JPH0861847A - 雨傘の脱水装置 - Google Patents

雨傘の脱水装置

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JPH0861847A
JPH0861847A JP20248894A JP20248894A JPH0861847A JP H0861847 A JPH0861847 A JP H0861847A JP 20248894 A JP20248894 A JP 20248894A JP 20248894 A JP20248894 A JP 20248894A JP H0861847 A JPH0861847 A JP H0861847A
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JP
Japan
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rain umbrella
cylinder
middle cylinder
wind
umbrella
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Application number
JP20248894A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Noda
泰廣 野田
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TATSUMI EYAA ENG KK
Tatsumi Air Engineering Ltd
Original Assignee
TATSUMI EYAA ENG KK
Tatsumi Air Engineering Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ケーシング2の天板7に設けた挿脱孔12を
閉塞しなくても脱水された水分がその挿脱孔12から飛
散するのを防止する。 【構成】 ケーシング2内に、閉鎖状態の雨傘11が内
部に挿通される中筒3と、この中筒3に挿通された前記
雨傘11の布部13にその長手方向先端側から基端側に
向かって脱水風Pを吹き付けるブロア4とを設け、この
脱水風Pによって前記布部13に付着している水分を吹
き飛ばすようにした雨傘の脱水装置において、前記雨傘
11の基端部において当該雨傘11の径方向に流れるエ
アカーテンQを発生させるシールド手段5を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、雨傘の布部に付着して
いる水分を雨傘の先端側から送風した脱水風によって吹
き飛ばして脱水するようにした雨傘の脱水装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、雨傘の脱水装置としては、閉鎖状
態の雨傘をその軸心回りに回転させて遠心力によって脱
水するもの(特開昭55−51276号公報)や、軸心
回りに回転する閉鎖状態の雨傘の布部に径外方向から熱
風を送風して脱水するもの(実開昭61−8451号公
報)等があるが、濡れた雨傘は布部のひだが互いに密着
しているため、これらの手段ではひだの谷間に付着した
水分を適切に脱水するのは困難である。
【0003】そこで、閉鎖状態の雨傘に先端側から脱水
風を送風して脱水する技術が提案されており、この脱水
装置は、ケーシング内に、閉鎖状態の雨傘が内部に挿通
される中筒と、この中筒に挿通された雨傘の布部にその
長手方向先端側から基端側に向かって脱水風を吹き付け
るブロアとを備え、この脱水風によって前記布部に付着
している水分を吹き飛ばすようにしている(特開平3−
148585号公報、特開平3−148586号公
報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の脱水装置で
は、上部が天板で閉塞されているケーシングの底部に中
筒の下端部を枢着し、その中筒がケーシングの前方に突
出する挿脱姿勢とケーシング内に収まる脱水姿勢とに当
該中筒を姿勢変更自在としている。従って、脱水姿勢に
おいて脱水後の水分は天板によって堰き止められてケー
シングの底部へ排水され、ケーシングの上方へは飛散し
ないようになっている。
【0005】しかし、かかる脱水装置で雨傘を脱水する
