JPH0858075A - インクジェットヘッドおよびインクジェットプリント装置 - Google Patents
インクジェットヘッドおよびインクジェットプリント装置Info
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- JPH0858075A JPH0858075A JP19968294A JP19968294A JPH0858075A JP H0858075 A JPH0858075 A JP H0858075A JP 19968294 A JP19968294 A JP 19968294A JP 19968294 A JP19968294 A JP 19968294A JP H0858075 A JPH0858075 A JP H0858075A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- ejection
- ejecting
- head
- light
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/135—Nozzles
- B41J2/14—Structure thereof only for on-demand ink jet heads
- B41J2002/14419—Manifold
Landscapes
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
- Ink Jet (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 濃,淡インクを吐出する構造を1つのヘッド
内に有するインクジェットヘッドにおいて、濃,淡イン
クを有効に用いて良好なプリントを行う。 【構成】 濃インクを吐出する吐出口2K、液路3およ
びこれに供給するインクを貯留した共通液室5Kと、淡
インクを吐出する同様の吐出口2U、液路3および共通
液室5Uとを一体に形成したインクジェットヘッドにお
いて、淡インクの吐出口2Uの断面積を濃インクの吐出
口2Kより大きくするとともに、同様に、共通液室5
U、液室バッファ51Uそれぞれの体積を共通液室5
K、液室バッファ51Kそれぞれの体積より大きくす
る。これにより、淡インクの吐出量を多くして画質の良
好なプリントを行うことができるとともに、この吐出量
増大に伴なうインク供給性の低下を防ぐことが可能とな
る。
内に有するインクジェットヘッドにおいて、濃,淡イン
クを有効に用いて良好なプリントを行う。 【構成】 濃インクを吐出する吐出口2K、液路3およ
びこれに供給するインクを貯留した共通液室5Kと、淡
インクを吐出する同様の吐出口2U、液路3および共通
液室5Uとを一体に形成したインクジェットヘッドにお
いて、淡インクの吐出口2Uの断面積を濃インクの吐出
口2Kより大きくするとともに、同様に、共通液室5
U、液室バッファ51Uそれぞれの体積を共通液室5
K、液室バッファ51Kそれぞれの体積より大きくす
る。これにより、淡インクの吐出量を多くして画質の良
好なプリントを行うことができるとともに、この吐出量
増大に伴なうインク供給性の低下を防ぐことが可能とな
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント媒体にインク
滴を吐出してプリントを行うインクジェットプリント装
置および該プリント装置に用いられるインクジェットヘ
ッドに関する。
滴を吐出してプリントを行うインクジェットプリント装
置および該プリント装置に用いられるインクジェットヘ
ッドに関する。
【0002】ここで、「プリント」とは、普通紙、OH
P用紙等を初めとして布、フィルタ等の媒体にインクを
吐出して一定の画像等を得ることをいい、また、以下の
説明では「記録」ともいう。
P用紙等を初めとして布、フィルタ等の媒体にインクを
吐出して一定の画像等を得ることをいい、また、以下の
説明では「記録」ともいう。
【0003】
【従来の技術】従来から知られているインクジェット記
録方式は、記録ヘッドに形成した複数のインク吐出口か
ら記録データ信号に基づいてインクを吐出し、この吐出
インク液滴を用紙等の記録媒体に付着させて記録を行う
ものである。この記録方式は、例えば、プリンタやファ
クシミリあるいは複写機などに利用されている。
録方式は、記録ヘッドに形成した複数のインク吐出口か
ら記録データ信号に基づいてインクを吐出し、この吐出
インク液滴を用紙等の記録媒体に付着させて記録を行う
ものである。この記録方式は、例えば、プリンタやファ
クシミリあるいは複写機などに利用されている。
【0004】このような記録方式の中でも、インクを吐
出させるため、吐出口近傍に発熱素子(電気熱エネルギ
ー変換素子)を設け、この発熱素子に電気信号を印加す
ることによりインクを局所的に加熱して気泡を発生さ
せ、この気泡の圧力変化により吐出口からインクを吐出
させる方式や、圧電素子などの電気機械変換素子を用い
る方式が、一般に良く知られている。
出させるため、吐出口近傍に発熱素子(電気熱エネルギ
ー変換素子)を設け、この発熱素子に電気信号を印加す
ることによりインクを局所的に加熱して気泡を発生さ
せ、この気泡の圧力変化により吐出口からインクを吐出
させる方式や、圧電素子などの電気機械変換素子を用い
る方式が、一般に良く知られている。
【0005】この種の記録方式では、一定サイズの記録
ドットにより単位面積当りの記録ドット数を制御して中
間調を表現するドット密度制御法、あるいは記録ドット
のサイズを制御して中間調を表現するドット径制御法に
より、中間調の記録制御を行っている。
ドットにより単位面積当りの記録ドット数を制御して中
間調を表現するドット密度制御法、あるいは記録ドット
のサイズを制御して中間調を表現するドット径制御法に
より、中間調の記録制御を行っている。
【0006】ここで、後者のドット径制御法は、一般に
記録ドットのサイズを微妙に変更するための複雑な制御
が必要となる等の制約があるため、一般には前者のドッ
ト密度制御法が用いられている。
記録ドットのサイズを微妙に変更するための複雑な制御
が必要となる等の制約があるため、一般には前者のドッ
ト密度制御法が用いられている。
【0007】さらに、インク吐出手段として、製造が容
易であり、また高密度化が可能であるため高解像度化が
可能な前者の電気熱エネルギー変換素子を用いた方式で
は、圧力変化量を制御し、これにより変調できる径の範
囲が小さいためほとんどの場合、ドット密度制御法が用
いられている。
易であり、また高密度化が可能であるため高解像度化が
可能な前者の電気熱エネルギー変換素子を用いた方式で
