JPH0858583A - 鉄道車両構体 - Google Patents
鉄道車両構体Info
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- JPH0858583A JPH0858583A JP5230185A JP23018593A JPH0858583A JP H0858583 A JPH0858583 A JP H0858583A JP 5230185 A JP5230185 A JP 5230185A JP 23018593 A JP23018593 A JP 23018593A JP H0858583 A JPH0858583 A JP H0858583A
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T30/00—Transportation of goods or passengers via railways, e.g. energy recovery or reducing air resistance
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】耐圧性、車端圧縮性および曲げ剛性の優れた軽
量な鉄道車両構体を提供する。 【構成】側窓24からの視野を確保するために、該側窓
24を直方形又は長方形に形成する。そして、側構体2
0の吹寄せ23と幕板22および腰板21との接合部に
おける側窓24の縁に相当する部位に、局部応力緩和の
ため母材化した窓隅部材80を設けることによって、該
側窓24のコーナ部25を構成し、局部応力を緩和す
る。また、側窓24をなす吹寄せ23の幕板22及び腰
板21との接合部においては、特に曲率が始まる部分に
応力集中が生じる。そこで、前記応力集中部を避けて溶
接部27を形成し、母材化された窓隅部材80が応力の
高い部分を受け持つように、窓隅部材80の両端を伸ば
して構成する。
量な鉄道車両構体を提供する。 【構成】側窓24からの視野を確保するために、該側窓
24を直方形又は長方形に形成する。そして、側構体2
0の吹寄せ23と幕板22および腰板21との接合部に
おける側窓24の縁に相当する部位に、局部応力緩和の
ため母材化した窓隅部材80を設けることによって、該
側窓24のコーナ部25を構成し、局部応力を緩和す
る。また、側窓24をなす吹寄せ23の幕板22及び腰
板21との接合部においては、特に曲率が始まる部分に
応力集中が生じる。そこで、前記応力集中部を避けて溶
接部27を形成し、母材化された窓隅部材80が応力の
高い部分を受け持つように、窓隅部材80の両端を伸ば
して構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄道車両構体の構造に
関わり、高速で走行する鉄道車両に好適な鉄道車両構体
に関するものである。
関わり、高速で走行する鉄道車両に好適な鉄道車両構体
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、鉄道車両の高速化の要求が高まっ
ている。鉄道車両の高速化にともない、軌道破壊や走行
時における騒音の増大や動力費の増加等の問題が生じ
る。これらの問題を解決するためには、鉄道車両の走行
速度に応じた軽量化が必要である。
ている。鉄道車両の高速化にともない、軌道破壊や走行
時における騒音の増大や動力費の増加等の問題が生じ
る。これらの問題を解決するためには、鉄道車両の走行
速度に応じた軽量化が必要である。
【0003】また、鉄道車両が高速でトンネル内を走行
する際、車内外圧力差が急激に変化することが知られて
いる。特に、車両同士がトンネル内ですれ違う場合に
は、大きな圧力変動が短時間に発生する。200km/h
以上の高速で走行する車両は、このような圧力変動が車
内に伝播して乗客に不快感を与えないようにするため
に、気密構造になっている。
する際、車内外圧力差が急激に変化することが知られて
いる。特に、車両同士がトンネル内ですれ違う場合に
は、大きな圧力変動が短時間に発生する。200km/h
以上の高速で走行する車両は、このような圧力変動が車
内に伝播して乗客に不快感を与えないようにするため
に、気密構造になっている。
【0004】したがって、車両の構体は、乗客、各種機
器の荷重と構体の自重および上述した車内外圧力差によ
る荷重にさらされることになる。このため、構体の剛性
および圧力荷重に対する強度向上を図らなければならな
い。
器の荷重と構体の自重および上述した車内外圧力差によ
る荷重にさらされることになる。このため、構体の剛性
および圧力荷重に対する強度向上を図らなければならな
い。
【0005】従来、鉄製構体および軽合金製構体におい
ては、外板部材および骨部材の薄肉化による軽量化が図
られている。
ては、外板部材および骨部材の薄肉化による軽量化が図
られている。
【0006】また、外板部材に軽合金製のハニカムパネ
ルを用い、骨部材との溶接構造を採用したものがある。
例えば、特開平3−90468号に記載のように、側構
体、屋根構体、床構体等の外板に軽合金製のろう付けハ
ニカムパネルを用い、骨部材をパネルより車両内部側に
配置した構造が知られている。
ルを用い、骨部材との溶接構造を採用したものがある。
例えば、特開平3−90468号に記載のように、側構
体、屋根構体、床構体等の外板に軽合金製のろう付けハ
ニカムパネルを用い、骨部材をパネルより車両内部側に
配置した構造が知られている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、鉄道車両
の高速化にともない、走行速度に応じた車両構体の軽量
化が必要である。また、鉄道車両車両同士がトンネル内
ですれ違う場合に乗客に不快感を与えないようにするた
めに、気密構造になっている。
の高速化にともない、走行速度に応じた車両構体の軽量
化が必要である。また、鉄道車両車両同士がトンネル内
ですれ違う場合に乗客に不快感を与えないようにするた
めに、気密構造になっている。
【0008】したがって、車両の構体は、乗客、各種機
器の荷重と構体の自重および上述した車内外圧力差によ
る荷重にさらされることになる。このため、構体の剛性
および圧力荷重に対する強度向上を図らなければならな
い。ところが、構体の剛性および強度の向上を図ること
と軽量化を図ることとは相反する関係にあり、実現する
のが困難な状況にある。
器の荷重と構体の自重および上述した車内外圧力差によ
る荷重にさらされることになる。このため、構体の剛性
および圧力荷重に対する強度向上を図らなければならな
い。ところが、構体の剛性および強度の向上を図ること
と軽量化を図ることとは相反する関係にあり、実現する
のが困難な状況にある。
【0009】従来、鉄製構体および軽合金製構体におい
ては、外板部材および骨部材の薄肉化による軽量化が図
られているが、部材の強度及び剛性の面から軽量化の限
界がある。
ては、外板部材および骨部材の薄肉化による軽量化が図
られているが、部材の強度及び剛性の面から軽量化の限
界がある。
【0010】また、外板部材に軽合金製のハニカムパネ
ルを用いたものがあるが、車体断面の曲率の変化する箇
所やパネルの接合部において局部的に応力が集中し、補
強部材を必要とするため軽量化の妨げになることがあっ
た。特に、従来の技術は、車体断面の曲率の変化する箇
所やパネルの接合部において局部的に応力が集中し、補
強部材を必要とするため軽量化の妨げになることがあっ
た。
ルを用いたものがあるが、車体断面の曲率の変化する箇
所やパネルの接合部において局部的に応力が集中し、補
強部材を必要とするため軽量化の妨げになることがあっ
た。特に、従来の技術は、車体断面の曲率の変化する箇
所やパネルの接合部において局部的に応力が集中し、補
強部材を必要とするため軽量化の妨げになることがあっ
た。
【0011】本発明の第一の目的は、軽量でかつ耐圧性
の優れた鉄道車両構体を提供することにある。
の優れた鉄道車両構体を提供することにある。
【0012】本発明の第二の目的は、垂直曲げ剛性の優
れた鉄道車両用構体を提供することにある。
れた鉄道車両用構体を提供することにある。
【0013】本発明の第三の目的は、車端圧縮強度の優
れた鉄道車両用構体を提供することにある。
れた鉄道車両用構体を提供することにある。
【0014】本発明の第四の目的は、車体剛性を確保
し、視界の良好な長方形の車窓を可能にできる構造を提
供することにある。
し、視界の良好な長方形の車窓を可能にできる構造を提
供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、屋根
部、幕板部、吹寄せ部及び腰板部が軽合金製の外板部材
を組み合わせて結合され、幕板部と吹寄せ部及び腰板部
との間に矩形の側窓が設けられた鉄道車両構体におい
て、側窓の各隅に相当する吹寄せ部と幕板部との接合
部、及び吹寄せ部と腰板との接合部にそれぞれ、局部応
力緩和のため母材化した窓隅部材によって構成されるコ
ーナ部を設けたことにある。
部、幕板部、吹寄せ部及び腰板部が軽合金製の外板部材
を組み合わせて結合され、幕板部と吹寄せ部及び腰板部
との間に矩形の側窓が設けられた鉄道車両構体におい
て、側窓の各隅に相当する吹寄せ部と幕板部との接合
部、及び吹寄せ部と腰板との接合部にそれぞれ、局部応
力緩和のため母材化した窓隅部材によって構成されるコ
ーナ部を設けたことにある。
【0016】また、側梁の側構体接合部近傍に曲面部を
形成した点にも特徴がある。
形成した点にも特徴がある。
【0017】
【作用】本発明によれば、外板部材すなわち、ろう付ア
ルミハニカムパネルで、側窓周囲を構成する場合におい
て、窓開口の隅部分に関し応力集中が生じる可能性が高
いため、該隅部を母材化すなわち溶接接合線を有さない
単体部材で構成する構造とした。すなわち母材化した窓
隅部材を採用した点に特徴がある。なお、隅部から離れ
た位置で外板部材の接合部材に対して溶接接合する。
ルミハニカムパネルで、側窓周囲を構成する場合におい
て、窓開口の隅部分に関し応力集中が生じる可能性が高
いため、該隅部を母材化すなわち溶接接合線を有さない
単体部材で構成する構造とした。すなわち母材化した窓
隅部材を採用した点に特徴がある。なお、隅部から離れ
た位置で外板部材の接合部材に対して溶接接合する。
【0018】本発明の他の特徴によれば、側梁に曲面部
を形成しているので、側構体が内外へ倒れる方向の変形
に対して、応力集中を防止することが出来る。
を形成しているので、側構体が内外へ倒れる方向の変形
に対して、応力集中を防止することが出来る。
【0019】
【実施例】まず、本発明の一実施例を図1、2によって
説明する。同図において、10は鉄道車両の構体であ
り、側構体20、台枠30、屋根構体40および妻構体
50から構成されている。
説明する。同図において、10は鉄道車両の構体であ
り、側構体20、台枠30、屋根構体40および妻構体
50から構成されている。
【0020】前記側構体20は、腰板21、幕板22、
吹寄せ23から構成されており、それぞれ後述する積層
構造の外板部材60を組合せ接合した構造で、車体にお
