JPH085983Y2 - 紡糸巻取機におけるボビンホルダ - Google Patents
紡糸巻取機におけるボビンホルダInfo
- Publication number
- JPH085983Y2 JPH085983Y2 JP1994004344U JP434494U JPH085983Y2 JP H085983 Y2 JPH085983 Y2 JP H085983Y2 JP 1994004344 U JP1994004344 U JP 1994004344U JP 434494 U JP434494 U JP 434494U JP H085983 Y2 JPH085983 Y2 JP H085983Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elastic
- bobbin
- rotary cylinder
- elastic material
- bobbin holder
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- Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、紡糸機から紡出された
糸条等を高速で巻取る紡糸巻取機におけるボビンホルダ
であって、糸条が巻き取られるボビンを着脱自在に保持
するボビンホルダに関する。
糸条等を高速で巻取る紡糸巻取機におけるボビンホルダ
であって、糸条が巻き取られるボビンを着脱自在に保持
するボビンホルダに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の紡糸巻取機におけるボビ
ンホルダとしては、図5に示すものが知られていた。図
5において、ボビンホルダ1は、回転円筒2、キャップ
3、剛体リングとしてのスペーサリング4及び弾性材と
しての弾性リング5を主要構成品としている。
ンホルダとしては、図5に示すものが知られていた。図
5において、ボビンホルダ1は、回転円筒2、キャップ
3、剛体リングとしてのスペーサリング4及び弾性材と
しての弾性リング5を主要構成品としている。
【0003】回転円筒2はボビン6を保持する基材とな
っており、回転円筒2内のリブ7で駆動軸8に固定され
ている。この駆動軸8は回転円筒2内に挿入される固定
円筒9にベアリング10を介して軸支されている。ま
た、駆動軸8の終端には内蔵モ−タ11が取付けられて
いる。このように、回転円筒2は内蔵モ−タ11で高速
回転される構造となっている。
っており、回転円筒2内のリブ7で駆動軸8に固定され
ている。この駆動軸8は回転円筒2内に挿入される固定
円筒9にベアリング10を介して軸支されている。ま
た、駆動軸8の終端には内蔵モ−タ11が取付けられて
いる。このように、回転円筒2は内蔵モ−タ11で高速
回転される構造となっている。
【0004】そして、この回転円筒2外周には、スペー
サリング(剛体リング)4と弾性リング(弾性材)5が
交互に遊嵌されている。スペーサリング4はアルミ材の
円筒であり、その外周でボビン6の内径を支持するもの
である。弾性リング5は断面略方形のゴム材であり、図
6に示されるように、その両端には金属板12が接着さ
れている。弾性リング5はスペーサリング4を介して、
軸方向の圧縮力を受けると内外径方向に膨張する。そし
て、この内外径方向への膨張変形によって、弾性リング
5が回転円筒2外周とボビン6内周に密着して一体化さ
せ、ボビン6を回転円筒2に同芯状に保持して回転駆動
力を伝達せしめる。
サリング(剛体リング)4と弾性リング(弾性材)5が
交互に遊嵌されている。スペーサリング4はアルミ材の
円筒であり、その外周でボビン6の内径を支持するもの
である。弾性リング5は断面略方形のゴム材であり、図
6に示されるように、その両端には金属板12が接着さ
れている。弾性リング5はスペーサリング4を介して、
軸方向の圧縮力を受けると内外径方向に膨張する。そし
て、この内外径方向への膨張変形によって、弾性リング
5が回転円筒2外周とボビン6内周に密着して一体化さ
せ、ボビン6を回転円筒2に同芯状に保持して回転駆動
力を伝達せしめる。
【0005】キャップ3は、回転円筒2先端に移動可能
に挿入されており、弾性リング5をスペーサリング4を
介して圧縮又は解放させる部材である。このキャップ3
のピストン13と回転円筒2の先端のシリンダ14は、
圧縮手段としてのアクチュエータを構成している。通常
は、ピストン13とシリンダ14の間にスプリング15
が介装されており、キャップ3がスペーサリング4を介
して弾性リング5を圧縮する(図5の断面図の上半分参
照)。そして、駆動軸8の中心を嵌通する空気孔16か