は、圧力変化量を制御し、これにより変調できる径の範
囲が小さいためほとんどの場合、ドット密度制御法が用
いられている。
【0008】さらに、インク吐出手段として、製造が容
易であり、また高密度化が可能であるため高解像度化が
可能な前者の電気熱エネルギー変換素子を用いた方式で
は、圧力変化量を制御し、これにより変調できる径の範
囲が小さいためほとんどの場合ドット密度制御法が用い
られている。
易であり、また高密度化が可能であるため高解像度化が
可能な前者の電気熱エネルギー変換素子を用いた方式で
は、圧力変化量を制御し、これにより変調できる径の範
囲が小さいためほとんどの場合ドット密度制御法が用い
られている。
【0009】ところで、このドット密度制御法に用いら
ている中間調表現のための2値化手法の代表的なものの
ひとつとして、組織的ディザ法があるが、この方法は階
調数がマトリクスサイズで制限されるという問題があ
る。すなわち、階調数を多くするためにはマトリクスサ
イズを大きくする必要があるが、マトリクスサイズを大
きくすると1つのマトリクスで構成される記録画像の1
画素が大きくなって解像力を損なうなどの問題があっ
た。
ている中間調表現のための2値化手法の代表的なものの
ひとつとして、組織的ディザ法があるが、この方法は階
調数がマトリクスサイズで制限されるという問題があ
る。すなわち、階調数を多くするためにはマトリクスサ
イズを大きくする必要があるが、マトリクスサイズを大
きくすると1つのマトリクスで構成される記録画像の1
画素が大きくなって解像力を損なうなどの問題があっ
た。
【0010】また、2値化手法のもうひとつの代表的な
ものとして、誤差拡散法などの条件付き決定型ディザ法
がある。これは前述した組織的ディザ法が、入力画素に
無関係なしきい値を用いて2値化する独立決定型ディザ
法であるのに対し、入力画素の周辺画素を考慮してしき
い値を変化させる方法である。この誤差拡散法に代表さ
れる条件付決定型ディザ法は、階調性と解像力の両立性
が良く、また原画像が印刷画像の場合、記録画像にモア
レパターンが発生することが極めて少ないなどの長所が
ある。しかし、この反面、画像名部で粒状性が目立ち易
く、画質の評価が低くなるという問題があった。この問
題は、特に記録密度の低い記録装置において顕著であっ
た。
ものとして、誤差拡散法などの条件付き決定型ディザ法
がある。これは前述した組織的ディザ法が、入力画素に
無関係なしきい値を用いて2値化する独立決定型ディザ
法であるのに対し、入力画素の周辺画素を考慮してしき
い値を変化させる方法である。この誤差拡散法に代表さ
れる条件付決定型ディザ法は、階調性と解像力の両立性
が良く、また原画像が印刷画像の場合、記録画像にモア
レパターンが発生することが極めて少ないなどの長所が
ある。しかし、この反面、画像名部で粒状性が目立ち易
く、画質の評価が低くなるという問題があった。この問
題は、特に記録密度の低い記録装置において顕著であっ
た。
【0011】そこで上述した粒状性を目立たなくするた
めに、従来のインクジェット記録装置では、色の薄いイ
ンクと濃いインクをそれぞれ吐出する2個の記録ヘッド
を設け、画像の名部から中間調部分は色の薄いインクで
記録ドットを形成し、中間調部分から暗部までは色の濃
いインクで記録ドットを形成するような記録方法が提案
されている。このような同一色について複数の濃度の異
なる濃淡インクを用いた濃淡多値記録法により、例えば
2値記録から3値記録としただけでも特にハイライト部
の階調性が良くなり、ドットによる粒状感が低減し、高
画質化することが可能となる。これは、ハイライト部に
濃度の低い(淡い)インクを打ち込むことによって単ド
ットのノイズ感をなくしているからである。
めに、従来のインクジェット記録装置では、色の薄いイ
ンクと濃いインクをそれぞれ吐出する2個の記録ヘッド
を設け、画像の名部から中間調部分は色の薄いインクで
記録ドットを形成し、中間調部分から暗部までは色の濃
いインクで記録ドットを形成するような記録方法が提案
されている。このような同一色について複数の濃度の異
なる濃淡インクを用いた濃淡多値記録法により、例えば
2値記録から3値記録としただけでも特にハイライト部
の階調性が良くなり、ドットによる粒状感が低減し、高
画質化することが可能となる。これは、ハイライト部に
濃度の低い(淡い)インクを打ち込むことによって単ド
ットのノイズ感をなくしているからである。
【0012】ところが、このような濃淡インクを用いた
記録方式では、濃淡インク各々に対応した2個の記録ド
ットが必要となり、さらに、Y(イエロー),M(マゼ
ンタ),C(シアン),Bk(ブラック)等の4色構成
のフルカラー記録の場合それぞれに濃淡のヘッドが必要
となるため計8個の記録ヘッドを記録装置の中に組み込
まねばならないため、装置の大型化、メンテナンスの繁
雑さといた問題を生じることがあった。
記録方式では、濃淡インク各々に対応した2個の記録ド
ットが必要となり、さらに、Y(イエロー),M(マゼ
ンタ),C(シアン),Bk(ブラック)等の4色構成
のフルカラー記録の場合それぞれに濃淡のヘッドが必要
となるため計8個の記録ヘッドを記録装置の中に組み込
まねばならないため、装置の大型化、メンテナンスの繁
雑さといた問題を生じることがあった。
【0013】そこで、近年上記諸問題を解決するために
1つのヘッドの内に濃淡のインクを吐出させる構造を有
した記録ヘッドが提案されている。
1つのヘッドの内に濃淡のインクを吐出させる構造を有
した記録ヘッドが提案されている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】記録を行う場合、ハイ
ライト部の階調性を高めるために淡インクを多く記録紙
上に打ち込む必要がある。そのような方法としては、1
つのヘッド内で濃淡の2種類のインクを吐出させる構造
のヘッドの場合、淡インクの1回あたりの吐出量は変化
させず、短時間に複数回連続して吐出して1画素を構成
する淡インクの量を増加させる方法などがある。しか
し、この場合、ヘッド駆動回路およびヘッド構造自体の
複雑さを増すことになり、同一ヘッド内に濃淡インクを
吐出する構造を作り込むことはかなり高度の技術を必要
とし、また、コストアップを招くことになっていた。
ライト部の階調性を高めるために淡インクを多く記録紙
上に打ち込む必要がある。そのような方法としては、1
つのヘッド内で濃淡の2種類のインクを吐出させる構造
のヘッドの場合、淡インクの1回あたりの吐出量は変化
させず、短時間に複数回連続して吐出して1画素を構成
する淡インクの量を増加させる方法などがある。しか
し、この場合、ヘッド駆動回路およびヘッド構造自体の
