JPH0861573A - 暗渠継手結合部の土砂侵入防止構造 - Google Patents
暗渠継手結合部の土砂侵入防止構造Info
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- JPH0861573A JPH0861573A JP21811194A JP21811194A JPH0861573A JP H0861573 A JPH0861573 A JP H0861573A JP 21811194 A JP21811194 A JP 21811194A JP 21811194 A JP21811194 A JP 21811194A JP H0861573 A JPH0861573 A JP H0861573A
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Abstract
変位許容隙間への土砂の侵入を防ぐことのできる、暗渠
継手結合部の土砂侵入防止構造を提供する。 【構成】 暗渠1,2は継手結合部3を介して結合さ
れ、継手結合部は3暗渠1,2の内周側が可撓継手によ
り結合されると共に、外周がクロロプレンゴム製の可撓
性を有する防砂ゴムシート20(下部シート21,上部
シート22)によって巻かれている。防砂ゴムシート2
0と暗渠1,2の間には、防砂ゴムシート20の幅方向
両縁部と対応する位置に防砂パッキンが介装されると共
に防砂ゴムシート20の幅方向中央と対応する位置に摩
擦軽減シートが介挿されている。
Description
管等の暗渠の、可撓継手による結合部位への土砂の侵入
を防ぐ、暗渠継手結合部の土砂侵入防止構造に関する。
される樋管等の暗渠は、支持杭によって固定されると共
に接続目地部の外周にはコンクリートカラーが巻き立て
られて構成されている。
来のような剛構造の暗渠では、軟弱地盤上に構築した場
合に地盤と暗渠の間に空洞が生じたり、地盤変動に追従
して変位できずにカラーやカラー周辺に亀裂を生ずる等
の問題があり、地盤の変動に追従して変位可能な柔構造
とすることが望まれている。そのためには、暗渠を可撓
性を有する継手で連結すれば良いものであるが、その継
手による結合部の隙間に土砂が侵入すると自由な変位が
阻害されてしまう。しかし、これを防ぐために継手結合
部位を従来と同様にコンクリートカラーで覆ったので
は、当該コンクリートカラーによって暗渠の変位が規制
されて従来と同様に地盤変動に追従した変位ができず、
また、コンクリートカラーが破損するとその破損部位か
ら土砂が変位許容隙間に侵入してそれ以後の変位が全く
不能となってしまうおそれがある。
であって、暗渠の変位を規制することなく継手結合部の
変位許容隙間への土砂の侵入を防ぐことのできる、暗渠
継手結合部の土砂侵入防止構造を提供しようとするもの
である。
明の暗渠継手結合部の土砂侵入防止構造は、可撓継手を
介して連結された暗渠の継手結合部の外周に、可撓性の
素材によって形成された帯状の防砂部材が端部を重合さ
せて巻き付けられると共に、防砂部材の幅方向両縁部と
暗渠の外周面の間に透水性のパッキン部材が介装されて
いることを特徴とする。
防砂部材とに分割形成され、下部防砂部材は継手結合部
の下側を略U字状に覆い、上部防砂部材は継手結合部の
上側を逆U字状に覆うと共にその両端部が下部防砂部材
の両端部の外側に重合し、該重合部が接合手段によって
接合されていることを特徴とする。
の間に、防砂部材に対する摩擦係数が暗渠の外周面より
低い、摩擦軽減シート部材が介装されていることを特徴
とする。
入防止構造では、継手結合部への直接の土砂の侵入は、
外周に巻き付けられた防砂部材によって防がれる。可撓
継手によって結合された暗渠が地盤変動に追従して相対
変位する際には、防砂部材はその可撓性で変形して暗渠
の変位を妨げることなく継手結合部を覆った状態を保
つ。パッキン部材は、暗渠の相対変位に伴って暗渠外周
面と防砂部位の間から継手結合部内へ水以外の土砂が侵
入することを防ぐ。
部材に分割形成することにより、基礎地盤上に下部防砂
部材を敷設して暗渠を施工した後上部防砂部材を設置す
ることができる。
擦軽減シート部材を介装することにより、暗渠が離間変
位する際に防砂部材と暗渠の外周面とが滑ることにより
防砂部材に過大な引張力が加わらず、暗渠の変位に追従
することができる。
例について説明する。図1は本発明に係る暗渠継手結合
部の土砂侵入防止構造の一実施例によって結合された暗
