JPH0857680A - クリームはんだ組成物及びそれを用いたはんだ付け方法 - Google Patents
クリームはんだ組成物及びそれを用いたはんだ付け方法Info
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- JPH0857680A JPH0857680A JP6195210A JP19521094A JPH0857680A JP H0857680 A JPH0857680 A JP H0857680A JP 6195210 A JP6195210 A JP 6195210A JP 19521094 A JP19521094 A JP 19521094A JP H0857680 A JPH0857680 A JP H0857680A
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- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistors
- H05K3/32—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistors electrically connecting electric components or wires to printed circuits
- H05K3/34—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistors electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
- H05K3/3465—Application of solder
- H05K3/3485—Application of solder paste, slurry or powder
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- Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 濡れ性に優れるとともに接合部の機械的強度
においても優れているクリームはんだ組成物及びそれを
用いたはんだ付け方法を提供する。 【構成】 本発明に係るクリームはんだ組成物は、加熱
前の金属粉末が、63Sn/37Pb組成の金属粉末を
主成分とするSn/Pb/Bi組成の金属粉末との混合
体もしくは二層状態とし、加熱溶融後の合金組成として
Biを0.1〜8%含むようにしている。これにより、
溶融後の全体量に占めるBi量の割合を低く抑えること
ができるため63Sn/37Pbの特性である優れた機
械的強度を低下させることがないとともに、Sn/Pb
/Biの特性である溶融時の良好な濡れ性を損なうこと
がない。
においても優れているクリームはんだ組成物及びそれを
用いたはんだ付け方法を提供する。 【構成】 本発明に係るクリームはんだ組成物は、加熱
前の金属粉末が、63Sn/37Pb組成の金属粉末を
主成分とするSn/Pb/Bi組成の金属粉末との混合
体もしくは二層状態とし、加熱溶融後の合金組成として
Biを0.1〜8%含むようにしている。これにより、
溶融後の全体量に占めるBi量の割合を低く抑えること
ができるため63Sn/37Pbの特性である優れた機
械的強度を低下させることがないとともに、Sn/Pb
/Biの特性である溶融時の良好な濡れ性を損なうこと
がない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はクリームはんだに関
し、特に63Sn/37Pb組成の金属粉末を主に含ん
でなるクリームはんだの濡れ性を改善するための技術に
関する。
し、特に63Sn/37Pb組成の金属粉末を主に含ん
でなるクリームはんだの濡れ性を改善するための技術に
関する。
【0002】
【従来の技術】プリント配線板、IC等の半導体素子の
表面実装を行うにあたり、個々の構成素子を接合する技
術は極めて重要な役割を担っている。特にLSI基板の
集積度を上げ高密度実装を可能にするには、マイクロソ
ルダリング(微小部分のはんだ付け)技術の向上が不可
欠となっている。
表面実装を行うにあたり、個々の構成素子を接合する技
術は極めて重要な役割を担っている。特にLSI基板の
集積度を上げ高密度実装を可能にするには、マイクロソ
ルダリング(微小部分のはんだ付け)技術の向上が不可
欠となっている。
【0003】そして、微小な半導体部品を回路基板上の
定位置に正確に装着する方法としては、一般にクリーム
はんだを用いる方法が知られている。即ち、印刷法によ
り回路基板上に所望のパターンで付着させたクリームは
んだの粘性と表面張力を利用することによって、半導体
部品を固定し、その後、熱風、赤外線等で加熱して微細
部品のはんだ付けを行なうようにしている。そのため、
このようなクリームはんだに関し、低いリフロー温度、
良好な濡れ性、及び冷却固化後の接合強度等、作業性や
信頼性に対する要求が益々高度化してきている。
定位置に正確に装着する方法としては、一般にクリーム
はんだを用いる方法が知られている。即ち、印刷法によ
り回路基板上に所望のパターンで付着させたクリームは
んだの粘性と表面張力を利用することによって、半導体
部品を固定し、その後、熱風、赤外線等で加熱して微細
部品のはんだ付けを行なうようにしている。そのため、
このようなクリームはんだに関し、低いリフロー温度、
良好な濡れ性、及び冷却固化後の接合強度等、作業性や
信頼性に対する要求が益々高度化してきている。