複雑さを増すことになり、同一ヘッド内に濃淡インクを
吐出する構造を作り込むことはかなり高度の技術を必要
とし、また、コストアップを招くことになっていた。
【0015】そこで、淡インクの打ち込み量を多くする
他の手段として、淡インクの1回の吐出量を多くする方
法を採れば、記録ヘッド全体の構成を大きく変えず所望
のヘッドを得ることが可能である。しかし、ここで問題
となるのは、濃インクの吐出に記録ヘッドの基本設計を
おいた場合、吐出量を単純に多くすると、ヘッドの各吐
出口へのインク供給系のバランスが崩れ、プリントを適
切に行うことができないといった問題を生じることがあ
ることである。
他の手段として、淡インクの1回の吐出量を多くする方
法を採れば、記録ヘッド全体の構成を大きく変えず所望
のヘッドを得ることが可能である。しかし、ここで問題
となるのは、濃インクの吐出に記録ヘッドの基本設計を
おいた場合、吐出量を単純に多くすると、ヘッドの各吐
出口へのインク供給系のバランスが崩れ、プリントを適
切に行うことができないといった問題を生じることがあ
ることである。
【0016】本発明は、上記の課題に鑑みてなされるも
のであり、その目的とするところは濃,淡インクを吐出
する構造を1つのヘッド内に有したインクジェットヘッ
ドにおいて、それぞれのインクの特性やプリント画像設
計に応じた良好なインクジェットヘッドおよびインクジ
ェットプリント装置を提供することにある。
のであり、その目的とするところは濃,淡インクを吐出
する構造を1つのヘッド内に有したインクジェットヘッ
ドにおいて、それぞれのインクの特性やプリント画像設
計に応じた良好なインクジェットヘッドおよびインクジ
ェットプリント装置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】そのために本発明では、
インクを吐出するためのインクジェットヘッドにおい
て、異なる種類のインクを吐出する複数の吐出口と、該
複数の吐出口の各々にそれぞれ連通し、インク吐出に利
用されるエネルギーを作用させるためのエネルギー作用
部と、該エネルギー作用部に連通し、当該作用部に供給
されるインクを前記異なる種類のインク毎に貯留する複
数の液室と、前記複数の吐出口から1回の吐出で吐出さ
れるインク量を、異なる種類のインクに対応した吐出口
ごとにそれぞれ異ならせる手段と、を具え、前記複数の
液室の体積は、それぞれインクの種類によって対応する
吐出口の前記吐出インク量に応じて異なることを特徴と
する。
インクを吐出するためのインクジェットヘッドにおい
て、異なる種類のインクを吐出する複数の吐出口と、該
複数の吐出口の各々にそれぞれ連通し、インク吐出に利
用されるエネルギーを作用させるためのエネルギー作用
部と、該エネルギー作用部に連通し、当該作用部に供給
されるインクを前記異なる種類のインク毎に貯留する複
数の液室と、前記複数の吐出口から1回の吐出で吐出さ
れるインク量を、異なる種類のインクに対応した吐出口
ごとにそれぞれ異ならせる手段と、を具え、前記複数の
液室の体積は、それぞれインクの種類によって対応する
吐出口の前記吐出インク量に応じて異なることを特徴と
する。
【0018】より好適には、前記手段は少なくとも前記
複数の吐出口それぞれの面積を異ならせることによって
構成されることを特徴とする。
複数の吐出口それぞれの面積を異ならせることによって
構成されることを特徴とする。
【0019】さらに、前記異なる種類のインクは、濃度
によって当該種類を異ならせるものであり、前記吐出口
の面積は、濃度が低いインクを吐出する吐出口程大きい
ことを特徴とする。
によって当該種類を異ならせるものであり、前記吐出口
の面積は、濃度が低いインクを吐出する吐出口程大きい
ことを特徴とする。
【0020】加えて、前記複数の液室には、それぞれ気
泡保持部が設けられ、該気泡保持部の体積は、それぞれ
インクの種類によって対応する吐出口の前記インク吐出
量に応じて異なることを特徴とする。
泡保持部が設けられ、該気泡保持部の体積は、それぞれ
インクの種類によって対応する吐出口の前記インク吐出
量に応じて異なることを特徴とする。
【0021】また、インクを吐出するためのインクジェ
ットヘッドを用い、該ヘッドからプリント媒体にインク
を吐出することによりプリントを行うインクジェットプ
リント装置において、前記インクジェットヘッドは、異
なる種類のインクを吐出する複数の吐出口と、該複数の
吐出口の各々にそれぞれ連通し、インク吐出に利用され
るエネルギーを作用させるためのエネルギー作用部と、
該エネルギー作用部に連通し、当該作用部に供給される
インクを前記異なる種類のインク毎に貯留する複数の液
室と、前記複数の吐出口から1回の吐出で吐出されるイ
ンク量を、異なる種類のインクに対応した吐出口ごとに
それぞれ異ならせる手段と、を具え、前記複数の液室の
体積は、それぞれインクの種類によって対応する吐出口
の前記吐出インク量に応じて異なることを特徴とする。
ットヘッドを用い、該ヘッドからプリント媒体にインク
を吐出することによりプリントを行うインクジェットプ
リント装置において、前記インクジェットヘッドは、異
なる種類のインクを吐出する複数の吐出口と、該複数の
吐出口の各々にそれぞれ連通し、インク吐出に利用され
るエネルギーを作用させるためのエネルギー作用部と、
該エネルギー作用部に連通し、当該作用部に供給される
インクを前記異なる種類のインク毎に貯留する複数の液
室と、前記複数の吐出口から1回の吐出で吐出されるイ
ンク量を、異なる種類のインクに対応した吐出口ごとに
それぞれ異ならせる手段と、を具え、前記複数の液室の
体積は、それぞれインクの種類によって対応する吐出口
の前記吐出インク量に応じて異なることを特徴とする。
【0022】
【作用】以上の構成によれば、一体の構成により、例え
ば濃,淡インク等の種類の異なるインクを吐出する場合
において、吐出口面積を大きくして淡インクの吐出量を
大きくし画質を向上させるようとする場合、この吐出量
増加によって生じ得る、リフィル特性に起因したインク
供給不良は、淡インクに係る共通液室の体積の増大、さ
らには液室バッファの体積増大によって未然に防止され
る。
ば濃,淡インク等の種類の異なるインクを吐出する場合
において、吐出口面積を大きくして淡インクの吐出量を
大きくし画質を向上させるようとする場合、この吐出量
増加によって生じ得る、リフィル特性に起因したインク
供給不良は、淡インクに係る共通液室の体積の増大、さ
らには液室バッファの体積増大によって未然に防止され
る。
【0023】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
に説明する。
