JPH0862212A - タキサン環骨格をもつ化合物の検出、検定、及び単離法 - Google Patents
タキサン環骨格をもつ化合物の検出、検定、及び単離法Info
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- JPH0862212A JPH0862212A JP7130962A JP13096295A JPH0862212A JP H0862212 A JPH0862212 A JP H0862212A JP 7130962 A JP7130962 A JP 7130962A JP 13096295 A JP13096295 A JP 13096295A JP H0862212 A JPH0862212 A JP H0862212A
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- C07K16/16—Immunoglobulins [IG], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies against material from plants
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は植物供給源、或いは生物工学的供給
源のいずれであってもよいタキソール、10−デアセチ
ルバッカチンIII(DAB)或いはそれらの同族体を
検定し、また単離する方法を提供することを目的とす
る。 【構成】 サクシニル−タキソール、及びウシアルブミ
ンとコンジュゲートしたサクシニル−DABで免疫した
メンドリの卵黄から製造した多クローンIgY抗体を用
いて植物源或いは生物工学源のタキソール、10−デア
セチルバッカチンIII、或いはそれらの同族体を検定
し、また単離する。例えば、植物抽出物、細胞、又は微
生物培養培地から上記のタキサン類を選択的に分離する
為にこれらの抗体をマトリックス上に固定し、イムノア
フィニティークロマトグラフィーにより抗原であるタキ
ソール、10−デアセチルバッカチンIII、或いはそ
れらの同族体を収量良く又高純度で単離する。
源のいずれであってもよいタキソール、10−デアセチ
ルバッカチンIII(DAB)或いはそれらの同族体を
検定し、また単離する方法を提供することを目的とす
る。 【構成】 サクシニル−タキソール、及びウシアルブミ
ンとコンジュゲートしたサクシニル−DABで免疫した
メンドリの卵黄から製造した多クローンIgY抗体を用
いて植物源或いは生物工学源のタキソール、10−デア
セチルバッカチンIII、或いはそれらの同族体を検定
し、また単離する。例えば、植物抽出物、細胞、又は微
生物培養培地から上記のタキサン類を選択的に分離する
為にこれらの抗体をマトリックス上に固定し、イムノア
フィニティークロマトグラフィーにより抗原であるタキ
ソール、10−デアセチルバッカチンIII、或いはそ
れらの同族体を収量良く又高純度で単離する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はタキサン環骨格をもつ化
合物、特にタキソール及び10−デアセチルバッカチン
IIIの検出、検定及び単離に関する。
合物、特にタキソール及び10−デアセチルバッカチン
IIIの検出、検定及び単離に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】タキソ
ールはジテルペンシュウドアルカロイド複合体であり、
西洋イチイ(Taxus brevifolia)の樹
皮から抽出され、難治性の固形癌以外の癌に対して抗癌
活性を示すものであると報告されている(B.A.チャ
ブナー(Chabner),Principles a
nd Practice ofOncology 5,
1(1991))。タキソールの需要の増加にもかかわ
らず、この材料の希少性(樹皮中のタキソールの含有量
は約0.01%である)、及びその精製が困難であるが
故にその薬剤の供給は不幸にして制限されている。現時
点でのTaxus sp.の供給は、転位性卵巣癌及び
肺癌を患っている患者を治療するに十分な薬剤を供する
には不十分な状況にある。
ールはジテルペンシュウドアルカロイド複合体であり、
西洋イチイ(Taxus brevifolia)の樹
皮から抽出され、難治性の固形癌以外の癌に対して抗癌
活性を示すものであると報告されている(B.A.チャ
ブナー(Chabner),Principles a
nd Practice ofOncology 5,
1(1991))。タキソールの需要の増加にもかかわ
らず、この材料の希少性(樹皮中のタキソールの含有量
は約0.01%である)、及びその精製が困難であるが
故にその薬剤の供給は不幸にして制限されている。現時
点でのTaxus sp.の供給は、転位性卵巣癌及び
肺癌を患っている患者を治療するに十分な薬剤を供する
には不十分な状況にある。
【0003】その結果として、薬剤としてタキソールを
使用することの可能性は、新しい供給源からタキソール
を得る為に開発されている方法に懸かっている。(G.
アペンジノ(Appendino),Fitotera
pia 1,(vo1.XIV 追補)(1993)
5)。現在のところ樹皮の収穫に代わるただ一つの実際
的なものはタキソールの半合成である。一つの方法はイ
チイから、タキソールに変換することができる10−デ
アセチルバッカチンIII(DAB)の針状結晶を単離
することに基づいており、この化合物がタキソールと異
なる点はC−13位にフェニルイソセリン鎖を持たず、
またC−10位にアセチル基を有しないことである。他
のタキサス(Taxus)種の樹葉中のDABの含量は
まちまちであるが、通常太平洋イチイ(Fitoter
apia,supra)の樹皮中のタキソールの含量よ
りもより多い(10倍以上である)ことである。
使用することの可能性は、新しい供給源からタキソール
を得る為に開発されている方法に懸かっている。(G.
アペンジノ(Appendino),Fitotera
pia 1,(vo1.XIV 追補)(1993)
5)。現在のところ樹皮の収穫に代わるただ一つの実際
的なものはタキソールの半合成である。一つの方法はイ
チイから、タキソールに変換することができる10−デ
アセチルバッカチンIII(DAB)の針状結晶を単離
することに基づいており、この化合物がタキソールと異
なる点はC−13位にフェニルイソセリン鎖を持たず、
またC−10位にアセチル基を有しないことである。他
のタキサス(Taxus)種の樹葉中のDABの含量は
まちまちであるが、通常太平洋イチイ(Fitoter
apia,supra)の樹皮中のタキソールの含量よ
りもより多い(10倍以上である)ことである。
【0004】タキソール及び10−デアセチルバッカチ
ンIIIは、それぞれ次のように構造式(1)及び
(2)で示される: (1)
ンIIIは、それぞれ次のように構造式(1)及び
(2)で示される: (1)
【0005】
【化10】
【0006】(2)
【0007】
【化11】
【0008】一括してタキサン類として知られているこ
れらの化合物、それらの誘導体、及び関連化合物はタキ
サス属の植物から得られる抗癌活性を有する物質であ
