぐことができ
た。
【0030】
【発明の効果】上述したように、本発明による塗装金属
板は、表面の滑り易さと金属板への塗料の密着性が共に
良好なので、ホッパー、トラフ、シュート等に使用した
場合に、小さな傾き角度で物品を滑らせて移動すること
ができ、無駄な空間を省くことを可能となる等の効果が
ある。
板は、表面の滑り易さと金属板への塗料の密着性が共に
良好なので、ホッパー、トラフ、シュート等に使用した
場合に、小さな傾き角度で物品を滑らせて移動すること
ができ、無駄な空間を省くことを可能となる等の効果が
ある。
【図1】この発明の作用を説明する塗装金属板の断面図
である。
である。
【図2】四フッ化エチレン樹脂の混合率と滑り易さとの
関係を示す図である。
関係を示す図である。
【図3】発明の一実施例である自動販売機とシュータの
概念図である。
概念図である。
1 四フッ化エチレン樹脂 2 塗膜 3 金属板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 秦野 浩 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 大村 雅紀 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 伊藤 三郎 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 金属板との焼付密着性が良好な一種以上
の樹脂と四フッ化エチレン樹脂との混合物を主成分と
し、焼付塗装温度が四フッ化エチレン樹脂の融点よりも
高い塗料を、金属板に焼付け塗装したことを特徴とする
表面摩擦係数の小さい塗装金属板。 - 【請求項2】 ポリフェニレンサルファイド樹脂、ポリ
エーテルサルフォン樹脂、ポリアミドイミド樹脂のうち
少なくとも1種類以上の樹脂と四フッ化エチレン樹脂と
の混合物を主成分とする塗料を、金属板に焼付け塗装し
たことを特徴とする表面摩擦係数の小さい塗装金属板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19812794A JPH0857413A (ja) | 1994-08-23 | 1994-08-23 | 表面摩擦係数の小さい塗装金属板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19812794A JPH0857413A (ja) | 1994-08-23 | 1994-08-23 | 表面摩擦係数の小さい塗装金属板 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0857413A true JPH0857413A (ja) | 1996-03-05 |
Family
ID=16385906
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19812794A Pending JPH0857413A (ja) | 1994-08-23 | 1994-08-23 | 表面摩擦係数の小さい塗装金属板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0857413A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1724884A1 (en) * | 2005-05-19 | 2006-11-22 | OpNext Japan, Inc. | Pluggable module and cage |
| EP2739811A4 (en) * | 2011-08-05 | 2015-10-07 | Baker Hughes Inc | COMPOSITIONS, METHOD OF COATING DRILLING TOOLS COMPRISING THESE COMPOSITIONS, AND DRILLING TOOLS COATED THEREwith |
| JP2019209657A (ja) * | 2018-06-08 | 2019-12-12 | 古河電気工業株式会社 | 絶縁樹脂被覆金属基材、絶縁樹脂被覆金属基材の製造方法、並びに、電気電子部品及び接点部品 |
-
1994
- 1994-08-23 JP JP19812794A patent/JPH0857413A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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