らピストン13の右室に圧縮空気が導入されると、シリ
ンダ14は左方に移動し、弾性リング5を解放する(図
5の断面図の下半分参照)。
に挿入されており、弾性リング5をスペーサリング4を
介して圧縮又は解放させる部材である。このキャップ3
のピストン13と回転円筒2の先端のシリンダ14は、
圧縮手段としてのアクチュエータを構成している。通常
は、ピストン13とシリンダ14の間にスプリング15
が介装されており、キャップ3がスペーサリング4を介
して弾性リング5を圧縮する(図5の断面図の上半分参
照)。そして、駆動軸8の中心を嵌通する空気孔16か
らピストン13の右室に圧縮空気が導入されると、シリ
ンダ14は左方に移動し、弾性リング5を解放する(図
5の断面図の下半分参照)。
【0006】上述した構造の従来の紡糸巻取機における
ボビンホルダ1は、次のように作動する。まず、シリン
ダ14の右室に圧縮空気が導入されて、ピストン13す
なわちキャップ3(圧縮手段)が左方に移動し、弾性リ
ング5は解放状態とされる。ついで、図示されないボビ
ン装着装置からボビン6が挿入される。このとき、弾性
リング5は外径が未だ小のままの解放状態であるので、
ボビン6はスペーサリング4上を滑って装着され、スペ
ーサリング4上で支持される。ついで、シリンダ14の
右室の圧縮空気を放出すると、スプリング15の反発力
によって、ピストン13すなわちキャップ3(圧縮手
段)は右方向に移動し、弾性リング5はスペーサリング
4を介して圧縮される。
ボビンホルダ1は、次のように作動する。まず、シリン
ダ14の右室に圧縮空気が導入されて、ピストン13す
なわちキャップ3(圧縮手段)が左方に移動し、弾性リ
ング5は解放状態とされる。ついで、図示されないボビ
ン装着装置からボビン6が挿入される。このとき、弾性
リング5は外径が未だ小のままの解放状態であるので、
ボビン6はスペーサリング4上を滑って装着され、スペ
ーサリング4上で支持される。ついで、シリンダ14の
右室の圧縮空気を放出すると、スプリング15の反発力
によって、ピストン13すなわちキャップ3(圧縮手
段)は右方向に移動し、弾性リング5はスペーサリング
4を介して圧縮される。
【0007】弾性リング(弾性材)5が圧縮されると、
内外径方向に膨張し、ボビン6の内径と回転円筒2の外
径と密着して一体化する。そして、回転円筒2の回転力
がボビン6に伝達され糸条が巻き付けられるようになっ
ている。
内外径方向に膨張し、ボビン6の内径と回転円筒2の外
径と密着して一体化する。そして、回転円筒2の回転力
がボビン6に伝達され糸条が巻き付けられるようになっ
ている。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】従来の技術で述べた紡
糸巻取機におけるボビンホルダ1においては弾性リング
(弾性材)5はスペーサリング(剛体リング)4を介し
て、回転円筒2の始端側から終端側へと順次圧縮され膨
張する。ところで、図6に示すように、ボビン6がボビ
ンホルダ1上に装着された状態で、弾性リング5が圧縮
されると、点線で示されるように内外径方向に膨張す
る。この圧縮膨張は軸方向に配列された弾性リング5毎
に均一に発生するものではなく、図6の左方の先端側か
ら順次圧力が伝わるのに応じて、先端から順に圧縮膨張
していく。そして、先に圧縮膨張した弾性リング5はボ
ビン6の内周やボビンホルダ1の外周に先に密着する。
糸巻取機におけるボビンホルダ1においては弾性リング
(弾性材)5はスペーサリング(剛体リング)4を介し
て、回転円筒2の始端側から終端側へと順次圧縮され膨
張する。ところで、図6に示すように、ボビン6がボビ
ンホルダ1上に装着された状態で、弾性リング5が圧縮
されると、点線で示されるように内外径方向に膨張す
る。この圧縮膨張は軸方向に配列された弾性リング5毎
に均一に発生するものではなく、図6の左方の先端側か
ら順次圧力が伝わるのに応じて、先端から順に圧縮膨張
していく。そして、先に圧縮膨張した弾性リング5はボ
ビン6の内周やボビンホルダ1の外周に先に密着する。
【0009】そして、これらとの間に摩擦力f1 、f2
・・・・が発生し、図6の右方の終端側に行くに従って
圧縮力Fが小さくなっていく。この圧縮力Fの減少の程
度は50%近くまで及ぶ場合がある。したがって、ボビ
ン6の保持に差が生じることとなり、保持力不足に伴う
振動等が発生するという問題点を有していた。
・・・・が発生し、図6の右方の終端側に行くに従って
圧縮力Fが小さくなっていく。この圧縮力Fの減少の程
度は50%近くまで及ぶ場合がある。したがって、ボビ
ン6の保持に差が生じることとなり、保持力不足に伴う
振動等が発生するという問題点を有していた。