る。
れらの化合物、それらの誘導体、及び関連化合物はタキ
サス属の植物から得られる抗癌活性を有する物質であ
る。
【0009】DABをタキソールに変換する幾つかの方
法が今までに報告されている(例えば、R.A.ホルト
ン(Holton),欧州特許明細書:EP400,9
71(1990):Chem.Abstr.144,1
64568q(1990)及び、I.オジマ(Ojim
a),I.ハブス(Habus),M.ザオ(Zha
o),M.ズッコ(Zucco),Y.フックパーク
(HookPark),C.ミンサン(Mingsu
n),T.ブリガウド(Brigaud),Tetra
hedoron,48,6985(1992)参照)。
さらにDABは、C−13位のヒドロキシ基を色々なア
ミノ酸誘導体でエステル修飾することができる。この形
式でのアプローチによって、所謂「タキソテル類」の製
造に導くことができ、これらのものはタキソール半合成
同族体であり、強い抗癌活性を示すものである(F.グ
エリッテ−フェルゲライン(Gueritte−Voe
lgelein),D.ゲナルド(Guenard),
F.レーベル(Lavelle),M−T.L.レゴッ
フ(LeGoff),P.ポチエール(Potie
r),J.Med.Chem.,34,992(199
1)。半合成の企画は、もし価値のあるタキソール前駆
体(例えば10−デアセチルバッカチンIII、及びバ
ッカチンIII)の含有量の高いイチイの種類を選択す
ることが可能であったならば有意に改良されていたと考
えられる。しかしタキソール及びその潜在的な前駆体が
複雑な化学構造を有している為に、化学的な、又物理化
学的な検定法はあまり有効であるとは考えられない。植
物源から純粋な形でのタキサン類の単離は煩雑なクロマ
トグラフによる分離が必要であり、その最終収量は高い
ものではない。
法が今までに報告されている(例えば、R.A.ホルト
ン(Holton),欧州特許明細書:EP400,9
71(1990):Chem.Abstr.144,1
64568q(1990)及び、I.オジマ(Ojim
a),I.ハブス(Habus),M.ザオ(Zha
o),M.ズッコ(Zucco),Y.フックパーク
(HookPark),C.ミンサン(Mingsu
n),T.ブリガウド(Brigaud),Tetra
hedoron,48,6985(1992)参照)。
さらにDABは、C−13位のヒドロキシ基を色々なア
ミノ酸誘導体でエステル修飾することができる。この形
式でのアプローチによって、所謂「タキソテル類」の製
造に導くことができ、これらのものはタキソール半合成
同族体であり、強い抗癌活性を示すものである(F.グ
エリッテ−フェルゲライン(Gueritte−Voe
lgelein),D.ゲナルド(Guenard),
F.レーベル(Lavelle),M−T.L.レゴッ
フ(LeGoff),P.ポチエール(Potie
r),J.Med.Chem.,34,992(199
1)。半合成の企画は、もし価値のあるタキソール前駆
体(例えば10−デアセチルバッカチンIII、及びバ
ッカチンIII)の含有量の高いイチイの種類を選択す
ることが可能であったならば有意に改良されていたと考
えられる。しかしタキソール及びその潜在的な前駆体が
複雑な化学構造を有している為に、化学的な、又物理化
学的な検定法はあまり有効であるとは考えられない。植
物源から純粋な形でのタキサン類の単離は煩雑なクロマ
トグラフによる分離が必要であり、その最終収量は高い
ものではない。
【0010】免疫学的な方法は、粗製の植物抽出液(前
記Fitoterapia参照)中に複合混合体として
存在するタキサン類の面倒なクロマトグラフ分析を迅速
且つ単純にする可能性があり、タキソール含有生物学的
試料の定量に好適な多クローン抗体(pAb)及び単ク
ローン抗体(mAb)が既に開発されている(M.ヤジ
リ(Jaziri),B.M.ジアロ(Diall
o),M.H.バンハーレレン(Vanhalele
n),R.J.バンハーレラン−ファストレ(Vanh
alelan−Fastre),A.ジリ(Zhir
i),A.C.ベク(Becu),J.J.ホームス
(Homes),Pharm.Belg.46,93
(1991);P.G.グロタウス(Grothau
s),T.J.G.レイボウルド(Rayboul
d),G.S.ビグナミ(Bignami),C.B.
ラゾ(Lazo),J.B.ビルネス(Byrne
s),J.Immunol.Methods,158,
5(1993),及びJ−C.ルウ(Leu),B−
X.チェン(Chen),P.B.シッフ(Schif
f),B.F.エルランゲル(Erlanger),C
ancer Research,53,1388(19
93))が、タキソール前駆体を効率良く検定する必要
性を効果的に満足させるものは全くない。
記Fitoterapia参照)中に複合混合体として
存在するタキサン類の面倒なクロマトグラフ分析を迅速
且つ単純にする可能性があり、タキソール含有生物学的
試料の定量に好適な多クローン抗体(pAb)及び単ク
ローン抗体(mAb)が既に開発されている(M.ヤジ
リ(Jaziri),B.M.ジアロ(Diall
o),M.H.バンハーレレン(Vanhalele
n),R.J.バンハーレラン−ファストレ(Vanh
alelan−Fastre),A.ジリ(Zhir
i),A.C.ベク(Becu),J.J.ホームス
(Homes),Pharm.Belg.46,93
(1991);P.G.グロタウス(Grothau
s),T.J.G.レイボウルド(Rayboul
d),G.S.ビグナミ(Bignami),C.B.
ラゾ(Lazo),J.B.ビルネス(Byrne
s),J.Immunol.Methods,158,
5(1993),及びJ−C.ルウ(Leu),B−
X.チェン(Chen),P.B.シッフ(Schif
f),B.F.エルランゲル(Erlanger),C
ancer Research,53,1388(19
93))が、タキソール前駆体を効率良く検定する必要
性を効果的に満足させるものは全くない。
【0011】また植物、又は細胞、或いは微生物培養培
地、また特に複合体及び不均一性混合物中に極少量存在
する物質を工業的な規模で抽出する場合には免疫学的方
法は煩雑なクロマトグラフ分離を迅速且つ単純化する利
点を有している。
地、また特に複合体及び不均一性混合物中に極少量存在
する物質を工業的な規模で抽出する場合には免疫学的方
法は煩雑なクロマトグラフ分離を迅速且つ単純化する利
点を有している。
【0012】哺乳動物より分離された抗タキソール及び
抗バッカチン抗体の製造は文献に報告されている(ヤン
ウエン グオ(Yanwen Guo)ら、Biol.
Chem Hoppeseyler,375,281
(1994))。しかしながらこれらの抗体は製造する
には高価であり、別の廉価な抗体の製造法を見出すこと
が急務となっている。別法の準備及び適宜な特異的抗体
の優れた供給源の準備はタキソールやそれらの前駆体を
単離する工程に於いて有用な結合剤の必要性をも満たす
ものとなるであろう。
抗バッカチン抗体の製造は文献に報告されている(ヤン
ウエン グオ(Yanwen Guo)ら、Biol.