には、挿脱姿勢にされた中筒に雨傘を入れたあと中筒を
脱水姿勢にし、その後、脱水工程が終了すると中筒を再
度挿脱姿勢にして雨傘を取り出さなくてはならず、当該
脱水装置への雨傘のセット作業が極めて煩雑であり、こ
の点で脱水に要する作業時間もかなり長くなるという不
都合があった。
【0006】また、中筒をケーシングに対して姿勢変更
自在としているため専ら装置が大掛かりなものとなり、
製作コストが高くなるという欠点があり、しかも、脱水
姿勢において雨傘全体がケーシング内に収納され、雨傘
が人の手元から完全に離れることになるので、中筒の下
端部に雨傘の先端部を保持するチャック手段を設ける必
要があり、この点からも製作コストが高くついていた。
【0007】そこで、中筒をケーシング内に固定すると
ともに、ケーシングの天板に中筒に通じる挿脱孔を設
け、この挿脱孔から雨傘を挿脱することが考えられる。
しかし、閉鎖状態の雨傘の布部にその長手方向先端側か
ら基端側に向かって脱水風を送風する場合、脱水された
水分が脱水風とともに雨傘の基端側へ飛散することにな
るので、単にケーシングの天板に挿脱孔を設けるだけで
は脱水後の水分が挿脱孔から飛散してこれを適切に排水
できないことになる。
【0008】本発明は、このような実情に鑑み、ケーシ
ングの天板に設けた挿脱孔を閉塞しなくても脱水された
水分がその挿脱孔から飛散するのを防止して、雨傘の挿
脱作業を簡便にするとともに脱水装置の製作コストを低
減することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
本発明は次のような技術的手段を講じた。即ち、本発明
が採用した第一の技術的手段は、ケーシング内に、閉鎖
状態の雨傘が内部に挿通される中筒と、この中筒に挿通
された前記雨傘の布部にその長手方向先端側から基端側
に向かって脱水風を吹き付けるブロアとを設け、この脱
水風によって前記布部に付着している水分を吹き飛ばす
ようにした雨傘の脱水装置において、前記雨傘の基端部
において当該雨傘の径方向に流れるエアカーテンを発生
させるシールド手段を設けた点にある(請求項1)。
【0010】この場合、一つのブロアを兼用したいとき
は、脱水風を発生させるブロアの風力の一部をシールド
手段に供給する通気路を設けるようにする(請求項
2)。また、本発明が採用する第二の技術的手段は、ケ
ーシング内に、閉鎖状態の雨傘が内部に挿通される中筒
と、この中筒に挿通された前記雨傘の布部にその長手方
向先端側から基端側に向かって脱水風を吹き付けるブロ
アとを設け、この脱水風によって前記布部に付着してい
る水分を吹き飛ばすようにした雨傘の脱水装置におい
て、前記中筒は、閉鎖状態の前記布部と同じ方向に傾斜
した第一筒体の基端側に前記布部と反対方向に傾斜した
第二筒体を連結してなり、この第一及び第二筒体に、吹
き飛ばされた水分を前記脱水風とともに筒外に排出する
脱水孔を設けた点にある(請求項3)。
【0011】上記第一及び第二の手段は、一つの脱水装
置について双方ともに採用することも可能である(請求
項4)。また、第二の技術的手段を採用する場合におい
ては、後述の理由により、中筒の脱水孔が設けられてい
る部分とブロアの吸気口との間を連通する吸気路を設
け、この吸気路の途中にエリミネータを設けることが好
ましい(請求項5)。
【0012】また、ブロアと中筒の先端部との間を連通
する通気路に排気窓を設けることもできる(請求項
6)。
【0013】
【作用】本発明の第一の技術的手段では、シールド手段
5が雨傘11の基端部においてその雨傘11の径方向に
流れるエアカーテンQを発生させ、このエアカーテンQ
が脱水後の水分が雨傘11の基端側(図1の上方)へ飛
散するのを防止する。一方、本発明の第二の技術的手段
では、雨傘11の基端側に吹き飛ばされた水分は脱水風
Pとともに第二筒体15の脱水孔18から上室20に排
出され、また、布部13に波うち現象が生じる場合は、
これによって布部13から離脱した水分が第一筒体14
の脱水孔17から上室20に排出される。このように、
中筒3内で脱水された水分が脱水孔17,18から筒外
へ排出され、脱水後の水分が雨傘11の挿脱孔12から
飛び出すことが防止される。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照しつつ、本発明の実施例に
ついて説明する。図1乃至図5において、本実施例にお
