JPH0861458A - 逆回転防止機構 - Google Patents

逆回転防止機構

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JPH0861458A
JPH0861458A JP6221076A JP22107694A JPH0861458A JP H0861458 A JPH0861458 A JP H0861458A JP 6221076 A JP6221076 A JP 6221076A JP 22107694 A JP22107694 A JP 22107694A JP H0861458 A JPH0861458 A JP H0861458A
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JP
Japan
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rotating member
reverse rotation
elastic arm
free end
rotating
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JP6221076A
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English (en)
Inventor
Kiyotake Nakamori
清威 中森
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Publication of JPH0861458A publication Critical patent/JPH0861458A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転軸の逆回転防止を確実に可能にしう
る。 【構成】 少なくとも1つの当接部を設けると共に、
順方向回転時には回転部材の内側に接し、逆方向回転時
には回転部材の内側と前記当接部との間に楔状に挿入係
合するような自由端を有する弾性アームを前記当接部に
近接して設けた回転体を、回転部材の内側に配設し、か
つ機台に設置した回転駆動源の回転軸に固定してなり、
前記回転軸が逆回転しようとする時、前記弾性アームの
自由端を前記回転部材の内面と前記当接部との間に楔状
に挿入係合するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に、例えばオルゴー
ルの全舞巻上げ機構に用いられる逆回転防止機構に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のオルゴールにおいて、全舞とドラ
ムとの間に設けられる「ラチェット機構」は、小型で、
部品点数の減少、加工コストの低減、組立作業が容易で
あること、また耐トルクが大きくかつ全舞の巻き上げが
軽いことなどが要求される。
【0003】しかして、このような要求を満たすために
合成樹脂製の部品を用いた「ラチェット機構」は、既に
いくつか提案されている。
【0004】例えば、特開昭58ー91932号公報に
示された「ラチェット機構」は、図5に示すように合成
樹脂からなる回転部材30と、この回転部材30と同軸
上に設けられていて、その一部がこの回転部材30に嵌
入する回転体32とを有する「ラチェット機構」におい
て、上記回転部材30または回転体32の何れか一方
に、係合部34aを備えた複数の弾性を有する合成樹脂
製の伝達片34を等間隔に配置し、上記回転体32また
は回転部材30の何れか一方に、上記伝達片34の係合
部34aの係合する複数の突起36を等間隔に配置し、
上記伝達片34と上記突起36のそれぞれの数を、一方
が他方の非整数倍とし、かつ公約数を有するように設定
したものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来の技術においては、回転部材を合成樹脂で形成する
ため従来の機構に比べて部品点数が少なくなり、圧入な
どによる組立が不要となり自動組立が容易であると同時
に性能のバラツキも少なくなるものであった。
【0006】しかしながら、伝達片34と突起36のそ
れぞれの数を、一方が他方の非整数倍となっているた
め、全舞の巻戻りを阻止するために係合している伝達片
と突起とがある反面、係合していない伝達片と突起とが
存在している。
【0007】そして、突起に逆止のために係合していな
い伝達片は、突起で押動された状態におかれている。こ
の伝達片は、合成樹脂からなっているので、逆止作用に
直接寄与していない伝達片が突起で押動される期間が長
期に亘ると、合成樹脂に特有のクリープ現象と称する永
久変形が生じる。永久変形した伝達片は、突起との係合
が不安定になるか、或いは全く係合しなくなり、「ラチ
ェット機構」本来の機能を果たさなくなるという欠点が
あった。
【0008】本発明は、上述したような従来技術の課題
に鑑みてなされたものであり、回転駆動源の回転軸が逆
回転しようとする時、回転部材と回転体の当接部との間