Chem Hoppeseyler,375,281
(1994))。しかしながらこれらの抗体は製造する
には高価であり、別の廉価な抗体の製造法を見出すこと
が急務となっている。別法の準備及び適宜な特異的抗体
の優れた供給源の準備はタキソールやそれらの前駆体を
単離する工程に於いて有用な結合剤の必要性をも満たす
ものとなるであろう。
【0013】鳥類のIgY抗体、例えば卵黄から得たニ
ワトリのIgY抗体は、タキサン環骨格を持つ化合物、
例えばDAB様タキサン類の環と特異的に反応し得るこ
とが知られている。太平洋イチイ又は西洋イチイに代わ
りうるタキソール前駆体の分析方法や単離法の開発に於
いて、そのような化合物の新しい供給源の探索、及び選
択の為の試薬として、これらの抗体は有用性を持ってい
る。
ワトリのIgY抗体は、タキサン環骨格を持つ化合物、
例えばDAB様タキサン類の環と特異的に反応し得るこ
とが知られている。太平洋イチイ又は西洋イチイに代わ
りうるタキソール前駆体の分析方法や単離法の開発に於
いて、そのような化合物の新しい供給源の探索、及び選
択の為の試薬として、これらの抗体は有用性を持ってい
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】この様にして鳥類の雌、
例えばメンドリを、タキソール及び10−デアセチルバ
ッカチンIIIの適宜な免疫原結合体によって免疫化す
ることにより、動物の血液を使用することなく、又実質
的に量的な制限を受けることなくこれらの物質に特異的
な多クローン抗体を容易に製造することができることが
見出された。これらの抗体の製造、及び免疫化された鳥
類の雌の卵の卵黄中での抗体の蓄積は実際一年以上も持
続し、工業的製造価格の点でかなりの利点をもたらすも
のである。生物学的な物質からの単離の容易さは、これ
らの抗体が操作の段階、及びマトリックスに固定する場
合、抗体に弊害のある保存剤を加えないで長期間滅菌状
態を維持する為に有機溶媒を比較的高濃度に使用するに
も関わらず工業的生産上さらに有利である。この特性は
又粗抗体が最終の精製を行うまで、及び/又はいろいろ
な方面に適用されるまで長期間貯蔵することができ、そ
してまた安全に回収することが可能であることを意味す
る。
例えばメンドリを、タキソール及び10−デアセチルバ
ッカチンIIIの適宜な免疫原結合体によって免疫化す
ることにより、動物の血液を使用することなく、又実質
的に量的な制限を受けることなくこれらの物質に特異的
な多クローン抗体を容易に製造することができることが
見出された。これらの抗体の製造、及び免疫化された鳥
類の雌の卵の卵黄中での抗体の蓄積は実際一年以上も持
続し、工業的製造価格の点でかなりの利点をもたらすも
のである。生物学的な物質からの単離の容易さは、これ
らの抗体が操作の段階、及びマトリックスに固定する場
合、抗体に弊害のある保存剤を加えないで長期間滅菌状
態を維持する為に有機溶媒を比較的高濃度に使用するに
も関わらず工業的生産上さらに有利である。この特性は
又粗抗体が最終の精製を行うまで、及び/又はいろいろ
な方面に適用されるまで長期間貯蔵することができ、そ
してまた安全に回収することが可能であることを意味す
る。
【0015】免疫化に必要な抗原の量は、哺乳動物に於
いて通常使用されている量よりも遥かに少ない量(しば
しば10分の1の量)である。
いて通常使用されている量よりも遥かに少ない量(しば
しば10分の1の量)である。
【0016】本発明に従って製造された抗体は、例えば
10−デアセチルバッカチンIIIの炭素骨格をもつ化
合物と特異的に反応する能力を持っている。それ故に1
0−デアセチルバッカチンIIIとタキソールを(鳥類
の雌を特定の誘導体で免疫化する事により)識別するこ
とができる。本技術で有利に単離することができる化合
物としては10−デアセチルバッカチンIII、バッカ
チンIII、及び14−ヒドロキシ−10−デアセチル
バッカチンIIIが含まれる。
10−デアセチルバッカチンIIIの炭素骨格をもつ化
合物と特異的に反応する能力を持っている。それ故に1
0−デアセチルバッカチンIIIとタキソールを(鳥類
の雌を特定の誘導体で免疫化する事により)識別するこ
とができる。本技術で有利に単離することができる化合
物としては10−デアセチルバッカチンIII、バッカ
チンIII、及び14−ヒドロキシ−10−デアセチル
バッカチンIIIが含まれる。
【0017】同様の技術が、セファロマンニンや7−エ
ピタキソールのようなタキサン類に対する他の特定の抗
体の製造に使用することが出来、またこれらの化合物は
通常興味ある主たる生成物の不純物である。それ故本発
明は二つの主な目的を持っている。即ち上記の化合物の
免疫診断法による分析的検定、及び種々の基質よりの定
量的単離である。
ピタキソールのようなタキサン類に対する他の特定の抗
体の製造に使用することが出来、またこれらの化合物は
通常興味ある主たる生成物の不純物である。それ故本発
明は二つの主な目的を持っている。即ち上記の化合物の
免疫診断法による分析的検定、及び種々の基質よりの定
量的単離である。
【0018】本発明の主題である抗体、これは鳥類の
雌、例えばメンドリによって製造されるものであり、哺
乳動物より得られた同様な抗体と比較すると驚くべきこ
とに有利な安定な性質を持っていることが明らかになっ
ている。特に、これらの抗体は製造及び抽出の工程に使
用される通常の有機溶媒に抵抗するので水性及び非水性
の植物抽出物に使用する場合に安定である特性を持って
いる;又これらの抗体は、水とエタノールや水性アセト
ンに可溶なアルコール類のような有機溶媒との混合物中
で抗体が完全に溶解する濃度まで使用できる利点があ
る。
雌、例えばメンドリによって製造されるものであり、哺
乳動物より得られた同様な抗体と比較すると驚くべきこ
とに有利な安定な性質を持っていることが明らかになっ
ている。特に、これらの抗体は製造及び抽出の工程に使
用される通常の有機溶媒に抵抗するので水性及び非水性
の植物抽出物に使用する場合に安定である特性を持って
いる;又これらの抗体は、水とエタノールや水性アセト
ンに可溶なアルコール類のような有機溶媒との混合物中
で抗体が完全に溶解する濃度まで使用できる利点があ
る。
【0019】この様に本発明の一つの観点に従えば、タ
キサン環骨格よりなる抗原に対して抗体特異性を示すI
gYクラスの抗体を提供することである。
キサン環骨格よりなる抗原に対して抗体特異性を示すI
gYクラスの抗体を提供することである。
【0020】本発明はさらに、前記したように鳥類の雌
に該抗原で攻撃誘発し、続いてIgY抗体を産卵した卵
から単離する抗体の製造法を提供するものである。
に該抗原で攻撃誘発し、続いてIgY抗体を産卵した卵
から単離する抗体の製造法を提供するものである。
【0021】タキサン環骨格(立体化学は表さず炭素原
子のみを示す)は以下のC−20三員環構造を基本とし
ている:
子のみを示す)は以下のC−20三員環構造を基本とし
ている:
【0022】
【化12】
【0023】典型的な化合物は以下の構造で示される:
【0024】