渠の斜視図、図2はそのA−A断面図、図3は図1のB
−B断面図である。
されている。継手結合部3は、図3の断面図に示される
ように、暗渠1,2の内周側を可撓継手10によって結
合すると共に、その外周に防砂部材としての防砂ゴムシ
ート20が巻き付けられて構成されている。暗渠1,2
の対向する端面の間には、暗渠1,2の相対変位を許容
するための所定間隔の隙間が設定されており、この隙間
は内周側の可撓継手10と外周側の防砂ゴムシート20
によって囲まれて閉塞した変位許容空間4となってい
る。
続し、幅方向両端部にそれぞれ装着部11が形成される
と共にこの両側の装着部11に挟まれた中央に内周側に
弛むように屈曲された可撓変形部12が形成されてい
る。両装着部11は図示しないボルトによってそれぞれ
暗渠1,2に固定され、暗渠1,2をその内外をシール
しつつ結合すると共に、可撓変形部12の弾性変形でシ
ール状態を保って両者の変位を許容するようになってい
る。
等の可撓性を有する素材によって所定厚さかつ所定幅の
帯状に形成され、厚さ方向略中央の内部に補強繊維20
Aが内挿されて補強されている。その長手方向(暗渠
1,2の外周に沿う方向)には、下部防砂部材としての
下部シート21と上部防砂部材としての上部シート22
とに分割されている。
ら暗渠1,2の側面下部を覆うように設けられ、その先
端部は、内面側(暗渠側面に当接する側)から外面側に
向けて所定の勾配で斜めにカットされている。
暗渠1,2の側面を覆い、その両端部は下部シート21
の先端部の上側に所定量重合して設けられている。
は、図2のC部相当部位の拡大図である図4に示すよう
に、上部シート22が下部シート21の端部の傾斜面に
沿って乗り上げ、下部シート21の上面(外面)と上部
シート22の下面(内面)のそれぞれ対応する位置に固
定された接合手段としての面ファスナー21A,22A
が係合することで、下部シート21と上部シート22が
接合固定されている。なお、上部シート22と下部シー
ト21の重合部の接合は、面ファスナーに限るものでは
なく、接着剤による接着等他の方法であってもよいが、
面ファスナーとすれば施工性が良いと共に当該接合部の
防砂を完全とすることができ、また、変形の際の追従性
も良好となる。
上部シート22)の幅方向両縁部の内面側には、パッキ
ン部材としての防砂パッキン30が接着固定されてお
り、この防砂パッキン30は、暗渠1,2の外周面に圧
接されて暗渠1,2の外周面と防砂ゴムシート20の間
の隙間を塞いでいる。
の不織布により所定の厚さかつ所定幅に形成されてお
り、その透水率は砂等の固形物は透過せず水は透過する
ように選択設定される。このような条件を満たす透水
率:Kは、K=0.1〜0.01(cm/sec)程度が適当である。
(防砂パッキン30の配設部位を除く部位)と暗渠1,
2の外周面の間には、摩擦軽減シート40が介挿されて
いる。
の樹脂繊維による織布または不織布等の透水性を有する
薄いシートであって、その表面の防砂ゴムシート20に
対する摩擦係数が、暗渠1,2の外周面の防砂ゴムシー
ト20に対する摩擦係数より十分小さいように選択設定
されている。この摩擦軽減シート40が暗渠1,2の外
周面と防砂ゴムシート20の間に介挿されていること
で、防砂ゴムシート20は暗渠1,2の外周面に直接当
接している状態に比較して容易に滑って過大な引張力が
防砂ゴムシートに加わらない構造となっている。
3では、変位許容空間4内への土砂の侵入は、防砂ゴム
シート20によって防がれる。また、土圧による防砂ゴ
ムシート20の変位許容空間4内への侵入は、図5に示
すように防砂ゴムシート20が土圧によって暗渠1,2
外周面に(摩擦軽減シート40を介して)圧接されるこ
とによる摩擦力によって防がれる。つまり、防砂ゴムシ
ート20を変位許容空間4への侵入させるように作用す
る土圧によって生ずる防砂ゴムシート20を移動させる
(引っ張る)力より、防砂ゴムシート20の摩擦軽減シ
ート40との摩擦力の方が勝り、防砂ゴムシート20が
変位許容空間4内に侵入することはないのである。な
お、防砂ゴムシート20は土圧によって生ずる引っ張り
力によって破断しない強度に設定されることは言うまで
もない。
可撓継手10の可撓変形部12が弾性変形し、暗渠1,
2は地盤変動に追従して変位する。防砂ゴムシート20
は、暗渠1,2の変位に伴って弾性屈曲すると共に摩擦
軽減シート40の上を滑って暗渠1,2に対して移動し
て継手結合部3を覆った状態を保つ。
