JPH0859628A - ピリミジン誘導体の製造法 - Google Patents

ピリミジン誘導体の製造法

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JPH0859628A
JPH0859628A JP20197294A JP20197294A JPH0859628A JP H0859628 A JPH0859628 A JP H0859628A JP 20197294 A JP20197294 A JP 20197294A JP 20197294 A JP20197294 A JP 20197294A JP H0859628 A JPH0859628 A JP H0859628A
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alkyl group
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JP20197294A
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Toru Kamikawa
徹 上川
Kenji Arai
健二 新井
Naonori Hirata
直則 平田
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Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 一般式 化1 【化1】 〔式中、Rは芳香環等を表わし、Xは酸素原子等を表わ
し、R1 、R2 、R3 は、水素原子等を表わす。〕で示
される環状化合物と、一般式 化2 【化2】 〔式中、R9 およびR10は同一または相異なり、ハロゲ
ン原子等を表わす。〕で示されるピリミジニルトリメチ
ルアンモニウムクロリド化合物とを反応させることを特
徴とする、一般式 化3 【化3】 〔式中、R、R1 、R2 、R3 、R9 およびR10は前記
と同じ意味を表わす。〕で示されるピリミジン誘導体の
製造法。 【効果】 本発明の方法により、一般式 化3で示され
るピリミジン誘導体を容易に製造することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はある種のピリミジン誘導
体の製造法に関する。
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】これ
まで、特開平4−178371号公報、特開平6−199761号公
報、特開平6−199810号公報、特開昭62−174059号公
報、特開昭63−115870号公報、特開昭64−84号公報、特
開平1−230561号公報、特開平1−250378号公報、特開
平2 −117661号公報、特開平2−56469 号公報、特開平
1−250365号公報、特開平4−134073号公報、等に、あ
る種のピリミジン誘導体が除草剤の有効成分として有用
であることが記載されており、該ピリミジン誘導体の有
利な製造法の開発が望まれていた。
【0002】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、このよう
な状況に鑑み、鋭意検討した結果、後記一般式 化7で
示される環状化合物と、後記一般式 化11で示される
ピリミジニルトリメチルアンモニウムクロリド化合物と
を反応させることにより、後記一般式 化12で示され
るピリミジン誘導体が温和な条件で容易に得られること
を見い出し、本発明を完成した。
【0003】即ち、本発明は、一般式 化7
【化7】 〔式中、Rは芳香環(例えば、ベンゼン、ナフタレン等
の芳香族炭化水素化合物の環、ピリジン、チオフェン、
ピロール、ベンゾフラン、キノリン等の芳香族複素環式
化合物の環)を表すか、または、ヘテロ原子(例えば、
酸素原子、硫黄原子、窒素原子等)を含んでいてもよい
脂環式化合物の環(例えば、シクロヘキサン環、テトラ
ヒドロフラン環等)を表わし、Xは酸素原子または硫黄
原子を表わし、R1 は、水素原子、水酸基または基OR
4{式中、R4 は、アルキル基(例えば、メチル基、エ
チル基等のC1−C6アルキル基等)、アルケニル基
(例えば、アリル基等のC3−C6アルケニル基等)、
アルキニル基(例えば、プロパルギル基等のC3−C6
アルキニル基等)、ハロアルキル基(例えば、2−クロ
ロエチル基、2,2,2−トリフルオロエチル基等のC
2−C6ハロアルキル基等)、ハロアルケニル基(例え
ば、3−クロロアリル基等のC3−C6基ハロアルケニ
ル等)、ハロアルキニル基(例えば、3−クロロプロパ