の大なる摩擦作用により回転軸の逆回転防止を確実にな
し得て、安定した逆回転防止機構を堤供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の逆回転防止機構
は、前記目的を達成するため、少なくとも1つの当接部
を設けると共に、順方向回転時には回転部材の内側に接
し、逆方向回転時には回転部材の内側と前記当接部との
間に楔状に挿入係合するような自由端を有する弾性アー
ムを前記当接部に近接して設けた回転体を、回転部材の
内側に配設し、かつ機台に設置した回転駆動源の回転軸
に固定してなり、前記回転軸が逆回転しようとする時、
前記弾性アームの自由端を前記回転部材の内面と前記当
接部との間に楔状に挿入係合するように構成したもので
ある。
【0010】本発明の好ましい実施例は、少なくとも1
つの当接部を設けると共に、順方向回転時には回転部材
の外側に接し、逆方向回転時には回転部材の外側と前記
当接部との間に楔状に挿入係合するような自由端を有す
る弾性アームを前記当接部に近接して設けた回転体を、
回転部材の外側に配設し、かつ機台に設置した回転駆動
源の回転軸に固定してなり、前記回転軸が逆回転しよう
とする時、前記弾性アームの自由端を前記回転部材の外
面と前記当接部との間に楔状に挿入係合するように構成
したものである。
【0011】本発明の他の好ましい実施例は、一対の当
接部と弾性アームとを設けたものである。
【0012】本発明の他の好ましい実施例は、回転部材
の内面に、凹凸状部を形成したものである。
【0013】本発明の他の好ましい実施例は、回転部材
の外面に、凹凸状部を形成したものである。
【0014】さらに、本発明の好ましい実施例として、
弾性アームの自由端は、回転体の回転軌跡上に配設され
ているものである。
【0015】
【作用】本発明の逆回転防止機構では、回転駆動源の回
転軸動作時、回転軸を回転させると、順方向に回転体が
回転される。この際、回転部材の凹凸状部に対して、回
転体の弾性アームの自由端が、乗り越えて回転される。
【0016】回転軸の動作を停止させると、回転駆動源
の逆回転力により回転体の当接部が回動され、弾性アー
ムの自由端は、回転部材の凹凸状部と回転体の当接部と
の間に楔状に挿入係合される。
【0017】従って、回転軸の逆回転防止を確実に行え
る。
【0018】
【実施例】以下、図面を用いて本発明に係る逆回転防止
機構の各実施例について詳細に説明する。
【0019】図1は本発明に係る逆回転防止機構の一実
施例を示す平面図、図2は同概略断面図である。
【0020】10は合成樹脂からなる回転部材で、この
回転部材10の外周端縁には、図示していない例えばオ
ルゴールのドラムと実質的に一体に形成された歯車と噛
合する歯部10aが形成されている。
【0021】前記回転部材10の内周には、全周に亘っ
て複数個のほぼ三角波形の凹凸状部10bが形成されて
いる。この凹凸状部10bにより、図示していない機台
に設置した全舞が巻き上げられる際には、断続的な巻き
上げ音がして巻き上げている実感を得ることができる。
【0022】この凹凸状部10bは、後述する回転体1
4の自由端14bが矢印a方向には、乗り越えて運動す
ることができ、矢印b方向には、運動することができな
い形状であるかぎり三角波形以外の台形などでもよいこ
と勿論である。
【0023】12は全舞の巻軸で、前記回転部材10の
中央部に、回転自在に嵌合支承されている。この巻軸1
2には、図示していない全舞の一端が係止されていて、
この巻軸12を矢印a方向に回動することによって全舞
は巻き上げられる。
【0024】14は前記巻軸12に圧入固定されている
合成樹脂などの弾性材料からなる回転体である。この回
転体14には、一対の当接部14aと、自由端14bを
有する一対の弾性アーム14cとが互いに対称位置に形
成されている。
【0025】前記弾性アーム14cの自由端14bは、
全舞の巻戻り阻止時に、前記回転部材10の内面凹凸状
部10bと前記回転体14の当接部14aとの間に、一
点鎖線で示すごとく大なる摩擦作用を付与すべく楔状に
挿入係合される。
【0026】本実施例においては、前記回転体14に一
対の当接部14aと弾性アーム14cとが互いに対称位
置に設けられているため、全舞のトルクの伝達箇所が対
称位置となり、前記回転部材10と前記回転体14との
間に偏心が生じない。
【0027】また、弾性アーム14cの自由端14b
は、回転軌跡上に配設されているので、前記回転部材1
0の内面凹凸状部10bと前記回転体14の当接部14
aとの間に楔状に挿入係合されて、全舞の巻戻りが確実
に阻止される。
【0028】つぎに、全舞の巻上げ動作時の本発明に係
る逆回転防止機構の作用について説明する。
【0029】前記回転部材10は、歯部10aに噛み合
っている例えばオルゴールのドラム歯車を介して回転す
るようになっている。
【0030】全舞の巻上げ動作時、前記巻軸12を矢印
a方向へ回動させると、全舞の巻き上げと共に前記回転
体14が回動される。この際、前記回転部材10の凹凸
状部10bに対して、回転体14の弾性アーム14cの