【化13】
【0025】
【化14】
【0026】
【化15】
【0027】
【化16】
【0028】
【化17】
【0029】
【化18】
【0030】
【化19】
【0031】
【化20】
【0032】
【化21】
【0033】本発明に従って製造したIgY抗体は、タ
キサン環骨格より成る化合物を検出及び/又は検定する
為の分析試薬として有用であり、またタキサン環骨格よ
り成る化合物の単離又は精製をする為の合成試薬として
有用である。特に、DAB様タキサン類のジテルペン環
を選別出来る点では本発明のIgY類はタキソール前駆
体の新しい供給源を発見する為の数多くの植物の免疫学
的スクリーニングに使用することが出来る。
キサン環骨格より成る化合物を検出及び/又は検定する
為の分析試薬として有用であり、またタキサン環骨格よ
り成る化合物の単離又は精製をする為の合成試薬として
有用である。特に、DAB様タキサン類のジテルペン環
を選別出来る点では本発明のIgY類はタキソール前駆
体の新しい供給源を発見する為の数多くの植物の免疫学
的スクリーニングに使用することが出来る。
【0034】それ故に本発明の更なる観点は、タキサン
を含む混合物を該タキサンに対する多クローン抗体と接
触させ、続いてタキサン−抗体複合体を単離し、それか
ら該タキサンを回収し、これに使用した多クローン抗体
がIgY抗体であり、特にその抗体がメンドリの卵から
得たものであることを特徴とする該タキサンの精製法で
ある。
を含む混合物を該タキサンに対する多クローン抗体と接
触させ、続いてタキサン−抗体複合体を単離し、それか
ら該タキサンを回収し、これに使用した多クローン抗体
がIgY抗体であり、特にその抗体がメンドリの卵から
得たものであることを特徴とする該タキサンの精製法で
ある。
【0035】多クローン抗体それ自体、及びその製造に
使用される方法は、上記に示した方法を使用するもので
あり、本発明の展望内に入るものである。
使用される方法は、上記に示した方法を使用するもので
あり、本発明の展望内に入るものである。
【0036】本発明は更に混合物中、或いは生物学的流
体中のタキサン類を検定する(例えばタキサン類の存在
を検出或いは検定する)分析規模に使用することが出来
る方法を提供する。従って本発明のもう一つの観点は、
混合物中、及び生物学的流体中のタキサン類を検定する
既述の多クローン抗体を使用することを特徴とする方法
である。
体中のタキサン類を検定する(例えばタキサン類の存在
を検出或いは検定する)分析規模に使用することが出来
る方法を提供する。従って本発明のもう一つの観点は、
混合物中、及び生物学的流体中のタキサン類を検定する
既述の多クローン抗体を使用することを特徴とする方法
である。
【0037】特に本発明のもう一つの観点は生物学的流
体試料或いは培養培地中の、特に血液中のタキサン類を
検定する方法を提供することであり、この方法は該試料
を上記で示したように多クローン抗体で処理し、続いて
免疫診断法によって検定する方法を包含する。
体試料或いは培養培地中の、特に血液中のタキサン類を
検定する方法を提供することであり、この方法は該試料
を上記で示したように多クローン抗体で処理し、続いて
免疫診断法によって検定する方法を包含する。
【0038】本発明によるIgYの製造は以下で詳細に
述べる。
述べる。
【0039】〔詳細な説明〕実質的には適宜なタキサン
の誘導体、例えばタキソール、10−デアセチルバッカ
チンIII又はそれらの同族体は、4−ジメチルアミノ
ピリジンの存在下その化合物をピリジン中のコハク酸無
水物と反応させ、そしてシリカゲルカラムによるクロマ
トグラフまたはそれと同等な方法でサクシニル−タキサ
ンを分離することによって製造する。このようにして得
たサクシニルータキサンはDMSOに溶解することによ
り、文献既知の方法(B.F.エルランジャー(Erl
anger,Methods in Enzymol.
70,ハン ブナキス(VanVunakis)編集,
アカデミックプレス社,1980)によって結合させ、
そしてこのものをN−(3−ジメチルアミノプロピル)
−N−エチルカルボジイミド塩酸塩の生理食塩水溶液に
加える。生成した誘導体は再び生理食塩水中でウシ血清
アルブミンと24時間反応させ、それから蒸留水で透析
する。
の誘導体、例えばタキソール、10−デアセチルバッカ
チンIII又はそれらの同族体は、4−ジメチルアミノ
ピリジンの存在下その化合物をピリジン中のコハク酸無
水物と反応させ、そしてシリカゲルカラムによるクロマ
トグラフまたはそれと同等な方法でサクシニル−タキサ
ンを分離することによって製造する。このようにして得
たサクシニルータキサンはDMSOに溶解することによ
り、文献既知の方法(B.F.エルランジャー(Erl
anger,Methods in Enzymol.
70,ハン ブナキス(VanVunakis)編集,
アカデミックプレス社,1980)によって結合させ、
そしてこのものをN−(3−ジメチルアミノプロピル)
−N−エチルカルボジイミド塩酸塩の生理食塩水溶液に
加える。生成した誘導体は再び生理食塩水中でウシ血清
アルブミンと24時間反応させ、それから蒸留水で透析
する。
【0040】これらの結合体(conjugate)を
選ばれた鳥類の雌に投与する、例えば卵を産んでいるメ
ンドリに10−デアセチルバッカチンIII、或いはタ
キソール及び/又は他のタキサン類とウシ血清アルブミ
ンとのコンジュゲートの全量0.5mgをフロイントの
アジュバントを使用してメンドリの身体のいろいろな場
所に皮下注射し;最初の一ヵ月間おおざっぱな間隔で
0.25mgのコンジュゲートで追加免疫を行う。文献
既知の方法(ポルソン(Polson)ら、Immun
ol.Comm.,9,475,1980)に従って卵
白から卵黄を分離し、0.1M NaClを含むpH
7.5のリン酸バッファー中で破砕する。激しく攪拌し
た後、PEG(ポリエチレングリコール)を固体状態で
その懸濁液に濃度が3%になるまで加え、遠心分離す
る;沈殿は捨て、更にPEGを上澄液にその濃度が12
%になるまで加える;沈殿を遠心分離により集め、ED
TAを含むpH7.9のトリスバッファーに再溶解す
る。抗体は組成物がN−(3−ジメチルアミノプロピ
ル)−N−エチルカルボジイミド塩酸塩の存在下分離し
反応した時、血清アルブミンとタキサン誘導体が結合し
た活性化したセファローズのカラムを用いて精製する。
選ばれた鳥類の雌に投与する、例えば卵を産んでいるメ
ンドリに10−デアセチルバッカチンIII、或いはタ
キソール及び/又は他のタキサン類とウシ血清アルブミ
ンとのコンジュゲートの全量0.5mgをフロイントの
アジュバントを使用してメンドリの身体のいろいろな場
所に皮下注射し;最初の一ヵ月間おおざっぱな間隔で
0.25mgのコンジュゲートで追加免疫を行う。文献
既知の方法(ポルソン(Polson)ら、Immun
ol.Comm.,9,475,1980)に従って卵
白から卵黄を分離し、0.1M NaClを含むpH
7.5のリン酸バッファー中で破砕する。激しく攪拌し
た後、PEG(ポリエチレングリコール)を固体状態で