【0004】一般に、クリームはんだは、金属粉末状の
はんだを粘性の高いフラックスに混ぜ合わせてクリーム
状にしたものである。その金属粉末としては、例えば6
3Sn/37Pb組成の共晶はんだが広く使用されてい
る。
はんだを粘性の高いフラックスに混ぜ合わせてクリーム
状にしたものである。その金属粉末としては、例えば6
3Sn/37Pb組成の共晶はんだが広く使用されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
従来のクリームはんだにおいては、濡れ性及び接合強度
の信頼性という二つの特性がかならずしも両立しないと
いう問題があった。即ち、例えば、上記したような63
Sn/37Pb共晶はんだは接合部の機械的強度におい
て優れているものの、条件によっては濡れ性やその広が
り性が十分とはいえず、また場合によってはブリッジを
生じることが多いという問題がある。濡れ性改良のた
め、いくつかの活性剤を添加する事によりある程度の改
善は期待できるが、基本的には使用する合金の特性以上
のものを得ることはできない。又、フラックス残渣によ
る腐食の問題から、活性剤として使用できる材料は限定
されてしまうのが実情である。
従来のクリームはんだにおいては、濡れ性及び接合強度
の信頼性という二つの特性がかならずしも両立しないと
いう問題があった。即ち、例えば、上記したような63
Sn/37Pb共晶はんだは接合部の機械的強度におい
て優れているものの、条件によっては濡れ性やその広が
り性が十分とはいえず、また場合によってはブリッジを
生じることが多いという問題がある。濡れ性改良のた
め、いくつかの活性剤を添加する事によりある程度の改
善は期待できるが、基本的には使用する合金の特性以上
のものを得ることはできない。又、フラックス残渣によ
る腐食の問題から、活性剤として使用できる材料は限定
されてしまうのが実情である。
【0006】このため、より優れた濡れ性を確保するた
めBiを添加した46Sn/46Pb/8Bi組成のも
の(特開平1−24599号公報参照)が提案されてい
る。この46Sn/46Pb/8Biはんだは、Bi含
有量を8wt%とすることによって良好な濡れ性及びそ
の広がり性と130〜192℃の低い融点を実現してい
るが、Bi添加により硬化・脆化し、接合強度が63S
n/37Pb共晶はんだよりも低下するという不具合が
ある。
めBiを添加した46Sn/46Pb/8Bi組成のも
の(特開平1−24599号公報参照)が提案されてい
る。この46Sn/46Pb/8Biはんだは、Bi含
有量を8wt%とすることによって良好な濡れ性及びそ
の広がり性と130〜192℃の低い融点を実現してい
るが、Bi添加により硬化・脆化し、接合強度が63S
n/37Pb共晶はんだよりも低下するという不具合が
ある。
【0007】本発明はこのような従来の技術に着目して
なされたものであり、63Sn/37Pb共晶はんだの
金属粉末を用いたクリームはんだ組成物について、接合
強度のみならず濡れ性においても優れているクリームは
んだ組成物及びそれを用いたはんだ付け方法を提供する
ことを目的とする。
なされたものであり、63Sn/37Pb共晶はんだの
金属粉末を用いたクリームはんだ組成物について、接合
強度のみならず濡れ性においても優れているクリームは
んだ組成物及びそれを用いたはんだ付け方法を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、加熱前の金属粉末組成が63Sn/37Pb
組成の金属粉末とSn/Pb/Bi合金組成の金属粉末
との混合体であり、加熱溶融後の合金組成としてBiを
0.1〜8%含むクリームはんだ組成物とし、そしてこ
のクリームはんだ組成物を用いて行なうはんだ付け方法
としている。
するため、加熱前の金属粉末組成が63Sn/37Pb
組成の金属粉末とSn/Pb/Bi合金組成の金属粉末
との混合体であり、加熱溶融後の合金組成としてBiを
0.1〜8%含むクリームはんだ組成物とし、そしてこ
のクリームはんだ組成物を用いて行なうはんだ付け方法
としている。
【0009】さらに本発明は、63Sn/37Pb組成
の金属粉末の表面に、Sn/Pb/Bi金属粉末を施し
た二層金属を用いたクリームはんだによって行なうはん
だ付け方法としている。
の金属粉末の表面に、Sn/Pb/Bi金属粉末を施し
た二層金属を用いたクリームはんだによって行なうはん
だ付け方法としている。
【0010】なお、本発明のクリームはんだ組成物は、
63Sn/37Pbはんだのリフロー温度である210
〜230℃で加熱溶融するものであり、また混合する粉
末の組成としてはSn/Pb金属粉末、Sn/Pb/B
i金属粉末のみに限定されるものではなく、Ag、C
u、Sb等を補助成分として含むことができる。
63Sn/37Pbはんだのリフロー温度である210
〜230℃で加熱溶融するものであり、また混合する粉
末の組成としてはSn/Pb金属粉末、Sn/Pb/B
i金属粉末のみに限定されるものではなく、Ag、C
u、Sb等を補助成分として含むことができる。
【0011】
【作用】Biを添加するのは、はんだの濡れ性を向上さ
せるためであるが、Biを添加することは同時に冷却固
化後における接合部の機械的強度低下にもつながるた
め、その添加量は実用的な強度を損なわない程度にでき
るだけ少量に抑えることが好ましい。一般的には、一定
の濡れ性を確保し、且つ実用上支障をきたさない程度に
強度低下を抑えるBi添加量は3%以下とされている。
本発明は、加熱溶融後の合金組成としてBiを0.1〜
8%、好ましくは0.1〜5%、さらに好ましくは0.