ルギル基等のC3−C6基ハロアルキニル等)、シクロ
アルキル基(例えば、シクロプロピル基、シクロペンチ
ル基等のC3−C8アルキル基等)、アルコキシアルキ
ル基(例えば、2−メトキシエチル基等の総炭素数C2
−C8アルコキシアルキル基等)またはベンジル基を表
わすか、あるいは、一般式化8
【化8】NR5 6 (式中、R5 およびR6 は、同一または相異なり、アル
キル基(例えば、メチル基、エチル基等のC1−C6ア
ルキル基等)、アルケニル基(例えば、アリル基等のC
3−C6アルケニル基等)、アルキニル基(例えば、プ
ロパルギル基等のC3−C6アルキニル基等)、ハロア
ルキル基(例えば、2−クロロエチル基、2,2,2−
トリフルオロエチル基等のC2−C6ハロアルキル基
等)、ハロアルケニル基(例えば、3−クロロアリル基
等のC3−C6基ハロアルケニル等)、ハロアルキニル
基(例えば、3−クロロプロパルギル基等のC3−C6
基ハロアルキニル等)、シクロアルキル基(例えば、シ
クロプロピル基、シクロペンチル基等のC3−C8アル
キル基等)またはアルコキシアルキル基(例えば、2−
メトキシエチル基等の総炭素数C2−C8アルコキシア
ルキル基等)を表わすか、あるいは、ハロゲン原子、ア
ルキル基、アルコキシ基もしくはハロアルキル基で置換
されていてもよいベンジル基(例えば、ベンジル基、4
−クロロベンジル基等)を表わすか、あるいは、R5
6 が末端で結合してアルキレン基(例えば、テトラメ
チレン基、ペンタメチレン基等)を表す。)で示される
基を表わすか、あるいは、一般式 化9
【化9】基 N=CR5 6 (式中、R5 およびR6 は前記と同じ意味を表す。)で
示される基を表わす。}を表し、
【0004】R2 およびR3 は、同一または相異なり、
水素原子、ハロゲン原子(例えば、塩素原子、フッ素原
子等)、アルキル基(例えば、メチル基、エチル基等の
C1−C6アルキル基等)、アルケニル基(例えば、ア
リル基等のC3−C6アルケニル基等)、アルキニル基
(例えば、プロパルギル基等のC3−C6アルキニル基
等)、ハロアルキル基(例えば、トリフルオロメチル基
等のC1−C6ハロアルキル基等)、ハロアルケニル基
(例えば、3−クロロアリル基等のC2−C6基ハロア
ルケニル等)、ハロアルキニル基(例えば、3−クロロ
プロパルギル基等のC2−C6基ハロアルキニル等)、
アルコキシ基(例えば、メトキシ基、エトキシ基等のC
1−C6アルコキシ基等)、ハロアルコキシ基(例え
ば、トリフルオロメトキシ基、ジフルオロメトキシ基等
のC1−C6ハロアルコキシ基等)またはシクロアルキ
ル基(例えば、シクロプロピル基、シクロペンチル基等
のC3−C8アルキル基等)を表わすか、あるいは、ハ
ロゲン原子、アルキル基、アルコキシ基もしくはハロア
ルコキシ基で置換されていてもよいアリール基(例えば
フェニル基等)を表わすか、あるいは、ハロゲン原子、
アルキル基、アルコキシ基もしくはハロアルコキシ基で
置換されていてもよいアリールオキシ基(例えば、フェ
ノキシ基等)を表わすか、あるいは、ニトロ基、シアノ
基またはアシル基(例えば、アセチル基等)を表わす
か、あるいは、一般式 化10
【化10】−CR7 =N−OR8 (式中、R7 およびR8 は、水素原子またはアルキル基
(例えば、メチル基、エチル基等のC1−C6アルキル
基等)を表わす。)で示される基を表わす。〕で示され
る環状化合物と、一般式 化11
【化11】 〔式中、R9 およびR10は同一または相異なり、ハロゲ
ン原子(例えば、塩素原子、フッ素原子等)、アルキル
基(例えば、メチル基、エチル基等のC1−C6アルキ
ル基等)、アルコキシ基(例えば、メトキシ基、エトキ
シ基等のC1−C6アルコキシ基等)またはハロアルコ
キシ基(例えば、トリフルオロメトキシ基、ジフルオロ
メトキシ基、2,2,2−トリフルオロエトキシ基等の
C1−C6ハロアルコキシ基等)を表わす。〕で示され
るピリミジニルトリメチルアンモニウムクロリド化合物
とを反応させることを特徴とする、一般式 化12
【化12】 〔式中、R、R1 、R2 、R3 、R9 およびR10は前記
と同じ意味を表わす。〕で示されるピリミジン誘導体の
製造法を提供する。
【0005】本発明の製造法において、反応は、通常、
無溶媒または溶媒中、塩基の存在下または不存在下、好
ましくは塩基の存在下で行い、反応温度の範囲は通常−
20℃〜溶媒の沸点または80℃、好ましくは0℃〜5
0℃、反応時間の範囲は通常5分〜24時間であり、反
応に供される試剤の量は、一般式 化11で示されるピ
リミジニルトリメチルアンモニウムクロリド化合物1モ
ルに対して、一般式化7で示される環状化合物は通常0.