その懸濁液に濃度が3%になるまで加え、遠心分離す
る;沈殿は捨て、更にPEGを上澄液にその濃度が12
%になるまで加える;沈殿を遠心分離により集め、ED
TAを含むpH7.9のトリスバッファーに再溶解す
る。抗体は組成物がN−(3−ジメチルアミノプロピ
ル)−N−エチルカルボジイミド塩酸塩の存在下分離し
反応した時、血清アルブミンとタキサン誘導体が結合し
た活性化したセファローズのカラムを用いて精製する。
【0041】レジンの反応しなかった基は酢酸で飽和す
る。このようにして調製したレジンを0.5M NaC
lを含む0.1M 酢酸バッファー(pH4.5)、
0.1M 重炭酸塩(pH8.3)で繰り返し洗う。こ
れで抗体を精製する為のレジンの準備ができ、吸着され
た抗体はカラムを0.2Mのグリシン塩酸塩溶液(pH
2.5)で洗浄することにより再溶出することができ
る。
る。このようにして調製したレジンを0.5M NaC
lを含む0.1M 酢酸バッファー(pH4.5)、
0.1M 重炭酸塩(pH8.3)で繰り返し洗う。こ
れで抗体を精製する為のレジンの準備ができ、吸着され
た抗体はカラムを0.2Mのグリシン塩酸塩溶液(pH
2.5)で洗浄することにより再溶出することができ
る。
【0042】現在ではイムノアフィニティークロマトグ
ラフ法は多くの抗体を精製する為の良く知られた技術で
ある。この技術は免疫グロブリンと特定の抗原との間の
相互作用を利用するものであり、この場合の抗原はタキ
ソール、又は10−デアセチルバッカチンIII、或い
はそれらの同族体のようなタキサンである。それ故に、
これは本発明の展望を制限するものではないが、メタア
クリル構造に誘導化されたレジン、例えばAffi−p
rep Hzヒドラジド(バイオラッド社製)、或いは
エイビッドクロムス(Avidchroms)のような
ヒドラジン基を含むレジンカラムが抗体を固定する支持
マトリックスとして使用される。これらのレジンは免疫
グロブリンの酸化された炭水化物のヒドラゾンのような
安定な環を形成する能力を持っている。この免疫グロブ
リンは他の供給源からの抗体と比較すると酸化可能な炭
水化物部分が特に豊富である。
ラフ法は多くの抗体を精製する為の良く知られた技術で
ある。この技術は免疫グロブリンと特定の抗原との間の
相互作用を利用するものであり、この場合の抗原はタキ
ソール、又は10−デアセチルバッカチンIII、或い
はそれらの同族体のようなタキサンである。それ故に、
これは本発明の展望を制限するものではないが、メタア
クリル構造に誘導化されたレジン、例えばAffi−p
rep Hzヒドラジド(バイオラッド社製)、或いは
エイビッドクロムス(Avidchroms)のような
ヒドラジン基を含むレジンカラムが抗体を固定する支持
マトリックスとして使用される。これらのレジンは免疫
グロブリンの酸化された炭水化物のヒドラゾンのような
安定な環を形成する能力を持っている。この免疫グロブ
リンは他の供給源からの抗体と比較すると酸化可能な炭
水化物部分が特に豊富である。
【0043】マトリックス上に固定された抗体は、対応
した抗原と結合した後に文献記載の通常の方法で処理
し、抗原を回収し、カラムを再生する。抗原の回収に
は、pH2.5のバッファー、例ええグリシン/HCl
を含んだ水性ジオキサン或いは水性脂肪族アルコールが
通常使用される。アフィニティークロマトグラフィーの
マトリックスの供給者によって通常推奨される他の技術
もまた使用することができる。
した抗原と結合した後に文献記載の通常の方法で処理
し、抗原を回収し、カラムを再生する。抗原の回収に
は、pH2.5のバッファー、例ええグリシン/HCl
を含んだ水性ジオキサン或いは水性脂肪族アルコールが
通常使用される。アフィニティークロマトグラフィーの
マトリックスの供給者によって通常推奨される他の技術
もまた使用することができる。
【0044】分析学的な展望に関する限り、上記の方法
は、上記の化合物を1から100ngを含む薬剤(タキ
ソールが好ましい)を投与した後、植物抽出液、培養培
地、及びプラズマ中の抗原の量を検定するのに使用する
ことができる。
は、上記の化合物を1から100ngを含む薬剤(タキ
ソールが好ましい)を投与した後、植物抽出液、培養培
地、及びプラズマ中の抗原の量を検定するのに使用する
ことができる。
【0045】他の態様として、本発明による方法は他の
免疫診断法、例えば競合阻害酵素免疫検定法(CIEI
A)によって検定することが出来る。
免疫診断法、例えば競合阻害酵素免疫検定法(CIEI
A)によって検定することが出来る。
【0046】工業的な製造の観点に関する限り、本発明
の主題であるタキサン類は抽出操作によって水性アルコ
ール抽出物として直接「捕捉する」ことが出来る。例え
ば植物バイオマスを、50%までに水で希釈された、好
ましくは約40%に希釈されたエタノール又はメタノー
ルで抽出することによって得られる。この溶媒は全ての
タキサン類を抽出し、タキサス属の気孔部分に特に高濃
度に含まれる葉緑素及び他の色素のような望ましくない
物質は抽出しないという利点をもっている。
の主題であるタキサン類は抽出操作によって水性アルコ
ール抽出物として直接「捕捉する」ことが出来る。例え
ば植物バイオマスを、50%までに水で希釈された、好
ましくは約40%に希釈されたエタノール又はメタノー
ルで抽出することによって得られる。この溶媒は全ての
タキサン類を抽出し、タキサス属の気孔部分に特に高濃
度に含まれる葉緑素及び他の色素のような望ましくない
物質は抽出しないという利点をもっている。
【0047】これらの抽出物は更なる精製工程を必要と
せずただ単に濾過すれば十分であり、特異性イムノアフ
ィニティーカラムによってカラムクロマトグラフ精製す
ることができる。溶媒に対して、また操作中のpHに対
して、本発明に従って得られた抗体が強い抵抗性を示す
為に、これらのカラムは少なくとも100回連続的に繰
り返して使用することが出来る。腫瘍学的に興味のある
他のタキサン類と同様タキソール、及び10−デアセチ
ルバッカチンIIIは、同様な方法で製造した所望の抗
原を用いてこの方法により製造することができる。
せずただ単に濾過すれば十分であり、特異性イムノアフ
ィニティーカラムによってカラムクロマトグラフ精製す
ることができる。溶媒に対して、また操作中のpHに対
して、本発明に従って得られた抗体が強い抵抗性を示す
為に、これらのカラムは少なくとも100回連続的に繰
り返して使用することが出来る。腫瘍学的に興味のある
他のタキサン類と同様タキソール、及び10−デアセチ
ルバッカチンIIIは、同様な方法で製造した所望の抗
原を用いてこの方法により製造することができる。
【0048】この意味において、この方法は通常のクロ
マトグラフ法、例えばシリカゲルカラム、或いは高圧逆
相工業カラムでは分離することが困難なタキサン不純物
を分離するのに特に有用であり;又その高い特異性によ
り、イムノアフィニティークロマトグラフ法はタキソー
ルを7−エピータキソール、或いはセファロマンニンの
様なその異性体、又は類似体より分離することができ;