8〜3%含有するものとしている。Bi含有量を0.1
〜8%としたのは、0.1%より少ないと濡れ性、特に
その広がり性が小さくなるためであり、8%より多いと
機械的強度の低下につながるためである。
せるためであるが、Biを添加することは同時に冷却固
化後における接合部の機械的強度低下にもつながるた
め、その添加量は実用的な強度を損なわない程度にでき
るだけ少量に抑えることが好ましい。一般的には、一定
の濡れ性を確保し、且つ実用上支障をきたさない程度に
強度低下を抑えるBi添加量は3%以下とされている。
本発明は、加熱溶融後の合金組成としてBiを0.1〜
8%、好ましくは0.1〜5%、さらに好ましくは0.
8〜3%含有するものとしている。Bi含有量を0.1
〜8%としたのは、0.1%より少ないと濡れ性、特に
その広がり性が小さくなるためであり、8%より多いと
機械的強度の低下につながるためである。
【0012】本発明によるクリームはんだ組成物は、加
熱前の金属粉末組成を、例えば従来から使用されている
63Sn/37Pb組成の金属粉末と46Sn/46P
b/8Bi組成の金属粉末との混合状態としておき、は
んだ付け時に加熱溶融して三元合金の状態にするもので
あるため、全体量に占めるBi量の割合を低く抑えるこ
とができ、したがって63Sn/37Pb組成の特性で
ある機械的接合強度を低下させることがない。それと同
時に、溶融する際には8Bi添加の特性である優れた濡
れ性を発揮する。そしてこの濡れ性は他方では表面張力
が小さく、濡れ角が小さい(0°〜90°)ことを意味
し、ブリッジ等の発生が少なくはんだの切れが良好であ
るという特性を発揮することができるものである。
熱前の金属粉末組成を、例えば従来から使用されている
63Sn/37Pb組成の金属粉末と46Sn/46P
b/8Bi組成の金属粉末との混合状態としておき、は
んだ付け時に加熱溶融して三元合金の状態にするもので
あるため、全体量に占めるBi量の割合を低く抑えるこ
とができ、したがって63Sn/37Pb組成の特性で
ある機械的接合強度を低下させることがない。それと同
時に、溶融する際には8Bi添加の特性である優れた濡
れ性を発揮する。そしてこの濡れ性は他方では表面張力
が小さく、濡れ角が小さい(0°〜90°)ことを意味
し、ブリッジ等の発生が少なくはんだの切れが良好であ
るという特性を発揮することができるものである。
【0013】なお、本発明はBi合金添加による融点の
低下を目的とするものではなく、Bi合金の特異的な濡
れ性を利用した一種の濡れ促進剤としてBi合金を混合
するものである。したがって配合する合金は63Sn/
37Pb組成に限定されず、他のぬれ性に乏しい合金、
例えば96.5Sn/3.5Agと組み合わせた場合、
高融点でありながら濡れ性の良いクリームはんだを得る
ことができる。
低下を目的とするものではなく、Bi合金の特異的な濡
れ性を利用した一種の濡れ促進剤としてBi合金を混合
するものである。したがって配合する合金は63Sn/
37Pb組成に限定されず、他のぬれ性に乏しい合金、
例えば96.5Sn/3.5Agと組み合わせた場合、
高融点でありながら濡れ性の良いクリームはんだを得る
ことができる。
【0014】さらに、63Sn/37Pb組成の金属粉
末の表面にSn/Pb/Bi組成の金属を施した二層金
属粉末を用いることで、先にSn/Pb/Bi金属が溶
融し、その後63Sn/37Pb金属粉末が溶融すると
いう2段階の溶融挙動によってSn/Pb/Bi金属の
特性を引き出す事が可能となる。また、二層金属粉末を
形成する際、63Sn/37Pb組成の金属粉末にSn
/Pb/Bi金属粉末をコーティングするについては、
後述するような機械的方法により容易に行うことがで
き、厚みのコントロールも容易である。
末の表面にSn/Pb/Bi組成の金属を施した二層金
