JPH0860168A - 固形燃料成形装置 - Google Patents

固形燃料成形装置

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JPH0860168A
JPH0860168A JP19341794A JP19341794A JPH0860168A JP H0860168 A JPH0860168 A JP H0860168A JP 19341794 A JP19341794 A JP 19341794A JP 19341794 A JP19341794 A JP 19341794A JP H0860168 A JPH0860168 A JP H0860168A
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JP
Japan
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waste
waste plastic
molding
combustible
plastic
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JP19341794A
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Takao Kajiyama
孝雄 梶山
Kunihiko Uno
邦彦 宇野
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Takuma Co Ltd
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Takuma Co Ltd
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Publication date
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    • Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E50/00—Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
    • Y02E50/10—Biofuels, e.g. bio-diesel
    • Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02E50/00—Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
    • Y02E50/30—Fuel from waste, e.g. synthetic alcohol or diesel

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  • Solid Fuels And Fuel-Associated Substances (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 可燃性廃棄物に廃プラスチックを混入して固
形燃料を作る固形燃料成形装置に於いて、燃焼時に塩化
水素ガスを発生せず且つ高品質の固形燃料を製造するこ
とができ、然も成形機の運転を安全且つ容易に行えるよ
うにする。 【構成】 廃プラスチックPの投入口1b、溶融混合室
1a及び排出口1cを夫々備え、溶融混合室1a内へ投
入された廃プラスチックPを溶融・混合並びに脱塩素処
理して排出口1cから排出する予熱反応機Aと、廃プラ
スチックP以外の可燃性廃棄物Wの廃棄物投入口7b、
予熱反応機Aの排出口1cに連通された成形室7a及び
成形室7a内の可燃性廃棄物Wを所定の形状にして排出
するダイス7cを夫々備え、廃棄物投入口7bから投入
された可燃性廃棄物Wを、予熱反応機Aの排出口1cか
ら成形室7a内へ押し込まれた溶融廃プラスチックPと
攪拌・混合しながら加圧してダイス7cから押し出す成
形機Bとを具備したことを特徴とする固形燃料成形装
置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、可燃ごみや紙屑等の可
燃性廃棄物に、廃プラスチックを混入して固形燃料を製
造する固形燃料成形装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、分別収集され又は不燃物を選別