【0024】(実施例1)図1は、本発明の一実施例に
係るカラーインクジェットプリント装置の要部構成を示
す斜視図である。
係るカラーインクジェットプリント装置の要部構成を示
す斜視図である。
【0025】図1において、インクジェットヘッド(記
録ヘッド)12は、図2にて後述するように、濃色イン
クを吐出する吐出口列と淡色インクを吐出する吐出口列
とが同一ヘッド上に配設されている。記録ヘッド12は
キャリッジ23に着脱自在に装着され、同様に装着され
るインクタンクITと、キャリッジ23上で接続され
る。キャリッジ23は、ガイドシャフト22と摺動自在
に係合し、これにより、駆動ベルト24を介してキャリ
ッジモータ25の駆動によりガイドシャフト22に沿っ
て往復移動することが可能となる。
録ヘッド)12は、図2にて後述するように、濃色イン
クを吐出する吐出口列と淡色インクを吐出する吐出口列
とが同一ヘッド上に配設されている。記録ヘッド12は
キャリッジ23に着脱自在に装着され、同様に装着され
るインクタンクITと、キャリッジ23上で接続され
る。キャリッジ23は、ガイドシャフト22と摺動自在
に係合し、これにより、駆動ベルト24を介してキャリ
ッジモータ25の駆動によりガイドシャフト22に沿っ
て往復移動することが可能となる。
【0026】記録ヘッド12のインク吐出口の内部(液
路)には、吐出に利用される熱エネルギーを発生する発
熱素子(電気熱エネルギー変換素子)が設けられてい
る。
路)には、吐出に利用される熱エネルギーを発生する発
熱素子(電気熱エネルギー変換素子)が設けられてい
る。
【0027】記録用紙等の記録媒体Pは、図中矢印のよ
うに装置前方から挿入されて不図示の搬送ローラによっ
て搬送され、プラテン27上を通り、排紙ローラ21に
よって装置外へ排出される。この搬送の間に、プラテン
27によてその記録面が平坦とされた記録媒体Pには記
録ヘッド12からインクが吐出される。すなわち、エン
コーダ(不図示)の読み取りタイミングに従い、記録ヘ
ッドの発熱素子を記録信号に基づいて駆動し濃インク,
淡インクの順に記録媒体P上にインク液滴を飛翔、付着
させることで画像を形成することができる。
うに装置前方から挿入されて不図示の搬送ローラによっ
て搬送され、プラテン27上を通り、排紙ローラ21に
よって装置外へ排出される。この搬送の間に、プラテン
27によてその記録面が平坦とされた記録媒体Pには記
録ヘッド12からインクが吐出される。すなわち、エン
コーダ(不図示)の読み取りタイミングに従い、記録ヘ
ッドの発熱素子を記録信号に基づいて駆動し濃インク,
淡インクの順に記録媒体P上にインク液滴を飛翔、付着
させることで画像を形成することができる。
【0028】上記の記録領域外に一するキャリッジのホ
ームポジションHPには、キャップ部26を備えた回復
ユニットが配設されている。非記録時には、キャリッジ
23をホームポジションHPへ移動させてキャップ部2
6のキャップにより対応する記録ヘッド12のインク吐
出口形成面を覆い、インク溶剤蒸発に起因するインクの
固着あるいは塵、ほこりなどの異物の付着などによる目
詰まりを防止する。また、上記キャップ部26のキャッ
ピング機能は、記録頻度の低いインク吐出口の吐出不良
や目詰まりを解消するためにインク吐出口から離れた状
態にあるキャップ部26へインクを吐出させる予備吐出
モードに利用されたり、キャップ状態で不図示のポンプ
を動作させインク吐出口からインクを吸引し、吐出不良
を起こしたインク吐出口の吐出回復やそのような吐出不
良を未然に防止することに利用される。またキャップ部
隣接位置にブレード、吹き部材を配設することにより、
インクジェットヘッドのインク吐出口形成面をクリーニ
ングすることが可能である。
ームポジションHPには、キャップ部26を備えた回復
ユニットが配設されている。非記録時には、キャリッジ
23をホームポジションHPへ移動させてキャップ部2
6のキャップにより対応する記録ヘッド12のインク吐
出口形成面を覆い、インク溶剤蒸発に起因するインクの
固着あるいは塵、ほこりなどの異物の付着などによる目
詰まりを防止する。また、上記キャップ部26のキャッ
ピング機能は、記録頻度の低いインク吐出口の吐出不良
や目詰まりを解消するためにインク吐出口から離れた状
態にあるキャップ部26へインクを吐出させる予備吐出
モードに利用されたり、キャップ状態で不図示のポンプ
を動作させインク吐出口からインクを吸引し、吐出不良
を起こしたインク吐出口の吐出回復やそのような吐出不
良を未然に防止することに利用される。またキャップ部
隣接位置にブレード、吹き部材を配設することにより、
インクジェットヘッドのインク吐出口形成面をクリーニ
ングすることが可能である。
【0029】図2は記録ヘッド12をインク吐出口列側
から見た概略斜視図であり、図3は、記録ヘッド12の
インク吐出部の構造を模式的に示す斜視図である。
から見た概略斜視図であり、図3は、記録ヘッド12の
インク吐出部の構造を模式的に示す斜視図である。
【0030】これら図に示すように、記録ヘッドの吐出
口形成面1には複数の吐出口が設けられる。すなわち、
濃インクを吐出する吐出口2Kおよび淡インクを吐出す
る吐出口2Uがそれぞれ複数設けられる。いずれの吐出
口にも、これを開口端とする液路3が接続し、この液路
3にはインクを吐出するのに利用される熱エネルギーを
発生する発熱素子4が各々配置される。なお、これら図
中の矢印はキャリッジの走査方向を示す。
口形成面1には複数の吐出口が設けられる。すなわち、
濃インクを吐出する吐出口2Kおよび淡インクを吐出す
る吐出口2Uがそれぞれ複数設けられる。いずれの吐出
口にも、これを開口端とする液路3が接続し、この液路
3にはインクを吐出するのに利用される熱エネルギーを
発生する発熱素子4が各々配置される。なお、これら図
中の矢印はキャリッジの走査方向を示す。
【0031】各々の液路3は、吐出口2k(2u)とは
反対側の端部で共通のインク室5に連通している。記録
ヘッド12は、前述の通り、1つのヘッド内で濃インク
の吐出部と淡インク吐出部に分かれているためこの共通
インク液室は濃度の異なるインク毎に仕切られた構造を
有している。各共通インク液室はインク供給路2200
を介してインクタンクITと接続される。
反対側の端部で共通のインク室5に連通している。記録
ヘッド12は、前述の通り、1つのヘッド内で濃インク
の吐出部と淡インク吐出部に分かれているためこの共通
インク液室は濃度の異なるインク毎に仕切られた構造を
有している。各共通インク液室はインク供給路2200
を介してインクタンクITと接続される。
【0032】図4は、上述した実施例の記録ヘッド要部
の詳細を模式的に表した斜視図である。