方向以外の相対変位(暗渠1,2の離間,屈曲,心ず
れ)をする場合には、図6に屈曲変位、図7に心ずれ変
位の概念図をそれぞれ示すように暗渠1,2の外縁間
隔:Dが拡がる(D+α)こととなって、防砂ゴムシー
ト20は屈曲変形のみでなく伸長変形するか暗渠に対し
て相対移動しなければ暗渠1,2の相対変位に対応でき
ないが、防砂ゴムシート20は暗渠1,2の外周面との
間に介挿された摩擦軽減シート40によって移動に抗す
る抵抗である摩擦力が軽減されているために比較的容易
に移動することができ、暗渠1,2の相対変位を許容す
るのである。このように防砂ゴムシート20が暗渠1,
2に対して移動して変位に対応することにより、内挿さ
れた補強コード20Aによって伸長変形が規制される防
砂ゴムシート20が無理に引っ張られて破損することが
防がれる。
位では、変位許容空間4の容積が増大して当該変位許容
空間4内が負圧となるため、暗渠1,2の外周面と防砂
ゴムシート20の内面との間に隙間があると当該隙間を
介して吸引力が働いて土砂を吸入するが、当該部位には
摩擦軽減シート40及び防砂パッキン30が介装されて
いるため、これらを透過した水のみが変位許容空間4内
に侵入可能であって砂等が侵入することはない。従っ
て、変位許容空間4に土砂が詰まってそれ以後の暗渠
1,2の近接する変位が不能となることは防がれる。
は、基礎地盤(均しコンクリート)上に下部シート21
を敷設すると共にその上に暗渠1,2を設置して可撓継
手10にて結合した後、上部を上部シート22で覆って
その端部を下部シート21の端部に固定すれば良い。つ
まり、防砂ゴムシート20を二分割としたことにより施
工が極めて容易に行えるのである。また、他の方法とし
て、基礎地盤の上に下部シート21を敷設した後、その
上にコンクリートを打設して暗渠1,2を構築して上部
シート22を被せることも考えられるが、その場合に
は、図11に示すように暗渠1の側面に回り込んだ下部
シート21の端部の外面が暗渠1の側面と同一面となる
ようにし、その上に上部シート22の端部を重ねるよう
にすれば、防砂ゴムシート20(上部シート22)の暗
渠外周面への密着性が向上する。
20を作用試験した結果を説明する。図8は、伸び試験
の試験方法を示す概念図であり、RC樋管モデルを継ぎ
目幅20(mm)として防砂ゴムシート20を装着し、土圧2
(kgf/cm2)を加えたまま伸び100(mm)を与えて継ぎ目幅を
120(mm)まで拡大した。その結果、防砂ゴムシート20
はRC樋管モデルの変位に対して滑って対応し、脱落や
破損がないことが確認された。なお、防砂ゴムシート2
0はクロロプレンゴム製のt10×800×400(mm)である。
法を示す概念図であり、上記伸び試験と同様の樋管モデ
ルを継ぎ目幅20(mm)として防砂ゴムシート20を装着
し、土圧2(kgf/cm2)を加えたまま、0から100(mm)まで段
差を与えた(図は段差を与えた状態を示す)。防砂ゴム
シートは頂版、角部、側壁部の何れも柔軟に変位を吸収
し異常がないことが確認された。また、試験終了後に防
砂ゴムシート20を取り外して確認した結果、破損、異
常変形は見られなかった。防砂ゴムシート20はクロロ
プレンゴム製のt10×800×730(mm)である。
を示す概念図であり、本試験は、樋管埋め戻しの際、側
土圧によって引き下げられて生ずる張力に対する耐久力
を試験するものである。側部を転圧した後、架台を100
(mm)持ち上げた後、異常の有無を確認したが、破損等の
異常は見られなかった。防砂ゴムシート20はクロロプ
レンゴム製のt10×350×750(mm)である。
手結合部の土砂侵入防止構造によれば、暗渠継手結合部
の外周に端部を重合させて巻き付けられた防砂部材が暗
渠継手結合部の変位許容隙間への土砂の侵入を防ぐと共
に、暗渠継手結合部を覆った状態で屈曲変形して地盤変
動に伴う接続暗渠の変位を許容し、更にパッキン部材が
暗渠の変位に伴って暗渠外周面と防砂部材の間を介して
暗渠結合部内へ水以外の土砂が侵入することを防ぐ。つ
まり、暗渠の変位を規制することなく継手結合部の変位
許容隙間への土砂の侵入を防ぐことができるものであ
る。
部材に分割形成することにより、基礎地盤上に下部防砂
部材を敷設して暗渠を施工した後上部防砂部材を設置す
ることで、容易に施工できる。
擦軽減シート部材を介装することにより、暗渠の離間変
位の際に防砂部材が暗渠の外周面に対して容易に滑って
過剰な引っ張り力が作用して破損することがない。