5〜1.5モルの割合、必要に応じて用いられる塩基は通
常1〜20モルの割合である。必要に応じて用いられる
溶媒としては、例えば、ヘキサン、ヘプタン、リグロイ
ン、石油エーテル等の脂肪族炭化水素類、ベンゼン、ト
ルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、クロロホル
ム、四塩化炭素、ジクロロエタン、クロロベンゼン、ジ
クロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素類、ジエチルエ
ーテル、ジイソプロピルエーテル、ジオキサン、テトラ
ヒドロフラン、ジエチレングリコールメチルエーテル等
のエーテル類、アセトン、メチルエチルケトン、メチル
イソブチルケトン、イソホロン、シクロヘキサノン等の
ケトン類、メタノール、エタノール、イソプロパノー
ル、t−ブタノール、オクタノール、シクロヘキサノー
ル、メチルセロソルブ、ジエチレングリコール、グリセ
リン等のアルコール類、蟻酸エチル、酢酸エチル、酢酸
ブチル、炭酸ジエチル等のエステル類、ニトロエタン、
ニトロベンゼン等のニトロ化物、アセトニトリル、イソ
ブチロニトリル等のニトリル類、ピリジン、トリエチル
アミン、N,N−ジエチルアニリン、トリブチルアミ
ン、N−メチルモルホリン等の第三級アミン、ホルムア
ミド、N,N−ジメチルホルムアミド、アセトアミド等
の酸アミド、ジメチルスルホキシド、スルホラン等の硫
黄化合物、液体アンモニア、水等あるいは、それらの混
合物があげられる。必要に応じて用いられる塩基として
は、例えば、ピリジン、トリメチルアミン、トリエチル
アミン、N,N−ジエチルアニリン等の有機塩基、水酸
化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸
カリウム、水素化ナトリウム等の無機塩基、ナトリウム
メトキシド、ナトリウムエトキシド等のアルカリ金属ア
ルコキシド、フッ化カリウム、フッ化セシウム等のフッ
化金属塩等、テトラブチルアンモニウムクロリド、テト
ラブチルアンモニウムブロミド等4級アンモニウム塩)
またはその混合物があげられる。本発明の製造法におい
て、必要に応じ、反応は例えば4級アンモニウム塩(例
えばテトラブチルアンモニウムクロリド、テトラブチル
アンモニウムブロミド等)、クラウンエーテル類(例え
ば18−クラウン−6等)等の相関移動触媒の存在下に
行ってもよい。反応終了後の反応液は、水を加えて、有
機溶媒抽出および濃縮等の通常の後処理を行い、必要な
らば、クロマトグラフィー、再結晶、蒸留等の操作によ
ってさらに精製することにより、目的の一般式 化12
で示されるピリミジン誘導体を単離することができる。
【0006】本発明の製造法を用いることにより、式
化12においてR1 が比較的安定ではない基、即ち、基
ONCR5 6 や基ON=CR5 6 (式中、R5 およ
びR 6 は前記と同じ意味を表す)であるピリミジン化合
物でも、容易に製造することができる。本発明の製造法
により製造することができる一般式 化12で示される
ピリミジン誘導体としては例えば下記の化合物があげら
れる。 2−クロロ−6−(4,6−ジメトキシピリミジン−2
−イル)オキシ安息香酸メチル 2−クロロ−6−(4,6−ジメトキシピリミジン−2
−イル)オキシ安息香酸エチル 2−(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)オキ
シ−1−(N,N−ジエチルアミノオキシカルボニル)
ナフタレン 2−(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)オキ
シ−1−(N,N−ジメチルアミノオキシカルボニル)
ナフタレン 3−(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)オキ
シ−(N,N−ジエチルアミノオキシカルボニル)ピリ
ジン 3−(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)オキ
シ−(N,N−ジメチルアミノオキシカルボニル)ピリ
ジン 4,6−ジメトキシ−2−{3−クロロ−2−(N,N
−ジエチルアミノオキシカルボニル)フェノキシ}ピリ
ミジン 4,6−ジメトキシ−2−{3−クロロ−2−(N,N