属粉末を用いることで、先にSn/Pb/Bi金属が溶
融し、その後63Sn/37Pb金属粉末が溶融すると
いう2段階の溶融挙動によってSn/Pb/Bi金属の
特性を引き出す事が可能となる。また、二層金属粉末を
形成する際、63Sn/37Pb組成の金属粉末にSn
/Pb/Bi金属粉末をコーティングするについては、
後述するような機械的方法により容易に行うことがで
き、厚みのコントロールも容易である。
【0015】
【実施例】以下、本発明を実施例により更に詳細に説明
する。図1は、63Sn/37Pb組成の金属粉末と4
6Sn/46Pb/8Bi組成の金属粉末を粉末状態で
混合して加熱した時の各粉末の溶融挙動を表したグラフ
である。Aは63Sn/37Pb組成の金属粉末の状態
を示し、Bは46Sn/46Pb/8Bi組成の金属粉
末の状態を示す。Cは加熱炉の温度プロファイルを示
す。領域Eは63Sn/37Pb組成の金属粉末が溶融
状態であることを示し、領域Fは46Sn/46Pb/
8Bi組成の金属粉末が溶融状態であることを示す。こ
のグラフからわかるように、加熱してから約2分後に4
6Sn/46Pb/8Bi金属粉末が、そして約2.5
分後に63Sn/37Pb金属粉末が溶けはじめる。そ
の後拡散濡れと双方の粉末の液相化が進み、165℃付
近で粒子の大半が相互に融着する。そして、3分後18
3℃でSn−Pb共晶結晶やα固溶体の溶融が始まり、
その後冷却固化によって本発明による3元合金が晶出す
る。
する。図1は、63Sn/37Pb組成の金属粉末と4
6Sn/46Pb/8Bi組成の金属粉末を粉末状態で
混合して加熱した時の各粉末の溶融挙動を表したグラフ
である。Aは63Sn/37Pb組成の金属粉末の状態
を示し、Bは46Sn/46Pb/8Bi組成の金属粉
末の状態を示す。Cは加熱炉の温度プロファイルを示
す。領域Eは63Sn/37Pb組成の金属粉末が溶融
状態であることを示し、領域Fは46Sn/46Pb/
8Bi組成の金属粉末が溶融状態であることを示す。こ
のグラフからわかるように、加熱してから約2分後に4
6Sn/46Pb/8Bi金属粉末が、そして約2.5
分後に63Sn/37Pb金属粉末が溶けはじめる。そ
の後拡散濡れと双方の粉末の液相化が進み、165℃付
近で粒子の大半が相互に融着する。そして、3分後18
3℃でSn−Pb共晶結晶やα固溶体の溶融が始まり、
その後冷却固化によって本発明による3元合金が晶出す
る。
【0016】上記の混合粉末とフラックスとを混合して
クリームはんだを得、このクリームはんだを用いてリフ
ロー温度220℃ではんだ付けを行い、その濡れ性と接
合強度において試験を行なった。その際の各金属粉末の
混合比とその各々の成分比、及びその結果を以下の表1
に示す。なお、濡れ性の試験方法としては、試料を15
0μmメタルマスクで300〜420μm巾にパターン
に対して垂直に一文字印刷し、0.5mmピッチQFP
パッケージを搭載してリフロー後のブリッジ数で評価し
た。接合強度の試験方法としては、上記QFPパッケー
ジのモールド樹脂とリードピンをカッターで切断後、各
リードピンにワイヤーを引っかけ50mm/minの速
度で引っ張り、破断した時の応力を測定した。
クリームはんだを得、このクリームはんだを用いてリフ
ロー温度220℃ではんだ付けを行い、その濡れ性と接
合強度において試験を行なった。その際の各金属粉末の
混合比とその各々の成分比、及びその結果を以下の表1
に示す。なお、濡れ性の試験方法としては、試料を15
0μmメタルマスクで300〜420μm巾にパターン
に対して垂直に一文字印刷し、0.5mmピッチQFP
パッケージを搭載してリフロー後のブリッジ数で評価し
た。接合強度の試験方法としては、上記QFPパッケー
ジのモールド樹脂とリードピンをカッターで切断後、各
リードピンにワイヤーを引っかけ50mm/minの速
