JPH0861941A - 放射線検査装置 - Google Patents
放射線検査装置Info
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- JPH0861941A JPH0861941A JP6198571A JP19857194A JPH0861941A JP H0861941 A JPH0861941 A JP H0861941A JP 6198571 A JP6198571 A JP 6198571A JP 19857194 A JP19857194 A JP 19857194A JP H0861941 A JPH0861941 A JP H0861941A
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- radiation
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 被検体の放射線吸収により放射線エネルギ分
布が異なることを利用して被検体の断面像を適確に得る
ことができる放射線検査装置を提供する。 【構成】 X線発生器1、被検体3、第1のX線検出器
用蛍光板5a、X線フィルタ6、第2のX線検出器用蛍
光板7aを直列に配設し、蛍光板5aと蛍光板7aの間
に設けられたX線フィルタ6は各X線検出器からの信号
が異なる放射線エネルギ分布に対応するように透過する
放射線の線質を変化させている。被検体3を透過したX
線発生器1からのX線ビーム2を蛍光板5aおよび蛍光
板7aで受けて、該蛍光板に形成される被検体の透過画
像データをテレビカメラ5bおよびテレビカメラ7bで
撮像し、この撮像データを画像処理装置12に供給す
る。
布が異なることを利用して被検体の断面像を適確に得る
ことができる放射線検査装置を提供する。 【構成】 X線発生器1、被検体3、第1のX線検出器
用蛍光板5a、X線フィルタ6、第2のX線検出器用蛍
光板7aを直列に配設し、蛍光板5aと蛍光板7aの間
に設けられたX線フィルタ6は各X線検出器からの信号
が異なる放射線エネルギ分布に対応するように透過する
放射線の線質を変化させている。被検体3を透過したX
線発生器1からのX線ビーム2を蛍光板5aおよび蛍光
板7aで受けて、該蛍光板に形成される被検体の透過画
像データをテレビカメラ5bおよびテレビカメラ7bで
撮像し、この撮像データを画像処理装置12に供給す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被検体を透過した放射
線を検出し、被検体の断面像を得るラミノグラフである
放射線検査装置に関し、更に詳しくは、放射線ラミノグ
ラフィ技術を使用して、例えば実装基板の半田付け部分
やプリント配線基板の銅箔パターンを非破壊で検査する
ために使用される放射線検査装置に関する。
線を検出し、被検体の断面像を得るラミノグラフである
放射線検査装置に関し、更に詳しくは、放射線ラミノグ
ラフィ技術を使用して、例えば実装基板の半田付け部分
やプリント配線基板の銅箔パターンを非破壊で検査する
ために使用される放射線検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】実装基板の半田付け部分やプリント配線
基板の銅箔パターンを非破壊で検査する方法として、放
射線ラミノグラフィ技術を利用した放射線検査装置、す
なわちラミノグラフが開発されている。このラミノグラ
フは、基板に対して垂直方向から放射線を照射して、多
層基板の所望の箇所の断面像、すなわち多層基板の目的
とする特定の深さの所の断面像を得ることができるた
め、基板検査に適している。
基板の銅箔パターンを非破壊で検査する方法として、放
射線ラミノグラフィ技術を利用した放射線検査装置、す
なわちラミノグラフが開発されている。このラミノグラ
フは、基板に対して垂直方向から放射線を照射して、多
層基板の所望の箇所の断面像、すなわち多層基板の目的
とする特定の深さの所の断面像を得ることができるた
め、基板検査に適している。
【0003】しかしながら、ラミノグラフは、放射線の
視点を変えることにより、検査対象の画像に不動の一点
を除いて、ぼけを生じさせ、多層基板の目的とする特定
の深さのみの断面像を取り出すものであり、本来は鮮明
な放射線透過像にずれによるぼけを強制的に作り出すも
のであるため、画像の質は低く、鮮明な画像が得られに
くい。
視点を変えることにより、検査対象の画像に不動の一点
を除いて、ぼけを生じさせ、多層基板の目的とする特定
の深さのみの断面像を取り出すものであり、本来は鮮明
な放射線透過像にずれによるぼけを強制的に作り出すも
のであるため、画像の質は低く、鮮明な画像が得られに
くい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のラミノグラフに
よって実装基板の半田付け部分や多層基板の内層板の銅
箔パターン部分を検査する場合において、半田付け部分
の検査では、半田付け部分の厚みがあり、X線の吸収が
大きいために、比較的高いX線エネルギを必要とし、ま
た内層板の銅箔パターンの検査では、検査対象である銅
箔の厚みが半田付け部分に比較して薄いため、低いX線
エネルギの方が銅箔パターンの細部の抽出には適してい
る。このような結果、半田付け部分の検査を行うのに適
した高X線エネルギを用いると、銅箔部分はX線吸収が
少ないために、画像として現れなくなるという問題があ
る。
よって実装基板の半田付け部分や多層基板の内層板の銅
箔パターン部分を検査する場合において、半田付け部分
の検査では、半田付け部分の厚みがあり、X線の吸収が
大きいために、比較的高いX線エネルギを必要とし、ま
た内層板の銅箔パターンの検査では、検査対象である銅
箔の厚みが半田付け部分に比較して薄いため、低いX線
エネルギの方が銅箔パターンの細部の抽出には適してい
る。このような結果、半田付け部分の検査を行うのに適