いて使用する部位により前述のような名称となってい
る。前記腰板21および幕板22は、側構体20の窓開
口部の上方および下方位置に配置される。また、前記吹
寄せ23は、該腰板21および幕板22の間に設置され
る。前記側構体20は、前記台枠30の側梁31の上面
から後述する屋根構体40の車体周方向端部までが一体
として構成される。個々の外板部材60の車体長手方向
の寸法は、側構体20を車体長手方向について複数に分
割した長さとなっている。側構体20は、個々の外板部
材60を車体長手方向に並べそれぞれを溶接接合して腰
板21及び幕板22の各ブロックを作り、吹寄せ23を
介してそれぞれを溶接することによって組み立てられ
る。
吹寄せ23から構成されており、それぞれ後述する積層
構造の外板部材60を組合せ接合した構造で、車体にお
いて使用する部位により前述のような名称となってい
る。前記腰板21および幕板22は、側構体20の窓開
口部の上方および下方位置に配置される。また、前記吹
寄せ23は、該腰板21および幕板22の間に設置され
る。前記側構体20は、前記台枠30の側梁31の上面
から後述する屋根構体40の車体周方向端部までが一体
として構成される。個々の外板部材60の車体長手方向
の寸法は、側構体20を車体長手方向について複数に分
割した長さとなっている。側構体20は、個々の外板部
材60を車体長手方向に並べそれぞれを溶接接合して腰
板21及び幕板22の各ブロックを作り、吹寄せ23を
介してそれぞれを溶接することによって組み立てられ
る。
【0021】31は前記台枠30を構成する側梁で、台
枠30の車体幅方向両端部において車体長手方向に引通
して配置される。32は平行に配置された前記側梁31
の間に、車体幅方向に引き通して設置される横梁であ
り、その両端を側梁31の側面31aに接合している。
該横梁32は、前記側梁31の間に、車体長手方向に所
定のピッチで平行に配置されている。33は前記横梁3
2の上に設置される床板である。床板33は、後述する
積層構造部材製である。該床板33を車体長手方向に複
数並べ、図10、11に示すように横梁32を介して接
合するとともに、各床板33は側梁31の車体幅方向垂
直断面の内側の側面31aに接合されることにより台枠
30が構成される。
枠30の車体幅方向両端部において車体長手方向に引通
して配置される。32は平行に配置された前記側梁31
の間に、車体幅方向に引き通して設置される横梁であ
り、その両端を側梁31の側面31aに接合している。
該横梁32は、前記側梁31の間に、車体長手方向に所
定のピッチで平行に配置されている。33は前記横梁3
2の上に設置される床板である。床板33は、後述する
積層構造部材製である。該床板33を車体長手方向に複
数並べ、図10、11に示すように横梁32を介して接
合するとともに、各床板33は側梁31の車体幅方向垂
直断面の内側の側面31aに接合されることにより台枠
30が構成される。
【0022】したがって、側構体20が内圧により曲げ
られても床板33と大きな曲面部34で接合されている
ので、応力集中がなくなり、この部分の応力を低くする
ことができる。また、隣接した床板33を横梁32にそ
の端部を突合せ、各床板33同士および各床板33を横
梁32に接合して配置されている。この床板33の取付
が容易になるよう(上から床板33を落とし込み、該床
板33を横梁32で支えた状態で溶接接合が行える)
に、側梁31の横梁32側の側面31aの部分に突出さ
せて、支持フランジ31fを設けている。このような構
成によれば、車内を気密に保つための気密溶接も車内側
から下向き姿勢で溶接作業が行なえる。
られても床板33と大きな曲面部34で接合されている
ので、応力集中がなくなり、この部分の応力を低くする
ことができる。また、隣接した床板33を横梁32にそ
の端部を突合せ、各床板33同士および各床板33を横
梁32に接合して配置されている。この床板33の取付
が容易になるよう(上から床板33を落とし込み、該床
板33を横梁32で支えた状態で溶接接合が行える)
に、側梁31の横梁32側の側面31aの部分に突出さ
せて、支持フランジ31fを設けている。このような構
成によれば、車内を気密に保つための気密溶接も車内側
から下向き姿勢で溶接作業が行なえる。
【0023】前記屋根構体40は、後述する積層構造の
外板部材60を組合せ接合した構造である。屋根構体4
0は、構体10の両側面をなす側構体20と後述する両
端面をなす妻構体50の上部の間を一体のブロックとし
て構成される。個々の外板部材60の車体長手方向と幅
方向の寸法は、屋根構体40を車体長手方向および幅方
向について複数に分割した長さおよび幅になっている。
但し、外板部材の結合部材66は、力を受ける方向、す
なわち本図で見ると車の長さ方向でなく車の長さ方向に
対して直角方向に入れることにより、円環となり強度ア
ップになる。
外板部材60を組合せ接合した構造である。屋根構体4
0は、構体10の両側面をなす側構体20と後述する両
端面をなす妻構体50の上部の間を一体のブロックとし
て構成される。個々の外板部材60の車体長手方向と幅
方向の寸法は、屋根構体40を車体長手方向および幅方
向について複数に分割した長さおよび幅になっている。
但し、外板部材の結合部材66は、力を受ける方向、す
なわち本図で見ると車の長さ方向でなく車の長さ方向に
対して直角方向に入れることにより、円環となり強度ア
ップになる。
【0024】なお、図1および図2に示した車両構体1
0、屋根構体40においては、複数の外板部材60を車
体長手方向に並べて接合した構成しているが、外板部材
60が小さい場合には、車体長手方向および車体幅方向
にそれぞれ並べて接合し屋根構体40を構成してもよ
い。屋根構体40は、個々の外板部材60を車体長手方
向および幅方向に並べ溶接接合して、屋根構体40のブ
ロックを作り、側構体20と妻構体50に溶接すること
によって組立てられる。
0、屋根構体40においては、複数の外板部材60を車
体長手方向に並べて接合した構成しているが、外板部材
60が小さい場合には、車体長手方向および車体幅方向
にそれぞれ並べて接合し屋根構体40を構成してもよ
い。屋根構体40は、個々の外板部材60を車体長手方
向および幅方向に並べ溶接接合して、屋根構体40のブ
ロックを作り、側構体20と妻構体50に溶接すること
によって組立てられる。
【0025】前記妻構体50は、従来車両の骨部材に外
板を溶接した構造とすることもできるが、ここでは後述
する積層構造の外板部材60を用いた場合を説明する。
これはトンネル内走行時における耐圧性が、特に問題に
なる場合に有効である。車体形状を球形に近づけて行く
と車体の耐圧性が向上されるが、妻構体50は車体同士
の連結部に当るため垂直断面になっている。このため、
妻構体50の中央部における変位量は、他の部位に比べ
て大きい。したがって、後述する外板部材60の特性を
発揮できる。妻構体50は、構体10の両端面を構成
し、側構体20、台枠30、屋根構体40の端部を一体
として構成される。外板部材60は、妻構体50の貫通
路51の上部および左右に配置し、妻構体50が構成さ
れる。
板を溶接した構造とすることもできるが、ここでは後述
する積層構造の外板部材60を用いた場合を説明する。
これはトンネル内走行時における耐圧性が、特に問題に
なる場合に有効である。車体形状を球形に近づけて行く
と車体の耐圧性が向上されるが、妻構体50は車体同士
の連結部に当るため垂直断面になっている。このため、
妻構体50の中央部における変位量は、他の部位に比べ
て大きい。したがって、後述する外板部材60の特性を
発揮できる。妻構体50は、構体10の両端面を構成
し、側構体20、台枠30、屋根構体40の端部を一体
として構成される。外板部材60は、妻構体50の貫通
路51の上部および左右に配置し、妻構体50が構成さ
れる。
【0026】以上のような構成において、構体10の組
立方法を説明する。構体10は、側構体20、台枠3
0、屋根構体40および妻構体50をそれぞれ個別に製
作し、これらを互いに接合して完成させる。まず、台枠
30の車体幅方向の両側の上面すなわち側梁31の上部
に側構体20を垂直に配置し、かつ、該台枠30の車体
長手方向両端部の上面に妻構体50をそれぞれ配置す
る。そして、前記台枠30と側構体20および台枠30
と妻構体50を接合する。また、同時に前記側構体20
と妻構体50を接合する。この二つの側構体20および
二つの妻構体50の上に屋根構体40を載せ、該屋根構
体40と前記二つの側構体20および二つの妻構体50
をそれぞれ接合する。このようにして、構体10は組み
立てられる。又、もう一つとしては、屋根構体40と二
つの側構体20および二つの妻構体50を接合した後台
枠30と接合させてもよい。
立方法を説明する。構体10は、側構体20、台枠3
0、屋根構体40および妻構体50をそれぞれ個別に製
作し、これらを互いに接合して完成させる。まず、台枠
30の車体幅方向の両側の上面すなわち側梁31の上部
に側構体20を垂直に配置し、かつ、該台枠30の車体
長手方向両端部の上面に妻構体50をそれぞれ配置す
る。そして、前記台枠30と側構体20および台枠30
と妻構体50を接合する。また、同時に前記側構体20
と妻構体50を接合する。この二つの側構体20および
二つの妻構体50の上に屋根構体40を載せ、該屋根構
体40と前記二つの側構体20および二つの妻構体50
をそれぞれ接合する。このようにして、構体10は組み
立てられる。又、もう一つとしては、屋根構体40と二
つの側構体20および二つの妻構体50を接合した後台
枠30と接合させてもよい。
【0027】つぎに、図3、4について説明する。外板
部材60は、表材61および62、該表材61および6
2の間に設置される芯材63、強度用部材64、補強用
部材65、さらにこれらの外周端に配置した結合用部材
66,66aとから構成されている。結合用部材66と
66aは溶接にて最初に接合しておく。強度用部材64
は、基本的には結合部材66a間に引き通して配置さ
れ、該各結合部材をつなぐように配置される。ただし、
二本の強度用部材64同士を交差するように配置する場
合には、該強度用部材64同士は該交差部で結合され
る。また、補強用部材65は、隣接した強度用部材64
間および強度用部材64と結合用部材66及び66a間
をつなぐように設置される。なお、外板部材60自体が
湾曲して構成されている場合、前記強度用部材64は当
然外板部材60自体の厚さ方向に湾曲した構造に構成さ
れている。この湾曲した外板部材60を構成する前記芯
材63が折り曲げた複数の板材を接合して構成するハニ
カムコアの場合には、該ハニカムコアのL方向67aを
前記強度用部材64に直交する方向とする。言い替えれ
ば、外板部材60が湾曲している方向に対して、前記芯
材63であるハニカムコアはそのL方向67aを直交す
る方向に配置する。ただし、ハニカムコアを構成する複
数の板状素材を、台形をなす接続面で接続し、ハニカム
コア自体を曲面状に形成すれば、外板部材60の湾曲方
向に対して平行に前記強度用部材64を配置することも
