JPH085998Y2 - ウィンチドラム - Google Patents
ウィンチドラムInfo
- Publication number
- JPH085998Y2 JPH085998Y2 JP5925692U JP5925692U JPH085998Y2 JP H085998 Y2 JPH085998 Y2 JP H085998Y2 JP 5925692 U JP5925692 U JP 5925692U JP 5925692 U JP5925692 U JP 5925692U JP H085998 Y2 JPH085998 Y2 JP H085998Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rope
- layer
- winding
- drum
- dimension
- Prior art date
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はクレーン等に使用される
ロープ巻取用のウィンチドラムに関するものである。
ロープ巻取用のウィンチドラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、多層巻きウィンチドラムは、図
5,6に示すように、ロープRが多層巻状態で巻取られ
る巻胴1の両側にフランジ2,3が設けられて成ってい
る。図6中、ロープ断面内の数字1〜26は各層のロー
プ列を表し、以下、Rにこの数字を付してロープ列を表
す符号とする。
5,6に示すように、ロープRが多層巻状態で巻取られ
る巻胴1の両側にフランジ2,3が設けられて成ってい
る。図6中、ロープ断面内の数字1〜26は各層のロー
プ列を表し、以下、Rにこの数字を付してロープ列を表
す符号とする。
【0003】巻胴1の外周面にはロープ溝4が設けら
れ、ロープRの第1層部分(以下、第1層ロープとい
う)R1〜R8がこのロープ溝4に強制的に嵌め込まれ
て整列巻きされる。
れ、ロープRの第1層部分(以下、第1層ロープとい
う)R1〜R8がこのロープ溝4に強制的に嵌め込まれ
て整列巻きされる。
【0004】また、両側フランジ2,3の内面には、巻
胴1の外周面からフランジ外周端までに亘ってロープキ
ックと称される断面ほぼ三角形のロープガイド部5が内
側に突出して設けられ、各層ロープの第1列部分R9,
R17,R25がこのロープガイド部5によりガイドさ
れて第2列目に移行するようになっている。
胴1の外周面からフランジ外周端までに亘ってロープキ
ックと称される断面ほぼ三角形のロープガイド部5が内
側に突出して設けられ、各層ロープの第1列部分R9,
R17,R25がこのロープガイド部5によりガイドさ
れて第2列目に移行するようになっている。
【0005】図中、L1はロープガイド部5,5が存在
する部分での両側フランジ2,3の内面間寸法(以下、
ガイド部間寸法という)で、このガイド部間寸法L1
は、各層のロープ列数×ロープ直径で求められる寸法に
設定されている。
する部分での両側フランジ2,3の内面間寸法(以下、
ガイド部間寸法という)で、このガイド部間寸法L1
は、各層のロープ列数×ロープ直径で求められる寸法に
設定されている。
【0006】従って、ロープRは、ロープガイド部5が
存在する部分では、図6に示すように上下層のロープ同
士が重なった状態で、またロープガイド部5が存在しな
い部分では下層ロープの谷間に上層ロープが位置する俵
積み状にそれぞれ巻取られる。
存在する部分では、図6に示すように上下層のロープ同
士が重なった状態で、またロープガイド部5が存在しな
い部分では下層ロープの谷間に上層ロープが位置する俵
積み状にそれぞれ巻取られる。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】ところが、ロープRの
直径寸法は公差内でばらつきがあるため、実際に使用さ
れるロープの径寸法が、上記ガイド部間寸法L1を定め
る基礎としたロープ径寸法(以下、設定ロープ径寸法と
いう)よりも大きい場合に、実際のロープ径×ロープ列
数の寸法(以下、巻取幅寸法という)がロープガイド部
間寸法L1よりも大きくなる。
直径寸法は公差内でばらつきがあるため、実際に使用さ
れるロープの径寸法が、上記ガイド部間寸法L1を定め
る基礎としたロープ径寸法(以下、設定ロープ径寸法と
いう)よりも大きい場合に、実際のロープ径×ロープ列
数の寸法(以下、巻取幅寸法という)がロープガイド部
間寸法L1よりも大きくなる。
【0008】また、実際のロープ径寸法が設定ロープ径
寸法と等しい場合でも、巻取張力が小さい場合に同様の
事態が発生していた。
寸法と等しい場合でも、巻取張力が小さい場合に同様の
事態が発生していた。
【0009】このような事態が発生すると、ロープ溝4
によって強制的に整列状態とされる第1層以外の各層に
おいて、ロープ折り返し部分(図7中ハッチングを付し
た部分)が前列部分とロープガイド部5との間に収まら
ずに浮き上がり、これが元で乱巻が生じるという問題が
あった。
によって強制的に整列状態とされる第1層以外の各層に
おいて、ロープ折り返し部分(図7中ハッチングを付し