−ジメチルアミノオキシカルボニル)フェノキシ}ピリ
ミジン
【0007】本発明の製造法における一方の原料化合物
である一般式 化7で示される環状化合物は、例えば、
J.Org.Chem.,27,3551(1962)、Chem.Pharm.Bull.,31,40
7(1983)、薬学雑誌,99,657(1979)、特開平4−178371
号公報等に記載の方法に準じて製造することができる。
本発明の製造法におけるもう一方の原料化合物である一
般式 化11で示されるピリミジニルトリメチルアンモ
ニウムクロリド化合物は、例えば、特開平2−115174号
公報、特開昭58−206572号公報、Liebigs Ann.Chem.,33
3(1981) 等に記載の方法に準じて製造するか、またはR
9 とR10がメトキシ基である化合物は2−クロロ−4,
6−ジメトキシピリミジンとトリメチルアミンを反応さ
せる(以下、製造法aと記す。)ことにより製造するこ
とができる。製造法aにおいて反応は、通常、無溶媒ま
たは溶媒中で行い、反応温度の範囲は通常−50℃〜溶
媒の沸点または50℃、好ましくは0℃〜30℃、反応
時間の範囲は通常5分〜48時間であり、反応に供され
る試剤の量は、2−クロロ−4,6−ジメトキシピリミ
ジン1モルに対して、トリメチルアミンは通常1モル以
上の割合、例えば1〜10モルの割合である。必要に応
じて用いられる溶媒としては、例えば、ヘキサン、ヘプ
タン、リグロイン、石油エーテル等の脂肪族炭化水素
類、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素
類、クロロホルム、四塩化炭素、ジクロロエタン、クロ
ロベンゼン、ジクロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素
類、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジオ
キサン、テトラヒドロフラン、ジエチレングリコールメ
チルエーテル等のエーテル類、アセトン、メチルエチル
ケトン、メチルイソブチルケトン、イソホロン、シクロ
ヘキサノン等のケトン類、メタノール、エタノール、イ
ソプロパノール、t−ブタノール、オクタノール、シク
ロヘキサノール、メチルセロソルブ、ジエチレングリコ
ール、グリセリン等のアルコール類、蟻酸エチル、酢酸
エチル、酢酸ブチル、炭酸ジエチル等のエステル類、ニ
トロエタン、ニトロベンゼン等のニトロ化物、アセトニ
トリル、イソブチロニトリル等のニトリル類、ホルムア
ミド、N,N−ジメチルホルムアミド、アセトアミド等
の酸アミド、ジメチルスルホキシド、スルホラン等の硫
黄化合物、水等あるいは、それらの混合物があげられ
る。反応終了後の反応液は、ろ過または濃縮等の通常の
後処理により、(4,6−ジメトキシ−2−ピリミジニ
ル)トリメチルアンモニウムクロリドを単離することが
できる。本発明の製造法において一般式 化11で示さ
れるピリミジニルトリメチルアンモニウムクロリド化合
物は、単離したものを用いてもよいが、反応系中で発生
させたものを単離せずに用いてもよい。
【0008】
【実施例】以下、実施例等にて本発明をさらに詳しく説
明するが、本発明はこれらの例のみに限定されるもので
はない。 実施例1 60%油性水素化ナトリウム84mg(2.1mmol)をN,
N−ジメチルホルムアミド15mlに懸濁させ、これに、
6−クロロサリチル酸メチル0.37g(2.0mmol)をN,
N−ジメチルホルムアミド2mlに溶かしたものを0℃で
滴下した。滴下後、室温で30分撹拌した後、(4,6
−ジメトキシ−2−ピリミジニル)トリメチルアンモニ
ウムクロリド0.49g(2.1mmol)を加えた。室温で1時
間撹拌した後、反応液を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出し
た。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下
溶媒を留去し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィーに付し、0.64gの2−クロロ−6−(4,
6−ジメトキシピリミジン−2−イル)オキシ安息香酸
メチルを淡黄色液体として収率98%で得た。1 H−NMR(CDCl3 /TMS)δ(ppm):3.