【0010】本考案は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、ボビンホルダの長さ方向におけるボビンの保持
力を容易に均等化できる紡糸巻取機におけるボビンホル
ダを提供しようとするものである。
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、ボビンホルダの長さ方向におけるボビンの保持
力を容易に均等化できる紡糸巻取機におけるボビンホル
ダを提供しようとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本考
案のボビンホルダは、剛体リングと弾性材とを、回転円
筒の軸線方向に沿って該回転円筒に交互に装着するとと
もに、前記弾性材を前記軸線方向に圧縮する手段を前記
回転円筒の端部に設け、前記端部からの圧縮で前記各弾
性材を回転円筒の径方向外方に突出変形させてボビンを
保持する紡糸巻取機におけるボビンホルダにおいて、前
記各弾性材の弾性率を、前記圧縮手段から前記軸線方向
に離れるに従って順次小さく設定して変形し易くしてあ
ることを要旨とするものである。この弾性率を順次小さ
くする具体的手段としては、上記弾性材を上記回転円筒
の周方向で複数に分割し、該分割弾性材の周方向長さを
変更すること、または該分割弾性材の周方向配置個数を
変更するがある。
案のボビンホルダは、剛体リングと弾性材とを、回転円
筒の軸線方向に沿って該回転円筒に交互に装着するとと
もに、前記弾性材を前記軸線方向に圧縮する手段を前記
回転円筒の端部に設け、前記端部からの圧縮で前記各弾
性材を回転円筒の径方向外方に突出変形させてボビンを
保持する紡糸巻取機におけるボビンホルダにおいて、前
記各弾性材の弾性率を、前記圧縮手段から前記軸線方向
に離れるに従って順次小さく設定して変形し易くしてあ
ることを要旨とするものである。この弾性率を順次小さ
くする具体的手段としては、上記弾性材を上記回転円筒
の周方向で複数に分割し、該分割弾性材の周方向長さを
変更すること、または該分割弾性材の周方向配置個数を
変更するがある。
【0012】
【作用】前記圧縮手段による圧縮力が前記弾性材の摩擦
力でそのまま軸方向に伝わらず、前記回転円筒の始端側
から終端側に至るにつれて圧縮力が順次小さくなったと
しても、前記弾性材の弾性率が順次小さくなっているた
め、小さくなった圧縮力に見合った径方向外方への突出
変形量が確保され、平均化される。
力でそのまま軸方向に伝わらず、前記回転円筒の始端側
から終端側に至るにつれて圧縮力が順次小さくなったと
しても、前記弾性材の弾性率が順次小さくなっているた
め、小さくなった圧縮力に見合った径方向外方への突出
変形量が確保され、平均化される。
【0013】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面を参照しつつ説
明する。図1は本考案の弾性リングの構造を示す図、図
2はボビンホルダ軸方向における弾性リング(弾性材)
のゴムの長さの変更程度を示す図である。なお、ボビン
ホルダの全体構造は図4で説明したものと同様でありそ
の変更点について以下説明する。
明する。図1は本考案の弾性リングの構造を示す図、図
2はボビンホルダ軸方向における弾性リング(弾性材)
のゴムの長さの変更程度を示す図である。なお、ボビン
ホルダの全体構造は図4で説明したものと同様でありそ
の変更点について以下説明する。
【0014】図1において、弾性リング(弾性材)20
は剛体短リング21とゴム22から成っている。剛体短
リング21は、左右対称形状のものが隙間εを有して配
置されている。そして、この剛体短リング21には円周
上均等に配置された(図示の例では120°×3ケ所)
切欠き23が加工されている。そして、切欠き23を有
する剛体短リング21が左右対称に配置されて、その間
に長方形の空間が形成される。この空間にゴム22が一
体的に介装されている。剛体短リング21とゴム22を
一体化する方法としては、生ゴムを剛体短リング21間
の空間に充嗔して成形した後一体的に加硫する方法や、
予め成形されたゴム22を切欠き23の側面に接着する
方法等がある。このように剛体短リング21とゴム22
が一体化された弾性リング20にあっては、左右の剛体
短リング21間に圧縮力Fが作用すると、ゴム22が圧
縮変形する。そして、隙間εが小さくなると共にゴム2
2は内外径方向に膨張して、ボビン6内径とボビンホル
ダ1外径にゴム22が密着するようになっている。
は剛体短リング21とゴム22から成っている。剛体短
リング21は、左右対称形状のものが隙間εを有して配