除去された可燃ごみ等の可燃性廃棄物は、これを焼却処
理した上で埋め立て処理されているのが普通である。然
し、地球環境保全及び資源の有効利用を図る上からは、
廃棄物をリサイクルすることが好ましい。そこで、従来
からも、可燃性廃棄物を固形燃料の原料として利用する
ことが提案され居り、既に実用化されている。即ち、乾
燥処理された可燃性廃棄物を、成形機により加圧成形し
て固形燃料を得るようにしている。通常この成形機に
は、可燃性廃棄物をスクリュー等で加圧し、ダイスから
押し出して所定形状の固形燃料を作るようにした構造の
ものが利用されている。
【0003】ところで、原料となる可燃性廃棄物中に、
廃プラスチックが含まれている場合には、成形機内で発
生する摩擦熱や成形機に装着されているヒータで廃プラ
スチックを溶融させて成形するようにしている。可燃性
廃棄物中に廃プラスチックが含まれていると、廃プラス
チックが可燃ごみや紙屑等を結合させるバインダの役目
をして成形を容易にすると共に、発熱量が高くなって高
品質で商品価値の高い固形燃料を製造することができ
る。又、可燃性廃棄物中に廃プラスチックを混入する
と、廃プラスチックの処理も同時に行え、極めて好都合
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、可燃性廃棄
物に廃プラスチックを混入して固形燃料を製造した場合
には、次のような問題を生じる。 廃プラスチック中に混入する塩化ビニールには、塩
素分が多量に含まれている為、製造された固形燃料を燃
焼させた際に、塩化水素ガスを発生し、悪臭等の公害を
引き起こす。又、固形燃料を燃焼させた際に、燃焼装置
を腐食させる虞れもあり、大量に使用される産業用燃料
としては甚だ問題があった。然も、廃プラスチック中に
於ける塩化ビニールの混入量も一定ではなく、塩化水素
ガスの発生量も大きく変動する為、排ガス処理が難しく
なる。尚、塩化水素の問題を解決する為に、廃プラスチ
ックを混入しないようにして固形燃料を製造するように
しても良いが、この場合には、バインダとして石灰等を
混入する必要があり、資源の無駄遣いである。 容器状の廃プラスチックには、ソース、マヨネー
ズ、ジュース等の廃棄物が残存するものが多く、これら
の水分や収集過程で混入した雨水が含まれていることが
ある。これらの水分が廃プラスチックと共に成形機に入
ると、廃プラスチックの温度を充分に上昇させることが
できず、廃プラスチックを充分に溶融・固化することが
できなくなり、安定した成形が困難になる。又、廃プラ
スチックに混入している水分は、成形機内で蒸発し、水
蒸気となってダイスから吹き出されるが、この水蒸気は
高圧である為に極めて危険である。 廃プラスチックは、種類によって溶融温度が異なる
為、混入する廃プラスチックの種類によって成形温度が
異なり、成形機の運転が難しくなる。又、可燃性廃棄物
に廃プラスチックが均一に混合されていなければ、成形
が不安定になる。尚、これらの問題を解決する為に、成
形機への原料の供給量を人為的に調節したり、或いはヒ
ータの加熱温度を調節しながら成形機を運転し、安定し
た成形品を得られるようにしているのが現状である。然
し乍ら、この場合には、成形機の運転が難しくなる上、
廃プラスチックの混入量が20%以下になると、安定し
た固形燃料を得られなくなる。
【0005】本発明は、上記の問題点を解消する為に創
作されたものであり、その目的は燃焼時に塩化水素ガス
を発生せず且つ高品質の固形燃料を製造することがで
き、然も成形機の運転を安全且つ容易に行えるようにし
た固形燃料成形装置を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為
に、本発明の固形燃料成形装置は、廃プラスチックの投
入口、廃プラスチックの溶融混合室及び溶融廃プラスチ
ックの排出口を夫々備え、投入口から溶融混合室内へ投
入された廃プラスチックを溶融・混合並びに脱塩素処理
して排出口から排出する予熱反応機と、廃プラスチック
以外の乾燥処理された可燃性廃棄物の廃棄物投入口、予
熱反応機の排出口に連通された成形室及び成形室内の可
燃性廃棄物を所定の形状にして排出するダイスを夫々備
え、廃棄物投入口から投入された可燃性廃棄物を、予熱
反応機の排出口から成形室内へ押し込まれた溶融廃プラ
スチックと攪拌・混合しながら加圧してダイスから押し
出す成形機とを具備するものである。
【0007】
【作用】予熱反応機の投入口から溶融混合室内へ投入さ
