JPH086032Y2 - 雰囲気制御能が優れた連続焼鈍炉 - Google Patents
雰囲気制御能が優れた連続焼鈍炉Info
- Publication number
- JPH086032Y2 JPH086032Y2 JP1990122370U JP12237090U JPH086032Y2 JP H086032 Y2 JPH086032 Y2 JP H086032Y2 JP 1990122370 U JP1990122370 U JP 1990122370U JP 12237090 U JP12237090 U JP 12237090U JP H086032 Y2 JPH086032 Y2 JP H086032Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nitriding
- electric heater
- continuous annealing
- annealing furnace
- gas
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Resistance Heating (AREA)
- Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)
- Furnace Details (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は雰囲気制御能が優れた連続焼鈍炉に関する。
[従来の技術] 一般に、連続焼鈍炉では加熱帯で加熱し、均熱帯で所
定温度に保持均熱する。この加熱作用は焼鈍されるスト
リップが表面性状を厳しく要求されるものや、高グレー
ドな品質特性を得るものでは、連続焼鈍における加熱は
例えば特開平1−142031号公報にあるような温度制御が
やすく、また雰囲気が汚染されにくい電気ヒータでなさ
れる。
定温度に保持均熱する。この加熱作用は焼鈍されるスト
リップが表面性状を厳しく要求されるものや、高グレー
ドな品質特性を得るものでは、連続焼鈍における加熱は
例えば特開平1−142031号公報にあるような温度制御が
やすく、また雰囲気が汚染されにくい電気ヒータでなさ
れる。
ところで連続焼鈍では、例えばストリップを高強度化
するために窒化させることや、また、方向性電磁鋼板で
は窒化しインヒビターを形成すること等が行われる。こ
のような連続焼鈍では加熱は電気ヒータで行い、雰囲気
ガスから窒素を鋼中に侵入させ窒化している。
するために窒化させることや、また、方向性電磁鋼板で
は窒化しインヒビターを形成すること等が行われる。こ
のような連続焼鈍では加熱は電気ヒータで行い、雰囲気
ガスから窒素を鋼中に侵入させ窒化している。
[考案が解決しようとする課題] かかるストリップの高強度化やインヒビターの形成
を、従来の連続焼鈍炉で図るさい、窒化の程度に変動が
生じて強度向上代やインヒビターの形成量にバラツキが
あり、製品の特性がそれぞれ変動する。また所定窒化量
に窒化することが難しく所望の製品を得にくいという課
題がある。
を、従来の連続焼鈍炉で図るさい、窒化の程度に変動が
生じて強度向上代やインヒビターの形成量にバラツキが
あり、製品の特性がそれぞれ変動する。また所定窒化量
に窒化することが難しく所望の製品を得にくいという課
題がある。
[課題を解決するための手段] 連続焼鈍炉で窒化するさいの変動を防止すべく実験し
検討したところ、窒化は加熱・均熱された温度域で雰囲
気中の窒化能ガス例えばNH3とストリップとの反応でな
されるが、前述の窒化量が変動したものでは雰囲気中に
占める窒化能ガスの濃度が変動することに起因している
ことを突き止めた。また、該変動は窒化能ガスの供給を
一定としていても生じていることが判明した。さらに検
討したところ次のことが明らかになった。
検討したところ、窒化は加熱・均熱された温度域で雰囲
気中の窒化能ガス例えばNH3とストリップとの反応でな
されるが、前述の窒化量が変動したものでは雰囲気中に
占める窒化能ガスの濃度が変動することに起因している
ことを突き止めた。また、該変動は窒化能ガスの供給を
一定としていても生じていることが判明した。さらに検
討したところ次のことが明らかになった。
一般に窒化の際はドライ雰囲気であり、このドライ雰
囲気中に窒化能ガスがある濃度(割合)で含まれてい
る。該ドライ雰囲気であるが故に窒化能ガス例えばNH3
が還元されたり、あるいは温度変化によっては酸化して
NH3濃度が変り、窒化に悪影響を及ぼしている。これらN