置されている。そして、この剛体短リング21には円周
上均等に配置された(図示の例では120°×3ケ所)
切欠き23が加工されている。そして、切欠き23を有
する剛体短リング21が左右対称に配置されて、その間
に長方形の空間が形成される。この空間にゴム22が一
体的に介装されている。剛体短リング21とゴム22を
一体化する方法としては、生ゴムを剛体短リング21間
の空間に充嗔して成形した後一体的に加硫する方法や、
予め成形されたゴム22を切欠き23の側面に接着する
方法等がある。このように剛体短リング21とゴム22
が一体化された弾性リング20にあっては、左右の剛体
短リング21間に圧縮力Fが作用すると、ゴム22が圧
縮変形する。そして、隙間εが小さくなると共にゴム2
2は内外径方向に膨張して、ボビン6内径とボビンホル
ダ1外径にゴム22が密着するようになっている。
【0015】そして、図1(b)において、圧縮力Fに
対するゴム22の膨張量δはゴム22の巾と厚さと材質
が同じであれば長さLに反比例する。すなわち、同じ円
周3ケ所配置の場合、Lが長くなると圧縮応力が小さく
なって膨張量δは小さくなり、Lが短くなると圧縮応力
が大きくなって膨張量δは大きくなる。したがって、ゴ
ム22の長さLを変えることによって、弾性リング20
全体の巾Wが一定のものであっても圧縮力Fに応じた膨
張量δとすることができる。
対するゴム22の膨張量δはゴム22の巾と厚さと材質
が同じであれば長さLに反比例する。すなわち、同じ円
周3ケ所配置の場合、Lが長くなると圧縮応力が小さく
なって膨張量δは小さくなり、Lが短くなると圧縮応力
が大きくなって膨張量δは大きくなる。したがって、ゴ
ム22の長さLを変えることによって、弾性リング20
全体の巾Wが一定のものであっても圧縮力Fに応じた膨
張量δとすることができる。
【0016】図2は、ボビンホルダ1にゴム22の長さ
Lを変えた弾性リング20を適用した場合を示す図であ
る。図2(a)において、弾性リング20が圧縮手段で
あるキャップ3によって圧縮されたとき、その圧縮力は
キャップ3に近い始端側の弾性リング20から順次終端
側の弾性リング20に伝達される。このときの圧縮力勾
配の例を図2(b)に示す。例えば、ボビンホルダ1始
端の圧縮力が終端では約1/2になると想定された場
合、それに対応してゴム22の長さや数を変えればよ
い。
Lを変えた弾性リング20を適用した場合を示す図であ
る。図2(a)において、弾性リング20が圧縮手段で
あるキャップ3によって圧縮されたとき、その圧縮力は
キャップ3に近い始端側の弾性リング20から順次終端
側の弾性リング20に伝達される。このときの圧縮力勾
配の例を図2(b)に示す。例えば、ボビンホルダ1始
端の圧縮力が終端では約1/2になると想定された場
合、それに対応してゴム22の長さや数を変えればよ
い。
【0017】図2(c)は、始端のゴム22aの長さ
(角度でΘ1 )>中程のゴム22bの長さ(角度で
Θ2 )>終端のゴム22cの長さΘ3 とした場合を示
す。Θ3 =(1/2)×Θ2 ,Θ2 =(3/4)×Θ1
とするとゴム22に対する圧縮応力は略均等とすること
ができる。すなわち、ゴム22a,22b,22cの軸
方向単位長さ当たりの内外径方向突出変形量/ゴム22
a,22b,22cの軸方向単位面積当たりの圧縮応力
で定義される弾性率は、ゴム22cを1とすると、ゴム
22bではゴム3/4であり、ゴム22aでは1/2と
なって、回転円筒2の始端側から終端側にかけて順次小
さくなるように設定されている。その結果、図2(b)
の如き圧縮力勾配があったとしても、ゴム22a,22
b,22cの内外径方向突出変形量は略等しくなるよう
に平均化される。
(角度でΘ1 )>中程のゴム22bの長さ(角度で
Θ2 )>終端のゴム22cの長さΘ3 とした場合を示
す。Θ3 =(1/2)×Θ2 ,Θ2 =(3/4)×Θ1
とするとゴム22に対する圧縮応力は略均等とすること
ができる。すなわち、ゴム22a,22b,22cの軸
方向単位長さ当たりの内外径方向突出変形量/ゴム22
a,22b,22cの軸方向単位面積当たりの圧縮応力
で定義される弾性率は、ゴム22cを1とすると、ゴム
22bではゴム3/4であり、ゴム22aでは1/2と
なって、回転円筒2の始端側から終端側にかけて順次小
さくなるように設定されている。その結果、図2(b)
の如き圧縮力勾配があったとしても、ゴム22a,22
b,22cの内外径方向突出変形量は略等しくなるよう
に平均化される。
【0018】図3は、他の弾性リング(弾性材)24を
示す図である。剛性短リング25間には16個の円形の
切欠き26が加工され、そこに、円形のゴム27が一体