できる。しかし、この方法であるとハニカムコア63の
製作もむつかしく、一般的でない。特に湾曲が小さくな
ると製作出来なくなる。
部材60は、表材61および62、該表材61および6
2の間に設置される芯材63、強度用部材64、補強用
部材65、さらにこれらの外周端に配置した結合用部材
66,66aとから構成されている。結合用部材66と
66aは溶接にて最初に接合しておく。強度用部材64
は、基本的には結合部材66a間に引き通して配置さ
れ、該各結合部材をつなぐように配置される。ただし、
二本の強度用部材64同士を交差するように配置する場
合には、該強度用部材64同士は該交差部で結合され
る。また、補強用部材65は、隣接した強度用部材64
間および強度用部材64と結合用部材66及び66a間
をつなぐように設置される。なお、外板部材60自体が
湾曲して構成されている場合、前記強度用部材64は当
然外板部材60自体の厚さ方向に湾曲した構造に構成さ
れている。この湾曲した外板部材60を構成する前記芯
材63が折り曲げた複数の板材を接合して構成するハニ
カムコアの場合には、該ハニカムコアのL方向67aを
前記強度用部材64に直交する方向とする。言い替えれ
ば、外板部材60が湾曲している方向に対して、前記芯
材63であるハニカムコアはそのL方向67aを直交す
る方向に配置する。ただし、ハニカムコアを構成する複
数の板状素材を、台形をなす接続面で接続し、ハニカム
コア自体を曲面状に形成すれば、外板部材60の湾曲方
向に対して平行に前記強度用部材64を配置することも
できる。しかし、この方法であるとハニカムコア63の
製作もむつかしく、一般的でない。特に湾曲が小さくな
ると製作出来なくなる。
【0028】外板部材60は、表材61、62が芯材6
3により一定以上の厚さが離隔され、それぞれの芯材6
3が密に支持されているため、単なる平板に比べて曲げ
および剪断剛性が高い。前記外板部材60としては、例
えば軽合金製の表材61、62、芯材63として六角格
子状のハニカムコア、強度用部材64、補強用部材65
をろう付けしたハニカムパネル材が用いられる。前記ハ
ニカムコアは二枚の表材間で連通した複数のセルを有す
る構成となっている。前記軽合金製の芯材63に代え
て、格子状或いはその他の連続性のある形状に形成した
軽合金製もしくは樹脂製の薄板或は発泡材を用い接着に
よって接合してもよい。これらのパネル同士の接合は、
溶接時の温度上昇を考慮した熱硬化形の樹脂および接着
剤を用いる必要がある。また、結合用部材66の接合フ
ランジ部を伸ばすことも有効であり、溶接による熱影響
を防止できる。なお、表材としてステンレス鋼を用い、
芯材として軽合金製材料を用いる組合せ等異種金属材料
を組み合わせても良い。
3により一定以上の厚さが離隔され、それぞれの芯材6
3が密に支持されているため、単なる平板に比べて曲げ
および剪断剛性が高い。前記外板部材60としては、例
えば軽合金製の表材61、62、芯材63として六角格
子状のハニカムコア、強度用部材64、補強用部材65
をろう付けしたハニカムパネル材が用いられる。前記ハ
ニカムコアは二枚の表材間で連通した複数のセルを有す
る構成となっている。前記軽合金製の芯材63に代え
て、格子状或いはその他の連続性のある形状に形成した
軽合金製もしくは樹脂製の薄板或は発泡材を用い接着に
よって接合してもよい。これらのパネル同士の接合は、
溶接時の温度上昇を考慮した熱硬化形の樹脂および接着
剤を用いる必要がある。また、結合用部材66の接合フ
ランジ部を伸ばすことも有効であり、溶接による熱影響
を防止できる。なお、表材としてステンレス鋼を用い、
芯材として軽合金製材料を用いる組合せ等異種金属材料
を組み合わせても良い。
【0029】前記強度用部材64は、それ自体が平板状
に形成されており、表材に対してその幅方向が直交する
ように配置される。さらに、該強度用部材64の長手方
向は、パネル内で車体の周方向に合わせて配置されてい
る。したがって、外板部材60が平面状でなく、車体形
状に合わせた曲面の場合には、強度用部材64を平板か
らR形状に容易に加工でき、かつ、精度良く製作でき
る。強度的にも平板状の強度用部材64を芯材63が密
に保持しているので、該強度用部材64の倒れがなく、
曲げ剛性を十分確保できる。更に強度を増すには、この
部材を多く入れること又は、表材61、62の板厚を変
えることで達成できる。また、強度用部材の形状として
は、前記日字型以外にU字型或いは板状を用いることも
考えられる。これらの型材の場合には、全体を極端に曲
げることはできないが、断面形状を損なうこと無く曲げ
ることは可能であり、これらの型材を用いても良い。な
お、これらの型材においては、曲げ加工に伴う寸法制度
の低下は機械加工によって避けることができる。これに
より、強度用部材として前記のような型材を用いること
も可能である。以上のように構成された構体10の車内
外圧力差が変動した場合、外板部材60が車内の圧力を
一定に保つ気密壁となる。
に形成されており、表材に対してその幅方向が直交する
ように配置される。さらに、該強度用部材64の長手方
向は、パネル内で車体の周方向に合わせて配置されてい
る。したがって、外板部材60が平面状でなく、車体形
状に合わせた曲面の場合には、強度用部材64を平板か
らR形状に容易に加工でき、かつ、精度良く製作でき
る。強度的にも平板状の強度用部材64を芯材63が密
に保持しているので、該強度用部材64の倒れがなく、
曲げ剛性を十分確保できる。更に強度を増すには、この
部材を多く入れること又は、表材61、62の板厚を変
えることで達成できる。また、強度用部材の形状として
は、前記日字型以外にU字型或いは板状を用いることも
考えられる。これらの型材の場合には、全体を極端に曲
げることはできないが、断面形状を損なうこと無く曲げ
ることは可能であり、これらの型材を用いても良い。な
お、これらの型材においては、曲げ加工に伴う寸法制度
の低下は機械加工によって避けることができる。これに
より、強度用部材として前記のような型材を用いること
も可能である。以上のように構成された構体10の車内
外圧力差が変動した場合、外板部材60が車内の圧力を
一定に保つ気密壁となる。
【0030】図5に芯材63の配置を示す。芯材63
は、波型形状の板をL方向67aに六角形のセル68を
形成するように重ね合わせ、それらの隙間をろう材69
にて接合する構造になっている。該芯材63を用いた積
層パネルの場合、前記芯材63のL方向67aすなわち
板材の連続している方向は、W方向67bすなわち前記
L方向に直角な方向に比べて約4割程度剪断強度が高
い。これは、芯材63の配列の相違によるものである。
更に、結合用部材66は相手の外板部材60と接合した
時、力を円滑に流すため主力方向に通す物とする。(本
図では下方向に)また、図5の補強用部材65と強度用
部材64と結合用部材66aに囲まれて出来る三角形の
所にはコア63でなく、少し重くなるが板材としてもよ
い。
は、波型形状の板をL方向67aに六角形のセル68を
形成するように重ね合わせ、それらの隙間をろう材69
にて接合する構造になっている。該芯材63を用いた積
層パネルの場合、前記芯材63のL方向67aすなわち
板材の連続している方向は、W方向67bすなわち前記
L方向に直角な方向に比べて約4割程度剪断強度が高
い。これは、芯材63の配列の相違によるものである。
更に、結合用部材66は相手の外板部材60と接合した
時、力を円滑に流すため主力方向に通す物とする。(本
図では下方向に)また、図5の補強用部材65と強度用
部材64と結合用部材66aに囲まれて出来る三角形の
所にはコア63でなく、少し重くなるが板材としてもよ
い。
【0031】さらに、補強用部材65は、強度用部材6
4に対して60°、結合用部材66aに対して、30°
を成す角度に設置すると、外板部材60の芯材63が個
々の芯材63の山63aもしくは谷63bで切断できる
ので、芯材63の形態を2種類に標準化することができ
る。また、補強用部材65は強度用部材64に対して3
0°、結合用部材66aに対して60°を成す角度に設
置すると、外板部材60の芯材63が個々の芯材63の
山63aの中間で切断できるので、芯材63の形態を1
種類に標準化することができる。
4に対して60°、結合用部材66aに対して、30°
を成す角度に設置すると、外板部材60の芯材63が個
々の芯材63の山63aもしくは谷63bで切断できる
ので、芯材63の形態を2種類に標準化することができ
る。また、補強用部材65は強度用部材64に対して3
0°、結合用部材66aに対して60°を成す角度に設
置すると、外板部材60の芯材63が個々の芯材63の
山63aの中間で切断できるので、芯材63の形態を1
種類に標準化することができる。
【0032】図6において、前記外板部材60は、その
外周端に結合用部材66、66aを設け、これを介し
て、他の外板部材60と結合する構造になっている。こ
のため、表材61、62同士を直接結合する場合に比べ
て、接合部分の強度低下を防止できる。
外周端に結合用部材66、66aを設け、これを介し
て、他の外板部材60と結合する構造になっている。こ
のため、表材61、62同士を直接結合する場合に比べ
て、接合部分の強度低下を防止できる。
【0033】また、強度用部材64は、従来の側柱、垂
木等に相当するものを積層構造の一部として表材61、
62の間に設置したものである。前記強度用部材64
は、特に車体内外気圧差による荷重及び垂直,車端圧縮
荷重を考慮して、車両構体10の垂直断面の周方向に配
置する必要がある。
木等に相当するものを積層構造の一部として表材61、
62の間に設置したものである。前記強度用部材64
は、特に車体内外気圧差による荷重及び垂直,車端圧縮
荷重を考慮して、車両構体10の垂直断面の周方向に配
置する必要がある。
【0034】すなわち、腰板21,幕板22および吹寄
せ23においては、強度用部材64が側構体20の垂直
方向に引き通して連続円環状に配置される。なお、該強
度用部材64は、前述のように表材に対して直行するよ
うに配置される。前記幕板22の強度用部材64の幅方
向の縁の曲率半径は、腰板21および吹寄せ23の強度
用部材64の縁の曲率半径よりも小さくなっている。ま
た、幕板22の強度用部材64の幅方向の縁の曲率半径
は、屋根構体40に近づくに従って該曲率半径が短くな
る方向に変化している。このように外板部材60におい
ては、内部に設置する強度用部材64の幅方向の縁の曲
面を円弧状の曲面或いは曲率の異なる曲面等任意に形成
して積層パネルを形成することができる。
せ23においては、強度用部材64が側構体20の垂直
方向に引き通して連続円環状に配置される。なお、該強
度用部材64は、前述のように表材に対して直行するよ
うに配置される。前記幕板22の強度用部材64の幅方
向の縁の曲率半径は、腰板21および吹寄せ23の強度
用部材64の縁の曲率半径よりも小さくなっている。ま
た、幕板22の強度用部材64の幅方向の縁の曲率半径
は、屋根構体40に近づくに従って該曲率半径が短くな
る方向に変化している。このように外板部材60におい