H3濃度の変動は、雰囲気中のNH3が加熱源の電気ヒータ
と反応しているのに起因していたことが知見された。
囲気中に窒化能ガスがある濃度(割合)で含まれてい
る。該ドライ雰囲気であるが故に窒化能ガス例えばNH3
が還元されたり、あるいは温度変化によっては酸化して
NH3濃度が変り、窒化に悪影響を及ぼしている。これらN
H3濃度の変動は、雰囲気中のNH3が加熱源の電気ヒータ
と反応しているのに起因していたことが知見された。
本考案は該知見に基づきなされたもので、その要旨は
金属ストリップを連続焼鈍しかつNH3によって窒化を行
う炉において、窒化を行う帯域の加熱装置として、ガス
無反応材をコーティングした電気ヒータまたはセラミッ
ク電気ヒータを設け、加熱あるいは均熱するようにした
ことを特徴とする雰囲気制御能力が優れた連続焼鈍炉に
ある。
金属ストリップを連続焼鈍しかつNH3によって窒化を行
う炉において、窒化を行う帯域の加熱装置として、ガス
無反応材をコーティングした電気ヒータまたはセラミッ
ク電気ヒータを設け、加熱あるいは均熱するようにした
ことを特徴とする雰囲気制御能力が優れた連続焼鈍炉に
ある。
以下、本考案について1実施例に基き図面を参照して
詳細に説明する。
詳細に説明する。
図面において、1は連続焼鈍炉で、この実施例では加
熱帯2、均熱帯3、冷却帯4が設けられている。加熱帯
2、均熱帯3にはガス無反応材をコーティングした電気
ヒータ5(以下コーティング電気ヒータという)が設け
られ、均熱帯3では窒化をも行うように窒化能ガス供給
ノズル6が配設されている。
熱帯2、均熱帯3、冷却帯4が設けられている。加熱帯
2、均熱帯3にはガス無反応材をコーティングした電気
ヒータ5(以下コーティング電気ヒータという)が設け
られ、均熱帯3では窒化をも行うように窒化能ガス供給
ノズル6が配設されている。
コーティング電気ヒータ5は、Ni−Cr系電気ヒータに
ガス無反応材例えばSiO2、Al2O3、Na2O等をコーティン
グしたものである。ガス無反応材としては前記実施例の
ものに限らず、窒化能ガス例えばNH3と反応しないもの
であれば如何なるものでも採用される。
ガス無反応材例えばSiO2、Al2O3、Na2O等をコーティン
グしたものである。ガス無反応材としては前記実施例の
ものに限らず、窒化能ガス例えばNH3と反応しないもの
であれば如何なるものでも採用される。
また、コーティング電気ヒータ5に替えて、セラミッ
ク電気ヒータを設けてもよい。
ク電気ヒータを設けてもよい。
これら、コーティング電気ヒータ5あるいはセラミッ
ク電気ヒータの配設位置は炉床、炉天井あるいは側壁な
ど任意の箇所に設けてよい。
ク電気ヒータの配設位置は炉床、炉天井あるいは側壁な
ど任意の箇所に設けてよい。
窒化能ガス供給ノズル6の配設は特定しないが、通板
方向からストリップ7に指向してガスを噴射せしめる向
きに設けることが望ましい。
方向からストリップ7に指向してガスを噴射せしめる向
きに設けることが望ましい。
しかして、均熱帯3ではストリップ7を加熱し均熱せ
しめるとともに、窒化能ガス例えばNH3がストリップと
反応しNが鋼中に拡散侵入し窒化される。
しめるとともに、窒化能ガス例えばNH3がストリップと
反応しNが鋼中に拡散侵入し窒化される。
[作用] ストリップ7が例えば方向性電磁鋼板でこれを窒化
し、インヒビターを形成する場合、磁気特性の優れたも
のを得るには所定量窒化する必要がある。ところで、本
考案の連続焼鈍炉1では加熱し均熱するさい、加熱作用
はコーティング電気ヒータ5で与えるので、窒化能ガス
供給ノズル6から噴射された窒化能ガス例えばNH3は該
コーティング電気ヒータ5と反応せず分解されない。ま
た窒化能ガスはそれ単独で供給されるのではなく、別に
N2やH2ガスが供給されている。
し、インヒビターを形成する場合、磁気特性の優れたも
のを得るには所定量窒化する必要がある。ところで、本
考案の連続焼鈍炉1では加熱し均熱するさい、加熱作用
はコーティング電気ヒータ5で与えるので、窒化能ガス
供給ノズル6から噴射された窒化能ガス例えばNH3は該
コーティング電気ヒータ5と反応せず分解されない。ま
た窒化能ガスはそれ単独で供給されるのではなく、別に
N2やH2ガスが供給されている。
一方、窒化は分解した後の状態では窒化能がなく、未
分解のNH3がストリップ7と接触反応してこそ安定した
窒化反応が生じる。またNH3が高温状態にあって本来分
解作用を与える電気ヒータが、NH3と反応しないコーテ
ィング電気ヒータ5とされているので、分解せず、雰囲
気ガス中のNH3濃度は第2図に供給NH3濃度と炉内NH3濃