的に介装されたものである。このゴム27の形状は全て
同じである。このように、円形のゴム27を用いるもの
は、その数を変更すること(例えば、16個→12個→
8個)によって、図1のゴム22の長さを変えたのと同
じ結果を得ることができる。したがって、多数のゴム2
7を配置した同じ弾性リング24を用意しておき、機械
のクセを確認した後、現場合せでゴム27をドリル等で
円周上均等に取り去りゴム27の個数の変えたものを作
って、現物合せでボビンホルダ1に装着することもでき
る。
示す図である。剛性短リング25間には16個の円形の
切欠き26が加工され、そこに、円形のゴム27が一体
的に介装されたものである。このゴム27の形状は全て
同じである。このように、円形のゴム27を用いるもの
は、その数を変更すること(例えば、16個→12個→
8個)によって、図1のゴム22の長さを変えたのと同
じ結果を得ることができる。したがって、多数のゴム2
7を配置した同じ弾性リング24を用意しておき、機械
のクセを確認した後、現場合せでゴム27をドリル等で
円周上均等に取り去りゴム27の個数の変えたものを作
って、現物合せでボビンホルダ1に装着することもでき
る。
【0019】図4は他の弾性リング(弾性材)28を示
す図である。剛体短リングは29,30,31の3つか
ら成っており、剛体短リング29,30および30,3
1間に隙間εとゴム32が設けられているものである。
この弾性リング28は、ボビン6のつなぎ目に位置する
ようにすると、1個の弾性リング28で2つのボビン6
の端を同時に支持することができる。
す図である。剛体短リングは29,30,31の3つか
ら成っており、剛体短リング29,30および30,3
1間に隙間εとゴム32が設けられているものである。
この弾性リング28は、ボビン6のつなぎ目に位置する
ようにすると、1個の弾性リング28で2つのボビン6
の端を同時に支持することができる。
【0020】つぎに、上述した本考案の実施例は以下の
ように作動する。図2において、ボビン6がボビンホル
ダ1に装着された後、圧縮手段としてのキャップ3によ
って、弾性リング(弾性材)20が圧縮される。このと
き、図2(b)に示す圧縮力勾配があったとしても、こ
の圧縮力勾配に相当するゴム22の長さの変更(Θ1>
Θ2 >Θ3 )によって、ゴム22の圧縮応力は略一定と
なり、突出方向の膨張量δも略一定となる。したがっ
て、ボビンホルダ1終端でのボビン6の密着が不足する
ということはなくなる。また、ゴム22が円周上分割さ
れ部分的になっているので、同じ膨張量を得るための圧
縮力が少なくすむため、全体の構造を簡素化できる。
ように作動する。図2において、ボビン6がボビンホル
ダ1に装着された後、圧縮手段としてのキャップ3によ
って、弾性リング(弾性材)20が圧縮される。このと
き、図2(b)に示す圧縮力勾配があったとしても、こ
の圧縮力勾配に相当するゴム22の長さの変更(Θ1>
Θ2 >Θ3 )によって、ゴム22の圧縮応力は略一定と
なり、突出方向の膨張量δも略一定となる。したがっ
て、ボビンホルダ1終端でのボビン6の密着が不足する
ということはなくなる。また、ゴム22が円周上分割さ
れ部分的になっているので、同じ膨張量を得るための圧
縮力が少なくすむため、全体の構造を簡素化できる。
【0021】なお、本考案の実施例はボビン6を装置す
るボビンホルダ1を内蔵モータ11で直接駆動する、い
わゆるスピンドルドライブ型の紡糸巻取機について説明
したが、ボビンホルダ1に装着されたボビン6に接触す
るフリクシッヨモータローラーによりボビンを間接的に
駆動するいわゆるフリクションドライブ型の紡糸巻取機
にも適用される。また、紡糸巻取機1台に対してボビン
ホルダ1を2本突設したタレット式に限らず、紡糸巻取
機1台に対しボビンホルダ1を1本固定的に突設した紡
糸巻取機にも本考案が適用される。
るボビンホルダ1を内蔵モータ11で直接駆動する、い
わゆるスピンドルドライブ型の紡糸巻取機について説明
したが、ボビンホルダ1に装着されたボビン6に接触す
るフリクシッヨモータローラーによりボビンを間接的に
駆動するいわゆるフリクションドライブ型の紡糸巻取機
にも適用される。また、紡糸巻取機1台に対してボビン
ホルダ1を2本突設したタレット式に限らず、紡糸巻取
機1台に対しボビンホルダ1を1本固定的に突設した紡
糸巻取機にも本考案が適用される。
【0022】
【考案の効果】本考案は、前記各弾性材の弾性率を、前
記圧縮手段から前記軸線方向に離れるに従って順次小さ
く設定して変形し易くしてあることを要旨とするもので
あり、前記回転円筒の始端側から終端側に至るにつれて
圧縮力が順次小さくなったとしても、前記弾性材の弾性