の詳細を模式的に表した斜視図である。
【0033】図4において、中央部の一点鎖線で囲まれ
た面を境にK部が濃インク側、U部が淡インク側の構造
を示してある。一般に、濃,淡インクそれぞれの組成
は、同一ヘッドで使用する場合、溶剤成分はほぼ同一で
あり、色材が濃度に応じて変化するものである。本実施
例の場合、ブラックインクでは、グリセリン、チオジグ
リコール、尿素をそれぞれ5重量%、イソプロピルアル
コール4重量%の溶剤に対し、色剤として染料を用い、
濃インクでは3重量%、淡インクでは1重量%とし、残
りは水から成るインクを作製した。
た面を境にK部が濃インク側、U部が淡インク側の構造
を示してある。一般に、濃,淡インクそれぞれの組成
は、同一ヘッドで使用する場合、溶剤成分はほぼ同一で
あり、色材が濃度に応じて変化するものである。本実施
例の場合、ブラックインクでは、グリセリン、チオジグ
リコール、尿素をそれぞれ5重量%、イソプロピルアル
コール4重量%の溶剤に対し、色剤として染料を用い、
濃インクでは3重量%、淡インクでは1重量%とし、残
りは水から成るインクを作製した。
【0034】他のカラーの場合においては、染料の比率
は多少異なるが、濃,淡の比率は、いずれも3:1にす
るのが好ましい。
は多少異なるが、濃,淡の比率は、いずれも3:1にす
るのが好ましい。
【0035】ここで、濃淡多値のインクジェットプリン
トでは、先にも述べた通り、ハイライト部の階調性を高
めるために淡インクを多く使うため、淡インクのインク
吐出量を濃インクに比べ約70%多くする必要がある。
トでは、先にも述べた通り、ハイライト部の階調性を高
めるために淡インクを多く使うため、淡インクのインク
吐出量を濃インクに比べ約70%多くする必要がある。
【0036】そこで、本実施例ではインク吐出量を多く
する方法としてインク吐出口の面積を濃淡で変えること
により達成させた。ブラックインクのヘッドの場合濃イ
ンク吐出口2kを400μm2 で約30ngのインク吐
出量を得るのに対し、淡インク吐出口2uを600μm
2 にすることで、約50ngの吐出量を得ることが可能
となった。また、これに伴なって淡インク共通液室5U
の体積を、濃インク共通液室5kの体積を大きくする。
する方法としてインク吐出口の面積を濃淡で変えること
により達成させた。ブラックインクのヘッドの場合濃イ
ンク吐出口2kを400μm2 で約30ngのインク吐
出量を得るのに対し、淡インク吐出口2uを600μm
2 にすることで、約50ngの吐出量を得ることが可能
となった。また、これに伴なって淡インク共通液室5U
の体積を、濃インク共通液室5kの体積を大きくする。
【0037】しかしながら、吐出口面積を増してインク
吐出量を増すと、インク供給系のバランスが崩れ、同一
吐出口から連続して吐出を行う場合、最初の吐出の次の
吐出によって記録紙上に形成されるドットがうまく形成
できず記録品位が低下することがある。
吐出量を増すと、インク供給系のバランスが崩れ、同一
吐出口から連続して吐出を行う場合、最初の吐出の次の
吐出によって記録紙上に形成されるドットがうまく形成
できず記録品位が低下することがある。
【0038】これは、いわゆるリフィル特性が、吐出口
面積の増加によって変化することに起因するものであ
る。すなわち、このリフィル特性の変化によって、共通
インク室から流路への供給特性が低くなると、リフィル
時間が長くなり、従って、1回目の吐出の後、2回目の
吐出の際、インクが十分にリフィルされないうちに吐出
されるため、インク滴がうまく形成されなくなるからで
ある。
面積の増加によって変化することに起因するものであ
る。すなわち、このリフィル特性の変化によって、共通
インク室から流路への供給特性が低くなると、リフィル
時間が長くなり、従って、1回目の吐出の後、2回目の
吐出の際、インクが十分にリフィルされないうちに吐出
されるため、インク滴がうまく形成されなくなるからで
ある。
【0039】ところで、この問題を解決する手段として
共通インク室内にインクが入り込まない(入り込みにく
い)箇所、いわゆる液室バッファを設け、2回目の吐出
の前のリフィル時間が長くなるのを防止することが知ら
れている。この原理は、液室バッファ内の気体が発泡エ
ネルギーによるインクの動作に応じて膨張収縮すること
により、吐出の際に共通インク室側に作用する発泡エネ
ルギーを吸収するためと推定される。
共通インク室内にインクが入り込まない(入り込みにく
い)箇所、いわゆる液室バッファを設け、2回目の吐出
の前のリフィル時間が長くなるのを防止することが知ら
れている。この原理は、液室バッファ内の気体が発泡エ
ネルギーによるインクの動作に応じて膨張収縮すること
により、吐出の際に共通インク室側に作用する発泡エネ
ルギーを吸収するためと推定される。
【0040】そこで、本例では、上記リフィル特性が変
化することに応じて液室バッファ51の構成を濃インク
側と淡インク側とで変化させる。すなわち、濃インクの
吐出量に比べ、淡インクが約70%ほど多いため、それ
に合ったバッファ体積と共通インク室体積が必要とな
り、濃インクの液室バッファ51kの体積0.05〜
0.1mm3 に対し、淡インク側の液室バッファ51u
の体積の好ましい範囲として0.1〜0.2μm3 とす
る。
化することに応じて液室バッファ51の構成を濃インク
側と淡インク側とで変化させる。すなわち、濃インクの
吐出量に比べ、淡インクが約70%ほど多いため、それ
に合ったバッファ体積と共通インク室体積が必要とな
り、濃インクの液室バッファ51kの体積0.05〜
0.1mm3 に対し、淡インク側の液室バッファ51u
の体積の好ましい範囲として0.1〜0.2μm3 とす
る。
【0041】なお、本例では、濃淡各々64個の吐出口
の場合についてのバッファ体積について上記のように定
めるが、吐出口や吐出体積、応答周波数など、ヘッドの
基本特性に合った体積がその都度決定されることは勿論
である。
の場合についてのバッファ体積について上記のように定
めるが、吐出口や吐出体積、応答周波数など、ヘッドの
基本特性に合った体積がその都度決定されることは勿論
である。
【0042】(実施例2)図5は本発明の他の実施例に
係るフルカラープリントを行うインクジェットプリント
装置の要部構成を示す斜視図であり、個々のインク色に
対応した記録ヘッド12Bk,12C,12M,12Y
およびインクタンクITBkk,u、ITCk,u、I
TMk,u、ITYk,u以外に基本的構成は上述した
実施例1と同様であるので、その説明を省略する。
係るフルカラープリントを行うインクジェットプリント
装置の要部構成を示す斜視図であり、個々のインク色に