度の関係を示すように変化しない。
分解のNH3がストリップ7と接触反応してこそ安定した
窒化反応が生じる。またNH3が高温状態にあって本来分
解作用を与える電気ヒータが、NH3と反応しないコーテ
ィング電気ヒータ5とされているので、分解せず、雰囲
気ガス中のNH3濃度は第2図に供給NH3濃度と炉内NH3濃
度の関係を示すように変化しない。
これらの作用のためにストリップ7への窒化反応は安
定して生じる。
定して生じる。
さらに、供給するNH3の割合を変えることにより、炉
内NH3濃度が高い精度で変えられ、窒化量のコントロー
ルが確実になされる。
内NH3濃度が高い精度で変えられ、窒化量のコントロー
ルが確実になされる。
[考案の効果] 以上のように、本考案による炉内の窒化能ガスが加熱
源の電気ヒータによって変化しないから、雰囲気が安定
しまたその制御が容易となり、窒化が確実になされる。
源の電気ヒータによって変化しないから、雰囲気が安定
しまたその制御が容易となり、窒化が確実になされる。
第1図は本考案の1実施例を示す図、 第2図は本考案の作用を説明するための図、 である。 1:連続焼鈍炉、2:加熱帯、3:均熱帯、4:冷却帯、5:コー
ティング電気ヒータ、6:窒化能ガス供給ノズル、7:スト
リップ。
ティング電気ヒータ、6:窒化能ガス供給ノズル、7:スト
リップ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 松尾 三郎 福岡県北九州市戸畑区飛幡町1番1号 新 日本製鐵株式会社八幡製鐵所内 (56)参考文献 特開 昭51−77938(JP,A) 特開 昭61−179084(JP,A) 特開 平2−186586(JP,A) 実開 昭56−42967(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】金属ストリップを連続焼鈍しかつNH3によ
って窒化を行う炉において、窒化を行う帯域の加熱装置
として、ガス無反応材をコーティングした電気ヒータま
たはセラミック電気ヒータを設けたことを特徴とする雰
囲気制御能が優れた連続焼鈍炉。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990122370U JPH086032Y2 (ja) | 1990-11-26 | 1990-11-26 | 雰囲気制御能が優れた連続焼鈍炉 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990122370U JPH086032Y2 (ja) | 1990-11-26 | 1990-11-26 | 雰囲気制御能が優れた連続焼鈍炉 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0481957U JPH0481957U (ja) | 1992-07-16 |
| JPH086032Y2 true JPH086032Y2 (ja) | 1996-02-21 |
Family
ID=31870154
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990122370U Expired - Lifetime JPH086032Y2 (ja) | 1990-11-26 | 1990-11-26 | 雰囲気制御能が優れた連続焼鈍炉 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH086032Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5177938A (ja) * | 1974-12-27 | 1976-07-06 | Toshiba Ceramics Co | Tankakeisohatsunetsutaino hogohimakukeiseihoho |
| JP2727342B2 (ja) * | 1989-01-13 | 1998-03-11 | 東芝セラミックス株式会社 | SiC発熱体の耐酸化性コーティングの形成方法 |
-
1990
- 1990-11-26 JP JP1990122370U patent/JPH086032Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0481957U (ja) | 1992-07-16 |
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