自由端14bが、矢印a方向に乗り越えて運動すること
ができる。
【0031】そして、全舞の巻上げ動作を停止させる
と、全舞の巻戻り力により回転体14の当接部14aが
矢印b方向へ回動され、弾性アーム14cの自由端14
bは、前記回転部材10の内面凹凸状部10bと回転体
14の当接部14aとの間に楔状に挿入係合される。
【0032】従って、全舞の巻戻りが確実に阻止され、
全舞の巻上げ動作時の逆回転防止を確実に行える。
【0033】図3は本発明に係る逆回転防止機構の他の
実施例を示す平面図、図4は同斜視図である。
【0034】20は合成樹脂からなる回転部材で、この
回転部材20の外周端縁には、図示していない例えばオ
ルゴールのドラムと実質的に一体に形成された歯車と噛
合する歯部20aが形成されており、しかもこの回転部
材20の下部外周には、等間隔に複数個(4個)のほぼ
三角波形の凹凸状部20bが形成されている。この凹凸
状部20bにより、図示していない機台に設置した全舞
が巻き上げられる際には、断続的な巻き上げ音がして巻
き上げている実感を得ることができる。
【0035】この凹凸状部20bは、後述する回転体2
2の自由端22bが矢印a方向には、乗り越えて運動す
ることができ、矢印b方向には、運動することができな
い形状であるかぎり三角波形以外の台形などでもよいこ
と勿論である。
【0036】図示していない全舞の巻軸12は、前記回
転部材20の中央部に、回転自在に嵌合支承されてい
る。この巻軸12には、全舞の一端が係止されていて、
この巻軸12を矢印a方向に回動することによって全舞
は巻き上げられる。
【0037】22は前記巻軸12に圧入固定されている
合成樹脂などの弾性材料からなる回転体である。この回
転体22には、一対の傾斜状当接部22aと、自由端2
2bを有する一対の弾性アーム22cとが互いに対称位
置に形成されている。
【0038】前記弾性アーム22cの自由端22bは、
全舞の巻戻り阻止時に、前記回転部材20の外面と前記
回転体22の傾斜状当接部22aとの間に、一点鎖線で
示すごとく大なる摩擦作用を付与すべく楔状に挿入係合
される。
【0039】本実施例においては、前記回転体22に、
一対の傾斜状当接部22aと、弾性アーム22cとが互
いに対称位置に設けられているため、全舞のトルクの伝
達箇所が対称位置となり、前記回転部材20と前記回転
体22との間に偏心が生じない。
【0040】また、弾性22cの自由端22bは、回転
軌跡上に配設されているので、前記回転部材20の外面
と前記回転体22の傾斜状当接部22aとの間に楔状に
挿入されて、全舞の巻戻りが確実に阻止される。
【0041】この実施例と前記実施例とは、回転部材と
回転体の形状および配置が異なるだけであって、作用効
果に関しては前記実施例とほぼ同じであるため、詳細な
説明を省略する。
【0042】なお、本発明の実施例では、例えばオルゴ
ールにおける全舞の巻上げ動作時の逆回転防止について
開示してあるが、これに限らず特許請求の範囲を逸脱し
ない範囲内において、他の技術に応用できること勿論で
ある。
【0043】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の逆回転防
止機構は、少なくとも1つの当接部を設けると共に、順
方向回転時には回転部材の内側に接し、逆方向回転時に
は回転部材の内側と前記当接部との間に楔状に挿入係合
するような自由端を有する弾性アームを前記当接部に近
接して設けた回転体を、回転部材の内側に配設し、かつ
機台に設置した回転駆動源の回転軸に固定してなり、前
記回転軸が逆回転しようとする時、前記弾性アームの自
由端を前記回転部材の内面と前記当接部との間に楔状に
挿入係合するように構成したものであり、また、少なく
とも1つの当接部を設けると共に、順方向回転時には回
転部材の外側に接し、逆方向回転時には回転部材の外側
と前記当接部との間に楔状に挿入係合するような自由端
を有する弾性アームを前記当接部に近接して設けた回転
体を、回転部材の外側に配設し、かつ機台に設置した回
転駆動源の回転軸に固定してなり、前記回転軸が逆回転
しようとする時、前記弾性アームの自由端を前記回転部
材の外面と前記当接部との間に楔状に挿入係合するよう
に構成したものであるから、回転部材と回転体の当接部
との間の大なる摩擦作用により回転駆動源の回転軸の逆
回転防止を確実になし得る効果がある。また、回転部材
および回転体が合成樹脂製であっても、何ら支障を生じ
ないものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る逆回転防止機構の一実施例を示
す平面図である。
【図2】 同概略断面図である。
【図3】 本発明に係る逆回転防止機構の他の実施例を
示す平面図である。
【図4】 同斜視図である。
【図5】 従来例の機構を示す平面図である。
【符号の説明】
10 回転部材 10a 歯部 10b 凹凸状部 12 巻軸 14 回転体 14a 当接部 14b 自由端 14c 弾性アーム 20 回転部材 20a 歯部 20b 凹凸状部 22 回転体 22a 傾斜状当接部 22b 自由端 22c 弾性アーム