ては、内部に設置する強度用部材64の幅方向の縁の曲
面を円弧状の曲面或いは曲率の異なる曲面等任意に形成
して積層パネルを形成することができる。
【0035】屋根構体40においては、強度用部材64
が該屋根構体40の幅方向に引き通して配置されてい
る。すなわち、前記強度用部材64が従来の垂木に相当
するように配置されている。そして、構体10全体につ
いて見ると、図7に示すように各外板部材60同志の強
度用部材64が同一断面線上となるようにそれぞれ配置
されている。なお、図7は各外板部材60同士の配置と
それぞれの内部構造の関係を判り易くするため、表面の
表材を無視して作図している。すなわち、屋根構体40
と前記腰板21,幕板22および吹寄せ23の各強度用
部材64を車体の周方向に連なるように該各外板部材6
0が配置されている。したがって、前記各強度用部材6
4に荷重を分担させることができる。すなわち、各強度
用部材64が車体幅方向両側の側梁間に配置されたリン
グ状の強度部材となるため、構体10に作用する圧力変
動に対して十分な強度を発揮することができる。
が該屋根構体40の幅方向に引き通して配置されてい
る。すなわち、前記強度用部材64が従来の垂木に相当
するように配置されている。そして、構体10全体につ
いて見ると、図7に示すように各外板部材60同志の強
度用部材64が同一断面線上となるようにそれぞれ配置
されている。なお、図7は各外板部材60同士の配置と
それぞれの内部構造の関係を判り易くするため、表面の
表材を無視して作図している。すなわち、屋根構体40
と前記腰板21,幕板22および吹寄せ23の各強度用
部材64を車体の周方向に連なるように該各外板部材6
0が配置されている。したがって、前記各強度用部材6
4に荷重を分担させることができる。すなわち、各強度
用部材64が車体幅方向両側の側梁間に配置されたリン
グ状の強度部材となるため、構体10に作用する圧力変
動に対して十分な強度を発揮することができる。
【0036】さらに補強用部材65を、強度用部材64
を結合用部材66、もしくは強度用部材64同志を結合
するように設置することにより、各外板部材60同志の
結合部である溶接線27の荷重を分散させ、応力集中を
緩和することができる。すなわち、前記強度用部材64
を各外板部材60の内部に設置することにより、該外板
部材60においては結合部材66と該強度用部材64が
種々の力を伝達することになる。したがって、該強度用
部材64と結合部材66aとの接合部には、応力が集中
する可能性が高い。そこで、前記補強用部材65を前述
のように設けることにより、前記力を分散させて伝達す
ることができ、応力集中を防止することができる。この
ことは、結合部材66aの厚さの低減による軽量化或い
は構体10全体の強度向上につながる。
を結合用部材66、もしくは強度用部材64同志を結合
するように設置することにより、各外板部材60同志の
結合部である溶接線27の荷重を分散させ、応力集中を
緩和することができる。すなわち、前記強度用部材64
を各外板部材60の内部に設置することにより、該外板
部材60においては結合部材66と該強度用部材64が
種々の力を伝達することになる。したがって、該強度用
部材64と結合部材66aとの接合部には、応力が集中
する可能性が高い。そこで、前記補強用部材65を前述
のように設けることにより、前記力を分散させて伝達す
ることができ、応力集中を防止することができる。この
ことは、結合部材66aの厚さの低減による軽量化或い
は構体10全体の強度向上につながる。
【0037】前記曲面形状の外板部材60の製作状況を
説明する。必要な曲面に支持面が形成された下型の上に
表材61を載せ、該表材61に上に折り曲げられた複数
の芯材63,強度用部材64および補強用部材65を載
せる。そして、これらの各部材相互の位置決めを行う
が、結合部材66、66aはあらかじめ部材同志(66
と66a)できちんと枠組(溶接等)を完了させ強度用
部材64および補強用部材65は縁がそれぞれ曲面に形
成されているため、前記型への位置決めを正確に行う。
これらの上に表材62を乗せ、上型を置く。このような
状態で、前記各部材を例えばろう付けによって接合する
のであれば、真空炉内で加温しながら前記上下の型で加
圧して接合を行う。なお、ろう付けのろう材は表材6
1,62のパネル内面側,芯材63,強度用部材64お
よび補強用部材65の表面にそれぞれクラッドされてい
る。前記表材61,62は予め曲面状に曲げられていれ
ば、作業性は向上される。
説明する。必要な曲面に支持面が形成された下型の上に
表材61を載せ、該表材61に上に折り曲げられた複数
の芯材63,強度用部材64および補強用部材65を載
せる。そして、これらの各部材相互の位置決めを行う
が、結合部材66、66aはあらかじめ部材同志(66
と66a)できちんと枠組(溶接等)を完了させ強度用
部材64および補強用部材65は縁がそれぞれ曲面に形
成されているため、前記型への位置決めを正確に行う。
これらの上に表材62を乗せ、上型を置く。このような
状態で、前記各部材を例えばろう付けによって接合する
のであれば、真空炉内で加温しながら前記上下の型で加
圧して接合を行う。なお、ろう付けのろう材は表材6
1,62のパネル内面側,芯材63,強度用部材64お
よび補強用部材65の表面にそれぞれクラッドされてい
る。前記表材61,62は予め曲面状に曲げられていれ
ば、作業性は向上される。
【0038】また、本発明の外板部材60によって車両
構体10を製作することにより、該車両構体10の内側
10aを図6に示すように平滑化することができる。し
たがって、従来、側柱、垂木等によって取付位置の制約
を受けていた内装材用の取付金具の配置の自由度を広げ
ることができる。このことによって、内装材取付金具又
は内装材及び内装構造を標準化することができる。
構体10を製作することにより、該車両構体10の内側
10aを図6に示すように平滑化することができる。し
たがって、従来、側柱、垂木等によって取付位置の制約
を受けていた内装材用の取付金具の配置の自由度を広げ
ることができる。このことによって、内装材取付金具又
は内装材及び内装構造を標準化することができる。
【0039】以下、個々の構体に外板部材60を使用し
た場合について詳細に説明をする。図6において、側構
体20には、構体10の自重、台枠30から伝わる該台
枠30の下面に設置される各種機器ならびに乗客等によ
る垂直荷重と、車内外圧力変動による荷重が作用する。
これらの荷重に対して前記側構体20は、前述の外板部
材60を主体に構成されているため、十分な面外曲げ剛
性及び剪断剛性を有する。すなわち、前記外板部材60
は、各表材を芯材によって相互にずれないように接合し
ていることから面外曲げ剛性が高く、構体10として十
分な剛性を確保することができる。また、各外板部材6
0は、その内部に前記強度用部材64を内蔵しているこ
とから、表材と芯材を組み合わせた通常の積層パネルよ
りも面外強度が高く、その強度は通常の積層パネル表面
に骨部材を設置したものと同等以上になる。詳述する
と、外板部材60の強度用部材64は、その両面を芯材
で支えられているため、比較的薄いものであっても座屈
し難く、積層パネル表面に設置される板厚の厚い型材と
同等の強度を発揮することができる。したがって、前記
強度用部材64と同一断面積を有する型材を積層パネル
に接合した場合よりも剛性を向上させることができる。
さらに、前記強度用部材64は、外板部材60が曲面状
に形成されていても前述のように剛性向上が図れる。し
たがって、前記側構体20は変形を生じにくく、前記荷
重に対して十分に耐えうる。
た場合について詳細に説明をする。図6において、側構
体20には、構体10の自重、台枠30から伝わる該台
枠30の下面に設置される各種機器ならびに乗客等によ
る垂直荷重と、車内外圧力変動による荷重が作用する。
これらの荷重に対して前記側構体20は、前述の外板部
材60を主体に構成されているため、十分な面外曲げ剛
性及び剪断剛性を有する。すなわち、前記外板部材60
は、各表材を芯材によって相互にずれないように接合し
ていることから面外曲げ剛性が高く、構体10として十
分な剛性を確保することができる。また、各外板部材6
0は、その内部に前記強度用部材64を内蔵しているこ
とから、表材と芯材を組み合わせた通常の積層パネルよ
りも面外強度が高く、その強度は通常の積層パネル表面
に骨部材を設置したものと同等以上になる。詳述する
と、外板部材60の強度用部材64は、その両面を芯材
で支えられているため、比較的薄いものであっても座屈
し難く、積層パネル表面に設置される板厚の厚い型材と
同等の強度を発揮することができる。したがって、前記
強度用部材64と同一断面積を有する型材を積層パネル
に接合した場合よりも剛性を向上させることができる。
さらに、前記強度用部材64は、外板部材60が曲面状
に形成されていても前述のように剛性向上が図れる。し
たがって、前記側構体20は変形を生じにくく、前記荷
重に対して十分に耐えうる。
【0040】さらに、強度上必要とされる窓周辺部に
は、強度用部材64、補強用部材65を配置しているた
め、局部的な応力集中の少ない車両構体10が得られ
る。さらに、構体10を構成する各外板部材のうち腰板
21,幕板22,吹寄せ23および屋根構体40を構成
する外板部材のそれぞれを、車体長手方向について強度
用部材64、補強用部材65の配置が同一になるように
標準化して構体10の設計を行なえば、前記外板部材6
0のコスト低減を図ることができる。なお、腰板21と
幕板22は、その寸法関係を同様にして同一の外板部材
としてもよい。また、幕板22と屋根構体40との接合
部のは、長手方向について、連続溶接部を行い製作容易
化を図るために両者が容易に嵌合できる断面の型材とし
ておくとよい。また、側梁31の幅及び高さ寸法は、上
下荷重,車端圧縮荷重により決定される。一方、外板部
材60の厚さ寸法は、上下荷重,車外圧力により決定さ
れる。床板33に作用する圧力と側構体20に作用する
荷重により、曲面部34の部分を支点として拡がろうと
するため、この部分に応力が集中する。この曲面部34
を側梁31の幅寸法以上の大きな曲面とすることによ
り、応力集中を緩和することができる。
は、強度用部材64、補強用部材65を配置しているた
め、局部的な応力集中の少ない車両構体10が得られ
る。さらに、構体10を構成する各外板部材のうち腰板
21,幕板22,吹寄せ23および屋根構体40を構成
する外板部材のそれぞれを、車体長手方向について強度
用部材64、補強用部材65の配置が同一になるように
標準化して構体10の設計を行なえば、前記外板部材6
0のコスト低減を図ることができる。なお、腰板21と
幕板22は、その寸法関係を同様にして同一の外板部材
としてもよい。また、幕板22と屋根構体40との接合
部のは、長手方向について、連続溶接部を行い製作容易
化を図るために両者が容易に嵌合できる断面の型材とし
ておくとよい。また、側梁31の幅及び高さ寸法は、上
下荷重,車端圧縮荷重により決定される。一方、外板部
材60の厚さ寸法は、上下荷重,車外圧力により決定さ