した高X線エネルギを用いると、銅箔部分はX線吸収が
少ないために、画像として現れなくなるという問題があ
る。
【0005】また、このような問題を避けるために、異
なるX線エネルギを照射する方法も考えられるが、これ
にはX線エネルギを切り替えるための時間が必要とな
り、装置の処理速度が低下するという問題がある。
なるX線エネルギを照射する方法も考えられるが、これ
にはX線エネルギを切り替えるための時間が必要とな
り、装置の処理速度が低下するという問題がある。
【0006】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、被検体の放射線吸収により放
射線エネルギ分布が異なることを利用して被検体の断面
像を適確に得ることができる放射線検査装置を提供する
ことにある。
その目的とするところは、被検体の放射線吸収により放
射線エネルギ分布が異なることを利用して被検体の断面
像を適確に得ることができる放射線検査装置を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の放射線検査装置は、被検体に向けて放射線
を発生する放射線発生手段と、被検体を透過した前記放
射線発生手段からの放射線を検出すべく前記放射線発生
手段に対向して互いに直列に配設されるとともに、各々
は前記放射線発生手段からの放射線を透過し得る複数の
放射線検出手段と、該複数の放射線検出手段の間に設け
られ、前記各放射線検出手段からの信号が異なる放射線
エネルギ分布に対応するように透過する放射線の線質を
変化させる放射線フィルタ手段と、前記複数の放射線検
出手段からの出力信号を演算し、被検体の所望の検査対
象箇所の放射線断面像を得る演算手段とを有することを
要旨とする。
め、本発明の放射線検査装置は、被検体に向けて放射線
を発生する放射線発生手段と、被検体を透過した前記放
射線発生手段からの放射線を検出すべく前記放射線発生
手段に対向して互いに直列に配設されるとともに、各々
は前記放射線発生手段からの放射線を透過し得る複数の
放射線検出手段と、該複数の放射線検出手段の間に設け
られ、前記各放射線検出手段からの信号が異なる放射線
エネルギ分布に対応するように透過する放射線の線質を
変化させる放射線フィルタ手段と、前記複数の放射線検
出手段からの出力信号を演算し、被検体の所望の検査対
象箇所の放射線断面像を得る演算手段とを有することを
要旨とする。
【0008】また、本発明の放射線検査装置は、前記演
算手段が前記複数の放射線検出手段間の前記放射線発生
手段からの距離が異なることにより生じる放射線透過画
像の大きさを補正し、この補正された放射線透過画像を
前記各放射線検出手段が検出する放射線エネルギ領域に
異なる特性をもたせるように補正する補正手段を有する
ことを要旨とする。
算手段が前記複数の放射線検出手段間の前記放射線発生
手段からの距離が異なることにより生じる放射線透過画
像の大きさを補正し、この補正された放射線透過画像を
前記各放射線検出手段が検出する放射線エネルギ領域に
異なる特性をもたせるように補正する補正手段を有する
ことを要旨とする。
【0009】更に、本発明の放射線検査装置は、前記複
数の放射線検出手段が第1および第2の放射線検出手段
から構成され、該放射線検出手段が被検体を透過した放
射線を2次元の光像に変換する2次元放射線/光変換手
段および該2次元放射線/光変換手段で変換された画像
を撮像する撮像手段から構成され、前記放射線フィルタ
手段が前記放射線発生手段からの被検体を透過した放射
線ビームに対して傾斜して配設されたミラー手段で構成
され、前記第1の放射線検出手段を構成する前記撮像手
段が前記ミラー手段で反射された画像を撮像するように
放射線ビーム内から外されて配設されていることを要旨
とする。
数の放射線検出手段が第1および第2の放射線検出手段
から構成され、該放射線検出手段が被検体を透過した放
射線を2次元の光像に変換する2次元放射線/光変換手
段および該2次元放射線/光変換手段で変換された画像
を撮像する撮像手段から構成され、前記放射線フィルタ
手段が前記放射線発生手段からの被検体を透過した放射
線ビームに対して傾斜して配設されたミラー手段で構成
され、前記第1の放射線検出手段を構成する前記撮像手
段が前記ミラー手段で反射された画像を撮像するように
放射線ビーム内から外されて配設されていることを要旨
とする。
【0010】本発明の放射線検査装置は、前記複数の放
射線検出手段が第1および第2の放射線検出手段から構
成され、該第1および第2の放射線検出手段の検出特性
のエネルギ領域が被検体の放射線吸収係数の吸収端をは
さむ領域であり、該第1および第2の放射線検出手段で
検出した透過画像データを演算することにより、画像コ
ントラストを強調できるものであることを要旨とする。
射線検出手段が第1および第2の放射線検出手段から構
成され、該第1および第2の放射線検出手段の検出特性
のエネルギ領域が被検体の放射線吸収係数の吸収端をは
さむ領域であり、該第1および第2の放射線検出手段で
検出した透過画像データを演算することにより、画像コ
ントラストを強調できるものであることを要旨とする。
【0011】また、本発明の放射線検査装置は、前記被
検体の放射線吸収係数の吸収端に相当する放射線のエネ
ルギ領域が約90keVであり、半田に含まれる鉛の画
像コントラストを強調できるものであることを要旨とす
る。
検体の放射線吸収係数の吸収端に相当する放射線のエネ
ルギ領域が約90keVであり、半田に含まれる鉛の画
像コントラストを強調できるものであることを要旨とす
る。
【0012】更に、本発明の放射線検査装置は、前記被
検体の放射線吸収係数の吸収端に相当する放射線のエネ
ルギ領域が約30keVであり、半田に含まれる錫の画
像コントラストを強調できるものであることを要旨とす
る。
検体の放射線吸収係数の吸収端に相当する放射線のエネ