造の一実施例を適用した暗渠継手結合部の斜視図であ
る。
である。
ある。
と対応する図である。
Claims (4)
- 【請求項1】可撓継手を介して連結された暗渠の継手結
合部の外周に、可撓性の素材によって形成された帯状の
防砂部材が端部を重合させて巻き付けられると共に、前
記防砂部材の幅方向両縁部と暗渠の外周面の間に透水性
のパッキン部材が介装されていること、を特徴とする暗
渠継手結合部の土砂侵入防止構造。 - 【請求項2】上記防砂部材は下部防砂部材と上部防砂部
材とに分割形成され、前記下部防砂部材は上記継手結合
部の下側を略U字状に覆い、前記上部防砂部材は前記継
手結合部の上側を逆U字状に覆うと共にその両端部が前
記下部防砂部材の両端部の外側に重合し、該重合部が接
合手段によって接合されていること、を特徴とする請求
項1に記載の暗渠継手結合部の土砂侵入防止構造。 - 【請求項3】上記防砂部材と上記暗渠の外周面との間
に、前記防砂部材に対する摩擦係数が前記暗渠の外周面
より低い、摩擦軽減シート部材が介装されていること、
を特徴とする請求項1または2に記載の暗渠継手結合部
の土砂侵入防止構造。 - 【請求項4】上記接合手段が、面ファスナーであるこ
と、を特徴とする請求項2に記載の暗渠継手結合部の土
砂侵入防止構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21811194A JP2662851B2 (ja) | 1994-08-19 | 1994-08-19 | 暗渠継手結合部の土砂侵入防止構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21811194A JP2662851B2 (ja) | 1994-08-19 | 1994-08-19 | 暗渠継手結合部の土砂侵入防止構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0861573A true JPH0861573A (ja) | 1996-03-08 |
| JP2662851B2 JP2662851B2 (ja) | 1997-10-15 |
Family
ID=16714806
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21811194A Expired - Fee Related JP2662851B2 (ja) | 1994-08-19 | 1994-08-19 | 暗渠継手結合部の土砂侵入防止構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2662851B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016148165A (ja) * | 2015-02-10 | 2016-08-18 | 早川ゴム株式会社 | コンクリート製構造物用の伸縮継手設置方法 |
| JP2017089214A (ja) * | 2015-11-10 | 2017-05-25 | 西武ポリマ化成株式会社 | 暗渠の連結部構造 |
| CN116111366A (zh) * | 2022-11-18 | 2023-05-12 | 中国船舶集团有限公司第七二四研究所 | 一种裂缝线源密封罩粘接裹覆预紧力装置 |
-
1994
- 1994-08-19 JP JP21811194A patent/JP2662851B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016148165A (ja) * | 2015-02-10 | 2016-08-18 | 早川ゴム株式会社 | コンクリート製構造物用の伸縮継手設置方法 |
| JP2017089214A (ja) * | 2015-11-10 | 2017-05-25 | 西武ポリマ化成株式会社 | 暗渠の連結部構造 |
| CN116111366A (zh) * | 2022-11-18 | 2023-05-12 | 中国船舶集团有限公司第七二四研究所 | 一种裂缝线源密封罩粘接裹覆预紧力装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2662851B2 (ja) | 1997-10-15 |
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