また、10−デアセチルバッカチンIII、及び14−
ヒドロキシバッカチンの分離にも使用することが出来
る。
マトグラフ法、例えばシリカゲルカラム、或いは高圧逆
相工業カラムでは分離することが困難なタキサン不純物
を分離するのに特に有用であり;又その高い特異性によ
り、イムノアフィニティークロマトグラフ法はタキソー
ルを7−エピータキソール、或いはセファロマンニンの
様なその異性体、又は類似体より分離することができ;
また、10−デアセチルバッカチンIII、及び14−
ヒドロキシバッカチンの分離にも使用することが出来
る。
【0049】当然のことながらこの方法は、植物体中に
極少量存在する既述の化合物を植物種から純粋な状態で
得るのに使用することが出来る。
極少量存在する既述の化合物を植物種から純粋な状態で
得るのに使用することが出来る。
【0050】通常工業的に使用されるタキサス属の種
は、タキサス バッカタ(Taxusbaccat
a)、T.ブレビフォリア(brevifolia)、
T.ワリキアナ(wallichiana)、T.ヒッ
クシ(hicksi)、T.カナデンシス(canad
ensis)、T.ヒアマネンシス(hiamanen
sis)、T.ピラミダリス(piramidali
s)、及び選ばれた変種である。
は、タキサス バッカタ(Taxusbaccat
a)、T.ブレビフォリア(brevifolia)、
T.ワリキアナ(wallichiana)、T.ヒッ
クシ(hicksi)、T.カナデンシス(canad
ensis)、T.ヒアマネンシス(hiamanen
sis)、T.ピラミダリス(piramidali
s)、及び選ばれた変種である。
【0051】本発明をより詳細に説明する為に以下に種
々の実施例を示す。
々の実施例を示す。
【0052】
実施例1: タキサス バッカタの抽出物からタキソー
ルの単離に有用な抗タキソール多クローン抗体で活性化
されたマトリックスの製造: 〔抗原の製造〕0.067mmolの4−ジメチルアミ
ノピリジンの存在下ピリジン中で0.9mmolのタキ
ソールとベンジルアルコールを1.4mmolの無水コ
ハク酸と反応させた。この全体を室温で7時間維持し
た。反応混合物を減圧下低温で濃縮乾固し、サクシニル
タキソールをクロロホルム−メタノール(85:15)
の混合物を溶出剤として使用するシリカゲルクロマトグ
ラフによって単離した(収量70%)。分光スペクトル
データよりその誘導体は、2’−サクシニルタキソール
であった。
ルの単離に有用な抗タキソール多クローン抗体で活性化
されたマトリックスの製造: 〔抗原の製造〕0.067mmolの4−ジメチルアミ
ノピリジンの存在下ピリジン中で0.9mmolのタキ
ソールとベンジルアルコールを1.4mmolの無水コ
ハク酸と反応させた。この全体を室温で7時間維持し
た。反応混合物を減圧下低温で濃縮乾固し、サクシニル
タキソールをクロロホルム−メタノール(85:15)
の混合物を溶出剤として使用するシリカゲルクロマトグ
ラフによって単離した(収量70%)。分光スペクトル
データよりその誘導体は、2’−サクシニルタキソール
であった。
【0053】〔抗原とウシ血清アルブミンとの結合〕3
0mgの2’−サクシニルタキソールを攪拌しながら
0.9%のNaCl中の1−エチル−3−(ジメチルア
ミノプロピル)カルボジイミドの溶液に加えた。この混
合物を室温で24時間放置して反応させ、それから生理
食塩水中の120mgのウシ血清アルブミンと更に24
時間反応させた。この反応混合物を更に36時間蒸留水
で透析して試薬を除去した。
0mgの2’−サクシニルタキソールを攪拌しながら
0.9%のNaCl中の1−エチル−3−(ジメチルア
ミノプロピル)カルボジイミドの溶液に加えた。この混
合物を室温で24時間放置して反応させ、それから生理
食塩水中の120mgのウシ血清アルブミンと更に24
時間反応させた。この反応混合物を更に36時間蒸留水
で透析して試薬を除去した。
【0054】〔抗体を精製する基質の製造〕50mgの
ウシ血清アルブミンをCNBrで活性化したセファロー
ズと反応させ、それからこの全体を上記で製造した2’
−サクシニルタキソールと100mgのN’−(3−ジ
メチルアミノプロピル)−N−エチルカルボジイミド塩
酸塩の存在下pH5−6で12時間反応させた。レジン
上の過剰の反応しなかった基は酢酸で飽和した;それか
らレジンは0.5M NaClを含んだ0.1M酢酸バ
ッファー(pH4.5)、0.1M NaHCO3で洗
った。このレジンをイムノアフィニティー分離に使用す
るときは0.2Mグリシン/HClバッファー(pH
2.5)で洗った。
ウシ血清アルブミンをCNBrで活性化したセファロー
ズと反応させ、それからこの全体を上記で製造した2’
−サクシニルタキソールと100mgのN’−(3−ジ
メチルアミノプロピル)−N−エチルカルボジイミド塩
酸塩の存在下pH5−6で12時間反応させた。レジン
上の過剰の反応しなかった基は酢酸で飽和した;それか
らレジンは0.5M NaClを含んだ0.1M酢酸バ
ッファー(pH4.5)、0.1M NaHCO3で洗
った。このレジンをイムノアフィニティー分離に使用す
るときは0.2Mグリシン/HClバッファー(pH
2.5)で洗った。
【0055】〔メンドリの免疫化、及び抗体の製造〕1
0羽の卵を産んでいるメンドリに皮下で数カ所にウシ血
清アルブミンと結合したタキソールを合計0.5mgフ
ロイントのアジュバントを用いて注射した;この操作
を、15日後、21日後に繰り返した。30日目から卵
の収集を始めた。60個の卵を潰し、卵黄を卵白から分
離し、卵白は捨てた。卵黄は0.1MのNaClを含む
2倍量の0.01Mリン酸バッファー(pH7.5)中
で均一化した。激しく攪拌しながらPEG6000を加
え、その濃度を3%(w/v)にした;懸濁液はそれか
ら20分、13,000gで遠心分離し、沈殿を除去し
た。激しく攪拌しながらPEG6000を上澄液に加
え、濃度を12%にした。懸濁液を遠心分離し、抗体を
含む固体を集めた。この固体をEDTA及び安定剤とし
てNaN3を含む50mMトリスバッファー中に再溶解
した。抗体はこの溶液を、抗原を含む上記のレジン上を
通過させることにより精製した。抗体は使用時0.2M
グリシン/HC1バッファー(pH2.5)で再溶出し
た。
0羽の卵を産んでいるメンドリに皮下で数カ所にウシ血
清アルブミンと結合したタキソールを合計0.5mgフ
ロイントのアジュバントを用いて注射した;この操作
を、15日後、21日後に繰り返した。30日目から卵
の収集を始めた。60個の卵を潰し、卵黄を卵白から分
離し、卵白は捨てた。卵黄は0.1MのNaClを含む
2倍量の0.01Mリン酸バッファー(pH7.5)中
で均一化した。激しく攪拌しながらPEG6000を加
え、その濃度を3%(w/v)にした;懸濁液はそれか
ら20分、13,000gで遠心分離し、沈殿を除去し
た。激しく攪拌しながらPEG6000を上澄液に加
え、濃度を12%にした。懸濁液を遠心分離し、抗体を
含む固体を集めた。この固体をEDTA及び安定剤とし