ルギ領域が約30keVであり、半田に含まれる錫の画
像コントラストを強調できるものであることを要旨とす
る。
【0013】本発明の放射線検査装置は、前記ミラー手
段が両面ミラー手段であり、前記第1および第2の2次
元放射線/光変換手段の光像出力が前記両面ミラーに対
向する方向であり、該両面ミラーで反射された光像が前
記第1および第2の放射線検出手段の前記撮像手段で撮
像されることを要旨とする。
段が両面ミラー手段であり、前記第1および第2の2次
元放射線/光変換手段の光像出力が前記両面ミラーに対
向する方向であり、該両面ミラーで反射された光像が前
記第1および第2の放射線検出手段の前記撮像手段で撮
像されることを要旨とする。
【0014】
【作用】本発明の放射線検査装置では、複数の放射線検
出手段を直列に配設するとともに、各放射線検出手段か
らの信号が異なる放射線エネルギ分布に対応するように
透過する放射線の線質を変化させるべく複数の放射線検
出手段の間に放射線フィルタ手段を配設し、複数の放射
線検出手段からの出力信号を演算し、被検体の所望の検
査対象箇所の放射線断面像を得ている。
出手段を直列に配設するとともに、各放射線検出手段か
らの信号が異なる放射線エネルギ分布に対応するように
透過する放射線の線質を変化させるべく複数の放射線検
出手段の間に放射線フィルタ手段を配設し、複数の放射
線検出手段からの出力信号を演算し、被検体の所望の検
査対象箇所の放射線断面像を得ている。
【0015】また、本発明の放射線検査装置では、上記
において、複数の放射線検出手段間の放射線発生手段か
らの距離が異なることにより生じる放射線透過画像の大
きさを補正し、この補正された放射線透過画像を各放射
線検出手段が検出する放射線エネルギ領域に異なる特性
をもたせるように補正している。
において、複数の放射線検出手段間の放射線発生手段か
らの距離が異なることにより生じる放射線透過画像の大
きさを補正し、この補正された放射線透過画像を各放射
線検出手段が検出する放射線エネルギ領域に異なる特性
をもたせるように補正している。
【0016】更に、本発明の放射線検査装置では、前記
複数の放射線検出手段が第1および第2の放射線検出手
段から構成され、該放射線検出手段が2次元放射線/光
変換手段および撮像手段から構成され、前記放射線フィ
ルタ手段が放射線ビームに対して傾斜して配設されたミ
ラー手段で構成され、前記第1の放射線検出手段を構成
する前記撮像手段が前記ミラー手段で反射された画像を
撮像するように放射線ビーム内から外されて配設されて
いる。
複数の放射線検出手段が第1および第2の放射線検出手
段から構成され、該放射線検出手段が2次元放射線/光
変換手段および撮像手段から構成され、前記放射線フィ
ルタ手段が放射線ビームに対して傾斜して配設されたミ
ラー手段で構成され、前記第1の放射線検出手段を構成
する前記撮像手段が前記ミラー手段で反射された画像を
撮像するように放射線ビーム内から外されて配設されて
いる。
【0017】本発明の放射線検査装置では、前記複数の
放射線検出手段を構成する第1および第2の放射線検出
手段の検出特性のエネルギ領域が被検体の放射線吸収係
数の吸収端をはさむ領域であり、該第1および第2の放
射線検出手段で検出した透過画像データを演算すること
により、画像コントラストを強調できるものである。
放射線検出手段を構成する第1および第2の放射線検出
手段の検出特性のエネルギ領域が被検体の放射線吸収係
数の吸収端をはさむ領域であり、該第1および第2の放
射線検出手段で検出した透過画像データを演算すること
により、画像コントラストを強調できるものである。
【0018】また、本発明の放射線検査装置では、被検
体の放射線吸収係数の吸収端に相当する放射線のエネル
ギ領域が約90keVであり、半田に含まれる鉛の画像
コントラストを強調できるものである。
体の放射線吸収係数の吸収端に相当する放射線のエネル
ギ領域が約90keVであり、半田に含まれる鉛の画像
コントラストを強調できるものである。
【0019】更に、本発明の放射線検査装置では、被検
体の放射線吸収係数の吸収端に相当する放射線のエネル
ギ領域が約30keVであり、半田に含まれる錫の画像
コントラストを強調できるものである。
体の放射線吸収係数の吸収端に相当する放射線のエネル
ギ領域が約30keVであり、半田に含まれる錫の画像
コントラストを強調できるものである。
【0020】本発明の放射線検査装置では、前記ミラー
手段が両面ミラー手段であり、前記第1および第2の2
次元放射線/光変換手段の光像出力が前記両面ミラーに
対向する方向であり、該両面ミラーで反射された光像が
前記第1および第2の放射線検出手段の前記撮像手段で
撮像される。
手段が両面ミラー手段であり、前記第1および第2の2
次元放射線/光変換手段の光像出力が前記両面ミラーに
対向する方向であり、該両面ミラーで反射された光像が
前記第1および第2の放射線検出手段の前記撮像手段で
撮像される。
【0021】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。
る。
【0022】図1は、本発明の一実施例に係わる放射線
検査装置の構成を示す斜視図である。同図に示す放射線
検査装置は、例えばプリント基板の半田付け部分や多層
基板の内層板の銅箔パターン部分等の被検体3の所望の
箇所の断面像を得る所謂ラミノグラフを構成するもので
あり、載物台4の上に載置された被検体3に向けてX線
を照射するX線発生器1を有する。該X線発生器1から
被検体3に向けて放射されたX線ビーム2は、被検体3
を透過した後、第1のX線検出器5の蛍光板5aを更に
透過し、それから更に該蛍光板5aの下方に配設されて
いるX線フィルタ6を透過した後、第2のX線検出器7
の蛍光板7aを透過するようになっており、これらの被
検体3、第1のX線検出器用蛍光板5a、X線フィルタ
6、第2のX線検出器用蛍光板7aはX線発生器1から