77(s,9H)、5.71(s,1H)、6.97〜7.35(m,3H)
【0009】実施例2 60%油性水素化ナトリウム84mg(2.1mmol)をN,
N−ジメチルホルムアミド15mlに懸濁させ、これに、
2−ヒドロキシ−1−(N,N−ジエチルアミノオキシ
カルボニル)ナフタレン0.52g(2.0mmol)をN,N−
ジメチルホルムアミド2mlに溶かしたものを0℃で滴下
した。滴下後、室温で撹拌した後、(4,6−ジメトキ
シ−2−ピリミジニル)トリメチルアンモニウムクロリ
ド0.49g(2.1mmol)を加えた。室温で1時間撹拌した
後、反応液を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。有機層
を無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去
し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ーに付し、0.74gの2−(4,6−ジメトキシピリミジ
ン−2−イル)オキシ−1−(N,N−ジエチルアミノ
オキシカルボニル)ナフタレンを無色結晶として収率9
3%で得た。 融点92.8℃
【0010】実施例3 60%油性水素化ナトリウム96mg(2.4mmol )をN,
N−ジメチルホルムアミド15mlに懸濁させ、これに、
3−ヒドロキシ−2−(N,N−ジエチルアミノオキシ
カルボニル)ピリジン0.48g(2.3 mmol)をN,N−ジ
メチルホルムアミド2mlに溶かしたものを0℃で滴下し
た。滴下後、室温で30分撹拌した後、(4,6−ジメ
トキシ−2−ピリミジニル)トリメチルアンモニウムク
ロリド0.56g(2.4 mmol)を加えた。室温で1時間撹拌
した後、反応液を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。有
機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下溶媒を
留去し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィーに付し、0.54gの3−(4,6−ジメトキシピリ
ミジン−2−イル)オキシ−(N,N−ジエチルアミノ
オキシカルボニル)ピリジンを無色結晶として収率67
%で得た。 融点73.2℃
【0011】実施例4 トリメチルアミン1.18g(0.02mol)をメチルイソブチル
ケトン20mlに溶かした中に、2−クロロ−4,6−ジ
メトキシピリミジン0.35g(2.0mmol)を加え撹拌し、
反応系中に、(4,6−ジメトキシ−2−ピリミジニ
ル)トリメチルアンモニウムクロリドを発生させた。こ
れに3−クロロ−2−(N,N−ジエチルアミノオキシ
カルボニル)フェノール0.49g(2mmol)を加えた。室
温で3時間撹拌後、反応液を水に注ぎ、酢酸エチルで抽
出し、有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧
下溶媒を留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィーに付し、0.61gの4,6−ジメトキシ−2−{3
−クロロ−2−(N,N−ジエチルアミノオキシカルボ
ニル)フェノキシ}ピリミジンを無色結晶として収率8
0%で得た。 融点107.4℃ 実施例5 3−クロロ−2−(N,N−ジエチルアミノオキシカル
ボニル)フェノール0.49g(2mmol)をメチルイソブチ
ルケトン10mlに溶かした中に、炭酸カリウム0.28g
(2mmol)を加え、室温で10分攪拌した。これに、
(4,6−ジメトキシ−2−ピリミジニル)トリメチル
アンモニウムクロリド0.49g(2.1mmol )を加え、室温
で5時間撹拌した。反応液を水に注ぎ、酢酸エチルで抽
出し、有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧
下溶媒を留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィーに付し、0.51gの4,6−ジメトキシ−2−{3
−クロロ−2−(N,N−ジエチルアミノオキシカルボ
ニル)フェノキシ}ピリミジンを無色結晶として収率6
7%で得た。
【0012】次に、(4,6−ジメトキシ−2−ピリミ
ジニル)トリメチルアンモニウムクロリドの製造例を示
す。 製造例 トリメチルアミン17.7g(0.300mol)をベンゼン200
mlに溶かし、2−クロロ−4,6−ジメトキシピリミジ