れる。床板33に作用する圧力と側構体20に作用する
荷重により、曲面部34の部分を支点として拡がろうと
するため、この部分に応力が集中する。この曲面部34
を側梁31の幅寸法以上の大きな曲面とすることによ
り、応力集中を緩和することができる。
【0041】図7は前記屋根構体40、腰板21、幕板
22、吹寄せ23および台枠部の側梁31の配置を示し
ている。屋根構体40、幕板22、吹寄せ23、腰板2
1を構成する各外板部材60を車体長手方向に対し、交
互に配置して車体幅方向もしくは車体上下方向の溶接線
27の集中を避けている。これは結合用部材66におけ
る母材の機械的性質に比べて、溶接部の機械的性質が劣
るためであり、各外板部材60の溶接線27の集中を防
ぐことにより、該構体10の強度信頼性を向上できる。
溶接線27で結合される結合用部材66を強度用部材6
4の位置に配置してこれを兼用することにより、軽量化
を促進することも可能である。ところで、前記吹寄せ2
3の幅方向両側の垂直方向に配置される結合用部材66
は、その端部を直交する水平方向に配置された結合用部
材66aよりも幕板20或いは腰板21側へ突出させて
構成されている。この吹寄せ23の結合用部材66の突
出によって、腰板21および幕板22との接合部分の溶
接線長を長くすることができ、強度向上が図れる。又、
吹寄せ23部は、幅等が狭い為、外側の表材61の板厚
を厚くすることで吹寄せの強度向上が図れる。
22、吹寄せ23および台枠部の側梁31の配置を示し
ている。屋根構体40、幕板22、吹寄せ23、腰板2
1を構成する各外板部材60を車体長手方向に対し、交
互に配置して車体幅方向もしくは車体上下方向の溶接線
27の集中を避けている。これは結合用部材66におけ
る母材の機械的性質に比べて、溶接部の機械的性質が劣
るためであり、各外板部材60の溶接線27の集中を防
ぐことにより、該構体10の強度信頼性を向上できる。
溶接線27で結合される結合用部材66を強度用部材6
4の位置に配置してこれを兼用することにより、軽量化
を促進することも可能である。ところで、前記吹寄せ2
3の幅方向両側の垂直方向に配置される結合用部材66
は、その端部を直交する水平方向に配置された結合用部
材66aよりも幕板20或いは腰板21側へ突出させて
構成されている。この吹寄せ23の結合用部材66の突
出によって、腰板21および幕板22との接合部分の溶
接線長を長くすることができ、強度向上が図れる。又、
吹寄せ23部は、幅等が狭い為、外側の表材61の板厚
を厚くすることで吹寄せの強度向上が図れる。
【0042】前記図7の構成においては、腰板21同志
および幕板22同志を接合する溶接線27が側窓24の
端部に位置している。しかし、この溶接線27すなわち
腰板21同士および幕板22同士の接合部を、吹寄せ2
3の幅方向の両側の強度部材に一致させて互いにずらし
て配置すれば、強度用部材64を低減することができ、
軽量化が図れる。すなわち、腰板21同士の接合溶接線
27を吹寄せ23の幅方向の一方の強度用部材例えば向
かって右側の強度用部材に一致させて配置し、幕板22
同士の接合溶接線27を吹寄せ23の幅方向の他方の強
度用部材例えば向かって左側の強度用部材に一致させて
配置する。このようにすることにより、側構体20にお
いて、腰板21同士および幕板22同士を接合する溶接
線27が吹寄せ23の幅寸法だけずれることになる。こ
のような構成によれば、まず、図7に示した構造と同様
な効果を達成することができる。この効果以外に、腰板
21同士および幕板22同士の接合部分の結合用部材6
6を図7に示されている吹寄せ23に対応して配置され
ている強度用部材64として兼用することができる。し
たがって、図7に示した構造に比べて外板部材60の強
度用部材64を少なくすることができる。このことは各
外板部材を軽量化することになる。
および幕板22同志を接合する溶接線27が側窓24の
端部に位置している。しかし、この溶接線27すなわち
腰板21同士および幕板22同士の接合部を、吹寄せ2
3の幅方向の両側の強度部材に一致させて互いにずらし
て配置すれば、強度用部材64を低減することができ、
軽量化が図れる。すなわち、腰板21同士の接合溶接線
27を吹寄せ23の幅方向の一方の強度用部材例えば向
かって右側の強度用部材に一致させて配置し、幕板22
同士の接合溶接線27を吹寄せ23の幅方向の他方の強
度用部材例えば向かって左側の強度用部材に一致させて
配置する。このようにすることにより、側構体20にお
いて、腰板21同士および幕板22同士を接合する溶接
線27が吹寄せ23の幅寸法だけずれることになる。こ
のような構成によれば、まず、図7に示した構造と同様
な効果を達成することができる。この効果以外に、腰板
21同士および幕板22同士の接合部分の結合用部材6
6を図7に示されている吹寄せ23に対応して配置され
ている強度用部材64として兼用することができる。し
たがって、図7に示した構造に比べて外板部材60の強
度用部材64を少なくすることができる。このことは各
外板部材を軽量化することになる。
【0043】前記外板部材60は、曲げおよび剪断剛性
が高いため、前述のように側構体20に用いた場合、垂
直荷重および溶接に伴う残留応力によって車体表面に歪
が生じることが少なく、見栄えを向上できる。また、車
体形状にあわせた強度用部材および補強用部材を前記外
板部材60内部に組み込むことにより、平板状の外板部
材を曲げたものに比べ、さらに車体表面の歪の少ない車
両用構体が得られる。結果として車体表面の歪取り作業
を省略できる。さらに、従来、構体完成後に行なってい
た側構体20表面の塗装用パテを用いた平滑化作業を簡
略化することができる。
が高いため、前述のように側構体20に用いた場合、垂
直荷重および溶接に伴う残留応力によって車体表面に歪
が生じることが少なく、見栄えを向上できる。また、車
体形状にあわせた強度用部材および補強用部材を前記外
板部材60内部に組み込むことにより、平板状の外板部
材を曲げたものに比べ、さらに車体表面の歪の少ない車
両用構体が得られる。結果として車体表面の歪取り作業
を省略できる。さらに、従来、構体完成後に行なってい
た側構体20表面の塗装用パテを用いた平滑化作業を簡
略化することができる。
【0044】図8に示す台枠30の該床板33は、前記
外板部材60もしくは前記外板部材60において強度用
部材65と補強用部材66を省略したものを車両の運用
条件や荷重条件によって使い分けて用いる。台枠30に
おいて、車体内外気圧差による床板33に加わる荷重を
受け持つのは側梁31と横梁32であるが、車両が高速
になればなるほど、トンネル内走行時の気密荷重が大き
くなり、床板33の面外曲げ剛性の高いものが必要とな
る。加えて軽量化及び断熱が必要な場合には、前記外板
部材60を使用すると効果的である。図9に示すように
台枠30において、車端圧縮による荷重を受け持つの
は、中梁35と枕梁36であるが、端梁34から枕梁3
6までの間で中梁35,横梁32の上に載る床板33に
前記外板部材60を配置する。特に、枕梁36同士の間
は、側梁31が荷重を受け持つので、枕梁36から側梁
31に荷重をスムーズに流すために枕梁36の前後の床
板33の内部には強度用部材64を結合用部材66に対
し、直角,30°もしくは60°をなすように配置した
ものを使用する。その他床板33に前記外板部材60か
ら強度用部材64と補強用部材65を省略したものを配
置する。外板部材60内部の芯材63を車体長手方向に
配置すると、車端圧縮強度の高い車両構体が得られる。
また、図10、11に示すように床板33の配置は、車
体長手方向に複数並べ、横梁32の上面で落し込みにし
て作業容易化し、各外板部材60のコの字形の結合用部
材66を接合する。すなわち、隣合う外板部材60の結
合用部材66の下側のフランジは、横梁32のフランジ
32aにのせて連続あるいは断続溶接によって接合す
る。隣合う外板部材60の結合用部材66の上側のフラ
ンジは、横梁32の垂直部端面でルートギャプを設けて
配置され、三者一体に溶接される。また、外板部材60
の車体幅方向の結合については、側梁31の車体幅方向
垂直断面31aの内側の側フランジ31fと結合用部材
66とを溶接する。
外板部材60もしくは前記外板部材60において強度用
部材65と補強用部材66を省略したものを車両の運用
条件や荷重条件によって使い分けて用いる。台枠30に
おいて、車体内外気圧差による床板33に加わる荷重を
受け持つのは側梁31と横梁32であるが、車両が高速
になればなるほど、トンネル内走行時の気密荷重が大き
くなり、床板33の面外曲げ剛性の高いものが必要とな
る。加えて軽量化及び断熱が必要な場合には、前記外板
部材60を使用すると効果的である。図9に示すように
台枠30において、車端圧縮による荷重を受け持つの
は、中梁35と枕梁36であるが、端梁34から枕梁3
6までの間で中梁35,横梁32の上に載る床板33に
前記外板部材60を配置する。特に、枕梁36同士の間
は、側梁31が荷重を受け持つので、枕梁36から側梁
31に荷重をスムーズに流すために枕梁36の前後の床
板33の内部には強度用部材64を結合用部材66に対
し、直角,30°もしくは60°をなすように配置した
ものを使用する。その他床板33に前記外板部材60か
ら強度用部材64と補強用部材65を省略したものを配
置する。外板部材60内部の芯材63を車体長手方向に
配置すると、車端圧縮強度の高い車両構体が得られる。
また、図10、11に示すように床板33の配置は、車
体長手方向に複数並べ、横梁32の上面で落し込みにし
て作業容易化し、各外板部材60のコの字形の結合用部
材66を接合する。すなわち、隣合う外板部材60の結
合用部材66の下側のフランジは、横梁32のフランジ
32aにのせて連続あるいは断続溶接によって接合す
る。隣合う外板部材60の結合用部材66の上側のフラ
ンジは、横梁32の垂直部端面でルートギャプを設けて
配置され、三者一体に溶接される。また、外板部材60
の車体幅方向の結合については、側梁31の車体幅方向
垂直断面31aの内側の側フランジ31fと結合用部材
66とを溶接する。
【0045】このような構成によれば、前記横梁32は
垂直部先端が外板部材60に連続的に接合されているこ
とから、従来I形或いはコ字形としていた横梁を上部平
板部分を形成することなく同等の断面係数を達成するこ
とができる。このことは横梁32自体の軽量化となり、
構体10の軽量化につながる。なお、隣接した外板部材
の前横梁32を介した前記結合構造は、構体10の他の
部分にも採用することができる。すなわち、前記横梁3
2の外板部材60からの突出部を機器の取付け用に用い
ることも考えられる。また、この構造は一般構造物例え
ば建築物の壁材に前記外板部材を用いた場合などにも適
用することができる。
垂直部先端が外板部材60に連続的に接合されているこ
とから、従来I形或いはコ字形としていた横梁を上部平
板部分を形成することなく同等の断面係数を達成するこ
とができる。このことは横梁32自体の軽量化となり、
構体10の軽量化につながる。なお、隣接した外板部材