のX線ビーム2が下方に透過し得るように互いに直列に
配設されている。
検査装置の構成を示す斜視図である。同図に示す放射線
検査装置は、例えばプリント基板の半田付け部分や多層
基板の内層板の銅箔パターン部分等の被検体3の所望の
箇所の断面像を得る所謂ラミノグラフを構成するもので
あり、載物台4の上に載置された被検体3に向けてX線
を照射するX線発生器1を有する。該X線発生器1から
被検体3に向けて放射されたX線ビーム2は、被検体3
を透過した後、第1のX線検出器5の蛍光板5aを更に
透過し、それから更に該蛍光板5aの下方に配設されて
いるX線フィルタ6を透過した後、第2のX線検出器7
の蛍光板7aを透過するようになっており、これらの被
検体3、第1のX線検出器用蛍光板5a、X線フィルタ
6、第2のX線検出器用蛍光板7aはX線発生器1から
のX線ビーム2が下方に透過し得るように互いに直列に
配設されている。
【0023】前記X線フィルタ6は、第1のX線検出器
用蛍光板5aに対して傾斜して設けられるとともに、こ
の傾斜したX線フィルタ6に対向して第1のX線検出器
5のテレビカメラ5bが設けられ、これにより被検体3
および第1のX線検出器用蛍光板5aを透過したX線発
生器1からのX線ビーム2がX線フィルタ6を透過する
ことにより該X線フィルタ6に形成される被検体3の透
過画像を第1のX線検出器用テレビカメラ5bによって
撮像し得るようになっている。
用蛍光板5aに対して傾斜して設けられるとともに、こ
の傾斜したX線フィルタ6に対向して第1のX線検出器
5のテレビカメラ5bが設けられ、これにより被検体3
および第1のX線検出器用蛍光板5aを透過したX線発
生器1からのX線ビーム2がX線フィルタ6を透過する
ことにより該X線フィルタ6に形成される被検体3の透
過画像を第1のX線検出器用テレビカメラ5bによって
撮像し得るようになっている。
【0024】また、前記第2のX線検出器用蛍光板7a
の真下には第2のX線検出器7のテレビカメラ7bが配
設され、これにより該第2のX線検出器用蛍光板7aに
形成された被検体3の透過像、すなわち被検体3、第1
のX線検出器用蛍光板5a、X線フィルタ6を透過して
第2のX線検出器用蛍光板7aに形成された被検体3の
透過画像を該第2のX線検出器用テレビカメラ7bで撮
像し得るようになっている。
の真下には第2のX線検出器7のテレビカメラ7bが配
設され、これにより該第2のX線検出器用蛍光板7aに
形成された被検体3の透過像、すなわち被検体3、第1
のX線検出器用蛍光板5a、X線フィルタ6を透過して
第2のX線検出器用蛍光板7aに形成された被検体3の
透過画像を該第2のX線検出器用テレビカメラ7bで撮
像し得るようになっている。
【0025】なお、第1のX線検出器5は、蛍光板5a
および第1のX線検出器用テレビカメラ5bで構成さ
れ、第2のX線検出器7は、蛍光板7aおよびテレビカ
メラ7bで構成されている。
および第1のX線検出器用テレビカメラ5bで構成さ
れ、第2のX線検出器7は、蛍光板7aおよびテレビカ
メラ7bで構成されている。
【0026】前記X線発生器1、第1のX線検出器5、
および第2のX線検出器7は、それぞれX線発生器用駆
動機構8、X線検出器用駆動機構9に連結され、これら
の駆動機構によりラミノグラフを作成するための所定の
機械的運動を行うように構成されている。また、載物台
4も載物台用駆動機構10に連結され、被検体3の所望
の投影像を得るために位置を変化することができるよう
になっている。更に、X線発生器用駆動機構8および載
物台用駆動機構10はそれぞれ駆動機構の位置を検出す
る位置検出器であるエンコーダを有している。
および第2のX線検出器7は、それぞれX線発生器用駆
動機構8、X線検出器用駆動機構9に連結され、これら
の駆動機構によりラミノグラフを作成するための所定の
機械的運動を行うように構成されている。また、載物台
4も載物台用駆動機構10に連結され、被検体3の所望
の投影像を得るために位置を変化することができるよう
になっている。更に、X線発生器用駆動機構8および載
物台用駆動機構10はそれぞれ駆動機構の位置を検出す
る位置検出器であるエンコーダを有している。
【0027】前記第1のX線検出器用テレビカメラ5b
および第2のX線検出器用テレビカメラ7bで撮像され
た被検体3の透過画像情報は、それぞれ増幅回路11を
介して画像処理装置12に供給される。画像処理装置1
2は、前記増幅回路11からのアナログ信号をディジタ
ル信号に変換するA/D変換回路19、該A/D変換回
路19を介して供給される前記テレビカメラ5bおよび
テレビカメラ7bからの画像データを記憶する複数の画
像メモリ(MEM)13、前記エンコーダからの信号を
供給され、該信号に基づいて前記画像メモリ13の各ア
ドレスに書き込みを行うとともに、また各アドレスから
データを読み出す制御を行うメモリ制御回路(MEM.
CON.)15、前記画像メモリ13から読み出された
画像データの加減算を行う加減算回路(PIX.AL
U.)14、該加減算回路14の出力に接続された画像
表示回路(VIDEO)16を有する。なお、この画像
表示回路16の出力にはCRTモニタ17が接続され、
画像処理装置12で画像処理された被検体3の断面像が
該CRTモニタ17に表示されるようになっている。
および第2のX線検出器用テレビカメラ7bで撮像され
た被検体3の透過画像情報は、それぞれ増幅回路11を
介して画像処理装置12に供給される。画像処理装置1
2は、前記増幅回路11からのアナログ信号をディジタ
ル信号に変換するA/D変換回路19、該A/D変換回
路19を介して供給される前記テレビカメラ5bおよび
テレビカメラ7bからの画像データを記憶する複数の画
像メモリ(MEM)13、前記エンコーダからの信号を
供給され、該信号に基づいて前記画像メモリ13の各ア
ドレスに書き込みを行うとともに、また各アドレスから
データを読み出す制御を行うメモリ制御回路(MEM.