れた廃プラスチックは、パドルスクリューによって攪拌
されながら徐々に排出口側へ移送されると共に、攪拌・
移送中にヒータによって溶融温度以上に加熱されて溶融
する。尚、廃プラスチックを溶融状態で攪拌・混合する
為、例え種々の廃プラスチックを投入しても、均一に混
合され、均質なプラスチックになる。そして、廃プラス
チックを250℃以上に加熱した後、攪拌しながら溶融
混合室内に30分以上滞留させると、廃プラスチックに
含まれている塩化ビニールが熱分解して塩化水素ガスを
放出し、廃プラスチック中の塩素分は殆ど除去される。
又、廃プラスチックに含まれている水分も蒸発して水蒸
気となる。尚、溶融混合室内で発生した塩化水素ガス等
は、洗浄装置により除去される。予熱反応機によって溶
融・混合並びに脱塩素処理された溶融廃プラスチック
は、スクリューコンベヤによって排出口から成形機の成
形室内に押し込まれる。成形室内へ押し込まれた溶融廃
プラスチックは、攪拌加圧移送機構の攪拌羽根によって
廃棄物投入口から成形室内へ投入された廃プラスチック
以外の可燃性廃棄物と均一に攪拌・混合されながらダイ
ス側へ移送される。このとき、攪拌羽根によって可燃性
廃棄物と廃プラスチックとを攪拌・混合するようにして
いる為、例え廃プラスチックの混入量が少ない場合で
も、両者を均一に混合させることができる。そして、均
一に混合された可燃性廃棄物と廃プラスチックは、引き
続き攪拌加圧移送機構のネジ羽根によってダイス側へ押
送され、ダイスの小径孔から圧縮された状態で押し出さ
れる。これによって、所定形状の固形燃料が得られる。
尚、加圧成形時には、廃プラスチック中のガスや水蒸気
が予熱反応機で既に除去されている為、成形機のダイス
から高圧のガスや水蒸気が噴出することもなく、成形機
の運転を安全に行える。このようにして得られた固形燃
料は、廃プラスチックが原料の段階で予め脱塩素処理さ
れている為、燃焼時に塩化水素が発生せず、悪臭等の公
害や燃焼装置等の腐食を引き起こすこともなく、利用用
途も大幅に広がる。又、可燃性廃棄物に廃プラスチック
を混入している為、発熱量が高くなって高品質で商品価
値の高いものとなる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は本発明の実施例に係る固形燃料成形
装置の概略斜視図であって、当該固形燃料成形装置は、
廃プラスチックPを溶融・混合並びに脱塩素処理する予
熱反応機Aと、可燃性廃棄物Wと予熱反応機Aにより処
理された廃プラスチックPとを攪拌・混合して加圧成形
する成形機Bとから構成されている。
【0009】即ち、前記予熱反応機Aは、反応機本体1
と、ヒータ2と、攪拌移送機構3と、送風機4と、洗浄
装置5と、スクリューコンベヤ6とを具備して居り、種
々の廃プラスチックPを溶融・混合並びに脱塩素処理し
て成形機Bへ送り込むものである。
【0010】具体的には、反応機本体1は、ボックス状
に形成されて居り、内部に廃プラスチックPの溶融混合
室1aを有すると共に、一端部上壁に溶融混合室1aに
連通する廃プラスチックPの投入口1bを、又、他端部
底壁(若しくは側壁)に溶融混合室1aに連通する溶融
廃プラスチックPの排出口1cを夫々備えている。
【0011】ヒータ2は、反応機本体1の底壁及び側壁
部分等に設けられて居り、投入口1bから溶融混合室1
a内へ投入された種々の廃プラスチックPを、該廃プラ
スチックPから塩素分を除去できる温度に加熱・溶融す
るものである。本実施例では、ヒータ2には、電気ヒー
タ、蒸気ヒータ若しくは熱媒体ヒータ等が使用されて居
り、溶融混合室1a内を250℃以上に加熱できるよう
になっている。
【0012】攪拌移送機構3は、反応機本体1に設けら
れて居り、溶融混合室1a内の廃プラスチックPを攪拌
・混合しながら投入口1b側から排出口1c側へ徐々に
移送するものである。本実施例では、攪拌移送機構3に
は、パドルスクリューコンベヤ6が使用されて居り、該
パドルスクリューコンベヤ6は、溶融混合室1aの底部
に平行に配設された一対のパドルスクリュー3aと、パ
ドルスクリュー3aを廃プラスチックPが投入口1b側
から排出口1c側へ移送されるように回転駆動するモー
タ等の駆動装置3bとから成る。
【0013】洗浄装置5は、反応機本体1に配管及び送
風機4を介して接続されて居り、溶融混合室1a内で発
生した塩化水素ガスをアルカリ水により除去するように
したものである。即ち、送風機4により吸引された溶融
混合室1a内の塩化水素ガスや水蒸気は、洗浄装置5内