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも1つの当接部を設けると共に、
    順方向回転時には回転部材の内側に接し、逆方向回転時
    には回転部材の内側と前記当接部との間に楔状に挿入係
    合するような自由端を有する弾性アームを前記当接部に
    近接して設けた回転体を、回転部材の内側に配設し、か
    つ機台に設置した回転駆動源の回転軸に固定してなり、
    前記回転軸が逆回転しようとする時、前記弾性アームの
    自由端を前記回転部材の内面と前記当接部との間に楔状
    に挿入係合するように構成したことを特徴とする逆回転
    防止機構。
  2. 【請求項2】少なくとも1つの当接部を設けると共に、
    順方向回転時には回転部材の外側に接し、逆方向回転時
    には回転部材の外側と前記当接部との間に楔状に挿入係
    合するような自由端を有する弾性アームを前記当接部に
    近接して設けた回転体を、回転部材の外側に配設し、か
    つ機台に設置した回転駆動源の回転軸に固定してなり、
    前記回転軸が逆回転しようとする時、前記弾性アームの
    自由端を前記回転部材の外面と前記当接部との間に楔状
    に挿入係合するように構成したことを特徴とする逆回転
    防止機構。
  3. 【請求項3】請求項1および請求項2の逆回転防止機構
    において、一対の当接部と弾性アームとを設けたことを
    特徴とする逆回転防止機構。
  4. 【請求項4】請求項1に記載の逆回転防止機構におい
    て、回転部材の内面に、凹凸状部を形成したことを特徴
    とする逆回転防止機構。
  5. 【請求項5】請求項2に記載の逆回転防止機構におい
    て、回転部材の外面に、凹凸状部を形成したことを特徴
    とする逆回転防止機構。
  6. 【請求項6】請求項1乃至請求項5に記載の逆回転防止
    機構において、弾性アームの自由端は、回転体の回転軌
    跡上に配設されていることを特徴とする逆回転防止機
    構。
JP6221076A 1994-08-23 1994-08-23 逆回転防止機構 Pending JPH0861458A (ja)

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JP6221076A JPH0861458A (ja) 1994-08-23 1994-08-23 逆回転防止機構

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JP6221076A JPH0861458A (ja) 1994-08-23 1994-08-23 逆回転防止機構

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JPH0861458A true JPH0861458A (ja) 1996-03-08

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ID=16761115

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JP6221076A Pending JPH0861458A (ja) 1994-08-23 1994-08-23 逆回転防止機構

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006189142A (ja) * 2004-12-06 2006-07-20 Pioneer Electronic Corp 回転体の逆回転防止機構
JP2006258276A (ja) * 2004-12-06 2006-09-28 Pioneer Electronic Corp 回転体の逆回転防止機構
CN102537128A (zh) * 2012-01-12 2012-07-04 北京工业大学 外环柔顺悬臂超越离合器
CN103453050A (zh) * 2013-08-18 2013-12-18 衢州兰玲机电科技有限公司 节能竞技赛车使用的离合器

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