CON.)15、前記画像メモリ13から読み出された
画像データの加減算を行う加減算回路(PIX.AL
U.)14、該加減算回路14の出力に接続された画像
表示回路(VIDEO)16を有する。なお、この画像
表示回路16の出力にはCRTモニタ17が接続され、
画像処理装置12で画像処理された被検体3の断面像が
該CRTモニタ17に表示されるようになっている。
【0028】次に、以上のように構成される本実施例の
放射線検査装置であるラミノグラフの作用について図2
および図3を参照して説明する。
放射線検査装置であるラミノグラフの作用について図2
および図3を参照して説明する。
【0029】X線発生器1から発生したX線ビーム2
は、載物台4上の被検体3を照射し、その一部は被検体
3を透過し、第1のX線検出器5の蛍光板5aに当た
る。また、この第1のX線検出器用蛍光板5aに当たっ
たX線ビーム2のうち一部は第1のX線検出器用蛍光板
5aを透過し、更にX線フィルタ6を通って減衰を受
け、第2のX線検出器7の蛍光板7aに当たる。ここ
で、第2のX線検出器用蛍光板7aは第1のX線検出器
用蛍光板5aおよびX線フィルタ6を透過したX線ビー
ム2が入射するような位置に配設されている。
は、載物台4上の被検体3を照射し、その一部は被検体
3を透過し、第1のX線検出器5の蛍光板5aに当た
る。また、この第1のX線検出器用蛍光板5aに当たっ
たX線ビーム2のうち一部は第1のX線検出器用蛍光板
5aを透過し、更にX線フィルタ6を通って減衰を受
け、第2のX線検出器7の蛍光板7aに当たる。ここ
で、第2のX線検出器用蛍光板7aは第1のX線検出器
用蛍光板5aおよびX線フィルタ6を透過したX線ビー
ム2が入射するような位置に配設されている。
【0030】被検体3および第1のX線検出器用蛍光板
5aを透過してX線フィルタ6に形成された被検体3の
透過画像は第1のX線検出器用テレビカメラ5bで撮像
され、増幅回路11を介して画像処理装置12に供給さ
れるとともに、更にX線フィルタ6を透過して第2のX
線検出器用蛍光板7aに形成された被検体3の透過画像
も増幅回路11を介して画像処理装置12に供給され
る。ここで、第2のX線検出器用テレビカメラ7bで撮
像した第2のX線検出器用蛍光板7aからの透過画像信
号は第1のX線検出器5からの信号に比べて、途中にX
線フィルタ6があるため、低エネルギ側の成分の吸収を
受けて、高エネルギ側の成分のみとなっている。
5aを透過してX線フィルタ6に形成された被検体3の
透過画像は第1のX線検出器用テレビカメラ5bで撮像
され、増幅回路11を介して画像処理装置12に供給さ
れるとともに、更にX線フィルタ6を透過して第2のX
線検出器用蛍光板7aに形成された被検体3の透過画像
も増幅回路11を介して画像処理装置12に供給され
る。ここで、第2のX線検出器用テレビカメラ7bで撮
像した第2のX線検出器用蛍光板7aからの透過画像信
号は第1のX線検出器5からの信号に比べて、途中にX
線フィルタ6があるため、低エネルギ側の成分の吸収を
受けて、高エネルギ側の成分のみとなっている。
【0031】次に、被検体3のラミノグラフ画像を作成
するためにX線発生器1を図2に示すようにL1,L
2,L3,L4の位置を取るような円運動をX線発生器
用駆動機構8によって行わせるとともに、このX線発生
器1の円運動に同期して第1のX線検出器5、X線フィ
ルタ6、第2のX線検出器7もX線検出器用駆動機構9
によって円運動を行わせる。
するためにX線発生器1を図2に示すようにL1,L
2,L3,L4の位置を取るような円運動をX線発生器
用駆動機構8によって行わせるとともに、このX線発生
器1の円運動に同期して第1のX線検出器5、X線フィ
ルタ6、第2のX線検出器7もX線検出器用駆動機構9
によって円運動を行わせる。
【0032】なお、図3はこのような円運動のうちの位
置L1,L2におけるX線発生器1と第1のX線検出器
用蛍光板5aおよび第2のX線検出器用蛍光板7aとの
位置関係を示している。図3において、X線発生器1が
位置L1にある場合には、蛍光板5a、蛍光板7aは実
線で示すような位置に被検体3を挟んで位置し、またX
線発生器1が位置L2に移動した場合には、蛍光板5
a、蛍光板7aは5a’,7a’で示すように点線で示
すような位置に被検体3を挟んで位置し、位置L1にお
いてX線発生器1と蛍光板5a、蛍光板7aの各中心を
結ぶ線分は、位置L2においてX線発生器1と蛍光板5
a、蛍光板7aの各中心を結ぶ線分と被検体3内の断面
像を得ようとする深さ、すなわち検査位置において交差
している。すなわち、各位置L1,L2は、このような
位置関係になるようにX線発生器1、第1のX線検出器
用蛍光板5a、第2のX線検出器用蛍光板7aの相対的
運動が制御されているのである。
置L1,L2におけるX線発生器1と第1のX線検出器
用蛍光板5aおよび第2のX線検出器用蛍光板7aとの
位置関係を示している。図3において、X線発生器1が
位置L1にある場合には、蛍光板5a、蛍光板7aは実
線で示すような位置に被検体3を挟んで位置し、またX
線発生器1が位置L2に移動した場合には、蛍光板5
a、蛍光板7aは5a’,7a’で示すように点線で示
すような位置に被検体3を挟んで位置し、位置L1にお
いてX線発生器1と蛍光板5a、蛍光板7aの各中心を
結ぶ線分は、位置L2においてX線発生器1と蛍光板5
a、蛍光板7aの各中心を結ぶ線分と被検体3内の断面
像を得ようとする深さ、すなわち検査位置において交差
している。すなわち、各位置L1,L2は、このような
位置関係になるようにX線発生器1、第1のX線検出器
用蛍光板5a、第2のX線検出器用蛍光板7aの相対的
運動が制御されているのである。
【0033】上述したように、X線発生器1を位置L
1,L2,L3,L4に移動させるとともに、この移動
に同期して上述した位置関係をもって第1のX線検出器
5、X線フィルタ6、第2のX線検出器7を移動させた
場合において、まず位置L1においてX線発生器1から
のX線が被検体3を透過し、第1のX線検出器5および
第2のX線検出器7で検出された被検体3の透過画像信
号をそれぞれS11,S21とすると、これらの信号は
画像メモリ13のアドレスA11,A21に記憶され
る。次に、X線発生器1を位置L2に移動させるととも
に、この移動に同期して上記位置関係を維持しながら第
1のX線検出器5および第2のX線検出器7を移動させ
た場合において、同様に第1のX線検出器5および第2
のX線検出器7で検出された被検体3の透過画像信号を
それぞれS12,S22とすると、これらの信号は画像
メモリ13のアドレスA12,A22に記憶される。
1,L2,L3,L4に移動させるとともに、この移動