対応した記録ヘッド12Bk,12C,12M,12Y
およびインクタンクITBkk,u、ITCk,u、I
TMk,u、ITYk,u以外に基本的構成は上述した
実施例1と同様であるので、その説明を省略する。
【0043】図6は本実施例の記録ヘッドの一部をイン
ク吐出口列側から見た模式的斜視図である。
ク吐出口列側から見た模式的斜視図である。
【0044】図に示すように、C(シアン),M(マゼ
ンタ),Y(イエロー),Bk(ブラック)の4色の記
録ヘッドのそれぞれは濃色インクを吐出する吐出口列と
淡色インクを吐出する吐出口列とを有しており、キャリ
ッジに所定距離をおいて装着される。
ンタ),Y(イエロー),Bk(ブラック)の4色の記
録ヘッドのそれぞれは濃色インクを吐出する吐出口列と
淡色インクを吐出する吐出口列とを有しており、キャリ
ッジに所定距離をおいて装着される。
【0045】濃,淡インクを用いて記録を行う場合、濃
インクドットと淡インクドットの着弾位置のずれも非常
に重要であり、ドットのずれによって濃度が変化する場
合もある。本実施例のように濃淡異なる濃度のインクを
一つの記録ヘッド内で分割することにより縦横のレジス
トのズレがなくなるため着弾位置に起因する濃度階調の
ずれを生じるおそれがないという特徴を有している。
インクドットと淡インクドットの着弾位置のずれも非常
に重要であり、ドットのずれによって濃度が変化する場
合もある。本実施例のように濃淡異なる濃度のインクを
一つの記録ヘッド内で分割することにより縦横のレジス
トのズレがなくなるため着弾位置に起因する濃度階調の
ずれを生じるおそれがないという特徴を有している。
【0046】図7は本実施例に用いる上記インクジェッ
トヘッドの構成を示す分解斜視図である。
トヘッドの構成を示す分解斜視図である。
【0047】配線基板200の一端は、ヒータボード1
00の配線部分と相互に接続され、さらに配線基盤20
0の他端部には、装置本体からの電気信号を受けるため
の各電気熱エネルギー変換素子(発熱素子)に対応した
複数個のパッドが設けられている。これにより、装置本
体からの電気信号は、それぞれの電気熱エネルギー変換
素子に選択的に供給されるようになる。
00の配線部分と相互に接続され、さらに配線基盤20
0の他端部には、装置本体からの電気信号を受けるため
の各電気熱エネルギー変換素子(発熱素子)に対応した
複数個のパッドが設けられている。これにより、装置本
体からの電気信号は、それぞれの電気熱エネルギー変換
素子に選択的に供給されるようになる。
【0048】配線基盤200の裏面を平面で支持する金
属製の支持体300は、インクジェットユニットの底板
となる。押えばね500は、溝付天板1300のインク
吐出口近傍の領域を線状に弾性的に押し押圧力が作用す
るために断面略U字形状に折り曲げ形成した部分と、ベ
ースプレートに設けた逃げ穴を利用してこれを掛止する
ための爪と、バネに作用する力をベースプレートで受け
る一対の後脚を有している。上記押圧力により配線基盤
200と溝付天板1300とを圧接することができる。
属製の支持体300は、インクジェットユニットの底板
となる。押えばね500は、溝付天板1300のインク
吐出口近傍の領域を線状に弾性的に押し押圧力が作用す
るために断面略U字形状に折り曲げ形成した部分と、ベ
ースプレートに設けた逃げ穴を利用してこれを掛止する
ための爪と、バネに作用する力をベースプレートで受け
る一対の後脚を有している。上記押圧力により配線基盤
200と溝付天板1300とを圧接することができる。
【0049】支持体に対する配線基盤200の取付け
は、接着剤等による貼着で行われる。インク供給管22
00の端部にはフィルタ700が設けられている。この
供給管2200を備えるインク供給部材600は、モー
ルド成形で形成され、溝付天板1300も、同様にオリ
フィスプレート部1301と各インク供給口へと導く流
路1500とを一体的に有して形成されている。インク
供給部材600の支持体300に対する固定は、インク
供給部材600の裏面側の2本のピン(不図示)を支持
体300の穴1901,1902にそれぞれ貫通突出さ
せ、これを熱融着することにより行われる。この際、オ
リフィスプレート部1301とインク供給部材600と
の隙間は均一に形成されている。掛止剤はインク供給部
材600の上部掛止剤注入口から注入され、ワイヤボン
ディングを封止すると同時にオリフィスプレート部13
01とインク供給部材600との隙間を掛止し、さらに
支持基盤300に設けられた溝310を通り、オリフィ
スプレート部1301と支持基盤300前端部との隙間
を完全に掛止する。
は、接着剤等による貼着で行われる。インク供給管22
00の端部にはフィルタ700が設けられている。この
供給管2200を備えるインク供給部材600は、モー
ルド成形で形成され、溝付天板1300も、同様にオリ
フィスプレート部1301と各インク供給口へと導く流
路1500とを一体的に有して形成されている。インク
供給部材600の支持体300に対する固定は、インク
供給部材600の裏面側の2本のピン(不図示)を支持
体300の穴1901,1902にそれぞれ貫通突出さ
せ、これを熱融着することにより行われる。この際、オ
リフィスプレート部1301とインク供給部材600と
の隙間は均一に形成されている。掛止剤はインク供給部
材600の上部掛止剤注入口から注入され、ワイヤボン
ディングを封止すると同時にオリフィスプレート部13
01とインク供給部材600との隙間を掛止し、さらに
支持基盤300に設けられた溝310を通り、オリフィ
スプレート部1301と支持基盤300前端部との隙間
を完全に掛止する。
【0050】図8は、図7に示した記録ヘッドの溝付天
板1300をヒータボード100側から見た斜視図であ
る。
板1300をヒータボード100側から見た斜視図であ
る。
【0051】共通液室は濃淡インクそれぞれに応じて2
個設けられており、各液室5k,5uは壁10で仕切ら
れており、濃インク液室5kより、淡インク液室5uの
体積を大きくしてある。各液室にはインクが供給される
ための供給口20kと20uがそれぞれ設けられてい
る。また、各液室の両脇に液室バッファ51k,51u
がそれぞれ配設されており、濃インク液室バッファ51
kより淡インク液室バッファ51uの体積を大きくして
ある。
個設けられており、各液室5k,5uは壁10で仕切ら
れており、濃インク液室5kより、淡インク液室5uの
体積を大きくしてある。各液室にはインクが供給される
ための供給口20kと20uがそれぞれ設けられてい
る。また、各液室の両脇に液室バッファ51k,51u
がそれぞれ配設されており、濃インク液室バッファ51
kより淡インク液室バッファ51uの体積を大きくして