ける雨傘の脱水装置1は、ケーシング2と、このケーシ
ング2内に設けた中筒3と、中筒3の下端開口へ脱水風
Pを供給するブロア4と、エアカーテンQによって脱水
後の水分がケーシング2の上方へ飛散するのを防止する
シールド手段5とを備えている。
【0015】ケーシング2は、ほぼ直方体状を呈する中
空箱体よりなり、方形状に枠組みされた側壁6の上下端
に天板7と底板8とを連結してなる。ケーシング2の長
手方向一側(図1の左側)には半円筒形の外筒部9が形
成され、同方向他側(図1の右側)の側壁6下部には、
鎧戸状の排気口10が形成されている。また、ケーシン
グ2の天板7には、雨傘11をケーシング2内に挿脱す
るための円形の挿脱孔12が外筒部9と同軸心位置に形
成されている。
【0016】図1及び図5に示すように、中筒3は、閉
鎖状態の雨傘11が内部に挿通される上下端が開放され
た筒体であり、ケーシング2の外筒部9内に同軸心状に
設けられている。この中筒3は、閉鎖状態にある雨傘1
1の布部13と同じ方向に傾斜した截頭円錐筒状の第一
筒体14と、その布部13と反対方向に傾斜した截頭円
錐筒状の第二筒体15とからなり、第二筒体15は第一
筒体14の上端側(雨傘11の基端側)に連結されてい
る。
【0017】第一筒体14の周壁は、閉鎖状態にある雨
傘11の布部13よりもやや大径でかつ同布部13にほ
ぼ沿う先細り状に形成されており、この筒体14内面と
内部に挿通された布部13との間で脱水風Pの通路16
が形成されるようになっている。第一筒体14と第二筒
体15には、脱水風Pによって吹き飛ばされた水分を筒
外に排出する脱水孔17,18が設けられている。この
うち、第一筒体14の脱水孔17は、同筒体14の軸心
方向に長い長孔よりなり、同筒体14のほぼ中央から上
方の上半部に設けられている。
【0018】他方、本実施例の第二筒体15はいわゆる
パンチングメタルよりなり、この第二筒体の脱水孔18
は雨傘11の骨の先端部よりも小径の丸い小孔で、第二
筒体15の外周壁部ほぼ全体に渡って設けられている。
当該脱水孔18は雨傘11の骨の先端部よりも小径であ
るため、脱水後に雨傘11を抜き出す際に骨の先端部が
当該脱水孔18に引っ掛かることはない。
【0019】図1に示すように、ケーシング2の外筒部
9は水平方向の中間壁19によって上室20と下室21
に区画されていて、この中間壁10によって第一筒体1
4の中央部を気密に支持することにより、下端開口が下
室21の底面から浮上した状態で中筒3が外筒部9内に
固定されている。この場合、脱水孔が設けられていない
第一筒体14の下半部は下室21に配置され、脱水孔1
7,18が設けられている第一筒体14の上半部と第二
筒体15とは上室20内に配置されている。また、図5
に示すように、中筒3(第二筒体14)の上端開口縁は
上室20の上板20Aに一体に固着されている。
【0020】下室21の底面上でかつ中筒3の下端開口
直下には、雨傘11の先端部を支持する反円錐形の内面
を有する位置決め皿22が設けられており、この位置決
め皿22の側方には、雨傘11の先端部が挿入されたこ
とを検知してブロア4を始動させるリミットスイッチ等
よりなる検出スイッチ23が設けられている。なお、ブ
ロア4の始動のための検知手段は、中筒3の側方に設け
た近接スイッチ又は光センサ24等によっても構成で
き、この位置に検知手段を設けた場合、比較的短い折り
畳み式の雨傘11を検知するのに適している。
【0021】ケーシング2の下部他側(図1の右側)に
は、ブロア4からの脱水風Pを外筒部9の下室21に連
通させる通気ボックス25が設けられており、この通気
ボックス25上に前記ブロア4が設けられている。この
ブロア4は、ケーシング2内のほぼ中央に配置されたフ
ァンボックス26と、このボックス26内に回転自在に
設けたファン27と、ファン27を駆動するモーター2
8とを備え、本実施例のファン27は回転中心部から吸
気して径外方向に送気するタイプのものを採用してい
る。
【0022】このため、ファンボックス26は、前記外
筒部9の上室20の他側(図1の右側)に連通する吸気
ボックス29に接続され、この吸気ボックス29に通じ
る側面に吸気口30を備える。また、図3及び図4に示
すように、ファンボックス26の下部には通気ボックス
25内に連通する下部ダクト31が設けられ、ファンボ