に同期して上述した位置関係をもって第1のX線検出器
5、X線フィルタ6、第2のX線検出器7を移動させた
場合において、まず位置L1においてX線発生器1から
のX線が被検体3を透過し、第1のX線検出器5および
第2のX線検出器7で検出された被検体3の透過画像信
号をそれぞれS11,S21とすると、これらの信号は
画像メモリ13のアドレスA11,A21に記憶され
る。次に、X線発生器1を位置L2に移動させるととも
に、この移動に同期して上記位置関係を維持しながら第
1のX線検出器5および第2のX線検出器7を移動させ
た場合において、同様に第1のX線検出器5および第2
のX線検出器7で検出された被検体3の透過画像信号を
それぞれS12,S22とすると、これらの信号は画像
メモリ13のアドレスA12,A22に記憶される。
【0034】以下、位置L3,L4についても同様の処
理を行うと、最終的には図2に示すように被検体3の透
過画像信号として、第1のX線検出器5からはS11,
S12,S13,S14が得られ、第2のX線検出器7
からはS21,S22,S23,S24が得られ、これ
らの透過画像信号はそれぞれ画像メモリ13の対応した
アドレスに記憶される。
理を行うと、最終的には図2に示すように被検体3の透
過画像信号として、第1のX線検出器5からはS11,
S12,S13,S14が得られ、第2のX線検出器7
からはS21,S22,S23,S24が得られ、これ
らの透過画像信号はそれぞれ画像メモリ13の対応した
アドレスに記憶される。
【0035】以上のようにして、画像メモリ13に記憶
された被検体3の透過画像信号から被検体3のラミノグ
ラフ画像を作成するには、まず第1のX線検出器5から
の一群の画像信号S11,S12,S13,S14を加
算して重ね合わせた画像S1tを図2に示すように作成
し、また同様にして第2のX線検出器7からの一群の画
像信号S21,S22,S23,S24を加算して重ね
合わせた画像S2tを作成する。
された被検体3の透過画像信号から被検体3のラミノグ
ラフ画像を作成するには、まず第1のX線検出器5から
の一群の画像信号S11,S12,S13,S14を加
算して重ね合わせた画像S1tを図2に示すように作成
し、また同様にして第2のX線検出器7からの一群の画
像信号S21,S22,S23,S24を加算して重ね
合わせた画像S2tを作成する。
【0036】ところで、第2のX線検出器7は第1のX
線検出器5に比較してX線発生器1から離れた位置にあ
るので、その画像は幾何学的な拡大により第1のX線検
出器5による画像よりも大きい。この拡大率Mは、図3
に示すようにX線発生器1と第1のX線検出器5との間
の距離をd1とし、X線発生器1と第2のX線検出器7
との間の距離をd2とすると、M=d2/d1となる。
この拡大率Mの分、第2のX線検出器7から得られた画
像S2tを縮小修正して、第1のX線検出器5からの画
像S1tと同じ大きさの画像S2t’を図2に示すよう
に作成する。
線検出器5に比較してX線発生器1から離れた位置にあ
るので、その画像は幾何学的な拡大により第1のX線検
出器5による画像よりも大きい。この拡大率Mは、図3
に示すようにX線発生器1と第1のX線検出器5との間
の距離をd1とし、X線発生器1と第2のX線検出器7
との間の距離をd2とすると、M=d2/d1となる。
この拡大率Mの分、第2のX線検出器7から得られた画
像S2tを縮小修正して、第1のX線検出器5からの画
像S1tと同じ大きさの画像S2t’を図2に示すよう
に作成する。
【0037】このようにして作成された2つの画像S1
tおよびS2t’を基に新しい合成画像Tを次式により
作成する。
tおよびS2t’を基に新しい合成画像Tを次式により
作成する。
【0038】T=αS1t+βS2t’ なお、αβは定数である。
【0039】ここで、画像S2t’は、画像S1tに比
較して、X線フィルタ6による減衰を受けた分だけ信号
レベルが低い。この低減率を1/Kとし、上式において
α=1,β=−Kとすると、合成画像Tは低X線エネル
ギ分のみによる被検体3のラミノグラフ画像となり、薄
い銅箔パターンの検査に適するものとなる。
較して、X線フィルタ6による減衰を受けた分だけ信号
レベルが低い。この低減率を1/Kとし、上式において
α=1,β=−Kとすると、合成画像Tは低X線エネル
ギ分のみによる被検体3のラミノグラフ画像となり、薄
い銅箔パターンの検査に適するものとなる。
【0040】また、α=0,β=1とすると、高X線エ
ネルギ分のみによる被検体3のラミノグラフ画像とな
り、半田付け部分等の検査に適したものとなる。
ネルギ分のみによる被検体3のラミノグラフ画像とな
り、半田付け部分等の検査に適したものとなる。
【0041】上述したように、2つのX線エネルギにお
けるラミノグラフ画像を作成して合成することにより、
X線吸収の大きく異なる部分を一度に得ることができ
る。
けるラミノグラフ画像を作成して合成することにより、
X線吸収の大きく異なる部分を一度に得ることができ
る。
【0042】なお、上記実施例では、一例として、L
1,L2,L3,L4の4つの位置からの画像信号に基
づいてラミノグラフ画像を得ているが、実際には多数n
個の位置の多数の画像データを得、これらの画像データ
を演算することにより、特定エネルギ領域に属する信号
のみを用いてラミノグラフ画像を作成する。
1,L2,L3,L4の4つの位置からの画像信号に基
づいてラミノグラフ画像を得ているが、実際には多数n
個の位置の多数の画像データを得、これらの画像データ
を演算することにより、特定エネルギ領域に属する信号
のみを用いてラミノグラフ画像を作成する。
【0043】なお、上記実施例において、画像の拡大率
の補正を収集した画像にかける代わりに、データ収集時
点で拡大率に応じて書き込む画像メモリのアドレスを修
飾し、この修飾したアドレスに記憶するようにしてもよ
い。この場合、前記画像S2tは既に拡大率の補正を行
ったものであるので、S2t’=S2tであり、画像合
成は単純に2つの画像メモリの加算でよい。
の補正を収集した画像にかける代わりに、データ収集時
点で拡大率に応じて書き込む画像メモリのアドレスを修
飾し、この修飾したアドレスに記憶するようにしてもよ
い。この場合、前記画像S2tは既に拡大率の補正を行
ったものであるので、S2t’=S2tであり、画像合
成は単純に2つの画像メモリの加算でよい。
【0044】また、上記実施例では、すべて2次元画像
対象に説明したが、X線検出器として例えば1次元のラ
インセンサを用いても同様に実施可能である。この場合
には、被検体のX線検出器に対する移動が必要になるの
で、載物台を移動してデータを収集することになる。
対象に説明したが、X線検出器として例えば1次元のラ