へ送り込まれ、該洗浄装置5内でアルカリ水で洗浄さ
れ、塩化水素ガスを吸収された後、大気中へ放出される
ようになっている。
【0014】スクリューコンベヤ6は、反応機本体1に
設けられて居り、溶融混合室1a内の溶融廃プラスチッ
クPを排出口1cから後述する成形機Bの成形室7a内
へ押し込むものである。このスクリューコンベヤ6は、
反応機本体1の排出口1cと成形機Bの成形室7aとを
連通状態で接続するケース6aと、ケース6a内に回転
自在に配設されたスクリュー6bと、スクリュー6bを
溶融廃プラスチックPが排出口1c側から成形室7a内
へ移送されるように回転駆動するモータ等の駆動装置6
cとから成る。
【0015】一方、前記成形機Bは、成形機本体7と攪
拌加圧移送機構8とを具備して居り、廃プラスチックP
を含まない可燃ごみや紙屑等の可燃性廃棄物Wと予熱反
応機Aにより処理された廃プラスチックPとを攪拌・混
合して加圧成形するものである。
【0016】具体的には、成形機本体7は、ボックス状
に形成されて居り、内部に可燃性廃棄物W及び廃プラス
チックPの成形室7aを有すると共に、一端部上壁に成
形室7aに連通する可燃性廃棄物Wの廃棄物投入口7b
を、又、他端部に成形室7a内の可燃性廃棄物W及び廃
プラスチックPを所定の形状にして排出するダイス7c
とを夫々備えている。前記ダイス7cは、厚い矩形板に
より形成されて居り、略中央部分にはその厚み方向に貫
通する複数の円形の小径孔7cが穿設されている。この
ダイス7cの厚さ及び小径孔7cの内径、形状等は、棒
状の圧縮成形品(固形燃料)が得られることを条件とし
て設定されている。又、小径孔7cの数や配置も、成形
室7aの断面形状等に応じて任意に設定される。尚、図
1に於いて、7dは成形室7a内に設けたライナであ
る。
【0017】攪拌加圧移送機構8は、成形機本体7に設
けられて居り、廃プラスチックPを含まない可燃性廃棄
物Wと予熱反応機Aにより処理された廃プラスチックP
とを攪拌・混合しながら廃棄物投入口7b側からダイス
7c側へ移送して加圧するものである。本実施例では、
攪拌加圧移送機構8は、成形機本体7の成形室7a内に
回転自在に配設した一対の回転軸8aと、廃棄物投入口
7b側の回転軸8a部分に取り付けられ、廃棄物投入口
7bから投入された可燃性廃棄物を、予熱反応機Aの排
出口1cから成形室7a内へ押し込まれた溶融廃プラス
チックPと攪拌・混合しながらダイス7c側へ移送する
攪拌羽根8bと、ダイス7c側の回転軸8a部分に取り
付けられ、廃プラスチックPと攪拌・混合した可燃性廃
棄物を加圧してダイス7cから押し出すネジ羽根8c
と、回転軸8aに連動連結された歯車装置8dと、回転
軸8aに歯車装置8dを介して連動連結され、回転軸8
aを可燃性廃棄物W等が廃棄物投入口7b側からダイス
7c側へ移送されるように回転駆動するモータ等の駆動
装置8eとから成る。
【0018】次に、前記固形燃料成形装置を用いて可燃
性廃棄物W及び廃プラスチックPから固形燃料を製造す
る場合について説明する。
【0019】固形燃料の原料のうち、廃プラスチックP
は予熱反応機Aに供給され、又、廃プラスチックPを含
まない可燃ごみ及び紙屑等の可燃性廃棄物Wは乾燥処理
された後、成形機Bへ供給される。
【0020】予熱反応機Aの投入口1bから溶融混合室
1a内へ投入された種々の廃プラスチックPは、パドル
スクリュー3aによって攪拌されながら徐々に排出口1
c側へ移送されると共に、攪拌・移送中にヒータ2によ
って溶融温度以上に加熱されて溶融する。このように、
廃プラスチックPを溶融状態で攪拌する為、種々の廃プ
ラスチックPが溶融混合室1a内へ投入されても、均一
に混合され、均質なプラスチックになり、後の成形が容
易になる。
【0021】そして、廃プラスチッ中の塩素分を除去す
る場合には、廃プラスチックPを250℃以上に加熱し
た後、攪拌しながら溶融混合室1a内に30分以上滞留
させる。そうすると、廃プラスチックPに混入している
塩化ビニールが熱分解して塩化水素ガスを放出し、廃プ
ラスチックP中の塩素分は殆ど除去される。又、容器状
の廃プラスチックPに含まれている水分も蒸発して水蒸
気となる。
【0022】溶融混合室1a内で発生した塩化水素ガス
や水蒸気は、送風機4で吸引され、洗浄装置5内でアル
カリ水で洗浄されて塩化水素ガスを除去された後、大気
中へ放出される。
【0023】このようにして、溶融・混合並びに脱塩素
処理された溶融廃プラスチックPは、排出口1cからス
クリューコンベヤ6によって成形機Bの成形室7a(廃