率が順次小さくなっているため、小さくなった圧縮力に
見合った径方向外方への突出変形量が確保されて平均化
され、ボビンホルダの始端側と終端側との間でのボビン
保持力の差を生じにくくしたので、特に前記圧縮手段か
ら離れた終端側におけるボビンの保持力が不足して振動
などが発生するのを防止することができる。
記圧縮手段から前記軸線方向に離れるに従って順次小さ
く設定して変形し易くしてあることを要旨とするもので
あり、前記回転円筒の始端側から終端側に至るにつれて
圧縮力が順次小さくなったとしても、前記弾性材の弾性
率が順次小さくなっているため、小さくなった圧縮力に
見合った径方向外方への突出変形量が確保されて平均化
され、ボビンホルダの始端側と終端側との間でのボビン
保持力の差を生じにくくしたので、特に前記圧縮手段か
ら離れた終端側におけるボビンの保持力が不足して振動
などが発生するのを防止することができる。
【図1】本考案の弾性リング(弾性材)の構造を示す図
である。
である。
【図2】弾性リングの取付状態を示す図である。
【図3】本考案の他の弾性リング(弾性材)を示す図で
ある。
ある。
【図4】本考案のさらに他の弾性リング(弾性材)を示
す図である。
す図である。
【図5】従来の紡糸巻取機におけるボビンホルダの構造
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図6】従来の弾性リング(弾性材)を示す図である。
1 ボビンホルダ 2 回転円筒 3 キャップ(圧縮手段) 4 スペーサリング(剛体リング) 6 ボビン 20,24 弾性リング(弾性材) 21,25,29,30,31 剛体短リング 22,27,32 ゴム
Claims (3)
- 【請求項1】 剛体リングと弾性材とを、回転円筒の軸
線方向に沿って該回転円筒に交互に装着するとともに、
前記弾性材を前記軸線方向に圧縮する手段を前記回転円
筒の端部に設け、前記端部からの圧縮で前記各弾性材を
回転円筒の径方向外方に突出変形させてボビンを保持す
る紡糸巻取機におけるボビンホルダにおいて、 前記各弾性材の弾性率を、前記圧縮手段から前記軸線方
向に離れるに従って順次小さく設定して変形し易くして
あることを特徴とする紡糸巻取機におけるボビンホル
ダ。 - 【請求項2】 上記弾性材を上記回転円筒の周方向で複
数に分割し、該分割弾性材の周方向長さを変更すること
で上記弾性率を順次小さく設定した請求項1記載の紡糸
巻取機におけるボビンホルダ。 - 【請求項3】 上記弾性材を上記回転円筒の周方向で複
数に分割し、該分割弾性材の周方向配置個数を変更する
ことで上記弾性率を順次小さく設定した請求項1記載の
紡糸巻取機におけるボビンホルダ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1994004344U JPH085983Y2 (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | 紡糸巻取機におけるボビンホルダ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1994004344U JPH085983Y2 (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | 紡糸巻取機におけるボビンホルダ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0680760U JPH0680760U (ja) | 1994-11-15 |
| JPH085983Y2 true JPH085983Y2 (ja) | 1996-02-21 |
Family
ID=18526941
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1994004344U Expired - Lifetime JPH085983Y2 (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | 紡糸巻取機におけるボビンホルダ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH085983Y2 (ja) |
-
1994
- 1994-03-30 JP JP1994004344U patent/JPH085983Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0680760U (ja) | 1994-11-15 |
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