ックス26の上部には、後述するシールド手段5に連通
する上部ダクト32が設けられていて、この上部ダクト
32によって脱水風Pを発生させる当該ブロア4の風力
の一部をシールド手段5に供給するようにしている。
【0023】なお、外筒部9の下室21は、ケーシング
2の長手方向に沿った縦向きの遮蔽板33によって左右
半分に区画されており(図4参照)、これにより、下室
21内に供給された脱水風Pが渦巻きを生じることなく
中筒3の下端開口から同中筒3内に入り込めるようにし
ている。図1、図3及び図5に示すように、シールド手
段5は、外筒部9の上部にドーナツ状のシールドダクト
34を設けることによって構成されている。このシール
ドダクト34は、外筒部9の天板7の下面に短い截頭円
錐状の内壁35を固着してなり、この内壁35の内空部
は、前記した雨傘11の挿脱孔12を構成している。
【0024】この内壁36の下端開口は、上室20(中
筒3)の上端開口との間でスリット36が形成されるよ
うその上室20からやや浮上して配置されており、ま
た、シールドダクト34の外周部には前記上部ダクト3
2がシールドダクト34の接線方向に向くように接続さ
れている。従って、上部ダクト32からシールドダクト
34内に供給された送風は、図3に示すように同ダクト
34内でサイクロン状に循環しつつスリット36へ入り
込み、これによって、雨傘11の基端部においてこの雨
傘11の径方向に流れるエアカーテンQが形成されるこ
とになる。
【0025】なお、図6に示すように、内壁35はその
下端開口径が中筒3の上端開口径よりもやや大きくなる
ように形成され、これによって、雨傘11を抜くときに
その骨の先端部が内壁35の下端縁に引っ掛かるのを防
止している。前記通気ボックス25は、ブロア4の下部
ダクト31と下室21内にある中筒3の下端部とを連通
する通気路として機能し、この通気ボックス25の中途
部にヒーター37が設けられている。従って、ブロア4
からの脱水風Pは、このヒーター37で加熱されてから
下室21に供給され、その後、中筒3の下端開口から入
り込んで同中筒3内を上昇することになる。
【0026】また、通気ボックス25の他側面(図1の
右側面)における前記排気口10とと対応する位置に
は、開度が調節可能なシャッター38Aを備えた排気窓
38が設けられている。他方、前記吸気ボックス29
は、中筒3の脱水孔17,18が設けられている部分と
ブロア4の吸気口30との間を連通する吸気路として機
能し、その中途部にエリミネータ39を備えている。図
3に示すように、このエリミネータ39は、平面視にお
いてジグザグ状に形成された多数の障害板40を一定間
隔おきに列設してなり、この障害板40間で濾し取られ
た水分をケーシング2外に排出するための排水管41を
底部に備えている。
【0027】なお、図1及び図3に示す42は、メイン
スイッチやヒーター等の入り切りを切り換えるスイッチ
を有するスイッチボックスである。次に、上記脱水装置
1の作用を説明する。まず、雨傘11をケーシング2の
挿脱孔12から中筒3内に挿入すると、雨傘11の先端
部が位置決め皿22に係合し、雨傘11が中筒3と同軸
心状に位置決めされるとともに、検出スイッチ23がこ
れを検知してブロア4とヒーター28が作動する。
【0028】すると、ブロア4は上下部ダクト31,3
2からそれぞれエアーを送風し、このうち、下部ダクト
31からの脱水風Pは通気ボックス25内のヒーター3
7を通って下室21に供給され、他方、上部ダクト32
からのシールド風Rはシールドダクト34に供給され
る。下室21に入った脱水風Pは、図4に示すように遮
蔽板33によって左右に振り分けられて中筒3の下端開
口から同中筒3内に入り、中筒3内の通路16を勢いよ
く上昇する。
【0029】このように、脱水風Pは雨傘11の布部1
3の先端側から基端側に向かって上昇するため、この脱
水風Pによって布部13の表面やひだの谷間に付着した
水分が上方へ吹き飛ばされるとともに、脱水風Pの風速
がある程度速い場合は布部13が径内外にはためいて波
うち現象が生じ、この波うち現象によっても上記水分が
布部13より離脱する。
【0030】なお、かかる波うち現象を生じさせるのに
必要な脱水風Pの風速は、布部13の材質によっても異
なるが、布部13が織布よりなる一般の雨傘11では中
筒3下端部の通路16内において約20m/s以上必要
である。この波うち現象によって布部13から離脱した