た部分)が前列部分とロープガイド部5との間に収まら
ずに浮き上がり、これが元で乱巻が生じるという問題が
あった。
【0010】そこで本考案は、巻取幅寸法がガイド部間
寸法よりも大きくなった場合でも、各層ロープの折り返
し部分を正規の位置に巻取って乱巻を防止することがで
きるウィンチドラムを提供するものである。
寸法よりも大きくなった場合でも、各層ロープの折り返
し部分を正規の位置に巻取って乱巻を防止することがで
きるウィンチドラムを提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の考案は、ロー
プを巻取る巻胴の両側にフランジが設けられたウィンチ
ドラムにおいて、上記両側フランジの内面における各層
ロープの1列目から2列目への転換部分に接する部分
に、上記ロープ転換部分が嵌まり込みうる凹部が設けら
れてなるものである。
プを巻取る巻胴の両側にフランジが設けられたウィンチ
ドラムにおいて、上記両側フランジの内面における各層
ロープの1列目から2列目への転換部分に接する部分
に、上記ロープ転換部分が嵌まり込みうる凹部が設けら
れてなるものである。
【0012】請求項2の考案は、請求項1の構成におい
て、巻胴の外周面に第1層ロープを整列させるロープ溝
が設けられ、凹部が、両側フランジの内面における第2
層以上の各層ロープの転換部分に接する部分に設けられ
てなるものである。
て、巻胴の外周面に第1層ロープを整列させるロープ溝
が設けられ、凹部が、両側フランジの内面における第2
層以上の各層ロープの転換部分に接する部分に設けられ
てなるものである。
【0013】
【作用】上記構成によると、巻取幅寸法がロープガイド
部間寸法よりも大きい事態が発生した場合に、各層(請
求項1においては第1層を含む各層、請求項2において
は第2層以上の各層)のロープ折り返し部分がフランジ
の凹部に嵌まり込んで正規の位置で折り返されるため、
乱巻が生じるおそれがなくなる。
部間寸法よりも大きい事態が発生した場合に、各層(請
求項1においては第1層を含む各層、請求項2において
は第2層以上の各層)のロープ折り返し部分がフランジ
の凹部に嵌まり込んで正規の位置で折り返されるため、
乱巻が生じるおそれがなくなる。
【0014】
【実施例】本考案の実施例を図1〜図4によって説明す
る。
る。
【0015】11は巻胴、12,13は両側フランジ、
14はロープ溝である。
14はロープ溝である。
【0016】両側フランジ12,13の内面には、各層
ロープの第1列部分を第2列目に向けて転換ガイドする
ロープガイド部15,15が設けられるとともに、第2
層以上の各層ロープの折り返し部分に対応する部分に凹
部16が設けられている。
ロープの第1列部分を第2列目に向けて転換ガイドする
ロープガイド部15,15が設けられるとともに、第2
層以上の各層ロープの折り返し部分に対応する部分に凹
部16が設けられている。
【0017】具体的にいうと、この実施例では、ロープ
Rを最大で4層に巻取る場合を例示しており、第2層ロ
ープの折り返し部分に接する左側フランジ12について
は第2層ロープの高さ位置において、第3層ロープの折
り返し部分に接する右側フランジ13については第3層
ロープの高さ位置において、それぞれロープガイド部1
5の頂上部分から、ロープ巻取り方向前方の傾斜面、さ
らにこれより前方の平坦面までに亘って凹部16が設け
られている。
Rを最大で4層に巻取る場合を例示しており、第2層ロ
ープの折り返し部分に接する左側フランジ12について
は第2層ロープの高さ位置において、第3層ロープの折
り返し部分に接する右側フランジ13については第3層
ロープの高さ位置において、それぞれロープガイド部1
5の頂上部分から、ロープ巻取り方向前方の傾斜面、さ
らにこれより前方の平坦面までに亘って凹部16が設け
られている。
【0018】この凹部16は、ロープ径寸法よりやや大
きめの幅(上下)寸法をもって、ロープガイド部15の
傾斜面の部分ではこの傾斜面と平行に、平坦面の部分で
は前方に向かって漸次浅く形成されている。
きめの幅(上下)寸法をもって、ロープガイド部15の
傾斜面の部分ではこの傾斜面と平行に、平坦面の部分で
は前方に向かって漸次浅く形成されている。
【0019】この構成によると、実際のロープ径寸法が
設定ロープ径寸法よりも大きいこと、または巻取張力が
小さいことが原因で巻取幅寸法がガイド部間寸法L1よ
りも大きくなった場合に、図4に示すように第2層およ
び第3層のロープ折り返し部分(前列ロープとフランジ
12,13との間の隙間からはみ出す部分)が凹部16
内に嵌まり込む。
設定ロープ径寸法よりも大きいこと、または巻取張力が
小さいことが原因で巻取幅寸法がガイド部間寸法L1よ
りも大きくなった場合に、図4に示すように第2層およ
び第3層のロープ折り返し部分(前列ロープとフランジ
12,13との間の隙間からはみ出す部分)が凹部16
内に嵌まり込む。
【0020】すなわち、巻取幅寸法とガイド部間寸法の
差が凹部16によって補われ、これによりロープRが各
層において正規の位置で正しく折り返されるため、図7
に示すような折り返し不良によって乱巻が生じるおそれ
がなくなる。