ン(農薬生産技術,17(1963)に記載)5.24g(30.0mm
ol)を加え、室温で8時間撹拌した。析出した固体を濾
取し、減圧下に固体を乾燥することにより、(4,6−
ジメトキシ−2−ピリミジニル)トリメチルアンモニウ
ムクロリド5.60gを白色粉末状固体として得た。 融点 150.3℃1 H-NMR(CDCl3 /TMS )δ(ppm) :3.96(s,9H)、4.04(s,6
H)、6.17(s,1H)
【0013】
【発明の効果】本発明の方法により、一般式 化12で
示されるピリミジン誘導体を容易に製造することができ
る。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式 化1 【化1】 〔式中、Rは芳香環を表すか、または、ヘテロ原子を含
    んでいてもよい脂環式化合物の環を表わし、 Xは酸素原子または硫黄原子を表わし、 R1 は、水素原子、水酸基または基OR4{式中、R4
    は、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、ハロア
    ルキル基、ハロアルケニル基、ハロアルキニル基、シク
    ロアルキル基、アルコキシアルキル基またはベンジル基
    を表わすか、あるいは、一般式 化2 【化2】NR5 6 (式中、R5 およびR6 は同一または相異なり、アルキ
    ル基、アルケニル基、アルキニル基、ハロアルキル基、
    ハロアルケニル基、ハロアルキニル基、シクロアルキル
    基またはアルコキシアルキル基を表わすか、あるいは、
    ハロゲン原子、アルキル基、アルコキシ基もしくはハロ
    アルキル基で置換されていてもよいベンジル基を表わす
    か、あるいは、R5 とR6 が末端で結合してアルキレン
    基を表す。)で示される基を表わすか、あるいは、一般
    式 化3 【化3】N=CR5 6 (式中、R5 およびR6 は前記と同じ意味を表す。)で
    示される基を表わす。}を表し、 R2 およびR3 は、同一または相異なり、水素原子、ハ
    ロゲン原子、アルキル基、アルケニル基、アルキニル
    基、ハロアルキル基、ハロアルケニル基、ハロアルキニ
    ル基、アルコキシ基、ハロアルコキシ基またはシクロア
    ルキル基を表わすか、あるいは、ハロゲン原子、アルキ
    ル基、アルコキシ基もしくはハロアルコキシ基で置換さ
    れていてもよいアリール基を表わすか、あるいは、ハロ
    ゲン原子、アルキル基、アルコキシ基もしくはハロアル
    コキシ基で置換されていてもよいアリールオキシ基を表
    わすか、あるいは、ニトロ基、シアノ基またはアシル基
    を表わすか、あるいは、一般式 化4 【化4】−CR7 =N−OR8 (式中、R7 およびR8 は、水素原子またはアルキル基
    を表す。)を表わす。〕で示される環状化合物と、一般
    式 化5 【化5】 〔式中、R9 およびR10は同一または相異なり、ハロゲ
    ン原子、アルキル基、アルコキシ基またはハロアルコキ
    シ基を表わす。〕で示されるピリミジニルトリメチルア
    ンモニウムクロリド化合物とを反応させることを特徴と
    する、一般式 化6 【化6】 〔式中、R、R1 、R2 、R3 、R9 およびR10は前記
    と同じ意味を表わす。〕で示されるピリミジン誘導体の
    製造法。
  2. 【請求項2】Rがベンゼン、ナフタレンまたはピリジン
    の各環である請求項1記載の製造法。
  3. 【請求項3】R9 およびR10がジメトキシ基である請求
    項1記載の製造法。
  4. 【請求項4】R1 が基 ONR5 6 またはON=CR
    5 6 である請求項1記載の製造法。
  5. 【請求項5】Xが酸素原子である請求項1記載の製造
    法。
  6. 【請求項6】R2 およびR3 が、同一または相異なり、
    水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、ハロアルキル基
    またはアルコキシ基であるか、あるいはハロゲン原子、
    アルキル基、アルコキシ基もしくはハロアルコキシ基で
    置換されていてもよいフェニル基である請求項1記載の
    製造法。
  7. 【請求項7】(4,6−ジメトキシ−2−ピリミジニ
    ル)トリメチルアンモニウムクロリド。
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