度で引っ張り、破断した時の応力を測定した。
【0017】
【表1】
【0018】結果として、はんだ濡れ性に関しては単純
にBiを配合した合金特性を有しながら、強度は最終合
金の特性を有しているという良好な結果が得られた。
にBiを配合した合金特性を有しながら、強度は最終合
金の特性を有しているという良好な結果が得られた。
【0019】次に、63Sn/37Pb組成の金属粉末
表面に、Sn/Pb/Bi金属粉末を施した二層金属粉
末を使用するはんだ付け方法について説明する。図2に
示すように、直径20〜45μmの63Sn/37Pb
金属粉末1の表面に、粒径0.1〜5μmのSn/Pb
/Bi金属粉末2をまぶすようにして付着させることに
より二層金属粉末3を得ることができる。この例では、
Sn/Pb/Bi金属粉末2を付着させるための装置と
して「ハイブリダイゼーションシステム」(株式会社奈
良機械製作所製)を使用している。すなわち、この装置
は、回転する回転機の中で63Sn/37Pb金属粉末
1の表面にSn/Pb/Bi金属粉末2を衝突させて機
械的に付着させるものである。そして、この回転をさら
に所定時間続けることによりSn/Pb/Bi金属粉末
2を平坦化および平滑化し、厚さが実質的に均一な表面
層4を有する二層金属粉末3を得るようにしている〔図
3参照〕。表面層6の厚さのコントロールは、Sn/P
b/Bi金属粉末2の衝突速度や粒径を適宜調整ないし
選択することにより容易に行うことができ、これによ
り、最終合金中のBi含有量を、本発明が意図するよう
な約0.1〜8%の範囲とすることが可能になる。
表面に、Sn/Pb/Bi金属粉末を施した二層金属粉
末を使用するはんだ付け方法について説明する。図2に
示すように、直径20〜45μmの63Sn/37Pb
金属粉末1の表面に、粒径0.1〜5μmのSn/Pb
/Bi金属粉末2をまぶすようにして付着させることに
より二層金属粉末3を得ることができる。この例では、
Sn/Pb/Bi金属粉末2を付着させるための装置と
して「ハイブリダイゼーションシステム」(株式会社奈
良機械製作所製)を使用している。すなわち、この装置
は、回転する回転機の中で63Sn/37Pb金属粉末
1の表面にSn/Pb/Bi金属粉末2を衝突させて機
械的に付着させるものである。そして、この回転をさら
に所定時間続けることによりSn/Pb/Bi金属粉末
2を平坦化および平滑化し、厚さが実質的に均一な表面
層4を有する二層金属粉末3を得るようにしている〔図
3参照〕。表面層6の厚さのコントロールは、Sn/P
b/Bi金属粉末2の衝突速度や粒径を適宜調整ないし
選択することにより容易に行うことができ、これによ
り、最終合金中のBi含有量を、本発明が意図するよう
な約0.1〜8%の範囲とすることが可能になる。
【0020】なお、表面層4として46Sn/46Pb
/8Bi金属を用いた場合の表面層4の厚さtについて
は、以下(1)〜(3)の式により導きだすことができ
る。
/8Bi金属を用いた場合の表面層4の厚さtについて
は、以下(1)〜(3)の式により導きだすことができ
る。
【0021】
【数1】
【0022】これらの式から、表面層4の組成を46S
n/46Pb/8Bi、R1 =22・5μmとしたとき
の、表面層4の厚さtと最終合金中のBi%との関係の
主な例をあげると、次のようになる。
n/46Pb/8Bi、R1 =22・5μmとしたとき
の、表面層4の厚さtと最終合金中のBi%との関係の
主な例をあげると、次のようになる。
【0023】
【数2】
【0024】すなわち、表面層4として46Sn/46
Pb/8Biを用いた場合、溶融後の最終合金中のBi
%を0.1〜5%とするには、表面層4の厚さtを0.
1〜8.5μmとすればよいことがわかる。
Pb/8Biを用いた場合、溶融後の最終合金中のBi
%を0.1〜5%とするには、表面層4の厚さtを0.