差が凹部16によって補われ、これによりロープRが各
層において正規の位置で正しく折り返されるため、図7
に示すような折り返し不良によって乱巻が生じるおそれ
がなくなる。
【0021】ところで、上記実施例ではロープ溝14が
設けられたドラムを例にとったが、本考案はこのロープ
溝14が無いドラムにも適用することができる。この場
合は、第1層ロープについても折り返し不良の問題が生
じるため、この第1層ロープの折り返し部分が嵌まり込
みうる凹部16が右側フランジ13に設けられる。
設けられたドラムを例にとったが、本考案はこのロープ
溝14が無いドラムにも適用することができる。この場
合は、第1層ロープについても折り返し不良の問題が生
じるため、この第1層ロープの折り返し部分が嵌まり込
みうる凹部16が右側フランジ13に設けられる。
【0022】
【考案の効果】上記のように本考案によるときは、両側
フランジにおける各層ロープの第1列部分から第2列目
への転換部分に対応する部分に凹部を設け、巻取幅寸法
がガイド部間寸法よりも大きい事態が発生した場合に、
ロープ折り返し部分が凹部に嵌まり込んで正規の位置で
折り返されるように構成したから、従来のドラムに生じ
ていた折り返し不良による乱巻の発生を防止することが
できる。
フランジにおける各層ロープの第1列部分から第2列目
への転換部分に対応する部分に凹部を設け、巻取幅寸法
がガイド部間寸法よりも大きい事態が発生した場合に、
ロープ折り返し部分が凹部に嵌まり込んで正規の位置で
折り返されるように構成したから、従来のドラムに生じ
ていた折り返し不良による乱巻の発生を防止することが
できる。
【図1】本考案の実施例にかかるウィンチドラムの半部
断面図である。
断面図である。
【図2】図1のII-II線断面図である。
【図3】図1のIII-III線断面図である。
【図4】図1のIV-IV線断面図である。
【図5】従来のドラムを示すロープ巻取状態の正面図で
ある。
ある。
【図6】図5のVI-VI線断面図である。
【図7】従来ドラムの図4相当図である。
11 巻胴 12,13 両側フランジ 14 ロープ溝 15 ロープガイド部 16 凹部
Claims (2)
- 【請求項1】 ロープを巻取る巻胴の両側にフランジが
設けられたウィンチドラムにおいて、上記両側フランジ
の内面における各層ロープの1列目から2列目への転換
部分に接する部分に、上記ロープ転換部分が嵌まり込み
うる凹部が設けられてなることを特徴とするウィンチド
ラム。 - 【請求項2】 巻胴の外周面に第1層ロープを整列させ
るロープ溝が設けられ、凹部が、両側フランジの内面に
おける第2層以上の各層ロープの転換部分に接する部分
に設けられてなることを特徴とする請求項1記載のウィ
ンチドラム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5925692U JPH085998Y2 (ja) | 1992-08-24 | 1992-08-24 | ウィンチドラム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5925692U JPH085998Y2 (ja) | 1992-08-24 | 1992-08-24 | ウィンチドラム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0623995U JPH0623995U (ja) | 1994-03-29 |
| JPH085998Y2 true JPH085998Y2 (ja) | 1996-02-21 |
Family
ID=13108124
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5925692U Expired - Fee Related JPH085998Y2 (ja) | 1992-08-24 | 1992-08-24 | ウィンチドラム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH085998Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6683209B2 (ja) | 2018-01-16 | 2020-04-15 | コベルコ建機株式会社 | ウインチドラム及びこれを備えたクレーン |
-
1992
- 1992-08-24 JP JP5925692U patent/JPH085998Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0623995U (ja) | 1994-03-29 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323111 |
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| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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