インセンサを用いても同様に実施可能である。この場合
には、被検体のX線検出器に対する移動が必要になるの
で、載物台を移動してデータを収集することになる。
【0045】上記実施例において、第1のX線検出器5
および第2のX線検出器7の検査特性のエネルギ領域
は、画像データ収集対象である被検体のX線吸収係数の
吸収端をはさむ領域であり、上述したように各透過線デ
ータを検出し、この2種類の透過データ間で演算を行う
ことにより画像コントラストを強調し得るものである。
および第2のX線検出器7の検査特性のエネルギ領域
は、画像データ収集対象である被検体のX線吸収係数の
吸収端をはさむ領域であり、上述したように各透過線デ
ータを検出し、この2種類の透過データ間で演算を行う
ことにより画像コントラストを強調し得るものである。
【0046】図4(a),(b)は被検体が鉛および錫
の場合のX線吸収係数の吸収端に相当する放射線のエネ
ルギ領域がそれぞれ90keVおよび30keVである
ことを示しているグラフである。
の場合のX線吸収係数の吸収端に相当する放射線のエネ
ルギ領域がそれぞれ90keVおよび30keVである
ことを示しているグラフである。
【0047】図5は、本発明の他の実施例に係わる放射
線検査装置の構成を示す図である。同図に示す放射線検
査装置は、暗箱46内に第1のX線検出器用の蛍光板4
2、X線フィルタ手段である両面ミラー47、および第
2のX線検出器用の蛍光板44を設けるとともに、暗箱
46の外側上方にX線管41およびその下方に被検体5
1を設け、X線管41からのX線を被検体51に照射
し、該被検体51を透過したX線を蛍光板42で受け
て、該蛍光板42の蛍光面421に形成された被検体の
透過画像を両面ミラー47を介して第1のX線検出器用
のTVカメラ43で撮像し、また蛍光板42および両面
ミラー47を透過したX線を第2のX線検出器用の蛍光
板44で受けて、該蛍光板44の蛍光面441に形成さ
れたX線の透過画像を両面ミラー47を介して第2のX
線検出器用のTVカメラ45で撮像するものである。
線検査装置の構成を示す図である。同図に示す放射線検
査装置は、暗箱46内に第1のX線検出器用の蛍光板4
2、X線フィルタ手段である両面ミラー47、および第
2のX線検出器用の蛍光板44を設けるとともに、暗箱
46の外側上方にX線管41およびその下方に被検体5
1を設け、X線管41からのX線を被検体51に照射
し、該被検体51を透過したX線を蛍光板42で受け
て、該蛍光板42の蛍光面421に形成された被検体の
透過画像を両面ミラー47を介して第1のX線検出器用
のTVカメラ43で撮像し、また蛍光板42および両面
ミラー47を透過したX線を第2のX線検出器用の蛍光
板44で受けて、該蛍光板44の蛍光面441に形成さ
れたX線の透過画像を両面ミラー47を介して第2のX
線検出器用のTVカメラ45で撮像するものである。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数の放射線検出手段を直列に配設するとともに、各放
射線検出手段からの信号が異なる放射線エネルギ分布に
対応するように透過する放射線の線質を変化させるべく
複数の放射線検出手段の間に放射線フィルタ手段を配設
し、複数の放射線検出手段からの出力信号を演算し、被
検体の所望の検査対象箇所の放射線断面像を得ているの
で、放射線吸収の異なる被検体、例えば電子部品を実装
したプリント基板の半田付け部分と基板の銅箔パターン
部分のラミノグラフ画像をそれぞれの検査に適した放射
線エネルギを用いて適確に同時に得ることができ、処理
速度を向上することができる。
複数の放射線検出手段を直列に配設するとともに、各放
射線検出手段からの信号が異なる放射線エネルギ分布に
対応するように透過する放射線の線質を変化させるべく
複数の放射線検出手段の間に放射線フィルタ手段を配設
し、複数の放射線検出手段からの出力信号を演算し、被
検体の所望の検査対象箇所の放射線断面像を得ているの
で、放射線吸収の異なる被検体、例えば電子部品を実装
したプリント基板の半田付け部分と基板の銅箔パターン
部分のラミノグラフ画像をそれぞれの検査に適した放射
線エネルギを用いて適確に同時に得ることができ、処理
速度を向上することができる。
【図1】本発明の一実施例に係わる放射線検査装置の構
成を示す斜視図である。
成を示す斜視図である。
【図2】図1に示す実施例の作用を示す説明図である。
【図3】図1に示す実施例の作用を示す説明図である。
【図4】被検体が鉛および錫の場合のX線吸収係数の吸
収端に相当する放射線のエネルギ領域がそれぞれ90k
eVおよび30keVであることを示しているグラフで
ある。
収端に相当する放射線のエネルギ領域がそれぞれ90k
eVおよび30keVであることを示しているグラフで
ある。
【図5】本発明の他の実施例に係わる放射線検査装置の
構成を示す図である。
構成を示す図である。
1 X線発生器 2 X線ビーム 3 被検体 4 載物台 5 第1のX線検出器 5a 第1のX線検出器用蛍光板 5b 第1のX線検出器用テレビカメラ 7 第2のX線検出器 7a 第2のX線検出器用蛍光板 7b 第2のX線検出器用テレビカメラ 12 画像処理装置 13 画像メモリ 14 加減算回路 15 メモリ制御回路 17 CRTモニタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 三樹 神奈川県横浜市磯子区新磯子町33 株式会 社東芝生産技術研究所内 (72)発明者 鈴木 博勝 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内
Claims (7)
- 【請求項1】 被検体に向けて放射線を発生する放射線
発生手段と、被検体を透過した前記放射線発生手段から
の放射線を検出すべく前記放射線発生手段に対向して互
いに直列に配設されるとともに、各々は前記放射線発生
手段からの放射線を透過し得る複数の放射線検出手段
と、該複数の放射線検出手段の間に設けられ、前記各放
射線検出手段からの信号が異なる放射線エネルギ分布に
対応するように透過する放射線の線質を変化させる放射
線フィルタ手段と、前記複数の放射線検出手段からの出
力信号を演算し、被検体の所望の検査対象箇所の放射線
断面像を得る演算手段とを有することを特徴とする放射
線検査装置。 - 【請求項2】 前記演算手段は、前記複数の放射線検出
手段間の前記放射線発生手段からの距離が異なることに
より生じる放射線透過画像の大きさを補正し、この補正
された放射線透過画像を前記各放射線検出手段が検出す
る放射線エネルギ領域に異なる特性をもたせるように補
正する補正手段を有することを特徴とする請求項1記載