てNaN3を含む50mMトリスバッファー中に再溶解
した。抗体はこの溶液を、抗原を含む上記のレジン上を
通過させることにより精製した。抗体は使用時0.2M
グリシン/HC1バッファー(pH2.5)で再溶出し
た。
【0056】〔抗タキソール多クローン抗体のマトリッ
クス固定〕0.05M酢酸ナトリウム(pH5)で平衡
化したヒドラジド基を持つエイビソド−クロム(Avi
d−Chrom)カラムを,過ヨウ素酸ナトリウムで前
酸化(上記のように精製した抗体30mgを0.05M
酢酸ナトリウム溶液30mlに溶解し、そして10mM
の過ヨウ素酸ナトリウムで酸化)した抗体の溶液で、マ
トリックスと抗体溶液を約1時間放置して反応させる方
法で処理した。最後にカラムは0.02Mリン酸バッフ
ァー(pH7.4)で洗浄し過剰の未反応の抗体を除い
た。
クス固定〕0.05M酢酸ナトリウム(pH5)で平衡
化したヒドラジド基を持つエイビソド−クロム(Avi
d−Chrom)カラムを,過ヨウ素酸ナトリウムで前
酸化(上記のように精製した抗体30mgを0.05M
酢酸ナトリウム溶液30mlに溶解し、そして10mM
の過ヨウ素酸ナトリウムで酸化)した抗体の溶液で、マ
トリックスと抗体溶液を約1時間放置して反応させる方
法で処理した。最後にカラムは0.02Mリン酸バッフ
ァー(pH7.4)で洗浄し過剰の未反応の抗体を除い
た。
【0057】〔タキサス バッカタの抽出物からタキソ
ールの単離〕細断したタキサス バッカタの葉100g
を35%水性エタノールで徹底的にタキソールを抽出し
た(溶媒約2L)。この抽出液を濾過した後、上記で調
製したエイビッド−クロムカラム20mlに通過させ
た。カラムは12.6mgのタキソールを固定した。こ
の量は事前に葉中のタキソールをHPLCで検定した量
と同じであった。タキソールは、グリシン/HC1バッ
ファー(pH2.5)を含むジオキサン−水(1:1)
の混合溶液で洗うことによってカラムから分離した。タ
キソールはメチレンクロリドでカラムから溶出し、そし
てアルコールから結晶化した。タキソールの純度は99
%以上であった。
ールの単離〕細断したタキサス バッカタの葉100g
を35%水性エタノールで徹底的にタキソールを抽出し
た(溶媒約2L)。この抽出液を濾過した後、上記で調
製したエイビッド−クロムカラム20mlに通過させ
た。カラムは12.6mgのタキソールを固定した。こ
の量は事前に葉中のタキソールをHPLCで検定した量
と同じであった。タキソールは、グリシン/HC1バッ
ファー(pH2.5)を含むジオキサン−水(1:1)
の混合溶液で洗うことによってカラムから分離した。タ
キソールはメチレンクロリドでカラムから溶出し、そし
てアルコールから結晶化した。タキソールの純度は99
%以上であった。
【0058】実施例2: タキサス バッカタの抽出物
から10−デアセチルバッカチンIIIの単離に有用な
抗10−デアセチルバッカチンIII多クローン抗体を
含む活性化したマトリックスの製造: 特異性抗体、及びイムノアフィニティーカラムは、抗原
が異なる以外は実施例1に記載と同じ工程及び方法で製
造した。該抗原は次の様にして製造した:
から10−デアセチルバッカチンIIIの単離に有用な
抗10−デアセチルバッカチンIII多クローン抗体を
含む活性化したマトリックスの製造: 特異性抗体、及びイムノアフィニティーカラムは、抗原
が異なる以外は実施例1に記載と同じ工程及び方法で製
造した。該抗原は次の様にして製造した:
【0059】〔10−サクシニル−10−デアセチルバ
ッカチンIIIの製造〕0.067mmolの4−ジメ
チルアミノピリジンの存在下0.9mmolの10−デ
アセチルバッカチンIIIをピリジン中の1.4mmo
lの無水コハク酸と反応させた。この全体を室温で7時
間維持した。反応混合物を減圧下低温で濃縮乾固し、そ
れからCHCl3/イソプロパノール(7:3)を溶出
液とするシリカゲルクロマトグラフにより10−デアセ
チルバッカチンIII誘導体を単離した。分光分析デー
タに依ると、この誘導体は10−サクシニルバッカチン
IIIであった。
ッカチンIIIの製造〕0.067mmolの4−ジメ
チルアミノピリジンの存在下0.9mmolの10−デ
アセチルバッカチンIIIをピリジン中の1.4mmo
lの無水コハク酸と反応させた。この全体を室温で7時
間維持した。反応混合物を減圧下低温で濃縮乾固し、そ
れからCHCl3/イソプロパノール(7:3)を溶出
液とするシリカゲルクロマトグラフにより10−デアセ
チルバッカチンIII誘導体を単離した。分光分析デー
タに依ると、この誘導体は10−サクシニルバッカチン
IIIであった。
【0060】〔タキサス ワリキアナ(Taxus w
allichiana)の抽出物か10−デアセチルバ
ッカチンIIIの分離〕100gのタキサス ワリキア
ナの細断した葉からタキサン類を45%水性エタノール
(約2.8L)で十分に抽出した。最初の量の2/3に
濃縮し、濾過した後、この抽出物を前記のタキソールの
項で記載したエイビッド−クロムカラム60mlに通し
た。このカラムは30.5mgの10−デアセチルバッ
カチンIIIを固定した。この量は事前に葉中の10−
デアセチルバッカチンIIIをHPLCで検定した量の
95%であった。この10−デアセチルバッカチンII
Iはグリシン/HClバッファー(pH2.5)を含む
ジオキサン/水(2:1)の混合溶液で洗って切り離し
た。このジテルペンは水で希釈した後、カラム溶出液か
らメチレンクロリドで抽出し、そしてメタノールから結
晶化した。このようにして得た10−デアセチルバッカ
チンIIIの純度は99%以上であった。
allichiana)の抽出物か10−デアセチルバ
ッカチンIIIの分離〕100gのタキサス ワリキア
ナの細断した葉からタキサン類を45%水性エタノール
(約2.8L)で十分に抽出した。最初の量の2/3に
濃縮し、濾過した後、この抽出物を前記のタキソールの
項で記載したエイビッド−クロムカラム60mlに通し
た。このカラムは30.5mgの10−デアセチルバッ
カチンIIIを固定した。この量は事前に葉中の10−
デアセチルバッカチンIIIをHPLCで検定した量の
95%であった。この10−デアセチルバッカチンII
Iはグリシン/HClバッファー(pH2.5)を含む
ジオキサン/水(2:1)の混合溶液で洗って切り離し
た。このジテルペンは水で希釈した後、カラム溶出液か
らメチレンクロリドで抽出し、そしてメタノールから結
晶化した。このようにして得た10−デアセチルバッカ
チンIIIの純度は99%以上であった。
【0061】実施例3: 競合阻害免疫検定(CIEI
A)によるヒト血清中の10−デアセチルバッカチンI
IIの検定: 30ngの10−デアセチルバッカチンIII−BSA
コンジュゲートをミクロ滴定プレートのウエルに付着さ
せた。CIEIA検定の為に10−デアセチルバッカチ
ンIII抗原の倍々希釈(0.1ng/mlから10μ
g/ml)したものをその抗体、α−10−デアセチル
バッカチンIII IgY(2.3μg/ml)と混合
した(両者とも同じバッファーで1:50で希釈したP