水分は、第一筒体14の脱水孔17から上室20に排出
され、他方、雨傘11の基端側に吹き飛ばされた水分は
脱水風Pとともに第二筒体15の脱水孔18から上室2
0に排出される。その後、かかる水分を含んだ脱水風P
は吸気ボックス29内のエリミネータ39によって脱水
処理されてブロア4の吸気口30に戻る。
【0031】この場合、中筒3内で脱水された水分はそ
の脱水孔17,18から筒外の上室20の排出されるた
め、脱水後の水分が雨傘11の挿脱孔12から飛び出す
ことが防止される。また、脱水風Pがエリミネータ39
によって脱水処理され、脱水後の水分が直接ブロア4に
入り込むのことがないので、その水分がファン27に掻
き回されてケーシング2内の湿度が上がるのを防止で
き、しかも当該ファン27の耐久性も向上される。
【0032】一方、シールドダクト34に供給されたシ
ールド風Rは、図3に示すように同ダクト34内を循環
しつつスリット36に入り込み、雨傘11の径方向に流
れるエアカーテンQを形成して中筒3内に供給される。
このため、中筒3内で脱水された水分が上方へ飛び出そ
うとしても、上記エアカーテンQがこれをシール又は吹
き戻し、その水分が雨傘11の挿脱孔12から飛び出す
のをほぼ完全に防止する。
【0033】そして、当該シールド風Rは、スリット3
6においてエアカーテンQを形成したあと中筒3内に入
り、その後、脱水風Pとともに上室20へ排気される。
上述のように、本実施例の脱水装置1ではブロア4によ
る送風をケーシング2内で循環利用しているため、脱水
風Pの湿度が上がるのを防止すべく吸気風をエリミネー
タ39で脱水しかつ脱水風Pをヒーター37で加熱して
いるが、過度に連続的に使用すると脱水風Pの湿度が飽
和することもあり得る。
【0034】その場合は、通気ボックス25の排気窓3
8を空けるようにすれば、湿った脱水風Pの一部がケー
シング2外に排出される代わりに、挿脱孔12から新鮮
な空気が流入することになり、ケーシング2内の循環空
気の入替えが行える。なお、上記実施例にかかる脱水装
置1では、本発明の第一の手段であるシールド手段5
と、第二の手段である第一及び第二筒体14,15より
なる中筒3の双方を採用しているが、いずれか一方の手
段のみを採用することにしてもよい。特に、シールド手
段5のみを採用するときは上記実施例の場合よりも強い
シールド作用が要求される。このため、脱水風Pのブロ
ア4のみでは出力が足りないときは別のブロアを設ける
必要がある。
【0035】また、シールド手段5は上記したドーナツ
状のシールドダクト34に限定されず、径内側に多数の
噴出孔を備えたリング状の噴出管を挿脱孔12に嵌め込
むこと等によっても構成できる。要は、雨傘11の径方
向に流れるエアカーテンQを発生しうるものであればよ
い。なお、本発明は上記した実施例に限定されるもので
はなく、本発明の要旨は特許請求の範囲によって示さ
れ、それらの請求項の意味に入るすべての変形例を包含
するものである。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第一の手
段によれば、シールド手段5によるエアカーテンQが脱
水後の水分が雨傘11の基端側へ飛散するのを防止する
ので、ケーシング2の天板に設けた挿脱孔12から脱水
された水分が飛散するのが防止される。このため、その
挿脱孔12を空けたままで脱水作業ができるので、雨傘
11の挿脱作業を簡便にでき、しかも脱水装置の製作コ
ストを低減することができる(請求項1)。
【0037】また、本発明の第二の手段によれば、中筒
3内で脱水された水分が脱水孔17,18から筒外へ排
出され、脱水後の水分が雨傘11の基端側へ飛散するの
が防止されるため、上記と同様の理由で、雨傘11の挿
脱作業を簡便にでき、かつ、脱水装置の製作コストを低
減できる(請求項3)。第一の手段を採用する場合にお
いて、脱水風Pを発生させるブロア4の風力の一部をシ
ールド手段5に供給する通気路32を設けると、一つの
ブロア4で脱水風PとエアカーテンQの双方を発生させ
られるので、脱水装置1の製作コストを低減できる(請
求項2)。
【0038】また、第二の手段を採用する場合におい
て、中筒3の脱水孔17,18が設けられている部分と
ブロア4の吸気口30との間を連通する吸気路29にエ
リミネータ39を設けた場合、脱水後の水分がファン2