の放射線検査装置。 - 【請求項3】 前記複数の放射線検出手段は第1および
第2の放射線検出手段から構成され、該放射線検出手段
は被検体を透過した放射線を2次元の光像に変換する2
次元放射線/光変換手段および該2次元放射線/光変換
手段で変換された画像を撮像する撮像手段から構成さ
れ、前記放射線フィルタ手段は前記放射線発生手段から
の被検体を透過した放射線ビームに対して傾斜して配設
されたミラー手段で構成され、前記第1の放射線検出手
段を構成する前記撮像手段は前記ミラー手段で反射され
た画像を撮像するように放射線ビーム内から外されて配
設されていることを特徴とする請求項1または2記載の
放射線検査装置。 - 【請求項4】 前記複数の放射線検出手段は、第1およ
び第2の放射線検出手段から構成され、該第1および第
2の放射線検出手段の検出特性のエネルギ領域は被検体
の放射線吸収係数の吸収端をはさむ領域であり、該第1
および第2の放射線検出手段で検出した透過画像データ
を演算することにより、画像コントラストを強調できる
ものであることを特徴とする請求項1記載の放射線検査
装置。 - 【請求項5】 前記被検体の放射線吸収係数の吸収端に
相当する放射線のエネルギ領域は約90keVであり、
半田に含まれる鉛の画像コントラストを強調できるもの
であることを特徴とする請求項4記載の放射線検査装
置。 - 【請求項6】 前記被検体の放射線吸収係数の吸収端に
相当する放射線のエネルギ領域は約30keVであり、
半田に含まれる錫の画像コントラストを強調できるもの
であることを特徴とする請求項4記載の放射線検査装
置。 - 【請求項7】 前記ミラー手段は両面ミラー手段であ
り、前記第1および第2の2次元放射線/光変換手段の
光像出力は前記両面ミラーに対向する方向であり、該両
面ミラーで反射された光像は前記第1および第2の放射
線検出手段の前記撮像手段で撮像されることを特徴とす
る請求項3記載の放射線検査装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6198571A JPH0861941A (ja) | 1994-08-23 | 1994-08-23 | 放射線検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6198571A JPH0861941A (ja) | 1994-08-23 | 1994-08-23 | 放射線検査装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0861941A true JPH0861941A (ja) | 1996-03-08 |
Family
ID=16393402
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6198571A Pending JPH0861941A (ja) | 1994-08-23 | 1994-08-23 | 放射線検査装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0861941A (ja) |
Cited By (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2008267927A (ja) * | 2007-04-19 | 2008-11-06 | Yokogawa Electric Corp | シート物理量測定装置 |
| JP2011112623A (ja) * | 2009-11-30 | 2011-06-09 | Ihi Inspection & Instrumentation Co Ltd | 2段x線検出器 |
| JP2012154734A (ja) * | 2011-01-25 | 2012-08-16 | Hamamatsu Photonics Kk | 放射線画像取得装置 |
| JP2012154733A (ja) * | 2011-01-25 | 2012-08-16 | Hamamatsu Photonics Kk | 放射線画像取得装置 |
| US9268039B2 (en) | 2011-01-25 | 2016-02-23 | Hamamatsu Photonics K.K. | Radiation image acquisition device |
| US10234406B2 (en) | 2012-07-20 | 2019-03-19 | Hamamatsu Photonics K.K. | Radiation image acquisition system |
| JP2020020730A (ja) * | 2018-08-03 | 2020-02-06 | 株式会社日立ハイテクサイエンス | X線透過検査装置及びx線透過検査方法 |
| US10859715B2 (en) | 2015-09-30 | 2020-12-08 | Hamamatsu Photonics K.K. | Radiation image acquisition system and radiation image acquisition method |
| JP2024501623A (ja) * | 2020-12-07 | 2024-01-15 | シグレイ、インコーポレイテッド | 透過x線源を用いた高スループット3d x線撮像システム |
| US12209977B2 (en) | 2023-02-16 | 2025-01-28 | Sigray, Inc. | X-ray detector system with at least two stacked flat Bragg diffractors |
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| US12480892B2 (en) | 2020-12-07 | 2025-11-25 | Sigray, Inc. | High throughput 3D x-ray imaging system using a transmission x-ray source |
| US12510677B2 (en) | 2024-01-18 | 2025-12-30 | Sigray, Inc. | Sequential array of x-ray imaging detectors |
-
1994
- 1994-08-23 JP JP6198571A patent/JPH0861941A/ja active Pending
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