の前横梁32を介した前記結合構造は、構体10の他の
部分にも採用することができる。すなわち、前記横梁3
2の外板部材60からの突出部を機器の取付け用に用い
ることも考えられる。また、この構造は一般構造物例え
ば建築物の壁材に前記外板部材を用いた場合などにも適
用することができる。
【0046】次に、図12に示すように、側窓24から
の視野を確保するために、該側窓24を直方形又は長方
形に形成する。そして、図13に示すように、該側構体
20の吹寄せ23と幕板22および腰板21との接合部
における側窓24の縁に相当する部位に、局部応力緩和
のため母材化した窓隅部材80を設けることによって、
該側窓24のコーナ部25を構成し、局部応力を緩和す
る。また、前記各部材間の接合線に面する吹寄せ23、
幕板22および腰板21の表材については、必要強度に
応じて板厚を変えることもできる。また、側窓24をな
す吹寄せ23の幕板22及び腰板21との接合部におい
ては、特に曲率が始まる部分に応力集中が生じる。した
がって、前記応力集中部を避けて溶接部が形成できるよ
うに、母材化された窓隅部材80が応力の高い部分を受
け持つように、その両端を伸ばして構成する。さらに、
強度的に必要な場合は、前記窓隅部材80に補強を追加
するかあるいはそれ自体の板厚を厚くする。
の視野を確保するために、該側窓24を直方形又は長方
形に形成する。そして、図13に示すように、該側構体
20の吹寄せ23と幕板22および腰板21との接合部
における側窓24の縁に相当する部位に、局部応力緩和
のため母材化した窓隅部材80を設けることによって、
該側窓24のコーナ部25を構成し、局部応力を緩和す
る。また、前記各部材間の接合線に面する吹寄せ23、
幕板22および腰板21の表材については、必要強度に
応じて板厚を変えることもできる。また、側窓24をな
す吹寄せ23の幕板22及び腰板21との接合部におい
ては、特に曲率が始まる部分に応力集中が生じる。した
がって、前記応力集中部を避けて溶接部が形成できるよ
うに、母材化された窓隅部材80が応力の高い部分を受
け持つように、その両端を伸ばして構成する。さらに、
強度的に必要な場合は、前記窓隅部材80に補強を追加
するかあるいはそれ自体の板厚を厚くする。
【0047】また、前記コーナ部25の中央部分は、応
力が低いため、隅部分を垂直方向に対して45゜の方向
に形成し、ユニット窓部材との接触面積を可能な限り広
く確保して、強固にユニット窓部材を保持する構成とす
ることも考えられる。さらに、外板部材60の共通化を
図るため、内側のh1寸法と外側のh2寸法を同一とす
る。また、外側のh3寸法を前記h1寸法よりも長くし、
この部分の寸法差によってユニット窓部材等の窓構成部
材を支持する。なお、内側のh4寸法と前記h3寸法は、
ほぼ同等となるように構成され、吹寄せ部23を構成す
る外板部材60の外周部の基本形状の標準化を図ってい
る。
力が低いため、隅部分を垂直方向に対して45゜の方向
に形成し、ユニット窓部材との接触面積を可能な限り広
く確保して、強固にユニット窓部材を保持する構成とす
ることも考えられる。さらに、外板部材60の共通化を
図るため、内側のh1寸法と外側のh2寸法を同一とす
る。また、外側のh3寸法を前記h1寸法よりも長くし、
この部分の寸法差によってユニット窓部材等の窓構成部
材を支持する。なお、内側のh4寸法と前記h3寸法は、
ほぼ同等となるように構成され、吹寄せ部23を構成す
る外板部材60の外周部の基本形状の標準化を図ってい
る。
【0048】次に、図14、15にて側窓24の構造に
ついて説明する。側窓24の構造は、吹寄せ23の厚さ
と吹寄せ23、幕板22および腰板21の結合用部材6
6の形状を変えることによって、側窓ガラス24’が吹
寄せ23まで延長された連続窓もしくは通常の単独の窓
に適用できる。まず、側窓ガラス24’が吹寄せ23ま
で延長された連続窓の構造については、側窓ガラス2
4’は結合用部材66に一体に形成された該ガラスを保
持するフランジ部に対して、締結板部材66aおよび締
結用部材66bで保持される。締結用部材66bとして
は、例えばボルト、リベット等があげられる。この時、
側窓24部分における結合用部材66の不要な部分66
cを除去することにより軽量化を図ることもできる。前
記図12,13は側窓ガラスを設けない状態を示し、図
14,15は側窓ガラスを設けた状態を示している。
ついて説明する。側窓24の構造は、吹寄せ23の厚さ
と吹寄せ23、幕板22および腰板21の結合用部材6
6の形状を変えることによって、側窓ガラス24’が吹
寄せ23まで延長された連続窓もしくは通常の単独の窓
に適用できる。まず、側窓ガラス24’が吹寄せ23ま
で延長された連続窓の構造については、側窓ガラス2
4’は結合用部材66に一体に形成された該ガラスを保
持するフランジ部に対して、締結板部材66aおよび締
結用部材66bで保持される。締結用部材66bとして
は、例えばボルト、リベット等があげられる。この時、
側窓24部分における結合用部材66の不要な部分66
cを除去することにより軽量化を図ることもできる。前
記図12,13は側窓ガラスを設けない状態を示し、図
14,15は側窓ガラスを設けた状態を示している。
【0049】また、図16、17、18により通常の単
独の窓の構造について説明する。前記図16は側窓ガラ
スを設けない状態を示し、図18は側窓ガラスを設けた
状態を示している。側窓24の周囲を形成する各結合用
部材66には、側窓ガラス24’を保持するフランジ部
が一体に形成されており、該フランジ部に締結板部材6
6aを介して締結用部材66bで側窓ガラス64’を締
結する。この場合、吹寄せ23の側面に設置している結
合用部材66にもガラス保持用のフランジ部を一体に形
成しており、締結板部材および締結用部材で側窓ガラス
24’を押え込み締結する。各結合用部材66の車体内
部側66cを除去すれば、側窓24の開口部に設置する
内装材形状の自由度を広げることができる。この構造は
幕板22および腰板21の厚さと吹寄せ23の厚さが同
じため、上述した連続窓の構造の車両構体10に比べて
強度上優位といえる。
独の窓の構造について説明する。前記図16は側窓ガラ
スを設けない状態を示し、図18は側窓ガラスを設けた
状態を示している。側窓24の周囲を形成する各結合用
部材66には、側窓ガラス24’を保持するフランジ部
が一体に形成されており、該フランジ部に締結板部材6
6aを介して締結用部材66bで側窓ガラス64’を締
結する。この場合、吹寄せ23の側面に設置している結
合用部材66にもガラス保持用のフランジ部を一体に形
成しており、締結板部材および締結用部材で側窓ガラス
24’を押え込み締結する。各結合用部材66の車体内
部側66cを除去すれば、側窓24の開口部に設置する
内装材形状の自由度を広げることができる。この構造は
幕板22および腰板21の厚さと吹寄せ23の厚さが同
じため、上述した連続窓の構造の車両構体10に比べて
強度上優位といえる。
【0050】次に、図19、20、21、22により、
該側構体20の吹寄せ23の構造について詳細に説明す
る。吹寄せ23に用いる外板部材60の車体前後方向の
縁すなわち図示した該吹寄せ23の左右幅方向両側の縁
に設置した強度用部材66が強度を有するので、基本的
に捩じりに対して強い構造になっている。また、ここで
外板部材60の芯材63は、吹寄せ23の外形線が直線
の場合には、縦、横、斜断面方向に配置し、主な荷重方
向に適合することにより、強度用部材64、補強用部材
65を省略することができる。ただし、外形が曲線形状
の場合には、製作上車体長手方向(図19では、左右方
向)に配置した方が好ましい。これは、芯材63の材料
である薄板の形状が、長方形になり加工が容易で精度が
得られ易いからである。まま、車体周方向(図19で
は、上下方向)に配置すると、芯材63の材料である薄
板の形状が、扇形になり加工後の面精度を確保するため
に複雑な加工を行なうことになる。
該側構体20の吹寄せ23の構造について詳細に説明す
る。吹寄せ23に用いる外板部材60の車体前後方向の
縁すなわち図示した該吹寄せ23の左右幅方向両側の縁
に設置した強度用部材66が強度を有するので、基本的
に捩じりに対して強い構造になっている。また、ここで
外板部材60の芯材63は、吹寄せ23の外形線が直線
の場合には、縦、横、斜断面方向に配置し、主な荷重方
向に適合することにより、強度用部材64、補強用部材
65を省略することができる。ただし、外形が曲線形状
の場合には、製作上車体長手方向(図19では、左右方
向)に配置した方が好ましい。これは、芯材63の材料
である薄板の形状が、長方形になり加工が容易で精度が
得られ易いからである。まま、車体周方向(図19で
は、上下方向)に配置すると、芯材63の材料である薄
板の形状が、扇形になり加工後の面精度を確保するため
に複雑な加工を行なうことになる。
【0051】図19の吹寄せ23aは、外板部材60の
内部に菱形に補強用部材65を設置した構造である。補
強用部材65は吹寄せ23aの剪断剛性を向上すると共
に特に水平方向の結合用部材66の中央付近に荷重を伝
える役割をはたし、結合部の溶接線に発生する応力を平
均化する。
内部に菱形に補強用部材65を設置した構造である。補
強用部材65は吹寄せ23aの剪断剛性を向上すると共
に特に水平方向の結合用部材66の中央付近に荷重を伝
える役割をはたし、結合部の溶接線に発生する応力を平
均化する。
【0052】次に、図20の吹寄せ23bの構造につい
て説明する。これは、強度用部材64bを外板部材60
の車体断面外周方向すなわち垂直方向に配置した結合用
部材66に直角に、しかも複数設置したものである。こ
の構造は、最も単純なで車両構体の負荷荷重が低い場合
には好適である。
て説明する。これは、強度用部材64bを外板部材60
の車体断面外周方向すなわち垂直方向に配置した結合用
部材66に直角に、しかも複数設置したものである。こ
の構造は、最も単純なで車両構体の負荷荷重が低い場合
には好適である。
【0053】図21の吹寄せ23cの構造は、上述した
吹寄せ23bと23cを合わせた構造になっており、図
20に示した構造における強度用部材64bと垂直方向
の結合用部材66との結合部の溶接線の応力集中を緩和
するために、補強用部材65を各部材間に配置したもの
である。車体の負荷荷重が比較的高い場合に好適であ
る。
吹寄せ23bと23cを合わせた構造になっており、図
20に示した構造における強度用部材64bと垂直方向
の結合用部材66との結合部の溶接線の応力集中を緩和
するために、補強用部材65を各部材間に配置したもの
である。車体の負荷荷重が比較的高い場合に好適であ
る。
【0054】図22の吹寄せ23dの構造について説明
する。垂直方向の結合用部材66と別の強度用部材64
cとで吹寄せ部分を細分化し、該区画された部分に補強
用部材65を各結合用部材66に対して斜めに配置し筋
交いとしたものである。この構造は左右の垂直方向に設
置される結合用部材66として剛性の高いものを応力集
中の関係から設置できない場合に、本吹寄せ自体の面外