BS−T及び血清溶液)。前培養した後、100μlの
これらの溶液を付着抗原と競合させる為にウエル中で1
時間37°Cでインキュベートした。この条件下ではP
BS−T溶液でIC50が0.7ngを与える競合抗原
の量は、1:50希釈血清が存在する場合と同じであっ
た。
A)によるヒト血清中の10−デアセチルバッカチンI
IIの検定: 30ngの10−デアセチルバッカチンIII−BSA
コンジュゲートをミクロ滴定プレートのウエルに付着さ
せた。CIEIA検定の為に10−デアセチルバッカチ
ンIII抗原の倍々希釈(0.1ng/mlから10μ
g/ml)したものをその抗体、α−10−デアセチル
バッカチンIII IgY(2.3μg/ml)と混合
した(両者とも同じバッファーで1:50で希釈したP
BS−T及び血清溶液)。前培養した後、100μlの
これらの溶液を付着抗原と競合させる為にウエル中で1
時間37°Cでインキュベートした。この条件下ではP
BS−T溶液でIC50が0.7ngを与える競合抗原
の量は、1:50希釈血清が存在する場合と同じであっ
た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // A61K 39/395 D (72)発明者 フランコ エム ベナンジィ イタリア国 62032 カメリノ エムシー ロカリタ エス マルセロ 29
Claims (28)
- 【請求項1】 タキサン環骨格よりなる抗原に対して抗
体特異性であるIgYクラスの抗体。 - 【請求項2】 抗原が下記に示す構造式: 【化1】 【化2】 【化3】 【化4】 【化5】 【化6】 【化7】 【化8】 【化9】 の中の一つである請求項1記載の抗体。
- 【請求項3】 抗原がタキソール又はタキソール前駆体
である請求項1又は2記載の抗体。 - 【請求項4】 抗原が10−デアセチルバッカチンII
Iである請求項3記載の抗体。 - 【請求項5】 抗体がメンドリのIgYである前請求項
のいずれかに記載の抗体。 - 【請求項6】 該抗原で鳥類の雌を攻撃誘発し、その鳥
類が産卵した卵よりIgY抗体を単離することを包含す
る前請求項のいずれかに記載の抗体を製造する方法。 - 【請求項7】 タキサン環骨格よりなる化合物を検出及
び/又は検定するための分析試薬として請求項1から5
のいずれかに記載の抗体を使用する方法。 - 【請求項8】 タキサン環骨格よりなる化合物を単離又
は精製する分取用試薬として請求項1から5のいずれか
に記載の抗体を使用する方法。 - 【請求項9】 タキサンを含有する混合物を、鳥類、特
にメンドリより得られたものであることを特徴とする該
タキサンに対する多クローン抗体で処理し、つづいてタ
キサン−抗体複合体を単離し、タキサンを回収すること
を包含するタキサンの精製法。 - 【請求項10】 該多クローン抗体をイムノアフィニテ
ィークロマトグラフ法のクロマトグラフ支持体上に固定
化することを特徴とする請求項9記載の精製法。 - 【請求項11】 該クロマトグラフの支持体が、ヒドラ
ジン基で誘導体化されたメタアクリル構造をもつレジン
であることを特徴とする請求項9記載の精製法。 - 【請求項12】 該支持体の溶出をpH2.5で緩衝化
されたジオキサン又は脂肪族アルコールの水性混合物で
効果的にすることを特徴とする請求項11記載の精製
法。 - 【請求項13】 溶出剤がグリシン/HC1で緩衝化さ
れたジオキサン及び水の混合物であることを特徴とする
請求項12記載の精製法。 - 【請求項14】 混合物がタキサス バッカタ(Tax
us baccata)、T.ブレビフォリア(bre
vifolia)、T.ワリキアナ(wallichi
ana)、T.ヒックシ(hicksi)、T.カナデ
ンシス(canadensis)、T.ヒアマネンシス
(hiamanensis)、T.ピラミダリス(pi
ramidalis)よりなる群より選ばれたタキサス
(Taxus)属の種より得られた抽出物であることを
特徴とする請求項9記載の精製法。 - 【請求項15】 単離されたタキサンが、タキソール、
10−デアセチルバッカチンIII、14−ヒドロキシ
−10−デアセチルバッカチンIII、セファロマンニ
ン、19−ヒドロキシ−10−デアセチルバッカチンI
II,及び7−エピタキソールよりなる群より選ばれた
ものであることを特徴とする請求項9から14のいずれ
かに記載の精製法。 - 【請求項16】 単離されたタキサンがタキソールであ
り、そして溶出剤がグリシンでpH2.5に緩衝された
ジオキサンと水1:1の混合物であることを特徴とする
請求項9から14のいずれかに記載の精製法。 - 【請求項17】 単離されたタキサンが10−デアセチ
ルバッカチンIIIであり、そして溶出剤がグリシン/
HC1でpH2に緩衝された2:1/ジオキサン:水の
混合溶液であることを特徴とする請求項9から15のい
ずれかに記載の精製法。 - 【請求項18】 抗タキサン多クローン抗体の製造法
が; a) サクシニル−タキサン−アルブミン複合体により
メンドリを免疫化し; b) 該メンドリの卵黄から抗体を単離する; ことを特徴とする卵黄から抗タキサン多クローン抗体を
製造する方法。 - 【請求項19】 該サクシニル−タキサンがサクシニル
タキソールであり、又該アルブミンがウシ血清アルブミ
ンであることを特徴とする請求項18記載の製造法。 - 【請求項20】 該サクシニル−タキサンがサクシニル
−10−デアセチルバッカチンIIIであり、又該アル
ブミンがウシ血清アルブミンであることを特徴とする請
求項18記載の製造法。 - 【請求項21】 多クローン抗体が請求項18から20
のいずれかに記載の製造法によって得られる多クローン
抗体。 - 【請求項22】 混合物及び生物学的流動体中のタキソ
ンの単離及び検定する為の請求項21記載の抗体の使用
法。 - 【請求項23】 該検定がイムノアフィニティークロマ
トグラフィー法、或いは競合阻害酵素免疫検定法(CI
EIA)によってなされることを特徴とする請求項22
記載の抗体の使用法。 - 【請求項24】 検定試料が多クローン抗体で、請求項
21記載の方法で処理してタキサン−抗体複合体を得、
そして、該タキサンを該複合体から検定することを特徴
とする生物学的流動体或いは培地の試料中のタキサン類
を検定する方法。 - 【請求項25】 該生物学的流動体が血液であることを
特徴とする請求項24記載の検定法。 - 【請求項26】 該タキサンの検定法が、該抗体がクロ
マトグラフの支持体に結合するイムノアフィニティーク
ロマトグラフィーにより効果的になされるものであるこ
とを特徴とする請求項24又は請求項25記載の検定
法。 - 【請求項27】 該タキサンの検定法が競合阻害酵素免
疫検定法によって効果的になされることを特徴とする請
求項24又は請求項25記載の検定法。 - 【請求項28】 タキサンがタキソール又は10−デア
セチルバッカチンIIIであることを特徴とする請求項
24から請求項27のいずれかに記載の検定法。
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