棄物投入口7bの近傍部分)に押し込まれる。
【0024】成形室7a内へ押し込まれた溶融廃プラス
チックPは、攪拌加圧移送機構8の攪拌羽根8bで掻き
取られ、成形機Bの廃棄物投入口7bから成形室7a内
へ投入された廃プラスチックP以外の可燃性廃棄物Wと
均一に攪拌・混合されながらダイス7c側へ移送され
る。このとき、攪拌羽根8bによって可燃性廃棄物Wと
廃プラスチックPとを攪拌・混合するようにしている
為、例え廃プラスチックPの混入量が少ない場合でも、
両者を均一に混合させることができる。その結果、均質
な成形品を得ることができる。
【0025】そして、均一に混合された可燃性廃棄物W
と廃プラスチックPは、引き続き攪拌加圧移送機構8の
ネジ羽根8cによってダイス7c側へ押送され、ダイス
7cの小径孔7cへ圧縮されつつ押し込まれ、該小径孔
7cから押し出される。これによって、棒状に成形され
た固形燃料が得られる。尚、加圧成形時には、廃プラス
チックPに含まれているガスや水蒸気が予熱反応機Aで
既に除去されている為、成形機Bのダイス7cから高圧
のガスや水蒸気が噴出することもない。
【0026】このようにして得られた固形燃料は、廃プ
ラスチックPが原料の段階で予め脱塩素処理されている
為、燃焼時に塩化水素が発生せず、悪臭等の公害や燃焼
装置等の腐食を引き起こすこともなく、利用用途も大幅
に広がる。又、可燃性廃棄物Wに廃プラスチックPを混
入している為、発熱量が高くなって高品質で商品価値の
高いものとなる。
【0027】上記実施例に於いては、予熱反応機Aにパ
ドルスクリュー式のものを使用したが、予熱反応機Aの
構成は上記実施例のものに限定されるものではなく、加
熱・攪拌・混合・滞留機能を備えて居れば、如何なる形
式のものでも良い。例えば予熱反応機Aにロータリーキ
ルン式のものを使用するようにしても良い。
【0028】上記実施例に於いては、反応機本体1にヒ
ータ2を設けて廃プラスチックPを加熱溶融するように
したが、他の実施例に於いては、パドルスクリュー3a
にもヒータ2を組み込み、廃プラスチックPを加熱溶融
するようにしても良い。この場合には、加熱時間を短縮
することができ、至極便利である。
【0029】上記実施例に於いては、固形燃料を成形す
る成形機Bに予熱反応機Aを接続するようにしたが、同
様構造の成形機Bを利用する廃プラスチックPの溶融固
化機に予熱反応機Aを接続するようにしても良い。
【0030】
【発明の効果】上述の通り、本発明の固形燃料成形装置
は、予熱反応機で廃プラスチックを溶融・混合並びに脱
塩素処理する予熱反応機と、廃プラスチックを含まない
可燃性廃棄物と予熱反応機により処理された廃プラスチ
ックとを攪拌・混合して加圧成形する成形機とから構成
した為、次のような効果を奏することができる。即ち、
廃プラスチックを予熱反応機で脱塩素処理してから可燃
性廃棄物に混入し、これらから固形燃料を成形するよう
にしている。その結果、製造された固形燃料は、燃焼時
に塩化水素が発生せず、悪臭等の公害や燃焼装置等の腐
食を引き起こすこともなく、利用用途も大幅に広がる。
然も、この固形燃料は、廃プラスチックが混入されてい
る為、発熱量が高くなって高品質で商品価値の高いもの
となる。又、予熱反応機で廃プラスチックから塩化水素
ガスや水蒸気を除去するようにしている為、成形機によ
る成形時にダイスから高温のガスや水蒸気が吹き出すこ
ともなく、成形機を安全に運転することができる。更
に、予熱反応機で種々の廃プラスチックを均一且つ均質
に混合してから成形機へ送り込むようにしている為、従
来のように成形機への原料の供給量を人為的に調節した
り、或いはヒータの加熱温度を調節しながら成形機を運
転したりする必要もなく、成形機の運転が容易になる。
そのうえ、成形機内へ押し込まれた溶融廃プラスチック
を成形機内で可燃性廃棄物と攪拌・混合するようにして
いる為、両者を均一に混合させることができ、均質な成
形品が得られる。特に、廃プラスチックの混入量が少な
い場合でも、両者を均一に混合させることができ、均質
な成形品を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る固形燃料成形装置の一部
を破断した状態の概略斜視図である。
【符号の説明】
Aは予熱反応機、Bは成形機、Pは廃プラスチック、W
は可燃性廃棄物、1は反応機本体、1aは溶融混合室、
1bは投入口、1cは排出口、2ヒータ、3は攪拌移送
機構、5は洗浄装置と、6はスクリューコンベヤ、7は