1〜8.5μmとすればよいことがわかる。
【0025】そしてこの二層金属粉末3とフラックスと
を混合してなるクリームはんだを得、このクリームはん
だを用いてはんだ付けを行った場合の濡れ性及び接合強
度について上記と同様の試験を行った。その結果を以下
の表2に示す。なお、接合強度の評価については、19
0〔gf〕以上を実用的な強度とした。
を混合してなるクリームはんだを得、このクリームはん
だを用いてはんだ付けを行った場合の濡れ性及び接合強
度について上記と同様の試験を行った。その結果を以下
の表2に示す。なお、接合強度の評価については、19
0〔gf〕以上を実用的な強度とした。
【0026】
【表2】
【0027】また、フラックスを塗布した後、さらにそ
の上に二層金属粉末3を付着させてはんだ付けを行った
場合についても〔表2〕と同様の結果が得られた。
の上に二層金属粉末3を付着させてはんだ付けを行った
場合についても〔表2〕と同様の結果が得られた。
【0028】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明に係る
クリームはんだ組成物及びそれを用いたはんだ付け方法
は、63Sn/37Pb組成の金属粉末とSn/Pb/
Bi組成の金属粉末を混合状態もしくは二層状態として
おき、その後溶融するものであるため、全体量に占める
Bi量の割合を低く抑えることができ、そのため63S
n/37Pbの特性である優れた機械的強度を低下させ
ることがないとともに、Sn/Pb/Biの特性である
溶融時の良好な濡れ性、特にその広がり性をも損なうこ
とがないという効果がある。そしてまたSn/Pb/B
iの特性によって、ブリッジ等が生じにくくなるととも
に、はんだの切れも良くなるという効果がある。
クリームはんだ組成物及びそれを用いたはんだ付け方法
は、63Sn/37Pb組成の金属粉末とSn/Pb/
Bi組成の金属粉末を混合状態もしくは二層状態として
おき、その後溶融するものであるため、全体量に占める
Bi量の割合を低く抑えることができ、そのため63S
n/37Pbの特性である優れた機械的強度を低下させ
ることがないとともに、Sn/Pb/Biの特性である
溶融時の良好な濡れ性、特にその広がり性をも損なうこ
とがないという効果がある。そしてまたSn/Pb/B
iの特性によって、ブリッジ等が生じにくくなるととも
に、はんだの切れも良くなるという効果がある。
【図1】二種類の金属粉末を混合して加熱した時の溶融
挙動を示すグラフ。
挙動を示すグラフ。
【図2】本発明の二層金属粉末の一実施例を示す概略断
面図。
面図。
1 63Sn/37Pb金属粉末 2 Sn/Pb/Bi金属粉末 3 二層合金 4 表面層
Claims (3)
- 【請求項1】 63Sn/37PbまたはSn/Pb/
Bi組成の金属粉末を含有し、63Sn/37Pbはん
だのリフロー温度で加熱溶融するクリームはんだ組成物
において、 加熱前の金属粉末が、63Sn/37Pb組成の金属粉
末を主成分とするSn/Pb/Bi組成の金属粉末との
混合体であり、加熱溶融後の合金組成としてBiを0.
1〜8%含むことを特徴とするクリームはんだ組成物。 - 【請求項2】 母材表面に、請求項1記載のクリームは
んだ組成物を施すはんだ付け方法。 - 【請求項3】 63Sn/37Pb組成の金属粉末表面
にSn/Pb/Bi金属を施した二層金属粉末を使用す
る請求項2記載のはんだ付け方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6195210A JPH0857680A (ja) | 1994-08-19 | 1994-08-19 | クリームはんだ組成物及びそれを用いたはんだ付け方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6195210A JPH0857680A (ja) | 1994-08-19 | 1994-08-19 | クリームはんだ組成物及びそれを用いたはんだ付け方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0857680A true JPH0857680A (ja) | 1996-03-05 |
Family
ID=16337294
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6195210A Pending JPH0857680A (ja) | 1994-08-19 | 1994-08-19 | クリームはんだ組成物及びそれを用いたはんだ付け方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0857680A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997000753A1 (en) * | 1995-06-20 | 1997-01-09 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Solder, and soldered electronic component and electronic circuit board |
-
1994
- 1994-08-19 JP JP6195210A patent/JPH0857680A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997000753A1 (en) * | 1995-06-20 | 1997-01-09 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Solder, and soldered electronic component and electronic circuit board |
| US5962133A (en) * | 1995-06-20 | 1999-10-05 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Solder, electronic component mounted by soldering, and electronic circuit board |
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