7に掻き回されてケーシング2内の湿度が上がるのを防
止でき、当該ファン27の耐久性も向上できる(請求項
5)。
【0039】更に、ブロア4と中筒3の先端部との間を
連通する通気路25に排気窓38を設けた場合、ケーシ
ング2内の循環空気を新鮮な空気と入替えができ、脱水
効率を向上することができる(請求項6)。
【図面の簡単な説明】
【図1】雨傘の脱水装置の側面断面図である。
【図2】同装置の回路図である。
【図3】図1のA−A線断面図である。
【図4】図1のB−B線断面図である。
【図5】中筒の側面図である。
【図6】図5のC円部の拡大断面図である。
【符号の説明】
1 脱水装置 2 ケーシング 3 中筒 4 ブロア 5 シールド手段 11 雨傘 12 挿脱孔 13 布部 14 第一筒体 15 第二筒体 17 脱水孔 18 脱水孔 25 通気路(通気ボックス) 29 吸気路(吸気ボックス) 30 吸気口 32 通気路(上部ダクト) 38 排気窓 39 エリミネータ P 脱水風 Q エアカーテン

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシング(2)内に、閉鎖状態の雨傘
    (11)が内部に挿通される中筒(3)と、この中筒
    (3)に挿通された前記雨傘(11)の布部(13)に
    その長手方向先端側から基端側に向かって脱水風(P)
    を吹き付けるブロア(4)とを設け、この脱水風(P)
    によって前記布部(13)に付着している水分を吹き飛
    ばすようにした雨傘の脱水装置において、 前記雨傘(11)の基端部において当該雨傘(11)の
    径方向に流れるエアカーテン(Q)を発生させるシール
    ド手段(5)を設けたことを特徴とする雨傘の脱水装
    置。
  2. 【請求項2】 脱水風(P)を発生させるブロア(4)
    の風力の一部をシールド手段(5)に供給する通気路
    (32)が設けられている請求項1に記載の雨傘の脱水
    装置。
  3. 【請求項3】 ケーシング(2)内に、閉鎖状態の雨傘
    (11)が内部に挿通される中筒(3)と、この中筒
    (3)に挿通された前記雨傘(11)の布部(13)に
    その長手方向先端側から基端側に向かって脱水風(P)
    を吹き付けるブロア(4)とを設け、この脱水風(P)
    によって前記布部(13)に付着している水分を吹き飛
    ばすようにした雨傘の脱水装置において、 前記中筒(3)は、閉鎖状態の前記布部(13)と同じ
    方向に傾斜した第一筒体(14)の基端側に前記布部
    (13)と反対方向に傾斜した第二筒体(15)を連結
    してなり、この第一及び第二筒体(14)(15)に、
    吹き飛ばされた水分を前記脱水風(P)とともに筒外に
    排出する脱水孔(17)(18)を設けたことを特徴と
    する雨傘の脱水装置。
  4. 【請求項4】 中筒(3)は、閉鎖状態の布部(13)
    と同じ方向に傾斜した第一筒体(14)の基端側に前記
    布部(13)と反対方向に傾斜した第二筒体(15)を
    連結してなり、この第一及び第二筒体(14)(15)
    に、吹き飛ばされた水分を脱水風(P)とともに筒外に
    排出する脱水孔(17)(18)が設けられている請求
    項1又は2に記載の雨傘の脱水装置。
  5. 【請求項5】 中筒3の脱水孔(17)(18)が設け
    られている部分とブロア(4)の吸気口(30)との間
    を連通する吸気路(29)が設けられ、この吸気路(2
    9)の途中にエリミネータ(39)が設けられている請
    求項4に記載の雨傘の脱水装置。
  6. 【請求項6】 ブロア(4)と中筒(3)の先端部との
    間を連通する通気路(25)に排気窓(38)が設けら
    れている請求項5に記載の雨傘の脱水装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110849102A (zh) * 2019-12-12 2020-02-28 陈子涵 一种雨伞烘干机
KR102135010B1 (ko) * 2020-05-15 2020-07-16 김주철 진공흡입 싸이클론식 우산빗물제거장치

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