成形機本体、7aは成形室、7bは廃棄物投入口、7c
はダイス、8は攪拌加圧移送機構、8aは回転軸、8b
は攪拌羽根、8cはネジ羽根。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 廃プラスチック(P)の投入口(1
    b)、廃プラスチック(P)の溶融混合室(1a)及び
    溶融廃プラスチック(P)の排出口(1c)を夫々備
    え、投入口(1b)から溶融混合室(1a)内へ投入さ
    れた廃プラスチック(P)を溶融・混合並びに脱塩素処
    理して排出口(1c)から排出する予熱反応機(A)
    と、廃プラスチック(P)以外の乾燥処理された可燃性
    廃棄物(W)の廃棄物投入口(7b)、予熱反応機
    (A)の排出口(1c)に連通された成形室(7a)及
    び成形室(7a)内の可燃性廃棄物(W)を所定の形状
    にして排出するダイス(7c)を夫々備え、廃棄物投入
    口(7b)から投入された可燃性廃棄物(W)を、予熱
    反応機(A)の排出口(1c)から成形室(7a)内へ
    押し込まれた溶融廃プラスチック(P)と攪拌・混合し
    ながら加圧してダイス(7c)から押し出す成形機
    (B)とを具備したことを特徴とする固形燃料成形装
    置。
  2. 【請求項2】 予熱反応機(A)が、廃プラスチック
    (P)の投入口(1b)、廃プラスチック(P)の溶融
    混合室(1a)及び溶融廃プラスチック(P)の排出口
    (1c)を夫々備えた反応機本体(1)と、反応機本体
    (1)に設けられ、溶融混合室(1a)内の廃プラスチ
    ック(P)を該廃プラスチック(P)から塩素分を除去
    できる温度に加熱・溶融するヒータ(2)と、反応機本
    体(1)に設けられ、廃プラスチック(P)を攪拌・混
    合しながら廃棄物投入口(7b)側から排出口(1c)
    側へ移送する攪拌移送機構(3)と、排出口(1c)に
    接続され、溶融廃プラスチック(P)を成形機(B)側
    へ押し出すスクリューコンベヤ(6)と、反応機本体
    (1)に接続され、溶融混合室(1a)内で発生した塩
    化水素を除去する洗浄装置(5)とを具備していること
    を特徴とする請求項1に記載の固形燃料成形装置。
  3. 【請求項3】 成形機(B)が、廃プラスチック(P)
    以外の乾燥処理された可燃性廃棄物(W)の廃棄物投入
    口(7b)、予熱反応機(A)の排出口(1c)に連通
    された成形室(7a)及び成形室(7a)内の可燃性廃
    棄物(W)を所定の形状にして排出するダイス(7c)
    を夫々備えた成形機本体(7)と、成形機本体(7)に
    設けられ、可燃性廃棄物(W)を溶融廃プラスチック
    (P)と攪拌・混合しながら廃棄物投入口(7b)側か
    らダイス(7c)側へ移送して加圧する攪拌加圧移送機
    構(8)とを具備して成り、前記攪拌加圧移送機構
    (8)は、成形機本体(7)の成形室(7a)内に回転
    自在に配設した回転軸(8a)と、廃棄物投入口(7
    b)側の回転軸(8a)部分に取り付けられ、廃棄物投
    入口(7b)から投入された可燃性廃棄物(W)を、予
    熱反応機(A)の排出口(1c)から成形室(7a)内
    へ押し込まれた溶融廃プラスチック(P)と攪拌・混合
    しながらダイス(7c)側へ移送する攪拌羽根(8b)
    と、ダイス(7c)側の回転軸(8a)部分に取り付け
    られ、廃プラスチック(P)と攪拌・混合した可燃性廃
    棄物(W)を加圧してダイス(7c)から押し出すネジ
    羽根(8c)とから構成されていることを特徴とする請
    求項1に記載の固形燃料成形装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010032140A (ja) * 2008-07-30 2010-02-12 Inoue Ryuji ペレット燃料及び高出力ペレットバーナーの構造

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JP2010032140A (ja) * 2008-07-30 2010-02-12 Inoue Ryuji ペレット燃料及び高出力ペレットバーナーの構造

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