ある。
【0052】この各液室を仕切る壁10のヒータボード
100との圧接面に溝30を設けてある。この溝は、溝
付天板1300の外周部と連通している。溝付天板13
00をヒータボードに圧接し密着させた後、外周部は、
前述したように掛止剤で封止される。この際、上記溝に
沿って、掛止剤が浸透していき、溝付天板とヒータボー
ドの隙間を埋めていく。このように、従来ヘッドで用い
られていた技術的工程で、液室を完全に分離することが
できる。この溝の構造は封止剤の物性により異なり、そ
れぞれに対応した形状にする必要がある。このように、
液室を複数室に分離することにより、各インク吐出口に
異なったインクを供給することができる。
100との圧接面に溝30を設けてある。この溝は、溝
付天板1300の外周部と連通している。溝付天板13
00をヒータボードに圧接し密着させた後、外周部は、
前述したように掛止剤で封止される。この際、上記溝に
沿って、掛止剤が浸透していき、溝付天板とヒータボー
ドの隙間を埋めていく。このように、従来ヘッドで用い
られていた技術的工程で、液室を完全に分離することが
できる。この溝の構造は封止剤の物性により異なり、そ
れぞれに対応した形状にする必要がある。このように、
液室を複数室に分離することにより、各インク吐出口に
異なったインクを供給することができる。
【0053】図9は、本実施例のC,M,Y,Bkの4
色の記録ヘッドをフレーム枠3000で一体的に組み立
てた4ヘッド一体インクジェットカートリッジの構造を
示す分解斜視図である。
色の記録ヘッドをフレーム枠3000で一体的に組み立
てた4ヘッド一体インクジェットカートリッジの構造を
示す分解斜視図である。
【0054】4つの記録ヘッドはフレーム3000内に
所定の間隔で取付けられ、しかも吐出口列方向のレジス
トが調整された状態で固定される。3100はフレーム
のカバーであり、3200は4つの記録ヘッドの配線基
盤200に設けられたパッドと本体装置からの電気信号
をつなぐためのコネクタである。
所定の間隔で取付けられ、しかも吐出口列方向のレジス
トが調整された状態で固定される。3100はフレーム
のカバーであり、3200は4つの記録ヘッドの配線基
盤200に設けられたパッドと本体装置からの電気信号
をつなぐためのコネクタである。
【0055】図10は、図9に示した4ヘッド一体イン
クジェットカートリッジおよびインクタンクをキャリッ
ジに搭載したときの様子を示す斜視図である。
クジェットカートリッジおよびインクタンクをキャリッ
ジに搭載したときの様子を示す斜視図である。
【0056】各インクのインクタンクITBk,C,
M,Yは上下2つの部屋に仕切られており、上の部屋に
濃インクを、下の部屋には淡インクを充填してある。そ
してキャリッジ上で上述のインクジェットカートリッジ
とC,M,Y,Bkの4つのインクタンクとが圧接結合
されインクタンクより記録ヘッドに各インクの供給が行
われる。
M,Yは上下2つの部屋に仕切られており、上の部屋に
濃インクを、下の部屋には淡インクを充填してある。そ
してキャリッジ上で上述のインクジェットカートリッジ
とC,M,Y,Bkの4つのインクタンクとが圧接結合
されインクタンクより記録ヘッドに各インクの供給が行
われる。
【0057】本実施例においても、各濃淡インクの間で
吐出口面積、共通インク室体積、気泡保持部としての液
室バッファ体積を、濃,淡インク間で変える構造をとっ
ている。
吐出口面積、共通インク室体積、気泡保持部としての液
室バッファ体積を、濃,淡インク間で変える構造をとっ
ている。
【0058】なお、本実施例ではシアン,マゼンタ,イ
エロー,ブラックの4色でのカラーインクジェット記録
装置で説明をしたが、色数は特にこれに限定するもので
はなく、実施例1で説明したようにモノクロ単色でも、
それ以外の複数の異なる色のそれぞれ濃淡インクを備え
たカラー記録装置にも適用できる。
エロー,ブラックの4色でのカラーインクジェット記録
装置で説明をしたが、色数は特にこれに限定するもので
はなく、実施例1で説明したようにモノクロ単色でも、
それ以外の複数の異なる色のそれぞれ濃淡インクを備え
たカラー記録装置にも適用できる。
【0059】また、インクの染料濃度も濃淡の2種類に
限定するものではなく、3種類以上にしても良い。これ
は、色の濃淡インク間のドット濃度の差が大きいと薄い
インクと濃いインクの切り換え部分で階調の再現が線形
にならず、擬似輪郭が生じ易くなるからであり、このよ
うな場合に適切にこれを防止できる。
限定するものではなく、3種類以上にしても良い。これ
は、色の濃淡インク間のドット濃度の差が大きいと薄い
インクと濃いインクの切り換え部分で階調の再現が線形
にならず、擬似輪郭が生じ易くなるからであり、このよ
うな場合に適切にこれを防止できる。
【0060】さらに、記録された画像の粒状性の変化や
色調の変化がインク切り換え部分で発生して不自然な画
像となる場合があり、このような場合には、低濃度イン
ク、中濃度インク、高濃度インクを用いるなどしてイン
ク色数を増やして記録を行えばより好ましいプリント画
像を得ることができる。
色調の変化がインク切り換え部分で発生して不自然な画
像となる場合があり、このような場合には、低濃度イン
ク、中濃度インク、高濃度インクを用いるなどしてイン
ク色数を増やして記録を行えばより好ましいプリント画
像を得ることができる。
【0061】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、一体の構成により、例えば濃,淡インク等の種類の
異なるインクを吐出する場合において、吐出口面積を大
きくして淡インクの吐出量を大きくし画質を向上させる
ようとする場合、この吐出量増加によって生じ得る、リ
フィル特性に起因したインク供給不良は、淡インクに係
る共通液室の体積の増大、さらには液室バッファの体積
増大によって未然に防止される。
ば、一体の構成により、例えば濃,淡インク等の種類の
異なるインクを吐出する場合において、吐出口面積を大
きくして淡インクの吐出量を大きくし画質を向上させる
ようとする場合、この吐出量増加によって生じ得る、リ
フィル特性に起因したインク供給不良は、淡インクに係
る共通液室の体積の増大、さらには液室バッファの体積
増大によって未然に防止される。
【0062】この結果、同一駆動条件で、階調再現性の
高い高画質のインクジェットヘッドを得ることができ、
さらにこのヘッドを用いて低価格で小型なインクジェッ
トプリント装置を提供することが可能となる。
高い高画質のインクジェットヘッドを得ることができ、
さらにこのヘッドを用いて低価格で小型なインクジェッ