曲げ剛性を高め、かつ、結合部溶接線27の応力分布を
均等にさせるのに有効な構造である。
する。垂直方向の結合用部材66と別の強度用部材64
cとで吹寄せ部分を細分化し、該区画された部分に補強
用部材65を各結合用部材66に対して斜めに配置し筋
交いとしたものである。この構造は左右の垂直方向に設
置される結合用部材66として剛性の高いものを応力集
中の関係から設置できない場合に、本吹寄せ自体の面外
曲げ剛性を高め、かつ、結合部溶接線27の応力分布を
均等にさせるのに有効な構造である。
【0055】図23,図24により更に別の吹寄せ23
の構造を説明する。吹寄せ23eは補強用部材65を水
平方向および垂直方向の結合用部材66の接合位置を結
ぶように筋交いに設置した構造となっている。この吹寄
せ23eの構造によれば、比較的簡単な構造で剪断剛性
を向上させることができる。また、吹寄せ23fは前記
吹寄せ23eの構造に強度用部材64bを追加して設置
した構造となっている。この吹寄せ23fの構造によれ
ば、前記吹寄せ23eよりも更に剪断剛性を向上させる
ことができる。ところで、これらの吹寄構造は補強部材
を筋交いとして交差してもうけているが、補強部材を一
方のみとしてもよい。すなわち、吹寄せの構体における
接合位置を考慮して、補強部材が車体長手方向中央部を
境に両端側へその上端が車端側へ倒れるように傾斜して
配置してもよい。
の構造を説明する。吹寄せ23eは補強用部材65を水
平方向および垂直方向の結合用部材66の接合位置を結
ぶように筋交いに設置した構造となっている。この吹寄
せ23eの構造によれば、比較的簡単な構造で剪断剛性
を向上させることができる。また、吹寄せ23fは前記
吹寄せ23eの構造に強度用部材64bを追加して設置
した構造となっている。この吹寄せ23fの構造によれ
ば、前記吹寄せ23eよりも更に剪断剛性を向上させる
ことができる。ところで、これらの吹寄構造は補強部材
を筋交いとして交差してもうけているが、補強部材を一
方のみとしてもよい。すなわち、吹寄せの構体における
接合位置を考慮して、補強部材が車体長手方向中央部を
境に両端側へその上端が車端側へ倒れるように傾斜して
配置してもよい。
【0056】なお、前記図19〜図24は、図示を明瞭
にするために表面の表材を無視して作図している。
にするために表面の表材を無視して作図している。
【0057】次に、図25、26にて屋根構体40につ
いて説明する。前述したように、屋根構体40は外板部
材60から構成されており、強度用部材64は車体内外
気圧差による荷重を考慮して、車両構体10の幅方向垂
直断面の周方向に配置されている。さらに、強度用部材
64が結合用部材66に接合する部分は、応力集中を防
ぐために補強用部材65を配置する。また、屋根構体4
0と幕板22との外板部材60が車体長手方向に交互に
配置されている。これによって、車体周方向に伸びた溶
接線27の大部分が車体長手方向に対してずれることに
なる。これは、前記したように溶接線27の集中する部
分を減らすことによって、強度信頼性を向上することが
できる。さらに屋根構体40には、パンタグラフの碍子
を設置するための架台が必要である。そのための受け台
41は、外板部材60の内部に配置される。それぞれの
受け台41の4辺には、強度用部材64を配置し、結合
用部材66に接合する。パンタグラフから加えられる荷
重は、車体上下方向と車体幅方向に変動し負荷される。
本構造によれば、受け台41の4辺に強度用部材64が
配置されているので、上述した荷重条件に対して十分な
強度を有する。
いて説明する。前述したように、屋根構体40は外板部
材60から構成されており、強度用部材64は車体内外
気圧差による荷重を考慮して、車両構体10の幅方向垂
直断面の周方向に配置されている。さらに、強度用部材
64が結合用部材66に接合する部分は、応力集中を防
ぐために補強用部材65を配置する。また、屋根構体4
0と幕板22との外板部材60が車体長手方向に交互に
配置されている。これによって、車体周方向に伸びた溶
接線27の大部分が車体長手方向に対してずれることに
なる。これは、前記したように溶接線27の集中する部
分を減らすことによって、強度信頼性を向上することが
できる。さらに屋根構体40には、パンタグラフの碍子
を設置するための架台が必要である。そのための受け台
41は、外板部材60の内部に配置される。それぞれの
受け台41の4辺には、強度用部材64を配置し、結合
用部材66に接合する。パンタグラフから加えられる荷
重は、車体上下方向と車体幅方向に変動し負荷される。
本構造によれば、受け台41の4辺に強度用部材64が
配置されているので、上述した荷重条件に対して十分な
強度を有する。
【0058】図27に妻構体50に該外板部材60を用
いた場合を説明する。該妻構体50には貫通路51の開
口が形成されている。上述したように妻構体50は、車
体同士の連結部に当るため垂直断面になっており、車両
が高速になればなるほど、トンネル内走行時における耐
圧性が問題になる。そのため、外板部材60の同士の強
度用部材64を一直線上になるように配置し、耐圧強度
を確保する。また、妻構体50には、車体の揺動防止の
ための装置を設置するための受け台52が必要である。
そのための受け台52は、外板部材60の内部に配置さ
れる。それぞれの受け台52の4辺に強度用部材64を
配置し、結合用部材66に接合する。揺動防止のための
装置から加えられる荷重は、車体長手方向、車体上下方
向と車体幅方向に変動し負荷される。本構造によれば、
受け台52の4辺に強度用部材64が配置されているの
で、上述した荷重条件に対して十分な強度を有する。
いた場合を説明する。該妻構体50には貫通路51の開
口が形成されている。上述したように妻構体50は、車
体同士の連結部に当るため垂直断面になっており、車両
が高速になればなるほど、トンネル内走行時における耐
圧性が問題になる。そのため、外板部材60の同士の強
度用部材64を一直線上になるように配置し、耐圧強度
を確保する。また、妻構体50には、車体の揺動防止の
ための装置を設置するための受け台52が必要である。
そのための受け台52は、外板部材60の内部に配置さ
れる。それぞれの受け台52の4辺に強度用部材64を
配置し、結合用部材66に接合する。揺動防止のための
装置から加えられる荷重は、車体長手方向、車体上下方
向と車体幅方向に変動し負荷される。本構造によれば、
受け台52の4辺に強度用部材64が配置されているの
で、上述した荷重条件に対して十分な強度を有する。
【0059】なお、前記図26及び図27は、図示を明
瞭にするために表面の表材を無視して作図している。
瞭にするために表面の表材を無視して作図している。
【0060】図28〜図30に示す実施例について説明
する。図30はコア78,78の板状素材78a,79
aの方向を示すために接触部を離して示している。
する。図30はコア78,78の板状素材78a,79
aの方向を示すために接触部を離して示している。
【0061】左右方向の中央部には縦方向に強度用部材
70を配置している。強度用部材70は四角形断面の例
えばアルミニウム合金製押出し形材よりなる角パイプで
あり、表材61,62、コア78にろう付けによって接
合している。また強度用部材70の長手方向の端部は結
合部材66,66にろう付けによって接合している。強
度用部材70は表材61,62、コア78よりも板厚が
厚い。外板部材60Xの角部に配置される補強用部材7
5は板状の部材であり、表材61,62に対して直角に
接している。補強用部材75は、隣接した結合部材66
同士とが成す角部、結合部材66と強度用部材70とが
成す角部に配置されている。結合部材66と強度用部材
70との中間位置の近傍を中心として2つの補強用部材
75をV状に配置している。補強用部材75は直角三角
形の斜辺部に相当するように配置されている。2つの表
材61,62内の空間内にはハニカム状のコア78,7
9を配置している。コア78,79を構成する板状素材
78a,79aの長手方向すなわちL方向は強度用部材
70の長手方向に平行に配置されている。なお、前記強
度用部材70が湾曲しており、外板部材60Xが曲面を
成す場合には、板状素材78a,79aのL方向を強度
用部材70の長手方向に直角な方向に配置する。前記角
部に配置するコア79の板状素材79aの端部又は各部
垂直方向の片の長さは補強用部材75の板厚分だけ短く
する。強度用部材70、補強用部材75のそれぞれの垂
直面にはろう材をクラッドされている。強度用部材7
0、補強用部材75、コア78,79はアルミニウム合
金製である。
70を配置している。強度用部材70は四角形断面の例
えばアルミニウム合金製押出し形材よりなる角パイプで
あり、表材61,62、コア78にろう付けによって接
合している。また強度用部材70の長手方向の端部は結
合部材66,66にろう付けによって接合している。強
度用部材70は表材61,62、コア78よりも板厚が
厚い。外板部材60Xの角部に配置される補強用部材7
5は板状の部材であり、表材61,62に対して直角に
接している。補強用部材75は、隣接した結合部材66
同士とが成す角部、結合部材66と強度用部材70とが
成す角部に配置されている。結合部材66と強度用部材
70との中間位置の近傍を中心として2つの補強用部材
75をV状に配置している。補強用部材75は直角三角
形の斜辺部に相当するように配置されている。2つの表
材61,62内の空間内にはハニカム状のコア78,7
9を配置している。コア78,79を構成する板状素材
78a,79aの長手方向すなわちL方向は強度用部材
70の長手方向に平行に配置されている。なお、前記強
度用部材70が湾曲しており、外板部材60Xが曲面を
成す場合には、板状素材78a,79aのL方向を強度
用部材70の長手方向に直角な方向に配置する。前記角
部に配置するコア79の板状素材79aの端部又は各部
垂直方向の片の長さは補強用部材75の板厚分だけ短く
する。強度用部材70、補強用部材75のそれぞれの垂
直面にはろう材をクラッドされている。強度用部材7
0、補強用部材75、コア78,79はアルミニウム合
金製である。
【0062】これによれば、補強用部材75は三角形の
斜辺部のみであるので、重量が大幅に増大することがな
い。また、コア78,79の高さ寸法を同一にできるこ
とにより、板状素材78a,79aのを標準化が図れ
る。
斜辺部のみであるので、重量が大幅に増大することがな
い。また、コア78,79の高さ寸法を同一にできるこ
とにより、板状素材78a,79aのを標準化が図れ
る。
【0063】補強用部材75は板状であるので、結合部
材66,66、強度用部材70との接触面積が小さい。
そこで、補強用部材75の長手方向の端部に、それ自体
の端を折曲げて接触片75a,75bを形成し、前記結
合部材66,66、補強用部材70との接触部の増大を
図っている。接触片75a,75bはセルS内に位置す
るようにする。これによれば、未完成のセルをなくすこ
とができる。
材66,66、強度用部材70との接触面積が小さい。
そこで、補強用部材75の長手方向の端部に、それ自体