トプリント装置を提供することが可能となる。
【図1】本発明の一実施例に係るインクジェットプリン
ト装置の概略を示す斜視図である。
ト装置の概略を示す斜視図である。
【図2】上記装置で用いられる記録ヘッドの概略を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図3】上記記録ヘッドのインク吐出部の構造を模式的
に示す斜視図である。
に示す斜視図である。
【図4】本発明の一実施例による記録ヘッド要部の詳細
を模式的に示す斜視図である。
を模式的に示す斜視図である。
【図5】本発明の他の実施例に係るカラーインクジェッ
トプリント装置の概略を示す斜視図である。
トプリント装置の概略を示す斜視図である。
【図6】上記装置における記録ヘッドを吐出口列側から
見た模式的斜視図である。
見た模式的斜視図である。
【図7】図6に示す記録ヘッドの構成を示す分解斜視図
である。
である。
【図8】上記記録ヘッドの溝付天板を説明する斜視図で
ある。
ある。
【図9】図5に示す4ヘッド一体のインクジェットカー
トリッジの構成を説明する分解斜視図である。
トリッジの構成を説明する分解斜視図である。
【図10】上記4ヘッド一体のインクジェットカートリ
ッジのキャリッジ装着状態を説明する斜視図である。
ッジのキャリッジ装着状態を説明する斜視図である。
【符号の説明】 2k 濃インク吐出口 2u 淡インク吐出口 3 液路 4 発熱素子(電気熱変換素子) 5,5k,5u 共通液室 12Bk,12C,12M,12Y 記録ヘッド 51k 濃インク液室バッファ 51u 淡インク液室バッファ ITBk,ITC,ITM,ITY インクタンク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 2/05 B41J 3/04 102 Z 103 B (72)発明者 池田 雅実 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】 インクを吐出するためのインクジェット
ヘッドにおいて、 異なる種類のインクを吐出する複数の吐出口と、 該複数の吐出口の各々にそれぞれ連通し、インク吐出に
利用されるエネルギーを作用させるためのエネルギー作
用部と、 該エネルギー作用部に連通し、当該作用部に供給される
インクを前記異なる種類のインク毎に貯留する複数の液
室と、 前記複数の吐出口から1回の吐出で吐出されるインク量
を、異なる種類のインクに対応した吐出口ごとにそれぞ
れ異ならせる手段と、 を具え、前記複数の液室の体積は、それぞれインクの種
類によって対応する吐出口の前記吐出インク量に応じて
異なることを特徴とするインクジェットヘッド。 - 【請求項2】 前記手段は少なくとも前記複数の吐出口
それぞれの面積を異ならせることによって構成されるこ
とを特徴とする請求項1に記載のインクジェットヘッ
ド。 - 【請求項3】 前記異なる種類のインクは、濃度によっ
て当該種類を異ならせるものであり、前記吐出口の面積
は、濃度が低いインクを吐出する吐出口程大きいことを
特徴とする請求項2に記載のインクジェットヘッド。 - 【請求項4】 前記複数の液室には、それぞれ気泡保持
部が設けられ、該気泡保持部の体積は、それぞれインク
の種類によって対応する吐出口の前記インク吐出量に応
じて異なることを特徴とする請求項1ないし3のいずれ
かに記載のインクジェットヘッド。 - 【請求項5】 インクを吐出するためのインクジェット
ヘッドを用い、該ヘッドからプリント媒体にインクを吐
出することによりプリントを行うインクジェットプリン
ト装置において、 前記インクジェットヘッドは、 異なる種類のインクを吐出する複数の吐出口と、 該複数の吐出口の各々にそれぞれ連通し、インク吐出に
利用されるエネルギーを作用させるためのエネルギー作
用部と、 該エネルギー作用部に連通し、当該作用部に供給される
インクを前記異なる種類のインク毎に貯留する複数の液
室と、 前記複数の吐出口から1回の吐出で吐出されるインク量
を、異なる種類のインクに対応した吐出口ごとにそれぞ
れ異ならせる手段と、 を具え、前記複数の液室の体積は、それぞれインクの種
類によって対応する吐出口の前記吐出インク量に応じて
異なることを特徴とするインクジェットプリント装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19968294A JPH0858075A (ja) | 1994-08-24 | 1994-08-24 | インクジェットヘッドおよびインクジェットプリント装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19968294A JPH0858075A (ja) | 1994-08-24 | 1994-08-24 | インクジェットヘッドおよびインクジェットプリント装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0858075A true JPH0858075A (ja) | 1996-03-05 |
Family
ID=16411863
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19968294A Pending JPH0858075A (ja) | 1994-08-24 | 1994-08-24 | インクジェットヘッドおよびインクジェットプリント装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0858075A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6375308B1 (en) | 1996-09-28 | 2002-04-23 | Seiko Epson Corporation | Ink jet recording apparatus with high and low color-density inks |
-
1994
- 1994-08-24 JP JP19968294A patent/JPH0858075A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6375308B1 (en) | 1996-09-28 | 2002-04-23 | Seiko Epson Corporation | Ink jet recording apparatus with high and low color-density inks |
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