の端を折曲げて接触片75a,75bを形成し、前記結
合部材66,66、補強用部材70との接触部の増大を
図っている。接触片75a,75bはセルS内に位置す
るようにする。これによれば、未完成のセルをなくすこ
とができる。
【0064】接触片75bに近接する他の補強用部材7
5がある場合は、接触片75bの部分で2つの補強用部
材75を接続して一体としてもよい。
5がある場合は、接触片75bの部分で2つの補強用部
材75を接続して一体としてもよい。
【0065】補強用部材70はアルミニウム合金の押出
し型材である。強度用部材70は表材61,62を介し
て外部の強度部材(骨部材)85等へ溶接することができ
る。また、強度用部材70はネジ等の締結手段の座にす
ることができる。これらは結合部材66,66について
も同様である。強度用部材70の断面形状がチャンネル
状の場合は、平行な2辺の間の辺が一方の表材に接する
ように、二枚の表材の間に配置される。また、前記強度
用部材70は、その断面形状をI形としてもよい。I形
断面の強度用部材70は、両端のフランジ部分の面積が
外板部材の曲げ剛性に大きく影響を与える。すなわち、
前記強度用部材70のI形断面の両端のフランジ部分の
面積が大きければ、これによって構成される外板部材の
曲げ剛性を向上できる。
し型材である。強度用部材70は表材61,62を介し
て外部の強度部材(骨部材)85等へ溶接することができ
る。また、強度用部材70はネジ等の締結手段の座にす
ることができる。これらは結合部材66,66について
も同様である。強度用部材70の断面形状がチャンネル
状の場合は、平行な2辺の間の辺が一方の表材に接する
ように、二枚の表材の間に配置される。また、前記強度
用部材70は、その断面形状をI形としてもよい。I形
断面の強度用部材70は、両端のフランジ部分の面積が
外板部材の曲げ剛性に大きく影響を与える。すなわち、
前記強度用部材70のI形断面の両端のフランジ部分の
面積が大きければ、これによって構成される外板部材の
曲げ剛性を向上できる。
【0066】前記強度用部材70の幅寸法Wは、外部の
強度部材85を溶接によって接合する際に、溶接熱が表
材61,62とコア78,79とを接合するろう材に悪
影響を与えない距離を確保できる寸法とするのがよい。
強度部材85を溶接によって接合する際に、溶接熱が表
材61,62とコア78,79とを接合するろう材に悪
影響を与えない距離を確保できる寸法とするのがよい。
【0067】図28,図29および図30の実施例にお
いて、補強用部材75よりも角部側の三角形部のコア7
9のセルの大きさを他の部分のコア78のセルの大きさ
よりも小さくすれば、さらに角部の強度は向上する。上
記外板部材においては各部材の接合手段としてろう付け
を採用しているが、拡散接合や抵抗溶接が考えられる。
また、コアのセルの形状としては六角形以外も考えら
れ、セルの形状に対応して補強用部材の傾斜角度を設定
する。
いて、補強用部材75よりも角部側の三角形部のコア7
9のセルの大きさを他の部分のコア78のセルの大きさ
よりも小さくすれば、さらに角部の強度は向上する。上
記外板部材においては各部材の接合手段としてろう付け
を採用しているが、拡散接合や抵抗溶接が考えられる。
また、コアのセルの形状としては六角形以外も考えら
れ、セルの形状に対応して補強用部材の傾斜角度を設定
する。
【0068】
【発明の効果】本発明によれば、鉄道車両構体を構成す
る屋根部、幕板部、吹寄せ部、腰板部、台枠部および妻
部のうち、少なくとも屋根部、幕板部、吹寄せ部、腰板
部に軽合金製の前記外板部材を用いることにより、耐圧
性向上、作業工数低減、さらに車体剛性を確保しつつ、
視界の良好な長方形の車窓を可能にできる構造が得られ
る。
る屋根部、幕板部、吹寄せ部、腰板部、台枠部および妻
部のうち、少なくとも屋根部、幕板部、吹寄せ部、腰板
部に軽合金製の前記外板部材を用いることにより、耐圧
性向上、作業工数低減、さらに車体剛性を確保しつつ、
視界の良好な長方形の車窓を可能にできる構造が得られ
る。
【図1】本発明による鉄道車両構体の一実施例を示した
断面斜視図である。
断面斜視図である。
【図2】図1に示した鉄道車両構体の全体外観を示す斜
視図である。
視図である。
【図3】図1の鉄道車両構体に用いられる外板部材の構
成を示した正面図である。
成を示した正面図である。
【図4】図3のCC部断面図である。
【図5】図3のD部を拡大した正面図である。
【図6】図2のAA部断面を含む斜視図である。
【図7】図2のB部を拡大して示した正面図である。
【図8】図2の鉄道車両構体の台枠を示した平面図であ
る。
る。
【図9】図8のE部を拡大した平面図である。
【図10】図9のFF部断面図である。
【図11】図9のGG部断面図である。
【図12】側構体における側窓部分の一実施例を拡大し
て示した正面図である。
て示した正面図である。
【図13】図12のa部拡大斜視図である。
【図14】図12のHH部断面図である。
【図15】図12のII部断面図である。
【図16】側構体における側窓部分の他の実施例を拡大
して示した正面図である。
して示した正面図である。
【図17】図16のJJ部断面図である。
【図18】図16のKK部断面図である。
【図19】各隅部に補強用部材を備えた吹寄せの詳細構
造を示した正面図である。
造を示した正面図である。
【図20】水平方向の強度用部材を備えた吹寄せの詳細
構造を示した正面図である。
構造を示した正面図である。
【図21】水平方向の強度用部材および補強用部材を備
えた吹寄せの詳細構造を示した正面図である。
えた吹寄せの詳細構造を示した正面図である。
【図22】水平,垂直方向の強度用部材および補強用部
材を備えた吹寄せの詳細構造を示した正面図である。
材を備えた吹寄せの詳細構造を示した正面図である。
【図23】交差した筋交い状の補強用部材を備えた吹寄
せの詳細構造を示した正面図である。
せの詳細構造を示した正面図である。
【図24】交差した筋交い状の補強用部材および水平方
向の強度用部材を備えた吹寄せの詳細構造を示した正面
図である。
向の強度用部材を備えた吹寄せの詳細構造を示した正面
図である。
【図25】図2の鉄道車両構体の屋根構体を示した平面
図である。
図である。
【図26】図24のL部を拡大して示した平面図であ
る。
る。
【図27】図2の鉄道車両構体の妻構体を示した正面図
である。
である。
【図28】本発明による外板部材の他の実施例を示した
表材の一部を除いて示した正面図である。
表材の一部を除いて示した正面図である。
【図29】図27のMM部断面図である。
【図30】図28のN部を拡大して示した平面図であ
る。
る。
10…構体、20…側構体、21…腰板、22…幕板、
23…吹寄せ、24…側窓、25…コーナ部、27…接
合溶接線、30…台枠、31…側梁、32…横梁、33
…床板、40…屋根構体、50…妻構体、60…外板部
材、61,62…表材、63…芯材、64…強度用部
材、65…補強用部材、66…結合用部材、80…窓隅
部材
23…吹寄せ、24…側窓、25…コーナ部、27…接
合溶接線、30…台枠、31…側梁、32…横梁、33
…床板、40…屋根構体、50…妻構体、60…外板部
材、61,62…表材、63…芯材、64…強度用部
材、65…補強用部材、66…結合用部材、80…窓隅
部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 廣瀬 進 山口県下松市東豊井794番地 株式会社日 立製作所笠戸工場内 (72)発明者 奥野 澄生 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 武市 通文 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内
Claims (6)
- 【請求項1】屋根部、幕板部、吹寄せ部、腰板部、台枠
部、妻部から構成される鉄道車両の構体であって、前記
屋根部、幕板部、吹寄せ部及び腰板部は軽合金製の外板
部材を組み合わせて結合され、前記幕板部と吹寄せ部及
び腰板部との間に矩形の側窓が設けられた鉄道車両構体
において、 前記側窓の各隅に相当する前記吹寄せ部と前記幕板部と
の接合部、及び前記吹寄せ部と前記腰板との接合部にそ
れぞれ、局部応力緩和のため母材化した窓隅部材によっ
て構成されるコーナ部を設けたことを特徴とする鉄道車
両構体。 - 【請求項2】前記母材化された窓隅部材の両端を垂直方
向及び水平方向に伸ばすことにより、応力集中部を避け
て溶接部を形成したことを特徴とする請求項1記載の鉄
道車両構体。 - 【請求項3】前記コーナ部の中央部分は、垂直方向に対
して45゜傾斜した平面からなることを特徴とする請求
項1記載の鉄道車両構体。 - 【請求項4】前記軽合金製の外板部材は一対の表材を有
し、該表材のうち少なくとも車体内側の表材を前記母材
化した窓隅部材としたことを特徴とする請求項1記載の
鉄道車両構体。 - 【請求項5】屋根部、幕板部、吹寄せ部、腰板部、台枠
部、妻部から構成される鉄道車両の構体であって、前記
屋根部、幕板部、吹寄せ部及び腰板部はそれぞれ軽合金
製の外板部材を組み合わせて結合され、前記幕板部と吹
寄せ部及び腰板により側構体が構成され、前記台枠部の
両端に車体長手方向に延びる側梁が設けられ、前記側構
体と前記側梁とが一体に接合された鉄道車両構体におい
て、 前記側梁の車体内側の面を曲面部により構成したことを
特徴とする鉄道車両構体。 - 【請求項6】前記曲面部を、前記側梁の幅寸法以上の大
きな曲率を有する曲面としたことを特徴とする請求項5
記載の鉄道車両構体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5230185A JPH0858583A (ja) | 1993-09-16 | 1993-09-16 | 鉄道車両構体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5230185A JPH0858583A (ja) | 1993-09-16 | 1993-09-16 | 鉄道車両構体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0858583A true JPH0858583A (ja) | 1996-03-05 |
Family
ID=16903932
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5230185A Pending JPH0858583A (ja) | 1993-09-16 | 1993-09-16 | 鉄道車両構体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0858583A (ja) |
-
1993
- 1993-09-16 JP JP5230185A patent/JPH0858583A/ja active Pending
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